JPH08157014A - 昇降体の非常停止方法及びその非常停止装置 - Google Patents
昇降体の非常停止方法及びその非常停止装置Info
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- JPH08157014A JPH08157014A JP30394194A JP30394194A JPH08157014A JP H08157014 A JPH08157014 A JP H08157014A JP 30394194 A JP30394194 A JP 30394194A JP 30394194 A JP30394194 A JP 30394194A JP H08157014 A JPH08157014 A JP H08157014A
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
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- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】昇降体の昇降時に安定した状態で、昇降体を非
常停止させることができる。 【構成】昇降モータ12はインバータ22を介して交流
電源に接続されている。昇降モータ12に制動をかける
電磁ブレーキ24は整流器23を介して前記交流電源に
接続されている。整流器23の直流側には停止用リレー
接点R1aが、交流側には非常停止用リレー接点R2a
が設けられている。又、インバータ22と昇降モータ1
2との間には駆動用コンタクタ接点MCaが設けられて
いる。そして、昇降キャリッジを上昇時に非常停止させ
る場合には、制御回路20が停止用リレーコイルR1を
励磁するタイミングを遅らせ、電磁ブレーキ24を非常
停止用リレー接点R2aに基づいて作動させる。従っ
て、整流器23に蓄えられた電荷の分だけ遅れて非常停
止用リレー接点R2aが開き、電磁ブレーキ24は作動
する。
常停止させることができる。 【構成】昇降モータ12はインバータ22を介して交流
電源に接続されている。昇降モータ12に制動をかける
電磁ブレーキ24は整流器23を介して前記交流電源に
接続されている。整流器23の直流側には停止用リレー
接点R1aが、交流側には非常停止用リレー接点R2a
が設けられている。又、インバータ22と昇降モータ1
2との間には駆動用コンタクタ接点MCaが設けられて
いる。そして、昇降キャリッジを上昇時に非常停止させ
る場合には、制御回路20が停止用リレーコイルR1を
励磁するタイミングを遅らせ、電磁ブレーキ24を非常
停止用リレー接点R2aに基づいて作動させる。従っ
て、整流器23に蓄えられた電荷の分だけ遅れて非常停
止用リレー接点R2aが開き、電磁ブレーキ24は作動
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレーン装置等の昇降体
の非常停止方法及びその非常停止装置に関するものであ
る。
の非常停止方法及びその非常停止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、自動倉庫に配
設されたスタッカクレーンの昇降キャリッジを昇降させ
る昇降モータ51には、インバータ52を介して三相交
流電源が供給される。そして、昇降モータ51とインバ
ータ52との間には、駆動用コンタクタ接点53aが設
けられている。
設されたスタッカクレーンの昇降キャリッジを昇降させ
る昇降モータ51には、インバータ52を介して三相交
流電源が供給される。そして、昇降モータ51とインバ
ータ52との間には、駆動用コンタクタ接点53aが設
けられている。
【0003】又、前記三相交流電源の内の二相は、整流
器55を介して昇降モータ51を停止させる電磁ブレー
キ54に接続されている。そして、整流器55と電磁ブ
レーキ54との間には、停止用リレー接点56aが設け
られている。又、前記交流電源と、整流器55との間に
は非常停止用リレー接点57aが設けられている。
器55を介して昇降モータ51を停止させる電磁ブレー
キ54に接続されている。そして、整流器55と電磁ブ
レーキ54との間には、停止用リレー接点56aが設け
られている。又、前記交流電源と、整流器55との間に
は非常停止用リレー接点57aが設けられている。
【0004】電磁ブレーキ54は、直流電源が供給され
ている時には通電され、昇降モータ51の回転軸に対し
て機械的制動を解除し、直流電源が供給されない時には
非通電状態となり、昇降モータ51の回転軸に対して機
械的制動をかける。
ている時には通電され、昇降モータ51の回転軸に対し
て機械的制動を解除し、直流電源が供給されない時には
非通電状態となり、昇降モータ51の回転軸に対して機
械的制動をかける。
【0005】駆動用コンタクタ接点53a及び停止用リ
レー接点56aは、制御回路58に接続された駆動用コ
ンタクタ53及び停止用リレーコイル56にて制御さ
れ、非常停止用リレー接点57aは非常停止回路59に
接続された非常停止用リレーコイル57にて制御され
る。
レー接点56aは、制御回路58に接続された駆動用コ
ンタクタ53及び停止用リレーコイル56にて制御さ
れ、非常停止用リレー接点57aは非常停止回路59に
接続された非常停止用リレーコイル57にて制御され
る。
【0006】又、駆動用コンタクタ53及び停止用リレ
ーコイル56に直流電源を供給する電源線上には、前記
非常停止用リレーコイル57にて制御される非常停止用
リレー接点57bが設けられている。
ーコイル56に直流電源を供給する電源線上には、前記
非常停止用リレーコイル57にて制御される非常停止用
リレー接点57bが設けられている。
【0007】昇降キャリッジを昇降させる場合には、制
御回路58は駆動用コンタクタ53及び停止用リレーコ
イル56を励磁して各接点53a,56aを閉じるとと
もに、非常停止回路59が非常停止用リレーコイル57
を励磁して接点57a,57bを閉じる。そして、制御
回路58はインバータ52を制御して昇降モータ51に
電源を供給することにより昇降モータ51が駆動され、
昇降キャリッジは昇降する。この場合、昇降キャリッジ
の昇降速度は制御回路58からの周波数信号に基づいて
インバータを制御することにより調節される。
御回路58は駆動用コンタクタ53及び停止用リレーコ
イル56を励磁して各接点53a,56aを閉じるとと
もに、非常停止回路59が非常停止用リレーコイル57
を励磁して接点57a,57bを閉じる。そして、制御
回路58はインバータ52を制御して昇降モータ51に
電源を供給することにより昇降モータ51が駆動され、
昇降キャリッジは昇降する。この場合、昇降キャリッジ
の昇降速度は制御回路58からの周波数信号に基づいて
インバータを制御することにより調節される。
【0008】昇降中の昇降キャリッジを非常停止させる
場合には、非常停止用リレーコイル57を消磁し、非常
停止用リレー接点57a,57bを開いた状態にして、
駆動用コンタクタ53及び停止用リレーコイル56を消
