JPH0814951A - 計器用指針 - Google Patents

計器用指針

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JPH0814951A
JPH0814951A JP14990794A JP14990794A JPH0814951A JP H0814951 A JPH0814951 A JP H0814951A JP 14990794 A JP14990794 A JP 14990794A JP 14990794 A JP14990794 A JP 14990794A JP H0814951 A JPH0814951 A JP H0814951A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】指針先端部においても元部と同様に充分な光量
で発光させることができ、指針の発光表示品質を向上さ
せることができる計器用指針を提供する。 【構成】この計器用指針は、透明材料から形成された指
針本体5内に光源4からの光を導入し、指針自体を発光
させる計器用指針であり、指針本体5の上面に、蛍光染
料を透明材料中に混入してなる蛍光染料入り透明材料層
7が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用計器等に使用
される計器用指針に関し、特に、指針本体を透明材料
(半透明を含む)で形成し、導光体を通して照明用の光
を指針本体内に入射させ、指針自体を発光・照明する発
光形の計器用指針に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の発光形の計器用指針では、一般
に、指針自体を特定の色(例えば、赤色)で発光させる
ために、指針本体の上面に透光性の着色膜を形成してい
る。しかし、導光体を通して導入する照明用ランプの光
に赤色の波長成分が少ない場合、指針上面を発光・照明
するための照明光量が不足する問題があった。
【0003】そこで、従来、図8に示すように、透明材
料で成形した指針本体31の上面に着色シート32を取
着し、その着色シート32と同色の発光染料を透明材料
の指針本体31内に混入させ、使用時、照明用ランプ3
3からの光を導光体34を通して指針本体31に入射さ
せた際、発光染料を着色シート32の色と同色に発光さ
せ、指針表面の照明光量の不足分を補うと共に、指針本
体31の側部から漏洩する光を、着色シート32の発光
色と同色にすることにより目立たなくした計器用指針が
提案されている(実開平2−7523号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この計器用指
針は、例えば赤色の着色シート32を指針本体31上に
取着する場合、指針本体31内には、照明用ランプ33
から導光体34を通して入射した薄黄色を赤色に変えて
発光する蛍光染料を混入するが、この蛍光染料自体の透
光率は一般に非常に低いため、長い指針本体31の場
合、その先端部まで充分な光量の光が到達せず、指針先
端部の発光が、入射位置に近い指針元部に比べ暗くな
り、指針の発光表示品質を低下させる問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、指針先端部においても元部と同様に充分な光量で発
光させることができ、指針の発光表示品質を向上させる
ことができる計器用指針を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計器用指針は、透明材料から形成された指
針本体内に光源からの光を導入し、指針自体を発光させ
る計器用指針において、指針本体の上面に、蛍光染料を
透明材料中に混入してなる蛍光染料入り透明材料層が形
成されて構成される。
【0007】このような計器用指針では、蛍光染料入り
透明材料層の上に、その蛍光染料の発光色と同じ色の透
光性の着色膜を形成するようにしてもよい。
【0008】また、指針本体の後端部に側面に開口する
開口空間部を形成し、その開口空間部にバランスウエイ
トを圧入する構成としてもよい。
【0009】
【作用・効果】このような構成の計器用指針では、夜間
使用時などに、光源が点灯されると、光源から放射され
た光が導光体等を通して指針本体内に入射し、その内部
の反射面で反射されて指針本体の先端方向に進み、指針
本体上の蛍光染料入り透明材料層に入る。
【0010】ここで、光は蛍光染料に当り、蛍光染料は
特定の波長(色)の光で発光し、発光した光は指針の上
面から放射され、指針自体が発光・照明される。
【0011】このように、透明材料の指針本体上に蛍光
染料入り透明材料層が形成されるため、光源から導入さ
れた光は、減衰せずに良好に指針の先端部まで達するこ
とができ、指針先端部においても元部と同様に充分な光
量で蛍光染料を発光させることができ、指針の発光表示
品質を向上させることができる。
【0012】また、請求項2のように、蛍光染料入り透
明材料層の上に、その蛍光染料の発光色と同じ色の透光
性の着色膜を形成すれば、指針全体をより鮮明に発光・
表示することができ、また、非照明時においても、指針
の色を所望の特定色とすることができる。
【0013】さらに、請求項3のように、指針本体の後
端部に側面に開口する開口空間部を形成し、その開口空
間部にバランスウエイトを圧入する構造とすることによ
り、比較的細く長い指針であっても、適正な重量のバラ
ンスウエイトを安定して指針後部に収納することができ
る。
【0014】また、請求項4のように、バランスウエイ
トを圧入する開口空間部の壁面が指針本体内に導入した
光の反射面を形成するようにすれば、指針の後端部上に
も充分な光量の光を導入することができ、指針全体を良
好に発光・照明させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は計器用指針の断面図を示し、図2は
その平面図を示している。1は計器の文字板であり、文
字板1の下側に導光体2が配設される。導光体2はアク
リル、ポリカーボネート等の透明合成樹脂から板状に形
成され、中央に指針3のボス部が挿通される孔が形成さ
れ、その孔の内周面と導光体2の周縁の端面に光の反射
面2a,2bが形成され、さらに導光体2の周縁下部に
は光の入射面2cが形成される。そして、照明用ランプ
等の光源4がその入射面2cに対向して設けられる。
【0017】なお、図示は省略されているが、文字板1
上には、文字や目盛が透光部として形成され、光源4か
らの光を文字や目盛の透光部を通して前方に出射させ、
文字や目盛を発光表示させる。
【0018】指針3は、アクリル、ポリカーボネート等
の透明合成樹脂から一体成形された細長い指針本体5を
有し、その指針本体5の元部には、指針軸を嵌挿させる
ためのボス部6が下方に突設され、ボス部6の上部周縁
の下面に、導光体2からの光を入射する入射面5aが形
成され、ボス部6の上方には、逆台形状の空間が形成さ
れ、この空間の壁面に導入した光の反射面5bが形成さ
れる。
【0019】さらに、指針本体5の上面には、蛍光染料
入り透明材料層7が形成される。この蛍光染料入り透明
材料層7は、アクリル、ポリカーボネート等の透明合成
樹脂に蛍光染料を混入させて、例えば1〜2mmの厚さの
板状に形成されるが、実際の製造時には、指針本体5と
共に二色成形され、指針本体5の上に容易に一体成形す
ることができる。
【0020】さらに、指針本体5上の蛍光染料入り透明
材料層7の上に、透光性の着色膜8が形成される。この
着色膜8は、例えばホットスタンプにより任意の色(例
えば赤色)に着色形成されるが、この着色膜8を効率良
く赤色に発光させるために、蛍光染料入り透明材料層7
には、光源4からの薄黄色光或は任意の着色光を受けて
赤色に発光する蛍光染料が選択・使用される。
【0021】このような構成の指針3は、その元部のボ
ス部を、文字板1と導光体2の孔上に位置する図示しな
い指針軸に嵌挿して計器の文字板上に取付けられる。
【0022】夜間使用時などに、計器の光源4が点灯さ
れた場合、光源4から放射された光(例えば、薄黄色或
は緑色の光)は入射面2cから導光体2内に入射し、導
光体2内の反射面2b,2aで反射されながら導光体2
内を進む。そして、光は、導光体2の先端部から上方の
指針本体5内に入射し、反射面5bで反射されて指針本
体5の先端方向に進み、指針本体5の下面で反射され、
蛍光染料入り透明材料層7に入る。
【0023】蛍光染料入り透明材料層7に入った光の一
部はそのままそこを通過して赤色の着色膜8に達し、着
色膜8の色の光つまり赤色光がそこから前方に放射され
る。また、蛍光染料入り透明材料層7に入った光の一部
はその中の蛍光染料に当り、このとき蛍光染料は着色膜
8と同色の赤色に発光する。そして、蛍光染料入り透明
材料層7で発光した赤色光もその上の着色膜8を通り前
方に放射される。
【0024】したがって、指針の上面から赤色光が良好
に放射され、指針自体が赤色光で発光・照明される。こ
のように、導光体2から透明な指針本体5に入射した光
は、その中を減衰せずに先端部まで良好に進み、指針本
体内に蛍光染料を混入した従来の指針のように、指針の
先端ほど光量が低下する不具合は生じず、充分な光量で
指針全体を均一に発光・照明することができる。
【0025】なお、上記実施例では、非照明時の指針の
色を着色膜8によって特定色(ここでは赤色)としてい
るが、非照明時の指針の色を問題にしない場合、着色膜
8はなくてもよい。
【0026】図4〜図6は他の実施例を示し、この例で
は指針13の後端部内にバランスウエイト11が取付け
られる。
【0027】即ち、この指針13は、上記と同様に、透
明合成樹脂から一体成形された細長い指針本体15を有
し、その指針本体15の元部に、指針軸を嵌挿させるた
めのボス部16が下方に突設され、ボス部16の上部周
縁の下面に、導光体からの光を入射する入射面15aが
形成され、ボス部16の上方には、逆台形状の空間が形
成され、この空間の壁面に導入した光の反射面15bが
形成される。
【0028】さらに、指針本体15の上面には、蛍光染
料入り透明材料層17が形成される。この蛍光染料入り
透明材料層17は、上記と同様、透明合成樹脂に蛍光染
料を混入させて、例えば1〜2mmの厚さの板状に形成さ
れる。
【0029】また、指針本体15上の蛍光染料入り透明
材料層17の上に、透光性の着色膜18が形成される。
この着色膜18は、例えばホットスタンプにより任意の
色(例えば赤色)に着色形成されるが、この着色膜8を
効率良く赤色に発光させるために、蛍光染料入り透明材
料層17には、光源4からの薄黄色光或は任意の着色光
を受けて赤色に発光する蛍光染料が選択・使用される。
【0030】さらに、指針本体15の後端部には、その
側面に開口する開口空間部10が形成され、その開口空
間部10に金属製のバランスウエイト11が圧入され
る。バランスウエイト11の重さは、指針の先端と後端
のバランスをとるように設定される。12は、合成樹脂
製のキャップであり、開口空間部10とバランスウエイ
ト11を含む指針の後端部及びボス部16の上部を包囲
するように、指針後部に嵌着される。
【0031】バランスウエイト11は、キャップ12を
外した状態で、指針後端の開口空間部10内に横方向か
ら圧入される。バランスウエイト11が圧入されること
により、空間部内で動きにくく、またバランスウエイト
11の周囲に隙間が生じにくいため、定位置に安定して
バランスウエイト11を取付けることができ、振動等に
より異音を生じることもない。
【0032】また、バランスウエイト11は、開口空間
部10内に側面の開口からつまり横方向から圧入される
ため、比較的長く細い形状の指針であっても、その開口
空間部内に適正な重さのバランスウエイトを収納するこ
とができる。
【0033】図7はさらに他の実施例を示し、この例で
は、指針本体25の後端部内に設けた開口空間部20の
壁面に、光の反射面25aが形成される。
【0034】即ち、この指針本体15の元部には、上記
と同様に、指針軸を嵌挿させるためのボス部16が下方
に突設され、ボス部16の上部周縁の下面に、導光体2
からの光を入射する入射面25aが形成され、ボス部1
6の上方には、逆台形状の空間が形成され、この空間の
壁面に導入した光の反射面25bが形成される。
【0035】さらに、指針本体25の後端部には、その
側面に開口する開口空間部20が形成され、その開口空
間部20の側壁に、上記反射面25bから反射された光
を上方に反射する反射面25aが形成される。また、開
口空間部20内には上記と同様に、金属製のバランスウ
エイト21が圧入される。
【0036】このような構成の計器用指針では、図7に
示すように、光源4から導光体2を通過した光がボス部
16上の入射面25aから指針本体25内に入射し、反
射面25bで反射され、さらに、その光が開口空間部2
0の側壁の反射面25cで上方に反射される。そして、
指針本体25の上に位置する蛍光染料入り透明材料層1
7の蛍光染料に光が当り、蛍光染料がその上の着色膜1
8と同色で発光し、その光が着色膜18を通して上方に
放射される。
【0037】このように、バランスウエイト収納する開
口空間部20の壁面に、反射面25cを設けることによ
り、指針の後端部上にも充分な光量の光を導入して、蛍
光染料を発光させ、指針全体を良好に発光・照明させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す計器用指針の断面図で
ある。
【図2】同指針の平面図である。
【図3】図1の III− III拡大断面図である。
【図4】他の実施例を示す計器用指針の断面図である。
【図5】同指針の平面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】さらに他の実施例を示す計器用指針の断面図で
ある。
【図8】従来の計器用指針の断面図である。
【符号の説明】
1−文字板、 2−導光体、 3−指針、 4−光源、 5−指針本体、 7−蛍光染料入り透明材料層、 8−着色膜。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材料から形成された指針本体内に光
    源からの光を導入し、指針自体を発光させる計器用指針
    において、 該指針本体の上面に、蛍光染料を透明材料中に混入して
    なる蛍光染料入り透明材料層が形成されていることを特
    徴とする計器用指針。
  2. 【請求項2】 前記蛍光染料入り透明材料層の上に、該
    蛍光染料の発光色と同じ色の透光性の着色膜が形成され
    ている請求項1記載の計器用指針。
  3. 【請求項3】 透明材料から形成された指針本体内に光
    源からの光を導入し、指針自体を発光させる計器用指針
    において、 前記指針本体の後端部に側面に開口する開口空間部が形
    成され、該開口空間部にバランスウエイトが圧入されて
    いることを特徴とする計器用指針。
  4. 【請求項4】 前記バランスウエイトを圧入する開口空
    間部の壁面が指針本体内に導入した光の反射面を形成す
    ることを特徴とする請求項3記載の計器用指針。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017410A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Denso Corp 計器用発光指針及びそれを備えた計器
JP2010008208A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nippon Seiki Co Ltd 計器用指針
JP2012098035A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Nippon Seiki Co Ltd 計器照明装置
JP2016003999A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 日本精機株式会社 発光指針

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