JPH08155500A - 汚泥脱水剤 - Google Patents
汚泥脱水剤Info
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Abstract
〜46モル%の(メタ)アクリル酸単位を有する両性ポ
リマーからなることを特徴とする汚泥脱水剤。 【効果】本発明の汚泥脱水剤を使用すると、凝集力が高
く汚泥の処理量が上がり、含水率の低い脱水ケーキを得
ることができ、さらに、ろ布からのケーキ剥離性がよい
ので圧搾圧力を高くすることができ、その結果からもケ
ーキ含水率を下げることができる。
Description
さらに詳しくは、本発明は、凝集性及びろ過性に優れ、
機械脱水後、含水率の低い脱水ケーキを得ることができ
る汚泥脱水剤に関する。
量のカチオン性ポリマーが広く用いられている。このよ
うな高分子量のカチオン性ポリマーとしては、例えば、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの3級塩、
または4級アンモニウム塩のホモポリマー又はアクリル
アミドなどとのコポリマーが挙げられる。しかしなが
ら、近年、下水道の整備などにより、汚泥発生量が増加
し、汚泥中の有機物量の増加、腐敗などの汚泥性状の悪
化が進んでいる。そのために、現在主として使用されて
いる上記のようなカチオン性ポリマーには以下のような
問題があり、処理方法の改善が求められている。すなわ
ち、(1)凝集フロックは大きいが、強度が弱い。そのた
め、重力ろ過性が悪く汚泥の処理量が上がらず、汚泥の
SSが分離液にリークし、ろ布からのケーキの剥離性が
悪く脱水機の運転トラブルを起こしやすい。(2)ケーキ
含水率が下がらない。そのため、ケーキの埋め立て処分
の場合には、ケーキの運搬費用が嵩み、焼却の場合に
は、焼却炉のトラブルを起こしやすく、焼却のための燃
料費が嵩む。(3)汚泥の脱水処理が安定しない。これら
の問題を解決するため、特開平5−192513号公報
にはアミジン系ポリマーが提案されているが、ケーキ含
水率は従来より低下するものの、凝集力が弱いため、汚
泥の処理量が上がらず、脱水処理が安定しないという欠
点を有している。また、特開昭62−205112号公
報には、ポリマー中にアクリル酸単位を有する両性ポリ
マーが提案されているが、カチオン性単位はジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレートであり、上記問題は若
干改善されるが、ケーキ含水率は下がらず、さらなる改
善が望まれている。
好な強度の大きい凝集フロックを形成し、ろ過に際し
て、含水率が低くろ布からの剥離性の良好なケーキが得
られ、安定して汚泥の脱水処理を行うことができる汚泥
脱水剤を提供することを目的としてなされたものであ
る。
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アミジン単位と
(メタ)アクリル酸単位を有する両性ポリマーが、ろ過
性の良好な凝集フロックを形成することを見いだし、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は、(1)アミジン単位及びポリマー中の全
構造単位中5〜46モル%の(メタ)アクリル酸単位を
有する両性ポリマーからなり、アミジン単位が一般式
[1]又は[2]の構造を有し、(メタ)アクリル酸単
位が一般式[3]の構造を有することを特徴とする汚泥
脱水剤、
であり、X-は塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオ
ン、硝酸イオン又は酢酸イオンである。)、及び、
(2)アミジン単位及びポリマー中の全構造単位中5〜
46モル%の(メタ)アクリル酸単位を有する両性ポリ
マーからなり、アミジン単位が一般式[4]又は[5]
の構造を有し、(メタ)アクリル酸単位が一般式[6]
の構造を有することを特徴とする汚泥脱水剤、
であり、M+はアルカリ金属イオン又はアンモニウムイ
オンである。)、を提供するものである。さらに、本発
明の好ましい態様として、(3)アミジン単位が全構造
単位中5〜80モル%である第(1)〜(2)項記載の汚泥
脱水剤、(4)1N塩化ナトリウム水溶液を溶媒として
30℃で測定した固有粘度が、1dl/g以上である第
(1)〜(3)項記載の汚泥脱水剤、(5)両性ポリマー
が、アクリロニトリル、N−ビニルホルムアミド及びア
クリル酸又はその塩のコポリマーより得られたものであ
る第(1)〜(4)項記載の汚泥脱水剤、及び、(6)加水
分解及びアミジン化反応を塩酸を用いて行ったものであ
る第(1)項及び第(3)〜(5)項記載の汚泥脱水剤、を挙
げることができる。
タ)アクリル酸単位を有するポリマーは、 (1)(メタ)アクリロニトリル CH2=CR1CN (ただし、式中、R1は水素又はメチル基である。)、 (2)N−ビニルカルボン酸アミド、N−イソプロペニル
カルボン酸アミド、N−ビニルカルボン酸イミド又はN
−イソプロペニルカルボン酸イミド
は炭素数1〜4のアルキル基、R5は炭素数2〜3のア
ルキレン基である。)、 (3)(メタ)アクリル酸 CH2=CR3COOH (ただし、式中、R3は水素又はメチル基である。)又
はその塩、及び、必要に応じて、 (4)他の共重合可能なビニルモノマー、 を共重合し、得られたコポリマーを加水分解及びアミジ
ン化することにより得ることができる。本発明に用いる
N−ビニルカルボン酸アミドとしては、例えば、N−ビ
ニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニ
ルプロピオンアミド、N−ビニルブチルアミド、N−ビ
ニルバレルアミドなどを挙げることができる。N−イソ
プロペニルカルボン酸アミドとしては、例えば、N−イ
ソプロペニルホルムアミド、N−イソプロペニルアセト
アミド、N−イソプロペニルプロピオンアミド、N−イ
ソプロペニルブチルアミド、N−イソプロペニルバレル
アミドなどを挙げることができる。N−ビニルカルボン
酸イミドとしては、例えば、N−ビニルこはく酸イミ
ド、N−ビニルグルタルイミドなどを、また、N−イソ
プロペニルカルボン酸イミドとしては、例えば、N−イ
ソプロペニルこはく酸イミド、N−イソプロペニルグル
タルイミドなどを挙げることができる。本発明に用いる
上記の他の共重合可能なモノマーとしては、適当なモノ
マー反応性比を有するものであれば制限なく使用するこ
とができ、例えば、(メタ)アクリルアミド、スチレ
ン、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドンなどのノ
ニオン性単量体、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン
酸などのスルホン基を有する単量体又はそのアルカリ金
属塩などのアニオン性単量体、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミドなどの3級塩若しくは4級アンモニ
ウム塩などのカチオン性単量体を挙げることができる。
なく、使用するモノマー及び生成するポリマーの溶解性
などに応じて、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などを選
ぶことができる。例えば、使用するモノマーも生成する
ポリマーも水溶性であれば、水溶液重合が可能であり、
モノマーを水に溶解し、不活性ガスをバブリングし、所
定温度まで昇温したのち水溶性重合開始剤を添加するこ
とによってポリマーを得ることができる。水溶液重合に
より得られたポリマーは、そのまま又は単離したのち、
加水分解及びアミジン化反応に供することができる。ま
た、使用するモノマーの水への溶解度が小さいときは、
懸濁重合、乳化重合などを用いることができる。乳化重
合においては、水中にモノマー、乳化剤、水溶性の重合
開始剤などを加え、不活性ガス雰囲気中で撹拌下に加熱
することによりポリマーを得ることができる。重合開始
剤としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、
2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩な
ど、一般的な開始剤を用いることができるが、アゾ系化
合物が特に好ましい。本発明において、上記のポリマー
の水溶液を酸又はアルカリの存在下に加熱することによ
り、ポリマー中の酸アミド単位又は酸イミド単位を加水
分解してアミン単位とし、さらにアミン単位と隣接する
ニトリル単位の反応により一般式[1]、[2]、
[4]又は[5]で表されるアミジン単位を生成するア
ミジン化反応を行う。加水分解及びアミジン化反応は2
段階で行うことができるが、通常は1段階で行うことが
好ましい。ポリマーの構造と目的の加水分解率及びアミ
ジン化率に応じて、反応条件を選択することが可能であ
る。通常は上記のポリマーを5〜80重量%の水溶液又
は水分散液とし、酸アミド単位又は酸イミド単位に対し
1〜5当量倍の酸、又は酸アミド単位に対し1〜5当量
倍のアルカリ若しくは酸イミド単位に対し2〜10当量
倍のアルカリを加え、40〜100℃に加熱することに
より加水分解及びアミジン化反応を行うことができる。
なお、前記の共重合可能なビニルモノマーのうち、(メ
タ)アクリルアミド類及び(メタ)アクリレート類に由
来するポリマー中の構造単位は、加水分解によって一部
が一般式[3]又は[6]で示される(メタ)アクリル
酸単位に変化する。本発明の汚泥脱水剤において、一般
式[3]又は[6]で示される(メタ)アクリル酸単位
は、ポリマー中の全構造単位の5〜46モル%、好まし
くは5〜30モル%である。ポリマーの構造単位とは、
一般式[1]、[2]、[4]又は[5]で表されるア
ミジン単位並びに一般式[3]又は[6]で表される
(メタ)アクリル酸単位は、これらの構造式で表される
単位が1構造単位であり、酸アミド単位、酸イミド単位
若しくは(メタ)アクリロニトリル単位又はこれらの加
水分解により生成した構造単位であってアミジン化反応
に関与しなかったものは、それぞれが1構造単位であ
り、また、他の共重合可能なモノマーに由来する構造単
位は、1モノマー単位が1構造単位である。一般式
[3]又は[6]で示される(メタ)アクリル酸単位
が、全構造単位の5モル%未満であっても、46モル%
を超えても、汚泥脱水剤としての凝集性能が低下する。
本発明の汚泥脱水剤において、一般式[1]、[2]、
[4]又は[5]で示されるアミジン単位は、ポリマー
中の全構造単位の5〜80モル%であることが好まし
く、20〜80モル%であることがさらに好ましい。
とが好ましく、分子量の指標となる1N塩化ナトリウム
水溶液を溶媒として30℃で測定した固有粘度が1dl/
g以上であることが好ましく、3dl/g以上であること
がさらに好ましい。本発明の汚泥脱水剤は、アミジン化
反応を終了した水溶液のまま又は濃縮若しくは希釈した
水溶液として、排水の凝集剤、汚泥の脱水剤、紙用添加
剤などに使用することができ、あるいは、両性ポリマー
の水溶液をアセトンなどの有機溶媒と混合し、両性ポリ
マーを沈殿せしめた後、分離、乾燥して粉末化し、ある
いはエマルションなどとして使用することができる。本
発明の汚泥脱水剤を使用する対象となる汚泥には特に制
限はなく、下水、し尿、一般産業排水処理で生じる有機
性汚泥、凝集汚泥を含む混合汚泥などに対し好適に使用
することができる。本発明の汚泥脱水剤を、0.1〜1
重量%水溶液として汚泥に添加し凝集することができ
る。本発明の汚泥脱水剤は、他のカチオン性ポリマー、
アニオン性ポリマー、両性ポリマーなどと併用すること
ができ、これらを溶解の際にブレンドし、あるいは各々
を別々に汚泥に添加して脱水に用いることができる。ま
た、本発明の汚泥脱水剤は無機凝集剤と併用することが
でき、さらに必要に応じて、スルファミン酸などの酸性
物質を添加することができる。併用する無機凝集剤とし
ては、例えば、硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウム、塩
化第二鉄、硫酸第一鉄、ポリ硫酸鉄などを挙げることが
できる。本発明の汚泥脱水剤により凝集した汚泥の脱水
に用いる脱水機には特に制限はなく、通常の汚泥処理に
使用される機器を使用することができる。このような脱
水機としては、例えば、ベルトプレス脱水機、遠心脱水
機、フィルタープレス脱水機、スクリュープレス脱水
機、真空脱水機などを挙げることができる。本発明の汚
泥脱水剤によれば、アミジン単位のカチオン性により汚
泥の凝集が起こり、それに加え、(メタ)アクリル酸単
位のアニオン性により、締まったフロックを形成し、ケ
ーキからの水抜けが良く、低含水率の脱水ケーキを得る
ことができる。
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 製造例1(アミジン系両性ポリマー) 撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素導入管をつけた5
00mlフラスコに、N−ビニルホルムアミド35.5g
(0.5モル)、アクリロニトリル21.2g(0.4モ
ル)、アクリル酸ナトリウム9.4g(0.1モル)及び
水310gを入れ、雰囲気を窒素で置換した。撹拌しつ
つ60℃に昇温し、2,2'−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)二塩酸塩の10%水溶液1.0gを添加し、6
0℃を保ったまま5時間重合を続けた。水中にポリマー
が析出した懸濁液に濃塩酸98.1g(塩化水素として
1.0モル)を加え、加熱して還流しつつ4時間反応
し、ポリマーをアミジン化した。得られたポリマー溶液
をアセトン中に添加し、析出したポリマーを真空乾燥し
た。この両性ポリマーの、1N塩化ナトリウム水溶液を
溶媒として30℃で測定した固有粘度は、4.2dl/g
であった。また、この両性ポリマーのコロイド当量は、
pH=3において5.7であり、pH=10において0.6で
あった。 製造例2(アミジン系両性ポリマー) 使用するモノマーを、N−ビニルホルムアミド32.0
g(0.45モル)、アクリロニトリル21.2g(0.
4モル)及びアクリル酸ナトリウム14.1g(0.15
モル)とした以外は、製造例1と全く同じ操作を繰り返
して両性ポリマーを得た。この両性ポリマーの、1N塩
化ナトリウム水溶液を溶媒として30℃で測定した固有
粘度は、4.7dl/gであった。また、この両性ポリマ
ーのコロイド当量は、pH=3において3.5であり、pH
=10において−1.2であった。 製造例3(アミジン系両性ポリマー) 使用するモノマーを、N−ビニルホルムアミド35.5
g(0.5モル)、アクリロニトリル10.6g(0.2
モル)及びアクリル酸ナトリウム28.2g(0.3モ
ル)とした以外は、製造例1と全く同じ操作を繰り返し
て両性ポリマーを得た。この両性ポリマーの、1N塩化
ナトリウム水溶液を溶媒として30℃で測定した固有粘
度は、5.3dl/gであった。また、この両性ポリマー
のコロイド当量は、pH=3において5.2であり、pH=
10において−2.4であった。 参考例1(カチオン性ポリマー) 撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素導入管をつけた5
00mlフラスコに、ジメチルアミノエチルメタクリレー
トのメチルクロライド四級化物103.8g(0.5モ
ル)及び水310gを入れ、雰囲気を窒素で置換した。
撹拌しつつ60℃に昇温し、2,2'−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)二塩酸塩の10%水溶液1.0gを添
加し、60℃を保ったまま5時間重合を続けた。得られ
たポリマー溶液をアセトン中に添加し、析出したポリマ
ーを真空乾燥した。このカチオン性ポリマーの、1N塩
化ナトリウム水溶液を溶媒として30℃で測定した固有
粘度は、5.0dl/gであった。また、このカチオン性
ポリマーのコロイド当量は、pH=3において4.8であ
った。 参考例2(両性ポリマー) 使用するモノマーを、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ートのメチルクロライド四級化物51.9g(0.25モ
ル)、アクリルアミド10.7g(0.15モル)、及び
アクリル酸7.2g(0.1モル)とした以外は、参考例
1と全く同じ操作を繰り返して両性ポリマーを得た。こ
の両性ポリマーの、1N塩化ナトリウム水溶液を溶媒と
して30℃で測定した固有粘度は、10dl/gであっ
た。また、この両性ポリマーのコロイド当量は、pH=3
において2.5であり、pH=10において−1.2であっ
た。 参考例3(アミジン系両性ポリマー) 使用するモノマーを、N−ビニルホルムアミド21.3
g(0.3モル)、アクリロニトリル15.9g(0.3
モル)及びアクリル酸ナトリウム37.6g(0.4モ
ル)とした以外は、製造例1と全く同じ操作を繰り返し
て両性ポリマーを得た。この両性ポリマーの、1N塩化
ナトリウム水溶液を溶媒として30℃で測定した固有粘
度は、5.5dl/gであった。また、この両性ポリマー
のコロイド当量は、pH=3において2.1であり、pH=
10において−4.3であった。 参考例4(アミジン系ポリマー) 使用するモノマーを、N−ビニルホルムアミド35.5
g(0.5モル)及びアクリロニトリル26.5g(0.
5モル)とした以外は、製造例1と全く同じ操作を繰り
返してアミジン系ポリマーを得た。このアミジン系ポリ
マーの、1N塩化ナトリウム水溶液を溶媒として30℃
で測定した固有粘度は、3.3dl/gであった。また、
このポリマーのコロイド当量は、pH=3において6.1
であった。製造例1〜3及び参考例1〜4で得たポリマ
ーの特性を第1表に示す。
定 2)ビニルホルムアミド 3)アクリロニトリル 4)アクリル酸ナトリウム 5)ジメチルアミノエチルメタクリレートのメチルクロ
ライド四級化物のホモポリマー 6)ジメチルアミノエチルメタクリレートのメチルクロ
ライド四級化物/アクリルアミド/アクリル酸=50/
30/20(モル%)のコポリマー 実施例1〜3及び比較例1〜4 下水・混合生汚泥を用いて凝集及びろ過試験を行った。
用いた汚泥の性状は、pH6.1、SS1.36重量%、V
SS/SS78.7重量%、繊維分/SS18.6重量
%、電導度1.42mS/cmであった。上記の汚泥20
0mlを、300mlポリビーカーに採り、0.2重量%に
調製したポリマー溶液をポリマーの添加率が汚泥中のS
Sに対して0.6重量%になるよう、シリンジを用いて
汚泥に加え、タービン羽根を備えた撹拌機で250rp
m、30秒撹拌を行った。その時のフロック径を測定し
た後、ナイロンろ布を敷いたヌッチェロートに内径50
mmの塩化ビニル樹脂製の円筒を置き、その中へ凝集した
汚泥を注ぎ込み、メスシリンダーを用いて10秒後のろ
液量を測定した。次にろ布上に残った凝集汚泥をベルト
プレス用のポリエステルろ布にとり、1.0kg/cm2で6
0秒圧搾した。次にろ布上のケーキをヘラでかきとり、
含水率を測定した。ろ布に付着した汚泥は高圧水で洗い
落とし、固形物量を測定することにより、ろ布からの剥
離性を評価した。結果を第2表に示す。
3においては、10秒後のろ液量が多く重力ろ過性が良
好であり、圧搾テストにおいてもケーキの含水率は74
〜75重量%と低く、かつ99重量%以上がろ布から剥
離している。これに対して、カチオン性ポリマーを用い
た比較例1及び従来の両性ポリマーを用いた比較例2で
は、ろ過性、ケーキの含水率、剥離性ともに実施例1〜
3に比べ劣っている。また、アミジン系両性ポリマーで
あってもアクリル酸単位の量が多すぎるものを用いた比
較例3では、重力ろ過性が著しく劣り、ケーキ含水率が
高く、剥離性も不良である。アクリル酸単位を有しない
アミジン系ポリマーを用いた比較例4は、比較例1〜4
の中では良好な結果を与えているが、実施例1〜3と比
較すると、重力ろ過性、ケーキの含水率及び剥離性のす
べての点で劣っている。 実施例4〜6及び比較例5〜8 し尿・余剰汚泥+3次処理混合汚泥を用いて凝集及びろ
過試験を行った。用いた汚泥の性状は、pH7.0、SS
2.3重量%、VSS/SS72.7重量%、繊維分/S
S3.4重量%、電導度2.16mS/cmであった。な
お、試験は実施例1〜3及び比較例1〜4と全く同じ方
法により行った。結果を第3表に示す。
6においては、10秒後のろ液量が多く重力ろ過性が良
好であり、圧搾テストにおいてもケーキの含水率は約8
0重量%と低く、かつ99重量%以上がろ布から剥離し
ている。これに対して、カチオン性ポリマーを用いた比
較例5では、凝集フロックが小さく、ろ過性が著しく劣
り、ケーキの含水率が高く、剥離性も不良である。従来
の両性ポリマーを用いた比較例6は、比較例5〜8の中
では良好な結果を与えているが、実施例4〜6と比較す
ると、重力ろ過性及びケーキの含水率において劣ってい
る。また、アミジン系両性ポリマーであってもアクリル
酸単位の量が多すぎるものを用いた比較例3及びアクリ
ル酸単位を有しないアミジン系ポリマーを用いた比較例
4は、いずれも、重力ろ過性、ケーキの含水率及び剥離
性において、実施例4〜6に比べ劣っている。
力が高く汚泥の処理量が上がり、含水率の低い脱水ケー
キを得ることができ、さらに、ろ布からのケーキ剥離性
がよいので圧搾圧力を高くすることができ、その結果か
らもケーキ含水率を下げることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】アミジン単位及びポリマー中の全構造単位
中5〜46モル%の(メタ)アクリル酸単位を有する両
性ポリマーからなり、アミジン単位が一般式[1]又は
[2]の構造を有し、(メタ)アクリル酸単位が一般式
[3]の構造を有することを特徴とする汚泥脱水剤。 【化1】 (ただし、式中、R1、R2及びR3は水素又はメチル基
であり、X-は塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオ
ン、硝酸イオン又は酢酸イオンである。) - 【請求項2】アミジン単位及びポリマー中の全構造単位
中5〜46モル%の(メタ)アクリル酸単位を有する両
性ポリマーからなり、アミジン単位が一般式[4]又は
[5]の構造を有し、(メタ)アクリル酸単位が一般式
[6]の構造を有することを特徴とする汚泥脱水剤。 【化2】 (ただし、式中、R1、R2及びR3は水素又はメチル基
であり、M+はアルカリ金属イオン又はアンモニウムイ
オンである。)
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33177994A JP3697700B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 汚泥脱水剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33177994A JP3697700B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 汚泥脱水剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08155500A true JPH08155500A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3697700B2 JP3697700B2 (ja) | 2005-09-21 |
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ID=18247545
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|---|---|---|---|
| JP33177994A Expired - Lifetime JP3697700B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 汚泥脱水剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3697700B2 (ja) |
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