JPH0814919A - ナビゲーションシステム - Google Patents
ナビゲーションシステムInfo
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- JPH0814919A JPH0814919A JP14477995A JP14477995A JPH0814919A JP H0814919 A JPH0814919 A JP H0814919A JP 14477995 A JP14477995 A JP 14477995A JP 14477995 A JP14477995 A JP 14477995A JP H0814919 A JPH0814919 A JP H0814919A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】GPS信号の受信可否や受信信号レベルの情報
を用いて測位精度の高いナビゲーションシステムを提供
すること。 【構成】測位衛星信号からの受信の可否,受信信号レベ
ルを記憶する記憶装置とその記憶された情報をナビゲー
ション演算部に出力する出力端子を備える受信装置を設
けるとともに、ナビゲーション演算部に出力端子からの
情報に基づいて移動体周囲の建物の状況を判断する手段
を設けたこと。
を用いて測位精度の高いナビゲーションシステムを提供
すること。 【構成】測位衛星信号からの受信の可否,受信信号レベ
ルを記憶する記憶装置とその記憶された情報をナビゲー
ション演算部に出力する出力端子を備える受信装置を設
けるとともに、ナビゲーション演算部に出力端子からの
情報に基づいて移動体周囲の建物の状況を判断する手段
を設けたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNAVSTAR/GPS衛星か
らの信号を受信する受信信号を利用したナビゲーション
システムに関する。
らの信号を受信する受信信号を利用したナビゲーション
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】GPS(Global Positioning System:全
世界測位システム)は、米国国防総省が構築を進めてい
る人工衛星を用いた全世界電波航法システムである。シ
ステムは衛星系と地上系から構成される。衛星系は最終
的に計24個揃う予定であり、システムが完成すれば2
4時間、全世界で3次元測位が可能になる。
世界測位システム)は、米国国防総省が構築を進めてい
る人工衛星を用いた全世界電波航法システムである。シ
ステムは衛星系と地上系から構成される。衛星系は最終
的に計24個揃う予定であり、システムが完成すれば2
4時間、全世界で3次元測位が可能になる。
【0003】GPS衛星から送られる信号は、干渉や妨
害を受けにくい、信号秘匿能力が高い、距離測定,時刻
同期が可能,符号分割多重接続が可能などの優れた能力
を持つスペクトラム拡散変調信号である。
害を受けにくい、信号秘匿能力が高い、距離測定,時刻
同期が可能,符号分割多重接続が可能などの優れた能力
を持つスペクトラム拡散変調信号である。
【0004】スペクトラム拡散変調は、情報データ信号
を、その情報信号の周波数帯域より広帯域で、かつ自己
相関が高くて相互相関が低いという特徴を有するランダ
ムな符号である擬似雑音符号(Pseudo Noise符号:PN
符号)で変調し(これをPN拡散と呼ぶ)伝送する方式
である。このため、スペクトラム拡散信号の受信装置に
は、次の機能が必要となる。まず送信側で情報データの
拡散に用いたPN符号と同じパターンのPN符号を受信
機内部で生成し、そのPN符号の位相と受信信号のPN
符号の位相を一致させて乗算し復調することで、送信さ
れた情報データを復調する機能である(これをPN逆拡
散と呼ぶ)。
を、その情報信号の周波数帯域より広帯域で、かつ自己
相関が高くて相互相関が低いという特徴を有するランダ
ムな符号である擬似雑音符号(Pseudo Noise符号:PN
符号)で変調し(これをPN拡散と呼ぶ)伝送する方式
である。このため、スペクトラム拡散信号の受信装置に
は、次の機能が必要となる。まず送信側で情報データの
拡散に用いたPN符号と同じパターンのPN符号を受信
機内部で生成し、そのPN符号の位相と受信信号のPN
符号の位相を一致させて乗算し復調することで、送信さ
れた情報データを復調する機能である(これをPN逆拡
散と呼ぶ)。
【0005】次に、その動作を詳細に説明する。
【0006】受信装置立ち上げ後、受信すべき信号のP
N符号と受信機内部で作成するPN符号の位相が一致
(位相同期)するまでPN符号の位相を変化させる、い
わゆるPNサーチを同期捕捉するまで行い逆拡散信号を
得る。
N符号と受信機内部で作成するPN符号の位相が一致
(位相同期)するまでPN符号の位相を変化させる、い
わゆるPNサーチを同期捕捉するまで行い逆拡散信号を
得る。
【0007】次に、この逆拡散信号には不要な雑音信号
が多く混入しているため、逆拡散信号の中心周波数と、
前記逆拡散信号から不要な雑音を除去する狭帯域なフィ
ルタの中心周波数を一致させて、逆拡散信号をろ波する
(周波数同期)。前記動作により、不要な雑音成分を除
去して情報信号を復調しPN同期を確立する。
が多く混入しているため、逆拡散信号の中心周波数と、
前記逆拡散信号から不要な雑音を除去する狭帯域なフィ
ルタの中心周波数を一致させて、逆拡散信号をろ波する
(周波数同期)。前記動作により、不要な雑音成分を除
去して情報信号を復調しPN同期を確立する。
【0008】以上の操作によりPN同期が確立した後
は、常にPN符号の位相が一致するように(例えば横山
光雄著「スペクトル拡散通信システム」pp.311−
325に示されるように)震動ループ回路からの信号に
基づいてPN符号発生器を制御し(PN同期追跡)、P
Nトラッキングする。そのトラッキング状態より3衛星
以上のGPS衛星と受信機関の距離を測定し、自己位置
を演算する。
は、常にPN符号の位相が一致するように(例えば横山
光雄著「スペクトル拡散通信システム」pp.311−
325に示されるように)震動ループ回路からの信号に
基づいてPN符号発生器を制御し(PN同期追跡)、P
Nトラッキングする。そのトラッキング状態より3衛星
以上のGPS衛星と受信機関の距離を測定し、自己位置
を演算する。
【0009】上記GPS受信装置では、電源立ち上げ後
測位を行うまでには位相同期や周波数同期といった過程
が必要不可欠であり、時間を要する。そのため、従来は
特開昭58−191552号公報に示される方式により同期サー
チスピードを可変し、立ち上げ時間を短縮する方法があ
る。
測位を行うまでには位相同期や周波数同期といった過程
が必要不可欠であり、時間を要する。そのため、従来は
特開昭58−191552号公報に示される方式により同期サー
チスピードを可変し、立ち上げ時間を短縮する方法があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】GPS衛星が送信する
電波の信号レベルは、衛星の仰角や、受信装置に使用す
るアンテナの利得パターンの仰角に対する偏差などの要
因により、大きく変化する。
電波の信号レベルは、衛星の仰角や、受信装置に使用す
るアンテナの利得パターンの仰角に対する偏差などの要
因により、大きく変化する。
【0011】そのため、信号レベルにより最適なPNサ
ーチスピードや、不要な雑音を除去する狭帯域フィルタ
の帯域幅、及び震動ループ回路におけるループフィルタ
等のパラメータを最適に選択する必要がある。しかし
(1)従来、これらパラメータを信号レベルによらず一
律にしていたため、位相同期や周波数同期に要する時間
が長くなるという問題があった。また(2)同期に要す
る時間と、距離の測定精度の間には相反する性質があ
り、一律にこれらパラメータを設定すると両特性を満足
させるのが困難であった。また震動ループ回路におい
て、データが反転するとき距離の測定精度が悪化すると
いう問題点があった。さらに(3)GPS信号の受信可
否や信号レベルは、測位に使用する衛星の組合せを変更
するためにのみ使用されていた。
ーチスピードや、不要な雑音を除去する狭帯域フィルタ
の帯域幅、及び震動ループ回路におけるループフィルタ
等のパラメータを最適に選択する必要がある。しかし
(1)従来、これらパラメータを信号レベルによらず一
律にしていたため、位相同期や周波数同期に要する時間
が長くなるという問題があった。また(2)同期に要す
る時間と、距離の測定精度の間には相反する性質があ
り、一律にこれらパラメータを設定すると両特性を満足
させるのが困難であった。また震動ループ回路におい
て、データが反転するとき距離の測定精度が悪化すると
いう問題点があった。さらに(3)GPS信号の受信可
否や信号レベルは、測位に使用する衛星の組合せを変更
するためにのみ使用されていた。
【0012】本発明の目的は、GPS信号の受信可否や
受信信号レベルの情報を用いて測位精度の高いナビゲー
ションシステムを実現することにある。
受信信号レベルの情報を用いて測位精度の高いナビゲー
ションシステムを実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、測位衛星か
らの信号を受信して移動体の現在位置を求める測位衛星
信号受信装置と他のセンサ情報を用いて移動体の現在位
置を報知する報知装置を備えたナビゲーションシステム
において、前記測位衛星信号受信装置は受信可否,受信
信号レベルを記憶する記憶手段と前記記憶された情報を
ナビゲーション演算部に出力する出力端子を備え、ナビ
ゲーション演算部は前記出力端子からの情報に基づいて
前記移動体周囲の建物の状況を判断する手段を備えるこ
とによって達成される。
らの信号を受信して移動体の現在位置を求める測位衛星
信号受信装置と他のセンサ情報を用いて移動体の現在位
置を報知する報知装置を備えたナビゲーションシステム
において、前記測位衛星信号受信装置は受信可否,受信
信号レベルを記憶する記憶手段と前記記憶された情報を
ナビゲーション演算部に出力する出力端子を備え、ナビ
ゲーション演算部は前記出力端子からの情報に基づいて
前記移動体周囲の建物の状況を判断する手段を備えるこ
とによって達成される。
【0014】
【作用】ナビゲーションシステムで自己位置の測定にG
PS信号を利用する場合、GPS信号の受信可否や信号レ
ベルより、そのGPS衛星が見える方向に障害物がある
か否かを確認する。障害物があると判断したときには、
地図情報とGPS受信装置から出力される位置情報を突
き合わせる。さらにGPS衛星が見える方向に障害物が
あるか否かを地図で調べる。さらに障害物の陰になるよ
うにマップマッチングして自己位置を決定する。
PS信号を利用する場合、GPS信号の受信可否や信号レ
ベルより、そのGPS衛星が見える方向に障害物がある
か否かを確認する。障害物があると判断したときには、
地図情報とGPS受信装置から出力される位置情報を突
き合わせる。さらにGPS衛星が見える方向に障害物が
あるか否かを地図で調べる。さらに障害物の陰になるよ
うにマップマッチングして自己位置を決定する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。
する。
【0016】図1は本発明を適用したGPS受信装置の
一構成例である。
一構成例である。
【0017】図1で、GPS衛星から送信された中心周
波数1575.42MHz のスペクトラム拡散信号は、アンテ
ナ1で捕らえられ高周波部23に送られる。
波数1575.42MHz のスペクトラム拡散信号は、アンテ
ナ1で捕らえられ高周波部23に送られる。
【0018】高周波部23は、この信号を低雑音アンプ
2にて増幅し、基準発振器22(例えば発信周波数が6
5.472MHz のもの)で周波数管理される第1局部
発振器4で作成した搬送波(例えば発信周波数1509.948
MHz)によりミキサ3でダウンコンバージョンし、第
1中間周波信号S1を得る。
2にて増幅し、基準発振器22(例えば発信周波数が6
5.472MHz のもの)で周波数管理される第1局部
発振器4で作成した搬送波(例えば発信周波数1509.948
MHz)によりミキサ3でダウンコンバージョンし、第
1中間周波信号S1を得る。
【0019】さらにこの信号S1から不要な雑音信号を
帯域通過フィルタ5(例えば通過帯域幅約2MHz)で
除去し、逆スペクトラム拡散部24に送る。
帯域通過フィルタ5(例えば通過帯域幅約2MHz)で
除去し、逆スペクトラム拡散部24に送る。
【0020】逆スペクトラム拡散部24では、PN符号
NCO8とPN符号発生器7により、受信すべきGPS
衛星信号のPN符号と同じパターンで、かつ同位相のP
N符号で、高周波部23から送られるスペクトラム拡散
信号を逆拡散し、第2中間周波信号S2を得る。
NCO8とPN符号発生器7により、受信すべきGPS
衛星信号のPN符号と同じパターンで、かつ同位相のP
N符号で、高周波部23から送られるスペクトラム拡散
信号を逆拡散し、第2中間周波信号S2を得る。
【0021】この第2中間周波信号S2を2分岐し、基
準発振器22の出力位相差を90゜とした2つの信号と
混合して周波数変換(ダウンコンバージョン)し、位相
が90゜相異なる第3中間周波信号S3.a,bを得る
(それぞれI信号,Q信号と呼ばれる)。
準発振器22の出力位相差を90゜とした2つの信号と
混合して周波数変換(ダウンコンバージョン)し、位相
が90゜相異なる第3中間周波信号S3.a,bを得る
(それぞれI信号,Q信号と呼ばれる)。
【0022】以上のようにI,Q信号に分離処理するこ
とで、低いサンプリング周波数で処理可能とするととも
に、ディジタル信号処理部の構成を簡略化している。
とで、低いサンプリング周波数で処理可能とするととも
に、ディジタル信号処理部の構成を簡略化している。
【0023】さらにA/D変換器の前に設けられた低域
通過フィルタ12.a,bで、A/D変換器のサンプリ
ング周波数の1/2以上の周波数成分である折り返し信
号を除去し、信号S4.a,bを得る。
通過フィルタ12.a,bで、A/D変換器のサンプリ
ング周波数の1/2以上の周波数成分である折り返し信
号を除去し、信号S4.a,bを得る。
【0024】ここで信号S3.a,bはドップラ効果に
より約±4KHzの周波数変動があり、また基準発信器
の周波数変動を考慮すると低域通過フィルタ12.a,
bの遮断周波数を約5〜7KHzに選ぶと良い。
より約±4KHzの周波数変動があり、また基準発信器
の周波数変動を考慮すると低域通過フィルタ12.a,
bの遮断周波数を約5〜7KHzに選ぶと良い。
【0025】さらに、A/D変換器でこのアナログ信号
S4.a,bを(例えば基準発信器信号を分周器11で
4096分周した15.984375MHz のサンプリング信号
で)ディジタル信号S5.a,bに変換し、ディジタル
信号処理部25に送る。
S4.a,bを(例えば基準発信器信号を分周器11で
4096分周した15.984375MHz のサンプリング信号
で)ディジタル信号S5.a,bに変換し、ディジタル
信号処理部25に送る。
【0026】ディジタル信号処理部25では、ディジタ
ル発振器で構成される第3局部発振器15から出力され
る搬送波信号と、信号S5.a,bをミキサ14.a,
bで混合し、ダウンコンバージョンされた信号S6.
