JPH08155646A - 自動溶接装置及び方法 - Google Patents

自動溶接装置及び方法

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JPH08155646A
JPH08155646A JP30080494A JP30080494A JPH08155646A JP H08155646 A JPH08155646 A JP H08155646A JP 30080494 A JP30080494 A JP 30080494A JP 30080494 A JP30080494 A JP 30080494A JP H08155646 A JPH08155646 A JP H08155646A
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JP
Japan
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welding
sliding body
fixed
timing belt
welding torch
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JP30080494A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamayoshi
武志 山葭
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ASAHI ENJINIA SERVICE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型軽量化に最適な構造を持つ自動溶接装置
を提供する。 【構成】 嵌合部12がレール11に嵌合し、滑動自在
に支持されている。この嵌合部12の上には、ベルト挟
持板13が固定され、このベルト挟持板13の上に滑動
体4が固定されている。この滑動体4には、アーム支持
部21が固定され、このアーム22の先端には、溶接ト
ーチ5が固定されている。嵌合部12とベルト挟持板1
3の間には、タイミングベルト24の一部が挟み込まれ
て固定されている。ベルト用ギヤ25の駆動軸27の一
端には、大ギヤ28が固定され、この大ギヤ28には、
小ギヤ29が噛み合い、この小ギヤ29が減速ギヤボッ
クス31の出力軸32に固定され、この減速ギヤボック
ス31の入力軸が電動モータ33の回動軸に接続されて
いる。この電動モータ33を作動させると、タイミング
ベルト24に接続された滑動体4がレール11に沿って
滑動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動溶接装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動溶接装置としては、例えば
特開昭50−98454号に記載されたものがある。こ
の溶接装置では、図8に示すように複数の磁石81を走
行レール82に固定し、この走行レール82に沿って走
行台83を移動可能に支持し、この走行台83にオシレ
ータ84を搭載し、このオシレータ84に溶接トーチ8
5を連結している。また、走行レール82には、ラック
86が固定され、走行台83には、走行用モータ87や
減速ギヤ88が搭載されている。この減速ギヤ88の出
力軸には、このラック86に噛み合うピニオンが固定さ
れている。
【0003】この溶接装置を使用する場合、まず、走行
レール82を被溶接材の直線状の開先89に沿わせた状
態で、各磁石81を被溶接材に吸着させて、走行レール
82を固定する。この走行レール82のオシレータ84
に連結されている溶接トーチ85の先端を被溶接材の開
先に近づけてから、この溶接トーチ85による溶接を開
始するとともに、走行用モータ87を作動させて、走行
台83を走行レール82に沿って移動させる。この走行
レール82を被溶接材の開先89に沿わせているので、
溶接トーチ85の先端が被溶接材の開先89に沿って移
動し、この被溶接材の開先89が溶接される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
溶接装置では、走行レール82にラック86を固定し、
このラック86に噛み合う走行台83のピニオンを回転
させて、この走行台83を移動させるので、この走行台
83には、動力源の走行用モータ87や減速ギヤ88を
搭載する必要があった。このため、走行台83の重量が
嵩むが、これに伴い、走行レール82の強度を十分に向
上せねばならなくなり、この溶接装置の全体が重くなる
と言う結果を招いた。更には、各磁石81も大きくせね
ばならないので、この溶接装置の全体が益々重くなっ
た。
【0005】したがって、このような構造の溶接装置
は、持ち運びに不便であり、一人で十分な作業を行うの
には適当でなかった。
【0006】そこで、この発明の課題は、小型軽量化に
最適な構造を持つ自動溶接装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の自動溶接装置は、本体筐体と、この本体
筐体内に架け渡されたタイミングベルトと、このタイミ
ングベルトを駆動する駆動源と、このタイミングベルト
に並設されたレールと、このレールに沿って滑動し、タ
イミングベルトに連結された滑動体と、この滑動体に搭
載され、溶接トーチを把持する溶接トーチ把持手段と、
本体筐体の底に配設された複数の電磁石とを備えてい
る。
【0008】
【作用】この発明の自動溶接装置は、タイミングベル
ト、駆動源、レール、滑動体、溶接トーチ把持手段、各
電磁石を本体筐体に設けて一体化したものであり、持ち
運びに便利なように小型軽量化に最適な構造となってい
る。
【0009】滑動体は、レールに沿って滑動し、タイミ
ングベルトに連結されているので、駆動源によって、こ
のタイミングベルトを駆動すると、この滑動体がレール
に沿って滑動する。この滑動体には、溶接トーチ把持手
段が搭載されているので、本体筐体の各電磁石によっ
て、この本体筐体を被溶接体に固定して適宜に位置決め
し、この滑動体を滑動させれば、この溶接トーチ把持手
段を被溶接体の開先に沿って移動させることができる。
【0010】ここで、滑動体を移動させるためのレール
とタイミングベルトの組み合わせは、駆動源、つまり電
動機や減速ギヤを滑動体に搭載する必要がないので、こ
の滑動体を軽量化することができる。しかも、この滑動
体の軽量化に伴い、レール、本体筐体、各電磁石等の軽
量化を図ることができるので、装置全体としては、大幅
な軽量化が可能になり、小型化にも結びつく。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は、この発明の自動溶接装置の一実施
例の外観を示している。同図において、本体筐体1は、
コントロール用筐体部2と、滑動体用筐体部3からな
る。コントロール用筐体部2は、各種のスイッチを有
し、自動溶接装置を制御する制御回路を内蔵する。ま
た、滑動体用筐体部3は、滑動体4を矢印Aに沿って滑
動自在に支持する部分であり、この滑動体4に溶接トー
チ5が搭載されている。
【0013】図2には、滑動体4を滑動自在に支持する
機構が示されている。レ−ル11は、滑動体用筐体部3
の内側の底に固定されている。このレール11に嵌合部
12の凹部12aが嵌合し、これにより嵌合部12がレ
ール11に沿って滑動自在に支持される。この嵌合部1
2の上には、ベルト挟持板13が固定され、このベルト
挟持板13の上に滑動体4が固定されている。この滑動
体4は、下側基板14、スペーサ15、上側基板16、
スライダー台部17、スライダー移動部18を重ねたも
のである。下側基板14は、図1に示す滑動体用筐体部
3の長孔3aから外部に導出され、この下側基板14上
のスペーサ15、上側基板16等が外部に配置される。
【0014】更に、スライダー移動部18には、アーム
支持部21が固定されている。このアーム支持部21に
は、アーム22を通す孔21aと、この孔21aに沿う
スリット21bが形成されており、このスリット21b
を直交するボルト(図示せず)がアーム支持部21にね
じ込まれている。このボルトを緩めると、アーム支持部
21の孔21aが広がるので、アーム22を矢印Bに沿
って移動させることができ、このボルトを締めると、こ
の孔21aが狭まるので、アーム22を締め付けて固定
することができる。
【0015】また、アーム22の先端には、トーチ把持
部23が設けらている。このトーチ把持部23には、溶
接トーチ5を通す孔23aと、この孔23aに沿うスリ
ット23bが形成されており、このスリット23bを直
交するボルト(図示せず)がトーチ把持部23にねじ込
まれている。このボルトを緩めたり、締めることによ
り、溶接トーチ5を矢印Cに沿って移動させたり、固定
することができる。
【0016】嵌合部12とベルト挟持板13の間には、
タイミングベルト24の一部が挟み込まれて固定されて
いる。このタイミングベルト24は、一対のベルト用ギ
ヤ25,26に架け渡されている。一方のベルト用ギヤ
25は、駆動軸27に固定され、この駆動軸27の一端
に大ギヤ28が固定されている。この大ギヤ28には、
小ギヤ29が噛み合い、この小ギヤ29が減速ギヤボッ
クス31の出力軸32に固定され、この減速ギヤボック
ス31の入力軸が電動モータ33の回動軸に接続されて
いる。この電動モータ33を作動させると、減速ギヤボ
ックス31の出力軸32が回転し、これに伴い、小ギヤ
29と大ギヤ28が回転し、ベルト用ギヤ25が回転す
る。これによって、タイミングベルト24が各タイミン
グ用ギヤ25,26間で回動し、このタイミングベルト
24に接続された滑動体4がレール11に沿って滑動す
る。
【0017】また、ベルト用ギヤ25の駆動軸27に
は、エンコーダ34が接続されている。このエンコーダ
34は、ベルト用ギヤ25の回動角度を検出する。この
ベルト用ギヤ25の回動角度は、滑動体4の移動距離に
比例するので、このベルト用ギヤ25の回動角度を検出
すれば、滑動体4の位置を知ることができる。
【0018】レール11の両端の近傍には、それぞれの
リミットスイッチ35,36が配設されている。これら
のリミットスイッチ35,36は、滑動体4の移動範囲
の両側の境界を検出するものであり、この滑動体4が両
側の境界のいずれかに達すると、この移動体4が各リミ
ットスイッチ35,36のいずれかの接触子に接触す
る。
【0019】図3(a),(b)には、滑動体4の構造
が示されている。この滑動体4では、スライダー台部1
7がスライダー移動部18の凹部18aに嵌合し、この
スライダー移動部18が滑動自在に支持されている。回
動軸37は、スライダー移動部18の壁18bを貫通
し、回動自在に支持されている。また、この回動軸37
は、スライダー台部17に螺合している。この回動軸3
7のノブ38を回転させると、これに伴い、スライダー
台部17が矢印Dに沿って移動する。
【0020】図4には、滑動体用筐体部3の底が示され
ている。この滑動体用筐体部3の底には、複数の電磁石
41が配設されている。これらの電磁石41は、E型鉄
芯42と、コイル43からなり、これらのE型鉄芯42
毎に、E型鉄芯42の3つの端面が露出している。これ
らのE型鉄芯42の各端面が後述するように被溶接体に
吸着し、これによって、自動溶接装置が被溶接体に固定
される。このように多数の端面、つまり多数の吸着部位
を有する場合、この被溶接体の表面が多少凸凹していて
も、これらの吸着部位の幾つかが被溶接体に吸着するの
で、自動溶接装置を確実に固定することができる。
【0021】図5は、この自動溶接装置の概略構成を示
すブロック図である。同図において、本体コントローラ
51は、コントロール用筐体部2に収納されており、こ
の自動溶接装置を直接駆動制御するものである。遠隔コ
ントローラ52は、必要に応じて、本体コントローラ5
2に接続される。この遠隔コントローラ52は、延長コ
ードを通じてコントロール用筐体部2のコネクタ53に
接続され、この自動溶接装置を本体コントローラ51を
介して間接的に駆動制御したり、溶接ワイヤーを溶接ト
ーチ5に送り出すワイヤー送り出し装置54や、溶接電
流を溶接トーチ5に供給する溶接電流用電源55を制御
する。
【0022】本体コントローラ51には、移動開始スイ
ッチ56、移動停止スイッチ57、速度調節ボリューム
58、移動方向指示スイッチ59、電磁石用スイッチ6
1等が付設されている。また、この本体コントローラ5
1には、エンコーダ34、各リミットスイッチ35,3
6、電動モータ33、及び各電磁石41が接続されてい
る。
【0023】ここで、速度調整ボリューム58を適宜に
調節して、滑動体4の目標速度を任意に指定してから、
移動開始スイッチ56をオンにすると、本体コントロー
ラ51は、電動モータ33を起動して、滑動体4の移動
を開始する。そして、本体コントローラ5は、ベルト用
ギヤ25の回動角度を検出するエンコーダ34からの検
出信号を入力して、このベルト用ギヤ25の回動角度に
対応する滑動体4の位置の変化、つまり滑動体4の速度
を求め、この滑動体4の速度と、速度調節ボリューム5
8によって指示された目標速度を比較し、両者の速度が
一致するように、電動モータ33を制御する。
【0024】滑動体4がレール11の両端のいずれかの
近傍まで移動すると、この滑動体4が各リミットスイッ
チ35,36のいずかの接触子に接触する。これに応答
して、本体コントローラ51は、電動モータ33を停止
し、滑動体4をレール11の端で停止させる。
【0025】この滑動体4の移動中に、移動方向指示ス
イッチ59を切り換えると、これに応答して、本体コン
トローラ51は、電動モータ33の回動軸の回転方向を
反転させ、滑動体4の移動方向を反転させる。また、移
動停止スイッチ57をオンにすると、本体コントローラ
51は、電動モータ33を停止させて、滑動体4を停止
させる。
【0026】更に、電磁石用スイッチ61をオンにする
と、本体コントローラ51は、各電磁石41に電流を供
給して、これらの電磁石41を励磁する。
【0027】一方、遠隔コントローラ52にも、移動開
始スイッチ62、移動停止スイッチ63、速度調節ボリ
ューム64、移動方向指示スイッチ65等が付設されて
いる。これらのスイッチやボリュームを操作することに
より、先に述べた本体コントローラ51を操作したとき
と同様に、滑動体4を移動させることができる。
【0028】また、遠隔コントローラ52は、ワイヤー
送り出し装置54及び溶接電流用電源55を制御するこ
とにより、溶接トーチ5に送り出される溶接ワイヤーの
送り出し速度、及び溶接トーチ5に供給される溶接電流
を同期させて周期的に変更している。
【0029】図6は、溶接ワイヤーの送り出し速度と、
溶接電流の関係を示すグラフである。このグラフから明
らかなように、溶接ワイヤーの送り出し速度と、溶接電
流は、相互に同期して、周期的に変化している。溶接ワ
イヤーの送り出し速度が高くなったときには、溶接電流
を大きくし、溶接ワイヤーの送り出し速度が低くなった
ときには、溶接電流を小さくしている。これより、開先
における溶滴の大きさを周期的に変化させることができ
る。
【0030】このような溶接方法は、開先が略垂直に立
っており、溶滴が垂れ易いときに、有効である。つま
り、十分な幅と深さで連続的に均一に溶接しようとする
と、溶滴が直ぐに大きくなって垂れてしまうが、一定期
間だけ、溶接ワイヤーの送り出し速度を高くするととも
に、溶接電流を大きくして、これにより溶滴を大きく
し、この溶滴が垂れる前に、次の一定期間で、溶接ワイ
ヤーの送り出し速度を低くするとともに、溶接電流を小
さくして、これにより先の溶滴を冷やして擬固させる。
この溶滴の成長と擬固を繰り返せば、溶滴を垂れ流すこ
となく、溶接を十分な幅と深さで行うことができる。
【0031】この溶接方法は、例えばウィービングのよ
うな格別な機構を溶接トーチに付設せずに済むので、こ
の装置の軽量化に有利である。つまり、ウィービングの
ための機構を溶接トーチに付設したことから、この溶接
トーチに係わる部分が重くなれば、滑動体4やレール1
1の強度を上げねばならないので、これらの滑動体やレ
ールが重くなり、これに伴って、筐体の強度も上げる必
要性が生じれば、この筐体も重くせざるを得ず、この結
果として、この装置の全体が重くなる。
【0032】さて、このような構成の自動溶接装置は、
次の様な手順で使用される。
【0033】まず、図7に示すように滑動体用筐体部3
を被溶接体71の開先72と略平行に配置して、この滑
動体用筐体部3の底の各電磁石41を被溶接体71に当
てる。このとき、滑動体4を最も下側まで移動させてお
いて、滑動体4を矢印D(図3(b)に示す)に沿って
移動させたり、このアーム22の先端に取り付けられた
溶接トーチ5を矢印C(図2に示す)に沿って移動さ
せ、溶接トーチ5の先端を開先72の最も下側の端に向
けるとともに、溶接トーチ5の先端と開先72の間隔を
適宜に設定する。
【0034】この状態で、本体コントローラ51の電磁
石用スイッチ61をオンにすると、本体コントローラ5
1によって、各電磁石41が励磁されて被溶接体71に
吸着し、この自動溶接装置が被溶接体71に固定され
る。
【0035】こうして自動溶接装置を配置した後、遠隔
コントローラ52の移動開始スイッチ62をオンにする
と、この旨が本体コントローラ51に伝達されて、本体
コントローラ51は、電動モータ33を起動して、滑動
体4を滑動させる。これにより、滑動体4が下から上へ
と移動し、溶接トーチ5の先端が被溶接体71の開先7
2に沿って下から上へと移動する。
【0036】また、電動モータ33の起動と同時に、遠
隔コントローラ52は、ワイヤー送り出し装置54及び
溶接電流用電源55を起動する。これにより、ワイヤー
送り出し装置54から溶接トーチ5への溶接ワイヤーの
送り出し、溶接電流用電源55から溶接トーチ5への溶
接電流の供給が開始される。勿論、溶接ワイヤーの送り
出し速度と、溶接電流の関係は、図6のグラフに示す通
りである。
【0037】この結果、被溶接体71の開先72は、下
から上へと、つまり上進しつつ、十分な幅と深さで溶接
される。
【0038】こうして溶接トーチ5が上進し、この溶接
トーチ5の先端が開先72の上端に達して、この開先7
2の上端まで溶接されると、遠隔コントローラ52の移
動停止スイッチ63をオンにする。これに応答して、遠
隔コントローラ52は、本体コントローラ51を通じて
滑動体4を停止させる。また、遠隔コントローラ52
は、ワイヤー送り出し装置54及び溶接電流用電源55
を停止させる。
【0039】このように実施例では、レール11を滑動
体用筐体部3の内側の底に固定し、滑動体4をレール1
1に沿って滑動自在に支持し、この滑動体4をタイミン
グベルト24に接続し、このタイミングベルト24を回
動させて、この滑動体4を移動させる構造であるから、
この滑動体4に電動モータや減速ギヤを搭載する必要が
なく、この滑動体4の軽量化を図れる。このことは、レ
ール11、本体筐体1、各電磁石41等の軽量化に結び
つき、装置全体の軽量化を実現させる。
【0040】また、ワイヤーの供給速度と溶接電流を相
互に同期させて周期的に変化させ、このワイヤーの供給
速度が早くなったときに、この溶接電流を大きくし、こ
れにより溶滴の成長と擬固を繰り返している。このた
め、垂直に立てられた開先を溶接する場合でも、溶滴を
垂れ流すことなく、溶接を十分な幅と深さで行うことが
できる。この溶接方法は、例えばウィービングのような
格別な機構を付設せずに済むので、装置の軽量化に有利
である。
【0041】
【効果】以上説明したように、この発明の自動溶接装置
は、タイミングベルト、駆動源、レール、滑動体、溶接
トーチ把持手段、各電磁石を本体筐体に設けて一体化し
た構造であるから、持ち運びに便利なように小型軽量化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動溶接装置の一実施例の外観を示
す斜視図
【図2】図1の装置の内部構造を示す斜視図
【図3】図3(a)は図1の装置における滑動体を図2
のI−I′に沿って切断して示す断面図、図3(b)は
図1の装置における滑動体を図2のII−II′に沿って切
断して示す断面図
【図4】図1の装置における滑動体用筐体部の底に配置
された各電磁石を示す斜視図
【図5】図1の装置の概略構成を示すブロック図
【図6】図1の装置における溶接ワイヤーの送り出し速
度と、溶接電流の関係を示す図表
【図7】図1の装置の使用状態を示す斜視図
【図8】従来の装置を示す斜視図
【符号の説明】
1 本体筐体 2 コントロール用筐体部 3 滑動体用筐体部 4 滑動体 5 溶接トーチ 11 レール 24 タイミングベルト 31 減速ギヤボックス 33 電動モータ 41 電磁石 51 本体コントローラ 52 遠隔コントローラ 54 ワイヤー送り出し装置 55 溶接電流用電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体筐体と、 この本体筐体内に架け渡されたタイミングベルトと、 このタイミングベルトを駆動する駆動源と、 このタイミングベルトに並設されたレールと、 このレールに沿って滑動し、タイミングベルトに連結さ
    れた滑動体と、 この滑動体に搭載され、溶接トーチを把持する溶接トー
    チ把持手段と、 本体筐体の底に配設された複数の電磁石とを備える自動
    溶接装置。
  2. 【請求項2】 溶接トーチを制御する制御手段を更に備
    え、 この制御手段は、溶接トーチへのワイヤーの供給速度を
    周期的に変化させるとともに、溶接電流を該ワイヤーの
    供給速度に同期して変化させ、このワイヤーの供給速度
    が早くなったときに、この溶接電流を大きくする請求項
    1に記載の自動溶接装置。
  3. 【請求項3】 溶接トーチへのワイヤーの供給速度を周
    期的に変化させるとともに、溶接電流を該ワイヤーの供
    給速度に同期して変化させ、このワイヤーの供給速度が
    早くなったときに、この溶接電流を大きくする自動溶接
    方法。
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