JPH08152902A - 適応処理装置 - Google Patents
適応処理装置Info
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- JPH08152902A JPH08152902A JP6297009A JP29700994A JPH08152902A JP H08152902 A JPH08152902 A JP H08152902A JP 6297009 A JP6297009 A JP 6297009A JP 29700994 A JP29700994 A JP 29700994A JP H08152902 A JPH08152902 A JP H08152902A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高性能の汎用マイコンあるいはDSP程度の
演算能力の計算機を用いて、非線形系の適応処理をオン
ラインで実行することが可能な適応処理装置を提供する
こと。 【構成】 入力に応じて出力特性を可変させる適応処理
装置において、入力に応じて所定の出力特性を有する、
複数の定常非線形処理装置と、サンプル入力に応じて各
定常非線形処理装置が寄与する重みを計算する計算装置
と、前記計算装置により計算された重みにしたがって、
前記各定常非線形処理装置の出力に重みつけして出力す
る重みつけ装置とを具備する。
演算能力の計算機を用いて、非線形系の適応処理をオン
ラインで実行することが可能な適応処理装置を提供する
こと。 【構成】 入力に応じて出力特性を可変させる適応処理
装置において、入力に応じて所定の出力特性を有する、
複数の定常非線形処理装置と、サンプル入力に応じて各
定常非線形処理装置が寄与する重みを計算する計算装置
と、前記計算装置により計算された重みにしたがって、
前記各定常非線形処理装置の出力に重みつけして出力す
る重みつけ装置とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応処理系の実現方法
および装置に係わり、特に、組み込み型のマイコンで非
線形系の適応処理を効率的に実現する技術に関する。
および装置に係わり、特に、組み込み型のマイコンで非
線形系の適応処理を効率的に実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】適応処理とは、入力・状態に応じて系の
特性を自動的に調整する処理を意味し、適応制御・適応
フィルタはもとよりニューラルネットワークおよびファ
ジイ系の動的構成方法、即ち、入力に応じて系特性を動
的に調整する方法をも含まれる。
特性を自動的に調整する処理を意味し、適応制御・適応
フィルタはもとよりニューラルネットワークおよびファ
ジイ系の動的構成方法、即ち、入力に応じて系特性を動
的に調整する方法をも含まれる。
【0003】このような適応処理系は、自動制御はもと
より画像・音声等のマルチメディア関連処理の基本技術
として広く利用されている。
より画像・音声等のマルチメディア関連処理の基本技術
として広く利用されている。
【0004】組み込み用途マイコンの性能は飛躍的に向
上したが、非線形系の適応技術を組み込みマイコンで実
現するには制約があり、多くの場合、適応技術は線形系
に近似して扱われる。
上したが、非線形系の適応技術を組み込みマイコンで実
現するには制約があり、多くの場合、適応技術は線形系
に近似して扱われる。
【0005】また、最近では、ニューラルネットワーク
あるいはファジイ技術を応用して、経験に基づく非線形
系の設計手法が研究されている。
あるいはファジイ技術を応用して、経験に基づく非線形
系の設計手法が研究されている。
【0006】これらの技術を組み込みシステムに応用す
る場合、事前にオフラインで設計した結果をテーブルと
して保有し、オンラインではテーブルのデータをそのま
ま参照し、あるいはそれによる簡単な計算で所望の結果
を出力する方法が一般的である。
る場合、事前にオフラインで設計した結果をテーブルと
して保有し、オンラインではテーブルのデータをそのま
ま参照し、あるいはそれによる簡単な計算で所望の結果
を出力する方法が一般的である。
【0007】しかし、オフラインで計算した結果を用い
る手法は、本質的に定常系としての扱いが前提となって
おり、この場合、系の性質が時間的に変動すると、十分
に性能が発揮されないこともある。
る手法は、本質的に定常系としての扱いが前提となって
おり、この場合、系の性質が時間的に変動すると、十分
に性能が発揮されないこともある。
【0008】以下に、関連する線形系の適応技術・シス
テム制御技術・ニューラルネットワークやファジイ等の
非線形技術について、その概要を簡潔に示す。
テム制御技術・ニューラルネットワークやファジイ等の
非線形技術について、その概要を簡潔に示す。
【0009】[1.線形系の適応技術に関する従来技
術]従来の適応技術は、大きく線形系における適合技術
と非線形系における適応技術に大別できるが、しかし、
非線形系では処理が繁雑になる。
術]従来の適応技術は、大きく線形系における適合技術
と非線形系における適応技術に大別できるが、しかし、
非線形系では処理が繁雑になる。
【0010】例えば、線形の方程式なら直接計算できる
が、非線形の方程式は一般にニュートンラプソン法のよ
うな反復計算を要する。
が、非線形の方程式は一般にニュートンラプソン法のよ
うな反復計算を要する。
【0011】同様に、適応技術においても非線形系一般
の取扱いは困難である。
の取扱いは困難である。
【0012】一方、線形系において適応技術は進展して
いる。
いる。
【0013】(1)線形適応フィルタの原理 例えば、デジタルフィルタを例にとると、最も簡単なN
次のFIRフィルタは、現在の出力を過去の入力と重み
係数(タップ係数)の線形結合で表現される。
次のFIRフィルタは、現在の出力を過去の入力と重み
係数(タップ係数)の線形結合で表現される。
【0014】
【数1】
【0015】適応フィルタでは、このタップ係数を
【0016】
【数2】
【0017】を最小とするように更新する。ここで、E
は期待値演算子である。
は期待値演算子である。
【0018】これを満たすパラメータは、結局正規方程
式
式
【0019】
【数3】
【0020】の解となる。
【0021】従って、この正規方程式を解けば、各パラ
メータを得ることができる。
メータを得ることができる。
【0022】(2)線形適応フィルタの高速実行方法 FIR適応フィルタにおいて、数2で示した平均二乗誤
差は、フィルタ係数の二次関数になる。
差は、フィルタ係数の二次関数になる。
【0023】即ち、この関数を空間的に表現すると単一
の最小点を持つ曲となる。
の最小点を持つ曲となる。
【0024】これは、誤差特性曲面と呼ばれるが、この
ような誤差特性曲面の性質から、最急降下法のような反
復法を用いてパラメータを得られる。
ような誤差特性曲面の性質から、最急降下法のような反
復法を用いてパラメータを得られる。
【0025】また、LMS(least meansquare)やRL
S(recursive least square)と呼ばれる高速アルゴリ
ズムなどがある。
S(recursive least square)と呼ばれる高速アルゴリ
ズムなどがある。
【0026】[2.システム・制御技術に関する従来技
術]ダイナミック自動制御技術においては、図11に示
す制御対象の制御量に着目して制御する古典論的手法
と、図12に示す制御対象の制御量の他にシステムに影
響する物理量をも考慮する現代論的手法とに大別でき
る。
術]ダイナミック自動制御技術においては、図11に示
す制御対象の制御量に着目して制御する古典論的手法
と、図12に示す制御対象の制御量の他にシステムに影
響する物理量をも考慮する現代論的手法とに大別でき
る。
【0027】古典論的な取扱いの代表例は線形PID制
御法である。
御法である。
【0028】これは、
【0029】
【数4】
【0030】のように操作量を決定する。
【0031】一方、現代論では、システムを数5のよう
な状態空間法によって記述する。
な状態空間法によって記述する。
【0032】
【数5】
【0033】これは、一次遅れ系の例であるが、このよ
うなシステムを制御する例として、図12のような状態
フィードバック系を考える。
うなシステムを制御する例として、図12のような状態
フィードバック系を考える。
【0034】いま、最適レギュレータと呼ばれる制御装
置を考える。
置を考える。
【0035】これは、以下のような評価関数を
【0036】
【数6】
【0037】最小にするように操作量を決定する。
【0038】この解は、リカッチ方程式と呼ばれる方程
式の解を用いて、
式の解を用いて、
【0039】
【数7】
【0040】のように制御装置が構成される。
【0041】実際の設計では、システムに合うようなQ
・Rを制御対象に合わせて決定する。Q・Rが決定すれ
ば、Pはリカッチ方程式を解くことで決定できるから、
数7のFはオフラインで計算できる。
・Rを制御対象に合わせて決定する。Q・Rが決定すれ
ば、Pはリカッチ方程式を解くことで決定できるから、
数7のFはオフラインで計算できる。
【0042】従って、定常的な取扱いであれば、結局数
7の式をリアルタイムで実行すれば良い。
7の式をリアルタイムで実行すれば良い。
【0043】しかしながら、実際には、状態は直接観測
されないこともある。
されないこともある。
【0044】この場合には、状態推定が必要になるな
ど、計算量が概して多くなり、高性能のマイコンが必要
となる。
ど、計算量が概して多くなり、高性能のマイコンが必要
となる。
【0045】また、これとは別にニューラルネットワー
クやファジイ推論を用いた制御方法が実用化されている
が、これらはニューラルネットワークやファジイ推論の
持つ特徴、即ち、経験的なデータ・ノウハウから望まし
い非線形特性を実現できる性質、を制御に取り入れたも
のであり、非線形制御法の典型的な成功例になってい
る。これらは、古典論・現代論という分類とは直接対応
しない。
クやファジイ推論を用いた制御方法が実用化されている
が、これらはニューラルネットワークやファジイ推論の
持つ特徴、即ち、経験的なデータ・ノウハウから望まし
い非線形特性を実現できる性質、を制御に取り入れたも
のであり、非線形制御法の典型的な成功例になってい
る。これらは、古典論・現代論という分類とは直接対応
しない。
【0046】さらに、近年、適応制御や予測制御とよば
れる制御手法が脚光を集めている。
れる制御手法が脚光を集めている。
【0047】適応制御とは、制御対象の性質が時間的に
変動するような場合、制御対象の性質の変化に対応して
制御器の特性を変化させる制御方法のことである。
変動するような場合、制御対象の性質の変化に対応して
制御器の特性を変化させる制御方法のことである。
【0048】また、予測制御とはフィードフォワード的
に将来の予測値を考慮するものである。
に将来の予測値を考慮するものである。
【0049】具体例として、この両者を合わせたモデル
予測制御について簡単に説明する。
予測制御について簡単に説明する。
【0050】モデル予測制御では、制御対象を線形予測
モデル
モデル
【0051】
【数8】
【0052】で表現する。
【0053】即ち、過去の操作量と重み係数の線形和で
現在の制御量を推定する。
現在の制御量を推定する。
【0054】そして、現在の目標値と推定値の誤差を最
小にするように操作量を決定する。
小にするように操作量を決定する。
【0055】即ち、
【0056】
【数9】
【0057】この問題は、結局
【0058】
【数10】
【0059】のように制御量を決定できる(西谷:プロ
セス制御系の設計−化学プロセス制御における最近の話
題−:システムと制御,Vol.30,No.1,pp.16-25)。
セス制御系の設計−化学プロセス制御における最近の話
題−:システムと制御,Vol.30,No.1,pp.16-25)。
【0060】この他にも、予測値をフィードフォファー
ド的に処理する制御方法は数多く存在する。
ド的に処理する制御方法は数多く存在する。
【0061】[3.その他]前記のように、信号処理や
システム工学の分野では、対象を線形近似することが多
い。
システム工学の分野では、対象を線形近似することが多
い。
【0062】しかし、実際の系は大なり小なり非線形性
を持っていて、時として線形系での取扱いが適さないこ
ともある。
を持っていて、時として線形系での取扱いが適さないこ
ともある。
【0063】このように、本来的には非線形系での取扱
いが望ましいが、非線形系の理論的な取扱いは難しい。
いが望ましいが、非線形系の理論的な取扱いは難しい。
【0064】もっとも、近年では可変構造系あるいはニ
ューラルネットワーク・ファジイ等のヒューリステック
な手法を応用する研究が進展しており、将来的に有望で
ある。
ューラルネットワーク・ファジイ等のヒューリステック
な手法を応用する研究が進展しており、将来的に有望で
ある。
【0065】(1)可変構造系 可変構造系は、予め複数の処理系を用意しておき、入力
に応じて適宜処理系を切り替える系のことである。
に応じて適宜処理系を切り替える系のことである。
【0066】この系では、比較的容易に非線形系を構成
できる利点があるが、系の特性がある値を境にして大き
く変化しない構成が望まれる(川路:ファジイ制御と可
変構造系:電気学会誌,Vol.110,No.8, pp.678-679,
(1990))。
できる利点があるが、系の特性がある値を境にして大き
く変化しない構成が望まれる(川路:ファジイ制御と可
変構造系:電気学会誌,Vol.110,No.8, pp.678-679,
(1990))。
【0067】(2)ファジイ技術 ファジイ推論では、
【0068】
【数11】
【0069】のようなファジイ規則で表現される。
【0070】ただし、各変数はファジイ変数で、図13
(a−1)に示すようなメンバシップ関数で性質が定義
される。
(a−1)に示すようなメンバシップ関数で性質が定義
される。
【0071】ファジイ推論系では、このようなファジイ
規則が、例えば、図13(a−2)に示すように複数存
在する。
規則が、例えば、図13(a−2)に示すように複数存
在する。
【0072】そして、確定入力に対して、例えば、
【0073】
【数12】
【0074】のような推論式で確定出力を得る。
【0075】数12から明らかなように、結局ファジイ
推論は確定入力(u#,v#)から確定出力w# を決定す
る方法、即ち、関数関係 w#=f(u#、v#)を与える手
法に他ならない。
推論は確定入力(u#,v#)から確定出力w# を決定す
る方法、即ち、関数関係 w#=f(u#、v#)を与える手
法に他ならない。
【0076】そして、この関数関係は一般に非線形性が
強い。
強い。
【0077】このようなことから、ファジイ制御は経験
に基づいて非線形制御を行う有力な手段となっている。
に基づいて非線形制御を行う有力な手段となっている。
【0078】ファジイ制御の多くは高々2入力であるた
め、これらを予め計算してテーブルに格納しても相応の
メモリ容量での実現が可能である。
め、これらを予め計算してテーブルに格納しても相応の
メモリ容量での実現が可能である。
【0079】ファジイ機能内蔵の家電製品では大部分こ
の手法が用いられる(広田他:ファジイ制御の応用動
向:計測と制御,Vol.28,No.11,pp.9
64−969(1989))。
の手法が用いられる(広田他:ファジイ制御の応用動
向:計測と制御,Vol.28,No.11,pp.9
64−969(1989))。
【0080】また、入力が3以上になっても、多くのテ
ーブルを必要としない実現方法も開発されている(中川
他:制御用マイコン向け高速ファジイ推論方式:情報処
理学会第43回全国大会講演論文集,I−101(19
91))。
ーブルを必要としない実現方法も開発されている(中川
他:制御用マイコン向け高速ファジイ推論方式:情報処
理学会第43回全国大会講演論文集,I−101(19
91))。
【0081】しかし、これらの方法は、定常系(時不
変)のファジイ推論系では実現できても、非定常系(時
変)システムでは適用できなかった。
変)のファジイ推論系では実現できても、非定常系(時
変)システムでは適用できなかった。
【0082】本発明は、このようなテーブル参照法を、
非定常(時変)のシステムでも適用可能にするものであ
る。
非定常(時変)のシステムでも適用可能にするものであ
る。
【0083】(3)ニューラルネットワーク ニューラルネットワークは、図14(b−1)に示すよ
うなニューロン素子をネットワーク状に結合したもので
ある。
うなニューロン素子をネットワーク状に結合したもので
ある。
【0084】このニューロン素子の特性は、
【0085】
【数13】
【0086】のように与えられることが多い。
【0087】ネットワーク結合のトポロジーも数多く存
在するが、例えば、図14(b−2)のような階層型ネ
ットワークが良く用いられる。
在するが、例えば、図14(b−2)のような階層型ネ
ットワークが良く用いられる。
【0088】この階層型ネットワークにおいては、入力
の対応したニューロンの層(入力層)と出力に対応した
ニューロンの層(出力層)の間に、中間層と呼ばれるニ
ューロンの層により構成される。
の対応したニューロンの層(入力層)と出力に対応した
ニューロンの層(出力層)の間に、中間層と呼ばれるニ
ューロンの層により構成される。
【0089】そして、各ニューロン素子の結合の重み
(w)の与え方で、ネットワークの性質(入力に対応す
る出力のパターン)を変えることができる。
(w)の与え方で、ネットワークの性質(入力に対応す
る出力のパターン)を変えることができる。
【0090】即ち、ネットワークの出力は、入力と結合
の重み(w)の関数になる。
の重み(w)の関数になる。
【0091】ニューラルネットワークを機能させるため
には、手本となる入出力の対応関係を学習させなければ
ならない。
には、手本となる入出力の対応関係を学習させなければ
ならない。
【0092】このような学習方法の典型例に、誤差逆伝
播法がある。
播法がある。
【0093】誤差逆伝播法においては、特定の入力が与
えられた時、目標出力を得るように結合の重みwを修正
していく。
えられた時、目標出力を得るように結合の重みwを修正
していく。
【0094】即ち、入力を固定すると、ニューラルネッ
トワークの出力はwの関数で表現される。
トワークの出力はwの関数で表現される。
【0095】これと目標出力の二乗誤差
【0096】
【数14】
【0097】を評価関数とし、これを最小にするように
wを修正する。
wを修正する。
【0098】これは、いわゆる非線形最適化問題とな
り、この問題の解法も、先に示した適応アルゴリズムと
同様ではあるが、出力y(w)がwの非線形関数で表現さ
れることもあり、誤差評価関数は一般に多峰性の関数に
なる。
り、この問題の解法も、先に示した適応アルゴリズムと
同様ではあるが、出力y(w)がwの非線形関数で表現さ
れることもあり、誤差評価関数は一般に多峰性の関数に
なる。
【0099】従って、単純な最急降下法などを用いる
と、局所最適解に落ち込み、最適な重み係数が得られな
いことがある。
と、局所最適解に落ち込み、最適な重み係数が得られな
いことがある。
【0100】このような問題を解決するため、シミュレ
ーテッドアニーリング法のような確率的最適化法が必要
になるが、この計算にはスーパコンピュータを用いても
膨大な時間を要する。
ーテッドアニーリング法のような確率的最適化法が必要
になるが、この計算にはスーパコンピュータを用いても
膨大な時間を要する。
【0101】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、最近
では非線形システムが積極的に応用される。
では非線形システムが積極的に応用される。
【0102】特に、ニューラルネットワーク・ファジイ
等の手法は、系の非線形特性を経験的に実現できるため
広く適用されている。
等の手法は、系の非線形特性を経験的に実現できるため
広く適用されている。
【0103】しかしながら、ニューラルネットワークや
ファジイのような非線形のシステムを組込マイコンで処
理させる場合、先に示したような計算を全てオンライン
で実行する能力はなく、定常系としてオフラインで計算
し、これをテーブルとして保有することで実現してい
た。
ファジイのような非線形のシステムを組込マイコンで処
理させる場合、先に示したような計算を全てオンライン
で実行する能力はなく、定常系としてオフラインで計算
し、これをテーブルとして保有することで実現してい
た。
【0104】従って、非線形系の適応処理を現在のマイ
コン実現するには制約が多く、組み込みシステムでの適
応処理は、一般に線形系で行われる。
コン実現するには制約が多く、組み込みシステムでの適
応処理は、一般に線形系で行われる。
【0105】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、適応処
理装置において、高性能の汎用マイコンあるいはDSP
程度の演算能力の計算機を用いて、非線形系の適応処理
をオンラインで実行することが可能な技術を提供するこ
とにある。
るためになされたものであり、本発明の目的は、適応処
理装置において、高性能の汎用マイコンあるいはDSP
程度の演算能力の計算機を用いて、非線形系の適応処理
をオンラインで実行することが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0106】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0107】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0108】(1)入力に応じて出力特性を可変させる
適応処理装置において、入力に応じて所定の出力特性を
有する複数の定常非線形処理装置と、サンプル入力に応
じて各定常非線形処理装置が寄与する重みを計算する計
算装置と、前記計算装置により計算された重みにしたが
って、前記各定常非線形処理装置の出力に重みつけして
出力する重みつけ装置とを具備することを特徴とする。
適応処理装置において、入力に応じて所定の出力特性を
有する複数の定常非線形処理装置と、サンプル入力に応
じて各定常非線形処理装置が寄与する重みを計算する計
算装置と、前記計算装置により計算された重みにしたが
って、前記各定常非線形処理装置の出力に重みつけして
出力する重みつけ装置とを具備することを特徴とする。
【0109】(2)入力に応じて出力特性を可変させる
適応制御装置において、過去の制御量あるいは状態の少
なくとも一方の入力に対応して現在の操作量を得る複数
の定常非線形制御器と、前記各定常非線形制御器からの
複数の操作量と、前記過去の制御量あるいは状態の少な
くとも一方の入力とから、前記複数の定常非線形制御器
が寄与する重みを計算する計算装置と、前記計算装置に
より計算された重みにしたがって、前記各定常非線形制
御器の出力に重みつけして出力する重みつけ装置とを具
備することを特徴とする。
適応制御装置において、過去の制御量あるいは状態の少
なくとも一方の入力に対応して現在の操作量を得る複数
の定常非線形制御器と、前記各定常非線形制御器からの
複数の操作量と、前記過去の制御量あるいは状態の少な
くとも一方の入力とから、前記複数の定常非線形制御器
が寄与する重みを計算する計算装置と、前記計算装置に
より計算された重みにしたがって、前記各定常非線形制
御器の出力に重みつけして出力する重みつけ装置とを具
備することを特徴とする。
【0110】(3)前記(2)手段において、前記計算
装置が、前記各定常非線形制御器からの複数の操作量
と、前記過去の制御量あるいは状態の少なくとも一方の
入力とから、現在の制御量あるいは状態の少なくとも一
方を予測する、前記各定常非線形制御器に対応する複数
の予測器を具備し、前記過去の制御量あるいは状態の少
なくとも一方の入力と、前記複数の予測器からの現在の
制御量あるいは状態の少なくとも一方の予測値とから、
前記各定常非線形制御器が寄与する重みを計算すること
を特徴とする。
装置が、前記各定常非線形制御器からの複数の操作量
と、前記過去の制御量あるいは状態の少なくとも一方の
入力とから、現在の制御量あるいは状態の少なくとも一
方を予測する、前記各定常非線形制御器に対応する複数
の予測器を具備し、前記過去の制御量あるいは状態の少
なくとも一方の入力と、前記複数の予測器からの現在の
制御量あるいは状態の少なくとも一方の予測値とから、
前記各定常非線形制御器が寄与する重みを計算すること
を特徴とする。
【0111】(4)前記(3)の手段において、前記計
算装置により計算された重みにしたがって、前記複数の
予測器から現在の制御量あるいは状態の少なくとも一方
の予測値に重みつけして出力する第2の重みつけ装置
を、さらに具備し、前記第2の重みつけ装置からの出力
が、前記各定常非線形制御器に入力されることを特徴と
する。
算装置により計算された重みにしたがって、前記複数の
予測器から現在の制御量あるいは状態の少なくとも一方
の予測値に重みつけして出力する第2の重みつけ装置
を、さらに具備し、前記第2の重みつけ装置からの出力
が、前記各定常非線形制御器に入力されることを特徴と
する。
【0112】(5)前記(2)ないし(4)の手段にお
いて、前記計算装置が、各定常非線形制御器に対応する
予測器によって予測された現在の制御量あるいは状態の
少なくとも一方の予測値と、現在の制御量あるいは状態
の少なくとも一方とから各定常非線形制御器毎の予測誤
差を計算する装置と、各定常非線形制御器毎の予測誤差
から各定常非線形制御器の適合性を評価するための装置
と、各定常非線形制御器の適合値と重み係数の線形和を
最適にする重み係数を求める装置とから構成されること
を特徴とする。
いて、前記計算装置が、各定常非線形制御器に対応する
予測器によって予測された現在の制御量あるいは状態の
少なくとも一方の予測値と、現在の制御量あるいは状態
の少なくとも一方とから各定常非線形制御器毎の予測誤
差を計算する装置と、各定常非線形制御器毎の予測誤差
から各定常非線形制御器の適合性を評価するための装置
と、各定常非線形制御器の適合値と重み係数の線形和を
最適にする重み係数を求める装置とから構成されること
を特徴とする。
【0113】(6)入力に応じて出力特性を可変させる
適応デジタルフィルタにおいて、入力に応じて所定の出
力特性を有する複数の定常非線形デジタルフィルタと、
前記各定常非線形デジタルフィルタからの1ステップ前
の複数の出力と目標信号とから、前記複数の定常非線形
デジタルフィルタが寄与する重みを計算する計算装置
と、前記計算装置により計算された重みにしたがって、
前記各定常非線形デジタルフィルタの出力に重みつけし
て出力する重みつけ装置とを具備することを特徴とす
る。
適応デジタルフィルタにおいて、入力に応じて所定の出
力特性を有する複数の定常非線形デジタルフィルタと、
前記各定常非線形デジタルフィルタからの1ステップ前
の複数の出力と目標信号とから、前記複数の定常非線形
デジタルフィルタが寄与する重みを計算する計算装置
と、前記計算装置により計算された重みにしたがって、
前記各定常非線形デジタルフィルタの出力に重みつけし
て出力する重みつけ装置とを具備することを特徴とす
る。
【0114】(7)入力に応じて出力特性を可変させる
適応シミュレータにおいて、入力に応じて所定の出力特
性を有する複数の定常非線形シミュレータと、前記各定
常非線形シミュレータの複数の出力と教師信号とから、
前記複数の定常非線形シミュレータが寄与する重みを計
算する計算装置と、前記計算装置により計算された重み
にしたがって、前記各定常非線形シミュレータの出力に
重みつけして出力する重みつけ装置とを具備することを
特徴とする。
適応シミュレータにおいて、入力に応じて所定の出力特
性を有する複数の定常非線形シミュレータと、前記各定
常非線形シミュレータの複数の出力と教師信号とから、
前記複数の定常非線形シミュレータが寄与する重みを計
算する計算装置と、前記計算装置により計算された重み
にしたがって、前記各定常非線形シミュレータの出力に
重みつけして出力する重みつけ装置とを具備することを
特徴とする。
【0115】(8)入力に応じて出力特性を可変させる
適応ファジイ推論装置において、入力に応じて所定の出
力特性を有する複数の定常ファジイ推論装置と、前記各
定常ファジイ推論装置の複数の出力と教師信号とから、
前記複数の定常ファジイ推論装置が寄与する重みを計算
する計算装置と、前記計算装置により計算された重みに
したがって、前記各定常ファジイ推論装置の出力に重み
つけして出力する重みつけ装置とを具備することを特徴
とする。
適応ファジイ推論装置において、入力に応じて所定の出
力特性を有する複数の定常ファジイ推論装置と、前記各
定常ファジイ推論装置の複数の出力と教師信号とから、
前記複数の定常ファジイ推論装置が寄与する重みを計算
する計算装置と、前記計算装置により計算された重みに
したがって、前記各定常ファジイ推論装置の出力に重み
つけして出力する重みつけ装置とを具備することを特徴
とする。
【0116】(9)入力に応じて出力特性を可変させる
適応ニューラルネットワーク装置において、入力に応じ
て所定の出力特性を有する複数の定常ニューラルネット
ワーク装置と、前記各定常ニューラルネットワーク装置
の複数の出力と教師信号とから、前記複数の定常ニュー
ラルネットワーク装置が寄与する重みを計算する計算装
置と、前記計算装置により計算された重みにしたがっ
て、前記各定常ニューラルネットワーク装置の出力に重
みつけして出力する重みつけ装置とを具備することを特
徴とする。
適応ニューラルネットワーク装置において、入力に応じ
て所定の出力特性を有する複数の定常ニューラルネット
ワーク装置と、前記各定常ニューラルネットワーク装置
の複数の出力と教師信号とから、前記複数の定常ニュー
ラルネットワーク装置が寄与する重みを計算する計算装
置と、前記計算装置により計算された重みにしたがっ
て、前記各定常ニューラルネットワーク装置の出力に重
みつけして出力する重みつけ装置とを具備することを特
徴とする。
【0117】
【作用】前記各手段によれば、複数の定常非線形処理装
置を用意し、前記各定常非線形処理装置の出力に所定の
重みつけをするようにして適応処理装置を構成する。
置を用意し、前記各定常非線形処理装置の出力に所定の
重みつけをするようにして適応処理装置を構成する。
【0118】この定常非線形処理装置は、特定のプロセ
スにおいて最適になるように調整された非線形システム
によって構成される。
スにおいて最適になるように調整された非線形システム
によって構成される。
【0119】定常非線形処理装置を表現する関数は予め
オフラインで調整し計算しておくことが可能であり、こ
れをテーブルとして保有する。
オフラインで調整し計算しておくことが可能であり、こ
れをテーブルとして保有する。
【0120】従って、実行時には必要なテーブルを参照
し、定常非線形処理装置の重み係数を、入力に応じて適
宜実時間処理で動的に決定することにより、所望の非線
形特性を得ることが可能能となる。
し、定常非線形処理装置の重み係数を、入力に応じて適
宜実時間処理で動的に決定することにより、所望の非線
形特性を得ることが可能能となる。
【0121】また、パラメータの決定においては、誤差
評価関数が通常の線形系と同様にパラメータの二次形式
で表現されることから、誤差特性曲面は単一の極値をも
つため、線形系の高速適応処理手法−例えば、LMS・
RLS etc.により、効率的に重み係数を決定でき
る。
評価関数が通常の線形系と同様にパラメータの二次形式
で表現されることから、誤差特性曲面は単一の極値をも
つため、線形系の高速適応処理手法−例えば、LMS・
RLS etc.により、効率的に重み係数を決定でき
る。
【0122】これにより、オンラインで時間のかかる非
線形処理をオフラインでの実行に移し、オンラインでの
実行は、比較的高速処理が可能な線形適応技術を用いる
ことにより、基本的に線形系の適応処理と同程度の時間
で実現でき、組み込みマイコンでの非線形適応処理が可
能となる。
線形処理をオフラインでの実行に移し、オンラインでの
実行は、比較的高速処理が可能な線形適応技術を用いる
ことにより、基本的に線形系の適応処理と同程度の時間
で実現でき、組み込みマイコンでの非線形適応処理が可
能となる。
【0123】それにより、例えば、ニューラルネットワ
ークのような非線形システムを調整する計算量に比べて
遥かに小さく、高性能のマイコンでの処理が可能にな
る。
ークのような非線形システムを調整する計算量に比べて
遥かに小さく、高性能のマイコンでの処理が可能にな
る。
【0124】さらに、各定常非線形処理装置は、それ自
身が特定のプロセスを対象にして設計されたシステムで
あり、対応するプロセスモデルを保有する。
身が特定のプロセスを対象にして設計されたシステムで
あり、対応するプロセスモデルを保有する。
【0125】また、このプロセスモデルによる予測値と
現在値より、各プロセスモデルと現在のプロセスの状態
を比較して、最適な出力を得ることが可能である。
現在値より、各プロセスモデルと現在のプロセスの状態
を比較して、最適な出力を得ることが可能である。
【0126】これにより、システムが変動する範囲で各
定常非線形処理装置を用意すれば足り、一般的な線形化
手法に比べて、定常非線形処理装置を表現する関数の数
を少なくすることが可能である。
定常非線形処理装置を用意すれば足り、一般的な線形化
手法に比べて、定常非線形処理装置を表現する関数の数
を少なくすることが可能である。
【0127】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0128】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0129】本発明では、従来の可変構造系を発展させ
て、非線形系の適応処理を複数の時不変な非線形系で構
成する、即ち、定常非線形系を表現する非線形関数の基
底と時変パラメータを持つ線形系で、疑似的に適応非線
形系を実現するものである。
て、非線形系の適応処理を複数の時不変な非線形系で構
成する、即ち、定常非線形系を表現する非線形関数の基
底と時変パラメータを持つ線形系で、疑似的に適応非線
形系を実現するものである。
【0130】ここでは、一般的なフィードバック制御系
を例にとって説明する。
を例にとって説明する。
【0131】フィードバック制御系には、図11に示す
ように出力をフィードバックさせる古典制御理論に基づ
く構成と、図12に示すようにシステムの状態を推定
し、これをフィードバックさせる現代制御理論に基づく
構成がある。
ように出力をフィードバックさせる古典制御理論に基づ
く構成と、図12に示すようにシステムの状態を推定
し、これをフィードバックさせる現代制御理論に基づく
構成がある。
【0132】図11および図12において、装置101
は制御対象、装置102は制御装置である。
は制御対象、装置102は制御装置である。
【0133】制御装置102の内部を図11に示すよう
に構成すると、古典論的なフィードバック系となり、図
12に示すように構成すると、現代論的な状態フィード
バック系になる。
に構成すると、古典論的なフィードバック系となり、図
12に示すように構成すると、現代論的な状態フィード
バック系になる。
【0134】ここでは、非線形適応制御として、一般的
な図11の構成を基本にした実施例を説明するが、両者
とも基本的に同様に取り扱える。
な図11の構成を基本にした実施例を説明するが、両者
とも基本的に同様に取り扱える。
【0135】例えば、先に示した最適レギュレータを用
いても、原理的には同様である。
いても、原理的には同様である。
【0136】図1は、本発明の一実施例(実施例1)で
ある適応処理装置をブロック線図で表現したものであ
る。
ある適応処理装置をブロック線図で表現したものであ
る。
【0137】本実施例1は、本発明を、図11の制御装
置102に適用した例である。
置102に適用した例である。
【0138】図1に示すように、制御装置は、非定常非
線形系を実現するために、定常非線形制御器を複数個用
意する。
線形系を実現するために、定常非線形制御器を複数個用
意する。
【0139】即ち、制御器1・制御器2〜制御器n(2
01・202・209)は、特定の条件に合わせて調整
されている制御器である。
01・202・209)は、特定の条件に合わせて調整
されている制御器である。
【0140】また、各制御器(201・202・20
9)に対応する予測器1・予測器2〜予測器n(221
・222・229)、重み評価装置231・232・2
39および重みを決定する適応器241が用いられる。
9)に対応する予測器1・予測器2〜予測器n(221
・222・229)、重み評価装置231・232・2
39および重みを決定する適応器241が用いられる。
【0141】尚、各装置の特性は、遅延素子を1/Zで
表現する都合上伝達関数を用いて周波数領域で表現して
ある。
表現する都合上伝達関数を用いて周波数領域で表現して
ある。
【0142】しかし、実際の計算は、サンプル値の計算
で行われているため、以下、本実施例の数的処理は時間
領域で表現する。
で行われているため、以下、本実施例の数的処理は時間
領域で表現する。
【0143】尚、両者の関係は数15のようなZ変換に
よって関係付けられる。
よって関係付けられる。
【0144】
【数15】
【0145】ここで、時間領域の変数は小文字のアルフ
ァベットで表し、対応する大文字で周波数領域の信号を
表すものとする。
ァベットで表し、対応する大文字で周波数領域の信号を
表すものとする。
【0146】入力yの他に、定置制御においてはリファ
レンスrが、また、追従制御においては目標値r(t)が
制御器の入力となる。
レンスrが、また、追従制御においては目標値r(t)が
制御器の入力となる。
【0147】尚、両者は全く同様に扱えるが、ここでは
定置制御を例にする。
定置制御を例にする。
【0148】これらのデータは、各制御器(201・2
02・209)に入力される。
02・209)に入力される。
【0149】それと同時に、各制御器(201・202
・209)は、それと対になる予測器1・予測器2〜予
測器n(221・222・229)を持っている。
・209)は、それと対になる予測器1・予測器2〜予
測器n(221・222・229)を持っている。
【0150】各予測器(221・222・229)で
は、それぞれが対象としているプラントモデルに従っ
て、過去の入力列から現在の入力推定値y〜を予測す
る。
は、それぞれが対象としているプラントモデルに従っ
て、過去の入力列から現在の入力推定値y〜を予測す
る。
【0151】そして、適応器241で、各予測値y〜と
実測値yのずれ、即ち、各予測誤差を総合的に評価し、
各制御器(201・202・209)の重み係数を決定
する。
実測値yのずれ、即ち、各予測誤差を総合的に評価し、
各制御器(201・202・209)の重み係数を決定
する。
【0152】この重みの決定は、線形系の適応技術(L
MS・RLS etc.)を用いて決定できる。
MS・RLS etc.)を用いて決定できる。
【0153】例えば、制御器に対応する予測器の特性
が、
が、
【0154】
【数16】
【0155】で表現されるものとする。
【0156】現在の操作量u(0)を決定するためのデ
ータは、過去Nステップ前までの操作量と制御量であ
る。
ータは、過去Nステップ前までの操作量と制御量であ
る。
【0157】各予測器(221・222・229)での
出力は、遅延装置251を通ることにより、1ステップ
前の制御量y(−1)の推定値が、適応器241に入力
されることになる。
出力は、遅延装置251を通ることにより、1ステップ
前の制御量y(−1)の推定値が、適応器241に入力
されることになる。
【0158】一方、y(−1)はサンプルされているか
ら、適応器241で、各予測器(221・222・22
9)での推定値と比較決定できる。
ら、適応器241で、各予測器(221・222・22
9)での推定値と比較決定できる。
【0159】例えば、各予測誤差に基づいてモデルの信
頼性を評価するため、
頼性を評価するため、
【0160】
【数17】
【0161】のような評価関数を設定すると、これは数
2で示した評価関数と同様に重み係数の二次形式で表現
され、特性曲面は単一の極値を持っている。
2で示した評価関数と同様に重み係数の二次形式で表現
され、特性曲面は単一の極値を持っている。
【0162】従って、この問題は、従来の線形フィルタ
のパラメータ決定問題と同質の問題に帰着されることに
なる。
のパラメータ決定問題と同質の問題に帰着されることに
なる。
【0163】このようにして決定された寄与の重み係数
により、操作量u(0)は
により、操作量u(0)は
【0164】
【数18】
【0165】により決定される。
【0166】これは、本実施例1では、各制御器(20
1・202・209)からの信号が、それぞれ重み評価
装置231・232・239を経て足し合わされる過程
によって実現される。
1・202・209)からの信号が、それぞれ重み評価
装置231・232・239を経て足し合わされる過程
によって実現される。
【0167】また、実時間システムとして実現する場
合、各制御器(201・202・209)はオフライン
で予め計算しておき、入力に対応するテーブルを参照す
れば効率的に実現できる。
合、各制御器(201・202・209)はオフライン
で予め計算しておき、入力に対応するテーブルを参照す
れば効率的に実現できる。
【0168】尚、ここで、重み評価装置231・232
・239において、いずれか一つの重みを1、かつ他の
重みを全て0とすれば、従来の可変構造系(VSS)制
御装置と等価になる。
・239において、いずれか一つの重みを1、かつ他の
重みを全て0とすれば、従来の可変構造系(VSS)制
御装置と等価になる。
【0169】しかしながら、本発明は、従来の可変構造
系(VSS)制御装置のように、入力に応じて複数の制
御器から適宜1つを選択するのではなく、各制御器(2
01・202・209)の現在の制御量と現在の制御量
の予測値から、個々の制御器1・制御器2〜制御器n
(201・202・209)の重みを決定するようにし
たものである。
系(VSS)制御装置のように、入力に応じて複数の制
御器から適宜1つを選択するのではなく、各制御器(2
01・202・209)の現在の制御量と現在の制御量
の予測値から、個々の制御器1・制御器2〜制御器n
(201・202・209)の重みを決定するようにし
たものである。
【0170】図2は、本実施例1の適応制御装置をワン
チップの計算機で実現する場合の処理手順を示すフロー
チャートである。
チップの計算機で実現する場合の処理手順を示すフロー
チャートである。
【0171】以下に、図2を用いて本実施例1の適応制
御装置をワンチップの計算機で実現する場合の処理手順
を説明する。
御装置をワンチップの計算機で実現する場合の処理手順
を説明する。
【0172】手順301は、STARTを表す。
【0173】手順302は、制御装置への入力であり、
サンプルされた制御量が入力される。
サンプルされた制御量が入力される。
【0174】手順303は、立ち上げ時における例外処
理のための判定手順である。
理のための判定手順である。
【0175】即ち、本実施例1においては、過去のサン
プル値から現在の値を推定する作業が必要になるが、開
始直後においては過去のサンプル値は存在しない。
プル値から現在の値を推定する作業が必要になるが、開
始直後においては過去のサンプル値は存在しない。
【0176】そのため、本実施例1では、最初のnステ
ップは、予め設定した初期値に重み係数を固定するよう
にしている。
ップは、予め設定した初期値に重み係数を固定するよう
にしている。
【0177】この場合、最初のnステップならば、後述
する手順304・305を飛び越し、初期設定された重
みに従って手順306で制御量を決定する。
する手順304・305を飛び越し、初期設定された重
みに従って手順306で制御量を決定する。
【0178】また、組み込みシステムなどにおいて実時
間処理する場合、手順306は予めオフラインで計算し
たROM313の参照で実現できる。
間処理する場合、手順306は予めオフラインで計算し
たROM313の参照で実現できる。
【0179】また、RAM312には、立ち上げ時の制
御量決定に必要なパラメータを初期化データとして入れ
ておく。
御量決定に必要なパラメータを初期化データとして入れ
ておく。
【0180】手順307は、出力を意味し、計算された
操作量を出力する。
操作量を出力する。
【0181】手順308は終了判定であり、実際上は終
了の指示がなければ手順302に戻り、終了指示があれ
ば、手順309に行って終了する。
了の指示がなければ手順302に戻り、終了指示があれ
ば、手順309に行って終了する。
【0182】尚、立ち上げnステップの間とは、予測に
必要なデータがサンプルされるまでという意味である。
必要なデータがサンプルされるまでという意味である。
【0183】例えば、現在の制御量と操作量と1ステッ
プ先の制御量を予測するタイプの予測器ではn=1とな
り、最初のステップだけスワップすることになる。
プ先の制御量を予測するタイプの予測器ではn=1とな
り、最初のステップだけスワップすることになる。
【0184】この立ち上げ処理の間を除いて、手順30
4・305が実行されることになる。
4・305が実行されることになる。
【0185】手順304では、各制御則に対応する予測
モデルに基づいて現在値を推定する。
モデルに基づいて現在値を推定する。
【0186】予測値の推定方法も数多く存在し、簡単な
ものでは、数8のような線形予測モデルを使う方法があ
り、これならROM310に数個のパラメータを保有す
るだけで実時間で予測できる。
ものでは、数8のような線形予測モデルを使う方法があ
り、これならROM310に数個のパラメータを保有す
るだけで実時間で予測できる。
【0187】また、複雑な非線形モデルであっても定常
系なので、予めオフラインで計算し、これをテーブルと
して保有することで実時間処理が可能である。
系なので、予めオフラインで計算し、これをテーブルと
して保有することで実時間処理が可能である。
【0188】そして、手順304で計算された予測値は
RAM311に格納される。
RAM311に格納される。
【0189】尚、ROM310と313とに格納される
データは、予め設計段階で計算されたデータであり、処
理中に変更されることがない。
データは、予め設計段階で計算されたデータであり、処
理中に変更されることがない。
【0190】手順305では、手順304で計算しRA
M311に格納されている現在の予測値と手順302で
入力された現在値とから、各制御則の重み係数を計算す
る。
M311に格納されている現在の予測値と手順302で
入力された現在値とから、各制御則の重み係数を計算す
る。
【0191】この計算処理は、前記した通りである。
【0192】そして、この結果はRAM312に格納さ
れる。
れる。
【0193】手順306では、手順305によって更新
された重みに従って、制御量を計算し出力する。
された重みに従って、制御量を計算し出力する。
【0194】図3は、寄与の重み係数の決定に係わる適
応器241の詳細を示すブロック線図である。
応器241の詳細を示すブロック線図である。
【0195】前記した数17は、最小二乗誤差を最小に
する評価関数の例であった。
する評価関数の例であった。
【0196】しかし、実際問題において、想定している
モデルのずれによって受ける影響は、制御系ごとに異な
る(ロバスト性の問題)。
モデルのずれによって受ける影響は、制御系ごとに異な
る(ロバスト性の問題)。
【0197】例えば、想定しているモデルと多少実際の
対象が異なっても、制御性があまり影響を受けないもの
もあれば、少しのずれでも制御性が大きく悪化する制御
系もある。
対象が異なっても、制御性があまり影響を受けないもの
もあれば、少しのずれでも制御性が大きく悪化する制御
系もある。
【0198】この実施例では、各制御系のロバスト性を
考慮して、評価関数を以下のように設定する。
考慮して、評価関数を以下のように設定する。
【0199】
【数19】
【0200】図3は、前記した評価を行う装置であり、
図3において、始めに、各予測器(221・222・2
29)からの予測値と実際の値とから予測誤差が計算さ
れる。
図3において、始めに、各予測器(221・222・2
29)からの予測値と実際の値とから予測誤差が計算さ
れる。
【0201】この予測誤差から各制御器(201・20
2・209)の適合性を評価するため、制御器1・制御
器2〜制御器n(201・202・209)ごとに適合
性評価装置1・適合性評価装置2〜適合性評価装置n
(611・612・619)により評価する。
2・209)の適合性を評価するため、制御器1・制御
器2〜制御器n(201・202・209)ごとに適合
性評価装置1・適合性評価装置2〜適合性評価装置n
(611・612・619)により評価する。
【0202】この適合性評価装置1・適合性評価装置2
〜適合性評価装置n(611・612・619)は、数
19の各項の値を計算する装置に相当する。
〜適合性評価装置n(611・612・619)は、数
19の各項の値を計算する装置に相当する。
【0203】この結果は、最適係数評価装置620に入
力され、ここで、最適な重み係数、即ち、数19の評価
関数を最小にする係数を計算する。
力され、ここで、最適な重み係数、即ち、数19の評価
関数を最小にする係数を計算する。
【0204】図4は、この装置と等価な処理をワンチッ
プの計算機で実現した場合の処理手順を示すフローチャ
ートである。
プの計算機で実現した場合の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0205】手順601は、STARTを表す。
【0206】手順602では、各予測器(221・22
2・229)からの予測値と実測値のサンプルデータが
入力される。
2・229)からの予測値と実測値のサンプルデータが
入力される。
【0207】手順603では、入力された予測値と実測
値とから予測誤差が計算される。
値とから予測誤差が計算される。
【0208】手順604では、各制御則ごとに適合性が
評価される。
評価される。
【0209】これは、予測誤差の関数として、ROM6
10上にテーブルとして定義すれば効率的に実行でき
る。
10上にテーブルとして定義すれば効率的に実行でき
る。
【0210】手順605では、数20の評価関数を最小
にする重み係数を計算する。
にする重み係数を計算する。
【0211】手順606では、出力、即ち重みの更新を
行う。
行う。
【0212】手順607は、ENDを示す。
【0213】この一連の手順は、前記図2のフローチャ
ートにおけるサブルーチンに相当する。
ートにおけるサブルーチンに相当する。
【0214】従って、重み係数の計算ごとに呼び出され
ループ構造にはならない。
ループ構造にはならない。
【0215】もっとも、実際の装置ではサンプリングご
とに実行されることになる。
とに実行されることになる。
【0216】次に、本発明の他の実施例として、制御対
象101であるplantの出力の予測値を考慮して制
御性を向上させた予測制御系での実施例を説明する。
象101であるplantの出力の予測値を考慮して制
御性を向上させた予測制御系での実施例を説明する。
【0217】図5は、本発明の他の実施例(実施例2)
である適応処理装置のブロック線図を示す図である。
である適応処理装置のブロック線図を示す図である。
【0218】図6は、本実施例2を、組み込み型計算機
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0219】図5は、本実施例2を予測制御系に適用し
た制御装置のブロック線図を示す。
た制御装置のブロック線図を示す。
【0220】図5においては、図1に示す前記実施例1
に、重み評価装置431・432・439が追加されて
おり、各予測器(221・222・229)の推定値と
重み係数から、システムの予測値を推定する構造になっ
ている。
に、重み評価装置431・432・439が追加されて
おり、各予測器(221・222・229)の推定値と
重み係数から、システムの予測値を推定する構造になっ
ている。
【0221】即ち、
【0222】
【数20】
【0223】により、予測値を推定する。
【0224】この予測値を制御器1・制御器2〜制御器
n(201・202・209)に入力して、各制御器
(201・202・209)の出力を得る。
n(201・202・209)に入力して、各制御器
(201・202・209)の出力を得る。
【0225】各制御器(201・202・209)の出
力から操作量の決定は図1と同じである。
力から操作量の決定は図1と同じである。
【0226】また、重み係数の評価も、実施例1と同様
に適応器241で決定する。
に適応器241で決定する。
【0227】決定方法は、例えば、対応する制御器1・
制御器2〜制御器n(201・202・209)の重み
評価と一致させ、装置431の重みは装置231と等し
い重みにするなどの方法で決定できる。
制御器2〜制御器n(201・202・209)の重み
評価と一致させ、装置431の重みは装置231と等し
い重みにするなどの方法で決定できる。
【0228】図6は、図5と等価な装置をワンチップの
計算機で実現する場合の処理手順を示す。
計算機で実現する場合の処理手順を示す。
【0229】本実施例2の処理手順は、前記実施例1に
手順501が追加された構成になっている。
手順501が追加された構成になっている。
【0230】従って、この手順501と関連する手順3
06以外の他の処理手順の概要は前記実施例1と同様で
ある。
06以外の他の処理手順の概要は前記実施例1と同様で
ある。
【0231】この手順501は、手順304の各制御則
における予測値の計算および手順305の各制御則の重
みの評価を受けて、制御量を決定する手順306の前に
挿入される。
における予測値の計算および手順305の各制御則の重
みの評価を受けて、制御量を決定する手順306の前に
挿入される。
【0232】ここでは、RAM312に格納されている
適応的に調整された重みに従って、出力された操作量を
受けた制御対象(plant)101の次の出力の予測
値を推定する。
適応的に調整された重みに従って、出力された操作量を
受けた制御対象(plant)101の次の出力の予測
値を推定する。
【0233】これは、RAM510に格納される。
【0234】制御量の計算は、ROM313に格納され
ている各制御則のデータとRAM312に格納されてい
る各制御則の重みの評価値と共に、RAM510に格納
されている制御対象(plant)101の予測値を利
用して計算できる。
ている各制御則のデータとRAM312に格納されてい
る各制御則の重みの評価値と共に、RAM510に格納
されている制御対象(plant)101の予測値を利
用して計算できる。
【0235】次に、本発明の他の実施例(実施例3)に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0236】図7は、本発明の他の実施例(実施例3)
である適応処理装置のブロック線図を示す図である。
である適応処理装置のブロック線図を示す図である。
【0237】本実施例3は、本発明に基づく非線形適応
フィルタの実施例である。
フィルタの実施例である。
【0238】ここでは、FIRと同様にフィルタに対す
る過去の入力から現在の出力が決定される非線形適応フ
ィルタを例に説明する。
る過去の入力から現在の出力が決定される非線形適応フ
ィルタを例に説明する。
【0239】n段フィルタでは、過去nステップの入力
が必要であるが、これは遅延素子を図7に示すように通
すことで実現できる。
が必要であるが、これは遅延素子を図7に示すように通
すことで実現できる。
【0240】図7の太線は、過去nステップの入力をベ
クトル表現したものであり、即ち、実際の装置ではn本
の信号線で実現される。
クトル表現したものであり、即ち、実際の装置ではn本
の信号線で実現される。
【0241】これらは、それぞれ複数の定常非線形フィ
ルタ1・定常非線形フィルタ2〜定常非線形フィルタn
(701・702・709)に入力される。
ルタ1・定常非線形フィルタ2〜定常非線形フィルタn
(701・702・709)に入力される。
【0242】この出力のうち、適応器721に入力され
るものは、遅延素子251を通り1ステップ遅れて入力
される。
るものは、遅延素子251を通り1ステップ遅れて入力
される。
【0243】即ち、適応器721から見れば、1ステッ
プ前の出力が入力される。
プ前の出力が入力される。
【0244】一方、適応器721には、目標信号D
(z)が入力される。
(z)が入力される。
【0245】適応器721では、目標信号D(z)と各
定常非線形フィルタ(701・702・709)のフィ
ルタ出力との差より、以下の評価関数を最小にするよう
に重み係数を決定する。
定常非線形フィルタ(701・702・709)のフィ
ルタ出力との差より、以下の評価関数を最小にするよう
に重み係数を決定する。
【0246】
【数21】
【0247】この評価関数を最小にする重み係数は、前
記した従来技術や実施例と同様に処理でき、例えば、L
MS・RLS等が適用できる。
記した従来技術や実施例と同様に処理でき、例えば、L
MS・RLS等が適用できる。
【0248】これら結果より、重み係数評価装置711
・712・719の重みが修正される。
・712・719の重みが修正される。
【0249】これらの重み係数評価装置711・712
・719を通って、各定常非線形フィルタ(701・7
02・709)のフィルタ出力と重み係数との線形和が
出力される。
・719を通って、各定常非線形フィルタ(701・7
02・709)のフィルタ出力と重み係数との線形和が
出力される。
【0250】図8は、本実施例3をワンチップの計算機
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0251】手順301〜303・307〜309は、
前記実施例1・2と同じ手順である。
前記実施例1・2と同じ手順である。
【0252】手順801では、各定常非線形フィルタ
(701・702・709)ごとに過去のフィルタ入力
より求められるフィルタ出力を計算する。
(701・702・709)ごとに過去のフィルタ入力
より求められるフィルタ出力を計算する。
【0253】これらの定常非線形フィルタ1・定常非線
形フィルタ2〜定常非線形フィルタn(701・702
・709)は、定常系(時不変)であるから、ROM8
10に必要なデータを保有する。
形フィルタ2〜定常非線形フィルタn(701・702
・709)は、定常系(時不変)であるから、ROM8
10に必要なデータを保有する。
【0254】手順801では、それを利用してフィルタ
出力を得る。
出力を得る。
【0255】計算されたフィルタ出力は、RAM311
に格納される。
に格納される。
【0256】手順802では、各定常非線形フィルタ
(701・702・709)のフィルタ出力と目標信号
D(z)から、数21を最小にする重み係数を計算す
る。
(701・702・709)のフィルタ出力と目標信号
D(z)から、数21を最小にする重み係数を計算す
る。
【0257】ここでは、手順302のサンプルデータの
入力で入力された目標信号D(z)とRAM311に格
納されている各定常非線形フィルタ(701・702・
709)のフィルタ出力より、前記した方法等により最
適な重み係数を計算する。
入力で入力された目標信号D(z)とRAM311に格
納されている各定常非線形フィルタ(701・702・
709)のフィルタ出力より、前記した方法等により最
適な重み係数を計算する。
【0258】そして、この重み係数は、RAM312に
格納される。
格納される。
【0259】手順803では、ROM810のテーブル
とRAM312の重み係数を用いてフィルタ出力を計算
する。
とRAM312の重み係数を用いてフィルタ出力を計算
する。
【0260】次に、本発明の他の実施例(実施例4)を
説明する。
説明する。
【0261】図9は、本発明の他の実施例(実施例4)
の適応処理装置のブロック線図を示す図である。
の適応処理装置のブロック線図を示す図である。
【0262】本実施例4は、本発明を教師信号に追従す
る非線形適応モデルに適用した実施例である。
る非線形適応モデルに適用した実施例である。
【0263】ここで、非線形適応モデルとは、非線形な
入出力特性(入力に対応した出力の性質)を持つモデル
のことで、具体的には、ダイナミックシミュレータ、ニ
ューラルネットワーク、ファジイシステムなどが包含さ
れる。
入出力特性(入力に対応した出力の性質)を持つモデル
のことで、具体的には、ダイナミックシミュレータ、ニ
ューラルネットワーク、ファジイシステムなどが包含さ
れる。
【0264】尚、図9では、表現を一般化するため時間
領域で表示してある。
領域で表示してある。
【0265】入力ベクトルxは、複数の定常(時不変
な)非線形モデル実現器1・定常非線形モデル実現器2
〜定常非線形モデル実現器n(901・902・90
9)にそれぞれ入力され、そのモデル出力は、適応器9
21に入力される。
な)非線形モデル実現器1・定常非線形モデル実現器2
〜定常非線形モデル実現器n(901・902・90
9)にそれぞれ入力され、そのモデル出力は、適応器9
21に入力される。
【0266】適応器921では、教師信号tとモデル出
力yiのずれを最小にする重み係数を計算する。
力yiのずれを最小にする重み係数を計算する。
【0267】そして、重み評価装置911・912・9
19の重みを修正する。
19の重みを修正する。
【0268】重みの修正のタイミングは、計算が完了さ
れて直ちに更新される。
れて直ちに更新される。
【0269】図9の定常非線形モデル実現器1・定常非
線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器n(90
1・902・909)には、図13に示すファジイ推論
系あるいは図14に示すニューラルネットワーク等が適
用できる。
線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器n(90
1・902・909)には、図13に示すファジイ推論
系あるいは図14に示すニューラルネットワーク等が適
用できる。
【0270】ファジイ推論系は、基本的に多入力一出力
系であり(出力変数が複数の場合それぞれ推論系を構成
すれば良い)、本実施例4の定常非線形モデル実現器1
・定常非線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器
n(901・902・909)にそのままの形で適用で
きる。
系であり(出力変数が複数の場合それぞれ推論系を構成
すれば良い)、本実施例4の定常非線形モデル実現器1
・定常非線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器
n(901・902・909)にそのままの形で適用で
きる。
【0271】この場合、各定常非線形モデル実現器(9
01・902・909)ごとにファジイ推論系が必要に
なるが、定常(時不変)システムを前提としているた
め、オフラインで計算した結果をテーブルとして保有す
れば十分である。
01・902・909)ごとにファジイ推論系が必要に
なるが、定常(時不変)システムを前提としているた
め、オフラインで計算した結果をテーブルとして保有す
れば十分である。
【0272】一方、ニューラルネットワークは、基本的
に多入力多出力系である。
に多入力多出力系である。
【0273】この場合、誤差評価関数を次のように定義
する。
する。
【0274】
【数22】
【0275】これを最小にする重み係数の決定は、一般
的な最小二乗問題となり、以下の方法で決定できる。
的な最小二乗問題となり、以下の方法で決定できる。
【0276】まず、デザイン行列Aを次のように定義す
る。
る。
【0277】
【数23】
【0278】このように、各ニューラルネットワークが
n出力系であり、本発明における時不変システムの数が
m個であるとすると、デザイン行列はn×mの行列で表
現される。
n出力系であり、本発明における時不変システムの数が
m個であるとすると、デザイン行列はn×mの行列で表
現される。
【0279】この最小二乗問題は、特異値分解すること
により、
により、
【0280】
【数24】
【0281】で与えられる。
【0282】この計算は、n,mが大きいと実時間処理
は厳しいが、定常系(時不変)システムの数が高々2な
いし3の場合には、高性能のマイコンを用いれば、実時
間処理も可能となる。
は厳しいが、定常系(時不変)システムの数が高々2な
いし3の場合には、高性能のマイコンを用いれば、実時
間処理も可能となる。
【0283】図10は、実施例4をワンチップの計算機
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
で実現する場合の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0284】手順301〜303・307〜309は、
前記した実施例1・2と同じ手順である。
前記した実施例1・2と同じ手順である。
【0285】手順1001では、各定常非線形モデル実
現器(901・902・909)ごとに、過去のモデル
入力よりモデル出力を計算する。
現器(901・902・909)ごとに、過去のモデル
入力よりモデル出力を計算する。
【0286】これらの定常非線形モデル実現器1・定常
非線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器n(9
01・902・909)は、定常系(時不変)であるか
ら、ROM1010に必要なデータを保有する。
非線形モデル実現器2〜定常非線形モデル実現器n(9
01・902・909)は、定常系(時不変)であるか
ら、ROM1010に必要なデータを保有する。
【0287】手順1001では、それを利用して各定常
非線形モデル実現器(901・902・909)のモデ
ル出力を得る。
非線形モデル実現器(901・902・909)のモデ
ル出力を得る。
【0288】計算されたモデル出力は、RAM311に
格納される。
格納される。
【0289】手順1002では、各定常非線形モデル実
現器(901・902・909)のモデル出力と教師信
号とから、数22を最小にする重み係数を計算する。
現器(901・902・909)のモデル出力と教師信
号とから、数22を最小にする重み係数を計算する。
【0290】ここでは、手順302のサンプルデータの
入力で入力された教師信号とRAM311に格納されて
いる各モデル出力より、先に示した特異値分解による方
法等で最適な重み係数を計算する。
入力で入力された教師信号とRAM311に格納されて
いる各モデル出力より、先に示した特異値分解による方
法等で最適な重み係数を計算する。
【0291】そして、この重み係数は、RAM312に
格納される。
格納される。
【0292】手順1003では、ROM1010のテー
ブルとRAM312の重み係数を用いて非線形適応モデ
ルの出力を計算する。
ブルとRAM312の重み係数を用いて非線形適応モデ
ルの出力を計算する。
【0293】なお、本発明では、定常系(時不変)シス
テムの数を一般的に表現したが、実際の系では2ないし
3個で十分実用性があり、その場合には、システムによ
るメモリ等の増大は、許容範囲内に収めることが可能で
ある。
テムの数を一般的に表現したが、実際の系では2ないし
3個で十分実用性があり、その場合には、システムによ
るメモリ等の増大は、許容範囲内に収めることが可能で
ある。
【0294】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0295】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0296】(1)複数の定常非線形処理装置を用意
し、前記各定常非線形処理装置の出力に所定の重みつけ
をするようにして適応処理装置を構成し、また、前記各
定常非線形処理装置を表現する関数を、予めオフライン
で計算してこれをテーブルとして保有することにより、
実行時には必要なテーブルを参照し、複数の定常非線形
処理装置の重み係数を、入力に応じて適宜実時間処理で
動的に決定することにより、所望の非線形特性を得るこ
とが可能となる。
し、前記各定常非線形処理装置の出力に所定の重みつけ
をするようにして適応処理装置を構成し、また、前記各
定常非線形処理装置を表現する関数を、予めオフライン
で計算してこれをテーブルとして保有することにより、
実行時には必要なテーブルを参照し、複数の定常非線形
処理装置の重み係数を、入力に応じて適宜実時間処理で
動的に決定することにより、所望の非線形特性を得るこ
とが可能となる。
【0297】これにより、オンラインで時間のかかる非
線形処理をオフラインでの実行に移し、オンラインでは
実行は、比較的高速処理が可能な線形適応技術を用いる
ことにより、基本的に線形系の適応処理と同程度の時間
で実現でき、組み込みマイコンでの非線形適応処理が可
能となる。
線形処理をオフラインでの実行に移し、オンラインでは
実行は、比較的高速処理が可能な線形適応技術を用いる
ことにより、基本的に線形系の適応処理と同程度の時間
で実現でき、組み込みマイコンでの非線形適応処理が可
能となる。
【0298】さらに、各定常非線形処理装置は、それ自
身が特定のプロセスを対象にして設計されたシステムで
あり、対応するプロセスモデルを保有し、また、このプ
ロセスモデルによる予測値と現在値より、各プロセスモ
デルと現在のプロセスの状態を比較して、最適な出力を
得ることが可能である。
身が特定のプロセスを対象にして設計されたシステムで
あり、対応するプロセスモデルを保有し、また、このプ
ロセスモデルによる予測値と現在値より、各プロセスモ
デルと現在のプロセスの状態を比較して、最適な出力を
得ることが可能である。
【図1】本発明の一実施例(実施例1)である適応処理
装置の構成を示すブロック線図である。
装置の構成を示すブロック線図である。
【図2】本実施例1の適応処理装置における処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】本実施例1の適応処理装置における重み係数決
定装置の構成を示すブロック線図である。
定装置の構成を示すブロック線図である。
【図4】本実施例1の適応処理装置における重み係数決
定装置の処理手順を示すフローチャートである。
定装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の他の実施例(実施例2)である適応処
理装置の構成を示すブロック線図である。
理装置の構成を示すブロック線図である。
【図6】本実施例2の適応処理装置における処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例(実施例3)である適応処
理装置の構成を示すブロック線図である。
理装置の構成を示すブロック線図である。
【図8】本実施例3の適応処理装置における処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例(実施例4)である適応処
理装置の構成を示すブロック線図である。
理装置の構成を示すブロック線図である。
【図10】本実施例4の適応処理装置における処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図11】古典的なフィードバック制御系を示すブロッ
ク線図である。
ク線図である。
【図12】現代論的なフィードバック制御系を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図13】非線形モデルとしてのファジイ推論系の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図14】非線形モデルとしてのニュウラルネットワー
クの構成を示す図である。
クの構成を示す図である。
101…制御対象、102…制御装置、201・202
・209…制御器、221・222・229…予測器、
231・232・239・431・432・439・7
11・712・719・911・912・919…重み
係数評価装置、241・721・921…適応器、25
1…遅延素子、310…予測モデルを格納するROM、
311…予測値を格納するRAM、312…重み係数を
格納するRAM、313…操作量を計算するデータを格
納するROM、510…推定された予測値を格納するR
AM、610…適合性評価のためのデータを格納するR
OM、611・612・619…適合性評価装置、62
0…最適係数評価装置、701・702・709…時不
変非線形フィルタ、810…出力計算のためのデータを
格納するROM、901・902・909…非線形モデ
ル実現器、1010…出力計算のためのデータを格納す
るROM。
・209…制御器、221・222・229…予測器、
231・232・239・431・432・439・7
11・712・719・911・912・919…重み
係数評価装置、241・721・921…適応器、25
1…遅延素子、310…予測モデルを格納するROM、
311…予測値を格納するRAM、312…重み係数を
格納するRAM、313…操作量を計算するデータを格
納するROM、510…推定された予測値を格納するR
AM、610…適合性評価のためのデータを格納するR
OM、611・612・619…適合性評価装置、62
0…最適係数評価装置、701・702・709…時不
変非線形フィルタ、810…出力計算のためのデータを
格納するROM、901・902・909…非線形モデ
ル実現器、1010…出力計算のためのデータを格納す
るROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 9/44 554 K 7737−5B C15 15/78 510 G
Claims (18)
- 【請求項1】 入力に応じて出力特性を可変させる適応
処理装置において、 入力に応じて所定の出力特性を有する複数の定常非線形
処理装置と、サンプル入力に応じて各定常非線形処理装
置が寄与する重みを計算する計算装置と、前記計算装置
により計算された重みにしたがって、前記各定常非線形
処理装置の出力に重みつけして出力する重みつけ装置と
を具備することを特徴とする適応処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された適応処理装置が、
組み込み型のマイクロコンピュータで構成され、各定常
非線形処理装置毎の定数データを格納するテーブルを具
備することを特徴とする適応処理装置。 - 【請求項3】 入力に応じて出力特性を可変させる適応
制御装置において、 過去の制御量あるいは状態の少なくとも一方の入力に対
応して現在の操作量を得る複数の定常非線形制御器と、 前記各定常非線形制御器からの複数の操作量と、前記過
去の制御量あるいは状態の少なくとも一方の入力とか
ら、前記複数の定常非線形制御器が寄与する重みを計算
する計算装置と、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
各定常非線形制御器の出力に重みつけして出力する重み
つけ装置とを具備することを特徴とする適応制御装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載された適応制御装置にお
いて、 前記計算装置が、前記各定常非線形制御器からの複数の
操作量と、前記過去の制御量あるいは状態の少なくとも
一方の入力とから、現在の制御量あるいは状態の少なく
とも一方を予測する、前記各定常非線形制御器に対応す
る複数の予測器を具備し、 前記過去の制御量あるいは状態の少なくとも一方の入力
と、前記複数の予測器からの現在の制御量あるいは状態
の少なくとも一方の予測値とから、前記各定常非線形制
御器が寄与する重みを計算することを特徴とする適制御
装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載された適応処理装置にお
いて、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
複数の予測器から現在の制御量あるいは状態の少なくと
も一方の予測値に重みつけして出力する第2の重みつけ
装置を、さらに具備し、 前記第2の重みつけ装置からの出力が、前記各定常非線
形制御器に入力されることを特徴とする適応制御装置。 - 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれか1項
に記載された適応制御装置において、 前記計算装置が、各定常非線形制御器に対応する予測器
によって予測された現在の制御量あるいは状態の少なく
とも一方の予測値と、現在の制御量あるいは状態の少な
くとも一方とから各定常非線形制御器毎の予測誤差を計
算する装置と、各定常非線形制御器毎の予測誤差から各
定常非線形制御器の適合性を評価するための装置と、各
定常非線形制御器の適合値と重み係数の線形和を最適に
する重み係数を求める装置とから構成されることを特徴
とする適応制御装置。 - 【請求項7】 請求項3ないし請求項6のいずれか1項
に記載された適応制御装置が、組み込み型のマイクロコ
ンピュータで構成されることを特徴とする適応制御装
置。 - 【請求項8】 請求項7に記載された適応制御装置にお
いて、予め計算された前記各定常非線形制御器毎の計算
結果を格納するテーブルを具備することを特徴とする適
応制御装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載された適応制御装置にお
いて、前記各定常非線形制御器に対応する予測器のため
のデータを格納するテーブルを具備することを特徴とす
る適応制御装置。 - 【請求項10】 請求項7に記載された適応制御装置に
おいて、前記予測器によって予測された現在の制御量あ
るいは状態の少なくとも一方の予測値と、現在の制御量
あるいは状態の少なくとも一方との差から各定常非線形
制御器の適合性を評価するための定数データを格納する
テーブルを具備することを特徴とする適応制御装置。 - 【請求項11】 入力に応じて出力特性を可変させる適
応デジタルフィルタにおいて、 入力に応じて所定の出力特性を有する複数の定常非線形
デジタルフィルタと、 前記各定常非線形デジタルフィルタからの1ステップ前
の複数の出力と目標信号とから、前記複数の定常非線形
デジタルフィルタが寄与する重みを計算する計算装置
と、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
各定常非線形デジタルフィルタの出力に重みつけして出
力する重みつけ装置とを具備することを特徴とする適応
デジタルフィルタ。 - 【請求項12】 請求項11に記載された適応デジタル
フィルタが、組み込み型のマイクロコンピュータで構成
され、各定常非線形デジタルフィルタの過去入力から各
定常非線形デジタルフィルタの出力を得るために必要な
データを格納するテーブルを具備することを特徴とする
適応デジタルフィルタ。 - 【請求項13】 入力に応じて出力特性を可変させる適
応シミュレータにおいて、 入力に応じて所定の出力特性を有する複数の定常非線形
シミュレータと、 前記各定常非線形シミュレータの複数の出力と教師信号
とから、前記複数の定常非線形シミュレータが寄与する
重みを計算する計算装置と、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
各定常非線形シミュレータの出力に重みつけして出力す
る重みつけ装置とを具備することを特徴とする適応シミ
ュレータ。 - 【請求項14】 請求項13に記載された適応シミュレ
ータが、組み込み型のマイクロコンピュータで構成さ
れ、予め計算された前記各定常非線形シミュレータ毎の
計算結果を格納するテーブルを具備することを特徴とす
る適応シミュレータ。 - 【請求項15】 入力に応じて出力特性を可変させる適
応ファジイ推論装置において、 入力に応じて所定の出力特性を有する複数の定常ファジ
イ推論装置と、 前記各定常ファジイ推論装置の複数の出力と教師信号と
から、前記複数の定常ファジイ推論装置が寄与する重み
を計算する計算装置と、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
各定常ファジイ推論装置の出力に重みつけして出力する
重みつけ装置とを具備することを特徴とする適応ファジ
イ推論装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載された適応ファジイ
推論装置が、組み込み型のマイクロコンピュータで構成
され、予め計算された前記各定常ファジイ推論装置毎の
推論値を格納するテーブルを具備することを特徴とする
適応ファジイ推論装置。 - 【請求項17】 入力に応じて出力特性を可変させる適
応ニューラルネットワーク装置において、 入力に応じて所定の出力特性を有する複数の定常ニュー
ラルネットワーク装置と、 前記各定常ニューラルネットワーク装置の複数の出力と
教師信号とから、前記複数の定常ニューラルネットワー
ク装置が寄与する重みを計算する計算装置と、 前記計算装置により計算された重みにしたがって、前記
各定常ニューラルネットワーク装置の出力に重みつけし
て出力する重みつけ装置とを具備することを特徴とする
適応ニューラルネットワーク装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載された適応ニューラ
ルネットワーク装置が、組み込み型のマイクロコンピュ
ータで構成され、予め計算された前記各定常ニューラル
ネットワーク装置毎の結合パラメータを格納するテーブ
ルを具備することを特徴とする適応ニューラルネットワ
ーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297009A JPH08152902A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 適応処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297009A JPH08152902A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 適応処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08152902A true JPH08152902A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17841072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297009A Pending JPH08152902A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 適応処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08152902A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104298127A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-01-21 | 浙江大学 | 基于rt-lab的微电网半数字半实物实时仿真系统 |
| JPWO2013077007A1 (ja) * | 2011-11-22 | 2015-04-27 | 三菱電機株式会社 | モータ制御装置 |
| CN110303526A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 博朗有限公司 | 个人护理装置 |
| JP2019171049A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | ブラウン ゲーエムベーハー | パーソナルケアデバイス |
| JP2019171051A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | ブラウン ゲーエムベーハー | 体毛除去装置 |
| US11097437B2 (en) | 2018-03-27 | 2021-08-24 | Braun Gmbh | Personal care device |
| US11298839B2 (en) | 2018-03-27 | 2022-04-12 | Braun Gmbh | Hair removal device |
| JP2022088859A (ja) * | 2020-12-03 | 2022-06-15 | いすゞ自動車株式会社 | パラメータ調整装置 |
| JP2023066618A (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-16 | 株式会社トランストロン | 制御装置、制御方法、および制御プログラム |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6297009A patent/JPH08152902A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104298127B (zh) * | 2014-10-11 | 2017-01-18 | 浙江大学 | 基于rt‑lab的微电网半数字半实物实时仿真系统 |
| JP2019171060A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | ブラウン ゲーエムベーハー | パーソナルケアデバイス |
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