JPH08149477A - 画像符号化装置および画像復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置および画像復号化装置

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JPH08149477A
JPH08149477A JP28798594A JP28798594A JPH08149477A JP H08149477 A JPH08149477 A JP H08149477A JP 28798594 A JP28798594 A JP 28798594A JP 28798594 A JP28798594 A JP 28798594A JP H08149477 A JPH08149477 A JP H08149477A
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Masahiro Fujita
雅博 藤田
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ソムサツク・サグアンコツトチヤコーン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多重解像度における画像の輝度信号の符号化処
理に際して効率の高い画像符号化装置を実現する。 【構成】異なる解像度スケールを持つ複数のフィルタで
分析された情報を受けて線情報 CLY(k;s0)、輝度信号Am
Y(x,y,s0) を得る伸長部301,302 と、線情報 LY(k;s0)
内の連結した点の座標系列(x,y) からx 方向とy 方向の
接線方向を独立に求め、輝度信号 AmY(k;s0)とを用いて
信号 W1YP(x,y;s0),W2YP(x,y;s0)を求める信号成分算出
部303 と、信号 W1YP(x,y;s0),W2YP(x,y;s0)からW1Y'
(x,y;s0),W2Y'(x,y;s0)を得て出力する補間部304,305
と、W1Y'(x,y;s0),W2Y'(x,y;s0) を用いて解像度スケー
ルs1の分析結果W1Y"(x,y;s1),W2Y"(x,y;s1) を求める予
測フィルタ306,307 と、分析値W1Y(x,y;s1) 、W2Y(x,y;
s1) 、W1Y"(x,y;s1),W2Y"(x,y;s1) を用いて補正係数Cp
(x,y;s01) を求める補正係数演算部310 とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば複数の解像度
(多重解像度)における画像の輝度信号の特徴抽出処
理、符号化処理および復号化処理を行う画像信号処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多重解像度における画像圧縮に
おいて画像の輝度信号を扱う場合、全スケールの異なる
解像度スケールを持つ複数のフィルタにより出力された
信号の特徴点の位置およびその位置における分析値を用
いて、符号化および復号化を行う。一方、本願出願人
は、特願平5−245387号の出願明細書(以下、文
献1という)において、異なる解像度スケールを持つ複
数のフィルタで画像を分析合成する符号化処理において
は、個々の解像度スケールのフィルタの分析値の相関が
大きいことを見出した。そこで、各解像度スケールの相
関を積極的に利用して、画像圧縮を効率的に行うため
に、異なる解像度スケールを持つ複数のフィルタのうち
の一つの特徴点の位置を用いて、他のスケールの特徴点
の位置の予測を行う装置を提案した。符号化装置では、
全スケールの異なる解像度スケールの特徴点の位置にお
ける分析値および上述した複数のフィルタのうちの一つ
の特徴点の位置を用いて符号化する。復号化装置ではこ
の逆操作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特徴点の位置
だけの予測は、画像データの圧縮があまり効率的に行え
ず、さらに、予測誤差により、視覚的に画像の輝度信号
の劣化が生じる。その結果として、従来の異なる解像度
スケールを持つ複数のフィルタで画像を分析合成する符
号化処理においては、依然として改良すべき点が存在す
る。また、このようにして符号化した信号を復号する場
合も、改良すべき点がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、画像データの符号化の精度を向
上させることができる画像符号化装置を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、画像データの復号化
の精度を向上させることができる画像復号化装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像符号化装置は、入力画像の輝度信号
を、複数の解像度スケールを用いて分析し、解像度スケ
ールの分析結果だけを用いて特徴点を求め、その特徴点
の位置情報、振幅情報および他のスケールの分析結果を
用いて、補正を行うための補正係数を求める手段を有す
る。また本発明の画像復号化装置は、解像度スケールの
フィルタの特徴点およびその位置における分析値から他
の解像度スケールのフィルタの特徴点の位置およびその
位置における分析値を同時に予測する手段と、その予測
された特徴点の位置およびその位置における分析値の補
正を行う手段とを有する。
【0006】
【作用】本発明の画像符号化装置においては、入力され
た画像の輝度信号を、異なる解像度スケールを持つ複数
のフィルタで分析し、異なる解像度スケールを持つ複数
のフィルタのうち1つのスケールの分析値について特徴
点を検出し、特徴点の位置、その位置における分析値お
