JPH0815005A - 圧電型振動センサ装置 - Google Patents
圧電型振動センサ装置Info
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- JPH0815005A JPH0815005A JP14365694A JP14365694A JPH0815005A JP H0815005 A JPH0815005 A JP H0815005A JP 14365694 A JP14365694 A JP 14365694A JP 14365694 A JP14365694 A JP 14365694A JP H0815005 A JPH0815005 A JP H0815005A
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- Japan
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- hole
- out portion
- take
- vibration sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性および防水性が優れ、コストの低減が
可能な圧電型振動センサ装置を得ることにある。 【構成】 中空パッケージ20内に、感振素子である圧
電体が設けられたセンサが収納され、該センサに上記圧
電体からの電気的出力を取り出すためのケーブル16の
一端が接続され、該ケーブル16の他端が中空パッケー
ジ20の外部に取り出されてなる圧電型振動センサ装置
であって、上記中空パッケージ20にケーブル16を外
部に取り出すための孔28が形成された厚肉のケーブル
取り出し部22が設けられ、上記孔28の周面にリング
状の凸部が1以上設けられ、上記ケーブル取り出し部2
2は上記孔28に沿って二分割可能な構造となってお
り、上記ケーブル16が上記孔28に通されるとともに
上記凸部に挟まれ接着されてなることを特徴とする圧電
型振動センサ装置。
可能な圧電型振動センサ装置を得ることにある。 【構成】 中空パッケージ20内に、感振素子である圧
電体が設けられたセンサが収納され、該センサに上記圧
電体からの電気的出力を取り出すためのケーブル16の
一端が接続され、該ケーブル16の他端が中空パッケー
ジ20の外部に取り出されてなる圧電型振動センサ装置
であって、上記中空パッケージ20にケーブル16を外
部に取り出すための孔28が形成された厚肉のケーブル
取り出し部22が設けられ、上記孔28の周面にリング
状の凸部が1以上設けられ、上記ケーブル取り出し部2
2は上記孔28に沿って二分割可能な構造となってお
り、上記ケーブル16が上記孔28に通されるとともに
上記凸部に挟まれ接着されてなることを特徴とする圧電
型振動センサ装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電型振動センサ装置に
関し、特にセンサが収納される中空パッケージのケーブ
ル取り出し部の構造を工夫することによって、耐久性お
よび防水性を高め、より高い信頼性を有するようにした
ものであり、このようにした圧電型振動センサ装置は、
動電機器類や輸送機体の振動監視や制御、あるいは様々
な機器の衝撃検知などに利用される。
関し、特にセンサが収納される中空パッケージのケーブ
ル取り出し部の構造を工夫することによって、耐久性お
よび防水性を高め、より高い信頼性を有するようにした
ものであり、このようにした圧電型振動センサ装置は、
動電機器類や輸送機体の振動監視や制御、あるいは様々
な機器の衝撃検知などに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電型振動センサ装置は、精密な
振動計測分野で主に利用されてきた。従来の圧電型振動
センサ装置の例として図4に示すようなものがあり、図
中符号1は感振素子である圧電体を有するセンサを収納
するための中空パッケージである。上記中空パッケージ
1は、プラスチックなどの材料からなる箱状のものであ
り、上記センサの収納時に開閉できるように二分割可能
な構造となっており、図5に示すような上パッケージ4
と下パッケージ5とから構成されている。上パッケージ
4には上溝4aが形成されており、また、下パッケージ
5には下溝5aが形成されており、上パッケージ4の下
端面4bと下パッケージ5の上端面5bを接着したと
き、これら上溝4aと下溝5aとによって中空パッケー
ジ1に貫通孔8が形成されるようになっている。また、
下パッケージ5の側壁の厚さT1は、上パッケージの側
壁T2の厚さより厚くなっており、下パッケージ5の側
壁の内周縁近傍に上記センサが固定できるようになって
いる。また、下パッケージ5の基部の両側には外方に張
り出す装置取り付け部10が一体に取り付けられてお
り、ボルト止めなどの適宜の固定手段によって、中空パ
ッケージ1を被測定物に取り付けられるようになってい
る。
振動計測分野で主に利用されてきた。従来の圧電型振動
センサ装置の例として図4に示すようなものがあり、図
中符号1は感振素子である圧電体を有するセンサを収納
するための中空パッケージである。上記中空パッケージ
1は、プラスチックなどの材料からなる箱状のものであ
り、上記センサの収納時に開閉できるように二分割可能
な構造となっており、図5に示すような上パッケージ4
と下パッケージ5とから構成されている。上パッケージ
4には上溝4aが形成されており、また、下パッケージ
5には下溝5aが形成されており、上パッケージ4の下
端面4bと下パッケージ5の上端面5bを接着したと
き、これら上溝4aと下溝5aとによって中空パッケー
ジ1に貫通孔8が形成されるようになっている。また、
下パッケージ5の側壁の厚さT1は、上パッケージの側
壁T2の厚さより厚くなっており、下パッケージ5の側
壁の内周縁近傍に上記センサが固定できるようになって
いる。また、下パッケージ5の基部の両側には外方に張
り出す装置取り付け部10が一体に取り付けられてお
り、ボルト止めなどの適宜の固定手段によって、中空パ
ッケージ1を被測定物に取り付けられるようになってい
る。
【0003】このような中空パッケージ1内には図6に
示すようなセンサ11が収納されている。このセンサ1
1は、荷重体13と検知部14と台座15とからなるも
のである。検知部14は、感振素子である圧電体を電極
で挾んで固着してなるものである。台座15は、剛性が
高い材料からなるものであり、この台座15の両面には
上記圧電体からの電気的出力を処理するための処理回路
15aが設けられている。このセンサ11では、圧電体
の膜面に直交し、荷重体13の中心を通る軸が振動の感
知軸Gとなっている。また、このセンサ11には、作動
用の電源を供給するとともに圧電体からの電気的出力を
取り出すためのケーブル16の一端が接続されており、
このケーブル16の他端は中空パッケージ1の孔8を通
って外部に取り出されている。この圧電型振動センサ装
置では、中空パッケージ1の装置取り付け部10を被測
定物に取り付けることにより、被測定物の感知軸G方向
の振動変化を検知することができるようになっている。
示すようなセンサ11が収納されている。このセンサ1
1は、荷重体13と検知部14と台座15とからなるも
のである。検知部14は、感振素子である圧電体を電極
で挾んで固着してなるものである。台座15は、剛性が
高い材料からなるものであり、この台座15の両面には
上記圧電体からの電気的出力を処理するための処理回路
15aが設けられている。このセンサ11では、圧電体
の膜面に直交し、荷重体13の中心を通る軸が振動の感
知軸Gとなっている。また、このセンサ11には、作動
用の電源を供給するとともに圧電体からの電気的出力を
取り出すためのケーブル16の一端が接続されており、
このケーブル16の他端は中空パッケージ1の孔8を通
って外部に取り出されている。この圧電型振動センサ装
置では、中空パッケージ1の装置取り付け部10を被測
定物に取り付けることにより、被測定物の感知軸G方向
の振動変化を検知することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の圧電
型振動センサ装置にあっては、振動計測に関し熟知した
技術者に取り扱われたり、比較的環境のよい場所で使用
されたり、環境の悪い場所でも極短時間の測定のため、
大きな耐久性や防水性はあまり要求されなかった。従っ
て、従来の圧電型振動センサ装置は、耐久性が高いとは
言えず、例えば衝撃に対して脆く、特に上記センサ11
では、その出力を得るため、処理回路15aを駆動する
ためのケーブル16が接続されているが、貫通孔8およ
びこれの周囲の部分(以下、ケーブル取り出し部とい
う。)の耐久性が低く、故障の原因にもなっていた。ま
た、防水性については、全く考えられていないものが多
かった。
型振動センサ装置にあっては、振動計測に関し熟知した
技術者に取り扱われたり、比較的環境のよい場所で使用
されたり、環境の悪い場所でも極短時間の測定のため、
大きな耐久性や防水性はあまり要求されなかった。従っ
て、従来の圧電型振動センサ装置は、耐久性が高いとは
言えず、例えば衝撃に対して脆く、特に上記センサ11
では、その出力を得るため、処理回路15aを駆動する
ためのケーブル16が接続されているが、貫通孔8およ
びこれの周囲の部分(以下、ケーブル取り出し部とい
う。)の耐久性が低く、故障の原因にもなっていた。ま
た、防水性については、全く考えられていないものが多
かった。
【0005】また、近年、設備監視、設備診断分野にお
いては、技術者が1点1点巡回測定していた従来の方法
に代えて、圧電型振動センサ装置を常設して振動を常時
集中監視するシステムが普及してきている。ところが、
このようなシステムでは、水がかかる場所や、湿度の高
い場所もあり、圧電型振動センサ装置にも設置場所に応
じた耐水性や耐湿性などの防水性が要求される。また、
自動車などの輸送機体は、もともと屋外で使用されるも
のであり、種々の部品についても防水性が要求される。
いては、技術者が1点1点巡回測定していた従来の方法
に代えて、圧電型振動センサ装置を常設して振動を常時
集中監視するシステムが普及してきている。ところが、
このようなシステムでは、水がかかる場所や、湿度の高
い場所もあり、圧電型振動センサ装置にも設置場所に応
じた耐水性や耐湿性などの防水性が要求される。また、
自動車などの輸送機体は、もともと屋外で使用されるも
のであり、種々の部品についても防水性が要求される。
【0006】そこで、従来の圧電型振動センサ装置を防
水性が要求される用途に使用可能とするために、中空パ
ッケージ1をさらに防水のためのシール材等で被覆した
り、防水用の別のパッケージに収納するなどの方法が試
みられている。しかしながら、これらの方法はいずれも
コスト高となるばかりか、特にケーブル取り出し部から
の水分の侵入によって故障したり、あるいはケーブル取
り出し部がコネクター式になっているものでは、この部
分での電気的な短絡が生じることが多いという問題があ
った。その原因としては、圧電型振動センサ装置の設置
時の施工等によってはケーブル取り出し部に過度な引っ
張りや曲げ応力が最もかかり易く、中空パッケージ1や
防水用の別のパッケージそのものが破れ易く、雨天時な
どに使用されると破損部から水分が侵入するといったこ
とが主に考えられる。
水性が要求される用途に使用可能とするために、中空パ
ッケージ1をさらに防水のためのシール材等で被覆した
り、防水用の別のパッケージに収納するなどの方法が試
みられている。しかしながら、これらの方法はいずれも
コスト高となるばかりか、特にケーブル取り出し部から
の水分の侵入によって故障したり、あるいはケーブル取
り出し部がコネクター式になっているものでは、この部
分での電気的な短絡が生じることが多いという問題があ
った。その原因としては、圧電型振動センサ装置の設置
時の施工等によってはケーブル取り出し部に過度な引っ
張りや曲げ応力が最もかかり易く、中空パッケージ1や
防水用の別のパッケージそのものが破れ易く、雨天時な
どに使用されると破損部から水分が侵入するといったこ
とが主に考えられる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、耐久性および防水性が優れ、コストの低減が可能な
圧電型振動センサ装置を得ることにある。
で、耐久性および防水性が優れ、コストの低減が可能な
圧電型振動センサ装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題を
解決すべく、種々の検討及び実験を重ねた結果、特に中
空パッケージのケーブル取り出し部の構造を改良するこ
とで、高い耐久性および防水性を実現し、従来のように
中空パッケージをシール材で被覆したり、防水用の別の
パッケージを用いる必要がなく、コスト高とならない圧
電型振動センサ装置を提供できることを見いだした。
解決すべく、種々の検討及び実験を重ねた結果、特に中
空パッケージのケーブル取り出し部の構造を改良するこ
とで、高い耐久性および防水性を実現し、従来のように
中空パッケージをシール材で被覆したり、防水用の別の
パッケージを用いる必要がなく、コスト高とならない圧
電型振動センサ装置を提供できることを見いだした。
【0009】請求項1記載の圧電型振動センサ装置は、
中空パッケージ内に、感振素子である圧電体を有するセ
ンサが収納され、該センサに上記圧電体からの電気的出
力を取り出すためのケーブルの一端が接続され、該ケー
ブルの他端が中空パッケージの外部に取り出されてなる
圧電型振動センサ装置であって、上記中空パッケージに
ケーブルを外部に取り出すための孔が形成された厚肉の
ケーブル取り出し部が設けられ、上記孔の周面にリング
状の凸部が1以上設けられ、上記ケーブル取り出し部は
上記孔に沿って二分割可能な構造となっており、上記ケ
ーブルが上記孔に通されるとともに上記凸部に挟まれ接
着されてなることを特徴とするものである。
中空パッケージ内に、感振素子である圧電体を有するセ
ンサが収納され、該センサに上記圧電体からの電気的出
力を取り出すためのケーブルの一端が接続され、該ケー
ブルの他端が中空パッケージの外部に取り出されてなる
圧電型振動センサ装置であって、上記中空パッケージに
ケーブルを外部に取り出すための孔が形成された厚肉の
ケーブル取り出し部が設けられ、上記孔の周面にリング
状の凸部が1以上設けられ、上記ケーブル取り出し部は
上記孔に沿って二分割可能な構造となっており、上記ケ
ーブルが上記孔に通されるとともに上記凸部に挟まれ接
着されてなることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の圧電型振動センサ装
置は、請求項1記載の圧電型振動センサ装置において、
上記孔の長手方向に沿ったケーブル取り出し部の厚さ
が、該孔に通されるケーブルの直径の50%以上である
ことを特徴とするものである。また、請求項3記載の圧
電型振動センサ装置は、請求項1または2記載の圧電型
振動センサ装置において、上記ケーブル取り出し部は凸
型に形成され、該ケーブル取り出し部の先端面に開口し
た孔の外周縁と上記ケーブル取り出し部の側部との間の
最小幅が、該孔に通されるケーブルの直径の50%以上
であることを特徴とするものである。
置は、請求項1記載の圧電型振動センサ装置において、
上記孔の長手方向に沿ったケーブル取り出し部の厚さ
が、該孔に通されるケーブルの直径の50%以上である
ことを特徴とするものである。また、請求項3記載の圧
電型振動センサ装置は、請求項1または2記載の圧電型
振動センサ装置において、上記ケーブル取り出し部は凸
型に形成され、該ケーブル取り出し部の先端面に開口し
た孔の外周縁と上記ケーブル取り出し部の側部との間の
最小幅が、該孔に通されるケーブルの直径の50%以上
であることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4記載の圧電型振動センサ装
置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の圧電型振動
センサ装置において、上記凸部の幅がこれに挟まれるケ
ーブルの直径の10%以上50%以下であり、かつ上記
凸部の高さがこれに挟まれるケーブルの半径の5%以上
20%以下であることを特徴とするものである。
置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の圧電型振動
センサ装置において、上記凸部の幅がこれに挟まれるケ
ーブルの直径の10%以上50%以下であり、かつ上記
凸部の高さがこれに挟まれるケーブルの半径の5%以上
20%以下であることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の圧電型振動センサ装置にあっては、中
空パッケージにケーブルを外部に取り出すための孔が形
成された厚肉のケーブル取り出し部が設けられ、上記ケ
ーブル取り出し部は上記孔に沿って二分割可能な構造で
あり、上記ケーブルが上記孔に通されるとともに接着さ
れたことによって、上記ケーブル取り出し部の分割面の
接着面積を大きくすることが可能で、ケーブル取り出し
部の分割面同士の接着強度の増加が可能であり、また、
ケーブル取り出し部と上記ケーブルとの接着面積を上記
孔の長さが長くなった分大きくすることが可能で、上記
ケーブル取り出し部と上記ケーブルとの接着強度の増加
が可能であるので、引張力および曲げ力などの応力に対
するケーブル取り出し部の強度を十分なものとすること
が可能である。
空パッケージにケーブルを外部に取り出すための孔が形
成された厚肉のケーブル取り出し部が設けられ、上記ケ
ーブル取り出し部は上記孔に沿って二分割可能な構造で
あり、上記ケーブルが上記孔に通されるとともに接着さ
れたことによって、上記ケーブル取り出し部の分割面の
接着面積を大きくすることが可能で、ケーブル取り出し
部の分割面同士の接着強度の増加が可能であり、また、
ケーブル取り出し部と上記ケーブルとの接着面積を上記
孔の長さが長くなった分大きくすることが可能で、上記
ケーブル取り出し部と上記ケーブルとの接着強度の増加
が可能であるので、引張力および曲げ力などの応力に対
するケーブル取り出し部の強度を十分なものとすること
が可能である。
【0013】さらに、上記孔の周面にリング状の凸部が
1以上設けられ、上記ケーブルが上記孔に通されるとと
もに上記凸部に挟まれ接着されたことにより、上記ケー
ブル取り出し部と上記ケーブルとの接着面積を上記凸部
の高さの分さらに大きくすることが可能で、上記ケーブ
ル取り出し部と上記ケーブルとの接着強度を増加するこ
とが可能であり、また、上記ケーブルは上記凸部によっ
て押えられているので、引き抜き力がかけられても、抜
けにくく、引張力に対する強度が十分なものとなり、ま
た、ケーブルの周囲はリング状の凸部によって取り囲ま
れているので、中空パッケージ内に水分が侵入しようと
しても上記凸部が障害となって、水分の侵入の防止が可
能である。
1以上設けられ、上記ケーブルが上記孔に通されるとと
もに上記凸部に挟まれ接着されたことにより、上記ケー
ブル取り出し部と上記ケーブルとの接着面積を上記凸部
の高さの分さらに大きくすることが可能で、上記ケーブ
ル取り出し部と上記ケーブルとの接着強度を増加するこ
とが可能であり、また、上記ケーブルは上記凸部によっ
て押えられているので、引き抜き力がかけられても、抜
けにくく、引張力に対する強度が十分なものとなり、ま
た、ケーブルの周囲はリング状の凸部によって取り囲ま
れているので、中空パッケージ内に水分が侵入しようと
しても上記凸部が障害となって、水分の侵入の防止が可
能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。図
1は、本発明の圧電型振動センサ装置の一実施例を示す
斜視図である。図1に示した実施例の圧電型振動センサ
装置が、図4に示した従来の圧電型振動センサ装置と異
なるところは、中空パッケージ20に設けれられたケー
ブル取り出し部22の構造である。
1は、本発明の圧電型振動センサ装置の一実施例を示す
斜視図である。図1に示した実施例の圧電型振動センサ
装置が、図4に示した従来の圧電型振動センサ装置と異
なるところは、中空パッケージ20に設けれられたケー
ブル取り出し部22の構造である。
【0015】上記ケーブル取り出し部22は、四角錐台
状のものであり、上記中空パッケージ20の側面の中央
よりやや下側に設けられている。このケーブル取り出し
部22は、上取り出し部26と下取り出し部27とから
構成されており、中空パッケージ22が上パッケージ4
と下パッケージ5とに分割されるとき、図2に示すよう
に上取り出し部26と下取り出し部27に分割できるよ
うになっている。この上取り出し部26は上パッケージ
4に設けられており、一方、下取り出し部27は下パッ
ケージ5に設けられている。
状のものであり、上記中空パッケージ20の側面の中央
よりやや下側に設けられている。このケーブル取り出し
部22は、上取り出し部26と下取り出し部27とから
構成されており、中空パッケージ22が上パッケージ4
と下パッケージ5とに分割されるとき、図2に示すよう
に上取り出し部26と下取り出し部27に分割できるよ
うになっている。この上取り出し部26は上パッケージ
4に設けられており、一方、下取り出し部27は下パッ
ケージ5に設けられている。
【0016】上取り出し部26には上溝26aが形成さ
れており、また、下取り出し部27には下溝27aが形
成されており、上取り出し部26の上分割面26bと下
取り出し部27の下分割面27bを接着したとき、これ
ら上溝26aと下溝27aとによって孔28が形成され
るようになっている。
れており、また、下取り出し部27には下溝27aが形
成されており、上取り出し部26の上分割面26bと下
取り出し部27の下分割面27bを接着したとき、これ
ら上溝26aと下溝27aとによって孔28が形成され
るようになっている。
【0017】図3は、図1に示した圧電型振動センサ装
置をI−I線に沿って切断したときのケーブル取り出し
部22の拡大縦断面図であり、上記孔28の長手方向に
沿ったケーブル取り出し部22の厚さT3は、従来の中
空パッケージの貫通孔が形成される側壁の厚さよりも厚
ければよく、このようにすると上取り出し部26と下取
り出し部27の接着面積が大きくなるので、ケーブル取
り出し部22の接着強度が増加し、引張力に対する強度
が向上し、中空パッケージ20の特にケーブル取り出し
部22が破損しにくくなり、耐久性が向上し、防水性が
向上する。また、ケーブル取り出し部22の厚さT
3は、孔28に通されるケーブル16の直径D1の50%
以上であるのが好ましい。ケーブル取り出し部22の厚
さT3がケーブル16の直径D1の50%以上であると、
上分割面26bと下分割面27bとの接着面積が大きく
なるので、上取り出し部26と下取り出し部27との接
着強度がより増加し、中空パッケージ20の特にケーブ
ル取り出し部22の破損が防止され、耐久性および防水
性がより向上する。
置をI−I線に沿って切断したときのケーブル取り出し
部22の拡大縦断面図であり、上記孔28の長手方向に
沿ったケーブル取り出し部22の厚さT3は、従来の中
空パッケージの貫通孔が形成される側壁の厚さよりも厚
ければよく、このようにすると上取り出し部26と下取
り出し部27の接着面積が大きくなるので、ケーブル取
り出し部22の接着強度が増加し、引張力に対する強度
が向上し、中空パッケージ20の特にケーブル取り出し
部22が破損しにくくなり、耐久性が向上し、防水性が
向上する。また、ケーブル取り出し部22の厚さT
3は、孔28に通されるケーブル16の直径D1の50%
以上であるのが好ましい。ケーブル取り出し部22の厚
さT3がケーブル16の直径D1の50%以上であると、
上分割面26bと下分割面27bとの接着面積が大きく
なるので、上取り出し部26と下取り出し部27との接
着強度がより増加し、中空パッケージ20の特にケーブ
ル取り出し部22の破損が防止され、耐久性および防水
性がより向上する。
【0018】ケーブル取り出し部22の先端面に開口し
た孔28の外周縁とケーブル取り出し部22の側部との
間の最小幅W1は、孔28に通されるケーブル16の直
径D1の50%以上であるのが好ましい。ここでのケー
ブル取り出し部22の側部とは、中空パッケージ20が
上パッケージ4と下パッケージ5とに分割されるとき、
上取り出し部26と下取り出し部27に分割される斜面
のことである。上記最小幅W1がケーブル16の直径D1
の50%以上であると、上分割面26bと下分割面27
bとの接着面積が大きくなるので、上取り出し部26と
下取り出し部27との接着強度が増加し、曲げ力に対す
る強度が向上し、中空パッケージ20の破損が防止さ
れ、耐久性および防水性が向上する。
た孔28の外周縁とケーブル取り出し部22の側部との
間の最小幅W1は、孔28に通されるケーブル16の直
径D1の50%以上であるのが好ましい。ここでのケー
ブル取り出し部22の側部とは、中空パッケージ20が
上パッケージ4と下パッケージ5とに分割されるとき、
上取り出し部26と下取り出し部27に分割される斜面
のことである。上記最小幅W1がケーブル16の直径D1
の50%以上であると、上分割面26bと下分割面27
bとの接着面積が大きくなるので、上取り出し部26と
下取り出し部27との接着強度が増加し、曲げ力に対す
る強度が向上し、中空パッケージ20の破損が防止さ
れ、耐久性および防水性が向上する。
【0019】上溝26aと下溝27aの周面には、半円
環状の凸部29がそれぞれ1以上(図面では2)設けら
れており、上溝26aに設けられた凸部29と、下溝2
7aに設けられた凸部29とは対峙しており、上取り出
し部26の上分割面26bと下取り出し部27の下分割
面27bを接着したとき、対峙する凸部29と凸部29
とによって円環状の凸部が孔28内に1以上(図面では
2)形成されるようになっている。
環状の凸部29がそれぞれ1以上(図面では2)設けら
れており、上溝26aに設けられた凸部29と、下溝2
7aに設けられた凸部29とは対峙しており、上取り出
し部26の上分割面26bと下取り出し部27の下分割
面27bを接着したとき、対峙する凸部29と凸部29
とによって円環状の凸部が孔28内に1以上(図面では
2)形成されるようになっている。
【0020】上記凸部29の幅W2は、特に規定されな
いが、広すぎると凸部としての効果が薄れ、一方、狭す
ぎるとこの凸部29によってケーブル16を挾んだとき
このケーブル16に局部的に過度な力がかかり、ケーブ
ル16が損傷する恐れがあるため、幅W2としてはケー
ブル16の直径D1の10%以上50%以下が好まし
い。 また、上記凸部29の高さH1は、特に規定され
ないが、高すぎるとケーブル16を挾んだときこのケー
ブル16が損傷する恐れや、接着時に上溝26aや下溝
27aの周面あるいは凸部29の表面と、ケーブル16
との間に隙間が空く恐れがあり、一方、低すぎるとケー
ブル16を押えたり、水分の侵入をブロックする効果が
小さいので、この孔28に通されるケーブル16の半径
の5%以上20%以下が好ましい。
いが、広すぎると凸部としての効果が薄れ、一方、狭す
ぎるとこの凸部29によってケーブル16を挾んだとき
このケーブル16に局部的に過度な力がかかり、ケーブ
ル16が損傷する恐れがあるため、幅W2としてはケー
ブル16の直径D1の10%以上50%以下が好まし
い。 また、上記凸部29の高さH1は、特に規定され
ないが、高すぎるとケーブル16を挾んだときこのケー
ブル16が損傷する恐れや、接着時に上溝26aや下溝
27aの周面あるいは凸部29の表面と、ケーブル16
との間に隙間が空く恐れがあり、一方、低すぎるとケー
ブル16を押えたり、水分の侵入をブロックする効果が
小さいので、この孔28に通されるケーブル16の半径
の5%以上20%以下が好ましい。
【0021】また、上記孔28内に設けられる円環状の
凸部の数(n)は、半円環状の凸部29の幅W2とケー
ブル取り出し部22の厚さT3に対して、下記式(I) n×W2≦T3/3(ただしnは1以上の整数である。) ・・・(I) で示される関係を満たすものであることが好ましい。円
環状の凸部の数(n)が上記式(I)を満足できない値
であると、ケーブル取り出し部22の上分割面26bと
下分割面27bの接着強度は逆に小さくなり、破損し易
く、結果として防水性が低下してしまうからである。
凸部の数(n)は、半円環状の凸部29の幅W2とケー
ブル取り出し部22の厚さT3に対して、下記式(I) n×W2≦T3/3(ただしnは1以上の整数である。) ・・・(I) で示される関係を満たすものであることが好ましい。円
環状の凸部の数(n)が上記式(I)を満足できない値
であると、ケーブル取り出し部22の上分割面26bと
下分割面27bの接着強度は逆に小さくなり、破損し易
く、結果として防水性が低下してしまうからである。
【0022】このような厚肉のケーブル取り出し部22
が設けられた中空パッケージ20にセンサ11を収納す
る例としては、まず、下パッケージ5の上端面5bの内
周縁近傍に図6に示したようなセンサ11を固定し、つ
いで上パッケージ4の下端面4bおよび下パッケージ5
の上端面5b、上取り出し部26の上分割面26bと下
取り出し部27の下分割面27b、上溝26aおよび下
溝27aの周面およびこれら上溝26aおよび下溝27
aに形成された凸部29・・・の表面に接着剤30を塗布
する。ここで用いられる接着剤30としては、耐久性お
よび防水性が優れたものが用いられ、例えば、エポキシ
系接着剤などが挙げられる。ついで、下取り出し部27
の下溝27aに沿ってケーブル16を接着し、該ケーブ
ル16を下溝27aの凸部29と上溝26aの凸部29
とで挾むように上パッケージ4の下端面4bおよび下パ
ッケージ5の上端面5b、ならびに上取り出し部26の
上分割面26bと下取り出し部27の下分割面27bを
接着する。このようにすると、図1に示すようなケーブ
ル16の他端が外部に取り出された圧電型振動センサ装
置が得られる。この圧電型振動センサ装置では、図3に
示すようにケーブル16がケーブル取り出し部22の孔
28に通されるとともに上記凸部29・・・に挟まれ接着
されている。
が設けられた中空パッケージ20にセンサ11を収納す
る例としては、まず、下パッケージ5の上端面5bの内
周縁近傍に図6に示したようなセンサ11を固定し、つ
いで上パッケージ4の下端面4bおよび下パッケージ5
の上端面5b、上取り出し部26の上分割面26bと下
取り出し部27の下分割面27b、上溝26aおよび下
溝27aの周面およびこれら上溝26aおよび下溝27
aに形成された凸部29・・・の表面に接着剤30を塗布
する。ここで用いられる接着剤30としては、耐久性お
よび防水性が優れたものが用いられ、例えば、エポキシ
系接着剤などが挙げられる。ついで、下取り出し部27
の下溝27aに沿ってケーブル16を接着し、該ケーブ
ル16を下溝27aの凸部29と上溝26aの凸部29
とで挾むように上パッケージ4の下端面4bおよび下パ
ッケージ5の上端面5b、ならびに上取り出し部26の
上分割面26bと下取り出し部27の下分割面27bを
接着する。このようにすると、図1に示すようなケーブ
ル16の他端が外部に取り出された圧電型振動センサ装
置が得られる。この圧電型振動センサ装置では、図3に
示すようにケーブル16がケーブル取り出し部22の孔
28に通されるとともに上記凸部29・・・に挟まれ接着
されている。
【0023】実施例の圧電型振動センサ装置は、孔28
に沿って二分割可能な厚肉のケーブル取り出し部22が
設けられ、該ケーブル取り出し部22の上分割面26b
と下分割面27bならびに上記孔28の周面に接着剤3
0が塗布され、上記ケーブル16が上記孔28に通され
接着されたことによって、上記ケーブル取り出し部22
の上分割面26bと下分割面27bとの接着面積が大き
くなり、上取り出し部26と下取り出し部27との接着
強度が増加し、また、上記ケーブル取り出し部22と上
記ケーブル16との接着面積が上記孔28の長さが長く
なった分大きくなり、上記ケーブル取り出し部22と上
記ケーブル16との接着強度が増加する。
に沿って二分割可能な厚肉のケーブル取り出し部22が
設けられ、該ケーブル取り出し部22の上分割面26b
と下分割面27bならびに上記孔28の周面に接着剤3
0が塗布され、上記ケーブル16が上記孔28に通され
接着されたことによって、上記ケーブル取り出し部22
の上分割面26bと下分割面27bとの接着面積が大き
くなり、上取り出し部26と下取り出し部27との接着
強度が増加し、また、上記ケーブル取り出し部22と上
記ケーブル16との接着面積が上記孔28の長さが長く
なった分大きくなり、上記ケーブル取り出し部22と上
記ケーブル16との接着強度が増加する。
【0024】さらに、上記孔28を形成する上溝26a
と下溝2aの周面に、それぞれ凸部29が2設けられ、
これら凸部29・・・の表面にも接着剤30が塗布され、
上記ケーブル16が上記孔28に通されるとともに上記
凸部29・・・に挟まれ接着されたことにより、上記ケー
ブル取り出し部22と上記ケーブル16との接着面積が
上記凸部29の高さの分さらに大きくなり、上記ケーブ
ル取り出し部29と上記ケーブル16との接着強度がよ
り増加し、また、上記ケーブル16は上記凸部29・・・
によって押えられているので、引き抜き力がかけられて
も、抜けにくく、引張力に対する強度が十分なものとな
り、また、上記ケーブル16の周囲は対峙する凸部29
と凸部29とによって取り囲まれているので、中空パッ
ケージ20内に水分が侵入しようとしても上記凸部29
・・・が障害となって、水分の侵入が防止される。
と下溝2aの周面に、それぞれ凸部29が2設けられ、
これら凸部29・・・の表面にも接着剤30が塗布され、
上記ケーブル16が上記孔28に通されるとともに上記
凸部29・・・に挟まれ接着されたことにより、上記ケー
ブル取り出し部22と上記ケーブル16との接着面積が
上記凸部29の高さの分さらに大きくなり、上記ケーブ
ル取り出し部29と上記ケーブル16との接着強度がよ
り増加し、また、上記ケーブル16は上記凸部29・・・
によって押えられているので、引き抜き力がかけられて
も、抜けにくく、引張力に対する強度が十分なものとな
り、また、上記ケーブル16の周囲は対峙する凸部29
と凸部29とによって取り囲まれているので、中空パッ
ケージ20内に水分が侵入しようとしても上記凸部29
・・・が障害となって、水分の侵入が防止される。
【0025】従って、実施例の圧電型振動センサ装置に
あっては、引張力および曲げ力などの応力に対するケー
ブル取り出し部22の強度が飛躍的に向上したものとな
るので、このケーブル取り出し部22に引張力や曲げ力
などの応力が負荷されても、ケーブル取り出し部22が
破損することが防止され、中空パッケージ20内のセン
サ11が損傷を受けたり、浸水によって故障することが
なく、耐水性や耐湿性などの防水性や耐久性が優れたも
のとなる。このように実施例の圧電型振動センサ装置は
防水性や耐久性が優れたものとなることから、従来のよ
うに中空パッケージを防水のためのシール材等で被覆し
たり、防水用の別のパッケージに収納する必要がないの
で、従来の圧電型振動センサ装置に比べてコストの低減
が可能となる。
あっては、引張力および曲げ力などの応力に対するケー
ブル取り出し部22の強度が飛躍的に向上したものとな
るので、このケーブル取り出し部22に引張力や曲げ力
などの応力が負荷されても、ケーブル取り出し部22が
破損することが防止され、中空パッケージ20内のセン
サ11が損傷を受けたり、浸水によって故障することが
なく、耐水性や耐湿性などの防水性や耐久性が優れたも
のとなる。このように実施例の圧電型振動センサ装置は
防水性や耐久性が優れたものとなることから、従来のよ
うに中空パッケージを防水のためのシール材等で被覆し
たり、防水用の別のパッケージに収納する必要がないの
で、従来の圧電型振動センサ装置に比べてコストの低減
が可能となる。
【0026】また、上記実施例においてはケーブル取り
出し部22の形状が角錐台状である例について説明した
が、厚肉のものであれば特に限定されず、多角錐台状、
円錐台状、円柱状、角柱状であっても同様になし得る。
また、上溝26aならびに下溝27aに形成される凸部
29の形状が半円環状である例について説明したが、上
取り出し部26の上分割面26bと下取り出し部27の
下分割面27bを接着したとき、対峙する凸部29と凸
部29とによってケーブル16の周囲を取り囲むリング
状の凸部が形成可能なものであればよい。
出し部22の形状が角錐台状である例について説明した
が、厚肉のものであれば特に限定されず、多角錐台状、
円錐台状、円柱状、角柱状であっても同様になし得る。
また、上溝26aならびに下溝27aに形成される凸部
29の形状が半円環状である例について説明したが、上
取り出し部26の上分割面26bと下取り出し部27の
下分割面27bを接着したとき、対峙する凸部29と凸
部29とによってケーブル16の周囲を取り囲むリング
状の凸部が形成可能なものであればよい。
【0027】(実施例1)図2と同様の角錐台状のケー
ブル取り出し部22が設けられた中空パッケージ20を
作製した。中空パッケージ20の上パッケージ4の上取
り出し部26が設けられている部分以外の側壁の厚さT
2は2mmであり、中空パッケージ20の本体部分(装
置取り付け部10とケーブル取り出し部22を除いた残
りの直方体部分)の大きさは、14mm×14mm×1
4mmであった。また、孔28の長手方向に沿ったケー
ブル取り出し部22の厚さT3、ケーブル取り出し部2
2の先端面に開口した孔28の外周縁とケーブル取り出
し部22の側部との間の最小幅W1、上溝26aと下溝
27aにそれぞれ形成される半円環状の凸部29の幅W
2ならびに高さH1、孔28内に形成される円環状の凸部
の数(n)は、それぞれ下記表1の通りであった。
ブル取り出し部22が設けられた中空パッケージ20を
作製した。中空パッケージ20の上パッケージ4の上取
り出し部26が設けられている部分以外の側壁の厚さT
2は2mmであり、中空パッケージ20の本体部分(装
置取り付け部10とケーブル取り出し部22を除いた残
りの直方体部分)の大きさは、14mm×14mm×1
4mmであった。また、孔28の長手方向に沿ったケー
ブル取り出し部22の厚さT3、ケーブル取り出し部2
2の先端面に開口した孔28の外周縁とケーブル取り出
し部22の側部との間の最小幅W1、上溝26aと下溝
27aにそれぞれ形成される半円環状の凸部29の幅W
2ならびに高さH1、孔28内に形成される円環状の凸部
の数(n)は、それぞれ下記表1の通りであった。
【0028】
【表1】
【0029】そして、下パッケージ5の上端面5bの内
周縁近傍に図6と同様のセンサ11を固定し、ついで上
パッケージ4の下端面4bおよび下パッケージ5の上端
面5b、上取り出し部26の上分割面26bと下取り出
し部27の下分割面27b、上記上溝26aおよび下溝
27aの周面およびこれら上溝26aおよび下溝27a
に形成された凸部29・・・の表面にエポキシ系接着剤3
0を塗布した。ついで、下取り出し部27の下溝27a
に沿って、直径D1が24mmであるケーブル16を接
着し、該ケーブル16を下溝27aの凸部29と上溝2
6aの凸部29とで挾むように上パッケージ4の下端面
4bおよび下パッケージ5の上端面5b、ならびに上取
り出し部26の上分割面26bと下取り出し部27の下
分割面27bを接着し、図1と同様の圧電型振動センサ
装置を50個作製した。
周縁近傍に図6と同様のセンサ11を固定し、ついで上
パッケージ4の下端面4bおよび下パッケージ5の上端
面5b、上取り出し部26の上分割面26bと下取り出
し部27の下分割面27b、上記上溝26aおよび下溝
27aの周面およびこれら上溝26aおよび下溝27a
に形成された凸部29・・・の表面にエポキシ系接着剤3
0を塗布した。ついで、下取り出し部27の下溝27a
に沿って、直径D1が24mmであるケーブル16を接
着し、該ケーブル16を下溝27aの凸部29と上溝2
6aの凸部29とで挾むように上パッケージ4の下端面
4bおよび下パッケージ5の上端面5b、ならびに上取
り出し部26の上分割面26bと下取り出し部27の下
分割面27bを接着し、図1と同様の圧電型振動センサ
装置を50個作製した。
【0030】(比較例1〜8)図2に示すケーブル取り
出し部と類似したケーブル取り出し部が設けられた中空
パッケージを用いた以外は上記実施例1と同様にして図
1に示す圧電型振動センサ装置と類似する種々の圧電型
振動センサ装置をそれぞれ50個ずつ作製した。ここで
のケーブル取り出し部の構造は、下記表2の通りであっ
た。
出し部と類似したケーブル取り出し部が設けられた中空
パッケージを用いた以外は上記実施例1と同様にして図
1に示す圧電型振動センサ装置と類似する種々の圧電型
振動センサ装置をそれぞれ50個ずつ作製した。ここで
のケーブル取り出し部の構造は、下記表2の通りであっ
た。
【0031】
【表2】
【0032】(比較例9)厚肉のケーブル取り出し部お
よびこのケーブル取り出し部に形成される孔に凸部が設
けられていない図5と同様の従来型の中空パッケージ1
内に図6と同様のセンサ11を収納し、センサ11に接
続されているケーブル16の他端を貫通孔8を通して外
部に取り出し、図4と同様の従来型の圧電型振動センサ
装置を50個作製した。
よびこのケーブル取り出し部に形成される孔に凸部が設
けられていない図5と同様の従来型の中空パッケージ1
内に図6と同様のセンサ11を収納し、センサ11に接
続されているケーブル16の他端を貫通孔8を通して外
部に取り出し、図4と同様の従来型の圧電型振動センサ
装置を50個作製した。
【0033】(試験例)上記実施例1および比較例1〜
9で作製した各種の圧電型振動センサ装置について製造
直後の感度を調べた。ついで、これら各種の圧電型振動
センサ装置のそれぞれに、周波数0.5Hz、最大1k
gf/mm2の正弦波荷重をケーブル16の長さ方向と
平行な方向に500サイクル負荷した後、さらに上記各
種の圧電型振動センサ装置をそれぞれボルト止めによっ
て固定した後、中空パッケージのケーブルの出口から5
0cmの位置にあるケーブル16の部分を持ち、この部
分を周波数0.5Hz、振幅50cmp−pの正弦波を
描くようにして上下させることによって、中空パッケー
ジのケーブル出口方向に垂直な振動を500サイクル負
荷した後、上記各種の圧電型振動センサ装置をそれぞれ
水深1mの水槽内の底部に1時間放置した後、取り出
し、センサ11の故障の発生の有無を判定した。判定は
製造直後のセンサ11の感度に対し、±10%以内の感
度変化に収まるものを良品、上記感度変化の範囲内に収
まらないものを不良品とした。その結果を下記表3に示
す。
9で作製した各種の圧電型振動センサ装置について製造
直後の感度を調べた。ついで、これら各種の圧電型振動
センサ装置のそれぞれに、周波数0.5Hz、最大1k
gf/mm2の正弦波荷重をケーブル16の長さ方向と
平行な方向に500サイクル負荷した後、さらに上記各
種の圧電型振動センサ装置をそれぞれボルト止めによっ
て固定した後、中空パッケージのケーブルの出口から5
0cmの位置にあるケーブル16の部分を持ち、この部
分を周波数0.5Hz、振幅50cmp−pの正弦波を
描くようにして上下させることによって、中空パッケー
ジのケーブル出口方向に垂直な振動を500サイクル負
荷した後、上記各種の圧電型振動センサ装置をそれぞれ
水深1mの水槽内の底部に1時間放置した後、取り出
し、センサ11の故障の発生の有無を判定した。判定は
製造直後のセンサ11の感度に対し、±10%以内の感
度変化に収まるものを良品、上記感度変化の範囲内に収
まらないものを不良品とした。その結果を下記表3に示
す。
【0034】
【表3】
【0035】表3に示した結果から明かなように、実施
例1の圧電型振動センサ装置は、比較例1〜9の圧電型
振動センサ装置に比べて不良率が極めて少ないことが分
る。
例1の圧電型振動センサ装置は、比較例1〜9の圧電型
振動センサ装置に比べて不良率が極めて少ないことが分
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧電型振動
センサ装置あっては、中空パッケージにケーブルを外部
に取り出すための孔が形成された厚肉のケーブル取り出
し部が設けられ、上記孔の周面にリング状の凸部が1以
上設けられ、上記ケーブル取り出し部は上記孔に沿って
二分割可能な構造となっており、上記ケーブルが上記孔
に通されるとともに上記凸部に挟まれ接着されてなるも
のであるので、引張力および曲げ力などの応力に対する
ケーブル取り出し部の強度が飛躍的に向上し、このケー
ブル取り出し部に引張力や曲げ力などの応力が負荷され
ても、ケーブル取り出し部が破損することが防止され、
中空パッケージ内のセンサが損傷を受けたり、浸水によ
って故障することがなく、耐水性や耐湿性などの防水性
や耐久性が優れ、より高い信頼性を有するものとなり、
動電機器類や輸送機体の振動監視や制御、あるいは様々
な機器の衝撃検知などに好適に利用できる。このように
本発明の圧電型振動センサ装置は防水性や耐久性が優れ
たものとなることから、従来のように中空パッケージを
防水のためのシール材等で被覆したり、防水用の別のパ
ッケージに収納する必要がないので、従来の圧電型振動
センサ装置に比べてコストの低減が可能となるという利
点がある。
センサ装置あっては、中空パッケージにケーブルを外部
に取り出すための孔が形成された厚肉のケーブル取り出
し部が設けられ、上記孔の周面にリング状の凸部が1以
上設けられ、上記ケーブル取り出し部は上記孔に沿って
二分割可能な構造となっており、上記ケーブルが上記孔
に通されるとともに上記凸部に挟まれ接着されてなるも
のであるので、引張力および曲げ力などの応力に対する
ケーブル取り出し部の強度が飛躍的に向上し、このケー
ブル取り出し部に引張力や曲げ力などの応力が負荷され
ても、ケーブル取り出し部が破損することが防止され、
中空パッケージ内のセンサが損傷を受けたり、浸水によ
って故障することがなく、耐水性や耐湿性などの防水性
や耐久性が優れ、より高い信頼性を有するものとなり、
動電機器類や輸送機体の振動監視や制御、あるいは様々
な機器の衝撃検知などに好適に利用できる。このように
本発明の圧電型振動センサ装置は防水性や耐久性が優れ
たものとなることから、従来のように中空パッケージを
防水のためのシール材等で被覆したり、防水用の別のパ
ッケージに収納する必要がないので、従来の圧電型振動
センサ装置に比べてコストの低減が可能となるという利
点がある。
【図1】 実施例の圧電型振動センサ装置の概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】 実施例の圧電型振動センサ装置の中空パッケ
ージを示す分解斜視図である。
ージを示す分解斜視図である。
【図3】 図1に示した圧電型振動センサ装置をI−I
線に沿って切断したときのケーブル取り出し部の拡大縦
断面図である。
線に沿って切断したときのケーブル取り出し部の拡大縦
断面図である。
【図4】 従来の圧電型振動センサ装置の例を示す斜視
図である。
図である。
【図5】 従来の圧電型振動センサ装置の中空パッケー
ジを示す分解斜視図である。
ジを示す分解斜視図である。
【図6】 中空パッケージ内に収容されるセンサの例を
説明するための縦断面図である。
説明するための縦断面図である。
11・・・センサ、16・・・ケーブル、20・・・中空パッケ
ージ、22・・・ケーブル取り出し部、26・・・上取り出し
部、26a・・・上溝、26b・・・上分割面、27・・・下取
り出し部、27a・・・下溝、27b・・・下分割面、28・・
・孔、T3・・・厚さ、W1・・・幅、29・・・凸部、W2・・・幅、
H1・・・高さ、D1・・・直径、30・・・接着剤。
ージ、22・・・ケーブル取り出し部、26・・・上取り出し
部、26a・・・上溝、26b・・・上分割面、27・・・下取
り出し部、27a・・・下溝、27b・・・下分割面、28・・
・孔、T3・・・厚さ、W1・・・幅、29・・・凸部、W2・・・幅、
H1・・・高さ、D1・・・直径、30・・・接着剤。
Claims (4)
- 【請求項1】 中空パッケージ内に、感振素子である圧
電体を有するセンサが収納され、該センサに上記圧電体
からの電気的出力を取り出すためのケーブルの一端が接
続され、該ケーブルの他端が中空パッケージの外部に取
り出されてなる圧電型振動センサ装置であって、 上記中空パッケージにケーブルを外部に取り出すための
孔が形成された厚肉のケーブル取り出し部が設けられ、
上記孔の周面にリング状の凸部が1以上設けられ、上記
ケーブル取り出し部は上記孔に沿って二分割可能な構造
となっており、上記ケーブルが上記孔に通されるととも
に上記凸部に挟まれ接着されてなることを特徴とする圧
電型振動センサ装置。 - 【請求項2】 上記孔の長手方向に沿ったケーブル取り
出し部の厚さが、該孔に通されるケーブルの直径の50
%以上であることを特徴とする請求項1記載の圧電型振
動センサ装置。 - 【請求項3】 上記ケーブル取り出し部は凸型に形成さ
れ、該ケーブル取り出し部の先端面に開口した孔の外周
縁と上記ケーブル取り出し部の側部との間の最小幅が、
該孔に通されるケーブルの直径の50%以上であること
を特徴とする請求項1または2記載の圧電型振動センサ
装置。 - 【請求項4】 上記凸部の幅がこれに挟まれるケーブル
の直径の10%以上50%以下であり、かつ上記凸部の
高さがこれに挟まれるケーブルの半径の5%以上20%
以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の圧電型振動センサ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14365694A JPH0815005A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 圧電型振動センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14365694A JPH0815005A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 圧電型振動センサ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815005A true JPH0815005A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15343873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14365694A Pending JPH0815005A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 圧電型振動センサ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815005A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6396163B1 (en) | 1998-08-28 | 2002-05-28 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Mounting structure for sensor in industrial vehicle and industrial vehicle |
| JP2010032413A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 測定装置および鉄道車両 |
| KR101417095B1 (ko) * | 2008-08-08 | 2014-07-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 캡의 틸트 락 센서 |
| WO2019119360A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Hamlin Electronics (Suzhou) Co. Ltd | Output speed sensor assembly |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14365694A patent/JPH0815005A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6396163B1 (en) | 1998-08-28 | 2002-05-28 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Mounting structure for sensor in industrial vehicle and industrial vehicle |
| JP2010032413A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 測定装置および鉄道車両 |
| KR101417095B1 (ko) * | 2008-08-08 | 2014-07-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 캡의 틸트 락 센서 |
| WO2019119360A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Hamlin Electronics (Suzhou) Co. Ltd | Output speed sensor assembly |
| CN111868532A (zh) * | 2017-12-21 | 2020-10-30 | 哈姆林电子(苏州)有限公司 | 输出速度传感器组件 |
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