JPH08144404A - 軽量気泡コンクリートパネルの突き合わせ構造 - Google Patents
軽量気泡コンクリートパネルの突き合わせ構造Info
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- JPH08144404A JPH08144404A JP32409594A JP32409594A JPH08144404A JP H08144404 A JPH08144404 A JP H08144404A JP 32409594 A JP32409594 A JP 32409594A JP 32409594 A JP32409594 A JP 32409594A JP H08144404 A JPH08144404 A JP H08144404A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量気泡コンクリートパネルを構造躯体に建
込み、相隣接する気泡コンクリートパネル間にセメント
モルタルを使用して、両方のパネルを接合した場合、そ
の経量気泡コンクリートパネルの長手方向小口面付近に
亀裂が発生するのを抑制できる軽量気泡コンクリートパ
ネルの突き合わせ構造を提供する。 【構成】 相隣接する軽量気泡コンクリートパネル(1
4)の長辺側小口面間に形成される空間部(18)に特
定のセメントモルタルを充填する。このセメントモルタ
ルは硬化すると、それによって形成した棒状硬化物(2
1)の横断方向にひび割れ(22)が生ずるものを使用
する。すると、前記硬化物が収縮してもその硬化物はブ
ロックとして収縮し、該硬化物が接合している軽量気泡
コンクリートパネル全体に硬化物の収縮による歪みを付
与することはない。そのため、軽量気泡コンクリートパ
ネル自体に亀裂が入ることはない。
込み、相隣接する気泡コンクリートパネル間にセメント
モルタルを使用して、両方のパネルを接合した場合、そ
の経量気泡コンクリートパネルの長手方向小口面付近に
亀裂が発生するのを抑制できる軽量気泡コンクリートパ
ネルの突き合わせ構造を提供する。 【構成】 相隣接する軽量気泡コンクリートパネル(1
4)の長辺側小口面間に形成される空間部(18)に特
定のセメントモルタルを充填する。このセメントモルタ
ルは硬化すると、それによって形成した棒状硬化物(2
1)の横断方向にひび割れ(22)が生ずるものを使用
する。すると、前記硬化物が収縮してもその硬化物はブ
ロックとして収縮し、該硬化物が接合している軽量気泡
コンクリートパネル全体に硬化物の収縮による歪みを付
与することはない。そのため、軽量気泡コンクリートパ
ネル自体に亀裂が入ることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意2枚の軽量気泡コ
ンクリート(ALC)パネルを突き合わせて建物の構造
躯体に取り付ける構造に関するものである。
ンクリート(ALC)パネルを突き合わせて建物の構造
躯体に取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の外壁又は床を構成するとき、任意
2枚のALCパネルの長辺側小口面を突き合わせて、該
長辺側小口面間に形成される空間部に、セメント、砂及
び水を練り混ぜた、いわゆるセメントモルタルを流し込
むとともに、そのモルタルに目地鉄筋の一端部を埋設
し、前記モルタルの硬化物の端部から外部露出する前記
目地鉄筋の他端部を建物の構造躯体に固定してなるAL
Cパネルの突き合わせ構造が従来から一般的に採用され
ている。
2枚のALCパネルの長辺側小口面を突き合わせて、該
長辺側小口面間に形成される空間部に、セメント、砂及
び水を練り混ぜた、いわゆるセメントモルタルを流し込
むとともに、そのモルタルに目地鉄筋の一端部を埋設
し、前記モルタルの硬化物の端部から外部露出する前記
目地鉄筋の他端部を建物の構造躯体に固定してなるAL
Cパネルの突き合わせ構造が従来から一般的に採用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術は、施工
が容易かつ安価にできるとともに、相隣接するALCパ
ネルを強固に接合できるという利点を有するが、次の点
でなお改良の余地があった。図3に示すように、相隣接
するALCパネル1、2と、それらの間で硬化したセメ
ントモルタルの硬化物3とが強固に接合する。ところ
が、長期間経過したとき、ALCパネル1、2と硬化物
3との乾燥収縮率、特に長手方向(図3においては上下
方向)の乾燥収縮率が著しく相違し、かつ引っ張り強度
等の物理的特性が相違するため、前記硬化物3に比較し
て収縮率及び物理的特性が小さいALCパネル1、2の
長手方向小口面付近において、亀裂4が前記長手方向に
走る場合がある。本発明の課題は、前記亀裂の発生を完
全に抑制できるALCの突き合わせ構造を提供すること
にある。
が容易かつ安価にできるとともに、相隣接するALCパ
ネルを強固に接合できるという利点を有するが、次の点
でなお改良の余地があった。図3に示すように、相隣接
するALCパネル1、2と、それらの間で硬化したセメ
ントモルタルの硬化物3とが強固に接合する。ところ
が、長期間経過したとき、ALCパネル1、2と硬化物
3との乾燥収縮率、特に長手方向(図3においては上下
方向)の乾燥収縮率が著しく相違し、かつ引っ張り強度
等の物理的特性が相違するため、前記硬化物3に比較し
て収縮率及び物理的特性が小さいALCパネル1、2の
長手方向小口面付近において、亀裂4が前記長手方向に
走る場合がある。本発明の課題は、前記亀裂の発生を完
全に抑制できるALCの突き合わせ構造を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、任意2枚のALCパネルの長辺側小口
面を突き合わせて前記ALCパネルを建物の構造躯体に
取り付ける構造において、ひび割れが横断方向に走って
いるモルタル硬化物を前記長辺側小口面間に形成される
空間部に介在させるとともに、そのモルタル硬化物に埋
設した目地鉄筋の一端部を前記構造躯体に固定するとい
う手段を採用する。
解決するために、任意2枚のALCパネルの長辺側小口
面を突き合わせて前記ALCパネルを建物の構造躯体に
取り付ける構造において、ひび割れが横断方向に走って
いるモルタル硬化物を前記長辺側小口面間に形成される
空間部に介在させるとともに、そのモルタル硬化物に埋
設した目地鉄筋の一端部を前記構造躯体に固定するとい
う手段を採用する。
【0005】
【作用】前記任意2枚のALCパネルの長辺側小口面を
突き合わせて生ずる小口面間の空間部に、特定のセメン
トモルタルを充填する。するとこのセメントモルタルは
硬化すると同時にセメントモルタル中の水分がALCパ
ネルに一部吸収される。さらに、セメントモルタルの硬
化及びALCパネルによる水分の吸収と同時に硬化され
て行くセメントモルタルのALCパネルへの接合及び硬
化物の収縮が起こる。
突き合わせて生ずる小口面間の空間部に、特定のセメン
トモルタルを充填する。するとこのセメントモルタルは
硬化すると同時にセメントモルタル中の水分がALCパ
ネルに一部吸収される。さらに、セメントモルタルの硬
化及びALCパネルによる水分の吸収と同時に硬化され
て行くセメントモルタルのALCパネルへの接合及び硬
化物の収縮が起こる。
【0006】ところが、前記硬化物の初期の収縮時には
その硬化物とALCパネルとの接合力及び前記硬化物の
収縮移動を阻止するALCパネルの抵抗力が大きい割り
には引っ張り強度が低いため、硬化物は破断して横断方
向にひび割れが走る。この現象は、前記セメントモルタ
ルを前記空間部に充填後、長時間、例えば24時間経過
後にその硬化物の外観を見れば、前記ひび割れを視認で
きる。なお、本発明ではこのような特性を有する特定の
セメントモルタルが使用される。
その硬化物とALCパネルとの接合力及び前記硬化物の
収縮移動を阻止するALCパネルの抵抗力が大きい割り
には引っ張り強度が低いため、硬化物は破断して横断方
向にひび割れが走る。この現象は、前記セメントモルタ
ルを前記空間部に充填後、長時間、例えば24時間経過
後にその硬化物の外観を見れば、前記ひび割れを視認で
きる。なお、本発明ではこのような特性を有する特定の
セメントモルタルが使用される。
【0007】このように前記硬化物が随所に破断するの
で、譬えその硬化物とALCパネルとが強固に接合する
箇所があっても、ALCパネルの長手方向の収縮が前記
硬化物の収縮に追従することがない。そのため、前記硬
化物に比較して収縮率及び物理的特性が小さいALCパ
ネルは、その長手方向小口面付近において目地鉄筋が存
在しない部分では亀裂の発生がない。
で、譬えその硬化物とALCパネルとが強固に接合する
箇所があっても、ALCパネルの長手方向の収縮が前記
硬化物の収縮に追従することがない。そのため、前記硬
化物に比較して収縮率及び物理的特性が小さいALCパ
ネルは、その長手方向小口面付近において目地鉄筋が存
在しない部分では亀裂の発生がない。
【0008】
【実施例1】次に、本発明を具体化した一実施例を図面
を参照しながら説明する。まずセメント100重量部に
対して、水分25重量%のALC破砕物150重量部及
び水120重量部の割合で混合してセメントモルタルを
調整した。このとき使用したALC破砕物は、網目間隔
が3mmの篩を通過したものであって、その60重量%
が1.2mm以下0.15mmを越える範囲にあり、3
5重量部が0.15mm以下であり、5重量%が1.2
mmを越える破砕物であった。
を参照しながら説明する。まずセメント100重量部に
対して、水分25重量%のALC破砕物150重量部及
び水120重量部の割合で混合してセメントモルタルを
調整した。このとき使用したALC破砕物は、網目間隔
が3mmの篩を通過したものであって、その60重量%
が1.2mm以下0.15mmを越える範囲にあり、3
5重量部が0.15mm以下であり、5重量%が1.2
mmを越える破砕物であった。
【0009】前記で調整したセメントモルタルのJIS
R5201に規定する「セメントの物理試験方法」に
よるフロー値は、210mmで、この分野で通常使用さ
れるセメントモルタルのフロー値とほぼ同じであった。
また、セメントモルタルの粘度を株式会社「トキメッ
ク」製のB型粘度計で測定したら、それは、1480c
psであった。
R5201に規定する「セメントの物理試験方法」に
よるフロー値は、210mmで、この分野で通常使用さ
れるセメントモルタルのフロー値とほぼ同じであった。
また、セメントモルタルの粘度を株式会社「トキメッ
ク」製のB型粘度計で測定したら、それは、1480c
psであった。
【0010】次に、建物の一部を想定して図1に示すよ
うに1スパーンが3000mmのH形鋼を梁11とする
実験用構造躯体を構築した。そして前記梁11の上部フ
ランジ12に対してL形鋼からなる定規アングル13を
溶接固定した。正式な建物の構造躯体に建て付けられる
べきALCパネル(長さ2990mm、幅599mm厚
さ10Omm)14を上下2層(層間間隔Dは10m
m)にして各層4枚を建て付けた。なお、この建て付け
においてALCパネル14の横幅とほぼ同じ間隔をおい
て、前記定規アングル13に対して厚さ6mmのタテ壁
プレート15を溶接した。図2に示すように、このタテ
壁プレート15のほぼ中心部には後述するセメントモル
タルの充填時にそのセメントモルタルの通過を許容する
連通孔19が設けられていた。なお、前記通過孔19に
は目地鉄筋16を位置決めするための舌片20が設けら
れていた。
うに1スパーンが3000mmのH形鋼を梁11とする
実験用構造躯体を構築した。そして前記梁11の上部フ
ランジ12に対してL形鋼からなる定規アングル13を
溶接固定した。正式な建物の構造躯体に建て付けられる
べきALCパネル(長さ2990mm、幅599mm厚
さ10Omm)14を上下2層(層間間隔Dは10m
m)にして各層4枚を建て付けた。なお、この建て付け
においてALCパネル14の横幅とほぼ同じ間隔をおい
て、前記定規アングル13に対して厚さ6mmのタテ壁
プレート15を溶接した。図2に示すように、このタテ
壁プレート15のほぼ中心部には後述するセメントモル
タルの充填時にそのセメントモルタルの通過を許容する
連通孔19が設けられていた。なお、前記通過孔19に
は目地鉄筋16を位置決めするための舌片20が設けら
れていた。
【0011】次に、前記構造躯体にまず4枚のALCパ
ネル14が下層の隅部から順次で建込まれるが、その建
込み作業時に前記タテ壁プレート15の両隅(図2には
片隅しか描かれていない)に穿設されている仮止用釘穴
17からアルミ釘(図示なし)をALCパネル14に打
ち込んで相隣接するパネル14をタテ壁プレート15に
仮止めした。
ネル14が下層の隅部から順次で建込まれるが、その建
込み作業時に前記タテ壁プレート15の両隅(図2には
片隅しか描かれていない)に穿設されている仮止用釘穴
17からアルミ釘(図示なし)をALCパネル14に打
ち込んで相隣接するパネル14をタテ壁プレート15に
仮止めした。
【0012】それから予め調整した前記セメントモルタ
ルを相隣接するALCパネル14間に形成されている円
筒状の空間18に充填した。前記タテ壁プレート15の
通過孔19内に100mmの目地鉄筋16を挿入して、
その中央部を前記舌片20に溶接固定し、一端部を充填
されたセメントモルタルに挿入するとともに、他端部を
タテ壁プレート15より上方に突出させた。
ルを相隣接するALCパネル14間に形成されている円
筒状の空間18に充填した。前記タテ壁プレート15の
通過孔19内に100mmの目地鉄筋16を挿入して、
その中央部を前記舌片20に溶接固定し、一端部を充填
されたセメントモルタルに挿入するとともに、他端部を
タテ壁プレート15より上方に突出させた。
【0013】このようにして下層のALCパネル14を
構造躯体に固定したら、その列の一層上に4枚のALC
パネル14前記同様に構造躯体に建て込んだ。そして、
隣接する二つのALCパネル14間に形成される空間部
18に前記セメントモルタルを充填した。このモルタル
は24時間程度そのまま放置すると、ALCパネル14
間において硬化して棒状の硬化物21になることが、次
のALCパネル取外し作業において確認された。
構造躯体に固定したら、その列の一層上に4枚のALC
パネル14前記同様に構造躯体に建て込んだ。そして、
隣接する二つのALCパネル14間に形成される空間部
18に前記セメントモルタルを充填した。このモルタル
は24時間程度そのまま放置すると、ALCパネル14
間において硬化して棒状の硬化物21になることが、次
のALCパネル取外し作業において確認された。
【0014】このように建込んだALCパネル14のう
ち上下各層において最後に建込まれたALCパネル14
をそれぞれ取り外して、前記硬化物21の外観を観察し
た。その結果、その硬化物21にはほぼ20cm間隔で
ひび割れ22が横断方向に走っていることが目地鉄筋が
埋設されていない部分において視認された。
ち上下各層において最後に建込まれたALCパネル14
をそれぞれ取り外して、前記硬化物21の外観を観察し
た。その結果、その硬化物21にはほぼ20cm間隔で
ひび割れ22が横断方向に走っていることが目地鉄筋が
埋設されていない部分において視認された。
【0015】前記構造躯体に建込まれた上下各層3枚の
ALCパネル14をそのまま1か月屋内に放置しておい
た後、その構造躯体に梁11の長手方向にALCパネル
14を揺動させる静的面内変形試験を実施した。試験条
件は変形速度0.1mm/秒層間変形角1/200、試
験時間1分間であった。その結果、ALCパネル14の
長辺側小口面付近には従来技術のような(図3参照)亀
裂の発生がなかった。
ALCパネル14をそのまま1か月屋内に放置しておい
た後、その構造躯体に梁11の長手方向にALCパネル
14を揺動させる静的面内変形試験を実施した。試験条
件は変形速度0.1mm/秒層間変形角1/200、試
験時間1分間であった。その結果、ALCパネル14の
長辺側小口面付近には従来技術のような(図3参照)亀
裂の発生がなかった。
【0016】
【実施例2】次に、セメント100重量部を基準にし
て、ALC破砕物の粒径とその分布、及び水の混合量等
を種々変えて実施例1に準じてこの実験を行った。実験
条件を表1に示す。
て、ALC破砕物の粒径とその分布、及び水の混合量等
を種々変えて実施例1に準じてこの実験を行った。実験
条件を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】そして、ALCパネル14を構造躯体に建
て込むとき相隣接するALCパネル14間の空間部18
にセメントモルタルが充填される状態、充填したとき前
記パネル14間の隙間D(この分野の施工においては、
通常最大3mm程度まで隙間の形成が避けられない)か
ら前記モルタルがパネル外面側流出するか否かを観察し
た。そして、充填状態が良好でモルタル流出のない実験
で得たALCパネルついて静的面内変形試験を行った。
その結果を表2に示す。
て込むとき相隣接するALCパネル14間の空間部18
にセメントモルタルが充填される状態、充填したとき前
記パネル14間の隙間D(この分野の施工においては、
通常最大3mm程度まで隙間の形成が避けられない)か
ら前記モルタルがパネル外面側流出するか否かを観察し
た。そして、充填状態が良好でモルタル流出のない実験
で得たALCパネルついて静的面内変形試験を行った。
その結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】表1の結果から請求項2に記載のセメント
モルタルを使用と、請求項1記載の構造が得られるとい
う事実を確認した。
モルタルを使用と、請求項1記載の構造が得られるとい
う事実を確認した。
【0021】本発明は、モルタル硬化物とALCパネル
との接合力と、両者の収縮性能の相違を巧みに利用し
て、ALCパネルに生じやすい亀裂を防止するという根
本的技術思想を踏襲し、その効果を著しく損なわない限
度において、前記態様を一部変更して実施することがで
きる。例えば、ALC破砕物の一部を、好ましくは篩の
網目間隔が3mmを通る20容量%(両者の重量を基準
にして)の珪石粉、砂やフライアッシュに置き換えるこ
とができる。
との接合力と、両者の収縮性能の相違を巧みに利用し
て、ALCパネルに生じやすい亀裂を防止するという根
本的技術思想を踏襲し、その効果を著しく損なわない限
度において、前記態様を一部変更して実施することがで
きる。例えば、ALC破砕物の一部を、好ましくは篩の
網目間隔が3mmを通る20容量%(両者の重量を基準
にして)の珪石粉、砂やフライアッシュに置き換えるこ
とができる。
【0022】実施例においては、目地鉄筋の一端部をセ
メントモルタル硬化物に埋設し、他端部を上層又は下層
の目地鉄筋の他端部と一体にしてタテ壁プレートに溶接
固定又はセメントモルタルの硬化物を介して構造躯体
(定規アングルを含む)に固定したが、目地鉄筋の他端
部を直接、又は他の手段を解して間接的に固定してもよ
い。要はALCパネルのコーナ部が構造躯体に固定され
ればよい。本発明においてはこれらの態様も技術的範囲
内のもとする。なお、本発明は、ALCパネルを間仕切
り、床及び屋根に使用される態様にも適用できる。
メントモルタル硬化物に埋設し、他端部を上層又は下層
の目地鉄筋の他端部と一体にしてタテ壁プレートに溶接
固定又はセメントモルタルの硬化物を介して構造躯体
(定規アングルを含む)に固定したが、目地鉄筋の他端
部を直接、又は他の手段を解して間接的に固定してもよ
い。要はALCパネルのコーナ部が構造躯体に固定され
ればよい。本発明においてはこれらの態様も技術的範囲
内のもとする。なお、本発明は、ALCパネルを間仕切
り、床及び屋根に使用される態様にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、構造躯
体に対するALCパネル施工時に、相隣接するALCパ
ネル間に介在させるセメントモルタル硬化物の物理的性
質を変えることにより、前記施工後にALCパネルの長
手方向付近に発生しやすい亀裂を起こさせないという優
れた効果を発揮する。
体に対するALCパネル施工時に、相隣接するALCパ
ネル間に介在させるセメントモルタル硬化物の物理的性
質を変えることにより、前記施工後にALCパネルの長
手方向付近に発生しやすい亀裂を起こさせないという優
れた効果を発揮する。
【図1】本発明の主要部を示す部分斜視図。
【図2】同じく要部を拡大して示す要部拡大図。
【図3】従来技術を示す要部斜視図。
11 構造躯体 14 軽量気泡コンクリートパネル 16 目地鉄筋 18 空間部 21 セメントモルタル硬化物 22 ひび割れ
Claims (2)
- 【請求項1】 任意2枚の軽量気泡コンクリートパネル
(14)の長辺側小口面を突き合わせて前記軽量気泡コ
ンクリートパネルを建物の構造躯体(11)に取り付け
る構造において、ひび割れ(22)が横断方向に走って
いるセメントモルタル硬化物(21)を前記長辺側小口
面間に形成される空間部(18)に介在させるととも
に、そのモルタル硬化物に埋設した目地鉄筋(16)の
一端部を前記構造躯体に固定してなる軽量気泡コンクリ
ートパネルの突き合わせ構造。 - 【請求項2】 前記モルタル硬化物(21)は、セメン
ト100重量部に対して、網目間隔が3mmの篩をパス
した軽量気泡コンクリート破砕物であってその50重量
%以上が0.15〜2.5mmの範囲にある破砕物を5
0〜250重量部及び水を80〜150重量部の割合で
混合して得た硬化物である請求項1記載の軽量気泡コン
クリートパネルの突き合わせ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32409594A JPH08144404A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 軽量気泡コンクリートパネルの突き合わせ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32409594A JPH08144404A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 軽量気泡コンクリートパネルの突き合わせ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08144404A true JPH08144404A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18162112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32409594A Pending JPH08144404A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 軽量気泡コンクリートパネルの突き合わせ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08144404A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017048615A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 株式会社淺沼組 | 構造体の接合構造 |
| JP2020073775A (ja) * | 2015-09-02 | 2020-05-14 | 株式会社淺沼組 | 構造体の接合構造 |
| CN111980225A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-11-24 | 湖南大学 | 一种预制墙板与钢框架柱的连接构造及其施工方法 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP32409594A patent/JPH08144404A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017048615A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 株式会社淺沼組 | 構造体の接合構造 |
| JP2020073775A (ja) * | 2015-09-02 | 2020-05-14 | 株式会社淺沼組 | 構造体の接合構造 |
| CN111980225A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-11-24 | 湖南大学 | 一种预制墙板与钢框架柱的连接构造及其施工方法 |
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