JPH08143981A - 焼結操業方法 - Google Patents

焼結操業方法

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JPH08143981A
JPH08143981A JP31260894A JP31260894A JPH08143981A JP H08143981 A JPH08143981 A JP H08143981A JP 31260894 A JP31260894 A JP 31260894A JP 31260894 A JP31260894 A JP 31260894A JP H08143981 A JPH08143981 A JP H08143981A
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JP
Japan
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sintering
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sinter
amount
ore
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JP31260894A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimakawa
義明 島川
Akikazu Nakasaki
昭和 中崎
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結反応の焼結完了点を正確に把握し、これ
に基づいて焼結機中に装入される焼結鉱原料自体の性状
を制御することにより、成品歩留の高い焼結鉱の焼結操
業方法を提供する。 【構成】 ドラムミキサー18により造粒された焼結鉱
原料16を、焼結機20のパレット19上に装入して、
焼結層12を形成させて焼結する焼結操業方法におい
て、焼結機20の排鉱部13から排出される焼結層12
の温度分布を測定して、温度が1100℃以下である部
分の面積比率を90%以上とするように、ドラムミキサ
ー18へ添加する注水量、生石灰量、または粉コークス
量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高炉に装入して使用され
る焼結鉱の焼結操業方法に関し、さらに詳しくは、歩留
低下の要因となる焼結機排鉱部焼結層中の未焼結層を減
少させて成品歩留を大幅に向上することのできる焼結操
業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼結鉱原料は焼結機中での焼結反応によ
り、溶融状態を経て焼結機の末端の排鉱部から排出され
るが、この際、焼結反応が完了していない赤熱帯が焼結
層中に残留しており、この赤熱帯の残留比率が高いまま
に排出された焼結鉱は粒度の細かい粉状物の比率が高く
なって、焼結鉱の成品歩留が低下する。
【0003】このため、前記焼結層中の赤熱帯の残留比
率を減少させるために、例えば、特開平4−19391
5号公報には、焼結鉱原料の装入口にパレット幅方向に
分割された昇降可能な通気棒を設け、排鉱部に設けたモ
ニタで焼結機から排出される焼結層の断面を撮影して赤
熱比を計算し、その赤熱比を予め定めてある目標赤熱比
となるように前記通気棒の深度を調整する技術が示され
ている。また、特開平1−191751号公報には、原
料装入部で幅方向に多分割ゲートを設け、排鉱部におけ
る赤熱層の厚さの偏差が少なくなるように、前記多分割
ゲートを制御する技術が示され、特開昭59−6668
5号公報には、画像計測器により、焼結層面の明部と暗
部との境界位置を検出して演算を行う監視装置の技術が
示され、また、特開昭58−126935号公報には、
ITV装置で焼結層の照度を検出して、画像分析装置に
より、赤熱部の比率を計算してこれに基づいて通気量調
整装置を作動させて焼結鉱原料の装入口の充填密度を調
整する技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
技術はいずれも焼結層縦断面における単なる明暗の差で
赤熱帯と暗部とを判別して、その赤熱帯の面積比率等で
焼結完了点を判定しているが、前記赤熱帯には既に焼結
反応の完了した1100℃〜800℃間の領域が含まれ
ているために、焼結反応の完了点を正確に把握すること
が困難である。従って、この不正確なデータに基づい
て、機械的な手段によって焼結層の性状を変化させるた
めに、成品歩留のばらつきや低下に結びつく場合が多か
った。また、特開平4−193915号公報、特開平1
−191751号公報、特開昭58−126935号公
報に示されている、通気棒、多分割ゲートあるいは通気
量調整装置等を機械的に作動させて、赤熱帯の厚さを制
御する方法では、変化させた作動量に対応する赤熱帯の
厚みの変化量が微少すぎて、実際の赤熱帯の厚みの制御
は極めて困難であり、しかもこのように赤熱帯を制御し
たにも関わらず、成品歩留のばらつきは大きくなるとい
う問題点があった。本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、焼結反応の焼結完了点を正確に把握
し、これに基づいて焼結機中に装入される焼結鉱原料自
体の性状を制御することにより、成品歩留の高い焼結鉱
の焼結操業方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の焼結操業方法は、ドラムミキサーにより造粒され
た焼結鉱原料を、焼結機のパレット上に装入して焼結層
を形成させて焼結する焼結操業方法において、前記焼結
機の排鉱部から排出される前記焼結層の温度分布を測定
して、温度が1100℃以下の部分の面積比率を90%
以上とするように、前記ドラムミキサーへ添加する注水
量、生石灰量、または粉コークス量を制御するように構
成されている。
【0006】ここで、ドラムミキサーは回転するドラム
の中で焼結鉱原料を撹拌混合しながら必要な粒度の造粒
された焼結鉱原料を得るための装置である。温度が11
00℃以下となる部分の面積は、排鉱部における焼結層
の層断面の温度分布を放射温度計等によって測定し、画
像解析等の方法により算出する。前記温度の測定は焼結
層中の各点での温度値が与えられるものならば、前記放
射温度計の他に、例えば、熱電対等を採用してもよい。
ドラムミキサーに添加する注水量、生石灰量、または粉
コークス量の制御は、予め測定してある前記各量と、排
鉱部焼結層における温度が1100℃以下の部分の面積
比率との関係によって、各量を調整することにより行
う。また粉コークスとは粒径を5mm以下に粉砕したコ
ークス原料をいうものとする。
【0007】
【作用】高炉に装入される焼結鉱の原料となる焼結鉱原
料は、鉄鉱石、石灰石、コークス及び生石灰等を含有す
る。焼結鉱は、これらの焼結鉱原料をそれぞれ粒度調整
した後、秤量混合し、ドラムミキサーで造粒処理され、
焼結機中で焼結させて製造される。そして前記焼結鉱
は、高炉内での還元反応を良好に維持するために必要な
強度と粒度を持たせることが重要となる。通常、焼結鉱
の粒度は2mm以上が必要となるが、焼結反応において
は、焼結が完了しないままで排出される焼結鉱があるた
めに、これが粒径2mm未満の粉状物となって使用でき
ないために、焼結鉱の成品歩留が低下する要因となって
いる。
【0008】本発明者等は、焼結機から排出される直前
における焼結層中の温度を測定することにより、焼結完
了点を正確に把握し、このデータに基づいて装入される
焼結鉱原料の通気特性等の調整を行えば、焼結鉱の成品
歩留の変動を抑えて、生産性を向上できるという知見に
基づいて本発明を完成させるに至ったものである。本発
明者等が実際に焼結機排鉱部における焼結層の温度を測
定してみると、いわゆる輝度の高い赤熱帯の温度は、8
00℃〜1450℃もの広範囲な領域に分布しているこ
とが分かった。一方、焼結完了点は焼結層が最高温度に
昇温後、温度降下域に入り焼結層の凝固が完了する温度
であり、その温度は約1100℃である。従って、単に
輝度の高い赤熱帯によって焼結完了点を判定した場合に
は、前記赤熱帯には既に焼結反応の完了した1100℃
〜800℃間の領域が含まれているために、焼結反応の
完了点を正確に把握することができない。従って、請求
項1記載の焼結操業方法においては、放射温度計等によ
り、排鉱部における焼結層の表層から下層に至る断面の
温度を正確に測定して、焼結完了点である1100℃以
下となる焼結層の面積比率が全焼結層の90%以上にな
るように、焼結機中に装入される焼結鉱原料の特性を制
御する。ここで、上述の判定において、焼結層縦断面の
90%以上の面積比率としたのは、90%未満である
と、図2に示されるように焼結鉱の成品歩留が著しく低
下する他、焼結鉱成品の品質(強度)が低下する等の理
由による。また、本発明においては、焼結完了点である
1100℃以下の部分の面積を制御するものであるか
ら、前記面積の上限は100%であり、このような状態
での歩留は83%以上を安定して達成できる。
【0009】焼結機中における焼結反応は、点火炉で点
火された焼結層中の焼結鉱原料が次第に溶融しながら焼
結反応が進行し、最終的に凝固して完了するが、この焼
結反応は焼結層の上部より送入される空気によりコーク
スが酸化燃焼することにより起こる。そこで、焼結層の
通気特性が不均一であると、この空気の焼結層への吸入
に不均一性が生じて排鉱部における焼結層の温度分布の
差となって現れる。請求項1記載の焼結操業方法におい
ては、焼結鉱原料の通気特性を焼結鉱原料の造粒を行う
ドラムミキサーでの添加注水量、生石灰量、または粉コ
ークス量等の条件を変化させて焼結層の通気特性を調整
して、排鉱部焼結層の温度分布の制御を行う。従って、
焼結反応の正確なデータに基づく制御であるため、この
ように制御された条件における焼結鉱の成品歩留は、変
動が少なく、かつ高水準を維持することができる。
【0010】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る焼結操業方
法を適用した装置の概略説明図、図2は排鉱部焼結層の
1100℃以下の部分の面積比率と焼結鉱成品歩留との
関係を示す図、図3はドラムミキサーに添加する注水量
と排鉱部焼結層の1100℃以下の部分の面積比率との
関係を示した図、図4は生石灰量と排鉱部焼結層の11
00℃以下の部分の面積比率との関係を示した図、図5
は粉コークス量と排鉱部焼結層の1100℃以下の部分
の面積比率との関係を示した図である。
【0011】図1に示す焼結鉱の操業方法を適用した装
置の概要を説明すると、該装置は、原料ホッパー10、
ドラムミキサー18、装入ホッパー11、焼結機20中
の焼結パレット19及び放射温度計14とにより、大き
く構成されている。ここで、焼結鉱の原料となる生石
灰、粉コークス、鉄鉱石及びその他の副原料をそれぞれ
貯蔵した原料ホッパー10が配置されており、これら原
料ホッパー10の下部に設けられた原料供給口には前記
原料の供給量を制御するための原料切り出し装置22が
取り付けられている。そして前記原料切り出し装置22
は、演算器15からの信号によってベルトコンベア21
への原料供給量が制御されるように構成されている。
【0012】ドラムミキサー18は内径4m、長さ20
mの傾斜させた鋼製円筒からなり、最大6回/分の速度
で該円筒を回転させて、前記の各原料を回転混合させる
と同時にドラムミキサー18内の上部から吹き出される
水によって、配合調整された原料の造粒を行うようにな
っている。また、ドラムミキサー18内への注水量は流
量制御弁23によって制御され、この流量制御弁23へ
の制御信号は演算器15より送られるよう構成されてい
る。ドラムミキサー18内で造粒された原料はベルトコ
ンベア21aを介して、装入ホッパー11内に供給され
た後、装入ホッパー11の下部に設けた原料切り出し装
置22aを介して、パレット19上に装入される。そし
て焼結機20において焼結処理が行われる。ここで、焼
結機20は、焼結点火温度1000℃、有効機長120
m、パレット幅4m、パレット移送速度3.0m/分、
パレット19上の焼結層12の厚み550mmのDL式
焼結機を使用した。そして焼結された原料が排出される
排鉱部13を臨む、焼結機20の端末部分には、放射温
度計14が取り付けられており、排鉱部13の焼結層1
2の全断面積の温度分布を測定できるように配置されて
いる。そして、放射温度計14からの温度データは、焼
結機20の外部に設けられた演算器15に取り込まれ、
演算器15内で画像解析等のデータ処理が行われ、予め
組み込まれてあるプログラムに従って、必要な制御信号
をドラムミキサー18内への注水量を制御する流量制御
弁23及び原料切り出し装置22に送る様に構成されて
いる。
【0013】以上の様に構成された焼結装置において、
各原料ホッパー10に装入された焼結鉱原料16をベル
トコンベア21上に原料切り出し量を調整して、鉄鉱石
量80Wt%、生石灰量3Wt%、粉コークス量4Wt%、石
灰石量13Wt%となるようにして、ドラムミキサー18
内に13t/分の装入速度で装入した。ここで、ドラム
ミキサー18の回転速度は6回/分で、スプレーノズル
17からの注水量は7kg/tとした。そして、ドラム
ミキサー18によって粒径約2.8mmに造粒した焼結
鉱原料16を装入ホッパー11を介してパレット19上
に装入した。このようにして、排鉱部13における焼結
層12の温度分布を放射温度計14によって測定したと
ころ、温度が1100℃以下の部分の面積比率は70%
であった。そして、上記の操業条件における成品歩留は
80%と低率であり、生産性は31t/(d・m2 )、
焼結鉱強度は90%、粉コークス原単位は48kg/t
であった。ここで焼結鉱強度は、所定粒度の焼結鉱を所
定距離から鉄板上に自由落下させたときに、破壊しない
で残る焼結鉱の比率で表示したものである。そこで、実
際に操業を行って予め求めてある図3、図4、図5に示
す1100℃以下の面積比率と各制御要素との関係によ
って、面積比率が最大となるようにして、ドラムミキサ
ー18内への注水量を10〜14kg/t、生石灰量を
1.8〜2.3Wt%、粉コークス量を4.3〜4.6Wt
%の範囲で調整して、粒径約2.8〜3.2mmに造粒
した焼結鉱原料を焼結することにより、前記面積比率を
90%に保持して操業を行った。このようにして得られ
た成品歩留は84%であり、生産性は32t/(d・m
2 )、焼結鉱強度は92%、粉コークス原単位は46k
g/tとなって、いずれも1100℃以下の部分の面積
比率が70%であった操業と較べて優れた結果が得ら
れ、1100℃以下の部分の面積比率を90%以上とな
るように調整することによって、成品歩留の変動を抑制
することができた。以上の説明においては、排鉱部にお
ける焼結層の1100℃以下の面積比率と各制御要素と
の関係によって、手動で制御を行ったが、この制御を演
算器中に予め設定してあるプログラムに従って実行させ
ることも可能である。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の焼結操業方法において
は、焼結反応の焼結完了点を正確に把握し、これに基づ
いて焼結機中に装入される焼結鉱原料自体の性状を制御
することにより、成品歩留の変動を少なくして成品歩留
の高い焼結鉱の焼結が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る焼結操業方法を適用し
た装置の概略説明図である。
【図2】排鉱部焼結層の1100℃以下の部分の面積比
率と焼結鉱成品歩留との関係を示す図である。
【図3】ドラムミキサーに添加する注水量と排鉱部焼結
層の1100℃以下の部分の面積比率との関係を示した
図である。
【図4】生石灰量と排鉱部焼結層の1100℃以下の部
分の面積比率との関係を示した図である。
【図5】粉コークス量と排鉱部焼結層の1100℃以下
の部分の面積比率との関係を示した図である。
【符号の説明】
10 原料ホッパー 11 装入ホッパー 12 焼結層 13 排鉱部 14 放射温度計 15 演算器 16 焼結鉱原料 17 スプレーノズル 18 ドラムミキサー 19 パレット 20 焼結機 21 ベルトコンベア 21a ベルトコンベア 22 原料切り出し装置 22a 原料切り出し装置 23 流量制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムミキサーにより造粒された焼結鉱
    原料を、焼結機のパレット上に装入して焼結層を形成さ
    せて焼結する焼結操業方法において、 前記ドラムミキサーへ添加する注水量、生石灰量、また
    は粉コークス量を制御して、前記焼結機の排鉱部から排
    出される前記焼結層の温度分布を測定し、温度が110
    0℃以下である部分の面積比率を90%以上としたこと
    を特徴とする焼結操業方法。
JP31260894A 1994-11-21 1994-11-21 焼結操業方法 Withdrawn JPH08143981A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280837A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Nippon Steel Corp 焼結鉱の品質制御方法
CN102853675A (zh) * 2012-10-09 2013-01-02 李兴文 一种铁矿粉烧结雾化喷淋装置

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Effective date: 20020205