JPH0815077B2 - 密閉型アルカリ蓄電池 - Google Patents
密閉型アルカリ蓄電池Info
- Publication number
- JPH0815077B2 JPH0815077B2 JP61200917A JP20091786A JPH0815077B2 JP H0815077 B2 JPH0815077 B2 JP H0815077B2 JP 61200917 A JP61200917 A JP 61200917A JP 20091786 A JP20091786 A JP 20091786A JP H0815077 B2 JPH0815077 B2 JP H0815077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative electrode
- hydrogen storage
- storage alloy
- alloy
- battery
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/24—Electrodes for alkaline accumulators
- H01M4/242—Hydrogen storage electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/34—Gastight accumulators
- H01M10/345—Gastight metal hydride accumulators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水素を可逆的に吸蔵・放出する合金又は水素
化物からなる電極、すなわち水素吸蔵電極を負極とし、
金属酸化物電極を正極とする密閉型アルカリ蓄電池に係
わるもので、特に負極の改良に関するものである。
化物からなる電極、すなわち水素吸蔵電極を負極とし、
金属酸化物電極を正極とする密閉型アルカリ蓄電池に係
わるもので、特に負極の改良に関するものである。
従来の技術 従来、この種の水素吸蔵電極を負極とするアルカリ蓄
電池では、充・放電サイクルの繰り返しによって負極を
構成する水素吸蔵合金又は水素化物が細分化し、膨張に
よる亀裂を発生し電極支持体から脱落するなどの理由に
より電池性能の低下がおこる。この現象はとくに開放型
アルカリ蓄電池に顕著に現われる。そこで、水素吸蔵合
金粒子の表面を銅で被覆する事によって上記の問題点を
解決しようとする試みが提案されている(特開昭50−11
1546号公報)。すなわち、水素吸蔵合金又は水素化粒子
の表面に銅・ニッケルを無電解メッキによって、被覆膜
を施す事により、電極自体の機械的強度と電気導伝性の
向上を図っている負極が提案されている。そして、この
負極とセパレータを介して金属酸化物正極とを組合せた
アルカリ蓄電池も考えられている。
電池では、充・放電サイクルの繰り返しによって負極を
構成する水素吸蔵合金又は水素化物が細分化し、膨張に
よる亀裂を発生し電極支持体から脱落するなどの理由に
より電池性能の低下がおこる。この現象はとくに開放型
アルカリ蓄電池に顕著に現われる。そこで、水素吸蔵合
金粒子の表面を銅で被覆する事によって上記の問題点を
解決しようとする試みが提案されている(特開昭50−11
1546号公報)。すなわち、水素吸蔵合金又は水素化粒子
の表面に銅・ニッケルを無電解メッキによって、被覆膜
を施す事により、電極自体の機械的強度と電気導伝性の
向上を図っている負極が提案されている。そして、この
負極とセパレータを介して金属酸化物正極とを組合せた
アルカリ蓄電池も考えられている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、電極自体の機械的強度と
導電性は良くなり、電池性能は向上する。その反面水素
吸蔵合金粒子の表面を被覆する金属は水素に対して不活
性であるために、水素貯蔵量によって規制を受けるエネ
ルギー貯蔵容量には無関係である。従って、この被覆金
属部分が多いとその分量だけ単位重量当たりの容量は減
少することになる。とくに密閉型アルカリ蓄電池におい
ては、一定体積中に正極と負極が占める容積は定まって
いるので、負極の占める容積の増大は正極の占める容積
の減少をまねき、正極容量で電池容量が規制されている
ために、放電容量が減少する。そこで負極の表面にのみ
前記金属を被覆した水素吸蔵合金又は水素化物粉末層を
形成することが提案された。この構成では正極で発生す
る酸素ガスを負極表面で還元反応により水にする必要が
あるが、酸素ガスの発生より消費する反応がおくれ、電
池内に酸素ガスが蓄積して電池内圧を上昇させる。とく
に、急速充電時においてこの現象が顕著に現われ、安全
性を低下させるという問題があった。
導電性は良くなり、電池性能は向上する。その反面水素