磁して各接点53a,56aを開けた状態にする。
場合には、非常停止用リレーコイル57を消磁し、非常
停止用リレー接点57a,57bを開いた状態にして、
駆動用コンタクタ53及び停止用リレーコイル56を消
磁して各接点53a,56aを開けた状態にする。
【0009】このとき、非常停止用リレー接点57aは
整流器内のフライホイールダイオードに蓄えられた電荷
の分だけ応答が遅れるため、電磁ブレーキ54は前記非
常停止用リレーコイル57の消磁後、直ちに開かれる停
止用リレー接点56aに応答して作動する。
整流器内のフライホイールダイオードに蓄えられた電荷
の分だけ応答が遅れるため、電磁ブレーキ54は前記非
常停止用リレーコイル57の消磁後、直ちに開かれる停
止用リレー接点56aに応答して作動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昇降キャリ
ッジの高速昇降中に昇降キャリッジが非常停止すると、
前述のように非常停止用リレー接点57aと停止用リレ
ー接点56aを同時に遮断するため、電磁ブレーキ54
も同時に作動し、昇降体が急停止する。このため、昇降
キャリッジ上の荷が跳ね上がったり、荷が崩れたりする
という問題がある。
ッジの高速昇降中に昇降キャリッジが非常停止すると、
前述のように非常停止用リレー接点57aと停止用リレ
ー接点56aを同時に遮断するため、電磁ブレーキ54
も同時に作動し、昇降体が急停止する。このため、昇降
キャリッジ上の荷が跳ね上がったり、荷が崩れたりする
という問題がある。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は昇降体の昇降時に安定し
た状態で、非常停止させることができる昇降体の駆動装
置を提供することにある。
れたものであって、その目的は昇降体の昇降時に安定し
た状態で、非常停止させることができる昇降体の駆動装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、クレーン装置の昇降体を昇
降モータにて昇降させ、その昇降時において非常停止を
行う時、昇降モータの駆動電源を遮断するとともに昇降
モータに対して電磁ブレーキにて制動をかけるようにし
た昇降体の非常停止方法において、昇降体が停止する場
合には、昇降モータの駆動電源の遮断時より制動をかけ
るタイミングを遅らせるようにしたことをその要旨とす
る。
め、請求項1記載の発明は、クレーン装置の昇降体を昇
降モータにて昇降させ、その昇降時において非常停止を
行う時、昇降モータの駆動電源を遮断するとともに昇降
モータに対して電磁ブレーキにて制動をかけるようにし
た昇降体の非常停止方法において、昇降体が停止する場
合には、昇降モータの駆動電源の遮断時より制動をかけ
るタイミングを遅らせるようにしたことをその要旨とす
る。
【0013】請求項2記載の発明は、クレーン装置の昇
降体を昇降させる昇降モータと、整流器より交流電源か
ら変換された直流電源にて前記昇降モータへの制動を解
除させ、直流電源の遮断に基づいて前記昇降モータに制
動をかける電磁ブレーキと、前記昇降モータの駆動電源
を供給する駆動用コンタクタ接点を開閉する駆動用コン
タクタと、前記整流器と電磁ブレーキとの間に設けら
れ、電磁ブレーキに直流電源を供給する停止用リレー接
点を開閉する停止用リレーコイルと、前記整流器と交流
電源との間に設けられ、電磁ブレーキに直流電源を供給
する第1非常停止用リレー接点及び前記駆動用リレーコ
イルへの通電を制御する第2非常停止用リレー接点を開
閉する非常停止用リレーコイルと、非常停止時に前記第
1及び第2非常停止用リレー接点を開路すべく前記非常
停止用リレーコイルを非通電状態にし、前記第1非常停
止用リレー接点の開路に基づく電磁ブレーキの作動開始
より遅くなるように前記停止用リレー接点を開路させる
前記停止用リレーコイルの通電状態を遅延させる制御回
路とからなることをその要旨とする。
降体を昇降させる昇降モータと、整流器より交流電源か
ら変換された直流電源にて前記昇降モータへの制動を解
除させ、直流電源の遮断に基づいて前記昇降モータに制
動をかける電磁ブレーキと、前記昇降モータの駆動電源
を供給する駆動用コンタクタ接点を開閉する駆動用コン
タクタと、前記整流器と電磁ブレーキとの間に設けら
れ、電磁ブレーキに直流電源を供給する停止用リレー接
点を開閉する停止用リレーコイルと、前記整流器と交流
電源との間に設けられ、電磁ブレーキに直流電源を供給
する第1非常停止用リレー接点及び前記駆動用リレーコ
イルへの通電を制御する第2非常停止用リレー接点を開
閉する非常停止用リレーコイルと、非常停止時に前記第
1及び第2非常停止用リレー接点を開路すべく前記非常
停止用リレーコイルを非通電状態にし、前記第1非常停
止用リレー接点の開路に基づく電磁ブレーキの作動開始
より遅くなるように前記停止用リレー接点を開路させる
前記停止用リレーコイルの通電状態を遅延させる制御回
路とからなることをその要旨とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記非常停止用リレーコイルの通電状態の
遅延は、昇降体の上昇時に行うようにしたことをその要
旨とする。
明において、前記非常停止用リレーコイルの通電状態の
遅延は、昇降体の上昇時に行うようにしたことをその要
旨とする。
【0015】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、昇降体
の昇降時において、当該昇降体を停止させる場合には、
昇降モータの駆動電源の遮断時より制動をかけるタイミ
ングを遅らせるようにしたので、昇降中に非常停止が発
生しても昇降体にかかる衝撃はその遅れた分だけ緩和さ
れる。
の昇降時において、当該昇降体を停止させる場合には、
昇降モータの駆動電源の遮断時より制動をかけるタイミ
ングを遅らせるようにしたので、昇降中に非常停止が発
生しても昇降体にかかる衝撃はその遅れた分だけ緩和さ
れる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、昇降体の昇
降中に非常停止が発生した時、制御回路は第1非常停止
用リレー接点を開路に基づく電磁ブレーキの開始より遅
くなるように前記停止用リレー接点を開路させる前記停
止用リレーコイルの非通電状態を遅延させる。従って、
第1非常停止用リレー接点が開路すると、整流器への交
流電源の供給が遮断される。交流電源が遮断されると、
整流器に蓄えられた蓄積電荷が電磁ブレーキで消費され
た後、当該電磁ブレーキは作動し、昇降モータに制動が
かかる。
降中に非常停止が発生した時、制御回路は第1非常停止
用リレー接点を開路に基づく電磁ブレーキの開始より遅
くなるように前記停止用リレー接点を開路させる前記停
止用リレーコイルの非通電状態を遅延させる。従って、
第1非常停止用リレー接点が開路すると、整流器への交
流電源の供給が遮断される。交流電源が遮断されると、
整流器に蓄えられた蓄積電荷が電磁ブレーキで消費され
た後、当該電磁ブレーキは作動し、昇降モータに制動が
かかる。
【0017】つまり、直流電源を遮断して電磁ブレーキ
を作動させるよりも交流電源を遮断して電磁ブレーキを
作動させる方が遅れる。請求項3記載の発明によれば、
昇降体の上昇中に非常停止が発生した時、制御回路は第
1非常停止用リレー接点を開路に基づく電磁ブレーキの
開始より遅くなるように前記停止用リレー接点を開路さ
せる前記停止用リレーコイルの非通電状態を遅延させ
る。
を作動させるよりも交流電源を遮断して電磁ブレーキを
作動させる方が遅れる。請求項3記載の発明によれば、
昇降体の上昇中に非常停止が発生した時、制御回路は第
1非常停止用リレー接点を開路に基づく電磁ブレーキの
開始より遅くなるように前記停止用リレー接点を開路さ
せる前記停止用リレーコイルの非通電状態を遅延させ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1に示すように、自動倉庫1
はその左右両側に一対の枠組棚2が設けられている。各
枠組棚2には荷を収納するための複数の収納部3が形成
されている。各収納部3は枠組棚2の上下及び奥行き方
向に対して複数配設されている。
図5に従って説明する。図1に示すように、自動倉庫1
はその左右両側に一対の枠組棚2が設けられている。各
枠組棚2には荷を収納するための複数の収納部3が形成
されている。各収納部3は枠組棚2の上下及び奥行き方
向に対して複数配設されている。
【0019】各枠組棚2間には走行用レール4が敷設さ
れている。そして、走行用レール4には、当該走行用レ
ール4に沿って走行可能なクレーン装置としてのスタッ
カクレーン5が設置されている。
れている。そして、走行用レール4には、当該走行用レ
ール4に沿って走行可能なクレーン装置としてのスタッ
カクレーン5が設置されている。
【0020】スタッカクレーン5は、走行台7と、走行
台7に立設された両マスト8a,8bと、両マスト8
a,8bに対して昇降可能に設けられた昇降体としての
昇降キャリッジ9とから構成されている。
台7に立設された両マスト8a,8bと、両マスト8
a,8bに対して昇降可能に設けられた昇降体としての
昇降キャリッジ9とから構成されている。
【0021】走行台7のマスト8a側には、クレーンコ
ントローラ10が設けられ、マスト8b側には走行モー
タ11及び昇降モータ12が設けられている。又、走行
台7には、走行輪13が設けられている。即ち、クレー
ンコントローラ10からの制御信号に基づいて走行モー
タ11が駆動され、走行輪13を回転駆動することによ
り、走行台7は走行するようになっている。又、走行台
7には光通信器Haが取着されている。
ントローラ10が設けられ、マスト8b側には走行モー
タ11及び昇降モータ12が設けられている。又、走行
台7には、走行輪13が設けられている。即ち、クレー
ンコントローラ10からの制御信号に基づいて走行モー
タ11が駆動され、走行輪13を回転駆動することによ
り、走行台7は走行するようになっている。又、走行台
7には光通信器Haが取着されている。
【0022】昇降キャリッジ9はワイヤ14にて吊下さ
れ、昇降モータ12により駆動される巻き上げ装置(図
示せず)にて行われる巻き上げ及び繰り出しに基づいて
昇降するようになっている。このワイヤ14を用いて昇
降キャリッジ9を駆動(ワイヤ駆動)させることにより
昇降キャリッジ9は高速昇降が可能となる。この場合の
高速昇降とは、最高昇降速度が100m/min程度で
ある。
れ、昇降モータ12により駆動される巻き上げ装置(図
示せず)にて行われる巻き上げ及び繰り出しに基づいて
昇降するようになっている。このワイヤ14を用いて昇
降キャリッジ9を駆動(ワイヤ駆動)させることにより
昇降キャリッジ9は高速昇降が可能となる。この場合の
高速昇降とは、最高昇降速度が100m/min程度で
ある。
【0023】この昇降キャリッジ9にはマスト8a,8
bに沿って転動するガイドローラ15が設けられてい
る。これらガイドローラ15に昇降時における昇降キャ
リッジ9の横振れを防止されるようになっている。
bに沿って転動するガイドローラ15が設けられてい
る。これらガイドローラ15に昇降時における昇降キャ
リッジ9の横振れを防止されるようになっている。
【0024】更に、スタッカクレーン5の前方位置に
は、地上制御盤16が設けられている。この地上制御盤
16には、ディスプレイ17、キーボード18、地上コ
ントローラ19及び非常停止ボタンBが設けられてい
る。更に、地上制御盤16には光通信器Hbが前記光通
信器Haと対向する位置に設けられ、これら光通信器H
a,Hbを介して地上コントローラ19とクレーンコン
トローラ10とは通信可能に設けられている。
は、地上制御盤16が設けられている。この地上制御盤
16には、ディスプレイ17、キーボード18、地上コ
ントローラ19及び非常停止ボタンBが設けられてい
る。更に、地上制御盤16には光通信器Hbが前記光通
信器Haと対向する位置に設けられ、これら光通信器H
a,Hbを介して地上コントローラ19とクレーンコン
トローラ10とは通信可能に設けられている。
【0025】このように構成された自動倉庫1では、地
上コントローラ19は予め記憶された制御プログラムや
キーボード18からの入力信号等に基づいてクレーンコ
ントローラ10に各種の制御信号を出力する。例えば、
地上コントローラ19は昇降キャリッジ9を上昇させる
上昇指令信号及び下降させる下降指令信号等を出力す
る。そして、クレーンコントローラ10は制御信号に基
づいてスタッカクレーン5の駆動制御、即ち、走行台7
の走行及び昇降キャリッジ9の昇降等を制御することに
より、自動倉庫1の収納部3との間で荷の移載作業が行
われる。このスタッカクレーン5の駆動時において、非
常停止ボタンBを押すと、地上コントローラ19に非常
停止信号が出力される。そして、スタッカクレーン5は
地上コントローラ19からの非常停止信号により非常停
止される。
上コントローラ19は予め記憶された制御プログラムや
キーボード18からの入力信号等に基づいてクレーンコ
ントローラ10に各種の制御信号を出力する。例えば、
地上コントローラ19は昇降キャリッジ9を上昇させる
上昇指令信号及び下降させる下降指令信号等を出力す
る。そして、クレーンコントローラ10は制御信号に基
づいてスタッカクレーン5の駆動制御、即ち、走行台7
の走行及び昇降キャリッジ9の昇降等を制御することに
より、自動倉庫1の収納部3との間で荷の移載作業が行
われる。このスタッカクレーン5の駆動時において、非
常停止ボタンBを押すと、地上コントローラ19に非常
停止信号が出力される。そして、スタッカクレーン5は
地上コントローラ19からの非常停止信号により非常停
止される。
【0026】次に、昇降キャリッジを昇降させる昇降モ
ータを駆動制御するための電気的構成について説明す
る。図3に示すように、昇降モータ12はR相、S相、
T相の各相からなる三相交流電源にインバータ22を介
して接続されている。インバータ22と昇降モータ12
との間には駆動用コンタクタ接点MCaが設けられてい
る。この駆動用コンタクタ接点MCaが閉じられること
により、インバータ22と昇降モータ12とが接続さ
れ、三相交流電源からの電源がインバータ22を介して
同モータ12に供給される。又、駆動用コンタクタ接点
MCaが開かれることによってインバータ22と昇降モ
ータ12との接続が解除され、三相交流電源からの電源
が供給不能となる。
ータを駆動制御するための電気的構成について説明す
る。図3に示すように、昇降モータ12はR相、S相、
T相の各相からなる三相交流電源にインバータ22を介
して接続されている。インバータ22と昇降モータ12
との間には駆動用コンタクタ接点MCaが設けられてい
る。この駆動用コンタクタ接点MCaが閉じられること
により、インバータ22と昇降モータ12とが接続さ
れ、三相交流電源からの電源がインバータ22を介して
同モータ12に供給される。又、駆動用コンタクタ接点
MCaが開かれることによってインバータ22と昇降モ
ータ12との接続が解除され、三相交流電源からの電源
が供給不能となる。
【0027】インバータ22は、三相交流電源からの電
源周波数を後記する周波数信号に基づいて可変させる。
又、インバータ22はドライブ信号に基づいて昇降モー
タ12の回転方向を制御するようになっている。
源周波数を後記する周波数信号に基づいて可変させる。
又、インバータ22はドライブ信号に基づいて昇降モー
タ12の回転方向を制御するようになっている。
【0028】又、前記三相交流電源の内のR相,S相は
整流器23を介して昇降モータ12の回転軸に機械的制
動をかけるための電磁ブレーキ24に接続されている。
整流器23は整流用のダイオード23aとフライホイー
ル用のダイオード23bとから構成されている。この整
流器23は交流電源を直流電源にして電磁ブレーキ24
に供給するようになっている。電磁ブレーキ24は、整
流器23からの直流電源が供給されている場合には作動
せず、当該供給電源が遮断されると、作動して昇降モー
タ12の回転軸にブレーキをかける無励磁作動型のブレ
ーキである。
整流器23を介して昇降モータ12の回転軸に機械的制
動をかけるための電磁ブレーキ24に接続されている。
整流器23は整流用のダイオード23aとフライホイー
ル用のダイオード23bとから構成されている。この整
流器23は交流電源を直流電源にして電磁ブレーキ24
に供給するようになっている。電磁ブレーキ24は、整
流器23からの直流電源が供給されている場合には作動
せず、当該供給電源が遮断されると、作動して昇降モー
タ12の回転軸にブレーキをかける無励磁作動型のブレ
ーキである。
【0029】整流器23と電磁ブレーキ24との間、即
ち、整流器23の直流側には、停止用リレー接点R1a
が設けられている。交流電源と整流器23との間、即
ち、整流器23の交流側には、第1非常停止用リレー接
点R2aが設けられている。そして、これら停止用リレ
ー接点R1a及び第2非常停止用リレー接点R2aの少
なくともいずれか一方が開かれることにより、電磁ブレ
ーキ24に供給される電源が遮断され、電磁ブレーキ2
4は昇降モータ12に対して機械的制動をかけるように
なっている。
ち、整流器23の直流側には、停止用リレー接点R1a
が設けられている。交流電源と整流器23との間、即
ち、整流器23の交流側には、第1非常停止用リレー接
点R2aが設けられている。そして、これら停止用リレ
ー接点R1a及び第2非常停止用リレー接点R2aの少
なくともいずれか一方が開かれることにより、電磁ブレ
ーキ24に供給される電源が遮断され、電磁ブレーキ2
4は昇降モータ12に対して機械的制動をかけるように
なっている。
【0030】尚、交流側の第1非常停止用リレー接点R
2aを開け、電源を遮断したときと、直流側の停止用リ
レー接点R1aを開け、電源を遮断したときとを比較し
た場合、電磁ブレーキ24のコイルに蓄積された電磁エ
ネルギがフライホイールダイオード23bで電流として
消費される時間だけ、交流側の接点R2aを開けて遮断
した方が応答が遅れる。この場合、交流側の第1非常停
止用リレー接点R2aを開けてから電磁ブレーキ24に
供給される電源が遮断されるまでの時間は0.1秒〜
0.2秒かかり、直流側の停止用リレー接点R1aを開
けてから電磁ブレーキ24に供給される電源が遮断され
るまでの時間は0.02秒〜0.03秒かかる。即ち、
直流側の停止用リレー接点R1aを開けて遮断したとき
の方が、交流側の非常停止用リレー接点R2aにて遮断
するよりも迅速に電磁ブレーキ24に供給される電源を
遮断できる。
2aを開け、電源を遮断したときと、直流側の停止用リ
レー接点R1aを開け、電源を遮断したときとを比較し
た場合、電磁ブレーキ24のコイルに蓄積された電磁エ
ネルギがフライホイールダイオード23bで電流として
消費される時間だけ、交流側の接点R2aを開けて遮断
した方が応答が遅れる。この場合、交流側の第1非常停
止用リレー接点R2aを開けてから電磁ブレーキ24に
供給される電源が遮断されるまでの時間は0.1秒〜
0.2秒かかり、直流側の停止用リレー接点R1aを開
けてから電磁ブレーキ24に供給される電源が遮断され
るまでの時間は0.02秒〜0.03秒かかる。即ち、
直流側の停止用リレー接点R1aを開けて遮断したとき
の方が、交流側の非常停止用リレー接点R2aにて遮断
するよりも迅速に電磁ブレーキ24に供給される電源を
遮断できる。
【0031】続いて、前記コンタクタ接点MCa及びリ
レー接点R1a,R2a等を制御する回路について説明
する。スタッカクレーン5を駆動制御するクレーンコン
トローラ10は、制御回路20と、当該スタッカクレー
ン5を非常停止させるための非常停止回路21等とから
構成されている。これら制御回路20及び非常停止回路
21は互いに接続されている。
レー接点R1a,R2a等を制御する回路について説明
する。スタッカクレーン5を駆動制御するクレーンコン
トローラ10は、制御回路20と、当該スタッカクレー
ン5を非常停止させるための非常停止回路21等とから
構成されている。これら制御回路20及び非常停止回路
21は互いに接続されている。
【0032】制御回路20には、昇降モータ12の駆動
を制御する駆動用コンタクタMC、停止用リレーコイル
R1が接続されている。又、非常停止回路21には、非
常停止用リレーコイルR2が接続されている。これら駆
動用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1は、直
流プラス電源Pと接続され、制御回路20に基づいて駆
動用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1の通電
状態が制御され、励磁及び消磁が行われる。即ち、駆動
用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1は通電さ
れることにより励磁し、駆動用コンタクタMC及び停止
用リレーコイルR1は非通電状態にされることにより消
磁する。
を制御する駆動用コンタクタMC、停止用リレーコイル
R1が接続されている。又、非常停止回路21には、非
常停止用リレーコイルR2が接続されている。これら駆
動用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1は、直
流プラス電源Pと接続され、制御回路20に基づいて駆
動用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1の通電
状態が制御され、励磁及び消磁が行われる。即ち、駆動
用コンタクタMC及び停止用リレーコイルR1は通電さ
れることにより励磁し、駆動用コンタクタMC及び停止
用リレーコイルR1は非通電状態にされることにより消
磁する。
【0033】又、非常停止用リレーコイルR2は、直流
プラス電源Pと接続され、非常停止回路21に基づいて
非常停止用リレーコイルR2の通電状態が制御され、励
磁及び消磁が行われる。即ち、非常停止用リレーコイル
R2を通電することにより励磁し、非通電状態とするこ
とで消磁する。
プラス電源Pと接続され、非常停止回路21に基づいて
非常停止用リレーコイルR2の通電状態が制御され、励
磁及び消磁が行われる。即ち、非常停止用リレーコイル
R2を通電することにより励磁し、非通電状態とするこ
とで消磁する。
【0034】又、直流プラス電源Pからの電源を供給す
るその電源線上において、非常停止用リレーコイルR2
側から駆動用コンタクタMC側へ供給される線路上に
は、第2非常停止リレー接点R2bが設けられている。
第2非常停止リレー接点R2bは非常停止用リレーコイ
ルR2が通電されると、閉じた状態となる。一方、非常
停止用リレーコイルR2が非通電の状態となると、非常
停止リレー接点R2bは開いた状態となる。
るその電源線上において、非常停止用リレーコイルR2
側から駆動用コンタクタMC側へ供給される線路上に
は、第2非常停止リレー接点R2bが設けられている。
第2非常停止リレー接点R2bは非常停止用リレーコイ
ルR2が通電されると、閉じた状態となる。一方、非常
停止用リレーコイルR2が非通電の状態となると、非常
停止リレー接点R2bは開いた状態となる。
【0035】非常停止回路21は通常、非常停止用リレ
ーコイルR2を通電させ、非常停止用リレー接点R2
a,R2bを閉じさせている。又、非常停止回路21は
前記非常停止信号が出力されると、非常停止用リレーコ
イルR2を非通電状態にさせ、非常停止用リレー接点R
2bを開く。
ーコイルR2を通電させ、非常停止用リレー接点R2
a,R2bを閉じさせている。又、非常停止回路21は
前記非常停止信号が出力されると、非常停止用リレーコ
イルR2を非通電状態にさせ、非常停止用リレー接点R
2bを開く。
【0036】そして、非常停止用リレー接点R2bの閉
じた状態において、制御回路20は直流プラス電源Pか
らの電源に基づいて駆動用コンタクタMC及び停止用リ
レーコイルR1を制御するようになっている。
じた状態において、制御回路20は直流プラス電源Pか
らの電源に基づいて駆動用コンタクタMC及び停止用リ
レーコイルR1を制御するようになっている。
【0037】非常停止回路21に非常停止信号が出力さ
れると、非常停止回路21は停止用リレーコイルR2を
非通電状態とするとともに、制御回路20に非常信号を
出力する。
れると、非常停止回路21は停止用リレーコイルR2を
非通電状態とするとともに、制御回路20に非常信号を
出力する。
【0038】非常停止信号に応答して制御回路20は、
昇降キャリッジ9が下降時には、直ちに停止用リレーコ
イルR1を消磁する。図4に示す消磁タイミングt4時
間は、動作遅れるが殆ど無視できる程度の遅れである。
この停止用リレーコイルR1の消磁に応答して停止用リ
レー接点R1aは開く。即ち、制動開始時間t5は、停
止用リレー接点R1aが整流器23からの直流電源を遮
断するため、非常停止信号から20〜30ミリ秒程度遅
れる。従って、昇降キャリッジ9の下降時における、非
常停止の場合には、停止用リレー接点R1aの開路に基
づいて電磁ブレーキ24は作動する。
昇降キャリッジ9が下降時には、直ちに停止用リレーコ
イルR1を消磁する。図4に示す消磁タイミングt4時
間は、動作遅れるが殆ど無視できる程度の遅れである。
この停止用リレーコイルR1の消磁に応答して停止用リ
レー接点R1aは開く。即ち、制動開始時間t5は、停
止用リレー接点R1aが整流器23からの直流電源を遮
断するため、非常停止信号から20〜30ミリ秒程度遅
れる。従って、昇降キャリッジ9の下降時における、非
常停止の場合には、停止用リレー接点R1aの開路に基
づいて電磁ブレーキ24は作動する。
【0039】一方、昇降キャリッジ9が上昇時には、制
御回路20は停止用リレーコイルR1を消磁するタイミ
ングを遅らせる。この消磁開始時間t6は、前記非常停
止用リレー接点R2aに基づく制動開始時間t3より長
く設定している。従って、電磁ブレーキ24は停止用リ
レーコイルR2の消磁に基づく第1非常停止用リレー接
点R2aの開路で制動が開始される。従って、その制動
開始時間t3は非常信号から100〜200ミリ秒程度
遅れた時間となる。尚、昇降キャリッジ9の昇降の判断
は、制御回路20が出力している後記するドライブ信号
に基づいて判断するようになっている。
御回路20は停止用リレーコイルR1を消磁するタイミ
ングを遅らせる。この消磁開始時間t6は、前記非常停
止用リレー接点R2aに基づく制動開始時間t3より長
く設定している。従って、電磁ブレーキ24は停止用リ
レーコイルR2の消磁に基づく第1非常停止用リレー接
点R2aの開路で制動が開始される。従って、その制動
開始時間t3は非常信号から100〜200ミリ秒程度
遅れた時間となる。尚、昇降キャリッジ9の昇降の判断
は、制御回路20が出力している後記するドライブ信号
に基づいて判断するようになっている。
【0040】このように制御回路20は、非常信号が出
力された時、その昇降キャリッジ9の昇降状態に応じて
制動タイミングを相違させている。つまり、電磁ブレー
キ24による制動は、上昇時の方が下降時よりも遅れる
ようにしている。
力された時、その昇降キャリッジ9の昇降状態に応じて
制動タイミングを相違させている。つまり、電磁ブレー
キ24による制動は、上昇時の方が下降時よりも遅れる
ようにしている。
【0041】尚、停止用リレーコイルR2の消磁に基づ
いて第2非常停止用リレー接点R2bが開路される。こ
の第2非常停止用リレー接点R2bに基づいて駆動用コ
ンタクタMCは、消磁される。その結果、駆動用コンタ
クタ接点MCaが開路され、昇降モータ12の電源は遮
断される。
いて第2非常停止用リレー接点R2bが開路される。こ
の第2非常停止用リレー接点R2bに基づいて駆動用コ
ンタクタMCは、消磁される。その結果、駆動用コンタ
クタ接点MCaが開路され、昇降モータ12の電源は遮
断される。
【0042】更に、制御回路20はドライブ信号及び周
波数信号を出力するようになっている。ドライブ信号は
昇降モータ12の駆動を制御するための信号であって、
昇降モータ12の回転方向を変え、昇降キャリッジ9の
上昇及び下降を指令するための信号である。
波数信号を出力するようになっている。ドライブ信号は
昇降モータ12の駆動を制御するための信号であって、
昇降モータ12の回転方向を変え、昇降キャリッジ9の
上昇及び下降を指令するための信号である。
【0043】又、周波数信号はインバータ22からの出
力(インバータ出力)の周波数を指令する信号である。
そして、インバータ22に前記ドライブ信号及び周波数
信号が出力されると、インバータ22は当該周波数信号
の示す周波数のインバータ出力を昇降モータ12に対し
て行う。そして、昇降モータ12はそのインバータ出力
に基づく回転数で回転する。
力(インバータ出力)の周波数を指令する信号である。
そして、インバータ22に前記ドライブ信号及び周波数
信号が出力されると、インバータ22は当該周波数信号
の示す周波数のインバータ出力を昇降モータ12に対し
て行う。そして、昇降モータ12はそのインバータ出力
に基づく回転数で回転する。
【0044】次に、上記のように構成した昇降体の停止
装置の作用及び効果について図3,図4に従って説明す
る。まず、昇降キャリッジ9の上昇時に当該昇降キャリ
ッジ9を非常停止させる場合について説明する。
装置の作用及び効果について図3,図4に従って説明す
る。まず、昇降キャリッジ9の上昇時に当該昇降キャリ
ッジ9を非常停止させる場合について説明する。
【0045】昇降キャリッジ9を停止した状態から上昇
させるには、制御回路20は地上コントローラ19から
の上昇指令信号に基づいて駆動用コンタクタMCを励磁
し、駆動用コンタクタ接点MCaを閉じた状態とする。
すると、インバータ22と昇降モータ12とが接続され
る。この状態では、単にインバータ22と昇降モータ1
2とが接続されただけなので、インバータ22からの出
力はされないとともに、停止用及び非常停止用の各リレ
ーコイルR1,R2は消磁され、各接点R1a,R2a
は共に閉じているので、電磁ブレーキ24は作動し、昇
降モータ12の回転軸に対して機械的制動がかかった状
態となっている。
させるには、制御回路20は地上コントローラ19から
の上昇指令信号に基づいて駆動用コンタクタMCを励磁
し、駆動用コンタクタ接点MCaを閉じた状態とする。
すると、インバータ22と昇降モータ12とが接続され
る。この状態では、単にインバータ22と昇降モータ1
2とが接続されただけなので、インバータ22からの出
力はされないとともに、停止用及び非常停止用の各リレ
ーコイルR1,R2は消磁され、各接点R1a,R2a
は共に閉じているので、電磁ブレーキ24は作動し、昇
降モータ12の回転軸に対して機械的制動がかかった状
態となっている。
【0046】更に、制御回路20は駆動用コンタクタM
Cを励磁してから所定時間t1後、インバータ22にド
ライブ信号として正転信号を出力するとともに、周波数
信号の出力を開始する。そして、制御回路20は周波数
信号が示す周波数の値を徐々に上げる。
Cを励磁してから所定時間t1後、インバータ22にド
ライブ信号として正転信号を出力するとともに、周波数
信号の出力を開始する。そして、制御回路20は周波数
信号が示す周波数の値を徐々に上げる。
【0047】続いて、昇降モータ12のトルクが所定値
以上となった時、即ち、周波数信号の指令する周波数の
値が所定値以上となった時、制御回路20は停止用リレ
ーコイルR1を励磁する。すると、電磁ブレーキ24が
解放され、昇降モータ12が正転することにより昇降キ
ャリッジ9は上昇を開始する。本実施例では、ドライブ
信号(正転信号)の出力開始から所定時間t2後に停止
用リレーコイルR1は励磁される。
以上となった時、即ち、周波数信号の指令する周波数の
値が所定値以上となった時、制御回路20は停止用リレ
ーコイルR1を励磁する。すると、電磁ブレーキ24が
解放され、昇降モータ12が正転することにより昇降キ
ャリッジ9は上昇を開始する。本実施例では、ドライブ
信号(正転信号)の出力開始から所定時間t2後に停止
用リレーコイルR1は励磁される。
【0048】そして、昇降モータ12はインバータ出力
の周波数に基づく回転数にて回転し、昇降キャリッジ9
はその昇降モータ12の回転に基づく速度で上昇する。
この昇降キャリッジ9の上昇時において、作業者が非常
停止ボタンBを押すと、非常停止信号が地上コントロー
ラ19から光通信器Ha,Hbを介して非常停止回路2
1に出力される。非常停止回路21は制御回路20に非
常信号を出力する。
の周波数に基づく回転数にて回転し、昇降キャリッジ9
はその昇降モータ12の回転に基づく速度で上昇する。
この昇降キャリッジ9の上昇時において、作業者が非常
停止ボタンBを押すと、非常停止信号が地上コントロー
ラ19から光通信器Ha,Hbを介して非常停止回路2
1に出力される。非常停止回路21は制御回路20に非
常信号を出力する。
【0049】図4に示すように、非常停止信号が非常停
止回路21に出力されると直ちに、非常停止回路21は
非常停止用リレーコイルR2を消磁する。すると、第2
非常停止用リレー接点R2bは直ちに開かれ、駆動用コ
ンタクタMCは消磁される。このため、駆動用コンタク
タ接点MCaが開かれ、インバータ22と昇降モータ1
2とは遮断された状態となる。
止回路21に出力されると直ちに、非常停止回路21は
非常停止用リレーコイルR2を消磁する。すると、第2
非常停止用リレー接点R2bは直ちに開かれ、駆動用コ
ンタクタMCは消磁される。このため、駆動用コンタク
タ接点MCaが開かれ、インバータ22と昇降モータ1
2とは遮断された状態となる。
【0050】一方、制御回路20は、周波数信号及びド
ライブ信号の出力を停止する。又、制御回路20は停止
用リレーコイルR1を消磁するタイミングt6時間遅ら
せる。従って、電磁ブレーキ24は停止用リレーコイル
R2の消磁に基づく第1非常停止用リレー接点R2aの
開路で制動が開始される。その結果、制動は、非常信号
から100〜200ミリ秒程度遅れて開始される。
ライブ信号の出力を停止する。又、制御回路20は停止
用リレーコイルR1を消磁するタイミングt6時間遅ら
せる。従って、電磁ブレーキ24は停止用リレーコイル
R2の消磁に基づく第1非常停止用リレー接点R2aの
開路で制動が開始される。その結果、制動は、非常信号
から100〜200ミリ秒程度遅れて開始される。
【0051】次に、昇降キャリッジ9の下降時に当該昇
降キャリッジ9を非常停止させる場合について説明す
る。昇降キャリッジ9は、前記上昇制御時に出力された
正転信号に代えてドライブ信号として逆転信号を制御回
路20からインバータ22に出力することによって下降
する。
降キャリッジ9を非常停止させる場合について説明す
る。昇降キャリッジ9は、前記上昇制御時に出力された
正転信号に代えてドライブ信号として逆転信号を制御回
路20からインバータ22に出力することによって下降
する。
【0052】この昇降キャリッジ9の下降時において、
作業者が非常停止ボタンBを押すと、前記上昇制御時と
同様に、非常信号が非常停止回路21及び制御回路20
に出力される。そして、非常停止用リレーコイルR2及
び駆動用コンタクタMCが消磁される。更に、周波数信
号及びドライブ信号(逆転信号)の出力が停止される。
作業者が非常停止ボタンBを押すと、前記上昇制御時と
同様に、非常信号が非常停止回路21及び制御回路20
に出力される。そして、非常停止用リレーコイルR2及
び駆動用コンタクタMCが消磁される。更に、周波数信
号及びドライブ信号(逆転信号)の出力が停止される。
【0053】又、制御回路20は、直ちに停止用リレー
コイルR1を消磁する。この停止用リレーコイルR1の
消磁に応答して停止用リレー接点R1aは開き、電磁ブ
レーキ24は停止用リレー接点R1aに基づき制動が開
始される。従って、制動は、非常信号から20〜30ミ
リ秒程度遅れて開始される。
コイルR1を消磁する。この停止用リレーコイルR1の
消磁に応答して停止用リレー接点R1aは開き、電磁ブ
レーキ24は停止用リレー接点R1aに基づき制動が開
始される。従って、制動は、非常信号から20〜30ミ
リ秒程度遅れて開始される。
【0054】従って、本実施例によれば、上昇時には、
非常停止用リレー接点R2aが開くことによって、非常
停止後、所定時間(100ミリ秒〜200ミリ秒)経過
してから停止するので、昇降キャリッジ9の非常停止時
の衝撃を緩和でき、昇降キャリッジ9自体及び荷の跳ね
上がりを防止することができる。更に、ワイヤ14にて
駆動されているので、高速上昇時において昇降キャリッ
ジ9及び荷の跳ね上がりを防止することができる。
非常停止用リレー接点R2aが開くことによって、非常
停止後、所定時間(100ミリ秒〜200ミリ秒)経過
してから停止するので、昇降キャリッジ9の非常停止時
の衝撃を緩和でき、昇降キャリッジ9自体及び荷の跳ね
上がりを防止することができる。更に、ワイヤ14にて
駆動されているので、高速上昇時において昇降キャリッ
ジ9及び荷の跳ね上がりを防止することができる。
【0055】又、下降時には、非常停止信号出力後、停
止用リレー接点R1aを開くことによって速やかに電磁
ブレーキ24をかけることができるので、速やかに昇降
キャリッジ9を停止させることができる。
止用リレー接点R1aを開くことによって速やかに電磁
ブレーキ24をかけることができるので、速やかに昇降
キャリッジ9を停止させることができる。
【0056】電磁ブレーキ24に供給される交流電源
は、昇降モータ12に供給される電源と同一の電源であ
るので、電磁ブレーキ24に電源を供給するための回路
を簡略化できる。
は、昇降モータ12に供給される電源と同一の電源であ
るので、電磁ブレーキ24に電源を供給するための回路
を簡略化できる。
【0057】しかも、本実施例では、その昇降キャリッ
ジ9の昇降状態に応じて制動タイミングの相違を、整流
器23の両側に設けたリレー接点R2a,R1aを選択
することによって行った。つまり、第1非常停止用リレ
ー接点R2aに基づく制動開始時間t3は、停止用リレ
ー接点R1aが整流器23のフライホイールダイオード
23bにて電磁ブレーキ24のコイル内に蓄積された電
磁エネルギが消費される時間遅れるため、非常信号から
100〜200ミリ秒程度遅れる。一方、停止用リレー
接点R1aに基づく制動開始t5は、整流器23と電磁
ブレーキ24との間にあるため、フライホイールダイオ
ード23bの電流消費に全く影響を受けず、20〜30
ミリ秒程度の遅れで直ちに開始される。このように、事
前に備わっている電気的特性の回路をそのまま利用した
ので、特別な回路を作る必要がなく、既存のものを少し
変更するだけで実施することができる。
ジ9の昇降状態に応じて制動タイミングの相違を、整流
器23の両側に設けたリレー接点R2a,R1aを選択
することによって行った。つまり、第1非常停止用リレ
ー接点R2aに基づく制動開始時間t3は、停止用リレ
ー接点R1aが整流器23のフライホイールダイオード
23bにて電磁ブレーキ24のコイル内に蓄積された電
磁エネルギが消費される時間遅れるため、非常信号から
100〜200ミリ秒程度遅れる。一方、停止用リレー
接点R1aに基づく制動開始t5は、整流器23と電磁
ブレーキ24との間にあるため、フライホイールダイオ
ード23bの電流消費に全く影響を受けず、20〜30
ミリ秒程度の遅れで直ちに開始される。このように、事
前に備わっている電気的特性の回路をそのまま利用した
ので、特別な回路を作る必要がなく、既存のものを少し
変更するだけで実施することができる。
【0058】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に実施
してもよい。 (1)上記実施例では、ワイヤ14を使用して昇降キャ
リッジ9を昇降させたが、チェーン等を使用して昇降キ
ャリッジ9を昇降させてもよい。
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に実施
してもよい。 (1)上記実施例では、ワイヤ14を使用して昇降キャ
リッジ9を昇降させたが、チェーン等を使用して昇降キ
ャリッジ9を昇降させてもよい。
【0059】(2)上記実施例において、電磁ブレーキ
24に供給される交流電源を昇降モータ12に供給する
電源とは別に設けてもよい。上記実施例から把握できる
請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とと
もに記載する。
24に供給される交流電源を昇降モータ12に供給する
電源とは別に設けてもよい。上記実施例から把握できる
請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とと
もに記載する。
【0060】(1)請求項2記載の昇降体の非常停止装
置において、前記非常停止回路は、非常停止信号が出力
されることにより非常停止用リレーコイルを非通電状態
にする昇降体の非常停止装置。この昇降体の非常停止装
置によれば、確実に昇降体を非常停止させることができ
る。
置において、前記非常停止回路は、非常停止信号が出力
されることにより非常停止用リレーコイルを非通電状態
にする昇降体の非常停止装置。この昇降体の非常停止装
置によれば、確実に昇降体を非常停止させることができ
る。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、昇降体の昇降時には、昇降体の制動をかける
タイミングを遅らせるようにしたので、その昇降時にお
いて昇降体の跳ね上がり等を防止でき、安定した状態で
昇降体を非常停止することができる。請求項2記載の発
明によれば、昇降体の昇降時に非常停止させた場合に
は、非常停止時から所定時間経過後に電磁ブレーキがか
かるので、昇降体にかかる衝撃を緩和することができ、
昇降体の跳ね上がり等を防止できる。請求項3記載の発
明によれば、昇降体の上昇時には跳ね上がりを防止で
き、下降時には迅速に昇降体を停止させることができ
る。
によれば、昇降体の昇降時には、昇降体の制動をかける
タイミングを遅らせるようにしたので、その昇降時にお
いて昇降体の跳ね上がり等を防止でき、安定した状態で
昇降体を非常停止することができる。請求項2記載の発
明によれば、昇降体の昇降時に非常停止させた場合に
は、非常停止時から所定時間経過後に電磁ブレーキがか
かるので、昇降体にかかる衝撃を緩和することができ、
昇降体の跳ね上がり等を防止できる。請求項3記載の発
明によれば、昇降体の上昇時には跳ね上がりを防止で
き、下降時には迅速に昇降体を停止させることができ
る。
【図1】 自動倉庫を示す斜視図。
【図2】 自動倉庫を示す側面図。
【図3】 電気ブロック図。
【図4】 昇降体の昇降を示すタイミングチャート図。
【図5】 従来例における電気ブロック図。
5…クレーン装置としてのスタッカクレーン、9…昇降
体としての昇降キャリッジ、12…昇降モータ、14…
ワイヤ、20…制御回路、21…非常停止回路、24…
電磁ブレーキ、R1…停止用リレーコイル、R1a…停
止用リレー接点、R2…非常停止用リレーコイル、R2
a,R2b…非常停止用リレー接点、MC…駆動用コン
タクタ、MCa…駆動用コンタクタ接点、23…整流
器。
体としての昇降キャリッジ、12…昇降モータ、14…
ワイヤ、20…制御回路、21…非常停止回路、24…
電磁ブレーキ、R1…停止用リレーコイル、R1a…停
止用リレー接点、R2…非常停止用リレーコイル、R2
a,R2b…非常停止用リレー接点、MC…駆動用コン
タクタ、MCa…駆動用コンタクタ接点、23…整流
器。
Claims (3)
- 【請求項1】 クレーン装置の昇降体を昇降モータにて
昇降させ、その昇降時において非常停止を行う時、昇降
モータの駆動電源を遮断するとともに昇降モータに対し
て電磁ブレーキにて制動をかけるようにした昇降体の非
常停止方法において、 昇降体が停止する場合には、昇降モータの駆動電源の遮
断時より制動をかけるタイミングを遅らせるようにした
昇降体の非常停止方法。 - 【請求項2】 クレーン装置の昇降体を昇降させる昇降
モータと、 整流器より交流電源から変換された直流電源にて前記昇
降モータへの制動を解除させ、直流電源の遮断に基づい
て前記昇降モータに制動をかける電磁ブレーキと、 前記昇降モータの駆動電源を供給する駆動用コンタクタ
接点を開閉する駆動用コンタクタと、 前記整流器と電磁ブレーキとの間に設けられ、電磁ブレ
ーキに直流電源を供給する停止用リレー接点を開閉する
停止用リレーコイルと、 前記整流器と交流電源との間に設けられ、電磁ブレーキ
に直流電源を供給する第1非常停止用リレー接点及び前
記駆動用リレーコイルへの通電を制御する第2非常停止
用リレー接点を開閉する非常停止用リレーコイルと、 非常停止時に前記第1及び第2非常停止用リレー接点を
開路すべく前記非常停止用リレーコイルを非通電状態に
し、前記第1非常停止用リレー接点の開路に基づく電磁
ブレーキの作動開始より遅くなるように前記停止用リレ
ー接点を開路させる前記停止用リレーコイルの通電状態
を遅延させる制御回路とからなる昇降体の非常停止装
置。 - 【請求項3】 前記非常停止用リレーコイルの通電状態
の遅延は、昇降体の上昇時に行うようにした請求項2記
載の昇降体の非常停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06303941A JP3082605B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 昇降体の非常停止方法及びその非常停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06303941A JP3082605B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 昇降体の非常停止方法及びその非常停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157014A true JPH08157014A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3082605B2 JP3082605B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=17927140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06303941A Expired - Lifetime JP3082605B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 昇降体の非常停止方法及びその非常停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082605B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005096488A1 (de) * | 2004-03-16 | 2005-10-13 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Antrieb und bremse |
| JP2006096487A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Toshiba Corp | 緊急表示機能付き紙葉類処理装置 |
| JP2017077943A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 住友重機械搬送システム株式会社 | クレーン |
| JP2022184371A (ja) * | 2021-06-01 | 2022-12-13 | 日本発條株式会社 | 駐車装置 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP06303941A patent/JP3082605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005096488A1 (de) * | 2004-03-16 | 2005-10-13 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Antrieb und bremse |
| US7453220B2 (en) | 2004-03-16 | 2008-11-18 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Drive and brake |
| JP2006096487A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Toshiba Corp | 緊急表示機能付き紙葉類処理装置 |
| JP2017077943A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 住友重機械搬送システム株式会社 | クレーン |
| JP2022184371A (ja) * | 2021-06-01 | 2022-12-13 | 日本発條株式会社 | 駐車装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3082605B2 (ja) | 2000-08-28 |
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