JPH08146235A - 高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法 - Google Patents
高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法Info
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- JPH08146235A JPH08146235A JP6290056A JP29005694A JPH08146235A JP H08146235 A JPH08146235 A JP H08146235A JP 6290056 A JP6290056 A JP 6290056A JP 29005694 A JP29005694 A JP 29005694A JP H08146235 A JPH08146235 A JP H08146235A
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表層からファイバ中心に向かって連続した屈
曲率分布を有する高分子材料グレーデッドインデックス
ファイバを製造する。 【構成】 異なった屈折率を有する2つの異なった単量
体を含有する2つの高分子材料溶液から複合モノフィラ
メントを押出させることと、その後、2つの単量体が、
複合モノフィラメントの硬化以前に、互いに拡散し合う
よう拡散領域でその単量体を拡散させることとにより連
続的製造法が提供される。
曲率分布を有する高分子材料グレーデッドインデックス
ファイバを製造する。 【構成】 異なった屈折率を有する2つの異なった単量
体を含有する2つの高分子材料溶液から複合モノフィラ
メントを押出させることと、その後、2つの単量体が、
複合モノフィラメントの硬化以前に、互いに拡散し合う
よう拡散領域でその単量体を拡散させることとにより連
続的製造法が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、押出し処理によるグ
レーデッドインデックスファイバ(以下、単にファイバ
という場合もある)の製法に関し、さらに詳細には、異
なった屈折率を有する2つの単量体を含む高分子材料溶
液を、単量体が拡散領域で互に拡散し合って連続した屈
折率分布を有する高分子材料複合モノフィラメントを形
成するよう、同心成形型を通して押出すことによるグレ
ーデッドインデックスファイバの製法に関する。
レーデッドインデックスファイバ(以下、単にファイバ
という場合もある)の製法に関し、さらに詳細には、異
なった屈折率を有する2つの単量体を含む高分子材料溶
液を、単量体が拡散領域で互に拡散し合って連続した屈
折率分布を有する高分子材料複合モノフィラメントを形
成するよう、同心成形型を通して押出すことによるグレ
ーデッドインデックスファイバの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、基本的には、クラッディ
ングと呼ばれる外層と、コアと呼ばれる内層で構成され
る。光線が高屈折率領域から低屈折率領域へ伝送されて
全反射を起こし、その光線が媒体中を連続的に伝送され
るようにするには、コアの屈折率はクラッディングのそ
れより少し大きめにしなければならない。
ングと呼ばれる外層と、コアと呼ばれる内層で構成され
る。光線が高屈折率領域から低屈折率領域へ伝送されて
全反射を起こし、その光線が媒体中を連続的に伝送され
るようにするには、コアの屈折率はクラッディングのそ
れより少し大きめにしなければならない。
【0003】光ファイバは、一般的に、2つのグルー
プ、即ち、ステップインデックスファイバとグレーデッ
ドインデックスファイバに分類できる。ステップインデ
ックスファイバでは、コアの屈折率とクラッディングの
屈折率は急峻に変化し、従ってそのようなファイバによ
って光線が伝送される時は、別々の異なった速度をもつ
多モードで進むため、信号に歪みを生じ、結局、その帯
域幅を厳しく制限しなければならなくなる。上記の欠点
を排除するため、いわゆる単一モード光ファイバが開発
された。単一モード光ファイバは、非常に小さいコア
径、僅かに数マイクロメータ、を有し、その結果1つの
光束だけしかコアに進入できず、従って光線が予定地点
に到達する時間は一致する。その上、単一モード光ファ
イバにおいては、他モードから生ずる拡散問題が無いの
で、その伝送帯域は広くとれる。しかし、コアが非常に
小さいため、効果的カップリングを得るのは容易ではな
い。それ故、上記問題を克服するため、グレーデッドイ
ンデックスファイバが開発されたのである。
プ、即ち、ステップインデックスファイバとグレーデッ
ドインデックスファイバに分類できる。ステップインデ
ックスファイバでは、コアの屈折率とクラッディングの
屈折率は急峻に変化し、従ってそのようなファイバによ
って光線が伝送される時は、別々の異なった速度をもつ
多モードで進むため、信号に歪みを生じ、結局、その帯
域幅を厳しく制限しなければならなくなる。上記の欠点
を排除するため、いわゆる単一モード光ファイバが開発
された。単一モード光ファイバは、非常に小さいコア
径、僅かに数マイクロメータ、を有し、その結果1つの
光束だけしかコアに進入できず、従って光線が予定地点
に到達する時間は一致する。その上、単一モード光ファ
イバにおいては、他モードから生ずる拡散問題が無いの
で、その伝送帯域は広くとれる。しかし、コアが非常に
小さいため、効果的カップリングを得るのは容易ではな
い。それ故、上記問題を克服するため、グレーデッドイ
ンデックスファイバが開発されたのである。
【0004】グレーデッドインデックスファイバは、そ
のファイバの表層から中心まで連続した屈折率分布を持
っている。屈折率の分布は放物曲線の形をしている。グ
レーデッドインデックスファイバでは、エリアが中心か
ら半径方向に離れれば離れるほど、その屈折率は小さく
なり、且つ、媒体中を伝送される光線の速度は屈折率に
逆比例するので、ファイバの中心軸から離れる光線は、
連続全内部反射により中心軸に戻ることになる。一方、
中心軸に沿って進む光線は、屈折率のより大きい媒体中
を伝送されるので、低速度で進み、結果的に予定地点に
は中心軸から離れて戻された光線と同時刻に到着するこ
とになる。それ故、上述の拡散問題は排除される。ま
た、この方式の光ファイバはコア径がより大きい故、カ
ップリング問題は何等見られない。
のファイバの表層から中心まで連続した屈折率分布を持
っている。屈折率の分布は放物曲線の形をしている。グ
レーデッドインデックスファイバでは、エリアが中心か
ら半径方向に離れれば離れるほど、その屈折率は小さく
なり、且つ、媒体中を伝送される光線の速度は屈折率に
逆比例するので、ファイバの中心軸から離れる光線は、
連続全内部反射により中心軸に戻ることになる。一方、
中心軸に沿って進む光線は、屈折率のより大きい媒体中
を伝送されるので、低速度で進み、結果的に予定地点に
は中心軸から離れて戻された光線と同時刻に到着するこ
とになる。それ故、上述の拡散問題は排除される。ま
た、この方式の光ファイバはコア径がより大きい故、カ
ップリング問題は何等見られない。
【0005】ガラス又は水晶で作られ、その表層から中
心に向かって連続した屈折率分布を有する光ファイバ
は、日本の特開昭47−816号公報及び米国特許第4
053204、4163654、4227271、51
86236、5206180号明細書に開示されてい
る。しかし、この方式の光ファイバは、イオン交換又は
ゾルーゲル法で作られ、従って、生産速度が非常に低
く、且つ非常にコスト高となる。一方、ガラス又は水晶
の光ファイバには、柔軟性に欠け、且つ加工性が劣ると
いう問題もある。
心に向かって連続した屈折率分布を有する光ファイバ
は、日本の特開昭47−816号公報及び米国特許第4
053204、4163654、4227271、51
86236、5206180号明細書に開示されてい
る。しかし、この方式の光ファイバは、イオン交換又は
ゾルーゲル法で作られ、従って、生産速度が非常に低
く、且つ非常にコスト高となる。一方、ガラス又は水晶
の光ファイバには、柔軟性に欠け、且つ加工性が劣ると
いう問題もある。
【0006】他所は、光ファイバの表層から中心に向か
って連続した屈折率分布を有する光ファイバを高分子材
料から製造する方法を提議している。そのような一つの
方法は、表層から中心に向かって連続した屈折率分布を
有する高分子材料光ファイバが得られるよう、金属イオ
ンの濃度をカラム中心から表層まで連続的に変化させる
イオングラフト重合の技術によって合成樹脂ファイバを
製造するものである。そうした方法は、日本の特開昭4
7−26913号公報に記述されている。別の方法とし
ては、異なった屈折率を有する2つ以上の透明高分子材
料樹脂の混合物から光ファイバを製造する方法が提案さ
れた。特別の溶媒処理の後、その樹脂混合物の一部を溶
解して光ファイバを得るものである。この技法は、日本
の特開昭47−28059号公報に開示されている。そ
の他、日本の特開昭54−30301号公報に開示され
ている方法では、異なった屈折率を有する2つの単量体
を用いて、ファイバ表層からその中心まで連続した屈折
率分布を有する高分子材料を形成させる重合法を教示し
ている。さらに他の方法では、ブロック共重合体中の単
量体の含量がブロック共重合体の表層から中心まで連続
分布するようにブロック共重合体の表層に単量体を拡散
させる方法が開示された。次いで、重合反応が行われ、
連続屈折率分布を持つ光ファイバが作られる。これらの
技法は、日本の特開昭52−5857、56−3752
1及び57−29682号公報に開示されている。開示
された上記方法及び技法の全ては、非連続のバッチ操作
で実施されるということは注意すべきである。
って連続した屈折率分布を有する光ファイバを高分子材
料から製造する方法を提議している。そのような一つの
方法は、表層から中心に向かって連続した屈折率分布を
有する高分子材料光ファイバが得られるよう、金属イオ
ンの濃度をカラム中心から表層まで連続的に変化させる
イオングラフト重合の技術によって合成樹脂ファイバを
製造するものである。そうした方法は、日本の特開昭4
7−26913号公報に記述されている。別の方法とし
ては、異なった屈折率を有する2つ以上の透明高分子材
料樹脂の混合物から光ファイバを製造する方法が提案さ
れた。特別の溶媒処理の後、その樹脂混合物の一部を溶
解して光ファイバを得るものである。この技法は、日本
の特開昭47−28059号公報に開示されている。そ
の他、日本の特開昭54−30301号公報に開示され
ている方法では、異なった屈折率を有する2つの単量体
を用いて、ファイバ表層からその中心まで連続した屈折
率分布を有する高分子材料を形成させる重合法を教示し
ている。さらに他の方法では、ブロック共重合体中の単
量体の含量がブロック共重合体の表層から中心まで連続
分布するようにブロック共重合体の表層に単量体を拡散
させる方法が開示された。次いで、重合反応が行われ、
連続屈折率分布を持つ光ファイバが作られる。これらの
技法は、日本の特開昭52−5857、56−3752
1及び57−29682号公報に開示されている。開示
された上記方法及び技法の全ては、非連続のバッチ操作
で実施されるということは注意すべきである。
【0007】非連続生産行程の欠陥を克服するため、連
続生産法が日本の特開平1−1896021、1−25
3704、2−16505及び2−233104号公報
に提案されている。この技法では、高分子材料と単量体
とは混合タンク内で混合され、そして高分子材料が単量
体中に溶解して均一に混合されるまで加熱される。その
後、成形型から複合モノフィラメントが押出されガス蒸
発器に送られる。単量体が複合モノフィラメント表面か
ら蒸発するように、ガスが蒸発器に送り込まれる。この
ようにして、単量体の濃度が連続的に分布した複合モノ
フィラメントが形成される。硬化処理の後、その表層か
ら中心まで連続した屈折率分布を有する高分子材料複合
モノフィラメントが得られる。
続生産法が日本の特開平1−1896021、1−25
3704、2−16505及び2−233104号公報
に提案されている。この技法では、高分子材料と単量体
とは混合タンク内で混合され、そして高分子材料が単量
体中に溶解して均一に混合されるまで加熱される。その
後、成形型から複合モノフィラメントが押出されガス蒸
発器に送られる。単量体が複合モノフィラメント表面か
ら蒸発するように、ガスが蒸発器に送り込まれる。この
ようにして、単量体の濃度が連続的に分布した複合モノ
フィラメントが形成される。硬化処理の後、その表層か
ら中心まで連続した屈折率分布を有する高分子材料複合
モノフィラメントが得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法には、いく
つかの欠点がある:例えば、拡散の所要時間が長いこと
(そのため、製造時間が長くかかり、生産速度が落ち
る)、最適生産条件を選ぶことが困難なこと、及び再現
性の欠如である。これらの問題は、その方法が生産現場
に適用される前に解決しておかなければならない。
つかの欠点がある:例えば、拡散の所要時間が長いこと
(そのため、製造時間が長くかかり、生産速度が落ち
る)、最適生産条件を選ぶことが困難なこと、及び再現
性の欠如である。これらの問題は、その方法が生産現場
に適用される前に解決しておかなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、この発明の目的
は、ファイバの表層からその中心まで連続した屈折率分
布を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子
材料から製造する方法を提供することにある。
は、ファイバの表層からその中心まで連続した屈折率分
布を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子
材料から製造する方法を提供することにある。
【0010】この発明の他の目的は、ファイバ中に連続
した屈折率分布を有するグレーデッドインデックスファ
イバを高分子材料から製造するための実際に生産可能な
処理法を提供することにある。
した屈折率分布を有するグレーデッドインデックスファ
イバを高分子材料から製造するための実際に生産可能な
処理法を提供することにある。
【0011】この発明のさらに目的とするところは、フ
ァイバ表層からその中心まで連続した屈折率分布を有す
るグレーデッドインデックスファイバを高分子材料から
高生産速度で製造し得る方法を提供することにある。
ァイバ表層からその中心まで連続した屈折率分布を有す
るグレーデッドインデックスファイバを高分子材料から
高生産速度で製造し得る方法を提供することにある。
【0012】この発明のさらに他の目的とするところ
は、ファイバ表層からその中心まで連続した屈折率分布
を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材
料から連続工程において高レベルの再現性をもって製造
し得る方法を提供することにある。
は、ファイバ表層からその中心まで連続した屈折率分布
を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材
料から連続工程において高レベルの再現性をもって製造
し得る方法を提供することにある。
【0013】
【作用】この発明により、連続生産工程において、ファ
イバ表層からその中心に向かって連続した屈折率分布を
有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材料
から製造する方法が提供される。
イバ表層からその中心に向かって連続した屈折率分布を
有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材料
から製造する方法が提供される。
【0014】この発明の方法に従い、異なった屈折率を
有する2つの単量体を含む高分子材料溶液から複合モノ
フィラメントを押出すこと、及びその複合モノフィラメ
ントが硬化される前に単量体が互に拡散し合うよう拡散
領域で拡散させること、による連続製造法が提供され
る。
有する2つの単量体を含む高分子材料溶液から複合モノ
フィラメントを押出すこと、及びその複合モノフィラメ
ントが硬化される前に単量体が互に拡散し合うよう拡散
領域で拡散させること、による連続製造法が提供され
る。
【0015】この発明により、高い光学透明度を有する
前述のグレーデッドインデックスファイバが連続工程で
生産できるようになる。
前述のグレーデッドインデックスファイバが連続工程で
生産できるようになる。
【0016】この発明は、連続生産工程において、ファ
イバの表層からその中心に向かって連続した屈折率分布
を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材
料から製造する方法を開示するものである。
イバの表層からその中心に向かって連続した屈折率分布
を有するグレーデッドインデックスファイバを高分子材
料から製造する方法を開示するものである。
【0017】この発明においては、高分子材料Aとその
高分子材料Aの溶媒である単量体Bとの第1の混合物又
は高分子材料Aとその高分子材料Aの溶媒である単量体
を含む2つ以上の単量体との第1の混合物と、高分子材
料Dと第1の混合物に含まれる単量体Bとは異なる単量
体Cとの第2の混合物とは、同心の成形型を通して、2
重層の複合モノフィラメントの形へ押出される。その別
々の単量体は、2つの単量体が互に拡散し合うに至るま
で、複合モノフィラメントの拡散領域で拡散させる。そ
の後、複合モノフィラメントを硬化する。
高分子材料Aの溶媒である単量体Bとの第1の混合物又
は高分子材料Aとその高分子材料Aの溶媒である単量体
を含む2つ以上の単量体との第1の混合物と、高分子材
料Dと第1の混合物に含まれる単量体Bとは異なる単量
体Cとの第2の混合物とは、同心の成形型を通して、2
重層の複合モノフィラメントの形へ押出される。その別
々の単量体は、2つの単量体が互に拡散し合うに至るま
で、複合モノフィラメントの拡散領域で拡散させる。そ
の後、複合モノフィラメントを硬化する。
【0018】この発明に使われる高分子材料A又は高分
子材料Dは、ポリメタクリル酸メチルか、又はメタクリ
ル酸メチルと他の単量体、例えば、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロ
ピル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、メタクリル酸フルオロアルキル、2−ヒドロキ
シメタクリル酸メチル、2−フェノキシメタクリル酸エ
チル、メタクリル酸グリセリル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクリル酸フェニル、との共重合体である。高分
子材料は、メタクリル酸メチルと、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル又はアクリル酸
フルオロアルキルのようなアクリル酸塩との共重合体で
あってもよい。また、高分子材料は、メタクリル酸メチ
ルとアクリル酸のようなメタクリル酸との共重合体であ
ってもよい。
子材料Dは、ポリメタクリル酸メチルか、又はメタクリ
ル酸メチルと他の単量体、例えば、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロ
ピル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、メタクリル酸フルオロアルキル、2−ヒドロキ
シメタクリル酸メチル、2−フェノキシメタクリル酸エ
チル、メタクリル酸グリセリル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクリル酸フェニル、との共重合体である。高分
子材料は、メタクリル酸メチルと、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル又はアクリル酸
フルオロアルキルのようなアクリル酸塩との共重合体で
あってもよい。また、高分子材料は、メタクリル酸メチ
ルとアクリル酸のようなメタクリル酸との共重合体であ
ってもよい。
【0019】この発明に使われる単量体B及び単量体C
は、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メ
タクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリ
ル酸フルオロアルキル、2−ヒドロキシメタクリル酸メ
チル、2−フェノキシメタクリル酸エチル、メタクリル
酸グラリル、及びアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル又はアクリル酸フルオロアルキ
ルのようなアクリル酸型の単量体を含んでよい。
は、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メ
タクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリ
ル酸フルオロアルキル、2−ヒドロキシメタクリル酸メ
チル、2−フェノキシメタクリル酸エチル、メタクリル
酸グラリル、及びアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル又はアクリル酸フルオロアルキ
ルのようなアクリル酸型の単量体を含んでよい。
【0020】この発明を実施するために、メタクリル酸
メチルの高分子材料Aと単量体Bとの第1の混合物及び
メタクリル酸メチルの高分子材料Dと単量体Cとの第2
の混合物が作成される。作成中、熱活性化硬化剤または
典型的なUV活性化硬化剤がその混合物に付加される。
その混合物中の単量体B又は単量体Cの含量は、混合物
全体の約10から約80重量パーセントの間、好ましく
は約30から約80重量パーセントの間、及びさらに好
ましくは約40から約70重量パーセントの間、の範囲
である。頻繁に用いられる熱活性化硬化剤は、過酸化物
型の硬化剤であり、一方、UV活性化硬化剤は、ベンゾ
フェノン及び1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トンである。
メチルの高分子材料Aと単量体Bとの第1の混合物及び
メタクリル酸メチルの高分子材料Dと単量体Cとの第2
の混合物が作成される。作成中、熱活性化硬化剤または
典型的なUV活性化硬化剤がその混合物に付加される。
その混合物中の単量体B又は単量体Cの含量は、混合物
全体の約10から約80重量パーセントの間、好ましく
は約30から約80重量パーセントの間、及びさらに好
ましくは約40から約70重量パーセントの間、の範囲
である。頻繁に用いられる熱活性化硬化剤は、過酸化物
型の硬化剤であり、一方、UV活性化硬化剤は、ベンゾ
フェノン及び1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トンである。
【0021】この発明の混合物の保存安定度を高め、且
つ、混合物がフィラメントを形成する際の粘度変化、即
ち熱重合、を防ぐため、熱重合の阻害剤を混合物に付加
してよい。熱重合の阻害剤を付加すれば、例え100℃
の温度においてさえ、前述の熱重合は何んら起こらな
い。
つ、混合物がフィラメントを形成する際の粘度変化、即
ち熱重合、を防ぐため、熱重合の阻害剤を混合物に付加
してよい。熱重合の阻害剤を付加すれば、例え100℃
の温度においてさえ、前述の熱重合は何んら起こらな
い。
【0022】この発明において、高分子材料A/単量体
B及び高分子材料D/単量体Cの2つの混合物が作られ
る時に、得られる混合物の粘度は、約102 から105
ポアズの間の範囲である。粘度が102 ポアズより低い
時、複合モノフィラメントは頻繁に切断されて前述のフ
ィラメントを押出すことが困難となる。粘度が105ポ
アズより高い時、複合モノフィラメントの押出し処理
は、実施上困難である。
B及び高分子材料D/単量体Cの2つの混合物が作られ
る時に、得られる混合物の粘度は、約102 から105
ポアズの間の範囲である。粘度が102 ポアズより低い
時、複合モノフィラメントは頻繁に切断されて前述のフ
ィラメントを押出すことが困難となる。粘度が105ポ
アズより高い時、複合モノフィラメントの押出し処理
は、実施上困難である。
【0023】次の処理段階においては、2つの異なった
混合物が同心の成形型を通して押出され、異なった材料
から成る内層と外層を有する複合モノフィラメントを形
成する。押出し処理は、次の標準的業界慣習により実行
される。押出し処理の後、単量体B及び単量体Cは、内
・外層間の境界である拡散領域を通って互に拡散し合
う。押出された複合モノフィラメントは、次いで、熱活
性化またはUV活性化手段の何れかにより硬化されて処
理が完了する。
混合物が同心の成形型を通して押出され、異なった材料
から成る内層と外層を有する複合モノフィラメントを形
成する。押出し処理は、次の標準的業界慣習により実行
される。押出し処理の後、単量体B及び単量体Cは、内
・外層間の境界である拡散領域を通って互に拡散し合
う。押出された複合モノフィラメントは、次いで、熱活
性化またはUV活性化手段の何れかにより硬化されて処
理が完了する。
【0024】この発明によって作られる複合モノフィラ
メントにおいては、同心成形型を通して押出される複合
モノフィラメントの内・外層の容積比は、約1:1から
約1:100の間、前述の内・外層の好ましい容積比は
約1:1から約1:10の間、前述の内・外層のより好
ましい容積比は約1:1から約1:5の間である。
メントにおいては、同心成形型を通して押出される複合
モノフィラメントの内・外層の容積比は、約1:1から
約1:100の間、前述の内・外層の好ましい容積比は
約1:1から約1:10の間、前述の内・外層のより好
ましい容積比は約1:1から約1:5の間である。
【0025】付加的処理工程として、複合モノフィラメ
ントの2つの単量体の拡散期間中、もし望むなら、拡散
帯域を従来法で加熱してさらに拡散を助長してよい。し
かし、そのような加熱によって、複合モノフィラメント
にさらに何んらかの重合を引起こしてはならない。
ントの2つの単量体の拡散期間中、もし望むなら、拡散
帯域を従来法で加熱してさらに拡散を助長してよい。し
かし、そのような加熱によって、複合モノフィラメント
にさらに何んらかの重合を引起こしてはならない。
【0026】前述のフィラメントにUV照射又は熱処理
を施すことによって、複合モノフィラメントの硬化処理
を加速してよいが、必ずしも必要ではない。適当な照射
源は、例えば、150nmから600nm間の波長で使
うカーボンアークランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀
ランプ、低圧水銀ランプ、無電極ランプ、キセノンラン
プ又はレーザ源である。
を施すことによって、複合モノフィラメントの硬化処理
を加速してよいが、必ずしも必要ではない。適当な照射
源は、例えば、150nmから600nm間の波長で使
うカーボンアークランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀
ランプ、低圧水銀ランプ、無電極ランプ、キセノンラン
プ又はレーザ源である。
【0027】
【実施例】これより、この発明に使用される装置の概要
を示す図1を参照して説明する。材料供給タンク10に
は、高分子材料Aと少なくとも1つの単量体Bとの溶液
が入れられ、材料供給タンク12には、高分子材料Dと
少なくとも1つの単量体Cとの溶液が入れられる。加熱
装置14及び16は、単量体B及び単量体Cへの高分子
材料A及び高分子材料Dの溶解を促進するのに使用され
る。その溶液は、常態では、室温より高い予定温度まで
加熱される。定容ポンプ18及び20は、2つの混合物
を予定の流速で同心成形型22に送り込むために使用す
る。二重層の複合モノフィラメント24は、成形型22
のオリフィス(不表示)から押出され、密閉拡散帯域2
6に送り込まれる。ある期間をかけて拡散帯域26中を
進む間に、外層中の単量体と内層中の単量体は、お互い
に拡散し合ってフィラメントに連続した屈折率分布の効
果を生ずる。その後、複合モノフィラメント24は、硬
化帯域30に送られ、そこで硬化される。複合モノフィ
ラメント24は、次いで、取出しロール34によってロ
ーラ32を介して取出される。
を示す図1を参照して説明する。材料供給タンク10に
は、高分子材料Aと少なくとも1つの単量体Bとの溶液
が入れられ、材料供給タンク12には、高分子材料Dと
少なくとも1つの単量体Cとの溶液が入れられる。加熱
装置14及び16は、単量体B及び単量体Cへの高分子
材料A及び高分子材料Dの溶解を促進するのに使用され
る。その溶液は、常態では、室温より高い予定温度まで
加熱される。定容ポンプ18及び20は、2つの混合物
を予定の流速で同心成形型22に送り込むために使用す
る。二重層の複合モノフィラメント24は、成形型22
のオリフィス(不表示)から押出され、密閉拡散帯域2
6に送り込まれる。ある期間をかけて拡散帯域26中を
進む間に、外層中の単量体と内層中の単量体は、お互い
に拡散し合ってフィラメントに連続した屈折率分布の効
果を生ずる。その後、複合モノフィラメント24は、硬
化帯域30に送られ、そこで硬化される。複合モノフィ
ラメント24は、次いで、取出しロール34によってロ
ーラ32を介して取出される。
【0028】この発明の他の目的、特徴及び利益は、明
細書及び添付図面(図1)およびグレーデッドインデッ
クスファイバの屈折率プロファイルを示す線図である添
付図面(図2)を考慮すれば明かとなろう。
細書及び添付図面(図1)およびグレーデッドインデッ
クスファイバの屈折率プロファイルを示す線図である添
付図面(図2)を考慮すれば明かとなろう。
【0029】実施例1 内層(即ちコア)に使われる第1の混合物は、メタクリ
ル酸メチル57重量部、メタクリル酸ベンジルの単量体
28重量部、メタクリル酸メチルの単量体14重量部、
1−ヒドロオキシシクロヘキシルフェニルケトン0.5
重量部、及びヒドロキノン0.1重量部から作った。外
層(即ちクラッディング)に使われる第2の混合物も、
また、メタクリル酸メチル60重量部、メタクリル酸メ
チルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキ
シルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン
0.1重量部から作った。その後2つの混合物は、同心
成形型のオリフィスを通して同時に汲み出される。
ル酸メチル57重量部、メタクリル酸ベンジルの単量体
28重量部、メタクリル酸メチルの単量体14重量部、
1−ヒドロオキシシクロヘキシルフェニルケトン0.5
重量部、及びヒドロキノン0.1重量部から作った。外
層(即ちクラッディング)に使われる第2の混合物も、
また、メタクリル酸メチル60重量部、メタクリル酸メ
チルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキ
シルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン
0.1重量部から作った。その後2つの混合物は、同心
成形型のオリフィスを通して同時に汲み出される。
【0030】図1に示される装置を使って、複合モノフ
ィラメント24を約45cm長の80℃の温度に保たれ
た密閉拡散帯域26を通過させた後、その複合モノフィ
ラメント24を、等間隔に配置された4個の60cm長
の硬化用高圧水銀ランプを収めた硬化帯域30を通過さ
せる。その結果得られた複合モノフィラメントの内層対
外層の容積比は1:3である。複合モノフィラメント
は、1mmの半径を有する。屈折率分布は、フィラメン
ト中心で1.508、フィラメント外層で1.490で
あることが見いだされた。その屈折率のデータは、In
terphakoの干渉顕微鏡を使って測定されたもの
である。また、複合モノフィラメントは、フィラメント
の中心からフィラメントの外周に向かって屈折率の連続
的減少を示したことも見い出された。得られたフィラメ
ントの屈折率プロファイルを図2にそれぞれ示す。得ら
れたフィラメントによって伝送された画像には何んら歪
みは存在しない。
ィラメント24を約45cm長の80℃の温度に保たれ
た密閉拡散帯域26を通過させた後、その複合モノフィ
ラメント24を、等間隔に配置された4個の60cm長
の硬化用高圧水銀ランプを収めた硬化帯域30を通過さ
せる。その結果得られた複合モノフィラメントの内層対
外層の容積比は1:3である。複合モノフィラメント
は、1mmの半径を有する。屈折率分布は、フィラメン
ト中心で1.508、フィラメント外層で1.490で
あることが見いだされた。その屈折率のデータは、In
terphakoの干渉顕微鏡を使って測定されたもの
である。また、複合モノフィラメントは、フィラメント
の中心からフィラメントの外周に向かって屈折率の連続
的減少を示したことも見い出された。得られたフィラメ
ントの屈折率プロファイルを図2にそれぞれ示す。得ら
れたフィラメントによって伝送された画像には何んら歪
みは存在しない。
【0031】実施例2 メタクリル酸メチル57重量部、メタクリル酸ベンジル
の単量体37重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル60重量部、メタク
リル酸メチルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1重量部から構成される外層(即ちクラッデ
ィング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つの
混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み
出された。
の単量体37重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル60重量部、メタク
リル酸メチルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1重量部から構成される外層(即ちクラッデ
ィング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つの
混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み
出された。
【0032】図1に示されている装置を使って、複合モ
ノフィラメント24を約55cm長の80℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.516、フィラメント外層で
は1.490であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
ノフィラメント24を約55cm長の80℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.516、フィラメント外層で
は1.490であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
【0033】実施例3 メタクリル酸メチル55重量部、メタクリル酸ベンジル
の単量体45重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル60重量部、メタク
リル酸メチルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1重量部から構成される外層(即ちクラッデ
ィング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つの
混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み
出された。
の単量体45重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル60重量部、メタク
リル酸メチルの単量体40重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1重量部から構成される外層(即ちクラッデ
ィング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つの
混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み
出された。
【0034】図1に示されている装置を使って、複合モ
ノフィラメント24を約55cm長の90℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.526、フィラメント外層で
は1.490であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
ノフィラメント24を約55cm長の90℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.526、フィラメント外層で
は1.490であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
【0035】実施例4 メタクリル酸メチル58重量部、メタクリル酸ベンジル
の単量体28重量部、メタクリル酸メチルの単量体14
重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシルフェニルケト
ン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1重量部から構
成される内層(即ちコア)用の第1の混合物を作成し
た。メタクリル酸メチル60重量部、メタクリル酸メチ
ルの単量体20重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.
1重量部から構成される外層(即ちクラッディング)用
の第2の混合物も作成した。その後、2つの混合物は、
同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み出された。
の単量体28重量部、メタクリル酸メチルの単量体14
重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシルフェニルケト
ン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1重量部から構
成される内層(即ちコア)用の第1の混合物を作成し
た。メタクリル酸メチル60重量部、メタクリル酸メチ
ルの単量体20重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.
1重量部から構成される外層(即ちクラッディング)用
の第2の混合物も作成した。その後、2つの混合物は、
同心成形型のオリフィスを通して同時に汲み出された。
【0036】図1に示されている装置を使って、複合モ
ノフィラメント24を約55cm長の80℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.502、フィラメント外層で
は1.476であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
ノフィラメント24を約55cm長の80℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.502、フィラメント外層で
は1.476であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
【0037】実施例5 メタクリル酸メチル55重量部、メタクリル酸ベンジル
の単量体45重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル55重量部、メタク
リル酸メチルの単量体45重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1 重量部から構成される外層(即ちクラッ
ディング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つ
の混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲
み出された。
の単量体45重量部、1−ヒドロオキシシクロヘキシル
フェニルケトン0.5重量部、及びヒドロキノン0.1
重量部から構成される内層(即ちコア)用の第1の混合
物を作成した。メタクリル酸メチル55重量部、メタク
リル酸メチルの単量体45重量部、1−ヒドロオキシシ
クロヘキシルフェニルケトン0.5重量部、及びヒドロ
キノン0.1 重量部から構成される外層(即ちクラッ
ディング)用の第2の混合物も作成した。その後、2つ
の混合物は、同心成形型のオリフィスを通して同時に汲
み出された。
【0038】図1に示されている装置を使って、複合モ
ノフィラメント24を約60cm長の90℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.515、フィラメント外層で
は1.455であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
ノフィラメント24を約60cm長の90℃の温度に保
たれている密閉拡散帯域26を通過させた後、複合モノ
フィラメント24は、等間隔に配置された4個の60c
m長の硬化用高圧水銀ランプが装備された硬化帯域30
を通過させる。その結果得られた複合モノフィラメント
の内層対外層の容積比は1:3である。複合モノフィラ
メントは1mmの半径を有する。フィラメント中心で測
定された屈折率分布は1.515、フィラメント外層で
は1.455であることが見い出された。屈折率のデー
タは、Interphakoの干渉顕微鏡を使って測定
されたものである。複合モノフィラメントは、フィラメ
ントの中心からフィラメントの外周まで屈折率の連続的
減少を示すことも観測された。得られたフィラメントに
よる伝送画像には何んら歪みはない。
【0039】
【発明の効果】この発明により、連続生産工程におい
て、ファイバ表層からその中心に向かって連続した屈折
率分布を有するグレーデッドインデックスファイバを高
分子材料から製造する方法が提供される。
て、ファイバ表層からその中心に向かって連続した屈折
率分布を有するグレーデッドインデックスファイバを高
分子材料から製造する方法が提供される。
【0040】この発明の方法に従い、異なった屈折率を
有する2つの単量体を含む高分子材料溶液から複合モノ
フィラメントを押出すこと、及びその複合モノフィラメ
ントが硬化される前に単量体が互いに拡散し合うよう拡
散領域で拡散させることによる連続製造方法が提供され
る。
有する2つの単量体を含む高分子材料溶液から複合モノ
フィラメントを押出すこと、及びその複合モノフィラメ
ントが硬化される前に単量体が互いに拡散し合うよう拡
散領域で拡散させることによる連続製造方法が提供され
る。
【0041】また、この発明により、高い光学透明度を
有する前述のグレーデッドインデックスファイバが連続
工程で生産できるようになる。
有する前述のグレーデッドインデックスファイバが連続
工程で生産できるようになる。
【図1】この発明の方法に使用される装置の略図であ
る。
る。
【図2】実施例1で得られたグレーデッドインデックス
ファイバの屈折率プロファイルを示す線図である。
ファイバの屈折率プロファイルを示す線図である。
10 材料供給タンク 12 材料供給タンク 14 加熱装置 16 加熱装置 18 定容ポンプ 20 定容ポンプ 22 同心成形型 24 複合モノフィラメント 26 密閉拡散帯域 28 分離装置 30 硬化帯域 32 ローラ 34 取出しロール
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の高分子材料と前記第1の高分子材
料に対する溶媒である少なくとも1つの第1の単量体と
の混合物を調製することと;第2の高分子材料と前記第
2の高分子材料に対する溶媒である少なくとも1つの第
2の単量体との混合物であって、前記の少なくとも1つ
の第2の単量体は前記の少なくとも1つの第1の単量体
とは異なっていることを特徴とする第2の混合物を調製
することと;前記第1及び前記第2の混合物によって形
成された内層と外層を有し、その間に境界面を有する複
合モノフィラメントが得られるよう前記第1及び前記第
2の混合物をオリフィスを備えた同心成形型を通して流
すことと;十分な量の前記第1及び前記第2の単量体が
前記境界面を横切って前記外層及び前記内層へそれぞれ
拡散するに十分な時間の間、拡散装置を通して前記複合
モノフィラメントを通過させることと;複合モノフィラ
メントが硬化されるよう前記複合モノフィラメントを硬
化治具内に通過させることとから成り、ファイバの中心
からファイバの最外層まで連続した屈折率分布を有する
高分子材料で作られたグレーデッドインデックスファイ
バの製法。 - 【請求項2】 前記第1の高分子材料と前記第2の高分
子材料は、ポリメタクリル酸メチル及び、メタクリル酸
メチルとメタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸t−ブチ
ル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フルオ
ロアルキル、2−ヒドロキシメタクリル酸メチル、2−
フェノキシメタクリル酸エチル、メタクリル酸グリセリ
ル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸フェニル、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸フルオロアルキル並びにアクリル酸より
成る群から選ばれた単量体との共重合体より成る群から
選択されることを特徴とする請求項1記載の製法。 - 【請求項3】 前記の少なくとも1つの第1の単量体と
前記の少なくとも1つの第2の単量体は、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸t−ブチ
ル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸フルオロアル
キル、2−ヒドロキシメタクリル酸メチル、2−フェノ
キシメタクリル酸エチル、メタクリル酸グラリル、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル
及びアクリル酸フルオロアルキルより成る群から選択さ
れることを特徴とする請求項1記載の製法。 - 【請求項4】 前記内層と前記外層との容積比は約1:
1と約1:100との間である請求項1記載の製法。 - 【請求項5】 前記内層と前記外層との容積比は、約
1:1と約1:10との間である請求項4記載の製法。 - 【請求項6】 前記内層と前記外層との容積比は、約
1:1と約1:5との間である請求項4記載の製法。 - 【請求項7】 第1の混合物中の第1の単量体の又は第
2の混合物中の第2の単量体の含量が全混合物の約10
から約80重量%の範囲である請求項1記載の製法。 - 【請求項8】 第1の混合物中の第1の単量体の又は第
2の混合物中の第2の単量体の含量が全混合物の約40
から約70重量%の範囲である請求項7記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290056A JPH08146235A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290056A JPH08146235A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08146235A true JPH08146235A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17751223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6290056A Pending JPH08146235A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 高分子材料グレーデッドインデックスファイバの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08146235A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093448A (en) * | 1996-10-09 | 2000-07-25 | Rohm And Haas Company | Process for gradient refractive index optical objects |
| CN115847763A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-28 | 四川汇源塑料光纤有限公司 | 一种共挤物理掺杂法制备梯度型塑料光纤的方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0216504A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プラスチック光伝送体の製造法 |
| JPH02136804A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 屈折率分布を有するプラスチック製光伝送体の製造方法 |
| JPH04267205A (ja) * | 1991-02-21 | 1992-09-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プラスチックファイバ外周研削方法 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP6290056A patent/JPH08146235A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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