JPH08145446A - 天井ダクト設備複合システムの施工方法 - Google Patents
天井ダクト設備複合システムの施工方法Info
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- JPH08145446A JPH08145446A JP28566594A JP28566594A JPH08145446A JP H08145446 A JPH08145446 A JP H08145446A JP 28566594 A JP28566594 A JP 28566594A JP 28566594 A JP28566594 A JP 28566594A JP H08145446 A JPH08145446 A JP H08145446A
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- duct
- ceiling
- ceiling panel
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- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井作業を低減し、施工を容易にして工期の
短縮を図ることができる天井ダクト設備複合システムの
施工方法を提供することである。 【構成】 水圧により伸縮可能なテレスコピック状のロ
ッド20bと、ロッドの頂部に連結された水平台20c
とを備えた簡易リフト20を天井パネル兼用ダクト8の
長手方向に沿って複数台床上に設置する。次いで、簡易
リフトのロッドを縮退した状態で水平台を最低位置に保
持し、該水平台上にて天井パネル兼用ダクト単体を接合
することにより天井パネル兼用ダクト8を形成する床上
作業を行う。この床上作業と併行して、またはこれに先
行して或いはその後、コンクリートスラブ1下に吊りボ
ルト4を取付け、吊りボルト4の下部にCチャンネル5
を配設し、さらにCチャンネルの下部にこれと直交して
Tバー6を配設する天井裏作業を行なう。その後、簡易
リフトにより、天井パネル兼用ダクトが一体的に上昇さ
れTバー6上に載置される。
短縮を図ることができる天井ダクト設備複合システムの
施工方法を提供することである。 【構成】 水圧により伸縮可能なテレスコピック状のロ
ッド20bと、ロッドの頂部に連結された水平台20c
とを備えた簡易リフト20を天井パネル兼用ダクト8の
長手方向に沿って複数台床上に設置する。次いで、簡易
リフトのロッドを縮退した状態で水平台を最低位置に保
持し、該水平台上にて天井パネル兼用ダクト単体を接合
することにより天井パネル兼用ダクト8を形成する床上
作業を行う。この床上作業と併行して、またはこれに先
行して或いはその後、コンクリートスラブ1下に吊りボ
ルト4を取付け、吊りボルト4の下部にCチャンネル5
を配設し、さらにCチャンネルの下部にこれと直交して
Tバー6を配設する天井裏作業を行なう。その後、簡易
リフトにより、天井パネル兼用ダクトが一体的に上昇さ
れTバー6上に載置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井と空調ダクトと
を融合した天井ダクト設備複合システムの施工方法に関
する。
を融合した天井ダクト設備複合システムの施工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】空調装置の給気用ダクトや吹出口を組み
込む天井構造は、コンクリートスラブと天井パネル(仕
上げ材)とは別体の独立したダクトを天井裏空間に配設
する独立ダクト方式と、天井裏空間全体を給気通路とし
て利用する天井チャンバー給気方式とに大別される。
込む天井構造は、コンクリートスラブと天井パネル(仕
上げ材)とは別体の独立したダクトを天井裏空間に配設
する独立ダクト方式と、天井裏空間全体を給気通路とし
て利用する天井チャンバー給気方式とに大別される。
【0003】ところが、これらの天井構造には、各々以
下に掲げる欠点があった。すなわち、独立ダクト方式で
は、天井裏内の梁を貫通させるようにダクトを配設する
梁貫通構造と梁の下部にダクト配設スペースを設ける梁
下構造とがあるが、いずれの構造にしてもダクトの設置
スペース分だけ同じ階高であっても天井高が低くなるの
で、所定の天井高を実現するには階高を高く設定しなけ
ればならないという問題があった。
下に掲げる欠点があった。すなわち、独立ダクト方式で
は、天井裏内の梁を貫通させるようにダクトを配設する
梁貫通構造と梁の下部にダクト配設スペースを設ける梁
下構造とがあるが、いずれの構造にしてもダクトの設置
スペース分だけ同じ階高であっても天井高が低くなるの
で、所定の天井高を実現するには階高を高く設定しなけ
ればならないという問題があった。
【0004】また、天井チャンバー給気方式では天井裏
の空間全体を給気チャンバーとして利用するため、同一
階高における天井高を高くすることができるものの、天
井裏空間に存在する意図しない隙間から空気が漏れた
り、天井裏のコンクリートスラブや梁等に空調空気の熱
が吸収されて熱の損失が生じるという問題があった。
の空間全体を給気チャンバーとして利用するため、同一
階高における天井高を高くすることができるものの、天
井裏空間に存在する意図しない隙間から空気が漏れた
り、天井裏のコンクリートスラブや梁等に空調空気の熱
が吸収されて熱の損失が生じるという問題があった。
【0005】このような問題を解決する手段として空調
用のダクトに天井パネルを兼ねさせる天井ダクト設備複
合システムがある。かかるシステムは、偏平な中空筒状
の天井ダクト設備(長手方向に適当な長さに分割され、
四方が断熱材からなり下面が天井仕上げ材により構成さ
れた複数の天井パネル兼用ダクト単体を接合することに
よりなっている)をスラブ下に複数列配設してなるもの
であり、これによれば、天井構造を簡略化することがで
き、天井裏空間を狭くして階高を縮小できるとともに、
空調空気がダクト内を通過するため、隙間から空気が漏
れたり、コンクリートスラブ、梁等に熱が吸収されるこ
とが無く、熱の損失を抑えることができるという利点が
ある。
用のダクトに天井パネルを兼ねさせる天井ダクト設備複
合システムがある。かかるシステムは、偏平な中空筒状
の天井ダクト設備(長手方向に適当な長さに分割され、
四方が断熱材からなり下面が天井仕上げ材により構成さ
れた複数の天井パネル兼用ダクト単体を接合することに
よりなっている)をスラブ下に複数列配設してなるもの
であり、これによれば、天井構造を簡略化することがで
き、天井裏空間を狭くして階高を縮小できるとともに、
空調空気がダクト内を通過するため、隙間から空気が漏
れたり、コンクリートスラブ、梁等に熱が吸収されるこ
とが無く、熱の損失を抑えることができるという利点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天井ダ
クト設備複合システムは、スラブ下に複数のCチャンネ
ルを水平に吊下支持し、Cチャンネルの下に複数のTバ
ーを水平に吊下支持し、Tバー間に天井パネル兼用ダク
ト単体を支持し、このダクト単体に隣接する天井パネル
兼用ダクト単体をTバー間に支持しつつこれらのダクト
単体を順次接着することにより施工されるものであるた
め、多数の部材を個々に上昇する作業,作業器具を上げ
降ろしする作業を要すること、全ての作業が天井部で行
われること、天井ダクト設備複合システムでは天井裏空
間を狭く設定するといった要請から実作業空間が狭いこ
と等から、作業が煩雑で工期の短縮化が望まれている。
クト設備複合システムは、スラブ下に複数のCチャンネ
ルを水平に吊下支持し、Cチャンネルの下に複数のTバ
ーを水平に吊下支持し、Tバー間に天井パネル兼用ダク
ト単体を支持し、このダクト単体に隣接する天井パネル
兼用ダクト単体をTバー間に支持しつつこれらのダクト
単体を順次接着することにより施工されるものであるた
め、多数の部材を個々に上昇する作業,作業器具を上げ
降ろしする作業を要すること、全ての作業が天井部で行
われること、天井ダクト設備複合システムでは天井裏空
間を狭く設定するといった要請から実作業空間が狭いこ
と等から、作業が煩雑で工期の短縮化が望まれている。
【0007】この発明は、以上の問題点に鑑みてなされ
たものであって、天井作業を低減し、施工を容易にして
工期の短縮を図ることができる天井ダクト設備複合シス
テムの施工方法を提供することを目的とする。
たものであって、天井作業を低減し、施工を容易にして
工期の短縮を図ることができる天井ダクト設備複合シス
テムの施工方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、この発明の天井ダクト設備複合システムの施工方
法は、伸縮可能なロッドと、該ロッドの頂部に連結され
て昇降する水平台とを備えた簡易リフトを、天井パネル
兼用ダクトの長手方向に沿って複数台床上に設置し、前
記簡易リフトの水平台上にて、偏平な中空筒状の天井パ
ネル兼用ダクト単体を接合することにより、四方が断熱
材からなり下面が天井仕上げ材により構成される天井パ
ネル兼用ダクトを形成する床上作業と、スラブ下に複数
の横架部材を水平に吊下支持するとともに、該横架部材
に前記天井パネル兼用ダクトを支持するための複数の支
持部材を吊下支持する天井裏作業とを行った後、前記簡
易リフトを駆動することにより天井パネル兼用ダクトを
一体的に上昇して支持部材に支持することを特徴とす
る。
めに、この発明の天井ダクト設備複合システムの施工方
法は、伸縮可能なロッドと、該ロッドの頂部に連結され
て昇降する水平台とを備えた簡易リフトを、天井パネル
兼用ダクトの長手方向に沿って複数台床上に設置し、前
記簡易リフトの水平台上にて、偏平な中空筒状の天井パ
ネル兼用ダクト単体を接合することにより、四方が断熱
材からなり下面が天井仕上げ材により構成される天井パ
ネル兼用ダクトを形成する床上作業と、スラブ下に複数
の横架部材を水平に吊下支持するとともに、該横架部材
に前記天井パネル兼用ダクトを支持するための複数の支
持部材を吊下支持する天井裏作業とを行った後、前記簡
易リフトを駆動することにより天井パネル兼用ダクトを
一体的に上昇して支持部材に支持することを特徴とす
る。
【0009】この場合、前記天井パネル兼用ダクトを上
昇する際、干渉を回避して該天井パネル兼用ダクトの上
昇を可能とするため、前記支持部材の支持部を水平方向
に移動させることが好ましい(請求項2)。
昇する際、干渉を回避して該天井パネル兼用ダクトの上
昇を可能とするため、前記支持部材の支持部を水平方向
に移動させることが好ましい(請求項2)。
【0010】
【作用】この発明方法によれば、複数台の簡易リフトを
床上に設置し、簡易リフトの水平台上にて天井パネル兼
用ダクト単体を接合することにより天井パネル兼用ダク
トを形成する床上作業を行う。一方、スラブ下に複数の
横架部材を水平に吊下支持するとともに、横架部材に支
持部材を吊下支持する天井裏作業を行う。これら床上作
業と天井裏作業は、併行して行ってもよいし、いずれか
を先行して行ってもよい。
床上に設置し、簡易リフトの水平台上にて天井パネル兼
用ダクト単体を接合することにより天井パネル兼用ダク
トを形成する床上作業を行う。一方、スラブ下に複数の
横架部材を水平に吊下支持するとともに、横架部材に支
持部材を吊下支持する天井裏作業を行う。これら床上作
業と天井裏作業は、併行して行ってもよいし、いずれか
を先行して行ってもよい。
【0011】次いで、簡易リフトを駆動すれば、天井パ
ネル兼用ダクトが一体的に上昇され、支持部材に支持さ
れる。
ネル兼用ダクトが一体的に上昇され、支持部材に支持さ
れる。
【0012】天井パネル兼用ダクトを上昇する際、支持
部材の支持部を水平方向に移動させることにより、天井
パネル兼用ダクトと支持部材との干渉が回避されて天井
パネル兼用ダクトの上昇が可能となる。
部材の支持部を水平方向に移動させることにより、天井
パネル兼用ダクトと支持部材との干渉が回避されて天井
パネル兼用ダクトの上昇が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明にかかる天井ダクト設備複合
システムの施工方法の好適な実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1乃至図4において、1はコンク
リートスラブ、2は天井面、3は天井裏空間、10はこ
の実施例にかかる天井ダクト設備複合システム10をそ
れぞれ示している。
システムの施工方法の好適な実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1乃至図4において、1はコンク
リートスラブ、2は天井面、3は天井裏空間、10はこ
の実施例にかかる天井ダクト設備複合システム10をそ
れぞれ示している。
【0014】天井ダクト設備複合システム10は、コン
クリートスラブ1の下に適宜パターンで配設される横架
部材としてのCチャンネル5及び支持部材としてのTバ
ー6と、これらに組み付けられる天井パネル兼用ダクト
8とを有するものであり、必要に応じて板状の天井パネ
ル7、照明器具9、図示しない消火設備、空調設備等の
天井設備が組み付けられるものである。
クリートスラブ1の下に適宜パターンで配設される横架
部材としてのCチャンネル5及び支持部材としてのTバ
ー6と、これらに組み付けられる天井パネル兼用ダクト
8とを有するものであり、必要に応じて板状の天井パネ
ル7、照明器具9、図示しない消火設備、空調設備等の
天井設備が組み付けられるものである。
【0015】前記Cチャンネル5は、コンクリートスラ
ブ1の下方に、ロッド状の吊りボルト4によって吊下さ
れる垂直断面がC形をなす部材で、本実施例では、天井
裏空間3の幅方向に沿って多数平行に且つ水平に配設さ
れる。なお、このCチャンネル5には、固定ハンガ5a
がTバー6の配設位置に対応させて配設されている。か
かる固定ハンガ5aは、本実施例では、Cチャンネル5
に沿って水平方向にスライド移動可能に配設されるもの
で、その下部に設けられた把持手段によってTバー6を
把持することにより、容易にTバー6とCチャンネル5
とを連結することができる。
ブ1の下方に、ロッド状の吊りボルト4によって吊下さ
れる垂直断面がC形をなす部材で、本実施例では、天井
裏空間3の幅方向に沿って多数平行に且つ水平に配設さ
れる。なお、このCチャンネル5には、固定ハンガ5a
がTバー6の配設位置に対応させて配設されている。か
かる固定ハンガ5aは、本実施例では、Cチャンネル5
に沿って水平方向にスライド移動可能に配設されるもの
で、その下部に設けられた把持手段によってTバー6を
把持することにより、容易にTバー6とCチャンネル5
とを連結することができる。
【0016】一方、Tバー6は、前記Cチャンネル5と
直交するように、該Cチャンネル5の下部に固定ハンガ
5a等を介して多数固着されるもので垂直断面逆T字形
を成す部材が用いられる。これら多数のTバー6は所定
間隔をおいて平行に配設されており、その下部を構成す
る水平張出部6aはすべて同一水平面すなわち天井面2
内に配置される。
直交するように、該Cチャンネル5の下部に固定ハンガ
5a等を介して多数固着されるもので垂直断面逆T字形
を成す部材が用いられる。これら多数のTバー6は所定
間隔をおいて平行に配設されており、その下部を構成す
る水平張出部6aはすべて同一水平面すなわち天井面2
内に配置される。
【0017】そして、このように平行に配設されたTバ
ー6,6の間には、天井パネル兼用ダクト8、天井パネ
ル7、及び照明器具9等が、水平張出部6a,6a上に
載置されることによって組み付けられる。
ー6,6の間には、天井パネル兼用ダクト8、天井パネ
ル7、及び照明器具9等が、水平張出部6a,6a上に
載置されることによって組み付けられる。
【0018】天井パネル兼用ダクト8は、偏平な中空の
角型筒状構造のダクトであり、長手方向に適当な長さに
分割された複数の天井パネル兼用ダクト単体からなって
いて、それぞれの天井パネル兼用ダクト単体は例えば幅
1300mm、長さ1000mmの平面形状が長方形をな
し、内部に中空部を有する厚さが100mm程度の大きさ
となっている。また、それぞれの単体は、一体形成され
る断熱材ボードを折曲げるとともに両縁部を接合するこ
とにより断面矩形状に形成されるとともに、天井面に相
当する下面部に天井仕上げ材が貼着されてなっている。
ここで、断熱材ボードとしては、グラスウールを主体に
したものが好適である。具体的には、高密度グラスウー
ルの表面(ダクト外面側)にガラス繊維糸強化アルミク
ラフト紙を貼り合わせるとともにその裏面(ダクト内面
側)にはガラス繊維紙あるいは不織布を貼着して繊維の
飛散を防ぐようにしたボードが用いられる。
角型筒状構造のダクトであり、長手方向に適当な長さに
分割された複数の天井パネル兼用ダクト単体からなって
いて、それぞれの天井パネル兼用ダクト単体は例えば幅
1300mm、長さ1000mmの平面形状が長方形をな
し、内部に中空部を有する厚さが100mm程度の大きさ
となっている。また、それぞれの単体は、一体形成され
る断熱材ボードを折曲げるとともに両縁部を接合するこ
とにより断面矩形状に形成されるとともに、天井面に相
当する下面部に天井仕上げ材が貼着されてなっている。
ここで、断熱材ボードとしては、グラスウールを主体に
したものが好適である。具体的には、高密度グラスウー
ルの表面(ダクト外面側)にガラス繊維糸強化アルミク
ラフト紙を貼り合わせるとともにその裏面(ダクト内面
側)にはガラス繊維紙あるいは不織布を貼着して繊維の
飛散を防ぐようにしたボードが用いられる。
【0019】また、本実施例では、当該天井パネル兼用
ダクト8の内部中空部には必要に応じてチャンバが取付
けられ、天井面には吹出口8cが配設されている。
ダクト8の内部中空部には必要に応じてチャンバが取付
けられ、天井面には吹出口8cが配設されている。
【0020】そして、この天井パネル兼用ダクト8は、
複数連結されて空気流通路を構成し、これを空調用メイ
ンダクト11に連通させることにより給気ダクトとして
機能する。天井パネル兼用ダクト8の適宜箇所には吹出
口8cが配設されているため、これを介して空調空気を
室内へ吹き出すことができる。なお、図では空調機を室
外に配置した例を示したが、空調機を室内に配置し、こ
の空調機と天井パネル兼用ダクト8とを接続することも
できる。
複数連結されて空気流通路を構成し、これを空調用メイ
ンダクト11に連通させることにより給気ダクトとして
機能する。天井パネル兼用ダクト8の適宜箇所には吹出
口8cが配設されているため、これを介して空調空気を
室内へ吹き出すことができる。なお、図では空調機を室
外に配置した例を示したが、空調機を室内に配置し、こ
の空調機と天井パネル兼用ダクト8とを接続することも
できる。
【0021】また、かかる天井パネル兼用ダクト8同士
の連結は、例えば、図5に示すように、当該天井パネル
兼用ダクト8の内部中空に嵌合する鉄板等から形成され
中空筒状をなすソケット81を設け、このソケット81
の両端部に各天井パネル兼用ダクト8を嵌合させて行う
か、或いは図6に示すように、接続される天井パネル兼
用ダクト8の各接続端部に嵌合凸部82または嵌合凹部
83を設けこれらを嵌め込むことにより行う。そして、
天井パネル兼用ダクト8同士が突き合わされてなる接続
部には空調空気が漏れないようにシールを施す。
の連結は、例えば、図5に示すように、当該天井パネル
兼用ダクト8の内部中空に嵌合する鉄板等から形成され
中空筒状をなすソケット81を設け、このソケット81
の両端部に各天井パネル兼用ダクト8を嵌合させて行う
か、或いは図6に示すように、接続される天井パネル兼
用ダクト8の各接続端部に嵌合凸部82または嵌合凹部
83を設けこれらを嵌め込むことにより行う。そして、
天井パネル兼用ダクト8同士が突き合わされてなる接続
部には空調空気が漏れないようにシールを施す。
【0022】前記天井パネル7は、天井パネル兼用ダク
ト8と同様の平面形状を成す、例えば幅1300mm、長
さ1000mmの板部材であり、天井パネル兼用ダクト8
の下面を形成する天井仕上材8aと同一の仕上材を用い
ることが好ましい。また、照明器具9は、天井照明とし
て通常用いられる蛍光灯である。
ト8と同様の平面形状を成す、例えば幅1300mm、長
さ1000mmの板部材であり、天井パネル兼用ダクト8
の下面を形成する天井仕上材8aと同一の仕上材を用い
ることが好ましい。また、照明器具9は、天井照明とし
て通常用いられる蛍光灯である。
【0023】次に作用を説明する。
【0024】以上の構成を有する天井ダクト設備複合シ
ステム10は以下の手順により施工される。まず、図7
に示すような簡易リフト20を天井パネル兼用ダクト8
の長手方向に沿って複数台(例えば2台)床上に設置す
る。簡易リフト20は、下面にキャスタが設けられて走
行移動可能な基台20aと、基台20aから鉛直方向に
立設されて水圧により伸縮可能なテレスコピック状のロ
ッド20bと、ロッド20bの頂部に連結された水平台
20cとを備えてなっている。なお、簡易リフト20
は、水圧に代えて油圧や気圧により駆動する構造のもの
であってもよいが、水圧駆動或いは油圧駆動とすれば応
答性を高くすることができる。また、ロッド20bもテ
レスコピック状のものに限定されず、ジャッキにより駆
動されるパンタグラフ式或いはラダー式のものであって
もよい。
ステム10は以下の手順により施工される。まず、図7
に示すような簡易リフト20を天井パネル兼用ダクト8
の長手方向に沿って複数台(例えば2台)床上に設置す
る。簡易リフト20は、下面にキャスタが設けられて走
行移動可能な基台20aと、基台20aから鉛直方向に
立設されて水圧により伸縮可能なテレスコピック状のロ
ッド20bと、ロッド20bの頂部に連結された水平台
20cとを備えてなっている。なお、簡易リフト20
は、水圧に代えて油圧や気圧により駆動する構造のもの
であってもよいが、水圧駆動或いは油圧駆動とすれば応
答性を高くすることができる。また、ロッド20bもテ
レスコピック状のものに限定されず、ジャッキにより駆
動されるパンタグラフ式或いはラダー式のものであって
もよい。
【0025】次いで、簡易リフト20のロッド20bを
縮退した状態で水平台20cを最低位置に保持し、該水
平台20c上にて天井パネル兼用ダクト単体を接合する
ことにより天井パネル兼用ダクト8を形成し、一列の天
井パネル兼用ダクトの下面全体を覆うに足る大きさの天
井仕上げ材を貼着する床上作業を行う。
縮退した状態で水平台20cを最低位置に保持し、該水
平台20c上にて天井パネル兼用ダクト単体を接合する
ことにより天井パネル兼用ダクト8を形成し、一列の天
井パネル兼用ダクトの下面全体を覆うに足る大きさの天
井仕上げ材を貼着する床上作業を行う。
【0026】この床上作業と併行して、またはこれに先
行して或いはその後、コンクリートスラブ1下に吊りボ
ルト4を取付け、吊りボルト4の下部に複数本のCチャ
ンネル5を平行に適宜間隔をおいて水平に配設し、さら
にCチャンネル5の下部にこれと直交して複数のTバー
6を配設する天井裏作業を行なう。
行して或いはその後、コンクリートスラブ1下に吊りボ
ルト4を取付け、吊りボルト4の下部に複数本のCチャ
ンネル5を平行に適宜間隔をおいて水平に配設し、さら
にCチャンネル5の下部にこれと直交して複数のTバー
6を配設する天井裏作業を行なう。
【0027】その後、複数の簡易リフト20を同期して
駆動することにより、天井パネル兼用ダクト8が一体的
に水平状態で上昇される。図8は、既にいくつかの天井
パネル兼用ダクト8、照明器具9がスラブ下天井面に組
み付けられ、照明器具9に隣接する箇所に天井パネル兼
用ダクト8が組み付けられる状態を示している。照明器
具9の一縁部(右側縁部)は既に固定されたTバー6の
水平張出部6a上に載置され、天井パネル兼用ダクト8
はこの水平張出部6aの右端より若干間をおいた位置を
上昇するように簡易リフト20の位置が設定されてい
る。天井面付近までダクト8が上昇されると、図中矢印
で示すように、右方のTバー6が水平移動され、ダクト
8が天井面より若干高い位置まで上昇されたときに作業
員がこれを左方に水平移動するとともに右方へ移動した
Tバー6を左方へ移動して該Tバー6の水平張出部6a
をダクト8の縁部下方に位置させる。そして、簡易リフ
ト20を駆動して水平台20cを降下させれば、ダクト
8がTバー6上に載置されることになる。
駆動することにより、天井パネル兼用ダクト8が一体的
に水平状態で上昇される。図8は、既にいくつかの天井
パネル兼用ダクト8、照明器具9がスラブ下天井面に組
み付けられ、照明器具9に隣接する箇所に天井パネル兼
用ダクト8が組み付けられる状態を示している。照明器
具9の一縁部(右側縁部)は既に固定されたTバー6の
水平張出部6a上に載置され、天井パネル兼用ダクト8
はこの水平張出部6aの右端より若干間をおいた位置を
上昇するように簡易リフト20の位置が設定されてい
る。天井面付近までダクト8が上昇されると、図中矢印
で示すように、右方のTバー6が水平移動され、ダクト
8が天井面より若干高い位置まで上昇されたときに作業
員がこれを左方に水平移動するとともに右方へ移動した
Tバー6を左方へ移動して該Tバー6の水平張出部6a
をダクト8の縁部下方に位置させる。そして、簡易リフ
ト20を駆動して水平台20cを降下させれば、ダクト
8がTバー6上に載置されることになる。
【0028】なお、上記実施例では、Tバー6を水平移
動することにより、干渉を回避して天井パネル兼用ダク
ト8の上昇を可能としたが、固定ハンガ5aの固定を緩
めてこれを斜めに回動させることにより干渉を回避して
もよい。
動することにより、干渉を回避して天井パネル兼用ダク
ト8の上昇を可能としたが、固定ハンガ5aの固定を緩
めてこれを斜めに回動させることにより干渉を回避して
もよい。
【0029】天井パネル兼用ダクト8の組付け作業が終
了したら、次に、他の天井設備や天井パネル7の組付け
を行う。この天井パネル7は、一般部においては水平張
出部6a,6a間に載置され、また天井面2の両端位置
においては天井パネル7の一方の端部を水平張出部6a
上に載置し、他方の端部を梁41の側面に配設された受
けアングル31上に載置する。
了したら、次に、他の天井設備や天井パネル7の組付け
を行う。この天井パネル7は、一般部においては水平張
出部6a,6a間に載置され、また天井面2の両端位置
においては天井パネル7の一方の端部を水平張出部6a
上に載置し、他方の端部を梁41の側面に配設された受
けアングル31上に載置する。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、天井
パネル兼用ダクト単体を接合して天井パネル兼用ダクト
を形成する作業を床上に設置した簡易リフト上の作業が
し易い場所で行えること、簡易リフト上で天井パネル
兼用ダクトを形成するので、完成した天井パネル兼用ダ
クトを別の場所に移動することなく、完成後直ちに上昇
移動できること、リフトは、天井パネル兼用ダクトの
形成作業を行うことができる程度の高さをロッドの最低
縮退位置とし、かつ水平台が天井面に到達し得る程度の
高さをロッドの最大伸長位置とする簡易なもので足りる
ので、搬入・移動が容易であること、床上作業と天井
裏作業とを併行して行うことができること、従来個々
にスラブ下に取り付けていた取付作業、作業器具の上げ
降ろし等の作業回数を大幅に減らすことができること
で、一連の作業を短期間で容易かつ確実に行うことがで
きる。
パネル兼用ダクト単体を接合して天井パネル兼用ダクト
を形成する作業を床上に設置した簡易リフト上の作業が
し易い場所で行えること、簡易リフト上で天井パネル
兼用ダクトを形成するので、完成した天井パネル兼用ダ
クトを別の場所に移動することなく、完成後直ちに上昇
移動できること、リフトは、天井パネル兼用ダクトの
形成作業を行うことができる程度の高さをロッドの最低
縮退位置とし、かつ水平台が天井面に到達し得る程度の
高さをロッドの最大伸長位置とする簡易なもので足りる
ので、搬入・移動が容易であること、床上作業と天井
裏作業とを併行して行うことができること、従来個々
にスラブ下に取り付けていた取付作業、作業器具の上げ
降ろし等の作業回数を大幅に減らすことができること
で、一連の作業を短期間で容易かつ確実に行うことがで
きる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、天
井パネル兼用ダクトを上昇する際、支持部材の支持部を
水平方向に移動させることにより、天井パネル兼用ダク
トと支持部材との干渉が回避されて天井パネル兼用ダク
トの上昇が可能となるので、簡易リフトに天井パネル兼
用ダクトを斜めの状態で押し込み移動させる複雑な機能
を付加する必要がなく、簡易リフトの構造をさらに簡易
なものとすることができる。
井パネル兼用ダクトを上昇する際、支持部材の支持部を
水平方向に移動させることにより、天井パネル兼用ダク
トと支持部材との干渉が回避されて天井パネル兼用ダク
トの上昇が可能となるので、簡易リフトに天井パネル兼
用ダクトを斜めの状態で押し込み移動させる複雑な機能
を付加する必要がなく、簡易リフトの構造をさらに簡易
なものとすることができる。
【図1】この発明方法により施工された天井ダクト設備
複合システムを示す斜視図である。
複合システムを示す斜視図である。
【図2】図1に示す天井ダクト設備複合システムを下方
から見た平面図である。
から見た平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】一実施例にかかる天井パネル兼用ダクトの接合
部を拡大して示す説明図である。
部を拡大して示す説明図である。
【図6】他の実施例にかかる天井パネル兼用ダクトの接
合部を拡大して示す説明図である。
合部を拡大して示す説明図である。
【図7】この発明方法を示す側面図である。
1 コンクリートスラブ 5 Cチャンネル(横架部材) 6 Tバー(支持部材) 8 天井パネル兼用ダクト 9 照明器具 10 天井ダクト設備複合システム 51,52 作業ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 修 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目6番地3 旭ファイバーグラス株式会社内 (72)発明者 石原 芳郎 東京都中央区日本橋浜町2丁目57番地7号 新晃工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 伸縮可能なロッドと、該ロッドの頂部に
連結されて昇降する水平台とを備えた簡易リフトを、天
井パネル兼用ダクトの長手方向に沿って複数台床上に設
置し、 前記簡易リフトの水平台上にて、偏平な中空筒状の天井
パネル兼用ダクト単体を接合することにより、四方が断
熱材からなり下面が天井仕上げ材により構成される天井
パネル兼用ダクトを形成する床上作業と、 スラブ下に複数の横架部材を水平に吊下支持するととも
に、該横架部材に前記天井パネル兼用ダクトを支持する
ための複数の支持部材を吊下支持する天井裏作業とを行
った後、 前記簡易リフトを駆動することにより天井パネル兼用ダ
クトを一体的に上昇して支持部材に支持することを特徴
とする天井ダクト設備複合システムの施工方法。 - 【請求項2】 前記天井パネル兼用ダクトを上昇する
際、干渉を回避して該天井パネル兼用ダクトの上昇を可
能とするため、前記支持部材の支持部を水平方向に移動
させることを特徴とする請求項1に記載の天井ダクト設
備複合システムの施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28566594A JPH08145446A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 天井ダクト設備複合システムの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28566594A JPH08145446A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 天井ダクト設備複合システムの施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08145446A true JPH08145446A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17694474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28566594A Pending JPH08145446A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 天井ダクト設備複合システムの施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08145446A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006329617A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-12-07 | Lg Electronics Inc | 照明兼用換気ダクト |
| JP2008232203A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Sanki Eng Co Ltd | 配管接続補助装置及び支持具 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28566594A patent/JPH08145446A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006329617A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-12-07 | Lg Electronics Inc | 照明兼用換気ダクト |
| JP2008232203A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Sanki Eng Co Ltd | 配管接続補助装置及び支持具 |
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