JPH0815227A - 鋼板の磁化装置 - Google Patents

鋼板の磁化装置

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JPH0815227A
JPH0815227A JP14616894A JP14616894A JPH0815227A JP H0815227 A JPH0815227 A JP H0815227A JP 14616894 A JP14616894 A JP 14616894A JP 14616894 A JP14616894 A JP 14616894A JP H0815227 A JPH0815227 A JP H0815227A
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JP
Japan
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magnetic
steel sheet
magnetizing
magnetic poles
steel plate
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JP14616894A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Haruna
和幸 春名
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別段の浮遊磁場抑制用磁化装置を設置するこ
となく不要な浮遊磁場を抑制し、鋼板を幅方向において
均一に磁気飽和できる鋼板の磁化装置を提供すること。 【構成】 それぞれ所定の間隔を存して鋼板11の幅方
向に2つの磁極12を起立配置する。これらの磁極12
の上端を継鉄13で接続する。前記2つの磁極12をN
極とS極に帯磁させて鋼板11を幅方向に磁化する磁化
コイル14を継鉄13に巻回する。前記2つの磁極12
間で鋼板11に近接して強磁性板15を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板の欠陥を検出する
ための漏洩磁束探傷法に使用する磁化装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車のボディ等に使用されている鋼板
のように毎秒数メートルもの速度で連続生産される鋼板
の欠陥を検出する方法として漏洩磁束探傷法がある。こ
の方法は、鋼板を磁気的に飽和するまで磁化し、欠陥の
存在によって漏洩する漏洩磁束を磁気センサーによって
検出するものである。
【0003】ところで、従来の漏洩磁束探傷法に使用さ
れていた磁化装置は、図5に示すように、磁化コイル1
を巻回してある2つの磁極2を同一線上に対立させて設
置し、この2つの磁極2をそれぞれN極とS極に帯磁さ
せ、これら2つの磁極2の下端部を継鉄3によって接続
して鋼板4の幅方向に磁界を与えるべく構成されたもの
が一般的である。
【0004】このような磁化装置では、磁化コイル1を
巻回してある2つの磁極2と継鉄3と鋼板4とで磁気的
な閉回路を形成することになる。ただし、この場合磁極
2と鋼板4との間にはある程度の距離を保つ必要から磁
気抵抗が大きくなり、磁極2から鋼板4へ、あるいはそ
の反対方向へ流れる磁力線分布は、図6に示すように、
磁極2付近で広がりを持つことになって、図7に示すよ
うに、磁化方向に沿って磁場が垂直成分、あるいは水平
成分を持つことになる(以下、この磁場を「浮遊磁場」
という)。
【0005】漏洩磁束探傷においては、磁気センサーは
一般に欠陥漏洩磁場の垂直成分あるいは水平成分を検出
するが、磁気センサーには各々検出特性があり、検出可
能な磁場範囲が例えば±100(Gauss )といった限界
があるので、例えば図7の場合では磁場付近での検出可
能な磁場範囲(0〜100Gauss )を超えるような浮遊
磁場が発生している状態では漏洩磁場の検出が不可能に
なる。
【0006】そこで、特開昭50−138399号公報
で、検査対象となる鋼板4の一面に転接するローラ5
に、これの軸心上の継鉄3によって接続された一対の磁
極2を組み込み、これら磁極2がローラ5を構成する薄
肉円筒の非磁性体6を介して鋼板4に接触するように構
成し、鋼板4を一部に含む磁気的な閉回路を形成するこ
とによって鋼板4を磁化する装置が開示されている(図
