JPH08146467A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH08146467A JPH08146467A JP28686694A JP28686694A JPH08146467A JP H08146467 A JPH08146467 A JP H08146467A JP 28686694 A JP28686694 A JP 28686694A JP 28686694 A JP28686694 A JP 28686694A JP H08146467 A JPH08146467 A JP H08146467A
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- substrate
- liquid crystal
- film
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 MIM素子101を、その第1電極12aの
エッジ部および側端部が、第2電極15aとは対向せ
ず、この部分がスイッチング素子としては機能しない構
造とし、MIM素子の特性のばらつきや劣化を防ぐ。 【構成】 画素電極15と列電極12との間に接続され
たスイッチング用のMIM素子101を、その第1電極
12aを平坦化膜13により埋め込み、該第1電極12
a上に非線形抵抗層14を介して第2電極15aを形成
した構造とした。
エッジ部および側端部が、第2電極15aとは対向せ
ず、この部分がスイッチング素子としては機能しない構
造とし、MIM素子の特性のばらつきや劣化を防ぐ。 【構成】 画素電極15と列電極12との間に接続され
たスイッチング用のMIM素子101を、その第1電極
12aを平坦化膜13により埋め込み、該第1電極12
a上に非線形抵抗層14を介して第2電極15aを形成
した構造とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2端子非線形素子を備
えた液晶表示装置に関する。
えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を用いて大容量の文字や画像などの
表示を行う方法として、2端子の非線形素子、あるいは
3端子の能動素子を用いる方法が盛んに研究、開発され
ている。
表示を行う方法として、2端子の非線形素子、あるいは
3端子の能動素子を用いる方法が盛んに研究、開発され
ている。
【0003】2端子の非線形素子は、3端子素子に比べ
て構造が簡単で製造工程が少ないという利点を有する。
2端子の非線形素子を用いる方法としては、大きく分け
て、容量の非線形性を利用する方法と、電気抵抗の非線
形性を利用する方法とがある。
て構造が簡単で製造工程が少ないという利点を有する。
2端子の非線形素子を用いる方法としては、大きく分け
て、容量の非線形性を利用する方法と、電気抵抗の非線
形性を利用する方法とがある。
【0004】容量の非線形性を用いて液晶表示を行う試
みはGrabmairらよりMol.Cryst.Li
q.Cryst.15(1971)に発表されており、
また、強誘電体を用いた液晶素子がTannasらより
SID’73Symp.Digest(1973)に発
表されている。
みはGrabmairらよりMol.Cryst.Li
q.Cryst.15(1971)に発表されており、
また、強誘電体を用いた液晶素子がTannasらより
SID’73Symp.Digest(1973)に発
表されている。
【0005】しかし、この方法は、駆動電圧が高く、強
誘電体を用いるものでは誘電率の温度依存性が大きいと
いう欠点があり、現在のところ実用化まで至っていな
い。
誘電体を用いるものでは誘電率の温度依存性が大きいと
いう欠点があり、現在のところ実用化まで至っていな
い。
【0006】一方、電気抵抗の非線形性を用いる方法と
しては、LechnerがProc.IEEE59.
(1971)においてダイオードを用いる方法を、Ca
stleberryがIEEE.Trans.Elec
tron Devices ED−26(1979)に
ZnOのバリスタを用いる方法を、BaraffがIE
EE.Trans.Electron Devices
ED−28(1981)においてMetal−Ins
ulator−Metal(MIM)を用いる方法をそ
れぞれ提案している。
しては、LechnerがProc.IEEE59.
(1971)においてダイオードを用いる方法を、Ca
stleberryがIEEE.Trans.Elec
tron Devices ED−26(1979)に
ZnOのバリスタを用いる方法を、BaraffがIE
EE.Trans.Electron Devices
ED−28(1981)においてMetal−Ins
ulator−Metal(MIM)を用いる方法をそ
れぞれ提案している。
【0007】また、液晶表示装置として、非線形抵抗層
として酸化タンタル(Ta2O5)を用いたMIM型の2
端子素子(以下、MIM素子と略記する。)を有するも
のが商品化されている。
として酸化タンタル(Ta2O5)を用いたMIM型の2
端子素子(以下、MIM素子と略記する。)を有するも
のが商品化されている。
【0008】このMIM素子はその特徴として、(1)
TFT(薄膜トランジスタ)のようにタイミング信号線
とデータ信号線とを必要としないので、TFTに比べて
画面中で画素領域の占める割合(開口率)を大きくでき
ること、(2)両信号線の交差点部での絶縁不良が原因
で生じる表示の線欠陥がその構造上少なく、その製造工
程も簡単であることから、製造の歩留りを向上できるこ
と、(3)アモルファスシリコンを用いたTFTやダイ
オードで問題となる光励起電流が発生せず、MIM素子
を外部光から遮蔽する必要がないこと、等を有する。
TFT(薄膜トランジスタ)のようにタイミング信号線
とデータ信号線とを必要としないので、TFTに比べて
画面中で画素領域の占める割合(開口率)を大きくでき
ること、(2)両信号線の交差点部での絶縁不良が原因
で生じる表示の線欠陥がその構造上少なく、その製造工
程も簡単であることから、製造の歩留りを向上できるこ
と、(3)アモルファスシリコンを用いたTFTやダイ
オードで問題となる光励起電流が発生せず、MIM素子
を外部光から遮蔽する必要がないこと、等を有する。
【0009】図4は、従来のMIM素子の基本的な構造
を示す。図において、40はMIM素子で、そのTa等
からなる第1電極42は基板41上にスパッタリング等
により形成され、該第1電極42の表面には、その陽極
酸化によりTa2O5からなる非線形抵抗層43が形成さ
れている。非線形抵抗層43の上にはCr等からなる第
2電極44が形成されている。そして、さらに、上記基
板41上にはITO(Indium−Tin−Oxid
e)などの透明導電膜からなる画素電極46が、第2電
極44と電気的につながるよう形成されている。
を示す。図において、40はMIM素子で、そのTa等
からなる第1電極42は基板41上にスパッタリング等
により形成され、該第1電極42の表面には、その陽極
酸化によりTa2O5からなる非線形抵抗層43が形成さ
れている。非線形抵抗層43の上にはCr等からなる第
2電極44が形成されている。そして、さらに、上記基
板41上にはITO(Indium−Tin−Oxid
e)などの透明導電膜からなる画素電極46が、第2電
極44と電気的につながるよう形成されている。
【0010】このようなMIM素子を有する基板を、ス
トライプ状に対向電極が設けられた対向基板と貼り合わ
せ、該両基板の間隙に液晶を注入し、封止することによ
り液晶パネルが作製される。
トライプ状に対向電極が設けられた対向基板と貼り合わ
せ、該両基板の間隙に液晶を注入し、封止することによ
り液晶パネルが作製される。
【0011】しかし、このようなMIM素子の構造で
は、第1電極42のエッジ部および側端面47が、MI
M素子として機能する素子駆動部として利用されるの
で、特に上記エッジ部での非線形抵抗層のカバレッジの
劣化に起因して素子特性のばらつきや劣化が生じるとい
う問題があった。
は、第1電極42のエッジ部および側端面47が、MI
M素子として機能する素子駆動部として利用されるの
で、特に上記エッジ部での非線形抵抗層のカバレッジの
劣化に起因して素子特性のばらつきや劣化が生じるとい
う問題があった。
【0012】また、特開平1−270027号公報に
は、図5に示すように従来の他のMIM素子の構造が開
示されている。このMIM素子50においても、そのT
a等からなる第1電極52が基板51上に形成され、該
第1電極52の表面にはTa2O5からなる非線形抵抗層
53が形成されている。そしてこのMIM素子では、こ
の非線形抵抗層53上には、絶縁性中間層54を介して
第2電極56が形成されており、該第2電極56は、該
中間層54に形成されたコンタクトホール55を介して
非線形抵抗層53と接続されている。また、上記中間層
54上には、第2電極56と電気的につながるよう画素
電極57が形成されている。
は、図5に示すように従来の他のMIM素子の構造が開
示されている。このMIM素子50においても、そのT
a等からなる第1電極52が基板51上に形成され、該
第1電極52の表面にはTa2O5からなる非線形抵抗層
53が形成されている。そしてこのMIM素子では、こ
の非線形抵抗層53上には、絶縁性中間層54を介して
第2電極56が形成されており、該第2電極56は、該
中間層54に形成されたコンタクトホール55を介して
非線形抵抗層53と接続されている。また、上記中間層
54上には、第2電極56と電気的につながるよう画素
電極57が形成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
ような構造のMIM素子50では、第1電極52のエッ
ジ部および側端面が、MIM素子として機能する素子駆
動部として利用されない構造となっているので、上記エ
ッジ部での非線形抵抗層53や絶縁膜54のカバレッジ
の劣化があっても、素子特性のばらつきや劣化を防ぐこ
とができる。しかし、中間層54を設けてコンタクトホ
ール55をエッチング等により形成する必要があり、プ
ロセスが複雑となり、必要なマスク枚数も増えるので、
液晶パネルとしての製造歩留りが低下するという問題が
あった。
ような構造のMIM素子50では、第1電極52のエッ
ジ部および側端面が、MIM素子として機能する素子駆
動部として利用されない構造となっているので、上記エ
ッジ部での非線形抵抗層53や絶縁膜54のカバレッジ
の劣化があっても、素子特性のばらつきや劣化を防ぐこ
とができる。しかし、中間層54を設けてコンタクトホ
ール55をエッチング等により形成する必要があり、プ
ロセスが複雑となり、必要なマスク枚数も増えるので、
液晶パネルとしての製造歩留りが低下するという問題が
あった。
【0014】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決すべくなされたものであり、製造プロセスが簡単で、
しかも特性のばらつきや劣化のない非線形素子を有する
液晶表示装置を提供することが本発明の目的である。
決すべくなされたものであり、製造プロセスが簡単で、
しかも特性のばらつきや劣化のない非線形素子を有する
液晶表示装置を提供することが本発明の目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶表示
装置は、複数の行電極を有する第1の基板と、該第1の
基板に対向するよう配置され、該行電極と交差する複数
の列電極を有する第2の基板と、該両基板間に挟持され
た液晶層と、該両基板のうちの一方の基板上における該
両電極の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素
電極と、該画素電極と行電極あるいは列電極との間に接
続された複数のスイッチング用の非線形素子とを備えて
いる。該スイッチング用の非線形素子は、該一方の基板
上に形成された第1電極と、該一方の基板上に該第1電
極間を埋めるように形成された平坦化膜と、該第1電極
上に形成された非線形抵抗層と、該非線形抵抗層上に形
成された第2電極とを有し、該平坦化膜の膜厚D1と該
第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満たす2端
子非線形素子である。そのことにより上記目的が達成さ
れる。
装置は、複数の行電極を有する第1の基板と、該第1の
基板に対向するよう配置され、該行電極と交差する複数
の列電極を有する第2の基板と、該両基板間に挟持され
た液晶層と、該両基板のうちの一方の基板上における該
両電極の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素
電極と、該画素電極と行電極あるいは列電極との間に接
続された複数のスイッチング用の非線形素子とを備えて
いる。該スイッチング用の非線形素子は、該一方の基板
上に形成された第1電極と、該一方の基板上に該第1電
極間を埋めるように形成された平坦化膜と、該第1電極
上に形成された非線形抵抗層と、該非線形抵抗層上に形
成された第2電極とを有し、該平坦化膜の膜厚D1と該
第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満たす2端
子非線形素子である。そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0016】この発明において、前記非線形抵抗層は、
第1電極を陽極酸化してなる陽極酸化膜からなることが
好ましい。
第1電極を陽極酸化してなる陽極酸化膜からなることが
好ましい。
【0017】この発明に係る液晶表示装置は、複数の行
電極を有する第1の基板と、該第1の基板に対向するよ
う配置され、該行電極と交差する複数の列電極を有する
第2の基板と、該両基板間に挟持された液晶層と、該両
基板のうちの一方の基板上における該両電極の交差部に
マトリクス状に配置された複数の画素電極と、該画素電
極と行電極あるいは列電極との間に接続された複数のス
イッチング用の非線形素子とを備えている。該スイッチ
ング用の非線形素子は、該一方の基板上に形成された第
1電極と、該一方の基板上に該第1電極間を埋めるよう
に形成された平坦化膜と、該第1電極および平坦化膜を
覆うように形成された非線形抵抗層と、該非線形抵抗層
上に形成された第2電極とを有し、該平坦化膜の膜厚D
1と該第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満た
す2端子非線形素子である。そのことにより上記目的が
達成される。
電極を有する第1の基板と、該第1の基板に対向するよ
う配置され、該行電極と交差する複数の列電極を有する
第2の基板と、該両基板間に挟持された液晶層と、該両
基板のうちの一方の基板上における該両電極の交差部に
マトリクス状に配置された複数の画素電極と、該画素電
極と行電極あるいは列電極との間に接続された複数のス
イッチング用の非線形素子とを備えている。該スイッチ
ング用の非線形素子は、該一方の基板上に形成された第
1電極と、該一方の基板上に該第1電極間を埋めるよう
に形成された平坦化膜と、該第1電極および平坦化膜を
覆うように形成された非線形抵抗層と、該非線形抵抗層
上に形成された第2電極とを有し、該平坦化膜の膜厚D
1と該第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満た
す2端子非線形素子である。そのことにより上記目的が
達成される。
【0018】この発明において、前記第1電極および平
坦化膜を覆う非線形抵抗層は、硫化亜鉛から構成されて
いることが好ましい。
坦化膜を覆う非線形抵抗層は、硫化亜鉛から構成されて
いることが好ましい。
【0019】この発明において、前記平坦化膜はレジス
トからなることが好ましい。
トからなることが好ましい。
【0020】
【作用】本発明においては、画素電極と行電極あるいは
列電極との間に接続されたスイッチング用の2端子非線
形素子を、その第1電極を平坦化膜により埋め込み、該
第1電極上に非線形抵抗層を介して第2電極を形成した
構造とし、該平坦化膜の膜厚D1と該第1電極の膜厚D
2とがD1≧D2の関係を満たすようにしたから、第1
電極のエッジ部および側端部は、第2電極とは対向せ
ず、この部分はスイッチング素子としては機能しなくな
る。このため、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことが
できる。
列電極との間に接続されたスイッチング用の2端子非線
形素子を、その第1電極を平坦化膜により埋め込み、該
第1電極上に非線形抵抗層を介して第2電極を形成した
構造とし、該平坦化膜の膜厚D1と該第1電極の膜厚D
2とがD1≧D2の関係を満たすようにしたから、第1
電極のエッジ部および側端部は、第2電極とは対向せ
ず、この部分はスイッチング素子としては機能しなくな
る。このため、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことが
できる。
【0021】また、平坦化膜としてレジストを用いる
と、平坦化膜のパターニングの簡略化を図ることができ
る。
と、平坦化膜のパターニングの簡略化を図ることができ
る。
【0022】例えば、上記基板上に第1電極を形成した
後、レジストを塗布して基板の裏面からの露光を用いて
該レジストをパターニングするようにすることにより、
平坦化膜の形成にマスクが不要となる。この結果、必要
とされるマスクは、上記2端子非線形素子の第1電極お
よび第2電極を形成する際の2枚だけとなり、製造工程
を簡単にすることができる。
後、レジストを塗布して基板の裏面からの露光を用いて
該レジストをパターニングするようにすることにより、
平坦化膜の形成にマスクが不要となる。この結果、必要
とされるマスクは、上記2端子非線形素子の第1電極お
よび第2電極を形成する際の2枚だけとなり、製造工程
を簡単にすることができる。
【0023】また、非線形抵抗層として、第1電極の表
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いることにより、
非線形抵抗層の形成を容易に行うことができる。
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いることにより、
非線形抵抗層の形成を容易に行うことができる。
【0024】また、非線形抵抗層として硫化亜鉛膜を用
いることにより、酸化タンタルを用いたMIM素子に比
べて大きいオンオフ比を取ることが可能となり、急峻な
素子特性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル
に比べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗素
子の容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的に
行うことができる。
いることにより、酸化タンタルを用いたMIM素子に比
べて大きいオンオフ比を取ることが可能となり、急峻な
素子特性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル
に比べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗素
子の容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的に
行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0026】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例による液晶表示装置を説明するための平面図であり、
非線形素子を有する素子側基板の画素部を示している。
図2は図1のA−A’線断面図である。
例による液晶表示装置を説明するための平面図であり、
非線形素子を有する素子側基板の画素部を示している。
図2は図1のA−A’線断面図である。
【0027】図において、101は本実施例のMIM型
の非線形素子で、ガラス等の絶縁基板11上に形成され
た第1電極12aと、該第1電極上に形成された非線形
抵抗層14と、該非線形抵抗層14上に形成された第2
電極15aとから構成されている。ここで上記第1電極
12a及び非線形抵抗層14は、上記絶縁基板11上に
形成された平坦化層13により埋め込まれており、上記
非線形抵抗層14の表面は、該平坦化層13の表面と一
致している。また上記第1電極12aは、上記絶縁基板
11上に形成された列電極12と一体に構成されてお
り、また上記第2電極15aは、上記平坦化層13上に
形成された画素電極15と一体に構成されている。
の非線形素子で、ガラス等の絶縁基板11上に形成され
た第1電極12aと、該第1電極上に形成された非線形
抵抗層14と、該非線形抵抗層14上に形成された第2
電極15aとから構成されている。ここで上記第1電極
12a及び非線形抵抗層14は、上記絶縁基板11上に
形成された平坦化層13により埋め込まれており、上記
非線形抵抗層14の表面は、該平坦化層13の表面と一
致している。また上記第1電極12aは、上記絶縁基板
11上に形成された列電極12と一体に構成されてお
り、また上記第2電極15aは、上記平坦化層13上に
形成された画素電極15と一体に構成されている。
【0028】そして、本実施例の液晶表示装置では、液
晶パネルは、このようなMIM素子101を形成した素
子側基板11に、ストライプ状に行電極を設けた対向基
板を貼り合わせ、該両基板間に液晶を注入し封止した構
造となっている。
晶パネルは、このようなMIM素子101を形成した素
子側基板11に、ストライプ状に行電極を設けた対向基
板を貼り合わせ、該両基板間に液晶を注入し封止した構
造となっている。
【0029】次に上記絶縁基板上にMIM素子等を作製
する方法について説明する。
する方法について説明する。
【0030】まず、ガラス等からなる絶縁性基板11上
に、金属膜、例えばTa膜をスパッタリング法、CVD
法、あるいは蒸着法等の薄膜形成方法により形成する。
ここで、Ta膜の膜厚は300nmとする。
に、金属膜、例えばTa膜をスパッタリング法、CVD
法、あるいは蒸着法等の薄膜形成方法により形成する。
ここで、Ta膜の膜厚は300nmとする。
【0031】次に、該Ta膜をパターニングして列電極
12及びMIM素子の第1電極12aを一体に形成す
る。
12及びMIM素子の第1電極12aを一体に形成す
る。
【0032】次に、上記絶縁基板11の全面に、ネガ型
レジストを第1電極12a等(Ta膜)の膜厚より厚く
塗布し、該レジストを基板裏面より露光して、これを現
像する。これにより、第1電極12a間を埋めるよう平
坦化膜13が形成される。ここで、平坦化膜13の膜厚
D1は、第1電極(Ta膜)の膜厚D2に対してD1≧
D2とするのが望ましい。例えば第1電極の膜厚D2を
300nmとした場合には、平坦化膜13の膜厚D1は
300nm〜350nm程度にする。
レジストを第1電極12a等(Ta膜)の膜厚より厚く
塗布し、該レジストを基板裏面より露光して、これを現
像する。これにより、第1電極12a間を埋めるよう平
坦化膜13が形成される。ここで、平坦化膜13の膜厚
D1は、第1電極(Ta膜)の膜厚D2に対してD1≧
D2とするのが望ましい。例えば第1電極の膜厚D2を
300nmとした場合には、平坦化膜13の膜厚D1は
300nm〜350nm程度にする。
【0033】ここで、上記レジストの露光現像後に、熱
処理を行って平坦化膜13のエッジ部にテーパーを持た
せてもよい。また、上記基板裏面側からの露光の際に、
第1電極12上部に回り込むような光を利用して、平坦
化膜13が第1電極12の端部を覆うような構造として
もよい。この場合、第1電極12と接する非線形抵抗層
14の面積が小さくなり、素子容量が微小なMIM素子
を形成することもできる。さらに、平坦化膜13表面を
凹凸形状とすることにより、その上に形成される画素電
極15を凹凸形状にすると、該画素電極15での反射光
が散乱することとなり、表示品位を高めることもでき
る。
処理を行って平坦化膜13のエッジ部にテーパーを持た
せてもよい。また、上記基板裏面側からの露光の際に、
第1電極12上部に回り込むような光を利用して、平坦
化膜13が第1電極12の端部を覆うような構造として
もよい。この場合、第1電極12と接する非線形抵抗層
14の面積が小さくなり、素子容量が微小なMIM素子
を形成することもできる。さらに、平坦化膜13表面を
凹凸形状とすることにより、その上に形成される画素電
極15を凹凸形状にすると、該画素電極15での反射光
が散乱することとなり、表示品位を高めることもでき
る。
【0034】その後、第1電極12aの表面を陽極酸化
して、その上に膜厚約50nmの非線形抵抗層14を形
成する。
して、その上に膜厚約50nmの非線形抵抗層14を形
成する。
【0035】次に、Al等の金属を形成し、これをパタ
ーニングして、画素電極15及びMIM素子101の第
2電極15aを一体に形成する。これにより、第1電極
12a、非線形抵抗層14および第2電極15aからな
るMIM素子101が形成される。この時、液晶材料の
容量をCL、MIM素子の容量をCDとすると、CL≫CD
となるように、上記第2電極15aが第1電極12aと
対向する面積を決める。
ーニングして、画素電極15及びMIM素子101の第
2電極15aを一体に形成する。これにより、第1電極
12a、非線形抵抗層14および第2電極15aからな
るMIM素子101が形成される。この時、液晶材料の
容量をCL、MIM素子の容量をCDとすると、CL≫CD
となるように、上記第2電極15aが第1電極12aと
対向する面積を決める。
【0036】続いて、該MIM素子を形成した基板11
上に配向膜(図示せず)を塗布し、これを硬化した後に
配向処理を行って素子側基板を完成する。
上に配向膜(図示せず)を塗布し、これを硬化した後に
配向処理を行って素子側基板を完成する。
【0037】一方、対向側基板は、ガラス等からなる絶
縁性基板上にITO等の透明導電膜を形成し、これをパ
ターニングして対向電極(行電極)を形成し、その上に
配向膜を塗布し、その硬化後に配向処理を行って作製す
る。
縁性基板上にITO等の透明導電膜を形成し、これをパ
ターニングして対向電極(行電極)を形成し、その上に
配向膜を塗布し、その硬化後に配向処理を行って作製す
る。
【0038】以上のようにして作製した素子側基板と対
向側基板とを、該両基板の電極が交差するように貼り合
わせて、両基板の間隙に液晶を注入し封止して液晶パネ
ルを作製する。
向側基板とを、該両基板の電極が交差するように貼り合
わせて、両基板の間隙に液晶を注入し封止して液晶パネ
ルを作製する。
【0039】このような構成の本実施例の液晶表示装置
では、列電極12及び第1電極12aと対向側電極(行
電極)との間に電圧Vが印加されると、MIM素子に印
加される電圧VDは、CLV/(CL+CD)となり、CL
≫CDの時には十分な電圧がMIM素子に印加される。
この素子に印加される電圧VDが閾値電圧VTHを超える
と、MIM素子が導通状態になり、液晶セル容量CLが
充電されて、液晶パネル上にて表示が行われる。
では、列電極12及び第1電極12aと対向側電極(行
電極)との間に電圧Vが印加されると、MIM素子に印
加される電圧VDは、CLV/(CL+CD)となり、CL
≫CDの時には十分な電圧がMIM素子に印加される。
この素子に印加される電圧VDが閾値電圧VTHを超える
と、MIM素子が導通状態になり、液晶セル容量CLが
充電されて、液晶パネル上にて表示が行われる。
【0040】図6には、本実施例のMIM素子のI−V
特性が曲線X1により示されており、この特性は、図5
に示す従来のMIM素子のI−V特性と比べても同等で
あり、また、MIM素子特性のばらつきや劣化が見られ
ず、しかも製造プロセスが簡単な非線形素子が得られ
た。
特性が曲線X1により示されており、この特性は、図5
に示す従来のMIM素子のI−V特性と比べても同等で
あり、また、MIM素子特性のばらつきや劣化が見られ
ず、しかも製造プロセスが簡単な非線形素子が得られ
た。
【0041】このように本実施例では、画素電極15と
列電極12との間に接続されたスイッチング用の2端子
非線形素子101を、その第1電極12aを平坦化膜1
3により埋め込み、該第1電極12a上に非線形抵抗層
14を介して第2電極15aを形成した構造としたの
で、第1電極12aのエッジ部および端部がMIM素子
の素子駆動部として利用されない構造を実現できる。こ
のため、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことができ、
急峻なI−V特性を有するMIM素子が得られる。
列電極12との間に接続されたスイッチング用の2端子
非線形素子101を、その第1電極12aを平坦化膜1
3により埋め込み、該第1電極12a上に非線形抵抗層
14を介して第2電極15aを形成した構造としたの
で、第1電極12aのエッジ部および端部がMIM素子
の素子駆動部として利用されない構造を実現できる。こ
のため、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことができ、
急峻なI−V特性を有するMIM素子が得られる。
【0042】また、平坦化膜としてレジストを用いてい
るため、平坦化膜のパターニング工程の簡略化を図るこ
とができる。
るため、平坦化膜のパターニング工程の簡略化を図るこ
とができる。
【0043】特に、裏面露光法を用いるため、平坦化膜
の形成にマスクが不要となり、必要とされるマスクが第
1電極および第2電極の形成の際の2枚だけとなり、製
造工程を簡単にして液晶表示装置の歩留りを向上するこ
とができる。
の形成にマスクが不要となり、必要とされるマスクが第
1電極および第2電極の形成の際の2枚だけとなり、製
造工程を簡単にして液晶表示装置の歩留りを向上するこ
とができる。
【0044】さらに、画素電極15は平坦化膜13上に
形成されるので、配向膜の形成後、ラビング工程におい
て画素電極15による配向不良を防ぐことができ、良好
な表示画面が得られる。
形成されるので、配向膜の形成後、ラビング工程におい
て画素電極15による配向不良を防ぐことができ、良好
な表示画面が得られる。
【0045】また、非線形抵抗層として、第1電極の表
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いているため、該
非線形抵抗層の形成は容易なものとなっている。
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いているため、該
非線形抵抗層の形成は容易なものとなっている。
【0046】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
による液晶表示装置を説明するための図であり、図1の
A−A’線に相当する部分の断面構造を示している。図
において、102は本実施例における2端子非線形素子
で、ガラス等の絶縁基板11上に形成された第1電極1
2aと、該第1電極上に形成された非線形抵抗層24
と、該非線形抵抗層24上に形成された第2電極15a
とから構成されている。ここでは、上記第1電極12a
は、上記第1の実施例と同様、上記絶縁基板11上に形
成された平坦化層13により埋め込まれているが、上記
非線形抵抗層24は、第1電極12a及び平坦化層13
上に形成されている。また、このため画素電極15は、
上記非線形抵抗層24上に配置されている。その他の構
成は、第1実施例の液晶表示装置と同一である。
による液晶表示装置を説明するための図であり、図1の
A−A’線に相当する部分の断面構造を示している。図
において、102は本実施例における2端子非線形素子
で、ガラス等の絶縁基板11上に形成された第1電極1
2aと、該第1電極上に形成された非線形抵抗層24
と、該非線形抵抗層24上に形成された第2電極15a
とから構成されている。ここでは、上記第1電極12a
は、上記第1の実施例と同様、上記絶縁基板11上に形
成された平坦化層13により埋め込まれているが、上記
非線形抵抗層24は、第1電極12a及び平坦化層13
上に形成されている。また、このため画素電極15は、
上記非線形抵抗層24上に配置されている。その他の構
成は、第1実施例の液晶表示装置と同一である。
【0047】次に上記絶縁基板上に非線形素子等を作製
する方法について説明する。
する方法について説明する。
【0048】まず、ガラス等からなる絶縁性基板11上
に、Ta等の金属膜を、第1の実施例と同様にして厚さ
300nmに形成し、これを所定の形状にパターニング
して、列電極12及び非線形素子の第1電極12aを一
体に形成する。
に、Ta等の金属膜を、第1の実施例と同様にして厚さ
300nmに形成し、これを所定の形状にパターニング
して、列電極12及び非線形素子の第1電極12aを一
体に形成する。
【0049】次に、上記絶縁基板11の全面に、ネガ型
レジストを第1電極12a等(Ta膜)の膜厚より厚く
塗布し、該レジストを基板裏面より露光して、これを現
像する。これにより、第1電極12a間を埋めるよう平
坦化膜13が形成される。ここで、平坦化膜13の膜厚
D1は、第1電極(Ta膜)の膜厚D2に対してD1≧
D2とするのが望ましい。例えば、第1電極の膜厚D2
を300nmとした場合には、平坦化膜13の膜厚D1
は300nm〜350nm程度にする。
レジストを第1電極12a等(Ta膜)の膜厚より厚く
塗布し、該レジストを基板裏面より露光して、これを現
像する。これにより、第1電極12a間を埋めるよう平
坦化膜13が形成される。ここで、平坦化膜13の膜厚
D1は、第1電極(Ta膜)の膜厚D2に対してD1≧
D2とするのが望ましい。例えば、第1電極の膜厚D2
を300nmとした場合には、平坦化膜13の膜厚D1
は300nm〜350nm程度にする。
【0050】なお、上記第1の実施例と同様、上記レジ
ストの露光現像後に、熱処理を行って平坦化膜13のエ
ッジ部にテーパーを持たせてもよい。また、上記基板裏
面側からの露光の際に、第1電極12a上部に回り込む
ような光を利用して、平坦化膜13が第1電極12aの
端部を覆うような構造としてもよい。これにより、素子
容量が微小な非線形素子を形成することもできる。さら
に、平坦化膜13表面を凹凸形状とすることにより、そ
の上に形成される画素電極15を凹凸形状にして表示品
位を高めることもできる。
ストの露光現像後に、熱処理を行って平坦化膜13のエ
ッジ部にテーパーを持たせてもよい。また、上記基板裏
面側からの露光の際に、第1電極12a上部に回り込む
ような光を利用して、平坦化膜13が第1電極12aの
端部を覆うような構造としてもよい。これにより、素子
容量が微小な非線形素子を形成することもできる。さら
に、平坦化膜13表面を凹凸形状とすることにより、そ
の上に形成される画素電極15を凹凸形状にして表示品
位を高めることもできる。
【0051】その後、本実施例では、第1電極12a、
列電極12および平坦化膜13の表面を覆うよう基板全
面に硫化亜鉛(ZnS)を所定の膜厚(50nm)に堆
積して、非線形抵抗層24を形成する。ここでZnS層
は、スパッタリング法、CVD法、蒸着法等の薄膜形成
方法により形成することができる。スパッタリング法に
より形成する場合には、ターゲットとして高純度のZn
S焼成ターゲットを用い、RFスパッタ装置に基板をセ
ットする。スパッタリングガスとしてはArガスを用
い、スパッタ条件は基板温度250℃、ガス圧10P
a、入力パワー750Wとしてスパッタリングを行う。
なお、この非線形抵抗層24としては、ZnSの代わり
にSiNXなどの絶縁膜を基板全面に形成してもよい。
列電極12および平坦化膜13の表面を覆うよう基板全
面に硫化亜鉛(ZnS)を所定の膜厚(50nm)に堆
積して、非線形抵抗層24を形成する。ここでZnS層
は、スパッタリング法、CVD法、蒸着法等の薄膜形成
方法により形成することができる。スパッタリング法に
より形成する場合には、ターゲットとして高純度のZn
S焼成ターゲットを用い、RFスパッタ装置に基板をセ
ットする。スパッタリングガスとしてはArガスを用
い、スパッタ条件は基板温度250℃、ガス圧10P
a、入力パワー750Wとしてスパッタリングを行う。
なお、この非線形抵抗層24としては、ZnSの代わり
にSiNXなどの絶縁膜を基板全面に形成してもよい。
【0052】次に、Al等の金属を該非線形抵抗層24
上に形成し、これをパターニングして画素電極15及び
非線形素子の第2電極15aを一体に形成する。この
時、液晶材料の容量をCL、非線形素子の容量をCDとす
るとCL≫CDとなるように、上記第2電極15aが第1
電極12aと対向する面積を決める。
上に形成し、これをパターニングして画素電極15及び
非線形素子の第2電極15aを一体に形成する。この
時、液晶材料の容量をCL、非線形素子の容量をCDとす
るとCL≫CDとなるように、上記第2電極15aが第1
電極12aと対向する面積を決める。
【0053】これにより、第1電極12a、非線形抵抗
層24および第2電極15aからなる非線形素子102
が形成される。
層24および第2電極15aからなる非線形素子102
が形成される。
【0054】その後は、上記第1の実施例と同様、上記
非線形素子を形成した基板上に配向膜(図示せず)を塗
布し、その硬化後に配向処理を行って素子側基板を作製
し、これを、対向電極及び配向膜を形成した対向側基板
と貼り合わせ、両基板間に例えばホワイトテーラー型の
液晶を注入、封止して液晶パネルを完成する。
非線形素子を形成した基板上に配向膜(図示せず)を塗
布し、その硬化後に配向処理を行って素子側基板を作製
し、これを、対向電極及び配向膜を形成した対向側基板
と貼り合わせ、両基板間に例えばホワイトテーラー型の
液晶を注入、封止して液晶パネルを完成する。
【0055】本実施例の液晶パネルを有する液晶表示装
置では、第1電極12aと対向側電極との間に電圧Vが
印加されると非線形素子に印加される電圧VDは、CLV
/(CL+CD)となり、CL≫CDの時には十分な電圧が
非線形素子に印加される。この素子に印加される電圧V
Dが閾値電圧VTHを超えると非線形素子が導通状態にな
り、液晶セル容量CLが充電されて、液晶パネルでの表
示が行われる。
置では、第1電極12aと対向側電極との間に電圧Vが
印加されると非線形素子に印加される電圧VDは、CLV
/(CL+CD)となり、CL≫CDの時には十分な電圧が
非線形素子に印加される。この素子に印加される電圧V
Dが閾値電圧VTHを超えると非線形素子が導通状態にな
り、液晶セル容量CLが充電されて、液晶パネルでの表
示が行われる。
【0056】図6には、本実施例で形成した非線形素子
のI−V特性が曲線X2により示されており、この非線
形素子では、非線形抵抗層24としてZnSを用いてい
るので、I−V特性は、第1の実施例のMIM素子より
もさらに急峻な特性となっている。
のI−V特性が曲線X2により示されており、この非線
形素子では、非線形抵抗層24としてZnSを用いてい
るので、I−V特性は、第1の実施例のMIM素子より
もさらに急峻な特性となっている。
【0057】また、この実施例においても、非線形素子
の特性のばらつきや劣化が見られず、非線形素子の作製
プロセスも簡単で歩留りの良いものとなっている。
の特性のばらつきや劣化が見られず、非線形素子の作製
プロセスも簡単で歩留りの良いものとなっている。
【0058】このように本実施例では、上記実施例の効
果に加えて、非線形抵抗層として硫化亜鉛膜を用いてい
るため、酸化タンタルを用いたMIM素子に比べて大き
いオン、オフ比を取ることが可能となり、急峻な素子特
性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル膜に比
べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗素子の
容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的に行う
ことができる。
果に加えて、非線形抵抗層として硫化亜鉛膜を用いてい
るため、酸化タンタルを用いたMIM素子に比べて大き
いオン、オフ比を取ることが可能となり、急峻な素子特
性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル膜に比
べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗素子の
容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的に行う
ことができる。
【0059】(実施例3)なお、上記各実施例では、平
坦化膜13としてレジストを用いたが、該平坦化膜とし
てSiO2等の無機絶縁膜を用いてもよい。
坦化膜13としてレジストを用いたが、該平坦化膜とし
てSiO2等の無機絶縁膜を用いてもよい。
【0060】例えば、図2に示す構造の非線形素子を形
成する方法において、第2実施例と同様にして第1電極
12aを形成した後、ポジ型レジストを基板全面に塗布
し、裏面からの露光、及び現像により第1電極12a上
部にのみレジストを残す。その後、SiO2膜を全面に
堆積し、上記レジストを除去してSiO2膜をリフトオ
フする。これにより第1電極12a間を埋めるよう、S
iO2膜からなる平坦化膜が形成される。その後のプロ
セスは、上記第2の実施例と同様である。
成する方法において、第2実施例と同様にして第1電極
12aを形成した後、ポジ型レジストを基板全面に塗布
し、裏面からの露光、及び現像により第1電極12a上
部にのみレジストを残す。その後、SiO2膜を全面に
堆積し、上記レジストを除去してSiO2膜をリフトオ
フする。これにより第1電極12a間を埋めるよう、S
iO2膜からなる平坦化膜が形成される。その後のプロ
セスは、上記第2の実施例と同様である。
【0061】この実施例においても、非線形素子を形成
する際に必要となるマスクとしては、列電極12及び第
1電極12aの形成の際に用いるものと、画素電極15
及び第2電極15aの形成の際に用いるものの2枚であ
り、上記実施例と同様、非線形素子の作製プロセスは簡
単なものとなっている。
する際に必要となるマスクとしては、列電極12及び第
1電極12aの形成の際に用いるものと、画素電極15
及び第2電極15aの形成の際に用いるものの2枚であ
り、上記実施例と同様、非線形素子の作製プロセスは簡
単なものとなっている。
【0062】なお、上記各実施例では、画素電極の材料
として金属を用いた反射型液晶パネルを例に挙げたが、
液晶パネルは、画素電極として透明導電膜を用い、平坦
化膜として可視光に対して透明な膜を用いた透過型のも
のでもよい。
として金属を用いた反射型液晶パネルを例に挙げたが、
液晶パネルは、画素電極として透明導電膜を用い、平坦
化膜として可視光に対して透明な膜を用いた透過型のも
のでもよい。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画素電
極と行電極あるいは列電極との間に接続されたスイッチ
ング用の2端子非線形素子を、その第1電極を平坦化膜
により埋め込み、該第1電極上に非線形抵抗層を介して
第2電極を形成した構造とし、該平坦化膜の膜厚D1と
該第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満たすよ
うにしたので、第1電極のエッジおよび側端部を素子駆
動部として利用しない非線形素子を形成できる。よっ
て、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことができ、急峻
なI−V特性を有する非線形素子が得られる。
極と行電極あるいは列電極との間に接続されたスイッチ
ング用の2端子非線形素子を、その第1電極を平坦化膜
により埋め込み、該第1電極上に非線形抵抗層を介して
第2電極を形成した構造とし、該平坦化膜の膜厚D1と
該第1電極の膜厚D2とがD1≧D2の関係を満たすよ
うにしたので、第1電極のエッジおよび側端部を素子駆
動部として利用しない非線形素子を形成できる。よっ
て、素子特性のばらつきや劣化を防ぐことができ、急峻
なI−V特性を有する非線形素子が得られる。
【0064】また、平坦化膜としてレジストを用いるこ
とにより、平坦化膜のパターニング工程の簡略化を図る
ことができる。
とにより、平坦化膜のパターニング工程の簡略化を図る
ことができる。
【0065】例えば、裏面露光法を用いると平坦化膜の
形成にマスクが不要となり、必要とされるマスクが第1
電極および第2電極の形成の際の2枚だけとなり、製造
工程を簡単にして液晶表示装置の歩留りを向上すること
ができる。
形成にマスクが不要となり、必要とされるマスクが第1
電極および第2電極の形成の際の2枚だけとなり、製造
工程を簡単にして液晶表示装置の歩留りを向上すること
ができる。
【0066】さらに、画素電極を平坦面上に形成できる
ので、配向膜の形成後、ラビング工程において画素電極
による配向不良を防ぐことができ、良好な表示画面が得
られる。
ので、配向膜の形成後、ラビング工程において画素電極
による配向不良を防ぐことができ、良好な表示画面が得
られる。
【0067】また、平坦化膜に無機膜を用いても、リフ
トオフ法を用いることによりマスク枚数は2枚で済むの
で、簡略な製造工程で歩留りを向上させることができ
る。
トオフ法を用いることによりマスク枚数は2枚で済むの
で、簡略な製造工程で歩留りを向上させることができ
る。
【0068】また、非線形抵抗層として、第1電極の表
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いることにより、
該非線形抵抗層の形成を容易なものとできる。
面を陽極酸化してなる陽極酸化膜を用いることにより、
該非線形抵抗層の形成を容易なものとできる。
【0069】また、非線形抵抗層として硫化亜鉛膜を用
いることにより、酸化タンタルを用いた非線形素子に比
べて大きいオンオフ比を取ることが可能となり、急峻な
素子特性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル
膜に比べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗
素子の容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的
に行うことができる。
いることにより、酸化タンタルを用いた非線形素子に比
べて大きいオンオフ比を取ることが可能となり、急峻な
素子特性が得られる。また、硫化亜鉛膜は酸化タンタル
膜に比べて誘電率が低いので、液晶に対する非線形抵抗
素子の容量比を小さくして、素子への電圧印加を効率的
に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例による液晶表示装置を説
明するための平面図である。
明するための平面図である。
【図2】図1のA−A’線部分における断面構造を示す
図である。
図である。
【図3】本発明の第2の実施例による液晶表示装置を説
明するための図であり、図1のA−A’線部分に相当す
る断面構造を示している。
明するための図であり、図1のA−A’線部分に相当す
る断面構造を示している。
【図4】従来の液晶表示装置における非線形素子の構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置における他の非線形素子の
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図6】上記実施例1および実施例2の液晶表示装置に
おける非線形素子のI−V特性をグラフで示す図であ
る。
おける非線形素子のI−V特性をグラフで示す図であ
る。
11 絶縁性基板 12 列電極 12a 非線形素子の第1電極 13 平坦化膜 14、24 非線形抵抗層 15 画素電極 15a 非線形素子の第2電極 101、102 非線形素子
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の行電極を有する第1の基板と、該
第1の基板に対向するよう配置され、該行電極と交差す
る複数の列電極を有する第2の基板と、 該両基板間に挟持された液晶層と、 該両基板のうちの一方の基板上における該両電極の交差
部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、 該画素電極と行電極あるいは列電極との間に接続された
複数のスイッチング用の非線形素子とを備え、 該スイッチング用の非線形素子は、 該一方の基板上に形成された第1電極と、 該一方の基板上に該第1電極間を埋めるように形成され
た平坦化膜と、 該第1電極上に形成された非線形抵抗層と、 該非線形抵抗層上に形成された第2電極とを有し、該平
坦化膜の膜厚D1と該第1電極の膜厚D2とがD1≧D
2の関係を満たす2端子非線形素子である液晶表示装
置。 - 【請求項2】 前記平坦化膜はレジストからなる請求項
1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記非線形抵抗層は、第1電極の表面を
陽極酸化してなる陽極酸化膜からなる請求項1または2
に記載の表示装置。 - 【請求項4】 複数の行電極を有する第1の基板と、 該第1の基板に対向するよう配置され、該行電極と交差
する複数の列電極を有する第2の基板と、 該両基板間に挟持された液晶層と、 該両基板のうちの一方の基板上における該両電極の交差
部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、 該画素電極と行電極あるいは列電極との間に接続された
複数のスイッチング用の非線形素子とを備え、 該スイッチング用の非線形素子は、 該一方の基板上に形成された第1電極と、 該一方の基板上に該第1電極間を埋めるよう形成された
平坦化膜と、 該第1電極および平坦化膜を覆うように形成された非線
形抵抗層と、 該非線形抵抗層上に形成された第2電極とを有し、該平
坦化膜の膜厚D1と該第1電極の膜厚D2とがD1≧D
2の関係を満たす2端子非線形素子である液晶表示装
置。 - 【請求項5】 前記平坦化膜はレジストからなる請求項
4に記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記非線形抵抗層は、硫化亜鉛により形
成されている請求項4または5に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28686694A JP3086607B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28686694A JP3086607B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08146467A true JPH08146467A (ja) | 1996-06-07 |
| JP3086607B2 JP3086607B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17710030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28686694A Expired - Fee Related JP3086607B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086607B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP28686694A patent/JP3086607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3086607B2 (ja) | 2000-09-11 |
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