JPH08157663A - 繊維状フィラー補強樹脂組成物 - Google Patents
繊維状フィラー補強樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH08157663A JPH08157663A JP30621394A JP30621394A JPH08157663A JP H08157663 A JPH08157663 A JP H08157663A JP 30621394 A JP30621394 A JP 30621394A JP 30621394 A JP30621394 A JP 30621394A JP H08157663 A JPH08157663 A JP H08157663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- weight
- propylene
- maleic anhydride
- fibrous filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
観等に優れた繊維状フィラー補強樹脂組成物の提供。 【構成】 下記の成分(a)が40〜98重量%、成分
(b)が2〜60重量%及び、成分(c)が成分(a)
と成分(b)の合計100重量部に対してs重量部、た
だし、該s重量部は、成分(b)の含有量p重量%、該
繊維状フィラーの径qμm及び成分(c)中の無水マレ
イン酸含量r重量%との間に0.2以上〜3以下の定数
kを介して、qrs/p=kの関係を満たす、からなる
ことを特徴とする繊維状フィラー補強樹脂組成物。 成分(a):メルトフローレート1〜500dg/分の
プロピレン単独重合体樹脂及び/又はプロピレン・エチ
レンブロック共重合体樹脂からなるプロピレン系重合体
樹脂 成分(b):シラン系カップリング剤で表面処理された
繊維状フィラー 成分(c):数平均分子量が5,000〜20,000
のプロピレン系重合体及び無水マレイン酸をグラフト反
応条件に付して得られた無水マレイン酸含量3〜12重
量%の無水マレイン酸グラフト変性プロピレン系重合体
Description
ホイールキャップ等の耐熱剛性の要求される車両用部品
や各種電気製品用部品等に好適な、機械的強度バラン
ス、耐クリープ性、製品外観等に優れた繊維状フィラー
補強樹脂組成物に関する。
フィラーと、これらに接着性を付与するための無水マレ
イン酸等で変性したプロピレン系重合体樹脂(以下、
「変性PP」と称す。)を配合して耐熱剛性、機械的強
度、耐クリープ性等を向上させることは広く試みられて
いる。
Pは、有機過酸化物の存在下に押出機中で溶融グラフト
反応させる方法が主で、例えば、特開平3−13715
0号公報や同5−1184号公報に見られる様に変性率
が0.2〜2重量%程度のものが多く、変性率がこれを
超えるとゲル状の変性重合体樹脂の含有量が多くなって
成形材料とした不向きなものになるばかりでなく、未反
応モノマーの残存と言う厄介な問題が生じるので、高い
変性率の変性PPを得るのは製造プロセス上困難であっ
た。 また、この変性PPは、数平均分子量が50,0
00程度のプロピレン系重合体樹脂を用いるものであ
り、分子量が高過ぎるためにプロピレン系重合体樹脂と
繊維状フィラーとの接着性向上、ひいては、耐熱剛性、
機械的強度、耐クリープ性等を向上させる効果に乏し
く、改良を必要とするものであった。
公報に見られる様に、変性率が3〜5重量%という高い
変性率の変性PPを使用する方法も提案されている。し
かし、この変性PPの場合は、分子量が15×104 〜
20×104 と非常に高くモノマーが高分子末端以外に
グラフトされるものが多いため接着性向上効果が不十分
であり、これも改良を必要とするものである。これら従
来の変性PPでは、繊維状フィラー補強のプロピレン系
重合体樹脂組成物に多量に配合しなければならず、例え
ば、変性率0.5重量%の変性PPの場合、プロピレン
系重合体樹脂及び繊維状フィラーの合計100重量部に
対して5〜7重量部の配合量が必要となり、製品物性上
でも満足なものとは言えず、さらに、汎用樹脂であるプ
ロピレン系重合体樹脂組成物では特に重要な低コストの
要求の観点からも配合量を抑える必要があった。
脂に高い変性率でグラフト変性させる方法としては、有
機溶剤の溶液中でグラフト反応させる方法が考えられ、
この方法では、変性率を5〜7重量%程度まで上げるこ
とができ、かつ、変性PP中に残存する未反応モノマー
を低減させることもできる。しかし、溶解のための装置
や有機溶剤の除去等製造工程が煩雑となり、製造コスト
も高くなり好ましくない。
従来技術の欠点を解決して、少量の変性PPの配合で得
られ、耐熱剛性の要求される製品に好適な、機械的強度
バランス、耐クリープ性、製品外観等に優れた繊維状フ
ィラー補強樹脂組成物を提供することにある。
果、特定の変性プロピレン系重合体を用い、その配合量