a,bを得る。
ル発振器で構成される第3局部発振器15から出力され
る搬送波信号と、信号S5.a,bをミキサ14.a,
bで混合し、ダウンコンバージョンされた信号S6.
a,bを得る。
【0027】さらに、演算部21からの信号S16によ
り、アダプティブに信号遮断周波数を変更可能で通過帯
域を変えられる低域通過フィルタ16.a,bで、信号
S6.a,bから不要な雑音を除去し、航法データ信号
を含んだ搬送波信号S7.a,bを得る。
り、アダプティブに信号遮断周波数を変更可能で通過帯
域を変えられる低域通過フィルタ16.a,bで、信号
S6.a,bから不要な雑音を除去し、航法データ信号
を含んだ搬送波信号S7.a,bを得る。
【0028】データ復調器17は、例えばコスタス復調
器やTAN形式復調器で構成され、希望とするデータを
含んだ搬送波信号S7.a,bから搬送波信号を再生
し、これを入力信号と比較することでデータ信号S8を
復調し、演算部21に送る。
器やTAN形式復調器で構成され、希望とするデータを
含んだ搬送波信号S7.a,bから搬送波信号を再生
し、これを入力信号と比較することでデータ信号S8を
復調し、演算部21に送る。
【0029】また検波器18は、入力信号S7.a,b
の自乗和の平方根を計算し、入力信号の振幅情報信号S
9を得る。
の自乗和の平方根を計算し、入力信号の振幅情報信号S
9を得る。
【0030】この信号S9は演算部21に送られ、S9
の振幅が設定したレベル以上であればPN同期状態、S
9の振幅が設定したレベル以下であればPN非同期状態
と判別し、その結果をPN同期信号S13として出力す
る。
の振幅が設定したレベル以上であればPN同期状態、S
9の振幅が設定したレベル以下であればPN非同期状態
と判別し、その結果をPN同期信号S13として出力す
る。
【0031】さらに振幅情報信号S9は震動ループ19
に送られ、基準発振器22から発信されたディザー信号
S14による処理や、演算部からの基準信号S17によ
り設定されたフィルタ周波数でフィルタリング処理とれ
てPN同期追跡信号S10が出力される。なお、震動ル
ープ19へは演算部21からデータ反転信号S15も入
力され検波器18からの信号S9の震動ループ19への
入力を制御している。またスイッチ20はPN同期捕捉
信号S11とPN同期追跡信号S10を切り換えるもの
である。演算部21からのPN同期信号S13が非同期
状態を示していれば演算部21から出力されるPN同期
捕捉信号S11に切り換えられ、同期状態を示していれ
ばPN同期追跡信号S10に切り換えられる。
に送られ、基準発振器22から発信されたディザー信号
S14による処理や、演算部からの基準信号S17によ
り設定されたフィルタ周波数でフィルタリング処理とれ
てPN同期追跡信号S10が出力される。なお、震動ル
ープ19へは演算部21からデータ反転信号S15も入
力され検波器18からの信号S9の震動ループ19への
入力を制御している。またスイッチ20はPN同期捕捉
信号S11とPN同期追跡信号S10を切り換えるもの
である。演算部21からのPN同期信号S13が非同期
状態を示していれば演算部21から出力されるPN同期
捕捉信号S11に切り換えられ、同期状態を示していれ
ばPN同期追跡信号S10に切り換えられる。
【0032】このスイッチ20から出力される制御信号
S12はPN符号NCO8に入力され、PN符号の位相
を制御し、PN同期状態を作り出す。
S12はPN符号NCO8に入力され、PN符号の位相
を制御し、PN同期状態を作り出す。
【0033】以上の構成でGPS信号を復調し、測位が
なされるが、従来方式と異なる点は、低域通過フィルタ
16.a,bの遮断周波数を演算部21からの信号S1
6に基づいてアダプティブに変化できること、同じく演
算部21からの制御信号S17に基づいて震動ループのフ
ィルタ定数を変化できること、PN同期捕捉信号S11
が変化可能でPN同期点を捜す速度(サーチスピード)
を自由自在に変化できる点にある。このPNサーチは、
受信波のPN符号チップレート周波数と受信機内部で作
成するPN符号のチップレート周波数をわずかに違える
ことにより、等価的にPN符号の位相を変化させること
で実現される。例えば受信波PN符号のチップレート周
波数を1.023MHz ,受信機内部で生成するPN
符号のチップレート周波数を1.0232MHz とすれ
ば、サーチスピードは200BIT/sec になる。従っ
てサーチを早めるには、互いのチップレート周波数差を
大きくすれば良いことになる。
なされるが、従来方式と異なる点は、低域通過フィルタ
16.a,bの遮断周波数を演算部21からの信号S1
6に基づいてアダプティブに変化できること、同じく演
算部21からの制御信号S17に基づいて震動ループのフ
ィルタ定数を変化できること、PN同期捕捉信号S11
が変化可能でPN同期点を捜す速度(サーチスピード)
を自由自在に変化できる点にある。このPNサーチは、
受信波のPN符号チップレート周波数と受信機内部で作
成するPN符号のチップレート周波数をわずかに違える
ことにより、等価的にPN符号の位相を変化させること
で実現される。例えば受信波PN符号のチップレート周
波数を1.023MHz ,受信機内部で生成するPN
符号のチップレート周波数を1.0232MHz とすれ
ば、サーチスピードは200BIT/sec になる。従っ
てサーチを早めるには、互いのチップレート周波数差を
大きくすれば良いことになる。
【0034】次に演算部の処理構成を図2を用いて説明
する。
する。
【0035】航法データ解析部44では復調されたGP
S衛星航法データ信号S8から航法データを編集し、測
位や速度演算に必要なアマルナックデータ(GPS衛星
の概略位置情報)やエフォメリスデータ(GPS衛星の
詳細位置情報)への変換を行う。また、データ信号S8
には搬送波のドップラ周波数変化量に関する情報も重畳
して送られる。
S衛星航法データ信号S8から航法データを編集し、測
位や速度演算に必要なアマルナックデータ(GPS衛星
の概略位置情報)やエフォメリスデータ(GPS衛星の
詳細位置情報)への変換を行う。また、データ信号S8
には搬送波のドップラ周波数変化量に関する情報も重畳
して送られる。
【0036】フィルタ制御演算部45は、後述するGP
S信号のS/N比を推定演算し、低域通過フィルタの帯
域幅を決定し、フィルタ信号S16をディジタル信号処
理部24に出力する。
S信号のS/N比を推定演算し、低域通過フィルタの帯
域幅を決定し、フィルタ信号S16をディジタル信号処
理部24に出力する。
【0037】同期判定部46は、入力信号の振幅情報信
号S9を監視し、その振幅が設定したレベル以上であれ
ばPN同期状態,振幅が設定したレベル以下であればP
N非同期状態と判別する。震動ループ制御演算部47
は、後述する入力信号のデータ反転時の測位精度悪化を
防ぎ、かつ高速で安定にトラッキングするためのループ
フィルタを最適化するものである。そのため、データ反
転時刻を予測してデータ反転信号S15を出力するとと
もに、ループフィルタの乗算器定数の制御信号S17に
より変化させる。
号S9を監視し、その振幅が設定したレベル以上であれ
ばPN同期状態,振幅が設定したレベル以下であればP
N非同期状態と判別する。震動ループ制御演算部47
は、後述する入力信号のデータ反転時の測位精度悪化を
防ぎ、かつ高速で安定にトラッキングするためのループ
フィルタを最適化するものである。そのため、データ反
転時刻を予測してデータ反転信号S15を出力するとと
もに、ループフィルタの乗算器定数の制御信号S17に
より変化させる。
【0038】スイッチ制御信号部48は、同期捕捉モー
ドと同期追跡モードを切り換えるPN同期信号S13を
出力する。
ドと同期追跡モードを切り換えるPN同期信号S13を
出力する。
【0039】ドップラ変動補償部49は、搬送波信号S
7.a,bにドップラ変動の影響が及ばないように制御
する第3局発振制御信号S24を、第3局部発振器に出
力する。
7.a,bにドップラ変動の影響が及ばないように制御
する第3局発振制御信号S24を、第3局部発振器に出
力する。
【0040】衛星選択部53は、最も測位精度が高くな
る衛星の組合せを選択する。
る衛星の組合せを選択する。
【0041】測位演算54は距離計測カウンタ44より
出力される擬似距離データ信号S23,GPS衛星の位置
データより自己の3次元位置を計算する。
出力される擬似距離データ信号S23,GPS衛星の位置
データより自己の3次元位置を計算する。
【0042】速度演算部55は擬似距離変化率データ
(これは搬送波の周波数変化量より求まる),GPS衛
星の位置データ等より自己の速度及び進んだ方向を計算
する。次に、演算部21の処理アルゴリズムを図3を用
いて説明する。電源立ち上げ後、立ち上げ処理100を
行い、演算部内部に蓄えられているアルマナックデータ
を用いて現在見えるGPS衛星の位置と速度を求める1
01。
(これは搬送波の周波数変化量より求まる),GPS衛
星の位置データ等より自己の速度及び進んだ方向を計算
する。次に、演算部21の処理アルゴリズムを図3を用
いて説明する。電源立ち上げ後、立ち上げ処理100を
行い、演算部内部に蓄えられているアルマナックデータ
を用いて現在見えるGPS衛星の位置と速度を求める1
01。
【0043】その幾何学的な位置の組合せより、最も高
い精度で自己位置を測位可能な4個のHPS衛星の組合
せを決定する(2次元測位の場合には、3個の衛星組合
せ)102。
い精度で自己位置を測位可能な4個のHPS衛星の組合
せを決定する(2次元測位の場合には、3個の衛星組合
せ)102。
【0044】さらにGPS衛星の位置及び速度から衛星
信号のドップラシフト周波数量を計算する103。
信号のドップラシフト周波数量を計算する103。
【0045】これら基本演算が終了した後、ディジタル
信号処理部の設定を行う。
信号処理部の設定を行う。
【0046】まず、震動ループのループフィルタの定数
を急速にトラッキングする定数とする104。
を急速にトラッキングする定数とする104。
【0047】次に搬送波信号S7.a,bからドップラ
周波数変動を除去するため、演算されたドップラシフト
量から第3局部発振器15の発振周波数を設定する10
5。さらの低域通過フィルタ16.a,bの帯域幅を後
で説明する方式により設定する106。
周波数変動を除去するため、演算されたドップラシフト
量から第3局部発振器15の発振周波数を設定する10
5。さらの低域通過フィルタ16.a,bの帯域幅を後
で説明する方式により設定する106。
【0048】以上の設定が終了した後、PN同期サーチ
を開始する。同期判定107では、GSP信号の振幅レ
ベルを監視し、これがある一定のレベルを越えたときは
PN同期が得られたものと判断して測位を開始する。
を開始する。同期判定107では、GSP信号の振幅レ
ベルを監視し、これがある一定のレベルを越えたときは
PN同期が得られたものと判断して測位を開始する。
【0049】一方振幅がある一定レベル以下の時は、P
N1周期分のサーチが終了するまでサーチを継続し、そ
れでもPN同期しない場合は第3局部発振器15の発振
周波数を僅かに変化させて再度PN同期サーチを行う1
08。
N1周期分のサーチが終了するまでサーチを継続し、そ
れでもPN同期しない場合は第3局部発振器15の発振
周波数を僅かに変化させて再度PN同期サーチを行う1
08。
【0050】PN同期が得られた場合は、スイッチ制御
信号部48からスイッチ切り換え信号S13を出力しP
NNCO制御信号S12をPNサーチ信号S11からP
Nトラッキング信号S10に変化させて同期をとる10
9。同期後、震動ループ制御演算110を行いループフ
ィルタ定数を擬似距離測定精度が改善される値に変更し
た後、データ復調器17より得られるドップラ周波数を
基に演算111して、さらに精度良くドップラ周波数変
動を除去し、擬似距離精度を高めるため低域通過フィル
タ16.a,bの帯域を狭める112。また得られる航
法データを編集し、アルマナックデータ・エフォメリス
データ等を得る113。さらに擬似距離や擬似距離変化
率の測定値を入力し114それを用いて自己位置11
5,速度及び進行方向116を演算し出力する。同期が
とれている間は測位を継続し、同期が外れた場合は、再
度同期を取り直し測位を継続する117。
信号部48からスイッチ切り換え信号S13を出力しP
NNCO制御信号S12をPNサーチ信号S11からP
Nトラッキング信号S10に変化させて同期をとる10
9。同期後、震動ループ制御演算110を行いループフ
ィルタ定数を擬似距離測定精度が改善される値に変更し
た後、データ復調器17より得られるドップラ周波数を
基に演算111して、さらに精度良くドップラ周波数変
動を除去し、擬似距離精度を高めるため低域通過フィル
タ16.a,bの帯域を狭める112。また得られる航
法データを編集し、アルマナックデータ・エフォメリス
データ等を得る113。さらに擬似距離や擬似距離変化
率の測定値を入力し114それを用いて自己位置11
5,速度及び進行方向116を演算し出力する。同期が
とれている間は測位を継続し、同期が外れた場合は、再
度同期を取り直し測位を継続する117。
【0051】次に各部の動作を説明する。
【0052】ディジタル信号処理部のデータ復調器17
から出力される航法データ信号S8は、演算部21で編
集・解析が行われ衛星時刻や各GPS衛星の位置情報
(アルマナックデータ)が得られる。このアルマナック
データ(あるいは以前に収集したアルマナックデータ)
と時刻,現在位置の情報より、各GPS衛星の見える仰
角を計算する。
から出力される航法データ信号S8は、演算部21で編
集・解析が行われ衛星時刻や各GPS衛星の位置情報
(アルマナックデータ)が得られる。このアルマナック
データ(あるいは以前に収集したアルマナックデータ)
と時刻,現在位置の情報より、各GPS衛星の見える仰
角を計算する。
【0053】さらに演算部21内部のメモリに蓄えられ
たアンテナ1の仰角に対する利得G(dB)を読み出
し、その仰角時におけるGPS信号が大気中で減衰した
量L(dB)を計算する。ここで、GPS信号の実効的
な電力をP(dBm:10logP(mW)で計算され、0
dBm=1mWとなる)とすれば受信されるGPS信号
レベルSは次式により計算される。
たアンテナ1の仰角に対する利得G(dB)を読み出
し、その仰角時におけるGPS信号が大気中で減衰した
量L(dB)を計算する。ここで、GPS信号の実効的
な電力をP(dBm:10logP(mW)で計算され、0
dBm=1mWとなる)とすれば受信されるGPS信号
レベルSは次式により計算される。
【0054】S=P−L+G また雑音レベルN(dBm)を熱雑音レベルに近似すれ
ば、雑音レベルNは次式で計算される。
ば、雑音レベルNは次式で計算される。
【0055】N=kTB ただしkはボルツマン定数、Tは等価雑音温度、Bは受
信機の帯域幅である。このGPS信号レベルSと雑音レ
ベルNの比により、受信するGPS衛星の信号対雑音比
(S/N比)が計算できる。
信機の帯域幅である。このGPS信号レベルSと雑音レ
ベルNの比により、受信するGPS衛星の信号対雑音比
(S/N比)が計算できる。
【0056】このS/N比が高いときは、低域通過フィ
ルタ16.a,bの遮断周波数を高くし帯域幅を1(k
Hz)程度に広げる。このように帯域幅を広げることで
周波数同期し易くなる。
ルタ16.a,bの遮断周波数を高くし帯域幅を1(k
Hz)程度に広げる。このように帯域幅を広げることで
周波数同期し易くなる。
【0057】さらにPNサーチスピードを早め、位相同
期を5秒以下と短時間で得るようにする。
期を5秒以下と短時間で得るようにする。
【0058】またS/N比が低いときは、低域通過フィ
ルタ16.a,bの遮断周波数を低くし帯域幅を200
(Hz)程度と狭める。このように帯域幅を狭めること
でS/N比が向上し、GPS信号の捕捉が可能になる。
さらにPNサーチスピードを遅くし、雑音の影響による
誤りなく位相同期を得るようにする。このため位相同期
時間は10秒前後必要になる。
ルタ16.a,bの遮断周波数を低くし帯域幅を200
(Hz)程度と狭める。このように帯域幅を狭めること
でS/N比が向上し、GPS信号の捕捉が可能になる。
さらにPNサーチスピードを遅くし、雑音の影響による
誤りなく位相同期を得るようにする。このため位相同期
時間は10秒前後必要になる。
【0059】上記のものは、アルマナックデータ,時
刻,現在位置の情報により各パラメータを変化させる方
式であったが、外部データS18に基づき各パラメータ
を変化させる手法もある。次にその動作を説明する。
刻,現在位置の情報により各パラメータを変化させる方
式であったが、外部データS18に基づき各パラメータ
を変化させる手法もある。次にその動作を説明する。
【0060】演算部21は、アルマナックデータを外部
データS18で外部演算装置に出力する。その演算装置
では、現在位置の概略値より時間に対する衛星仰角のテ
ーブルを作成し、メモリに蓄える。GPS衛星の軌道高
度が現在のままであれば、衛星は時間的に4分強早くな
りながら毎日同じ地上の上を通る。その効果を考慮し、
現在時刻と衛星仰角テーブルからGPS衛星の仰角を割
り出す。その仰角値を外部データS18で演算部に送
り、上記手法で低域通過フィルタ16.a,bの遮断周
波数,PNサーチスピードを決定し、PN同期を図る。
上記外部演算装置の操作は、演算部21内で記憶・実行
することもできる。
データS18で外部演算装置に出力する。その演算装置
では、現在位置の概略値より時間に対する衛星仰角のテ
ーブルを作成し、メモリに蓄える。GPS衛星の軌道高
度が現在のままであれば、衛星は時間的に4分強早くな
りながら毎日同じ地上の上を通る。その効果を考慮し、
現在時刻と衛星仰角テーブルからGPS衛星の仰角を割
り出す。その仰角値を外部データS18で演算部に送
り、上記手法で低域通過フィルタ16.a,bの遮断周
波数,PNサーチスピードを決定し、PN同期を図る。
上記外部演算装置の操作は、演算部21内で記憶・実行
することもできる。
【0061】さらに他の手法を説明する。
【0062】まず振幅情報信号S9を演算部に取り込
み、受信しているGPS信号のS/N比を測定する。こ
れはどの衛星も受信していない場合と、GPS衛星から
の信号を受信した場合の振幅の差より計算される。この
実測されたS/N比と、衛星の仰角,アンテナの利得か
ら演算されるS/N比を比較し、演算されたS/N比を
補正し、その補正値を記憶する。さらにS/N比情報を
外部データS18で外部演算装置(図示していない)に
出力する。この外部演算装置はS/N比の情報と時刻情
報をメモリに蓄える。後日測位を行う場合には、GPS
衛星が時間的に4分強早くなりながら毎日同じ地上の上
を通る効果を考慮し、その時刻におけるGPS信号のS
/N比をメモリより呼び出し外部データS18で演算装
置21に出力する。この情報により、低域通過フィルタ
16.a,bの遮断周波数,PNサーチスピードを決定
し、PN同期時間の短縮を図る。上記外部演算装置の操
作は、演算部21内で記憶・実行することもできる。
み、受信しているGPS信号のS/N比を測定する。こ
れはどの衛星も受信していない場合と、GPS衛星から
の信号を受信した場合の振幅の差より計算される。この
実測されたS/N比と、衛星の仰角,アンテナの利得か
ら演算されるS/N比を比較し、演算されたS/N比を
補正し、その補正値を記憶する。さらにS/N比情報を
外部データS18で外部演算装置(図示していない)に
出力する。この外部演算装置はS/N比の情報と時刻情
報をメモリに蓄える。後日測位を行う場合には、GPS
衛星が時間的に4分強早くなりながら毎日同じ地上の上
を通る効果を考慮し、その時刻におけるGPS信号のS
/N比をメモリより呼び出し外部データS18で演算装
置21に出力する。この情報により、低域通過フィルタ
16.a,bの遮断周波数,PNサーチスピードを決定
し、PN同期時間の短縮を図る。上記外部演算装置の操
作は、演算部21内で記憶・実行することもできる。
【0063】またアルマナックデータ,時刻情報,現在
位置情報が無い場合の処理方法について次に説明する。
まずGPS信号の受信開始時には、低域通過フィルタ1
6.a,bの遮断周波数を高くし、通過帯域幅を広げて
PNサーチを開始する。このように帯域幅を広げること
で周波数同期し易くなる。しかしこのように帯域幅を広
げてしまうと、S/N比が悪化するため、仰角の低いG
PS衛星は捕捉できない場合が発生する。そこでGPS
信号が捕捉できなかった場合には、S/N比を改善する
ため、低域通過フィルタ16.a,bの遮断周波数を低
くし、通過帯域幅を狭め、もう一度PNサーチを行いP
N同期を確立する。
位置情報が無い場合の処理方法について次に説明する。
まずGPS信号の受信開始時には、低域通過フィルタ1
6.a,bの遮断周波数を高くし、通過帯域幅を広げて
PNサーチを開始する。このように帯域幅を広げること
で周波数同期し易くなる。しかしこのように帯域幅を広
げてしまうと、S/N比が悪化するため、仰角の低いG
PS衛星は捕捉できない場合が発生する。そこでGPS
信号が捕捉できなかった場合には、S/N比を改善する
ため、低域通過フィルタ16.a,bの遮断周波数を低
くし、通過帯域幅を狭め、もう一度PNサーチを行いP
N同期を確立する。
【0064】以上GPS信号の捕捉について説明した
が、PNサーチ時間の短縮以外にGPSに希望される機能
として、測位精度がある。測位精度を高めるためには、
入力するGPS衛星信号のPN符号と、受信機内部のP
N符号発生器7で作成するPN符号の位相を完全に一致
させるように震動ループ19で制御し、距離測定精度を
上げればよい。
が、PNサーチ時間の短縮以外にGPSに希望される機能
として、測位精度がある。測位精度を高めるためには、
入力するGPS衛星信号のPN符号と、受信機内部のP
N符号発生器7で作成するPN符号の位相を完全に一致
させるように震動ループ19で制御し、距離測定精度を
上げればよい。
【0065】そこで本発明を適用した震動ループの一構
成例を図4に示し、以下その詳細を説明する。
成例を図4に示し、以下その詳細を説明する。
【0066】入力された振幅情報信号S9は、データ反
転信号S15によりスイッチ,ホールドされ切換器25
に送られる。この信号は切換器25において、ディザー
信号S14で進み信号と遅れ信号に分けられる。各々進
み信号,遅れ信号はループフィルタを通過し、ディザー
信号S14で制御されるホールド26.a,bでデータ
が記憶される。各々の出力は加減算器27に入力され、
差がとられPN同期追跡信号S10を出力する。
転信号S15によりスイッチ,ホールドされ切換器25
に送られる。この信号は切換器25において、ディザー
信号S14で進み信号と遅れ信号に分けられる。各々進
み信号,遅れ信号はループフィルタを通過し、ディザー
信号S14で制御されるホールド26.a,bでデータ
が記憶される。各々の出力は加減算器27に入力され、
差がとられPN同期追跡信号S10を出力する。
【0067】次にその動作を説明する。
【0068】震動ループに入力される振幅情報信号S9
は、図5(b)に示すような特徴がある。図5(a)は
航法データ信号S8を示しており、横軸は時間である。
つまりデータが反転するところでS9の振幅が落ちる現
象が発生することである。これは受信機に使用している
フィルタの影響により発生するもので避けることができ
ないものである。またこのような振幅レベルの急激な変
動が、ループフィルタ28.a,bを通過すると、PN
同期に悪影響を及ぼし測位性能が悪化する。
は、図5(b)に示すような特徴がある。図5(a)は
航法データ信号S8を示しており、横軸は時間である。
つまりデータが反転するところでS9の振幅が落ちる現
象が発生することである。これは受信機に使用している
フィルタの影響により発生するもので避けることができ
ないものである。またこのような振幅レベルの急激な変
動が、ループフィルタ28.a,bを通過すると、PN
同期に悪影響を及ぼし測位性能が悪化する。
【0069】そこでGPS航法データ信号S8のデータ
反転する時刻を、前のデータ反転時間とデータ反転周期
20msから演算部21で計算し、そのデータ反転時間
前後の時間に信号レベルが1になる図5(c)に示した
データ反転信号S15を出力する。
反転する時刻を、前のデータ反転時間とデータ反転周期
20msから演算部21で計算し、そのデータ反転時間
前後の時間に信号レベルが1になる図5(c)に示した
データ反転信号S15を出力する。
【0070】S15の信号レベルが0から1に反転した
ときは、スイッチ23を切り放し入力が加わらないよう
にするのと同時にスイッチを切り放す前のデータをホー
ルド24で記憶する。
ときは、スイッチ23を切り放し入力が加わらないよう
にするのと同時にスイッチを切り放す前のデータをホー
ルド24で記憶する。
【0071】逆にS15の信号レベルが1から0に反転
したときは、スイッチ23を接続しホールド24は無効
とするように働く。
したときは、スイッチ23を接続しホールド24は無効
とするように働く。
【0072】これにより図5(b)に示した振幅情報信
号は、図5(d)に示す信号に変換される。このように
情報信号の反転時の振幅レベルの変動が小さくなるの
で、距離の測定精度さらには測位精度が改善される。さ
らに図5(d)に示した信号はスイッチ25でディザー
信号S14の制御のもと進み信号S19と遅れ信号S2
0に分けられる。
号は、図5(d)に示す信号に変換される。このように
情報信号の反転時の振幅レベルの変動が小さくなるの
で、距離の測定精度さらには測位精度が改善される。さ
らに図5(d)に示した信号はスイッチ25でディザー
信号S14の制御のもと進み信号S19と遅れ信号S2
0に分けられる。
【0073】各々進み信号,遅れ信号は、ループフィル
タに送られ処理がなされる。本発明の特徴は、このルー
プフィルタ28.a,b内部の乗算器定数を、演算部か
らの制御信号S17により、その処理過程に応じてアダ
プティブに変化できるところに特徴がある。
タに送られ処理がなされる。本発明の特徴は、このルー
プフィルタ28.a,b内部の乗算器定数を、演算部か
らの制御信号S17により、その処理過程に応じてアダ
プティブに変化できるところに特徴がある。
【0074】PNサーチを行い同期捕捉する時には、確
実に同期捕捉し、さらに急速にトラッキングする必要性
があるので、乗算器29.aの定数に小さな値を選び1
次ループフィルタの特性に近くする。またPN同期追従
時には、トラッキングのオフセット成分を無くし、測位
性能を上げるために、乗算器29.bの定数に大きな値
を選び2次ループフィルタの特性とする。
実に同期捕捉し、さらに急速にトラッキングする必要性
があるので、乗算器29.aの定数に小さな値を選び1
次ループフィルタの特性に近くする。またPN同期追従
時には、トラッキングのオフセット成分を無くし、測位
性能を上げるために、乗算器29.bの定数に大きな値
を選び2次ループフィルタの特性とする。
【0075】さらに乗算器30.a,bの定数も測位精
度が向上するように値が切り換えられる。以上の方法に
てループフィルタから出力された信号は、ホールド2
6.a,bに送られる。スイッチ25で切り換えた信号
がループフィルタ28.aに出力している場合には、ス
イッチ25が切り換えられる直前のループフィルタ出力
信号をホールド26.bに記憶する。
度が向上するように値が切り換えられる。以上の方法に
てループフィルタから出力された信号は、ホールド2
6.a,bに送られる。スイッチ25で切り換えた信号
がループフィルタ28.aに出力している場合には、ス
イッチ25が切り換えられる直前のループフィルタ出力
信号をホールド26.bに記憶する。
【0076】さらにループフィルタ28.bに出力する
ようにスイッチ25が切り換えられた場合は、ホールド
26.bは解放され逆にスイッチ25が切り換えられる
直前のループフィルタ出力信号をホールド26.aに記
憶する。このようにして得られる信号S21,S22
を、加算器27で加減算しPN同期追跡信号を得てい
る。
ようにスイッチ25が切り換えられた場合は、ホールド
26.bは解放され逆にスイッチ25が切り換えられる
直前のループフィルタ出力信号をホールド26.aに記
憶する。このようにして得られる信号S21,S22
を、加算器27で加減算しPN同期追跡信号を得てい
る。
【0077】次に上記で説明したGPS受信装置を自動
車ナビゲーションシステムに組み込んだ例を図6に示
す。
車ナビゲーションシステムに組み込んだ例を図6に示
す。
【0078】システムは、センサ系,表示系,情報系,
演算系からなる。
演算系からなる。
【0079】センサには自己の絶対位置を測定するGP
S受信装置31,回転角度を計測する光ファイバジャイ
ロ39,舵角センサ37,方位を検出する地磁気センサ
38,速度を計測する車速センサ36が使用される。
S受信装置31,回転角度を計測する光ファイバジャイ
ロ39,舵角センサ37,方位を検出する地磁気センサ
38,速度を計測する車速センサ36が使用される。
【0080】表示系はLCDディスプレイ32、情報系
は道路情報受信機34、演算系は道路地図を記憶するC
D−ROM33,センサ出力より自己位置を求め、マッ
プマッチング・表示などをコントロールする演算部35
で構成される。
は道路情報受信機34、演算系は道路地図を記憶するC
D−ROM33,センサ出力より自己位置を求め、マッ
プマッチング・表示などをコントロールする演算部35
で構成される。
【0081】簡単にその動作を説明する。GPS受信装
置は常時自己位置を測定し、その測定結果をLCDディ
スプレイに表示する。しかし建物の陰等になりGPS信
号の受信が不能な場合は測位できなくなる。そこで光フ
ァイバジャイロ,舵センサより出力される角度情報,車
速センサから出力される角度情報,地磁気センサから出
力される方位情報によりナビゲーションを行うと共に、
マップマッチングを併用し測位精度を高め、その測定結
果をLCDディスプレイに表示する。このような構成と
することで、常時正確なナビゲーションが可能になる。
また光ファイバジャイロ,舵角センサ,速度センサ,地
磁気センサなどのセンサ情報により常時ナビゲーション
を行い、GPS受信装置の測位結果で補正することも可
能である。
置は常時自己位置を測定し、その測定結果をLCDディ
スプレイに表示する。しかし建物の陰等になりGPS信
号の受信が不能な場合は測位できなくなる。そこで光フ
ァイバジャイロ,舵センサより出力される角度情報,車
速センサから出力される角度情報,地磁気センサから出
力される方位情報によりナビゲーションを行うと共に、
マップマッチングを併用し測位精度を高め、その測定結
果をLCDディスプレイに表示する。このような構成と
することで、常時正確なナビゲーションが可能になる。
また光ファイバジャイロ,舵角センサ,速度センサ,地
磁気センサなどのセンサ情報により常時ナビゲーション
を行い、GPS受信装置の測位結果で補正することも可
能である。
【0082】さらにこのGPS受信装置は、船,飛行
機,人工衛星などのナビゲーションシステムにも適用可
能である。
機,人工衛星などのナビゲーションシステムにも適用可
能である。
【0083】次に、上記構成による自動車ナビゲーショ
ンシステムに、本GPS受信装置を組み込み、ナビゲー
ションを行った例を図7に示す。
ンシステムに、本GPS受信装置を組み込み、ナビゲー
ションを行った例を図7に示す。
【0084】図において道路上を走行している自動車4
0の走行方向をベクトル42,建物を41,GPS衛星
が見える方向ベクトルを43で表した。
0の走行方向をベクトル42,建物を41,GPS衛星
が見える方向ベクトルを43で表した。
【0085】GPSシステムの測位精度は、衛星の見え
る配置にもよるが30m〜50mの誤差がある。その誤
差を修正するため、地図と測位結果の比較を行い、強制
的に自己位置を道路上に合わせるマップマッチングがな
される。
る配置にもよるが30m〜50mの誤差がある。その誤
差を修正するため、地図と測位結果の比較を行い、強制
的に自己位置を道路上に合わせるマップマッチングがな
される。
【0086】この図の場合、自動車の走行ベクトル42
から、図に示した道路の走行が選択される。しかしこの
まま走行を続ければ、ベクトル43の方向からくるGP
S信号が建物41で遮断されるために、自動車40に搭
載したGPS受信装置ではGPS信号が受信できなくな
る。これは図1の振幅情報信号S9の信号レベルが下が
り、PN同期が外れることで判定される。よってこのG
PS信号遮断の情報を利用すれば、マップマッチングが
行える。つまり図7に示す道路地図を記憶しCD−RO
M33から、建物41の情報を得て、GPS信号が遮断
されたときに、GPS衛星の見えた方向ベクトル43が
建物41と交わる道路上の場所にマップマッチングする
ことで正確な位置を知ることがでできる。
から、図に示した道路の走行が選択される。しかしこの
まま走行を続ければ、ベクトル43の方向からくるGP
S信号が建物41で遮断されるために、自動車40に搭
載したGPS受信装置ではGPS信号が受信できなくな
る。これは図1の振幅情報信号S9の信号レベルが下が
り、PN同期が外れることで判定される。よってこのG
PS信号遮断の情報を利用すれば、マップマッチングが
行える。つまり図7に示す道路地図を記憶しCD−RO
M33から、建物41の情報を得て、GPS信号が遮断
されたときに、GPS衛星の見えた方向ベクトル43が
建物41と交わる道路上の場所にマップマッチングする
ことで正確な位置を知ることがでできる。
【0087】
【発明の効果】本発明によればGPS信号の受信可否や
受給レベルの情報を用いて測位精度の高いナビゲーショ
ンシステムを提供することができる。
受給レベルの情報を用いて測位精度の高いナビゲーショ
ンシステムを提供することができる。
【図1】GPS受信装置のブロック図。
【図2】演算処理部の構成図。
【図3】演算処理部の処理のフローチャート。
【図4】震動ループ回路の詳細図。
【図5】震動ループ回路に入出力される信号を示す図。
【図6】GPS受信装置を用いた自動車用ナビゲーショ
ン装置。
ン装置。
【図7】マップマッチングに使用する地図データ。
20,23,25…スイッチ、21…演算部、22…基
準発振器、24,26.a,26.b…HOLD、27…
加算器、28.a,28.b…ループフィルタ、29.
a,29.b,30.a,30.b…乗算器、31…G
PS受信装置、32…LCDディスプレイ、33…CD
−ROM、34…道路情報受信機、35…演算部、36
…車速センサ、37…舵角センサ、38…地磁気セン
サ、39…光ファイバジャイロ、40…自動車(ナビゲ
ーター)、41…建物、42…走行ベクトル、43…G
PS衛星が見える方向ベクトル、44…航法データ解析
部、45…フィルタ制御演算部、46…同期判定部、4
7…震振ループ制御演算部、48…スイッチ制御信号
部、49…ドップラ変動補償部、50…立ち上げ処理
部、51…衛星位置速度演算部、52…ドップラシフト
変化量演算、53…衛星選択部、54…測位演算部、5
5…速度演算部。
準発振器、24,26.a,26.b…HOLD、27…
加算器、28.a,28.b…ループフィルタ、29.
a,29.b,30.a,30.b…乗算器、31…G
PS受信装置、32…LCDディスプレイ、33…CD
−ROM、34…道路情報受信機、35…演算部、36
…車速センサ、37…舵角センサ、38…地磁気セン
サ、39…光ファイバジャイロ、40…自動車(ナビゲ
ーター)、41…建物、42…走行ベクトル、43…G
PS衛星が見える方向ベクトル、44…航法データ解析
部、45…フィルタ制御演算部、46…同期判定部、4
7…震振ループ制御演算部、48…スイッチ制御信号
部、49…ドップラ変動補償部、50…立ち上げ処理
部、51…衛星位置速度演算部、52…ドップラシフト
変化量演算、53…衛星選択部、54…測位演算部、5
5…速度演算部。
Claims (1)
- 【請求項1】測位衛星からの信号を受信して移動体の現
在位置を求める測位衛星信号受信装置と他のセンサ情報
を用いた移動体の現在位置を報知する報知装置を備えた
ナビゲーションシステムにおいて、前記測位衛星信号受
信装置は受信可否,受信信号レベルを記憶する記憶手段
と前記記憶された情報をナビゲーション演算部に出力す
る出力端子を備え、ナビゲーション演算部は前記出力端
子からの情報に基づいて前記移動体周囲の建物の状況を
判断する手段を備えたことを特徴とするナビゲーション
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14477995A JPH0814919A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14477995A JPH0814919A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ナビゲーションシステム |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17742390A Division JP2539535B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 測位衛星受信信号処理方法と装置及びナビゲ―ションシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814919A true JPH0814919A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15370245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14477995A Pending JPH0814919A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814919A (ja) |
Cited By (8)
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- 1995-06-12 JP JP14477995A patent/JPH0814919A/ja active Pending
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