JPH08157566A - 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法

Info

Publication number
JPH08157566A
JPH08157566A JP30404494A JP30404494A JPH08157566A JP H08157566 A JPH08157566 A JP H08157566A JP 30404494 A JP30404494 A JP 30404494A JP 30404494 A JP30404494 A JP 30404494A JP H08157566 A JPH08157566 A JP H08157566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
thermosetting
undercoat material
printed wiring
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30404494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2908258B2 (ja
Inventor
Sei Nakamichi
聖 中道
Takeshi Hozumi
猛 八月朔日
Tomomi Honjiyouya
共美 本庄谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP30404494A priority Critical patent/JP2908258B2/ja
Publication of JPH08157566A publication Critical patent/JPH08157566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2908258B2 publication Critical patent/JP2908258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 エポキシ樹脂100重量部、エポキシ樹脂硬
化剤1〜30重量部、光硬化型樹脂1〜100重量部、
及び光重合開始剤0.01〜10重量部からなるアンダ
ーコート剤を内層回路板に塗工し、アンダーコート剤が
活性エネルギー線照射によりタックフリー化した状態
で、重量平均分子量10000以上のビスフェノールA
型エポキシ樹脂を含有するエポキシ樹脂系熱硬化型絶縁
性接着剤付き銅箔を硬質ロールでラミネートした後、加
熱一体硬化させる多層プリント配線板の製造方法。 【効果】 アンダーコート剤が再溶融して表面が平滑化
し、銅箔にコートされた熱硬化型絶縁接着剤が厚さを維
持しているため、内層銅箔残存率に依存することなく板
厚制御に優れた多層プリント配線板を作製することがで
きる。更に、ラミネート後加熱して同時一体硬化反応を
行うことによりアンダーコート剤と銅箔にコートされた
熱硬化型絶縁接着剤とを一体成形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性エネルギー線照射
によりタックフリー化し熱により硬化する、低コストで
生産性の高い多層プリント配線板の製造に好適な新しい
光・熱硬化型アンダーコート材を提供するものであり、
更に、このアンダーコート材を用いた多層プリント配線
板の製造方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント配線板を製造する場
合、回路作成された内層回路基板上にガラスクロス基材
にエポキシ樹脂を含浸して半硬化させたプリプレグシー
トを1枚以上重ね、更にその上に銅箔を重ね熱板プレス
にて加熱一体成形するという工程を経ている。しかし、
この工程では含浸樹脂を熱により再流動させ一定圧力下
で硬化させるため、均一に硬化成形するには1〜1.5
時間は必要である。このように製造工程が長くかかる上
に、多層積層プレス及びガラスクロスプリプレグのコス
ト等により高コストとなっている。加えてガラスクロス
に樹脂を含浸させる方法のため層間厚の極薄化も困難で
あった。
【0003】近年、これらの問題を解決するため、熱板
プレスによる加熱加圧成形を行わず、層間絶縁材料にガ
ラスクロスを用いない、ビルドアップ方式による多層プ
リント配線板の技術が改めて注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記熱板プ
レスで成形する方法に対して、短時間で簡素化されたビ
ルドアップ方式により多層プリント配線板を低コストで
製造する方法を完成させたものである。
【0005】ビルドアップ方式による多層プリント配線
板において、フィルム状の層間絶縁樹脂層を用いた場
合、プリプレグで層間絶縁樹脂層を形成する方法と比べ
て作業効率が著しく向上する。しかし、内層回路板の絶
縁基板と回路との段差部分にある空気を巻き込むことが
予想され、それを防止するためは、減圧の環境下でラミ
ネートを行わねばならず、特殊な設備が必要になってく
る。また、ラミネートした絶縁層が内層回路板の絶縁基
板と回路との段差に追従するため、表面平滑性が得られ
ず、部品実装時に半田付け不良等が発生したり、エッチ
ングレジスト形成工程でレジストの剥離やパターン現像
度の低下が発生して、安定したレジスト形成ができない
等の問題がある。
【0006】さらに、プリプレグを使用した場合も同様
であるが、内層回路パターンの銅箔残存率によって埋め
込む樹脂量が変化することから同じフィルムを使用して
も成形後の板厚が同じにならない。つまり、銅箔残存率
が大きく埋め込むべき部分が少ない場合は板厚が厚くな
り、銅箔残存率が小さく埋め込むべき部分が多い場合は
板厚が薄くなることから、銅箔残存率によってフィルム
厚も変えなければ同じ板厚を達成することができない。
また、一枚の内層回路板でも場所により銅箔残存率に差
がある場合には得られた多層プリント配線板の板厚が均
一にならない欠点が生じることになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下に説明す
るように、多層プリント配線板を製造するために、内層
回路板に塗工され、活性エネルギー線照射によりタック
フリー化する光・熱硬化型アンダーコート材、及びかか
るアンダーコート剤を塗工された内層回路板に熱硬化型
絶縁性接着剤層を有する銅箔をラミネートし、次いで、
加熱により一体硬化させて多層プリント配線板を製造す
る方法に関するものである。
【0008】即ち、スクリーン印刷、ローラーコータ
ー、カーテンコーターなどで前記液状のアンダーコート
剤を塗工して、内層回路板の銅箔回路間隙を充填し、U
V照射コンベア等の露光機によって活性エネルギー線照
射によりタックフリー化させる。その後、熱硬化型絶縁
性接着剤付き銅箔を接着させる際に加熱された硬質ロー
ル等でラミネートすることにより該アンダーコート剤を
再溶融させ、表面平滑性を得ることができる。そのと
き、銅箔にコートされた熱硬化型絶縁接着剤は重量平均
分子量10000以上のエポキシ樹脂成分が配合されて
いれば、この成分により形状を維持したまま、すなわち
層間厚みを保った状態で接着されるため、内層銅箔残存
率に依存することなく板厚精度に優れた多層プリント配
線板を作製することができる。そして、ラミネート後加
熱して同時一体硬化反応させることにより多層プリント
配線板用光・熱硬化型アンダーコート材と熱硬化型絶縁
性接着剤付き銅箔とを一体成形させる。
【0009】本発明において、アンダーコート剤は内層
回路板の銅箔回路間隙を充填し、内層回路表面を平滑化
するもので、下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)及び
(ニ)からなることを特徴とするものである。 (イ)常温で固形状態にあるエポキシ樹脂、(ロ)エポ
キシ樹脂硬化剤、(ハ)光重合性及び熱反応性モノマー
からなる希釈剤、(ニ)光重合開始剤。
【0010】本発明に用いられる(イ)の常温で固形状
態のエポキシ樹脂は、ビスフェノール型エポキシ樹脂、
ノボラック型エポキシ樹脂、または、これらの混合物で
あり、常温で固形状のものである。融点は、通常、50
〜100℃の範囲にあれば良い。ビスフェノール型エポ
キシ樹脂としては、ビスフェノールA型またはビスフェ
ノールF型等が使用される。ノボラック型エポキシ樹脂
としては、フェノールノボラック型やクレゾールノボラ
ック型等が使用され、特にクレゾールノボラック型のも
のの使用が好ましい。
【0011】(ロ)エポキシ樹脂硬化剤としては、一般
に用いられる各種硬化剤が使用できる。例えば、4,
4’−ジアミノフェニルメタン、4,4’−ジアミノジ
フェニルスルホン、m−フェニレンジアミン、p−フェ
ニレンジアミン等の芳香族ジアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ヘキサメチレントリアミン、メンセンジアミン、
イソホロンジアミン等の脂肪族ポリアミン、イミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール等のイミダゾール類、
無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサ
ヒドロフタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリッ
ト酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸等の酸無水
物、三フッ化ホウ素のアミン錯体、ジシアンジアミド又
はその誘導体などが挙げられ、これらをエポキシアダク
ト化したものやマイクロカプセル化したものも使用でき
る。
【0012】本発明においては、必要に応じてエポキシ
樹脂の硬化促進剤を添加しても良い。硬化促進剤として
は、一般に用いられる各種硬化促進剤が使用でき、例え
ば、トリブチルアミン、ベンジルメチルアミン、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等
の第三級アミン類、2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、N−ベンジルイミダゾール等のイミダゾール類、尿
素類、ホスフィン類、金属塩類等が挙げられ、これらは
単独で使用しても2種以上を併用しても良い。エポキシ
樹脂硬化剤量としては、硬化剤の種類によって異なる
が、通常グリシジル基に対して0.1〜1.0当量であ
る。
【0013】(ハ)光重合及び熱反応性モノマーからな
る希釈剤としては、1分子中に少なくとも1個の水酸基
を有するアクリレート又はメタクリレート化合物、例え
ば、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルア
クリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、ブタン
ジオールモノアクリレートグリセロールメタクリレー
ト、フェノキシヒドロキシプロピルアクリレート、ポリ
エチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコ
ールメタクリレート、又はグリセロールジメタクリレー
ト等である。または、1分子中に1個以上のグリシジル
基を有するグリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート等の光重合性モノマーが用いられる。好ましい
モノマーとしては、活性エネルギー線照射による固形タ
ックフリー化後、熱硬化可能なグリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレートである。通常、(ハ)成
分である希釈剤の量としては、(イ)成分のエポキシ樹
脂100重量部に対し、20〜100重量部、好ましく
は30〜70重量部の割合である。
【0014】(ニ)光重合開始剤としては、ベンゾフェ
ノン、ベンゾイル安息香酸、4−フェニルベンゾフェノ
ン、ヒドロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン
類、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテルなどのベンゾインアルキ
ルエーテル類、4―フェノキシジクロロアセトフェノ
ン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、4−t
−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセ
トフェノンなどのアセトフェノン類、チオキサンソン、
2-クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、
2,4−ジメチルチオキサンソンなどのチオキサンソン
類、エチルアントラキノン、ブチルアントラキノンなど
のアルキルアントラキノン類などを挙げることができ
る。これらは単独、あるいは2種以上の混合物として用
いられる。この光重合開始剤の添加量は、通常 0.1〜
10重量%の範囲で用いられる。
【0015】その他、本発明の多層プリント配線板用光
・熱硬化型アンダーコート材には必要に応じて、保存安
定性のために紫外線防止剤、熱重合防止剤、可塑剤など
が添加できる。また、粘度調整のためにアクリレートモ
ノマー、メタクリレートモノマー、ビニルモノマーなど
を添加してもよい。更には、溶融シリカ、結晶性シリ
カ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、
マイカ、タルク、ホワイトカーボン、Eガラス粉末など
の無機充填材を配合することができ、銅箔や内層回路板
との密着性や耐湿性を向上させるためのエポキシシラン
カップリング剤、ボイドを防止するための消泡剤、ある
いは液状又は粉末の難燃剤等を添加することもできる。
【0016】これらの成分からなる本発明の多層プリン
ト配線板用光・熱硬化型アンダーコート材は、実質的に
無溶剤系であり、内層回路板の銅箔回路間隙を充填し、
内層回路表面を平滑化する。また、活性エネルギー線照
射により簡単に固形タックフリー化できる。特に、従来
法では熱により乾燥・タックフリー化を行なう工程が、
本発明では活性エネルギー線の照射のみで可能であるこ
とについては、成分(イ)の常温で固形状態にあるエポ
キシ樹脂と成分(ハ)の光重合及び熱反応性モノマーか
らなる希釈剤とを用いることによるものである。
【0017】調製された本発明アンダーコート材中の成
分(ハ)は、まず溶剤として作用し、成分(イ)及びそ
の他の成分を溶解して内層回路板の銅箔回路間隙を充填
し、内層回路表面を平滑化するためにワニス状態として
いる。これに、活性エネルギー線を照射して溶剤として
作用している成分(ハ)を高分子化すると、成分(ハ)
は固形化に伴い溶剤としての効果を失うため成分(イ)
が析出する。このとき、高分子化した成分(ハ)及びそ
の他の成分は固形成分(イ)中に分散される。従って、
常温で適度なタックフリー固形状態にある成分(イ)が
選択されれば、本発明のアンダーコート材は、熱硬化反
応することなくタックフリー化される。このようなタッ
クフリー化機構が本発明の最大の特徴である。また、活
性エネルギー線を照射することにより高分子化した本発
明の成分(ハ)は熱反応性の官能基も有するため、後の
熱硬化反応時に主剤のエポキシ樹脂または硬化剤と一体
化反応するので、その硬化物は、耐熱性、耐薬品性等に
も優れる。
【0018】次に、銅箔にコートする熱硬化型絶縁性接
着剤について説明する。一般に層間絶縁層である接着剤
のフィルム化や巻物化の手法としてはゴム系化合物やポ
リビニルブチラール、フェノキシ樹脂、ポリエステル樹
脂などを配合しているが、これらの成分は多層プリント
配線板としての熱的性能を著しく低下させる。このた
め、本発明に用いる接着剤は前記アンダーコート剤との
一体化硬化させる際に流動性を小さく抑えて層間厚みを
保ち、且つフィルム成形性を持たせるために重量平均分
子量10000以上のビスフェノールA型エポキシ樹脂
又はビスフェノールF型エポキシ樹脂を配合している。
かかるエポキシ樹脂の配合割合は全エポキシ樹脂中30
〜90重量%、好ましくは50〜90重量%である。硬
化剤としては前述のアンダーコート剤に用いたものを使
用することができる。
【0019】本発明の目的を達成するための、内層回路
板へアンダーコート剤を塗工し、熱硬化型絶縁性接着剤
付き銅箔をラミネートし、一体的に硬化して多層プリン
ト配線板を製造する方法についての概要を図1を用いて
説明する。 (A):内層回路板(1)上に液状のアンダーコート剤
(3)をスクリーン印刷、ローラーコーター、カーテン
コーター等の従来のコーティング設備を使用して内層回
路(2)を完全に覆う厚さまで塗工する。埋め込み量が
不十分であると、この後のラミネートで空気を巻き込む
ことになる。その後、UV照射コンベア等の露光機で活
性エネルギー線を照射することによりタックフリー化す
る。 (B):表面に熱硬化型絶縁性接着剤(4)付き銅箔
(5)をラミネートする。ラミネーターは表面平滑性を
達成するために硬質ロール(6)を使用するのがよい。
ラミネート条件として内層回路のパターンによって異な
るが、圧力は 0.5〜6kgf/cm2 程度、表面温度
は常温から100℃程度、ラミネートスピードは0.1
〜6m/分程度で行う。このような条件ではアンダーコ
ート剤の粘度は1〜300ポイズとなり、硬質ロールを
用いることで表面平滑性を達成することができる。この
とき内層回路(2)と銅箔(5)との層間厚は熱硬化型
絶縁性接着剤の厚みで達成することができる。 (C):次いで、加熱して同時一体硬化反応を行うことに
よりアンダーコート剤(3)と銅箔にコートされた熱硬
化型絶縁接着剤(4)とを一体成形した多層プリント配
線板を形成することができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
「部」は重量部を表す。
【0021】《実施例1》ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(エポキシ当量6400、重量平均分子量3000
0)150部とビスフェノールF型エポキシ樹脂(エポ
キシ当量175、大日本インキ化学工業(株)製エピクロ
ン830)30部をMEKに撹拌しながら溶解し、そこ
へ硬化剤としてマイクロカプセル化した2−イミダゾー
ル120部とシランカップリング剤(日本ユニカー(株)
製 A-187)10部を添加して熱硬化型絶縁性接着剤
ワニスを作製した。このワニスを厚さ18μmの銅箔の
アンカー面に乾燥後の厚さが40μmとなるようにロー
ラーコーターにて塗布、乾燥し熱硬化型絶縁性接着剤付
き銅箔を作製した。
【0022】次に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(エポキシ当量約470、重量平均分子量約900)1
00部をメタクリル酸グリシジル40部に溶解し、そこ
へ硬化剤としてジシアンジアミド5部、2−エチル−4
−メチルイミダゾール0.15部と光重合開始剤(チバ
ガイギー製イルガキュア651)1.2部を添加し、ホ
モミキサーにて十分撹拌してアンダーコート剤とした。
【0023】更に、基材厚 0.1mm、銅箔厚35μm
のガラスエポキシ両面銅張積層板をパターン加工して内
層回路板を得た。銅箔表面を黒化処理した後、上記アン
ダーコート剤をカーテンコーターにより厚さ約40μm
に塗工した。その後、UVコンベア機にて80W/cm
高圧水銀灯2本で約2J/cm2 の条件で紫外線照射
し、活性エネルギー線照射によりタックフリー化したア
ンダーコート剤上に温度100℃、圧力2kg/cm
2 、ラミネートスピード 0.8m/分の条件により、硬
質ロールを用いて上記熱硬化型絶縁性接着剤付き銅箔を
ラミネートし、180℃、20分間加熱硬化させ多層プ
リント配線板を作製した。
【0024】《実施例2》内層回路板の回路銅厚が70
μm、アンダーコート剤の厚さが80μmとすること以
外は実施例1と全く同様にして多層プリント配線板を作
製した。
【0025】《比較例1》内層回路板の上に塗布し、1
80℃、60分間加熱して完全硬化させる以外は実施例
1と全く同様にして多層プリント配線板を作製した。
【0026】《比較例2》アンダーコート剤を塗工しな
い以外は実施例1と同様にして多層プリント配線板を作
製した。
【0027】得られた多層プリント配線板は次表に示す
ような特性を有している。 ──────────────────────────────── 表面平滑性 吸湿半田耐熱性 埋込み性 層間絶縁層厚 ──────────────────────────────── 実施例1 3μm ○ ○ 35μm 実施例2 3 ○ ○ 35 比較例1 15 ○ ○ 40 比較例2 5 × × 30 ────────────────────────────────
【0028】(試験方法) 内層回路板試験片:線間150μmピッチ、クリアラン
スホール 1.0mmφ 1.表面平滑性:JIS B 0601 R(max) 2.吸湿半田耐熱試験 吸湿条件:プレッシャークッカー処理、125℃、2.
3気圧、30分間 試験条件:n=5で、全てが280℃、120秒間で膨
れが無かったものを○とした 3.埋込み性:外層銅箔を剥離後、内層回路への埋め込
み性を光学顕微鏡を用い目視によって判断し、埋め込ま
れているものを○とした。 4.層間絶縁層厚:多層プリント配線板を切断し、その
断面を光学顕微鏡で観察し、内層回路と表面銅箔との層
間絶縁層厚さを測定した。
【0029】
【発明の効果】本発明の方法に従うと、熱硬化型絶縁接
着剤付き銅箔を硬質ロール等でラミネートすることによ
り、内層回路板に塗工後光照射によりタックフリー化し
たアンダーコート剤が再溶融して表面が平滑化し、銅箔
にコートされた熱硬化型絶縁接着剤が厚さを維持してい
るため、内層銅箔残存率に依存することなく板厚制御に
優れた多層プリント配線板を作製することができる。更
に、ラミネート後加熱して同時一体硬化反応を行うこと
によりアンダーコート剤と銅箔にコートされた熱硬化型
絶縁接着剤とを一体成形することができる。また、従来
のようにプリプレグと熱板プレスを用いず、またアディ
ティブ法のようにメッキを施すこともなく、ラミネート
法により外層銅箔を有した多層プリント配線板を製造す
ることができるため、絶縁層形成及び外層導電層形成に
要する時間は非常に短縮化され、工程の単純化や低コス
ト化に貢献できる。更にガラスクロスを用いないため層
間絶縁層を極薄にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層プリント配線板(一例)を作製す
る工程を示す概略断面図
【符号の説明】
1 内層回路板 2 内層回路 3 アンダーコート剤 4 熱硬化型絶縁性接着剤 5 銅箔 6 硬質ロール 7 多層プリント配線板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 T 6921−4E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)及び
    (ニ)からなることを特徴とする光・熱硬化型アンダー
    コート材。 (イ)常温で固形状態にあるエポキシ樹脂、(ロ)エポ
    キシ樹脂硬化剤、(ハ)光重合及び熱反応性モノマーか
    らなる希釈剤、(ニ)光重合開始剤。
  2. 【請求項2】 成分(イ)が分子量500以上の常温で
    固形状態にあるエポキシ樹脂である請求項1記載の光・
    熱硬化型アンダーコート材。
  3. 【請求項3】 成分(ハ)が1分子中に1個以上のアク
    リロイル基又はメタクリロイル基、及び1個以上のグリ
    シジル基を有する光重合及び熱反応性モノマーからなる
    希釈剤である請求項1記載の光・熱硬化型アンダーコー
    ト材。
  4. 【請求項4】 成分(ハ)がメタクリル酸グリシジルで
    ある請求項1記載の光・熱硬化型アンダーコート材。
  5. 【請求項5】 成分(イ)が分子量500以上の常温で
    固形状態にあるエポキシ樹脂であり、成分(ハ)が1分
    子中に1個以上のアクリロイル基又はメタクリロイル
    基、及び1個以上のグリシジル基を有する光重合及び熱
    反応性モノマーからなる希釈剤である請求項1記載の光
    ・熱硬化型アンダーコート材。
  6. 【請求項6】 成分(イ)が分子量500以上の常温で
    固形状態にあるエポキシ樹脂であり、成分(ハ)がメタ
    クリル酸グリシジルである請求項1記載の光・熱硬化型
    アンダーコート材。
  7. 【請求項7】 内層回路板に請求項1記載の多層プリン
    ト配線板用光・熱硬化型アンダーコート材を塗工し、活
    性エネルギー線照射によりタックフリー化させた後、熱
    硬化型絶縁性接着剤層を有する銅箔をラミネートし、次
    いで、加熱により一体硬化させることを特徴とする多層
    プリント配線板の製造方法。
  8. 【請求項8】 内層回路板に請求項5記載の多層プリン
    ト配線板用光・熱硬化型アンダーコート材を塗工し、活
    性エネルギー線照射によりタックフリー化させた後、熱
    硬化型絶縁性接着剤層を有する銅箔をラミネートし、次
    いで、加熱により一体硬化させることを特徴とする多層
    プリント配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記熱硬化型絶縁性接着剤がエポキシ樹
    脂及びその硬化剤からなり、エポキシ樹脂の一成分が重
    量平均分子量10000以上のビスフェノールA型エポ
    キシ樹脂又はビスフェノールF型エポキシ樹脂からなる
    請求項7記載の多層プリント配線板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記熱硬化型絶縁性接着剤がエポキシ
    樹脂及びその硬化剤からなり、エポキシ樹脂の一成分が
    重量平均分子量10000以上のビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂又はビスフェノールF型エポキシ樹脂からな
    る請求項8記載の多層プリント配線板の製造方法。
JP30404494A 1994-12-07 1994-12-07 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法 Expired - Lifetime JP2908258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30404494A JP2908258B2 (ja) 1994-12-07 1994-12-07 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30404494A JP2908258B2 (ja) 1994-12-07 1994-12-07 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08157566A true JPH08157566A (ja) 1996-06-18
JP2908258B2 JP2908258B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=17928379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30404494A Expired - Lifetime JP2908258B2 (ja) 1994-12-07 1994-12-07 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2908258B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016948A1 (en) * 1995-10-31 1997-05-09 Sumitomo Bakelite Company Limited Multilayer printed circuit board and process for producing the same
EP0851726A3 (en) * 1996-12-26 1999-07-07 Ajinomoto Co., Inc. Inter-laminar adhesive film for multi-layer printed wiring board and multi-layer printed wiring board using the same
US6483195B1 (en) * 1999-03-16 2002-11-19 Sumitomo Bakelite Company Limited Transfer bump street, semiconductor flip chip and method of producing same
GB2376917A (en) * 2001-06-30 2002-12-31 Ford Global Tech Inc Bonding metal to non-metal using two layer adhesive
JP2003105061A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Sanei Kagaku Kk 光・熱硬化性樹脂組成物、並びに穴詰プリント配線(基)板の製造方法及び穴詰プリント配線(基)板

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016948A1 (en) * 1995-10-31 1997-05-09 Sumitomo Bakelite Company Limited Multilayer printed circuit board and process for producing the same
EP0851726A3 (en) * 1996-12-26 1999-07-07 Ajinomoto Co., Inc. Inter-laminar adhesive film for multi-layer printed wiring board and multi-layer printed wiring board using the same
US6881293B2 (en) * 1996-12-26 2005-04-19 Ajinomoto Co., Inc. Process for producing a multi-layer printer wiring board
US6483195B1 (en) * 1999-03-16 2002-11-19 Sumitomo Bakelite Company Limited Transfer bump street, semiconductor flip chip and method of producing same
GB2376917A (en) * 2001-06-30 2002-12-31 Ford Global Tech Inc Bonding metal to non-metal using two layer adhesive
GB2376917B (en) * 2001-06-30 2005-04-06 Ford Global Tech Inc Bonding joint faces
JP2003105061A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Sanei Kagaku Kk 光・熱硬化性樹脂組成物、並びに穴詰プリント配線(基)板の製造方法及び穴詰プリント配線(基)板
EP1553450A1 (en) 2001-09-27 2005-07-13 San-Ei Kagaku Co. Ltd. Process for preparing plugged-through-hole printed wiring board and plugged-through-hole printed wiring board

Also Published As

Publication number Publication date
JP2908258B2 (ja) 1999-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3084352B2 (ja) 銅箔ラミネート方式ビルドアップ用絶縁樹脂組成物とこれを用いた多層プリント配線板の製造方法
JP2883029B2 (ja) 多層プリント配線板用アンダーコート剤
US5806177A (en) Process for producing multilayer printed circuit board
EP0858725B1 (en) Multilayer printed circuit board and process for producing the same
JPH11100562A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤及び銅箔
US5976699A (en) Insulating adhesive for multilayer printed circuit board
JP2908258B2 (ja) 光・熱硬化型アンダーコート材及び多層プリント配線板の製造方法
JP2000104033A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤及び多層プリント板の製造方法
JP3003922B2 (ja) 4層プリント配線板
JP3095115B2 (ja) 多層プリント配線板用光・熱硬化型アンダーコート剤及び多層プリント配線板の製造方法
JPH1135916A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤
JP2820648B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP3287746B2 (ja) 4層プリント配線板
JP3328122B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP3056676B2 (ja) 4層プリント配線板の製造方法
JPH11186725A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH0967555A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤
JPH0971762A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁接着剤
JPH07336054A (ja) 多層プリント配線板用層間絶縁樹脂材料及び多層プリント配線板の製造方法
JP3003921B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH11186723A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP2001230553A (ja) 多層プリント配線板用接着剤フィルム
JP2001024336A (ja) 銅箔ラミネート方式ビルドアップ用絶縁樹脂組成物
JP3046201B2 (ja) 多層プリント配線用基板の製造方法
JP2911778B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法