JPH08145U - 差し込み式接続器 - Google Patents

差し込み式接続器

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JPH08145U
JPH08145U JP10871291U JP10871291U JPH08145U JP H08145 U JPH08145 U JP H08145U JP 10871291 U JP10871291 U JP 10871291U JP 10871291 U JP10871291 U JP 10871291U JP H08145 U JPH08145 U JP H08145U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンセント10にプラグ20を自動接続す
る。接続器を小型化する。接続速度を高める。 【構成】 コンセント10を上下方向yに可動に支持す
る。プラグ20を差し込み方向zに駆動すると共に、駆
動方向に可動に支持し、且つ、水平方向xに可動に支持
する。プラグ20にガイドピン23を設け、ガイドピン
23が挿入されるピン穴をコンセント10に設ける。ガ
イドピン23の挿入に伴って、コンセント10が上下方
向yに移動し、プラグ20が水平方向xに移動すること
により、芯ずれが解消される。プラグ20が差し込み方
向zに移動して緩衝用バネ65を縮めることにより、接
続時の衝撃が吸収される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、移動槽式のバッチプロセスシステムおいて、その移動槽に 搭載された機器への配線や配管を行うために使用される差し込み式接続器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
バッチプロセスシステムに使用される槽は、最近の多品種少量生産の傾向に伴 い、固定槽から移動槽に切り換わりつつある。移動槽式のバッチプロセスシステ ムにおいては、槽の移動に伴って、配線や配管を切り換える必要があり、迅速な 挿脱ができる接続器が求められている。そのような要求に応える接続器としては 、X−Yテーブルを使用したものが、特開平2−54877号公報に開示されて いる。これは、コンセントおよびこれに差し込まれるプラグのうちの一方の器具 を移動側として差し込み方向に駆動し、他方の固定側器具をX−Yテーブルに取 り付けて、差し込み方向に直角な2方向に移動自在とし、更に、両器具のいずれ か一方にガイドピンを、他方に、該ガイドピンが挿入されるテーパ付きのピン受 けを設けた差し込み式の接続器である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような接続器においては、移動側の器具が固定側の器具に近づくと、ピン 受けにガイドピンが差し込まれる。両器具に芯ずれがある場合は、その差し込み に従って固定側の器具が、芯ずれを解消するように2方向に動く。従って、コン セントとプラグが機械的に一気に接続される。しかし、移動側が重量物であるよ うな場合、接続時に大きな衝撃が生じ、移動側の速度が速いと、器具が破損する おそれがある。そのため、移動側の器具を低速で駆動させなければならず、必ず しも能率的とは言えない。また、固定側の器具を保持するX−Yテーブルは、器 具を2方向に移動させる関係から大型となり、接続器の小型化を阻害する。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、小型で、高速で接続が行 われた場合も器具破損のおそれがない差し込み式接続器を提供することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる差し込み式接続器は、コンセントおよびこれに差し込まれるプ ラグのうちの一方の器具を固定部材に取り付け、他方の器具を、前記固定部材に 対して接離動される可動部材に取り付け、固定部材に取り付けられた一方の器具 を、差し込み方向に直角な一方向に移動自在となし、可動部材に取り付けられた 他方の器具を、一方の器具の移動方向に直交する方向に移動自在となし、それぞ れをバネにより中立位置に保持すると共に、両器具の一方を差し込み方向に移動 自在となして緩衝用バネにより保持し、更に、両器具のいずれか一方にガイドピ ンを、他方に、該ガイドピンが挿入されるテーパ付きのピン受けを設けたことを 特徴としている。
【0006】
【作用】
可動部材の動作に伴って、固定側の器具に移動側の器具が接近し、ピン受けに ガイドピンが差し込まれる。両器具間に芯ずれがある場合は、固定側および移動 側の各器具が、差し込み方向に直角な2方向にそれぞれ移動することにより、芯 ずれが解消される。その結果、両器具が自動接続される。接続時の衝撃は、緩衝 用バネにより吸収される。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は本考案を実施した接 続器の一例についてその全体構造を示す斜視図、図2は同じく全体構造を示す側 面図、図3はコンセントの支持機構を示す一部破断背面図、図4はプラグの支持 機構を示す一部破断背面図、図5は同じくプラグの支持機構を示す側面図、図6 はコンセントとプラグの接続状態およびガイド機構を示す一部破断側面図である 。
【0008】 本接続器は、配線用のもので、コンセント10と、これに差し込まれるプラグ 20とを有する。コンセント10は、固定側とされ、部品室40の上に、左右一 対の固定部材30、30により、両側から水平に支持されている。部品室40は 、表示灯41を有し、端子箱50の上に載せられている。
【0009】 コンセント10を支持する左右一対の固定部材30、30は、図3に示すよう に、それぞれが、上下一対の鉛直なガイド31、31を有する。ガイド31、3 1は、コンセント10の両側に突設された張出部11に上下から開けられた深穴 11a、11aに差し込まれて、コンセント10を上下方向yにガイドする。ガ イド31の軸心部には、ボルト32がねじ込まれており、その先と深穴11aの 底面との間には、コンセント10を上下方向yの中立位置に保持するべく、コイ ルバネ33が圧縮状態で介装されている。なお、上下一対のボルト付きガイド3 1、31は、コンセント10を水平に保つために、コンセント10の中心軸方向 に2組設けられている。
【0010】 コンセント10に差し込まれるプラグ20は、移動側であり、平面視コ字型の 可動部材60により、コンセント10に対してほぼ芯合わせされた状態で、両側 から水平に支持されている。可動部材60は、図2に示すように、移動台70に 取り付けられており、その移動により、プラグ20を差し込み方向zに往復移動 させる。該可動部材60は、図4に示すように、左右一対の水平なガイド61、 61を有する。ガイド61、61は、プラグ20の両側に突設された張出部21 、21に外側から開けられた深穴21aに差し込まれて、プラグ20を差し込み 方向zに直角な水平方向xにガイドする。ガイド61の軸心部には、ボルト62 がねじ込まれており、その先と深穴21aの底面との間には、プラグ20を水平 方向xの中立位置に保持するべく、コイルバネ63が圧縮状態で介装されている 。
【0011】 プラグ20を支持する左右一対のガイド61、61は、プラグ20を水平に保 つために、プラグ20の中心軸方向に2組設けられている。各側に位置する2個 のガイド61、61は、図5に示すように、可動部材60の側面に設けた長穴6 4に嵌合し、長穴64に沿って動くことにより、プラグ20を差し込み方向zに 往復移動させる。そして、プラグ20の先端部に設けられたフランジ部22と可 動部材60の後面との間に介装された3本の緩衝用バネ65により、プラグ20 が前進限に保持されている。
【0012】 プラグ20のフランジ部22前面には、3本のガイドピン23が周方向に等間 隔をあけて突設されている。一方、コンセント10のフランジ部12前面には、 図6に示すように、ガイドピン23が挿入される3個のピン穴13が開設されて いる。ピン穴13は、入口部分がテーパ状に拡径している。なお、コンセント1 0およびプラグ20の内部構造は、図6に図示されているが、周知のものである ので、説明を省略する。
【0013】 以上が本接続器の基本構造であるが、本接続器には、更に、図2に示すように 、コンセント10とプラグ20の接続が不完全な状態で通電が行われないように 電気的ロックを行うインターロック機構80と、接続を完了したコンセント10 とプラグ20が容易に離脱しないように機械的ロックを行う接続ロック機構90 とが設けられている。
【0014】 インターロック機構80は、本実施例では、部品室40の正面に取り付けられ たリミットスイッチ81と、プラグ20のフランジ部22下面に取り付けられた 接触子82(図1参照)とを有する。リミットスイッチ81は、通電のオンオフ を行うもので、コンセント10にプラグ20が充分に接近した状態で、接触子8 2に押されてオンとなるように調整されている。接続ロック機構90は、本実施 例では、部品室40の上面に設けられた鉛直なピン91と、これに係合するロッ クレバー92とを有する(図1参照)。ロックレバー92は、プラグ20のフラ ンジ部22下面に水平に取り付けられ、コンセント10にプラグ20が完全に接 続されたときにピン91に自動的に係るように、バネによって付勢されている。 そして、ピン91は、ロック状態を解除するために、軸方向に昇降される。
【0015】 次に、本接続器における接続動作を説明する。
【0016】 接続の際は、移動台70がコンセント10に向けて移動する。この移動により 、コンセント10にプラグ20が接近し、コンセント10のピン穴13にプラグ 20のガイドピン23が差し込まれる。ここで、コンセント10とプラグ20の 間に上下方向yの芯ずれがあると、ピン穴13のテーパ部をガイドピン23の先 端が通過する過程で、コンセント10が上下方向yに移動して、その芯ずれが解 消される。また、コンセント10とプラグ20の間に水平方向xの芯ずれがある と、ピン穴13のテーパ部をガイドピン23の先端が通過する過程で、プラグ2 0が水平方向xに移動して、その芯ずれが解消される。その結果、コンセント1 0にプラグ20を接近させるだけで、コンセント10にプラグ20が自動接続さ れる。
【0017】 このとき、コンセント10およびプラグ20に加わる差し込み方向zの衝撃は 、プラグ20が差し込み方向zに後退し、緩衝用バネ65を縮めることにより吸 収される。そのため、プラグ20を高速で移動させても、コンセント10および プラグ20の破損が防止される。従って、迅速な接続が可能となる。
【0018】 また、インターロック機構80のリミットスイッチ81は、接続が完了するま での間、オフ状態を維持し、本接続器に通電を行わない。接続が完了すると、リ ミットスイッチ81が、プラグ20に取り付けられた接触子82で押されてオフ 状態からオン状態に切り換わり、通電を行う。これにより、接続時に接続部から 火花が出るのが防止され、爆発性雰囲気内でも充分な安全が保証される。また、 接続ロック機構90のピン91は、接続時には上方へ突出しており、接続が完了 した時点で、これにロックレバー92が引っ掛かり、接続後にコンセント10か らプラグ20が不用意に離脱するのが防止される。
【0019】 コンセント10からプラグ20を離脱させるときは、接続ロック機構90のピ ン91を下げた後、移動台70をコンセント10から遠ざける。移動台70の動 作開始に伴い、インターロック機構80のリミットスイッチ81がオン状態から オフ状態に切り換わるので、コンセント10からプラグ20が離脱する前に、通 電が停止される。そのため、離脱時に接続部から火花が出る事態も回避され、充 分な安全が確保される。
【0020】 なお、上記実施例は、配電用の電気的接続器としたが、本考案はこれに限らず 、圧気、圧液を供給するための配管用接続器にも適応できる。また、接続器のコ ンセント10およびプラグ20については、コンセント10を移動側、プラグ2 0を固定側としたり、ガイドピン23をコンセント10に、ピン穴13をプラグ 20に設けることができ、更に、コンセント10を差し込み方向zに可動として コンセント10の側で衝撃吸収を行うこともできる。
【0021】
【考案の効果】
以上、本考案にかかる差し込み式接続器による場合には、コンセントとプラグ が自動接続されるだけでなく、一方の器具を差し込み方向に移動自在となして緩 衝用バネにより保持したので、高速で接続を行ってもその衝撃が器具に直接伝わ らず、器具の破損が防止される。従って、一層迅速な接続が可能となる。また、 両器具間の芯ずれを解消する機構を両器具に分散したので、その機構が小型化さ れ、接続器がコンパクトとなる。
【提出日】平成4年1月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 コンセント10に差し込まれるプラグ20は、移動側であ り、平面視コ字型の可動部材60に、コンセント10に対してほぼ芯合わせされ た状態で取り付けられている。可動部材60は、図2に示すように、プラグ20 の差し込み方向zに往復移動する 移動台70に固定されており、該移動台70の 移動により、固定部材30、30に対して接離動する。該可動部材60は、図4 に示すように、左右一対の水平なガイド61、61を有する。ガイド61、61 は、プラグ20の両側に突設された張出部21、21に外側から開けられた深穴 21aに差し込まれて、プラグ20を差し込み方向zに直角な水平方向xにガイ ドする。ガイド61の軸心部には、ボルト62がねじ込まれており、その先と深 穴21aの底面との間には、プラグ20を水平方向xの中立位置に保持すべく、 コイルバネ63が圧縮状態で介装されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 プラグ20を支持する左右一対のガイド61、61は、プ ラグ20を水平に保つために、プラグ20の中心軸方向に2組設けられている。 各側に位置する2個のガイド61、61は、図5に示すように、可動部材60の 側面に設けた長穴64に嵌合し、長穴64に沿って動くことにより、プラグ20 を差し込み方向zに可動となるよう構成されている。そして、プラグ20の先端 部に設けられたフランジ部22と可動部材60の後面との間に介装された3本の 緩衝用バネ65により、プラグ20が前進限に保持されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 インターロック機構80は、本実施例では、部品室40の 正面に取り付けられたリミットスイッチ81と、プラグ20のフランジ部22下 面に取り付けられた接触子82(図1参照)とを有する。リミットスイッチ81 は、通電のオンオフを行うもので、コンセント10にプラグ20が充分に接近し た状態で、接触子82に押されてオンとなるように調整されている。接続ロック 機90は、本実施例では、部品室40の上面に設けられた鉛直なピン91と、こ れに係合するロックレバー92とを有する(図1参照)。ロックレバー92は、 プラグ20のフランジ部22下面に水平に取り付けられ、コンセント10にプラ グ20が完全に接続されたときにピン91に自動的に係るように、バネによって 付勢されている。そして、ピン91は、ロック状態を解除するために、軸方向に 昇降される。尚、市販の防爆形リミットスイッチをコンセントとプラグの当接す る位置に取り付けてもかまわない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 このとき、コンセント10およびプラグ20に加わる差し 込み方向zの衝撃は、プラグ20が長穴64に沿って差し込み方向zに後退し、 緩衝用バネ65を縮めることにより吸収される。そのため、プラグ20を高速で 移動させても、コンセント10よびプラグ20の破損が防止される。従って、迅 速な接続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した接続器の一例についてその全
体構造を示す斜視図である。
【図2】同じく接続器の全体構造を示す側面図である。
【図3】コンセントの支持機構を示す一部破断背面図で
ある。
【図4】プラグの支持機構を示す一部破断背面図であ
る。
【図5】同じくプラグの支持機構を示す側面図である。
【図6】コンセントとプラグの接続状態およびガイド機
構を示す一部破断側面図である。
【符号の説明】
10 コンセント 13 ピン穴 20 プラグ 23 ガイドピン 30 固定部材 60 可動部材 65 緩衝用バネ 70 移動台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセントおよびこれに差し込まれるプ
    ラグのうちの一方の器具を固定部材に取り付け、他方の
    器具を、前記固定部材に対して接離動される可動部材に
    取り付け、固定部材に取り付けられた一方の器具を、差
    し込み方向に直角な一方向に移動自在となし、可動部材
    に取り付けられた他方の器具を、一方の器具の移動方向
    に直交する方向に移動自在となし、それぞれをバネによ
    り中立位置に保持すると共に、両器具の一方を差し込み
    方向に移動自在となして緩衝用バネにより保持し、更
    に、両器具のいずれか一方にガイドピンを、他方に、該
    ガイドピンが挿入されるテーパ付きのピン受けを設けた
    ことを特徴とする差し込み式接続器。
JP1991108712U 1991-12-05 1991-12-05 差し込み式接続器 Expired - Lifetime JP2540021Y2 (ja)

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JPH08145U true JPH08145U (ja) 1996-01-23
JP2540021Y2 JP2540021Y2 (ja) 1997-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114361869A (zh) * 2021-12-24 2022-04-15 北京航天新立科技有限公司 一种快锁连接的双稳态收回装置

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