JPH08145363A - 液体燃料用ガスタービン燃焼器 - Google Patents
液体燃料用ガスタービン燃焼器Info
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- JPH08145363A JPH08145363A JP28685294A JP28685294A JPH08145363A JP H08145363 A JPH08145363 A JP H08145363A JP 28685294 A JP28685294 A JP 28685294A JP 28685294 A JP28685294 A JP 28685294A JP H08145363 A JPH08145363 A JP H08145363A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液体燃料を使用するガスタービン燃焼器におい
て、燃料の微粒化を図り、空気との混合を十分に促進さ
せて均一燃焼を行えるようにし、NOx発生量を確実に
低減させることができるようにする。 【構成】燃焼機ライナ内に形成される燃焼域を、燃焼器
ライナ頭部側の第1段燃焼域と、この第1段燃焼域の下
流側の第2段燃焼域とに分け、第1段燃焼域では液体燃
料の拡散燃焼を行なわせるとともに、第2段燃焼域では
第2段燃料ノズルから予混合ダクトを介して噴射される
液体燃料の稀薄予混合燃料による予混合燃焼を行なわせ
るようにする。第2段燃料ノズル8を、液体燃料を旋回
流として噴射する液体燃料ノズル部24と、この液体燃
料ノズル部24の外周側に同軸的に配置され、噴射する
液体燃料に高圧空気を旋回流として噴出してその液体燃
料を微粒化させる燃料微粒化用空気ノズル部25とを有
する構成とする。
て、燃料の微粒化を図り、空気との混合を十分に促進さ
せて均一燃焼を行えるようにし、NOx発生量を確実に
低減させることができるようにする。 【構成】燃焼機ライナ内に形成される燃焼域を、燃焼器
ライナ頭部側の第1段燃焼域と、この第1段燃焼域の下
流側の第2段燃焼域とに分け、第1段燃焼域では液体燃
料の拡散燃焼を行なわせるとともに、第2段燃焼域では
第2段燃料ノズルから予混合ダクトを介して噴射される
液体燃料の稀薄予混合燃料による予混合燃焼を行なわせ
るようにする。第2段燃料ノズル8を、液体燃料を旋回
流として噴射する液体燃料ノズル部24と、この液体燃
料ノズル部24の外周側に同軸的に配置され、噴射する
液体燃料に高圧空気を旋回流として噴出してその液体燃
料を微粒化させる燃料微粒化用空気ノズル部25とを有
する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に発電用ガスタービ
ンプラントに適用される灯油あるいは重油等の液体燃料
を用いるガスタービン燃焼器に係り、とりわけ排気ガス
中に含まれるNOxの低濃度化が図れる液体燃料用ガス
タービン燃焼器に関する。
ンプラントに適用される灯油あるいは重油等の液体燃料
を用いるガスタービン燃焼器に係り、とりわけ排気ガス
中に含まれるNOxの低濃度化が図れる液体燃料用ガス
タービン燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発電用ガスタービンの燃焼器の燃
料としては、主に、気体燃料であるLNG等が適用され
ている。このような気体燃料用ガスタービン燃焼器にお
いては近年、タービン熱効率を向上させるため、タービ
ン入口温度、すなわちガスタービン燃焼器の出口温度の
高温化が図られている。
料としては、主に、気体燃料であるLNG等が適用され
ている。このような気体燃料用ガスタービン燃焼器にお
いては近年、タービン熱効率を向上させるため、タービ
ン入口温度、すなわちガスタービン燃焼器の出口温度の
高温化が図られている。
【0003】ところが、燃焼器の出口温度が高くなる
と、それに伴って排ガス中の窒素酸化物(NOx)の濃
度も高くなる。ガスタービン燃焼器のNOx発生の主な
原因としては、ガスタービン燃焼器内における燃焼ガス
の局所的な高温化が挙げられる。 従来、燃焼器内で発
生するNOxの低減法としては、2段予混合燃焼方式あ
るいは水や蒸気を注入する方式等が提案されている。2
段予混合燃焼方式は、燃焼器ライナ内の燃焼室の上流側
を第1段燃焼域、その下流側を第2段燃焼域と分け、第
1段燃焼域では、少量の第1段燃料を用いて高温の安定
した火炎(拡散火炎)を形成し、この高温燃焼ガスによ
って、第2段燃焼域に噴出される燃えにくい稀薄予混合
気を安定に燃焼させるようにしたもので、局所的高温部
分の発生を防止するとともに、NOxの発生を抑制する
方式である。
と、それに伴って排ガス中の窒素酸化物(NOx)の濃
度も高くなる。ガスタービン燃焼器のNOx発生の主な
原因としては、ガスタービン燃焼器内における燃焼ガス
の局所的な高温化が挙げられる。 従来、燃焼器内で発
生するNOxの低減法としては、2段予混合燃焼方式あ
るいは水や蒸気を注入する方式等が提案されている。2
段予混合燃焼方式は、燃焼器ライナ内の燃焼室の上流側
を第1段燃焼域、その下流側を第2段燃焼域と分け、第
1段燃焼域では、少量の第1段燃料を用いて高温の安定
した火炎(拡散火炎)を形成し、この高温燃焼ガスによ
って、第2段燃焼域に噴出される燃えにくい稀薄予混合
気を安定に燃焼させるようにしたもので、局所的高温部
分の発生を防止するとともに、NOxの発生を抑制する
方式である。
【0004】この方式を用いた装置は、例えば特開昭6
1−105029号公報に示されているように、第2段
燃焼域へ稀薄予混合燃料を導くために、燃料を導入する
ノズルおよび空気を導入するスワーラと、圧力噴霧型燃
料ノズルおよびスワーラから導かれた燃料および空気を
予混合する円管状の予混合蒸発部(予混合ダクト)より
構成されている。
1−105029号公報に示されているように、第2段
燃焼域へ稀薄予混合燃料を導くために、燃料を導入する
ノズルおよび空気を導入するスワーラと、圧力噴霧型燃
料ノズルおよびスワーラから導かれた燃料および空気を
予混合する円管状の予混合蒸発部(予混合ダクト)より
構成されている。
【0005】図9(a),(b)は、従来の圧力噴霧型
燃料ノズル100の構成を示したものである。これらの
図に示すように、従来のノズルでは燃料導入通路101
を内部に有する管状のノズル本体102の膨出した先端
閉塞壁103に、拡径方向に開口する出口孔104を穿
設したもので、同図(a)のものは放射状の出口孔10
4を周方向に複数穿設しており、同図(b)のものは放
射状の出口孔104を周方向に複数穿設するとともに、
軸心方向にも穿設している。
燃料ノズル100の構成を示したものである。これらの
図に示すように、従来のノズルでは燃料導入通路101
を内部に有する管状のノズル本体102の膨出した先端
閉塞壁103に、拡径方向に開口する出口孔104を穿
設したもので、同図(a)のものは放射状の出口孔10
4を周方向に複数穿設しており、同図(b)のものは放
射状の出口孔104を周方向に複数穿設するとともに、
軸心方向にも穿設している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のガスタ
ービン燃焼器において、圧力噴霧型燃料ノズル100を
用いた第2段燃料ノズルから予混合ダクトに噴霧された
LNG等のガス燃料は、スワーラにて旋回流となった空
気と混合され、下流に行くに従って燃料は均一に空気と
予混合され、予混合ダクトの出口である燃焼室の第2段
燃焼域へと導かれて安定燃焼される。
ービン燃焼器において、圧力噴霧型燃料ノズル100を
用いた第2段燃料ノズルから予混合ダクトに噴霧された
LNG等のガス燃料は、スワーラにて旋回流となった空
気と混合され、下流に行くに従って燃料は均一に空気と
予混合され、予混合ダクトの出口である燃焼室の第2段
燃焼域へと導かれて安定燃焼される。
【0007】ところが、石油系、例えば灯油あるいは重
油等の液体燃料を用いる場合には、従来の圧力噴霧型燃
料ノズル100から噴霧される燃料が必ずしも十分に微
粒化されない。発明者の検討によると、噴霧粒子径が例
えば120μmと大きく、予混合ダクト内部で完全に蒸
発しきれず、均一な稀薄予混合燃焼が行なわれないた
め、局所的な高温燃焼部が生じる等によりNOxの低減
特性が良くなく、一般の拡散燃焼器と比較して1/2程
度にしか減少しない。
油等の液体燃料を用いる場合には、従来の圧力噴霧型燃
料ノズル100から噴霧される燃料が必ずしも十分に微
粒化されない。発明者の検討によると、噴霧粒子径が例
えば120μmと大きく、予混合ダクト内部で完全に蒸
発しきれず、均一な稀薄予混合燃焼が行なわれないた
め、局所的な高温燃焼部が生じる等によりNOxの低減
特性が良くなく、一般の拡散燃焼器と比較して1/2程
度にしか減少しない。
【0008】また、液体燃料の粒子径が大きいために予
混合空気に伴って流れる液滴が少なく、噴霧した燃料が
予混合ダクトの壁面に付着してしまうため、燃料と空気
との予混合および蒸発が促進されず、予混合ダクトのメ
タル温度分布が不均一となり、予混合ダクトが損傷する
おそれもある。このことは、第1段燃料ノズルについて
も同様である。
混合空気に伴って流れる液滴が少なく、噴霧した燃料が
予混合ダクトの壁面に付着してしまうため、燃料と空気
との予混合および蒸発が促進されず、予混合ダクトのメ
タル温度分布が不均一となり、予混合ダクトが損傷する
おそれもある。このことは、第1段燃料ノズルについて
も同様である。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、第1段または第2段の液体燃料ノズルの構成を
改良して液体燃料の微粒化を図り、空気との混合を十分
に促進させて均一燃焼を行えるようにし、NOx発生量
を確実に低減させることができるとともに、液体燃料ノ
ズルを限られた空間内に容易かつ安定に設置することが
できる液体燃料用ガスタービン燃焼器を提供することを
目的とする。
もので、第1段または第2段の液体燃料ノズルの構成を
改良して液体燃料の微粒化を図り、空気との混合を十分
に促進させて均一燃焼を行えるようにし、NOx発生量
を確実に低減させることができるとともに、液体燃料ノ
ズルを限られた空間内に容易かつ安定に設置することが
できる液体燃料用ガスタービン燃焼器を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
燃焼機ライナ内に形成される燃焼域を、燃焼器ライナ頭
部側の第1段燃焼域と、この第1段燃焼域の下流側の第
2段燃焼域とに分け、前記第1段燃焼域では前記燃焼器
ライナの頭部中心位置に設けた第1段燃料ノズルから噴
射される液体燃料の拡散燃焼を行なわせるとともに、前
記第2段燃焼域では前記燃焼器ライナの外周部に配設し
た第2段燃料ノズルから予混合ダクトを介して噴射され
る液体燃料の稀薄予混合燃料による予混合燃焼を行なわ
せるようにした液体燃料用ガスタービン燃焼器であっ
て、前記第1段燃料ノズルおよび第2段燃料ノズルの少
なくとも一方を、液体燃料を旋回流として噴射する液体
燃料ノズル部と、この液体燃料ノズル部の外周側に同軸
的に配置され、噴射する液体燃料に高圧空気を旋回流と
して噴出してその液体燃料を微粒化させる燃料微粒化用
空気ノズル部とを有する構成としたことを特徴とする。
燃焼機ライナ内に形成される燃焼域を、燃焼器ライナ頭
部側の第1段燃焼域と、この第1段燃焼域の下流側の第
2段燃焼域とに分け、前記第1段燃焼域では前記燃焼器
ライナの頭部中心位置に設けた第1段燃料ノズルから噴
射される液体燃料の拡散燃焼を行なわせるとともに、前
記第2段燃焼域では前記燃焼器ライナの外周部に配設し
た第2段燃料ノズルから予混合ダクトを介して噴射され
る液体燃料の稀薄予混合燃料による予混合燃焼を行なわ
せるようにした液体燃料用ガスタービン燃焼器であっ
て、前記第1段燃料ノズルおよび第2段燃料ノズルの少
なくとも一方を、液体燃料を旋回流として噴射する液体
燃料ノズル部と、この液体燃料ノズル部の外周側に同軸
的に配置され、噴射する液体燃料に高圧空気を旋回流と
して噴出してその液体燃料を微粒化させる燃料微粒化用
空気ノズル部とを有する構成としたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
体燃料用ガスタービン燃焼器において、液体燃料ノズル
部は、この液体燃料ノズル部の中心位置に液体燃料を導
入して流通させる液体燃料導入通路と、この液体燃料導
入通路の下流端側位置で液体燃料の流れ方向を前記液体
燃料導入通路から大径側に放射状に向ける拡径通路と、
この拡径通路に連通する狭隘な筒状通路と、この筒状通
路の下流端側にて液体燃料を周方向に沿う旋回流とする
液体燃料旋回通路と、この液体燃料旋回通路に連通し次
第に小径となる液体燃料縮流通路と、この液体燃料縮流
通路の下流端に開口する液体燃料出口とを有することを
特徴とする。
体燃料用ガスタービン燃焼器において、液体燃料ノズル
部は、この液体燃料ノズル部の中心位置に液体燃料を導
入して流通させる液体燃料導入通路と、この液体燃料導
入通路の下流端側位置で液体燃料の流れ方向を前記液体
燃料導入通路から大径側に放射状に向ける拡径通路と、
この拡径通路に連通する狭隘な筒状通路と、この筒状通
路の下流端側にて液体燃料を周方向に沿う旋回流とする
液体燃料旋回通路と、この液体燃料旋回通路に連通し次
第に小径となる液体燃料縮流通路と、この液体燃料縮流
通路の下流端に開口する液体燃料出口とを有することを
特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の液
体燃料用ガスタービン燃焼器において、燃料微粒化用空
気ノズル部は、請求項2記載の液体燃料ノズル部の液体
燃料導入通路の外周側に配置された筒状の空気導入通路
と、この空気導入通路の下流端側で空気の流れを周方向
に沿う旋回流にする空気旋回通路と、この空気旋回通路
の下流端側で空気を小径側に向ける縮流空気導入通路
と、この空気縮流通路の下流端側で、かつ請求項2記載
の液体燃料出口の周囲部に旋回空気を噴出する燃料微粒
化噴霧用の空気出口とを有することを特徴とする。
体燃料用ガスタービン燃焼器において、燃料微粒化用空
気ノズル部は、請求項2記載の液体燃料ノズル部の液体
燃料導入通路の外周側に配置された筒状の空気導入通路
と、この空気導入通路の下流端側で空気の流れを周方向
に沿う旋回流にする空気旋回通路と、この空気旋回通路
の下流端側で空気を小径側に向ける縮流空気導入通路
と、この空気縮流通路の下流端側で、かつ請求項2記載
の液体燃料出口の周囲部に旋回空気を噴出する燃料微粒
化噴霧用の空気出口とを有することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の液
体燃料用ガスタービン燃焼器において、第2段燃料ノズ
ルは燃料微粒化用空気ノズル部を形成するノズル外筒お
よび中間筒と、液体燃料ノズル部を構成する内筒とを備
え、前記ノズル外筒は、上流端側が開口し下流端側が次
第に小径となるテーパ付きの形状とされて上流端側内周
面に雌ねじが形成されるとともに下流端側近傍の内周面
に段部が形成されており、また前記中間筒は、前記ノズ
ル外筒と略相似的な形状でノズル外筒内に同軸的に挿入
され、上流端側の内周面に雌ねじが形成されるととも
に、下流端側近傍の外周面に段部が形成され、かつ下流
端側内部にフランジ面が形成されており、さらに前記内
筒は、上流端側が開口し下流端側が閉塞した有底筒状
で、前記中間筒の雌ねじ部とフランジ面との間に位置し
て前記中間筒内に密接状態で嵌合されて下流端側の周壁
部に拡径通路となる複数の放射状の孔を有するととも
に、その拡径通路の下流側に前記中間筒との間で筒状通
路を形成する小径部を有し、かつ下流端部に液体燃料旋
回通路を形成する環状壁を有しており、前記内筒は前記
中間筒に下流端の環状壁の先端が前記中間筒の下流端の
内面のフランジ面に当接するまで深く挿入して前記中間
筒の雌ねじに螺合した止めねじによるダブルナット構造
で上流端側から押圧固定する一方、前記中間筒は前記ノ
ズル外筒に同軸的に上流端側から挿入しこのノズル外筒
の内周面の段部と前記中間筒の外周面の段部とで燃料微
粒化用空気ノズル部の空気旋回通路を形成するリング状
の旋回器を挟持し、かつ前記中間筒は前記ノズル外筒の
雌ねじに上流端側から螺合および溶接固着したプラグに
よって固定保持したことを特徴とする。
体燃料用ガスタービン燃焼器において、第2段燃料ノズ
ルは燃料微粒化用空気ノズル部を形成するノズル外筒お
よび中間筒と、液体燃料ノズル部を構成する内筒とを備
え、前記ノズル外筒は、上流端側が開口し下流端側が次
第に小径となるテーパ付きの形状とされて上流端側内周
面に雌ねじが形成されるとともに下流端側近傍の内周面
に段部が形成されており、また前記中間筒は、前記ノズ
ル外筒と略相似的な形状でノズル外筒内に同軸的に挿入
され、上流端側の内周面に雌ねじが形成されるととも
に、下流端側近傍の外周面に段部が形成され、かつ下流
端側内部にフランジ面が形成されており、さらに前記内
筒は、上流端側が開口し下流端側が閉塞した有底筒状
で、前記中間筒の雌ねじ部とフランジ面との間に位置し
て前記中間筒内に密接状態で嵌合されて下流端側の周壁
部に拡径通路となる複数の放射状の孔を有するととも
に、その拡径通路の下流側に前記中間筒との間で筒状通
路を形成する小径部を有し、かつ下流端部に液体燃料旋
回通路を形成する環状壁を有しており、前記内筒は前記
中間筒に下流端の環状壁の先端が前記中間筒の下流端の
内面のフランジ面に当接するまで深く挿入して前記中間
筒の雌ねじに螺合した止めねじによるダブルナット構造
で上流端側から押圧固定する一方、前記中間筒は前記ノ
ズル外筒に同軸的に上流端側から挿入しこのノズル外筒
の内周面の段部と前記中間筒の外周面の段部とで燃料微
粒化用空気ノズル部の空気旋回通路を形成するリング状
の旋回器を挟持し、かつ前記中間筒は前記ノズル外筒の
雌ねじに上流端側から螺合および溶接固着したプラグに
よって固定保持したことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の液
体燃料用ガスタービン燃焼器において、第1段燃料ノズ
ルは、燃料微粒化用空気ノズル部の外周側に、ガス燃料
を噴射するガス噴射ノズル部を、液体燃料ノズル部と切
換え使用可能に備えたことを特徴とする。
体燃料用ガスタービン燃焼器において、第1段燃料ノズ
ルは、燃料微粒化用空気ノズル部の外周側に、ガス燃料
を噴射するガス噴射ノズル部を、液体燃料ノズル部と切
換え使用可能に備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、第1段燃料ノズルま
たは第2段燃料ノズルにおいて、液体燃料が液体燃料ノ
ズル部から旋回流として噴出されるとともに、その噴出
される液体燃料が外周側の微粒化用空気ノズル部から噴
出される旋回空気と混合することによって極めて微粒化
された状態となる。
たは第2段燃料ノズルにおいて、液体燃料が液体燃料ノ
ズル部から旋回流として噴出されるとともに、その噴出
される液体燃料が外周側の微粒化用空気ノズル部から噴
出される旋回空気と混合することによって極めて微粒化
された状態となる。
【0016】このように第1段燃料ノズルで微粒化され
た液体燃料は、均一拡散状態となって燃焼器ライナの第
1燃焼域に供給され、均一に燃焼される。また、第2段
燃料ノズルで微粒化された液体燃料は、予混合ダクト内
で均一,稀薄状態となって予混合,蒸発されて燃焼器ラ
イナの第2燃焼域に供給され、均一に燃焼される。これ
により、液体燃料の微粒化が不十分な従来の燃焼器に比
してNOx低減率の大幅な改善が図れるようになる。
た液体燃料は、均一拡散状態となって燃焼器ライナの第
1燃焼域に供給され、均一に燃焼される。また、第2段
燃料ノズルで微粒化された液体燃料は、予混合ダクト内
で均一,稀薄状態となって予混合,蒸発されて燃焼器ラ
イナの第2燃焼域に供給され、均一に燃焼される。これ
により、液体燃料の微粒化が不十分な従来の燃焼器に比
してNOx低減率の大幅な改善が図れるようになる。
【0017】請求項2の発明によれば、上述した第1段
燃料ノズルまたは第2段燃料ノズルの液体燃料ノズル部
での液体燃料の微粒化が、同ノズル部内の通路構成によ
って、より確実に行われる。即ち本発明によれば、供給
される液体燃料が、液体燃料導入通路から拡径通路へと
放射状に流れを変える際の撹拌および液体燃料旋回通路
で縮径方向に沿って旋回しながら噴出される際の撹拌に
よって、複合的かつ強力な微粒化作用を受ける。
燃料ノズルまたは第2段燃料ノズルの液体燃料ノズル部
での液体燃料の微粒化が、同ノズル部内の通路構成によ
って、より確実に行われる。即ち本発明によれば、供給
される液体燃料が、液体燃料導入通路から拡径通路へと
放射状に流れを変える際の撹拌および液体燃料旋回通路
で縮径方向に沿って旋回しながら噴出される際の撹拌に
よって、複合的かつ強力な微粒化作用を受ける。
【0018】また、請求項3の発明によれば、液体燃料
ノズル部から噴出する液体燃料をさらに微粒化するため
の空気流が有効的に得られる。即ち本発明によれば、空
気と燃料微粒化用空気ノズル部の筒状の空気導入通路に
設けられたリング状の空気旋回通路で旋回流となり、空
気縮流通路で縮流となって空気出口から燃料噴霧用の出
口の外周側で液体燃料と強力に混合して噴霧状態とな
る。
ノズル部から噴出する液体燃料をさらに微粒化するため
の空気流が有効的に得られる。即ち本発明によれば、空
気と燃料微粒化用空気ノズル部の筒状の空気導入通路に
設けられたリング状の空気旋回通路で旋回流となり、空
気縮流通路で縮流となって空気出口から燃料噴霧用の出
口の外周側で液体燃料と強力に混合して噴霧状態とな
る。
【0019】以上の発明においては、液体燃料および空
気の通路を形成するために、各ノズルは複数部品を組み
合せて構成する必要がある。その場合、加圧状態で供給
される液体燃料および空気に旋回流を与える部位では大
きい反力が発生するため、その反力によって部品の結合
に緩みが生じて所定の機能が発揮できなくなる可能性が
ある。
気の通路を形成するために、各ノズルは複数部品を組み
合せて構成する必要がある。その場合、加圧状態で供給
される液体燃料および空気に旋回流を与える部位では大
きい反力が発生するため、その反力によって部品の結合
に緩みが生じて所定の機能が発揮できなくなる可能性が
ある。
【0020】そこで、請求項4の発明では、ノズル外
筒、中間筒および内筒を、ダブルナット構造およびねじ
込みと溶接固着構造で固定するようにして、前記の旋回
流の反力に抗して部品の強固な結合関係を保持できると
ともに、比較的簡単な構成でノズル部品を提供でき、前
記の液体燃料の微粒化が有効に実現できるようになる。
さらに、請求項5の発明によれば、燃料微粒化用空気ノ
ズル部の外周側に、ガス燃料を噴射するガス噴射ノズル
部を、液体燃料ノズル部と切換え使用可能に備えたこと
により、必要に応じてガス燃料の燃焼にも供することが
でき、多様な燃焼形態の選択により最適な運用を行うこ
とが可能となる。
筒、中間筒および内筒を、ダブルナット構造およびねじ
込みと溶接固着構造で固定するようにして、前記の旋回
流の反力に抗して部品の強固な結合関係を保持できると
ともに、比較的簡単な構成でノズル部品を提供でき、前
記の液体燃料の微粒化が有効に実現できるようになる。
さらに、請求項5の発明によれば、燃料微粒化用空気ノ
ズル部の外周側に、ガス燃料を噴射するガス噴射ノズル
部を、液体燃料ノズル部と切換え使用可能に備えたこと
により、必要に応じてガス燃料の燃焼にも供することが
でき、多様な燃焼形態の選択により最適な運用を行うこ
とが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本実施例によるガスタービン燃焼器の
全体構成を示し、図2は第2段燃料バルブの構成を示
し、図3および図4は部品構成を示し、図5は第1段燃
料バルブの構成を示し、図6は第1段燃料バルブの部品
構成を示している。
明する。図1は、本実施例によるガスタービン燃焼器の
全体構成を示し、図2は第2段燃料バルブの構成を示
し、図3および図4は部品構成を示し、図5は第1段燃
料バルブの構成を示し、図6は第1段燃料バルブの部品
構成を示している。
【0022】本実施例のガスタービン燃焼器1は、図示
しない圧縮機とガスタービンとの間に複数個設けられ、
圧縮機からの吐出チャンバ内に収容されている。このガ
スタービン燃焼器1では図1に示すように、燃焼器外筒
2内に燃焼器ライナ3が内筒として収納されている。こ
の燃焼器ライナ3内には燃焼室4が形成され、燃焼器ラ
イナ3と燃焼器外筒2との間に環状の空気流路5が形成
されている。この空気流路5は、フロースリーブ6によ
って外周側が覆われ、このフロースリーブ6の内側を通
ってコンプレッサ4からの吐出空気aが案内される。
しない圧縮機とガスタービンとの間に複数個設けられ、
圧縮機からの吐出チャンバ内に収容されている。このガ
スタービン燃焼器1では図1に示すように、燃焼器外筒
2内に燃焼器ライナ3が内筒として収納されている。こ
の燃焼器ライナ3内には燃焼室4が形成され、燃焼器ラ
イナ3と燃焼器外筒2との間に環状の空気流路5が形成
されている。この空気流路5は、フロースリーブ6によ
って外周側が覆われ、このフロースリーブ6の内側を通
ってコンプレッサ4からの吐出空気aが案内される。
【0023】燃焼器ライナ3内に形成される燃焼室4
は、燃焼器ライナ3の頭部側の第1段燃焼域4aと、こ
の第1段燃焼域4aの下流側の第2段燃焼域4bとに分
けられている。燃焼器ライナ3の上流端には、第1段燃
焼域4aの中心部に位置して、第1段燃料であるパイロ
ット燃料を噴射させる第1段燃料ノズル、即ち、パイロ
ット燃料ノズル7が設けられている。このパイロット燃
料ノズル7の外周側に、第2段燃焼域4bへ第2段燃料
であるメイン燃料を供給する第2段燃料ノズル、即ち、
メイン燃料ノズル8が複数個、例えば8個、周方向に間
隔的に設けられている。これらパイロット燃料ノズル7
とメイン燃料ノズル8とは、燃焼器外筒2の開口部を覆
うヘッドプレート9に設けられている。
は、燃焼器ライナ3の頭部側の第1段燃焼域4aと、こ
の第1段燃焼域4aの下流側の第2段燃焼域4bとに分
けられている。燃焼器ライナ3の上流端には、第1段燃
焼域4aの中心部に位置して、第1段燃料であるパイロ
ット燃料を噴射させる第1段燃料ノズル、即ち、パイロ
ット燃料ノズル7が設けられている。このパイロット燃
料ノズル7の外周側に、第2段燃焼域4bへ第2段燃料
であるメイン燃料を供給する第2段燃料ノズル、即ち、
メイン燃料ノズル8が複数個、例えば8個、周方向に間
隔的に設けられている。これらパイロット燃料ノズル7
とメイン燃料ノズル8とは、燃焼器外筒2の開口部を覆
うヘッドプレート9に設けられている。
【0024】燃焼器ライナ3の上流端にはライナキャッ
プ10が取付けられ、このライナキャップ10の中心部
に、前記のパイロット燃料ノズル7の先端部が支持され
るとともに、その周囲部に、空気導入通路5から導かれ
た空気を第1段燃焼域4aに吹込む旋回用のスワーラ1
1が設けられている。
プ10が取付けられ、このライナキャップ10の中心部
に、前記のパイロット燃料ノズル7の先端部が支持され
るとともに、その周囲部に、空気導入通路5から導かれ
た空気を第1段燃焼域4aに吹込む旋回用のスワーラ1
1が設けられている。
【0025】また、燃焼器外筒2の下流端には燃焼器ラ
ッパ12が設けられる一方、燃焼器ライナ3の下流端に
はトランジションピース13が装着され、燃焼ガスを図
示しないガスタービンに送給するようになっている。
ッパ12が設けられる一方、燃焼器ライナ3の下流端に
はトランジションピース13が装着され、燃焼ガスを図
示しないガスタービンに送給するようになっている。
【0026】ところで、燃焼器ライナ3の外周側には、
各メイン燃料ノズル8から噴射されるメイン燃料を空気
と予混合させるための予混合ダクト14が、メイン燃料
ノズル8と同数、周方向に間隔的に配設されている。各
予混合ダクト14は、燃焼器ライナ3と平行な軸心をも
って筒状に構成されており、その下流端側には複数段、
例えば3段の予混合燃料出口15,16,17が分岐
し、燃焼器ライナ3の軸方向位置の異なる3カ所から第
2段燃焼域4bに稀薄予混合燃料を吹込んで燃焼させる
ようになっている。
各メイン燃料ノズル8から噴射されるメイン燃料を空気
と予混合させるための予混合ダクト14が、メイン燃料
ノズル8と同数、周方向に間隔的に配設されている。各
予混合ダクト14は、燃焼器ライナ3と平行な軸心をも
って筒状に構成されており、その下流端側には複数段、
例えば3段の予混合燃料出口15,16,17が分岐
し、燃焼器ライナ3の軸方向位置の異なる3カ所から第
2段燃焼域4bに稀薄予混合燃料を吹込んで燃焼させる
ようになっている。
【0027】本実施例においては、液体燃料が第1段燃
料ノズルであるパイロット燃料ノズル7と第2段燃料ノ
ズルである複数のメイン燃料ノズル8とに対して、それ
ぞれ第1段燃料系統18および第2段燃料系統19から
それぞれ供給されるようになっている。第1段燃料系統
18はパイロット燃料ノズル7の中心位置に配置された
1本の燃料供給管20によって構成されている。第2段
燃料系統19は、ヘッドプレート9に取付けた液体燃料
ヘッダ21と各メイン燃料ノズル8とをそれぞれ燃料配
管22で連結して構成されており、燃料ヘッダ21には
燃料供給管23を介して燃料タンク(図示せず)から液
体燃料が供給されるようになっている。
料ノズルであるパイロット燃料ノズル7と第2段燃料ノ
ズルである複数のメイン燃料ノズル8とに対して、それ
ぞれ第1段燃料系統18および第2段燃料系統19から
それぞれ供給されるようになっている。第1段燃料系統
18はパイロット燃料ノズル7の中心位置に配置された
1本の燃料供給管20によって構成されている。第2段
燃料系統19は、ヘッドプレート9に取付けた液体燃料
ヘッダ21と各メイン燃料ノズル8とをそれぞれ燃料配
管22で連結して構成されており、燃料ヘッダ21には
燃料供給管23を介して燃料タンク(図示せず)から液
体燃料が供給されるようになっている。
【0028】そして、図2に示すように、メイン燃料ノ
ズル8は、液体燃料ヘッダ21から燃料配管22を介し
て供給される液体燃料を旋回流として圧力噴霧する液体
燃料ノズル部24と、この液体燃料ノズル部24の外周
側に同軸的に配置され高圧空気を旋回流として液体燃料
ノズル部24の出口に噴出し液体燃料を微粒化して予混
合ダクト14内に噴霧させる燃料微粒化用空気ノズル部
25とを有する構成となっている。
ズル8は、液体燃料ヘッダ21から燃料配管22を介し
て供給される液体燃料を旋回流として圧力噴霧する液体
燃料ノズル部24と、この液体燃料ノズル部24の外周
側に同軸的に配置され高圧空気を旋回流として液体燃料
ノズル部24の出口に噴出し液体燃料を微粒化して予混
合ダクト14内に噴霧させる燃料微粒化用空気ノズル部
25とを有する構成となっている。
【0029】メイン燃料ノズル8の液体燃料ノズル部2
4は、液体燃料を略直線的に流通させる液体燃料導入通
路26と、この液体燃料導入通路26の下流端側に液体
燃料の流れ方向を液体燃料導入通路26から大径側に放
射状に向ける拡径通路27と、この拡径通路27に連通
する狭隘な筒状通路28と、この筒状通路28のさらに
下流端側にて液体燃料の流れ方向を筒状通路28から小
径側に向けると同時に旋回させる液体燃料旋回通路29
と、この液体燃料旋回通路29に連通し次第に小径とな
る液体燃料縮流通路29aと、この液体燃料縮流通路2
9aの下流端に開口する液体燃料出口30とを有する構
成となっている。
4は、液体燃料を略直線的に流通させる液体燃料導入通
路26と、この液体燃料導入通路26の下流端側に液体
燃料の流れ方向を液体燃料導入通路26から大径側に放
射状に向ける拡径通路27と、この拡径通路27に連通
する狭隘な筒状通路28と、この筒状通路28のさらに
下流端側にて液体燃料の流れ方向を筒状通路28から小
径側に向けると同時に旋回させる液体燃料旋回通路29
と、この液体燃料旋回通路29に連通し次第に小径とな
る液体燃料縮流通路29aと、この液体燃料縮流通路2
9aの下流端に開口する液体燃料出口30とを有する構
成となっている。
【0030】一方、燃料微粒化用空気ノズル25は液体
燃料ノズル部24の液体燃料導入通路26の外周側に配
置され、ヘッダプレート9の空気ヘッダ31から連通孔
32を介して空気を導入する筒状の空気導入通路33
と、この空気導入通路の下流端側に設けられ空気の流れ
を周方向に沿う旋回流にするリング状の空気旋回器34
と、この空気旋回器34の下流端側で次第に小径となる
空気縮流通路35と、この空気縮流通路35の下流端側
で、かつ液体燃料出口30の外周側位置で旋回空気を噴
出する燃料微粒化噴霧用の空気出口36とを有する構成
となっている。
燃料ノズル部24の液体燃料導入通路26の外周側に配
置され、ヘッダプレート9の空気ヘッダ31から連通孔
32を介して空気を導入する筒状の空気導入通路33
と、この空気導入通路の下流端側に設けられ空気の流れ
を周方向に沿う旋回流にするリング状の空気旋回器34
と、この空気旋回器34の下流端側で次第に小径となる
空気縮流通路35と、この空気縮流通路35の下流端側
で、かつ液体燃料出口30の外周側位置で旋回空気を噴
出する燃料微粒化噴霧用の空気出口36とを有する構成
となっている。
【0031】このような流路構成を有するメイン燃料ノ
ズル8は、空気ヘッダ31との連通孔32を周壁部に有
し下流端に空気出口36を有するノズル外筒37と、こ
のノズル外筒37の内周面側に空気導入通路を形成する
とともにノズル外筒37との間で空気旋回器34を保持
する中間筒38と、この中間筒38の内周面に嵌合され
内部孔を燃料の液体燃料導入通路26および液体燃料旋
回通路29とし下流端に液体燃料出口を有する内筒39
とを備えた組立て構造となっている。
ズル8は、空気ヘッダ31との連通孔32を周壁部に有
し下流端に空気出口36を有するノズル外筒37と、こ
のノズル外筒37の内周面側に空気導入通路を形成する
とともにノズル外筒37との間で空気旋回器34を保持
する中間筒38と、この中間筒38の内周面に嵌合され
内部孔を燃料の液体燃料導入通路26および液体燃料旋
回通路29とし下流端に液体燃料出口を有する内筒39
とを備えた組立て構造となっている。
【0032】この組立て構造について詳述すると、ノズ
ル外筒37は、上流端側が開口し下流端側が空気出口3
6として次第に小径となるテーパ付きの形状とされてお
り、上流端側内周面に雌ねじ40が形成され、下流端側
近傍の内周面に段部41が形成されている。
ル外筒37は、上流端側が開口し下流端側が空気出口3
6として次第に小径となるテーパ付きの形状とされてお
り、上流端側内周面に雌ねじ40が形成され、下流端側
近傍の内周面に段部41が形成されている。
【0033】中間筒38はノズル外筒37と略相似的な
形状で、これよりも軸方向長さが小さく、かつノズル外
筒37の内径よりも外径が小さい。この中間筒38がノ
ズル外筒37内に同軸的に挿入されている。この中間筒
38の上流端側の内周面に雌ねじ42が形成され、下流
端側近傍の外周面に段部43が形成され、さらに下流端
側内周面にフランジ面44が形成されている。
形状で、これよりも軸方向長さが小さく、かつノズル外
筒37の内径よりも外径が小さい。この中間筒38がノ
ズル外筒37内に同軸的に挿入されている。この中間筒
38の上流端側の内周面に雌ねじ42が形成され、下流
端側近傍の外周面に段部43が形成され、さらに下流端
側内周面にフランジ面44が形成されている。
【0034】内筒39は、上流端側が開口し下流端側が
閉塞した有底筒状のもので、中間筒よりも短かく、中間
筒38の雌ねじ42部とフランジ面44との間に位置し
て、中間筒38内に密接状態で嵌合されている。この内
筒39の下流端側の周壁部に前述した拡径通路27とな
る複数の孔が放射状に、例えば十文字状に穿設されてい
る。この拡径通路27よりも下流側に位置する内筒39
の外径は、他の部分よりも小径とされており、これによ
り中間筒38との間に筒状の間隙が形成され、この間隙
が筒状通路28とされている。
閉塞した有底筒状のもので、中間筒よりも短かく、中間
筒38の雌ねじ42部とフランジ面44との間に位置し
て、中間筒38内に密接状態で嵌合されている。この内
筒39の下流端側の周壁部に前述した拡径通路27とな
る複数の孔が放射状に、例えば十文字状に穿設されてい
る。この拡径通路27よりも下流側に位置する内筒39
の外径は、他の部分よりも小径とされており、これによ
り中間筒38との間に筒状の間隙が形成され、この間隙
が筒状通路28とされている。
【0035】また内筒39の下流端部には環状壁45が
突設され、この環状壁45には図3に示すように、複数
の溝が螺旋状に穿設され、この溝が液体燃料を中心側に
向けて旋回させる液体燃料旋回通路29とされている。
突設され、この環状壁45には図3に示すように、複数
の溝が螺旋状に穿設され、この溝が液体燃料を中心側に
向けて旋回させる液体燃料旋回通路29とされている。
【0036】そして、内筒39の下流端の環状壁45の
先端が中間筒38の下流端の内面のフランジ面44に当
接するまで内筒39が中間筒38に最大限深く挿入さ
れ、中間筒38の雌ねじ42に螺合した六角孔あきの一
対の止めねじ46,47によるダブルナット構造で内筒
39が上流端側から押圧固定されている。これによっ
て、螺旋通路29に液体燃料が通過する場合の回転反力
が内筒39に発生しても、止めねじ46,47の固定力
によって、内筒39が中間筒38に対して回転したり緩
みが生じることが防止されている。
先端が中間筒38の下流端の内面のフランジ面44に当
接するまで内筒39が中間筒38に最大限深く挿入さ
れ、中間筒38の雌ねじ42に螺合した六角孔あきの一
対の止めねじ46,47によるダブルナット構造で内筒
39が上流端側から押圧固定されている。これによっ
て、螺旋通路29に液体燃料が通過する場合の回転反力
が内筒39に発生しても、止めねじ46,47の固定力
によって、内筒39が中間筒38に対して回転したり緩
みが生じることが防止されている。
【0037】また、中間筒38はノズル外筒37に空気
螺旋用の旋回器34とともに同軸的に上流端側から挿入
されている。即ち、旋回器34は中間筒38の外周面の
段部43に下流端側から被嵌した状態でノズル外筒37
に上流端側から挿入され、このノズル外筒37の内周面
の段部41に当接し、これら両段部41,43との間に
挟持された状態となっている。そして、ノズル外筒37
の上流端側の雌ねじ40に螺合したプラグ48によっ
て、中間筒38が上流端側から押圧固定されている。プ
ラグ48とノズル外筒37とは溶接部49によってシー
ル状態で固定され、空気洩れが防止されるとともに、旋
回器34が空気旋回時の反力で回転したり緩むことが防
止されている。なお、プラグ48と中間筒38との当接
部分も同様に、溶接部50によってシール状態で固定さ
れている。プラグ48には燃料配管22が接続され、こ
のプラグ48の内部孔51を介して液体燃料が液体燃料
導入通路26に流通するようになっている。
螺旋用の旋回器34とともに同軸的に上流端側から挿入
されている。即ち、旋回器34は中間筒38の外周面の
段部43に下流端側から被嵌した状態でノズル外筒37
に上流端側から挿入され、このノズル外筒37の内周面
の段部41に当接し、これら両段部41,43との間に
挟持された状態となっている。そして、ノズル外筒37
の上流端側の雌ねじ40に螺合したプラグ48によっ
て、中間筒38が上流端側から押圧固定されている。プ
ラグ48とノズル外筒37とは溶接部49によってシー
ル状態で固定され、空気洩れが防止されるとともに、旋
回器34が空気旋回時の反力で回転したり緩むことが防
止されている。なお、プラグ48と中間筒38との当接
部分も同様に、溶接部50によってシール状態で固定さ
れている。プラグ48には燃料配管22が接続され、こ
のプラグ48の内部孔51を介して液体燃料が液体燃料
導入通路26に流通するようになっている。
【0038】なお、空気旋回用の旋回器34はリング状
をなしており、図4に示すように、軸方向に対して一定
角度の捩れをもって貫通する旋回用通路孔52が周方向
に等間隔で複数(例えば4個)形成されている。
をなしており、図4に示すように、軸方向に対して一定
角度の捩れをもって貫通する旋回用通路孔52が周方向
に等間隔で複数(例えば4個)形成されている。
【0039】このような構成のメイン燃料ノズル8にお
いては、燃料ヘッダ21から燃料配管22を介して供給
される液体燃料が、図2に実線矢印aで示すように、液
体燃料導入通路26で下流端側に向って直線的に流動し
た後、拡径通路27で大径側に放射状に向きを変えてそ
の外周側の筒状通路28に流れ、その後さらに筒状通路
28の下流端側の液体燃料旋回通路29にて小径側に向
きを変えると同時に旋回し、次第に小径となる液体燃料
縮流通路29aを経て液体燃料出口30から予混合ダク
ト14内に噴出される。
いては、燃料ヘッダ21から燃料配管22を介して供給
される液体燃料が、図2に実線矢印aで示すように、液
体燃料導入通路26で下流端側に向って直線的に流動し
た後、拡径通路27で大径側に放射状に向きを変えてそ
の外周側の筒状通路28に流れ、その後さらに筒状通路
28の下流端側の液体燃料旋回通路29にて小径側に向
きを変えると同時に旋回し、次第に小径となる液体燃料
縮流通路29aを経て液体燃料出口30から予混合ダク
ト14内に噴出される。
【0040】一方、燃料微粒化用空気ノズル25におい
ては、図示しないコンプレッサから空気ヘッダ31に供
給された加圧空気が、図2に破線矢印bで示すように、
ノズル外筒37の連通孔32を介して筒状の空気導入通
路33に導入され、この空気導入通路33の下流端側の
空気旋回器34で周方向に沿う旋回流となって、空気縮
流通路35で次第にノズル中心側に縮流され、空気出口
36から液体燃料出口30の外周側位置に吹出される。
この場合、液体燃料が旋回状態で吹出されるとともに、
噴霧用の空気流も旋回状態であることから、液体燃料は
極めて微粒な状態となる(試験の結果、後述するよう
に、10〜20μmまで微粒化できることが確認され
た)。
ては、図示しないコンプレッサから空気ヘッダ31に供
給された加圧空気が、図2に破線矢印bで示すように、
ノズル外筒37の連通孔32を介して筒状の空気導入通
路33に導入され、この空気導入通路33の下流端側の
空気旋回器34で周方向に沿う旋回流となって、空気縮
流通路35で次第にノズル中心側に縮流され、空気出口
36から液体燃料出口30の外周側位置に吹出される。
この場合、液体燃料が旋回状態で吹出されるとともに、
噴霧用の空気流も旋回状態であることから、液体燃料は
極めて微粒な状態となる(試験の結果、後述するよう
に、10〜20μmまで微粒化できることが確認され
た)。
【0041】こうして微細化された液体燃料は、予混合
ダクト14の上流端で図1に矢印cで示すように、空気
流路5から導入された燃焼用空気と均一に混合されて蒸
発し、稀薄予混合燃料ガスとして予混合ダクト14の3
つに分れた予混合燃料出口15,16,17から燃焼器
ライナ3に噴出されて燃焼される。なお、燃焼器ライナ
3の冷却は、図1に矢印d,eで示すように、空気流路
5内を流通する空気流による外面冷却およびフィルム冷
却孔53を介してライナ内に導入される空気流によるフ
ィルム冷却によって行われる。
ダクト14の上流端で図1に矢印cで示すように、空気
流路5から導入された燃焼用空気と均一に混合されて蒸
発し、稀薄予混合燃料ガスとして予混合ダクト14の3
つに分れた予混合燃料出口15,16,17から燃焼器
ライナ3に噴出されて燃焼される。なお、燃焼器ライナ
3の冷却は、図1に矢印d,eで示すように、空気流路
5内を流通する空気流による外面冷却およびフィルム冷
却孔53を介してライナ内に導入される空気流によるフ
ィルム冷却によって行われる。
【0042】また、メイン燃料ノズル8は図2に示すよ
うに、ノズル外筒37、中間筒38および内筒39を、
止めねじ46,47によるダブルナット構造およびプラ
グ48によるねじ込みと溶接固着構造とで固定するよう
にしたので、液体燃料および空気の旋回流の反力に抗し
て部品の強固な結合関係を保持できるとともに、比較的
簡単な構成でノズル部品を提供でき、液体燃料の微粒化
が有効に実現できるようになる。
うに、ノズル外筒37、中間筒38および内筒39を、
止めねじ46,47によるダブルナット構造およびプラ
グ48によるねじ込みと溶接固着構造とで固定するよう
にしたので、液体燃料および空気の旋回流の反力に抗し
て部品の強固な結合関係を保持できるとともに、比較的
簡単な構成でノズル部品を提供でき、液体燃料の微粒化
が有効に実現できるようになる。
【0043】次に、図5および図6によってパイロット
燃料ノズル7の構成および作用を詳細に説明する。図5
はパイロット燃料ノズル7全体の組立て構成を示し、図
6は一部の構成部材を分解して示している。
燃料ノズル7の構成および作用を詳細に説明する。図5
はパイロット燃料ノズル7全体の組立て構成を示し、図
6は一部の構成部材を分解して示している。
【0044】これらの図に示すように、パイロット燃料
ノズル7は液体燃料ノズル部54と燃料微粒化用空気ノ
ズル部55とを有する点で、基本的にメイン燃料ノズル
8と同様である。ただし、パイロット燃料ノズル7で
は、加えてガス燃料ノズル部56を最外周側に有する
点、そのための構成部品が増加した点、および水噴射ノ
ズル部57を有する点等でメイン燃料ノズル8と異なっ
ている。
ノズル7は液体燃料ノズル部54と燃料微粒化用空気ノ
ズル部55とを有する点で、基本的にメイン燃料ノズル
8と同様である。ただし、パイロット燃料ノズル7で
は、加えてガス燃料ノズル部56を最外周側に有する
点、そのための構成部品が増加した点、および水噴射ノ
ズル部57を有する点等でメイン燃料ノズル8と異なっ
ている。
【0045】すなわち、パイロット燃料ノズル7は軸心
位置に液体燃料を旋回流として圧力噴霧する液体燃料ノ
ズル部54を有するとともに、液体燃料ノズル部54の
外周側に高圧空気を旋回流として液体燃料ノズル部54
の液体燃料出口に噴出し液体燃料を微粒化して燃焼器ラ
イナ3に噴霧する燃料微粒化用空気ノズル部55を有
し、加えて燃料微粒化用空気ノズル部55の外周側でガ
ス燃料を噴出するガス燃料ノズル部56を有し、さらに
ガス燃料ノズル部56の外周側で水を噴射する水噴射ノ
ズル部57を有している。
位置に液体燃料を旋回流として圧力噴霧する液体燃料ノ
ズル部54を有するとともに、液体燃料ノズル部54の
外周側に高圧空気を旋回流として液体燃料ノズル部54
の液体燃料出口に噴出し液体燃料を微粒化して燃焼器ラ
イナ3に噴霧する燃料微粒化用空気ノズル部55を有
し、加えて燃料微粒化用空気ノズル部55の外周側でガ
ス燃料を噴出するガス燃料ノズル部56を有し、さらに
ガス燃料ノズル部56の外周側で水を噴射する水噴射ノ
ズル部57を有している。
【0046】詳述すると、パイロット燃料ノズル7の液
体燃料ノズル部54は、液体燃料を第2段燃料系統18
の燃料配管20からガス燃料取入れ口58aを介して略
直線的に流通させる液体燃料導入通路58と、この液体
燃料導入通路58の下流端側に液体燃料の流れ方向を液
体燃料導入通路58から大径側に放射状に向ける拡径通
路59と、この拡径通路59に連通する狭隘な筒状通路
60と、この筒状通路60のさらに下流端側にて液体燃
料の流れ方向を筒状通路60から小径側に向けると同時
に旋回させる液体燃料旋回通路61と、この液体燃料旋
回通路61に連通し次第に小径となる液体燃料縮流通路
61aと、この液体燃料縮流通路61aの下流端に開口
する液体燃料出口62とを有する構成となっている。
体燃料ノズル部54は、液体燃料を第2段燃料系統18
の燃料配管20からガス燃料取入れ口58aを介して略
直線的に流通させる液体燃料導入通路58と、この液体
燃料導入通路58の下流端側に液体燃料の流れ方向を液
体燃料導入通路58から大径側に放射状に向ける拡径通
路59と、この拡径通路59に連通する狭隘な筒状通路
60と、この筒状通路60のさらに下流端側にて液体燃
料の流れ方向を筒状通路60から小径側に向けると同時
に旋回させる液体燃料旋回通路61と、この液体燃料旋
回通路61に連通し次第に小径となる液体燃料縮流通路
61aと、この液体燃料縮流通路61aの下流端に開口
する液体燃料出口62とを有する構成となっている。
【0047】燃料微粒化用空気ノズル部55は液体燃料
ノズル部54の液体燃料導入通路58の外周側に配置さ
れ、図示しない空気ヘッダから空気取入れ口64を介し
て空気を導入する筒状の空気導入通路65と、この空気
導入通路65の下流端側に設けられ空気の流れを周方向
に沿う旋回流にするリング状の空気旋回器66と、この
空気旋回器66の下流端側で次第に小径となる空気縮流
通路67と、この空気縮流通路67の下流端側で、かつ
液体燃料出口62の外周側位置で旋回空気を噴出する燃
料微粒化噴霧用の空気出口68とを有する構成となって
いる。
ノズル部54の液体燃料導入通路58の外周側に配置さ
れ、図示しない空気ヘッダから空気取入れ口64を介し
て空気を導入する筒状の空気導入通路65と、この空気
導入通路65の下流端側に設けられ空気の流れを周方向
に沿う旋回流にするリング状の空気旋回器66と、この
空気旋回器66の下流端側で次第に小径となる空気縮流
通路67と、この空気縮流通路67の下流端側で、かつ
液体燃料出口62の外周側位置で旋回空気を噴出する燃
料微粒化噴霧用の空気出口68とを有する構成となって
いる。
【0048】ガス燃料ノズル部56は燃料微粒化用空気
ノズル部55の空気導入通路65の外周側に配置され、
図示しないガス燃料供給系統からガス燃料取入れ口69
を介してガス燃料を導入する筒状のガス燃料導入通路7
0と、このガス燃料導入通路70の下流端側で段階的に
小径となる第1,第2のガス燃料縮流通路71,72
と、第2のガス燃料縮流通路72の下流端側からスワー
ラ11の内面に向う斜め外周方向にガス燃料を噴出する
ガス燃料出口73とを有する構成となっている。
ノズル部55の空気導入通路65の外周側に配置され、
図示しないガス燃料供給系統からガス燃料取入れ口69
を介してガス燃料を導入する筒状のガス燃料導入通路7
0と、このガス燃料導入通路70の下流端側で段階的に
小径となる第1,第2のガス燃料縮流通路71,72
と、第2のガス燃料縮流通路72の下流端側からスワー
ラ11の内面に向う斜め外周方向にガス燃料を噴出する
ガス燃料出口73とを有する構成となっている。
【0049】水噴射ノズル部57は、図示しない噴射水
系統から噴射水供給口74および噴射水配管75を介し
て供給される噴射水を受けるプレート9aの噴射水ヘッ
ダ76と、この噴射水ヘッダ76に連通する噴射水導入
通路77と、この噴射水導入通路77の下流端側に設け
られ水を斜め内周側のスワーラ11に向けて噴射する水
噴射ノズルチップ78とを有する構成となっている。
系統から噴射水供給口74および噴射水配管75を介し
て供給される噴射水を受けるプレート9aの噴射水ヘッ
ダ76と、この噴射水ヘッダ76に連通する噴射水導入
通路77と、この噴射水導入通路77の下流端側に設け
られ水を斜め内周側のスワーラ11に向けて噴射する水
噴射ノズルチップ78とを有する構成となっている。
【0050】このような流路構成を有するパイロット燃
料ノズル7は、図5に示すように、ガス燃料ノズル部5
6を構成する外側ノズルチップ79、空気ノズル部55
を構成する中間ノズルチップ80および液体燃料ノズル
部54を構成する内側ノズルチップ81を有し、これら
各ノズルチップ79,80,81が外側保持筒82,中
間保持筒83,内側保持筒84にそれぞれねじ部85,
86,87を介して螺合され、かつ溶接固着されてい
る。空気旋回器66はメイン燃料ノズル8の空気旋回器
34の場合と同様に、中間ノズルチップ80の段部と内
側ノズルチップ81の段部とに挟持されている。
料ノズル7は、図5に示すように、ガス燃料ノズル部5
6を構成する外側ノズルチップ79、空気ノズル部55
を構成する中間ノズルチップ80および液体燃料ノズル
部54を構成する内側ノズルチップ81を有し、これら
各ノズルチップ79,80,81が外側保持筒82,中
間保持筒83,内側保持筒84にそれぞれねじ部85,
86,87を介して螺合され、かつ溶接固着されてい
る。空気旋回器66はメイン燃料ノズル8の空気旋回器
34の場合と同様に、中間ノズルチップ80の段部と内
側ノズルチップ81の段部とに挟持されている。
【0051】また、図5および図6に示すように、内側
ノズルチップ81の内部には、液体燃料ノズル部54の
拡径通路59,筒状通路60,液体燃料旋回通路61を
構成するリング状チップ88が挿入され、このリング状
チップ88は、内側ノズルチップ81に螺合したリテー
ナ89によって押圧固定されている。
ノズルチップ81の内部には、液体燃料ノズル部54の
拡径通路59,筒状通路60,液体燃料旋回通路61を
構成するリング状チップ88が挿入され、このリング状
チップ88は、内側ノズルチップ81に螺合したリテー
ナ89によって押圧固定されている。
【0052】そして、燃料取入れ口58aを介して供給
される液体燃料は、液体燃料導入通路58で下流端側に
向って直線的に流動した後、拡径通路59で大径側に放
射状に向きを変えてその外周側の筒状通路60に流れ、
その後さらに筒状通路60の下流端側の液体燃料旋回通
路61にて小径側に向きを変えると同時に旋回し、次第
に小径となる液体燃料縮流通路61aを経て液体燃料出
口62から燃焼器ライナ3内に噴出される。
される液体燃料は、液体燃料導入通路58で下流端側に
向って直線的に流動した後、拡径通路59で大径側に放
射状に向きを変えてその外周側の筒状通路60に流れ、
その後さらに筒状通路60の下流端側の液体燃料旋回通
路61にて小径側に向きを変えると同時に旋回し、次第
に小径となる液体燃料縮流通路61aを経て液体燃料出
口62から燃焼器ライナ3内に噴出される。
【0053】一方、空気取入れ口64から供給される燃
料微粒化用の加圧空気は、空気導入通路65に導入さ
れ、この空気導入通路65の下流端側の空気旋回器66
で周方向に沿う旋回流となって、空気縮流通路67で次
第にノズル中心側に縮流され、空気出口63から液体燃
料出口62の外周側位置に吹出される。この場合、液体
燃料が旋回状態で吹出されるとともに、噴霧用の空気流
も旋回状態であることから、液体燃料は10〜20μm
まで微粒化できる。
料微粒化用の加圧空気は、空気導入通路65に導入さ
れ、この空気導入通路65の下流端側の空気旋回器66
で周方向に沿う旋回流となって、空気縮流通路67で次
第にノズル中心側に縮流され、空気出口63から液体燃
料出口62の外周側位置に吹出される。この場合、液体
燃料が旋回状態で吹出されるとともに、噴霧用の空気流
も旋回状態であることから、液体燃料は10〜20μm
まで微粒化できる。
【0054】なお、ガス燃料による燃焼を行う場合に
は、図示しないガス燃料系統の切換え弁を操作してガス
燃料取入口69からガス燃料をガス燃料ノズル部56の
ガス燃料導入通路70に供給する。供給されたガス燃料
は、燃料縮流通路71,72を経てガス燃料出口73か
らスワーラ11側に噴出し、スワーラ11で空気と混合
して旋回流となり、燃焼器ライナ3内に噴出される。
は、図示しないガス燃料系統の切換え弁を操作してガス
燃料取入口69からガス燃料をガス燃料ノズル部56の
ガス燃料導入通路70に供給する。供給されたガス燃料
は、燃料縮流通路71,72を経てガス燃料出口73か
らスワーラ11側に噴出し、スワーラ11で空気と混合
して旋回流となり、燃焼器ライナ3内に噴出される。
【0055】さらに、必要な場合には噴射水供給口74
に水を供給し、水噴射ノズルチップ78から水を噴射す
る。噴射された水はスワーラ11で空気と混合して噴霧
状態の旋回流となり、燃焼器ライナ3に噴射され、低N
Ox化に供される。
に水を供給し、水噴射ノズルチップ78から水を噴射す
る。噴射された水はスワーラ11で空気と混合して噴霧
状態の旋回流となり、燃焼器ライナ3に噴射され、低N
Ox化に供される。
【0056】次に、本実施例における燃焼作用を説明す
る。
る。
【0057】図示しない圧縮器から吐出される空気は、
図1に矢印dで示すように、燃焼器ライナ3とフロース
リーブ6との間を燃焼器上流側に向って流通し、同図に
矢印fで示すようにスワーラ11を介して一次燃焼用空
気として燃焼器ライナ3の第1段燃焼域4aに流入する
とともに、同図に矢印cで示すように、予混合ダクト1
4内に二次燃焼用の稀釈空気として流入する。なお、一
部の空気は同図に矢印eで示すように、燃焼機ライナ3
にフィルム冷却孔53等からライナ冷却用として流入す
る。
図1に矢印dで示すように、燃焼器ライナ3とフロース
リーブ6との間を燃焼器上流側に向って流通し、同図に
矢印fで示すようにスワーラ11を介して一次燃焼用空
気として燃焼器ライナ3の第1段燃焼域4aに流入する
とともに、同図に矢印cで示すように、予混合ダクト1
4内に二次燃焼用の稀釈空気として流入する。なお、一
部の空気は同図に矢印eで示すように、燃焼機ライナ3
にフィルム冷却孔53等からライナ冷却用として流入す
る。
【0058】第1段燃料系統18の液体燃料は、パイロ
ット燃料ノズル7から燃焼器ライナ3の第1段燃焼域4
aに圧縮空気とともに微粒化された状態で噴出され、一
次燃焼用空気と主に拡散混合して拡散燃焼される。
ット燃料ノズル7から燃焼器ライナ3の第1段燃焼域4
aに圧縮空気とともに微粒化された状態で噴出され、一
次燃焼用空気と主に拡散混合して拡散燃焼される。
【0059】第2段燃料系統19の液体燃料は、メイン
燃料ノズル8から圧縮空気とともに微粒化された状態で
予混合ダクト14内に噴出され、予混合ダクト14内を
流動する間に二次燃焼用空気と均一に予混合されて稀薄
予混合ガスとなって各予混合燃料出口15,16,17
から燃焼器ライナ3の第2段燃焼域4bに流入し、パイ
ロット火炎によって予混合燃焼される。
燃料ノズル8から圧縮空気とともに微粒化された状態で
予混合ダクト14内に噴出され、予混合ダクト14内を
流動する間に二次燃焼用空気と均一に予混合されて稀薄
予混合ガスとなって各予混合燃料出口15,16,17
から燃焼器ライナ3の第2段燃焼域4bに流入し、パイ
ロット火炎によって予混合燃焼される。
【0060】本実施例では、液体燃料がパイロット燃料
ノズル7およびメイン燃料ノズル8の液体燃料ノズル部
24,54からそれぞれ旋回流として噴射するととも
に、燃料微粒化用空気ノズル部25,55から旋回状態
で吹出される高圧空気と接触することにより、液体燃料
が10〜20μmまで微粒化し、均一な状態で拡散燃焼
および予混合燃焼が行え、したがってNOx発生量も従
来に比して大幅に低減できる。
ノズル7およびメイン燃料ノズル8の液体燃料ノズル部
24,54からそれぞれ旋回流として噴射するととも
に、燃料微粒化用空気ノズル部25,55から旋回状態
で吹出される高圧空気と接触することにより、液体燃料
が10〜20μmまで微粒化し、均一な状態で拡散燃焼
および予混合燃焼が行え、したがってNOx発生量も従
来に比して大幅に低減できる。
【0061】図7は、本実施例の液体燃料ノズル構成に
よる液体燃料の微粒化特性を示すグラフであり、縦軸に
粒径比、横軸に空気量対燃料量をそれぞれ表している。
ここで、縦軸の粒径比(D/D0 )は、液体燃料のみを
従来の圧力噴霧型燃料ノズルによって圧力噴霧した場合
の粒径(D0 )と、液体燃料を本実施例の液体燃料ノズ
ルで微粒化用空気によって微粒化した場合の粒径(D)
との比である。また、横軸の空気量対燃料量は、例えば
燃料流量を一定として、空気量比率を次第に増加させて
試験したものである。
よる液体燃料の微粒化特性を示すグラフであり、縦軸に
粒径比、横軸に空気量対燃料量をそれぞれ表している。
ここで、縦軸の粒径比(D/D0 )は、液体燃料のみを
従来の圧力噴霧型燃料ノズルによって圧力噴霧した場合
の粒径(D0 )と、液体燃料を本実施例の液体燃料ノズ
ルで微粒化用空気によって微粒化した場合の粒径(D)
との比である。また、横軸の空気量対燃料量は、例えば
燃料流量を一定として、空気量比率を次第に増加させて
試験したものである。
【0062】この図7により、本実施例の液体燃料ノズ
ル構成を適用して液体燃料を旋回空気で微粒化して噴射
した場合には、ノズル出口で圧力噴霧された液体燃料が
空気によって従来に比して大幅に微粒化され、粒径は1
0〜20μmまで微粒化できることが確認された。この
結果、特にメイン燃料の予混合燃焼域4bでの燃焼が均
一化され燃焼温度が低くなり、NOxの発生量を大幅に
低減することができた。
ル構成を適用して液体燃料を旋回空気で微粒化して噴射
した場合には、ノズル出口で圧力噴霧された液体燃料が
空気によって従来に比して大幅に微粒化され、粒径は1
0〜20μmまで微粒化できることが確認された。この
結果、特にメイン燃料の予混合燃焼域4bでの燃焼が均
一化され燃焼温度が低くなり、NOxの発生量を大幅に
低減することができた。
【0063】図8は、本実施例の燃焼器によるNOx特
性を従来の燃焼器のそれとの対比で示した特性図であ
る。この特性は、1300℃級ガスタービン用燃焼機に
ついてのものであり、縦軸にNOx低減率、横軸にガス
タービン負荷をそれぞれ表している。ここでNOx低減
率は、図9に示す従来の圧力噴霧型燃料ノズルを用いて
拡散燃焼のみを行なった場合(特性線X)の100%負
荷に対するNOx発生量を1として算定したものであ
る。特性線Yは、同圧力噴霧型燃料ノズルを第1段およ
び第2段燃料ノズルとして用い拡散燃焼と予混合燃焼と
を行なう2段燃焼器の特性を表し、特性線Zは、本実施
例による燃料微粒化式構成の燃料ノズルを第1段および
第2段燃料ノズルとして用い拡散燃焼と予混合燃焼とを
行なう2段燃焼器の特性を表している。ガスタービン負
荷が25%を越えたところで、2段燃焼を開始した。
性を従来の燃焼器のそれとの対比で示した特性図であ
る。この特性は、1300℃級ガスタービン用燃焼機に
ついてのものであり、縦軸にNOx低減率、横軸にガス
タービン負荷をそれぞれ表している。ここでNOx低減
率は、図9に示す従来の圧力噴霧型燃料ノズルを用いて
拡散燃焼のみを行なった場合(特性線X)の100%負
荷に対するNOx発生量を1として算定したものであ
る。特性線Yは、同圧力噴霧型燃料ノズルを第1段およ
び第2段燃料ノズルとして用い拡散燃焼と予混合燃焼と
を行なう2段燃焼器の特性を表し、特性線Zは、本実施
例による燃料微粒化式構成の燃料ノズルを第1段および
第2段燃料ノズルとして用い拡散燃焼と予混合燃焼とを
行なう2段燃焼器の特性を表している。ガスタービン負
荷が25%を越えたところで、2段燃焼を開始した。
【0064】この図8に示すように、ガスタービン負荷
が100%の状態で、本実施例によるNOx発生率(特
性線Z)は、拡散燃焼のみを行なう従来の燃焼器(特性
線X)の約1/5になり、また2段燃焼を行なう従来の
燃焼器(特性線X)に対しては約1/3に減少すること
が分かる。
が100%の状態で、本実施例によるNOx発生率(特
性線Z)は、拡散燃焼のみを行なう従来の燃焼器(特性
線X)の約1/5になり、また2段燃焼を行なう従来の
燃焼器(特性線X)に対しては約1/3に減少すること
が分かる。
【0065】なお、前記実施例においては、第1段燃料
ノズルであるパイロット燃料ノズル7として、図5およ
び図6に示すように旋回空気による燃料微粒化機能を有
する構成を適用したが、本発明ではパイロット燃料ノズ
ルとして図9に示す圧力噴霧型のノズル構成を適用する
ことも可能である。
ノズルであるパイロット燃料ノズル7として、図5およ
び図6に示すように旋回空気による燃料微粒化機能を有
する構成を適用したが、本発明ではパイロット燃料ノズ
ルとして図9に示す圧力噴霧型のノズル構成を適用する
ことも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上で詳述したように、請求項1の発明
によれば、第1段燃料ノズルで微粒化された液体燃料
は、均一拡散状態となって燃焼器ライナの第1燃焼域に
供給され、均一に燃焼され、また第2段燃料ノズルで微
粒化された液体燃料は、予混合ダクト内で均一,稀薄状
態となって予混合,蒸発されて燃焼器ライナの第2燃焼
域に供給され、均一に燃焼されることにより、液体燃料
の微粒化が不十分な従来の燃焼器に比してNOx低減率
の大幅な改善が図れる。
によれば、第1段燃料ノズルで微粒化された液体燃料
は、均一拡散状態となって燃焼器ライナの第1燃焼域に
供給され、均一に燃焼され、また第2段燃料ノズルで微
粒化された液体燃料は、予混合ダクト内で均一,稀薄状
態となって予混合,蒸発されて燃焼器ライナの第2燃焼
域に供給され、均一に燃焼されることにより、液体燃料
の微粒化が不十分な従来の燃焼器に比してNOx低減率
の大幅な改善が図れる。
【0067】請求項2の発明によれば、第1段燃料ノズ
ルまたは第2段燃料ノズルの液体燃料ノズル部での液体
燃料の微粒化が、液体燃料導入通路から拡径通路へと放
射状に流れを変える際の撹拌および液体燃料旋回通路で
縮径方向に沿って旋回しながら噴出される際の撹拌によ
って、より確実に行われる。
ルまたは第2段燃料ノズルの液体燃料ノズル部での液体
燃料の微粒化が、液体燃料導入通路から拡径通路へと放
射状に流れを変える際の撹拌および液体燃料旋回通路で
縮径方向に沿って旋回しながら噴出される際の撹拌によ
って、より確実に行われる。
【0068】請求項3の発明によれば、第1段燃料ノズ
ルまたは第2段燃料ノズルにおいて、微粒化用の圧力空
気は燃料微粒化用空気ノズル部の筒状の空気導入通路に
設けられたリング状の空気旋回通路で旋回流となって、
空気出口から燃料噴霧用の出口の外周側で液体燃料と強
力に混合することにより、液体燃料の微粒化が極めて効
果的に行なわれる。
ルまたは第2段燃料ノズルにおいて、微粒化用の圧力空
気は燃料微粒化用空気ノズル部の筒状の空気導入通路に
設けられたリング状の空気旋回通路で旋回流となって、
空気出口から燃料噴霧用の出口の外周側で液体燃料と強
力に混合することにより、液体燃料の微粒化が極めて効
果的に行なわれる。
【0069】請求項4の発明によれば、ノズル外筒、中
間筒および内筒を、ダブルナット構造およびねじ込みと
溶接固着構造で固定するようにして、前記の旋回流の反
力に抗して部品の強固な結合関係を保持できるととも
に、比較的簡単な構成でノズル部品を提供でき、前記の
液体燃料の微粒化が有効に実現できるようになる。
間筒および内筒を、ダブルナット構造およびねじ込みと
溶接固着構造で固定するようにして、前記の旋回流の反
力に抗して部品の強固な結合関係を保持できるととも
に、比較的簡単な構成でノズル部品を提供でき、前記の
液体燃料の微粒化が有効に実現できるようになる。
【0070】請求項5の発明によれば、燃料微粒化用空
気ノズル部の外周側に、ガス燃料を噴射するガス噴射ノ
ズル部を、液体燃料ノズル部と切換え使用可能に備えた
ことにより、必要に応じてガス燃料の燃焼にも供するこ
とができ、多様な燃焼形態の選択により最適な運用を行
うことが可能となる。
気ノズル部の外周側に、ガス燃料を噴射するガス噴射ノ
ズル部を、液体燃料ノズル部と切換え使用可能に備えた
ことにより、必要に応じてガス燃料の燃焼にも供するこ
とができ、多様な燃焼形態の選択により最適な運用を行
うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例によるガスタービン燃焼器の
全体構成を示す図。
全体構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例によるガスタービン燃焼器の
第2段燃料バルブの構成を示す図。
第2段燃料バルブの構成を示す図。
【図3】第2段燃料ノズルの構成部である燃料旋回通路
を示す図で、図2のA−A線断面図。
を示す図で、図2のA−A線断面図。
【図4】第2段燃料ノズルの構成部品である空気旋回器
を示す図で、図2のB−B線断面図。
を示す図で、図2のB−B線断面図。
【図5】本発明の一実施例によるガスタービン燃焼器の
第1段燃料バルブの構成を示す図。
第1段燃料バルブの構成を示す図。
【図6】図5に示す第1段燃料バルブの構成部品の分解
斜視図。
斜視図。
【図7】本発明の一実施例による液体燃料の微粒化作用
を示す特性図。
を示す特性図。
【図8】本発明の一実施例によるNOx低減率を従来例
をの関係において示す特性図。
をの関係において示す特性図。
【図9】(a),(b)はそれぞれ従来の燃料噴霧式ノ
ズル構成を示す図。
ズル構成を示す図。
1 ガスタービン燃焼器 2 燃焼器外筒 3 燃焼器ライナ 4 燃焼室 5 空気流路 6 フロースリーブ 4a 第1段燃焼域 4b 第2段燃焼域 7 パイロット燃料ノズル 8 メイン燃料ノズル 9 ヘッドプレート 9a プレート 10 ライナキャップ 11 スワーラ 12 燃焼器ラッパ 13 トランジションピース 14 予混合ダクト 15,16,17 予混合燃料出口 18 第1段燃料系統 19 第2段燃料系統 20 燃料供給管 21 液体燃料ヘッダ 22 燃料配管 23 燃料供給管 24 液体燃料ノズル部 25 燃料微粒化用空気ノズル部 26 液体燃料導入通路 27 拡径通路 28 筒状通路 29 液体燃料旋回通路 29a 液体燃料縮流通路 30 液体燃料出口 31 空気ヘッダ 32 連通孔 33 空気導入通路 34 空気旋回器 35 空気縮流通路 36 空気出口 37 ノズル外筒 38 中間筒 39 内筒 40 雌ねじ 41 段部 42 雌ねじ 43 段部 44 フランジ面 45 環状壁 46,47 止めねじ 48 プラグ 49 溶接部 50 溶接部 51 内部孔 52 旋回用通路孔 54 液体燃料ノズル部 55 燃料微粒化用空気ノズル部 56 ガス燃料ノズル部 57 水噴射ノズル部 58 液体燃料導入通路 58a 燃料取入れ口 59 拡径通路 60 筒状通路 61 液体燃料旋回通路 61a 液体燃料旋回通路 62 液体燃料出口 64 空気取入れ口 65 空気導入通路 66 空気旋回器 67 空気縮流通路 68 空気出口 69 ガス燃料取入れ口 70 ガス燃料導入通路 71 第1のガス燃料縮流通路 72 第2のガス燃料縮流通路 73 ガス燃料出口 74 噴射水供給口 75 噴射水配管 76 の噴射水ヘッダ 77 噴射水導入通路 78 水噴射ノズルチップ 79 外側ノズルチップ 80 中間ノズルチップ 81 ノズルチップ 82 外側保持筒 83 中間保持筒 84 内側保持筒 85,86,87 ねじ部 88 リング状チップ 89 リテーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23R 3/34 (72)発明者 鈴木 勇 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 小野田 昭博 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内
Claims (5)
- 【請求項1】 燃焼機ライナ内に形成される燃焼域を、
燃焼器ライナ頭部側の第1段燃焼域と、この第1段燃焼
域の下流側の第2段燃焼域とに分け、前記第1段燃焼域
では前記燃焼器ライナの頭部中心位置に設けた第1段燃
料ノズルから噴射される液体燃料の拡散燃焼を行なわせ
るとともに、前記第2段燃焼域では前記燃焼器ライナの
外周部に配設した第2段燃料ノズルから予混合ダクトを
介して噴射される液体燃料の稀薄予混合燃料による予混
合燃焼を行なわせるようにした液体燃料用ガスタービン
燃焼器であって、前記第1段燃料ノズルおよび第2段燃
料ノズルの少なくとも一方を、液体燃料を旋回流として
噴射する液体燃料ノズル部と、この液体燃料ノズル部の
外周側に同軸的に配置され、噴射する液体燃料に高圧空
気を旋回流として噴出してその液体燃料を微粒化させる
燃料微粒化用空気ノズル部とを有する構成としたことを
特徴とする液体燃料用ガスタービン燃焼器。 - 【請求項2】 請求項1記載の液体燃料用ガスタービン
燃焼器において、液体燃料ノズル部は、この液体燃料ノ
ズル部の中心位置に液体燃料を導入して流通させる液体
燃料導入通路と、この液体燃料導入通路の下流端側位置
で液体燃料の流れ方向を前記液体燃料導入通路から大径
側に放射状に向ける拡径通路と、この拡径通路に連通す
る狭隘な筒状通路と、この筒状通路の下流端側にて液体
燃料を周方向に沿う旋回流とする液体燃料旋回通路と、
この液体燃料旋回通路に連通し次第に小径となる液体燃
料縮流通路と、この液体燃料縮流通路の下流端に開口す
る液体燃料出口とを有することを特徴とする液体燃料用
ガスタービン燃焼器。 - 【請求項3】 請求項1記載の液体燃料用ガスタービン
燃焼器において、燃料微粒化用空気ノズル部は、請求項
2記載の液体燃料ノズル部の液体燃料導入通路の外周側
に配置された筒状の空気導入通路と、この空気導入通路
の下流端側で空気の流れを周方向に沿う旋回流にする空
気旋回通路と、この空気旋回通路の下流端側で空気を小
径側に向ける縮流空気導入通路と、この空気縮流通路の
下流端側で、かつ請求項2記載の液体燃料出口の周囲部
に旋回空気を噴出する燃料微粒化噴霧用の空気出口とを
有することを特徴とする液体燃料用ガスタービン燃焼
器。 - 【請求項4】 請求項1記載の液体燃料用ガスタービン
燃焼器において、第2段燃料ノズルは燃料微粒化用空気
ノズル部を形成するノズル外筒および中間筒と、液体燃
料ノズル部を構成する内筒とを備え、前記ノズル外筒
は、上流端側が開口し下流端側が次第に小径となるテー
パ付きの形状とされて上流端側内周面に雌ねじが形成さ
れるとともに下流端側近傍の内周面に段部が形成されて
おり、また前記中間筒は、前記ノズル外筒と略相似的な
形状でノズル外筒内に同軸的に挿入され、上流端側の内
周面に雌ねじが形成されるとともに、下流端側近傍の外
周面に段部が形成され、かつ下流端側内部にフランジ面
が形成されており、さらに前記内筒は、上流端側が開口
し下流端側が閉塞した有底筒状で、前記中間筒の雌ねじ
部とフランジ面との間に位置して前記中間筒内に密接状
態で嵌合されて下流端側の周壁部に拡径通路となる複数
の放射状の孔を有するとともに、その拡径通路の下流側
に前記中間筒との間で筒状通路を形成する小径部を有
し、かつ下流端部に液体燃料旋回通路を形成する環状壁
を有しており、前記内筒は前記中間筒に下流端の環状壁
の先端が前記中間筒の下流端の内面のフランジ面に当接
するまで深く挿入して前記中間筒の雌ねじに螺合した止
めねじによるダブルナット構造で上流端側から押圧固定
する一方、前記中間筒は前記ノズル外筒に同軸的に上流
端側から挿入しこのノズル外筒の内周面の段部と前記中
間筒の外周面の段部とで燃料微粒化用空気ノズル部の空
気旋回通路を形成するリング状の旋回器を挟持し、かつ
前記中間筒は前記ノズル外筒の雌ねじに上流端側から螺
合および溶接固着したプラグによって固定保持したこと
を特徴とする液体燃料用ガスタービン燃焼器。 - 【請求項5】 請求項1記載の液体燃料用ガスタービン
燃焼器において、第1段燃料ノズルは、燃料微粒化用空
気ノズル部の外周側に、ガス燃料を噴射するガス噴射ノ
ズル部を、液体燃料ノズル部と切換え使用可能に備えた
ことを特徴とする液体燃料用ガスタービン燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28685294A JPH08145363A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液体燃料用ガスタービン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28685294A JPH08145363A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液体燃料用ガスタービン燃焼器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08145363A true JPH08145363A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17709869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28685294A Pending JPH08145363A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液体燃料用ガスタービン燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08145363A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001215015A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-08-10 | General Electric Co <Ge> | ガスタービンエンジンの燃料ノズル及びその組み立て方法 |
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| JP2004360944A (ja) * | 2003-06-02 | 2004-12-24 | National Aerospace Laboratory Of Japan | ガスタービン用燃料ノズル |
| US7540154B2 (en) | 2005-08-11 | 2009-06-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas turbine combustor |
| CN104696028A (zh) * | 2015-03-04 | 2015-06-10 | 中国大唐集团新能源股份有限公司 | 一种压缩空气储能发电系统 |
| JP2017106709A (ja) * | 2015-11-26 | 2017-06-15 | ウエムラ技研株式会社 | 渦巻型噴射ノズル |
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| KR20190136383A (ko) * | 2018-05-30 | 2019-12-10 | 두산중공업 주식회사 | 연소기용 노즐, 연소기 및 이를 포함하는 가스 터빈 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP28685294A patent/JPH08145363A/ja active Pending
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| CN109140500A (zh) * | 2018-08-03 | 2019-01-04 | 新奥能源动力科技(上海)有限公司 | 一种燃烧室的喷嘴、燃烧室及微型燃气轮机 |
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