JPH0814423B2 - 電気温水器の沸上げ制御装置 - Google Patents
電気温水器の沸上げ制御装置Info
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- JPH0814423B2 JPH0814423B2 JP1348191A JP1348191A JPH0814423B2 JP H0814423 B2 JPH0814423 B2 JP H0814423B2 JP 1348191 A JP1348191 A JP 1348191A JP 1348191 A JP1348191 A JP 1348191A JP H0814423 B2 JPH0814423 B2 JP H0814423B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力料金が時間帯別
料金制度である場合において、湯量不足の事態が発生し
難く、しかも、運転経費を最少にすることができる電気
温水器の沸上げ制御装置に関する。
料金制度である場合において、湯量不足の事態が発生し
難く、しかも、運転経費を最少にすることができる電気
温水器の沸上げ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気温水器は、いわゆる深夜電力
利用機器であって、あらかじめ定められた深夜電力通電
時間帯、たとえば深夜23時から翌朝7時までの時間帯
にのみ、電源が供給されるようになっている。しかし、
これでは、その他の一般負荷は常時通電がなされるため
に、積極的に昼間の電力需要を抑え、夜間の電力需要を
換起することができず、電力負荷を平準化する効果も、
必ずしも十分に達成することができなかった。
利用機器であって、あらかじめ定められた深夜電力通電
時間帯、たとえば深夜23時から翌朝7時までの時間帯
にのみ、電源が供給されるようになっている。しかし、
これでは、その他の一般負荷は常時通電がなされるため
に、積極的に昼間の電力需要を抑え、夜間の電力需要を
換起することができず、電力負荷を平準化する効果も、
必ずしも十分に達成することができなかった。
【0003】そこで、常時通電形の電気温水器が検討さ
れている。この場合の電気温水器は、他の一般負荷と全
く同様に常時通電が行なわれる一方、電力料金体系は、
たとえば、従来の深夜電力通電時間帯に相当する夜間時
間帯は、それ以外の昼間時間帯よりも低額に設定され、
このような料金体系は、時間帯別料金制度と呼ばれてい
る。ただし、昼間時間帯の料金は、逆に、従来の一般負
荷の電力料金よりいくぶん割高に設定されるものとす
る。
れている。この場合の電気温水器は、他の一般負荷と全
く同様に常時通電が行なわれる一方、電力料金体系は、
たとえば、従来の深夜電力通電時間帯に相当する夜間時
間帯は、それ以外の昼間時間帯よりも低額に設定され、
このような料金体系は、時間帯別料金制度と呼ばれてい
る。ただし、昼間時間帯の料金は、逆に、従来の一般負
荷の電力料金よりいくぶん割高に設定されるものとす
る。
【0004】一方、従来の電気温水器は、深夜電力を利
用して、あらかじめ設定した沸上げ温度となるようにタ
ンク内に湯を沸かし、その湯を昼間使用するものであ
る。そこで、使用湯量が日によって増減すると、時とし
て湯量が不足する事態を生じることがあるが、その場合
であっても、深夜電力通電時間帯が到来しない限り、電
源が供給されないために、いわゆる追焚きができず、湯
を追加することが全くできないという重大な欠点があっ
た。時間帯別料金制度のもとでは、電気温水器は常時通
電がなされるから、随時追焚きが可能であり、思わぬ使
用湯量の増加にも簡単に対応することができるという利
点がある。
用して、あらかじめ設定した沸上げ温度となるようにタ
ンク内に湯を沸かし、その湯を昼間使用するものであ
る。そこで、使用湯量が日によって増減すると、時とし
て湯量が不足する事態を生じることがあるが、その場合
であっても、深夜電力通電時間帯が到来しない限り、電
源が供給されないために、いわゆる追焚きができず、湯
を追加することが全くできないという重大な欠点があっ
た。時間帯別料金制度のもとでは、電気温水器は常時通
電がなされるから、随時追焚きが可能であり、思わぬ使
用湯量の増加にも簡単に対応することができるという利
点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、必要に応じて昼間時間帯における追加沸上げが
随時可能であるとはいうものの、実際には、一定量の湯
の沸上げには一定の時間を要するから、たとえば、風呂
湯として湯を使用しているときに湯切れを生じると、使
用者は、極めて深刻な不快感を抱くことになるという問
題が避けられなかった。
ときは、必要に応じて昼間時間帯における追加沸上げが
随時可能であるとはいうものの、実際には、一定量の湯
の沸上げには一定の時間を要するから、たとえば、風呂
湯として湯を使用しているときに湯切れを生じると、使
用者は、極めて深刻な不快感を抱くことになるという問
題が避けられなかった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、湯の使用量が最も集中する特定の時間
帯を設定し、その時間帯における過去の使用量に基づ
き、指定時刻までにタンク内の保有熱量を目標熱量に確
保することによって、湯量不足の事態が発生する機会を
最少にするとともに、最も経済的な沸上げ動作を簡単に
実現することができる電気温水器の沸上げ制御装置を提
供することにある。
術の問題に鑑み、湯の使用量が最も集中する特定の時間
帯を設定し、その時間帯における過去の使用量に基づ
き、指定時刻までにタンク内の保有熱量を目標熱量に確
保することによって、湯量不足の事態が発生する機会を
最少にするとともに、最も経済的な沸上げ動作を簡単に
実現することができる電気温水器の沸上げ制御装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、タンクの平均温度上昇に基づ
き、1日の特定の時間帯における使用量を演算して記憶
するデータ集積手段と、データ集積手段からの過去の時
間帯使用量データに基づき、昼間時間帯における自動追
加沸上げ用の目標熱量を決定する追加沸上げ手段と、昼
間時間帯において、指定時刻までにタンク内の保有熱量
が追加沸上げ手段からの目標熱量となるようにヒータを
通電するヒータ制御手段とを備えることをその要旨とす
る。
