JPH08148384A - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサの製造方法

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JPH08148384A
JPH08148384A JP28302594A JP28302594A JPH08148384A JP H08148384 A JPH08148384 A JP H08148384A JP 28302594 A JP28302594 A JP 28302594A JP 28302594 A JP28302594 A JP 28302594A JP H08148384 A JPH08148384 A JP H08148384A
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JP
Japan
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lead terminal
opening
diameter portion
lead
plastic case
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JP28302594A
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Hiroshi Narisawa
鴻 成澤
Katsushi Miyaki
勝志 宮木
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ADOFUOKUSU KK
Shoei Co Ltd
Original Assignee
ADOFUOKUSU KK
Shoei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解コンデンサの製造方法に関し、自動化さ
れた表面実装工程で容易に適用することができる電解コ
ンデンサを得る為、プラスチック・ケースからなる被覆
を採用し、しかも、液密性が充分な封止を可能にすると
共に製造コストを低く抑えることを可能にする。 【構成】 リード線2A及びそれに連なる径大部分2B
及びその径大部分2Bの一部を圧潰して形成した偏平部
分をもつリード端子2を導出したコンデンサ本体1を形
成し、リード端子2を封止する位置に形成された孔3B
及びコンデンサ本体1を受容する開口3Aをもつプラス
チック・ケース3内に開口3Aを介してコンデンサ本体
1を挿入し且つリード端子2を孔3Bに圧入して封止
し、開口3Aに蓋板4を固着して封止する。尚、コンデ
ンサ本体1には、プラスチック・ケース3に収容する
前、或いは、リード端子の封止後に電解液を含浸させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解液の漏れ、即ち、
ドライ・アップを防止して信頼性を向上したプラスチッ
ク・ケース入り電解コンデンサを製造する方法に関す
る。
【0002】通常、アルミニウム・ケース入り電解コン
デンサは、その構造上、自動化された表面実装工程では
使用し難い旨の問題があるので、プラスチック・ケース
入り電解コンデンサ或いはプラスチック・モールド電解
コンデンサが考えられているところであるが、その場
合、液密な封止を行うのは困難である為、本発明では、
その点を改良しようとする。
【0003】一般に、電解コンデンサをプラスチック材
料を用いて被覆するには、コンデンサ本体をプラスチッ
クでモールド成形する手段、或いは、開口をもつプラス
チック・ケースにコンデンサ本体を収容し、接着剤を用
いて開口を封止する手段を採っている。
【0004】然しながら、モールド成形する手段を採る
場合、モールド成形する前にコンデンサ本体に電解液を
含浸させなければならず、その電解液の影響に依って、
封止の液密性が低下する旨の問題が起こる。
【0005】また、プラスチック・ケースを用いる場合
も封止前にコンデンサ本体に電解液を含浸させておくこ
とが普通であり、矢張り、その電解液の影響に依って、
封止の液密性が不完全である。
【0006】そこで、本発明者は、さきに、プラスチッ
ク・ケースにコンデンサ本体のリード端子を封止してか
ら、電解液の含浸を行う技術を提供した(要すれば、特
願平6−153254号を参照)。
【0007】この改良された手段に依ると、液密性が高
い封止を実現することが可能であるが、プラスチック・
ケースにコンデンサ本体を挿入する開口及び電解液の含
浸を行う為の開口を形成することが必要であると共に二
つの開口を封止することが必要であることから、製造コ
ストが高くなる旨の問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自動化された表面実装
工程で容易に適用することができる電解コンデンサを得
る為、プラスチック・ケースからなる被覆を採用し、し
かも、液密性が充分な封止を可能にすると共に製造コス
トを低く抑えることを可能にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、プラスチッ
ク・ケースにリード端子を圧入に依って封止することが
基本になっている。
【0010】即ち、本発明に依る電解コンデンサの製造
方法に於いては、 (1)リード線(例えばリード線2A)及びそれに連な
る径大部分(例えば径大部分2B)及びその径大部分の
一部(リード線2Aとの接続部分と反対側の端部)を圧
潰して形成した偏平部分(例えば偏平部分2C)をもつ
リード端子(例えばリード端子2)を導出したコンデン
サ本体(例えばコンデンサ本体1)を形成する工程と、
次いで、前記コンデンサ本体に電解液を含浸させる工程
と、次いで、前記リード端子を封止する位置に形成され
た孔(例えば孔3B)及び前記コンデンサ本体を受容す
る開口(例えば開口3A)をもつプラスチック・ケース
(例えばプラスチック・ケース3)内に前記開口を介し
てコンデンサ本体を挿入し且つ前記リード端子を前記孔
に圧入して封止する工程と、次いで、前記開口に蓋板
(例えば蓋板4)を固着して封止する工程とが含まれて
なることを特徴とするか、或いは、
【0011】(2)リード線(例えばリード線2A)及
びそれに連なる径大部分(例えば径大部分2B)及びそ
の径大部分の一部(リード線2Aとの接続部分と反対側
の端部)を圧潰して形成した偏平部分(例えば偏平部分
2C)をもつリード端子を導出したコンデンサ本体を形
成する工程と、次いで、前記リード端子を封止する位置
に形成された孔(例えば孔3B)及び前記コンデンサ本
体を受容する開口(例えば開口3A)をもつプラスチッ
ク・ケース(例えばプラスチック・ケース3)内に前記
開口を介してコンデンサ本体を挿入し且つ前記リード端
子を前記孔に圧入して封止する工程と、次いで、前記コ
ンデンサ本体に電解液を含浸させる工程と、次いで、前
記開口に蓋板(例えば蓋板4)を固着して封止する工程
とが含まれてなることを特徴とするか、或いは、
【0012】(3)前記(1)又は(2)に於いて、リ
ード端子(例えばリード端子2)を孔(例えば孔3B)
に圧入するに際してリード端子及びプラスチック・ケー
ス(例えばプラスチック・ケース3)の少なくとも一方
に超音波振動を付与しつつ実行することを特徴とする
か、或いは、
【0013】(4)前記(1)又は(2)に於いて、リ
ード端子(例えばリード端子2)を孔(例えば孔3B)
に圧入するに際してリード端子及びプラスチック・ケー
ス(例えばプラスチック・ケース3)の少なくとも一方
を加熱しつつ実行することを特徴とするか、或いは、
【0014】(5)前記(1)又は(2)又は(3)又
は(4)に於いて、開口(例えば開口3A)に蓋板(例
えば蓋板4)を圧入して封止することを特徴とするか、
或いは、
【0015】(6)前記(1)又は(2)又は(3)又
は(4)に於いて、開口(例えば開口3A)に蓋板(例
えば蓋板4)を超音波溶着して封止することを特徴とす
るか、或いは、
【0016】(7)前記(5)に於いて、開口(例えば
開口3A)に蓋板(例えば蓋板4)を圧入するに際して
蓋板或いはプラスチック・ケースの少なくとも一方に超
音波振動を付与しつつ実行することを特徴とするか、或
いは、
【0017】(8)前記(1)又は(2)又は(3)又
は(4)又は(5)又は(6)又は(7)に於いて、リ
ード端子(例えばリード端子2)はリード線(例えばリ
ード線2A)と径大部分(例えば径大部分2B)とを溶
接し溶接部分に生成された張り出し部分(例えば張り出
し部分2D)を研削・除去したものであることを特徴と
するか、或いは、
【0018】(9)前記(1)又は(2)又は(3)又
は(4)又は(5)又は(6)又は(7)に於いて、リ
ード端子(例えばリード端子2)はリード線(例えばリ
ード線2A)と径大部分(例えば径大部分2B)に於け
る細径部分(例えば細径部分2E)とを溶接し溶接部分
に生成された張り出し部分(例えば張り出し部分2D)
の径が前記径大部分の径の範囲以下となるよう前記細径
部分の径を選択したものであることを特徴とする。
【0019】
【作用】前記手段を採ることに依り、プラスチック・ケ
ースとリード端子との液密性は良好に維持され、従っ
て、電解液の漏れ、即ち、ドライ・アップは防止される
ので、電解コンデンサは長寿命化される。また、プラス
チック・ケースにコンデンサ本体を封止するに際し、本
来の封止作業としては、コンデンサ本体を挿入するプラ
スチック・ケースの開口を封止する一個所のみであるこ
とから、その製造コストは低く抑えることが可能であ
る。従って、自動化された表面実装工程に適用すること
が容易で且つ信頼性が高い電解コンデンサを廉価に提供
することができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明一実施例を解説する為の工程要
所に於ける電解コンデンサを表す要部切断側面図、ま
た、図2は完成された電解コンデンサを表す要部切断側
面図であり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。
【0021】図1参照 図に於いて、コンデンサ本体1は、通常の技法を適用し
