JPH0815058B2 - カラー受像管用偏向装置 - Google Patents
カラー受像管用偏向装置Info
- Publication number
- JPH0815058B2 JPH0815058B2 JP2196826A JP19682690A JPH0815058B2 JP H0815058 B2 JPH0815058 B2 JP H0815058B2 JP 2196826 A JP2196826 A JP 2196826A JP 19682690 A JP19682690 A JP 19682690A JP H0815058 B2 JPH0815058 B2 JP H0815058B2
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- Japan
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- coil
- deflection
- core
- differential
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はインライン形電子銃を有するカラー受像管の
偏向装置に関する。
偏向装置に関する。
(従来の技術) 3本の電子銃をインラインに配列するインライン形電
子銃を有するカラー受像管は水平偏向磁界をピンクッシ
ョン磁界に、垂直偏向磁界をバレル磁界にすることによ
って、スクリーン全面で3本の電子ビームのコンバーゼ
ンスを得ることが可能なことから、表示装置に広く利用
されている。
子銃を有するカラー受像管は水平偏向磁界をピンクッシ
ョン磁界に、垂直偏向磁界をバレル磁界にすることによ
って、スクリーン全面で3本の電子ビームのコンバーゼ
ンスを得ることが可能なことから、表示装置に広く利用
されている。
しかしながら、高品位放送やOA表示に一層の精細度が
要求され、偏向周波数が高くなるとともに、従来、目に
つかなかった3電子ビーム間の画面上でのずれを解消す
る対策が必要となった。すなわち、水平偏向回路に、可
飽和リアクタ素子を挿入し、水平偏向磁界を垂直偏向同
期で変調し、画面周辺のクロス・ミスコンバーゼンスを
補正し、さらに一対の差動コイルを挿入して、管ネック
の上下に配置する水平偏向コイルの巻線や取付け位置の
ばらつきにより偏向磁界が非対称になるために発生する
画面水平軸上のサイドビームRb,Bb間のクロス・ミスコ
ンバーゼンスXv(第7図)を防止している。
要求され、偏向周波数が高くなるとともに、従来、目に
つかなかった3電子ビーム間の画面上でのずれを解消す
る対策が必要となった。すなわち、水平偏向回路に、可
飽和リアクタ素子を挿入し、水平偏向磁界を垂直偏向同
期で変調し、画面周辺のクロス・ミスコンバーゼンスを
補正し、さらに一対の差動コイルを挿入して、管ネック
の上下に配置する水平偏向コイルの巻線や取付け位置の
ばらつきにより偏向磁界が非対称になるために発生する
画面水平軸上のサイドビームRb,Bb間のクロス・ミスコ
ンバーゼンスXv(第7図)を防止している。
ところが、これら可飽和リアクタ素子や差動コイルが
棒状コアにコイルを巻回したものであり、漏洩磁界が大
きく、また他からの磁界の影響を受けやすいために、偏
向周波数の高周波化とともに種々の問題が生じている。
棒状コアにコイルを巻回したものであり、漏洩磁界が大
きく、また他からの磁界の影響を受けやすいために、偏
向周波数の高周波化とともに種々の問題が生じている。
(発明が解決しようとする課題) 最近のカラーディスプレイー管用偏向ヨークは、水平
偏向コイル、垂直偏向コイルともにサドル型としてこの
周囲をフェライトコアで囲む構造のサドル・サドル型が
主流である。このサドル・サドル型偏向ヨークの特徴は
外部漏洩磁界が少ないことがあげられ、これは偏向コイ
ルをフィライトコアで囲んでいる効果である。
偏向コイル、垂直偏向コイルともにサドル型としてこの
周囲をフェライトコアで囲む構造のサドル・サドル型が
主流である。このサドル・サドル型偏向ヨークの特徴は
外部漏洩磁界が少ないことがあげられ、これは偏向コイ
ルをフィライトコアで囲んでいる効果である。
可飽和リアクタ素子や差動コイルは外部の磁界との磁
気的結合がある場合、動作に不具合が生じる。偏向コイ
ルからの磁束と磁気的に結合した場合も同様であり、特
に差動コイルは外部磁界の鎖交で2個あるコイルのイン
ダクタンスが変化し、第7図に示すように水平軸x上の
クロス・ミスコンバーゼンスXvが変化することは前述し
た通りである。また、差動コイルが可飽和リアクタ素子
の漏洩磁束と鎖交した場合も不都合が生じる。可飽和リ
アクタ素子の垂直コイルからの漏洩磁界が差動コイルに
鎖交すると、一対の差動コイルの第1コイル、第2コイ
ルにそれぞれ誘導電圧が発生し、この誘導電圧によっ
て、並列接続の一対の水平偏向コイル間に誘導電流が流
れる。この誘導電流により垂直偏向磁界に影響を与える
磁束を発生する。この磁束はサイドビームRb、Bbに不均
衡な電磁力を与えるため、垂直偏向の開始時である画面
上端でサイドビームの垂直方向のずれであるYvのミスコ
ンバーゼンスが残る(第8図)。
気的結合がある場合、動作に不具合が生じる。偏向コイ
ルからの磁束と磁気的に結合した場合も同様であり、特
に差動コイルは外部磁界の鎖交で2個あるコイルのイン
ダクタンスが変化し、第7図に示すように水平軸x上の
クロス・ミスコンバーゼンスXvが変化することは前述し
た通りである。また、差動コイルが可飽和リアクタ素子
の漏洩磁束と鎖交した場合も不都合が生じる。可飽和リ
アクタ素子の垂直コイルからの漏洩磁界が差動コイルに
鎖交すると、一対の差動コイルの第1コイル、第2コイ
ルにそれぞれ誘導電圧が発生し、この誘導電圧によっ
て、並列接続の一対の水平偏向コイル間に誘導電流が流
れる。この誘導電流により垂直偏向磁界に影響を与える
磁束を発生する。この磁束はサイドビームRb、Bbに不均
衡な電磁力を与えるため、垂直偏向の開始時である画面
上端でサイドビームの垂直方向のずれであるYvのミスコ
ンバーゼンスが残る(第8図)。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、大径開口面および小径開口面を有するコア
と、それぞれ前記コアの内側に配置された一対の水平偏
向コイルおよび一対の垂直偏向コイルと、前記水平偏向
コイルに対して直列接続され共通コアを有する第1コイ
ルおよび第2コイルからなる差動コイルと、前記水平偏
向コイルに流れる水平偏向電流を前記垂直偏向コイルの
垂直偏向電流に応じて変化させる可飽和リアクタ素子と
からなるカラー受像管用偏向装置において、前記差動コ
イルの第1および第2コイルはそれぞれの磁極が対向す
るように構成されるとともに、前記差動コイルと前記可
飽和リアクタ素子は前記コアの外側でかつ前記コアの大
径開口面と小径開口面との間に配置されたことを特徴と
するカラー受像管用偏向装置である。
と、それぞれ前記コアの内側に配置された一対の水平偏
向コイルおよび一対の垂直偏向コイルと、前記水平偏向
コイルに対して直列接続され共通コアを有する第1コイ
ルおよび第2コイルからなる差動コイルと、前記水平偏
向コイルに流れる水平偏向電流を前記垂直偏向コイルの
垂直偏向電流に応じて変化させる可飽和リアクタ素子と
からなるカラー受像管用偏向装置において、前記差動コ
イルの第1および第2コイルはそれぞれの磁極が対向す
るように構成されるとともに、前記差動コイルと前記可
飽和リアクタ素子は前記コアの外側でかつ前記コアの大
径開口面と小径開口面との間に配置されたことを特徴と
するカラー受像管用偏向装置である。
(作用) 差動コイルおよび可飽和リアクタ素子を、偏向ヨーク
のコーン状のコアで偏向漏洩磁界の遮断された領域に設
置することにより、これら素子と偏向漏洩磁界との磁気
的結合を防止し、画面の水平軸上におけるサイドビーム
の垂直方向のミスコンバーゼンスを発生させないように
する。また近接した差動コイルと可飽和リアクタ素子の
電気的結合で差動コイルに発生する誘導電圧は作動コイ
ルの第1コイル、第2コイルがつくる磁極が対向するよ
うに構成することで打消すことができて、画面上端に発
生するサイドビームの垂直方向のミスコンバーゼンスを
防止することができる。
のコーン状のコアで偏向漏洩磁界の遮断された領域に設
置することにより、これら素子と偏向漏洩磁界との磁気
的結合を防止し、画面の水平軸上におけるサイドビーム
の垂直方向のミスコンバーゼンスを発生させないように
する。また近接した差動コイルと可飽和リアクタ素子の
電気的結合で差動コイルに発生する誘導電圧は作動コイ
ルの第1コイル、第2コイルがつくる磁極が対向するよ
うに構成することで打消すことができて、画面上端に発
生するサイドビームの垂直方向のミスコンバーゼンスを
防止することができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
る。
第2図においてカラー受像管装置10は、パネル11、フ
ァンネル12、ネック13からなる外囲器14を有しており、
外囲器14には、パネル11内面に蛍光体スクリーン15、ス
クリーンに近接したシャドウマスク16、ネック内に収容
されたインライン型電子銃17が配置されてカラー受像管
を形成している。
ァンネル12、ネック13からなる外囲器14を有しており、
外囲器14には、パネル11内面に蛍光体スクリーン15、ス
クリーンに近接したシャドウマスク16、ネック内に収容
されたインライン型電子銃17が配置されてカラー受像管
を形成している。
ネック13の外周に偏向ヨーク18が取付けられ、電子銃
17の3本の電子銃すなわち赤蛍光体用の電子銃Rg、緑蛍
光体用の電子銃Gg、青蛍光体用の電子銃Bgから発射され
た各電子ビームRb、Gb、Bbを偏向する。電子銃17はイン
ライン型電子銃であり、水平走査方向に並列して配置さ
れ、水平面(図では紙面方向)に沿って3本の電子ビー
ムをパネル中心付近に集中(コンバーゼンス)するよう
に等間隔で発射する。ここに赤用電子ビームRbと青用電
子ビームBbはサイドビーム、緑用電子ビームGbはセンタ
ービームである。
17の3本の電子銃すなわち赤蛍光体用の電子銃Rg、緑蛍
光体用の電子銃Gg、青蛍光体用の電子銃Bgから発射され
た各電子ビームRb、Gb、Bbを偏向する。電子銃17はイン
ライン型電子銃であり、水平走査方向に並列して配置さ
れ、水平面(図では紙面方向)に沿って3本の電子ビー
ムをパネル中心付近に集中(コンバーゼンス)するよう
に等間隔で発射する。ここに赤用電子ビームRbと青用電
子ビームBbはサイドビーム、緑用電子ビームGbはセンタ
ービームである。
第1図に示すように、偏向ヨーク18はサイド・サドル
型であり、各一対のサドル型水平、垂直コイル20、21を
直角に交差して配置し、その外側をフェライトコア19で
取り囲んでいる。
型であり、各一対のサドル型水平、垂直コイル20、21を
直角に交差して配置し、その外側をフェライトコア19で
取り囲んでいる。
第3図は偏向ヨーク18の回路を示し、水平偏向コイル
20は第1水平コイル20aと第2水平コイル20bが水平出力
段の端子H+、H-に並列接続され、さらにこれらコイルの
それぞれに差動コイル22の第1コイル22aと第2コイル2
2bが直列に挿入され、端子H+、H-を通して水平偏向電流
が流れる。さらに水平偏向コイル20と差動コイル22間に
は可飽和リアクタ素子23が挿入されて、垂直偏向コイル
21a、21bに直列接続された可飽和リアクタ23の垂直電流
コイル23dを介して、垂直偏向同期に応じて水平偏向電
流を変化補正する。なおV+、V-は垂直出力段の端子を示
す。これら差動コイル22と可飽和リアクタ素子23は、第
1図に示すようにコア19の径大開口面19aと径小開口面1
9b間のコア近傍に配置される。
20は第1水平コイル20aと第2水平コイル20bが水平出力
段の端子H+、H-に並列接続され、さらにこれらコイルの
それぞれに差動コイル22の第1コイル22aと第2コイル2
2bが直列に挿入され、端子H+、H-を通して水平偏向電流
が流れる。さらに水平偏向コイル20と差動コイル22間に
は可飽和リアクタ素子23が挿入されて、垂直偏向コイル
21a、21bに直列接続された可飽和リアクタ23の垂直電流
コイル23dを介して、垂直偏向同期に応じて水平偏向電
流を変化補正する。なおV+、V-は垂直出力段の端子を示
す。これら差動コイル22と可飽和リアクタ素子23は、第
1図に示すようにコア19の径大開口面19aと径小開口面1
9b間のコア近傍に配置される。
サドル・サドル型偏向ヨーク18は、第1図に示すよう
に偏向コイルがコアで外側を包囲されるために偏向磁界
の外部への漏洩が少ない。とくにコア19に囲まれた領域
Aは漏洩磁束が弱い。
に偏向コイルがコアで外側を包囲されるために偏向磁界
の外部への漏洩が少ない。とくにコア19に囲まれた領域
Aは漏洩磁束が弱い。
一方差動コイル22は第4図に示すように、第1コイル
22aとこの第1コイルに磁極が対向するように巻回した
第2コイル22bからなり、これらコイル中に矢印のよう
に軸方向に可動する共通コア22cが配置された構造を有
し、2つのコイルの差動的なインダクタンス制御により
並列接続された水平偏向回路の各枝路の電流を可変す
る。これにより画面水平軸上に生じるサイドビームの垂
直方向のミスコンバーゼンスを補正する機能をもつ。こ
のような構造の差動コイルは外部に影響を与える漏洩磁
界も多くまた外部からの漏洩磁界の影響をうけやすい。
したがって差動コイルを偏向ヨーク18の後部渡り線部領
域Bや前部渡り線領域Cに設置した場合、差動コイル22
の磁束が渡り線部に鎖交し、水平偏向コイル20の上下の
インダクタンスに不均衡を生じて第7図に示すような画
面水平軸支x上にサイドビームRb,Bbの上下方向のミス
コンバーゼンスの原因となる。
22aとこの第1コイルに磁極が対向するように巻回した
第2コイル22bからなり、これらコイル中に矢印のよう
に軸方向に可動する共通コア22cが配置された構造を有
し、2つのコイルの差動的なインダクタンス制御により
並列接続された水平偏向回路の各枝路の電流を可変す
る。これにより画面水平軸上に生じるサイドビームの垂
直方向のミスコンバーゼンスを補正する機能をもつ。こ
のような構造の差動コイルは外部に影響を与える漏洩磁
界も多くまた外部からの漏洩磁界の影響をうけやすい。
したがって差動コイルを偏向ヨーク18の後部渡り線部領
域Bや前部渡り線領域Cに設置した場合、差動コイル22
の磁束が渡り線部に鎖交し、水平偏向コイル20の上下の
インダクタンスに不均衡を生じて第7図に示すような画
面水平軸支x上にサイドビームRb,Bbの上下方向のミス
コンバーゼンスの原因となる。
しかしながら、本実施例では偏向ヨークのコア19に囲
まれた領域Aに差動コイル22が配置されている。これに
より差動コイル22の磁束と渡り線部の鎖交がなくなり、
上記問題点は解消している。差動コイルの位置は偏向漏
洩磁束の最も少ないコア背部の中心部が望ましく実験に
よると領域Aの中心部を中心にコア長の約70%の範囲が
最も有効である。
まれた領域Aに差動コイル22が配置されている。これに
より差動コイル22の磁束と渡り線部の鎖交がなくなり、
上記問題点は解消している。差動コイルの位置は偏向漏
洩磁束の最も少ないコア背部の中心部が望ましく実験に
よると領域Aの中心部を中心にコア長の約70%の範囲が
最も有効である。
一方、可飽和リアクタ素子23は、第5図に示すよう
に、代表的な例として2個のフィライト小片23aに、相
互に磁束を打消す方向にコイル23bを巻回した構成体23e
を2組、対峙させ、これら間にセンターコア23cに垂直
電流コイル23dを巻いたものを挿入した構造でなり、コ
イル23bに流れる水平偏向電流の磁束はコイル相互で相
殺するため偏向磁束との鎖交があっても、差動コイル
程、深刻な影響は生じない。しかしコアやコイルで構成
されるために、偏向磁界との磁気的結合が少なからずあ
り、差動コイルと同様に共通コアの領域A内に設置する
のがよい。
に、代表的な例として2個のフィライト小片23aに、相
互に磁束を打消す方向にコイル23bを巻回した構成体23e
を2組、対峙させ、これら間にセンターコア23cに垂直
電流コイル23dを巻いたものを挿入した構造でなり、コ
イル23bに流れる水平偏向電流の磁束はコイル相互で相
殺するため偏向磁束との鎖交があっても、差動コイル
程、深刻な影響は生じない。しかしコアやコイルで構成
されるために、偏向磁界との磁気的結合が少なからずあ
り、差動コイルと同様に共通コアの領域A内に設置する
のがよい。
しかしてコア領域A内に差動コイルと可飽和リアクタ
が設置されるとこれら素子が接近して相互の磁気的結合
が問題になる。近時の表示装置は垂直偏向周波数を高く
する傾向にあるため、第9図に示す垂直偏向電流Ivの帰
線消去期間t1が短くなる。これにより消去期間t1のdi/d
tが大となり、一例としてはこの間の周波数が15kHz相当
にもなる。
が設置されるとこれら素子が接近して相互の磁気的結合
が問題になる。近時の表示装置は垂直偏向周波数を高く
する傾向にあるため、第9図に示す垂直偏向電流Ivの帰
線消去期間t1が短くなる。これにより消去期間t1のdi/d
tが大となり、一例としてはこの間の周波数が15kHz相当
にもなる。
差動コイル22と可飽和リアクタ素子23が磁気的に結合
すると、可飽和リアクタ素子23の垂直電流コイル23dか
ら帰線消去期間の高い周波数の磁極が漏洩した場合、差
動コイル22に誘導電流が発生する。この誘導電流はこれ
ら素子が40mm以内に近接したときに顕著になる。
すると、可飽和リアクタ素子23の垂直電流コイル23dか
ら帰線消去期間の高い周波数の磁極が漏洩した場合、差
動コイル22に誘導電流が発生する。この誘導電流はこれ
ら素子が40mm以内に近接したときに顕著になる。
ここで本発明の実施例(第3図)と従来の偏向回路を
示す第6図とを対比させて説明する。従来例の差動コイ
ル32では可飽和リアクタ素子33の垂直電流コイル33dに
よる磁界Bzが鎖交するとき、とくに周波数の高い帰線期
間に誘導電圧va2、vb2が第1コイル32a′と第2コイル3
2b′に発生する。電圧の向きはH-端子を基準にして図の
ように相互に逆であり、したがって水平偏向コイル20
a、20bの並列回路に誘導電流Iiが流れる。
示す第6図とを対比させて説明する。従来例の差動コイ
ル32では可飽和リアクタ素子33の垂直電流コイル33dに
よる磁界Bzが鎖交するとき、とくに周波数の高い帰線期
間に誘導電圧va2、vb2が第1コイル32a′と第2コイル3
2b′に発生する。電圧の向きはH-端子を基準にして図の
ように相互に逆であり、したがって水平偏向コイル20
a、20bの並列回路に誘導電流Iiが流れる。
これに対して実施例では第2コイル22bの巻き方向が
第1コイル22aと逆になっており、第1コイル22aと第2
コイル22bは磁極が対向する構造になっている。このた
め、誘導電圧は第3図va1、vb1のようにH-端子を基準に
コイルの両端が同方向に高電圧となる。このため従来例
で発生する誘導電流は生じない。この誘導電流が発生し
た場合の影響を第10図で説明する。第10図は水平偏向コ
イル20a、20bの主偏向領域の断面をパネル側から見た図
である。誘導電流Iiの方向を○×印で記した。○は紙面
裏から表の方向、×は紙面表ら裏の方向を示す。このと
き発生する磁束はレンツの法則によりBhで示す磁束とな
る。この磁束によりサイドビームRb、Bbが受ける電磁力
はそれぞれF1、F2となるので、帰線期間の影響がでる画
面上端で第8図に示すように、垂直方向のミスコンバー
ゼンスYvが発生する。
第1コイル22aと逆になっており、第1コイル22aと第2
コイル22bは磁極が対向する構造になっている。このた
め、誘導電圧は第3図va1、vb1のようにH-端子を基準に
コイルの両端が同方向に高電圧となる。このため従来例
で発生する誘導電流は生じない。この誘導電流が発生し
た場合の影響を第10図で説明する。第10図は水平偏向コ
イル20a、20bの主偏向領域の断面をパネル側から見た図
である。誘導電流Iiの方向を○×印で記した。○は紙面
裏から表の方向、×は紙面表ら裏の方向を示す。このと
き発生する磁束はレンツの法則によりBhで示す磁束とな
る。この磁束によりサイドビームRb、Bbが受ける電磁力
はそれぞれF1、F2となるので、帰線期間の影響がでる画
面上端で第8図に示すように、垂直方向のミスコンバー
ゼンスYvが発生する。
本実施例ではこのような誘導電流が発生しないため、
この現象を生じない。
この現象を生じない。
[発明の効果] 以上実施例で説明したように、本発明の偏向装置は偏
向コイル、差動コイルおよび可飽和リアクタ素子間の磁
気的結合に伴うミスコンバーゼンスの発生を防止するこ
とができて、高精細度の表示装置に適したカラー受像管
用偏向装置を得ることができる。
向コイル、差動コイルおよび可飽和リアクタ素子間の磁
気的結合に伴うミスコンバーゼンスの発生を防止するこ
とができて、高精細度の表示装置に適したカラー受像管
用偏向装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の偏向ヨークを示す側面図、
第2図は第1図の偏向ヨークを装着したカラー受像管を
示す断面図、第3図は本発明の一実施例の回路図、第4
図は第1図の差動コイルの概略を示す側面図、第5図は
第1図の可飽和リアクタ素子の概略を示す正面図、第6
図は従来の偏向ヨークの回路図、第7図は画面水平軸上
のクロス・ミスコンバーゼンスを説明する平面図、第8
図は画面上端のミスコンバーゼンスを説明する平面図、
第9図は垂直偏向電流波形を示す曲線図、第10図はミス
コンバーゼンスの発生を説明する断面図である。 10…カラー受像管、18…偏向ヨーク、19…コア、20…水
平偏向コイル、21…垂直偏向コイル、22…差動コイル、
22a…共通コア、22a…第1コイル、22b…第2コイル、2
3…可飽和リアクタ素子。
第2図は第1図の偏向ヨークを装着したカラー受像管を
示す断面図、第3図は本発明の一実施例の回路図、第4
図は第1図の差動コイルの概略を示す側面図、第5図は
第1図の可飽和リアクタ素子の概略を示す正面図、第6
図は従来の偏向ヨークの回路図、第7図は画面水平軸上
のクロス・ミスコンバーゼンスを説明する平面図、第8
図は画面上端のミスコンバーゼンスを説明する平面図、
第9図は垂直偏向電流波形を示す曲線図、第10図はミス
コンバーゼンスの発生を説明する断面図である。 10…カラー受像管、18…偏向ヨーク、19…コア、20…水
平偏向コイル、21…垂直偏向コイル、22…差動コイル、
22a…共通コア、22a…第1コイル、22b…第2コイル、2
3…可飽和リアクタ素子。
Claims (1)
- 【請求項1】大径開口面および小径開口面を有するコア
と、それぞれ前記コアの内側に配置された一対の水平偏
向コイルおよび一対の垂直偏向コイルと、前記水平偏向
コイルに対して直列接続され共通コアを有する第1コイ
ルおよび第2コイルからなる差動コイルと、前記水平偏
向コイルに流れる水平偏向電流を前記垂直偏向コイルの
垂直偏向電流に応じて変化させる可飽和リアクタ素子と
からなるカラー受像管用偏向装置において、前記差動コ
イルの第1および第2コイルは異なる磁極が対向するよ
うに構成されるとともに、前記差動コイルと前記可飽和
リアクタ素子は前記コアの外側でかつ前記コアの大径開
口面と小径開口面との間に配置されたことを特徴とする
カラー受像管用偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196826A JPH0815058B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カラー受像管用偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2196826A JPH0815058B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カラー受像管用偏向装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482143A JPH0482143A (ja) | 1992-03-16 |
| JPH0815058B2 true JPH0815058B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16364311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2196826A Expired - Fee Related JPH0815058B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | カラー受像管用偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815058B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4841771B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-12-21 | 日本総合住生活株式会社 | ドアの遮音構造とそれに使用するドア用遮音部材 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0311800Y2 (ja) * | 1984-09-12 | 1991-03-20 | ||
| JPS63102163U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-02 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP2196826A patent/JPH0815058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482143A (ja) | 1992-03-16 |
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