めのこの発明の構成は、タンクの平均温度上昇に基づ
き、1日の特定の時間帯における使用量を演算して記憶
するデータ集積手段と、データ集積手段からの過去の時
間帯使用量データに基づき、昼間時間帯における自動追
加沸上げ用の目標熱量を決定する追加沸上げ手段と、昼
間時間帯において、指定時刻までにタンク内の保有熱量
が追加沸上げ手段からの目標熱量となるようにヒータを
通電するヒータ制御手段とを備えることをその要旨とす
る。
【0008】なお、データ集積手段は、タンクの平均温
度上昇に基づき、終日の使用量を演算して記憶する一
方、データ集積手段からの過去の終日使用量データに基
づき、夜間時間帯における沸上げ温度を算出する夜間沸
上げ手段を付設し、ヒータ制御手段は、夜間時間帯にお
いて、夜間沸上げ手段からの沸上げ温度に従ってヒータ
を通電することができる。
度上昇に基づき、終日の使用量を演算して記憶する一
方、データ集積手段からの過去の終日使用量データに基
づき、夜間時間帯における沸上げ温度を算出する夜間沸
上げ手段を付設し、ヒータ制御手段は、夜間時間帯にお
いて、夜間沸上げ手段からの沸上げ温度に従ってヒータ
を通電することができる。
【0009】また、追加沸上げ手段と夜間沸上げ手段と
は、共通のモード切換スイッチにより連動して作動する
ようにしてもよい。
は、共通のモード切換スイッチにより連動して作動する
ようにしてもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、データ集積手
段は、1日の特定の時間帯における使用量を演算して記
憶するから、この特定の時間帯として、たとえば、風呂
湯の使用が集中する夕方から夜にかけての時間帯を設定
すれば、データ集積手段は、このような特定の時間帯に
おける実際の使用量をデータとして集積することができ
る。一方、追加沸上げ手段は、過去における使用量デー
タを基に目標熱量を定め、ヒータ制御手段は、指定時刻
までにタンクの保有熱量が目標熱量となるようにヒータ
を通電し、昼間時間帯における自動追加沸上げ動作を実
行することができる。
段は、1日の特定の時間帯における使用量を演算して記
憶するから、この特定の時間帯として、たとえば、風呂
湯の使用が集中する夕方から夜にかけての時間帯を設定
すれば、データ集積手段は、このような特定の時間帯に
おける実際の使用量をデータとして集積することができ
る。一方、追加沸上げ手段は、過去における使用量デー
タを基に目標熱量を定め、ヒータ制御手段は、指定時刻
までにタンクの保有熱量が目標熱量となるようにヒータ
を通電し、昼間時間帯における自動追加沸上げ動作を実
行することができる。
【0011】そこで、指定時刻として、たとえば、特定
の時間帯の開始時刻を設定すれば、ヒータ制御手段は、
特定の時間帯前に突発的な湯の使用があった場合であっ
ても、それを自動追加沸上げ動作によって確実に補充
し、湯切れが生じることを有効に防止することができ
る。また、この場合であっても、突発的な湯の使用が特
定の時間帯外であるから、その影響により以後の自動追
加沸上げ動作が過大になってしまうおそれもない。
の時間帯の開始時刻を設定すれば、ヒータ制御手段は、
特定の時間帯前に突発的な湯の使用があった場合であっ
ても、それを自動追加沸上げ動作によって確実に補充
し、湯切れが生じることを有効に防止することができ
る。また、この場合であっても、突発的な湯の使用が特
定の時間帯外であるから、その影響により以後の自動追
加沸上げ動作が過大になってしまうおそれもない。
【0012】夜間沸上げ手段を付設するときは、夜間沸
上げ手段は、過去の終日使用量データに基づいて夜間時
間帯における沸上げ温度を算出し、ヒータ制御手段は、
これに従ってヒータを通電し、夜間の沸上げ動作を実行
する。すなわち、このときの夜間沸上げ手段は、過去の
昼間時間帯における追加沸上げ動作を夜間時間帯におけ
る沸上げ温度に反映させ、夜間時間帯における沸上げ動
作に移行させることにより、最も経済的な運転を実現す
ることができる。
上げ手段は、過去の終日使用量データに基づいて夜間時
間帯における沸上げ温度を算出し、ヒータ制御手段は、
これに従ってヒータを通電し、夜間の沸上げ動作を実行
する。すなわち、このときの夜間沸上げ手段は、過去の
昼間時間帯における追加沸上げ動作を夜間時間帯におけ
る沸上げ温度に反映させ、夜間時間帯における沸上げ動
作に移行させることにより、最も経済的な運転を実現す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0014】電気温水器の沸上げ制御装置は、データ集
積手段11と、夜間沸上げ手段12と、追加沸上げ手段
13と、ヒータ制御手段14とを主要部材としてなる
(図1)。
積手段11と、夜間沸上げ手段12と、追加沸上げ手段
13と、ヒータ制御手段14とを主要部材としてなる
(図1)。
【0015】電気温水器のタンクTKには、ヒータHが
内装され、ヒータHは、スイッチング素子SKを介して
商用電源ACに接続されている。タンクTKは、底部に
給水管TK1 が接続され、上部に給湯管TK2 が接続さ
れており、給水管TK1 を介して供給される水Wは、タ
ンクTK内に充満され、ヒータHによって加熱されて湯
となり、給湯管TK2 を介して使用場所に供給される。
タンクTKの側壁には、上下方向に複数の温度センサS
1 、S1 …が配設されており、また、給水管TK1 に
は、水温Tw を検出する温度センサS2 が配設されてい
る。
内装され、ヒータHは、スイッチング素子SKを介して
商用電源ACに接続されている。タンクTKは、底部に
給水管TK1 が接続され、上部に給湯管TK2 が接続さ
れており、給水管TK1 を介して供給される水Wは、タ
ンクTK内に充満され、ヒータHによって加熱されて湯
となり、給湯管TK2 を介して使用場所に供給される。
タンクTKの側壁には、上下方向に複数の温度センサS
1 、S1 …が配設されており、また、給水管TK1 に
は、水温Tw を検出する温度センサS2 が配設されてい
る。
【0016】データ集積手段11には、温度検出手段1
5を介して、温度センサS1 、S1…、S2 の出力が接
続されている。ただし、温度検出手段15は、温度セン
サS1 、S1 …、S2 の各出力を読み取り、温度センサ
S1 、S1 …の各出力の平均からなるタンクTKの平均
温度Tav、温度センサS2 が示す水温Tw 、最下部の温
度センサS1 の出力からなるタンクTKの下部温度Tb
を演算し、出力することができる。また、温度検出手段
15の出力は、ヒータ制御手段14にも分岐接続されて
いる。
5を介して、温度センサS1 、S1…、S2 の出力が接
続されている。ただし、温度検出手段15は、温度セン
サS1 、S1 …、S2 の各出力を読み取り、温度センサ
S1 、S1 …の各出力の平均からなるタンクTKの平均
温度Tav、温度センサS2 が示す水温Tw 、最下部の温
度センサS1 の出力からなるタンクTKの下部温度Tb
を演算し、出力することができる。また、温度検出手段
15の出力は、ヒータ制御手段14にも分岐接続されて
いる。
【0017】データ集積手段11の出力は、夜間沸上げ
手段12と、追加沸上げ手段13とに、個別に接続され
ている。
手段12と、追加沸上げ手段13とに、個別に接続され
ている。
【0018】夜間沸上げ手段12には、「自動」モード
を設定するモード切換スイッチSW1 と、沸上げ温度設
定器16とが接続されている。また、夜間沸上げ手段1
2の出力は、追加沸上げ手段13とヒータ制御手段14
とに個別に接続されている。夜間沸上げ手段12と追加
沸上げ手段13とには、追加沸上げ量設定器17の出力
が個別に接続され、追加沸上げ量設定器17には、「本
日」、「毎日」、「翌日」の3モードを有する別のモー
ド切換スイッチSWが付設されている。追加沸上げ手段
13には、さらに別の「自動」モード設定用のモード切
換スイッチSW2 が接続されており、追加沸上げ手段1
3の出力は、ヒータ制御手段14に接続されている。
を設定するモード切換スイッチSW1 と、沸上げ温度設
定器16とが接続されている。また、夜間沸上げ手段1
2の出力は、追加沸上げ手段13とヒータ制御手段14
とに個別に接続されている。夜間沸上げ手段12と追加
沸上げ手段13とには、追加沸上げ量設定器17の出力
が個別に接続され、追加沸上げ量設定器17には、「本
日」、「毎日」、「翌日」の3モードを有する別のモー
ド切換スイッチSWが付設されている。追加沸上げ手段
13には、さらに別の「自動」モード設定用のモード切
換スイッチSW2 が接続されており、追加沸上げ手段1
3の出力は、ヒータ制御手段14に接続されている。
【0019】ヒータ制御手段14の出力は、スイッチン
グ素子SKとデータ集積手段11とに分岐接続されてい
る。また、データ集積手段11、夜間沸上げ手段12、
追加沸上げ手段13、ヒータ制御手段14には、それぞ
れ時計18の出力が分岐接続されているものとする。
グ素子SKとデータ集積手段11とに分岐接続されてい
る。また、データ集積手段11、夜間沸上げ手段12、
追加沸上げ手段13、ヒータ制御手段14には、それぞ
れ時計18の出力が分岐接続されているものとする。
【0020】データ集積手段11は、温度検出手段15
からのタンクTK内の平均温度Tavと、ヒータ制御手段
14の出力信号とを利用して、1日の終日の湯の使用量
X1と、1日の特定の時間帯における湯の使用量X2 と
を演算し、記憶する。ここで、使用量X1 、X2 は、タ
ンクTKの平均温度上昇に基づいて表すものとする。た
とえば、相異なる任意の時刻ta 、tb におけるタンク
TK内の平均温度Tav=Ta1、Tav=Ta2、時刻ta か
ら時刻tb までの時間におけるヒータHの通電時間th
とすると、この間における使用量Xは、 X=Ta2−Ta1+a・th として表すことができる。ここで、aは、ヒータHを通
電するとき、単位時間当りのタンクTK内の平均温度上
昇値である。
からのタンクTK内の平均温度Tavと、ヒータ制御手段
14の出力信号とを利用して、1日の終日の湯の使用量
X1と、1日の特定の時間帯における湯の使用量X2 と
を演算し、記憶する。ここで、使用量X1 、X2 は、タ
ンクTKの平均温度上昇に基づいて表すものとする。た
とえば、相異なる任意の時刻ta 、tb におけるタンク
TK内の平均温度Tav=Ta1、Tav=Ta2、時刻ta か
ら時刻tb までの時間におけるヒータHの通電時間th
とすると、この間における使用量Xは、 X=Ta2−Ta1+a・th として表すことができる。ここで、aは、ヒータHを通
電するとき、単位時間当りのタンクTK内の平均温度上
昇値である。
【0021】そこで、終日の使用量X1 は、1日の特定
の時刻ta を基準とし、前日と当日との時刻ta におけ
る平均温度TavをTa1、Ta2とし、ヒータ制御手段14
の出力信号を使用して当日の時刻ta から過去24時間
におけるヒータHの通電時間th を計測し、上式を適用
すればよい。また、1日の特定の時間帯における使用量
X2 は、その時間帯の開始時刻ta と終了時刻tb とを
定め、それぞれにおける平均温度TavをTa1、Ta2と
し、同様にして、開始時刻ta から終了時刻tbの間に
おけるヒータHの通電時間th を求め、上式を適用すれ
ばよい。
の時刻ta を基準とし、前日と当日との時刻ta におけ
る平均温度TavをTa1、Ta2とし、ヒータ制御手段14
の出力信号を使用して当日の時刻ta から過去24時間
におけるヒータHの通電時間th を計測し、上式を適用
すればよい。また、1日の特定の時間帯における使用量
X2 は、その時間帯の開始時刻ta と終了時刻tb とを
定め、それぞれにおける平均温度TavをTa1、Ta2と
し、同様にして、開始時刻ta から終了時刻tbの間に
おけるヒータHの通電時間th を求め、上式を適用すれ
ばよい。
【0022】データ集積手段11は、このようにして演
算される終日の使用量X1 、特定時間帯における使用量
X2 を、それぞれ過去数日分、たとえば1週間分を、終
日使用量データX1i(i=1、2…)、時間帯使用量デ
ータX2i(i=1、2…)として記憶するものとする。
なお、特定の時間帯としては、タンクTK内の湯の使用
量が最も集中する任意の時間帯、たとえば午後5時から
午前3時の時間帯を設定するものとする。
算される終日の使用量X1 、特定時間帯における使用量
X2 を、それぞれ過去数日分、たとえば1週間分を、終
日使用量データX1i(i=1、2…)、時間帯使用量デ
ータX2i(i=1、2…)として記憶するものとする。
なお、特定の時間帯としては、タンクTK内の湯の使用
量が最も集中する任意の時間帯、たとえば午後5時から
午前3時の時間帯を設定するものとする。
【0023】夜間沸上げ手段12の動作は、図2のプロ
グラムフローチャートによって表すことができる。
グラムフローチャートによって表すことができる。
【0024】プログラムは、たとえば夜間時間帯の開始
