JPH08150359A - 処理液塗布装置 - Google Patents

処理液塗布装置

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JPH08150359A
JPH08150359A JP6295409A JP29540994A JPH08150359A JP H08150359 A JPH08150359 A JP H08150359A JP 6295409 A JP6295409 A JP 6295409A JP 29540994 A JP29540994 A JP 29540994A JP H08150359 A JPH08150359 A JP H08150359A
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JP
Japan
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substrate
nozzle
processing liquid
rectangular substrate
rectangular
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Application number
JP6295409A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kamiyama
勉 上山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板表面に処理液を塗布する際に、基板の載
置姿勢に応じて適切な範囲で塗布を行う処理液塗布装置
の提供にある。 【構成】 ノズル20をX方向に移動させ(ステップS
20)、ギャップセンサ27をY方向に移動させながら
(ステップS21)、ギャップセンサ27によるギャッ
プデータを検出する(ステップS22)。ギャップセン
サ27のギャップデータに基づいて角型基板Wの基板姿
勢を演算し(ステップS24)、レジスト液塗布処理時
にノズル20をY方向へ移動させて、処理液による塗布
面の側縁が角型基板Wの側縁と平行になるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理液塗布装置、特に
角型基板の表面に所定の処理液を塗布するための処理液
塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶用ガラス角型基板、
フィルム液晶用フレキシブル基板、フォトマスク用基
板、カラーフィルタ用基板、サーマルヘッド用セラミッ
ク基板等の各種基板の表面にフォトレジスト等の処理液
を塗布する塗布装置として、基板に接触しつつ回転させ
られるアプリケータロールの表面に処理液を供給し、基
板とアプリケータロールとを相対的に移動させて処理液
を基板表面に転写するように構成されたロールコータ
は、実開平4−99266号公報等において種々知られ
ている。
【0003】さらに、基板表面に処理液を塗布する装置
として、特開昭56−159646号公報に示されるよ
うに、スリット状の吐出部を有するスリットノズルを用
いてスリットコートを行なうスリットコータが知られて
いる。スリットコータでは、保持面に水平に保持された
基板に対してスリットノズルが移動しながら基板上に処
理液を塗布していく。そのとき、ノズルの下面が塗布液
を押して圧力部分を形成し、塗布後の膜厚の一定化を図
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロールコータにおいて
は、ローラと基板が相対移動して処理液の転写を行うた
め、コーティングの幅はローラのロール幅で決定されて
いる。特に角型基板を移動させることによりコーティン
グを行う場合には、基板の姿勢を正規の姿勢にする必要
がある。基板姿勢がずれていると、処理液が基板全体に
転写されない場合がある。
【0005】スリットコータにおいても、ロールコータ
と同様に、基板を相対移動させる際のアライメントが必
要となる。このような基板のアライメントを実現するた
めの構成は、装置を大型化するとともに、アライメント
中に基板下面と載置面とが摺接して摩擦帯電を生じ、塗
布される処理液の膜厚に影響を及ぼすおそれがある。本
発明の目的は、基板表面に処理液を塗布する際に、基板
の載置姿勢に応じて適切な範囲で塗布を行う処理液塗布
装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の処理液塗布装置は、基板保持部と、処理液供給手段
と、供給位置調整手段と、基板姿勢検出手段と、供給位
置制御手段とを備える。基板保持部は角型基板を保持す
る。処理液供給手段は、基板保持部に保持された角型基
板の表面に沿った第1の方向に相対移動しながらその角
型基板表面に処理液を供給する処理液供給部を有する。
供給位置調整手段は、第1の方向と直交する第2の方向
における処理液供給部の位置を調整する。基板姿勢検出
手段は基板保持部に保持された角型基板の姿勢を検出す
る。供給位置制御手段は、処理液供給部の両端が基板保
持部に保持された角型基板の側縁と平行に相対移動させ
られるように、基板姿勢検出手段の検出結果に基づいて
供給位置調整手段を制御する。
【0007】請求項2に記載の処理液塗布装置は、請求
項1に記載の処理液塗布装置において、処理液供給部が
第2の方向に延び基板保持部に保持された角型基板の表
面に向けて処理液を吐出する処理液供給口を有するノズ
ルを有しているとともに、基板姿勢検出手段が処理液供
給口の延びる方向に移動可能なようにノズルに支持され
て処理液供給口と基板保持部に保持された角型基板の表
面との間隔を検出する間隔検出手段を有する構成であ
る。
【0008】請求項3に記載の処理液塗布装置は、請求
項2に記載の処理液塗布装置において、基板姿勢検出手
段が、基板保持部に保持された角型基板の表面に沿った
第1の方向にノズルを相対移動させながら間隔検出手段
を第2の方向に移動させる駆動手段と、間隔検出手段の
検出結果から基板保持部に保持された角型基板の姿勢を
演算する演算手段とを有する構成である。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の処理液塗布装置で
は、基板保持部に角型基板を保持し、処理液供給手段の
処理液供給部によって角型基板表面に処理液の塗布を行
う。この処理液の塗布に先立って、基板姿勢検出手段に
より基板保持部に保持された角型基板の姿勢を検出す
る。供給位置制御手段は、処理液供給部の両端が基板保
持部に保持された角型基板の側縁と平行に相対移動させ
られるように、基板姿勢検出手段の検出結果に基づいて
供給位置調整手段を制御する。
【0010】請求項2に記載の処理液塗布装置では、ノ
ズルに支持される間隔検出手段の検出結果から基板保持
部に保持された角型基板の姿勢を検出し、これに基づい
て供給位置制御手段による制御を行う。請求項3に記載
の処理液塗布装置では、第1の方向にノズルを相対移動
させるとともに間隔検出手段を第2の方向に移動させ、
この間隔検出手段の検出結果から基板保持部に保持され
た角型基板の姿勢を演算手段により演算する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例が採用されるレジスト液塗
布装置1を図1に示す。レジスト液塗布装置1は、角型
基板Wの表面にレジスト液を塗布するための装置であ
り、主に基板保持部2と塗布部3と洗浄部4とを備えて
いる。基板保持部2は、角型基板Wがその上に載置され
る保持板5と、保持板5の下方に配置された9つのアク
チュエータ6と、ガイド機構7とを主に備えている。
【0012】保持板5は、図1のX方向に長い長方形で
上下方向に弾性変形可能である。保持板5の表面には多
数の真空吸着口(図示せず)が形成されている。この真
空吸着口は、図示しない真空ポンプ等の吸気系66(後
述)に接続されている。9つのアクチュエータ6は保持
板5を下方から支持している。アクチュエータ6は、伸
縮することにより保持板5を局部的に弾性変形させる。
【0013】ガイド機構7は、図2に詳細に示すよう
に、一対のディスペンサガイド9と、ディスペンサガイ
ド9を駆動するためのリンク機構10とから構成されて
いる。ディスペンサガイド9は、図から明らかなよう
に、保持板5の短辺に沿って延びる細長い板状の部材で
ある。ディスペンサガイド9の上面は、保持板5上に角
型基板Wが保持されたときに角型基板Wの上面と面一に
なるようになっている。リンク機構10は保持板5の下
方に配置され、各ディスペンサガイド9に2本ずつ固定
された支持棒11と、支持棒11が固定された一対の板
部材12と、各板部材12に固定された調整ロッド13
と、両調整ロッド13に回動自在に連結された回動部材
15と、板部材12を内側に(互いに近づく方向に)付
勢するリターンスプリング16と、回動部材15を回動
させるためのシリンダ17とを備えている。図1及び図
2に示す状態では、シリンダ17はオフ状態であり、シ
リンダロッドが突出して回動部材15を反時計回りに回