8参照)。
【0007】しかしながら、特開昭50−138399
号公報で開示された磁化装置では、鋼板に発生した欠陥
に基づく漏洩磁場以外の不要な浮遊磁場を抑制すること
が不可能であるので、浮遊磁場が探傷信号に悪影響を及
ぼしたり、磁気センサーの検出特性が飽和してしまって
欠陥信号が得られなくなるという問題がある。
【0008】この特開昭50−138399号公報で開
示された磁化装置の欠点を解決し、鋼板を磁気飽和させ
た状態で不要の浮遊磁場を抑制できる装置が、例えば1
990年発行の「製鉄研究第339号」第57〜62頁
に示されている。図9はこの装置を模式的に示す正面図
であり、図5に示した装置と同様の磁化装置の磁極2の
先端の上方に適宜の間隔を存して浮遊磁場抑制用磁化装
置の磁極2の下端を対向するように設置したものであ
る。なお、図9において図5と同一部分には同一の符号
を付している。
【0009】すなわち、この図9に示す装置では、磁化
装置と同等の磁化力を有する浮遊磁場抑制用磁化装置を
上下方向に対向するように設置することで鋼板4を磁気
的に飽和させ、また磁気装置からの浮遊磁場を浮遊磁場
抑制用磁化装置によって相殺させることにより、不要な
浮遊磁場を抑制するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すような、磁化装置と同等の磁化力を有する浮遊磁場
抑制用磁化装置を上下方向に対向するように設置したも
のでは、2つの磁化器が必要となるので、設備費が高く
なるとともに、鋼板の上方に浮遊磁場抑制用磁化装置を
設置するための広い空間が必要となる。
【0011】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、別段の浮遊磁場抑制用磁化装置を
必要とすることなく不要な浮遊磁場を抑制でき、しかも
鋼板を幅方向において均一に磁気飽和できる鋼板の磁化
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の鋼板の磁化装置は、それぞれ所定の間
隔を存して鋼板の幅方向に起立配置した2つの磁極と、
これらの磁極を接続する継鉄と、前記2つの磁極をN極
とS極に帯磁させて鋼板を幅方向に磁化する磁化コイル
と、前記2つの磁極間で鋼板に近接して配置される強磁
性板を備えさせているのである。
【0013】
【作用】本発明の鋼板の磁化装置は、それぞれ所定の間
隔を存して鋼板の幅方向に起立配置した2つの磁極と、
これらの磁極を接続する継鉄と、前記2つの磁極をN極
とS極に帯磁させて鋼板を幅方向に磁化する磁化コイル
と、前記2つの磁極間で鋼板に近接して配置される強磁
性板を備えさせているので、2つの磁極と継鉄及び鋼
板を一部に含む磁気的な回路と、2つの磁極と継鉄及
び強磁性板を一部に含む磁気的な回路、の2つの磁気的
な回路が形成されることになり、一方の磁極から広がり
をもって鋼板に流れていた浮遊磁場は、の強磁性板を
一部に含む磁気的な回路を通過して他方の磁極へ流れて
ゆき、鋼板上の空間に発生する不要な浮遊磁場を抑制で
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の鋼板の磁化装置を、図1及び
図2に示す1実施例に基づいて説明する。図1は本発明
鋼板の磁化装置の概略構成を示す正面図、図2は本発明
鋼板の磁化装置の概略構成を示す斜視図である。
【0015】図1及び図2において、11は欠陥検査の
対象となる鋼板であり、図1にあっては紙面における表
裏面方向に移動する。12は鋼板11の幅方向に所定の
間隔、例えば50〜150mmを存して起立配置した2
つの磁極であり、これらの磁極12の上端は継鉄13で
接続されている。14は前記継鉄13に巻回された磁化
コイルであり、この磁化コイル14に電流を流すことに
より、一方の磁極12をN極に、また他方の磁極をS極
に帯磁させ、鋼板11をその幅方向に磁化するものであ
る。
【0016】15は前記2つの磁極12間で鋼板11
に、例えば5〜40mmの間隔を存して近接配置される
強磁性板であり、例えば0.5〜10mmの厚みの鉄,
ニッケル,コバルトの板が用いられる。この強磁性板1
5は2つの磁極12間の間隔と略同じ幅を有しており、
磁化方向の長さは磁化する範囲によって変化するが、略
磁化する範囲と同じ長さとする。なお、この強磁性板1
5の保持方法としては、例えば図2に示すように、磁気
センサー群16を保持するセンサー保持装置17上、も
しくはセンサー保持装置17内に組み込めば、鋼板11
と強磁性板15との間隔を適宜変更することが可能とな
る。
【0017】このように、強磁性板15を配設した本発
明の鋼板の磁化装置にあっては、2つの磁極12と継鉄
13及び鋼板11を一部に含む磁気的な回路における一
方の磁極12から広がりをもって鋼板11に流れていた
浮遊磁場は、2つの磁極12と継鉄13及び強磁性板1
5を一部に含む磁気的な回路を通過して他方の磁極12
へ流れてゆき、不要な浮遊磁場を抑制できる。
【0018】例えば図3は、150mmの範囲を磁化す
る場合において、厚さ1.2mm、磁化方向の長さ15
0mmの強磁性板(鉄製)をセンサー保持装置の中に組
み込んで鋼板上10mmの位置に設置した本発明装置
と、強磁性板を設置しない従来装置において、鋼板上に
発生する浮遊磁場をガウスメータで測定し、その分布状
態を比較した結果を示す図である。
【0019】図3の横軸は2つの磁極の中心からの離間
距離、縦軸は各位置での鋼板上0.5mmの位置に発生
する浮遊磁場の垂直成分(Oe)である。図3中の○印
は本発明装置を使用した場合の結果を、また●印は従来
装置を使用した場合の結果を示す。図3より、本発明装
置では2つの磁極間の中心から磁極に至る間において全
般的に浮遊磁場を抑制でき、特に磁極に近い部分では大
幅に抑制できているのが判る。
【0020】図4は図3と同じ本発明装置を使用した場
合において、検査対象となる鋼板の厚みを変化させた時
の浮遊磁場を図3の場合と同様にガウスメータで測定
し、その分布状態を比較した結果を示す図である。図4
より、鋼板の厚みが変化しても浮遊磁場の分布はほとん
ど変化しないことが判る。これより鋼板の厚みに関係な
く浮遊磁場が抑制できることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋼板の磁
化装置は、2つの磁極間で鋼板に近接して強磁性板を配
置することで、2つの磁極と継鉄及び鋼板を一部に含む
磁気的な回路と、2つの磁極と継鉄及び強磁性板を一部
に含む磁気的な回路の2つの回路を形成し、一方の磁極
から広がりをもって鋼板に流れていた浮遊磁場を、強磁
性板を一部に含む磁気的な回路を通過させて他方の磁極
へ流すので、浮遊磁場抑制用の磁化装置を別途設置する
ことなく鋼板上の空間に発生する不要な浮遊磁場を抑制
でき、鋼板の欠陥が高感度に検出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鋼板の磁化装置の概略構成を示す正面図
である。
【図2】本発明鋼板の磁化装置の概略構成を示す斜視図
である。
【図3】本発明装置と従来装置を使用した場合におい
て、鋼板上に発生する浮遊磁場をガウスメータで測定
し、その分布状態を比較した結果を示す図である。
【図4】本発明装置を使用した場合において、鋼板の厚
みを変化させた時の浮遊磁場をガウスメータで測定し、
その分布状態を比較した結果を示す図である。
【図5】従来装置の概略構成を示す正面図である。
【図6】従来装置を使用した場合の磁極から鋼板へ流れ
る磁力線を示す図である。
【図7】従来装置を使用した場合の浮遊磁場の分布を示
す図である。
【図8】特開昭50−138399号公報で開示された
装置の説明図である。
【図9】1990年発行の「製鉄研究第339号」第5
7〜62頁で開示された装置の説明図である。
【符号の説明】
11 鋼板 12 磁極 13 継鉄 14 磁化コイル 15 強磁性板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定の間隔を存して鋼板の幅方
    向に起立配置した2つの磁極と、これらの磁極を接続す
    る継鉄と、前記2つの磁極をN極とS極に帯磁させて鋼
    板を幅方向に磁化する磁化コイルと、前記2つの磁極間
    で鋼板に近接して配置される強磁性板を備えたことを特
    徴とする鋼板の磁化装置。
JP14616894A 1994-06-28 1994-06-28 鋼板の磁化装置 Pending JPH0815227A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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