時刻に起動されると、まず、モード切換スイッチSW1
が「自動」モードであることをチェックし(図2のステ
ップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、「自
動」モードであるときは、データ集積手段11からの過
去の終日使用量データX1iを読み取る(2)。
時刻に起動されると、まず、モード切換スイッチSW1
が「自動」モードであることをチェックし(図2のステ
ップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、「自
動」モードであるときは、データ集積手段11からの過
去の終日使用量データX1iを読み取る(2)。
【0025】プログラムは、次いで、終日使用量データ
X1iに基づき、夜間時間帯における沸上げ温度To1を算
出する(3)。すなわち、 To1=max(X1i)+Tw +α ただし、max(X1i)は、過去の終日使用量データX
1iのうちの最大値を示すものとし、αは、余裕を示す定
数である。また、水温Tw は、図1に拘らず、温度検出
手段15を介して読み取るものとする。プログラムは、
その後、沸上げ温度To1を許容最大値Tmax と比較し、 To1<Tmax のときは、To1=To1 To1≧Tmax のときは、To1=Tmax として、夜間時間帯における沸上げ温度To1を決定する
ことができる。なお、Tmax は、一般に、Tmax =88
(℃)程度に定める。
X1iに基づき、夜間時間帯における沸上げ温度To1を算
出する(3)。すなわち、 To1=max(X1i)+Tw +α ただし、max(X1i)は、過去の終日使用量データX
1iのうちの最大値を示すものとし、αは、余裕を示す定
数である。また、水温Tw は、図1に拘らず、温度検出
手段15を介して読み取るものとする。プログラムは、
その後、沸上げ温度To1を許容最大値Tmax と比較し、 To1<Tmax のときは、To1=To1 To1≧Tmax のときは、To1=Tmax として、夜間時間帯における沸上げ温度To1を決定する
ことができる。なお、Tmax は、一般に、Tmax =88
(℃)程度に定める。
【0026】プログラムは、モード切換スイッチSW1
が「自動」モードでないときは(1)、沸上げ温度設定
器16に設定される設定沸上げ温度To を読み取り
(4)、さらに、追加沸上げ量設定器17の設定値Va
を明日の追加沸上げ量Va1として読み取る(5)。ここ
で、設定沸上げ温度To は、タンクTK内の水Wを夜間
時間帯に沸き上げる際の目標温度をタンクTKの平均温
度によって示すものとし、また、設定値Va は、昼間時
間帯における追加沸上げ量を使用湯温Tx に換算した湯
量として設定するものとする。明日の追加沸上げ量Va1
は、モード切換スイッチSWが「毎日」または「翌日」
であることを条件として、設定値Va をそのまま読み込
むものとし、このときの設定値Va は、「毎日」のとき
は翌日以降継続して毎日有効として扱い、「翌日」のと
きは翌日のみ有効として扱うものとする。使用湯温Tx
は、たとえば、Tx =45(℃)に定める。
が「自動」モードでないときは(1)、沸上げ温度設定
器16に設定される設定沸上げ温度To を読み取り
(4)、さらに、追加沸上げ量設定器17の設定値Va
を明日の追加沸上げ量Va1として読み取る(5)。ここ
で、設定沸上げ温度To は、タンクTK内の水Wを夜間
時間帯に沸き上げる際の目標温度をタンクTKの平均温
度によって示すものとし、また、設定値Va は、昼間時
間帯における追加沸上げ量を使用湯温Tx に換算した湯
量として設定するものとする。明日の追加沸上げ量Va1
は、モード切換スイッチSWが「毎日」または「翌日」
であることを条件として、設定値Va をそのまま読み込
むものとし、このときの設定値Va は、「毎日」のとき
は翌日以降継続して毎日有効として扱い、「翌日」のと
きは翌日のみ有効として扱うものとする。使用湯温Tx
は、たとえば、Tx =45(℃)に定める。
【0027】つづいて、プログラムは、設定沸上げ温度
To と、明日の追加沸上げ量Va1とに基づき、夜間時間
帯と昼間時間帯とにおける各沸上げ温度To1、To2の配
分を算出し、決定する(6)。
To と、明日の追加沸上げ量Va1とに基づき、夜間時間
帯と昼間時間帯とにおける各沸上げ温度To1、To2の配
分を算出し、決定する(6)。
【0028】いま、明日の追加沸上げ量Va1は、 ΔTa1=Va1(Tx −Tw )/Vo により、タンクTK内の平均温度上昇ΔTa1に換算する
ことができる。ただし、Vo は、タンクTKの容量であ
る。そこで、Toa=To +ΔTa1を計算すると、Toa
は、夜間時間帯と、翌日の昼間時間帯とにおける所要合
計沸上げ温度を示す。そこで、 Toa≦Tmax のときは、To1=Toa,To2=0 Toa>Tmax のときは、To1=Tmax ,To2=Toa−Tmax として、夜間時間帯における沸上げ温度To1、昼間時間
帯における沸上げ温度To2を決定することができる。所
要合計沸上げ温度Toaは、Toa≦Tmax である限り、そ
の全部が沸上げ温度To1に優先的に配分され、夜間沸上
げ手段12は、夜間時間帯における沸上げ温度To1を優
先して沸上げ温度To1、To2の配分を決定することがで
きる。
ことができる。ただし、Vo は、タンクTKの容量であ
る。そこで、Toa=To +ΔTa1を計算すると、Toa
は、夜間時間帯と、翌日の昼間時間帯とにおける所要合
計沸上げ温度を示す。そこで、 Toa≦Tmax のときは、To1=Toa,To2=0 Toa>Tmax のときは、To1=Tmax ,To2=Toa−Tmax として、夜間時間帯における沸上げ温度To1、昼間時間
帯における沸上げ温度To2を決定することができる。所
要合計沸上げ温度Toaは、Toa≦Tmax である限り、そ
の全部が沸上げ温度To1に優先的に配分され、夜間沸上
げ手段12は、夜間時間帯における沸上げ温度To1を優
先して沸上げ温度To1、To2の配分を決定することがで
きる。
【0029】つづいて、プログラムは、ピークシフト計
算を行なう(7)。すなわち、まず、次式により、夜間
時間帯におけるヒータHの所要通電時間t1 を算出す
る。 t1 =(To1−Tw )・Vo /A A=860×KW×y ただし、KWはヒータHの容量、yは加熱効率である。
算を行なう(7)。すなわち、まず、次式により、夜間
時間帯におけるヒータHの所要通電時間t1 を算出す
る。 t1 =(To1−Tw )・Vo /A A=860×KW×y ただし、KWはヒータHの容量、yは加熱効率である。
【0030】所要通電時間t1 が算出されたら、プログ
ラムは、たとえば、夜間時間帯の終了時刻と所要通電時
間t1 の満了とが一致するように沸上げ開始時刻を算出
し、沸上げ開始時刻の到来を待って(8)、制御ビット
K=0としてヒータ制御手段14を起動する(9)。
ラムは、たとえば、夜間時間帯の終了時刻と所要通電時
間t1 の満了とが一致するように沸上げ開始時刻を算出
し、沸上げ開始時刻の到来を待って(8)、制御ビット
K=0としてヒータ制御手段14を起動する(9)。
【0031】追加沸上げ手段13の動作は、図3のプロ
グラムフローチャートによって表すことができる。
グラムフローチャートによって表すことができる。
【0032】プログラムは、たとえば、昼間時間帯の開
始時刻に起動されると、モード切換スイッチSW2 が
「自動」モードであることを条件に(図3のステップ
(1)、以下、単に(1)のように記す)、データ集積
手段11からの過去の時間帯使用量データX2iを読み取
り(2)、これを基にして、1日の指定時刻ts におけ
る目標熱量Hs を決定する(3)。ここで、指定時刻t
s は、たとえば、データ集積手段11において、使用量
が最も集中する時間帯として選定した特定の時間帯の開
始時刻にとるのがよい。また、目標熱量Hs は、次式に
よって算出することができる。 Hs =(max(X2i)+Tw +β)・Vo ただし、max(X2i)は、過去の時間帯使用量データ
X2iのうちの最大値を示すものとし、βは、余裕を示す
定数である。
始時刻に起動されると、モード切換スイッチSW2 が
「自動」モードであることを条件に(図3のステップ
(1)、以下、単に(1)のように記す)、データ集積
手段11からの過去の時間帯使用量データX2iを読み取
り(2)、これを基にして、1日の指定時刻ts におけ
る目標熱量Hs を決定する(3)。ここで、指定時刻t
s は、たとえば、データ集積手段11において、使用量
が最も集中する時間帯として選定した特定の時間帯の開
始時刻にとるのがよい。また、目標熱量Hs は、次式に
よって算出することができる。 Hs =(max(X2i)+Tw +β)・Vo ただし、max(X2i)は、過去の時間帯使用量データ
X2iのうちの最大値を示すものとし、βは、余裕を示す
定数である。
【0033】つづいて、プログラムは、制御ビットK=
1 としてヒータ制御手段14を起動する(4)。
1 としてヒータ制御手段14を起動する(4)。
【0034】プログラムは、モード切換スイッチSW2
が「自動」モードでないときは(1)、まず、本日の追
加沸上げ量Va2を読み取る(5)。ただし、本日の追加
沸上げ量Va2は、モード切換スイッチSWが「本日」で
あることを条件に、追加沸上げ量設定器17の設定値V
a を読み取るものとする。なお、このときの設定値Va
は、本日に対してのみ有効として扱うものとする。
が「自動」モードでないときは(1)、まず、本日の追
加沸上げ量Va2を読み取る(5)。ただし、本日の追加
沸上げ量Va2は、モード切換スイッチSWが「本日」で
あることを条件に、追加沸上げ量設定器17の設定値V
a を読み取るものとする。なお、このときの設定値Va
は、本日に対してのみ有効として扱うものとする。
【0035】つづいて、プログラムは、夜間沸上げ手段
12が算出する昼間時間帯における沸上げ温度To2を読
み取り(6)、昼間時間帯におけるヒータHの所要通電
時間t2 を算出する(7)。すなわち、 t2 =(Va2(Tx −Tw )+To2・Vo )/A
12が算出する昼間時間帯における沸上げ温度To2を読
み取り(6)、昼間時間帯におけるヒータHの所要通電
時間t2 を算出する(7)。すなわち、 t2 =(Va2(Tx −Tw )+To2・Vo )/A
【0036】プログラムは、その後、たとえば、タンク
TKの平均温度Tav<Tmax 、および、タンクTKの下
部温度Tb <Tmax からなる通電可能条件をチェックし
(8)、それが満たされていることを条件に、制御ビッ
トK=2としてヒータ制御手段14を起動する(9)。
TKの平均温度Tav<Tmax 、および、タンクTKの下
部温度Tb <Tmax からなる通電可能条件をチェックし
(8)、それが満たされていることを条件に、制御ビッ
トK=2としてヒータ制御手段14を起動する(9)。
【0037】ヒータ制御手段14の動作は、制御ビット
Kにより、図4ないし図6のプログラムフローチャート
に示すとおりである。
Kにより、図4ないし図6のプログラムフローチャート
に示すとおりである。
【0038】制御ビットK=0のときは(図4)、プロ
グラムは、夜間沸上げ手段12によって起動されると、
まず、スイッチング素子SKを導通させてヒータHの通
電を開始する(図4のステップ(41)、以下、単に
(41)のように記す)。つづいて、プログラムは、夜
間時間帯が終了していないことを条件に(42)、夜間
沸上げ手段12からの夜間時間帯における沸上げ温度T
o1を使用して、沸上げ完了を待つ(43)。すなわち、
プログラムは、Tav≧To1となったときにスイッチング
素子SKを遮断し、ヒータHの通電を終了させ(4
4)、その動作を完了する。夜間時間帯が終了したとき
も同様である((42)、(44))。
グラムは、夜間沸上げ手段12によって起動されると、
まず、スイッチング素子SKを導通させてヒータHの通
電を開始する(図4のステップ(41)、以下、単に
(41)のように記す)。つづいて、プログラムは、夜
間時間帯が終了していないことを条件に(42)、夜間
沸上げ手段12からの夜間時間帯における沸上げ温度T
o1を使用して、沸上げ完了を待つ(43)。すなわち、
プログラムは、Tav≧To1となったときにスイッチング
素子SKを遮断し、ヒータHの通電を終了させ(4
4)、その動作を完了する。夜間時間帯が終了したとき
も同様である((42)、(44))。
【0039】ヒータ制御手段14は、制御ビットK=1
のときは(図5)、追加沸上げ手段13からの指定時刻
ts における目標熱量Hs に従ってヒータHを通電し、
昼間時間帯における自動追加沸上げ動作を実行する。す
なわち、プログラムは、まず、現在時刻が指定時刻ts
を経過していないことを確認し(図5のステップ(5
1)、以下、単に(51)のように記す)、次いで、H
=Tav・Vo により、タンクTK内の保有熱量Hを算出
する(52)。以後、プログラムは、指定時刻ts が到
来するまで、保有熱量Hが目標熱量Hs となるように、
ヒータHの通電制御を続行する((53)、(54)、
(51)、(52))。この間に保有熱量Hが目標熱量
Hs に到達すれば(53)、ヒータHを遮断し(5
5)、また、指定時刻ts が到来すれば(51)、ヒー
タHを遮断して(56)、動作を完了する。
のときは(図5)、追加沸上げ手段13からの指定時刻
ts における目標熱量Hs に従ってヒータHを通電し、
昼間時間帯における自動追加沸上げ動作を実行する。す
なわち、プログラムは、まず、現在時刻が指定時刻ts
を経過していないことを確認し(図5のステップ(5
1)、以下、単に(51)のように記す)、次いで、H
=Tav・Vo により、タンクTK内の保有熱量Hを算出
する(52)。以後、プログラムは、指定時刻ts が到
来するまで、保有熱量Hが目標熱量Hs となるように、
ヒータHの通電制御を続行する((53)、(54)、
(51)、(52))。この間に保有熱量Hが目標熱量
Hs に到達すれば(53)、ヒータHを遮断し(5
5)、また、指定時刻ts が到来すれば(51)、ヒー
タHを遮断して(56)、動作を完了する。
【0040】制御ビットK=2であるときは(図6)、
ヒータ制御手段14は、追加沸上げ手段13からの昼間
時間帯における所要通電時間t2 に従ってヒータHを通
電し、手動による追加沸上げ動作を実行する。すなわ
ち、プログラムは、まず、ヒータHの通電時間th が所
要通電時間t2 に対してth <t2 であり、通電時間t
h が所要通電時間t2 を経過していないときは(図6の
ステップ(61)、以下、単に(61)のように記
す)、Tav<Tmax である限りヒータHの通電を継続し
((62)、(63)、(61)、(62))、Tav≧
Tmax でヒータHを遮断する((62)、(64))。
また、一旦ヒータHを遮断した後でも(64)、th <
t2 である限り、Tav<Tmax となったときは、ヒータ
Hの再通電制御を行なう((61)ないし(63))。
ヒータ制御手段14は、追加沸上げ手段13からの昼間
時間帯における所要通電時間t2 に従ってヒータHを通
電し、手動による追加沸上げ動作を実行する。すなわ
ち、プログラムは、まず、ヒータHの通電時間th が所
要通電時間t2 に対してth <t2 であり、通電時間t
h が所要通電時間t2 を経過していないときは(図6の
ステップ(61)、以下、単に(61)のように記
す)、Tav<Tmax である限りヒータHの通電を継続し
((62)、(63)、(61)、(62))、Tav≧
Tmax でヒータHを遮断する((62)、(64))。
また、一旦ヒータHを遮断した後でも(64)、th <
t2 である限り、Tav<Tmax となったときは、ヒータ
Hの再通電制御を行なう((61)ないし(63))。
【0041】通電時間th が所要通電時間t2 を経過
し、th ≧t2 となったときは(61)、タンクTKの
下部温度Tb が所定温度Tb1に対し、Tb ≧Tb1である
ことをチェックし(65)、ヒータHを遮断する(6
6)。ここで、所定温度Tb1とは、湯として使用可能な
最低温度をいうものとし、たとえば、Tb1=55(℃)
程度に定めるのがよい。
し、th ≧t2 となったときは(61)、タンクTKの
下部温度Tb が所定温度Tb1に対し、Tb ≧Tb1である
ことをチェックし(65)、ヒータHを遮断する(6
6)。ここで、所定温度Tb1とは、湯として使用可能な
最低温度をいうものとし、たとえば、Tb1=55(℃)
程度に定めるのがよい。
【0042】なお、制御ビットKは、ヒータ制御手段1
4が、夜間沸上げ手段12による夜間時間帯における沸
上げ、追加沸上げ手段13による昼間時間帯における自
動追加沸上げまたは手動追加沸上げのいずれの沸上げ動
作をするかを判別するためのものである。すなわち、K
=0では、前者により、夜間時間帯における沸上げ動作
がなされ、K=1では、後者により、昼間時間帯におけ
る自動追加沸上げ動作がなされ、また、K=2では、昼
間時間帯における手動追加沸上げ動作が実行される。
4が、夜間沸上げ手段12による夜間時間帯における沸
上げ、追加沸上げ手段13による昼間時間帯における自
動追加沸上げまたは手動追加沸上げのいずれの沸上げ動
作をするかを判別するためのものである。すなわち、K
=0では、前者により、夜間時間帯における沸上げ動作
がなされ、K=1では、後者により、昼間時間帯におけ
る自動追加沸上げ動作がなされ、また、K=2では、昼
間時間帯における手動追加沸上げ動作が実行される。
【0043】以上の説明において、図2のステップ
(7)、(8)は、いわゆるピークシフト機能に相当す
る。そこで、ピークシフト機能を設けないときは、ステ
ップ(7)、(8)を削除すればよく、その場合の夜間
時間帯における沸上げ動作は、常に夜間時間帯の開始時
刻に合致して開始される。
(7)、(8)は、いわゆるピークシフト機能に相当す
る。そこで、ピークシフト機能を設けないときは、ステ
ップ(7)、(8)を削除すればよく、その場合の夜間
時間帯における沸上げ動作は、常に夜間時間帯の開始時
刻に合致して開始される。
【0044】図6のステップ(65)は、ヒータ制御手
段14が、ヒータHの通電時間thが所要通電時間t2
を超えたにも拘らず、タンクTKの下部温度Tb が所定
温度Tb1以上になるまでヒータHの通電を続行すること
を表す。タンクTK内の最低温度が所定温度Tb1以上で
あるから、万一の湯量不足の際にも、タンクTK内の水
Wの全量を湯として使用することができる。なお、ステ
ップ(65)は、必要に応じて設ければよく、これを削
除することもできる。
段14が、ヒータHの通電時間thが所要通電時間t2
を超えたにも拘らず、タンクTKの下部温度Tb が所定
温度Tb1以上になるまでヒータHの通電を続行すること
を表す。タンクTK内の最低温度が所定温度Tb1以上で
あるから、万一の湯量不足の際にも、タンクTK内の水
Wの全量を湯として使用することができる。なお、ステ
ップ(65)は、必要に応じて設ければよく、これを削
除することもできる。
【0045】図2のステップ(5)、図3のステップ
(5)において判別されるモード切換スイッチSWは、
追加沸上げ量設定器17の設定値Va を、本日のみ有効
とするか、翌日のみ有効とするか、翌日以降継続して毎
日有効とするかを指定する。すなわち、追加沸上げ量設
定器17の設定値Va は、モード切換スイッチSWが
「翌日」または「毎日」に設定されるときは、明日の追
加沸上げ量Va1として夜間沸上げ手段12に送出され、
「本日」に設定されるときは、本日の追加沸上げ量Va2
として、追加沸上げ手段13に送出される。ただし、
「翌日」に対応する設定値Va は、夜間沸上げ手段12
によって一旦使用されたら、これを消去してしまうもの
とし、「本日」に対応する設定値Va も、追加沸上げ手
段13によって一旦使用されたら、消去してしまうもの
とする。
(5)において判別されるモード切換スイッチSWは、
追加沸上げ量設定器17の設定値Va を、本日のみ有効
とするか、翌日のみ有効とするか、翌日以降継続して毎
日有効とするかを指定する。すなわち、追加沸上げ量設
定器17の設定値Va は、モード切換スイッチSWが
「翌日」または「毎日」に設定されるときは、明日の追
加沸上げ量Va1として夜間沸上げ手段12に送出され、
「本日」に設定されるときは、本日の追加沸上げ量Va2
として、追加沸上げ手段13に送出される。ただし、
「翌日」に対応する設定値Va は、夜間沸上げ手段12
によって一旦使用されたら、これを消去してしまうもの
とし、「本日」に対応する設定値Va も、追加沸上げ手
段13によって一旦使用されたら、消去してしまうもの
とする。
【0046】なお、夜間沸上げ手段12、追加沸上げ手
段13は、それぞれに接続するモード切換スイッチSW
1 、SW2 を「自動」モードにすることにより、過去の
終日使用量データX1i、過去の時間帯使用量データX2i
を使用する自動運転モードを行なうことができる。
段13は、それぞれに接続するモード切換スイッチSW
1 、SW2 を「自動」モードにすることにより、過去の
終日使用量データX1i、過去の時間帯使用量データX2i
を使用する自動運転モードを行なうことができる。
【0047】前者の自動運転モードは、昼間時間帯にお
ける追加沸上げ動作が行なわれた場合は、それを含む終
日使用量データX1iを基にして夜間時間帯における沸上
げ温度To1を定めるから、電力料金が低額な夜間時間帯
を優先して全自動沸上げ動作を実行させるものである。
これに対し、後者の自動運転モードは、たとえば、使用
量が集中する特定の時間帯の開始時刻に一致する指定時
刻ts において、タンクTK内の保有熱量Hを目標熱量
Hs に確保することにより、その時間帯における湯量不
足の発生を防止する。そこで、一般に、後者の自動運転
モードが行なわれるときは、前者も自動運転モードにす
ることが好ましいから、モード切換スイッチSW1 は、
モード切換スイッチSW2 に連動させることが好まし
い。後者の自動運転モードによる大量の追加沸上げを夜
間時間帯における自動沸上げに速やかに移行させ、経済
的な運転が実現できるからである。
ける追加沸上げ動作が行なわれた場合は、それを含む終
日使用量データX1iを基にして夜間時間帯における沸上
げ温度To1を定めるから、電力料金が低額な夜間時間帯
を優先して全自動沸上げ動作を実行させるものである。
これに対し、後者の自動運転モードは、たとえば、使用
量が集中する特定の時間帯の開始時刻に一致する指定時
刻ts において、タンクTK内の保有熱量Hを目標熱量
Hs に確保することにより、その時間帯における湯量不
足の発生を防止する。そこで、一般に、後者の自動運転
モードが行なわれるときは、前者も自動運転モードにす
ることが好ましいから、モード切換スイッチSW1 は、
モード切換スイッチSW2 に連動させることが好まし
い。後者の自動運転モードによる大量の追加沸上げを夜
間時間帯における自動沸上げに速やかに移行させ、経済
的な運転が実現できるからである。
【0048】また、モード切換スイッチSW2 の「自
動」モード投入は、モード切換スイッチSWが「毎日」
のときにのみ可能としてもよい。モード切換スイッチS
Wの「本日」、「翌日」は、当日または翌日の1日限り
の追加沸上げを指示し、一過性のものであるから、これ
を翌日以降の毎日の自動追加沸上げ動作に反映させる必
要がないからである。
動」モード投入は、モード切換スイッチSWが「毎日」
のときにのみ可能としてもよい。モード切換スイッチS
Wの「本日」、「翌日」は、当日または翌日の1日限り
の追加沸上げを指示し、一過性のものであるから、これ
を翌日以降の毎日の自動追加沸上げ動作に反映させる必
要がないからである。
【0049】なお、水温Tw を検出するための温度セン
サS2 は、これを省略し、タンクTKの最下部の温度セ
ンサS1 の出力を利用して、Tw =Tb としてもよい。
サS2 は、これを省略し、タンクTKの最下部の温度セ
ンサS1 の出力を利用して、Tw =Tb としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、過去の時間帯使用量データに基づき、昼間時間帯に
おける自動追加沸上げ用の目標熱量を決定する追加沸上
げ手段と、指定時刻までにタンク内の保有熱量が目標熱
量となるようにヒータを通電して、昼間時間帯における
自動追加沸上げ動作を実行するヒータ制御手段とを組み
合わせることによって、昼間時間帯における追加沸上げ
は、最も湯の使用量が集中する特定の時間帯における過
去の実際の使用量を考慮して、たとえば、その時間帯の
開始時刻において必要な保有熱量を確保するように動作
させることができるから、特定の時間帯前に突発的な湯
の使用があっても、それに要した熱量を自動的に補充し
て湯量不足の事態が発生する機会を最少にすることがで
きる上、かかる昼間時間帯における自動追加沸上げの結
果は、夜間沸上げ手段を設け、終日使用量データに基づ
き夜間時間帯における沸上げ温度を算出することによ
り、速やかに夜間時間帯における沸上げ動作に反映させ
ることが可能であるから、全体として最も経済的な沸上
げ動作を簡単に実現することができるという優れた効果
がある。
ば、過去の時間帯使用量データに基づき、昼間時間帯に
おける自動追加沸上げ用の目標熱量を決定する追加沸上
げ手段と、指定時刻までにタンク内の保有熱量が目標熱
量となるようにヒータを通電して、昼間時間帯における
自動追加沸上げ動作を実行するヒータ制御手段とを組み
合わせることによって、昼間時間帯における追加沸上げ
は、最も湯の使用量が集中する特定の時間帯における過
去の実際の使用量を考慮して、たとえば、その時間帯の
開始時刻において必要な保有熱量を確保するように動作
