JPH08152582A - 着色コンタクトレンズ及びその製造法 - Google Patents
着色コンタクトレンズ及びその製造法Info
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- JPH08152582A JPH08152582A JP29664894A JP29664894A JPH08152582A JP H08152582 A JPH08152582 A JP H08152582A JP 29664894 A JP29664894 A JP 29664894A JP 29664894 A JP29664894 A JP 29664894A JP H08152582 A JPH08152582 A JP H08152582A
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Abstract
の眼の虹彩本来の色を隠蔽し、他の色を呈させることが
できる、着色コンタクトレンズ及びその製造法を提供す
る。 【構成】 基材コンタクトレンズ表面に少なくとも白色
顔料、2−ヒドロキシエチルメタクリレイト及びヘキサ
メチレンジイソシアネイト環状三量体を含有する白色イ
ンク液を塗被し硬化して形成した白色インク層を有し、
該白色インク層の領域を反応性染料で着色した着色コン
タクトレンズ、並びにその製造法。
Description
びその製造法に関するものである。
等がなく、かつ、人の眼の虹彩本来の色を隠蔽し、他の
色を呈させることができる、着色コンタクトレンズ及び
その製造法に関する。
ズ)には、人の眼の虹彩本来の色を強調するために用い
る、虹彩と同じ色の透明な着色レンズ、そして人の眼の
虹彩の色を隠蔽し虹彩本来の色とは異なる色を呈させる
ために用いる、虹彩部分に不透明な着色を施した着色レ
ンズの2つのパターンがある。
ち、脱落等がないこと、着色模様が明瞭であること及び
効率的に簡単に着色付与ができることなどが要求され、
さまざまな検討がなされている。
樹脂の溶液に不溶性の顔料等を分散させたものを注型用
型底面に印刷模様を施した後、注型用型内にモノマーを
入れて重合し、次いで得られたレンズブロックを加工し
て虹彩模様付き着色レンズを得る方法が開示されている
が、この方法ではレンズブロックを更に完成レンズ形状
に加工する後工程が必要であり、製造工程が複雑である
という問題があった。
ルレンズに不溶性物質を沈殿させて光を吸収させること
が提案されているが、常に所望の密度の沈殿を得ること
は容易でないことが判明している。
色模様の色落ち、脱落を防止するために、レンズ基材と
化学反応する有機溶剤を着色剤と混合して着色する方法
が提案されている。この方法は色落ち、脱落等に関して
いは十分であるが、本来の眼の虹彩の色を隠蔽するため
には白色顔料を混濁剤として用いて着色剤を調製する必
要があり、常に同じ色調のインクを調製するには熟練し
た技術が必要であった。そのうえ、パッドプリンターに
よる着色付与工程では、同一色調単位で印刷しなければ
ならず、色調を変えて印刷する場合には、転写体の交換
等の準備があり、作業が煩雑になる場合があった。
虹彩の本来の色を隠蔽することができ、着色模様の色落
ち、脱落がなく、完成レンズに虹彩模様を印刷して直接
着色を施すため、レンズの後加工が不要であり、そのう
え調製したインクのロット毎による色調のバラツキが少
なく、効率的かつ簡単な操作で所望の色に着色できる着
色コンタクトレンズ及びその製造法を提供することにあ
る。
レンズ表面に少なくとも白色顔料、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレイト及びヘキサメチレンジイソシアネイト
環状三量体を含有する白色インク液を塗被し硬化して形
成した白色インク層を有し、該白色インク層の領域であ
る虹彩部分を反応性染料で着色したことを特徴とする着
色コンタクトレンズである。
の虹彩部分に、少なくとも白色顔料、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレイト及びヘキサメチレンジイソシアネイ
ト環状三量体からなる白色インク液を塗被し硬化して白
色インク層を形成する第一工程、第一工程で調製した白
色インク層領域付き基材コンタクトレンズを、その虹彩
部分以外をマスクする治具内に配置して反応性染料液中
に浸漬し、白色インク層の領域である虹彩部分を着色す
る第二工程、以上の少なくとも2つの工程からなること
を特徴とする着色コンタクトレンズの製造法である。
酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、リン酸カ
ルシウム、タルク、アルミナ等の無機微粉末を用いるこ
とができるが、その優れた隠蔽力の効果から、特に酸化
チタンを用いることが好ましい。
が好ましいが、目的に応じてレンズの所望する部分に均
一層を形成することもできるし、また義眼等を目的とし
て瞳孔部に白色層を形成することもできる。
ドロキシエチルメタクリレイト(P−HEMA)系の含
水性ソフトコンタクトレンズが好ましいが、グリシジル
メタクリレイト系ポリマーやビニルピロリドン系ポリマ
ーあるいはこれらの共重合系に架橋剤としてエチレング
リコールジメタクリレイトに代表されるアルキレングリ
コールジメタクリレイト等を含むポリマー系にも適用す
るすることができる。
されたものを使用することが好ましく、具体的には、リ
アクティブブラック5、リアクティブブルー21、リア
クティブオレンジ78、リアクティブイエロー15、リ
アクティブブルーNo.19、リアクティブブルーN
o.4、C.I.リアクティブレッド11、C.I.リ
アクティブイエロー86、C.I.リアクティブブルー
163、C.I.リアクティブブルー77を単独あるい
は2種以上を組み合わせて使用することができる。
量部、ポリビニルピロリドン15〜30重量部、ヘキサ
メチレンジイソシアネイト環状三量体10〜20重量
部、2−HEMA60〜80重量部、重合開始剤0.2
〜0.4重量部を混合して調製することが好ましい。こ
の場合、特に酸化チタンの量が50重量部より多いと白
色インク層の虹彩模様の印刷が不鮮明となり、またレン
ズ表面に不必要の凹凸を付与することになり好ましくな
い。また、10重量部未満であると白色インク層の虹彩
模様の印刷が不十分となり、隠蔽力が低下し目的とする
色調及び均一な虹彩模様が得られず好ましくない。
る。
部を乳鉢にて粉砕して混合した後に、ヘキサメチレンジ
イソシアネイト環状三量体(商品名デュラネート、TP
A−100、旭化成製)15重量部、2−HEMA70
重量部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.
3重量部を加え均一に混練し、更にシンナー150重量
部を加えて白色インク液を得た。
ズ完成品をフロント面を上にして印刷用治具に固定し
た。次に、虹彩模様付きのステンレス製版の虹彩模様部
分に白色インク液を塗被した。次に、パッド印刷用プリ
ンティングマシーンのシリコーン製転写体を用いて、レ
ンズに虹彩模様を印刷した。印刷後直ちに80℃のオー
ブンに入れて16時間重合処理をして白色インク層付き
のレンズを得た。この後にこのレンズを生理的食塩水で
膨潤させた。
法 白色インク層を形成する虹彩部分のみを残してマスクす
るために、前記(B)で調製した膨潤状態のレンズを専
用の治具に配置する。
上を組み合わせて使用するが、以下では基本的な色調と
しての茶色系、青色系及び緑色系について説明する。
1を2.4g、C.I.リアクティブイエロー86を
2.4g、リアクティブブラック5を10g、この3種
類を800mlの精製水に溶解して、助剤としての硫酸
ナトリウム8gを加えて茶色の着色染料液を調製する。
該着色染料液に、専用の治具でマスクした膨潤レンズを
治具ごと浸漬し、55℃にて約60分間保持し染色す
る。染色処理終了後着色染料液から取り出して治具ごと
流水にて洗浄しレンズを治具から取り出して、一般的な
反応性染料の定着方法として知られているアルカリ溶液
処理を施して虹彩部が茶色の着色レンズを得た。
ブルー77を16g、これを800mlの精製水に溶解
して、同様の操作で青色の着色染料液を調製する。該着
色染料液に、専用の治具でマスクしたレンズを治具ごと
浸漬し、55℃にて約60分間保持する。その後前記と
同様の処理をして虹彩部が青色の着色レンズを得た。
ブルー77を12.8g、C.I.リアクティブイエロ
ー86を3.2g、この2種の染料を精製水800ml
に溶解して、同様の操作で緑色の着色染料液を調製す
る。該着色染料液に、専用の治具でマスクしたレンズを
治具ごと浸漬し、55℃にて約60分間保持する。その
後前記と同様の処理をして虹彩部が緑色の着色レンズを
得た。
を、着色、洗浄後に肉眼及びルーペ(×20倍)で観察
したが、良好であった。
らの着色レンズを生理的食塩水で6時間の煮沸処理をし
たが、色落ち、脱落等は認められなかった。
専用のスポンジ製洗浄パフに専用の洗浄剤を滴下して人
差指の腹でこすり洗い試験を行ったが、着色模様の色落
ち、脱落等は認められなかった。
基材と化学結合により強固に結合していて、該白色イン
ク層の領域を反応性染料で着色するために着色層の色落
ちや脱落がない。 2.隠蔽力に優れた白色インク層を形成することによ
り、眼の本来の虹彩の色を所望の虹彩色に変えることが
できる。 3.従来、混濁剤として使用されていた酸化チタンを染
料とは別に適用するため、調製ロット間のインク色調の
バラツキが小さく、安定した色調を得ることができる。
すなわち、各種色調は反応性染料のみを組み合わせるこ
とにより得られるので、色調及び濃度の微妙な調整が容
易である。 4.基材コンタクトレンズは白色インク層を形成した状
態で保存することができ、必要に応じて、所望の色調に
簡単に着色することができるため、着色レンズの不要な
製品在庫を持つ必要がない。
Claims (4)
- 【請求項1】 基材コンタクトレンズ表面に少なくとも
白色顔料、2−ヒドロキシエチルメタクリレイト及びヘ
キサメチレンジイソシアネイト環状三量体を含有する白
色インク液を塗被し硬化して形成した白色インク層を有
し、該白色インク層の領域を反応性染料で着色したこと
を特徴とする着色コンタクトレンズ。 - 【請求項2】 前記白色インク層が、白色インク層の領
域である虹彩部分に、虹彩模様状にまたは全面に均一に
形成されている請求項1記載の着色コンタクトレンズ。 - 【請求項3】 前記白色顔料が酸化チタンである請求項
1記載の着色コンタクトレンズ。 - 【請求項4】 基材コンタクトレンズ表面の虹彩部分
に、少なくとも白色顔料、2−ヒドロキシエチルメタク
リレイト及びヘキサメチレンジイソシアネイト環状三量
体からなる白色インク液を塗被し硬化して白色インク層
を形成する第一工程、 第一工程で調製した白色インク層領域付き基材コンタク
トレンズを、その虹彩部分以外をマスクする治具内に配
置して反応性染料液中に浸漬し、白色インク層の領域で
ある虹彩部分を着色する第二工程、以上の少なくとも2
つの工程からなることを特徴とする着色コンタクトレン
ズの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29664894A JP3646997B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 着色コンタクトレンズ及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29664894A JP3646997B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 着色コンタクトレンズ及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08152582A true JPH08152582A (ja) | 1996-06-11 |
| JP3646997B2 JP3646997B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=17836267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29664894A Expired - Lifetime JP3646997B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 着色コンタクトレンズ及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3646997B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6447118B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-09-10 | Menicon Co., Ltd. | Optical water-absorptive gel and ophthalmic material using the same |
| WO2009017060A1 (ja) | 2007-07-27 | 2009-02-05 | Menicon Co., Ltd. | 光学性材料及びそれからなる眼用レンズ |
| WO2011127079A1 (en) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | Chu Milton W | Intraocular lenses with high contrast haptics, materials, and methods |
| US9063350B1 (en) * | 2012-02-28 | 2015-06-23 | Robert Cameron | Colored contact lens |
| KR101967128B1 (ko) * | 2019-01-24 | 2019-04-08 | 박근창 | 컬러 콘택트렌즈 |
| CN112521545A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-03-19 | 甘肃康视达科技集团有限公司 | 一种彩色隐形眼镜用油墨中间体及其制备方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29664894A patent/JP3646997B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6447118B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-09-10 | Menicon Co., Ltd. | Optical water-absorptive gel and ophthalmic material using the same |
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| KR101967128B1 (ko) * | 2019-01-24 | 2019-04-08 | 박근창 | 컬러 콘택트렌즈 |
| WO2020153529A1 (ko) * | 2019-01-24 | 2020-07-30 | 박근창 | 컬러 콘택트렌즈 |
| CN112521545A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-03-19 | 甘肃康视达科技集团有限公司 | 一种彩色隐形眼镜用油墨中间体及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3646997B2 (ja) | 2005-05-11 |
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