JPH08145394A - 送風装置及びこの送風装置を備えた空気調和機 - Google Patents

送風装置及びこの送風装置を備えた空気調和機

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JPH08145394A
JPH08145394A JP6291271A JP29127194A JPH08145394A JP H08145394 A JPH08145394 A JP H08145394A JP 6291271 A JP6291271 A JP 6291271A JP 29127194 A JP29127194 A JP 29127194A JP H08145394 A JPH08145394 A JP H08145394A
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JP
Japan
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air
blower
air conditioner
antibacterial agent
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Application number
JP6291271A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tsukahara
仁 塚原
Toshimitsu Tsukui
利光 津久井
Keiko Kurokawa
圭子 黒河
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風装置や空気調和機において、抗菌剤の効
果が長期にわたって発揮できるようにする。 【構成】 送風装置の構成部材を、抗菌剤を添加した環
状ポリオレフィンで形成したので、抗菌剤入りの塗料を
コーティングする必要が無く、しかも抗菌剤が流れ落ち
る恐れもなく、抗菌剤の効果が長期にわたって期待でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気を循環させるた
めの送風装置、及び室内の温度を調節するための空気調
和機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば、特
公平4−40560号公報に記載されたものがある。こ
の公報には、合成樹脂製のファンの表面に、防ばい塗料
をコーティングする技術が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記送風ファンは防ば
い(かびを防ぐ)塗料がコーティングされているので、
防ばい効果を期待できるものの、塗料が永年使用により
徐々にはがれ落ちる恐れがあり、かつ、コーティングす
る作業が必要となりコストアップの要因となっていた。
このため、コーティング作業は極力行いたくない。
【0004】この発明は、永年にわたって衛生的な送風
装置や空気調和機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、空気を循環させるための送風装置に
おいて、この送風装置の構成部材を、環状ポリオレフィ
ン樹脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成したもの
である。
【0006】また、第2の発明は、空気を吸込んで吹出
すための送風装置を備えた空気調和機において、前記送
風装置を、環状ポリオレフィン樹脂に抗菌剤を添加した
合成樹脂材料で形成したものである。
【0007】また、第3の発明は、空気を吸込んで吹出
すための送風装置を備えた空気調和機において、前記空
気の接触する部分の構成部材を、環状ポリオレフィン樹
脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成したもので
る。
【0008】更に、第4の発明では、空気を吸込んで吹
出すための送風装置を備えた空気調和機において、前記
送風装置あるいは前記空気と接する構成部材を、環状ポ
リオレフィン樹脂に0.5重量%〜2.0重量%の抗菌
剤を添加した合成樹脂材料で形成したものである。
【0009】
【作用】この第1の発明による送風装置や第2の発明に
よる空気調和機では、送風装置を、環状ポリオレフィン
樹脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成したので、
防ばい塗料をコーティングする必要がなく、かつ、抗菌
剤が流れ落ちる恐れもない。しかも、環状ポリオレフィ
ン樹脂に添加された抗菌剤が徐々に送風装置の表面に浸
出(ブリーディング)してくる。
【0010】また、第3の発明の空気調和機では、環状
ポリオレフィン樹脂に添加された抗菌剤が徐々に空気の
接触する部分の表面に浸出してくる。
【0011】更に、第4発明の空気調和機では、特に抗
菌剤が0.5重量%〜2.0重量%であるので、合成樹
脂材料の強度をそれほど低下させることもない。
【0012】
【実施例】環状ポリオレフィン樹脂に、1.0重量%の
ベンズイミダゾール類の抗菌剤(ジフェニルエーテル
類、Nハルアルキルチオ類、有機砒素類などでもよい)
を添加して形成した合成樹脂(本願のもの、試料1〜
3)と、他の非晶性樹脂(例えば、PS樹脂、AS−G
樹脂、ABS樹脂など、試料4〜6)に前記抗菌剤を添
加して形成した合成樹脂(比較例)おいて、ハローテス
トを実施した結果を表1に示す。このハローテストは、
初期(試料1、4)と、温度を70℃に保った状態で7
日間経過後(試料2、5)と、流水1リットル/分の中
に浸した状態で7日間経過後(試料3、6)とで行っ
た。本願のもの(試料1〜3)では、いずれの時期・条
件においてもハロー(発育阻止帯)確認され、抗菌剤の
効果が確認された。しかし、比較例のものではいずれも
(試料4〜6)、ハローができず、抗菌剤を添加した非
晶性樹脂では、環状ポリオレフィンだけに、抗菌剤の効
果が認められた。
【0013】
【表1】
【0014】前述の抗菌剤としては、適切な殺菌効果を
有するものであることは勿論であるが、一般的な住環境
において使用するためには、人体への毒性や環境への悪
影響がないことが条件となる。このような条件を満たす
抗菌剤としては、次のようなものを挙げることができ
る。
【0015】パラクロロメタキシレノール及び2−5−
ジクロロ−4−ブロモフェノールなどのフェノール類、
N−(フロロジクロロメチルチオ)−フタルイミド及び
NN−ジメチル−N’−フェニル−N’−(フロロジク
ロロメチルチオ)−スルファミドなどのハロアルキル
類、1−(4−クロロフェニル)−3−ヨードプロパギ
ールホルマール及び1−[(ジヨードメチル)スルフォ
ニル]−4−メチルベンゼンなどのヨード類、2−(4
−チアゾリル)−ベンツイミダゾール及びベンツイミダ
ゾリルカルバミン酸メチルエステル及び2−メトキシカ
ルボニルアミノベンツイミダゾールなどのベンツイミダ
ゾール類、2−チオシアノ−メチルチオ−ベンゾチアゾ
ール及び1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−
チオウレイド)ベンゼンなどのベンゾチアゾール類、テ
トラメチルチウラムジスルフィド及びエチレンビス(ジ
チオカルバミン酸)亜鉛などのチオカーバメート類、ビ
ス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛及び2,
3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフェニ
ル)ピリジン及び2,4−ジクロロ−6−(オルトーク
ロロアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどの異種環
式窒素化合物、8−オキシキノリン銅及び2−3−ジク
ロロ−1,4−ナフトキノンなどのキノン類、1,2−
ベンツイソチアゾリン−3−オン及び2−n−オクチル
−4−イソチアゾリン−3−オンなどのイソチアゾリン
類、塩化ベンザルコニウム及び1,1’−ヘキサメチレ
ンビス[5−(4−クロロフェニル)ビグアニド]ジヒ
ドロクロリドなどの第4級アンモニウム塩類、2,4,
5,6−テトラクロロイソフタロニトリルをはじめとす
るシアネート類、サリシルアニリドをはじめとするアニ
リド類、10,10’−オキシビスフェノキサアルシン
をはじめとする有機砒素類、1−(3−クロロアリル)
−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンク
ロリド、α−ブロモシンナムアルデヒド、2,4,4−
トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニールエーテルな
どである。
【0016】次に、この発明の具体的な実施例を図面に
基き説明する。1は空気調和機で、室内機2と室外機3
とで構成されている。室内機2と室外機3とはユニット
間配管4A、4B、ユニット間配線(図示せず)で接続
されている。室外機3の機体には、サービスバルブ6、
マフラ7、アキュムレータ8、運転周波数によって能力
が変えられる圧縮機(能力が変えられない圧縮機でも構
わない)9、室外熱交換器12、減圧装置として使用さ
れるキャピラリーチューブ13、ストレーナ14、サー
ビスバルブ15を備えている。
【0017】室内機2には、接続部16、補助配管1
9、冷媒の流れる熱交換器17、補助配管20、接続部
18を備えている。22は室内用送風ファン(クロスフ
ローファン)である。
【0018】室内機は、背面側のフレーム40と、前面
パネル41と、この前面パネルに着脱自在に取付けられ
る吸込グリル34とで構成した外装体内に、エアフィル
タ31、空気清浄フィルタ32、縦羽根(風向変更羽
根)35、横羽根(風向変更羽根)27,28等を内蔵
している。また、36はドレンパン、42は背面側の通
風路を形成するためのケーシング、36Aは前面側の通
風路を形成するためのドレンパンの下端面(通風路の
壁)である。29は吹出口、33は吸込口である。
【0019】尚、空気と接触する構成部材は、吸込グリ
ル24、エアフィルタ31、空気清浄フィルタ32、通
風路の壁36A,42、送風ファン22、風向変更羽根
35,27,28、更に外装体40,41,34などの
ように、空気と接触する部材である。また、送風装置
は、送風ファン22、通風路の壁36A,42とから構
成されている。
【0020】このように構成された空気調和機1は、送
風ファン22が運転されると、吸込口33から空気を吸
込み、熱交換器で調温した後、必要に応じて、風向変更
羽根35,27,28で風向が変えられて、吹出口29
から吹出される。このときの空気の流れは、吸込グリル
34、エアフィルタ31、空気清浄フィルタ32、熱交
換器17を通過し、風向変更羽根35,27,28によ
って風向を変えられて吹出口29から室内へと順に流れ
る。
【0021】この空気調和機では、その空気と接触する
構成部材及び外装体に、抗菌剤(全重量に対して0.5
重量%〜2.0重量%)の添加された環状ポリオレフィ
ン樹脂で形成したので、長年の使用により、徐々に抗菌
剤が表面に浸出してくる。このため、長期にわたって、
この合成樹脂材料で形成された合成樹脂成型品が抗菌性
を発揮することができる。
【0022】また、この空気調和機では、合成樹脂成型
品を塗装していないので、塗装するコストを削減するこ
とができ、かつ、塗装がはがれ落ちるようなこともない
ため永年にわたって抗菌効果を発揮させることができ
る。
【0023】更に、この空気調和機では、抗菌剤の割合
が全重量に対して0.5重量%以上に設定されているの
で抗菌剤の効果を発揮でき、抗菌剤の割合が2.0重量
%以下に設定されているので、合成樹脂材料の物性的な
強度や剛性や熱変形性を損なうことも抑えられている
(抗菌剤の割合が2.0重量%を越えると、合成樹脂材
料の物性的な強度や剛性や熱変形性を損なうことは実験
により確認されている)。
【0024】この発明では、空気調和機の室内機に使用
される送風装置や、室内機を循環する空気の接触する部
分の構成部材を前記抗菌剤の添加された環状ポリオレフ
ィン樹脂で構成した例で説明したが、室内機の外装体の
ように、室内空気の接触する部分を前記樹脂で形成して
もよい。また、空気調和機の室外機に使用される送風装
置や、室外機を循環する空気の接触する部分の構成部材
を前記樹脂で形成してもよい。
【0025】また、前記樹脂材料で、頻繁に手を触れる
(ワイヤード及びワイヤレスの)リモコンを形成しても
構わない。
【0026】
【発明の効果】この第1の発明による送風装置や第2の
発明による空気調和機では、送風装置を、環状ポリオレ
フィン樹脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成した
ので、防ばい塗料をコーティングする必要がなく、か
つ、抗菌剤が流れ落ちる恐れもなく、環状ポリオレフィ
ン樹脂に添加された抗菌剤が徐々に送風装置の表面に浸
出してくるので、低価格で、抗菌剤の効果を長期にわた
って発揮させることができる。
【0027】また、第3の発明の空気調和機では、環状
ポリオレフィン樹脂に添加された抗菌剤が徐々に空気の
接触する部分の表面に浸出してくるので、第2の発明の
空気調和機と同様に、衛生的な空気調和機を提供するこ
とができる。
【0028】更に、第4発明の空気調和機では、特に抗
菌剤が0.5重量%〜2.0重量%であるので、合成樹
脂材料の強度を低下させることを防止しつつ、かつ、長
期間にわたって、抗菌効果を発揮させることができる衛
生的な空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。
【図2】同空気調和機の室内機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 16 エアフィルタ 22 送風ファン(送風装置、空気の接する部分) 27、28 横羽根(空気の接する部分) 32 空気清浄フィルタ(空気の接する部分) 34 吸込グリル(空気の接する部分) 35 縦羽根(空気の接する部分) 36A 壁(空気の接する部分) 39 下端面(空気の接する部分) 42 壁(空気の接する部分)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を循環させるための送風装置におい
    て、この送風装置の構成部材を、環状ポリオレフィン樹
    脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成したことを特
    徴とする送風装置。
  2. 【請求項2】 空気を吸込んで吹出すための送風装置を
    備えた空気調和機において、前記送風装置を、環状ポリ
    オレフィン樹脂に抗菌剤を添加した合成樹脂材料で形成
    したことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 空気を吸込んで吹出すための送風装置を
    備えた空気調和機において、前記空気の接触する部分の
    構成部材を、環状ポリオレフィン樹脂に抗菌剤を添加し
    た合成樹脂材料で形成したことを特徴とする空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 空気を吸込んで吹出すための送風装置を
    備えた空気調和機において、前記送風装置あるいは前記
    空気と接する構成部材を、環状ポリオレフィン合成樹脂
    に0.5重量%〜2.0重量%の抗菌剤を添加した合成
    樹脂材料で形成したことを特徴とする空気調和機。
JP6291271A 1994-11-25 1994-11-25 送風装置及びこの送風装置を備えた空気調和機 Pending JPH08145394A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002068520A1 (en) * 2001-02-26 2002-09-06 Ciba Specialty Chemicals Holding, Inc. Biocidal plastics internal elements for mass transfer apparatus
JP2008544204A (ja) * 2005-11-23 2008-12-04 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 空気調和機
WO2014209095A1 (es) 2013-06-25 2014-12-31 Servicios Administrates Penoles, S.A. De C.V. Aditivo bacteriostatico y fungistatico en masterbach para aplicación en plásticos y proceso para la obtención del mismo

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EP3575263A1 (en) 2013-06-25 2019-12-04 Servicios Administrativos Peñoles S.A. de C.V Bacteriostatic and fungistatic additive in masterbatch for application in plastics, and method for producing same

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