JPH08144708A - 蒸気タービンプラントにおける給水装置 - Google Patents
蒸気タービンプラントにおける給水装置Info
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- JPH08144708A JPH08144708A JP28193394A JP28193394A JPH08144708A JP H08144708 A JPH08144708 A JP H08144708A JP 28193394 A JP28193394 A JP 28193394A JP 28193394 A JP28193394 A JP 28193394A JP H08144708 A JPH08144708 A JP H08144708A
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
プ、給水ポンプ及び給水連絡管内の給水(温水)を早期
に全量置換し、給水装置内のフラッシュを防止し、ウォ
ーターハンマーの発生を効果的に抑制すること。 【構成】 脱気器貯水タンクから脱気器降水管を通して
送水される給水を給水ブースタポンプ5,6及び給水ポ
ンプ7,8によって順次昇圧して蒸気発生装置に供給す
るようにした蒸気タービンプラントにおける給水装置に
おいて、給水ブースタポンプ5,6と給水ポンプ7,8
の給水連絡管から脱気器入口復水管1へ給水を送水する
脱気器循環ポンプ21を設けた。
Description
における給水装置に係り、特にプラントの起動、停止、
負荷しゃ断時及び負荷降下時に発生するウォーターハン
マーを防止し、プラントの安定した運転を可能とした給
水装置に関する。
おける給水装置の概略系統を示す図であって、図示しな
い復水器から復水ポンプにより復水管1を介して脱気器
2に導入された復水は、そこで蒸気タービンの抽気或は
補助蒸気により加温、脱気される。上記脱気器2の貯水
タンク3内に貯えられた脱気後の給水は脱気器降水管4
を通り、タービン駆動給水ブースタポンプ或は電動機駆
動給水ブースタポンプ6によって昇圧され、さらにそれ
ぞれタービン駆動給水ポンプ7或は電動機駆動給水ポン
プ8により昇圧されて給水管9を経て給水加熱器10に
送給される。そして、上記給水加熱器10で加温された
給水は図示しない蒸気発生装置に供給される。なお、符
号11は蒸気タービンである。
駆動給水ポンプ8の吐出側には、それぞれミニマムフロ
ー管12,13が分岐導出されており、その先端がそれ
ぞれ給水ポンプ再循環弁14,15を介して脱気器貯水
タンク3に接続され、タービン駆動給水ポンプ7及び電
動機駆動給水ポンプ8の最低通過流量を確保するように
してある。
の設置台数は、プラントにより様々であるが、蒸気ター
ビン駆動給水ポンプ2台(常用)、電動機駆動の給水ポ
ンプ1台(予備用)の合計3台の給水ポンプを設けるの
が一般的である。
置において、プラント負荷降下或は負荷遮断(プラント
通常停止を含む)に伴ない給水装置が停止した場合、停
止した給水装置の系内には停止時の脱気器器内圧力に相
当する飽和温度の飽和水(脱気器貯水タンク内の水は飽
和水であるが給水装置系内にはレベル差に相当する水頭
圧が作用しているために加圧水となる)が充満し、平衡
が保たれるが、その後脱気器器内圧の低下が脱気器器内
温度低下より早いため、給水装置系内の飽和圧力と飽和
温度のバランスがくずれ、やがて飽和圧力を下回り飽和
水がフラッシュし、系内が飽和水−飽和蒸気の二相状態
となることが知られている。これを詳しく説明すると、
負荷遮断が発生し、蒸気タービンに入る主蒸気が遮断さ
れると、運転中の給水装置も停止される。このとき、脱
気器は流入する復水、抽気、並びに流出する給水量が零
となり、脱気器器内圧力は維持されるが、その後蒸気発
生装置の起動系のドレインの流入に伴う脱気器ブローや
ボイラーの残燃料のパージ運転に伴う給水再開があるた
め、冷たい復水が脱気器1に流入してくる。しかし、復
水を加熱する蒸気が確保できないために脱気器貯水温度
が低下し、同時に脱気器器内圧力が低下してしまう。
り、給水ポンプへの接続配管は脱気器底部より抽出され
ているため、脱気器と給水ポンプ間の配管にはプラント
停止時と同じく高温の給水が入っており、飽和圧力も高
い。この時脱気器内圧力のみが低下すると、この配管中
の飽和圧力と温度のバランスがくずれ、給水装置系内の
飽和水がフラッシュし、飽和水−飽和蒸気の二相状態と
なる。
にも給水装置が停止することがある。これは発電所所内
単独負荷運転に移行させる場合である。この場合も蒸気
タービンの負荷の急減により脱気器に流入する復水を加
熱する抽気の圧力が急激に低下し、脱気器器内圧力が低
下することになる。一般に、発電所所内単独負荷運転発
生と同時に給水量も急減することから、給水装置も1台
は残し、他は停止する。これにより前述のように、停止
した給水装置系内で飽和水がフラッシュし、飽和水、飽
和蒸気の二相状態となる。
所内単独負荷運転により飽和水がフラッシュし、飽和水
−飽和蒸気の二相状態となった後に、時間を経ないで給
水装置を再起動すると、タービン駆動給水ブースタポン
プ5、電動機駆動給水ブースタポンプ6、タービン駆動
給水ポンプ7、電動機駆動給水ポンプ8、及び給水ブー
スタポンプと給水ポンプ間の給水連絡管16,17及び
給水管9内に滞留している飽和蒸気が加圧され、急激な
凝縮が起り、その結果ウォーターハンマーが発生し、機
器に損傷が生じる可能性がある。
常に循環置換させウォーターハンマーを抑制するため
に、脱気器降水管4と復水管1間を脱気器循環ポンプ1
8及び脱気器循環ポンプ出口弁19を有する脱気器循環
管20によって接続し、上記脱気器循環ポンプ18を運
転して脱気器降水管4内の温水を脱気器循環管20を介
して復水管1へ送り流体の置換を行うことも行われてい
る。
降水管4内のみしか温水の置換ができず、完全にウォー
ターハンマーを抑制することはできない等の問題があ
る。
は、電動機駆動給水ポンプ側は、給水ポンプとブースタ
ポンプが直結されていなくてもブースタポンプ6を運転
することにより、ミニマムフロー管13を介して温水を
循環させ、温水を置換させることができる。また、ター
ビン駆動給水ポンプ側もブースタポンプと給水ポンプが
独立している場合は、ブースタポンプを運転し、ミニマ
ムフロー管12を介して温水を循環させ温水を置換する
ことができる。
結されているタイプでは、負荷遮断によってタービンが
トリップした場合は、蒸気源がなくタービン駆動給水ブ
ースタポンプ5及びタービン駆動給水ポンプ7を運転す
ることはできず、タービン駆動給水ブースタポンプ5、
タービン駆動給水ポンプ7及び給水連結管16内には温
水が残ってしまい、その結果ウォーターハンマーが発生
し、機器に損傷が生じる可能性が残る等の問題がある。
管、給水ブースタポンプ、給水ポンプ及び給水連結管内
の給水(温水)を早期に全量置換させ、ウォーターハン
マーの発生を効果的に抑制し得る給水装置を得ることを
目的とする。
水タンクから脱気器降水管を通して送水される給水を給
水ブースタポンプ及び給水ポンプによって順次昇圧して
蒸気発生装置に供給するようにした蒸気タービンプラン
トにおける給水装置において、給水ブースタポンプと給
水ポンプの給水連絡管から脱気器入口復水管へ給水を送
水する脱気器循環ポンプを設けたことを特徴とする。
スタポンプと給水ポンプとの連絡管内の温度、並びに上
記給水ブースタポンプと給水ポンプの停止条件により、
脱気器循環ポンプの起動、及び連絡管給水取水弁、給水
ポンプの再循環弁の開閉を操作する制御装置を設けたこ
とを特徴とする。
と給水ポンプの連絡管に接続している脱気器循環ポンプ
の吸込管と、脱気器降水管とを、降水管給水取水弁を介
して接続したことを特徴とする。
水ブースタポンプと給水ポンプの連絡管内の温度より高
い場合に降水管給水取水弁が開かれ、上記連絡管内の温
度の方が高い場合に連絡管給水取出弁が開とされること
を特徴とする。
すると、給水ブースタポンプと給水ポンプとの連結管内
の温水が脱気器入口復水管に還流される。したがって、
脱気器降水管ばかりではなく、給水ブースタポンプ、給
水ポンプ及び上記連絡管内の全ての温水が順次脱気器内
の水と置換される。したがって、脱気器器内圧力が降下
する過程において給水装置の系内でフラッシュが発生す
ることが防止され、給水装置の再起動時おけるウォータ
ーハンマーを防止することができる。
プと給水ポンプとの連絡管内の温度、並びに給水ブース
タポンプと給水ポンプの停止条件により、脱気器循環ポ
ンプの起動、及び連絡管給水取水弁、給水ポンプの再循
環弁の開閉を操作する制御装置を設けることにより、自
動的に上記連絡管内等の温水を置換することができる。
器降水管にも接続することにより、降水管及び連絡管の
両系統から温水の置換を効率的に行うことができる。し
かも降水管と連絡管との温度が高い側の給水取水弁を先
に開とすることにより、温度が高い側の温水を早く置換
することができ、温水の置換を効率的に行ない、給水装
置の再起動時におけるウォーターハンマーの発生を防止
することができる。
例について説明する。なお、図中図4と同一部分には同
一符号を付しその詳細な説明は省略する。
プであって、その脱気器循環ポンプ21の吸込管22
は、タービン駆動給水ブースタポンプ5とタービン駆動
給水ポンプ7とを接続する連結管16、及び電動機駆動
給水ブースタポンプ6と電動機駆動給水ポンプ8とを接
続する連結管17にそれぞれ接続された給水ポンプウォ
ーミング管23に接続されており、そのウォーミング管
23を介して各連結管16及び17に接続されている。
そして、上記脱気器循環ポンプ21の吸込管22には連
結管給水取水弁24が設けられている。
25には逆止弁26及び脱気器循環ポンプ出口弁19が
設けられ、その先端が脱気器2の入口側の復水管1に接
続されている。
る脱気器器内温度計27が設けられ、前記各連結管1
6,17には各管内温度を検出する連絡管温度計28,
29がそれぞれ設けられている。上記各温度計27,2
8,29で検出された温度信号は、演算器30に入力さ
れ、その演算器30から連絡管給水取水弁24、及び給
水ポンプ再循環弁14,15の開閉信号及び脱気器循環
ポンプ21の起動停止信号を出力するようにしてある。
器2ではタービンからの抽気蒸気が遮断されるため、急
激な温度降下が起る。したがって、脱気器器内温度計2
7からその温度信号が演算器30に送られる。そこで、
給水ブースタポンプ5,6、及び給水ポンプ7,8の停
止条件と、上記脱気器器内温度計27からの温度信号が
連絡管温度計28,29からの連絡管16,17内の温
度信号より低いことが上記演算器30で検知されると、
給水ポンプ再循環弁14,15に閉信号が出されるとと
もに、連絡管給水取水弁24に開信号が出され、脱気器
循環ポンプ21に起動信号が出力される。
5が閉じられるとともに連絡管給水取水弁24が開とな
り、さらに脱気器循環ポンプ21が起動する。これによ
り、連絡管16,17、タービン駆動給水ブースタポン
プ5、電動機駆動給水ブースタポンプ6、及び脱気器降
水管4内の温水が、順次脱気器再循環ポンプ21によっ
て脱気器2側に還流され、温水の置換が行われてその温
度が低減される。したがって給水装置系内の飽和水のフ
ラッシュが抑制され、給水装置の再起動時におけるウォ
ーターハンマーの発生が防止される。
り、脱気器循環ポンプ21の吸込管22がさらに、連絡
管給水取水弁24の下流側において、脱気器降水管4と
降水管側吸込管31によって接続され、その降水管側吸
込管31には降水管給水取水弁32が設けられている。
温度を検出する降水管温度計33が設けられており、そ
の降水管温度計33によって検出された温度信号も前記
演算器30に入力され、さらに前記降水管給水取水弁3
2は上記演算器30からの制御信号により開閉制御され
るようにしてある。なお、その他の構成は図1に示すも
のと同一である。
生し、給水ブースタポンプ5,6、及び給水ポンプ7,
8が停止すると、演算器30で、降水管温度計33によ
って検出された脱気器降水管4内の温度と、連絡管温度
計28,29で検出された連絡管16,17内の温度が
比較され、脱気器給水管4内の温度が連絡管28,29
内の温度より高い場合には、降水管給水取水弁32がま
ず開かれ、脱気器循環ポンプ21によって降水管4内の
温水が脱気器2側に循環され、温水の置換が行われる。
あって、給水ポンプ及び給水ブースタポンプ全台停止す
るとともに、脱気器器内温度が連絡管内の温度より低く
かつ連絡管内の温度が脱気器降水管内温度以上である場
合には、給水ポンプ再循環弁14,15が全閉されると
ともに脱気器循環ポンプ21が起動され、さらに連絡管
給水取水弁24が全開され、降水管給水取水弁32が全
閉される。したがって、この場合には連絡管16,17
内の温水が積極的に脱気器2に還流され、温水の置換が
行なわれる。
全台停止で、脱気器器内温度が脱気器降水管内温度より
低く、かつ脱気器降水管内温度が連絡管内温度より高い
場合には、前述のように給水ポンプ再循環弁14,15
が全閉され脱気器循環ポンプ21が起動されるととも
に、降水管給水取水弁32が全開され、連絡管給水取水
弁32が全閉される。したがって、この場合には前述の
ように脱気器降水管4内の温水が脱気器2に還流され
る。
温水が還流されると、その後は、常に温度が高い側の給
水取水弁が開き、温度が低い側の給水取水弁が閉じ、脱
気器降水管4、給水ブースタポンプ5,6、及び給水ポ
ンプ連絡管16,17の全ての温水の置換を効率的に行
うことができ、給水装置の再起動時におけるウォーター
ハンマーの発生を防止することができる。
止した給水装置で、脱気器器内圧力が低下し、器内温度
が低下する過程において、給水ブースタポンプ、給水ポ
ンプの連絡管及び脱気器降水管内の温水を脱気器循環ポ
ンプによって常に脱気器貯水タンク内の飽和水と置換す
ることができ、脱気器器内圧力が低下し、脱気器器内温
度が低下する過程における給水装置内のフラッシュを防
止することができる。したがって、給水装置の再起動時
のウォーターハンマーの発生を防止することができ、機
器の安全性を高めることができる。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】脱気器貯水タンクから脱気器降水管を通し
て送水される給水を給水ブースタポンプ及び給水ポンプ
によって順次昇圧して蒸気発生装置に供給するようにし
た蒸気タービンプラントにおける給水装置において、給
水ブースタポンプと給水ポンプの給水連絡管から脱気器
入口復水管へ給水を送水する脱気器循環ポンプを設けた
ことを特徴とする蒸気タービンプラントにおける給水装
置。 - 【請求項2】脱気器器内、及び給水ブースタポンプと給
水ポンプとの連絡管内の温度、並びに上記給水ブースタ
ポンプと給水ポンプの停止条件により、脱気器循環ポン
プの起動、及び連絡管給水取水弁、給水ポンプの再循環
弁の開閉を操作する制御装置を設けたことを特徴とす
る、請求項1記載の蒸気タービンプラントにおける給水
装置。 - 【請求項3】給水ブースタポンプと給水ポンプの連絡管
に接続している脱気器循環ポンプの吸込管と、脱気器降
水管とを、降水管給水取水弁を介して接続したことを特
徴とする、請求項1記載の蒸気タービンプラントにおけ
る給水装置。 - 【請求項4】脱気器降水管内の温度が給水ブースタポン
プと給水ポンプの連絡管内の温度より高い場合に降水管
給水取水弁が開かれ、上記連絡管内の温度の方が高い場
合に連絡管給水取出弁が開とされることを特徴とする、
請求項3記載の蒸気タービンプラントにおける給水装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28193394A JP3619551B2 (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 蒸気タービンプラントにおける給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28193394A JP3619551B2 (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 蒸気タービンプラントにおける給水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08144708A true JPH08144708A (ja) | 1996-06-04 |
| JP3619551B2 JP3619551B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=17645963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28193394A Expired - Fee Related JP3619551B2 (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 蒸気タービンプラントにおける給水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3619551B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113482731A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-08 | 内蒙古京泰发电有限责任公司 | 一种基于汽轮发电机组的同步可调给水系统 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP28193394A patent/JP3619551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113482731A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-08 | 内蒙古京泰发电有限责任公司 | 一种基于汽轮发电机组的同步可调给水系统 |
| CN113482731B (zh) * | 2021-07-19 | 2022-10-14 | 内蒙古京泰发电有限责任公司 | 一种基于汽轮发电机组的同步可调给水系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3619551B2 (ja) | 2005-02-09 |
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