吸蔵合金粒子の表面を被覆する金属は水素に対して不活
性であるために、水素貯蔵量によって規制を受けるエネ
ルギー貯蔵容量には無関係である。従って、この被覆金
属部分が多いとその分量だけ単位重量当たりの容量は減
少することになる。とくに密閉型アルカリ蓄電池におい
ては、一定体積中に正極と負極が占める容積は定まって
いるので、負極の占める容積の増大は正極の占める容積
の減少をまねき、正極容量で電池容量が規制されている
ために、放電容量が減少する。そこで負極の表面にのみ
前記金属を被覆した水素吸蔵合金又は水素化物粉末層を
形成することが提案された。この構成では正極で発生す
る酸素ガスを負極表面で還元反応により水にする必要が
あるが、酸素ガスの発生より消費する反応がおくれ、電
池内に酸素ガスが蓄積して電池内圧を上昇させる。とく
に、急速充電時においてこの現象が顕著に現われ、安全
性を低下させるという問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するもの
で、比較的充電電流の大きい場合でも酸素ガスによる水
素吸蔵合金の酸化防止と負極表面での酸素吸収又は酸素
のイオン化をバランス良く進行させて、電池内圧上昇の
抑制と充・放電サイクル寿命の伸長を図ることを目的と
するものである。
で、比較的充電電流の大きい場合でも酸素ガスによる水
素吸蔵合金の酸化防止と負極表面での酸素吸収又は酸素
のイオン化をバランス良く進行させて、電池内圧上昇の
抑制と充・放電サイクル寿命の伸長を図ることを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は金属酸化物正極
と、水素吸蔵合金または水素化物からなる負極と、セパ
レータ及びアルカリ電解液を備え、前記負極の表面に
銅,ニッケル又はそれらの合金で多孔状に部分的に被覆
した水素吸蔵合金又は水素化物粉末と炭素粉末からなる
多孔性の酸化抑制層を設けたものである。さらに好まし
くは前記金属で被覆した水素吸蔵合金又は水素化物粉末
と炭素粉末において、両者又はいずれか一方の粒子表面
に触媒を担持したものである。
と、水素吸蔵合金または水素化物からなる負極と、セパ
レータ及びアルカリ電解液を備え、前記負極の表面に
銅,ニッケル又はそれらの合金で多孔状に部分的に被覆
した水素吸蔵合金又は水素化物粉末と炭素粉末からなる
多孔性の酸化抑制層を設けたものである。さらに好まし
くは前記金属で被覆した水素吸蔵合金又は水素化物粉末
と炭素粉末において、両者又はいずれか一方の粒子表面
に触媒を担持したものである。
作用 このように水素吸蔵合金又は水素化物粒子の表面に導
電性のある金属たとえば、銅,ニッケル又はそれらの合
金で多孔状に被覆した水素吸蔵合金粉末や水素化物粉末
をフッ素樹脂などの結着材とともに炭素粉末と混合し、
この多孔性のある混合物を水素吸蔵合金又は水素化物か
らなる電極基体の表面にのみ形成している。この構成に
より、負極表面の酸素触媒作用と酸化抑制作用を付与す
ると共に、単位容積,重量当たりの放電容量の向上につ
ながる。また高率充電特性にも優れる。これは、負極表
面に形成している金属で被覆している水素吸蔵合金も放
電容量に関与しているためである。また金属で被覆して
いる水素吸蔵合金と炭素粉末の混合物からなる表面層は
多孔性でしかも表面積が大きいから酸素触媒と酸化抑制
作用を助長して電池内圧の上昇抑制と耐久性の向上を図
ることができる。
電性のある金属たとえば、銅,ニッケル又はそれらの合
金で多孔状に被覆した水素吸蔵合金粉末や水素化物粉末
をフッ素樹脂などの結着材とともに炭素粉末と混合し、
この多孔性のある混合物を水素吸蔵合金又は水素化物か
らなる電極基体の表面にのみ形成している。この構成に
より、負極表面の酸素触媒作用と酸化抑制作用を付与す
ると共に、単位容積,重量当たりの放電容量の向上につ
ながる。また高率充電特性にも優れる。これは、負極表
面に形成している金属で被覆している水素吸蔵合金も放
電容量に関与しているためである。また金属で被覆して
いる水素吸蔵合金と炭素粉末の混合物からなる表面層は
多孔性でしかも表面積が大きいから酸素触媒と酸化抑制
作用を助長して電池内圧の上昇抑制と耐久性の向上を図
ることができる。
以下その詳細は実施例で説明する。
実施例 市販のMm(ミッシュメタル),La,Ni,Coから構成され
る試料を一定の組成比に秤量,混合し、アーク溶解法に
より加熱溶解させた。一例として、合金組成であるMm
0.5La0.5Ni3.5Co1.5を負極用の水素吸蔵合金とした。こ
の合金を粉砕機で37μm以下まで粉砕し発砲状金属内に
結着材と共に充填し、その後加圧,乾燥して負極試料a
とした。つぎに同合金粉末の試料を取り、この試料の表
面に公知の無電解メッキ法により銅の被覆膜を多孔状に
形成させた。その時に採用した無電解メッキ条件はつぎ
の通りである。
る試料を一定の組成比に秤量,混合し、アーク溶解法に
より加熱溶解させた。一例として、合金組成であるMm
0.5La0.5Ni3.5Co1.5を負極用の水素吸蔵合金とした。こ
の合金を粉砕機で37μm以下まで粉砕し発砲状金属内に
結着材と共に充填し、その後加圧,乾燥して負極試料a
とした。つぎに同合金粉末の試料を取り、この試料の表
面に公知の無電解メッキ法により銅の被覆膜を多孔状に
形成させた。その時に採用した無電解メッキ条件はつぎ
の通りである。
無電解メッキ後水素吸蔵合金粒子の表面に均質な銅の
被覆膜を形成しているように見えるが、多くの穴が存在
している。この穴を通して水素の吸蔵・放出が進行す
る。この銅被覆の水素吸蔵合金粉末に対して5重量パー
セントの炭素粉末、たとえば植物活性炭であるカルボラ
フィンをフッ素樹脂分散媒と共に混合した。先に製造し
た負極試料aの表面にこのペースト状混合物を塗着した
後、加圧・乾燥して一体化した負極試料bを作った。こ
の負極試料aとbにリードを取り付け電極とした。水素
吸蔵合金粉末15g、電極表面に形成する混合物は1.5gを
用いた。公知の発砲状ニッケル正極をセパレータを介し
て公称2Ahの密閉型アルカリ蓄電池を構成し各々電池A
・Bとする。
被覆膜を形成しているように見えるが、多くの穴が存在
している。この穴を通して水素の吸蔵・放出が進行す
る。この銅被覆の水素吸蔵合金粉末に対して5重量パー
セントの炭素粉末、たとえば植物活性炭であるカルボラ
フィンをフッ素樹脂分散媒と共に混合した。先に製造し
た負極試料aの表面にこのペースト状混合物を塗着した
後、加圧・乾燥して一体化した負極試料bを作った。こ
の負極試料aとbにリードを取り付け電極とした。水素
吸蔵合金粉末15g、電極表面に形成する混合物は1.5gを
用いた。公知の発砲状ニッケル正極をセパレータを介し
て公称2Ahの密閉型アルカリ蓄電池を構成し各々電池A
・Bとする。
つぎに、先に製造した銅被覆の水素吸蔵合金粉末、及
び炭素粉末に公知の担持方法によってパラジウム触媒を
各々0.1重量%程担持した負極試料を作った。銅被覆の
水素吸蔵合金粉末にのみ触媒を担持した負極試料c、炭
素粉末にのみ触媒を担持した負極試料d、両者に触媒を
担持した負極試料eを用いた同様な電池を各々C,D,Eと
する。第1図に負極の構成を示し、第2図に密閉型アル
カリ蓄電池を示す。第1図において、水素吸蔵合金1か
らなる基板の両面に酸化抑制層2を形成した負極板3を
示す。Bは負極3の断面を表わしたものである。
び炭素粉末に公知の担持方法によってパラジウム触媒を
各々0.1重量%程担持した負極試料を作った。銅被覆の
水素吸蔵合金粉末にのみ触媒を担持した負極試料c、炭
素粉末にのみ触媒を担持した負極試料d、両者に触媒を
担持した負極試料eを用いた同様な電池を各々C,D,Eと
する。第1図に負極の構成を示し、第2図に密閉型アル
カリ蓄電池を示す。第1図において、水素吸蔵合金1か
らなる基板の両面に酸化抑制層2を形成した負極板3を
示す。Bは負極3の断面を表わしたものである。
第2図において、水素吸蔵合金からなる負極3とニッ
ケル正極4はセパレータ5を介して渦巻き状に巻回さ
れ、負極端子を兼ねるケース6に挿入される。なお極板
群の上,下は絶縁板7,8があてがわれ、安全弁9のある
封口板10でケース6の開口部は密閉化されている。11は
封口板10を介して正極リード12と接続してキャップ状の
正極端子である。なお、充電時に負極からの水素発生を
抑制するために正極容量より負極容量を大きくし正極律
則とした。電池の充・放電条件として0.3C(600mA)で
5時間充電(150%充電)し、0.1C(200mA)で放電し
た。充・放電サイクル試験の温度はすべて25℃とし、各
種電池の150%充電時における電池内圧を測定した。電
池内圧の測定は初期と100サイクル後で比較した。この
測定結果を従来型電池Aと本発明型電池B,C,D,Eと比較
して表2に示す。但し、安全弁は10kg/cm2以上の内圧に
達すると作動する。
ケル正極4はセパレータ5を介して渦巻き状に巻回さ
れ、負極端子を兼ねるケース6に挿入される。なお極板
群の上,下は絶縁板7,8があてがわれ、安全弁9のある
封口板10でケース6の開口部は密閉化されている。11は
封口板10を介して正極リード12と接続してキャップ状の
正極端子である。なお、充電時に負極からの水素発生を
抑制するために正極容量より負極容量を大きくし正極律
則とした。電池の充・放電条件として0.3C(600mA)で
5時間充電(150%充電)し、0.1C(200mA)で放電し
た。充・放電サイクル試験の温度はすべて25℃とし、各
種電池の150%充電時における電池内圧を測定した。電
池内圧の測定は初期と100サイクル後で比較した。この
測定結果を従来型電池Aと本発明型電池B,C,D,Eと比較
