JPH08148582A - 半導体メモリセルとその製造方法 - Google Patents
半導体メモリセルとその製造方法Info
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- JPH08148582A JPH08148582A JP6286642A JP28664294A JPH08148582A JP H08148582 A JPH08148582 A JP H08148582A JP 6286642 A JP6286642 A JP 6286642A JP 28664294 A JP28664294 A JP 28664294A JP H08148582 A JPH08148582 A JP H08148582A
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 SRAMのメモリセルの動作を安定化し、か
つ微細化を可能とする。 【構成】 転送用MOSトランジスタQt1,Qt2につい
ては通常のLDDトランジスタで形成するが、駆動用M
OSトランジスタQd1,Qd2についてはゲートオーバラ
ップの大きいLDDトランジスタで形成した。ゲートオ
ーバーラップとは、低濃度ソース/ドレイン領域とゲー
ト電極とが重なっていることをいうが、本発明ではオー
バーラップの程度の差が問題であって、駆動用MOSト
ランジスタQd1,Qd2は、転送用MOSトランジスタQt
1,Qt2に比してオーバーラップが大きい点が特徴であ
る。
つ微細化を可能とする。 【構成】 転送用MOSトランジスタQt1,Qt2につい
ては通常のLDDトランジスタで形成するが、駆動用M
OSトランジスタQd1,Qd2についてはゲートオーバラ
ップの大きいLDDトランジスタで形成した。ゲートオ
ーバーラップとは、低濃度ソース/ドレイン領域とゲー
ト電極とが重なっていることをいうが、本発明ではオー
バーラップの程度の差が問題であって、駆動用MOSト
ランジスタQd1,Qd2は、転送用MOSトランジスタQt
1,Qt2に比してオーバーラップが大きい点が特徴であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリセルとそ
の製造方法に関し、さらに詳しく言えばSRAMのメモ
リセルの動作を安定化し、かつ微細化を可能とする半導
体メモリセルとその製造方法に関する。
の製造方法に関し、さらに詳しく言えばSRAMのメモ
リセルの動作を安定化し、かつ微細化を可能とする半導
体メモリセルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSRAMのメモリセルは、図4お
よび図5に示す一般的に知られた高抵抗負荷型のメモリ
セルである。これはインバータ回路を2段つないでフィ
ードバックをかけるフリップフロップ回路であり、クロ
ス接続された1対の駆動用MOSトランジスタQd1,Q
d2と、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2と、負荷用
高抵抗R1,R2によって1ビット分が構成されている。
このセルの動作について以下で述べる。
よび図5に示す一般的に知られた高抵抗負荷型のメモリ
セルである。これはインバータ回路を2段つないでフィ
ードバックをかけるフリップフロップ回路であり、クロ
ス接続された1対の駆動用MOSトランジスタQd1,Q
d2と、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2と、負荷用
高抵抗R1,R2によって1ビット分が構成されている。
このセルの動作について以下で述べる。
【0003】例えば、アドレスデコーダ回路によって選
択されたメモリセル列の中で、ビット線DL,*DLか
らデータが入力されたあるメモリセルにおいては、図4
の左側の転送用MOSトランジスタQt1を通って、右側
の駆動用MOSトランジスタQd1のゲートに入り、右側
のインバータで反転されてドレインに現れると同時に左
側の駆動用MOSトランジスタQd2のゲートに加わり、
左側のインバータで増幅反転されて駆動用MOSトラン
ジスタQd1のドレインに加わり、記憶保持される。そし
て、この記憶情報は駆動用MOSトランジスタQd1,Q
d2のドレインに接続された負荷用高抵抗R1,R2の微少
電流によって保持される。
択されたメモリセル列の中で、ビット線DL,*DLか
らデータが入力されたあるメモリセルにおいては、図4
の左側の転送用MOSトランジスタQt1を通って、右側
の駆動用MOSトランジスタQd1のゲートに入り、右側
のインバータで反転されてドレインに現れると同時に左
側の駆動用MOSトランジスタQd2のゲートに加わり、
左側のインバータで増幅反転されて駆動用MOSトラン
ジスタQd1のドレインに加わり、記憶保持される。そし
て、この記憶情報は駆動用MOSトランジスタQd1,Q
d2のドレインに接続された負荷用高抵抗R1,R2の微少
電流によって保持される。
【0004】一方、読み出しは転送用MOSトランジス
タQt1,Qt2のゲートに共通のワード線WLによって電
圧を印加し、駆動用MOSトランジスタQd1,Qd2のド
レイン電位の差を読み出す。上記半導体メモリセルは、
特開平4−127470号公報(H01L 27/1
1)等に記載されている。ところで、上記メモリセルの
動作を安定化するには、駆動用MOSトランジスタQd
1,Qd2の転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に対す
るβ比を大きくすることが必要である。そこで、従来そ
れぞれのトランジスタサイズを設計上異ならしめること
によりβ比を確保していた。例えば、転送用MOSトラ
ンジスタQt1,Qt2のサイズ(ゲート幅/ゲート長)を
0.8/1.5とし、駆動用MOSトランジスタQd1,
Qd2を2.0/0.8としていた。
タQt1,Qt2のゲートに共通のワード線WLによって電
圧を印加し、駆動用MOSトランジスタQd1,Qd2のド
レイン電位の差を読み出す。上記半導体メモリセルは、
特開平4−127470号公報(H01L 27/1
1)等に記載されている。ところで、上記メモリセルの
動作を安定化するには、駆動用MOSトランジスタQd
1,Qd2の転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に対す
るβ比を大きくすることが必要である。そこで、従来そ
れぞれのトランジスタサイズを設計上異ならしめること
によりβ比を確保していた。例えば、転送用MOSトラ
ンジスタQt1,Qt2のサイズ(ゲート幅/ゲート長)を
0.8/1.5とし、駆動用MOSトランジスタQd1,
Qd2を2.0/0.8としていた。
【0005】なお、上記βは、β=μCoxWeff/Leff
によって定義されるパラメータであり、μはキャリア
移動度、Coxはゲート酸化膜容量、Weffは実効チャネ
ル幅、Leffは実効チャネル長である。
によって定義されるパラメータであり、μはキャリア
移動度、Coxはゲート酸化膜容量、Weffは実効チャネ
ル幅、Leffは実効チャネル長である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
セルを微細化するという制約があるため、トランジスタ
サイズによってβ比を確保するには限界があった。この
ため、十分なβ比がとれず、セルの動作が不安定であっ
た。本発明は、かかる問題点を除去することを目的とし
ている。
セルを微細化するという制約があるため、トランジスタ
サイズによってβ比を確保するには限界があった。この
ため、十分なβ比がとれず、セルの動作が不安定であっ
た。本発明は、かかる問題点を除去することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体メモリセルは、クロス接続された一
対の駆動用MOSトランジスタと、一対の転送用MOS
トランジスタと、一対の負荷素子より成る半導体メモリ
セルであって、駆動用MOSトランジスタのゲートの延
在方向と転送用MOSトランジスタのゲートの延在方向
が直角となるように配置された半導体メモリセルにおい
て、駆動用MOSトランジスタのゲートオーバーラップ
を転送用MOSトランジスタのゲートオーバーラップよ
り大きく形成した。
に、本発明の半導体メモリセルは、クロス接続された一
対の駆動用MOSトランジスタと、一対の転送用MOS
トランジスタと、一対の負荷素子より成る半導体メモリ
セルであって、駆動用MOSトランジスタのゲートの延
在方向と転送用MOSトランジスタのゲートの延在方向
が直角となるように配置された半導体メモリセルにおい
て、駆動用MOSトランジスタのゲートオーバーラップ
を転送用MOSトランジスタのゲートオーバーラップよ
り大きく形成した。
【0008】また、本発明の半導体メモリセルの製造方
法は、クロス接続された一対の駆動用MOSトランジス
タと、一対の転送用MOSトランジスタと、一対の負荷
素子より成る半導体メモリセルであって、駆動用MOS
トランジスタのゲートの延在方向と転送用MOSトラン
ジスタのゲートの延在方向が直角となるように配置され
た半導体メモリセルの製造方法において、駆動用MOS
トランジスタおよび転送用MOSトランジスタの低濃度
ソース/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆
動用MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角
の方向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことに
より、駆動用MOSトランジスタのゲートオーバラップ
を転送用MOSトランジスタのゲートオーバーラップよ
り大きく形成した。
法は、クロス接続された一対の駆動用MOSトランジス
タと、一対の転送用MOSトランジスタと、一対の負荷
素子より成る半導体メモリセルであって、駆動用MOS
トランジスタのゲートの延在方向と転送用MOSトラン
ジスタのゲートの延在方向が直角となるように配置され
た半導体メモリセルの製造方法において、駆動用MOS
トランジスタおよび転送用MOSトランジスタの低濃度
ソース/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆
動用MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角
の方向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことに
より、駆動用MOSトランジスタのゲートオーバラップ
を転送用MOSトランジスタのゲートオーバーラップよ
り大きく形成した。
【0009】
【作用】本発明の半導体メモリセルによれば、駆動用M
OSトランジスタでは、ゲートオーバーラップが大きい
ので、その分だけ実効チャネル長が小さくなり、またオ
ーバーラップ部分の低濃度ソース/ドレイン領域の抵抗
がゲート電界により下げられるので、転送用MOSトラ
ンジスタに比して高いβを得ることができ、この結果設
計上のトランジスタのサイズを一定にしながら従来より
高いβ比を実現することができる。
OSトランジスタでは、ゲートオーバーラップが大きい
ので、その分だけ実効チャネル長が小さくなり、またオ
ーバーラップ部分の低濃度ソース/ドレイン領域の抵抗
がゲート電界により下げられるので、転送用MOSトラ
ンジスタに比して高いβを得ることができ、この結果設
計上のトランジスタのサイズを一定にしながら従来より
高いβ比を実現することができる。
【0010】また、本発明の半導体メモリセルの製造に
よれば、それぞれのゲート電極層はそれらの延在方向が
直角となるように配置されていることから、低濃度ソー
ス/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆動用
MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角の方
向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことによ
り、図1および図2に示すように、駆動用MOSトラン
ジスタについてのみ斜めイオン注入によるシャドゥイン
グ効果が現れ、駆動用MOSトランジスタのゲートオー
バラップが転送用MOSトランジスタのゲートオーバー
ラップより大きく形成される。
よれば、それぞれのゲート電極層はそれらの延在方向が
直角となるように配置されていることから、低濃度ソー
ス/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆動用
MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角の方
向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことによ
り、図1および図2に示すように、駆動用MOSトラン
ジスタについてのみ斜めイオン注入によるシャドゥイン
グ効果が現れ、駆動用MOSトランジスタのゲートオー
バラップが転送用MOSトランジスタのゲートオーバー
ラップより大きく形成される。
【0011】
【実施例】以下で、本発明の一実施例に係る半導体メモ
リセルとその製造方法を図面を参照しながら説明する。
本実施例に係る半導体メモリセルの回路構成そのもの
は、図4に示す通りであり従来と異なるところはない。
本発明の特徴とする点は、転送用MOSトランジスタQ
t1,Qt2と駆動用MOSトランジスタQd1,Qd2とで構造
が異なることにある。すなわち、図3に示すように、転
送用MOSトランジスタQt1,Qt2については通常のL
DDトランジスタで形成するが、駆動用MOSトランジ
スタQd1,Qd2についてはゲートオーバラップの大きい
LDDトランジスタで形成した。ゲートオーバーラップ
とは、低濃度ソース/ドレイン領域とゲート電極とが重
なっていることをいうが、本発明ではオーバーラップの
程度の差が問題であって、駆動用MOSトランジスタQ
d1,Qd2は、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に比し
てオーバーラップが大きい点が特徴である。
リセルとその製造方法を図面を参照しながら説明する。
本実施例に係る半導体メモリセルの回路構成そのもの
は、図4に示す通りであり従来と異なるところはない。
本発明の特徴とする点は、転送用MOSトランジスタQ
t1,Qt2と駆動用MOSトランジスタQd1,Qd2とで構造
が異なることにある。すなわち、図3に示すように、転
送用MOSトランジスタQt1,Qt2については通常のL
DDトランジスタで形成するが、駆動用MOSトランジ
スタQd1,Qd2についてはゲートオーバラップの大きい
LDDトランジスタで形成した。ゲートオーバーラップ
とは、低濃度ソース/ドレイン領域とゲート電極とが重
なっていることをいうが、本発明ではオーバーラップの
程度の差が問題であって、駆動用MOSトランジスタQ
d1,Qd2は、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に比し
てオーバーラップが大きい点が特徴である。
【0012】したがって、駆動用MOSトランジスタQ
d1,Qd2では、ゲートオーバーラップの差だけ実効チャ
ネル長が小さくなり、またオーバーラップ部分の低濃度
ソース/ドレイン領域の抵抗がゲート電界により下げら
れるので、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に比し
て高いβを得ることができ、この結果設計上のトランジ
スタのサイズを一定にしながら従来より高いβ比を実現
することができる。
d1,Qd2では、ゲートオーバーラップの差だけ実効チャ
ネル長が小さくなり、またオーバーラップ部分の低濃度
ソース/ドレイン領域の抵抗がゲート電界により下げら
れるので、転送用MOSトランジスタQt1,Qt2に比し
て高いβを得ることができ、この結果設計上のトランジ
スタのサイズを一定にしながら従来より高いβ比を実現
することができる。
【0013】次に、上記半導体メモリセルの製造方法を
図1乃至図3を参照しながら説明する。図1乃至図3
は、図4の左側部分の斜視図であり、転送用MOSトラ
ンジスタQt1と駆動用MOSトランジスタQd1が形成さ
れる部分を示している。図1において、P型シリコン基
板(1)上の転送用MOSトランジスタQt1形成領域と
駆動用MOSトランジスタQd1形成領域とを分離するL
OCOS酸化膜(2)を形成し、ゲート酸化膜(3)を
介してそれぞれのゲート電極層(4A)(4B)をポリ
シリコン層で形成する。ここで、2つのゲート電極層
(4A)(4B)の延在方向は直角となるように配置し
ている。そして、駆動用MOSトランジスタのゲート電
極層(4B)の延在方向に対し直角の方向から(図1に
おいて左側から)、1回目の斜めイオン注入を行い、転
送用MOSトランジスタQt1の低濃度ソース/ドレイン
領域(5A)(6A)と駆動用MOSトランジスタQd1
の低濃度ソース/ドレイン領域(5B)(6B)を形成
する。ここで、斜めイオン注入は、シリコン基板(1)
面の垂直方向から角度θだけ傾けて、リンイオン(31P
+)を注入量2E12/cm2、加速電圧50KeVの条件
で注入している。
図1乃至図3を参照しながら説明する。図1乃至図3
は、図4の左側部分の斜視図であり、転送用MOSトラ
ンジスタQt1と駆動用MOSトランジスタQd1が形成さ
れる部分を示している。図1において、P型シリコン基
板(1)上の転送用MOSトランジスタQt1形成領域と
駆動用MOSトランジスタQd1形成領域とを分離するL
OCOS酸化膜(2)を形成し、ゲート酸化膜(3)を
介してそれぞれのゲート電極層(4A)(4B)をポリ
シリコン層で形成する。ここで、2つのゲート電極層
(4A)(4B)の延在方向は直角となるように配置し
ている。そして、駆動用MOSトランジスタのゲート電
極層(4B)の延在方向に対し直角の方向から(図1に
おいて左側から)、1回目の斜めイオン注入を行い、転
送用MOSトランジスタQt1の低濃度ソース/ドレイン
領域(5A)(6A)と駆動用MOSトランジスタQd1
の低濃度ソース/ドレイン領域(5B)(6B)を形成
する。ここで、斜めイオン注入は、シリコン基板(1)
面の垂直方向から角度θだけ傾けて、リンイオン(31P
+)を注入量2E12/cm2、加速電圧50KeVの条件
で注入している。
【0014】上記斜めイオン注入によれば、それぞれの
ゲート電極層(4A)(4B)はそれらの延在方向が直
角となるように配置されていることから、駆動用MOS
トランジスタQd1についてのみシャドゥイング効果が現
れる。すなわち、転送用MOSトランジスタQt1の低濃
度ソース/ドレイン領域(5A)(6A)についてはシ
ャドゥイング効果がないので、ゲート電極層(4A)に
対して対称に形成されるが、駆動用MOSトランジスタ
Qd1の低濃度ソース/ドレイン領域(5B)(6B)は
ゲート電極層(4B)によるシャドゥイング効果のため
に非対称であって、ソース領域(5B)とゲート電極層
(4B)とのオーバーラップが大きくなる一方、ドレイ
ン領域(6B)は、ゲート電極層(4B)からオフセッ
トされる。
ゲート電極層(4A)(4B)はそれらの延在方向が直
角となるように配置されていることから、駆動用MOS
トランジスタQd1についてのみシャドゥイング効果が現
れる。すなわち、転送用MOSトランジスタQt1の低濃
度ソース/ドレイン領域(5A)(6A)についてはシ
ャドゥイング効果がないので、ゲート電極層(4A)に
対して対称に形成されるが、駆動用MOSトランジスタ
Qd1の低濃度ソース/ドレイン領域(5B)(6B)は
ゲート電極層(4B)によるシャドゥイング効果のため
に非対称であって、ソース領域(5B)とゲート電極層
(4B)とのオーバーラップが大きくなる一方、ドレイ
ン領域(6B)は、ゲート電極層(4B)からオフセッ
トされる。
【0015】次に、図2において、駆動用MOSトラン
ジスタのゲート電極層(4B)の延在方向に対し直角の
方向から(図2において右側から)、2回目の斜めイオ
ン注入を行う。このイオン注入の注入量等は1回目と同
じであって、その注入方向が逆方向である点のみが異な
る。これにより、転送用MOSトランジスタQt1の低濃
度ソース/ドレイン領域(51A)(61A)と駆動用
MOSトランジスタQd1の低濃度ソース/ドレイン領域
(51B)(61B)とはいずれも対称となり、駆動用
MOSトランジスタQd1は、転送用MOSトランジスタ
Qt1に比してオーバーラップが大きく形成される。Qd2
とQt2との関係も全く同様である。
ジスタのゲート電極層(4B)の延在方向に対し直角の
方向から(図2において右側から)、2回目の斜めイオ
ン注入を行う。このイオン注入の注入量等は1回目と同
じであって、その注入方向が逆方向である点のみが異な
る。これにより、転送用MOSトランジスタQt1の低濃
度ソース/ドレイン領域(51A)(61A)と駆動用
MOSトランジスタQd1の低濃度ソース/ドレイン領域
(51B)(61B)とはいずれも対称となり、駆動用
MOSトランジスタQd1は、転送用MOSトランジスタ
Qt1に比してオーバーラップが大きく形成される。Qd2
とQt2との関係も全く同様である。
【0016】したがって、駆動用MOSトランジスタQ
d1,Qd2との実効チャネル長Leff2は、ゲートオーバー
ラップの差だけ転送用MOSトランジスタQt1,Qt2と
の実効チャネル長Leff1より小さくなり、またオーバー
ラップ部分の低濃度ソース/ドレイン領域の抵抗がゲー
ト電界により下げられるので、転送用MOSトランジス
タQt1,Qt2とのに比して高いβを得ることができ、こ
の結果設計上のトランジスタのサイズを一定にしながら
従来より高いβ比を実現することができる。
d1,Qd2との実効チャネル長Leff2は、ゲートオーバー
ラップの差だけ転送用MOSトランジスタQt1,Qt2と
の実効チャネル長Leff1より小さくなり、またオーバー
ラップ部分の低濃度ソース/ドレイン領域の抵抗がゲー
ト電界により下げられるので、転送用MOSトランジス
タQt1,Qt2とのに比して高いβを得ることができ、こ
の結果設計上のトランジスタのサイズを一定にしながら
従来より高いβ比を実現することができる。
【0017】この後、図3において、ゲート電極層(4
A)(4B)の側壁にSiO2より成るスペーサ膜(9A)
(9B)を形成し、ヒ素イオン(75As+)を注入量5E
15/cm2、加速電圧50KeVの条件でイオン注入
し、転送用MOSトランジスタQt1の高濃度ソース/ド
レイン領域(10A)(11A)と駆動用MOSトラン
ジスタQd1の高濃度ソース/ドレイン領域(10B)
(11B)とを形成する。
A)(4B)の側壁にSiO2より成るスペーサ膜(9A)
(9B)を形成し、ヒ素イオン(75As+)を注入量5E
15/cm2、加速電圧50KeVの条件でイオン注入
し、転送用MOSトランジスタQt1の高濃度ソース/ド
レイン領域(10A)(11A)と駆動用MOSトラン
ジスタQd1の高濃度ソース/ドレイン領域(10B)
(11B)とを形成する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリセルによれば、駆動用MOSトランジスタでは、転
送用MOSトランジスタに比してゲートオーバーラップ
が大きいので、その分だけ実効チャネル長が小さくな
り、またオーバーラップ部分の低濃度ソース/ドレイン
領域の抵抗がゲート電界により下げられることから、転
送用MOSトランジスタに比して高いβを得ることがで
き、この結果設計上のトランジスタのサイズを一定にし
ながら従来より高いβ比を実現することができる。これ
により、メモリセルの動作を安定化するとともに、微細
化を実現することができる。
モリセルによれば、駆動用MOSトランジスタでは、転
送用MOSトランジスタに比してゲートオーバーラップ
が大きいので、その分だけ実効チャネル長が小さくな
り、またオーバーラップ部分の低濃度ソース/ドレイン
領域の抵抗がゲート電界により下げられることから、転
送用MOSトランジスタに比して高いβを得ることがで
き、この結果設計上のトランジスタのサイズを一定にし
ながら従来より高いβ比を実現することができる。これ
により、メモリセルの動作を安定化するとともに、微細
化を実現することができる。
【0019】また、本発明の半導体メモリセルの製造方
法によれば、それぞれのゲート電極層はそれらの延在方
向が直角となるように配置されていることから、低濃度
ソース/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆
動用MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角
の方向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことに
より、図1および図2に示すように、駆動用MOSトラ
ンジスタについてのみ斜めイオン注入によるシャドゥイ
ング効果が現れ、駆動用MOSトランジスタのゲートオ
ーバラップが転送用MOSトランジスタに比して大きく
形成される。したがって、イオン注入工程を2回に分け
て行うのみで、容易に従来より高いβ比を実現すること
ができる利点がある。
法によれば、それぞれのゲート電極層はそれらの延在方
向が直角となるように配置されていることから、低濃度
ソース/ドレイン領域を形成するイオン注入工程で、駆
動用MOSトランジスタのゲートの延在方向に対し直角
の方向から、左右に2回の斜めイオン注入を行うことに
より、図1および図2に示すように、駆動用MOSトラ
ンジスタについてのみ斜めイオン注入によるシャドゥイ
ング効果が現れ、駆動用MOSトランジスタのゲートオ
ーバラップが転送用MOSトランジスタに比して大きく
形成される。したがって、イオン注入工程を2回に分け
て行うのみで、容易に従来より高いβ比を実現すること
ができる利点がある。
【図1】本発明の実施例に係る半導体メモリセルとその
製造方法を説明する第1の斜視図である。
製造方法を説明する第1の斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る半導体メモリセルの製造
方法を説明する第2の斜視図である。
方法を説明する第2の斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る半導体メモリセルとその
製造方法を説明する第3の斜視図である。
製造方法を説明する第3の斜視図である。
【図4】SRAMメモリセルを説明する回路図である。
【図5】SRAMメモリセルを説明する平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/088
Claims (2)
- 【請求項1】 クロス接続された一対の駆動用MOSト
ランジスタと、一対の転送用MOSトランジスタと、一
対の負荷素子より成る半導体メモリセルであって、駆動
用MOSトランジスタのゲートの延在方向と転送用MO
Sトランジスタのゲートの延在方向が直角となるように
配置された半導体メモリセルにおいて、駆動用MOSト
ランジスタのゲートオーバーラップを転送用MOSトラ
ンジスタのゲートオーバーラップより大きく形成したこ
とを特徴とする半導体メモリセル。 - 【請求項2】 クロス接続された一対の駆動用MOSト
ランジスタと、一対の転送用MOSトランジスタと、一
対の負荷素子より成る半導体メモリセルであって、駆動
用MOSトランジスタのゲートの延在方向と転送用MO
Sトランジスタのゲートの延在方向が直角となるように
配置された半導体メモリセルの製造方法において、駆動
用MOSトランジスタおよび転送用MOSトランジスタ
の低濃度ソース/ドレイン領域を形成するイオン注入工
程で、駆動用MOSトランジスタのゲートの延在方向に
対して直角の方向から、左右に2回の斜めイオン注入を
行うことにより、駆動用MOSトランジスタのゲートオ
ーバラップを転送用MOSトランジスタのゲートオーバ
ーラップより大きく形成したことを特徴とする半導体メ
モリセルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286642A JPH08148582A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 半導体メモリセルとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286642A JPH08148582A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 半導体メモリセルとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08148582A true JPH08148582A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17707071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6286642A Pending JPH08148582A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 半導体メモリセルとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08148582A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6528897B2 (en) | 2000-11-29 | 2003-03-04 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor memory device |
| JP2007165396A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Sharp Corp | 半導体記憶装置の製造方法 |
| JP2009043971A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2010067635A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Imec | 電子回路および電子回路の製造方法 |
| WO2012077178A1 (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-14 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 半導体装置 |
| US8530960B2 (en) | 2010-12-07 | 2013-09-10 | Unisantis Electronics Singapore Pte. Ltd. | Semiconductor device |
| JP2014057089A (ja) * | 2013-11-06 | 2014-03-27 | Unisantis Electronics Singapore Pte Ltd | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP6286642A patent/JPH08148582A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6528897B2 (en) | 2000-11-29 | 2003-03-04 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor memory device |
| JP2007165396A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Sharp Corp | 半導体記憶装置の製造方法 |
| JP2009043971A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2010067635A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Imec | 電子回路および電子回路の製造方法 |
| WO2012077178A1 (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-14 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 半導体装置 |
| US8530960B2 (en) | 2010-12-07 | 2013-09-10 | Unisantis Electronics Singapore Pte. Ltd. | Semiconductor device |
| JP2014057089A (ja) * | 2013-11-06 | 2014-03-27 | Unisantis Electronics Singapore Pte Ltd | 半導体装置 |
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