て製造して良い。即ち、リード端子2を固着した陽極箔
及びセパレータ及びリード端子2を固着した陰極箔を巻
回して形成する。尚、実際には、リード端子2の構造が
従来のものとは相違するのであるが、これについては、
後に詳細に説明する。
【0022】コンデンサ本体1から引き出されたリード
端子2は、通常、アルミニウムを材料とし、リード線2
A及び径大部分2B及び偏平部分(図示せず)からなっ
ていて、偏平部分が陽極箔や陰極箔に溶接されている。
【0023】コンデンサ本体1には、電解液を含浸させ
なければならないが、その時期としては、プラスチック
・ケース3に装着する前でも後でも、必要に応じて任意
に選択して良い。
【0024】プラスチック・ケース3は、基本的には、
開口3Aをもった有底円筒状をなし、その底板部分に
は、リード端子2に於ける径大部分2Bの横断面に比較
して小さい孔3Bが形成されている。
【0025】プラスチック・ケース3に於ける開口3A
は、蓋板4を固着することで封止されるようになってい
る。 図2参照
【0026】電解コンデンサを組み立てるには、コンデ
ンサ本体1から導出したリード端子2のリード線2Aを
プラスチック・ケース3の孔3Bに挿通し、径大部分2
Bを圧入することで、リード端子2の封止を行う。
【0027】この場合に於けるリード端子2の圧入は、
単純にコンデンサ本体1を押圧するのみでは、リード端
子2が挫屈することもあるので、プラスチック・ケース
3の孔3Bにリード線2Aを挿通した段階で、プラスチ
ック・ケース3の外側からリード線2Aを引っ張るよう
にすると良い。
【0028】この段階で、コンデンサ本体1に電解液が
既に含浸してあれば、後は、プラスチック・ケース3の
開口3Aに蓋板4を圧入に依って固着する。
【0029】実験に依れば、前記のようにして完成され
た電解コンデンサでは、リード端子2の封止部分から電
解液がリークすることは皆無であった。
【0030】ところで、プラスチックは熱膨張係数が大
きく、金属からなるリード端子2を孔3Bに圧入した場
合、温度変化に依って抜け出る可能性があり、それは、
プラスチックの特性(種類)に大きく依存する為、使用
するプラスチックの特性を適切に選択しなければならな
い。
【0031】プラスチックの特性を選択する条件につい
て説明するが、通常、リード端子2の材料や寸法は、プ
ラスチックの特性如何に拘わらず、電解コンデンサとし
ての電気的特性の面及び機械的な剛性の面から殆ど自動
的に決まってしまうので、その決められたリード端子2
を前提として考えなければならない。
【0032】通常、プラスチック・ケース3に形成する
孔3Bの大きさは、リード端子2の径大部分2Bを圧入
した場合、孔3Bに崩れを生じたり、或いは、リード端
子2に損傷が生じたりしない範囲で限界的に小さく形成
しておくことが好ましい。
【0033】そこで、プラスチックを選定する場合、圧
入公差、即ち、リード端子2の径大部分2Bの径とプラ
スチック・ケース3に形成する孔3Bの径との差を前記
したように孔3Bに崩れが発生しないこと及びリード端
子2に損傷が発生しないことを考慮する必要があると共
に少なくとも−50〔℃〕乃至250〔℃〕の範囲に於
いて、リード端子2の径大部分2Bが底板部分から抜け
出ないことが必要である。尚、250〔℃〕は半田リフ
ローを行う場合の高い温度に相当する。
【0034】更に具体的には、使用するプラスチックの
熱膨張係数が、リード端子2の熱膨張係数、例えば、ア
ルミニウムの熱膨張係数に近いこと、また、前記の使用
温度範囲内で応力緩和が小さいことなどが条件となる。
【0035】エンジニアリング・プラスチック(eng
ineering plastics)の中で、線膨張
係数が流動方向で1.0×10-5〔/℃〕から直角方向
に於いて5.0×10-5〔/℃〕までの物理的性質をも
つものが前記のようなリード端子2の圧入に対して好結
果が得られている。因みに、アルミニウムの線膨張係数
は2.3×10-5〔/℃〕である。
【0036】前記実施例に於いて、アルミニウムからな
るリード端子2に於ける径大部分2Bの径を2〔mm〕
とし、また、プラスチック・ケース3を前記のような線
膨張係数をもったポリフェニレンサルファイド(pol
yphenylene sulfide:PPS)樹脂
とした場合、孔3Bの径は、2〔mm〕から10〔μ
m〕程度小さく、即ち、圧入公差を約10〔μm〕とす
ることが適切である。
【0037】前記説明したところから明らかと思われる
が、本発明に於けるリード端子2の封止手段を採る場
合、従来のリード端子を用いることは好ましくない。
尚、図1及び図2に見られるリード端子2は、本発明で
用いるのに適した構造に改良したものが表されている。
【0038】図3は一般的なリード端子を説明する為の
要部斜面説明図であり、(A)は全体を、(B)及び
(C)は作製途中にあるものをそれぞれ示し、図1及び
図2に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或い
は同じ意味を持つものとする。
【0039】一般に、リード端子2としては、(A)に
見られる構造のものが用いられていて、図からも明らか
なように、リード線2Aと径大部分2Bとの接続部分に
は、張り出し部分2Dが生成されている。尚、2Cはプ
レス加工で形成された偏平部分である。
【0040】この張り出し部分2Dは、(B)に見られ
るように、リード線2Aとアルミニウム棒からなる径大
部分2Bとを用意し、(C)に見られるように、リード
線2Aと径大部分2Bとを衝合・溶接すると溶接部分に
生成されるものであって、張り出し部分2Dの径は、径
大部分2Bの径に比較すると、約5/100程度大きく
なることが判っている。
【0041】本発明に於いて、このような張り出し部分
2Dをもつリード端子2を用いた場合、プラスチック・
ケース3に於ける孔3Bの径を径大部分2Bの径に合わ
せたのでは、圧入が円滑に行われず、また、孔3Bの径
を張り出し部分2Dに合わせたのでは、密着性良好な封
止を行うことはできない。
【0042】図4は本発明で用いるリード端子の一例を
作製する工程を説明する為の工程要所に於ける要部斜面
説明図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記
号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0043】図4の(A)参照 直径が例えば0.8〔mm〕のCP線からなるリード線
2A及び直径が例えば2〔mm〕のアルミニウム棒から
なる径大部分2Bを用意する。尚、CP線は鉄線に銅を
被覆して錫鍍金を施した線である。
【0044】図4の(B)参照 リード線2A及び径大部分2Bを衝合し且つ両者の溶接
を行う。勿論、ここで、張り出し部分2Dが生成され
る。
【0045】図4の(C)参照 機械的な研削を行って張り出し部分2Dを除去し、径大
部分2Bが全長に亙って設計値を維持できるようにす
る。
【0046】図4の(D)参照 径大部分2Bの先端をプレス加工して偏平部分2Cを形
成して完成する。
【0047】本発明で使用されるリード端子は、図4に
ついて説明したものに限られず、種々な構造のものを適
用することができる。
【0048】図5は本発明で用いるリード端子の他の例
を作製する工程を説明する為の工程要所に於ける要部斜
面説明図であり、図1乃至図4に於いて用いた記号と同
記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
【0049】図5の(A)参照 直径が例えば0.8〔mm〕のCP線からなるリード線
2A及び直径が例えば2〔mm〕のアルミニウム棒から
なる径大部分2Bを用意する。但し、径大部分2Bは、
その先端、即ち、リード線2Aとの溶接される部分が細
径部分2Eになっている。
【0050】この細径部分2Eは、径大部分2Bを機械
的に研削して簡単に形成することができ、その縮径の程
度としては、リード線2Aを溶接した際に生成される張
り出し部分2Dの径が径大部分2Bと同程度或いはそれ
以下になるように定められる。
【0051】図5の(B)参照 リード線2A及び細径部分2Eを衝合し且つ両者の溶接
を行う。ここでも張り出し部分2Dが生成されるが、前
記したように、細径部分2Eの径を適切に選択すること
で、張り出し部分2Dの径は径大部分2Bの径以下に保
たれている。
【0052】図5の(C)参照 径大部分2Bの先端をプレス加工して偏平部分2Cを形
成して完成する。
【0053】本発明では、前記説明した実施例に限られ
ることなく、他に多くの改変を実現することができる。
【0054】前記実施例では、リード端子2の径大部分
2Bをプラスチック・ケースの孔3Bに対して単純に圧
入しているが、その際、リード端子2或いはプラスチッ
ク・ケース3或いは両方に超音波振動を加えることで、
円滑な圧入を行うことができる。
【0055】また、圧入時にリード端子2を熱したり、
或いは、プラスチック・ケース3を熱することで、円滑
な圧入及び僅かな溶着効果で液密性良好な封止を行うこ
とができる。
【0056】前記実施例では、プラスチック・ケース3
を封止するに際し、蓋板4を圧入に依って固着すること
で行っているが、この場合も、リード端子2の封止と同
様、超音波振動を加えたり、加熱するなどの手段を採る
ことができる。
【0057】
【発明の効果】本発明に依る電解コンデンサの製造方法
に依れば、リード線及びそれに連なる径大部分及びその
径大部分の一部を圧潰して形成した偏平部分をもつリー
ド端子を導出したコンデンサ本体を形成し、リード端子
を封止する位置に形成された孔及びコンデンサ本体を受
容する開口をもつプラスチック・ケース内に前記開口を
介してコンデンサ本体を挿入し且つリード端子を前記孔
に圧入して封止し、開口に蓋板を固着して封止する。
【0058】前記構成を採ることに依り、プラスチック
・ケースとリード端子との液密性は良好に維持され、従
って、電解液の漏れ、即ち、ドライ・アップは防止され
るので、電解コンデンサは長寿命化される。また、プラ
スチック・ケースにコンデンサ本体を封止するに際し、
本来の封止作業としては、コンデンサ本体を挿入するプ
ラスチック・ケースの開口を封止する一個所のみである
ことから、その製造コストは低く抑えることが可能であ
る。従って、自動化された表面実装工程に適用すること
が容易で且つ信頼性が高い電解コンデンサを廉価に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例を解説する為の工程要所に於け
る電解コンデンサを表す要部切断側面図である。
【図2】本発明一実施例を解説する為の完成された電解
コンデンサを表す要部切断側面図である。
【図3】一般的なリード端子を説明する為の要部斜面説
明図である。
【図4】本発明で用いるリード端子の一例を作製する工
程を説明する為の工程要所に於ける要部斜面説明図であ
る。
【図5】本発明で用いるリード端子の他の例を作製する
工程を説明する為の工程要所に於ける要部斜面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 コンデンサ本体 2 リード端子 2A リード線 2B 径大部分 2C 偏平部分 2D 張り出し部分 2E 径大部分の細径部分 3 プラスチック・ケース 3A 開口 3B 孔 4 蓋板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 9/10 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線及びそれに連なる径大部分及びそ
    の径大部分の一部を圧潰して形成した偏平部分をもつリ
    ード端子を導出したコンデンサ本体を形成する工程と、 次いで、前記コンデンサ本体に電解液を含浸させる工程
    と、 次いで、前記リード端子を封止する位置に形成された孔
    及び前記コンデンサ本体を受容する開口をもつプラスチ
    ック・ケース内に前記開口を介してコンデンサ本体を挿
    入し且つ前記リード端子を前記孔に圧入して封止する工
    程と、 次いで、前記開口に蓋板を固着して封止する工程とが含
    まれてなることを特徴とする電解コンデンサの製造方
    法。
  2. 【請求項2】リード線及びそれに連なる径大部分及びそ
    の径大部分の一部を圧潰して形成した偏平部分をもつリ
    ード端子を導出したコンデンサ本体を形成する工程と、 次いで、前記リード端子を封止する位置に形成された孔
    及び前記コンデンサ本体を受容する開口をもつプラスチ
    ック・ケース内に前記開口を介してコンデンサ本体を挿
    入し且つ前記リード端子を前記孔に圧入して封止する工
    程と、 次いで、前記コンデンサ本体に電解液を含浸させる工程
    と、 次いで、前記開口に蓋板を固着して封止する工程とが含
    まれてなることを特徴とする電解コンデンサの製造方
    法。
  3. 【請求項3】リード端子を孔に圧入するに際してリード
    端子及びプラスチック・ケースの少なくとも一方に超音
    波振動を付与しつつ実行することを特徴とする請求項1
    或いは2記載の電解コンデンサの製造方法。
  4. 【請求項4】リード端子を孔に圧入するに際してリード
    端子及びプラスチック・ケースの少なくとも一方を加熱
    しつつ実行することを特徴とする請求項1或いは2記載
    の電解コンデンサの製造方法。
  5. 【請求項5】開口に蓋板を圧入して封止することを特徴
    とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載の電解コ
    ンデンサの製造方法。
  6. 【請求項6】開口に蓋板を超音波溶着して封止すること
    を特徴とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載の
    電解コンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】開口に蓋板を圧入するに際して蓋板或いは
    プラスチック・ケースの少なくとも一方に超音波振動を
    付与しつつ実行することを特徴とする請求項5記載の電
    解コンデンサの製造方法。
  8. 【請求項8】リード端子はリード線と径大部分とを溶接
    し溶接部分に生成された張り出し部分を研削・除去した
    ものであることを特徴とする請求項1或いは2或いは3
    或いは4或いは5或いは6或いは7記載の電解コンデン
    サの製造方法。
  9. 【請求項9】リード端子はリード線と径大部分に於ける
    細径部分とを溶接し溶接部分に生成された張り出し部分
    の径が前記径大部分の径の範囲以下となるよう前記細径
    部分の径を選択したものであることを特徴とする請求項
    1或いは2或いは3或いは4或いは5或いは6或いは7
    記載の電解コンデンサの製造方法。
JP28302594A 1994-11-17 1994-11-17 電解コンデンサの製造方法 Pending JPH08148384A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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