JPH08150556A - 多機能研磨装置 - Google Patents
多機能研磨装置Info
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- JPH08150556A JPH08150556A JP29164394A JP29164394A JPH08150556A JP H08150556 A JPH08150556 A JP H08150556A JP 29164394 A JP29164394 A JP 29164394A JP 29164394 A JP29164394 A JP 29164394A JP H08150556 A JPH08150556 A JP H08150556A
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Abstract
飛散を防止して、身体や環境への悪影響を排除できる多
機能研磨装置を提供する。 【構成】 研磨装置10は、研磨部材18に取着される
第2の軸受52と、本体12に固定されかつ軸受52を
介して研磨部材18に連結される弾性連結部材54と、
弾性連結部材54と研磨部材18との間に配置され、研
磨部材18の自転運動を解放する第1位置と自転運動を
係止する第2位置との間で自転軸線に直交する方向へ移
動する係合部材56とを備える。さらに研磨装置10
は、研磨作業によって生じる粉塵を吸引収集する吸塵手
段22として、研磨部材18の作用面44とその反対側
の非作用面との間に延設される複数の孔84と、非作用
面に隣接画定される室86と、室86と多機能研磨装置
外部の所定の集塵区画とを連通する駆動用圧縮空気の空
気排出路34とからなる粉塵通路を備える。
Description
を随時に切り換えて、作用の異なる研磨処理を1台の装
置で実施できる多機能研磨装置に関する。
えば自動車車体外板の仕上げ作業や補修作業等、多様な
立体的広がりを有する物体表面を所望形状に研削したり
所望粗さに磨いたりする作業で、手軽に操作できること
から広く使用されている。この種の研磨装置において、
作用面を研磨部材の軸方向端面に有するとともに、研磨
部材の軸を研磨装置の駆動軸に対し偏心して配置し、研
磨部材の作用面が一平面上で所定の回転運動を行なうこ
とにより研磨作用を生じる形式のものは、一般に高能率
の研磨装置として知られている。
る研磨装置では、研磨部材の軸は、駆動軸の回転に伴っ
て駆動軸を中心に偏心距離を半径とした円軌道に沿って
移動(公転運動)する軸受に支持される。この軸受は通
常、釣合い重り部分を有して駆動軸に直結された釣合い
部材に第1軌道輪が固定され、第2軌道輪が研磨部材の
軸に固定される。このとき、第2軌道輪が第1軌道輪に
対し自由回転可能な状態では、第2軌道輪に支持された
研磨部材等の各質量部分の慣性により、第1軌道輪が公
転すると同時に第2軌道輪及び研磨部材は第1軌道輪に
対して公転と同一方向への自転を生じる。このような作
用を利用して、研磨部材に自公転運動(いわゆるダブル
アクション動作)を行なわせるものがダブルアクション
式研磨装置であり、研磨部材の自転運動を強制的に止
め、研磨部材に公転運動(いわゆるオービタル動作)の
み行なわせるものがオービタル式研磨装置である。なお
オービタル式研磨装置では、研磨部材は弾性部材によっ
て偏心移動を許容されつつ装置本体に連結され、したが
ってオービタル動作の間、研磨部材及び軸受の第2軌道
輪は第1軌道輪に対して公転の逆方向へ回転する。
軸に対する公転運動のみを行なうので、比較的研磨量が
少なく、一般に物体表面の仕上げ加工に使用される。こ
れに対しダブルアクション式研磨装置は、研磨部材が駆
動軸に対する自公転運動を行なうので、比較的研磨量が
多く、荒研ぎや面取り等の荒加工に使用される。したが
って一般に作業者は、研磨作業の加工種類に応じてこれ
らの異なる研磨装置を使い分けていた。
う作業効率や経済性の低下を解消するために、研磨部材
のオービタル動作とダブルアクション動作とを随時に切
り換えて作業できる多機能の研磨装置に対する利用者の
要求は高く、幾つかの解決策が既に提案されている。例
えば、特開昭60−135171号公報に開示される研
磨装置は、研磨部材の自転運動を強制的に止めるための
環状の抑止部材を、研磨部材に係合される作用位置と研
磨部材から離脱される非作用位置との間で移動させるこ
とにより、オービタル動作とダブルアクション動作との
切り換えを可能にしている。しかしながら特開昭60−
135171号公報に開示される研磨装置では、研磨部
材の自転を係止する抑止部材を複数の支柱が支持するの
で、自転係止時に支柱と研磨部材との連結部に応力が集
中し易く、オービタル動作での作業中に支柱の特に先端
の連結部が破損する恐れがあった。また、支柱及び抑止
部材を移動させるためのエアシリンダ装置を搭載するの
で、研磨装置の寸法及び重量が手持形装置としては不適
当なまでに増加する課題があった。
願人は本願の先願として特願平6−108618号にお
いて、研磨部材の動作をオービタル動作とダブルアクシ
ョン動作との間で容易かつ正確に切り換え可能であっ
て、装置の寸法及び重量の増加を可及的に防止できる単
純構造かつ耐久性に優れた切り換え機構を有する多機能
研磨装置を提供している。この先願に係る多機能研磨装
置は、本体と、駆動軸を有して本体に支持される駆動部
と、駆動軸に対し偏心した位置で自転可能に駆動軸に連
結されるとともに、駆動部の作動により駆動軸を中心と
して公転運動する研磨部材と、研磨部材の自転運動を選
択的に解放及び係止できる係合手段とを具備した多機能
研磨装置において、係合手段は、研磨部材に連結される
第1部分と、第1部分に対して回転する第2部分とを備
えて、研磨部材に同心配置される軸受手段と、軸受手段
の第2部分に固定的に連結されるとともに本体に固定さ
れ、以て軸受手段を介して研磨部材に相対回転可能に連
結され、研磨部材の公転運動に伴って弾性変形する弾性
連結部材と、弾性連結部材と研磨部材との間に配置さ
れ、軸受手段の第2部分のみに係合して研磨部材の自転
運動を解放する第1位置と、第2部分及び第1部分の双
方に係合して自転運動を係止する第2位置との間で移動
する係合部材とを具備したことを特徴とするものであ
る。
研磨装置では、研磨作業中に研磨粉が装置周囲に飛散
し、作業者の身体や環境に悪影響を及ぼす危惧があっ
た。また、飛散した研磨粉が仕上げ加工の終了した被研
磨面に付着すると、当該面を再度加工する必要が生じる
危惧があった。
作をオービタル動作とダブルアクション動作との間で切
り換え可能な多機能研磨装置において、研磨作業によっ
て生じる粉塵の装置周辺への飛散を防止して、身体や環
境への悪影響を排除できる多機能研磨装置を提供するこ
とにある。
に、本発明は、本体と、駆動軸を有して本体に支持され
る駆動部と、駆動軸に対し偏心した位置で自転可能に駆
動軸に連結されるとともに、駆動部の作動により駆動軸
を中心として公転運動する研磨部材と、研磨部材の自転
運動を選択的に解放及び係止できる係合手段とを具備
し、係合手段は、研磨部材に連結される第1部分及び第
1部分に対して回転する第2部分を備えて研磨部材に同
心配置される軸受手段と、軸受手段の第2部分に固定的
に連結されるとともに本体に固定され、以て軸受手段を
介して研磨部材に相対回転可能に連結され、研磨部材の
公転運動に伴って弾性変形する弾性連結部材と、弾性連
結部材と研磨部材との間に配置され、軸受手段の第2部
分のみに係合して研磨部材の自転運動を解放する第1位
置と第2部分及び第1部分の双方に係合して自転運動を
係止する第2位置との間で移動する係合部材とを具備す
る多機能研磨装置において、研磨作業によって生じる粉
塵を吸引収集して多機能研磨装置周辺への粉塵の飛散を
防止する吸塵手段を備えたことを特徴とする多機能研磨
装置を提供する。
は、研磨部材の研磨作用面とその反対側の非作用面との
間に延設される孔、研磨部材の非作用面に隣接画定され
る室、及び室と多機能研磨装置外部の集塵区画とを連通
する管路からなる粉塵通路と、粉塵通路にそって研磨部
材の研磨作用面から集塵区画まで粉塵を吸引運搬する吸
引機構とを具備し、係合部材が粉塵通路の外側に配置さ
れる多機能研磨装置が提供される。
れた一対の軌道輪を有する軸受を具備し、軸受手段の第
1部分は、軸受の第1軌道輪と、駆動軸に対し偏心した
位置で自転可能に駆動軸に連結されるとともに第1軌道
輪に固定される偏心軸とを備え、偏心軸が研磨部材の自
転軸線を有して研磨部材に連結され、軸受手段の第2部
分は、軸受の第2軌道輪と、研磨部材の自転軸線を包囲
して第2軌道輪と弾性連結部材とに固定される環状支持
部材とを備え、吸塵手段の室は、研磨部材の非作用面と
環状支持部材と環状支持部材の外周縁から研磨部材近傍
まで延長される垂れとによって画定される構成とするこ
とができる。
持部材に関して室の反対側に配置されることが好まし
い。また係合部材は、第1位置と第2位置との間で、研
磨部材の自転軸線に直交する方向へ移動することが好都
合である。さらに係合部材は、環状支持部材のみに係合
する第1位置と環状支持部材及び偏心軸の双方に係合す
る第2位置との間で、環状支持部材上を摺動する構成と
することが特に有利である。
引収集し、多機能研磨装置周辺への粉塵の飛散を防止す
る。このとき、係合部材を粉塵通路の外側に配置する
と、粉塵は係合部材に接触することなく、吸引機構によ
って粉塵通路内を運搬される。したがって、粉塵の堆積
により係合部材が動作不良を起こすことが回避される。
状支持部材と環状支持部材の外周縁から研磨部材近傍ま
で延長される垂れとによって画定すれば、研磨部材が自
転する際にも室は研磨部材の非作用面に隣接して確実に
形成され、粉塵の運搬を妨げることがない。このとき係
合部材を環状支持部材に関して室の反対側に配置すれ
ば、係合部材への作業者の接近が容易になるので操作が
簡単になり、また係合部材の位置が一目で確認される。
で、研磨部材の自転軸線に直交する方向へ移動するなら
ば、この移動距離に相当する装置の軸方向寸法の拡大が
回避される。したがって、作業者の手元から研磨部材の
作用面までの距離が小さく維持され、係合部材の配置に
よる作業性の悪化を防止できる。さらに係合部材が、環
状支持部材のみに係合する第1位置と環状支持部材及び
偏心軸の双方に係合する第2位置との間で、環状支持部
材上を摺動する構成であれば、係合部材自体を小形化か
つ簡素化できる。
適な実施例に基づき詳細に説明する。各図面において、
同一の構成要素には共通の参照符号を付す。図1は本発
明の実施例による多機能研磨装置10を示す。多機能研
磨装置10は、本体12と、駆動軸14を有して本体1
2に支持される駆動部16と、駆動軸14に対し偏心し
た位置で自転可能に駆動軸14に連結される研磨部材1
8と、研磨部材18の自転運動を選択的に解放及び係止
できる係合手段20と、研磨作業によって生じる粉塵を
吸引収集する吸塵手段22とを備える。
同様に手持ち作業に適した構成を有する。例えば本体1
2は、作業者が好ましくは片手で握持可能な頭部24を
備える。駆動部16は周知のエアモータからなり、モー
タハウジングが本体12の内側凹部26に固定される。
頭部24に枢着されたレバー28は、本体12に設けた
空気供給路30を開閉する弁32に係合する。レバー2
8を押し下げると弁32が開放され、空気供給路30を
介して駆動部16に圧縮空気が供給される。なお本体1
2には、駆動部16を作動した圧縮空気を排出する空気
排出路34が設けられる。
6が形成される。釣合い重り部36は、駆動軸14の下
方で駆動軸14に対し距離dだけ偏心して軸方向に延び
る円筒状の凹部38を備え、凹部38内に第1の軸受4
0が配置される。第1の軸受40は、好ましくは転がり
軸受であり、半径方向に並置された一対の軌道輪を有す
る。この実施例では、第1の軸受40の外輪40aが釣
合い重り部36の凹部38に固定され、内輪40bには
研磨部材18を支持する偏心軸42が固定される。した
がって偏心軸42は、駆動軸14の軸線に平行にかつ相
互に距離dだけ離間して延びる軸線を有して、第1の軸
受40を介して駆動軸14に回転可能に連結される。
使用可能な周知の部材であり、研磨布紙を担持する円形
又は矩形の作用面44を有したパッド部46と、パッド
部46を支持する基部48とを備える。研磨部材18
は、研磨装置10の作動時に研磨部材18と偏心軸42
との間の相対移動が生じないように、例えばボルト50
によって偏心軸42に強固に連結される。また装置の休
止時には、研磨部材18を適宜、脱着したり交換したり
することができる。
着される第2の軸受52と、本体12に固定されるとと
もに第2の軸受52を介して研磨部材18に相対回転可
能に連結される弾性連結部材54と、弾性連結部材54
と研磨部材18との間に配置され、研磨部材18の自転
運動を解放する第1位置とその自転運動を係止する第2
位置との間で移動する係合部材56とを備える。係合手
段20の構成を、図1〜図4を参照して以下に詳述す
る。
ねじが形成され、雌ねじを有した外筒58が両ねじの螺
合により偏心軸42に固着される。本発明の軸受手段を
構成する第2の軸受52は、好ましくは転がり軸受であ
り、半径方向に並置された内輪60及び外輪62を有す
る。第2の軸受52の内輪60は、偏心軸42に固着さ
れた外筒58に固定され、外輪62は、研磨部材18の
自転軸線を同心に包囲して自転軸線に直交する平面上に
配置された環状支持部材64に固定される。したがっ
て、内輪60、外筒58、及び偏心軸42が本発明の軸
受手段の第1部分を構成し、外輪62、及び環状支持部
材64が本発明の軸受手段の第2部分を構成する。さら
に環状支持部材64は、内周面に第2の軸受52の外輪
62を固定的に支持するスリーブ部66と、スリーブ部
66の一端から半径方向外方に延びて弾性連結部材54
に固定的に連結されるフランジ部68とを備える。
柱からなり、一端で本体12に固定されかつ他端で環状
支持部材64に固定される。弾性連結部材54は、好ま
しくはゴムからなり、偏心軸42及び研磨部材18の公
転運動に伴って弾性変形する(図1参照)。弾性連結部
材54と本体12及び環状支持部材64とは、ボルト留
め、接着、溶接等の周知の方法によって固定できる。
鍵穴状の貫通孔70を備えた板からなる。貫通孔70
は、一対の平行な直線縁部72と、それら直線縁部72
の対応端を相互に連結する長円弧縁部74及び短円弧縁
部76によって画定される。係合部材56は、長円弧縁
部74の中心と短円弧縁部76の中心とを結ぶ直線L
が、研磨部材18の自転軸線と直交するような配置で、
研磨部材18の反対側の環状支持部材64の面上に摺動
可能に搭載される。このとき、偏心軸42及び外筒58
が貫通孔70を貫通して延びる。さらに係合部材56
は、貫通孔70の両側に、直線Lに平行に延びる長孔7
8を備え、各長孔78を貫通するボルト80によって環
状支持部材64に取着される。したがって係合部材56
は、長孔78とボルト80との係合により、環状支持部
材64上で直線Lに平行に摺動できる。
部材56の貫通孔70に係合する部分で、貫通孔70の
長円弧縁部74よりも僅かに小さい半径の円周上で対向
する一対の円弧と、貫通孔70の一対の直線縁部72の
間の距離よりも僅かに小さい距離だけ離間されてそれら
円弧の対応端を相互に連結する一対の平行な直線とによ
って画定される断面形状を有する。したがって図3に示
すように、環状支持部材64上で係合部材56を移動し
て、貫通孔70の長円弧縁部74の中に外筒58を配置
する(すなわち外筒58の断面の円弧部分を長円弧縁部
74に最も近接させる)と、外筒58は係合部材56に
係合せずに、貫通孔70内で自由に回転できる。また図
4に示すように、環状支持部材64上で係合部材56を
移動して、貫通孔70の一対の直線縁部72の間に外筒
58を配置する(すなわち外筒58の断面の直線部分を
直線縁部72に沿って配置させる)と、外筒58は係合
部材56に係合して、貫通孔70内での回転を拘束され
る。
材56を環状支持部材64のみに係合する第1位置(図
3)に配置したときに、偏心軸42及び研磨部材18は
自由に自転運動を行うことができ、このとき研磨装置1
0はダブルアクション式研磨装置として作動する。ま
た、係合部材56を環状支持部材64と偏心軸42の外
筒58との双方に係合する第2位置(図4)に配置した
ときに、偏心軸42及び研磨部材18は係合部材56を
介して弾性連結部材54の作用により自転運動を係止さ
れ、このとき研磨装置10はオービタル式研磨装置とし
て作動する。
よるその移動を容易にするために、長手方向両端で略直
角に曲成された一対の耳部82を備える。また、係合部
材56と環状支持部材64との両接触面に、小寸の凹部
と凸部とを設け、係合部材56が第1位置及び第2位置
に配置されたときにそれら凹部と凸部とが係合する構造
とすることが有利である。それにより、係合部材56が
第1位置又は第2位置に配置されたことが、触感で容易
に確認できる。なお、偏心軸42、第2の軸受52、係
合部材56、及び環状支持部材64を、ジュラルミン等
のアルミニウム合金、硬質プラスチック、セラミック等
の軽量で機械的強度の高い材料から形成することによ
り、研磨装置10の軽量化がさらに促進される。
粉塵を吸引収集する吸塵手段22を備える。吸塵手段2
2は、研磨部材18の作用面44とその反対側の非作用
面すなわち基部48の軸方向端面との間に延設される複
数の孔84と、基部48に隣接画定される室86と、室
86と多機能研磨装置外部の所定の集塵区画とを連通す
る空気排出路34とからなる粉塵通路を備える。室86
は、基部48と環状支持部材64と環状支持部材64の
外周縁から研磨部材18の近傍まで延長される垂れ88
とによって画定される。垂れ88は、好ましくはゴム等
の可撓性材料からなる円筒状部材であり、その自由端が
研磨部材18から僅かに離間して配置される。垂れ88
の自由端と研磨部材18との間隔は、研磨部材18の自
転時に両者が干渉しない範囲で可及的に狭められる。な
お垂れ88は、接着剤や締着帯によって環状支持部材6
4に固定されるか、又は環状支持部材64に一体成形さ
れる。
0が形成される。また本体12には、開口90に対応す
る位置に開口92が形成される。環状支持部材64と本
体12との間には、両端で開口90及び92を包囲する
位置に固着される管94が配置される。したがって室8
6と空気排出路34とは、開口90、開口92、及び管
94を介して、流体及び粉体の流通が可能なように連通
される。管94は、例えばスポンジやゴム等の可撓性材
料からなり、環状支持部材64の偏心運動に追従して変
形できるようになっている。なお、開口92の直径は開
口90の直径よりも、偏心軸42の偏心距離dの2倍以
上大きいことが好ましい。
4まで延びる通路96が形成される。通路96は、空気
排出路34との連結部分で狭くなっている。したがっ
て、駆動部16に供給された圧縮空気が空気排出路34
を通って排出される際に、通路96内は負圧となって室
86内の空気が管94及び通路96を介して空気排出路
34に吸い出される。この吸い出し作用により、研磨部
材18の作用面44で生じた粉塵が、孔84、室86、
管94、及び通路96を通って空気排出路34に吸引運
搬され、さらに外部の集塵区画に搬出される。なお周知
のように、研磨部材18の作用面44に添着される研磨
布紙(図示せず)にも、孔84に対応する孔が設けられ
る。
6が環状支持部材64に関して室86の反対側、すなわ
ち粉塵通路の外側に配置されるので、粉塵は係合部材5
6に接触することなく粉塵通路内を運搬される。したが
って、粉塵の堆積により係合部材56が動作不良を起こ
す危惧が排除される。また、複数の弾性連結部材54の
間から係合部材56へ容易に接近できるので、作業者の
手による係合部材56の操作が簡単になり、また係合部
材56の位置すなわち係合状態を一目で確認できる利点
がある。しかも係合部材56は、薄板から形成でき、環
状支持部材64上で研磨部材18の自転軸線に直交する
方向へ摺動するので、作業者の手元から研磨部材18の
作用面44までの距離が短縮され、作業性が良好とな
る。
記以外の様々な構成を有することができる。例えば上記
実施例において、本体12に空気排出路34から独立し
た粉塵排出路を設け、粉塵排出路を外部の吸引装置に連
結することにより、駆動用圧縮空気の排気を利用せずに
粉塵を吸引運搬することができる。この場合、駆動部1
6は、電動機等の他の周知の駆動機構が使用できる。
記以外の様々な構成を有することができる。例えば図5
に示すように、係合手段は、研磨部材18に同心に取着
される第2の軸受52と、本体12に固定されるととも
に第2の軸受52を介して研磨部材18に相対回転可能
に連結される弾性連結部材98と、弾性連結部材98と
研磨部材18との間に配置され、研磨部材18の自転運
動を解放する第1位置とその自転運動を係止する第2位
置との間で自転軸線に平行に移動する環状の係合部材1
00とを備えることができる。なお、図5に示す研磨装
置の係合手段以外の構成は、図1の研磨装置10と同様
である。
固定される内輪60と、環状支持部材102に固定され
る外輪62とを備える。環状支持部材102は、内周面
に軸受52の外輪62を支持するとともに外周面に環状
の係合部材100を支持するスリーブ部104と、スリ
ーブ部104の一端から半径方向外方に延びるフランジ
部106とを備える。
108によって本体12に固定される略円筒状の弾性部
分110と、弾性部分110の下端から半径方向内方に
延長される剛性部分112とを備える。弾性部分110
は、好ましくはゴムからなり、偏心軸42及び研磨部材
18の公転運動に伴って弾性変形する。剛性部分112
は、好ましくはアルミニウム等の金属材料からなり、偏
心軸42の公転運動を弾性部分110に確実に伝達す
る。弾性部分110と剛性部分112とは、ボルト留
め、接着、溶接、一体成形等の周知の方法によって固定
できる。環状支持部材102のフランジ部106は、例
えばねじ114によって弾性連結部材98の剛性部分1
12に固定される。弾性連結部材98の弾性部分110
は、偏心軸42及び研磨部材18の公転運動に追従して
変形できるとともに、それらの自転運動を係止可能な弾
性力を有する。
とも1つのキー溝116を備え、キー溝116に例えば
ボルト118によってキー120が固定される。環状支
持部材102のスリーブ部104は、その外周面にキー
溝116に対応して、キー120が係合する少なくとも
1つの溝122を備える。これにより係合部材100
は、環状支持部材102のスリーブ部104の外周面に
沿って軸方向へのみ摺動可能にスリーブ部104に取着
される。さらに係合部材100は、例えば止めねじ(図
示せず)によって、スリーブ部104の外周面上で軸方
向の所望位置に固定できる。
2の軸受52の内輪60に固定されるスリーブ部126
と、スリーブ部126の一端から半径方向外方に延長さ
れるフランジ部128とを備える。外筒124のフラン
ジ部128は、環状支持部材102のスリーブ部104
との間に僅かな隙間を有して延び、その外縁部に複数の
切欠き130を備える。切欠き130は、偏心軸42の
所定の自転位置で、環状支持部材102のスリーブ部1
04の溝122に対し軸方向へ整列配置されるようにな
っている。環状支持部材102の溝122と外筒124
の切欠き130とを整列配置した状態で、係合部材10
0を環状支持部材102のスリーブ部104に沿って外
筒124のフランジ部128の方向へ移動させると、係
合部材100のキー120は外筒124の切欠き130
に係合する。
係合部材100を、そのキー120が環状支持部材10
2の溝122のみに係合する第1位置(図5に実線で示
す)に配置したときに、偏心軸42及び研磨部材18は
自由に自転運動を行うことができ、このとき図5の研磨
装置はダブルアクション式研磨装置として作動する。ま
た、係合部材100を、そのキー120が環状支持部材
102の溝122と外筒124の切欠き130との双方
に係合する第2位置(図5に破線で示す)に配置したと
きに、偏心軸42及び研磨部材18は係合部材100を
介して弾性連結部材98の作用により自転運動を係止さ
れ、このとき研磨装置はオービタル式研磨装置として作
用する。
0が環状支持部材102に関して室86の反対側、すな
わち粉塵通路の外側に配置されるので、粉塵の堆積によ
り係合部材100が動作不良を起こす危惧が排除され
る。また、弾性連結部材98の弾性部分110に図示の
ように開口132を設けることにより、係合部材100
への接近が容易になり、操作性が向上する。ただし、係
合部材100は研磨部材18の自転軸線に平行な方向へ
摺動するので、図1の係合手段20に比べると、作業者
の手元から研磨部材18の作用面44までの距離が増加
し、研磨装置の作業性が若干劣る。なお、図1の研磨装
置10において、弾性連結部材54の代わりに図5の弾
性連結部材98を使用すること、及び図5の係合手段に
おいて、弾性連結部材98の代わりに図1の弾性連結部
材54を使用することができるのは言うまでもない。
て説明したが、例えば図6に示すように、係合部材が吸
塵手段の粉塵通路の内側に配置される構成も本発明の範
囲内である。この場合、第2の軸受136、弾性連結部
材138、及び係合部材140からなる係合手段を全て
覆うように、外郭142を介して弾性垂れ144が本体
146に固定される。本体146には、弾性垂れ144
の内部空間に連通する粉塵排出通路148が形成され
る。研磨作業によって生じる粉塵は、研磨部材150に
設けた孔152、及び弾性垂れ144の内部空間を通っ
て、例えば外部の吸引装置により粉塵排出通路148か
ら外部へ吸引運搬される。このような構成では、係合部
材140の操作及び清掃は、弾性垂れ144を手で捲く
り上げて行なう。
によれば、研磨作業によって生じる粉塵を吸引収集して
多機能研磨装置周辺への粉塵の飛散を防止する吸塵手段
を多機能研磨装置に具備させたので、粉塵による身体や
環境への悪影響を確実に排除しつつ、仕上げ加工と荒加
工とを1台の装置で随時に切り換えて実施できる高性能
で高い付加価値を有した多機能研磨装置が提供される。
面図である。
材を示す。
(a)図1の装置下方部分に対応する断面正面図、及び
(b)図2に対応する断面平面図、である。
(a)図1の装置下方部分に対応する断面正面図、及び
(b)図2に対応する断面平面図、である。
面正面図である。
置の部分断面正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 本体と、駆動軸を有して該本体に支持さ
れる駆動部と、該駆動軸に対し偏心した位置で自転可能
に該駆動軸に連結されるとともに、該駆動部の作動によ
り該駆動軸を中心として公転運動する研磨部材と、該研
磨部材の自転運動を選択的に解放及び係止できる係合手
段とを具備し、該係合手段は、前記研磨部材に連結され
る第1部分及び該第1部分に対して回転する第2部分を
備えて該研磨部材に同心配置される軸受手段と、該軸受
手段の該第2部分に固定的に連結されるとともに前記本
体に固定され、以て該軸受手段を介して前記研磨部材に
相対回転可能に連結され、該研磨部材の公転運動に伴っ
て弾性変形する弾性連結部材と、該弾性連結部材と前記
研磨部材との間に配置され、前記軸受手段の前記第2部
分のみに係合して該研磨部材の自転運動を解放する第1
位置と該第2部分及び前記第1部分の双方に係合して該
自転運動を係止する第2位置との間で移動する係合部材
とを具備する多機能研磨装置において、 研磨作業によって生じる粉塵を吸引収集して多機能研磨
装置周辺への粉塵の飛散を防止する吸塵手段を備えたこ
とを特徴とする多機能研磨装置。 - 【請求項2】 前記吸塵手段は、前記研磨部材の研磨作
用面とその反対側の非作用面との間に延設される孔、該
研磨部材の該非作用面に隣接画定される室、及び該室と
多機能研磨装置外部の集塵区画とを連通する管路からな
る粉塵通路と、該粉塵通路にそって前記研磨部材の前記
研磨作用面から前記集塵区画まで粉塵を吸引運搬する吸
引機構とを具備し、前記係合部材が前記粉塵通路の外側
に配置される請求項1に記載の多機能研磨装置。 - 【請求項3】 前記軸受手段は、半径方向に並置された
一対の軌道輪を有する軸受を具備し、該軸受手段の前記
第1部分は、該軸受の第1軌道輪と、前記駆動軸に対し
偏心した位置で自転可能に該駆動軸に連結されるととも
に該第1軌道輪に固定される偏心軸とを備え、該偏心軸
が前記研磨部材の自転軸線を有して該研磨部材に連結さ
れ、該軸受手段の前記第2部分は、該軸受の第2軌道輪
と、前記研磨部材の自転軸線を包囲して該第2軌道輪と
前記弾性連結部材とに固定される環状支持部材とを備
え、前記吸塵手段の前記室は、前記研磨部材の前記非作
用面と前記環状支持部材と該環状支持部材の外周縁から
該研磨部材近傍まで延長される垂れとによって画定され
る請求項2に記載の多機能研磨装置。 - 【請求項4】 前記係合部材は、前記環状支持部材に関
して前記室の反対側に配置される請求項3に記載の多機
能研磨装置。 - 【請求項5】 前記係合部材は、前記第1位置と前記第
2位置との間で、前記研磨部材の自転軸線に直交する方
向へ移動する請求項1〜4のいずれか1項に記載の多機
能研磨装置。 - 【請求項6】 前記係合部材は、前記環状支持部材のみ
に係合する前記第1位置と該環状支持部材及び前記偏心
軸の双方に係合する前記第2位置との間で、該環状支持
部材上を摺動する請求項5に記載の多機能研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29164394A JP3499024B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 多機能研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29164394A JP3499024B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 多機能研磨装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150556A true JPH08150556A (ja) | 1996-06-11 |
| JP3499024B2 JP3499024B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=17771608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29164394A Expired - Fee Related JP3499024B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 多機能研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3499024B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2420519A (en) * | 2004-11-17 | 2006-05-31 | Bosch Gmbh Robert | Guide device for the sanding plate of a hand held tool |
| WO2008033973A1 (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-20 | 3M Innovative Properties Company | Abrading device and system and method of using |
| JP2016140948A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29164394A patent/JP3499024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2420519A (en) * | 2004-11-17 | 2006-05-31 | Bosch Gmbh Robert | Guide device for the sanding plate of a hand held tool |
| GB2420519B (en) * | 2004-11-17 | 2006-10-04 | Bosch Gmbh Robert | Guide device |
| WO2008033973A1 (en) * | 2006-09-15 | 2008-03-20 | 3M Innovative Properties Company | Abrading device and system and method of using |
| JP2016140948A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
| US10058926B2 (en) | 2015-02-02 | 2018-08-28 | Makita Corporation | Power tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3499024B2 (ja) | 2004-02-23 |
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