JPH08144896A - 可変噴孔型燃料噴射ノズル - Google Patents
可変噴孔型燃料噴射ノズルInfo
- Publication number
- JPH08144896A JPH08144896A JP6314338A JP31433894A JPH08144896A JP H08144896 A JPH08144896 A JP H08144896A JP 6314338 A JP6314338 A JP 6314338A JP 31433894 A JP31433894 A JP 31433894A JP H08144896 A JPH08144896 A JP H08144896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- injection
- spool valve
- injection hole
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 163
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 163
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 78
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
- F02M61/182—Discharge orifices being situated in different transversal planes with respect to valve member direction of movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
- F02M61/1826—Discharge orifices having different sizes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1873—Valve seats or member ends having circumferential grooves or ridges, e.g. toroidal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スプールバルブの位置制御手段を小型化するこ
とができ、かつスプールバルブの作動が円滑で複数の噴
孔群を任意に個別噴射制御することができる可変噴孔型
の燃料噴射ノズルを提供する。 【構成】スプールバルブの軸方向変位により噴孔群を切
り替えるノズルであり、ノズルボデイが有底ホールを有
し、その有底ホール側壁に、異なる円周上では異なる噴
孔径を持つ複数の噴孔群を軸方向で段設しており、スプ
ールバルブの弁部が常態において弁部下端が有底ホール
底に当接するようにスプリングで付勢され、かつ弁部に
は、前記位置において一方の噴孔群に連通し、加圧燃料
の圧力を受け前記スプリングの力に抗して軸方向に変位
した位置で他方の噴孔群に連通する燃料通路を設けてお
り、しかもスプールバルブは制動手段により両軸方向位
置がエンジンの状態に関連して保持固定されるようにな
っている。
とができ、かつスプールバルブの作動が円滑で複数の噴
孔群を任意に個別噴射制御することができる可変噴孔型
の燃料噴射ノズルを提供する。 【構成】スプールバルブの軸方向変位により噴孔群を切
り替えるノズルであり、ノズルボデイが有底ホールを有
し、その有底ホール側壁に、異なる円周上では異なる噴
孔径を持つ複数の噴孔群を軸方向で段設しており、スプ
ールバルブの弁部が常態において弁部下端が有底ホール
底に当接するようにスプリングで付勢され、かつ弁部に
は、前記位置において一方の噴孔群に連通し、加圧燃料
の圧力を受け前記スプリングの力に抗して軸方向に変位
した位置で他方の噴孔群に連通する燃料通路を設けてお
り、しかもスプールバルブは制動手段により両軸方向位
置がエンジンの状態に関連して保持固定されるようにな
っている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射ノズルとりわけ
可変噴孔型の燃料噴射ノズルに関する。
可変噴孔型の燃料噴射ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおいては、低速・
低負荷域でのNOxの低減と、高負荷域でのスモークの
低減が重要な課題となっている。前者のためには小噴孔
径により長期間噴射を行って初期噴射率を低減するとと
もに微粒化を促進して最適な燃焼形態とすることが望ま
れ、後者のためには大噴孔径により短期間噴射を行うこ
とが好ましいが、従来の燃料噴射ノズルにおいては、噴
孔径が固定されていたため、上記課題に対応することが
できなかった。この対策として、アクチュエータを用い
て任意に噴孔面積を変更しあるい噴孔を切り替えるよう
にした可変噴孔ノズルが提案されている。そのひとつの
タイプとして、特開昭60−36772号公報には、並
進タイプすなわちバルブを軸線方向に移動させることで
噴孔を制御するようにしたものが提案されている。この
先行技術は、ノズルボデイ先端部のホール壁に第1の噴
孔群と第2の噴孔群を段設する一方、ノズルボデイのホ
ール軸線上に貫通孔を形成し、貫通孔に第2噴孔群位置
にロッド部が臨むようにランドを形成したスプールバル
ブを貫挿し、該スプールバルブをノズルボデイ上方に設
けたアクチュエータ(電磁ソレノイド)により軸方向に移
動させるようにしていた。
低負荷域でのNOxの低減と、高負荷域でのスモークの
低減が重要な課題となっている。前者のためには小噴孔
径により長期間噴射を行って初期噴射率を低減するとと
もに微粒化を促進して最適な燃焼形態とすることが望ま
れ、後者のためには大噴孔径により短期間噴射を行うこ
とが好ましいが、従来の燃料噴射ノズルにおいては、噴
孔径が固定されていたため、上記課題に対応することが
できなかった。この対策として、アクチュエータを用い
て任意に噴孔面積を変更しあるい噴孔を切り替えるよう
にした可変噴孔ノズルが提案されている。そのひとつの
タイプとして、特開昭60−36772号公報には、並
進タイプすなわちバルブを軸線方向に移動させることで
噴孔を制御するようにしたものが提案されている。この
先行技術は、ノズルボデイ先端部のホール壁に第1の噴
孔群と第2の噴孔群を段設する一方、ノズルボデイのホ
ール軸線上に貫通孔を形成し、貫通孔に第2噴孔群位置
にロッド部が臨むようにランドを形成したスプールバル
ブを貫挿し、該スプールバルブをノズルボデイ上方に設
けたアクチュエータ(電磁ソレノイド)により軸方向に移
動させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では、スプールバルブの下端がエンジン筒内圧の受圧
面となるため、エンジン筒内圧による軸力に抗してスプ
ールバルブの位置を保持するだけの制御力が必要とな
り、このためスプリングやアクチュエータが大型化し、
ひいては噴射ノズルが大型化するという不具合があっ
た。また、先行技術ではスプールバルブの端面がエンジ
ン筒内に露出しているため、筒内での燃料の燃焼による
高熱で焼付きが生じたり、遊離炭素が付着堆積したりし
て安定した作動が損なわれやすいという問題があった。
さらに先行技術では、第1噴孔群と第2噴孔群の噴孔径
を同一にしており、針弁の開弁によって第1噴孔群から
燃料を噴射させ、アクチュエータによるスプールバルブ
の上昇時にロッド部を介して第2噴孔群をも開き、第1
噴孔群と第2噴孔群の双方から燃料を噴射するようにし
ていた。したがって、第1噴孔群は低負荷時も高負荷時
も常に開き状態におかれ、複数の噴孔群を別々に噴射制
御できないため、微粒化に好適な噴孔径そのものの変化
が得られないという不具合があった。
造では、スプールバルブの下端がエンジン筒内圧の受圧
面となるため、エンジン筒内圧による軸力に抗してスプ
ールバルブの位置を保持するだけの制御力が必要とな
り、このためスプリングやアクチュエータが大型化し、
ひいては噴射ノズルが大型化するという不具合があっ
た。また、先行技術ではスプールバルブの端面がエンジ
ン筒内に露出しているため、筒内での燃料の燃焼による
高熱で焼付きが生じたり、遊離炭素が付着堆積したりし
て安定した作動が損なわれやすいという問題があった。
さらに先行技術では、第1噴孔群と第2噴孔群の噴孔径
を同一にしており、針弁の開弁によって第1噴孔群から
燃料を噴射させ、アクチュエータによるスプールバルブ
の上昇時にロッド部を介して第2噴孔群をも開き、第1
噴孔群と第2噴孔群の双方から燃料を噴射するようにし
ていた。したがって、第1噴孔群は低負荷時も高負荷時
も常に開き状態におかれ、複数の噴孔群を別々に噴射制
御できないため、微粒化に好適な噴孔径そのものの変化
が得られないという不具合があった。
【0004】本発明は前記のような問題点を解消するた
めに研究して創案されたもので、その目的とするところ
は、スプールバルブの位置制御手段を小型化することが
でき、かつスプールバルブの作動が円滑で複数の噴孔群
を任意に個別噴射制御することができる可変噴孔型の燃
料噴射ノズルを提供することにある。
めに研究して創案されたもので、その目的とするところ
は、スプールバルブの位置制御手段を小型化することが
でき、かつスプールバルブの作動が円滑で複数の噴孔群
を任意に個別噴射制御することができる可変噴孔型の燃
料噴射ノズルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ノズルニードルのシート部より下方の先端部
に加圧燃料を導くための有底ホールを有し、その有底ホ
ール側壁に、異なる円周上では異なる噴孔径を持つ複数
の噴孔群を軸方向で段設したノズルボデイと、前記ノズ
ルニードルの軸心を貫通して伸び、先端部に有底ホール
に嵌められる弁部を有し、常態において弁部下端が有底
ホール底に当接するようにスプリングで付勢され、かつ
弁部には、前記位置において一方の噴孔群に連通し、加
圧燃料の圧力を受け前記スプリングの力に抗して軸方向
に変位した位置で他方の噴孔群に連通する燃料通路を設
けたスプールバルブと、前記スプールバルブの上方部位
に配され、スプールバルブの両軸方向位置をエンジンの
状態に関連して保持固定する制動手段を備えている構成
としたものである。
本発明は、ノズルニードルのシート部より下方の先端部
に加圧燃料を導くための有底ホールを有し、その有底ホ
ール側壁に、異なる円周上では異なる噴孔径を持つ複数
の噴孔群を軸方向で段設したノズルボデイと、前記ノズ
ルニードルの軸心を貫通して伸び、先端部に有底ホール
に嵌められる弁部を有し、常態において弁部下端が有底
ホール底に当接するようにスプリングで付勢され、かつ
弁部には、前記位置において一方の噴孔群に連通し、加
圧燃料の圧力を受け前記スプリングの力に抗して軸方向
に変位した位置で他方の噴孔群に連通する燃料通路を設
けたスプールバルブと、前記スプールバルブの上方部位
に配され、スプールバルブの両軸方向位置をエンジンの
状態に関連して保持固定する制動手段を備えている構成
としたものである。
【0006】
【作用】本発明においては、同一円周上では同じの孔径
を持ち異なる円周上では孔径に大小がある噴孔群が有底
ホール周壁の軸方向で複数段配置され、スプールバルブ
は常態において上方のスプリングによりホール底に当接
する位置(下降位置)に付勢され、その位置で軸心から半
径方向に伸びる燃料通路が一方の噴孔群と通じ、また、
ノズルニードルの開弁時に加圧燃料の圧力で軸方向に変
位し、この位置(上昇位置)で他方の噴孔群に燃料通路が
連通するようになっている。しかし、スプールバルブは
制動手段によりエンジンの運転状態たとえば、低速低負
荷時と高速高負荷時に応じて強制的に軸方向位置が保持
される。このため、たとえば下位の噴孔群の孔径を小と
し、上位の噴孔群の孔径を大としておけば、エンジンが
低速低負荷時に制動手段を作動させることでスプールバ
ルブは燃料圧によってリフトせず、下降位置に保持され
る。このため、上位噴孔群はスプールバルブ周面によっ
て閉鎖された状態に保たれ、加圧燃料は小噴孔径の下位
噴孔群からのみ噴射され、適切な微粒噴霧を実現でき
る。また、エンジンが高速高負荷時には、スプールバル
ブが燃料圧によりリフトしたときに制動装置を作動させ
ることで上昇位置に保持されるため、下位噴孔群はスプ
ールバルブ周面によって閉鎖され、燃料通路は大噴孔径
の上位噴孔群にのみ通じ、従って、加圧燃料は大噴孔径
の上位噴孔群によって多い噴射量で噴霧される。
を持ち異なる円周上では孔径に大小がある噴孔群が有底
ホール周壁の軸方向で複数段配置され、スプールバルブ
は常態において上方のスプリングによりホール底に当接
する位置(下降位置)に付勢され、その位置で軸心から半
径方向に伸びる燃料通路が一方の噴孔群と通じ、また、
ノズルニードルの開弁時に加圧燃料の圧力で軸方向に変
位し、この位置(上昇位置)で他方の噴孔群に燃料通路が
連通するようになっている。しかし、スプールバルブは
制動手段によりエンジンの運転状態たとえば、低速低負
荷時と高速高負荷時に応じて強制的に軸方向位置が保持
される。このため、たとえば下位の噴孔群の孔径を小と
し、上位の噴孔群の孔径を大としておけば、エンジンが
低速低負荷時に制動手段を作動させることでスプールバ
ルブは燃料圧によってリフトせず、下降位置に保持され
る。このため、上位噴孔群はスプールバルブ周面によっ
て閉鎖された状態に保たれ、加圧燃料は小噴孔径の下位
噴孔群からのみ噴射され、適切な微粒噴霧を実現でき
る。また、エンジンが高速高負荷時には、スプールバル
ブが燃料圧によりリフトしたときに制動装置を作動させ
ることで上昇位置に保持されるため、下位噴孔群はスプ
ールバルブ周面によって閉鎖され、燃料通路は大噴孔径
の上位噴孔群にのみ通じ、従って、加圧燃料は大噴孔径
の上位噴孔群によって多い噴射量で噴霧される。
【0007】前記スプールバルブはホール内底に当接す
るか上方に移動するだけでエンジン燃焼室内に露出して
いない。このため高熱による焼付きが起らず、前記した
軸方向位置の変位をスムーズに行うことができ、長期に
わたって確実安定した噴孔切換え噴射を行うことができ
る。また、スプールバルブの上方移動動力として噴射圧
を、下方への移動動力としてスプリング力をそれぞれ利
用し、そのスプールバルブの移動を制動することで異な
る噴孔径への切換えを図っているため位置制御が容易で
あり、しかも、スプールバルブはホールの軸線方向を貫
通していないため、移動や位置保持にエンジン筒内圧力
による軸方向力の影響を受けることが少ない。したがっ
て、スプールバルブの位置制御を小型な電気−機械要素
により実現することができ、燃料噴射ノズルの大型化を
回避できる。
るか上方に移動するだけでエンジン燃焼室内に露出して
いない。このため高熱による焼付きが起らず、前記した
軸方向位置の変位をスムーズに行うことができ、長期に
わたって確実安定した噴孔切換え噴射を行うことができ
る。また、スプールバルブの上方移動動力として噴射圧
を、下方への移動動力としてスプリング力をそれぞれ利
用し、そのスプールバルブの移動を制動することで異な
る噴孔径への切換えを図っているため位置制御が容易で
あり、しかも、スプールバルブはホールの軸線方向を貫
通していないため、移動や位置保持にエンジン筒内圧力
による軸方向力の影響を受けることが少ない。したがっ
て、スプールバルブの位置制御を小型な電気−機械要素
により実現することができ、燃料噴射ノズルの大型化を
回避できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図6は本発明による可変噴孔型燃料噴
射ノズルの一実施例を示している。図1において、1は
ノズルホルダ本体、2は該ノズルホルダ本体1の上端部
ににOリング200を介して油密に嵌合固定されたヘッ
ドカバー、3はノズルホルダ本体1の下端に連接され、
リテーニングナット5によりノズルホルダ本体1に結合
されたノズルボデイ、4はノズルボデイ3に内挿された
ノズルニードルである。前記ノズルホルダ本体1の軸心
には下端から上端に向かって径が順次拡大した第1穴1
00aないし第3穴100cが穿設されており、第1穴
100aから第2穴100bに到る領域にはプッシュロ
ッド101が摺動可能に内挿されている。また、第3穴
100cから第2穴100bに到る領域には、第3穴1
00cの雌ねじと螺合したアジャスチングスクリュー1
02が内嵌され、このアジャスチングスクリュー102
とプッシュロッド101間にノズルスプリング103が
介装されている。
する。図1ないし図6は本発明による可変噴孔型燃料噴
射ノズルの一実施例を示している。図1において、1は
ノズルホルダ本体、2は該ノズルホルダ本体1の上端部
ににOリング200を介して油密に嵌合固定されたヘッ
ドカバー、3はノズルホルダ本体1の下端に連接され、
リテーニングナット5によりノズルホルダ本体1に結合
されたノズルボデイ、4はノズルボデイ3に内挿された
ノズルニードルである。前記ノズルホルダ本体1の軸心
には下端から上端に向かって径が順次拡大した第1穴1
00aないし第3穴100cが穿設されており、第1穴
100aから第2穴100bに到る領域にはプッシュロ
ッド101が摺動可能に内挿されている。また、第3穴
100cから第2穴100bに到る領域には、第3穴1
00cの雌ねじと螺合したアジャスチングスクリュー1
02が内嵌され、このアジャスチングスクリュー102
とプッシュロッド101間にノズルスプリング103が
介装されている。
【0009】前記ノズルボデイ3は外面長手方向中間部
にリテーニングナット5の袋孔底に嵌合する段部30を
有し、この段部30より下方にリテーニングナット5を
貫いて伸びる主部31が設けられ、主部31の先端領域
にはテーパ部を介して径の小さい噴孔部32が形成され
ている。一方、ノズルボデイ3の軸心には、図3と図4
のように上端から下端に向かって、前記ノズルホルダ本
体1の第1穴100aと同心のガイド孔300と、該ガ
イド孔300よりも径の大きな油溜り301が形成さ
れ、さらに油溜り301よりも下方にはガイド孔300
よりも相対的に径の小さい誘導孔302が穿設されてい
る。そして、この誘導孔302の下端には、図2のよう
に円錐状のシート面303が形成され、さらにこのシー
ト面303に続いて前記噴孔部32の領域には、加圧燃
料が導かれる有底ホール304が形成されている。有底
ホール304は、径大穴部304aとこれよりも相対的
に径小な軸孔304bを有し、軸孔304bは前記噴孔
部32の途中で終わる袋穴となっている。前記ノズルホ
ルダ本体1の一側部にはインレットコネクタと接続され
る加圧燃料口104が設けられ、該加圧燃料口104は
ノズルホルダ本体1およびノズルボデイ3に穿設した通
路孔105,305を介して前記油溜り302に連通さ
れ、ここに加圧燃料を導くようになっている。
にリテーニングナット5の袋孔底に嵌合する段部30を
有し、この段部30より下方にリテーニングナット5を
貫いて伸びる主部31が設けられ、主部31の先端領域
にはテーパ部を介して径の小さい噴孔部32が形成され
ている。一方、ノズルボデイ3の軸心には、図3と図4
のように上端から下端に向かって、前記ノズルホルダ本
体1の第1穴100aと同心のガイド孔300と、該ガ
イド孔300よりも径の大きな油溜り301が形成さ
れ、さらに油溜り301よりも下方にはガイド孔300
よりも相対的に径の小さい誘導孔302が穿設されてい
る。そして、この誘導孔302の下端には、図2のよう
に円錐状のシート面303が形成され、さらにこのシー
ト面303に続いて前記噴孔部32の領域には、加圧燃
料が導かれる有底ホール304が形成されている。有底
ホール304は、径大穴部304aとこれよりも相対的
に径小な軸孔304bを有し、軸孔304bは前記噴孔
部32の途中で終わる袋穴となっている。前記ノズルホ
ルダ本体1の一側部にはインレットコネクタと接続され
る加圧燃料口104が設けられ、該加圧燃料口104は
ノズルホルダ本体1およびノズルボデイ3に穿設した通
路孔105,305を介して前記油溜り302に連通さ
れ、ここに加圧燃料を導くようになっている。
【0010】ノズルニードル4は上端が前記プッシュロ
ッド101に連結され、外周にはガイド孔300に摺接
するガイド部40を有し、ガイド40の終端には油溜り
301内の燃料圧を受けるテーパ状の受圧部42が設け
られ、この受圧部42から下方には、図2のように誘導
孔302との間で筒状の燃料通路Aを形成するための細
軸部43が設けられ、この細軸部43の下端には前記シ
ート面303に接離する円錐状のシート面44が形成さ
れている。
ッド101に連結され、外周にはガイド孔300に摺接
するガイド部40を有し、ガイド40の終端には油溜り
301内の燃料圧を受けるテーパ状の受圧部42が設け
られ、この受圧部42から下方には、図2のように誘導
孔302との間で筒状の燃料通路Aを形成するための細
軸部43が設けられ、この細軸部43の下端には前記シ
ート面303に接離する円錐状のシート面44が形成さ
れている。
【0011】前記有底ホール304の軸孔304bを囲
む噴孔部32の側壁には、軸孔304bに通じる複数の
噴孔群が異なる複数の円周上に配設されている。この実
施例では、図2のように、噴孔部基端に比較的近い領域
の円周上に上位噴孔群34が穿設され、この上位噴孔群
34から軸方向で所定の間隔を隔てた円周上に下位噴孔
群35が穿設されている。前記上位噴孔群34と下位噴
孔群35はそれぞれ等間隔で穿たれた複数個の噴孔34
0,350からなっている。前記上位噴孔群34と下位
噴孔群35は、それぞれノズル軸線と直角の線分に対し
適度に下傾しており、かつ、上位噴孔群34と下位噴孔
群36の各噴孔径340,350はそれらが属する噴孔
群では同じ大きさであるものの、上位噴孔群34と下位
噴孔群35間では異なっており、上位噴孔群34の各噴
孔340の孔径をd1とし、下位噴孔群35の各噴孔3
50の孔径をd2とすると、この実施例では、d1>d2
の関係となっている。
む噴孔部32の側壁には、軸孔304bに通じる複数の
噴孔群が異なる複数の円周上に配設されている。この実
施例では、図2のように、噴孔部基端に比較的近い領域
の円周上に上位噴孔群34が穿設され、この上位噴孔群
34から軸方向で所定の間隔を隔てた円周上に下位噴孔
群35が穿設されている。前記上位噴孔群34と下位噴
孔群35はそれぞれ等間隔で穿たれた複数個の噴孔34
0,350からなっている。前記上位噴孔群34と下位
噴孔群35は、それぞれノズル軸線と直角の線分に対し
適度に下傾しており、かつ、上位噴孔群34と下位噴孔
群36の各噴孔径340,350はそれらが属する噴孔
群では同じ大きさであるものの、上位噴孔群34と下位
噴孔群35間では異なっており、上位噴孔群34の各噴
孔340の孔径をd1とし、下位噴孔群35の各噴孔3
50の孔径をd2とすると、この実施例では、d1>d2
の関係となっている。
【0012】前記有底ホール304から前記ヘッドカバ
ー2にわたる軸心には上記上位噴孔群34と下位噴孔群
35を開閉制御するスプールバルブ7が配されている。
詳しく説明すると、まず、ノズルニードル4には、図3
のように、下端から中間位置にかけて軸心に第1孔45
aが形成され、この第1孔45aの終端からプッシュロ
ッド101の上端に達するまで第1孔45aよりも相対
的に径の細い第2孔45bが形成され、アジャスチング
スクリュー102には下端から上端にかけて第2孔45
bと同心同径の第3孔45cが形成されている。スプー
ルバルブ7は前記ノズルニードル4を貫いて下方に伸び
る領域に、有底ホール304の軸穴304bに軸方向移
動可能に精密嵌合する弁部70を有している。また、ス
プールバルブ7は前記弁部70から所要の距離を置いた
部位に、ノズルニードル4の第1孔45aに軸方向移動
可能に精密に嵌合する中間太径部71を有している。そ
して、この中間太径部71と弁部70の間には、第1孔
45aの径に対して十分に細い細軸部72が設けられる
一方、中間太径部71の終端から上方には第2孔45b
と第3孔45cに遊嵌する細径部73が設けられてい
る。前記中間太径部71は精密嵌合により燃料のリーク
を阻止し、かつ下面710が噴射圧を受圧し上方向力を
生じさせる。細軸部72は上記下面710に加圧燃料を
導く通路を形成するほか、弾性変形によって中間太径部
71と弁部70の軸心の誤差を吸収する。前記弁部70
および細軸部72は中間太径部71と一体形成されるこ
とが好ましいが、場合によっては弁部70および細軸部
72を中間太径部71と別体に作り、溶接、圧入、ねじ
込みなどによって一体化してもよい。
ー2にわたる軸心には上記上位噴孔群34と下位噴孔群
35を開閉制御するスプールバルブ7が配されている。
詳しく説明すると、まず、ノズルニードル4には、図3
のように、下端から中間位置にかけて軸心に第1孔45
aが形成され、この第1孔45aの終端からプッシュロ
ッド101の上端に達するまで第1孔45aよりも相対
的に径の細い第2孔45bが形成され、アジャスチング
スクリュー102には下端から上端にかけて第2孔45
bと同心同径の第3孔45cが形成されている。スプー
ルバルブ7は前記ノズルニードル4を貫いて下方に伸び
る領域に、有底ホール304の軸穴304bに軸方向移
動可能に精密嵌合する弁部70を有している。また、ス
プールバルブ7は前記弁部70から所要の距離を置いた
部位に、ノズルニードル4の第1孔45aに軸方向移動
可能に精密に嵌合する中間太径部71を有している。そ
して、この中間太径部71と弁部70の間には、第1孔
45aの径に対して十分に細い細軸部72が設けられる
一方、中間太径部71の終端から上方には第2孔45b
と第3孔45cに遊嵌する細径部73が設けられてい
る。前記中間太径部71は精密嵌合により燃料のリーク
を阻止し、かつ下面710が噴射圧を受圧し上方向力を
生じさせる。細軸部72は上記下面710に加圧燃料を
導く通路を形成するほか、弾性変形によって中間太径部
71と弁部70の軸心の誤差を吸収する。前記弁部70
および細軸部72は中間太径部71と一体形成されるこ
とが好ましいが、場合によっては弁部70および細軸部
72を中間太径部71と別体に作り、溶接、圧入、ねじ
込みなどによって一体化してもよい。
【0013】弁部70は下端面が軸孔304bの底に接
した状態で径大穴部304aに到る長さ寸法を有し、弁
部70の外周と径大穴部304aの間には、ノズルニー
ドル4が開弁したときに前記燃料通路Aに通じる環状燃
料通路Bが形成されており、この環状燃料通路Bに臨む
弁部上端部分には複数の半径方向孔74が設けられ、そ
れら半径方向孔74,74は弁部の軸線方向に穿設した
内部燃料通路75に通じている。したがって、弁部70
は内部燃料通路75により筒状となっており、その筒壁
には前記噴孔部32に設けた前記上位噴孔群34と下位
噴孔群35に選択的に連通可能な燃料通路76が設けら
れている。燃料通路76は弁部7の下端面が軸孔304
bの底に接した位置(下降位置)において、下位噴孔群3
5に連通する高さレベルに設けられることが必要であ
る。燃料通路76は、この実施例では、図2のように弁
部外周に横設された1本の環状溝760と、該環状溝7
60と内部燃料通路75とを結ぶ複数個の半径方向孔7
61とからなっている。半径方向孔761は円周上に複
数個等間隔で設けられている。環状溝760は、スプー
ルバルブ7に軸方向の多少の加工誤差があっても、噴射
中の噴孔群と完全に連通し得るように、大きな孔径の噴
孔群34の噴孔径よりも適度に大きな幅に作られている
ことが望ましい。
した状態で径大穴部304aに到る長さ寸法を有し、弁
部70の外周と径大穴部304aの間には、ノズルニー
ドル4が開弁したときに前記燃料通路Aに通じる環状燃
料通路Bが形成されており、この環状燃料通路Bに臨む
弁部上端部分には複数の半径方向孔74が設けられ、そ
れら半径方向孔74,74は弁部の軸線方向に穿設した
内部燃料通路75に通じている。したがって、弁部70
は内部燃料通路75により筒状となっており、その筒壁
には前記噴孔部32に設けた前記上位噴孔群34と下位
噴孔群35に選択的に連通可能な燃料通路76が設けら
れている。燃料通路76は弁部7の下端面が軸孔304
bの底に接した位置(下降位置)において、下位噴孔群3
5に連通する高さレベルに設けられることが必要であ
る。燃料通路76は、この実施例では、図2のように弁
部外周に横設された1本の環状溝760と、該環状溝7
60と内部燃料通路75とを結ぶ複数個の半径方向孔7
61とからなっている。半径方向孔761は円周上に複
数個等間隔で設けられている。環状溝760は、スプー
ルバルブ7に軸方向の多少の加工誤差があっても、噴射
中の噴孔群と完全に連通し得るように、大きな孔径の噴
孔群34の噴孔径よりも適度に大きな幅に作られている
ことが望ましい。
【0014】前記スプールバルブ7は上端部がノズルホ
ルダ本体1を貫き、常態において弁部70が前記下降位
置に着底するように、ヘッドカバー2に配したスプリン
グ8によって下方に付勢され、かつ、ヘッドカバー内に
固定した位置センサ14によって軸方向位置が検出され
るとともに、制動手段9によりエンジンの運転状態に応
じて位置保持されるようになっている。詳しく説明する
と、まず、ヘッドカバー2には、軸心を含む領域にアジ
ャスティングスクリュー102の上端部を囲む空所21
が形成される一方、これとの間に中間壁を残すように上
端から袋穴20が形成され、この袋穴20の底部に制動
手段9が圧入等により嵌着固定され、該制動手段9の上
方には栓体11が嵌合されている。スプールバルブ7の
細径部73は前記中間壁の通孔に取り付けたOリング2
01により油密にシールされている。前記栓体11は下
面から径大穴110と細径穴111が同心に形成される
一方、上面からは取付け穴112が設けられ、該取付け
穴112と細径穴111は細孔113によって連通して
いる。
ルダ本体1を貫き、常態において弁部70が前記下降位
置に着底するように、ヘッドカバー2に配したスプリン
グ8によって下方に付勢され、かつ、ヘッドカバー内に
固定した位置センサ14によって軸方向位置が検出され
るとともに、制動手段9によりエンジンの運転状態に応
じて位置保持されるようになっている。詳しく説明する
と、まず、ヘッドカバー2には、軸心を含む領域にアジ
ャスティングスクリュー102の上端部を囲む空所21
が形成される一方、これとの間に中間壁を残すように上
端から袋穴20が形成され、この袋穴20の底部に制動
手段9が圧入等により嵌着固定され、該制動手段9の上
方には栓体11が嵌合されている。スプールバルブ7の
細径部73は前記中間壁の通孔に取り付けたOリング2
01により油密にシールされている。前記栓体11は下
面から径大穴110と細径穴111が同心に形成される
一方、上面からは取付け穴112が設けられ、該取付け
穴112と細径穴111は細孔113によって連通して
いる。
【0015】制動手段9は非作動時にスプールバルブ7
の軸方向移動を許容し、作動時に軸方向位置を強制的に
保持する電気・機械的手段であり、電磁石などを使用す
ることもできるが、この実施例では圧電アクチュエータ
型としている。具体的には、盤状ケーシング90とこれ
に内装された一対の積層型圧電素子91,91とスプー
ルバルブ7の細径部輪郭に対応する押え面を持つ一対の
押え板92,92を備えている。盤状ケーシング90は
図5のように中心にスプールバルブ7の細径部73の軸
方向移動を許容する径の縦孔900と、該通孔900と
直交する横孔901を有している。前記押え板92,9
2はスプールバルブ7の細径部73に対峙するように横
孔901に配され、それぞれの背後に積層型圧電素子9
1,91が配され、横孔901の両端には積層型圧電素
子91,91の位置決めと予圧のためプラグ93,93
が圧入、ねじ止めなど任意の方法ではめられている。前
記積層型圧電素子91,91に対する給電線910,9
10はプラグを通してヘッドカバー2から導出されるか
または図示のように栓体11を通して導出され、外部の
コントローラ12の出力部に接続されている。
の軸方向移動を許容し、作動時に軸方向位置を強制的に
保持する電気・機械的手段であり、電磁石などを使用す
ることもできるが、この実施例では圧電アクチュエータ
型としている。具体的には、盤状ケーシング90とこれ
に内装された一対の積層型圧電素子91,91とスプー
ルバルブ7の細径部輪郭に対応する押え面を持つ一対の
押え板92,92を備えている。盤状ケーシング90は
図5のように中心にスプールバルブ7の細径部73の軸
方向移動を許容する径の縦孔900と、該通孔900と
直交する横孔901を有している。前記押え板92,9
2はスプールバルブ7の細径部73に対峙するように横
孔901に配され、それぞれの背後に積層型圧電素子9
1,91が配され、横孔901の両端には積層型圧電素
子91,91の位置決めと予圧のためプラグ93,93
が圧入、ねじ止めなど任意の方法ではめられている。前
記積層型圧電素子91,91に対する給電線910,9
10はプラグを通してヘッドカバー2から導出されるか
または図示のように栓体11を通して導出され、外部の
コントローラ12の出力部に接続されている。
【0016】前記栓体11の径大穴110にはばね座1
3が軸方向移動可能に嵌められており、このばね座13
に前記盤状ケーシング90の縦孔900を貫いたスプー
ルバルブ細径部73が嵌着固定されており、ばね座13
と細径穴111の底の間に前記スプリング8が介在さ
れ、ばね座13を介してスプールバルブ7を下方に押圧
している。スプリング8は、いかなる噴射条件において
も、噴射時には噴射圧により弁部70が上昇位置に達す
ることを許容し、非噴射時には下降位置に達することを
許容する力に設定されることが必要である。前記ばね座
13の上面と径大穴110の底との間には、図1と図3
のようにスプールバルブ7のストロークを規定するギャ
ップcが形成されている。このギャップcの寸法はスプ
ールバルブ7の弁部70が上昇位置に達した状態で環状
溝760が上位噴孔群34と連通する大きさとする。そ
して、このギャップ調整のため、栓体11は外周に鍔1
14を有し、その鍔114の下面とヘッドカバー上面と
の間に所望厚さの調整シム16が介装され、これを鍔1
14を貫通する固定用ねじ115によって締め付けるよ
うにしている。
3が軸方向移動可能に嵌められており、このばね座13
に前記盤状ケーシング90の縦孔900を貫いたスプー
ルバルブ細径部73が嵌着固定されており、ばね座13
と細径穴111の底の間に前記スプリング8が介在さ
れ、ばね座13を介してスプールバルブ7を下方に押圧
している。スプリング8は、いかなる噴射条件において
も、噴射時には噴射圧により弁部70が上昇位置に達す
ることを許容し、非噴射時には下降位置に達することを
許容する力に設定されることが必要である。前記ばね座
13の上面と径大穴110の底との間には、図1と図3
のようにスプールバルブ7のストロークを規定するギャ
ップcが形成されている。このギャップcの寸法はスプ
ールバルブ7の弁部70が上昇位置に達した状態で環状
溝760が上位噴孔群34と連通する大きさとする。そ
して、このギャップ調整のため、栓体11は外周に鍔1
14を有し、その鍔114の下面とヘッドカバー上面と
の間に所望厚さの調整シム16が介装され、これを鍔1
14を貫通する固定用ねじ115によって締め付けるよ
うにしている。
【0017】前記位置センサ14はスプールバルブ7の
軸方向位置(上昇位置と下降位置)を検出する手段であ
り、ホルダー部分をもって取付け穴112に挿着されて
おり、導線が前記コントローラ12の入力部に接続され
ている。かかる位置センサ14は非接触型、接触型のい
ずれでもよい。前者の代表例としては近接スイッチが、
後者の代表例としては接触スイッチが挙げられる。位置
センサ14は検出部140が細孔113に臨み、細孔1
13にはばね座13の上面中心から伸びる軸部131が
摺動可能に嵌まっている。
軸方向位置(上昇位置と下降位置)を検出する手段であ
り、ホルダー部分をもって取付け穴112に挿着されて
おり、導線が前記コントローラ12の入力部に接続され
ている。かかる位置センサ14は非接触型、接触型のい
ずれでもよい。前者の代表例としては近接スイッチが、
後者の代表例としては接触スイッチが挙げられる。位置
センサ14は検出部140が細孔113に臨み、細孔1
13にはばね座13の上面中心から伸びる軸部131が
摺動可能に嵌まっている。
【0018】前記コントローラ12の入力部には前記位
置センサ14から弁部軸方向位置信号が入力されるが、
そのほかエンジンの運転状態を示すセンサから信号が入
力されるようになっている。センサはたとえばエンジン
ないし燃料噴射ポンプの回転数センサ(または回転角度
センサ)17と、燃料噴射ポンプのラックセンサやスロ
ットル開度センサなどの負荷センサ18が挙げられる。
そして、コントローラ12には負荷と回転数のデータか
らあらかじめ形成した所定マップによって、たとえばア
イドル時や低速低負荷時には位置センサ14からの信号
を得て制動手段9を作動させてスプールバルブ7を下降
位置に保持させ、高速高負荷時には位置センサ14から
の信号を得て制動手段9を作動させ、燃料通路36が上
位噴孔群34と合致する状態を保持させるべくスプール
バルブ7を上位位置に保持させるようなプログラムが構
築されている。なお、前記スプールバルブ7の上昇位置
から下降位置への切換え制御時期は、スプリング8によ
る付勢力を安定させるため、エンジン筒内圧による軸方
向力のかからない期間すなわち、エンジンの吸気行程中
又は排気行程中とすることが好ましい。これは前記回転
数センサ17からの信号をコントローラ12で処理し、
所定のタイミングで制動手段9への通電を停止すること
で実現できる。
置センサ14から弁部軸方向位置信号が入力されるが、
そのほかエンジンの運転状態を示すセンサから信号が入
力されるようになっている。センサはたとえばエンジン
ないし燃料噴射ポンプの回転数センサ(または回転角度
センサ)17と、燃料噴射ポンプのラックセンサやスロ
ットル開度センサなどの負荷センサ18が挙げられる。
そして、コントローラ12には負荷と回転数のデータか
らあらかじめ形成した所定マップによって、たとえばア
イドル時や低速低負荷時には位置センサ14からの信号
を得て制動手段9を作動させてスプールバルブ7を下降
位置に保持させ、高速高負荷時には位置センサ14から
の信号を得て制動手段9を作動させ、燃料通路36が上
位噴孔群34と合致する状態を保持させるべくスプール
バルブ7を上位位置に保持させるようなプログラムが構
築されている。なお、前記スプールバルブ7の上昇位置
から下降位置への切換え制御時期は、スプリング8によ
る付勢力を安定させるため、エンジン筒内圧による軸方
向力のかからない期間すなわち、エンジンの吸気行程中
又は排気行程中とすることが好ましい。これは前記回転
数センサ17からの信号をコントローラ12で処理し、
所定のタイミングで制動手段9への通電を停止すること
で実現できる。
【0019】なお、この実施例では噴孔径の大きさを上
位噴孔群>下位噴孔群としているが、これと逆であって
もよい。また、燃料通路76は実施例では環状溝760
を有しているが、環状溝760を廃し、上位噴孔群34
と下位噴孔群35に対応する数の位置の半径方向孔とし
てもよい。これはデッドボリュームを少なくする利点が
ある。さらに、実施例では積層型圧電素子9と押え板9
2が一対となっているが、これに限定されるものではな
く、クロス状に2対となっていてもよいし、あるいは1
20°間隔で3組となっていてもよい。
位噴孔群>下位噴孔群としているが、これと逆であって
もよい。また、燃料通路76は実施例では環状溝760
を有しているが、環状溝760を廃し、上位噴孔群34
と下位噴孔群35に対応する数の位置の半径方向孔とし
てもよい。これはデッドボリュームを少なくする利点が
ある。さらに、実施例では積層型圧電素子9と押え板9
2が一対となっているが、これに限定されるものではな
く、クロス状に2対となっていてもよいし、あるいは1
20°間隔で3組となっていてもよい。
【0020】
【実施例の作用】次に本発明の実施例の作用を説明す
る。スプールバルブ7は常態においてスプリング8によ
って下方に押圧されているため弁部70は下降位置にあ
り、この状態では燃料通路76は図2(a)と図3のように
下位噴孔群35と連通し、上位噴孔群34は弁部外周面
によって閉鎖されている。加圧燃料は図示しない燃料噴
射ポンプから配管を経て加圧燃料口104に送られ、通
路孔105,305を介して油溜り301に押し込ま
れ、これから環状燃料通路Aを下る。この燃料圧は同時
に油溜り301に位置しているノズルニードル4の受圧
