JPH08153577A - 金属板の誘導加熱装置 - Google Patents
金属板の誘導加熱装置Info
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- JPH08153577A JPH08153577A JP31930394A JP31930394A JPH08153577A JP H08153577 A JPH08153577 A JP H08153577A JP 31930394 A JP31930394 A JP 31930394A JP 31930394 A JP31930394 A JP 31930394A JP H08153577 A JPH08153577 A JP H08153577A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加熱材のエッジ部での過加熱を防止して幅
方向に適切に加熱する。インダクタからの漏洩磁束を少
なくして加熱能力を高める。 【構成】 金属板である被加熱材を挾むようにその厚さ
方向の上下に配置されたインダクタを有する誘導加熱装
置に関する。一方のインダクタの鉄心11から被加熱材
101を介し他方のインダクタの鉄心12に向かう磁束
を、被加熱材101の搬送方向に対し傾斜させて被加熱
材101に鎖交させる。また、被加熱材101の幅方向
の両側に、被加熱材101を貫通してその外部で閉ルー
プを構成すると共に磁気的に互いに対称な外部磁路を形
成し、かつ、上下の鉄心11B,12Bを、被加熱材1
01の幅方向に沿って移動可能とする。
方向に適切に加熱する。インダクタからの漏洩磁束を少
なくして加熱能力を高める。 【構成】 金属板である被加熱材を挾むようにその厚さ
方向の上下に配置されたインダクタを有する誘導加熱装
置に関する。一方のインダクタの鉄心11から被加熱材
101を介し他方のインダクタの鉄心12に向かう磁束
を、被加熱材101の搬送方向に対し傾斜させて被加熱
材101に鎖交させる。また、被加熱材101の幅方向
の両側に、被加熱材101を貫通してその外部で閉ルー
プを構成すると共に磁気的に互いに対称な外部磁路を形
成し、かつ、上下の鉄心11B,12Bを、被加熱材1
01の幅方向に沿って移動可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延工程や冷間圧
延工程などにおいて、搬送中の金属板を加熱するための
誘導加熱装置に関する。
延工程などにおいて、搬送中の金属板を加熱するための
誘導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】鋼板の
加熱用誘導加熱装置として、従来から以下の3種類のも
のが提案されている。 ソレノイド式 図7に示すソレノイド式の誘導加熱装置は、一般冷延鋼
板等の磁性体鋼板の全幅加熱用ストリップヒータとして
実用化されている。なお、図7において、(b)は
(a)の側面方向から見た断面図であり、101は被加
熱材(鋼板)、102は加熱コイル(ソレノイドコイ
ル)、H0は磁界である。
加熱用誘導加熱装置として、従来から以下の3種類のも
のが提案されている。 ソレノイド式 図7に示すソレノイド式の誘導加熱装置は、一般冷延鋼
板等の磁性体鋼板の全幅加熱用ストリップヒータとして
実用化されている。なお、図7において、(b)は
(a)の側面方向から見た断面図であり、101は被加
熱材(鋼板)、102は加熱コイル(ソレノイドコイ
ル)、H0は磁界である。
【0003】このストリップヒータは、図7(b)及び
図8に示すように被加熱材101の幅方向全域にわたる
渦電流aを生じさせるので、被加熱材101の幅方向に
沿った電流密度を均一化させ、被加熱材101のエッジ
部bと中央部の加熱時間を均一化させる。従って、被加
熱材101を幅方向にほぼ均一に加熱することができ
る。しかるにその反面、非磁性体金属板や非磁性域の鋼
板であって高温のもの(熱延工程や厚板工程にあるも
の)を加熱する場合には、被加熱材101に磁束が集中
せず、十分な加熱効果が期待できないという問題があ
り、また、幅方向の温度分布も調整できない。
図8に示すように被加熱材101の幅方向全域にわたる
渦電流aを生じさせるので、被加熱材101の幅方向に
沿った電流密度を均一化させ、被加熱材101のエッジ
部bと中央部の加熱時間を均一化させる。従って、被加
熱材101を幅方向にほぼ均一に加熱することができ
る。しかるにその反面、非磁性体金属板や非磁性域の鋼
板であって高温のもの(熱延工程や厚板工程にあるも
の)を加熱する場合には、被加熱材101に磁束が集中
せず、十分な加熱効果が期待できないという問題があ
り、また、幅方向の温度分布も調整できない。
【0004】また、熱延工程などでは被加熱材101の
幅や厚さが多岐にわたることや、被加熱材101の先後
端の上反り部、下反り部と加熱コイル102との衝突を
防止すること等を考慮して、図7(b)に示すコイル高
さHを大きくする必要があり、通電により発生した磁束
の大半が被加熱材101と加熱コイル102との間の空
隙部を通るので、加熱能力が益々低下してしまう。この
ように、ソレノイド式誘導加熱装置は被加熱材101の
幅方向の均一加熱がしやすい反面、加熱能力及び幅方向
温度分布の制御性に劣り、搬送中の非磁性体金属板や非
磁性域の鋼板の加熱には用いることができない。
幅や厚さが多岐にわたることや、被加熱材101の先後
端の上反り部、下反り部と加熱コイル102との衝突を
防止すること等を考慮して、図7(b)に示すコイル高
さHを大きくする必要があり、通電により発生した磁束
の大半が被加熱材101と加熱コイル102との間の空
隙部を通るので、加熱能力が益々低下してしまう。この
ように、ソレノイド式誘導加熱装置は被加熱材101の
幅方向の均一加熱がしやすい反面、加熱能力及び幅方向
温度分布の制御性に劣り、搬送中の非磁性体金属板や非
磁性域の鋼板の加熱には用いることができない。
【0005】リニアインダクタ式 次に、図9(a),(b)は特開昭63−128580
号等に示されたリニアインダクタ式誘導加熱装置の概要
を示すもので、搬送中の被加熱材101をその全幅にわ
たって加熱可能としたものである。この誘導加熱装置で
は、被加熱材101の搬送用テーブルローラの間隙に加
熱コイル102及び鉄心103からなるインダクタが配
置されるため、これらの外形寸法に制約があり、結果と
して、加熱コイル102を埋め込む鉄心103の有効断
面積が減少して加熱能力の低下が避けられないという問
題がある。
号等に示されたリニアインダクタ式誘導加熱装置の概要
を示すもので、搬送中の被加熱材101をその全幅にわ
たって加熱可能としたものである。この誘導加熱装置で
は、被加熱材101の搬送用テーブルローラの間隙に加
熱コイル102及び鉄心103からなるインダクタが配
置されるため、これらの外形寸法に制約があり、結果と
して、加熱コイル102を埋め込む鉄心103の有効断
面積が減少して加熱能力の低下が避けられないという問
題がある。
【0006】また、図10に示すように、被加熱材10
1の先後端の上反り部、下反り部とインダクタとの衝突
を防止するため、上下インダクタ間の距離gを長くする
に従い、鉄心103の磁極間の漏洩磁束が増加して加熱
用磁束が急激に減少してしまい、充分な加熱能力を得る
ことができない。
1の先後端の上反り部、下反り部とインダクタとの衝突
を防止するため、上下インダクタ間の距離gを長くする
に従い、鉄心103の磁極間の漏洩磁束が増加して加熱
用磁束が急激に減少してしまい、充分な加熱能力を得る
ことができない。
【0007】トランスバースフラックス式 図11は、トランスバースフラックス式誘導加熱装置の
概要を示すもので、(b)は(a)の主要部を拡大した
ものである。この図11において、104は上部インダ
クタ、105は下部インダクタ、H0は磁界、φは磁束
である。この方式の誘導加熱装置は熱延鋼板のエッジ部
加熱用のエッジヒータとして広く用いられ、また、補助
加熱装置と組合わせて非磁性体冷延鋼板の全幅ヒータと
して用いられている。
概要を示すもので、(b)は(a)の主要部を拡大した
ものである。この図11において、104は上部インダ
クタ、105は下部インダクタ、H0は磁界、φは磁束
である。この方式の誘導加熱装置は熱延鋼板のエッジ部
加熱用のエッジヒータとして広く用いられ、また、補助
加熱装置と組合わせて非磁性体冷延鋼板の全幅ヒータと
して用いられている。
【0008】また、熱延工程に関しては特公平1−26
156号において、被加熱材の幅方向に複数のインダク
タを配して被加熱材先後端部の温度低下を補償すること
や、特公昭62−14014号及び特開平4−8910
9号のようにトランスバースフラックス式インダクタを
被加熱材の幅方向に移動させて全幅加熱する方法が提案
されている。しかしながら、これら従来のトランスバー
スフラックス式誘導加熱装置は、リニアインダクタ式と
同じく上下インダクタ間の距離が長くなるに従い、図1
0と同様に鉄心磁極間の漏洩磁束が増加するという問題
がある。
156号において、被加熱材の幅方向に複数のインダク
タを配して被加熱材先後端部の温度低下を補償すること
や、特公昭62−14014号及び特開平4−8910
9号のようにトランスバースフラックス式インダクタを
被加熱材の幅方向に移動させて全幅加熱する方法が提案
されている。しかしながら、これら従来のトランスバー
スフラックス式誘導加熱装置は、リニアインダクタ式と
同じく上下インダクタ間の距離が長くなるに従い、図1
0と同様に鉄心磁極間の漏洩磁束が増加するという問題
がある。
【0009】更に、従来のトランスバースフラックス式
誘導加熱装置では、被加熱材の幅方向において均一な昇
温効果が得られないという欠点がある。その原因として
は、この種の誘導加熱装置における渦電流の密度分布が
図12に示すように被加熱材101のエッジ部で高く、
エッジ部の過加熱が著しいことが挙げられる。なお、図
13は被加熱材101を流れる渦電流aを示しており、
エッジ部bでは渦電流aの密度が高いうえ、搬送中にエ
ッジ部bが渦電流aによって加熱される時間が中央部に
比べて長い。このように幅方向の均一化が困難であると
いう欠点を解消するために、以下のような各種の提案が
なされている。
誘導加熱装置では、被加熱材の幅方向において均一な昇
温効果が得られないという欠点がある。その原因として
は、この種の誘導加熱装置における渦電流の密度分布が
図12に示すように被加熱材101のエッジ部で高く、
エッジ部の過加熱が著しいことが挙げられる。なお、図
13は被加熱材101を流れる渦電流aを示しており、
エッジ部bでは渦電流aの密度が高いうえ、搬送中にエ
ッジ部bが渦電流aによって加熱される時間が中央部に
比べて長い。このように幅方向の均一化が困難であると
いう欠点を解消するために、以下のような各種の提案が
なされている。
【0010】A.特公昭58−40840号 図14に示すように、楔状の極片106を極坦体107
に設けた蟻溝型穴108に沿って被加熱材の幅に応じて
摺動させ、上下インダクタ間の距離が幅方向の分布を持
つように極片106の形状を選定する。これにより、被
加熱材のエッジ部における磁束密度を低く抑えるように
磁束密度を分布させ、被加熱材の幅方向に均一な温度分
布を得ようとするものである。しかしながら、この方式
では熱延工程のように被加熱材の厚さ範囲が大きい場合
には適切な極片106の選定が非常に困難であって実用
上の問題があると共に、極片106の摺動部分が摩耗す
る等の不都合がある。
に設けた蟻溝型穴108に沿って被加熱材の幅に応じて
摺動させ、上下インダクタ間の距離が幅方向の分布を持
つように極片106の形状を選定する。これにより、被
加熱材のエッジ部における磁束密度を低く抑えるように
磁束密度を分布させ、被加熱材の幅方向に均一な温度分
布を得ようとするものである。しかしながら、この方式
では熱延工程のように被加熱材の厚さ範囲が大きい場合
には適切な極片106の選定が非常に困難であって実用
上の問題があると共に、極片106の摺動部分が摩耗す
る等の不都合がある。
【0011】B.特開昭63−310592号 図15に示すように、鉄心103の内部に加熱コイル
(図示せず)を配置したインダクタを被加熱材101の
上下に各々配置し(図では平面から見た上方のインダク
タのみ示してある)、これらのインダクタを被加熱材1
01の幅Wに応じてリンク機構110,111により回
動させて様々な幅を持つ被加熱材101を加熱できるよ
うにしたものである。
(図示せず)を配置したインダクタを被加熱材101の
上下に各々配置し(図では平面から見た上方のインダク
タのみ示してある)、これらのインダクタを被加熱材1
01の幅Wに応じてリンク機構110,111により回
動させて様々な幅を持つ被加熱材101を加熱できるよ
うにしたものである。
【0012】この例では、下方のインダクタ(加熱コイ
ル)が被加熱材搬送用のテーブルローラの間隙で配設さ
れており、その間隙は、被加熱材101の搬送を的確適
切に行なう必要から、むやみに大きくできないという制
約がある。また、この方式では、被加熱材101の最小
幅から最大幅の範囲が広い場合は下方のインダクタ(加
熱コイル)の回動範囲が広く、必然的にテーブルローラ
の間隙を極めて広くする必要が生じて規模が大きくな
り、非現実的な設備となる。
ル)が被加熱材搬送用のテーブルローラの間隙で配設さ
れており、その間隙は、被加熱材101の搬送を的確適
切に行なう必要から、むやみに大きくできないという制
約がある。また、この方式では、被加熱材101の最小
幅から最大幅の範囲が広い場合は下方のインダクタ(加
熱コイル)の回動範囲が広く、必然的にテーブルローラ
の間隙を極めて広くする必要が生じて規模が大きくな
り、非現実的な設備となる。
【0013】C.特公平4−56093号 図16に示すように、被加熱材101の両エッジ部を断
面「コ」字型の磁束集中部材112,113によって挾
むことにより、被加熱材101のエッジ部を貫通する磁
束を迂回させ、エッジ部に誘起される渦電流を抑制して
エッジ部の過加熱を防止するものである。しかるに、こ
の方式では、「コ」字型の磁束集中部材112,113
を被加熱材101の幅に応じて移動調整装置114,1
15により位置制御する必要があり、設備が複雑かつ高
価となる。また、熱延工程のように被加熱材101の波
打ち、上反りや下反り、搬送中の上下動がある場合には
対処できないという問題がある。
面「コ」字型の磁束集中部材112,113によって挾
むことにより、被加熱材101のエッジ部を貫通する磁
束を迂回させ、エッジ部に誘起される渦電流を抑制して
エッジ部の過加熱を防止するものである。しかるに、こ
の方式では、「コ」字型の磁束集中部材112,113
を被加熱材101の幅に応じて移動調整装置114,1
15により位置制御する必要があり、設備が複雑かつ高
価となる。また、熱延工程のように被加熱材101の波
打ち、上反りや下反り、搬送中の上下動がある場合には
対処できないという問題がある。
【0014】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、トランスバース
フラックス式誘導加熱装置において、被加熱材のエッジ
部の過加熱を防止して適切な幅方向の加熱を実現し、し
かも上下のインダクタ間距離が長い場合にも漏洩磁束を
少なくして十分な加熱効果を得ることができると共に、
被加熱材の波打ち、反り、搬送中の上下動などにも対処
できるようにした構成簡単かつ低コストの誘導加熱装置
を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、トランスバース
フラックス式誘導加熱装置において、被加熱材のエッジ
部の過加熱を防止して適切な幅方向の加熱を実現し、し
かも上下のインダクタ間距離が長い場合にも漏洩磁束を
少なくして十分な加熱効果を得ることができると共に、
被加熱材の波打ち、反り、搬送中の上下動などにも対処
できるようにした構成簡単かつ低コストの誘導加熱装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、金属板である被加熱材を挾むように
その厚さ方向の上下に配置されたインダクタを有する誘
導加熱装置において、一方のインダクタを構成する鉄心
から被加熱材を介し他方のインダクタを構成する鉄心に
向かう磁束を、被加熱材の搬送方向に対し傾斜させて被
加熱材に鎖交させるものである。
め、第1の発明は、金属板である被加熱材を挾むように
その厚さ方向の上下に配置されたインダクタを有する誘
導加熱装置において、一方のインダクタを構成する鉄心
から被加熱材を介し他方のインダクタを構成する鉄心に
向かう磁束を、被加熱材の搬送方向に対し傾斜させて被
加熱材に鎖交させるものである。
【0016】第2の発明は、金属板である被加熱材を挾
むようにその厚さ方向の上下に配置されたインダクタを
有する誘導加熱装置において、被加熱材の幅方向の両側
に、被加熱材を貫通してその外部で閉ループを構成する
と共に磁気的に互いに対称な外部磁路を形成し、かつ、
上下のインダクタを構成する鉄心を、被加熱材の幅方向
に沿って移動可能としたものである。
むようにその厚さ方向の上下に配置されたインダクタを
有する誘導加熱装置において、被加熱材の幅方向の両側
に、被加熱材を貫通してその外部で閉ループを構成する
と共に磁気的に互いに対称な外部磁路を形成し、かつ、
上下のインダクタを構成する鉄心を、被加熱材の幅方向
に沿って移動可能としたものである。
【0017】なお、第2の発明において、上下のインダ
クタを構成する鉄心を、外部磁路の一部をなすリンク機
構により連結し、このリンク機構により両鉄心間の距離
を可変とすることが望ましい。
クタを構成する鉄心を、外部磁路の一部をなすリンク機
構により連結し、このリンク機構により両鉄心間の距離
を可変とすることが望ましい。
【0018】
【作用】第1の発明においては、被加熱材に傾斜して鎖
交する磁束の垂直成分及び水平成分により、図8及び図
13に示した成分の渦電流を被加熱材に生じさせる。こ
れにより、従来のソレノイド式及びトランスバースフラ
ックス式の双方の利点を適度に持つ加熱装置を構成する
ことができ、幅方向の加熱と加熱能力の向上が可能にな
る。
交する磁束の垂直成分及び水平成分により、図8及び図
13に示した成分の渦電流を被加熱材に生じさせる。こ
れにより、従来のソレノイド式及びトランスバースフラ
ックス式の双方の利点を適度に持つ加熱装置を構成する
ことができ、幅方向の加熱と加熱能力の向上が可能にな
る。
【0019】第2の発明においては、被加熱材を貫通し
てその外部で閉ループを構成する磁気的に対称な外部磁
路を形成するため、従来のトランスバースフラックス式
のように上下インダクタの鉄心間の距離が大きい場合に
も、漏洩磁束を少なくして発生磁束の大部分を被加熱材
の加熱に利用することができる。また、上下の鉄心を水
平方向に移動可能として被加熱材の中心部とエッジ部近
傍とで鎖交磁束数に差を持たせれば、エッジ部の過加熱
防止により一層寄与する。
てその外部で閉ループを構成する磁気的に対称な外部磁
路を形成するため、従来のトランスバースフラックス式
のように上下インダクタの鉄心間の距離が大きい場合に
も、漏洩磁束を少なくして発生磁束の大部分を被加熱材
の加熱に利用することができる。また、上下の鉄心を水
平方向に移動可能として被加熱材の中心部とエッジ部近
傍とで鎖交磁束数に差を持たせれば、エッジ部の過加熱
防止により一層寄与する。
【0020】なお、上記第1の発明及び第2の発明を組
合わせることにより、幅方向の加熱に際して漏洩磁束の
解消による加熱能力の向上が最も良く達成される。ま
た、第2の発明において、外部磁路の一部をリンク機構
により形成し、このリンク機構にて上下の鉄心が被加熱
材の厚さ方向に移動できるように構成すれば、被加熱材
の厚さや反り、上下動などに関わらず円滑な搬送、加熱
が可能になる。
合わせることにより、幅方向の加熱に際して漏洩磁束の
解消による加熱能力の向上が最も良く達成される。ま
た、第2の発明において、外部磁路の一部をリンク機構
により形成し、このリンク機構にて上下の鉄心が被加熱
材の厚さ方向に移動できるように構成すれば、被加熱材
の厚さや反り、上下動などに関わらず円滑な搬送、加熱
が可能になる。
【0021】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は、請求項1に記載した第1の発明の実施例の
主要部を示すものであり、トランスバースフラックス式
誘導加熱装置の上部及び下部インダクタの鉄心(磁極)
11,12と被加熱材101との位置関係を表してい
る。なお、上部インダクタ及び下部インダクタを構成す
る加熱コイルは図示を省略してある。
る。図1は、請求項1に記載した第1の発明の実施例の
主要部を示すものであり、トランスバースフラックス式
誘導加熱装置の上部及び下部インダクタの鉄心(磁極)
11,12と被加熱材101との位置関係を表してい
る。なお、上部インダクタ及び下部インダクタを構成す
る加熱コイルは図示を省略してある。
【0022】図1において、鉄心11,12は、図示の
矢印方向に搬送される被加熱材101を上下から適宜な
間隙をおいて挾むように配置されている。また、これら
の鉄心11,12は各々の中心が被加熱材101の搬送
方向に沿って若干ずれるような位置に置かれていると共
に、磁極面11a,12aは水平面に対して角度θだけ
傾いた状態で被加熱材101を介し互いに対向するよう
に配置されている。言い換えれば、鉄心11,12は側
面から見てほぼ楔状を呈しており、斜めになった磁極面
11a,12aが被加熱材101を介して対向してい
る。
矢印方向に搬送される被加熱材101を上下から適宜な
間隙をおいて挾むように配置されている。また、これら
の鉄心11,12は各々の中心が被加熱材101の搬送
方向に沿って若干ずれるような位置に置かれていると共
に、磁極面11a,12aは水平面に対して角度θだけ
傾いた状態で被加熱材101を介し互いに対向するよう
に配置されている。言い換えれば、鉄心11,12は側
面から見てほぼ楔状を呈しており、斜めになった磁極面
11a,12aが被加熱材101を介して対向してい
る。
【0023】このように構成することにより、鉄心11
から出た磁束φは被加熱材101に対し角度(90°−
θ)をもって鎖交、貫通し、鉄心12に達する。すなわ
ち、図2に示すように、被加熱材101を貫通する磁束
φは、被加熱材101に直交する垂直成分φVと水平成
分(搬送方向成分)φHとに分離されることになる。
から出た磁束φは被加熱材101に対し角度(90°−
θ)をもって鎖交、貫通し、鉄心12に達する。すなわ
ち、図2に示すように、被加熱材101を貫通する磁束
φは、被加熱材101に直交する垂直成分φVと水平成
分(搬送方向成分)φHとに分離されることになる。
【0024】このことは、ソレノイド式誘導加熱装置に
よる図8のような渦電流と、従来のトランスバースフラ
ックス式誘導加熱装置による図13のような渦電流とを
誘起させることを意味しており、角度θを変化させれ
ば、磁束φの垂直成分φV及び水平成分φHの比率が変化
する。これにより、ソレノイド式及び従来のトランスバ
ースフラックス式のどちらの加熱特性を支配的にさせる
かという重み付けを行なうことができる。
よる図8のような渦電流と、従来のトランスバースフラ
ックス式誘導加熱装置による図13のような渦電流とを
誘起させることを意味しており、角度θを変化させれ
ば、磁束φの垂直成分φV及び水平成分φHの比率が変化
する。これにより、ソレノイド式及び従来のトランスバ
ースフラックス式のどちらの加熱特性を支配的にさせる
かという重み付けを行なうことができる。
【0025】ここで、垂直成分φVは従来のトランスバ
ースフラックス式と同様に十分な加熱能力を有するもの
の、被加熱材101のエッジ部を過加熱する原因とな
る。一方、水平成分φHはソレノイド式と同様に被加熱
材101の全幅を均一に加熱するのに有効となる。従っ
て、垂直成分φV及び水平成分φHの比率によってこれら
2つの加熱特性を総合した加熱効果により、従来の単純
なトランスバースフラックス式に比べて、被加熱材10
1の幅方向に適切な加熱を行なうことができる。垂直成
分φVと水平成分φHとの大きさを等しくし、つまりトラ
ンスバースフラックス式とソレノイド式の加熱特性をほ
ぼ同等に得たい場合には、前記角度θを45°程度とす
れば良いことは言うまでもない。
ースフラックス式と同様に十分な加熱能力を有するもの
の、被加熱材101のエッジ部を過加熱する原因とな
る。一方、水平成分φHはソレノイド式と同様に被加熱
材101の全幅を均一に加熱するのに有効となる。従っ
て、垂直成分φV及び水平成分φHの比率によってこれら
2つの加熱特性を総合した加熱効果により、従来の単純
なトランスバースフラックス式に比べて、被加熱材10
1の幅方向に適切な加熱を行なうことができる。垂直成
分φVと水平成分φHとの大きさを等しくし、つまりトラ
ンスバースフラックス式とソレノイド式の加熱特性をほ
ぼ同等に得たい場合には、前記角度θを45°程度とす
れば良いことは言うまでもない。
【0026】また、鉄心11,12の形状、構造を図1
のようにしなくても、図3に示すごとく鉄心11A,1
2Aの対向面を被加熱材101に対し互いに平行にする
ことにより、被加熱材101との鎖交磁束数は減るもの
の上記と同様の作用効果を得ることができる。なお、図
1ないし図3における被加熱材101の搬送方向や磁束
φの方向は反対であっても良い。
のようにしなくても、図3に示すごとく鉄心11A,1
2Aの対向面を被加熱材101に対し互いに平行にする
ことにより、被加熱材101との鎖交磁束数は減るもの
の上記と同様の作用効果を得ることができる。なお、図
1ないし図3における被加熱材101の搬送方向や磁束
φの方向は反対であっても良い。
【0027】次に、請求項2に記載した第2の発明の実
施例を、図4及び図5を参照しつつ説明する。上述した
第1の発明によれば、従来に比べて幅方向の均一加熱効
果を高めることができる。しかしながら、第1の発明の
みでは実現することが困難であるため、以下に説明する
第2の発明を併用することで均一加熱効果を高めようと
するものである。この第2の発明は、第1の発明と組み
合わせずに単独でも、被加熱材のエッジ部の過加熱を防
止して幅方向の均一加熱効果を高める効果を有する。
施例を、図4及び図5を参照しつつ説明する。上述した
第1の発明によれば、従来に比べて幅方向の均一加熱効
果を高めることができる。しかしながら、第1の発明の
みでは実現することが困難であるため、以下に説明する
第2の発明を併用することで均一加熱効果を高めようと
するものである。この第2の発明は、第1の発明と組み
合わせずに単独でも、被加熱材のエッジ部の過加熱を防
止して幅方向の均一加熱効果を高める効果を有する。
【0028】まず、図4において、11Bは上部インダ
クタの鉄心、12Bは下部インダクタの鉄心、13,1
4はこれらの鉄心を支持するヨーク、15,16は磁性
材料からなるリンク機構、17,18はヨーク13,1
4を水平方向(被加熱材101の幅方向)に駆動して鉄
心11B,12Bを水平方向に移動させる駆動部であ
る。なお、被加熱材101は紙面の表裏方向に搬送され
る。
クタの鉄心、12Bは下部インダクタの鉄心、13,1
4はこれらの鉄心を支持するヨーク、15,16は磁性
材料からなるリンク機構、17,18はヨーク13,1
4を水平方向(被加熱材101の幅方向)に駆動して鉄
心11B,12Bを水平方向に移動させる駆動部であ
る。なお、被加熱材101は紙面の表裏方向に搬送され
る。
【0029】上記構成において、駆動部17,18によ
り鉄心11B,12Bを被加熱材101の上下で水平か
つ反対方向に移動させることにより、図5に示すよう
に、鉄心11B,12Bの端部をそれぞれ被加熱材10
1のエッジ部から距離Lだけずれた位置に配置すること
ができる。これにより、被加熱材101の両端エッジ部
近傍の上下には一方の鉄心11Bまたは12Bのみが存
在することとなってエッジ部近傍に鎖交する磁束を少な
くすることができ、従来技術のCとして説明した特公平
4−56093号と同様に、エッジ部での渦電流密度を
小さくして過加熱を防止することができる。
り鉄心11B,12Bを被加熱材101の上下で水平か
つ反対方向に移動させることにより、図5に示すよう
に、鉄心11B,12Bの端部をそれぞれ被加熱材10
1のエッジ部から距離Lだけずれた位置に配置すること
ができる。これにより、被加熱材101の両端エッジ部
近傍の上下には一方の鉄心11Bまたは12Bのみが存
在することとなってエッジ部近傍に鎖交する磁束を少な
くすることができ、従来技術のCとして説明した特公平
4−56093号と同様に、エッジ部での渦電流密度を
小さくして過加熱を防止することができる。
【0030】被加熱材101の幅が種々異なる場合に
は、鉄心11B,12Bの水平方向移動量を適宜調節す
れば良い。また、距離Lは、被加熱材101の材質、熱
伝導率などに応じて調節すれば良い。
は、鉄心11B,12Bの水平方向移動量を適宜調節す
れば良い。また、距離Lは、被加熱材101の材質、熱
伝導率などに応じて調節すれば良い。
【0031】更に、図4に示すごとく、鉄心11B,1
2B、ヨーク13,14及びリンク機構15,16によ
って被加熱材101を貫通して回帰する閉ループ状の外
部磁路が構成されており、この外部磁路は被加熱材10
1の幅方向に対して磁気的に左右対称となっている。こ
れにより、被加熱材101の左半分及び右半分を磁束が
ほぼ均一に貫通すると共に、図10に示したような漏洩
磁束が少なくなり、発生磁束を効率良く加熱に用いるこ
とができる。
2B、ヨーク13,14及びリンク機構15,16によ
って被加熱材101を貫通して回帰する閉ループ状の外
部磁路が構成されており、この外部磁路は被加熱材10
1の幅方向に対して磁気的に左右対称となっている。こ
れにより、被加熱材101の左半分及び右半分を磁束が
ほぼ均一に貫通すると共に、図10に示したような漏洩
磁束が少なくなり、発生磁束を効率良く加熱に用いるこ
とができる。
【0032】また、リンク機構15,16はその屈伸動
作によりヨーク13,14相互間の距離、言い換えれば
鉄心11B,12B相互間の距離を調節可能である。従
って、被加熱材101の厚さに応じて最適な鉄心間距離
を設定することができる。加えて、図16に示したよう
な磁束集中部材を用いる必要がなく被加熱材101の周
囲空間に余裕を持たせることができるから、被加熱材1
01の波打ち、反り、搬送中の上下動にも対応すること
ができる。
作によりヨーク13,14相互間の距離、言い換えれば
鉄心11B,12B相互間の距離を調節可能である。従
って、被加熱材101の厚さに応じて最適な鉄心間距離
を設定することができる。加えて、図16に示したよう
な磁束集中部材を用いる必要がなく被加熱材101の周
囲空間に余裕を持たせることができるから、被加熱材1
01の波打ち、反り、搬送中の上下動にも対応すること
ができる。
【0033】図6は、図1ないし図3の実施例と図4及
び図5の実施例とを兼ね備えた場合の被加熱材101の
幅方向の温度分布を示している。図から明らかなように
本発明によれば、被加熱材101のエッジ部近傍の過加
熱を防止し、幅方向の中心部に対し左右対称でほぼ均一
な温度分布を得ることができる。
び図5の実施例とを兼ね備えた場合の被加熱材101の
幅方向の温度分布を示している。図から明らかなように
本発明によれば、被加熱材101のエッジ部近傍の過加
熱を防止し、幅方向の中心部に対し左右対称でほぼ均一
な温度分布を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、トラ
ンスバースフラックス式誘導装置において幅方向の均一
加熱作用を従来よりも改善することができる。また、第
2の発明によれば、エッジ部近傍の過加熱を防止して一
層の均一加熱作用が得られると共に、漏洩磁束の減少に
よる加熱能力、効率の向上が可能になる。併せて、被加
熱材の波打ち、反り、上下動にも対応することができ
る。
ンスバースフラックス式誘導装置において幅方向の均一
加熱作用を従来よりも改善することができる。また、第
2の発明によれば、エッジ部近傍の過加熱を防止して一
層の均一加熱作用が得られると共に、漏洩磁束の減少に
よる加熱能力、効率の向上が可能になる。併せて、被加
熱材の波打ち、反り、上下動にも対応することができ
る。
【0035】第1または第2の発明によれば、優れた加
熱能力と幅方向加熱性能を併せ持つ誘導加熱装置を提供
することができ、熱延金属板やアルミ等の非磁性金属板
の熱処理技術等に活用することができる。
熱能力と幅方向加熱性能を併せ持つ誘導加熱装置を提供
することができ、熱延金属板やアルミ等の非磁性金属板
の熱処理技術等に活用することができる。
【図1】第1の発明の実施例の説明図である。
【図2】図1の実施例の作用の説明図である。
【図3】第1の発明の他の実施例の説明図である。
【図4】第2の発明の実施例の説明図である。
【図5】図4の実施例の作用の説明図である。
【図6】実施例の効果の説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】図7の従来技術における渦電流の説明図であ
る。
る。
【図9】従来技術の説明図である。
【図10】図9の従来技術における漏洩磁束の説明図で
ある。
ある。
【図11】従来技術の説明図である。
【図12】図11の従来技術における渦電流密度及び温
度分布の説明図である。
度分布の説明図である。
【図13】図11の従来技術における渦電流の説明図で
ある。
ある。
【図14】従来技術の説明図である。
【図15】従来技術の説明図である。
【図16】従来技術の説明図である。
11,11A,11B 上部インダクタの鉄心 11a,12a 磁極面 12,12A,12B 下部インダクタの鉄心 13,14 ヨーク 15,16 リンク機構 17,18 駆動部 101 被加熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 一洋 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 金属板である被加熱材を挾むようにその
厚さ方向の上下に配置されたインダクタを有する誘導加
熱装置において、 一方のインダクタを構成する鉄心から被加熱材を介し他
方のインダクタを構成する鉄心に向かう磁束を、被加熱
材の搬送方向に対し傾斜させて被加熱材に鎖交させるこ
とを特徴とする金属板の誘導加熱装置。 - 【請求項2】 金属板である被加熱材を挾むようにその
厚さ方向の上下に配置されたインダクタを有する誘導加
熱装置において、 被加熱材の幅方向の両側に、被加熱材を貫通してその外
部で閉ループを構成すると共に磁気的に互いに対称な外
部磁路を形成し、かつ、上下のインダクタを構成する鉄
心を、被加熱材の幅方向に沿って移動可能としたことを
特徴とする金属板の誘導加熱装置。 - 【請求項3】 上下のインダクタを構成する鉄心を、外
部磁路の一部をなすリンク機構により連結し、このリン
ク機構により両鉄心間の距離を可変とした請求項2記載
の金属板の誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31930394A JPH08153577A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 金属板の誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31930394A JPH08153577A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 金属板の誘導加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08153577A true JPH08153577A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18108697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31930394A Withdrawn JPH08153577A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 金属板の誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08153577A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007122924A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
| JP2012234671A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
| WO2013100544A1 (ko) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 주식회사 포스코 | 가열 장치 및 가열 방법 |
| KR101442120B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2014-09-25 | 주식회사 다원시스 | 유도전류를 발생시켜 도체판을 가열하는 유도가열 장치 및 그 방법 |
| KR101460268B1 (ko) * | 2013-07-15 | 2014-11-11 | 주식회사 포스코 | 유도 가열 장치 및 이의 제어방법 |
| US10563282B2 (en) | 2014-09-03 | 2020-02-18 | Nippon Steel Corporation | Induction heating device for metal strip |
| JP2020505738A (ja) * | 2017-02-08 | 2020-02-20 | インダクトサーム・コーポレイションInductotherm Corporation | ストリップ又はスラブの誘導的加熱用の調節可能な横方向インダクタ |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP31930394A patent/JPH08153577A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007122924A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
| JP2012234671A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
| WO2013100544A1 (ko) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 주식회사 포스코 | 가열 장치 및 가열 방법 |
| KR101294918B1 (ko) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | 주식회사 포스코 | 가열 장치, 압연 라인 및 가열 방법 |
| KR101442120B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2014-09-25 | 주식회사 다원시스 | 유도전류를 발생시켜 도체판을 가열하는 유도가열 장치 및 그 방법 |
| KR101460268B1 (ko) * | 2013-07-15 | 2014-11-11 | 주식회사 포스코 | 유도 가열 장치 및 이의 제어방법 |
| US10563282B2 (en) | 2014-09-03 | 2020-02-18 | Nippon Steel Corporation | Induction heating device for metal strip |
| JP2020505738A (ja) * | 2017-02-08 | 2020-02-20 | インダクトサーム・コーポレイションInductotherm Corporation | ストリップ又はスラブの誘導的加熱用の調節可能な横方向インダクタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |