JPH0814743B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH0814743B2 JPH0814743B2 JP61049813A JP4981386A JPH0814743B2 JP H0814743 B2 JPH0814743 B2 JP H0814743B2 JP 61049813 A JP61049813 A JP 61049813A JP 4981386 A JP4981386 A JP 4981386A JP H0814743 B2 JPH0814743 B2 JP H0814743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- temperature
- roller
- fixing roller
- time
- Prior art date
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被定着物を挾持搬送しつつ加熱加圧処理して
定着する定着装置に関するものである。
定着する定着装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の定着装置としては、次に示すようなも
のが多用されている。これは、金属製の円筒状芯金の周
面上にフツ素樹脂等よりなる離型性被覆を施した定着ロ
ーラと、表面に弾性体層を有し、定着ローラに圧接従動
する加圧ローラと、定着ローラの内周面より該定着ロー
ラを加熱する加熱源と、定着ローラの周面上の温度を検
知する温度検知素子と、定着ローラを回転駆動する駆動
源とからなつている。通常、定着時の定着ローラの表面
温度は、第5図に示すように、温度T2例えば185℃に設
定されており、上記温度検知素子で定着ローラの表面温
度を検知し、加熱源への電力の供給を制御することによ
つて一定温度に保つている。電源投入時t1以降定着時を
除いて、定着ローラの表面温度は、定着時の温度T2より
も低い温度T1に設定されている。しかして、定着動作が
開始t2されると、定着ローラの駆動源が作動すると共
に、定着ローラの表面温度はT2に切換えられる。その
後、未定着画像を担持した転写材は、定着ローラと加圧
ローラの間を挾持搬送されつつ通過する間(t3→t4)
に、加熱加圧処理されて定着され、該転写材が通過した
後、定着ローラの駆動が停止すると共に、この定着ロー
ラの表面温度がT1に切換わる。
のが多用されている。これは、金属製の円筒状芯金の周
面上にフツ素樹脂等よりなる離型性被覆を施した定着ロ
ーラと、表面に弾性体層を有し、定着ローラに圧接従動
する加圧ローラと、定着ローラの内周面より該定着ロー
ラを加熱する加熱源と、定着ローラの周面上の温度を検
知する温度検知素子と、定着ローラを回転駆動する駆動
源とからなつている。通常、定着時の定着ローラの表面
温度は、第5図に示すように、温度T2例えば185℃に設
定されており、上記温度検知素子で定着ローラの表面温
度を検知し、加熱源への電力の供給を制御することによ
つて一定温度に保つている。電源投入時t1以降定着時を
除いて、定着ローラの表面温度は、定着時の温度T2より
も低い温度T1に設定されている。しかして、定着動作が
開始t2されると、定着ローラの駆動源が作動すると共
に、定着ローラの表面温度はT2に切換えられる。その
後、未定着画像を担持した転写材は、定着ローラと加圧
ローラの間を挾持搬送されつつ通過する間(t3→t4)
に、加熱加圧処理されて定着され、該転写材が通過した
後、定着ローラの駆動が停止すると共に、この定着ロー
ラの表面温度がT1に切換わる。
しかし、この場合には、待機時あるいは定着時に定着
ローラが加熱源によつて加熱されて所定の温度に達する
までの間に、ある程度の待ち時間が必要となり、定着に
要する時間が長くなるという問題点があつた。
ローラが加熱源によつて加熱されて所定の温度に達する
までの間に、ある程度の待ち時間が必要となり、定着に
要する時間が長くなるという問題点があつた。
この問題点を解決するために、加熱源の発熱量を増す
ことが考えられるが、使用時の電源容量に制約があるた
め、例えば定着装置の電力としては1.3KW以下の電力で
あることが好ましいため、加熱源の発熱量を増加するの
が難しく、この方法には限界がある。
ことが考えられるが、使用時の電源容量に制約があるた
め、例えば定着装置の電力としては1.3KW以下の電力で
あることが好ましいため、加熱源の発熱量を増加するの
が難しく、この方法には限界がある。
そこで、定着ローラの芯金の外径、肉厚等を小さくし
て、定着ローラの熱容量を小さくすることにより、待ち
時間を短くすることが提案されている。
て、定着ローラの熱容量を小さくすることにより、待ち
時間を短くすることが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来技術の場合には、次のような問題
点を有している。すなわち、定着ローラの外径、内厚等
を小さくすると、加圧ロールとの圧接力によつて定着ロ
ーラにたわみ等の変形が生じ易くなり、この傾向は高温
時にヤング率が小さくなるため顕著となる。ところで、
前記従来技術の場合には、第5図に示すように、転写材
の定着が終了した時点t4以後、所定の時間経過した後t6
に、定着ローラの駆動を停止させると同時に設定温度を
T2からT1に切換えている。そのため、t6の時点で定着ロ
ーラの加熱源への通電をオフしても、ローラ内面からロ
ーラ表面への伝熱が遅れることと、定着ローラの停止に
よつて加圧ローラへの熱の逃げが少なくなることから、
定着ローラの表面温度は、第6図に示すように、通常の
定着温度T2より大幅に高くなる(オーバーシュートす
る)。しかも、この時点で定着ローラは停止しているた
めに降温速度は小さく、該定着ローラは長時間高温で停
止したまま加圧されていることになり、永久たわみを生
じ易く、定着不良や転写材にシワ等が発生するという問
題点がある。
点を有している。すなわち、定着ローラの外径、内厚等
を小さくすると、加圧ロールとの圧接力によつて定着ロ
ーラにたわみ等の変形が生じ易くなり、この傾向は高温
時にヤング率が小さくなるため顕著となる。ところで、
前記従来技術の場合には、第5図に示すように、転写材
の定着が終了した時点t4以後、所定の時間経過した後t6
に、定着ローラの駆動を停止させると同時に設定温度を
T2からT1に切換えている。そのため、t6の時点で定着ロ
ーラの加熱源への通電をオフしても、ローラ内面からロ
ーラ表面への伝熱が遅れることと、定着ローラの停止に
よつて加圧ローラへの熱の逃げが少なくなることから、
定着ローラの表面温度は、第6図に示すように、通常の
定着温度T2より大幅に高くなる(オーバーシュートす
る)。しかも、この時点で定着ローラは停止しているた
めに降温速度は小さく、該定着ローラは長時間高温で停
止したまま加圧されていることになり、永久たわみを生
じ易く、定着不良や転写材にシワ等が発生するという問
題点がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、永久変形を引
き起こす定着ローラの表面温度のオーバーシュートの発
生を抑止することにより、定着ローラの永久変形を小さ
くして長期間に亘つて優れた定着性能を維持可能な定着
装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、永久変形を引
き起こす定着ローラの表面温度のオーバーシュートの発
生を抑止することにより、定着ローラの永久変形を小さ
くして長期間に亘つて優れた定着性能を維持可能な定着
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、定着ローラ
と、定着ローラに当接する加圧ローラと、定着ローラを
加熱するヒータと、定着ローラの表面温度を検知する温
度検知手段と、温度検知手段の検知温度が所定の設定温
度を維持するようにヒータへの通電を制御する制御手段
と、を有し、スタンバイ時、温度検知手段の検知温度が
定着時より低い設定温度を維持するように通電制御され
る定着装置において、 定着終了後、設定温度を定着時の設定温度からスタン
バイ時の設定温度に切り換えた場合、設定温度を切り換
えた後の所定時間後に上記定着ローラ及び上記加圧ロー
ラが回転停止することを特徴とする。
と、定着ローラに当接する加圧ローラと、定着ローラを
加熱するヒータと、定着ローラの表面温度を検知する温
度検知手段と、温度検知手段の検知温度が所定の設定温
度を維持するようにヒータへの通電を制御する制御手段
と、を有し、スタンバイ時、温度検知手段の検知温度が
定着時より低い設定温度を維持するように通電制御され
る定着装置において、 定着終了後、設定温度を定着時の設定温度からスタン
バイ時の設定温度に切り換えた場合、設定温度を切り換
えた後の所定時間後に上記定着ローラ及び上記加圧ロー
ラが回転停止することを特徴とする。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る定着装置の一実施例を示す概略
縦断面図である。図において、1は定着ローラ、2は金
属製の薄肉円筒状の芯金、3は該芯金2の外周面に被覆
されたフッ素樹脂等からなる離型材層、4は加熱源であ
るヒータ、5は定着ローラ1に圧接された加圧ローラ、
7は金属製の円柱状の芯金、6はシリコンゴム等からな
る耐熱弾性体層である。また、8は定着ローラ1の表面
温度を検知するサーミスタ等からなる温度検知素子、9
は転写材Pの排出を検知する排紙検知素子、10は入口ガ
イド、11は排紙ガイド、25及び26は定着ローラ1及び加
圧ローラ5からの放熱を抑制する断熱壁である。しかし
て、トナー像Tが転写された転写材Pは、入口ガイド10
を介して定着ローラ1と加圧ローラ5との間に進入し、
両ローラ1,5によつて挾持搬送されつつ、加熱加圧処理
されることにより定着される。
縦断面図である。図において、1は定着ローラ、2は金
属製の薄肉円筒状の芯金、3は該芯金2の外周面に被覆
されたフッ素樹脂等からなる離型材層、4は加熱源であ
るヒータ、5は定着ローラ1に圧接された加圧ローラ、
7は金属製の円柱状の芯金、6はシリコンゴム等からな
る耐熱弾性体層である。また、8は定着ローラ1の表面
温度を検知するサーミスタ等からなる温度検知素子、9
は転写材Pの排出を検知する排紙検知素子、10は入口ガ
イド、11は排紙ガイド、25及び26は定着ローラ1及び加
圧ローラ5からの放熱を抑制する断熱壁である。しかし
て、トナー像Tが転写された転写材Pは、入口ガイド10
を介して定着ローラ1と加圧ローラ5との間に進入し、
両ローラ1,5によつて挾持搬送されつつ、加熱加圧処理
されることにより定着される。
第2図は制御系を示すブロツク図である。図におい
て、20は制御手段としてのCPU、21は定着ローラ1を回
転駆動する駆動源、22はヒータ4への通電を制御するソ
リツドステートリレー(SSR)等よりなる温度制御用ス
イツチ素子、23はヒータ4へ給電するためのAC電源、24
は操作スイツチである。
て、20は制御手段としてのCPU、21は定着ローラ1を回
転駆動する駆動源、22はヒータ4への通電を制御するソ
リツドステートリレー(SSR)等よりなる温度制御用ス
イツチ素子、23はヒータ4へ給電するためのAC電源、24
は操作スイツチである。
以上の構成において、本実施例に係る定着装置では次
のようにして定着ローラの駆動及び温度制御が行なわれ
る。すなわち、複写装置の電源を投入するとt1、COP20
は、温度制御用スイツチ素子22を介してヒータ4に通電
し、定着ローラ1を加熱すると共に、該定着ローラ1の
表面温度を第3図に示すようにスタンバイ時の温度T1に
制御する。その際、定着ローラ1の表面温度がT1に等し
くなつた時点でヒータ4への通電はオフされるが、ロー
ラ内周面と外周面との熱伝達の遅れによつて、定着ロー
ラ1の表面温度は、第4図に示すように、大きくオーバ
ーシユートした後、温度T1に略一定となる。次に、時間
t2に操作スイツチ24から定着開始信号が発せられると、
CPU20は定着ローラ1の表面温度をスタンバイ時より高
い温度T2に制御し、該定着ローラ1の表面温度は、第4
図に示すように、わずかオーバーシユートして温度T2に
略一定となる。また、時間t2に、CPU20は駆動源21へ信
号を送り定着ローラ1の回転駆動を開始する。ヒータ4
より供給される熱量の一部は、加圧ローラ5によつて奪
われるため、定着ローラ1の温度上昇速度は若干小さく
なるが、実際に転写材Pが定着装置に達するまでの間
に、第4図に示すように、定着ローラ1の表面温度はT2
以上となつているため、良好な定着を行なうことができ
る。実際の定着処理工程は、第3図及び第4図に示すよ
うに、t3からt4(最大サイズの場合)まで行なわれる。
最大サイズの定着処理を終えて転写材の排出が完了した
時点t4で、CPU20は、定着ローラ1の設定温度をT2からT
1に変更し、その後所定の時間(t4〜t5)だけ定着ロー
ラ1の回転を継続したのち、時間t5でローラの回転を停
止させ、次回の定着処理に備える。
のようにして定着ローラの駆動及び温度制御が行なわれ
る。すなわち、複写装置の電源を投入するとt1、COP20
は、温度制御用スイツチ素子22を介してヒータ4に通電
し、定着ローラ1を加熱すると共に、該定着ローラ1の
表面温度を第3図に示すようにスタンバイ時の温度T1に
制御する。その際、定着ローラ1の表面温度がT1に等し
くなつた時点でヒータ4への通電はオフされるが、ロー
ラ内周面と外周面との熱伝達の遅れによつて、定着ロー
ラ1の表面温度は、第4図に示すように、大きくオーバ
ーシユートした後、温度T1に略一定となる。次に、時間
t2に操作スイツチ24から定着開始信号が発せられると、
CPU20は定着ローラ1の表面温度をスタンバイ時より高
い温度T2に制御し、該定着ローラ1の表面温度は、第4
図に示すように、わずかオーバーシユートして温度T2に
略一定となる。また、時間t2に、CPU20は駆動源21へ信
号を送り定着ローラ1の回転駆動を開始する。ヒータ4
より供給される熱量の一部は、加圧ローラ5によつて奪
われるため、定着ローラ1の温度上昇速度は若干小さく
なるが、実際に転写材Pが定着装置に達するまでの間
に、第4図に示すように、定着ローラ1の表面温度はT2
以上となつているため、良好な定着を行なうことができ
る。実際の定着処理工程は、第3図及び第4図に示すよ
うに、t3からt4(最大サイズの場合)まで行なわれる。
最大サイズの定着処理を終えて転写材の排出が完了した
時点t4で、CPU20は、定着ローラ1の設定温度をT2からT
1に変更し、その後所定の時間(t4〜t5)だけ定着ロー
ラ1の回転を継続したのち、時間t5でローラの回転を停
止させ、次回の定着処理に備える。
このとき、定着ローラ1の表面温度をT1に変更した時
点t4では、まだ定着ローラ1が回転しているため、第4
図に示すように、加圧ローラ5への熱伝達によつてオー
バーシユートは生ぜず降温速度は大きく、時間t5でロー
ラの回転が停止した後は、降温速度がそれより小さくな
る。
点t4では、まだ定着ローラ1が回転しているため、第4
図に示すように、加圧ローラ5への熱伝達によつてオー
バーシユートは生ぜず降温速度は大きく、時間t5でロー
ラの回転が停止した後は、降温速度がそれより小さくな
る。
次に、本実施例に係る定着装置を実際に使用して定着
性を実験した結果について説明する。第1図に示す定着
装置を公知の電子写真複写装置に組込み、定着ローラの
周速50mm/sで定着処理をA4サイズ紙5枚について行なつ
た後、2時間スタンバイ温調した後に自然冷却し、24時
間放置した。その後、同一条件で定着処理を5枚行な
い、定着ムラ及びシワの発生を調べ、かつその後定着装
置を分解し、定着ローラを温度23℃、湿度60%の環境下
で48時間放置した後、定着ローラのたわみ量を測定し
た。定着ローラとしては、外径25mmφで肉厚がそれぞれ
0.8mmt,0.6mmt,1.6mmtの全長250mmのAl製円筒状芯金の
外周面に、厚さ25μのPFA樹脂を被覆コーテイングした
ものを用いた。また、加圧ローラとしては、10mmφのS
μs製芯金上にシリコンゴム層を設けて外径を24mmφと
したもので、ゴム硬度が25°(JIS−A)であり、全長
が230nmのローラを用いて、定着ローラにバネ加圧によ
り全圧約6kgで圧接し、従動回転可能に支持した。設定
温度として、スタンバイ温度T1を160℃、定着温度を185
℃とした。一方、ヒータとしては発光長220mmの透明石
英管よりなる8mmφのハロゲンヒータを用い、その定格
電力は850Wであつた。第1表に上記実験の結果を5回の
実験の平均値で示す。
性を実験した結果について説明する。第1図に示す定着
装置を公知の電子写真複写装置に組込み、定着ローラの
周速50mm/sで定着処理をA4サイズ紙5枚について行なつ
た後、2時間スタンバイ温調した後に自然冷却し、24時
間放置した。その後、同一条件で定着処理を5枚行な
い、定着ムラ及びシワの発生を調べ、かつその後定着装
置を分解し、定着ローラを温度23℃、湿度60%の環境下
で48時間放置した後、定着ローラのたわみ量を測定し
た。定着ローラとしては、外径25mmφで肉厚がそれぞれ
0.8mmt,0.6mmt,1.6mmtの全長250mmのAl製円筒状芯金の
外周面に、厚さ25μのPFA樹脂を被覆コーテイングした
ものを用いた。また、加圧ローラとしては、10mmφのS
μs製芯金上にシリコンゴム層を設けて外径を24mmφと
したもので、ゴム硬度が25°(JIS−A)であり、全長
が230nmのローラを用いて、定着ローラにバネ加圧によ
り全圧約6kgで圧接し、従動回転可能に支持した。設定
温度として、スタンバイ温度T1を160℃、定着温度を185
℃とした。一方、ヒータとしては発光長220mmの透明石
英管よりなる8mmφのハロゲンヒータを用い、その定格
電力は850Wであつた。第1表に上記実験の結果を5回の
実験の平均値で示す。
第1表において、本実施例ではt4とt5の間を5秒間と
した。このとき、前述したようにオーバーシユートは生
ぜず、ローラ停止時の温度は約170℃であつた。時間t5
は、前述の排紙検知素子9によつて転写材Pの後端を検
知した時点から5秒後とした。本実施例では排紙検知素
子9によつて転写材Pの後端を検知しているが、これを
転写材の先端検知時から所定の時間後にt5を設定しても
よく、例えば、最大通紙サイズをA4サイズ紙の縦の長さ
=297mmとした場合、定着処理時間(この実施例では6
秒)に5秒を加えて11秒後に設定してもよい。また、本
実施例において定着処理工程の終了時点を予測する手段
としては、他の信号例えば給紙信号より所定の時間後で
もよく、要は定着処理工程の終了が確実に検知できれば
良い。ところで、前述の方法により定着ムラ及びシワの
発生を調べたところ、何ら問題はなかつた。尚、この場
合、室温23℃からスタンバイ温度T1に達するまでの待ち
時間は約20秒であつた。
した。このとき、前述したようにオーバーシユートは生
ぜず、ローラ停止時の温度は約170℃であつた。時間t5
は、前述の排紙検知素子9によつて転写材Pの後端を検
知した時点から5秒後とした。本実施例では排紙検知素
子9によつて転写材Pの後端を検知しているが、これを
転写材の先端検知時から所定の時間後にt5を設定しても
よく、例えば、最大通紙サイズをA4サイズ紙の縦の長さ
=297mmとした場合、定着処理時間(この実施例では6
秒)に5秒を加えて11秒後に設定してもよい。また、本
実施例において定着処理工程の終了時点を予測する手段
としては、他の信号例えば給紙信号より所定の時間後で
もよく、要は定着処理工程の終了が確実に検知できれば
良い。ところで、前述の方法により定着ムラ及びシワの
発生を調べたところ、何ら問題はなかつた。尚、この場
合、室温23℃からスタンバイ温度T1に達するまでの待ち
時間は約20秒であつた。
比較例1は本実施例と同一の定着ローラを用いて第5
図に示すシーケンスで定着を行なつた場合の例である。
この場合、転写材の後端を検出した時点t4より1秒後
t6、ローラ駆動を停止すると共に設定温度をT2からT1へ
変更した。その結果、第6図に示すように、オーバーシ
ユートを生じ、ローラ停止後の最高温度の平均値は197
℃に達した。前記本実施例と同一の方法で定着ムラ及び
シワの発生を調べたところ、定着時の進行方向に対して
若干の定着ムラが生じ、部分的に定着性の悪いところが
生じた。また、シワに関しては25枚中8枚にシワが生じ
ており、実用上不可であつた。
図に示すシーケンスで定着を行なつた場合の例である。
この場合、転写材の後端を検出した時点t4より1秒後
t6、ローラ駆動を停止すると共に設定温度をT2からT1へ
変更した。その結果、第6図に示すように、オーバーシ
ユートを生じ、ローラ停止後の最高温度の平均値は197
℃に達した。前記本実施例と同一の方法で定着ムラ及び
シワの発生を調べたところ、定着時の進行方向に対して
若干の定着ムラが生じ、部分的に定着性の悪いところが
生じた。また、シワに関しては25枚中8枚にシワが生じ
ており、実用上不可であつた。
比較例2は定着ローラの芯金の肉厚をさらに薄くして
待ち時間を短縮した例を示し、待ち時間は16秒と本実施
例より4秒短くすることができた。しかし、比較例1と
同一のシーケンスで定着を行なつた場合、定着ムラ及び
シワが生じた。この比較例2の定着ローラを本実施例と
同一のシーケンスで実験した場合は、ローラ停止時の温
度は約172℃と若干高めであり、定着ムラ及びシワも若
干生じ、実用上の限界の性能であると思われる。
待ち時間を短縮した例を示し、待ち時間は16秒と本実施
例より4秒短くすることができた。しかし、比較例1と
同一のシーケンスで定着を行なつた場合、定着ムラ及び
シワが生じた。この比較例2の定着ローラを本実施例と
同一のシーケンスで実験した場合は、ローラ停止時の温
度は約172℃と若干高めであり、定着ムラ及びシワも若
干生じ、実用上の限界の性能であると思われる。
比較例3は従来の定着装置の代表例であり、肉厚の大
きい定着ローラを用いて第5図に示すシーケンスで定着
を行なつた。この場合、待ち時間は30秒と長いが、定着
ムラ及びシワは発生しなかつた。
きい定着ローラを用いて第5図に示すシーケンスで定着
を行なつた。この場合、待ち時間は30秒と長いが、定着
ムラ及びシワは発生しなかつた。
なお、本発明で表現した薄肉の定着ローラとは、ロー
ラのたわみ量δが の定着ローラを示す。
ラのたわみ量δが の定着ローラを示す。
ここで、 w:総荷重 l:ローラ圧接部長 d2:外径 d1:内径 E :使用温度におけるヤング率 ところで、δ≦30μの場合は比較例3に示すように特
別なシーケンス上の配慮がなくても実際上の問題は生じ
なかつた。ただし、δ≦30μの場合でも本発明を適用す
ることによつて、さらにその性能の向上が図れることは
勿論である。
別なシーケンス上の配慮がなくても実際上の問題は生じ
なかつた。ただし、δ≦30μの場合でも本発明を適用す
ることによつて、さらにその性能の向上が図れることは
勿論である。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、永久変
形を引き起こす定着ローラの表面温度のオーバーシュー
トの発生を抑止したことにより、定着ローラの永久変形
が小さくなり長期間に亘つて優れた定着性能を維持可能
な定着装置を提供することができる。
形を引き起こす定着ローラの表面温度のオーバーシュー
トの発生を抑止したことにより、定着ローラの永久変形
が小さくなり長期間に亘つて優れた定着性能を維持可能
な定着装置を提供することができる。
第1図は本発明に係る定着装置の一実施例を示す概略断
面図、第2図は制御系を示すブロツク図、第3図は同制
御系の動作を示すタイミングチヤート、第4図は定着ロ
ーラの表面温度の変化を示すグラフ、第5図は従来の定
着装置の動作を示すタイミングチヤート、第6図は同従
来例の定着ローラの表面温度の変化を示すグラフであ
る。 符号の説明 1……定着ローラ、2……芯金 5……加圧ローラ、20……CPU
面図、第2図は制御系を示すブロツク図、第3図は同制
御系の動作を示すタイミングチヤート、第4図は定着ロ
ーラの表面温度の変化を示すグラフ、第5図は従来の定
着装置の動作を示すタイミングチヤート、第6図は同従
来例の定着ローラの表面温度の変化を示すグラフであ
る。 符号の説明 1……定着ローラ、2……芯金 5……加圧ローラ、20……CPU
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−1073(JP,A) 特開 昭57−141671(JP,A) 特開 昭58−52666(JP,A) 特開 昭58−52669(JP,A) 特開 昭58−40561(JP,A) 特開 昭52−62027(JP,A) 特開 昭61−39073(JP,A) 特開 昭59−62883(JP,A) 特開 昭56−1065(JP,A) 特開 昭56−142563(JP,A) 特開 昭57−129476(JP,A) 特開 昭61−175666(JP,A) 特開 昭58−14850(JP,A) 特公 昭57−19428(JP,B2) 特公 昭61−31463(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】定着ローラと、定着ローラに当接する加圧
ローラと、定着ローラを加熱するヒータと、定着ローラ
の表面温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の
検知温度が所定の設定温度を維持するようにヒータへの
通電を制御する制御手段と、を有し、スタンバイ時、温
度検知手段の検知温度が定着時より低い設定温度を維持
するように通電制御される定着装置において、 定着終了後、設定温度を定着時の設定温度からスタンバ
イ時の設定温度に切り換えた場合、設定温度を切り換え
た後の所定時間後に上記定着ローラ及び上記加圧ローラ
が回転停止することを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61049813A JPH0814743B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61049813A JPH0814743B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62206580A JPS62206580A (ja) | 1987-09-11 |
| JPH0814743B2 true JPH0814743B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=12841562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61049813A Expired - Fee Related JPH0814743B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814743B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5407769A (en) * | 1989-07-28 | 1995-04-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner having triaryl methyl organic resin |
| JP2604637B2 (ja) * | 1990-02-15 | 1997-04-30 | シャープ株式会社 | 定着装置 |
| JPH04186256A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-03 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6051110B2 (ja) * | 1979-06-15 | 1985-11-12 | 京セラミタ株式会社 | 電子写真複写機の加熱定着装置 |
| JPS57141671A (en) * | 1981-02-09 | 1982-09-02 | Canon Inc | Fixing device |
| JPS5840561A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-09 | Canon Inc | 複写装置 |
| JPS5852666A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Sharp Corp | 熱定着ロ−ラ |
| JPS5852669A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Sharp Corp | 定着装置 |
| JPH0614229B2 (ja) * | 1985-04-15 | 1994-02-23 | 三田工業株式会社 | 定着ロ−ラ駆動方法 |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP61049813A patent/JPH0814743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62206580A (ja) | 1987-09-11 |
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Legal Events
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