JPH08147880A - デジタル信号の再生装置 - Google Patents

デジタル信号の再生装置

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JPH08147880A
JPH08147880A JP6315726A JP31572694A JPH08147880A JP H08147880 A JPH08147880 A JP H08147880A JP 6315726 A JP6315726 A JP 6315726A JP 31572694 A JP31572694 A JP 31572694A JP H08147880 A JPH08147880 A JP H08147880A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類のデジタル信号がブロック化データ
としてそれぞれ記録された記録媒体からの再生装置であ
って、ブロック化データの処理を簡単な構成で実現す
る。 【構成】 同期符号検出回路102では、再生デジタル
信号の種類に応じたブロック同期符号の検出処理を、こ
れに供給される切り換え信号に基づいて切り換えて行な
う。この同期符号検出回路102の後段に設けられる識
別データ処理回路106では、ブロック毎の識別データ
の処理を、これに供給される切り換え信号に基づいて切
り換えて行なう。エリア信号形成手段101において、
外部基準信号に同期した信号から、複数種類のデジタル
信号のそれぞれの記録媒体上での記録エリアに対応する
エリア信号を形成し、同期符号検出回路102および識
別データ処理回路106に、前記切り換え信号として供
給する。あるいは、識別データ処理回路での識別データ
のデコード結果から、前記切り換え信号を形成して同期
符号検出回路102および識別データ処理回路106に
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、デジタルV
TRの再生系に適用して好適なデジタル信号の再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号やオーディオ信号をデジタル
信号として記録し、再生する場合、所定データ数ごとに
ブロック化して記録再生する方法が、よく用いられる。
この場合に、各ブロックのデータには、同期符号SYN
C、ブロックごとの識別データ(以下、識別データをI
Dデータという)およびエラー訂正符号が付加されて、
記録再生される。
【0003】そして、再生時は、各ブロックごとの同期
符号を検出して、当該ブロックの先頭を検出し、これに
より、ブロック単位のデータを再生する。そして、各ブ
ロック単位のデータの処理、すなわちIDデータをデコ
ードして、そのブロックが何番目のブロックかなどのI
D処理を行なうとともに、誤り訂正処理などのデジタル
信号処理を行なう。
【0004】一般に同期符号を検出する方法としては、
通常のオーディオデータやビデオデータに現れないワー
ドパターンを同期信号として採用し、その同期符号とパ
ターンの一致を検出することにより、同期符号の抽出を
行なう方法が一般に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルデ
ータを記録し、再生する場合において、その対象となる
デジタルデータが複数種類の場合、例えば、ビデオデー
タやオーディオデータ、その付加データとしてのサブコ
ードデータなどからなる場合に、これらの複数種類のデ
ータが、同じデータ構造を有していれば問題ないが、そ
れが異なる場合に問題となる。
【0006】すなわち、ブロック化されたデータの構造
として、同期符号とIDデータを付加したブロック単位
のデータとして記録再生することは各信号ごとに同じで
あるが、各種類の信号に応じて同期パターンが変えられ
ていたり、IDデータのデータ構成が変わっていたり、
さらには、1ブロックのデータの大きさが変わっている
場合が問題である。
【0007】この問題は、それぞれの信号の種類に対応
して信号処理系をそれぞれ設けることで対応することが
できる。つまり、各信号処理系でブロック同期符号の検
出を行ない、それに基づいて対応するデータの処理を行
なえばよい。
【0008】しかしながら、このように各複数種類のデ
ジタルデータに応じて、複数系統の同期符号検出および
信号処理系を設けることは、マクロ的には前記複数種類
のデジタルデータがブロック化データであって、各ブロ
ックに同期符号と識別データが付加されている構成が同
じであるにもかかわらず、それらのデータの共通性を利
用した構成となっておらず、非常に構成的に複雑化して
しまい、また、装置の価格が高価格となってしまう欠点
がある。
【0009】この発明は、複数種類のデジタル信号が記
録されている記録媒体から再生する装置において、でき
るだけ回路規模を大きくせず、簡単な構成で、同期符号
検出処理およびID処理などを行なうことができるデジ
タル信号の再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明においては、複数種類のデジタルデータが、それぞれ
記録媒体上において、異なる記録エリアに記録されてい
る場合に適用される。この場合に、各デジタルデータの
記録エリアは、外部基準信号に基づいて形成されるもの
であって、再生時は、この外部基準信号、あるいは、こ
の外部基準信号に同期した信号から、各デジタルデータ
の記録エリアを示す信号を得ることができる。そこで、
請求項1の発明においては、この記録エリア信号を用い
て、同期符号の検出処理および識別データIDの処理を
切り換えるようにする。
【0011】すなわち、請求項1の発明は、後述する図
1の実施例の参照符号と対応付けると、複数種類のデジ
タル信号が、それぞれブロック同期符号と、識別データ
とが付加されたブロック構造とされるが、ブロックの大
きさや前記識別データの構造が前記デジタル信号の種類
によっては異にされて記録されている記録媒体であっ
て、外部基準信号を基準にして識別可能な別々の記録エ
リアに前記複数種類のデジタル信号が記録されている記
録媒体から、前記記録媒体に対して相対的に移動するヘ
ッドにより前記デジタル信号をピックアップして再生す
る装置において、前記外部基準信号または前記外部基準
信号に同期した信号から、前記複数種類のデジタル信号
のそれぞれの記録媒体上での記録エリアに対応するエリ
ア信号を形成するエリア信号形成手段101と、再生デ
ジタル信号が供給され、各デジタル信号の種類に応じた
前記ブロック同期符号の検出処理を、前記エリア信号形
成手段からのエリア信号に基づいて切り換えて行なう同
期符号検出回路102と、この同期符号検出回路102
の後段に設けられ、前記同期符号の検出出力と前記再生
デジタル信号とが供給され、前記ブロック毎の前記識別
データの処理を、前記エリア信号形成手段からのエリア
信号に基づいて切り換えて行なう識別データ処理回路1
06、111とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、デジタルデータの各ブ
ロックごとの識別データIDを用いて再生中の信号が、
いずれの種類のデジタルデータであるかを検出するもの
である。
【0013】すなわち、後述する図10の実施例の参照
符号と対応付けると、複数種類のデジタル信号が、それ
ぞれブロック同期符号と、識別データとが付加されたブ
ロック構造とされるが、ブロックの大きさや前記識別デ
ータの構造がデジタル信号の種類によっては異にされて
記録されている記録媒体から前記デジタル信号を再生す
る装置において、再生デジタル信号が供給され、各デジ
タル信号の種類に応じた前記ブロック同期符号の検出処
理を、これに供給される切り換え信号に応じて切り換え
て行なうようにする同期符号検出回路102と、この同
期符号検出回路102の後段に設けられ、前記同期符号
の検出出力と前記再生デジタル信号とが供給され、前記
ブロック毎の前記識別データの処理を、これに供給され
る切り換え信号に応じて切り換えて行なうようにする識
別データ処理回路106と、前記識別データ処理回路1
06での識別データのデコード結果から、前記デジタル
信号の種類を判別し、この判別結果に応じて前記切り換
え信号を形成して前記同期符号検出回路および識別デー
タ処理回路に供給する判別回路130とを備えることを
特徴とする。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明は、複数種
類のデジタルデータのそれぞれ、あるいは複数種類のデ
ジタルデータの内の所のデジタルデータは、同期符号の
パターンが異なる場合である。この場合には、各同期符
号のパターンを検出することにより、再生中のデータ
が、いずれの種類のデータであるかを判別することがで
きる。
【0015】すなわち、後述する図14の実施例の参照
符号と対応付けると、複数種類のデジタル信号が、それ
ぞれブロック同期符号と、識別データとが付加されたブ
ロック構造とされるが、ブロックの大きさ、前記ブロッ
ク同期符号のパターンや前記識別データの構造がデジタ
ル信号の種類によっては異にされて記録されている記録
媒体から前記デジタル信号を再生する装置において、前
記複数のブロック同期符号のパターンの数だけ設けら
れ、それぞれに再生デジタル信号が供給される複数個の
ブロック同期符号検出回路151、152と、前記複数
個のブロック同期符号検出回路の出力信号から、再生デ
ジタル信号がいずれの種類のデジタル信号であるかを判
別する判別手段154と、この判別手段の判別出力によ
り、前記複数個のブロック同期符号検出回路のうちのブ
ロック同期符号が検出されたものからの同期符号の検出
出力を選択する選択回路153と、前記再生デジタル信
号と、前記選択回路からの前記同期符号の検出出力とが
供給され、前記ブロック毎の前記識別データの処理を、
前記判別回路からの判別出力に応じて切り換えて行なう
ようにする識別データ処理回路106とを備えることを
特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明においては、外部基準信
号に基づいて形成された記録エリア信号により同期符号
検出回路および識別データ処理回路が切り換えられる。
したがって、複数種類のデジタルデータであっても、処
理回路を各デジタルデータ毎に設ける必要がなく、回路
規模の増大を抑制することができる。
【0017】請求項2に記載の発明においては、同期符
号検出回路および識別データ処理回路の切り換え信号
は、識別データを復号化することにより得られるので、
記録エリアの切り替わりマージンが小さい場合にも、正
確に前記切り換えを行なうことができる。
【0018】請求項4に記載の発明の場合には、同期符
号の検出出力により、いずれのデジタルデータであるか
を判別する。同期符号はブロック化データの先頭に付加
されるのが通常であり、確実にデジタルデータの切り替
わりを判別することができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明によるデジタル信号の再生装
置を、デジタルVTRの再生系に適用した場合について
図を参照しながら説明する。
【0020】まず、この例のデジタルVTRについて説
明する。
【0021】この例のデジタルVTRは、アジマス角が
異なり、互いに180°の角間隔を隔てて配置された2
個の回転ヘッドを有する回転ヘッドドラムを使用する。
そして、この回転ヘッドドラムに対して、磁気テープを
斜めに、その180°弱の回転角分、巻き付け、前記2
個の回転ヘッドが、交互に磁気テープ上に斜めのトラッ
クを形成するように走査することにより、ビデオ信号お
よびオーディオ信号を記録し、再生する。
【0022】この場合、2つの回転ヘッドによって記録
される2本のトラックを一つのペアとし、5ペアで1フ
レーム分のビデオ信号およびオーディオ信号を、順次デ
ジタルデータとして記録するようにする。
【0023】図2は、この例の場合のデジタルVTRの
記録トラックフォーマットを示すものである。図2にお
いて、10は磁気テープであり、TAは一方の回転ヘッ
ドで形成されるトラック、TBはアジマス角が異なる他
方の回転ヘッドによって記録されるトラックである。前
述したように、トラックTAおよびTBは、一つのペア
とされ、5ペアのトラック、つまり10本のトラック
で、1フレーム分の信号の記録が行なわれる。
【0024】そして、オーディオデータとビデオデータ
とは、1本のトラック上において、記録エリアを異にし
て記録されている。すなわち、AR1はオーディオデー
タの記録エリア、AR2はビデオデータの記録エリアで
ある。さらに、このデジタルVTRにおいては、ビデオ
データおよびオーディオデータのほかに、サブコードデ
ータが記録されるようにされており、これもビデオデー
タおよびオーディオデータとは異なる記録エリアAR3
において、各トラック上に記録される。
【0025】なお、図2において、ビデオデータ、オー
ディオデータおよびサブコードデータとは異なる記録エ
リアITIには、再生時の回転ヘッドのトラッキングの
引き込み用のパイロット信号が記録されている。
【0026】この例のVTRでは、回転ヘッドドラムに
は、回転ヘッドドラムの一回転当たり、1ないし複数個
の基準位相パルスPGを発生するパルス発生器が設けら
れており、このパルス発生器から得られるパルスPG
は、回転ヘッドの基準位相を示すパルスとなる。記録時
および再生時には、このパルスPGを基準にして、回転
ヘッドの磁気テープに対するトラッキング位相が制御さ
れており、記録時と再生時とで、同一トラッキング条件
で、ヘッドがテープ上を走査するように制御されてい
る。
【0027】ITI、オーディオデータ記録エリアAR
1、ビデオデータ記録エリアAR2およびサブコードデ
ータ記録エリアAR3は、パルスPGに対して一定の位
相関係を有している。このため、記録時と再生時とで
は、このパルス発生器からのパルス信号PGと、例え
ば、ビデオ信号の垂直同期信号との位相同期がとられる
とともに、位相サーボ回路が働くようにされて、記録時
と再生時とで、同一トラッキング条件で、ヘッドがテー
プ上を走査するように制御されている。
【0028】そして、この例の場合、オーディオデー
タ、ビデオデータおよびサブコードデータは、外観的に
は全く同じブロック化構造を有するようになっている。
【0029】図3は、このブロック化データの構造を示
すものである。すなわち、各ブロックの先頭の2バイト
は、ブロック同期符号パターンが挿入されている。この
同期符号のパターンは、ビデオデータとオーディオデー
タとでは共通の符号パターンが用いられているか、サブ
コードデータは異なるパターンの符号が用いられてい
る。
【0030】同期符号パターンの後の3バイトは、ID
データである。この3バイトのIDデータのうち、初め
の1バイトのデータID0と、2バイト目のデータID
1とが本来のIDデータそのものである。そして、最後
の1バイトIDPは、これら各1バイトのIDデータI
D0,ID1に対するエラー訂正用のパリティである。
【0031】IDデータの次は、各種のデジタルデー
タ、つまり、オーディオデータ、ビデオデータあるいは
サブコードデータのうちのいずれかと、そのエラー検出
訂正用のパリティとからなる。この部分は、オーディオ
データブロック、ビデオデータブロック、サブコードデ
ータブロックの、それぞれにおいて大きさが異なる。
【0032】そして、IDデータは、オーディオデータ
ブロックとビデオデータブロックとでは同一のデータ構
造を有しているとともに、そのデータ内容も、ほぼ同一
である。しかし、サブコードデータブロックについての
IDデータは、そのデータ内容が異なる。
【0033】図4は、1トラックの記録エリアAR1に
記録されるオーディオデータの各ブロックの構造を示し
ている。図5は、同様に1本のトラックの記録エリアA
R2に記録されるビデオデータの各ブロックの構造を示
している。また、図6は、同様に1トラックの記録エリ
アAR3に記録されるサブコードデータの各ブロックの
構造を示している。なお、図4、図5、図6において
は、同期符号とIDデータのパリティバイトIDPは省
略してある。
【0034】前述もしたように、ビデオデータブロック
とオーディオデータブロックとは、そのブロックの外観
の構造は全く同じであり、また、データ構造も、ほぼ同
じである。