させることができるから、特定の時間帯前に突発的な湯
の使用があっても、それに要した熱量を自動的に補充し
て湯量不足の事態が発生する機会を最少にすることがで
きる上、かかる昼間時間帯における自動追加沸上げの結
果は、夜間沸上げ手段を設け、終日使用量データに基づ
き夜間時間帯における沸上げ温度を算出することによ
り、速やかに夜間時間帯における沸上げ動作に反映させ
ることが可能であるから、全体として最も経済的な沸上
げ動作を簡単に実現することができるという優れた効果
がある。
【図1】 全体ブロック系統図
【図2】 夜間沸上げ手段のプログラムフローチャート
【図3】 追加沸上げ手段のプログラムフローチャート
【図4】 ヒータ制御手段のプログラムフローチャート
(1)
(1)
【図5】 ヒータ制御手段のプログラムフローチャート
(2)
(2)
【図6】 ヒータ制御手段のプログラムフローチャート
(3)
(3)
TK…タンク H…ヒータ SW1 、SW2 …モード切換スイッチ Tav…平均温度 To1、To2…沸上げ温度 X1i…終日使用量データ X2i…時間帯使用量データ Hs …目標熱量 H…保有熱量 ts …指定時刻 11…データ集積手段 12…夜間沸上げ手段 13…追加沸上げ手段 14…ヒータ制御手段
フロントページの続き (72)発明者 成瀬 広則 石川県河北郡津幡町字東荒屋ヌ48番地4 ベッカー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−76844(JP,A) 特開 平1−239344(JP,A) 特開 平2−166346(JP,A) 特開 平4−64862(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 タンクの平均温度上昇に基づき、1日の
特定の時間帯における使用量を演算して記憶するデータ
集積手段と、該データ集積手段からの過去の時間帯使用
量データに基づき、昼間時間帯における自動追加沸上げ
用の目標熱量を決定する追加沸上げ手段と、昼間時間帯
において、指定時刻までにタンク内の保有熱量が前記追
加沸上げ手段からの目標熱量となるようにヒータを通電
するヒータ制御手段とを備えてなる電気温水器の沸上げ
制御装置。 - 【請求項2】 前記データ集積手段は、タンクの平均温
度上昇に基づき、終日の使用量を演算して記憶する一
方、前記データ集積手段からの過去の終日使用量データ
に基づき、夜間時間帯における沸上げ温度を算出する夜
間沸上げ手段を付設し、前記ヒータ制御手段は、夜間時
間帯において、前記夜間沸上げ手段からの沸上げ温度に
従ってヒータを通電することを特徴とする請求項1記載
の電気温水器の沸上げ制御装置。 - 【請求項3】 前記追加沸上げ手段と夜間沸上げ手段と
は、共通のモード切換スイッチにより連動して作動する
ことを特徴とする請求項2記載の電気温水器の沸上げ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1348191A JPH0814423B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気温水器の沸上げ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1348191A JPH0814423B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気温水器の沸上げ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04254149A JPH04254149A (ja) | 1992-09-09 |
| JPH0814423B2 true JPH0814423B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=11834315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1348191A Expired - Fee Related JPH0814423B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気温水器の沸上げ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814423B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4723766B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2011-07-13 | 東京瓦斯株式会社 | 貯湯式の給湯装置 |
| JP2011021829A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Aisin Seiki Co Ltd | コージェネシステム |
| JP5493550B2 (ja) * | 2009-07-30 | 2014-05-14 | ダイキン工業株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
| JP6097933B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6176844A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器の制御装置 |
| US4809851A (en) * | 1987-04-03 | 1989-03-07 | World Container Corporation | Collapsible container |
| JP2858359B2 (ja) * | 1990-07-02 | 1999-02-17 | 松下電器産業株式会社 | 電気温水器 |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP1348191A patent/JPH0814423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04254149A (ja) | 1992-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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