を特定することにより、上記目的が達成されることを見
出して本発明を完成した。
40〜98重量%、成分(b)が2〜60重量%及び、
成分(c)が成分(a)と成分(b)の合計100重量
部に対してs重量部、ただし、該s重量部は、成分
(b)の含有量p重量%、該繊維状フィラーの径qμm
及び成分(c)中の無水マレイン酸含量r重量%との間
に0.2以上〜3以下の定数kを介して、qrs/p=
kの関係を満たす、からなることを特徴とする繊維状フ
ィラー補強樹脂組成物である。 成分(a):メルトフローレート1〜500dg/分の
プロピレン単独重合体樹脂及び/又はプロピレン・エチ
レンブロック共重合体樹脂からなるプロピレン系重合体
樹脂 成分(b):シラン系カップリング剤で表面処理された
繊維状フィラー 成分(c):数平均分子量が5,000〜20,000
のプロピレン系重合体及び無水マレイン酸をグラフト反
応条件に付して得られた無水マレイン酸含量3〜12重
量%の無水マレイン酸グラフト変性プロピレン系重合体
ローレート(MFR)が1〜500dg/分、射出成形
に用いる場合に好ましくは10〜500dg/分、とり
わけ好ましくは30〜500dg/分のプロピレン単独
重合体樹脂及び/又はプロピレン・エチレンブロック共
重合体樹脂である。MFRがこの範囲未満では変性プロ
ピレン系重合体の分散が悪くなり補強効果が十分に発揮
されず、耐熱剛性や衝撃強度が低下する。一方、この範
囲超過では機械的強度に劣る。ここで、プロピレン・エ
チレンブロック共重合体樹脂は、結晶性プロピレン単独
重合部分(X単位部)及びプロピレン・エチレンランダ
ム共重合部分(Y単位部)からなり、中でもY単位部が
ブロック共重合体樹脂中5〜40重量%占めており、そ
のエチレン含量が20〜80重量%、特に25〜50重
量%のものが面衝撃強度の点から好適である。また、X
単位部の密度が0.9070g/cm3以上、特に0.
9086g/cm3 以上のものが耐熱剛性の点から好適
である。
の試料を沸騰キシレン300g中に20分間浸漬して溶
解させた後、室温まで冷却し、それによって析出した固
相をガラスフィルターで濾過し、乾燥して求めた固相重
量から逆算する方法により行う。
樹脂は、高立体規則性触媒を用いてスラリー重合、気相
重合又は液相塊状重合により、バッチ式、連続式いずれ
かの方式で製造される。プロピレン・エチレンブロック
共重合体樹脂を製造するに際しては、どちらの重合単位
部を先に重合しても良いが、先にX単位部を形成し、次
いでY単位部を形成させたものが好ましい。このプロピ
レン・エチレンブロック共重合体樹脂の具体的な製法と
しては、塩化マグネシウムに四塩化チタン、有機酸ハラ
イド及び有機珪素化合物を接触させて形成した固相成分
に、有機アルミニウム化合物成分を組み合わせた触媒を
用いて、先にプロピレンの単独重合を行い、次いでプロ
ピレン及びエチレンとのランダム共重合を行うことによ
って製造する方法を挙げることができる。このとき、該
ブロック共重合体樹脂には、本発明の効果を著しく損な
わない範囲、例えば、15重量%以下で、その他の不飽
和単量体、例えば、ブテン−1、ヘキセン−1等のα−
オレフィン;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステ
ル;アクリル酸、メタクリル酸,アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、メタクリル酸メチル等の不飽和カルボ
ン酸又はその誘導体等を構成成分として共重合させて三
元以上の共重合体とすることも構わない。また、プロピ
レン系重合体樹脂は、複数種の樹脂の併用であっても良
い。
ング剤で表面処理された無機又は有機の繊維状フィラー
であって、例えば、ガラス繊維、ワラストナイト、各種
ウィスカー等の無機繊維、ポリアミド繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエーテルケトン繊維等の融点が200℃以
上である有機合成樹脂繊維等を挙げることができる。な
かでも特にガラス繊維が好ましく、製造の難度及び製品
外観から平均繊維径5〜17μm、特に6〜13μmの
ガラス繊維が好適である。
ミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノシラン、γ
−グリシキシプロピルトリメトキシシラン等のエポキシ
シラン及び/又はビニルトリクロロシラン等のビニルシ
ランが好ましい。この樹脂とフィラーとの接着性・相溶
性を目的としたカップリング剤成分とサイジングを目的
とした集束成分を含む集束剤の繊維状フィラー表面への
最終付着量は、繊維の解繊性及び製品外観から一般に
0.01〜1.5重量%、好ましくは0.1〜0.4重
量%である。集束成分としては、通常、ウレタン系樹
脂、変性又は未変性のオレフィン樹脂等のフィルム形成
性を有する樹脂等が使用される。
次の様な方法で製造することができる。まず、溶解した
ガラスをマーブルと称する所定の大きさのガラス玉に成
形し、それをブッシングと称する成形炉にて加熱軟化せ
しめ該炉テーブルの多数のノズルから流下させ、この素
地を高速度で延伸しながら、その途中に設けた集束剤塗
布装置にて浸漬で集束剤を付着させて集束し、乾燥させ
て回転ドラムで巻き取る。このときのノズル径寸法と引
取速度を調節してガラス繊維の平均繊維径を所定寸法に
する。同時に、集束剤濃度・種類・塗布時間を調節して
乾燥後の最終集束剤付着量を上記範囲に収める。
れず、したがって形態がロービング、チョップドストラ
ンド、ストランド等いずれでもよいが、プロピレン系重
合体樹脂との混練作業上1〜8mm程度のチョップドス
トランドが好ましい。このときの集束本数は、通常、1
00〜5000本が好ましく、特に500〜2000本
が好適である。なお、プロピレン系重合体樹脂への混練
後の平均長さが0.1mm以上得られるならば、いわゆ
るミルドファイバー、ガラスパウダーと称せられるスト
ランドの粉砕品でも良く、また、連続短繊維系のスライ
バー状のものでも良い。原料ガラスの組成は、無アルカ
リのものが好ましく、一例にEガラスがある。
子量が5,000〜20,000、好ましくは7,00
0〜15,000のプロピレン系重合体及び無水マレイ
ン酸をグラフト反応条件に付して得られた無水マレイン
酸含量3〜12重量%、好ましくは4〜10重量%の無
水マレイン酸グラフト変性プロピレン系重合体である。
ここで使用するプロピレン系重合体として、なかでも好
ましいのは、重量平均分子量/数平均分子量の比(Mw
/Mn)1.5〜3、特に2〜3のプロピレン系重合体
である。
の単独重合体、プロピレンを主成分とするプロピレンと
他のα−オレフィンとのブロック又はランダム共重合
体、プロピレンを主成分とするプロピレンとその他の不
飽和単量体との共重合体等、樹脂状、ゴム状を問わない
重合体を使用することができるが、好ましくは樹脂状の
ものである。
上記成分(a)及び成分(b)間の界面接着に必要な該
変性プロピレン系重合体の配合量が多くなり過ぎて機械
的強度が低下するという問題があり、一方、この範囲超
過では、該変性プロピレン系重合体の分子量が低過ぎる
ものが生成して同じく機械的強度を低下させるという問
題があり好ましくない。数平均分子量がこの範囲未満で
は、上記成分(a)との相溶性が悪くなり補強効果を十
分に発揮できず、一方、この範囲超過では、一分子当た
りの末端にグラフト結合する無水マレイン酸の量が少な
くなり過ぎて同じく補強効果を十分に発揮できず好まし
くない。なお、変性率である無水マレイン酸含量は、13
C核磁気共鳴スペクトル法や赤外吸収スペクトル法等に
より測定される。
ピレン系重合体は、有機溶媒の溶液中でグラフト反応さ
せる溶液法や、押出機、ロール、ブラベンダープラスト
グラフ、ニーダーブレンダー、バンバリーミキサー等で
溶融グラフト反応させる溶融法等の方法によりプロピレ
ン系重合体及び無水マレイン酸をグラフト反応条件に付
すことによって得ることができる。その一例として、特
に好ましい方法を以下に記載する。
0,000のプロピレン系重合体を不活性ガス中、通常
300〜450℃で0.5〜10時間熱減成させて少な
くとも片末端に炭素−炭素二重結合を有する数平均分子
量5,000〜20,000、好ましくは7,000〜
15,000かつMw/Mn1.5〜3のプロピレン系
重合体を製造する。これに無水マレイン酸を配合し、不
活性ガス中で150〜250℃で溶解する。次いで、こ
れに1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボ
ニトリル)等のアゾ化合物系ラジカル発生剤を添加し、
その存在下にグラフト反応条件に付し、反応後減圧させ
て脱気処理を行い、変性プロピレン系重合体を得る。こ
の方法によって製造することにより、低分子量のプロピ
レン系重合体の末端に選択的に無水マレイン酸をグラフ
ト結合できるので、その少量の配合で上記成分(a)と
成分(b)との間の接着性向上に有効に作用することが
できる。
%、成分(b)が2〜60重量%及び、成分(c)が成
分(a)と成分(b)の合計100重量部に対してs重
量部、ただし、該s重量部は、成分(b)の含有量p重
量%、該繊維状フィラーの径qμm及び成分(c)中の
無水マレイン酸含量r重量%との間に0.2以上〜3以
下の定数kを介して、qrs/p=kの関係を満たす、
配合割合である。なかでも好ましい配合割合は、成分
(a)が50〜90重量%、成分(b)が10〜50重
量%及び、成分(c)が上記定数kとして0.2以上〜
1.5以下の値となる様な配合量である。
は、混練工程及び成形工程の難易度や機械的強度、製品
外観等の点から規定される。したがって、これら成分が
上記配合量の範囲以外のものではこれらの観点から好ま
しくない。また、成分(c)の配合量については、上記
定数kの値が低過ぎると成分(a)及び成分(b)間の