よび他の解像度スケールの分析値を用いて予測された他
の解像度スケールの分析値の補正を行うための補正係数
を計算する。そして、1つのフィルタの特徴点の位置、
1つのフィルタの特徴点の位置における分析値および補
正係数を符号化する。その結果、画像信号を効率よく符
号化できる。好適には、入力輝度信号の低周波成分を検
出し、検出された低周波成分を入力された画像の輝度信
号から減じた低周波成分除去輝度信号について上記分析
を行う。
【0007】また、本発明の画像復号化装置において
は、符号化された入力画像の輝度信号を用いて、複数の
フィルタのうちの1つの解像度スケールのフィルタの分
析値の特徴点およびその位置における分析値も求め、凸
射影法でもとの輝度信号に対応する2次元信号を復元す
る。この2次元信号を用いて、他の解像度スケールの特
徴点の位置およびその位置における分析値を同時に予測
し、送られてきた補正係数で特徴点の位置における分析
値の補正を行う。補正を行なった後の各解像度スケール
の情報に基づいて、再合成フィルタにより、画像の輝度
信号を復元する。その結果、効率的に画像信号を復号で
きる。好適には、この画像復号化装置は、上記画像符号
化装置と協働する。
【0008】
【実施例】本発明の多重解像度を用いた画像信号分析合
成装置としての画像符号化装置および画像復号化装置の
実施例を図面を参照して述べる。図1は本発明の多重解
像度を用いた画像信号分析合成装置、換言すれば、画像
符号化装置の全体構成図である。この符号化装置は、本
実施例においては、輝度信号Yを入力して、多重解像度
を用いた画像信号分析処理をする。さらに、復号化する
のに他の必要な解像度スケールの情報を予測するための
補正係数を求め、これらのデータを変調データCData と
して記録媒体、伝送媒体などに送出する。なお、好適に
は、図7を参照して後述するように、この画像符号化装
置と協働する画像復号化装置が設けられて、画像処理系
を構成する。
【0009】図1に示した符号化装置は、符号化部10
1、局所復号化部102および圧縮変調部103を有
し、これらが、図示の如く接続されて構成されている。
この符号化装置(多重解像度を用いた画像信号分析合成
装置)への入力信号は画像の輝度信号Yである。輝度信
号Yを2次元の座標位置(x,y) に対する輝度レベルを与
える関数として、輝度信号Y(x,y) と表す。
【0010】以下、図1に示した符号化装置の各部分の
詳細について述べる。図2は、図1に示した符号化装置
の符号化部101の回路構成図である。図2に示すよう
に、符号化部101は、第1の輝度信号分析部201、
第2の輝度信号分析部202、第3の輝度信号分析部2
03、低周波成分検出部204、線情報圧縮部205、
圧縮処理部206、および低周波成分圧縮部207を有
し、これらが、図示のごとく接続されて構成されてい
る。
【0011】先ず、輝度信号Y(x,y) は、図1の符号部
101に印加される。つまり、図2の低周波成分検出部
204に印加される。低周波成分検出部204は、入力
された輝度信号Y(x,y) の低周波成分を検出して、低周
波輝度信号YL(x,y)を低周波成分圧縮部207に印加す
る。元の入力輝度信号Y(x,y) から、低周波成分検出部
204で検出した低周波輝度信号YL(x,y)を引いた輝度
信号を、低周波成分除去輝度信号Y0(x,y)と表す。この
輝度信号Y0(x,y)については、式7を用いて後述する。
低周波成分圧縮部207は、印加された低周波輝度信号
YL(x,y)について間引きなどを行い、さらにDCT(Dis
crete Cosine Transformation:離散コサイン変換) やウ
ェーブレット変換などの変換符号化処理を行って、低周
波輝度信号YL(x,y)を圧縮した低周波成分圧縮信号CLOW
を生成し、この低周波成分圧縮信号CLOWを変調部103
に印加する。
【0012】低周波成分検出部204からの低周波成分
除去輝度信号Y0(x,y)が、第1の輝度信号分析部20
1、第2の輝度信号分析部202、第3の輝度信号分析
部203に印加される。第1の輝度信号分析部201
は、輝度信号Y0(x,y)を第1の解像度スケールs0を持つ
フィルタで分析し、分析結果から特徴点を検出してその
位置を連結して線情報LY(k;s0)とする。記号k は線情報
につけた番号を示す。また、第1の輝度信号分析部20
1は、その線情報LY(k;s0)が与える位置における第1分
析結果としての振幅情報A1Y(x,y;s0) およびA2Y(x,y; s
0)を算出する。ここで、簡単のため、振幅情報A1Y(x,y;
s0) およびA2Y(x,y;s0) をAmY(k;s0) と呼ぶ。線情報LY
(k;s0)が、線情報圧縮部205に印加され、振幅情報Am
Y(k;s0) が圧縮処理部206に印加される。
【0013】次に、第2の輝度信号分析部202は、輝
度信号Y0(x,y)を第2の解像度スケールs1を持つフィル
タで分析を行う。分析結果はW1Y(x,y;s1) およびW2Y(x,
y; s1)とする。簡単のため、分析結果W1Y(x,y;s1) およ
びW2Y(x,y; s1)をAmY(k;s1)と呼ぶ。同様に、第3の輝
度信号分析部203は、輝度信号Y0(x,y)を第3の解像
度スケールs2を持つフィルタで分析し、分析結果はW1Y
(x,y;s2) およびW2Y(x,y;s2)とする。簡単のため、分析
結果W1Y(x,y;s2) およびW2Y(x,y;s2) をAmY(k;s2) と呼
ぶ。
【0014】線情報圧縮部205は、線情報LY(k;s0)
を、たとえば、チェイン符号化、ハフマン符号化、ラン
レングス符号化などの符号化方式で圧縮した圧縮線情報
CLY(k;s0) を生成し、この圧縮線情報CLY(k;s0) を変調
部103に出力すると同時に、局所復号化部102にも
