JPH08149916A - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

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JPH08149916A
JPH08149916A JP29542994A JP29542994A JPH08149916A JP H08149916 A JPH08149916 A JP H08149916A JP 29542994 A JP29542994 A JP 29542994A JP 29542994 A JP29542994 A JP 29542994A JP H08149916 A JPH08149916 A JP H08149916A
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一正 宮本
Masamichi Matsui
正通 松井
Yoichi Uesugi
洋一 上杉
Hiroaki Iwamoto
洋明 岩本
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圃場にて結球野菜Aを抜き取る作業から根茎
部B及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜Aを整形し
て箱詰め作業するまでの一貫作業を行うことができ、圃
場から直ちに箱詰めした結球野菜Aを出荷でき、作業能
率を大幅に向上できる結球野菜収穫機を提供する。 【構成】 圃場の結球野菜Aを抜き取る野菜抜取機構8
を設ける。野菜抜取機構8の後方部に抜き取られた結球
野菜Aを後上方に向かって搬送する野菜搬送機構9を配
設する。結球野菜Aを出荷用に整形した整形野菜を箱詰
めする野菜箱詰部64と野菜搬送機構9との間に結球野菜
Aの根茎部B及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜A
を整形する野菜仕上機構37を配設する。野菜仕上機構37
はカッター43、スライダー47、案内孔49を有する野菜載
置凹部48、野菜受止体52及び排出コンベヤ53を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は結球野菜収穫機に係り、
たとえば、キャベツ、白菜及びレタス等の結球野菜を収
穫するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の結球野菜収穫機として
は、たとえば、圃場から結球野菜を抜き取るデバイダー
を設け、このデバイダーの後方部にこのデバイダーから
の結球野菜を支持して後方に向かって搬送する搬送コン
ベヤを設け、この搬送コンベヤの後端部に結球野菜の根
茎部を根元から離間した位置から一時的に切断するカッ
ターを設け、このカッターの後方部にこのカッターにて
根茎部が切断された結球野菜を収納するコンテナを設け
た構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記搬送コンベヤの後
端部のカッターにて結球野菜の根茎部を根元から離間し
た位置から一時的に切断してコンテナ内に収納する構成
では、このコンテナに収納された多数の結球野菜を圃場
外の箱詰め作業場に搬出し、この箱詰め作業場にて、結
球野菜の鬼皮等を人手によって除去するとともに、たと
えば、実開昭54−23854号公報に記載されている
ような野菜根株切除装置にて結球野菜の根茎部を切除し
てから箱詰めする必要があって、圃場にて結球野菜を抜
き取る作業から結球野菜の根茎部及び鬼皮等を除去して
出荷用に結球野菜を整形して箱詰め作業するまでの一貫
作業を機械化することができず、圃場から直ちに箱詰め
した結球野菜を出荷することができず、圃場から運搬し
て箱詰めまでの経時変化により結球野菜の鮮度が低下す
ることがあるとともに、作業能率を向上する上で好まし
くない、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、圃場にて結球野菜を抜き取る作業から結球野菜
の根茎部及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜を整形
して箱詰め作業するまでの一貫作業を機械化することが
でき、圃場から直ちに箱詰めした結球野菜を出荷するこ
とができ、したがって、結球野菜の鮮度が低下する間も
なく出荷することができるとともに、作業能率を大幅に
向上することができる結球野菜収穫機を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の結球野菜
収穫機は、圃場の結球野菜を抜き取る野菜抜取機構と、
この野菜抜取機構の後方部に配設されこの野菜抜取機構
にて抜き取られた結球野菜を後上方に向かって搬送する
野菜搬送機構と、出荷用に整形した結球野菜を箱詰めす
る野菜箱詰部と、前記野菜搬送機構と前記野菜箱詰部と
の間に配設され野菜搬送機構から搬出される結球野菜の
根茎部及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜を整形す
る野菜仕上機構とを具備したものである。
【0006】請求項2記載の結球野菜収穫機は、請求項
1記載の結球野菜収穫機において、野菜仕上機構は、結
球野菜の根茎部を切断する回転自在のカッターと、この
カッターに向かって進退自在に設けられ結球野菜を載置
する野菜載置凹部及びこの野菜載置凹部の底部に前記カ
ッターによって切断される結球野菜の根茎部を下方に向
かって突出させる案内孔を形成したスライダーとを具備
したものである。
【0007】請求項3記載の結球野菜収穫機は、請求項
1または2記載の結球野菜収穫機において、野菜仕上機
構は、野菜搬送機構側に位置して野菜搬送機構から搬出
される結球野菜を受け止める野菜受止体と、この野菜受
止体にて受け止められる結球野菜から分離した鬼皮等の
雑物を前記野菜搬送機構との間から排出する前上方に向
かって傾斜した排出コンベヤとを具備したものである。
【0008】請求項4記載の結球野菜収穫機は、請求項
1ないし3のいずれか記載の結球野菜収穫機において、
野菜搬送機構は、結球野菜を後上方に向かって持ち上げ
る持上コンベヤを備え、この持上コンベヤは後上方に向
かって回行する無端回行体と、この無端回行体の外周部
に間隔をおいて順次突設され結球野菜を支持する支持凹
部を有する多数の搬送突体と、この各搬送突体の前面部
に配設され結球野菜の重量で前記支持凹部側に弾性変形
される弾性排出体とを具備したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の結球野菜収穫機では、この結球
野菜収穫機を結球野菜を有する圃場の畝に沿って走行す
ると、この野菜抜取機構にて圃場の結球野菜が順次抜き
取られるとともに、この野菜抜取機構の後方部に配設さ
れた野菜搬送機構にて抜き取られた各結球野菜が後上方
に向かって順次搬送され、この野菜搬送機構の搬出端部
から各結球野菜が野菜仕上機構に順次搬出される。
【0010】そして、この野菜仕上機構にて各結球野菜
の根茎部及び鬼皮等が除去されて出荷用に各結球野菜が
順次整形され、これらの出荷用に整形された各結球野菜
が野菜箱詰部に順次搬出され、この野菜箱詰部にて出荷
用に整形された各結球野菜が所定の梱包箱内に所定の個
数ずつ順次箱詰めされて梱包される。そうして、圃場か
らの出荷に備える。
【0011】請求項2記載の結球野菜収穫機では、スラ
イダーの野菜載置凹部内に結球野菜がその根茎部を下向
きの状態で載置されると、この結球野菜の根茎部が野菜
載置凹部の底部の案内孔から下方に向かって垂下した状
態で突出されるとともに、この根茎部の根元部分が案内
孔から露出される。
【0012】そして、この結球野菜を載置したスライダ
ーを回転駆動されているカッターに向かって進出する
と、このスライダーに載置された結球野菜の根茎部の根
元部分及び鬼皮等がカッターにて切断され、この結球野
菜の根茎部及び鬼皮等が除去され、出荷用の結球野菜と
して整形される。この際、結球野菜は根茎部を案内孔か
ら垂下して突出した状態で野菜載置凹部内に載置されて
いることにより、カッターにて結球野菜の根茎部の根元
部分が整然と切断される。
【0013】請求項3記載の結球野菜収穫機では、野菜
受止体にて野菜搬送機構から搬出される結球野菜が受け
止められる一方、この結球野菜から分離した鬼皮等の雑
物は排出コンベヤにて前上方に向かって搬送されるとと
もに、野菜搬送機構との間から圃場に排出される。そし
て、野菜受止体上の結球野菜はスライダーの野菜載置凹
部に対する載置に備える。
【0014】請求項4記載の結球野菜収穫機では、野菜
抜取機構からの搬送される結球野菜は、持上コンベヤの
無端回行体に突設された各搬送突体にて弾性排出体を介
して順次載置支持されるとともに、これらの各結球野菜
が後上方に向かって持ち上げ搬送され、その搬出端部に
回行された各搬送突体上の結球野菜が弾性排出体を介し
て野菜仕上機構に向かって搬出される。
【0015】この際、各搬送突体上に弾性排出体を介し
て各結球野菜が載置されると、この各結球野菜の重量で
それぞれの弾性排出体が搬送突体の支持凹部側に弾性変
形され、この各結球野菜は湾曲した弾性排出体を介して
それぞれの搬送突体にて安定した状態で後上方に向かっ
て持ち上げ搬送される。
【0016】そして、この各搬送突体にて各結球野菜が
搬出端部に回行されると、この各結球野菜の重心の移動
が起こるとともに、この各結球野菜の重量にて弾性変形
された各弾性排出体の弾性復帰作用によって各結球野菜
が野菜仕上機構に向かって搬出される。したがって、折
り返し回行速度が早くなる無端回行体の搬出端部に位置
した各搬送突体にて各結球野菜を巻き込むことが防止さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0018】1は収穫機本体で、この収穫機本体1は機
枠2を有し、この機枠2の下側部にはクローラ3が設け
られている。また、前記機枠2の上部には前記クローラ
3を走行駆動するエンジンのような動力源4が搭載され
ているとともに、前記動力源4及び前記クローラ3を操
作する操作ハンドル5aを有する操作機構5が設けられて
いる。
【0019】また、前記機枠2の前端部には圃場のキャ
ベツ、白菜及びレタス等の結球野菜Aを抜き取る野菜抜
取機構8及びこの野菜抜取機構8の後方部に位置してこ
の野菜抜取機構8にて抜き取られた結球野菜Aを後上方
に向かって搬送する野菜搬送機構9がそれぞれ連結支持
されている。前記野菜搬送機構9は、前記野菜抜取機構
8にて抜き取られた結球野菜Aを順次挟持して後方に向
かって搬送する搬送コンベヤ10と、この搬送コンベヤ10
の搬出端部から搬出される各結球野菜Aを後上方に向か
って搬送する持上コンベヤ11とにより構成されている。
【0020】前記搬送コンベヤ10は、前記機枠2の前端
部に連結支持されたコンベヤフレーム12を有し、このコ
ンベヤフレーム12には前端部の左右に一対を一組とする
二組の上下方向のローラ支軸13がそれぞれ並設固定さ
れ、この各組のローラ支軸13にはガイドローラ14がそれ
ぞれ回転自在に軸架されている。また、前記各組のロー
ラ支軸13の後方に位置して前記コンベヤフレーム12の後
端部には前記各組のローラ支軸13に対応して一対を一組
とする二組の上下方向の駆動軸15がそれぞれ回転自在に
軸支され、この各組の駆動軸15には駆動ローラ16がそれ
ぞれ軸架固定されている。
【0021】また、前記各組の前後に相対するガイドロ
ーラ14と駆動ローラ16との間には一対の無端ベルト17が
それぞれ互いに反対方向の内側部に向かって回行自在に
懸架され、この各組の一対の無端ベルト17の相対する内
側回行部18にて各結球野菜Aを両側部から挟持して後方
に向かって搬送するようになっている。なお、図中18a
は前記各組の一対の無端ベルト17の相対する内側回行部
18を後方に向かって平行状に移行させる複数のテンショ
ンローラである。
【0022】また、前記一対を一組とする二組の上下方
向の駆動軸15において、その一組の駆動軸15の内の一方
の駆動軸15には前記無端ベルト17の下端部に近接して結
球野菜Aの根茎部Bを当接する上下の円板19が固着され
ているとともに、この一組の駆動軸15の内の他方の駆動
軸15には前記上下の円板19間に周縁部に形成された環状
刃20を配設した円板状のカッター21が固着されている。
【0023】そして、前記上下の円板19の周縁部と前記
カッター21の環状刃20とにより、結球野菜Aの根茎部B
を切断するようになっている。また、前記二組の上下方
向の駆動軸15は図示しない連動媒体を介して前記動力源
4からの出力によってそれぞれの一対の無端ベルト17の
相対する内側回行部18を互いに反対方向の内側部に向か
って回行するようになっている。
【0024】さらに、前記コンベヤフレーム12の前端部
には連結フレーム22が取り付けられ、この連結フレーム
22には圃場の結球野菜Aを抜き取る前記野菜抜取機構8
が支持されている。この野菜抜取機構8は、前記一対の
無端ベルト17の相対する内側回行部18間に結球野菜Aを
抜き取って案内する一対を一組とする前後方向の左右の
デバイター23を有し、この各組の左右のデバイター23間
には前記一対の無端ベルト17の相対する内側回行部18側
の後端部が狭く前端部を幅広く拡開して開口した野菜誘
導口24が形成されている。なお、図中25は前記コンベヤ
フレーム12を支持した左右のゲージ輪である。
【0025】そして、前記各組の左右のデバイター23に
て圃場の2条の結球野菜Aを各条毎に順次抜き取るとと
もに、これらの各条毎の結球野菜Aは前記各組一対の無
端ベルト17の相対する内側回行部18にて挟持されて根茎
部Bが前記上下の円板19の周縁部と前記カッター21の環
状刃20との間に向かって搬送されるようになっている。
【0026】つぎに、前記持上コンベヤ11は、前記機枠
2の前端部に後上方に向かって僅かに傾斜して連結支持
された上下方向のコンベヤフレーム26を有し、このコン
ベヤフレーム26の上端部には左右方向の駆動軸27が回転
自在に軸架され、この駆動軸27の両側部には左右の駆動
ローラ28がそれぞれ軸架固定されている。また、前記コ
ンベヤフレーム26の下端部には左右方向のローラ支軸29
が軸架され、このローラ支軸29の左右部には前記左右の
駆動ローラ28に対応した左右の従動ローラ30がそれぞれ
軸着されている。
【0027】また、前記左右部の前後に相対する駆動ロ
ーラ28と従動ローラ30との間には前記各組一対の無端ベ
ルト17の相対する内側回行部18にて搬出される圃場の2
条分の結球野菜Aをそれぞれ後上方に向かって持上げる
無端回行体31がそれぞれ回行自在に懸架されている。
【0028】また、この左右の無端回行体31には外周部
に所定の間隔をおいて結球野菜Aを支持して持上げる金
属・合成樹脂等の剛体部材にて形成された左右方向の爪
状の多数の搬送突体32がそれぞれ外方に向かって一体の
突設され、この各搬送突体32は搬送方向と反対側の後方
に向かって突出した支持凹部33を有して側面視略く字状
に形成されている。
【0029】また、前記各搬送突体32には搬送方向の前
面部に結球野菜Aの重量によって前記支持凹部33側に向
かって弾性変形されるゴム板などからなる爪状の左右方
向の弾性排出体34がそれぞれ配設されている。この各弾
性排出体34は、その上端部が前記各搬送突体32の上端部
に固着されているとともに、その下端部がそれぞれの搬
送突体32の下端部に止着されている。
【0030】そして、この各弾性排出体34に結球野菜A
の重量が作用すると、この重量によって各弾性排出体34
がそれぞれの搬送突体32の支持凹部33内に向かって弾性
変形して結球野菜Aを支持し、この弾性排出体34を介し
て結球野菜Aを支持した搬送突体32が搬出端部から折り
返し回行される際には搬送突体32にて結球野菜Aが後方
に向かって搬出されるとともに、この弾性排出体34の弾
性復帰作用によって結球野菜Aの搬出を助勢し結球野菜
Aの巻き込みを防止するようになっている。
【0031】つぎに、前記機枠2の上部には複数の支柱
35を介して支持フレーム36が水平状に固定され、この支
持フレーム36の上部には前記持上コンベヤ11の搬出端部
から搬出される結球野菜Aの根茎部B及び鬼皮等を除去
して出荷用に結球野菜Aを整形する野菜仕上機構37が配
設されている。
【0032】前記野菜仕上機構37は、前記支持フレーム
36の上部に固定された左右方向に長い矩形状の架台38を
有し、この架台38の左右方向の中間部には軸受体39にて
上下方向の回転軸40が回転自在に軸架され、この回転軸
40の上端部に固着されたフランジ41の上部には周縁部に
環状刃42を有する円板状のカッター43がその中心部にお
いて固着されている。そして、前記回転軸40は図示しな
い連動媒体を介して前記動力源4からの出力によって回
転駆動されるようになっている。
【0033】また、前記架台38の上部にはガイドフレー
ム44が固着され、このガイドフレーム44の前端部及び後
端部には左右方向の支持片45が相対して平行に一体に突
設され、この前後の支持片45には左右方向に所定の間隔
をおいて後述するスライダーを左右方向に案内する多数
のガイドローラ46がそれぞれ回転自在に軸架されてい
る。
【0034】また、前記カッター43を中心とした左右部
には前記前後の支持片45の多数のガイドローラ46にて左
右方向に、すなわち、前記カッター43に向かって進退自
在に支持された略矩形状の左右のスライダー47がそれぞ
れ配設されている。また、前記左右のスライダー47には
中心部に結球野菜Aを載置する下方に向かって凹んだ野
菜載置凹部48がそれぞれ形成され、この左右の菜載置凹
部48の底部には前記カッター43にて切断される結球野菜
Aの根茎部Bを下方に向かって突出させる案内孔49がそ
れぞれ形成されている。
【0035】前記左右の案内孔49は結球野菜Aの根茎部
Bの根元部及び鬼皮の下端部等を前記カッター43にて切
断除去可能に露出する大きさで形成され、この左右の案
内孔49の開口縁部に沿って前記カッター43が回転される
ようになっている。しかして、前記案内孔49を有する野
菜載置凹部48は案内孔49に連通した切溝49a を放射状に
形成した一枚の金属板をプレス加工等の加工手段によっ
て形成されている。
【0036】また、前記左右のスライダー47の外端部に
はそれぞれのスライダー47を前記カッター43に向かって
進退動させる操作ハンドル50がそれぞれ突設されてい
る。また、前記ガイドフレーム44の左右の両端部には前
記左右のスライダー47を位置決めする上下方向のストッ
パー51が突設されている。
【0037】さらに、前記野菜仕上機構37は、前記架台
38の前側部に位置して前記支持フレーム36の上部には前
記持上コンベヤ11の搬出端部から搬出される結球野菜A
を受け止める野菜受止体52及びこの野菜受止体52に結球
野菜Aを案内するとともに結球野菜Aから分離された鬼
皮等の雑物を前記持上コンベヤ11との間から圃場に排出
する排出コンベヤ53を有している。
【0038】前記野菜受止体52は平板状の受皿板54を有
し、この受皿板54の左右両端部及び前記左右のスライダ
ー47側の後端部に一連の平面視略コ字状の側枠片55が一
体に立設されている。また、前記排出コンベヤ53は前上
方に向かって傾斜した状態で回行自在に懸架された無端
回行体56を有し、この無端回行体56の外面部にはスポン
ジ等のクッション材57が一体に張り付けられている。
【0039】前記無端回行体56はコンベヤフレーム58の
前端部間に回転自在に軸架された駆動ローラ59と前記コ
ンベヤフレーム58の後端部間に回転自在に軸架された従
動ローラ60との間に回行自在に懸架されている。また、
前記無端回行体56の前端部は前記持上コンベヤ11の各搬
送突体32が近接回行する間隔をおいて配設されている。
【0040】また、前記無端回行体56の前端部の下方部
に位置して無端回行体56から搬出される結球野菜Aの鬼
皮等の雑物を圃場に排出するガイド体61が配設固定され
ている。さらに、前記無端回行体56の前記駆動ローラ59
は前記持上コンベヤ11の駆動軸27に連動媒体を介して連
動連結されている。そして、前記駆動軸27からの出力に
よって前記無端回行体56の駆動ローラ59が回転駆動さ
れ、この駆動ローラ59にて前記無端回行体56が前記持上
コンベヤ11の搬出端部に向かって回行されるようになっ
ている。
【0041】さらに、前記野菜仕上機構37は、前記架台
38の後側部に位置して前記支持フレーム36上に立設した
支脚62を有し、この支脚62上には出荷用に整形された結
球野菜Aを載置する野菜載置台63が水平状に一体に固定
されている。
【0042】つぎに、前記収穫機本体1の後側部に位置
する前記左右の支柱35には野菜箱詰部64が配設されてい
る。この野菜箱詰部64は、前記左右の支柱35及び前記収
穫機本体1の機枠2に固定された箱載置台65を有し、こ
の箱載置台65にはクロスリンク66及びこのクロスリンク
66を支持したコイルスプリング67にて箱詰作業台68が上
下動自在に支持されている。前記クロスリンク66は一対
のリンクのクロス部が支軸69にて開閉自在に軸支されて
いる。
【0043】そして、前記箱詰作業台68上にて出荷用に
整形された結球野菜Aが段ボール箱等に箱詰め作業され
るようになっているが、この結球野菜Aを収納した段ボ
ール箱等の重量によって前記クロスリンク66及びこのク
ロスリンク66を支持したコイルスプリング67にて箱詰作
業台68が次第に下降するようになっている。
【0044】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0045】操作機構5の操作ハンドル5aを操作して動
力源4を駆動すると、この動力源4からの出力によって
クローラ3の無限軌道帯体3aが回行され、搬送コンベヤ
10の各組み一対の無端ベルト17の相対する内側回行部18
が互いに反対方向の内側に向かって同速度でそれぞれ回
行され、この各組み一対の無端ベルト17の後端部の一対
の駆動軸15にて上下の円板19及びカッター21が互いに反
対方向の内側に向かって回転駆動される。
【0046】また、動力源4からの出力によって持上コ
ンベヤ11の両側部の無端回行体31が後方に向かって同速
度でそれぞれ回行され、この持上コンベヤ11の駆動軸27
にて連動媒体を介して排出コンベヤ53の無端回行体56が
前方に向かって回行され、さらに、野菜仕上機構37のカ
ッター43が回転駆動される。
【0047】そして、結球野菜収穫機が結球野菜Aを有
する圃場の畝に沿って走行すると、この野菜抜取機構8
の各組み一対のデバイダー23間の野菜誘導口24内に結球
野菜Aがそれぞれ誘導され、この各野菜誘導口24の後側
部を次第に狭めた各組み一対のデバイダー23にて圃場の
2条の結球野菜Aが順次抜き取られるとともに、この野
菜抜取機構8の後方部に配設された野菜搬送機構9の各
組み一対の搬送コンベヤ10にて抜き取られた2条の結球
野菜Aが後方に向かって順次搬送される。
【0048】すなわち、各組み一対のデバイダー23にて
抜き取られた2条の結球野菜Aは、各組み一対のデバイ
ダー23から各組み一対の搬送コンベヤ10の無端ベルト17
の相対する内側回行部18にて挟持されて後方に向かって
搬送され、この2条の結球野菜Aが無端ベルト17の相対
する内側回行部18の搬出端部に搬送されるとともに、各
組みの上下の円板19及びこの上下の円板19間に環状刃20
を介在させたカッター21にて2条の結球野菜Aの根茎部
Bが順次切断除去される。
【0049】そして、2条の結球野菜Aは野菜搬送機構
9の各組み一対の搬送コンベヤ10の搬出端部から持上コ
ンベヤ11の左右の無端回行体31の搬入部に向かって順次
搬出され、この2条の結球野菜Aは、持上コンベヤ11の
左右の無端回行体31の搬入部に位置した各搬送突体32に
て弾性排出体34を介して順次載置支持されるとともに、
これらの各結球野菜Aが後上方に向かって持ち上げ搬送
され、その搬出端部に回行された各搬送突体32上の結球
野菜Aが弾性排出体34を介して野菜仕上機構37に向かっ
て搬出される。
【0050】この際、各搬送突体32上に弾性排出体34を
介して各結球野菜Aがそれぞれ載置されると、この各結
球野菜Aの重量でそれぞれの弾性排出体34が搬送突体32
の支持凹部33側に弾性変形され、この各結球野菜Aは湾
曲した弾性排出体34を介してそれぞれの搬送突体32にて
安定した状態で支持されて後上方に向かって持ち上げ搬
送される。
【0051】そして、この各搬送突体32にて各結球野菜
Aが搬出端部に回行されると、この各結球野菜Aの重心
の移動が起こるとともに、この各結球野菜Aの重量にて
弾性変形された各弾性排出体34の弾性復帰作用によって
各結球野菜Aが野菜仕上機構37に向かって順次搬出され
る。したがって、折り返し回行速度が早くなる左右の無
端回行体31の搬出端部に位置した各搬送突体32にて各結
球野菜Aを無端回行体31の折り返し方向に巻き込むこと
が防止される。
【0052】また、各結球野菜Aが野菜仕上機構37に向
かって搬出されると、この各結球野菜Aは野菜仕上機構
37の排出コンベヤ53の無端回行体56上に搬出落下される
とともに、この無端回行体56上から野菜受止体52の受皿
板54上に搬出搬入される。
【0053】この際、無端回行体56の外周部にはクッシ
ヨン材57が張り付けられているので、この無端回行体56
上に各結球野菜Aが搬出落下されても各結球野菜Aが損
傷することが防止される。また、無端回行体56は前上方
に向かって傾斜して配設されているので、この無端回行
体56が前方に向かって回行されていても、この無端回行
体56の傾斜面にて各結球野菜Aが後方に向かって転動し
て野菜受止体52の受皿板54上に搬出搬入される。
【0054】また、この受皿板54は左右両端部及び後端
部に一連の側枠片55を有するので、この一連の側枠片55
にて各結球野菜Aが受け止められ、受皿板54から各結球
野菜Aが転落することが防止される。さらに、排出コン
ベヤ53の無端回行体56上に各結球野菜Aが搬出落下され
ることにより、これらの各結球野菜Aから分離した鬼皮
等及び各結球野菜Aの搬出落下とともに無端回行体56上
に搬入された雑物等は、無端回行体56にて前方に向かっ
て搬送されるとともに、その搬出端部から持上コンベヤ
11との間のガイド体61に案内されて圃場に排出される。
【0055】つぎに、野菜受止体52の受皿板54上に各結
球野菜Aが搬入されると、この受皿板54上から結球野菜
Aを取り出すとともに、この結球野菜Aが左右のスライ
ダー47の各野菜載置凹部48内にその根茎部Bを下向きの
状態で載置されると、この各結球野菜Aの根茎部Bが各
野菜載置凹部48の底部の案内孔49からそれぞれ下方に向
かって垂下した状態で突出されるとともに、この各根茎
部Bの根元部分及び鬼皮部の下端部が各案内孔49から露
出される。
【0056】そして、この各結球野菜Aを載置した左右
のスライダー47を、回転駆動されているカッター43に向
かって進出すると、この左右のスライダー47に載置され
た各結球野菜Aの根茎部Bの根元部分及び鬼皮等がカッ
ター53にて切断され、この各結球野菜Aから根茎部B及
び鬼皮等が除去され、出荷用の結球野菜Aとして整形さ
れる。
【0057】この際、各結球野菜Aは根茎部Bを案内孔
49から垂下して突出した状態で各野菜載置凹部48内に載
置されていることにより、この各結球野菜Aは各野菜載
置凹部48内で支持されて動きずらくなっているので、カ
ッター53にて各結球野菜Aの根茎部Bの根元部分が整然
と切断され、その切り口が斜めになるなどの不具合な状
態で根茎部Bの根元部分等が切断されることが防止され
る。
【0058】また、各結球野菜Aの根茎部Bの根元部分
及び鬼皮等を切断除去して出荷用に結球野菜Aが整形さ
れるとともに、この左右のスライダー47をカッター43か
ら後退させ、この左右のスライダー47を外端部の各スト
ッパー51に当接した位置で後退を停止させる。そして、
左右のスライダー47の各野菜載置凹部48内から出荷用に
整形された結球野菜Aを取り出し、この各結球野菜Aを
野菜載置台63上に載置する。
【0059】このように、野菜仕上機構37にて各結球野
菜Aの根茎部B及び鬼皮等が除去されて出荷用に各結球
野菜Aが順次整形され、これらの出荷用に整形された各
結球野菜Aが野菜箱詰部64に近接して配設した野菜載置
台63上に順次載置される。
【0060】つぎに、野菜箱詰部64の箱載置台65の箱詰
作業台68上に段ボール箱等の出荷用箱を載置し、この出
荷用箱内に野菜載置台63上から取り出した所定個数の結
球野菜Aを順次収納することにより、この野菜箱詰部64
にて出荷用に整形された各結球野菜Aが出荷用箱内に所
定の個数ずつ順次箱詰めされて梱包される。そうして、
圃場からの出荷に備える。
【0061】この際、野菜載置台63上の出荷用箱内に結
球野菜Aが所定の個数収納されると、この各結球野菜A
の重量によって野菜載置台63が下降し、この出荷用箱内
に対して結球野菜Aを収納し易い高さに出荷用箱が次第
に下降され、この出荷用箱内に対する結球野菜Aの収納
作業が容易になる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、圃場の結球野
菜を抜き取る野菜抜取機構を設け、この野菜抜取機構の
後方部にこの野菜抜取機構にて抜き取られた結球野菜を
後上方に向かって搬送する野菜搬送機構を配設し、出荷
用に整形した結球野菜を箱詰めする野菜箱詰部と前記野
菜搬送機構との間に野菜搬送機構から搬出される結球野
菜の根茎部及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜を整
形する野菜仕上機構を配設したので、圃場にて結球野菜
を抜取る作業から結球野菜の根茎部及び鬼皮等を除去し
て出荷用に結球野菜を整形して箱詰め作業するまでの一
貫作業を機械化することができ、圃場から直ちに箱詰め
した結球野菜を出荷することができ、したがって、結球
野菜の鮮度が低下する間もなく出荷ことができるととも
に、作業能率を大幅に向上することができる結球野菜収
穫機を提供することができる。
【0063】請求項2の発明によれば、野菜仕上機構
は、結球野菜の根茎部を切断する回転自在のカッター
と、このカッターに向かって進退自在に設けられ結球野
菜を載置する野菜載置凹部及びこの野菜載置凹部の底部
に前記カッターによって切断される結球野菜の根茎部を
下方に向かって突出させる案内孔を形成したスライダー
とを具備したので、野菜載置凹部内に結球野菜を載置す
るとともに、この結球野菜の根茎部が野菜載置凹部の底
部の案内孔から下方に向かって簡単に突出させることが
でき、この結球野菜を載置したスライダーをカッターに
向かって進出することにより、このカッターにて結球野
菜の根茎部を根元部分から簡単に切断除去することがで
きる。この場合、結球野菜は野菜載置凹部内に載置する
ので、この結球野菜の根茎部を根元部分からカッターに
て整然と切断することができ、その切り口が斜めになる
等の不具合が生じることを防止でき、出荷用に結球野菜
を簡単に整形することができる。
【0064】請求項3の発明によれば、野菜仕上機構
は、野菜搬送機構側に位置して野菜搬送機構から搬出さ
れる結球野菜を受け止める野菜受止体と、この野菜受止
体にて受け止められる結球野菜から分離した鬼皮等の雑
物を前記野菜搬送機構との間から排出する前上方に向か
って傾斜した排出コンベヤとを具備したので、この野菜
受止体にて野菜搬送機構から搬出される結球野菜を確実
に受け止めて結球野菜の整形仕上げに備えることがで
き、排出コンベヤにて結球野菜から分離した鬼皮等の雑
物を野菜受止体に搬入することを防止できる。
【0065】請求項4の発明によれば、野菜搬送機構
は、結球野菜を後上方に向かって持ち上げる持上コンベ
ヤを備え、この持上コンベヤは後上方に向かって回行す
る無端回行体と、この無端回行体の外周部に間隔をおい
て順次突設され結球野菜を支持する支持凹部を有する多
数の搬送突体と、この各搬送突体の前面部に配設され結
球野菜の重量で前記支持凹部側に弾性変形される弾性排
出体とを具備したので、この各搬送突体上に支持凹部側
に弾性変形した弾性排出体を介して結球野菜を確実に支
持して搬送することができ、この搬出端部では弾性排出
体の弾性復帰作用によって搬送突体と相俟って結球野菜
を確実に搬出することができ、結球野菜を無端回行体の
折り返し方向に巻き込むことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す結球野菜収穫機の側面
図である。
【図2】同上野菜仕上機構を省略した平面図である。
【図3】同上野菜仕上機構の平面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】同上結球野菜の根茎部の切断状態を示す側面図
である。
【図6】同上結球野菜の搬出状態を示す説明図である。
【符号の説明】
8 野菜抜取機構 9 野菜搬送機構 11 持上コンベヤ 31 無端回行体 32 搬送突体 33 支持凹部 34 弾性排出体 37 野菜仕上機構 43 カッター 47 スライダー 48 野菜載置凹部 49 案内孔 52 野菜受止体 53 排出コンベヤ 64 野菜箱詰部 A 結球野菜 B 根茎部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 洋明 長野県小県郡丸子町大字塩川5155番地 松 山株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場の結球野菜を抜き取る野菜抜取機構
    と、この野菜抜取機構の後方部に配設されこの野菜抜取
    機構にて抜き取られた結球野菜を後上方に向かって搬送
    する野菜搬送機構と、出荷用に整形した結球野菜を箱詰
    めする野菜箱詰部と、前記野菜搬送機構と前記野菜箱詰
    部との間に配設され野菜搬送機構から搬出される結球野
    菜の根茎部及び鬼皮等を除去して出荷用に結球野菜を整
    形する野菜仕上機構とを具備したことを特徴とする結球
    野菜収穫機。
  2. 【請求項2】 野菜仕上機構は、結球野菜の根茎部を切
    断する回転自在のカッターと、このカッターに向かって
    進退自在に設けられ結球野菜を載置する野菜載置凹部及
    びこの野菜載置凹部の底部に前記カッターによって切断
    される結球野菜の根茎部を下方に向かって突出させる案
    内孔を形成したスライダーとを具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の結球野菜収穫機。
  3. 【請求項3】 野菜仕上機構は、野菜搬送機構側に位置
    して野菜搬送機構から搬出される結球野菜を受け止める
    野菜受止体と、この野菜受止体にて受け止められる結球
    野菜から分離した鬼皮等の雑物を前記野菜搬送機構との
    間から排出する前上方に向かって傾斜した排出コンベヤ
    とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載の
    結球野菜収穫機。
  4. 【請求項4】 野菜搬送機構は、結球野菜を後上方に向
    かって持ち上げる持上コンベヤを備え、この持上コンベ
    ヤは後上方に向かって回行する無端回行体と、この無端
    回行体の外周部に間隔をおいて順次突設され結球野菜を
    支持する支持凹部を有する多数の搬送突体と、この各搬
    送突体の前面部に配設され結球野菜の重量で前記支持凹
    部側に弾性変形される弾性排出体とを具備したことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の結球野菜
    収穫機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100496009B1 (ko) * 2002-08-21 2005-06-16 대한민국 결구채소 수확기의 수집 및 반출장치
JP2009247310A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 National Agriculture & Food Research Organization 結球野菜収穫装置
CN103262709A (zh) * 2013-05-09 2013-08-28 泰祥集团技术开发有限公司 自行式甘蓝菜收割机
JP2014191473A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Kubota Corp 農作物ネット販売システム
CN104106339A (zh) * 2014-06-20 2014-10-22 卢建强 一种蔬菜有序收获机
CN108076815A (zh) * 2017-12-18 2018-05-29 唐丙振 一种大白菜收割机

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