面42に作用し、燃料圧がノズルスプリング103のセ
ット力に勝る所定の噴射圧に達するとノズルニードル4
はリフトされ、下端部のシート面44がノズルボデイ3
のシート面303から離間し、開弁する。それにより加
圧燃料は有底ホール304に入り、スプールバルブ7の
弁部70に開口している半径方向孔74,74から内部
燃料通路75に流入する。
る。スプールバルブ7は常態においてスプリング8によ
って下方に押圧されているため弁部70は下降位置にあ
り、この状態では燃料通路76は図2(a)と図3のように
下位噴孔群35と連通し、上位噴孔群34は弁部外周面
によって閉鎖されている。加圧燃料は図示しない燃料噴
射ポンプから配管を経て加圧燃料口104に送られ、通
路孔105,305を介して油溜り301に押し込ま
れ、これから環状燃料通路Aを下る。この燃料圧は同時
に油溜り301に位置しているノズルニードル4の受圧
面42に作用し、燃料圧がノズルスプリング103のセ
ット力に勝る所定の噴射圧に達するとノズルニードル4
はリフトされ、下端部のシート面44がノズルボデイ3
のシート面303から離間し、開弁する。それにより加
圧燃料は有底ホール304に入り、スプールバルブ7の
弁部70に開口している半径方向孔74,74から内部
燃料通路75に流入する。
【0021】これと同時に加圧燃料はスプールバルブ7
の細軸部72とノズルニードル4の第1孔45a間の隙
間に流れ、中間太径部71の下面710を上方に押圧す
る。その力はヘッドカバー2内のスプリング8の力より
も大きいため、スプールバルブ7は弁部70と軸穴30
4bおよび中間太径部71と第1孔45aとによってガ
イドされつつ、ばね座13が栓体11の径大穴110の
底に当接するまですなわちギッャプcがなくなるまでリ
フトする。これによりスプールバルブ7の弁部70に設
けられている燃料通路76は軸方向に移動して上昇位置
に到る。これにより、環状溝760が上位噴孔群34と
合致し、下位噴射孔群35は弁部70外周面によって閉
鎖される。したがって加圧燃料は内部燃料通路75から
孔径の大きな上位噴孔群34を通ってエンジン筒内に噴
霧される。加圧燃料の供給圧力が低下するとノズルニー
ドル4は閉弁しそれと同時にスプールバルブ7の中間太
径部71の下面710への押し上げ力が弱まるため、ス
プリング8の力によってばね座13を介してスプールバ
ルブ7は押し下げられ、再び弁部70は下降位置に戻さ
れる。
の細軸部72とノズルニードル4の第1孔45a間の隙
間に流れ、中間太径部71の下面710を上方に押圧す
る。その力はヘッドカバー2内のスプリング8の力より
も大きいため、スプールバルブ7は弁部70と軸穴30
4bおよび中間太径部71と第1孔45aとによってガ
イドされつつ、ばね座13が栓体11の径大穴110の
底に当接するまですなわちギッャプcがなくなるまでリ
フトする。これによりスプールバルブ7の弁部70に設
けられている燃料通路76は軸方向に移動して上昇位置
に到る。これにより、環状溝760が上位噴孔群34と
合致し、下位噴射孔群35は弁部70外周面によって閉
鎖される。したがって加圧燃料は内部燃料通路75から
孔径の大きな上位噴孔群34を通ってエンジン筒内に噴
霧される。加圧燃料の供給圧力が低下するとノズルニー
ドル4は閉弁しそれと同時にスプールバルブ7の中間太
径部71の下面710への押し上げ力が弱まるため、ス
プリング8の力によってばね座13を介してスプールバ
ルブ7は押し下げられ、再び弁部70は下降位置に戻さ
れる。
【0022】上記のような噴射圧によるスプールバルブ
7の軸方向移動はヘッドカバー2の位置センサ14によ
って検出される。すなわち、スプールバルブ7が下降位
置にあるときには、図3のようにばね座13の軸部11
3先端は位置センサ14の検出端140から離間してお
り、スプールバルブ7が上昇位置に移動すると、ばね座
軸部131の先端は位置センサ14の検出端140と当
接又はごく接近する。これらの2種の信号(オフとオン)
がコントローラ14に送られることにより、弁部70の
軸方向位置すなわち燃料通路76が上位噴孔噴射位置に
あるか下位噴孔噴射位置にあるかが判別される。一方、
コントローラ12にはセンサ18,17から負荷とエン
ジン又は燃料噴射ポンプの回転数(または回転角度)の信
号が連続的に入力されている。コントローラ12では上
記弁部70の位置情報と負荷あるいは回転数の情報を処
理し、制動手段9を選択的に通電する。これによりスプ
ールバルブ7は上位噴孔噴射位置と下位噴孔噴射位置の
いずれかの位置に強制的に保持され、異なる噴孔径によ
る噴射が行われる。
7の軸方向移動はヘッドカバー2の位置センサ14によ
って検出される。すなわち、スプールバルブ7が下降位
置にあるときには、図3のようにばね座13の軸部11
3先端は位置センサ14の検出端140から離間してお
り、スプールバルブ7が上昇位置に移動すると、ばね座
軸部131の先端は位置センサ14の検出端140と当
接又はごく接近する。これらの2種の信号(オフとオン)
がコントローラ14に送られることにより、弁部70の
軸方向位置すなわち燃料通路76が上位噴孔噴射位置に
あるか下位噴孔噴射位置にあるかが判別される。一方、
コントローラ12にはセンサ18,17から負荷とエン
ジン又は燃料噴射ポンプの回転数(または回転角度)の信
号が連続的に入力されている。コントローラ12では上
記弁部70の位置情報と負荷あるいは回転数の情報を処
理し、制動手段9を選択的に通電する。これによりスプ
ールバルブ7は上位噴孔噴射位置と下位噴孔噴射位置の
いずれかの位置に強制的に保持され、異なる噴孔径によ
る噴射が行われる。
【0023】すなわち、たとえば、エンジンの状態が低
速低負荷である場合には、位置センサ14からの信号で
弁部70が下降位置にあることが判別されると、コント
ローラ12からの信号で制動手段9の一対の積層型圧電
素子91,91に通電される。 これにより積層型圧電
素子91,91は横孔901内で求心方向に変形し、そ
れにより押え板92,92が前進してスプールバルブ7
の細径部73の外周と強接する。このため、前記のよう
に噴射圧による押し上げ力が中間太径部71の下面71
0に働いても、スプールバルブ7は押え板92,92に
よる摩擦力で軸方向移動が阻止され、下降位置に保持さ
れる。このため、弁部70の燃料通路76は図2(a)と
図3のような下位噴孔群35と連通した状態に保たれ
る。下位噴孔群35の各噴孔350は孔径が小さいため
燃料は高圧化されるとともに長期間噴射となり、また燃
料は微粒化されて円周上にきめ細かく噴霧される。この
ため、適切な空燃比の混合気が生成され、着火遅れ割合
が減ずるためNOxが減少される。
速低負荷である場合には、位置センサ14からの信号で
弁部70が下降位置にあることが判別されると、コント
ローラ12からの信号で制動手段9の一対の積層型圧電
素子91,91に通電される。 これにより積層型圧電
素子91,91は横孔901内で求心方向に変形し、そ
れにより押え板92,92が前進してスプールバルブ7
の細径部73の外周と強接する。このため、前記のよう
に噴射圧による押し上げ力が中間太径部71の下面71
0に働いても、スプールバルブ7は押え板92,92に
よる摩擦力で軸方向移動が阻止され、下降位置に保持さ
れる。このため、弁部70の燃料通路76は図2(a)と
図3のような下位噴孔群35と連通した状態に保たれ
る。下位噴孔群35の各噴孔350は孔径が小さいため
燃料は高圧化されるとともに長期間噴射となり、また燃
料は微粒化されて円周上にきめ細かく噴霧される。この
ため、適切な空燃比の混合気が生成され、着火遅れ割合
が減ずるためNOxが減少される。
【0024】一方、エンジンの状態が高速高負荷となっ
たときには、コントローラ12からの信号で制動手段9
の一対の積層型圧電素子91,91に対する通電を止め
る。これにより積層型圧電素子91,91の変形が解除
されて元の厚さに戻るため押え板92,92は罷動し、
スプールバルブ7は軸方向移動が許容され、前記のよう
に中間太径部71の下面710に対する噴射圧によって
スプールバルブ7は瞬時にリフトし、弁部70は上昇位
置に移動する。これが位置センサ14により確認される
と、コントローラ12からの信号で制動手段9の一対の
積層型圧電素子91,91に通電される。これにより積
層型圧電素子91,91は変形し、押え板92,92に
よりスプールバルブ7はグリップされ、ノズルニードル
4の開弁と閉弁にかわりなく弁部70は上昇位置に保持
される。したがって、燃料通路76は図2(b)と図4の
ように上位噴孔群34と連通した状態に保たれ、上位噴
孔群34の噴孔340は下位噴孔群35の噴孔350よ
りも相対的に孔径が大きいため、エンジン状態に則した
多量の燃料が短期間で筒内に噴射され、安定した高出力
の燃焼が行われ、スモークを低減することができる。な
お、エンジンの始動時においても上記のような上噴孔群
噴射とすることが好ましい。そして、エンジンの状態が
再び低速低負荷になったときには制動手段9による通電
を解除し、位置センサ14により弁部70が下降位置に
あることを確認して再び通電する。こうした上位噴孔群
噴射形態から下位噴孔群噴射形態への切換え制御は、セ
ンサ17からの回転数または回転角の信号から判別され
るエンジンの吸入行程中または排気行程中に行うことが
好ましい。
たときには、コントローラ12からの信号で制動手段9
の一対の積層型圧電素子91,91に対する通電を止め
る。これにより積層型圧電素子91,91の変形が解除
されて元の厚さに戻るため押え板92,92は罷動し、
スプールバルブ7は軸方向移動が許容され、前記のよう
に中間太径部71の下面710に対する噴射圧によって
スプールバルブ7は瞬時にリフトし、弁部70は上昇位
置に移動する。これが位置センサ14により確認される
と、コントローラ12からの信号で制動手段9の一対の
積層型圧電素子91,91に通電される。これにより積
層型圧電素子91,91は変形し、押え板92,92に
よりスプールバルブ7はグリップされ、ノズルニードル
4の開弁と閉弁にかわりなく弁部70は上昇位置に保持
される。したがって、燃料通路76は図2(b)と図4の
ように上位噴孔群34と連通した状態に保たれ、上位噴