出力する。圧縮処理部206は、振幅情報AmY(k;s0) を
予測符号化、DPCMなどを用いて圧縮した振幅圧縮信
号CAmY(k; s0) として変調部103および局所復号化部
102に出力する。第2の輝度信号分析部202と第3
の輝度信号分析部203の分析結果AmY(k;s1) およびAm
Y(k; s2)は局所復号化部102だけに出力する。
【0015】図3は、図1に示した符号化装置の局所復
号化部102の回路構成図である。図3に示すように、
局所復号化部102は、線情報伸長部301、分析結果
伸長部302、信号成分算出部303、第1の補間部3
04、第2の補間部305、解像度スケールs0の情報
(特徴点の位置および特徴点の位置における分析値)か
ら解像度スケールs1の情報を予測するための第1の予測
フィルタ306、第2の予測フィルタ307、解像度ス
ケールs0の情報から解像度スケールs2の情報を予測する
ための第3の予測フィルタ308、第4の予測フィルタ
309、第1の補正係数演算部310、および、第2の
補正係数演算部311を有し、これらが、図示のごとく
接続されて構成されている。
【0016】局所復号化部102の働きに関する詳細は
後述する。ここでは概念的な部分だけを紹介する。局所
復号化部102の線情報伸長部301は、図2の線情報
圧縮部205から出力されたCLY(k;s0) を用いて線情報
LY(k;s0) を求める。分析結果伸長部302は、図2の
圧縮処理部206から出力された振幅情報 CAmY(k;s0)
を用いて輝度信号 AmY(x,y; s0) を求める。次に、信号
成分算出部303は、線情報 LY(k;s0) 内の連結した点
の座標系列(x,y) からx 方向とy 方向の接線方向を独立
に求め、輝度信号 AmY(k;s0)とを用いて、信号 W1YP(x,
y;s0) および W2YP(x,y;s0)を求める。信号 W1YP(x,y;s
0),W2YP(x,y;s0)は特徴点のみで値を持ち、その他の場
所では0である信号であるので、第1の補間部304お
よび第2の補間部305において凸射影法を用いて分結
結果W1Y'(x,y;s0)およびW2Y'(x,y;s0)を出力する。
【0017】このとき、分析結果W1Y'(x,y;s0)およびW2
Y'(x,y;s0)を用いて、第1の予測フィルタ306および
第2の予測フィルタ307において解像度スケールs1の
分析結果W1Y"(x,y;s1)およびW2Y"(x,y;s1)を求め、第1
の補正係数演算部310に出力する。同時に図2の第2
の輝度信号分析部202から出力された分析結果 W1Y
(x,y;s1)および W2Y(x,y;s1)も第1の補正係数演算部3
10に印加する。第1の補正係数演算部310におい
て、分析値W1Y(x,y;s1) 、W2Y(x,y;s1) 、W1Y"(x,y;s1)
およびW2Y"(x,y;s1)を用いて第1の補正係数Cp(x,y;s0
1) を求める。同様に、第2の補正係数Cp(x,y;s02) も
求めることができる。
【0018】線情報圧縮部205から出力された圧縮線
情報CLY(k; s0)、圧縮処理部206から出力された振幅
圧縮信号CAmY(k;s0)、低周波成分圧縮部207から出力
された低周波成分圧縮信号CLOW、および、局所復号化部
102の第1および第2の補正係数演算部310,31
1から出力された第1の補正係数Cp(x,y; s01), 第2の
補正係数Cp(x,y;s02) を入力して、これらの信号に、誤
り訂正符号などを付加し、必要に応じて適切な変調をか
けて、変調データ CDataとして、図5に示した信号復号
化装置、あるいは、記録媒体あるいは伝送媒体に出力す
る。
【0019】次に、図2に示した各部の輝度信号分析部
の詳細について述べる。図4は、第1の輝度信号分析部
201、第2の輝度信号分析部202、第3の輝度信号
分析部203の回路構成図である。まず、線情報および
第1の輝度信号分析部(第1の輝度信号分析部)201
について述べる。第1の輝度信号分析部201は、第1
の分析フィルタ401、第2の分析フィルタ402、ス
レッショルド演算部403、第1の特徴点検出部40
4、第2の特徴点検出部405、第1の線情報連結部4
06、第2の線情報連結部407、第1の線情報選択部
408、および、第2の線情報選択部409を有する。
第1の分析フィルタ401および第2の分析フィルタ4
02はそれぞれ、輝度信号Y0(x,y)に対する第1の解像
度スケールs0のフィルタである。この例では、第1の分
析フィルタ401および第2の分析フィルタ402はそ
れぞれ、スムーシング関数の1次微分型の分析フィルタ
を用いる。ただし、第1の分析フィルタ401のインパ
ルス応答を下記式で表すW1(x,y;s0)とし、第2の分析フ
ィルタ402のインパルス応答を下記式で表すW2(x,y;s
0)とする。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】ここで、関数θ1(x,y;s0) およびθ2(x,y;
s0) は適切なスムーシング関数を示しており、この例で
はBスプライン(B-spline)関数を用いる。第1のイン
パルス応答W1(x,y;s0)および第2のインパルス応答W2
(x,y;s0)は周波数領域では次のように表すことができ
る。
【0023】
【数3】
【0024】
【数4】
【0025】インパルス応答を式1および式2で与えら
れるフィルタは低周波成分が含まれていないので、予め
ローパスフィルタで輝度信号Yの低周波成分だけを別系
統で圧縮する必要がある。本実施例において、低周波成
分検出部204においてそれを行う。低周波成分検出部
204におけるフィルタのインパルス応答 W0(x,y)は周
波数領域で下記式で定義される。
【0026】
【数5】
【0027】記号Sは大きなスケールとする。低周波成
分検出部204は、輝度信号Y(x,y) にこのインパルス
応答W0(x,y)を畳み込み、その出力を低周波輝度信号YL
(x,y)として出力し、元の入力輝度信号Y(x,y) から低
周波輝度信号YL(x,y)を引いた低周波成分除去輝度信号
Y0(x,y)を出力する。この低周波成分除去輝度信号Y0
(x,y)が、第1の分析フィルタ401および第2の分析
フィルタ402に入力される。
【0028】
【数6】
【0029】
【数7】
【0030】記号**は座標位置(x,y) に関する2次元の
畳み込み積分あるいは離散信号の畳み込み累積加算を示
す。低周波成分除去輝度信号Y0(x,y)は、インパルス応
答が式1および式2で与えられる第1の分析フィルタ4
01および第2の分析フィルタ402でそれぞれフィル
タリングされて、下記式で表されるフィルタリング処理
結果W1Y(x,y;s0),W2Y(x,y;s0) となる。
【0031】
【数8】
【0032】
【数9】
【0033】これらフィルタリング処理結果W1Y(x,y;s
0) およびW2Y(x,y;s0) は、スレッショルド演算部40
3において、適当な振幅のスレッショルドで、下記式で
定義される輝度信号A1Y(x,y;s0) とA2Y(x,y;s0) とな
る。
【0034】
【数10】
【0035】
【数11】
【0036】スレッショルド演算部403で算出された
輝度信号 A1Y(x,y;s0)とA2Y(x,y;s0)は、特徴点検出部
404、405にそれぞれ入力され、そこで特徴点が検
出される。この実施例では特徴点は、極大値を与える点
として定義される。輝度信号A1Y(x,y;s0) およびA2Y(x,
y;s0) の極大値を与える点を求める方法はいくつか考え
られるが、この例では簡単に輝度信号A1Y(x,y;s0) をx
方向に差分をとり、その符号がプラスからマイナスに変
わった点を極大値を与える点とする。また、輝度信号A2
Y(x,y;s0) のy 方向にも同じ処理を行い、これも極大値
を与える点とする。このようにして、第1および第2の
特徴点検出部404、405で求められた特徴点の位置
を、下記式で表されるP1Y(x,y;s0) およびP2Y(x,y;s0)
で表す。
【0037】
【数12】
【0038】
【数13】
【0039】この特徴点の位置P1Y(x,y;s0) とP2Y(x,y;
s0) は、第1の線情報連結部406、および第2の線情
報連結部407において連結され線情報L1Y(k;s0) およ
びL2Y(k;s0) となる。また、該線情報L1Y(k;s0) および
L2Y(k;s0) は、第1および第2の線情報選択部408、
409において、重要な線情報が選択され、線情報LY
(k;s0) として出力される。
【0040】図5は第1の線情報連結部406および第
2の線情報連結部407において線情報L1Y(k;s0) およ
びL2Y(k;s0) を生成する動作を示すフローチャートであ
る。以下、図5に示したフローチャートの流れに沿っ
て、第1の線情報連結部406の処理を述べる。但し、
第2の線情報連結部407も同じ動作であるので、ここ
では省略する。
【0041】最初に、特徴点の位置P1Y(x,y;s0) の左上
位置(x,y)=(0,0) から右へ特徴点の位置P1Y(x,y;s0)=1
となる点を探し、その点が端点かどうかをチェックす
る。端点は、図6に示したように、特徴点の位置P1Y(x
0,y0;s0)=1 のような位置(x0,y0) を中心にその近傍に
8つの画素を考え、そのうち1つ以下の近傍にしか特徴
点の位置P(x,y;s0)=1の点がない場合で定義する。な
お、画面の端においては外側を特徴点の位置P(x,y;s0)=
0 として判断する。
【0042】この座標(x,y) を line[k][l].x とline
[k][l].yという記憶領域に記憶する。この端点(x,y) に
おける特徴点の位置PY(x,y;s0)を0にセットすること
で、その後のサーチにおいて連結候補から外す。ここ
で、k は線の番号に相当する数であり、l は連結してい
った点に順番に1、2、3、・・とつけられた自然数で
ある。なお、後述するようにline[k][0].xにはk 番目の
線として連結した点の数が記憶される。端点を見つけた
後、同じく8近傍(x',y') を考え最初に見つかった特徴
点の位置P(x',y';s0)=1 の点を連結する。このとき連結
した点において特徴点の位置PY(x',y';s0)=0とすること
により、その後のサーチにおいて連結候補から外す。ま
た、l=l+1 としてline[k][l].x =x',line[k][l].y=y'と
して、この特徴点をk 番目の線情報のl 番目の点として
登録する。以下、このことを8近傍に特徴点がなくなる
まで続ける。最後に、連結した点の数をline[k][0].xに
記憶する。また、このスケールにおいて線の数が何本あ
ったかをline[0][0].xに記憶する。
【0043】このline[k][l].x,line[k][l].y を line[0][0].x, (線の数=K(s)) line[1][0].x (1番目の線を構成する点の数) line[1][1].x,line[1][1].y (一番目の線の一番目の点の(x,y) 座標) line[1][2].x,line[1][2].y (一番目の線の二番目の点の(x,y) 座標) ・ line[2][0].x (2番目の線を構成するための点の数) line[2][1].x,line[2][1].y (二番目の線の一番目の点の(x,y) 座標) ・ のように出力しこの系列を線情報L1Y(k;s0) とする。
【0044】以上、第1の輝度信号分析部201の解像
度スケールs0を持ったフィルタの輝度信号分析部につい
て述べたが、第2の輝度信号分析部202の解像度スケ
ールs1を持ったフィルタの輝度信号分析部も第1の輝度
信号分析部201とほとんど同じである。つまり、第2
の輝度信号分析部202は、第1の輝度信号分析部20
1における第1の分析フィルタ401および第1の分析
フィルタ402に対応する第2のフィルタバンク411
および第2のフィルタバンク412を有する。第2の輝
度信号分析部202が第1の輝度信号分析部201と異
なる点は、第2の輝度信号分析部202には、第1の輝
度信号分析部201における第1のフィルタバンク40
1および第2のフィルタバンク402に対応する第1の
フィルタバンク411および第2のフィルタバンク41
2しかないことである。
【0045】以下、第2の輝度信号分析部202の詳細
を述べる。第1のフィルタバンク411、第2のフィル
タバンク412はそれぞれ、インパルス応答、フィルタ
リング処理結果がそれぞれ下記式で表される解像度スケ
ールs1を持つフィルタバンクである。
【0046】
【数14】
【0047】
【数15】
【0048】
【数16】
【0049】
【数17】
【0050】解像度スケールs2を持ったフィルタの第3
の輝度信号分析部203は、上述した第2の輝度信号分
析部202と同じ構成をしており、第2の輝度信号分析
部202と同様の処理を行う。つまり、第3の輝度信号
分析部203は、第2の輝度信号分析部202の第1の
フィルタバンク411および第2のフィルタバンク41
2と対応する第1のフィルタバンク421および第2の
フィルタバンク422を有する。第1のフィルタバンク
421および第2のフィルタバンク422のインパルス
応答、フィルタリング処理結果は下記式で定義される。
【0051】
【数18】
【0052】
【数19】
【0053】
【数20】
【0054】
【数21】
【0055】線情報圧縮部205において線情報LY(k;s
0)を適当な方法で圧縮する。この例では、チェイン符号
化を用いて一点あたり3ビットの情報にする。その手続
きは以下のとおりである。まず、line[k][l].x,line[k]
[l].y は始点情報としてそのまま情報を持つ。たとえば
256x256 の画像を想定した場合、それぞれ8ビット必要
である。始点以外の位置は8近傍のうちどの方向に連結
したかを指定すればよいので3ビット必要である。した
がって、CLY(k;s)は次のようなデータ列となる。 (1)はじめに、スケールs0における線の本数K(s0) を
送り、(2)次に、線の長さ、始点の座標(x,y) 、と送
り、(3)以下、3ビットずつ8近傍のうちの一つを指
定する。これが線情報圧縮部205の出力CLY(k;s0) と
して出力される。
【0056】一方、圧縮処理部206において、特徴点
における分析情報の圧縮が行なわれる。ここでは、予測
符号化の一つとしてDPCMを用いるものとする。すな
わち、各線において前の特徴点における分析値との差を
とってその差を適当に量子化する。ここで、簡単のた
め、解像度スケールs1の振幅情報W1Y(x,y;s1) および W
2Y(x,y;s1)を振幅情報AmY(k;s1) といい、解像度スケー
ルs2の振幅情報W1Y(x,y;s2) およびW2Y(x,y;s2) を振幅
情報AmY(k;s2) という。DPCM処理された振幅情報Am
Y(k;s0) を振幅圧縮信号CAmY(k;s0)とする。低周波成分
輝度信号YL(x,y) は、低周波成分圧縮部207において
圧縮される。この輝度信号YL(x,y) はいわゆるローパス
フィルタの出力であるので、間引いてサンプリングを落
すことができる。この実施例では、式5で定義されるロ
ーパスフィルタの特性を考えて、もとのサンプル列の2
s サンプルごとのデータがあれば十分と考えられる。し
たがって、(i, j)を画面の座標を表すパラメータとし
て、下記式に表すように間引いた画像データYL'(i,j),U
L'(i,j),VL'(i,j)を考える。
【0057】
【数22】
【0058】ここで、i,j は i・(2S ) <X,j・(2S ) <Y
となるi,j=0,1,2,,,, である。この画像データYL'(i,
j),UL'(i,j),VL' (i,j) をDCTなど通常の2次元の圧
縮技術を用いて低周波成分圧縮信号CLOWにして低周波成
分圧縮部207から出力する。変調部103は、これら
の入力されたデータ列に適当な誤り訂正符号を付加して
変調データCData として出力する。
【0059】次に、上述した変調データCData を復号す
る復号化装置について述べる。図7は復号化装置の全体
構成図であり、図8はその一部の詳細構成図である。こ
の復号化装置は、波形復元処理部501、二次元信号復
元処理部502、線情報伸長部503、分析結果伸長部
504、低周波成分伸長部505、および圧縮変調信号
受信部506を有している。信号の中身は伝送、記録媒
体での誤り、量子化の影響を考えなければ、また、二次
元信号復元処理部502での逆変換や予測での誤差を考
えなければ符号化装置と全く同じになる。
【0060】通信媒体を介して送られてきた変調データ
CData に対応する情報CData2は、圧縮変調信号受信部5
06において、変調部103でかけられた変調、誤り符
号などの処理を行い、信号CLY2(k;s0),CAmY2(k;s0)、お
よび、第1の補正係数Cp2(k;s01)、第2の補正係数Cp2
(k;s02)が得られる。これらの信号は、図1における圧
縮線情報CLY(k;s0) 、振幅圧縮信号CAmY(k;s0)、第1の
補正係数 Cp(x,y;s01)、第2の補正係数Cp(x,y;s02) に
対応する。低周波成分伸長部505においては低周波成
分圧縮部207で行なわれた2次元信号の圧縮の逆変換
を行う。また、低周波成分伸長部505は、低周波成分
圧縮部207で行われた間引きの逆である補間を行う。
たとえば、次式で定義される作用は間引きの逆に相当す
る。
【0061】
【数23】
【0062】
【数24】
【0063】ただし、x=0,...,X-1,y=0,...,Y-1 であ
り、[x/(2 S )]は、x/(2S ) で小数点部を切捨てた整数
である。また、L0(x,y) は適切なローパスフィルタのイ
ンパルス応答である。これが低周波成分伸長部505の
出力として、波形復元処理部501に送られる。線情報
伸長部503では圧縮された線情報CLY2(k;s) の入力と
して図1の線情報LY(k;s) に相当する特徴点の線情報LY
2(k;s)を求める。これは線情報圧縮部205の逆変換に
相当する。すなわち、線情報圧縮部205においては始
点の座標と図6で示される8近傍のうちの一つを指定す
る3ビットの情報系列にされていたので、始点の座標
(x,y) を読んだ後3ビットずつを用いて、図6で示され
た方向に座標を進めて線情報を座標系列LY2(k;s)として
復元する。
【0064】分析結果伸長部504では、信号符号化装
置における圧縮処理部206の逆変換を行う。すなわ
ち、DPCMの逆変換である。これは、一つ前の系列の
値に累積加算していくことで実現される。得られた系列
を、振幅情報AmY2(k;s) として二次元信号復元処理部5
02へ送る。二次元信号復元処理部502は、特徴点の
位置に関する情報LY2(k;s)とその位置における振幅情報
AmY2( k;s)を用いて凸射影法を用いてもとの輝度信号に
対応する2次元信号Y2(x,y) を復元する。二次元信号復
元処理部502の内部に関してさらに詳細な説明を図8
を参照して行う。波形復元処理部501は、各スケール
からの復元値と低周波の値をもとに、もとの波形Y(x,y)
の復元値Y'(x,y) を出力する。
【0065】図8は二次元信号復元処理部502の内部
のブロック図である。二次元信号復元処理部502は、
信号成分算出部601、第1の補間部602、第2の補
間部603、解像度スケールs1の第1の予測フィルタ6
04、第2の予測フィルタ605、解像度スケールs2の
第3の予測フィルタ606、第4の予測フィルタ60
7、解像度スケールs1の補正部608、解像度スケール
s2の補正部609、解像度スケールs0の第1の逆フィル
タバンク610、第2の逆フィルタバンク611、解像
度スケールs1の第3の逆フィルタバンク612、第4の
逆フィルタバンク613、解像度スケールs2の第5の逆
フィルタバンク614、および、第6の逆フィルタバン
ク615を有する。解像度スケールs1とs2に対しては同
じ処理を施すので、解像度スケールs0とs1を代表させ
て、説明を行う。
【0066】信号成分算出部601において振幅情報Am
Y2(k;s0)は特徴点の位置に関する情報である線情報LY2
(k;s0)で指定される座標に対応する振幅情報AmY2(k;s0)
をおき、2次元情報AY2P(x,y;s0)に変換される。2次元
情報AY2P(x,y;s0)は、線情報LY2(k ;s0)が指定した座標
においてのみ値を持ち、それ以外では0の2次元情報で
ある。信号成分算出部601は、線情報LY2(k;s0) 内の
連結した点の座標系列(x,y)からx 方向とy 方向の接線
方向を独立に求めてから決定する。前述の輝度信号AmY2
(k;s0)とを用いて、信号W1YP(x,y;s0)およびW2YP(x,y;s
0)を求める。信号W1YP(x,y;s0),W2YP(x,y;s0) は特徴点
のみで値を持ち、その他の場所では0である信号である
ので、第1の補間部602および第2の補間部603に
おいて補間がかけられる。ここで述べている信号成分算
出部601および第1の補間部602、第2の補間部6
03はそれぞれ前述した図3に示した信号成分算出部3
03および第1の補間部304、第2の補間部305と
同じものである。補間の方法は種々考えられるが、ここ
では振動が少ないという条件から導かれた関数による補
間をかける。
【0067】はじめに、信号W1YP(x,y;s0)はx 方向への
偏微分の極大点が極小点だったので、y を固定して、x
方向に補間をかける。いま、x _i,x _(i+1) がx 方向
にスキャンして求められた連続する特徴点とする。その
間を
【0068】
【数25】
【0069】
【数26】
【0070】で定義される補間も同様にして行う。y 方
向の補間も同様にして行う。その補間関数をe2(y) とす
る。これらを解像度スケールs0の第1の逆フィルタバン
ク610および第2の逆フィルタバンク611へ印加す
る。第1の逆フィルタバンク610および第2の逆フィ
ルタバンク611は、式1および式2で与えられるフィ
ルタバンクの逆フィルタである。第1の逆フィルタバン
ク610および第2の逆フィルタバンク611の出力を
逆インパルス応答 IW1(x,y;s0),IW2(x,y;s0)とし、位置
(x,y )に関する2次元のフーリエ変換結果をFIW1( ω
x,ωy;s0) およびFIW2( ωx,ωy;s0) とすると、逆フィ
ルタはフーリエ空間で次のように与えられる。
【0071】
【数27】
【0072】
【数28】
【0073】このようにして定義されたフィルタを通っ
てYY1(x,y;s0),YY2(x,y;s0) を出力する。
【0074】
【数29】
【0075】
【数30】
【0076】次に、解像度スケールs0の第1の補間部6
02、および、第2の補間部603の出力W1Y'(x,y;s0)
およびW2Y'(x,y;s0)を解像度スケールs1の第1の予測フ
ィルタ604および第2の予測フィルタ605に印加す
る。第1の予測フィルタ604および第2の予測フィル
タ605の周波数領域でのインパルズ応答をPW1(ωx,ω
y;s01),PW2( ωx,ωy;s01)とすると、次のように与えら
れる。
【0077】
【数31】
【0078】
【数32】
【0079】第1の予測フィルタ604および第2の予
測フィルタ605の出力をそれぞれW1Y"(x,y; s1),W2Y"
(x,y;s1)とし、これらを解像度スケールs1の補正部60
8に印加する。第1の予測フィルタ604および第2の
予測フィルタ605はそれぞれ前述した図3に示した第
1の予測フィルタ306および第2の予測フィルタ30
7と同じものである。
【0080】解像度スケールs1の補正部608では、先
ず、予測された信号W1Y"(x,y;s1)およびW2Y"(x,y;s1)の
特徴点を求める。次に、特徴点において、予測された信
号W1Y"(x,y;s1)およびW2Y"(x,y;s1)との2乗和をとら
れ、さらに、その平方根をとられて、最大値を求める。
つまり、最大値をMp"(x,y; s1)とすると、次のように表
すことができる。
【0081】
【数33】
【0082】但し、ここで、MAX[ ]は[ ] の最大値を表
す意味をする。また、同様に、図2の第2の輝度信号分
析部202の分析結果W1Y(x,y;s1) およびW2Y(x,y; s1)
の2乗和をとり、その平方根を取って、最大値を求め
る。すなわち、この場合の最大値をMp(x,y;s1)とする
と、次のように表すことができる。
【0083】
【数34】
【0084】そして、両方の最大値の比率(補正係数)
を計算する。たとえば、上述した場合の補正係数はCp
(x,y;s01) とすると、次のようになる。
【0085】
【数35】
【0086】このとき、特徴点の位置における予測され
た信号W1Y"(x,y;s1)およびW2Y"(x,y;s1)に補正係数Cp
(x,y; s01)で補正を行う。補正後の出力はW1Y'(x,y;s1)
およびW2Y'(x,y,s1)として、次のように表すことができ
る。
【0087】
【数36】
【0088】
【数37】
【0089】これらを解像度スケールs1の第3の逆フィ
ルタバンク612および第4の逆フィルタバンク613
へ印加する。第3の逆フィルタバンク612および第4
の逆フィルタバンク613は、式1および式2で与えら
れるフィルタバンクの解像度スケールs1の逆フィルタで
ある。第3の逆フィルタバンク612および第4の逆フ
ィルタバンク613の出力を逆インパルス応答IW1(x,y;
s1),IW2(x,y;s1) とし、位置(x,y )に関する2次元の
フーリエ変換結果をFIW1( ωx,ωy;s1),FIW2( ωx,ωy;
s1) とすると、逆フィルタはフーリエ空間で次のように
与えられる。
【0090】
【数38】
【0091】
【数39】
【0092】このようにして定義されたフィルタを通っ
てYY1(x,y;s1),YY2(x,y;s1) を出力する。
【0093】
【数40】
【0094】
【数41】
【0095】解像度スケールs2の予測および補正も解像
度スケールs1の予測および補正と同様に行うので、ここ
では省略する。最後に、すべての解像度スケールに関し
て足し合わされ、Y2(x,y) が得られる。
【0096】
【数42】
【0097】以上で予測および補正を含む復号化が完成
したことになる。最後に求められたY2(x,y) に低周波成
分YL2(x,y)を加えて、最終的な輝度信号Y'(x,y) を得
る。
【0098】本発明の上記実施例の変形態様を述べる。
入力がカラー画像の場合でも、異なる解像度スケールを
持つフィルタの分析値間の相関が大きいので、この方法
が適用できる。たとえば、YUV 信号を扱う場合でも、Y,
U,V を独立に処理し個々の成分に対してスケール間の相
関を利用できる。さらに、Y,U,V 信号間の相関を利用す
れば、さらなる圧縮が期待できる。カラー画像信号とし
てR,G,B を使用した場合も同様である。
【0099】また、本発明においては、第1の分析フィ
ルタ201および第2の分析フィルタ202の分析フィ
ルタとしてスムージング関数としての3次のBスプライ
ン以外の方法も適用できる。たとえば、本発明において
は、ガウス関数の一回微分などを用いることもできる。
また、上記実施例では、補正係数を求める時や補正を行
うときなどは、特徴点における分析値しか使わないが、
本発明においては、補正係数を求めるときや補正を行う
ときなどは画像のピクセル全体における分析値を用いて
もよい。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、一つの解像度スケール
による特徴点の位置およびその位置における分析値から
他のスケールの特徴点の位置およびその位置における分
析値を同時に予測することにより、画像情報を効率的
に、一層少なく符号化、復号化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の多重解像度を用いた画像信号分
析合成装置(画像符号化装置)の全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示した符号化部101の回路構
成図である。
【図3】図3は、図1に示した局所復号化部102の回
路構成図である。
【図4】図4は、図2に示した第1の輝度信号分析部2
01、第2の輝度信号分析部202および第3の輝度信
号分析部203の詳細な構成を示す図である。
【図5】図5は、図4に示した線情報連結部406の処
理を示すフローチャートである。
【図6】図6は、図4に示した線情報連結部406の動
作を説明するためのグラフである。
【図7】図7は復号化装置の全体構成図である。
【図8】図8は、図7に示した復号化装置の二次元信号
復元処理部502の構成図である。
【符号の説明】
101・・符号化部 102・・局所復号化部 103・・圧縮変調部 201〜203・・輝度信号分析部 204・・低周波数成分検出部 205・・線情報圧縮部 206・・圧縮処理部 207・・低周波数成分圧縮部 301・・線情報伸長部 302・・分析結果伸長部 303・・信号成分算出部 304、305・・補間部 306〜309・・予測フィルタ 310、311・・補正係数演算部 401、402・・分析フィルタ 403・・スレッショルド演算部 404、405・・特徴点検出部 406、407・・線情報連結部 408、409・・線情報選択部 411〜422・・フィルタバンク 501・・波形復元処理部 502・・二次元信号復元処理部 503・・線情報伸長部 504・・分析結果伸長部 505・・低周波成分伸長部 506・・圧縮変調信号受信部 601・・信号成分算出部 602、603・・補間部 604〜607・・予測フィルタ 608、609・・補正部 610〜615・・逆フィルタバンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 Z 9382−5K H04N 1/41 B G06F 15/68 400 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号を、それぞれ異なる
    解像度スケールを持つ複数のフィルタで分析する手段
    と、 前記異なる解像度スケールを持つ複数のフィルタで分析
    する手段のうちの1つの解像度スケールの分析値につい
    て特徴点を検出する手段と、 前記1つのフィルタから得られる特徴点および分析値か
    ら他の解像度スケールの信号を予測する手段と、 前記複数のフィルタで得られたそれぞれ異なる解像度ス
    ケールの信号と、前記予測されたそれぞれ異なる解像度
    スケールの信号とを比較して前記予測された信号を補正
    する値を求める手段と、 前記1つのフィルタから得られる特徴点および分析値を
    符号化する手段と、 前記補正する値を符号化する手段とを有する画像符号化
    装置。
  2. 【請求項2】 前記入力画像信号の低周波成分を検出す
    る手段と、 検出された低周波成分信号を符号化する手段とを有する
    請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記分析する手段は、前記低周波成分を
    検出する手段において検出された低周波成分を前記入力
    された画像の輝度信号から減じた低周波成分除去輝度信
    号について分析を行う請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記異なる解像度スケールに基づいて分
    析された信号を圧縮する手段を有し、 前記符号化手段は圧縮された信号について符号化する請
    求項3記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタで分析される画像信号は輝
    度信号であり、 前記フィルタの特徴点の位置における分析値は画像信号
    の振幅情報である請求項1〜4いずれか記載の画像符号
    化装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタで分析する手段は、それぞ
    れ異なるインパルス応答を持ち、前記画像の輝度信号を
    分析する2つの並列に設けられた分析フィルタと、 前記2つの分析フィルタ手段の分析結果から所定のしき
    い値に基づいて2つの輝度信号を得る手段と、 前記2つの輝度信号を得る手段で得られた輝度信号の特
    徴点をそれぞれ検出する2つの並列に設けられた特徴点
    検出手段と、 前記2つの特徴点検出部で検出された特徴点をそれぞれ
    線情報に連結する2つの並列に設けられた線情報連結手
    段と、 前記線情報連結手段で連結された線情報から所望の線情
    報を選択する線情報選択手段とを有する請求項5記載の
    画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記解像度スケールの特徴点検出手段
    は、前記振幅情報および前記線情報から2次元情報に変
    換する手段と、 前記変換された2次元情報を補間する手段とを有する請
    求項6記載の画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記補間する手段は、凸射影法を用いて
    補間情報を前記信号を予測する手段に出力する請求項7
    記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】符号化された入力画像の輝度信号を用い
    て、複数のフィルタのうちの1つの解像度スケールのフ
    ィルタの分析値の特徴点およびその位置における分析値
    を求める手段と、 元の輝度信号に対応する2次元信号を復元する手段と、 この2次元信号を用いて、他の解像度スケールの特徴点
    の位置およびその位置における分析値を同時に予測する
    手段と、 送られてきた補正係数で特徴点の位置における分析値の
    補正を行う手段と、 補正を行った後の各解像度スケールの情報に基づいて、
    再合成フィルタにより画像の輝度信号を復元する手段と
    を有する画像復号化装置。
  10. 【請求項10】 前記2次元信号を復元する手段は、凸
    射影法により元の輝度信号に対応する2次元信号を復元
    する請求項9記載の画像復号化装置。
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