動させている。これにより、ディスペンサガイド9は、
リターンスプリング16による付勢力に抗して、保持板
5の短辺端縁から所定距離離れている。シリンダ17が
オンされると、シリンダ17のロッドが回動部材15か
ら離れ、リターンスプリング16の付勢力によりディス
ペンサガイド9が保持板5側に移動する。このとき角型
基板Wが保持板5に保持されていると、ディスペンサガ
イド9は角型基板Wの短辺端縁に当接する。なお、ディ
スペンサガイド9と支持棒11とは、コイルスプリング
18によって連結されている。
【0014】塗布部3は、図1に示すように、ノズル2
0と、ノズル20を駆動するための駆動機構21とから
構成されている。ノズル20は駆動機構21によって図
1のX方向に移動可能になっている。ノズル20は、X
方向に直交するY方向に長く延びている。ノズル20
は、図3に示すように断面が倒立家型の部材である。ま
た、ノズル20は、下端に長手方向に延びるスリット2
0aを有している。ノズル20内部において、スリット
20aの途中にはスリット20aよりも幅の広い液溜め
20bが形成されている。この液溜め20bは、レジス
ト液供給装置67(後述)に接続されている。液溜め2
0bは、レジスト液供給装置から供給されたレジスト液
をノズル20の長手方向に均一に拡散させるものであ
る。
【0015】ノズル20の移動方向後方側(図3のX2
側)傾斜面には、ギャップ調整機構33が設けられてい
る。ギャップ調整機構33は、主に、ダイ部材34と支
持ブロック35と圧電素子36と静電容量変位計37と
を備えている。ダイ部材34は、ノズル20の後方側傾
斜面に沿って形成された凹部20c内に斜めに配置され
ている。凹部20cおよびダイ部材34は、図3の紙面
直交方向(図1のY方向)に延びている。ダイ部材34
は薄い板部材であり、厚み方向に弾性変形可能である。
ダイ部材34は、下端がノズル20のスリット20aの
出口近傍に配置され、角型基板Wとの間にギャップを形
成している。ダイ部材34と凹部20cとの間には所定
の隙間が形成されている。この隙間内には、互いに逆向
きに重ね合わされた一対のコーンスプリング38が2組
配置されており、ダイ部材34を斜め下方の角型基板W
側に付勢している。また、ダイ部材34と凹部20cと
の間の隙間は、ノズル20に形成された吸引孔20dに
連通している。吸引孔20dは、図示しない真空ポンプ
等からなる吸気系66(後述)に接続されている。この
ように、ノズル20のスリット20aから吐出されたレ
ジスト液を吸引する構造を有しているため、角型基板W
に供給されるレジスト液の量を調整できる。
【0016】支持ブロック35は、ノズル長手方向に延
びかつノズル20の後方側傾斜面に固定されている。支
持ブロック35は、ダイ部材34に当接する側の側壁
に、ノズル長手方向に並んで形成された複数の孔35a
を有している。それぞれの孔35a内には、ダイ部材3
4に形成された複数の突起34aのそれぞれが挿入され
ている。支持ブロック35の内部において、ダイ部材3
4の突起部34aと対応する箇所には、支持ブロック3
5と一体に形成された複数のリンク部35bが配置され
ている。各リンク部35bと支持ブロック35とは細い
連結部35cで連結されており、リンク部35bの下部
はダイ部材34の突起34aに当接している。なお、リ
ンク部35bは、連結部35cを支点として回動するよ
うに弾性変形可能である。圧電素子36は、複数のリン
ク部35bに対応して、例えば20mmピッチで図3の
紙面直交方向に複数配置されている。圧電素子36が図
3に示す状態から下方に伸びると、リンク部35bが回
動するように変形し、それに対応するダイ部材34の一
部が局部的に変形する。この結果、ダイ部材34の下端
と角型基板Wとの間隔がノズル20の長手方向において
様々に変更される。圧電素子36の近傍には、静電容量
変位計37が配置されている。静電容量変位計37は、
圧電素子36において電圧と変位量との関係で生じる変
位量のずれを補正するためのものである。
【0017】ノズル20の相対移動方向前方側(X
1 側)には、ギャップセンサ27が設けられている。ギ
ャップセンサ27は、光学式センサであり、角型基板W
の上面から所定距離を開けて配置され、ノズル20の下
端と角型基板Wとの間隔を検出する。ギャップセンサ2
7は、図4に示すように、ノズル20に固定されたボー
ルネジ54とモータ55とによって、ノズル20の長手
方向に移動自在になっている。
【0018】駆動機構21は、図1に示すように、ノズ
ル20の両端を支持するブロック22と、両端のブロッ
ク22を下方から支持するコ字状の支持ステイ23とか
ら主に構成されている。支持ステイ23は、ノズル20
の移動方向に延びるボールネジ24に連結されている。
ボールネジ24は、図示しないモータに連結されてい
る。このモータが駆動されると、支持ステイ23および
ノズル20が角型基板Wに対して図1のX方向に移動す
る。
【0019】ブロック22にはモータ25が設けられて
いる。モータ25は、図5に示すように、プーリ38及
びベルト26によってボールネジ26aに連結されてい
る。ボールネジ26aは、軸29に装着されたナット2
8に螺合している。また、軸29はノズル20に連結さ
れている。以上の構成により、モータ25が回転する
と、ノズル20が図1のY方向に移動する。さらに、ブ
ロック22に設けられたモータ30(図1)により、ノ
ズル20は傾き運動も可能である。
【0020】両ブロック22には、図1に示すように、
鉛直方向に延びるボールネジ31が連結されている。ボ
ールネジ31はモータ32に接続されている。これによ
り、ノズル20は昇降可能である。洗浄部4は、図1に
示すように、基板保持部2のX方向両側にそれぞれ配置
されている。各洗浄部4は、洗浄装置39と、洗浄装置
39をY方向に移動させる移動機構40とを備えてい
る。洗浄装置39は、ブロック状であり、ディスペンサ
ガイド9が保持板5から所定距離離れた状態(図1参
照)で、角型基板Wの短辺端縁とディスペンサガイド9
の端縁とを洗浄するためX方向両側に開いた開口部(図
示せず)を有している。
【0021】レジスト液塗布装置1は、さらに、図6に
示す制御部57を有している。制御部57は、CPU,
RAM,ROM及び他の部品からなるマイクロコンピュ
ータを含んでいる。制御部57には、入力装置として、
操作パネル58とギャップセンサ27とノズル位置セン
サ59と基板検出センサ60と吸着確認センサ61とが
接続されている。操作パネル58からは、オペレーター
が様々な指示を装置1に与えることができる。たとえ
ば、ノズル20の洗浄を角型基板何枚毎に行うかを設定
する。ノズル位置センサ59は、ノズル20のX方向の
位置を検出する。基板検出センサ60は、角型基板Wが
保持板5上に載置されているか否かを検出する。吸着確
認センサ61は、吸気系66に設けられ、真空圧を検出
することにより角型基板Wが保持板5上に吸着されてい
るか否かを検出する。
【0022】さらに、制御部57には、出力装置とし
て、アクチュエータ駆動部62とダイ駆動部63とセン
サ駆動部64とノズル駆動部65と吸気系66とレジス
ト液供給装置67とシリンダ17とが接続されている。
アクチュエータ駆動部62は各アクチュエータ6を伸縮
させる。ダイ駆動部63は、圧電素子36を駆動するも
のであり、静電容量変位計37が接続されている。セン
サ駆動部64は、モータ55に接続され、ギャップセン
サ27をY方向に移動させる。ノズル駆動部65は、ボ
ールネジ24、モータ25、モータ30、32に接続さ
れ、ノズル20を角型基板Wに対して移動、昇降、揺
動、傾斜させる。吸気系66は、保持板5、ノズル20
および洗浄装置39での吸引を行う真空ポンプ等からな
る。
【0023】次に、図7〜図11の制御フローチャート
を用いて、制御部57による制御動作について説明す
る。図7に示す全体フローチャートにおいて、ステップ
S1においてレジスト液塗布装置1全体を初期化する。
ここでは、ノズル20を図1の手前側上方の初期位置に
配置する。ステップS2では、図示しない搬送装置によ
りレジスト液塗布装置1に角型基板Wが搬入されるのを
待つ。なお、基板Wの搬入出時はディスペンサガイド9
が保持板5の両短辺から離れているため、角型基板Wの
搬入・搬出が容易である。角型基板Wが搬入されるとス
テップS3に移行し、吸着保持処理を行う。ステップS
4では基板姿勢検出処理を行う。ステップS5では、レ
ジスト液塗布処理を行う。ステップS6では乾燥処理を
行う。次にステップS7では、角型基板Wの端縁洗浄処
理を行う。ステップS8では、角型基板Wがレジスト液
塗布装置1から搬出されるのを待ち、ステップS2に戻
る。
【0024】ステップS3の吸着保持処理を図8に示
す。ステップS10では、吸気系66の真空ポンプをオ
ンして保持板5への角型基板Wの吸着を開始する。ステ
ップS11では、吸着確認センサ61がオンしたか否か
を判断する。吸着確認センサ61は、吸気系66の真空
圧を検出するものであり、保持板5に設けられた全ての
真空吸着口が角型基板Wを吸着している場合には、吸気
系66の真空圧が高まり、吸着確認センサ61がオンす
る。保持板5の真空吸着口が1つでも角型基板Wを吸着
していない場合には、吸気系66内の真空圧が所定値に
達しないため吸着確認センサ61はオンしないこととな
る。吸着確認センサ61がオンした場合は、ステップS
16に移行する。吸着確認センサ61がオンしない場合
にはステップS12に移行する。
【0025】ステップS12では、角型基板Wの表面上
においてノズル20を往復させ、ノズル20の下端と角
型基板Wの表面とのギャップをギャップセンサ27によ
って検出する。ここでは、たとえば角型基板WをX,Y
方向に6×6のマス目に分割した場合のマス目の交点
(7×7)でのギャップをそれぞれ検出する。ステップ
S13では、アクチュエータ6が配置された9点(大変
位点)に関して、ステップS12でのギャップ検出デー
タに基づいて角型基板Wの下面に保持板5が沿うように
アクチュエータ6を駆動する。ステップS14では、吸
着確認センサ61がオンしたか否かを判断する。吸着確
認センサがオンしない場合にはステップS12に移行
し、再度ギャップセンサ27によるギャップ検出データ
を求める。吸着確認センサ61がオンした場合には、ス
テップS15に移行する。ステップS15では、アクチ
ュエータ6を駆動し、保持板5の表面が初期の平坦面に
なるように復帰させる。
【0026】ステップS16では、シリンダ17をオン
する。このことによりディスペンサガイド9がリターン
スプリング16の付勢力によって保持板5側に戻る。デ
ィスペンサガイド9は角型基板Wの短辺端縁に当接する
とき、衝突時のショックはリターンスプリング16によ
って緩和されて、角型基板Wは損傷しにくくなってい
る。また、ディスペンサガイド9は、コイルスプリング
18を介して支持棒11に接続されているため、角型基
板Wに当接する際のショックが吸収される。また、角型
基板Wが保持板5に対してずれて配置されていると、デ
ィスペンサガイド9はコイルスプリング18によって姿
勢が自在に変わって角型基板Wの各短辺端縁に全体が密
着する。
【0027】次に、ステップS17において、角型基板
Wの表面上においてノズル20を再度往復させ、ノズル
20の下端と角型基板Wの表面とのギャップをギャップ
センサ27によって検出する。ここでは、ステップS1
2と同様の検出方法が可能である。ステップS18で
は、アクチュエータ6が配置された9点(大変位点)に
関して、ステップS17でのギャップ検出データに基づ
いて角型基板Wの9点が同一平面内に位置するようにア
クチュエータ6を駆動する。ステップS19では、アク
チュエータ6が配置された9点以外の他の点(小変位
点)について補正演算をする。アクチュエータ6が配置
された9点以外の点(小変位点)は、ステップS18に
おけるアクチュエータ6の駆動により、ステップS17
において検出したギャップ検出データからさらに変位し
ていると考えられる。このため、初期の変位量をアクチ
ュエータ6が配置された9点からの影響を考慮して補正
し、正しい変位量を得る。これらの補正後の変位量はメ
モリに記憶される。ステップS19からは図7のメイン
ルーチンに戻る。
【0028】ステップS4の基板姿勢検出処理を図9に
示す。ステップS20では、ノズル駆動部65によって
ノズル20のX方向への移動を開始する。ステップS2
1ではセンサ駆動部64によってギャップセンサ27の
Y方向への移動を開始する。ステップS22では、ギャ
ップセンサ27から得られるノズル20と保持板5上の
角型基板Wとの間隔を示すギャップデータを検出する。
ステップS23では、ノズル位置センサ59によってノ
ズル20が角型基板Wの相対移動方向前方の端縁に到達
したか否かを判断する。ノズル20が角型基板Wの端縁
に到達したときにはステップS24に移行する。ステッ
プS24では、ステップS22で得られたギャップデー
タに基づいて、保持板5上における角型基板Wの姿勢を
検出し、これをメモリに格納する。
【0029】角型基板Wの載置姿勢はたとえば図13に
示すように、対向する2つの頂点A,B及び一方の頂点
を通りY軸に平行な直線が角型基板Wの長辺と交差する
点Cがわかれば特定できる。したがってステップS22
では、ノズル20が、図13における及びに位置す
るときのギャップセンサ27によるギャップデータを検
出する。ギャップセンサ27の出力の一例を図14に示
す。実線はノズル20がの位置にあるときのギャップ
センサ27の出力である。点線はノズル20がの位置
にあるときのギャップセンサ27の出力である。ギャッ
プセンサ27の各位置における出力値を所定のしきい値
E と比較すれば各検出位置における角型基板Wの端縁
座標y11,y12,y21,y22を得ることができる。ステ
ップ24では、これらのデータに基づいて、角型基板W
の傾き及び位置ずれ等の載置姿勢データを演算し、メモ
リに格納することとなる。ステップS24からは図7の
メインルーチンに戻る。
【0030】ステップS5のレジスト液塗布処理を図1
0及び図11に示す。この処理では、ステップS30に
おいて、ノズル20のX方向への移動を開始する(図1
2の0点)。ステップS31ではノズル20がディスペ
ンサガイド9上に来るのを待ち、ステップS32でノズ
ル20の下降を開始する。続いて、ステップS33で、
ノズル20のスリット20aからレジスト液の吐出を開
始する。ステップS34ではノズル20の下端とディス
ペンサガイド9の表面との間隔が20ミクロンになるの
を待ち、ステップS35でノズル20のX方向移動及び
下降を停止する。ステップS36では、ノズル20を図
1のY方向に往復移動させる。これにより、スリット2
0aから吐出されたレジスト液がスリット20aの長手
方向全体に渡って均一にディスペンサガイド9に付着す
る。すなわち、スリット20aとディスペンサガイド9
との間で、レジスト液がカーテン状に連続する。ここで
は、ノズル20が角型基板Wに近接しているため、レジ
スト液の消費量は少ない。なお、変形例としてノズル2
0を上下動あるいは傾斜させてもよい。
【0031】ステップS37では、ノズル20のX方向
への移動を開始する。このとき、レジスト液はディスペ
ンサガイド9上に吐出されていく。このレジスト液の吐
出開始時にノズル20の長手方向にレジスト液を均一に
吐出するために、レジスト液は大量にノズル20に供給
される。しかし、初期のレジスト液がディスペンサガイ
ド9上に塗布されていることで、レジスト吐出開始時に
生じる厚いレジスト膜はディスペンサガイド9上に形成
されていく。したがって角型基板Wの表面に形成される
レジスト膜が均一になる。
【0032】ステップS38では、ステップS24で演
算されメモリに格納されている基板姿勢データに基づい
て、ノズル20をY方向に移動させる。メモリにはステ
ップS22で検出されたギャップデータに基づいて角型
基板Wの傾きやX,Y方向のずれを示すデータが格納さ
れており、ノズル位置センサ59が検出するノズル20
の現在位置に基づいてメモリ内の基板姿勢データが読み
出される。これに基づいて制御部57は、ノズル駆動部
65を制御してモータ25によるノズル20のY方向へ
の微調整を行う。このことによりノズル20がX方向に
移動する際の両端の軌跡は角型基板Wの端縁とほぼ平行
となる。したがって、角型基板Wの表面に形成されるレ
ジスト膜の両端縁が角型基板Wの両端縁と平行になる。
【0033】次にステップS39ではノズル20が角型
基板Wの塗布開始側の端縁に到達するのを待ち、ステッ
プS40でノズル20の吸引孔20dの吸引を開始する
(図12の左側の吸引)。ここでは、ノズル20のスリ
ット20aから吐出されたレジスト液の一部が、ダイ部
材34とノズル20の凹部20cとの隙間を通って吸引
孔20d側に排出される。すなわち、角型基板Wの処理
液塗布開始側部分においては、ノズル20から供給され
るレジスト液の量が角型基板Wの他の部分に供給される
量と等しくなっている。その結果、角型基板Wの処理液
塗布開始側部分に付着するレジスト液の盛り上がりを防
止できる。なお、スリット20aから出たレジスト液は
ノズル20の下端の壁に沿って流れて(コアンダ効
果)、スムーズにダイ部材34と凹部20cとの隙間に
吸引される。さらに、吸引のための隙間がスリット20
aより進行方向後方に配置され、かつダイ部材34より
進行方向前方で吸引されるため、効率良くレジスト液を
吸引ができる。さらに、隙間は角型基板Wの表面に対し
て傾斜しているため、レジスト液が逆流しにくい。
【0034】ステップS41では、ノズル20の上昇を
開始する。ステップS42で、ノズル20の下端と角型
基板Wの表面との間隔(図12のGAP)がたとえば3
0〜50ミクロンになるのを待ち、ステップS43で吸
引孔20dの吸引を停止し、ステップS44でノズル2
0の上昇を停止する。これ以降は、ノズル20はX方向
に移動しつつ、角型基板W上にレジスト液を塗布してい
く。なお、ノズル20のスリット20aは角型基板Wの
長辺端縁に対して長さおよび位置決めが精度良く決定さ
れているため、レジスト液は角型基板Wの長辺側端縁の
裏側には回り込みにくい。
【0035】ステップS45では、ノズルがX方向にお
いて小変位点を計測した位置に到達したか否かを判断す
る。小変位点を計測した位置に到達すると、ステップS
46でノズル20のダイ部材34を変形させて、ノズル
20と角型基板Wとの間隔を微調整する。具体的には、
ノズル20がX軸の所定位置に達すると、吸着保持処理
で記憶した小変位点における変位量に応じて各圧電素子
36を駆動する。それにより、ダイ部材34が長手方向
において局部的に変形し、角型基板Wとの間隔を一定に
保つ。このように、ノズル20の変形によるギャップ調
整は、ノズル20によるレジスト液塗布工程中に行われ
る。また、吸着保持処理時に角型基板Wの平坦度があら
かじめ保持板5側で粗調整されているため、最終的な間
隔の調整はより細かくなり、正確になっている。さら
に、ダイ部材34は剛性の少ない方向に変形させられる
ため、圧電素子36の作用力が小さくて済み、さらに変
形点が回りの点に影響を与えにくい。
【0036】ステップS47でノズル20が角型基板W
の塗布終了側の端縁付近に到達したか否かを判断する。
到達していないとすると、ステップS45に戻る。ステ
ップS48では、吸引孔20dからの吸引を開始する
(図12の右側の吸引)。そして、ステップS49で、
ノズル20の下降を開始する。すなわち、ノズル20は
吐出するレジスト液の量を抑えつつ下降していく。この
ため、角型基板Wの塗布終了側部分でのレジスト液の量
が他の部分での量と等しくなり、角型基板Wの短辺端縁
におけるレジスト液の盛り上がりが防止される。ステッ
プS50でノズル20と角型基板Wとの間隔が20ミク
ロンになるのを待ち、図11のステップS51で吸引孔
20dからの吸引を停止し、ステップS52でスリット
20aのレジスト液供給を停止する。ステップS53で
は、ノズル20の上昇を開始する。このとき、ノズル2
0のスリット20aに残ったレジスト液がディスペンサ
ガイド9上に吐出されていく。このように、レジスト液
は角型基板Wからディスペンサガイド9に連続して塗布
されるため、角型基板Wの処理液供給終了側部分の膜厚
が大きくなることがなくなり全体の膜厚が一定になる。
ステップS54では、ノズル20が一定の高さになるの
を待ち、ステップS55でノズル20の上昇を停止す
る。ステップS56ではノズル20が図示しない樋内に
配置されるのを待ち、ステップS57ではノズル20の
X方向移動を停止する。ステップS58ではノズル20
をY方向および上下方向に高速で揺動させて、ノズル2
0に付着したレジスト液を振り切り、図7のメインルー
チンに戻る。ノズル20を揺動させることでノズル20
のスリット20aの付近のレジスト液が振るい落され
る。このため、レジスト液が角型基板Wの不要な箇所に
落下するのを防止できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の処理液塗布装
置では、基板保持部に保持された角型基板の姿勢を基板
姿勢検出手段により検出し、この検出結果に基づいて処
理液供給部の第2の方向における位置を調整しているた
め、角型基板の側縁に平行となるように処理液の塗布を
行うことが可能となる。したがって、基板保持部に保持
された角型基板の姿勢にかかわらず、処理液の塗布を適
切に行うことができる。
【0038】請求項2に記載の処理液塗布装置では、ノ
ズルに支持された間隔検出手段を用いて、基板保持部に
保持された角型基板の姿勢を検出することが可能であ
り、検出された角型基板の姿勢に基づいて処理液供給部
からの処理液供給位置を調整することが可能となる。請
求項3に記載の処理液塗布装置では、基板保持部に保持
された角型基板の表面に沿った第1の方向にノズルを相
対移動させながら間隔検出手段を第2の方向に移動さ
せ、このときの間隔検出手段の検出結果から基板保持部
に保持された角型基板の姿勢を演算しているため、供給
位置調整手段による制御を正確に行うことができ、処理
液供給部の塗布位置を正確に基板と適合させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのレジスト液塗布装置
の概略斜視図。
【図2】基板保持部の平面図。
【図3】ノズルの部分縦断面図。
【図4】ギャップセンサの移動機構の部分正面図。
【図5】揺動機構の部分縦断面図。
【図6】レジスト液塗布装置の制御ブロック図。
【図7】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図8】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図9】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図10】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図11】レジスト液塗布装置の制御フローチャート。
【図12】ノズルの移動時間と間隔の変化との関係を示
すグラフ。
【図13】基板姿勢検出処理における検出位置を示す説
明図。
【図14】ギャップセンサの出力信号を示す説明図。
【符号の説明】
1 レジスト液塗布装置 2 基板保持部 3 塗布部 4 洗浄部 5 保持板 6 アクチュエータ 20 ノズル 20a スリット 33 ギャップ調整機構 34 ダイ部材 35 支持ブロック 36 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角型基板の表面に所定の処理液を塗布する
    ための処理液塗布装置において、 角型基板を保持する基板保持部と、 基板保持部に保持された角型基板の表面に沿った第1の
    方向に相対移動しながらその角型基板表面に処理液を供
    給する処理液供給部を有する処理液供給手段と、 第1の方向と直交する第2の方向における処理液供給部
    の位置を調整する供給位置調整手段と、 基板保持部に保持された角型基板の姿勢を検出する基板
    姿勢検出手段と、 処理液供給部の両端が基板保持部に保持された角型基板
    の側縁と平行に相対移動させられるように、基板姿勢検
    出手段の検出結果に基づいて供給位置調整手段を制御す
    る供給位置制御手段と、を備えることを特徴とする処理
    液塗布装置。
  2. 【請求項2】処理液供給部は、第2の方向に延び基板保
    持部に保持された角型基板の表面に向けて処理液を吐出
    する処理液供給口を有するノズルを有しているととも
    に、基板姿勢検出手段は、処理液供給口の延びる方向に
    移動可能なようにノズルに支持されて処理液供給口と基
    板保持部に保持された角型基板の表面との間隔を検出す
    る間隔検出手段を有することを特徴とする、請求項1に
    記載の処理液塗布装置。
  3. 【請求項3】基板姿勢検出手段は、基板保持部に保持さ
    れた角型基板の表面に沿った第1の方向にノズルを相対
    移動させながら間隔検出手段を第2の方向に移動させる
    駆動手段と、間隔検出手段の検出結果から基板保持部に
    保持された角型基板の姿勢を演算する演算手段とを有す
    ることを特徴とする、請求項2に記載の処理液塗布装
    置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100700176B1 (ko) * 2002-12-18 2007-03-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 표시패널의 디스펜서 및 이를 이용한 노즐과 기판의갭 제어방법
US7416758B2 (en) 2004-12-31 2008-08-26 Lg Display Co., Ltd. Slit coater
US7449069B2 (en) 2004-12-28 2008-11-11 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having apparatus for supplying a coating solution
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US7914843B2 (en) 2004-12-31 2011-03-29 Lg Display Co., Ltd. Slit coater having pre-applying unit and coating method using the same
JP2012195532A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Tokyo Electron Ltd 塗布膜形成装置及び塗布膜形成方法
WO2025225413A1 (ja) * 2024-04-26 2025-10-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

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