JPH0815395A - 電池寿命モニター回路 - Google Patents

電池寿命モニター回路

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JPH0815395A
JPH0815395A JP6145154A JP14515494A JPH0815395A JP H0815395 A JPH0815395 A JP H0815395A JP 6145154 A JP6145154 A JP 6145154A JP 14515494 A JP14515494 A JP 14515494A JP H0815395 A JPH0815395 A JP H0815395A
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battery
circuit
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secondary battery
power source
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JP6145154A
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Shigeaki Yamazaki
茂章 山崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電池寿命等の異常が正確に判定でき、かつ停電
時には非常点灯機能に悪影響を及ぼすような電力消費が
無い電池寿命モニター回路を提供する。 【構成】商用電源を降圧整流して二次電池を充電する充
電回路を備え、商用電源の停電時には二次電池を電源と
して負荷に電力を供給して非常時動作を行う機器におけ
る前記二次電池の状態を検出して表示する回路におい
て、商用電源の通電の有無を検出する商用電源検出回路
と、二次電池の電圧を所定値と比較する電池電圧検出回
路を設け、商用電源の停電時には表示素子を消灯し、商
用電源の通電中で電池電圧が所定値以上の場合は表示素
子を連続点灯し、商用電源の復電時に電池電圧が所定値
未満の場合には連続点灯以外の点灯モードとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池寿命モニター回路に
関するものであり、例えば、非常灯や誘導灯などのよう
に、商用電源により二次電池を充電するための充電装置
を有し、停電時には二次電池をバックアップ電源として
機器を動作させる装置において、二次電池の状態を検出
して表示するために使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商用電源の停電時に避難誘導に必
要な明るさを得るための非常灯として、例えば、特公昭
61−22784号に示すような装置が知られている。
この装置は、商用電源を降圧・整流して二次電池の充電
を行い、停電時には二次電池を電源として、蛍光灯を規
定時間にわたり点灯させるものである。また、二次電池
と並列関係に電池電圧を検出する回路を設け、電池電圧
が所定値以下になった場合には表示素子をONさせ、異
常を表示させるものである。この従来例では、充電状態
であるか放電状態であるかには関係なく、電池電圧が所
定値以下になった場合には、異常を表示し、二次電池の
放電後の再充電により電池電圧が再び回復した場合でも
異常表示を持続するものである。しかしながら、二次電
池と並列関係に電圧検出回路及び表示回路を接続してい
るため、これらの回路に常に電力を供給する必要があ
り、特に、停電時には二次電池から非常用光源に電力供
給する以外にも電圧検出回路及び表示回路の電力を供給
しなければならず、限られた電池容量を有効に利用する
という観点では好ましいものではない。また、点検を行
う場合には、所定時間人為的に停電させ、そのときの電
池電圧低下を検出し、電圧が所定値以下の場合には、そ
れを記憶し、商用電源を復帰させた後も表示するもので
あるが、人為的に停電させるため、所定時間よりも長く
停電される恐れがあり、正常なものであっても異常と判
断される恐れがあり、正しい判定ができないことが考え
られる。また、点検者の作業負担も大きい。仮に、正確
に規定時間放電させたとしても、放電前の充電時間が不
足して電池が充電不足になっている場合にも電池の劣化
度合は正しく判断できない。
【0003】また、他の従来例として、図12に示すよ
うな装置も知られている。この従来例は、商用電源Vs
により二次電池Btを充電している際に充電電流を検知
し、充電電流が流れていれば、発光ダイオード1を点灯
させて、正常である旨を表示するものである。すなわ
ち、商用電源Vsを降圧トランスTfで降圧し、整流器
DBにより整流した後、抵抗R1 を介して二次電池Bt
を充電する。このとき、抵抗R1 の両端には充電電流に
比例した電圧降下が生じるため、この電圧差によって抵
抗R11を介して発光ダイオード1に電流を流して点灯さ
せ、充電電流が流れていることを表示するものである。
商用電源Vsが停電すると、リレーRyが通電されなく
なり、そのリレー接点SWが常開側から常閉側に切り換
わり、二次電池BtにランプLaが接続されて非常点灯
状態となる。また、点検スイッチStが開いた場合に
も、停電状態と同じとなる。この従来例では、電池寿命
末期の電解液のドライアップなどにより開放状態となっ
た場合や二次電池Btが接続されていない場合など、充
電電流が流れない場合には、抵抗R1 の両端には電圧が
発生しないため、発光ダイオード1はOFFとなる。こ
のように、二次電池Btの充電時にのみ表示を行うもの
であるため、停電時の電力消費は無いが、充電電流の有
無だけを検出しているため、例えば、電池電圧が低下し
て非常時に光源から必要な光出力が得られないとか、あ
るいは非常点灯しない、というような不都合が生じても
分からず、正確な電池寿命を診断することにはならな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、電池寿命等の異常が正確に判定でき、かつ停電時に
は非常点灯機能に悪影響を及ぼすような電力消費が無い
点検機能を提供することにある。また、本発明の他の目
的とするところは、点検作業を簡単に行うことができ、
且つ、より正確に電池寿命等の異常を判定できる点検機
能を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、商用電源を降圧整流して二次電
池を充電する充電回路を備え、商用電源の停電時には二
次電池を電源として負荷に電力を供給して非常時動作を
行う機器における前記二次電池の状態を検出して表示素
子により表示する回路において、商用電源の通電の有無
を検出する商用電源検出回路と、二次電池の電圧を所定
値と比較する電池電圧検出回路と、商用電源の停電時に
は前記表示素子を消灯し、商用電源の通電中で電池電圧
が所定値以上の場合は前記表示素子を連続点灯し、商用
電源の復電時に電池電圧が所定値未満の場合には連続点
灯以外の点灯モードとする表示制御部を備えて成るもの
である。また、商用電源の復電時の電池電圧が所定値未
満の場合には、その後の充電により電池電圧が上昇した
ときでも連続点灯以外の点灯モードを持続させるための
ラッチ回路を設けたり、商用電源の停電時に二次電池を
動作電源として計時動作を開始するタイマーを設けて、
このタイマーにより規定時間が計時された後の電池電圧
が所定値未満の場合には、商用電源の復電後に連続点灯
以外の点灯モードを維持し続けることが好ましい。さら
に、二次電池の充電電気量が所定量に達するまでは電池
の診断を待機し、充電電気量が所定量に達した後にタイ
マーにより計時される停電時間が規定時間に達したとき
の電池電圧を検出してその結果を表示することが好まし
い。
【0006】
【作用】本発明では、商用電源の停電時には表示素子を
消灯し、商用電源の通電中で電池電圧が所定値以上の場
合は前記表示素子を連続点灯し、商用電源の復電時に電
池電圧が所定値未満の場合には連続点灯以外の点灯モー
ドとするものであるから、電池又は回路の異常を正常と
見誤ることがなくなり、また、電池寿命の判定を商用電
源の再投入時の電池電圧によって判定するため、非常動
作時には、電池電圧検出回路も動作する必要が無く、表
示素子が消灯であることも含め、ほとんど電力を消費し
ない。また、商用電源の復電時の電池電圧が所定値未満
の場合には、その後の充電により電池電圧が上昇したと
きでも連続点灯以外の点灯モードを持続させるラッチ回
路を設けることにより、電池が寿命と判定された場合
に、その後の電池電圧の回復により正常と見誤ることが
なくなる。さらに、商用電源の停電時に二次電池を動作
電源として計時動作を開始するタイマーを設けて、この
タイマーを用いて規定の停電時間を正確に計測した後、
電池寿命の判定を行うことにより、精度の高い判定が可
能となる。また、二次電池の寿命を判定するに先立っ
て、必要な充電が行われたかどうかを判定し、充電電気
量が所定量に達した後にタイマーにより計時される停電
時間が規定時間に達したときの電池電圧を検出してその
結果を表示することにより、規定時間以上の放電をすれ
ば自動的に点検が完了し、点検作業者が正確に時間を測
定する必要がなくなり、容易に正確な点検が可能とな
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の回路図である。
交流電源Vsを降圧トランスTfにより降圧し、整流器
DBにより全波整流し、ダイオードD1 を介してコンデ
ンサC1 を充電することにより、制御回路用の電源電圧
Vccを得ている。また、抵抗R1 とダイオードD2 は
充電回路を構成しており、整流器DBの出力により充電
回路を介して二次電池Btを充電している。二次電池B
tには、停電に応動してONとなるスイッチSWを介し
てランプLaが接続されている。以上が主回路であり、
それ以外に電池電圧を検出するための電池電圧検出回
路、電池電圧の検出結果を保持するラッチ回路、発光ダ
イオード1を点滅駆動するための発振回路、並びに発光
ダイオード1のドライブ回路を備えている。
【0008】まず、抵抗R2 ,R3 ,R4 とツェナーダ
イオードZD1 及びコンパレータCP1 は電池電圧検出
回路を構成しており、二次電池Btに並列的に接続され
ている。抵抗R2 ,R3 の直列回路は、二次電池Btの
電池電圧を分圧して、コンパレータCP1 の正入力端子
に入力している。また、抵抗R4 とツェナーダイオード
ZD1 の直列回路は定電圧回路を構成しており、ツェナ
ーダイオードZD1 のツェナー電圧に相当する基準電圧
をコンパレータCP1 の負入力端子に入力している。こ
の電池電圧検出回路は、二次電池Btの放電終止電圧を
検出電圧とし、それよりも電池電圧が高ければHigh
レベル、低ければLowレベルを出力するような設定と
なっている。
【0009】次に、抵抗R9 ,R10とコンデンサC4 及
びAND回路G1 はラッチ回路を構成しており、電池電
圧検出回路のコンパレータCP1 による検出結果を記憶
保持する動作を行うものである。また、抵抗R7 ,R8
とコンデンサC3 及びNOR回路G2 、反転回路G3 、
バッファ回路G4 は発振回路を構成しており、発光ダイ
オード1を点滅駆動するための低周波発振動作を行うも
のである。さらに、抵抗R5 ,R6 とトランジスタQ1
は発光ダイオード1を駆動するためのドライブ回路を構
成している。
【0010】以下、電池が正常で寿命に達していない場
合の動作を図2のタイミングチャートに沿って説明す
る。のタイミングでは、商用電源Vsが供給されてお
り、電池電圧も充分に有る状態なので、ラッチ回路のA
ND回路G1 の入力はHighレベルとなっている。こ
のラッチ回路のイニシャル状態はHighレベルである
ため、出力はやはりHighレベルである。したがっ
て、発振回路は停止状態となり、バッファ回路G4 を通
してHighレベルが出力され、モニター用の発光ダイ
オード1は点灯状態となる。商用電源Vsが切断され、
のタイミングに移ると、回路電源及び発光ダイオード
1の電源が無くなるため、モニター用の発光ダイオード
1は消灯状態となる。誘導灯の場合には20分、非常灯
の場合には30分点灯させる。そして、規定時間の点灯
後に、二次電池Btの電池電圧が放電終止電圧以上であ
ることを確認する。時間が経過した後に商用電源Vsを
復電させ、のタイミングに移行する。商用電源Vsが
入ると回路電源が供給され、電池電圧が検出される。二
次電池Btが寿命になっていなければ、電池電圧検出回
路の出力がHighレベルであるため、ラッチ回路の入
力がHighレベルであり、やはりイニシャル状態はH
ighレベルである。このため、ラッチ回路の出力はH
ighレベルとなり、発振回路は発振停止状態でモニタ
ー用の発光ダイオード1は点灯する。つまり、充電状態
から規定時間にわたり非常点灯させた後、復電したと
き、発光ダイオード1は点灯し、正常であることを表示
する。
【0011】次に、電池寿命時の動作を図3に沿って説
明する。のタイミングでの動作については、先と同じ
ため省略する。のタイミングでの動作もほぼ同様であ
るが、非常点灯時、20分又は30分が経過する前に、
二次電池Btの電池電圧が放電終止電圧を下回り、の
タイミングに移行する。非常点灯状態では回路電源が供
給されていないため、この時点では回路的な変化は何も
ないが、規定の時間が過ぎて、商用電源Vsが復電し、
のタイミングに移行すると、回路電源が供給される。
すると、電池電圧検出回路が動作し、電池寿命になって
いれば、このときまだ電池電圧が回復せず、電池電圧検
出回路の出力はLowレベルとなる。そして、ラッチ回
路の入力にLowレベルが入るため、イニシャル状態の
Highレベルから出力がLowレベルに移行し、その
ままラッチされる。発振回路にLowレベルが入力され
ると発振を開始し、モニター用の発光ダイオード1のド
ライブ回路に発振信号が入力されて、発光ダイオード1
が点滅することになる。つまり、充電状態から規定時間
にわたり非常点灯させた後、復電したときに、発光ダイ
オード1が点滅し、異常であることを表示する。
【0012】その後、二次電池Btが充電され、電池電
圧が回復しても、ラッチ回路によりLowレベルの信号
がラッチされているため、発光ダイオード1の点滅によ
る異常表示は継続される。つまり、充電状態から規定時
間にわたり非常点灯させた後、復電したときに発光ダイ
オード1は点滅し、電池寿命であることを表示する。な
お、短時間の非常点灯をさせることにより、発光ダイオ
ード1の点滅を解除することが可能である。
【0013】本実施例では、商用電源Vsの通電時にも
電池電圧をモニターしているため、充電時の電池のセル
短絡等による電池電圧の異常も検知することが可能であ
る。また、非常時には発光ダイオード1が消灯している
ため、余分な電力を消費することもない。図4は本発明
の第2実施例の回路図である。図1の実施例と同様に、
交流電源Vsを降圧トランスTfにより降圧し、整流器
DBにより全波整流し、ダイオードD1 を介してコンデ
ンサC1 を充電することにより、発光ダイオード1の駆
動用電源を得ている。また、コンデンサC2 は制御回路
用の電源電圧Vccを得るためのものであり、商用電源
が供給されているときには、コンデンサC1 からダイオ
ードD4 を介して充電され、停電時には二次電池Btか
らダイオードD3 を介して充電される。したがって、本
実施例では、停電時にも制御回路用の電源電圧Vccが
供給されている。抵抗R1 とダイオードD2 は充電回路
を構成しており、整流器DBの出力により充電回路を介
して二次電池Btを充電している。二次電池Btには、
停電に応動してONとなるスイッチを介して非常点灯用
の光源が接続されている。以上が主回路であり、それ以
外に電池電圧を検出するための電池電圧検出回路、商用
電源の有無を検出する商用電源検出回路、非常点灯の時
間を計測するタイマー回路、電池電圧の検出結果を保持
するラッチ回路、発光ダイオード1を点滅駆動するため
の発振回路、並びに発光ダイオード1のドライブ回路を
備えている。
【0014】まず、抵抗R2 ,R3 ,R4 とツェナーダ
イオードZD1 及びコンパレータCP1 は電池電圧検出
回路を構成しており、二次電池Btに並列的に接続され
ている。抵抗R2 ,R3 の直列回路は、二次電池Btの
電池電圧を分圧して、コンパレータCP1 の正入力端子
に入力している。また、抵抗R4 とツェナーダイオード
ZD1 の直列回路は定電圧回路を構成しており、ツェナ
ーダイオードZD1 のツェナー電圧に相当する基準電圧
をコンパレータCP1 の負入力端子に入力している。こ
の電池電圧検出回路は、二次電池Btの放電終止電圧を
検出電圧とし、それよりも電池電圧が高ければHigh
レベル、低ければLowレベルを出力するような設定と
なっている。
【0015】次に、抵抗R15,R16とツェナーダイオー
ドZD2 は商用電源検出回路を構成している。また、汎
用の集積回路(M51849L)よりなるタイマーIC
2は、外付けの抵抗R21〜R25及びコンデンサC7 ,C
8 と共に、タイマー回路を構成している。抵抗R17,R
18とコンデンサC5 、ダイオードD5 、OR回路G8、
AND回路G9 、反転回路G10,G11はラッチ回路を構
成している。NAND回路G5 と反転回路G6 ,G7 及
び抵抗R7 ,R8 とコンデンサC3 は発振回路を構成し
ている。さらに、抵抗R5 ,R6 とトランジスタQ1 は
発光ダイオード1を駆動するためのドライブ回路を構成
している。
【0016】以下、本実施例の動作を図5及び図6のタ
イムチャートにより説明する。まず、電池が正常な場合
の動作を図5に沿って説明する。の状態では、商用電
源が入っており、回路は充電状態である。電池電圧は充
分に高く、基準電圧よりも高いため、コンパレータCP
1 の出力はHighレベルになっている。一方、タイマ
ーIC2(M51849L)の1番ピンがHighレベ
ルであるため、タイマーは働いておらず、その出力はH
ighレベルとなっている。この2つの信号がOR回路
G8 を通ってラッチ回路に入っている。ラッチ回路の初
期条件をHighレベルと仮定すると、AND回路G9
の出力もHighレベルとなり、反転回路G10でLow
レベルとなり、発振回路の発振動作は停止し、反転回路
G7 の出力はHighレベルとなり、トランジスタQ1
がONとなり、発光ダイオード1は点灯する。
【0017】次に、商用電源が切断されると、の状態
に移行する。ここでは、回路は非常点灯状態となる。こ
の状態では、タイマーIC2の1番ピンの入力がLow
レベルとなり、タイマーが計時動作を開始する。このタ
イマーIC2は非常灯であれば30分、誘導灯であれば
20分の時間に設定してある。計時中は出力端子である
8番ピンはLowレベルであり、設定時間を経過すれ
ば、8番ピンがHighレベルとなる。したがって、非
常時にタイマーが計時動作をしている間は、8番ピンは
Lowレベルとなっている。このため、反転回路G11の
入力はLowレベルであり、出力はHighレベルとな
り、AND回路G9 を含むラッチ回路に対してリセット
信号を入力していることとなる。一方、電池電圧を検出
しているコンパレータCP1 の出力はHighレベルで
ある。したがって、OR回路G8 の出力はHighレベ
ルとなり、AND回路G9 の出力はHighレベルとな
り、反転回路G10の出力はLowレベルとなり、NAN
D回路G5 を含む発振回路へ入力され、発振停止の状態
になり、反転回路G7 の出力はHighレベルに固定さ
れ、トランジスタQ1 をONさせる。しかし、非常時は
発光ダイオード1の電源が無いため、発光ダイオード1
が点灯することはない。このまま非常点灯を続けると、
正常な電池の場合、先にタイマーIC2が設定時間の計
時を終えて、出力がHighレベルになり、の状態に
移る。この状態では、OR回路G8 の出力は、やはりH
ighレベルであり、反転回路G11の出力はLowレベ
ルになり、ラッチ回路のリセットが解除される。そし
て、AND回路G9 の出力はHighレベルであり、反
転回路G10の出力はLowレベルとなり、発振回路は停
止したままである。
【0018】さらに、非常点灯を続けると電池電圧が降
下し、やがてコンパレータCP1 の出力がLowレベル
に切替わり、の状態になる。しかし、タイマーの出力
がHighレベルであるので、OR回路G8 の出力は、
やはりHighレベルであり、発振回路は停止したまま
である。この後、商用電源が入ることによって、タイマ
ーIC2がリセット状態になり、8番ピンの出力は、や
はりHighレベルを継続する。したがって、OR回路
G8 の出力は変化せず、発振回路は停止したままであ
る。ところが、今度は発光ダイオード1の電源があるの
で、発光ダイオード1が点灯する。つまり、電池が正常
な場合には、満充電状態から規定時間以上の非常点灯を
行った後に商用電源を復電して充電状態にすると、発光
ダイオード1は非常点灯時には消灯し、それ以外は点灯
することとなる。
【0019】次に、図6を用いて、電池が寿命状態にな
った場合の動作を説明する。の状態では商用電源が入
っており、回路は充電状態である。電池の初期寿命で
は、この状態での電池電圧は充分に高く、コンパレータ
CP1 の出力はHighレベルである。このとき、タイ
マーIC2はリセット状態であり、出力の8番ピンはH
ighレベルである。また、AND回路G9 を含むラッ
チ回路の初期状態をHighレベルと仮定すると、AN
D回路G9 の出力はHighレベルとなり、反転回路G
10の出力はLowレベルである。NAND回路G5 を含
む発振回路は停止状態であり、反転回路G7 の出力はH
ighレベルである。したがって、トランジスタQ1 は
ONとなり、発光ダイオード1が点灯する。
【0020】次に、商用電源が切断されると、の状態
に移行する。ここでは、回路は非常点灯状態となる。こ
の状態では、タイマーIC2の1番ピンの入力がLow
レベルとなり、タイマーが計時動作を開始し、出力ピン
である8番ピンがLowレベルになる。したがって、反
転回路G11の入力はLowレベルであり、出力はHig
hレベルとなり、AND回路G9 を含むラッチ回路に対
し、リセット信号を入力していることとなる。一方、電
池電圧を検出しているコンパレータCP1 の出力はHi
ghレベルである。したがって、OR回路G8 の出力は
Highレベルとなり、AND回路G9 の出力はHig
hレベルとなり、反転回路G10の出力はLowレベルと
なり、NAND回路G5 を含む発振回路へ入力され、発
振停止の状態になり、反転回路G7 の出力はHighレ
ベルに固定され、トランジスタQ 1 をONさせる。しか
し、非常時は発光ダイオード1の電源が無いため、発光
ダイオード1が点灯することはない。このまま非常点灯
を続けると、電池が寿命の場合、タイマーによる時間よ
りも早く電池電圧が下がり、基準電圧を下回るため、コ
ンパレータCP1 の出力がLowレベルになる。する
と、の状態となり、OR回路G8 の入力が両方ともL
owレベルになるため、出力はLowレベルになる。し
たがって、AND回路G9 の出力はLowレベルとな
り、反転回路G10の出力はHighレベルとなり、発振
回路が動作し、トランジスタQ1 はON/OFFを繰り
返すが、この時点では発光ダイオード1の電源が無いた
め、発光ダイオード1は点滅しない。さらに非常点灯状
態を続けると、タイマーIC2が動作し、の状態に移
る。タイマーIC2の8番ピンがHighレベルにな
り、反転回路G11の出力がLowレベルになるため、ラ
ッチ回路のリセットが無くなり、この時点で出力がLo
wレベルにラッチされる。その後、商用電源を復電すれ
ば、の状態に移り、発光ダイオード1が点滅する。ま
た、回路は充電モードに入るため、しばらく後に電池電
圧が上昇し、コンパレータCP1 の出力はHighレベ
ルとなるが、AND回路G9 の出力はLowレベルにラ
ッチされているため、発光ダイオード1はずっと点滅を
続けることになる。
【0021】つまり、電池が初期の寿命状態の場合、満
充電状態から非常点灯を規定時間以上行った後、商用電
源を復電して充電状態にすると、その間、発光ダイオー
ド1は常時には点灯状態、非常時には消灯状態、復電後
は点滅状態となり、この点滅により電池が寿命であるこ
とを表示することとなる。本発明の第3実施例を図7に
示す。図1の実施例と同じ機能を有する要素には同じ符
号を付して重複する説明は省略する。抵抗R2 〜R4 と
ツェナーダイオードZD1 及びコンパレータCP1 は電
池電圧検出回路を構成しており、抵抗R12〜R14とコン
デンサC6 、ツェナーダイオードZD11及びコンパレー
タCP2 は商用電源検出回路を構成している。各コンパ
レータCP1 ,CP2 の出力はワンチップマイコン3に
入力されている。このワンチップマイコン3は、2つの
入力ポート、1つの出力ポート、時間を測る時計機能を
有するものである。抵抗R5,R6 とトランジスタQ1
は発光ダイオード1のドライブ回路を構成しており、マ
イコン3の出力により発光ダイオード1をドライブする
ものである。この回路の動作をマイコン3のプログラム
を含めて図8及び図9のフローチャートに基づいて説明
する。図8のフローは、商用電源VsのONによってS
TARTし、STOPで終了する。また、図9のフロー
は商用電源VsのOFFによってSTARTし、STO
Pで終了する。図8のフローの実行中に商用電源Vsが
OFFされたときには、図9のフローに実行が移行し、
図9のフローの実行中に商用電源VsがONされたとき
には、図8のフローに実行が移行する。
【0022】まず、フローチャートで使用する変数につ
いて説明すると、Fは点検結果を保持するフラグであ
り、F=0のときは未点検状態であること、F=1のと
きは電池寿命の状態であること、F=2のときは誘導灯
としての性能を満足すること、F=3のときは非常灯と
しての性能を満足することをそれぞれ表している。Tc
は充電時間を格納する変数であり、Tdは放電時間を格
納する変数である。Cは充電時間の状態を示す変数であ
り、C=0のときは充電時間不明、C=1のときは充電
時間が24時間以上であること、C=2のときは充電時
間が48時間以上であることをそれぞれ表している。T
はマイコンの内蔵タイマーの値を示す変数である。ま
た、Vbは電池電圧検出回路の検出結果を示す変数であ
り、電池電圧が放電終了電圧よりも高いときはVb=H
(Highレベル)、低いときはVb=L(Lowレベ
ル)の値をとるものとする。
【0023】まず、初期状態として、点検結果を保持す
るフラグがF=0と仮定して説明を進める。商用電源が
ONのとき、図8のフローチャートに従い、まず、フラ
グFの値を調べる。初期値としてF=0を仮定している
ので、充電時間の状態を示す変数Cに0を代入し、LE
Dを点灯させ、タイマーTの値を0に初期化し、その値
を充電時間を格納する変数Tcに代入する。電源投入後
(充電開始後)24時間が経過するまで待った後、充電
時間の状態を示す変数Cに1を代入し、さらに48時間
が経過すると、変数Cに2が代入される。この間のいず
れかのタイミングで商用電源がOFFになるのである
が、その際、変数Cの値としては、0、1、2のいずれ
かが考えられる。次に、変数Cのそれぞれの値のときに
商用電源がOFFした場合の動作について、図9に基づ
いて説明する。
【0024】商用電源がOFFすると、図9のSTAR
Tからはじまり、タイマーTを0に初期化する。次に、
60秒の時間待ちをしてからフラグFを0にする。これ
は、短時間の放電で前回の判定内容を保持することによ
り、後からでも前回の判定内容を確認できるようにする
ためである。60秒はそのための目安の時間であり、こ
れに限るものではない。次に、放電時間を格納する変数
TdにタイマーTの値を代入して20分の経過を持つ。
この間、電池電圧の検出結果VbがHighレベルかど
うかを判定し、もしHighレベルでなくなれば、充電
時間の状態を示す変数Cの値に応じて点検結果を保持す
るフラグFの値が設定される。変数Cが0のときはフラ
グFは0、変数Cが1のときはフラグFは1、変数Cが
2のときはフラグFは1にセットされ、STOPする。
一方、電池電圧の検出結果Vbがこの間ずっとHigh
レベルであるならば、フラグFには2が代入される。そ
して今度はタイマーTが30分を計時するまで待機す
る。この間に電池電圧の検出結果VbがHighレベル
でなくなれば、フラグFは2のままで、ずっとHigh
レベルであれば、フラグFに3を代入してSTOPす
る。
【0025】したがって、この間のいずれかのタイミン
グで商用電源がONになるので、そのタイミング及び二
次電池の状態に応じて、フラグFの値が0,1,2,3
のいずれかの値をとる。それぞれの場合に応じて説明す
ると、フラグFの値が0のときは先に述べたとおり、図
8のフローで変数Cを0にセットして、タイマーをリセ
ットする。フラグFの値が1のときは、LED(図7の
発光ダイオード1)を点滅させて電池寿命であることを
表示し、STOPする。フラグFの値が2のときは、L
EDを2回点滅させて、誘導灯の性能基準となる20分
は点灯したことを表示する。フラグFの値が3のとき
は、LEDを3回点滅させ、非常灯の性能基準となる3
0分は点灯したことを表示する。したがって、復電後の
LEDの点滅回数により、点検結果を知ることができ
る。結果として、このモニターの使用法は図10及び図
11のようなものとなる。
【0026】本実施例において、点検結果の表示は、商
用電源の復電時に行うため、表示による電力の損失が無
くなり、同時に完全放電時及びモニターLEDの故障等
による非表示との誤認の問題も無くなる。また、短時間
の放電では、点検内容の初期化を行わないため、短時間
放電させて復電した場合、前回の点検結果を見ることが
でき、多数の器具を一斉に点検した時など、復電時に同
時に全ての器具の点検結果を確認できない時でも、後か
ら確認できるという利点がある。非常灯、誘導灯では点
検の時間が異なるが、LEDの表示を変えることによ
り、どちらの性能を満足するかを判断することが可能で
ある。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、商用電源が通
電中で二次電池が正常なときには表示素子を連続点灯と
し、非常動作時には表示素子を消灯とし、また、商用電
源の復電後に電池電圧を検出し、その結果、二次電池の
寿命があり充分に使用できると判定された場合には、商
用電源通電中の通常充電時と同様に連続点灯とし、正常
時と同様の表示とする反面、電池が寿命と判定された場
合には、商用電源の復電時に正常時の連続点灯とは明瞭
に異なる点滅等の表示を行うことにより、電池又は回路
の異常を正常と見誤ることがなくなり、かつ、電池寿命
の判定を商用電源の再投入時の電池電圧によって判定す
るため、非常動作時には、電池電圧検出回路も動作する
必要が無く、表示素子が消灯であることも含め、ほとん
ど電力を消費しないという利点がある。また、請求項2
の発明によれば、商用電源の復電時の電池電圧が所定値
未満の場合には、その後の充電により電池電圧が上昇し
たときでも連続点灯以外の点灯モードを持続させるラッ
チ回路を有するものであるから、電池が寿命と判定され
た場合に、その後の電池電圧の回復により正常と見誤る
ことがなくなるという効果がある。さらに、請求項3の
発明によれば、商用電源の停電時に二次電池を動作電源
として計時動作を開始するタイマーを有するので、この
タイマーを用いて規定の停電時間を正確に計測した後、
電池寿命の判定を行うことにより、精度の高い判定が可
能となる。
【0028】請求項4の発明によれば、二次電池の充電
電気量を所定量と比較する充電電気量計測手段を設け
て、二次電池の充電電気量が所定量に達するまでは電池
の診断を待機するようにしたので、二次電池の寿命を判
定するに先立って、必要な充電が行われたかどうかを判
定することができ、より正確な判定を行うことが可能と
なった。また、充電電気量が所定量に達した後にタイマ
ーにより計時される停電時間が規定時間に達したときの
電池電圧を検出してその結果を表示するようにしたか
ら、規定時間以上の放電をすれば自動的に点検が完了
し、点検作業者が正確に時間を測定する必要がなくな
り、容易に正確な点検が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1実施例の正常時の動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の電池寿命時の動作説明図
である。
【図4】本発明の第2実施例の回路図である。
【図5】本発明の第2実施例の正常時の動作説明図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の電池寿命時の動作説明図
である。
【図7】本発明の第3実施例の回路図である。
【図8】本発明の第3実施例の商用電源投入時の動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例の商用電源停電時の動作を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例の1つの使用法を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第3実施例の他の使用法を示すフロ
ーチャートである。
【図12】従来例の回路図である。
【符号の説明】
Vs 商用電源 Tf 降圧トランス DB 整流器 Bt 二次電池 La ランプ CP1 コンパレータ 1 発光ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を降圧整流して二次電池を充
    電する充電回路を備え、商用電源の停電時には二次電池
    を電源として負荷に電力を供給して非常時動作を行う機
    器における前記二次電池の状態を検出して表示素子によ
    り表示する回路において、商用電源の通電の有無を検出
    する商用電源検出回路と、二次電池の電圧を所定値と比
    較する電池電圧検出回路と、商用電源の停電時には前記
    表示素子を消灯し、商用電源の通電中で電池電圧が所定
    値以上の場合は前記表示素子を連続点灯し、商用電源の
    復電時に電池電圧が所定値未満の場合には連続点灯以外
    の点灯モードとする表示制御部を備えて成る電池寿命モ
    ニター回路。
  2. 【請求項2】 商用電源の復電時の電池電圧が所定値
    未満の場合には、その後の充電により電池電圧が上昇し
    たときでも連続点灯以外の点灯モードを持続させるため
    のラッチ回路を有することを特徴とする請求項1記載の
    電池寿命モニター回路。
  3. 【請求項3】 商用電源の停電時に二次電池を動作電
    源として計時動作を開始するタイマーを有し、前記表示
    制御部は、前記タイマーにより規定時間が計時された後
    の電池電圧が所定値未満の場合には、商用電源の復電後
    に連続点灯以外の点灯モードを維持し続けるように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電池寿命モ
    ニター回路。
  4. 【請求項4】 商用電源を降圧整流して二次電池を充
    電する充電回路を備え、商用電源の停電時には二次電池
    を電源として負荷に電力を供給して非常時動作を行う機
    器における前記二次電池の状態を検出して表示素子によ
    り表示する回路において、商用電源の通電の有無を検出
    する商用電源検出回路と、二次電池の電圧を所定値と比
    較する電池電圧検出回路と、商用電源の停電時に二次電
    池を動作電源として計時動作を開始するタイマーと、二
    次電池の充電電気量を所定量と比較する充電電気量計測
    手段と、二次電池の充電電気量が所定量に達するまでは
    電池の診断を待機し、充電電気量が所定量に達した後に
    タイマーにより計時される停電時間が規定時間に達した
    ときの電池電圧を検出してその結果を表示する表示制御
    部を備えて成る電池寿命モニター回路。
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