JPH08150202A - 注入物の注入用処置具 - Google Patents
注入物の注入用処置具Info
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- JPH08150202A JPH08150202A JP6297334A JP29733494A JPH08150202A JP H08150202 A JPH08150202 A JP H08150202A JP 6297334 A JP6297334 A JP 6297334A JP 29733494 A JP29733494 A JP 29733494A JP H08150202 A JPH08150202 A JP H08150202A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods
- A61B17/34—Trocars; Puncturing needles
- A61B17/3478—Endoscopic needles, e.g. for infusion
-
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- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods
- A61B17/00234—Surgical instruments, devices or methods for minimally invasive surgery
- A61B2017/00238—Type of minimally invasive operation
- A61B2017/00243—Type of minimally invasive operation cardiac
- A61B2017/00247—Making holes in the wall of the heart, e.g. laser Myocardial revascularization
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は従来よりも微量の薬剤等の注入物を無
駄な容量を必要とせずに、確実に患者の体内の治療対象
組織に注入することを最も主要な特徴とする。 【構成】注入針9の管内に注入物を収容する注入物収容
部11を設けたものである。
駄な容量を必要とせずに、確実に患者の体内の治療対象
組織に注入することを最も主要な特徴とする。 【構成】注入針9の管内に注入物を収容する注入物収容
部11を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は経内視鏡的に患者の体内
に挿入され、体腔内の局所に薬剤等の注入物を注入する
注入物の注入用処置具に関する。
に挿入され、体腔内の局所に薬剤等の注入物を注入する
注入物の注入用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、実開平1−68052
号公報や、実公平3−15081号公報に示されている
ように経内視鏡的に患者の体内に挿入されて使用される
内視鏡用注射針が知られている。この種の処置具では患
者の体腔内に挿入される挿入部の先端部に管体からなる
注入針が配設されている。
号公報や、実公平3−15081号公報に示されている
ように経内視鏡的に患者の体内に挿入されて使用される
内視鏡用注射針が知られている。この種の処置具では患
者の体腔内に挿入される挿入部の先端部に管体からなる
注入針が配設されている。
【0003】この注入針の基端部には細長い接続チュー
ブの一端部が連結されている。この接続チューブの他端
部は挿入部の基端部側に延出され、患者の体外で保持さ
れる手元側の接続端部に連結されている。さらに、手元
側の接続端部には薬剤等の注入物の注入具である、例え
ばシリンジ等が接続されるようになっている。
ブの一端部が連結されている。この接続チューブの他端
部は挿入部の基端部側に延出され、患者の体外で保持さ
れる手元側の接続端部に連結されている。さらに、手元
側の接続端部には薬剤等の注入物の注入具である、例え
ばシリンジ等が接続されるようになっている。
【0004】そして、この処置具の使用時には経内視鏡
的に患者の体内に挿入された注入針が体腔内の治療対象
組織に穿刺された状態で、シリンジの操作にともない薬
剤等の注入物が接続チューブを通して注入針側に圧送さ
れ、さらにこの注入針の管内を通して治療対象組織に局
所的に注入されるようになっている。
的に患者の体内に挿入された注入針が体腔内の治療対象
組織に穿刺された状態で、シリンジの操作にともない薬
剤等の注入物が接続チューブを通して注入針側に圧送さ
れ、さらにこの注入針の管内を通して治療対象組織に局
所的に注入されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の注射針
では注入針の接続チューブ内の薬剤注入管路の全長にわ
たって薬剤が充填された状態で、手元側からさらにこの
薬剤をシリンジ等で圧送することにより、注入針の管内
を通して治療対象組織に薬剤を注入するようになってい
る。そのため、薬剤の注入後、接続チューブ内の薬剤注
入管路の全長にわたって薬剤が充填状態で残されるが、
このとき接続チューブ内に残る薬剤は実際には使用され
ることはなく、無駄に捨てられることになる。
では注入針の接続チューブ内の薬剤注入管路の全長にわ
たって薬剤が充填された状態で、手元側からさらにこの
薬剤をシリンジ等で圧送することにより、注入針の管内
を通して治療対象組織に薬剤を注入するようになってい
る。そのため、薬剤の注入後、接続チューブ内の薬剤注
入管路の全長にわたって薬剤が充填状態で残されるが、
このとき接続チューブ内に残る薬剤は実際には使用され
ることはなく、無駄に捨てられることになる。
【0006】その結果、1回の薬剤注入操作で使用され
る薬剤の容量が治療のために実際に必要な薬剤の容量よ
りも必然的に大きくなるので、高価な薬剤を治療対象組
織に微量に注入する場合には微量の注入に対して無駄な
容量が著しく大きくなる問題がある。
る薬剤の容量が治療のために実際に必要な薬剤の容量よ
りも必然的に大きくなるので、高価な薬剤を治療対象組
織に微量に注入する場合には微量の注入に対して無駄な
容量が著しく大きくなる問題がある。
【0007】特に、近年では、内視鏡用注射針を使用し
て高価な遺伝子を含む薬剤を患者の体内の治療対象組織
に注入する遺伝子治療が行われている。ここで、患者の
体内の治療対象組織に注入される遺伝子を含む薬剤の注
入量は微量であるので、上記従来構成の内視鏡用注射針
を使用した場合には極めて高価な遺伝子を含む薬剤が大
量に使用されずに残り、コスト的に大きな問題となる。
て高価な遺伝子を含む薬剤を患者の体内の治療対象組織
に注入する遺伝子治療が行われている。ここで、患者の
体内の治療対象組織に注入される遺伝子を含む薬剤の注
入量は微量であるので、上記従来構成の内視鏡用注射針
を使用した場合には極めて高価な遺伝子を含む薬剤が大
量に使用されずに残り、コスト的に大きな問題となる。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、従来よりも微量の薬剤等の注入物を無
駄な容量を必要とせずに、確実に患者の体内の治療対象
組織に注入できる注入物の注入用処置具を提供すること
にある。
で、その目的は、従来よりも微量の薬剤等の注入物を無
駄な容量を必要とせずに、確実に患者の体内の治療対象
組織に注入できる注入物の注入用処置具を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】体腔内に挿入される挿入
部の先端部に薬剤等の注入物を注入するための注入針を
備え、この注入針を通して体内の組織内に前記注入物を
注入する薬剤等の注入用処置具において、前記注入針の
針部近傍のみに前記注入物を収容する注入物収容手段を
設けたものである。
部の先端部に薬剤等の注入物を注入するための注入針を
備え、この注入針を通して体内の組織内に前記注入物を
注入する薬剤等の注入用処置具において、前記注入針の
針部近傍のみに前記注入物を収容する注入物収容手段を
設けたものである。
【0010】
【作用】薬剤等の注入物の注入時には注入針の針部近傍
の注入物収容手段から注入針を通して患者の体内の治療
対象組織に薬剤等の注入物を注入することにより、注入
針の針部近傍の注入物収容手段に収容した分量の注入物
しか使用せず、処置具側に無駄に残される注入物の容量
を低減して高価な薬剤等の注入物の使用量を必要最低限
で済ませるようにしたものである。
の注入物収容手段から注入針を通して患者の体内の治療
対象組織に薬剤等の注入物を注入することにより、注入
針の針部近傍の注入物収容手段に収容した分量の注入物
しか使用せず、処置具側に無駄に残される注入物の容量
を低減して高価な薬剤等の注入物の使用量を必要最低限
で済ませるようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照して説明する。図1は薬剤注入用処置具1全体
の概略構成を示すもので、参照符号2は患者の体腔内に
挿入されるこの処置具1の挿入部、3はこの挿入部2の
基端部に連結され、患者の体外で保持される手元側の接
続端部である。
2を参照して説明する。図1は薬剤注入用処置具1全体
の概略構成を示すもので、参照符号2は患者の体腔内に
挿入されるこの処置具1の挿入部、3はこの挿入部2の
基端部に連結され、患者の体外で保持される手元側の接
続端部である。
【0012】ここで、挿入部2には外シース4およびこ
の外シース4内に軸心方向に進退自在に挿入された内シ
ース5が設けられている。また、外シース4の手元側端
部は手元側の接続端部3に配設された外口金6の先端側
に固定されている。さらに、この外シース4の先端部に
は内径寸法を狭めた小径口7が形成されている。
の外シース4内に軸心方向に進退自在に挿入された内シ
ース5が設けられている。また、外シース4の手元側端
部は手元側の接続端部3に配設された外口金6の先端側
に固定されている。さらに、この外シース4の先端部に
は内径寸法を狭めた小径口7が形成されている。
【0013】また、内シース5の手元側端部は手元側の
接続端部3に配設された内口金8の先端側に固定されて
いる。さらに、この内シース5の先端部には管体からな
る注入針9が固定されている。この注入針9は内シース
5の進退動作にともない外シース4の先端の小径口7か
ら突没動作されるようになっている。
接続端部3に配設された内口金8の先端側に固定されて
いる。さらに、この内シース5の先端部には管体からな
る注入針9が固定されている。この注入針9は内シース
5の進退動作にともない外シース4の先端の小径口7か
ら突没動作されるようになっている。
【0014】この注入針9の手元側端部には図2に示す
ように気体通過膜10が注入針9の手元側開口部全体を
閉塞する状態で固定されている。この気体通過膜10は
気体は通過可能であるが、液体は通過不可能な薄膜材
料、例えば、ゴアテックスジャパン社製のゴアテックス
(商品名)でできている。そして、注入針9の管内には
液状の薬剤p等の注入物を収容する注入物収容部(注入
物収容手段)11が形成されている。
ように気体通過膜10が注入針9の手元側開口部全体を
閉塞する状態で固定されている。この気体通過膜10は
気体は通過可能であるが、液体は通過不可能な薄膜材
料、例えば、ゴアテックスジャパン社製のゴアテックス
(商品名)でできている。そして、注入針9の管内には
液状の薬剤p等の注入物を収容する注入物収容部(注入
物収容手段)11が形成されている。
【0015】なお、注入物である液状の薬剤pとしては
治療用の薬剤や、検査用の薬剤や、患者の細胞内に導入
するための治療用の遺伝子等を含む。ここで、治療用遺
伝子はこの遺伝子を内包したリポソーム、またはこの遺
伝子をレトロウイルスに組み込んだものでもよい。
治療用の薬剤や、検査用の薬剤や、患者の細胞内に導入
するための治療用の遺伝子等を含む。ここで、治療用遺
伝子はこの遺伝子を内包したリポソーム、またはこの遺
伝子をレトロウイルスに組み込んだものでもよい。
【0016】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、外シース4の外口金6に対して内シース5の内口
金8を先端側に押し込み操作して図1に示すように注入
針9を外シース4の先端の小径口7から突出させた状態
で、注入針9を注入物である液状の薬剤pに浸し、内シ
ース5の手元側の内口金8に取り付けたシリンジ(図示
せず)で吸引を行なう。このとき、注入針9の手元側端
部の気体通過膜10は液体を通さないため、注入針9の
管内にのみ薬剤pが吸入されて充填される。
まず、外シース4の外口金6に対して内シース5の内口
金8を先端側に押し込み操作して図1に示すように注入
針9を外シース4の先端の小径口7から突出させた状態
で、注入針9を注入物である液状の薬剤pに浸し、内シ
ース5の手元側の内口金8に取り付けたシリンジ(図示
せず)で吸引を行なう。このとき、注入針9の手元側端
部の気体通過膜10は液体を通さないため、注入針9の
管内にのみ薬剤pが吸入されて充填される。
【0017】また、注入針9の管内への薬剤pの充填
後、外シース4の外口金6に対して内シース5の内口金
8を手元側に引っ張り操作することにより、注入針9が
先端の小径口7から外シース4の内部側に引き込まれ
る。その状態で、この処置具1の挿入部2が図示しない
内視鏡のチャンネルに挿通される。そして、内視鏡のチ
ャンネルを通して処置具1の挿入部2の先端部が治療目
的場所の近傍まで案内された状態で、外シース4の外口
金6に対して内シース5の内口金8を先端側に押し込み
操作することにより、注入針9が先端の小径口7から突
出し、患者の体腔内の患部に対し、公知の注射針と同様
に注入針9が刺入される。
後、外シース4の外口金6に対して内シース5の内口金
8を手元側に引っ張り操作することにより、注入針9が
先端の小径口7から外シース4の内部側に引き込まれ
る。その状態で、この処置具1の挿入部2が図示しない
内視鏡のチャンネルに挿通される。そして、内視鏡のチ
ャンネルを通して処置具1の挿入部2の先端部が治療目
的場所の近傍まで案内された状態で、外シース4の外口
金6に対して内シース5の内口金8を先端側に押し込み
操作することにより、注入針9が先端の小径口7から突
出し、患者の体腔内の患部に対し、公知の注射針と同様
に注入針9が刺入される。
【0018】続いて、内シース5の手元側の内口金8に
取り付けたシリンジ(図示せず)を操作して内口金8か
ら内シース5内に空気を注入することにより、注入針9
の手元側端部の気体通過膜10を通過した空気によって
注入針9の管内に充填されている液状の薬液が外部側に
押し出される。
取り付けたシリンジ(図示せず)を操作して内口金8か
ら内シース5内に空気を注入することにより、注入針9
の手元側端部の気体通過膜10を通過した空気によって
注入針9の管内に充填されている液状の薬液が外部側に
押し出される。
【0019】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、処置具1の細長い挿入部2の先
端部に配置された注入針9の管内のみに注入物を充填
し、注入物の注入時には注入針9の管内に充填されてい
る注入物のみを注入針9の外部に放出できるようにした
ので、1回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの容量は
注入針9の管内に収容した分量で済ませることができ
る。そのため、従来のように1回の薬剤注入操作で処置
具1側の薬剤供給管路内に無駄に残される注入物の容量
を大幅に低減することができるので、高価な薬剤p等の
注入物の使用量を必要最低限で済ませることができる。
したがって、高価な遺伝子等の薬剤pを使用する場合で
あっても無駄がなく、コスト的にも有利となる。
果を奏する。すなわち、処置具1の細長い挿入部2の先
端部に配置された注入針9の管内のみに注入物を充填
し、注入物の注入時には注入針9の管内に充填されてい
る注入物のみを注入針9の外部に放出できるようにした
ので、1回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの容量は
注入針9の管内に収容した分量で済ませることができ
る。そのため、従来のように1回の薬剤注入操作で処置
具1側の薬剤供給管路内に無駄に残される注入物の容量
を大幅に低減することができるので、高価な薬剤p等の
注入物の使用量を必要最低限で済ませることができる。
したがって、高価な遺伝子等の薬剤pを使用する場合で
あっても無駄がなく、コスト的にも有利となる。
【0020】また、図3は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、注入針9の手元側端部に比較的短
い接続チューブ12の先端部を連結した注入針連結体1
3を形成し、この注入針連結体13の内部に液状の薬剤
p等の注入物を収容する注入物収容部(注入物収容手
段)14を形成したものである。
ものである。これは、注入針9の手元側端部に比較的短
い接続チューブ12の先端部を連結した注入針連結体1
3を形成し、この注入針連結体13の内部に液状の薬剤
p等の注入物を収容する注入物収容部(注入物収容手
段)14を形成したものである。
【0021】この場合、内シース5の先端部には比較的
短い接続パイプ15の基端部が固定されている。この接
続パイプ15の先端部には注入針連結体13の接続チュ
ーブ12の基端部が着脱可能に接続されるようになって
いる。なお、その他の部分は第1の実施例と同じであ
る。
短い接続パイプ15の基端部が固定されている。この接
続パイプ15の先端部には注入針連結体13の接続チュ
ーブ12の基端部が着脱可能に接続されるようになって
いる。なお、その他の部分は第1の実施例と同じであ
る。
【0022】そして、上記構成のものにあっては予め注
入針連結体13の注入物収容部14内に液状の薬剤p等
の注入物が充填され、その後、注入物充填済の注入針連
結体13が内シース5の接続パイプ15に接続される。
また、第1の実施例と同様に内シース5の手元側の内口
金8に取り付けたシリンジ(図示せず)を操作して内口
金8から内シース5内に空気を注入することにより、注
入針連結体13の注入物収容部14内に充填されている
液状の薬液が外部側に押し出される。
入針連結体13の注入物収容部14内に液状の薬剤p等
の注入物が充填され、その後、注入物充填済の注入針連
結体13が内シース5の接続パイプ15に接続される。
また、第1の実施例と同様に内シース5の手元側の内口
金8に取り付けたシリンジ(図示せず)を操作して内口
金8から内シース5内に空気を注入することにより、注
入針連結体13の注入物収容部14内に充填されている
液状の薬液が外部側に押し出される。
【0023】そこで、上記構成のものにあっては内シー
ス5の接続パイプ15に接続される注入針連結体13が
交換可能になっているので、使用済みの注入針連結体1
3を新しい注入針連結体13に簡単に付け替えることが
できる。そのため、薬剤p等の注入物の注入時には常に
新しい注入針9を使えるので、安全性を高めることがで
きる効果がある。
ス5の接続パイプ15に接続される注入針連結体13が
交換可能になっているので、使用済みの注入針連結体1
3を新しい注入針連結体13に簡単に付け替えることが
できる。そのため、薬剤p等の注入物の注入時には常に
新しい注入針9を使えるので、安全性を高めることがで
きる効果がある。
【0024】なお、第2の実施例の内シース5内に予め
生理食塩水を充填しておくとともに、生理食塩水が充填
されたシリンジ(図示せず)を内シース5の手元側の内
口金8に取り付け、このシリンジを操作して内口金8か
ら内シース5内に生理食塩水を注入することにより、注
入針連結体13の注入物収容部14内に充填されている
液状の薬液を外部側に押し出す構成にしてもよい。
生理食塩水を充填しておくとともに、生理食塩水が充填
されたシリンジ(図示せず)を内シース5の手元側の内
口金8に取り付け、このシリンジを操作して内口金8か
ら内シース5内に生理食塩水を注入することにより、注
入針連結体13の注入物収容部14内に充填されている
液状の薬液を外部側に押し出す構成にしてもよい。
【0025】また、図4〜6は本発明の第3の実施例を
示すものである。これは、注入物の注入用処置具として
内視鏡用施薬具21に適用したものである。この内視鏡
用施薬具21の挿入部22には例えばフッ素樹脂からな
る可撓性細長ロッド23が設けられている。このロッド
23の先端部にはねじ穴23aが形成されている。そし
て、このねじ穴23aには注入針を形成する針状の先端
チップ24が着脱可能にねじ止め固定されている。
示すものである。これは、注入物の注入用処置具として
内視鏡用施薬具21に適用したものである。この内視鏡
用施薬具21の挿入部22には例えばフッ素樹脂からな
る可撓性細長ロッド23が設けられている。このロッド
23の先端部にはねじ穴23aが形成されている。そし
て、このねじ穴23aには注入針を形成する針状の先端
チップ24が着脱可能にねじ止め固定されている。
【0026】この先端チップ24には図5に示すように
略円錘形状のチップ本体25とこのチップ本体25の基
端部に突設された雄ねじ部26とが設けられている。さ
らに、チップ本体25の内部には注入物を収容する注入
物収容部(注入物収容手段)27が設けられている。ま
た、雄ねじ部26の軸心部にはこの注入物収容部27に
連通する貫通口28が形成されている。
略円錘形状のチップ本体25とこのチップ本体25の基
端部に突設された雄ねじ部26とが設けられている。さ
らに、チップ本体25の内部には注入物を収容する注入
物収容部(注入物収容手段)27が設けられている。ま
た、雄ねじ部26の軸心部にはこの注入物収容部27に
連通する貫通口28が形成されている。
【0027】そして、この先端チップ24は雄ねじ部2
6がロッド23のねじ穴23aに着脱可能に螺着される
ようになっている。このように先端チップ24がロッド
23に螺着された状態では貫通口28が閉鎖されるよう
になっている。
6がロッド23のねじ穴23aに着脱可能に螺着される
ようになっている。このように先端チップ24がロッド
23に螺着された状態では貫通口28が閉鎖されるよう
になっている。
【0028】また、先端チップ24は形状記憶合金、或
いは形状記憶樹脂等の形状記憶材料でできている。さら
に、チップ本体25の先端部には温度に応じて開閉する
先端弁29が設けられている。この先端弁29には2方
向に分割された状態で開口する2つの爪部29a,29
bが設けられている。そして、先端チップ24が人体の
体温よりも低温状態で保持されている場合には図4、5
に示すように2つの爪部29a,29bが閉じた通常状
態で保持されるとともに、この先端チップ24が図6に
示すように治療部位Hの温度(体温)で加熱されること
により、2つの爪部29a,29bが2方向に拡開され
た状態で開口するようになっている。
いは形状記憶樹脂等の形状記憶材料でできている。さら
に、チップ本体25の先端部には温度に応じて開閉する
先端弁29が設けられている。この先端弁29には2方
向に分割された状態で開口する2つの爪部29a,29
bが設けられている。そして、先端チップ24が人体の
体温よりも低温状態で保持されている場合には図4、5
に示すように2つの爪部29a,29bが閉じた通常状
態で保持されるとともに、この先端チップ24が図6に
示すように治療部位Hの温度(体温)で加熱されること
により、2つの爪部29a,29bが2方向に拡開され
た状態で開口するようになっている。
【0029】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、可撓性細長ロッド23から先端チップ24を取外
すとともに、図5に示すように先端チップ24の先端弁
29が閉じた状態で、この先端チップ24の後端の貫通
口28より、例えば液状、或いは粉末状の薬剤p、また
は水溶性の材料で固めた薬剤pが先端チップ24の注入
物収容部27内に挿入される。
まず、可撓性細長ロッド23から先端チップ24を取外
すとともに、図5に示すように先端チップ24の先端弁
29が閉じた状態で、この先端チップ24の後端の貫通
口28より、例えば液状、或いは粉末状の薬剤p、また
は水溶性の材料で固めた薬剤pが先端チップ24の注入
物収容部27内に挿入される。
【0030】また、先端チップ24の注入物収容部27
内への薬剤pの充填後、先端チップ24をロッド23に
ねじ込み取り付ける。この状態で、内視鏡用施薬具21
の挿入部22が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通さ
れる。そして、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施
薬具21の挿入部22の先端部が治療目的場所の近傍ま
で誘導される。
内への薬剤pの充填後、先端チップ24をロッド23に
ねじ込み取り付ける。この状態で、内視鏡用施薬具21
の挿入部22が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通さ
れる。そして、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施
薬具21の挿入部22の先端部が治療目的場所の近傍ま
で誘導される。
【0031】続いて、先端チップ24を治療部位Hへ穿
刺させる。このとき、先端チップ24は治療部位Hの温
度で加熱されるので、図6に示すように先端チップ24
の先端弁29が開き、チップ本体25の注入物収容部2
7内の薬剤pが治療部位Hへ染み込む。
刺させる。このとき、先端チップ24は治療部位Hの温
度で加熱されるので、図6に示すように先端チップ24
の先端弁29が開き、チップ本体25の注入物収容部2
7内の薬剤pが治療部位Hへ染み込む。
【0032】なお、先端チップ24が治療部位Hへ穿刺
された状態で、ロッド23を回転させて先端チップ24
をロッド23から離脱し、治療部位Hへ留置する構成に
してもよい。
された状態で、ロッド23を回転させて先端チップ24
をロッド23から離脱し、治療部位Hへ留置する構成に
してもよい。
【0033】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、内視鏡用施薬具21の細長い挿
入部22の先端部に配置された先端チップ24の注入物
収容部27内のみに注入物を充填し、注入物の注入時に
は先端チップ24の注入物収容部27内に充填されてい
る注入物のみを先端チップ24の外部に放出できるよう
にしたので、1回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの
容量は先端チップ24の注入物収容部27内に収容した
分量で済ませることができる。そのため、少量の薬剤p
を無駄なく治療部位Hへ注入できる。さらに、先端チッ
プ24の穿刺の深さを調整することで、粘膜下の所望の
深さに薬剤pを高精度に注入できる。
果を奏する。すなわち、内視鏡用施薬具21の細長い挿
入部22の先端部に配置された先端チップ24の注入物
収容部27内のみに注入物を充填し、注入物の注入時に
は先端チップ24の注入物収容部27内に充填されてい
る注入物のみを先端チップ24の外部に放出できるよう
にしたので、1回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの
容量は先端チップ24の注入物収容部27内に収容した
分量で済ませることができる。そのため、少量の薬剤p
を無駄なく治療部位Hへ注入できる。さらに、先端チッ
プ24の穿刺の深さを調整することで、粘膜下の所望の
深さに薬剤pを高精度に注入できる。
【0034】また、図7(A),(B)は本発明の第4
の実施例を示すものである。図7(A)は内視鏡用施薬
具31の挿入部32の先端部の概略構成を示すものであ
る。この内視鏡用施薬具31の挿入部32には形状記憶
合金製の可撓性細長ロッド33が設けられている。この
ロッド33の先端部には鋭利な円錐形状の針部(注入
針)34が形成されている。
の実施例を示すものである。図7(A)は内視鏡用施薬
具31の挿入部32の先端部の概略構成を示すものであ
る。この内視鏡用施薬具31の挿入部32には形状記憶
合金製の可撓性細長ロッド33が設けられている。この
ロッド33の先端部には鋭利な円錐形状の針部(注入
針)34が形成されている。
【0035】この針部34の外周面には1つ、または複
数の薬剤p等の注入物収容凹部(注入物収容手段)35
が形成されているとともに、温度に応じてこの注入物収
容凹部35の開口部を開閉する開閉弁36が設けられて
いる。
数の薬剤p等の注入物収容凹部(注入物収容手段)35
が形成されているとともに、温度に応じてこの注入物収
容凹部35の開口部を開閉する開閉弁36が設けられて
いる。
【0036】この開閉弁36は針部34が人体の体温よ
りも低温状態で保持されている場合には図7(A)に示
すように注入物収容凹部35の開口部を閉じた通常状態
で保持されるとともに、この針部34が図7(B)に示
すように治療部位Hの温度(体温)で加熱されることに
より、注入物収容凹部35の開口部を開く状態に拡開さ
れるようになっている。
りも低温状態で保持されている場合には図7(A)に示
すように注入物収容凹部35の開口部を閉じた通常状態
で保持されるとともに、この針部34が図7(B)に示
すように治療部位Hの温度(体温)で加熱されることに
より、注入物収容凹部35の開口部を開く状態に拡開さ
れるようになっている。
【0037】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、可撓性細長ロッド33の針部34の注入物収容凹
部35に薬剤pを入れ、開閉弁36を閉じた状態にセッ
トされる。
まず、可撓性細長ロッド33の針部34の注入物収容凹
部35に薬剤pを入れ、開閉弁36を閉じた状態にセッ
トされる。
【0038】さらに、針部34の注入物収容凹部35内
への薬剤pの充填後、内視鏡用施薬具31の挿入部32
が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通される。そし
て、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施薬具31の
挿入部32の先端部が治療目的場所の近傍まで誘導され
る。
への薬剤pの充填後、内視鏡用施薬具31の挿入部32
が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通される。そし
て、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施薬具31の
挿入部32の先端部が治療目的場所の近傍まで誘導され
る。
【0039】続いて、針部34を治療部位Hへ穿刺させ
る。このとき、針部34は治療部位Hの温度で加熱され
るので、図7(B)に示すように針部34の開閉弁36
が開き、針部34の注入物収容凹部35内の薬剤pが治
療部位Hへ注入される。
る。このとき、針部34は治療部位Hの温度で加熱され
るので、図7(B)に示すように針部34の開閉弁36
が開き、針部34の注入物収容凹部35内の薬剤pが治
療部位Hへ注入される。
【0040】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
用施薬具31の細長い挿入部32の先端部に配置された
針部34の注入物収容凹部35内のみに注入物を充填
し、注入物の注入時には針部34の注入物収容凹部35
内に充填されている注入物のみを針部34の外部に放出
できるようにしたので、第3の実施例と同様に1回の薬
剤注入操作で使用される薬剤pの容量は針部34の注入
物収容凹部35内に収容した分量で済ませることがで
き、少量の薬剤pを無駄なく治療部位Hへ注入できると
ともに、針部34の穿刺の深さを調整することで、粘膜
下の所望の深さに薬剤pを高精度に注入できる。
用施薬具31の細長い挿入部32の先端部に配置された
針部34の注入物収容凹部35内のみに注入物を充填
し、注入物の注入時には針部34の注入物収容凹部35
内に充填されている注入物のみを針部34の外部に放出
できるようにしたので、第3の実施例と同様に1回の薬
剤注入操作で使用される薬剤pの容量は針部34の注入
物収容凹部35内に収容した分量で済ませることがで
き、少量の薬剤pを無駄なく治療部位Hへ注入できると
ともに、針部34の穿刺の深さを調整することで、粘膜
下の所望の深さに薬剤pを高精度に注入できる。
【0041】また、図8(A),(B)は本発明の第5
の実施例を示すものである。図8(A)は内視鏡用施薬
具41の挿入部42の先端部の概略構成を示すものであ
る。この内視鏡用施薬具41の挿入部42には形状記憶
合金製の可撓性細長ロッド43が設けられている。この
ロッド43の先端部には鋭利な円錐形状の針部(注入
針)44が形成されているとともに、温度に応じて針部
44の底部45とロッド43の先端部との間のヒンジ状
の連結部46を介して開閉する開閉弁47が設けられて
いる。
の実施例を示すものである。図8(A)は内視鏡用施薬
具41の挿入部42の先端部の概略構成を示すものであ
る。この内視鏡用施薬具41の挿入部42には形状記憶
合金製の可撓性細長ロッド43が設けられている。この
ロッド43の先端部には鋭利な円錐形状の針部(注入
針)44が形成されているとともに、温度に応じて針部
44の底部45とロッド43の先端部との間のヒンジ状
の連結部46を介して開閉する開閉弁47が設けられて
いる。
【0042】さらに、ロッド43の先端部における針部
44の底部45との接合面には薬剤p等の注入物収容凹
部(注入物収容手段)48が形成されている。そして、
この注入物収容凹部48がヒンジ状の連結部46を介し
て開閉される針部44の開閉動作に応じて開閉されるよ
うになっている。
44の底部45との接合面には薬剤p等の注入物収容凹
部(注入物収容手段)48が形成されている。そして、
この注入物収容凹部48がヒンジ状の連結部46を介し
て開閉される針部44の開閉動作に応じて開閉されるよ
うになっている。
【0043】ここで、開閉弁47は針部44が人体の体
温よりも低温状態で保持されている場合には図8(A)
に示すように注入物収容凹部48を閉じた通常状態で保
持されるとともに、この針部44が図8(B)に示すよ
うに治療部位Hの温度(体温)で加熱されることによ
り、注入物収容凹部48の開口部を開く状態に拡開され
るようになっている。
温よりも低温状態で保持されている場合には図8(A)
に示すように注入物収容凹部48を閉じた通常状態で保
持されるとともに、この針部44が図8(B)に示すよ
うに治療部位Hの温度(体温)で加熱されることによ
り、注入物収容凹部48の開口部を開く状態に拡開され
るようになっている。
【0044】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、可撓性細長ロッド43の注入物収容凹部48に薬
剤pを入れ、開閉弁47を閉じた状態にセットされる。
さらに、注入物収容凹部48内への薬剤pの充填後、内
視鏡用施薬具41の挿入部42が図示しない内視鏡のチ
ャンネルに挿通される。そして、内視鏡のチャンネルを
通して内視鏡用施薬具41の挿入部42の先端部が治療
目的場所の近傍まで誘導される。
まず、可撓性細長ロッド43の注入物収容凹部48に薬
剤pを入れ、開閉弁47を閉じた状態にセットされる。
さらに、注入物収容凹部48内への薬剤pの充填後、内
視鏡用施薬具41の挿入部42が図示しない内視鏡のチ
ャンネルに挿通される。そして、内視鏡のチャンネルを
通して内視鏡用施薬具41の挿入部42の先端部が治療
目的場所の近傍まで誘導される。
【0045】続いて、針部44を治療部位Hへ穿刺させ
る。このとき、針部44は治療部位Hの温度で加熱され
るので、図8(B)に示すようにヒンジ状の連結部46
を介して針部44が開き、注入物収容凹部48内の薬剤
pが治療部位Hへ注入される。
る。このとき、針部44は治療部位Hの温度で加熱され
るので、図8(B)に示すようにヒンジ状の連結部46
を介して針部44が開き、注入物収容凹部48内の薬剤
pが治療部位Hへ注入される。
【0046】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
用施薬具41の細長い挿入部42の先端部に配置された
注入物収容凹部48内のみに注入物を充填し、注入物の
注入時には注入物収容凹部48内に充填されている注入
物のみを針部44の外部に放出できるようにしたので、
第3の実施例と同様に1回の薬剤注入操作で使用される
薬剤pの容量は注入物収容凹部48内に収容した分量で
済ませることができ、少量の薬剤pを無駄なく治療部位
Hへ注入できるとともに、針部44の穿刺の深さを調整
することで、粘膜下の所望の深さに薬剤pを高精度に注
入できる。
用施薬具41の細長い挿入部42の先端部に配置された
注入物収容凹部48内のみに注入物を充填し、注入物の
注入時には注入物収容凹部48内に充填されている注入
物のみを針部44の外部に放出できるようにしたので、
第3の実施例と同様に1回の薬剤注入操作で使用される
薬剤pの容量は注入物収容凹部48内に収容した分量で
済ませることができ、少量の薬剤pを無駄なく治療部位
Hへ注入できるとともに、針部44の穿刺の深さを調整
することで、粘膜下の所望の深さに薬剤pを高精度に注
入できる。
【0047】また、図9(A),(B)は本発明の第6
の実施例を示すものである。図9(A)は内視鏡用施薬
具51の概略構成を示すものである。この内視鏡用施薬
具51の挿入部52には外管53と、この外管53内に
互いに回転自在に挿入された可撓性の内側ロッド54と
が設けられている。
の実施例を示すものである。図9(A)は内視鏡用施薬
具51の概略構成を示すものである。この内視鏡用施薬
具51の挿入部52には外管53と、この外管53内に
互いに回転自在に挿入された可撓性の内側ロッド54と
が設けられている。
【0048】ここで、内側ロッド54の先端部には鋭利
な円錐形状の針部(注入針)55が形成されている。さ
らに、外管53の先端部には内側ロッド54の針部55
の外周面に沿って伸長された略円錐形状の針カバー56
が設けられている。
な円錐形状の針部(注入針)55が形成されている。さ
らに、外管53の先端部には内側ロッド54の針部55
の外周面に沿って伸長された略円錐形状の針カバー56
が設けられている。
【0049】また、内側ロッド54の針部55の外周面
には薬剤p等の注入物収容凹部(注入物収容手段)57
が形成されている。さらに、外管53の針カバー56の
外周面には薬剤放出用の開口部58が形成されている。
そして、外管53と内側ロッド54との間の互いの回転
位置により、図9(B)に示すように外管53の開口部
58と内側ロッド54の注入物収容凹部57との間が重
なり、注入物収容凹部57が外部側に開いた開位置と、
図9(A)に示すように外管53の開口部58と内側ロ
ッド54の注入物収容凹部57との間がずれて注入物収
容凹部57が閉じた閉位置とに切換え可能になってい
る。
には薬剤p等の注入物収容凹部(注入物収容手段)57
が形成されている。さらに、外管53の針カバー56の
外周面には薬剤放出用の開口部58が形成されている。
そして、外管53と内側ロッド54との間の互いの回転
位置により、図9(B)に示すように外管53の開口部
58と内側ロッド54の注入物収容凹部57との間が重
なり、注入物収容凹部57が外部側に開いた開位置と、
図9(A)に示すように外管53の開口部58と内側ロ
ッド54の注入物収容凹部57との間がずれて注入物収
容凹部57が閉じた閉位置とに切換え可能になってい
る。
【0050】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、外管53の開口部58と内側ロッド54の注入物
収容凹部57とを一致させて重ねた開位置で注入物収容
凹部57に薬剤pを入れるとともに、注入物収容凹部5
7内への薬剤pの充填後、図9(A)に示すように外管
53の開口部58と内側ロッド54の注入物収容凹部5
7との間をずらして注入物収容凹部57が閉じた閉位置
に外管53と内側ロッド54の回転位置を合わせる。
まず、外管53の開口部58と内側ロッド54の注入物
収容凹部57とを一致させて重ねた開位置で注入物収容
凹部57に薬剤pを入れるとともに、注入物収容凹部5
7内への薬剤pの充填後、図9(A)に示すように外管
53の開口部58と内側ロッド54の注入物収容凹部5
7との間をずらして注入物収容凹部57が閉じた閉位置
に外管53と内側ロッド54の回転位置を合わせる。
【0051】その状態で、内視鏡用施薬具51の挿入部
52が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通される。そ
して、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施薬具51
の挿入部52の先端部が治療目的場所の近傍まで誘導さ
れる。
52が図示しない内視鏡のチャンネルに挿通される。そ
して、内視鏡のチャンネルを通して内視鏡用施薬具51
の挿入部52の先端部が治療目的場所の近傍まで誘導さ
れる。
【0052】続いて、施薬具51の針部55を治療部位
Hへ穿刺させる。この状態で、外管53に対して内側ロ
ッド54を回転させ、図9(B)に示すように外管53
の開口部58と内側ロッド54の注入物収容凹部57と
の回転位置を合わせて注入物収容凹部57を外部側に開
く。このとき、開いた注入物収容凹部57から薬剤pが
外管53の開口部58を通して治療部位Hへ注入され
る。
Hへ穿刺させる。この状態で、外管53に対して内側ロ
ッド54を回転させ、図9(B)に示すように外管53
の開口部58と内側ロッド54の注入物収容凹部57と
の回転位置を合わせて注入物収容凹部57を外部側に開
く。このとき、開いた注入物収容凹部57から薬剤pが
外管53の開口部58を通して治療部位Hへ注入され
る。
【0053】そこで、上記構成のものにあっても内視鏡
用施薬具51の細長い挿入部52の先端部に配置された
注入物収容凹部57内のみに注入物を充填し、注入物の
注入時には外管53の開口部58と内側ロッド54の注
入物収容凹部57との回転位置を合わせて注入物収容凹
部57内に充填されている注入物のみを針部55の外部
に放出できるようにしたので、第3の実施例と同様に1
回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの容量は注入物収
容凹部57内に収容した分量で済ませることができ、少
量の薬剤pを無駄なく治療部位Hへ注入できるととも
に、針部55の穿刺の深さを調整することで、粘膜下の
所望の深さに薬剤pを高精度に注入できる。
用施薬具51の細長い挿入部52の先端部に配置された
注入物収容凹部57内のみに注入物を充填し、注入物の
注入時には外管53の開口部58と内側ロッド54の注
入物収容凹部57との回転位置を合わせて注入物収容凹
部57内に充填されている注入物のみを針部55の外部
に放出できるようにしたので、第3の実施例と同様に1
回の薬剤注入操作で使用される薬剤pの容量は注入物収
容凹部57内に収容した分量で済ませることができ、少
量の薬剤pを無駄なく治療部位Hへ注入できるととも
に、針部55の穿刺の深さを調整することで、粘膜下の
所望の深さに薬剤pを高精度に注入できる。
【0054】また、図10(A)は第6の実施例の第1
の変形例を示すものである。これは、外管53の内周面
と内側ロッド54の外周面との間の接合面に互いに係合
する凹凸部61を設けたものである。この場合には外管
53の内周面と内側ロッド54の外周面との間の凹凸部
61により内側ロッド54と外管53との相互の回転位
置の調整が容易にできる。
の変形例を示すものである。これは、外管53の内周面
と内側ロッド54の外周面との間の接合面に互いに係合
する凹凸部61を設けたものである。この場合には外管
53の内周面と内側ロッド54の外周面との間の凹凸部
61により内側ロッド54と外管53との相互の回転位
置の調整が容易にできる。
【0055】また、図10(B)は第6の実施例の第2
の変形例を示すものである。これは、外管53の針カバ
ー56の開口部58及び内側ロッド54の注入物収容凹
部57を複数設けたものである。この場合には薬剤を入
れる注入物収容凹部57の数を変えることにより、薬剤
の注入量が変えられる効果がある。
の変形例を示すものである。これは、外管53の針カバ
ー56の開口部58及び内側ロッド54の注入物収容凹
部57を複数設けたものである。この場合には薬剤を入
れる注入物収容凹部57の数を変えることにより、薬剤
の注入量が変えられる効果がある。
【0056】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴
的な技術事項を下記の通り付記する。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴
的な技術事項を下記の通り付記する。
【0057】記 (付記項1) 先端に針を備え、経内視鏡的に体腔内の
組織内に薬剤等の注入物を注入するための薬剤等の注入
用処置具において、該処置具は針部近傍のみに薬剤等を
収容する手段を有することを特徴とする薬剤等の注入用
処置具。
組織内に薬剤等の注入物を注入するための薬剤等の注入
用処置具において、該処置具は針部近傍のみに薬剤等を
収容する手段を有することを特徴とする薬剤等の注入用
処置具。
【0058】(付記項2) 付記項1の収容する手段
は、針部手元側に設けた気体は通過可能であり、液体は
通過不可能な膜である。 (付記項3) 付記項2の膜は多孔質フッソ系樹脂から
なる。 (付記項4) 付記項1の収容する手段は着脱可能にし
た針部である。
は、針部手元側に設けた気体は通過可能であり、液体は
通過不可能な膜である。 (付記項3) 付記項2の膜は多孔質フッソ系樹脂から
なる。 (付記項4) 付記項1の収容する手段は着脱可能にし
た針部である。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば注入針の針部近傍のみに
注入物を収容する注入物収容手段を設けたので、従来よ
りも微量の薬剤等の注入物を無駄な容量を必要とせず
に、確実に患者の体内の治療対象組織に注入することが
できる。
注入物を収容する注入物収容手段を設けたので、従来よ
りも微量の薬剤等の注入物を無駄な容量を必要とせず
に、確実に患者の体内の治療対象組織に注入することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の薬剤注入用処置具を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図2】 注入物収容部を示す縦断面図。
【図3】 本発明の第2の実施例を示す要部の縦断面
図。
図。
【図4】 本発明の第3の実施例の内視鏡用施薬具の要
部構成を示す縦断面図。
部構成を示す縦断面図。
【図5】 先端チップの斜視図。
【図6】 薬剤注入動作を説明するための内視鏡用施薬
具の要部の縦断面図。
具の要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第4の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
【図8】 本発明の第5の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
【図9】 本発明の第6の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
は内視鏡用施薬具の要部の縦断面図、(B)は薬剤注入
動作を説明するための内視鏡用施薬具の要部の縦断面
図。
【図10】 (A)は第6の実施例の第1の変形例を示
す横断面図、(B)は第6の実施例の第2の変形例を示
す要部の斜視図。
す横断面図、(B)は第6の実施例の第2の変形例を示
す要部の斜視図。
2,22,32,42,52…挿入部、9…注入針、1
1,14…注入物収容部(注入物収容手段)、p…薬剤
(注入物)、24…先端チップ(注入針)、27…注入
物収容部(注入物収容手段)、34,44,55…針部
(注入針)、35,48,57…注入物収容凹部(注入
物収容手段)。
1,14…注入物収容部(注入物収容手段)、p…薬剤
(注入物)、24…先端チップ(注入針)、27…注入
物収容部(注入物収容手段)、34,44,55…針部
(注入針)、35,48,57…注入物収容凹部(注入
物収容手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 晃一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢沼 豊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端部に薬
剤等の注入物を注入するための注入針を備え、この注入
針を通して体内の組織内に前記注入物を注入する注入物
の注入用処置具において、 前記注入針の針部近傍のみに前記注入物を収容する注入
物収容手段を設けたことを特徴とする注入物の注入用処
置具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297334A JPH08150202A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 注入物の注入用処置具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297334A JPH08150202A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 注入物の注入用処置具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150202A true JPH08150202A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17845180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297334A Withdrawn JPH08150202A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 注入物の注入用処置具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08150202A (ja) |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6297334A patent/JPH08150202A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |