JPH08150632A - 厚物発泡体及びその製造方法 - Google Patents
厚物発泡体及びその製造方法Info
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- JPH08150632A JPH08150632A JP6296967A JP29696794A JPH08150632A JP H08150632 A JPH08150632 A JP H08150632A JP 6296967 A JP6296967 A JP 6296967A JP 29696794 A JP29696794 A JP 29696794A JP H08150632 A JPH08150632 A JP H08150632A
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- thick foam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 緩衝材や床材等に用いられる厚物発泡体につ
いて、未発泡熱可塑性樹脂シートの元厚みに対する厚み
が非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さい厚物発泡
体、およびこの厚物発泡体を能率よく製造する方法を提
供する。 【構成】 厚物発泡体10は、熱可塑性樹脂シートの発泡
体により構成され、かつ上壁部11と下壁部12とこれらを
連結する多数の連結壁部13とによって、幅方向に横断面
略三角形と略逆三角形とが交互に形成された断面トラス
ばり形状の中空部14をもつ。厚物発泡体10の製造方法
は、一対の厚み規制体3,3 の間において、発泡剤を含有
した発泡性熱可塑性樹脂シート1 を、一方向にテンショ
ンをかけつつ加熱して、該シート1 を発泡させ、テンシ
ョンのかかっている方向の波打ちを防ぎ、かつテンショ
ンのかかっていない方向の波打ちを促進させて、波打ち
により膨張するシート部分を積極的に厚み方向に折り畳
みながら発泡させる。
いて、未発泡熱可塑性樹脂シートの元厚みに対する厚み
が非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さい厚物発泡
体、およびこの厚物発泡体を能率よく製造する方法を提
供する。 【構成】 厚物発泡体10は、熱可塑性樹脂シートの発泡
体により構成され、かつ上壁部11と下壁部12とこれらを
連結する多数の連結壁部13とによって、幅方向に横断面
略三角形と略逆三角形とが交互に形成された断面トラス
ばり形状の中空部14をもつ。厚物発泡体10の製造方法
は、一対の厚み規制体3,3 の間において、発泡剤を含有
した発泡性熱可塑性樹脂シート1 を、一方向にテンショ
ンをかけつつ加熱して、該シート1 を発泡させ、テンシ
ョンのかかっている方向の波打ちを防ぎ、かつテンショ
ンのかかっていない方向の波打ちを促進させて、波打ち
により膨張するシート部分を積極的に厚み方向に折り畳
みながら発泡させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緩衝材や床材等に用い
られる厚物発泡体及びその製造方法に関するものであ
る。
られる厚物発泡体及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡剤を含有した発泡性熱可塑性
樹脂シートを発泡させる方法としては、例えば特公昭4
8−9955号公報に示されるような方法があげられ
る。
樹脂シートを発泡させる方法としては、例えば特公昭4
8−9955号公報に示されるような方法があげられ
る。
【0003】すなわち、この従来法では、架橋したシー
トを垂下せしめながら加熱発泡させ、その際幅方向の膨
張に対しては幅方向の膨張に相当する分だけ拡幅させ、
また、流れ方向の膨張に対しては、その膨張する分だけ
巻き取り速度を調整して、巻き取ることによって、シー
トの波打ちを防いでいた。
トを垂下せしめながら加熱発泡させ、その際幅方向の膨
張に対しては幅方向の膨張に相当する分だけ拡幅させ、
また、流れ方向の膨張に対しては、その膨張する分だけ
巻き取り速度を調整して、巻き取ることによって、シー
トの波打ちを防いでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来法によれば、例えば30倍に発泡したとして
も、元厚み約2mmの発泡性熱可塑性樹脂シートから厚み
約5mmの発泡熱可塑性樹脂シートしか得られないという
問題があった。
うな従来法によれば、例えば30倍に発泡したとして
も、元厚み約2mmの発泡性熱可塑性樹脂シートから厚み
約5mmの発泡熱可塑性樹脂シートしか得られないという
問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、表面が美麗で、発泡性熱可塑性樹脂シートの元厚み
に対する厚みが非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さ
い厚物発泡体およびその製造方法を提供することを目的
としている。
で、表面が美麗で、発泡性熱可塑性樹脂シートの元厚み
に対する厚みが非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さ
い厚物発泡体およびその製造方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の厚物発泡体は、シート状熱可塑性樹脂発
泡体が、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互
に形成されるように折り曲げられて、略三角形の頂点部
分に相当するシート部分が互いに融着されることによ
り、長手方向に連続した多数の横断面略三角形状の中空
部を有する横断面トラスばり形状となされていることを
特徴としている。
めに、本発明の厚物発泡体は、シート状熱可塑性樹脂発
泡体が、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互
に形成されるように折り曲げられて、略三角形の頂点部
分に相当するシート部分が互いに融着されることによ
り、長手方向に連続した多数の横断面略三角形状の中空
部を有する横断面トラスばり形状となされていることを
特徴としている。
【0007】また、本発明の厚物発泡体の製造方法は、
上下一対の厚み規制体を相互間に所定間隙をあけて対向
状に配置し、これらの厚み規制体の間において、発泡剤
を含有した発泡性熱可塑性樹脂シートを、一方向にテン
ションをかけつつ加熱して、該発泡性熱可塑性樹脂シー
トを発泡させることにより、シート状熱可塑性樹脂発泡
体が、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互に
形成されるように折り曲げられて、略三角形の頂点部分
に相当するシート部分が互いに融着されることにより、
長手方向に連続した多数の横断面略三角形状の中空部を
有する横断面トラスばり形状となされた厚物発泡体を形
成し、ついでこの厚物発泡体を冷却することを特徴とし
ている。
上下一対の厚み規制体を相互間に所定間隙をあけて対向
状に配置し、これらの厚み規制体の間において、発泡剤
を含有した発泡性熱可塑性樹脂シートを、一方向にテン
ションをかけつつ加熱して、該発泡性熱可塑性樹脂シー
トを発泡させることにより、シート状熱可塑性樹脂発泡
体が、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互に
形成されるように折り曲げられて、略三角形の頂点部分
に相当するシート部分が互いに融着されることにより、
長手方向に連続した多数の横断面略三角形状の中空部を
有する横断面トラスばり形状となされた厚物発泡体を形
成し、ついでこの厚物発泡体を冷却することを特徴とし
ている。
【0008】上記発泡剤を含んだ発泡性熱可塑性樹脂シ
ートを構成する熱可塑性樹脂としては、例えば6,6−
ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等
の飽和ポリエチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、スチレ
ン系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等が挙げら
れる。中でも、オレフィン系樹脂およびスチレン系樹脂
を用いるのが、発泡特性の点から好ましいといえる。
ートを構成する熱可塑性樹脂としては、例えば6,6−
ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等
の飽和ポリエチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、スチレ
ン系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等が挙げら
れる。中でも、オレフィン系樹脂およびスチレン系樹脂
を用いるのが、発泡特性の点から好ましいといえる。
【0009】スチレン系樹脂としては、一般用途ポリス
チレンの他に、高衝撃性ポリスチレン、無水マレイン酸
−スチレン共重合樹脂、AS樹脂、ABS樹脂等も用い
ることができる。
チレンの他に、高衝撃性ポリスチレン、無水マレイン酸
−スチレン共重合樹脂、AS樹脂、ABS樹脂等も用い
ることができる。
【0010】上記オレフィン樹脂としては、低密度ポリ
エチレン、直鎖状中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ランダム型ポリプロピレン、ホモポリプロピレ
ン、ブロック型ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等があげら
れ、これらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用
されてもよい。この中でも特に、剛性に優れる高密度ポ
リエチレン、ホモポリプロピレンが好適に使用される。
エチレン、直鎖状中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ランダム型ポリプロピレン、ホモポリプロピレ
ン、ブロック型ポリプロピレン、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等があげら
れ、これらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用
されてもよい。この中でも特に、剛性に優れる高密度ポ
リエチレン、ホモポリプロピレンが好適に使用される。
【0011】発泡性熱可塑性樹脂シートに含有される発
泡剤としては、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペン
タジエン、p−トルエンスルホン酸アミド、アゾビスイ
ソブチロニトリル等の熱分解性の発泡剤が好適である。
特に好ましくは、発泡剤分解時の発熱が少ない理由から
アゾジカルボンアミドが好ましい。
泡剤としては、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペン
タジエン、p−トルエンスルホン酸アミド、アゾビスイ
ソブチロニトリル等の熱分解性の発泡剤が好適である。
特に好ましくは、発泡剤分解時の発熱が少ない理由から
アゾジカルボンアミドが好ましい。
【0012】発泡剤の添加量は、少ないと発泡せず、又
多いと破泡し、均一なセルを有する複合発泡体を得られ
ないことがあるので、上記熱可塑性樹脂100重量部に
対して1部〜20部が好ましい。
多いと破泡し、均一なセルを有する複合発泡体を得られ
ないことがあるので、上記熱可塑性樹脂100重量部に
対して1部〜20部が好ましい。
【0013】さらに、物性を損なわない範囲で、酸化防
止剤、熱安定剤、架橋剤等を配合してもよい。架橋剤を
添加して熱可塑性樹脂を架橋させることは、高発泡倍率
の発泡体が得られ、軽量性の向上を図ることができ、好
適である。
止剤、熱安定剤、架橋剤等を配合してもよい。架橋剤を
添加して熱可塑性樹脂を架橋させることは、高発泡倍率
の発泡体が得られ、軽量性の向上を図ることができ、好
適である。
【0014】架橋剤は、特に限定されないが、例えば過
酸化物、シラン架橋性熱可塑性樹脂等が挙げられる。
酸化物、シラン架橋性熱可塑性樹脂等が挙げられる。
【0015】過酸化物としては比較的分解温度が高く、
化学的に安定なジアルキル系の過酸化物が好適である。
但し、発泡剤の分解温度より低い分解温度を有している
必要がある。このような過酸化物として、例えばジター
シャリーブチルペルオキシド、2,5−ジメチル・2,
5−ジターシャリーブチルペルオキシンヘキシン−3が
挙げられる。
化学的に安定なジアルキル系の過酸化物が好適である。
但し、発泡剤の分解温度より低い分解温度を有している
必要がある。このような過酸化物として、例えばジター
シャリーブチルペルオキシド、2,5−ジメチル・2,
5−ジターシャリーブチルペルオキシンヘキシン−3が
挙げられる。
【0016】上記シラン架橋性熱可塑性樹脂は、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂に不飽和シラン
化合物をグラフト変性して製造される。
ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂に不飽和シラン
化合物をグラフト変性して製造される。
【0017】シラン変性熱可塑性樹脂としては、例えば
シラングラフトポリエチレン、シラングラフトポリプロ
ピレン等が挙げられる。
シラングラフトポリエチレン、シラングラフトポリプロ
ピレン等が挙げられる。
【0018】ここで、不飽和シラン化合物は、一般式 R1−SiR2m Y3-m で表される。
【0019】式中、R1は、エチレン性不飽和基、エポ
キシ基またはアミノ基を示し、エチレン性不飽和基とし
ては、例えばビニル基、アリル基、プロペニル基、シク
ロヘキセニル基、r−メタクリロキシプロピル基等が挙
げられる。またR2は、脂肪族飽和炭化水素基または芳
香族炭化水素基を示し、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、デシル基、フェニル基等が挙げられる。また
m は、0、1または2を示す。
キシ基またはアミノ基を示し、エチレン性不飽和基とし
ては、例えばビニル基、アリル基、プロペニル基、シク
ロヘキセニル基、r−メタクリロキシプロピル基等が挙
げられる。またR2は、脂肪族飽和炭化水素基または芳
香族炭化水素基を示し、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、デシル基、フェニル基等が挙げられる。また
m は、0、1または2を示す。
【0020】さらにYは、加水分解可能な有機基を示
し、例えばメトキシ基、エトキシ基、ホルミルオキシ
基、アセトキシ基、プロピオノキシ基、アルキル基また
はアリールアミノ基が挙げられ、m が0または1のと
き、Y同士は同一であっても異なっていてもよい。
し、例えばメトキシ基、エトキシ基、ホルミルオキシ
基、アセトキシ基、プロピオノキシ基、アルキル基また
はアリールアミノ基が挙げられ、m が0または1のと
き、Y同士は同一であっても異なっていてもよい。
【0021】上記の中でも、不飽和シラン化合物として
は、一般式 CH2 =CHSi(OA)3 で表されるものが、架橋反応速度向上の点から好まし
い。
は、一般式 CH2 =CHSi(OA)3 で表されるものが、架橋反応速度向上の点から好まし
い。
【0022】式中、Aは炭素数1〜8、好ましくは1〜
4の炭化水素基であり、例えばビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシ
シラン等が挙げられる。
4の炭化水素基であり、例えばビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシ
シラン等が挙げられる。
【0023】また、架橋反応速度の向上の点から、シラ
ノール縮合触媒を併用するのが好ましい。
ノール縮合触媒を併用するのが好ましい。
【0024】ここで、シラノール縮合触媒としては、例
えばジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジオクチル錫ジラウレート、オクタン酸錫、オレイ
ン酸錫、2−エチルヘキサン酸亜鉛、オクタン酸コバル
ト、ナフテン酸鉛、カプリル酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛
等が挙げられる。
えばジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジオクチル錫ジラウレート、オクタン酸錫、オレイ
ン酸錫、2−エチルヘキサン酸亜鉛、オクタン酸コバル
ト、ナフテン酸鉛、カプリル酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛
等が挙げられる。
【0025】上記シラノール縮合触媒の使用量は、シラ
ン架橋性熱可塑性樹脂に対して、0.001〜10重量
%が好ましく、より好ましくは0.01〜3重量%であ
る。
ン架橋性熱可塑性樹脂に対して、0.001〜10重量
%が好ましく、より好ましくは0.01〜3重量%であ
る。
【0026】架橋剤として、過酸化物を添加した場合に
は、過酸化物の分解温度以上に加熱することにより、ま
たシラン架橋性熱可塑性樹脂を添加した場合には、水処
理することにより、熱可塑性樹脂は架橋される。
は、過酸化物の分解温度以上に加熱することにより、ま
たシラン架橋性熱可塑性樹脂を添加した場合には、水処
理することにより、熱可塑性樹脂は架橋される。
【0027】なおここで、水処理とは、水に浸漬する場
合の他、蒸気にさらすことも含まれる。
合の他、蒸気にさらすことも含まれる。
【0028】水の温度としては、低すぎると架橋反応に
時間がかかり、高すぎるとシート形状に変化が生じるの
で70〜130℃が好ましく、特に100〜120℃が
望ましい。
時間がかかり、高すぎるとシート形状に変化が生じるの
で70〜130℃が好ましく、特に100〜120℃が
望ましい。
【0029】ここで、シラン架橋性熱可塑性樹脂を添加
した場合について具体的に説明すると、シラン架橋性熱
可塑性樹脂が、例えばメトキシ基を有する場合は、該メ
トキシ基と水とが接触して加水分解し水酸基となる。
した場合について具体的に説明すると、シラン架橋性熱
可塑性樹脂が、例えばメトキシ基を有する場合は、該メ
トキシ基と水とが接触して加水分解し水酸基となる。
【0030】この水酸基と他の分子の水酸基が反応して
Si−O−Si結合となり、架橋された熱可塑性樹脂が
得られる。
Si−O−Si結合となり、架橋された熱可塑性樹脂が
得られる。
【0031】本発明において使用する発泡性の熱可塑性
樹脂シートの製造方法は、特に限定されず、例えば熱可
塑性樹脂と及び発泡剤を、発泡剤の分解温度より低い温
度条件下、押出機にて混練し、ダイにて押出し、冷却ロ
ールにて引き取り、所期の厚みを有する発泡性熱可塑性
樹脂シートを製造する方法が挙げられる。
樹脂シートの製造方法は、特に限定されず、例えば熱可
塑性樹脂と及び発泡剤を、発泡剤の分解温度より低い温
度条件下、押出機にて混練し、ダイにて押出し、冷却ロ
ールにて引き取り、所期の厚みを有する発泡性熱可塑性
樹脂シートを製造する方法が挙げられる。
【0032】発泡性熱可塑性樹脂シートの厚みとして
は、0.5〜3mmが好適である。ここで、0.5mm未満
の薄いシートは表面が荒れやすく、また3mmより厚いシ
ートは巻取りが困難である。
は、0.5〜3mmが好適である。ここで、0.5mm未満
の薄いシートは表面が荒れやすく、また3mmより厚いシ
ートは巻取りが困難である。
【0033】厚み規制体については、例えばテトラフロ
ロエチレン、ガラス繊維が含有されたテトラフロロエチ
レン等からなる無端搬送ベルトや、プレス等が挙げられ
る。連続成形を考えると無端搬送ベルトが好ましい。
ロエチレン、ガラス繊維が含有されたテトラフロロエチ
レン等からなる無端搬送ベルトや、プレス等が挙げられ
る。連続成形を考えると無端搬送ベルトが好ましい。
【0034】例えば図2Bに示すように、厚み規制体
(3)(3)の両側面を規制体(6)(6)により規制してもよい。
このように規制体(6)(6)を設けることにより、シート状
熱可塑性樹脂発泡体が折れ曲がりやすくなり、規則正し
い横断面トラスばり形状となり、圧縮強度が向上し、好
適である。
(3)(3)の両側面を規制体(6)(6)により規制してもよい。
このように規制体(6)(6)を設けることにより、シート状
熱可塑性樹脂発泡体が折れ曲がりやすくなり、規則正し
い横断面トラスばり形状となり、圧縮強度が向上し、好
適である。
【0035】発泡の厚物発泡体の製造方法においては、
発泡性熱可塑性樹脂シートを一方向にテンションをかけ
つつ加熱することを必要とするが、上記「一方向」と
は、通常、樹脂シートが形成する平面内の方向を意味
し、またこの際のテンションの大きさは、発泡性熱可塑
性樹脂シートの延伸倍率が、1.2〜3倍となるように
するのが好適である。倍率が1.2未満で低すぎると、
延伸による効果が少なく、流れ方向にコルゲーションを
起こしてしまうし、延伸倍率が3倍を越えて大きすぎる
と、シートに亀裂を生じやすくなる。
発泡性熱可塑性樹脂シートを一方向にテンションをかけ
つつ加熱することを必要とするが、上記「一方向」と
は、通常、樹脂シートが形成する平面内の方向を意味
し、またこの際のテンションの大きさは、発泡性熱可塑
性樹脂シートの延伸倍率が、1.2〜3倍となるように
するのが好適である。倍率が1.2未満で低すぎると、
延伸による効果が少なく、流れ方向にコルゲーションを
起こしてしまうし、延伸倍率が3倍を越えて大きすぎる
と、シートに亀裂を生じやすくなる。
【0036】本発明において、延伸倍率とは、延伸方向
において、延伸後のシートの長さを延伸前のシートの長
さで徐したものをいう。
において、延伸後のシートの長さを延伸前のシートの長
さで徐したものをいう。
【0037】一方向にテンションをかける方法は特に限
定されないが、例えば発泡性熱可塑性樹脂シートを上下
からロールで挾み、上下のロールの回転速度を変える方
法の他、シートの一端を挾み、一方向に引っ張り、テン
ションをかける方法等が挙げられる。
定されないが、例えば発泡性熱可塑性樹脂シートを上下
からロールで挾み、上下のロールの回転速度を変える方
法の他、シートの一端を挾み、一方向に引っ張り、テン
ションをかける方法等が挙げられる。
【0038】発泡性熱可塑性樹脂シートの加熱方法とし
ては、任意のものが採用され、例えば熱風循環型のもの
や、遠赤外線型のものがあげられる。
ては、任意のものが採用され、例えば熱風循環型のもの
や、遠赤外線型のものがあげられる。
【0039】加熱温度としては用いた発泡剤の分解温度
から分解温度の30℃上の温度までの間で設定されてい
ることが望ましい。これはあまり急激な発泡によって発
泡後の発泡体のセル構造が乱れるのを避けるためであ
る。
から分解温度の30℃上の温度までの間で設定されてい
ることが望ましい。これはあまり急激な発泡によって発
泡後の発泡体のセル構造が乱れるのを避けるためであ
る。
【0040】厚物発泡体を冷却する方法は、特に限定さ
れない。そのような方法としては、例えば厚物発泡体の
得たい厚さに隙間が調整された一対の冷却ロールで行う
方法や、無端搬送ベルトの搬送を停止する必要はある
が、冷却板により逐次、押圧、冷却を行う方法や、冷却
板の間を摩擦しながら通過することにより冷却する方法
等がある。
れない。そのような方法としては、例えば厚物発泡体の
得たい厚さに隙間が調整された一対の冷却ロールで行う
方法や、無端搬送ベルトの搬送を停止する必要はある
が、冷却板により逐次、押圧、冷却を行う方法や、冷却
板の間を摩擦しながら通過することにより冷却する方法
等がある。
【0041】つぎに、発泡性熱可塑性樹脂シートの加熱
発泡過程を、図面に基づいて説明する。
発泡過程を、図面に基づいて説明する。
【0042】図2は、本発明による発泡性熱可塑性樹脂
シートの発泡過程を、テンションを掛ける方向に対して
垂直な方向より見た図であり、図2Aにおいて、発泡性
熱可塑性樹脂シート(1) の上下両側に、無端搬送ベルト
よりなる厚み規制体(3)(3)が配置されている。発泡性熱
可塑性樹脂シート(1) が加熱されて、発泡が進むと、図
2Bに示すように、シート状発泡体(1a)は波打ち状態に
なり、さらに加熱されると、図2Cに示すように、シー
ト状発泡体(1a)は幅方向に横断面略三角形と略逆三角形
とが交互に形成されるように折り畳まれ、さらに最終的
には、図2Dに示すように、シート状発泡体(1a)は、略
三角形の頂点部分に相当するシート部分が互いに融着さ
れることにより、長手方向に連続した多数の横断面略三
角形状の中空部(14)を有する横断面トラスばり形状とな
された厚物発泡体(10)が得られた。
シートの発泡過程を、テンションを掛ける方向に対して
垂直な方向より見た図であり、図2Aにおいて、発泡性
熱可塑性樹脂シート(1) の上下両側に、無端搬送ベルト
よりなる厚み規制体(3)(3)が配置されている。発泡性熱
可塑性樹脂シート(1) が加熱されて、発泡が進むと、図
2Bに示すように、シート状発泡体(1a)は波打ち状態に
なり、さらに加熱されると、図2Cに示すように、シー
ト状発泡体(1a)は幅方向に横断面略三角形と略逆三角形
とが交互に形成されるように折り畳まれ、さらに最終的
には、図2Dに示すように、シート状発泡体(1a)は、略
三角形の頂点部分に相当するシート部分が互いに融着さ
れることにより、長手方向に連続した多数の横断面略三
角形状の中空部(14)を有する横断面トラスばり形状とな
された厚物発泡体(10)が得られた。
【0043】本発明の方法により得られる厚物発泡体(1
0)は、シート状発泡体(1a)の幅方向の膨張を積極的に折
り畳むことにより得られたものであり、断面形状に特徴
をもつ。
0)は、シート状発泡体(1a)の幅方向の膨張を積極的に折
り畳むことにより得られたものであり、断面形状に特徴
をもつ。
【0044】すなわち、図2Dに示すように、厚物発泡
体(10)は、上壁部(11)と下壁部(12)とこれらを連結する
多数の連結壁部(13)とによって、幅方向に横断面略三角
形と略逆三角形とが交互に形成された断面トラスばり形
状の中空部(14)を有するものとなる。
体(10)は、上壁部(11)と下壁部(12)とこれらを連結する
多数の連結壁部(13)とによって、幅方向に横断面略三角
形と略逆三角形とが交互に形成された断面トラスばり形
状の中空部(14)を有するものとなる。
【0045】ここで、中空部(14)の断面形状は、通常三
角形であるが、三角形に類似の形状であっても良い。中
空部(14)の大きさについては、特に限定はなく、発泡性
熱可塑性樹脂シート(1) に含まれる発泡剤の含有量や、
厚み規制体の配置間隔によって、中空部(14)の大きさを
調整することが可能である。
角形であるが、三角形に類似の形状であっても良い。中
空部(14)の大きさについては、特に限定はなく、発泡性
熱可塑性樹脂シート(1) に含まれる発泡剤の含有量や、
厚み規制体の配置間隔によって、中空部(14)の大きさを
調整することが可能である。
【0046】厚物発泡体(10)のいわゆる中抜き率は、1
0〜50%であるのが望ましい。ここで、中抜き率が1
0%未満であれば、厚物発泡体(10)の圧縮永久歪が悪く
なる。また50%を越えると、厚物発泡体(10)の強度が
低下してしまう。
0〜50%であるのが望ましい。ここで、中抜き率が1
0%未満であれば、厚物発泡体(10)の圧縮永久歪が悪く
なる。また50%を越えると、厚物発泡体(10)の強度が
低下してしまう。
【0047】厚物発泡体(10)の厚みについては、8〜5
0mmであるのが望ましい。ここで、厚みが8mm未満であ
れば、断熱性能に劣る。厚物発泡体(10)の厚みが50mm
を越えると、成形が困難である。さらに厚物発泡体(10)
の見かけ発泡倍率は5〜40倍が望ましい。ここで、見
かけ発泡倍率が5倍未満であれば、厚物発泡体(10)の緩
衝性が低下し、永久歪みが大きくなり、見かけ発泡倍率
が40倍を越えると、厚物発泡体(10)の強度が低下して
しまう。なお、本発明でいう見かけ発泡倍率とは、中空
部を含めた厚物発泡体全体の発泡倍率をいう。
0mmであるのが望ましい。ここで、厚みが8mm未満であ
れば、断熱性能に劣る。厚物発泡体(10)の厚みが50mm
を越えると、成形が困難である。さらに厚物発泡体(10)
の見かけ発泡倍率は5〜40倍が望ましい。ここで、見
かけ発泡倍率が5倍未満であれば、厚物発泡体(10)の緩
衝性が低下し、永久歪みが大きくなり、見かけ発泡倍率
が40倍を越えると、厚物発泡体(10)の強度が低下して
しまう。なお、本発明でいう見かけ発泡倍率とは、中空
部を含めた厚物発泡体全体の発泡倍率をいう。
【0048】
【作用】本発明の厚物発泡体は、シート状熱可塑性樹脂
発泡体が折り曲げられて得られたものであり、内部に中
空部を有する横断面トランスばり形状となされていると
ともに、中空部を有する上記形状となされているので、
例えば図2Dに示すように、上壁部(11)と下壁部(12)と
これらを連結する多数の連結壁部(13)とにより形成され
たものである。
発泡体が折り曲げられて得られたものであり、内部に中
空部を有する横断面トランスばり形状となされていると
ともに、中空部を有する上記形状となされているので、
例えば図2Dに示すように、上壁部(11)と下壁部(12)と
これらを連結する多数の連結壁部(13)とにより形成され
たものである。
【0049】厚物発泡体の厚み方向に力が加えられた場
合、上下壁部(11)(12)が中空部(14)の方向に歪み、力が
分散され、また上下壁部(11)(12)および連結壁部(13)は
共に発泡体からできているため、それ自体緩衝性を有す
る。
合、上下壁部(11)(12)が中空部(14)の方向に歪み、力が
分散され、また上下壁部(11)(12)および連結壁部(13)は
共に発泡体からできているため、それ自体緩衝性を有す
る。
【0050】従って、上記作用により厚物発泡体は、厚
み方向に力が加えられても、効率よく力を分散させるこ
とが可能となり、座屈することなく、永久圧縮歪みが小
さいものである。
み方向に力が加えられても、効率よく力を分散させるこ
とが可能となり、座屈することなく、永久圧縮歪みが小
さいものである。
【0051】本発明の厚物発泡体の製造方法は、厚み規
制体間で発泡性熱可塑性樹脂シートを一方向にテンショ
ンをかけつつ加熱して発泡させるので、テンションのか
かっていない方向への波打ちを促進して、シート状熱可
塑性樹脂発泡体が折り曲げられて、中空部を有する横断
面トランスばり形状となされた厚物発泡体を効率よく製
造することが可能となる。
制体間で発泡性熱可塑性樹脂シートを一方向にテンショ
ンをかけつつ加熱して発泡させるので、テンションのか
かっていない方向への波打ちを促進して、シート状熱可
塑性樹脂発泡体が折り曲げられて、中空部を有する横断
面トランスばり形状となされた厚物発泡体を効率よく製
造することが可能となる。
【0052】さらに厚み規制体間で発泡させているた
め、得れる厚物発泡体は、表面平滑性に優れたものであ
る。
め、得れる厚物発泡体は、表面平滑性に優れたものであ
る。
【0053】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。
【0054】実施例1 本発明の実施例を、図1を参照して詳細に説明する。
【0055】まず、使用する発泡性熱可塑性樹脂シート
の配合は、高密度ポリエチレン樹脂(商品名EY40
H、三菱油化(株)製 )37.2重量部、ホモポリプ
ロピレン(商品名MA3、三菱油化(株)製 )35.
8重量部、シラン架橋性ホモポリプロピレン(商品名X
PM800H、三菱油化(株)製 )20重量部、発泡
剤であるアゾジカルボンアミド7重量部であり、これら
の配合物を、シリンダ温度175℃に設定された直径3
0mmの二軸押出機において溶融混練し、Tダイにてシー
ト状に押出し、冷却ロールにて冷却し、厚み1.5mmの
発泡性熱可塑性樹脂シートを得た。この発泡性熱可塑性
樹脂シートを90℃の熱湯に1時間浸漬し、架橋処理し
て、厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シート(1) を得
た。
の配合は、高密度ポリエチレン樹脂(商品名EY40
H、三菱油化(株)製 )37.2重量部、ホモポリプ
ロピレン(商品名MA3、三菱油化(株)製 )35.
8重量部、シラン架橋性ホモポリプロピレン(商品名X
PM800H、三菱油化(株)製 )20重量部、発泡
剤であるアゾジカルボンアミド7重量部であり、これら
の配合物を、シリンダ温度175℃に設定された直径3
0mmの二軸押出機において溶融混練し、Tダイにてシー
ト状に押出し、冷却ロールにて冷却し、厚み1.5mmの
発泡性熱可塑性樹脂シートを得た。この発泡性熱可塑性
樹脂シートを90℃の熱湯に1時間浸漬し、架橋処理し
て、厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シート(1) を得
た。
【0056】つぎに、この発泡性熱可塑性樹脂シート
(1) をピンチロール(2) で挟み込み、厚み規制体として
の上下一対の無端搬送ベルト(3)(3)の間へと送り出し
た。このとき無端搬送ベルト(3)(3)の速度は1m/分で
あり、ピンチロール(2) の送りだし速度は0.5m/分
であった。つまり速度比を2倍とし、シート材料が2倍
に熱延伸されるように設定した。ついで発泡性熱可塑性
樹脂シート(1) を熱風加熱炉(4) で230℃に加熱し
て、発泡させ、さらに冷却プレス板の間隔が20mmに設
定された冷却プレス(5) の間を摩擦させながら通過させ
ることにより、発泡体を押圧冷却させ、上壁部(11)と下
壁部(12)とこれらを連結する多数の連結壁部(13)とによ
って、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互に
形成された断面トラスばり形状の、中空部(14)を有する
厚物発泡体(10)を得た。
(1) をピンチロール(2) で挟み込み、厚み規制体として
の上下一対の無端搬送ベルト(3)(3)の間へと送り出し
た。このとき無端搬送ベルト(3)(3)の速度は1m/分で
あり、ピンチロール(2) の送りだし速度は0.5m/分
であった。つまり速度比を2倍とし、シート材料が2倍
に熱延伸されるように設定した。ついで発泡性熱可塑性
樹脂シート(1) を熱風加熱炉(4) で230℃に加熱し
て、発泡させ、さらに冷却プレス板の間隔が20mmに設
定された冷却プレス(5) の間を摩擦させながら通過させ
ることにより、発泡体を押圧冷却させ、上壁部(11)と下
壁部(12)とこれらを連結する多数の連結壁部(13)とによ
って、幅方向に横断面略三角形と略逆三角形とが交互に
形成された断面トラスばり形状の、中空部(14)を有する
厚物発泡体(10)を得た。
【0057】そして、得られた厚物発泡体(10)につい
て、JISK6767に準じて25%圧縮強度及び25
%圧縮永久歪を測定した。また密度をJISK6767
に準じて測定し、密度の逆数から見かけ発泡倍率を求
め、得られた測定値の結果を表1にまとめて示した。
て、JISK6767に準じて25%圧縮強度及び25
%圧縮永久歪を測定した。また密度をJISK6767
に準じて測定し、密度の逆数から見かけ発泡倍率を求
め、得られた測定値の結果を表1にまとめて示した。
【0058】実施例2 上記実施例1において、冷却プレス(5) のプレス板の間
隔をプレス間隔10mmにしたこと以外は、実施例1の場
合と同様にしてサンプルを調製した。
隔をプレス間隔10mmにしたこと以外は、実施例1の場
合と同様にしてサンプルを調製した。
【0059】実施例3 実施例1において、発泡剤の量を5重量部にしたこと以
外は、実施例1の場合と同様にしてサンプルを調製し
た。
外は、実施例1の場合と同様にしてサンプルを調製し
た。
【0060】比較例1 実施例1においてピンチロール(2) による送り出し速度
を1m/分として、シート材料に熱延伸を与えずに発泡
成形したところ、樹脂シートは均一に折り畳まれず、厚
みが不均一でかつ断面が不規則な波形状である発泡体が
得られた。
を1m/分として、シート材料に熱延伸を与えずに発泡
成形したところ、樹脂シートは均一に折り畳まれず、厚
みが不均一でかつ断面が不規則な波形状である発泡体が
得られた。
【0061】比較例2 実施例1において厚み規制体としての上下無端搬送ベル
ト(3)(3)を外したところ、樹脂シートは不均一に、しか
も略完全に折り曲げられ、得られた発泡体には、ほとん
ど中空部が形成されなかった。
ト(3)(3)を外したところ、樹脂シートは不均一に、しか
も略完全に折り曲げられ、得られた発泡体には、ほとん
ど中空部が形成されなかった。
【0062】
【表1】 上記表1の結果から明らかなように、実施例1では、元
厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発泡
倍率20倍に発泡しており、約215mmほどの厚みの厚
物発泡体(10)を得ることができた。また実施例2では、
元厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発
泡倍率18倍に発泡しており、約125mmほどの厚みの
厚物発泡体(10)を得ることができた。実施例3では、元
厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発泡
倍率15倍に発泡しており、約205mmほどの厚みの厚
物発泡体(10)を得ることができた。
厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発泡
倍率20倍に発泡しており、約215mmほどの厚みの厚
物発泡体(10)を得ることができた。また実施例2では、
元厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発
泡倍率18倍に発泡しており、約125mmほどの厚みの
厚物発泡体(10)を得ることができた。実施例3では、元
厚み1.5mmの発泡性熱可塑性樹脂シートが見かけ発泡
倍率15倍に発泡しており、約205mmほどの厚みの厚
物発泡体(10)を得ることができた。
【0063】また、各実施例においては、厚物発泡体(1
0)の圧縮永久歪は、非常に小さいものであった。
0)の圧縮永久歪は、非常に小さいものであった。
【0064】
【発明の効果】本発明による厚物発泡体は、元厚みに対
する厚みが非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さいも
のであるため、緩衝材や床材等に有利に使用し得るもの
である。
する厚みが非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さいも
のであるため、緩衝材や床材等に有利に使用し得るもの
である。
【0065】また、本発明による厚物発泡体の製造方法
によれば、一方向にテンションをかけつつ発泡すること
により、シート状発泡体の均一な折り畳みができるた
め、発泡性熱可塑性樹脂シートの元厚みに対する厚みが
非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さい厚物発泡体
を、非常に能率よく製造することができる。
によれば、一方向にテンションをかけつつ発泡すること
により、シート状発泡体の均一な折り畳みができるた
め、発泡性熱可塑性樹脂シートの元厚みに対する厚みが
非常に大きく、しかも圧縮永久歪が小さい厚物発泡体
を、非常に能率よく製造することができる。
【図1】本発明の厚物発泡体の製造方法を実施する装置
の概略縦断面図である。
の概略縦断面図である。
【図2】本発明による発泡性熱可塑性樹脂シートの発泡
過程を示す拡大横断面図で、図2Aは発泡性熱可塑性樹
脂シートの発泡前の状態を示し、図2Bは発泡性熱可塑
性樹脂シートが加熱されて発泡し、波打ち状態となされ
たシート状発泡体を示し、図2Cはさらに加熱されて、
シート状発泡体が折り畳まれた状態を示し、さらに図2
Dは最終的に得られた厚物発泡体を示す。
過程を示す拡大横断面図で、図2Aは発泡性熱可塑性樹
脂シートの発泡前の状態を示し、図2Bは発泡性熱可塑
性樹脂シートが加熱されて発泡し、波打ち状態となされ
たシート状発泡体を示し、図2Cはさらに加熱されて、
シート状発泡体が折り畳まれた状態を示し、さらに図2
Dは最終的に得られた厚物発泡体を示す。
(1) :発泡性熱可塑性樹脂シート (1a):シート状発泡体 (2) :ピンチロール (3) :無端搬送ベルトよりなる厚み規制体 (4) :熱風加熱炉 (5) :冷却プレス (10):厚物発泡体 (11):上壁部 (12):下壁部 (13):連結壁部 (14):中空部
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状熱可塑性樹脂発泡体が、幅方向
に横断面略三角形と略逆三角形とが交互に形成されるよ
うに折り曲げられて、略三角形の頂点部分に相当するシ
ート部分が互いに融着されることにより、長手方向に連
続した多数の横断面略三角形状の中空部を有する横断面
トラスばり形状となされている厚物発泡体。 - 【請求項2】 上下一対の厚み規制体を相互間に所定間
隙をあけて対向状に配置し、これらの厚み規制体の間に
おいて、発泡剤を含有した発泡性熱可塑性樹脂シート
を、一方向にテンションをかけつつ加熱して、該発泡性
熱可塑性樹脂シートを発泡させることにより、シート状
熱可塑性樹脂発泡体が、幅方向に横断面略三角形と略逆
三角形とが交互に形成されるように折り曲げられて、略
三角形の頂点部分に相当するシート部分が互いに融着さ
れることにより、長手方向に連続した多数の横断面略三
角形状の中空部を有する横断面トラスばり形状となされ
た厚物発泡体を形成し、ついでこの厚物発泡体を冷却す
ることを特徴とする厚物発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296967A JPH08150632A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 厚物発泡体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296967A JPH08150632A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 厚物発泡体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150632A true JPH08150632A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17840524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6296967A Pending JPH08150632A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 厚物発泡体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08150632A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007332668A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Bridgestone Corp | 緩衝材および床構造 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296967A patent/JPH08150632A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007332668A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Bridgestone Corp | 緩衝材および床構造 |
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