JPH0814413A - 弁の密封装置 - Google Patents

弁の密封装置

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JPH0814413A
JPH0814413A JP14345894A JP14345894A JPH0814413A JP H0814413 A JPH0814413 A JP H0814413A JP 14345894 A JP14345894 A JP 14345894A JP 14345894 A JP14345894 A JP 14345894A JP H0814413 A JPH0814413 A JP H0814413A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が単純、簡単で操作が容易であると共
に、信頼性が高く経済的な弁の密封装置を提供する。 【構成】 ボール弁の外殻となる本体内側に設けた弁座
と、この弁座と協働して流体の密封を行なう弁子とを有
するボール弁の密封装置において、作動流体の圧力を受
けて膨出し流体の密封を行なう膨出部又は作動流体の圧
力による力を受けて移動し流体の密封を行なう移動部を
有する弁座及び/又は弁子と、作動流体を密閉した密閉
体の一端部を押圧して、膨出部に作動流体の圧力を与え
又は移動部に作動流体の圧力による力を与える加圧手段
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流路の途中、始
まり或いは終わりに設ける弁であって、該弁の弁座と弁
子とが協働して前記流体の密封を行なう密封装置、特
に、ボール弁の弁座と弁子の密封装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、流体の流路の途中、始まり或いは
終わりに設けるボール弁としては、例えば、図16に示
すようなボール弁60が知られている(実公昭58−1
1975号公報)。このボール弁60は、弁子61が球
形状をなし、この球形状弁子61の中心軸を通る一方向
に連通孔68が穿設され、弁子61をステム62に取り
付けられたハンドル62aを回動することにより、その
連通孔68の向きを変えて、流路67、67の流体の流
れを密封するものである。弁子61には弁座63、6
3′が密着し、弁座63、63′は弁座ホルダー64、
64′によって保持されている。弁座ホルダーのうち片
方の弁座ホルダー64は、くさび機構65によって流路
方向69に移動可能に支持されている。くさび機構65
は、一対の調節リング66、66′を有し、その接触面
70によって互いにスライド可能になっており、調節ね
じ棒71の回動による調節ねじ71aの作用によって調
節リング66を接触面70に沿って移動させるので、弁
座63は弁座ホルダー64を介して弁子61に押しつけ
られ、流体の漏洩を防止し、密封するものである。
【0003】一方、図17に示すボール弁74は、流体
輸送管75、75を連結するためのフランジ部76、7
6を備えた弁箱77に、流路形成用貫通孔78を穿設し
た弁体79に連設の弁棒80、80を回転自在に軸架す
ると共に、弁棒80、80の一方を弁箱77外に突出し
て弁開閉機構81を連動連結してあり、もって、前記開
閉機構81の操作に伴う弁体79の回転により、弁体側
シート82を弁箱側シート83に密接させる状態と、前
記貫通孔78を管路に連通する状態とに切替え、流体の
輸送並びに輸送停止を図るべくボール弁74を構成した
ものである(特開昭56−109957号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ボール弁60においては、弁子61と弁座63を圧着し
たままの状態で、ハンドル62aを操作することにより
弁子61を回転しようとすると、弁子61と弁座63と
の間の摩擦力に抗して弁子61を回転することになるの
で、 弁開閉時の操作トルクが大きく、動力が過大にな
る。
【0005】 弁子及び弁座の摺動面が摩耗したり、
摺動面に有害な傷をつける。
【0006】 保守に手間がかかる。
【0007】等の問題点があった。
【0008】一方、後者のボール弁74においては、弁
開放時に弁体側シート82を弁箱側シート83から離し
て、弁体79を回転するので、確かに弁開閉時の操作ト
ルクが小さくなるが、次のような問題点があった。
【0009】 機構が複雑となり、製作上極めて高度
な製作技術が必要である。
【0010】 弁の信頼性を長期間維持することが困
難である。
【0011】 経済的に高価である。
【0012】本発明の目的は、流体の流路の途中、始ま
り或いは終わりに設ける弁において、構造が単純、簡単
で操作が容易であると共に、信頼性が高く経済的な弁の
密封装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、該弁の外殻となる本体内側に設けた弁座
と、該弁座と協働して前記流体の密封を行なう弁子とを
有する弁の密封装置において、該弁の密封装置は、作動
流体の圧力を受けて膨出し前記流体の密封を行なう膨出
部を有する前記弁座及び/又は弁子と、前記作動流体に
圧力をかける加圧手段とを備えたことである。
【0014】更に、本発明は、該弁の外殻となる本体内
側に設けた弁座と、該弁座と協働して前記流体の密封を
行なう弁子とを有する弁の密封装置において、該弁の密
封装置は、作動流体の圧力による力を受けて移動し前記
流体の密封を行なう移動部を有する前記弁座及び/又は
弁子と、前記作動流体に圧力をかける加圧手段とを備え
たことである。
【0015】更に、上記発明のいずれかにおいて、前記
加圧手段は、前記作動流体を密閉した密閉体の一端部を
押圧して、前記膨出部に作動流体の圧力を与え又は前記
移動部に作動流体の圧力による力を与えるものである。
【0016】そして、上記発明のいずれかにおいて、前
記弁はボール弁であることである。
【0017】
【作用】本発明の弁の密封装置によれば、作動流体の圧
力を受けて膨出し流体の密封を行なう膨出部を有する弁
座及び/又は弁子と、この作動流体に圧力をかける加圧
手段とを備えたので、弁の開放状態である流体流路の上
流側と下流側とが連通している状態から、弁の弁子を回
転して弁子の閉止状態位置で、上記加圧手段により作動
流体に圧力を加えると、弁座及び/又は弁子の膨出部は
膨出し、弁子及び/又は弁座に接触し互いに押圧する。
従って、弁子と弁座は流体の密封を行なう。弁を開放す
る時には、加圧手段の加圧を止めて減圧すると、弁座及
び/又は弁子の膨出部は縮小し、弁子と弁座とは接触圧
が低下すると共に、弁子と弁座は接触圧が小さい状態で
接しているか、離れるので、弁子は容易に回動し、流路
の上流側と下流側とは連通する。
【0018】又、弁座と協働して流体の密封を行なう弁
子とを有する弁の密封装置において、作動流体の圧力に
よる力を受けて移動し流体の密封を行なう移動部を有す
る弁座及び/又は弁子と、この作動流体に圧力をかける
加圧手段とを備えたので、弁の開放状態である流体流路
の上流側と下流側とが連通している状態から、弁の弁子
を回転して弁子の閉止状態位置で、上記加圧手段により
作動流体に圧力を加えると、弁座及び/又は弁子の移動
部は、作動流体の圧力による力を受けて移動し、弁子及
び/又は弁座に接触し互いに押圧する。従って、弁子と
弁座は流体の密封を行なう。弁を開放する時には、加圧
手段の加圧を止めて作動流体の圧力による力を減ずる
と、弁座及び/又は弁子の移動部は後退し、弁子と弁座
とは接触圧が低下すると共に、弁子と弁座は接触圧が小
さい状態で接しているか、離れるので、弁子は容易に回
転し、流路の上流側と下流側とは連通する。
【0019】更に、上記発明のいずれかにおいて、加圧
手段は、作動流体を密閉した密閉体の一端部を押圧し
て、膨出部に作動流体の圧力を与え又は移動部に作動流
体の圧力による力を与えるものであるので、作動流体を
密閉した密閉体の一端部を押圧すると、内部の作動流体
は圧縮され、圧力の上昇となって即座に弁子又は/弁座
の膨出部に圧力を与え又は移動部にこの圧力による力を
与え、弁子と弁座とは互いに密着し、流体の密封を行な
う。従って、非常に単純、簡単な装置で弁子及び/又は
弁座の膨出部又は移動部の加圧乃至移動が可能になる。
【0020】そして、上記発明のいずれかにおいて、弁
はボール弁であるので、構造が単純で操作が容易である
と共に、信頼性が高く経済的なボール弁の密封装置を提
供することが可能になる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る弁の密封装置の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る弁
の密封装置の第1実施例を示す断面図、図2は図1の I
−I 線一部省略平断面図、図3は図1における弁子の膨
出部、弁座及び加圧手段の一部省略拡大断面図、図4は
加圧手段の他の実施例を示す一部省略正面図、図5〜9
は弁子の膨出部の第2〜6実施例を示す一部省略断面
図、図10、11は他の弁の密封装置の第7、8実施例
を示す一部省略断面図、図12は弁座側に膨出部を設け
た第9実施例を示す一部省略断面図、図13は弁子側に
移動部を設けた第10実施例を示す一部省略断面図、図
14は弁座側に移動部を設けた第11実施例を示す一部
省略断面図、図15は弁子の他の実施例を示し、(A)
は球形面状の弁子、(B)は円錐面状の弁子、(C)は
円環状の弁子、(D)は円筒面状の弁子、をそれぞれ示
す。
【0022】図1、2は、本発明に係る弁の密封装置の
第1実施例を示す断面図及び平断面図である。第1実施
例の弁の密封装置1は、流体の流路に設けるボール弁4
であって、このボール弁4の外殻となる本体5の内側に
設けた弁座6と、この弁座6と協働して流体の密封を行
なう弁子20とを有する弁の密封装置において、このボ
ール弁の密封装置1は、作動流体49の圧力を受けて膨
出し流体の密封を行なう膨出部である膨張リング22を
有する弁子20と、膨張リング22に圧力をかける加圧
手段46とを備えたものである。
【0023】ボール弁4の弁子20は、中央に流体を連
通させる連通管34と、この連通管34に固定され流路
の上流側40a及び下流側40bと垂直方向に設けた支
片35a、35bと、支片35a、35bに直角方向に
固定された支片36、36と、支片36、36にボルト
38、38で固定された支持体37、37とを有してい
る。支持体37、37には、弁座6、6に当接する部分
に膨出部である膨張リング22、22が設けられてい
る。支片35aは、操作棒43に固定され、支片35b
は下部支軸44に軸支されている。操作棒43の中心に
は、後述の加圧手段の圧力配管51を挿通させる孔が設
けられ、操作棒43の外側は、図示していないシール材
を介してボール弁1の本体5に支持されている。
【0024】図3は、図1における弁子の膨張リング2
2、弁座6及び加圧手段46の一部省略拡大断面図であ
る。膨張リング22は、管継手50及び圧力配管51を
介して加圧手段46の密閉体47の一端部48に接続さ
れている。一端部48は剛体枠54の中に納められ、加
圧ブロック53によって加圧可能に形成されている。一
方、弁座6は弁座支持枠9内に納められ、弁座支持枠9
は、Oリング10を介してボール弁1の本体5に収納さ
れている。本第1実施例の支持体37と弁座6の互いに
対面する面39、39は平行に形成され、膨張リング2
2の先端面22′も同様の平行面となっている。
【0025】以上の構造を有する第1実施例のボール弁
の密封装置1は、次のように作用する。即ち、図1〜3
において、ボール弁4の開放状態である流体流路の上流
側40aと下流側40bとが連通している状態から、ボ
ール弁4の弁子20を回転して弁子20の閉止状態位置
で、上記加圧手段46の加圧ブロック53により密閉体
47の一端部48を押圧し密閉体47に力を加えると、
作動流体49の圧力が高まり、弁子20の支持体37か
ら膨張リング22が膨出して、膨張リング22の先端面
22′と弁座6の当接面12が互いに平行に接触し互い
に押圧する。従って、弁子20と弁座6は流体の密封を
行なう。弁を開放する時には、加圧手段46の加圧ブロ
ック53による一端部48の押圧を止めると瞬時に減圧
し、弁子20の膨張リング22は縮小して弁子20と弁
座6とは接触圧が低下すると共に、弁子20と弁座6は
接触圧が小さい状態で接しているか、離れるので、操作
棒43を回動操作することにより、弁子20は容易に回
動し、弁子20の連通管34は流路と平行になり、流路
の上流側40aと下流側40bとは連通する。
【0026】図4は、上記加圧手段46の他の実施例を
示す一部省略正面図である。加圧手段46の密閉体47
の一端部48が、ダイアフラム55に形成されている実
施例を示す。図示しない加圧ブロックその他の加圧方法
によって、一端部48を押圧すると、内部の作動流体4
9の圧力が増し、図示しない膨出部を加圧する。
【0027】図5は、弁子の膨出部21の第2実施例を
示す一部省略断面図である。第2実施例の弁子膨出部2
1は、支持体37にダイアフラムリング23を押さえリ
ング26及びねじ27によって固定したもので、図示し
ない加圧手段で作動流体49を加圧すると、ダイアフラ
ムリング23は弁座6側に膨出し、弁子20と弁座6は
流体を密封する。
【0028】図6は、図5に相当する弁子の膨出部21
の第3実施例を示す一部省略断面図である。本第3実施
例の膨出部21である膨張リング22の先端面22′
は、弁座6の当接面12とは平行に形成されておらず、
膨張リング22の膨出による変形によって、支持体37
と弁座6の間隙42を埋めるように膨出し、流体の密封
を行なうものである。
【0029】図7は、図5に相当する弁子の膨出部21
の第4実施例を示す一部省略断面図である。第4実施例
の膨出部21は、第1実施例の場合と同じく、膨張リン
グ22となっている。しかも、この膨張リング22は、
ダイアフラム式となっており、膨出を容易にすると共
に、その量も大きくすることが可能である。
【0030】図8は、図5に相当する弁子の膨出部21
の第5実施例を示す一部省略断面図である。第5実施例
の膨出部21は、その外側に保護タイヤ24を有してお
り、図示しない弁座との反復接触においても内部の膨張
リング22を保護する役目を有する。
【0031】図9は、図5に相当する弁子の膨出部21
の第6実施例を示す一部省略断面図である。第6実施例
の膨出部21の先端部28は、溶接部29、29におい
て、リング状に支持体37に溶接されている。作動流体
49に圧力が加わると、膨出部の先端部28は膨出し、
弁座6を押圧するので、流体の密封を行なう。
【0032】図10は、弁の密封装置1の第7実施例を
示す一部省略断面図である。第7実施例の弁の密封装置
1は、弁子20の内部が中空部30になっており、中空
部30は加圧手段の圧力配管51と接続されている。図
示しない加圧手段の一端部を押圧する等して、作動流体
に圧力を加えると、中空部30の圧力が高まり、弁子2
0は全体に膨張して、弁座6を押圧するので、流体の密
封を行なうことが出来る。
【0033】図11は、図10に相当する弁の密封装置
1の第8実施例を示す一部省略断面図である。第8実施
例の弁の密封装置1は、図10に示した第7実施例の弁
の密封装置1と基本的には同じものであるが、弁座6に
対面する弁子20の部分に薄肉部25を有しており、第
7実施例と同じく、弁子20の中空部30の作動流体に
圧力を加えると、弁子20全体が膨出すると共に、薄肉
部25が破線で示したように、更に大きく膨出し、弁の
密封作用を確実にするものである。
【0034】図12は、弁座側に膨出部7を設けた第9
実施例を示す一部省略断面図である。第9実施例の弁の
密封装置1は、弁座6を膨張リング11とし、図示しな
い加圧手段により膨張リング11を加圧すると、膨張リ
ング11の先端部8が膨出し、弁子20を押圧するの
で、流体の密封を行なうことが出来る。
【0035】図13は、弁子側に弁座6と協働して流体
の密封を行なう移動部31を設けた第10実施例を示す
一部省略断面図である。第10実施例の弁の密封装置1
は、弁子20側に図示しない加圧手段によって加圧され
るダイアフラム55と、ダイアフラム55を収容するス
ラストリング56と、支持体37に設けられたリンク式
ピストン32と、リンク式ピストン32とダイアフラム
55とを接続する継手57を有している。リンク式ピス
トン32の外側面及び内側面にはピストンリング33、
33が嵌挿されている。従って、図示しない加圧手段に
よってダイアフラム55が加圧されると、ダイアフラム
55は図の右方に移動し、継手57を介してリンク式ピ
ストン32を弁座6に押圧するので、流体の密封を行な
うことが出来る。
【0036】図14は、弁座側に移動部14を設けた第
11実施例を示す一部省略断面図である。第11実施例
の弁の密封装置1は、弁座6側に図示しない加圧手段に
よって加圧され、弁座支持枠9内に設けられたリンク式
ピストン15及び弁座6とを有している。リンク式ピス
トン15の外側面及び内側面にはピストンリング16、
16が嵌挿されている。従って、図示しない加圧手段に
よってリンク式ピストン15後部の作動流体49が加圧
されると、リンク式ピストン15は図の左方に移動し、
弁座6を弁子20に押圧するので、流体の密封を行なう
ことが出来る。
【0037】図13、14に示したような構造の実施例
を採用することによって、本発明の弁の密封装置は、更
に設計の自由度を増し、流体の種類、物性、使用条件等
に適した弁の密封装置を提供することが可能になる。
【0038】図15は、弁子の他の実施例を示し、
(A)は球形面状の弁子、(B)は円錐面状の弁子、
(C)は円環状の弁子、(D)は円筒面状の弁子をそれ
ぞれ示す。弁子は球形面だけに限らず、球形面をもった
弁子と同様の効果を持つ弁子の回動に支障を起こさない
面、例えば円錐面や円環面或いは円筒面を採用して本発
明の弁の密封装置を組付けることもできるので、弁子の
構造設計の自由度が広がり、更に最適設計及び経済性の
高い弁の密封装置を提供出来る。
【0039】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、作動流体の圧力を受け
て膨出し流体の密封を行なう膨出部を有する弁座及び/
又は弁子と、この作動流体に圧力をかける加圧手段とを
備えたので、弁の操作力が小さく、操作が容易であると
共に、構造が単純、簡単で故障の恐れが少ない。更に、
信頼性が高く、経済的な弁の密封装置である。
【0041】又、本発明は、弁座と協働して流体の密封
を行なう弁子とを有する弁の密封装置において、作動流
体の圧力による力を受けて移動し流体の密封を行なう移
動部を有する弁座及び/又は弁子と、この作動流体に圧
力をかける加圧手段とを備えたので、上記発明と同様の
効果があると共に、弁子と弁座の設計の自由度が向上す
る。
【0042】更に、上記発明のいずれかにおいて、加圧
手段は、作動流体を密閉した密閉体の一端部を押圧し
て、膨出部に作動流体の圧力を与え又は移動部に作動流
体の圧力による力を与えるものであるので、上記発明の
いずれかの効果に加え、弁子と弁座との流体の密封の応
答が速く、利用の巾が広がる。
【0043】そして、上記発明のいずれかにおいて、弁
はボール弁であるので、上記発明のいずれかの効果に加
え、構造が単純、簡単で操作が容易であると共に、信頼
性が高く経済的なボール弁の密封装置を提供することが
可能になる。
【0044】尚、弁子は球形面だけに限らず、球形面を
もった弁子と同様の効果を持つ弁子の回動に支障を起こ
さない面、例えば円錐面や円環面或いは円筒面を採用し
て本発明の弁の密封装置を組付けることもできるので、
弁子の構造設計の自由度が広がり、更に最適設計及び経
済性の高い弁の密封装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弁の密封装置の第1実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の I−I 線一部省略平断面図である。
【図3】図1における弁子の膨出部、弁座及び加圧手段
の一部省略拡大断面図である。
【図4】加圧手段の他の実施例を示す一部省略正面図で
ある。
【図5】弁子の膨出部の第2実施例を示す一部省略断面
図である。
【図6】図5に相当する弁子の膨出部の第3実施例を示
す一部省略断面図である。
【図7】図5に相当する弁子の膨出部の第4実施例を示
す一部省略断面図である。
【図8】図5に相当する弁子の膨出部の第5実施例を示
す一部省略断面図である。
【図9】図5に相当する弁子の膨出部の第6実施例を示
す一部省略断面図である。
【図10】弁の密封装置の第7実施例を示す一部省略断
面図である。
【図11】図10に相当する第8実施例を示す一部省略
断面図である。
【図12】弁座側に膨出部を設けた第9実施例を示す一
部省略断面図である。
【図13】弁子側に移動部を設けた第10実施例を示す
一部省略断面図である。
【図14】弁座側に移動部を設けた第11実施例を示す
一部省略断面図である。
【図15】弁子の他の実施例を示し、(A)は球形面状
の弁子、(B)は円錐面状の弁子、(C)は円環状の弁
子、(D)は円筒面状の弁子、をそれぞれ示す断面図で
ある。
【図16】従来技術に係る弁の密封装置を示した断面図
である。
【図17】従来技術に係る他の弁の密封装置を示した断
面図である。
【符号の説明】
1 弁の密封装置 4 ボール弁 5 本体 6 弁座 7、21 膨出部 14、31 移動部 20 弁子 46 加圧手段 47 密閉体 48 一端部 49 作動流体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁の外殻となる本体内側に設けた弁座
    と、該弁座と協働して前記流体の密封を行なう弁子とを
    有する弁の密封装置において、該弁の密封装置は、作動
    流体の圧力を受けて膨出し前記流体の密封を行なう膨出
    部を有する前記弁座及び/又は弁子と、前記作動流体に
    圧力をかける加圧手段とを備えたことを特徴とする弁の
    密封装置。
  2. 【請求項2】 弁の外殻となる本体内側に設けた弁座
    と、該弁座と協働して前記流体の密封を行なう弁子とを
    有する弁の密封装置において、該弁の密封装置は、作動
    流体の圧力による力を受けて移動し前記流体の密封を行
    なう移動部を有する前記弁座及び/又は弁子と、前記作
    動流体に圧力をかける加圧手段とを備えたことを特徴と
    する弁の密封装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記加圧手段
    は、前記作動流体を密閉した密閉体の一端部を押圧し
    て、前記膨出部に作動流体の圧力を与え又は前記移動部
    に作動流体の圧力による力を与えるものであることを特
    徴とする弁の密封装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    弁はボール弁であることを特徴とする弁の密封装置。
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