接着性向上に必要な量として不十分となり、機械的強度
バランスを低下させ、一方、定数kの値が高過ぎると配
合量超過による機械的強度バランスの低下や製品の着色
を招き好ましくない。
囲で上記必須成分以外の任意成分をさらに配合すること
ができる。任意成分としては、酸化防止剤、光安定剤、
紫外線吸収剤、核剤、分散剤、着色剤、難燃剤、発泡
剤、分子量調整剤、充填剤等の添加剤の外、上記必須成
分以外の各種樹脂や、エチレン・プロピレン二元共重合
体ゴム(EPM)、エチレン・ブテン−1二元共重合体
ゴム(EBM)、エチレン・プロピレン・ジエン三元共
重合体ゴム(EPDM)、エチレン・プロピレン・ブテ
ン−1三元共重合体ゴム、スチレン系ゴム等の各種エラ
ストマー等が挙げられる。
の溶融混練機、例えば、一軸又は二軸の押出機、バンバ
リーミキサー、ニーダーブレンダー、ミキシングロー
ル、ブラベンダープラストグラフ、ラボプラストミル等
を用いて混練し、好ましくは造粒して繊維状フィラー補
強樹脂組成物を得ることができる。この場合、使用する
全成分を一括して混練しても良いが、繊維状フィラーの
補強効果をより効果的に発現させるためには各成分の分
散を良好にすることができる混練造粒の方法を採ること
が望ましく、通常は、一軸又は二軸の押出機を用いて樹
脂成分の成分(a)、成分(c)及び場合により任意の
樹脂成分を予め溶融混練し、その溶融樹脂にサイドフィ
ーダー等で成分(b)を加えて更に溶融混練する方法が
採られる。
は、各種成形方法、即ち、射出成形、射出圧縮成形(プ
レスインジェクション)、圧縮成形、押出成形(シート
成形、フィルム成形、ブロー成形等)、ガスインジェク
ション等で成形して製品となし得る。
用材料よりも優れた耐熱剛性、耐衝撃性、耐クリープ
性、製品外観等を有しており、自動車部品の中でもエン
ジン回りの部品やホイールキャップ、外装板等に好適で
ある。また、自動車部品に限らず、耐熱剛性等の要求さ
れる様々なプラスチック部品に適用され得る。
る。 評価方法 ○ 曲げ応力及び曲げ弾性率:JIS−K7203に準
拠し、温度23℃及び110℃で測定。 ○ 熱変形温度:JIS−K7207に準拠し、荷重1
8.5kgfで測定。 ○ 面衝撃強度:測定温度23℃において、直径20m
mかつ荷重4kgのダートを2mの高さから、100m
m×100mm×2mmの射出成形シート上に落とし、
そのときの衝撃吸収エネルギーを測定。 ○ 表面粗さ:JIS−B0601に準拠し、中心面表
面の平均粗さを測定。 ○ GF分散:成形体表面外観について、ガラス繊維
(GF)の分散ムラを目視にて次の通り判定した。 最良:GFの分散ムラが全く無い。 良好:GFの分散ムラが殆ど無い。 不良:一部に白濁したGFの分散ムラが見られる。
ロピレン部分(X単位部)90重量%、エチレン含量3
9重量%のプロピレン・エチレンランダム共重合部分
(Y単位部)10重量%からなり、成分(a)全体のM
FR(230℃、2.16kg荷重)0.5dg/分の
プロピレン・エチレンブロック共重合体 ○ A2:密度0.9090g/cm3 の結晶性ポリプ
ロピレン部分(X単位部)90重量%、エチレン含量3
9重量%のプロピレン・エチレンランダム共重合部分
(Y単位部)10重量%からなり、成分(a)全体のM
FR30dg/分のプロピレン・エチレンブロック共重
合体 ○ A3:密度0.9090g/cm3 かつMFR30
dg/分の結晶性プロピレン単独重合体 ○ A4:密度0.9090g/cm3 の結晶性ポリプ
ロピレン部分(X単位部)90重量%、エチレン含量3
9重量%のプロピレン・エチレンランダム共重合部分
(Y単位部)10重量%からなり、成分(a)全体のM
FR300dg/分のプロピレン・エチレンブロック共
重合体
ス繊維チョップドストランド ○ B1:平均直径10μm、集束剤付着量0.3重量
%、アミノシランで表面処理 ○ B2:平均直径10μm、集束剤付着量0.3重量
%、表面処理なし ○ B3:平均直径6μm、集束剤付着量0.3重量
%、アミノシランで表面処理
6はペレット、C2、C5は粉砕物 ○ C1:エチレン含量2.6重量%、数平均分子量1
4,000、Mw/Mn2.6の結晶性プロピレン・エ
チレンランダム共重合体に無水マレイン酸を4.5重量
%グラフトした変性プロピレン系重合体 ○ C2:エチレン含量2.8重量%、数平均分子量
7,000、Mw/Mn2.7の結晶性プロピレン・エ
チレンランダム共重合体に無水マレイン酸を9重量%グ
ラフトした変性プロピレン系重合体 ○ C3:エチレン含量2.5重量%、数平均分子量5
0,000、Mw/Mn3.5の結晶性プロピレン・エ
チレンランダム共重合体に無水マレイン酸を0.7重量
%グラフトした変性プロピレン系重合体
w/Mn3.5の結晶性プロピレン単独重合体に無水マ
レイン酸を0.7重量%グラフトした変性プロピレン系
重合体 ○ C5:エチレン含量2.7重量%、数平均分子量
4,000、Mw/Mn2.6の結晶性プロピレン・エ
チレンランダム共重合体に無水マレイン酸を18重量%
グラフトした変性プロピレン系重合体 ○ C6:数平均分子量14,000、Mw/Mn2.
6の結晶性プロピレン単独重合体に無水マレイン酸を
4.5重量%グラフトした変性プロピレン系重合体
で配合して〓神戸製鋼所製二軸押出機KTX44で20
0℃下で溶融させ、成分(b)を途中フィードして混練
造粒した。得られたペレットを東芝機械〓製射出成形機
IS100FBを使用して評価用試験片を成形し、評価
した。その結果を表2に示す。表2に示す様に、実施例
の樹脂組成物は、比較例の樹脂組成物に比べて何れも良
好な機械的強度バランスを示した。また、何れの実施例
の樹脂組成物も、良好な耐クリープ性及び成形外観を有
した。
たときよりも優れた機械的強度バランス、耐クリープ性
及び製品外観を有し、かつ、コストパフォーマンスに優
れた繊維状フィラー補強樹脂組成物が得られると言っ
た、著しい効果が奏される。この樹脂組成物は、各種の
工業部品、特に耐熱剛性の要求される部品に適用できる
ので工業上極めて重要な素材であり得る。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の成分(a)が40〜98重量%、
成分(b)が2〜60重量%及び、成分(c)が成分
(a)と成分(b)の合計100重量部に対してs重量
部、ただし、該s重量部は、成分(b)の含有量p重量
%、該繊維状フィラーの径qμm及び成分(c)中の無
水マレイン酸含量r重量%との間に0.2以上〜3以下
の定数kを介して、qrs/p=kの関係を満たす、か
らなることを特徴とする繊維状フィラー補強樹脂組成
物。 成分(a):メルトフローレート1〜500dg/分の
プロピレン単独重合体樹脂及び/又はプロピレン・エチ
レンブロック共重合体樹脂からなるプロピレン系重合体
樹脂 成分(b):シラン系カップリング剤で表面処理された
繊維状フィラー 成分(c):数平均分子量が5,000〜20,000
のプロピレン系重合体及び無水マレイン酸をグラフト反
応条件に付して得られた無水マレイン酸含量3〜12重
量%の無水マレイン酸グラフト変性プロピレン系重合体 - 【請求項2】 成分(b)が、アミノシラン、エポキシ
シラン及び/又はビニルシランで表面処理されたガラス
繊維である、請求項1に記載の繊維状フィラー補強樹脂
組成物。 - 【請求項3】 成分(c)が、数平均分子量7,000
〜15,000、重量平均分子量/数平均分子量の比
(Mw/Mn)1.5〜3かつ少なくとも片末端に炭素
−炭素二重結合を有するプロピレン系重合体及び無水マ
レイン酸をアゾ化合物系ラジカル発生剤の存在下にグラ
フト反応条件に付して得られる無水マレイン酸グラフト
変性プロピレン系重合体である、請求項1に記載の繊維
状フィラー補強樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30621394A JP3450474B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 繊維状フィラー補強樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30621394A JP3450474B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 繊維状フィラー補強樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157663A true JPH08157663A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3450474B2 JP3450474B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=17954358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30621394A Expired - Fee Related JP3450474B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 繊維状フィラー補強樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3450474B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256806A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-09-16 | Sumitomo Chem Co Ltd | 繊維−ポリプロピレン樹脂複合体とそのペレット、および繊維強化樹脂成形品 |
| JP2004300192A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレン系樹脂組成物およびその成形体 |
| KR101521147B1 (ko) * | 2013-12-10 | 2015-05-20 | 현대모비스 주식회사 | 내충격성이 향상된 장섬유강화 열가소성 수지 조성물 및 이에 의해 제조된 성형품 |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30621394A patent/JP3450474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004256806A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-09-16 | Sumitomo Chem Co Ltd | 繊維−ポリプロピレン樹脂複合体とそのペレット、および繊維強化樹脂成形品 |
| JP2004300192A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレン系樹脂組成物およびその成形体 |
| KR101521147B1 (ko) * | 2013-12-10 | 2015-05-20 | 현대모비스 주식회사 | 내충격성이 향상된 장섬유강화 열가소성 수지 조성물 및 이에 의해 제조된 성형품 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3450474B2 (ja) | 2003-09-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2872466B2 (ja) | 複合強化ポリプロピレン樹脂組成物の製造方法 | |
| EP0211479B2 (en) | Glass fibre-reinforced polypropylene composition | |
| US5179164A (en) | Thermoplastic polypropylene/polyamide molding composition | |
| AU617482B2 (en) | High-melt-flow fiber-reinforced polypropylene polymer compositions | |
| JPH03121146A (ja) | 長繊維強化成形用ポリオレフィン樹脂組成物の製造法 | |
| JP2941320B2 (ja) | 長繊維強化成形用ポリオレフィン樹脂組成物およびその製造法 | |
| WO2008078838A1 (ja) | プロピレン系樹脂組成物及びそれからなる成形体 | |
| JP3493774B2 (ja) | ガラス長繊維強化ポリプロピレンとポリプロピレンとの溶融成形用混合物およびその成形品 | |
| JP4217284B2 (ja) | ガラス繊維強化ポリオレフィン系樹脂ペレット | |
| JPH06200094A (ja) | ガラスで強化した熱可塑性樹脂 | |
| JP3450474B2 (ja) | 繊維状フィラー補強樹脂組成物 | |
| JP2875425B2 (ja) | ポリオレフィン樹脂成形材料 | |
| JP2932904B2 (ja) | マイカ補強ポリプロピレン樹脂組成物 | |
| EP0773259A1 (en) | Vinyl chloride resin compositions | |
| JP4038997B2 (ja) | 改質されたプロピレン系樹脂組成物の製造方法 | |
| JP2844290B2 (ja) | ポリプロピレンの製造方法および成形品 | |
| JP2002047381A (ja) | 繊維強化ポリオレフィン樹脂組成物 | |
| JP3249910B2 (ja) | コンクリート型枠用プロピレン系樹脂組成物 | |
| JP2602162B2 (ja) | ポリアミド系樹脂組成物 | |
| JP2943252B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPS6017451B2 (ja) | ガラス繊維強化スチレン系樹脂組成物 | |
| JPH03223356A (ja) | ポリオレフィン樹脂組成物 | |
| JPH06299070A (ja) | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物の製造方法 | |
| JPH11279286A (ja) | ポリアミド繊維強化スチレン系樹脂組成物とその製造方法 | |
| JP3249909B2 (ja) | コンクリート型枠支持材用プロピレン系樹脂組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711 Year of fee payment: 10 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |