JPH08156395A - 記録用シートおよびその製造方法 - Google Patents
記録用シートおよびその製造方法Info
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- JPH08156395A JPH08156395A JP6331098A JP33109894A JPH08156395A JP H08156395 A JPH08156395 A JP H08156395A JP 6331098 A JP6331098 A JP 6331098A JP 33109894 A JP33109894 A JP 33109894A JP H08156395 A JPH08156395 A JP H08156395A
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- ink receiving
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- recording sheet
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Abstract
および画像性に優れるとともに、インク受容層自体が高
光透過性を有する、透明性に優れた記録用シートおよび
その製造方法を提供する。 【構成】基材シート2と、基材シート2の少なくとも一
方の面に設けられたインク受容層3とを備え、インク受
容層3は、吸水性マトリックスポリマー中に、疎水性ポ
リマーで表面の少なくとも一部が被履された粒径0.3
μm以下の無機超微粒子を分散させた状態で含有させて
なるように構成する。
Description
製造方法に係り、特にインクジェットプリンターによる
良好な記録が可能な記録用シートとその製造方法に関す
る。
サーの出力プリントとして、ワイアードット記録方式、
感熱発色記録方式、感熱溶融転写記録方式、感熱昇華転
写記録方式、電子写真記録方式、インクジェット記録方
式等の種々の方式が開発されている。この中で、インク
ジェット記録方式は、記録用シートとして普通紙を使用
できること、プリントコストが安いこと、装置がコンパ
クトで騒音がなく高速記録が可能である等の特徴があ
る。このため、コンピューター等によって作成した文
字、図形等の画像情報を迅速かつ正確にアウトプットす
るプリンターとしての利用が注目されている。また、カ
ラー化が容易で、絵柄が鮮明であることから、コンピュ
ーターで作成した画像情報をインクジェットプリンター
により透明な記録シートに記録し、これをOHP(オー
バーヘッドプロジェクタ)等の原稿として、会議、各種
学会発表等において利用する要求も高まっている。
用インクを微細な圧電素子(ピエゾ素子)の圧力、ある
いはサーマルヘッドの加熱によって発生するエアーの圧
力(バブルジェット)によってノズルから噴出し、記録
用シートに付着させることにより記録を行う。このた
め、インクジェット記録に使用される記録用インクとし
ては、インクの乾燥による粘度上昇に起因するノズルか
らのインク噴出不良を防止するために乾燥し難いインク
が用いられている。通常、このインク成分は、染料、樹
脂、添加剤等を水およびアルコールに溶解したものが一
般的である。
記録を行う記録用シートは、付着したインクの水分を吸
収し、インクを乾燥固化させることが要求される。この
ため、樹脂フィルム上にインク受容層を形成してインク
吸収性を高めた記録用シートが使用されている。
用シートのインク受容層には次のような特性が要求され
る。
よいこと。
生じないこと。
が少ないこと。
と。
いこと。
としては、基材シートの上に形成する受容層を、非水溶
性高分子バインダーに吸水性ゲルを分散させたものを塗
布して形成したもの、水溶性高分子を塗布して形成した
もの、あるいは該水溶性高分子にインクの水分を吸収し
乾燥を容易にするためのシリカ等の充鎮剤を含有させて
インク受容層としたもの等が提案されている。
性高分子バインダーに吸水性ゲルを分散させたものを塗
布して形成したインク受容層では、吸水性ゲルの粒径が
一般的に数十μmから数百μmと巨大であり、例えばO
HPシートに用いる場合、十分な光透過性を得ることが
非常に困難であるという問題があった。また、非水溶性
高分子バインダーに吸水性ゲルを分散させたものを塗布
して形成したインク受容層では、吸水性ゲルが疎水性マ
トリックスポリマー中に分散されているため、初期のイ
ンク吸水性が悪く、また、一度インクを吸収した後に
は、粘着性を示し、記録直後にシートを重ね置きした場
合、インクが逆に放出されブロッキングや画像の乱れを
生じることが多く、十分な性能を有しているとは言い難
かった。
願に係る発明者らは、すでに親水性ポリマーマトリック
ス溶液中で疎水性ポリマー微粒子を重合させたものを受
容層に用いる旨の提案をしている。このものは、特に、
耐ブロッキング性に優れた効果を発揮する。しかしなが
ら、この提案においては、重合して得られた疎水性ポリ
マー微粒子を高い光透過性を有するほどに小さくするこ
とは極めて困難であり、また、粒子径の分布も広く、シ
ートを形成した際に粒子が光を散乱させるために膜面に
白濁が生じ得る。また、疎水性ポリマー微粒子の合成に
は多量のモノマーを添加するために、未反応のモノマー
がシート中に多量に残存することとなり、不快なモノマ
ー臭が発生し得る。また、未反応モノマーによると思わ
れる画像の乱れも見られる。
たものであり、シートの粘着性が改善され、かつインク
乾燥性および画像性に優れるとともに、インク受容層自
体が高光透過性を有する、透明性に優れた記録用シート
と、このような記録用シートの製造方法を提供すること
を目的とする。
るために、本発明の記録用シートは、基材シートと、該
基材シートの少なくとも一方の面に設けられたインク受
容層とを備え、前記インク受容層は、吸水性マトリック
スポリマー中に、疎水性ポリマーで表面の少なくとも一
部が被履された粒径0.3μm以下の無機超微粒子を分
散させた状態で含有させてなるように構成される。
ートの少なくとも一方の面に設けられたインク受容層と
を備える記録用シートの製造方法であって、前記インク
受容層は、吸水性マトリックスポリマー中に、疎水性ポ
リマーで表面の少なくとも一部が被履された無機超微粒
子を分散せしめた塗工液を基材シートの上に塗布するこ
とによって形成される。
ートの少なくとも一方の面に設けられたインク受容層と
を備える記録用シートの製造方法であって、前記インク
受容層は、吸水性マトリックスポリマー中に、疎水性ポ
リマーで表面の少なくとも一部が被履された無機超微粒
子を分散せしめた塗工液を基材シートの上に塗布するこ
とによって形成され、前記疎水性ポリマーで表面の少な
くとも一部が被履された無機超微粒子は、吸水性マトリ
ックスポリマーを含有する溶液中に無機超微粒子とモノ
マーを分散させ、しかる後、モノマーを重合させること
によって生成する疎水性ポリマーの少なくとも一部を無
機超微粒子の表面に吸着させることによって形成され
る。
インク受容層は、疎水性ポリマーで表面の少なくとも一
部が被履された無機超微粒子が分散された吸水性マトリ
ックスポリマーから形成されているので、インクの初期
吸収速度や粘着性、すなわちインクの放出によるブロッ
キングや画像の乱れが著しく改善される。また、上記の
無機超微粒子の粒径を0.3μm以下に制御することに
より、インク受容層に高い光透過性を容易に付与でき、
シートの透明性をより向上させることができる。さら
に、使用するモノマー量が少量で済むので未反応モノマ
ーによる画像の乱れや臭いの問題も解決できる。
ながら説明する。
である。図1において、記録用シート1は基材シート2
と、基材シート2の一方の面に形成されたインク受容層
3とを備えている。
用シートとして使用される場合には、透明性、耐熱性、
寸法安定性、剛性を備えたフィルム状あるいは板状の熱
可塑性プラスチックにより形成されたものが好ましい。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン
樹脂、セルローストリアセテート樹脂等からなる押し出
しシート、フィルム、あるいはこれらの延伸フィルム等
が挙げられる。基材シート2の厚さは、5〜250μm
程度が好ましく、より好ましくは50〜180μm程度
である。
限定されていない場合は、基材シート2としてポリスチ
レン系等の合成紙、上質紙、アート紙、コート紙、キャ
ストコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂含浸紙、エマ
ルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂
内添紙、板紙等の着色または白色の各種紙を使用するこ
ともできる。
するインク受容層との密着力が不十分な場合には、その
密着力を向上させる目的で、基材シート2上に各種下地
層(アンカーコート層)を介在させたり、あるいはコロ
ナ放電処理等の各種易接着処理を施すことができる。
ターのインクを吸収乾燥し、形成された画像を維持する
ためのものである。本発明の記録用シートは、このイン
ク受容層3を、疎水性ポリマーで表面の少なくとも一部
が被履された粒径0.3μm以下の無機超微粒子が分散
された吸水性マトリックスポリマーにより形成したこと
を特徴とする。疎水性ポリマーで表面が被履された無機
超微粒子が分散された吸水性マトリックスポリマーによ
りインク受容層を形成したことにより、記録用シートの
インクの初期吸収速度、粘着性、すなわちインクの放出
によるブロッキングや画像の乱れを大幅に改善し、かつ
強度を向上させることができる。また無機超微粒子の粒
径を0.3μm以下(特に、0.01〜0.3μm)、
より好ましくは0.2μm以下(特に、0.01〜0.
2μm)に制御することにより、インク受容層に高い光
透過性を付与し、記録用シート1の透明性をより向上さ
せることができる。
の無機超微粒子が分散された吸水性マトリックスポリマ
ーは、疎水性ポリマーで表面の一部を被履した無機超
微粒子を、吸水性マトリックスポリマーを溶媒に溶解さ
せた吸水性マトリックスポリマー溶液中に分散させる方
法や、吸水性マトリックスポリマーを溶媒に溶解させ
て吸水性マトリックスポリマー溶液とし、この中に、無
機超微粒子を分散させた後に、溶解したモノマーを重合
させる方法により形成される。大量の無機超微粒子を均
一に分散させるためには後者の方法がより好ましい。
は、重量比で30wt%程度の少量で、その効果が十分
に現れる。
クスポリマー溶液中で、疎水性モノマーを重合させる場
合、重合された疎水性ポリマーは、少なくともその一部
が微粒子化しながら静電的な吸引力により無機超微粒子
の表面に吸着される。このとき、無機超微粒子の表面に
吸着されなかった微粒子状の疎水性ポリマーが副生す
る。この副生された疎水性ポリマーは無機超微粒子と混
在するが、疎水性モノマー濃度が従来の系に比べて低い
ために、その粒径は3μm以下に保たれる。
に使用する溶液は、目的とするポリマー形成において、
モノマーの段階では溶解し、重合で得られた疎水性ポリ
マー微粒子は不溶である溶媒を用いることが必要であ
る。
ノマーとしては、従来公知の種々のものが用いられる。
具体的には、例えばメチルアクリレ−ト、メチルメタク
リレ−ト、スチレン、α−メチルスチレン、ブタジエ
ン、イソプレン、ビニルメチルケトン、メチルイソプロ
ペニルケトン等が挙げられる。これらモノマーは、単独
でも2種類以上を混合して用いてもよく、また、一部を
架橋させるための多官能モノマーを添加してもよい。多
官能モノマーとしては、ジビニルベンゼン、ビスアクリ
ルアミド等の公知のものを用いることができる。
クスポリマーは、分子内に−OH基、−COOH基、−
NH2 基、オキシエチレン基等の親水性基を有するポリ
マーで代表され、例えば、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、ポリイタコン酸、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアセタール、ポリ−N−ビ
ニル−2−ピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエーテル、ポリ
ビニル−2−メトキシエチルエーテル、ポリエチレング
リコール、ヒドロキシプロピルセルロース等のポリマー
単独、または、これらの共重合体が挙げられる。
ポリマーを被履する方法としては、例えば、繊維学会誌
49巻 No.3 P130(1993)にあるよう
にカチオン性の重合開始剤を用いることで無機超微粒子
の表面付近に開始剤を吸着させた後、疎水性モノマーを
重合させることによって形成する方法、あるいは、無機
超微粒子が分散された吸収性マトリックスポリマー溶液
中に、疎水性モノマーを添加し重合を開始させる方法が
挙げられる。
は、従来公知の種々のものが用いられる。具体的には、
酸化ケイ素(SiO2 )、酸化アルミニウム(Al2 O
3 )、酸化チタン(TiO2 )、酸化鉄(Fe2 O
3 )、酸化ジルコニウム(ZrO2)等が挙げられる。
この中でも特に酸化ケイ素、酸化アルミニウムが好適に
用いられる。そして、上記製造方法によって得られた疎
水性ポリマーによって表面を被履された無機超微粒子が
分散された吸水性マトリックスポリマー溶液は、疎水性
ポリマーで表面の少なくとも一部が被履された無機超微
粒が吸水性マトリックスポリマー溶液中に分散された状
態であるため、何ら後処理を施すことなく、そのままコ
ーティング液として基材シート2上に塗布することがで
きる。そして、溶媒を除去することによって塗膜が形成
され、これがそのままインク受容層3をなす。
法は、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロー
ルコート、マイヤーバーコ−ト、ブレードコート、ナイ
フコート、エアーナイフコート、コンマコート、スロッ
トダイコート、スライドダイコート、ディップコート
等、従来より公知のいずれの方法でもよい。これらの方
法を用いて基材シート2上に塗布する塗膜厚は、乾燥時
で1〜50μm、好ましくは3〜30μmがよい。膜厚
が1μm未満ではインク吸収量が不十分となり、一方、
50μmを超えるとコストが高くなりすぎる。
に、紫外線ランプ、電子照射装置、γ線照射装置などに
より電離放射線を照射し、吸水性マトリックスポリマー
あるいはその組成物を架橋して吸水性ゲルとすることに
よっても、本発明の記録用シートを得ることができる。
このようにゲル化することにより水に容易に溶解してし
まうようなポリマーをもマトリックスポリマーとして用
いることができる。なお、電離放射線として紫外線を用
いる場合には、適当な光開始剤、増感剤等を添加するこ
とが好ましい。
るように、基材シート2とインク受容層3との間に、水
溶性樹脂からなるインク吸収層4を有するものであって
もよい。このようなインク吸収層4を設けることによ
り、記録用シートの乾燥性、粘着性を極しく改善するこ
とができる。
ば、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタ−
ル系樹脂、ポリビニルピロリドン、アクリル酸、メタク
リル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等
の単量体あるいはそれらの単量体から合成される水溶性
アクリル樹脂、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキ
サイド、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス等のセルロース誘導体等が挙げられる。
面の反対面(裏面)に、帯電防止層やカール防止層等を
設けてもよい。
更に詳細に説明する。 (実施例)まず最初に、下記の要領で、酸化ケイ素表面
への疎水性ポリマー被覆処理を行った。
理 5%酸化ケイ素コロイド(粒子径:0.15μm)のエ
タノール溶液(40ml)へ2.5mlのスチレン、及
び2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ニ塩酸
塩20mgを加え、85℃で5時間かき混ぜることによ
って生成するポリスチレンの一部を酸化ケイ素コロイド
表面へ吸着させた。反応終了後、遠心分離処理により、
未反応モノマーを完全に除去した後、減圧下にて乾燥し
た。酸化ケイ素コロイドへのポリスチレン吸着量は、重
量比で10.4wt%であった。 (実施例1)吸水性マトリックスポリマーとして、ポリ
ビニルアセタール(KX−1、三菱レーヨン(株)製、
固形分8%、IPA/水の4/6溶液)60gにIPA
/水の6/4溶液120gを加えた溶液を用い、この溶
液に上記の要領で予め作製したスチレン被覆二酸化ケイ
素を8.15g添加し、超音波照射により十分に分散さ
せた。この溶液をそのまま塗工液として、ポリエチレン
テレフタレート基材(ルミラーQ80D、東レ(株)
製、厚さ100μm)の一方の面に、乾燥後の塗膜厚が
約20μmとなるようにワイヤーバーにより塗布し、8
0℃、30分間の条件で乾燥し、インク受容層を形成し
記録用シートを得た。 (実施例2)水溶性ポリマーとして、カチオン変性ポリ
ビニルアルコールを乾燥後の塗膜厚が約20μmとなる
ようにポリエチレンテレフタレート基材(ルミラーQ8
0D、東レ(株)製、厚さ100μm)の一方の面に、
ワイヤーバーにより塗布し、80℃、30分間の条件で
乾燥し、インク吸収層を形成した。
を乾燥後の塗膜厚が約1μmとなるように水溶性ポリマ
ーからなるインク吸収層の上にワイヤーバーにより塗布
し、このものを80℃、30分間の条件で乾燥し、イン
ク受容層を形成して記録用シートを得た。 (実施例3)吸水性マトリックスポリマーとして、ポリ
ビニルアセタール(KX−1、三菱レーヨン(株)製、
固形分8%、IPA/水の4/6溶液)60gに6%酸
化ケイ素コロイド(粒径:0.2μm)のIPA/水の
6/4溶液120gを加えた溶液中に、モノマーとして
スチレン3g、開始剤として、α、α´−アゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)を20mgを加えた。その
後、窒素気流下60℃で8時間、ラジカル重合反応を行
ない、ポリスチレン微粒子が被覆された酸化ケイ素が分
散されたポリビニルアセタール溶液を得た。
顕微鏡で観察したところ、粒径約0.3μmの均一粒子
であった。
リエチレンテレフタレート基材(ルミラーQ80D、東
レ(株)製、厚さ100μm)の一方の面に、乾燥後の
塗膜厚が約20μmとなるようにワイヤーバーにより塗
布し、80℃、30分間の条件で乾燥し、インク受容層
を形成し記録用シートを得た。 (実施例4)水溶性ポリマーとして、カチオン変性ポリ
ビニルアルコールを乾燥後の塗膜厚が約20μmとなる
ようにポリエチレンテレフタレート基材(ルミラーQ8
0D、東レ(株)製、厚さ100μm)の一方の面に、
ワイヤーバーにより塗布し、80℃、30分間の条件で
乾燥し、インク吸収層を形成した。
を乾燥後の塗膜厚が約1μmとなるように水溶性ポリマ
ーからなるインク吸収層の上にワイヤーバーにより塗布
し、このものを80℃、30分間の条件で乾燥し、イン
ク受容層を形成して記録用シートを得た。 (比較例1)吸水性マトリックスポリマーとして、ポリ
ビニルアセタール(KX−1、三菱レーヨン(株)製、
固形分8%、IPA/水の4/6溶液)60gにIPA
/水の6/4溶液120gを加えた溶液を用い、溶液中
に、モノマーとしてスチレン3g、開始剤として、α、
α´−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を20
mgを加えた。その後、窒素気流下60℃で8時間、ラ
ジカル重合反応を行ない、ポリスチレン微粒子が分散さ
れたポリビニルアセタール溶液を得た。 (比較例2)水溶性ポリマーとして、カチオン変性ポリ
ビニルアルコールを乾燥後の塗膜厚が約20μmとなる
ようにワイヤーバーにより塗布し、80℃、30分間の
条件で乾燥し記録用シートを得た。
(実施例1〜4、比較例1〜2)について、乾燥性、画
像性、透明性および粘着性を下記の条件で評価した。 (乾燥性)デスクライターC(ヒューレッド パッカー
社製)によりテストパターンを印字し、このものを目視
で評価した。
ている ○…ある程度乾燥している ×…完全に乾燥するまで3分以上を要する (画像品質)デスクライターC(ヒューレッド パッカ
ー社製)によりテストパターンを印字し、目視で評価し
た。
く、適度なドットの広がりがある ○…適度の大きさのドットが得られるが、ややインクの
滲みがある ×…インクの滲みが著しい (透明性)デスクライターC(ヒューレッド パッカー
社製)によりテストパターンを印字し、目視で評価し
た。 (粘着性)デスクライターC(ヒューレッド パッカー
社製)によりテストパターンを印字し、印字表面乾燥
後、40g/cm2 の重りを載せた普通紙を記録用シー
ト上に置き、インク放出による画像の乱れおよび紙の張
り付きを評価した。
がない ×…画像の乱れ、紙の張り付きがみられる 結果を下記の表1に示す。
水性ポリマーで被覆された粒径0.3μm以下の無機超
微粒子を有する記録用シートは透明性が高く、また画像
品質、粘着性に優れ、かつ十分な乾燥性を示した。
材シートの少なくとも一方の面に設けられたインク受容
層は、疎水性ポリマーで表面の少なくとも一部が被履さ
れた粒径0.3μm以下の無機超微粒子が分散された吸
水性マトリックスポリマーからなる。これにより、記録
用シートの粘着性および強度が大幅に改善されるととも
に、インク受容層自体の光透過性に優れ、記録用シート
の透明度がより向上し、優れた画像品質を得ることがで
きる。
面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 基材シートと、該基材シートの少なくと
も一方の面に設けられたインク受容層とを備え、 前記インク受容層は、吸水性マトリックスポリマー中
に、疎水性ポリマーで表面の少なくとも一部が被履され
た粒径0.3μm以下の無機超微粒子を分散させた状態
で含有させてなることを特徴とする記録用シート。 - 【請求項2】 前記インク受容層は、電離放射線照射に
よってゲル化していることを特徴とする請求項1に記載
の記録用シート。 - 【請求項3】 前記インク受容層と基材シートとの間
に、水溶性樹脂からなるインク吸収層を備えることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の記録用シー
ト。 - 【請求項4】 前記インク受容層にはさらに粒径0.3
μm以下の疎水性ポリマーが含有されることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録用シー
ト。 - 【請求項5】 基材シートと、該基材シートの少なくと
も一方の面に設けられたインク受容層とを備える記録用
シートの製造方法であって、前記インク受容層は、吸水
性マトリックスポリマー中に、疎水性ポリマーで表面の
少なくとも一部が被履された無機超微粒子を分散せしめ
た塗工液を基材シートの上に塗布することによって形成
されることを特徴とする記録用シートの製造方法。 - 【請求項6】 基材シートと、該基材シートの少なくと
も一方の面に設けられたインク受容層とを備える記録用
シートの製造方法であって、前記インク受容層は、吸水
性マトリックスポリマー中に、疎水性ポリマーで表面の
少なくとも一部が被履された無機超微粒子を分散せしめ
た塗工液を基材シートの上に塗布することによって形成
され、 前記疎水性ポリマーで表面の少なくとも一部が被履され
た無機超微粒子は、吸水性マトリックスポリマーを含有
する溶液中に無機超微粒子とモノマーを分散させ、しか
る後、モノマーを重合させることによって生成する疎水
性ポリマーの少なくとも一部を無機超微粒子の表面に吸
着させることによって形成されることを特徴とする記録
用シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6331098A JPH08156395A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 記録用シートおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6331098A JPH08156395A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 記録用シートおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156395A true JPH08156395A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18239839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6331098A Pending JPH08156395A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 記録用シートおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08156395A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162245A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Nichiha Corp | 建築板及び建築板印刷装置 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6331098A patent/JPH08156395A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162245A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Nichiha Corp | 建築板及び建築板印刷装置 |
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