【0035】すなわち、図4に示すように、オーディオ
データは、1本のトラック当たり、ブロックの数にして
17ブロック分が記録される。IDデータの2バイト目
のデータID1が、このトラックの先頭からのブロック
番号(シンクブロックナンバー)を示している。そし
て、IDデータの1バイト目のデータID0の上位4ビ
ットは、シーケンスナンバーを示すものであり、また、
下位4ビットは、トラックTAおよびTBからなるペア
のナンバー(トラックペアナンバー)を示すものであ
る。
【0036】つまり、データID0は、どのフレームの
何番目のトラックかを示すデータとなっている。1シー
ケンスは、10本のトラック、つまり5ペアのトラック
からなる1フレーム分のデータに対応する。したがっ
て、トラックペアナンバーは、0〜4までの5通りであ
る。
【0037】そして、記録エリアAR1に記録されるオ
ーディオデータにおいては、最初の2ブロックは、プリ
アンブル信号が、そのデータとして含まれる、いわゆる
プリシンクブロックと呼ばれるものであり、ブロック長
は6バイトである。つまり、ブロック同期符号が1バイ
ト、IDデータが3バイト、プリシンクブロックデータ
2バイトの6バイトからなる。
【0038】プリシンクブロックは、ブロックナンバー
「0」と「1」である。このプリシンクブロックのID
ワードID0の上位4ビットには、シーケンスナンバー
「0」(Seq0)が挿入されているとともに、これが
オーディオデータであることを示すデータAP1を含む
ものとなっている。ブロックナンバー「2」から「1
0」までが、実際のオーディオデータである。また、ブ
ロックナンバー「11」から「15」までは、オーディ
オデータのエラー訂正用のパリティデータのブロックと
されている。これらブロックナンバー「2」から「1
5」までのブロックのブロック長は、それぞれ90バイ
トである。
【0039】最後のブロックナンバー「16」のブロッ
クは、当該データの終りを示すデータであるポストシン
クブロックである。このポストシンクブロックも、プリ
シンクブロックと同様にブロック長は6バイトである。
なお、パリティデータとポストシンクブロックのIDワ
ードID0にも、これらがオーディオデータであること
を示すためのアプリケーションデータAP1が含まれ
る。
【0040】図5に示すビデオデータの1トラックあた
りのブロックデータも、オーディオデータとほぼ同じ構
成を有するもので、最初の2ブロックは、ブロック長が
6バイトのプリシンクブロックであり、最後の1ブロッ
クは、ポストシンクブロックであり、ブロック長は6バ
イト分である。そして、プリシンクブロックからポスト
シンクブロックまでの間のブロックは、それぞれが90
バイトのブロック長のビデオデータブロックとエラー訂
正用のパリティデータブロックである。
【0041】そして、プリシンクブロックとパリティデ
ータブロックおよびポストシンクブロックのIDデータ
の1バイトのデータID0の上位4ビットに、これらの
ブロックデータがビデオデータに関するブロックである
ことを示すアプリケーションデータAP2が含まれる。
【0042】記録エリアAR2のビデオデータのブロッ
クナンバーは、1トラックについてオーディオデータの
ブロックナンバーからの通し番号が用いられ、ブロック
ナンバー「17」からブロックナンバー「168」まで
が、ビデオデータのブロックナンバーである。そして、
ビデオデータは、ナンバー「19」のブロックからナン
バー「167」までのブロックに収められ、そのうち、
ブロックナンバー「157」からブロックナンバー「1
67」までが、エラー訂正用のパリティデータのブロッ
クとなっている。
【0043】以上のように、オーディオデータとビデオ
データとは、各ブロックの構造が、ほぼ同一であり、プ
リシンクブロックおよびポストシンクブロックも同様に
有するものであるので、これら2種類のデータについて
の同期符号検出処理およびIDデータの処理は、その他
のデータ処理は共通化することができる。ただし、ブロ
ック長がプリシンクブロックの部分およびポストシンク
ブロックの部分と、オーディオデータブロックおよびパ
リティデータブロック、さらにはビデオデータブロック
およびパリティデータブロックとは異なる点には注意し
なければならない。
【0044】以上のようなオーディオデータのブロック
構造およびビデオデータのブロック構造に対して、サブ
コードのブロック構造は、IDデータの構造が全く異な
る。ただし、IDデータがID0,ID1,IDPの3
バイトからなり、最初の2バイトのデータID0および
ID1に対して、最後の3バイト目のデータIDPがパ
リティであるというエラー訂正構造については、オーデ
ィオデータおよびビデオデータのブロックで共通であ
る。したがって、後述するように、IDデータについて
のパリティチェックは、オーディオデータ、ビデオデー
タ、サブコードデータで共通化することが可能である。
【0045】しかし、IDデータバイトID0およびI
D1の内容が、サブコードの場合には、オーディオデー
タおよびビデオデータとは、次のように異なる。すなわ
ち、図6に示すように、最初のIDデータの1バイト目
のデータID0のMSBは、サブコードデータのフラグ
とされる。次の3ビットは、これがサブコードデータで
あることを示すアプリケーションデータ、あるいはタグ
とされている。
【0046】そして、バイトデータID0の下位4ビッ
トと、バイトデータID1の上位4ビットとで、絶対ト
ラックナンバーが表わされる。さらに、バイトデータI
D1の下位4ビットは、このサブコードデータブロック
のブロックナンバーとして用いられる。
【0047】また、サブコードデータ自身は、オーディ
オデータおよびビデオデータと同様に、エラー訂正用の
パリティデータが付加される構造となっており、1ブロ
ック当たりのバイト長は12である。絶対トラックナン
バーは、3ブロックのサブコードブロックで一つのトラ
ックナンバーを表わす。つまり3バイトで一つの絶対ト
ラックナンバーを表現している。
【0048】以上のように、オーディオデータとビデオ
データとは、同期符号パターンが同一であるとともに、
1トラックについての複数のブロックの構造が同様の構
造となっているため、同期符号検出処理、IDデータ処
理、エラー訂正処理は全く共通に行なうことができる
が、サブコードデータの同期パターン検出処理およびI
Dデータ処理は、オーディオデータやビデオデータと共
通に行なうことができず、後述するようにして切り換え
て行なわれる。
【0049】次に、オーディオデータおよびビデオデー
タと、サブコードデータについての、同期符号検出処理
およびIDデータ処理についての切り換えの処理の幾つ
かの実施例を説明する。
【0050】図1は、トラック上の記録エリアに応じ
て、同期符号検出処理およびIDデータ処理を切り換え
る場合の実施例である。前述したように、この例は、デ
ジタルVTRの再生系の例であり、オーディオデータ、
ビデオデータおよびサブコードデータは、磁気テープに
対してシリアルデータとして記録されている。
【0051】そして、再生時においては、2個の回転ヘ
ッドHAおよびHBが、図示しないトラッキングサーボ
回路によりトラッキング制御が行なわれて、記録時と同
じアジマスのトラックTAおよびTBを交互に走査する
ことにより、磁気テープから信号が抽出される。
【0052】ヘッドHAおよびHBによって、磁気テー
プからピックアップされた信号は、アンプ11を通じて
A/Dコンバータ12に供給されて、デジタル化され
る。このA/Dコンバータ12の出力がデータ再生回路
13に供給され、再生信号から2値のデジタルデータが
再生される。
【0053】このデータ再生回路13の出力信号は、同
期符号検出処理およびIDデータ処理を行なう回路部1
00に供給される。後述するように、回路部100で
は、オーディオデータおよびビデオデータについてのエ
ラー訂正処理と、サブコードデータについてのエラー訂
正処理も行なう。この回路部100の出力信号は、TB
C14に供給されて時間軸誤差補正が行なわれた後、デ
ジタル処理回路15に供給され、逆DCTにより圧縮さ
れていた信号が伸長され、出力端子16から出力され
る。
【0054】回路部100において、同期符号検出処理
およびIDデータ処理の切り換えを行なうための記録エ
リア信号は、次のようにして形成される。すなわち、回
転ヘッドHAおよびHBを駆動するモータ17の回転軸
に取り付けられたパルス発生器18からの、回転ヘッド
HAおよびHBの基準回転位相を示すパルスPGが、エ
リア信号生成回路101に供給される。
【0055】この場合、パルス信号PGは、一回転に1
個あるいは複数個得られるものであって、図示しない位
相サーボ回路により、所定の外部基準信号に対して、こ
のパルス信号PGが同期するように制御され、回転ヘッ
ドHAおよびHBが、パルスPGに対して、記録時と同
様の回転位相をもって回転するように制御されている。
【0056】したがって、このパルスPGあるいは前記
外部基準信号は、記録エリアに対して一定の位相関係を
有する。エリア信号生成回路101は、この例では、パ
ルスPGから回転ヘッドHA、HBの一回転について、
さらに微細に分割した位置信号を形成し、その位置信号
から、オーディオデータ記録エリアAR1、ビデオデー
タ記録エリアAR2およびサブコードデータ記録エリア
AR3を、それぞれ示すエリア信号を形成する。なお、
外部基準信号からこのエリア信号を形成する事もでき
る。
【0057】データ再生回路13からのデジタルデータ
は、同期符号検出回路102に供給され、同期符号パタ
ーンとの一致により、同期符号の検出が行なわれる。こ
の同期符号検出回路102には、エリア信号生成回路1
01からの記録エリア信号が供給され、オーディオデー
タ記録エリアAR1およびビデオデータ記録エリアAR
2では、これらのブロックに共通の同期符号パターン
が、パターンマッチングのための比較基準パターンとし
て選択され、サブコードデータ記録エリアAR3では、
サブコードのブロックの同期符号パターンが、パターン
マッチング用の比較基準パターンとして選択されるよう
に切り換えられる。
【0058】そして、この実施例の場合には、ブロック
同期符号がドロップアウトにより消失したり、いわゆる
ビットスリップにより疑似同期符号が発生した場合を考
慮して、常に正しい同期符号検出信号が得られるように
工夫されている。ステートマシーン103および同期符
号位置予測回路104は、このためのものである。
【0059】すなわち、同期符号検出回路102からの
同期符号検出信号SYNCは、同期符号位置予測回路1
04に供給されるとともに、ステートマシーン103に
供給される。同期符号位置予測回路104は、同期符号
が到来する周期ごとに、キャリーパルスを発生するよう
に構成されたカウンタからなり、同期符号検出回路10
2からの検出パルスSYNCによりカウンタのプリセッ
ト値がロードされる構成とされている。
【0060】そして、オーディオデータブロックおよび
ビデオデータブロックの部分では、90バイト周期でキ
ャリーパルスを発生するカウンタとして動作し、サブコ
ードデータブロックの場合には、12バイト周期でキャ
リーパルスを発生する回路となる。
【0061】このため、この同期符号位置予測回路10
4には、エリア信号生成回路101からのエリア信号が
供給され、カウンタのプリセット値が、それぞれ変更さ
れ、前述したような周期のキャリーパルスが発生するよ
うに切り換えられる。この同期符号位置予測回路104
からのキャリーパルスは、次に同期符号検出タイミング
で得られる予測パルスFWSYNPである。このパルス
FWSYNPは、ステートマシーン103に供給され
る。
【0062】なお、オーディオデータおよびビデオデー
タの場合には、プリシンクブロックおよびポストシンク
ブロックで6バイト周期となるが、これは、後述するI
D処理回路の出力信号を用いることにより、前述と同様
に、同期符号位置予測回路104を構成するカウンタの
プリセット値が切り換えられて、これらプリシンクブロ
ックおよびポストシンクブロックの部分では、パルスF
WSYNPは6バイト周期の信号とされるようにされて
いる。
【0063】ステートマシーン103では、同期符号検
出回路102からの同期符号検出パルスSYNCと、同
期符号位置予測回路104からの予測パルスFWSYN
Pとから、正しいと推測される同期符号検出パルスSY
NCを出力する。
【0064】このステートマシーン103の構成および
動作について、次に説明する。このステートマシーン1
03は、予測回路104からの予測パルスFWSYNP
を用いて、同期符号検出回路102からの同期符号検出
パルスSYNCの信頼性を検査する機能を有する。予測
回路104からの予測パルスFWSYNPは、一つ前の
同期符号検出パルスSYNCから予測されたものであ
り、両者が一致するということは、その同期符号検出パ
ルスSYNCおよび一つ前の同期符号検出パルスSYN
Cの信頼性が高いことを示している。こうして、予測回
路104からのパルスFWSYNPと、検出回路102
からの検出パルスSYNCとの関係を調べることで、検
出回路102からの同期符号検出パルスSYNCの信頼
性を検査することができる。
【0065】この実施例では、ステートマシーン103
の2つの入力パルスSYNC、FWSYNPの関係を表
わす指標として、次に示すような4つのモードを持つス
テートマシーンを利用する。
【0066】「モード」 サーチモード(以下、Sモードという);検出回路1
02で同期符号が検出されていない待ち状態 ヴェリファイモード(Vモードと、以下称する);検
出回路102で一つの同期符号が検出された不確定状態 ホールドモード(Hモードと、以下称する);検出回
路102からのパルスSYNCと予測回路104からの
パルスFWSYNPが一致した安定状態 コーションモード(以下、Cモードという);検出回
路102で1個の同期符号が抜けた場合の警告状態。
【0067】「モード遷移条件」 マッチ;検出回路102からのパルスSYNCと予測回
路104からのパルスFWSYNPが一致した場合 ミスマッチ;検出回路102からのパルスSYNCと予
測回路104からのパルスFWSYNPが不一致の場
合。
【0068】図7および図8は、ステートマシーン10
3の各モードおよびその遷移を説明するための図で、ス
テートマシーン103では、初期状態では、Sモードに
設定しておき、検出回路102からのパルスSYNCの
発生を待つ。検出回路102で同期符号が検出され、検
出パルスSYNCが発生すると、ステートマシーン10
3はVモードに遷移する。
【0069】そして、ステートマシーン103では、V
モードのときに検出回路102で同期符号の検出パルス
SYNCが得られると、予測回路104からの予測パル
スFWSYNPとの検査が行なわれる。この検査の結
果、ミスマッチの場合、検出回路102からの同期符号
検出パルスSYNCの信頼性が薄いので、Sモードに戻
り、検出回路102での新たな検出パルスSYNCを待
つ。検査の結果、マッチする場合には、VモードからH
モードに遷移する。これは、検出回路102で2回連続
して同期符号が正しく検出されると、安定状態Hモード
に遷移することを示す。
【0070】ステートマシーン103は、Hモードのと
きには、予測回路104からのパルスFWSYNPと同
期符号検出回路102からのパルスSYNCとの検査の
結果、マッチする限り、Hモードを保持する。しかし、
データの終わりや、何らかのエラーで同期符号が抜けた
とき、ミスマッチ状態になるため、Cモードに移行す
る。このCモードで、さらにミスマッチになると、Sモ
ードに移る。つまり、1個の同期符号が抜けただけで
は、Cモードに移るが、2個続けて同期符号が抜ける
と、初期状態であるSモードに戻ることになる。もちろ
ん、Cモードのときマッチすれば、Hモードに復帰でき
る。これにより、エラー等により、単に1個の同期符号
が抜けた場合に、次の同期符号が正しく得られれば、H
モードに即座に復帰できることを示している。
【0071】ステートマシーン103では、疑似同期パ
ルスを除去する機能も有する。すなわち、同期符号検出
回路102での検出パルスSYNCの中には、疑似同期
符号が含まれている可能性がある。これは、予測回路1
04からのパルスFWSYNPと検出回路102からの
パルスSYNCとを比較して、予定されていないときに
検出回路102からパルスが発生したとき、疑似パルス
として検出し、それを排除する。この場合には、予測回
路104からのパルスFWSYNPを同期検出パルスと
してステートマシーン103より出力する。
【0072】すなわち、予測回路104からのパルスF
WSYNPの信頼性が高くなっているHモードおよびC
モードでは、予測回路104からのパルスFWSYNP
と一致しない検出回路102からのパルスSYNCを無
視することにより、前述の機能を実行することができ
る。
【0073】また、ステートマシーン103は、オーデ
ィオデータの記録エリアAR1が終了して、次のビデオ
データの記録エリアAR2の再生に移る際、さらには、
ビデオデータの処理が終了してサブコードデータの記録
エリアAR3の再生に移る際、それぞれポストシンクブ
ロックの検出を行なったタイミングでリセットされ、速
やかに、次の同期符号の検出動作に備えるような構成を
とっている。
【0074】ステートマシーン103においては、上述
した4種のモードの中で、HモードとHモードになる前
のVモードが、同期符号を正しく検出できた状態を表わ
すモードである。そこで、このHモードおよびVモード
において、検出回路102からの検出パルスSYNC
と、予測回路104からのパルスFWSSYNPとの論
理積をとったものが、このステートマシーン103か
ら、正しい同期符号検出パルスSYNPとして出力され
る。
【0075】以上のようにして検出されたステートマシ
ーン103からの同期符号検出パルスSYNCと、同期
符号検出回路102で検出されたブロックごとのデータ
DTは、デ・ランダマイズ回路105に供給される。こ
の回路105では、記録時のランダマイズ回路により、
ばらばらにされたバイト単位のデータが、元の順番のバ
イト単位のデータに再構成される。バイト単位の処理
は、ステートマシーン103からのブロック同期符号検
出パルスSYNPに基づいて行なわれることになる。
【0076】このデ・ランダマイズ回路105からのデ
ータDTおよび同期符号検出パルスSYNPは、IDデ
ータ処理回路106に供給される。このIDデータ処理
回路106においては、まず、そのパリティチェック回
路107において、3バイトのIDデータのうちの最後
の1バイトデータIDPを用いて、その前の2つのID
バイトデータID0およびID1についてのパリティチ
ェックが行なわれる。
【0077】そして、パリティチェックの結果、エラー
の生じているIDデータは、そのバイト単位のデータに
ついてエラーフラグEFを立てる。検出されたIDデー
タDiと、同期符号検出パルスSYNPとエラーフラグ
EFは、連続性チェック回路108に供給される。連続
性チェック回路108では、パリティチェックによりI
Dデータにエラーがあると検出された場合に、その前後
のIDデータに基づいて、シーケンスナンバーやトラッ
クナンバーが予測される。
【0078】すなわち、前述したように、シーケンスナ
ンバー、トラックナンバーやブロックナンバーは、連続
するものであり、その前後の、これらのデータが正しく
再生されれば、エラーを生じているIDデータに対し
て、正しいトラックナンバーやシーケンスナンバーが再
生されるものである。
【0079】こうして、IDデータ処理回路106で得
られたIDデータと、同期符号検出パルスSYNPとエ
ラーフラグEFの情報は、ID修正回路111に供給さ
れる。ID修正回路111では、それまでの履歴から、
どのくらい連続するデータが続いたか、あるいは不連続
が続いたかをカウンターで計測することで、履歴の作成
を行なう。そして、その作成した履歴から、連続性があ
る場合には、信頼性が高いとして、IDデータ処理回路
106からのIDデコードデータをそのまま用い、不連
続性となっている場合には、このID修正回路111に
おいて、予測から得られるIDデータを出力するように
する。
【0080】このID修正回路111からのIDデコー
ドデータと、同期符号検出パルスおよびIDについての
エラーフラグはマルチプレックス回路112に供給され
るとともに、メカデッキへの出力回路113に供給され
る。メカデッキへの出力回路113では、このIDデー
タから、シーケンスナンバー、トラックナンバーおよび
垂直同期信号などの信号を形成し、メカデッキに供給す
る。
【0081】なお、パリティチェック回路107からの
IDデータは、プリシンクブロック検出回路109に供
給され、プリシンクブロックのIDデータが検出される
と、その検出出力が同期符号位置予測回路104に供給
される。これにより、同期位置予測回路104では、ブ
ロック長が6バイトの予測位置を出力するようになる。
【0082】この例において、パリティチェック回路1
07からの信号を用いてプリシンクブロックの検出を行
なうようにしたのは、プリシンクブロックは、前述した
ように、各位置トラックに記録されるオーディオデータ
およびビデオデータの先頭の部分にあり、なるべく早く
その情報をフィードバックさせる必要があるためであ
る。
【0083】また、連続性チェック回路108からのI
Dデータが、ポストシンクブロック検出回路110に供
給される。そして、ポストシンクブロックが検出される
と、その検出出力は、同期符号予測回路104に供給さ
れて、予測バイト長が6バイトに変更される。また、検
出回路110の検出出力は、ステートマシーン103
に、その検出出力がリセット信号として供給され、ステ
ートマシーン103は、Sモードの状態にリセットされ
る。
【0084】このように、ステートマシーン103のリ
セットのための信号の生成のために連続性チェック回路
108の出力IDデータを用いたのは、連続性チェック
回路108からのIDデータの方が、パリティチェック
回路107からのIDデータよりも信頼性が高いからで
ある。
【0085】さらに、この例においては、デ・ランダマ
イズ回路105からのデータおよび同期符号検出パルス
SYNPが、オーディオおよびビデオデータエラー訂正
処理回路114に供給されるとともに、サブコードデー
タエラー訂正処理回路115に供給され、それぞれのデ
ータについてのパリティを用いて、エラー訂正処理が行
なわれる。
【0086】そして、それぞれエラー訂正の行なわれた
オーディオデータ、ビデオデータおよびサブコードデー
タは、マルチプレックス回路112に供給される。マル
チプレックス回路112では、エリア信号生成回路10
1からのエリア信号SAに応じて、いずれからの信号を
選択して出力するかが決定される。なお、遅延回路11
6は、オーディオデータおよびビデオデータとサブコー
ドデータとの同期をとるためのものである。
【0087】エリア信号生成回路101からのエリア信
号SAは、また、連続性チェック回路108に供給され
て、オーディオデータおよびビデオデータの連続性のチ
ェックと、サブコードデータの連続性のチェック時の処
理の切り換えが行なわれる。これは、前述したように、
IDデータID0とID1とのデータの構造が、これら
データ間で異なっているため、連続性チェックの仕方
が、オーディオデータおよびビデオデータと、サブコー
ドデータとでは、異なっているためである。なお、これ
らのIDデータ処理は、ソフトウエアあるいはハードウ
エアのいずれでもよい。
【0088】エリア信号生成回路101からのエリア信
号SAは、また、ID修正回路111にも供給される。
これも、サブコードデータと、オーディオおよびビデオ
データとではIDデータについての修正動作が異なるた
め、この修正処理を切り換えるためである。
【0089】さらに、エリア信号生成回路101からの
エリア信号SAは、メカデッキへの出力回路113にも
供給され、それぞれ、ヘッドが走査している記録エリア
が、いずれのデータエリアであるかにより、この回路1
13からメカデッキに供給する信号を切り換えるように
するものである。
【0090】以上のようにして、この実施例において
は、エリア信号生成回路101からのエリア信号SAに
よって、同期符号検出処理、IDデータ処理を、オーデ
ィオデータ、ビデオデータおよびサブコードデータで切
り換えることができ、それぞれの信号に対して、同期検
出回路とIDデータ処理回路を別々に設ける場合に比べ
て構成が簡単になる。なお、IDデータのパリティチェ
ック回路107は、オーディオおよびビデオデータ、さ
らにサブコードデータで、全く共用とすることができ
る。
【0091】また、この例の場合には、プリシンクブロ
ック検出回路109およびポストシンクブロック検出回
路110により、ステートマシーン103のリセットを
行ない、また、同期符号位置予測回路104の予測符号
周期を切り換えるようにしたので、それぞれのデータに
おいて、バイト長が、プリシンクブロック、ポストシン
クブロックと、他のデータブロックとで異なっていて
も、それに容易に対応することができる。
【0092】次に、第2の実施例について説明する。上
述の第1の実施例では、ステートマシーン103のリセ
ットと同期符号位置予測回路104の予測周期の変更
を、ポストシンクブロック検出回路110の検出出力に
基づいて行なうようにしているが、第2の実施例は、こ
のポストシンクブロック検出回路110でポストシンク
ブロックを検出できない場合を考慮して、確実にステー
トマシーン103のリセットおよびポストアンブルブロ
ック部分の予測周期の変更を行なえるようにしたもので
ある。
【0093】すなわち、図9は、この第2の実施例のブ
ロック図であり、この第2の実施例においては、連続性
チェック回路108からのIDデータは、ポストシンク
ブロック検出回路110に供給されるとともに、エリア
終了予測回路120に供給される。このエリア終了予測
回路120は、オーディオデータのポストシンクブロッ
クとビデオデータのポストシンクブロックの位置を、そ
れぞれ予測し、その予測結果をポストシンクブロック検
出回路110に供給するようにしている。
【0094】そして、ポストシンクブロック検出回路1
10では、このポストシンクブロック検出回路110の
みでは、ポストシンクブロックのブロックナンバーを検
出しないときであっても、終了予測回路で、その前のブ
ロックナンバーから各エリアの終了位置を予測し、その
予測結果にしたがって、ポストシンクブロック検出回路
から出力信号を得、ステートマシーン103のリセット
および予測回路104の予測周期の変更を行なうように
するものである。
【0095】上述した第1および第2の実施例において
は、IDデータの処理の間にオーディオデータおよびビ
デオデータについてのパリティ処理、さらにはサブコー
ドデータについてのパリティ処理を行なうことができ、
TBC回路14以降で改めてエラー訂正処理を行なう場
合に比べて、エラー訂正に要する時間が不要になること
になり、処理が高速になるものである。
【0096】以上の例は、外部基準信号あるいはそれに
同期する信号に基づいて、オーディオデータ、ビデオデ
ータおよびサブコードデータについての記録エリアを示
す信号を形成し、その記録エリア信号により同期符号検
出処理およびIDデータの処理を切り換えるようにした
場合であり、外部基準信号が高精度で得られない場合で
あって、オーディオデータ、ビデオデータおよびサブコ
ードデータの記録エリア間のガードバンドが比較的狭い
場合に、若干、問題がある。
【0097】そこで、以下に示す実施例においては、デ
ータ自身の情報から、それぞれのデータが、いずれの種
類のデータであるかを識別し、その識別出力に基づい
て、同期符号検出処理およびIDデータ処理を切り換え
るようにする。
【0098】すなわち、このデジタルVTRの例の場合
においては、IDデータには、それが、いずれの種類で
あるかを示すアプリケーションデータが含まれるととも
に、IDデータを復号化することにより得られる、ブロ
ックナンバーなどのデータによって再生データがオーデ
ィオデータかビデオデータかがわかり、ポストシンクブ
ロック位置により記録エリアの切り替わりがわかる。そ
こで、これらのデータを用いて、いずれの種類のデータ
の再生を開始するかを判別して、前記処理の切り換えを
することができるものである。
【0099】図10の実施例においては、このため、エ
リア信号形成回路101は用いられない。そして、回路
部100は、図10の通りに構成される。すなわち、連
続性チェック回路108の出力データは、データ判別回
路130に供給される。このデータ判別回路130は、
前述したポストシンクブロック検出回路110を含み、
かつ、IDデータの連続性やアプリケーションデータな
どから、再生しているデータが、オーディオデータかビ
デオデータか、あるいはサブコードデータかを判別す
る。
【0100】なお、この判別回路130は、ブロックナ
ンバーから、ポストシンクブロックの位置を予測して、
エリアAR1およびAR2の終了位置を予測できる機能
を有している。
【0101】また、ポストシンクブロックの検出出力に
よりエリアAR1、AR2、AR3の切り替わりを検出
し、また、サブコードブロックの最後のブロックで1ト
ラックの終りを検出し、次のトラックのエリアAR1に
備える。こうして、判別回路130からは各エリアAR
1、AR2、AR3に対応した判別信号SAAが得られ
る。
【0102】そして、その判別信号SAAが、同期符号
検出回路102、同期符号位置予測回路104、連続性
チェック回路108、ID修正回路111、マルチプレ
ックス回路112および回路113に、それぞれ供給さ
れて、各エリアからのデータに応じて切り換え処理が行
なわれる。
【0103】このデータ判別回路130は、前述と同様
にして、連続性チェック回路からのIDデータからオー
ディオデータの記録エリアAR1、ビデオデータの記録
エリアAR2、サブコードデータの記録エリアAR3を
予測し、各記録エリアの先頭部分から切り換え信号を変
更するようにすることができる。
【0104】このため、オーディオデータ記録エリアA
R1とビデオデータ記録エリアAR2との間のマージン
およびビデオデータ記録エリアAR2とサブコードデー
タの記録エリアAR3からのガードバンドマージンが小
さいときであっても、十二分に切り換えタイミングを得
ることができる。
【0105】例えば、オーディオデータの記録エリアか
らビデオデータの記録エリアに移る場合に、再生信号で
あるRF信号が、図11Aのように得られているとした
場合に、同期符号検出回路102からの同期符号検出パ
ルスSYNCは、同図Bのように得られることになる。
このため、ステートマシーン103でのモードは、同図
C、Dに示すように、初めはサーチ(S)モードからベ
リファイ(V)モードに移り、2つ以上の同期符号検出
パルスが得られると、ホールド(H)モードに移る。そ
して、記録エリアの最後尾である位置では、RF信号が
なくなるため、同期符号検出パルスが得られなくなり、
HモードからCモードに変化する。
【0106】従来は、このCモードの後はパルスFWS
YNPの時点でサーチモードに変化する。そして、次の
記録エリアのRF信号の先頭のブロック同期符号が得ら
れる時点からVモードに移り、さらにHモードに移るよ
うな変化をする。つまり、従来は、同期符号検出パルス
に同期して前記モード変化が行なわれるようになるた
め、図11Aのように、記録エリア間のガードバンドの
マージンが大きいときには問題にならないが、図12A
に示すように、ガードバンドのマージンが小さいときに
は、次の記録エリアのRF信号が到来しても、即座にV
モードに移ることはなく、一旦、コーション(C)モー
ドから次の同期検出パルスが得られた後にSモードに移
るため、図12Cに示すように、次の記録エリアの最初
の部分は、サーチモードになってしまい、データが再生
できない恐れがある。
【0107】これに対し、上述した実施例においては、
記録エリアのデータの終わりをポストシンクブロック検
出回路110によって行なっており、この時点で、ステ
ートマシーンをリセットし、サーチ(S)モードにする
ようにしているため、次のデータの記録エリアの先頭で
同期符号検出パルスが得られると、図11Dおよび図1
2Dに示すように、即座にベリファイ(V)モードに移
る。
【0108】つまり、データ間のマージンの部分で、コ
ーション(C)モードから即座にデータの終わり検出出
力によってサーチ(S)モードにリセットされているた
め、次の記録エリアの先頭の同期符号検出パルスによっ
てベリファイモードに移ることになる。したがって、記
録エリア間のガードバンドマージンが狭い場合であって
も、確実に切り換えを行なうことができることになる。
【0109】次に、図13は、さらに、この発明の他の
実施例である。前述した図10の実施例によれば、比較
的、高精度で切り換えができるため、良好な再生処理を
行なうことができるが、変速再生時は、若干、問題とな
る。
【0110】これに対して、外部基準信号から得た記録
エリア信号SAは、変速再生時には、その再生速度を考
慮することによって、若干、記録エリアを補正するだけ
で、ほぼ再生データに応じた記録エリア信号を生成する
ことができる。そこで、この実施例では、変速モード時
とノーマル再生時とで、切り換え信号を変えるようにし
ている。
【0111】すなわち、図13は、この場合の実施例の
ブロック図で、この実施例においては、パルス発生器1
8からの信号が、エリア信号生成回路141に供給され
るとともに、システムコントロール回路200からのモ
ード切り換え信号MODEが、このエリア信号生成回路
141に供給される。このモード切り換え信号MODE
は、変速再生時の再生速度を示す信号を含んでおり、エ
リア信号生成回路141は、その変速モードのテープ速
度に応じて、若干、記録エリア信号を補正して出力す
る。
【0112】そして、このエリア信号生成回路141か
らのエリア信号SAaが、スイッチ回路142の一方の
入力側に供給される。また、図10で説明した実施例の
データ判別回路130からのIDデータから得られたエ
リア信号SAAが、このスイッチ回路142の他方の入
力端に供給される。そして、システムコントロール回路
200からのモード切り換え信号MODEにより、ノー
マル再生時は、データ判別回路130からの信号SAA
を選択し、変速再生時は、エリア信号生成回路141か
らのエリア信号SAaを得るように、スイッチ回路14
2は切り換えられる。
【0113】そして、このスイッチ回路142から得ら
れた信号が、同期符号検出回路102、同期符号位置予
測回路104、IDデータ処理回路106の連続性チェ
ック回路108、ID修正回路111、マルチプレック
ス回路112およびメカデッキへの出力回路113に供
給され、それぞれの切り換え制御が行なわれるものであ
る。
【0114】この例の場合には、ノーマル再生時だけで
なく、変速再生時においても、良好に各再生データの種
類に応じた適切な同期符号検出処理およびIDデータ処
理を行なうことができ、非常に便利である。
【0115】図14は、さらに他の実施例のブロック図
である。この実施例では、各記録エリアAR1、AR
2、AR3からのデータに応じた切り換えをオーディオ
データやビデオデータのブロック同期符号パターンと、
サブコードデータのブロック同期符号パターンとが異な
ることを利用して行なうようにする。
【0116】すなわち、この例においては、データ再生
回路13からの再生データは、ブロック同期符号検出回
路151および152に供給される。同期符号検出回路
151は、オーディオデータおよびビデオデータのブロ
ック同期符号パターンをパターンマッチングにより検出
するもので、記録エリアAR1からのオーディオデータ
のブロック同期符号と、記録エリアAR2からのビデオ
データのブロック同期符号を検出したときに検出パルス
SYNC1を出力する。また、同期符号検出回路152
は、サブコードデータのブロック同期符号パターンをパ
ターンマッチングにより検出するもので、記録エリアA
R3からのサブコードデータのブロック同期符号を検出
すると、その検出パルスSYNC2を出力する。
【0117】なお、これら同期符号検出回路151およ
び152は、前述した例のステートマシーンおよび同期
符号位置予測回路を含んで構成されており、プリシンク
ブロック検出回路109からの検出信号が同期符号検出
回路151に供給されると共に、ポストシンクブロック
検出回路110からの検出信号がこれら同期符号検出回
路151、152に供給されて、前述と同様の切り換
え、リセット動作などが行なわれる。
【0118】そして、同期符号検出回路151からの再
生データDT1および同期符号検出パルスSYNC1
と、同期符号検出回路152からの再生データDT2お
よび同期符号検出パルスSYNC2とがセレクタ153
に、それぞれ供給されると共に、これら同期符号検出回
路151および152からの同期符号検出パルスSYN
C1およびSYNC2がデータ判別回路154に供給さ
れる。また、ポストシンクブロック検出回路110から
の検出信号がこのデータ判別回路154に供給される。
【0119】データ判別回路154では、これに検出パ
ルスSYNC1が入力されたときには、再生データの記
録エリアがオーディオ記録エリアAR1またはビデオデ
ータ記録AR2であると判別する。オーディオデータの
記録エリアAR1かビデオデータの記録エリアAR2で
あるかは、ポストシンクブロック検出回路110からの
検出信号により行なう。また、データ判別回路154で
は、これに検出パルスSYNC2が入力されたときに
は、再生データの記録エリアがサブコードデータの記録
エリアAR3であると判別する。
【0120】このデータ判別回路154からは、前記の
エリア判別に応じて、記録エリアAR1〜AR3に対応
したエリア判別信号SACを出力する。そして、このエ
リア判別信号SACがセレクタ153に供給されて、回
転ヘッドの走査位置が、記録エリアAR1およびAR2
のときには、セレクタ153は、同期符号検出回路15
1からのデータDT1および同期符号検出パルスSYN
C1を選択し、記録エリアAR3であるときには、セレ
クタ153は、同期符号検出回路152からのデータD
T2および同期符号検出パルスSYNC2を選択する。
そして、セレクタ153で選択されたデータDTおよび
同期符号検出パルスSYNCは、デ・ランダマイズ10
5に供給される。
【0121】データ判別回路154からのエリア判別信
号SACは、IDデータ処理回路106の連続性チェッ
ク回路108、ID修正回路111、マルチプレックス
回路112、メカデッキへの出力回路113に供給され
て、前述したように、オーディオデータ、ビデオデータ
と、サブコードデータとで各回路での処理が、各データ
に応じたものに切り換えられる。
【0122】以上は、デジタルVTRに、この発明を適
用した場合について説明したが、記録媒体が磁気テープ
ではなく、光ディスクや磁気ディスク、その他カードな
どの記録媒体についても、この発明が適用できることは
いうまでもない。
【0123】また、以上の例では、オーディオデータと
ビデオデータとは同一の同期符号処理およびIDデータ
処理で済む場合であったが、これらの信号に対して同期
パターンが変わっていたり、そのデータ構造が変わって
いたり、さらにはIDデータの内容が異なっている場合
においても、前述した切り換え信号によって、それに対
処できることはもちろんである。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数種類のデータが、それぞれ別々の記録エリアに
記録されている場合に、外部基準信号から各種類のデー
タの記録エリアを示す信号を形成し、その記録エリア信
号によって、同期符号検出処理およびIDデータ処理を
切り換えるようにしたので、各種類のデータに、それぞ
れ対応して同期検出回路やIDデータ処理回路を並列に
用いる場合に比べて、単に同期パターンの切り換えやI
Dデータ処理の切り換えを行なうだけで処理を行なうこ
とができ、回路規模の増大を抑えることができる。
【0125】また、記録データに含まれる内容から、各
種類のデータの記録エリアを検知して、その検知出力に
より、同期符号検出処理およびID処理を切り換えるよ
うにした場合には、より詳細な切り換えを行なうことが
でき、記録データ間のガードバンドマージンが小さい場
合であっても、確実に切り換えを行なうことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデジタル信号の再生装置の一実
施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例の再生装置で再生される磁気テー
プ上の記録トラックパターンを説明するための図であ
る。
【図3】図1の実施例におけるデジタル信号のブロック
化データのデータ構造を説明するための図である。
【図4】図1の実施例におけるデジタル信号のブロック
化データのデータ構造を説明するための図である。
【図5】図1の実施例におけるデジタル信号のブロック
化データのデータ構造を説明するための図である。
【図6】図1の実施例におけるデジタル信号のブロック
化データのデータ構造を説明するための図である。
【図7】図1の実施例における同期符号検出動作を説明
するための図である。
【図8】図1の実施例における同期符号検出動作を説明
するための図である。
【図9】この発明によるデジタル信号の再生装置の第2
の実施例のブロック図である。
【図10】この発明によるデジタル信号の再生装置の第
3の実施例の要部のブロック図である。
【図11】図10の第3の実施例の動作を説明するため
の図である。
【図12】図10の第3の実施例の動作を説明するため
の図である。
【図13】この発明によるデジタル信号の再生装置の第
4の実施例の要部のブロック図である。
【図14】この発明によるデジタル信号の再生装置の第
5の実施例の要部のブロック図である。
【符号の説明】
10 磁気テープ 13 データ再生回路 101 エリア信号生成回路 102 同期符号検出回路 103 ステートマシーン 104 同期符号位置予測回路 106 IDデータ処理回路 111 ID修正回路 112 マルチプレックス回路 120 エリア終了予測回路 130 データ判別回路 141 エリア信号生成回路 142 ノーマルモードと変速再生モードとで切り換え
られるスイッチ回路 151 オーディオデータ、ビデオデータのブロック同
期符号検出回路 152 サブコードデータのブロック同期符号検出回路 153 セレクタ 154 データ判別回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類のデジタル信号が、それぞれブロ
    ック同期符号と、識別データとが付加されたブロック構
    造とされるが、ブロックの大きさや前記識別データの構
    造が前記デジタル信号の種類によっては異にされて記録
    されている記録媒体であって、外部基準信号を基準にし
    て識別可能な別々の記録エリアに前記複数種類のデジタ
    ル信号が記録されている記録媒体から、前記記録媒体に
    対して相対的に移動するヘッドにより前記デジタル信号
    をピックアップして再生する装置において、 前記外部基準信号または前記外部基準信号に同期した信
    号から、前記複数種類のデジタル信号のそれぞれの記録
    媒体上での記録エリアに対応するエリア信号を形成する
    エリア信号形成手段と、 再生デジタル信号が供給され、各デジタル信号の種類に
    応じた前記ブロック同期符号の検出処理を、前記エリア
    信号形成手段からのエリア信号に基づいて切り換えて行
    なう同期符号検出回路と、 この同期符号検出回路の後段に設けられ、前記同期符号
    の検出出力と前記再生デジタル信号とが供給され、前記
    ブロック毎の前記識別データの処理を、前記エリア信号
    形成手段からのエリア信号に基づいて切り換えて行なう
    識別データ処理回路とを備えることを特徴とするデジタ
    ル信号の再生装置。
  2. 【請求項2】複数種類のデジタル信号が、それぞれブロ
    ック同期符号と、識別データとが付加されたブロック構
    造とされるが、ブロックの大きさや前記識別データの構
    造がデジタル信号の種類によっては異にされて記録され
    ている記録媒体から前記デジタル信号を再生する装置に
    おいて、 再生デジタル信号が供給され、各デジタル信号の種類に
    応じた前記ブロック同期符号の検出処理を、これに供給
    される切り換え信号に応じて切り換えて行なうようにす
    る同期符号検出回路と、 この同期符号検出回路の後段に設けられ、前記同期符号
    の検出出力と前記再生デジタル信号とが供給され、前記
    ブロック毎の前記識別データの処理を、これに供給され
    る切り換え信号に応じて切り換えて行なうようにする識
    別データ処理回路と、 前記識別データ処理回路での識別データのデコード結果
    から、前記デジタル信号の種類を判別し、この判別結果
    に応じて前記切り換え信号を形成して前記同期符号検出
    回路および識別データ処理回路に供給する判別回路とを
    備えることを特徴とするデジタル信号の再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデジタル信号の再生装置
    において、 前記判別回路は、以前の識別データのデコード結果から
    前記デジタル信号の種類を予想する回路を備え、前記識
    別データのデコード結果と、前記予想結果とからデジタ
    ル信号の種類を判別するようにしたことを特徴とするデ
    ジタル信号の再生装置。
  4. 【請求項4】複数種類のデジタル信号が、それぞれブロ
    ック同期符号と、識別データとが付加されたブロック構
    造とされるが、ブロックの大きさ、前記ブロック同期符
    号のパターンや前記識別データの構造がデジタル信号の
    種類によっては異にされて記録されている記録媒体から
    前記デジタル信号を再生する装置において、 前記複数のブロック同期符号のパターンの数だけ設けら
    れ、それぞれに再生デジタル信号が供給される複数個の
    ブロック同期符号検出回路と、 前記複数個のブロック同期符号検出回路の出力信号か
    ら、再生デジタル信号がいずれの種類のデジタル信号で
    あるかを判別する判別手段と、 この判別手段の判別出力により、前記複数個のブロック
    同期符号検出回路のうちのブロック同期符号が検出され
    たものからの同期符号の検出出力を選択する選択回路
    と、 前記再生デジタル信号と、前記選択回路からの前記同期
    符号の検出出力とが供給され、前記ブロック毎の前記識
    別データの処理を、前記判別回路からの判別出力に応じ
    て切り換えて行なうようにする識別データ処理回路とを
    備えることを特徴とするデジタル信号の再生装置。
  5. 【請求項5】複数種類のデジタル信号が、それぞれブロ
    ック同期符号と、識別データとが付加されたブロック構
    造とされるが、ブロックの大きさや前記識別データの構
    造が前記デジタル信号の種類によっては異にされて記録
    されている記録媒体であって、外部基準信号を基準にし
    て識別可能な別々の記録エリアに前記複数種類のデジタ
    ル信号が記録されている記録媒体から、前記記録媒体に
    対して相対的に移動するヘッドにより前記デジタル信号
    をピックアップして再生する装置において、 前記外部基準信号または前記外部基準信号に同期した信
    号から、前記複数種類のデジタル信号のそれぞれの記録
    媒体上での記録エリアに対応するエリア信号を形成する
    エリア信号形成手段と、 前記識別データ処理回路での識別データのデコード結果
    から、前記デジタル信号の種類を判別し、この判別結果
    に応じて前記エリア信号に対応する信号を形成する判別
    回路と、 再生デジタル信号が供給され、各デジタル信号の種類に
    応じた前記ブロック同期符号の検出処理を、前記切り換
    え制御信号に基づいて切り換えて行なう同期符号検出回
    路と、 この同期符号検出回路の後段に設けられ、前記同期符号
    の検出出力と前記再生デジタル信号とが供給され、前記
    ブロック毎の前記識別データの処理を、前記切り換え制
    御信号に基づいて切り換えて行なう識別データ処理回路
    と、 変速再生時には前記エリア信号形成手段からのエリア信
    号を選択し、ノーマル再生時には前記判別回路からの前
    記エリア信号に対応する信号を選択し、選択した信号を
    前記切り換え信号として前記同期符号検出回路および前
    記識別データ処理回路に供給する選択回路とを備えるデ
    ジタル信号の再生装置。
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