孔群34の噴孔340は下位噴孔群35の噴孔350よ
りも相対的に孔径が大きいため、エンジン状態に則した
多量の燃料が短期間で筒内に噴射され、安定した高出力
の燃焼が行われ、スモークを低減することができる。な
お、エンジンの始動時においても上記のような上噴孔群
噴射とすることが好ましい。そして、エンジンの状態が
再び低速低負荷になったときには制動手段9による通電
を解除し、位置センサ14により弁部70が下降位置に
あることを確認して再び通電する。こうした上位噴孔群
噴射形態から下位噴孔群噴射形態への切換え制御は、セ
ンサ17からの回転数または回転角の信号から判別され
るエンジンの吸入行程中または排気行程中に行うことが
好ましい。
【0025】いずれの噴射形態においても、弁部70は
有底ホール304内に納められた状態で行われ、エンジ
ン筒内圧による軸方向力がスプールバルブ7に直接大き
く作用せず、またエンジン燃焼室による高熱の影響も少
ない。従って軸方向移動が確実であるとともに焼付きな
どが生じずスムーズなものとすることができる。なお、
制動手段9に通電しない場合には燃料圧により小孔径と
大孔径による噴射が行われる。すなわち、燃料圧により
ノズルニードル4がリフトすると、まず下位噴孔群35
による小孔径噴射形態となり、ついでスプールバルブ7
のリフトにより上位噴孔群34による大孔径噴射形態と
なり、これがクランク角に伴い毎回行われるものであ
る。
有底ホール304内に納められた状態で行われ、エンジ
ン筒内圧による軸方向力がスプールバルブ7に直接大き
く作用せず、またエンジン燃焼室による高熱の影響も少
ない。従って軸方向移動が確実であるとともに焼付きな
どが生じずスムーズなものとすることができる。なお、
制動手段9に通電しない場合には燃料圧により小孔径と
大孔径による噴射が行われる。すなわち、燃料圧により
ノズルニードル4がリフトすると、まず下位噴孔群35
による小孔径噴射形態となり、ついでスプールバルブ7
のリフトにより上位噴孔群34による大孔径噴射形態と
なり、これがクランク角に伴い毎回行われるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によれ
ば、ノズルボデイ3の先端部に設けた有底ホール304
の側壁に複数個の噴孔群34,35を軸方向で多段に設
け、前記噴孔群34,35の噴孔径を各段ごとに異なる
大きさとし、有底ホール304にはノズルニードル4の
軸心を貫いたスプールバルブ7の弁部70を位置させ、
そのスプールバルブ7を上方のスプリング8によって常
態において弁部下端が有底ホール底に当接するように押
圧させるとともに、加圧燃料の圧力によって軸方向に変
位するようにし、弁部70には下降位置で一方の噴孔群
34と連通し、上昇位置で他方の噴孔群35と連通する
レベルに燃料通路76を設けており、しかも、上方には
エンジンの運転状態に関連して前記スプールバルブ7の
両位置をいずれかに保持固定する制動手段9を有してい
る。このため、噴孔設定の自由度が非常に高く、制動手
段9の制御により複数の孔径バリエーションで燃料を噴
霧することができる。このため、低負荷時にNOxを低
減させ、高負荷時にはスモークを低減する要求を容易に
実現することができるというすぐれた効果が得られる。
しかも、スプールバルブ7の弁部70は有底ホール30
4に内蔵されており、軸方向変位がエンジンの筒内圧力
による影響を受けることが少ないため、制動手段9を小
型なものとすることができると共に、焼付きによる作動
不良が起らず、複数の噴孔群による個別噴射制御を安定
して行うことができるというすぐれた効果が得られる。
ば、ノズルボデイ3の先端部に設けた有底ホール304
の側壁に複数個の噴孔群34,35を軸方向で多段に設
け、前記噴孔群34,35の噴孔径を各段ごとに異なる
大きさとし、有底ホール304にはノズルニードル4の
軸心を貫いたスプールバルブ7の弁部70を位置させ、
そのスプールバルブ7を上方のスプリング8によって常
態において弁部下端が有底ホール底に当接するように押
圧させるとともに、加圧燃料の圧力によって軸方向に変
位するようにし、弁部70には下降位置で一方の噴孔群
34と連通し、上昇位置で他方の噴孔群35と連通する
レベルに燃料通路76を設けており、しかも、上方には
エンジンの運転状態に関連して前記スプールバルブ7の
両位置をいずれかに保持固定する制動手段9を有してい
る。このため、噴孔設定の自由度が非常に高く、制動手
段9の制御により複数の孔径バリエーションで燃料を噴
霧することができる。このため、低負荷時にNOxを低
減させ、高負荷時にはスモークを低減する要求を容易に
実現することができるというすぐれた効果が得られる。
しかも、スプールバルブ7の弁部70は有底ホール30
4に内蔵されており、軸方向変位がエンジンの筒内圧力
による影響を受けることが少ないため、制動手段9を小
型なものとすることができると共に、焼付きによる作動
不良が起らず、複数の噴孔群による個別噴射制御を安定
して行うことができるというすぐれた効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】実施例におけるノズル先端部の拡大図であり、
(a)はスプールバルブが下降位置にある状態、(b)はスプ
ールバルブが上昇位置にある状態を示している。
(a)はスプールバルブが下降位置にある状態、(b)はスプ
ールバルブが上昇位置にある状態を示している。
【図3】実施例における下位噴孔群噴射状態を示す中間
省略断面図である。
省略断面図である。
【図4】実施例における上位噴孔群噴射状態を示す中間
省略断面図である。
省略断面図である。
【図5】図1における制動手段の部分切欠拡大図であ
る。
る。
【図6】同じく部分切欠横断面図である。
3 ノズルボデイ 4 ノズルニードル 7 スプールバルブ 8 スプリング 9 制動手段 34 上位噴孔群 35 下位噴孔群 70 弁部 76 燃料通路 304 有底ホール
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 65/00 306 A F16K 3/26 A
Claims (1)
- 【請求項1】ノズルニードルのシート部より下方の先端
部に加圧燃料を導くための有底ホールを有し、その有底
ホール側壁に、異なる円周上では異なる噴孔径を持つ複
数の噴孔群を軸方向で段設したノズルボデイと、 前記ノズルニードルの軸心を貫通して伸び、先端部に有
底ホールに嵌められる弁部を有し、常態において弁部下
端が有底ホール底に当接するようにスプリングで付勢さ
れ、かつ弁部には、前記位置において一方の噴孔群に連
通し、加圧燃料の圧力を受け前記スプリングの力に抗し
て軸方向に変位した位置で他方の噴孔群に連通する燃料
通路を設けたスプールバルブと、 前記スプールバルブの上方部位に配され、スプールバル
ブの両軸方向位置をエンジンの状態に関連して保持固定
する制動手段を備えていることを特徴とする可変噴孔型
燃料噴射ノズル。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6314338A JPH08144896A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 可変噴孔型燃料噴射ノズル |
| US08/562,168 US5588412A (en) | 1994-11-25 | 1995-11-22 | Variable injection hole type fuel injection nozzle |
| KR1019950043068A KR0162696B1 (ko) | 1994-11-25 | 1995-11-23 | 가변분사홀형태의 연료분사노즐 |
| DE69510641T DE69510641T2 (de) | 1994-11-25 | 1995-11-24 | Kraftstoffeinspritzdüse mit veränderbarer Einspritzöffnung |
| CN95120254A CN1132119A (zh) | 1994-11-25 | 1995-11-24 | 喷孔可变型燃料喷嘴 |
| EP95118556A EP0713967B1 (en) | 1994-11-25 | 1995-11-24 | Variable injection hole type fuel injection nozzle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6314338A JPH08144896A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 可変噴孔型燃料噴射ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08144896A true JPH08144896A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18052132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6314338A Pending JPH08144896A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 可変噴孔型燃料噴射ノズル |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5588412A (ja) |
| EP (1) | EP0713967B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08144896A (ja) |
| KR (1) | KR0162696B1 (ja) |
| CN (1) | CN1132119A (ja) |
| DE (1) | DE69510641T2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030605A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Waertsilae Schweiz Ag | 燃料用噴射ノズル |
| JP2011185266A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Waertsilae Switzerland Ltd | 内燃エンジン用燃料噴射器のノズル、及びノズルの製造方法 |
| JP2013113096A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料噴射装置 |
| JP2013217324A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Toyota Motor Corp | 燃料噴射弁 |
| KR20150020663A (ko) * | 2012-10-19 | 2015-02-26 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 연료 가스 분사 밸브, 듀얼 퓨얼 가스 엔진 및 연료 가스 분사 방법 |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3700981B2 (ja) * | 1995-08-29 | 2005-09-28 | いすゞ自動車株式会社 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
| DE19645900A1 (de) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
| DE19733560B4 (de) * | 1997-08-02 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Laden und Entladen eines piezoelektrischen Elements |
| GB9903496D0 (en) * | 1999-02-16 | 1999-04-07 | Lucas Ind Plc | Fuel injector |
| DE19907356A1 (de) * | 1999-02-20 | 2000-10-12 | Bosch Gmbh Robert | Düseneinheit zur Dosierung von Flüssigkeiten oder Gasen |
| EP1380750B1 (en) * | 1999-06-25 | 2005-11-23 | Delphi Technologies, Inc. | Fuel injector |
| DE19942370A1 (de) * | 1999-09-04 | 2001-03-22 | Bosch Gmbh Robert | Einspritzdüse für Brennkraftmaschinen mit einer Ringnut in der Düsennadel |
| US6230983B1 (en) | 2000-02-08 | 2001-05-15 | Caterpillar Inc. | Rotating valve member and fuel injector using same |
| DE10058130A1 (de) * | 2000-11-22 | 2002-05-23 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzsystem für Brennkraftmaschinen |
| US6637675B2 (en) | 2001-07-13 | 2003-10-28 | Cummins Inc. | Rate shaping fuel injector with limited throttling |
| US6557776B2 (en) | 2001-07-19 | 2003-05-06 | Cummins Inc. | Fuel injector with injection rate control |
| US6705543B2 (en) | 2001-08-22 | 2004-03-16 | Cummins Inc. | Variable pressure fuel injection system with dual flow rate injector |
| DE10261175A1 (de) * | 2002-12-20 | 2004-07-08 | Daimlerchrysler Ag | Schieberventil |
| RU2239089C1 (ru) * | 2003-02-20 | 2004-10-27 | Воронежский государственный аграрный университет им. К.Д. Глинки | Распылитель форсунки для дизеля |
| US7334741B2 (en) * | 2005-01-28 | 2008-02-26 | Cummins Inc. | Fuel injector with injection rate control |
| FR2908838A1 (fr) * | 2006-11-20 | 2008-05-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Injecteur de carburant muni d'une aiguille creuse |
| DK2239451T3 (da) * | 2009-03-30 | 2011-10-10 | Waertsilae Switzerland Ltd | Brændstofindsprøjtningsindretning til interne forbrændingsmotorer |
| DK201000309A (en) * | 2010-04-15 | 2011-10-16 | Man Diesel & Turbo Filial Tyskland | A fuel valve for large two stroke diesel engines |
| DK2405127T3 (da) * | 2010-07-07 | 2013-04-22 | Waertsilae Switzerland Ltd | Brændstofindsprøjtningsindretning til motorer med indvendig forbrænding |
| DE102013001098B3 (de) * | 2013-01-23 | 2014-07-03 | L'orange Gmbh | Kraftstoffinjektor |
| US9920674B2 (en) | 2014-01-09 | 2018-03-20 | Cummins Inc. | Variable spray angle injector arrangement |
| US10337448B2 (en) * | 2015-12-22 | 2019-07-02 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for a fuel injector assembly |
| US9964088B2 (en) * | 2016-01-18 | 2018-05-08 | Ford Global Technologies, Llc | Multi-hole fuel injector with sequential fuel injection |
| NL1041770B1 (en) * | 2016-03-18 | 2017-10-03 | Cereus Tech B V | Improved fuel injection devices. |
| US10208700B2 (en) * | 2016-05-31 | 2019-02-19 | Ford Global Technologies, Llc | Method to control fuel spray duration for internal combustion engines |
| CN107461287A (zh) * | 2016-06-06 | 2017-12-12 | 上海汽车集团股份有限公司 | 喷油器及其喷油方法、电子控制单元、发动机及汽车 |
| US10570865B2 (en) * | 2016-11-08 | 2020-02-25 | Ford Global Technologies, Llc | Fuel injector with variable flow direction |
| JP6141555B1 (ja) * | 2017-03-12 | 2017-06-07 | 基盤技研株式会社 | 高圧噴射ノズル装置およびそれが装着された地盤改良装置 |
| US10808668B2 (en) * | 2018-10-02 | 2020-10-20 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for a fuel injector |
| DK181672B1 (en) * | 2023-05-12 | 2024-09-17 | Man Energy Solutions Filial Af Man Energy Solutions Se Tyskland | A fuel valve for a large turbocharged two-stroke uniflow crosshead internal combustion engine |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2003814A (en) * | 1931-11-09 | 1935-06-04 | Taylor John Leonard | Oil engine atomizer |
| FR902455A (fr) * | 1943-02-05 | 1945-08-31 | Daimler Benz Ag | Procédé pour l'injection de carburant dans des moteurs à combustion interne avec allumage extérieur, et gicleur pour la mise en ceuvre de ce procédé |
| FR925557A (fr) * | 1945-11-14 | 1947-09-08 | Saurer Ag Adolph | Buse d'injection pour moteurs à combustion interne |
| DE2749378A1 (de) * | 1977-11-04 | 1979-05-10 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzduese |
| DE2752640A1 (de) * | 1977-11-25 | 1979-05-31 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzduese fuer brennkraftmaschinen |
| JPS5990765A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-25 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 内燃機関用燃料噴射弁 |
| JPS6036772A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-25 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射弁 |
| DE3429471C2 (de) * | 1984-08-10 | 1987-04-30 | L'Orange GmbH, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzdüse für eine Brennkraftmaschine |
| US4736712A (en) * | 1986-12-01 | 1988-04-12 | General Electric Company | Self purging dual fuel injector |
| US5156132A (en) * | 1989-04-17 | 1992-10-20 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel injection device for diesel engines |
| US5020500A (en) * | 1990-03-28 | 1991-06-04 | Stanadyne Automotive Corp. | Hole type fuel injector and injection method |
| US5163397A (en) * | 1991-05-07 | 1992-11-17 | Pien Pao C | Hot pilot fuel ignited internal combustion engine and method of operating same |
| HUT71755A (en) * | 1991-08-26 | 1996-01-29 | Interlocking Buildings Pty Ltd | Injecting apparatus and system |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP6314338A patent/JPH08144896A/ja active Pending
-
1995
- 1995-11-22 US US08/562,168 patent/US5588412A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-23 KR KR1019950043068A patent/KR0162696B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-24 CN CN95120254A patent/CN1132119A/zh active Pending
- 1995-11-24 DE DE69510641T patent/DE69510641T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-24 EP EP95118556A patent/EP0713967B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030605A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Waertsilae Schweiz Ag | 燃料用噴射ノズル |
| JP2011185266A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Waertsilae Switzerland Ltd | 内燃エンジン用燃料噴射器のノズル、及びノズルの製造方法 |
| JP2013113096A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料噴射装置 |
| JP2013217324A (ja) * | 2012-04-10 | 2013-10-24 | Toyota Motor Corp | 燃料噴射弁 |
| KR20150020663A (ko) * | 2012-10-19 | 2015-02-26 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 연료 가스 분사 밸브, 듀얼 퓨얼 가스 엔진 및 연료 가스 분사 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69510641T2 (de) | 2000-03-02 |
| CN1132119A (zh) | 1996-10-02 |
| DE69510641D1 (de) | 1999-08-12 |
| US5588412A (en) | 1996-12-31 |
| KR960018211A (ko) | 1996-06-17 |
| EP0713967A1 (en) | 1996-05-29 |
| EP0713967B1 (en) | 1999-07-07 |
| KR0162696B1 (ko) | 1998-12-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5588412A (en) | Variable injection hole type fuel injection nozzle | |
| US6024297A (en) | Fuel injector | |
| US4798186A (en) | Fuel injector unit | |
| US5890471A (en) | Fuel injection device for engines | |
| US6213098B1 (en) | Fuel injection device | |
| US4972996A (en) | Dual lift electromagnetic fuel injector | |
| JPS62203932A (ja) | 内燃機関用燃料噴射装置 | |
| JP3555264B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
| US4393994A (en) | Electromagnetic fuel injector with flexible disc valve | |
| JPH0626416A (ja) | 前噴射及び主噴射用の燃料噴射ノズル | |
| US5088647A (en) | Feeder wire structure for high pressure fuel injection unit | |
| US4394856A (en) | Compression operated injector with fuel injection control | |
| US6575384B2 (en) | Fuel injector with a control rod controlled by the fuel pressure in a control chamber | |
| US5150684A (en) | High pressure fuel injection unit for engine | |
| US6340017B1 (en) | Fuel injector | |
| EP0921302A2 (en) | Fuel injector | |
| KR0172131B1 (ko) | 전자기 작동식 연료 분사 밸브 | |
| US4071197A (en) | Fuel injector with self-centering valve | |
| WO2001059291A1 (en) | Variable orifice electronically controlled common rail injector (voecrri) | |
| US6109541A (en) | Apparatus for reducing the bounce of a poppet valve | |
| JP2753312B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| US7097115B2 (en) | Fuel injector regulator having combined initial injection and peak injection pressure regulation | |
| JP4273676B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JP2861553B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JPH0643488Y2 (ja) | 燃料噴射ノズル |