して表2に示す。但し、安全弁は10kg/cm2以上の内圧に
達すると作動する。
表2からわかる様に電池Aの内質は初期において5.0k
g/cm2を示し、100サイクル後には10kg/cm2以上まで達
し、安全弁作動による漏液現象が観察された。したがっ
て、電解液の減少からおこる内部抵抗の増大による放電
容量の減少も著しい。50サイクル後における放電容量は
1Ah以下を示し、初期容量の50%以下に減少している。
これに対して、本発明型電池B,C,D,Eの内圧は初期にお
いて1.5−3.0kg/cm2を示し、100サイクル後においても
2.0−4.0kg/cm2程度しか上昇しない。この中でも触媒を
担持した負極を用いた電池はとくに電池内圧の上昇が少
ない。したがって100サイクル後における放電容量は2Ah
をすべて保持しており、容量の低下が殆ど認められな
い。この結果から本発明型電池は従来型電池と比較して
150%充電時の電池内圧が非常に低く、放電容量の減少
も殆どない。よって安全性が高く、長寿命の電池を得る
ことができる。この様に高率充電において、電池内圧力
の上昇抑制と高容量化が得られた理由として、負極板の
表面において、正極から発生する酸素ガスを効率よく吸
収する酸素触媒の働きと共に、この酸素ガスによる水素
吸蔵合金表面の酸化を抑制し、金属を被覆した水素吸蔵
合金をも放電容量に寄与している。また、炭素粉末との
混合物状態にあるので、酸化抑制層の表面積が大きく酸
素触媒も非常に活性となり、酸素吸収速度を早くしてい
るものと考えられる。
g/cm2を示し、100サイクル後には10kg/cm2以上まで達
し、安全弁作動による漏液現象が観察された。したがっ
て、電解液の減少からおこる内部抵抗の増大による放電
容量の減少も著しい。50サイクル後における放電容量は
1Ah以下を示し、初期容量の50%以下に減少している。
これに対して、本発明型電池B,C,D,Eの内圧は初期にお
いて1.5−3.0kg/cm2を示し、100サイクル後においても
2.0−4.0kg/cm2程度しか上昇しない。この中でも触媒を
担持した負極を用いた電池はとくに電池内圧の上昇が少
ない。したがって100サイクル後における放電容量は2Ah
をすべて保持しており、容量の低下が殆ど認められな
い。この結果から本発明型電池は従来型電池と比較して
150%充電時の電池内圧が非常に低く、放電容量の減少
も殆どない。よって安全性が高く、長寿命の電池を得る
ことができる。この様に高率充電において、電池内圧力
の上昇抑制と高容量化が得られた理由として、負極板の
表面において、正極から発生する酸素ガスを効率よく吸
収する酸素触媒の働きと共に、この酸素ガスによる水素
吸蔵合金表面の酸化を抑制し、金属を被覆した水素吸蔵
合金をも放電容量に寄与している。また、炭素粉末との
混合物状態にあるので、酸化抑制層の表面積が大きく酸
素触媒も非常に活性となり、酸素吸収速度を早くしてい
るものと考えられる。
本実施例の様に、酸素抑制層を形成する時にフッ素樹
脂を用いることにより、酸素触媒の活性度を低下させな
いで、両粉末を結合させることが出来る。金属を被覆し
た水素吸蔵合金粉末,炭素粉末,フッ素樹脂粉末が各々
独立して、両者の結合間にフッ素樹脂が介在し、両粒子
の結合を強化している。しかも表面積を減少させていな
い所に大きな効果が見られる。
脂を用いることにより、酸素触媒の活性度を低下させな
いで、両粉末を結合させることが出来る。金属を被覆し
た水素吸蔵合金粉末,炭素粉末,フッ素樹脂粉末が各々
独立して、両者の結合間にフッ素樹脂が介在し、両粒子
の結合を強化している。しかも表面積を減少させていな
い所に大きな効果が見られる。
本実施例では水素吸蔵合金を機械的に粉砕した粉末を
用いたが、水素吸蔵合金を水素化させて細分化した水素
化物を用いることも出来る。水素化した粉末を脱水素化
した状態で負極を作り、銅の代わりにニッケルを金属被
覆膜とした他はすべて同様な試験方法で行なったが水素
吸蔵合金から出発した負極と殆ど同じ性能を示した。た
だ、ニッケルは銅と比べて被覆膜が固いので、加圧力を
少し高くする必要があり、銅よりは少し低多孔性体とな
るので酸素ガスの吸収も少し悪く、相対的に電池内圧は
0.5kg/cm2程上昇した。この点が被覆金属によって少し
異なるが他は殆ど同じ特性を示した。また合金を用いて
も同様な効果がある。
用いたが、水素吸蔵合金を水素化させて細分化した水素
化物を用いることも出来る。水素化した粉末を脱水素化
した状態で負極を作り、銅の代わりにニッケルを金属被
覆膜とした他はすべて同様な試験方法で行なったが水素
吸蔵合金から出発した負極と殆ど同じ性能を示した。た
だ、ニッケルは銅と比べて被覆膜が固いので、加圧力を
少し高くする必要があり、銅よりは少し低多孔性体とな
るので酸素ガスの吸収も少し悪く、相対的に電池内圧は
0.5kg/cm2程上昇した。この点が被覆金属によって少し
異なるが他は殆ど同じ特性を示した。また合金を用いて
も同様な効果がある。
発明の効果 以上の様に、本発明によれば高率充電時における安全
性が高く、サイクル寿命の長い、高容量の密閉型アルカ
リ蓄電池が得られるという効果が得られる。
性が高く、サイクル寿命の長い、高容量の密閉型アルカ
リ蓄電池が得られるという効果が得られる。
第1図A,Bは本発明における負極板の構造を示した側面
図及び断面図、第2図は本発明の実施例に用いた密閉型
アルカリ蓄電池の構成を示す図である。 1……負極板、2……水素吸蔵合金,水素化物、3……
酸化抑制層。
図及び断面図、第2図は本発明の実施例に用いた密閉型
アルカリ蓄電池の構成を示す図である。 1……負極板、2……水素吸蔵合金,水素化物、3……
酸化抑制層。
Claims (2)
- 【請求項1】金属酸化物正極と、水素吸蔵合金又は水素
化物からなる負極と、セパレータおよびアルカリ電解液
を備え、前記負極の表面に銅、ニッケル又はそれらの合
金で多孔状に部分的に被覆した水素吸蔵合金又は水素化
物粉末と炭素粉末との混合物からなる多孔性の酸化抑制
層を設けたことを特徴とする密閉型アルカリ蓄電池。 - 【請求項2】銅、ニッケル又はそれらの合金で被覆した
水素吸蔵合金又は水素化物粉末と炭素粉末の混合物にお
いて、両者又はいずれか一方の粒子表面に触媒を担持し
ている特許請求の範囲第1項記載の密閉型アルカリ蓄電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200917A JPH0815077B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200917A JPH0815077B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6355857A JPS6355857A (ja) | 1988-03-10 |
| JPH0815077B2 true JPH0815077B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16432422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61200917A Expired - Lifetime JPH0815077B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815077B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5506074A (en) * | 1993-09-30 | 1996-04-09 | Sanyo Electric Co. Ltd. | Metal hydride electrode and nickel-hydrogen alkaline storage cell |
| JP4678130B2 (ja) * | 2003-01-20 | 2011-04-27 | 株式会社Gsユアサ | 密閉型ニッケル水素蓄電池とその製造法 |
| JP2006179430A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルカリ電池用亜鉛合金粉体 |
| JP5593919B2 (ja) * | 2010-07-27 | 2014-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池負極およびそれを用いた二次電池 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58163157A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | Toshiba Corp | 金属酸化物・水素電池 |
| JPS60109183A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形ニッケル−水素蓄電池 |
| JPS6119063A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 水素吸蔵電極 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP61200917A patent/JPH0815077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6355857A (ja) | 1988-03-10 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |