JPH08158201A - 耐光性に優れた難燃性布帛 - Google Patents
耐光性に優れた難燃性布帛Info
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- JPH08158201A JPH08158201A JP6302562A JP30256294A JPH08158201A JP H08158201 A JPH08158201 A JP H08158201A JP 6302562 A JP6302562 A JP 6302562A JP 30256294 A JP30256294 A JP 30256294A JP H08158201 A JPH08158201 A JP H08158201A
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- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/44—Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
- D02G3/443—Heat-resistant, fireproof or flame-retardant yarns or threads
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- D02G3/02—Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
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- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2201/00—Cellulose-based fibres, e.g. vegetable fibres
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- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2321/00—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D10B2321/10—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polymers of unsaturated nitriles, e.g. polyacrylonitrile, polyvinylidene cyanide
- D10B2321/101—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polymers of unsaturated nitriles, e.g. polyacrylonitrile, polyvinylidene cyanide modacrylic
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- Woven Fabrics (AREA)
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モダクリル繊維とセルロース系繊維から構成
され、耐光性および難燃性に優れた布帛を提供するこ
と。 【構成】 モダクリル重合体に対し0.1〜2.0重量
%のベンゾトリアゾール化合物及び1〜50重量%のア
ンチモン化合物を含有するモダクリル繊維と、セルロー
ス系繊維とから構成される布帛であって、布帛総重量に
対し30〜80重量%のセルロース系繊維を含有する難
燃性布帛である。
され、耐光性および難燃性に優れた布帛を提供するこ
と。 【構成】 モダクリル重合体に対し0.1〜2.0重量
%のベンゾトリアゾール化合物及び1〜50重量%のア
ンチモン化合物を含有するモダクリル繊維と、セルロー
ス系繊維とから構成される布帛であって、布帛総重量に
対し30〜80重量%のセルロース系繊維を含有する難
燃性布帛である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モダクリル繊維とセル
ロース系繊維から構成される布帛であり、寝装、寝具、
カーテン、作業服、自動車の内装品等の用途に用いて、
好適な難燃性と優れた耐光性を有する新規な布帛に関す
る。
ロース系繊維から構成される布帛であり、寝装、寝具、
カーテン、作業服、自動車の内装品等の用途に用いて、
好適な難燃性と優れた耐光性を有する新規な布帛に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インテリア、寝装、寝具用、衣料
用等の繊維製品においては、難燃化が強く要望され、し
かも難燃性以外の視感、風合、吸湿性、耐久性(たとえ
ば耐洗濯性、耐光性)等の性能に対する要望も強まって
いる。従来、天然繊維である綿や再生繊維であるレーヨ
ン等のセルロース系繊維が、風合い、外観、吸湿性など
の優れた特徴から多量に使用されてきたが、これらは易
燃性繊維であるため、難燃性が要求される分野では使用
に耐えられない。そこで、これら綿やレーヨン等のセル
ロース系繊維を難燃化すべく、綿の場合では後加工によ
り、又、レーヨンの場合では難燃剤の添加等によって、
難燃性の向上が図られてきた。
用等の繊維製品においては、難燃化が強く要望され、し
かも難燃性以外の視感、風合、吸湿性、耐久性(たとえ
ば耐洗濯性、耐光性)等の性能に対する要望も強まって
いる。従来、天然繊維である綿や再生繊維であるレーヨ
ン等のセルロース系繊維が、風合い、外観、吸湿性など
の優れた特徴から多量に使用されてきたが、これらは易
燃性繊維であるため、難燃性が要求される分野では使用
に耐えられない。そこで、これら綿やレーヨン等のセル
ロース系繊維を難燃化すべく、綿の場合では後加工によ
り、又、レーヨンの場合では難燃剤の添加等によって、
難燃性の向上が図られてきた。
【0003】例えば、セルロース系繊維が本来有してい
る特徴を維持しつつ、難燃化する方法として、ハロゲン
を17〜86重量%含む重合体に、該重合体に対して1
2〜50重量%のアンチモン化合物を含有させた繊維8
5〜20重量部と、天然繊維及び化学繊維よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の繊維15〜80重量部とを
100重量部となるように複合した難燃性複合体(特公
平4−18050)が提案されている。この、アンチモ
ン化合物を含む、ハロゲン含有重合体系繊維と、セルロ
ース系繊維の複合繊維は、難燃性に優れてはいるもの
の、耐光性の点で充分とは言いがたい。即ち、モダクリ
ル繊維などのハロゲン含有重合体系繊維にアンチモン化
合物が添加されると、耐光性が著しく低下するという問
題があった。
る特徴を維持しつつ、難燃化する方法として、ハロゲン
を17〜86重量%含む重合体に、該重合体に対して1
2〜50重量%のアンチモン化合物を含有させた繊維8
5〜20重量部と、天然繊維及び化学繊維よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の繊維15〜80重量部とを
100重量部となるように複合した難燃性複合体(特公
平4−18050)が提案されている。この、アンチモ
ン化合物を含む、ハロゲン含有重合体系繊維と、セルロ
ース系繊維の複合繊維は、難燃性に優れてはいるもの
の、耐光性の点で充分とは言いがたい。即ち、モダクリ
ル繊維などのハロゲン含有重合体系繊維にアンチモン化
合物が添加されると、耐光性が著しく低下するという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、セルロース系繊維の特徴を維持しつつ、難燃性を有
し、しかも耐光性に優れた布帛を提供することにある。
は、セルロース系繊維の特徴を維持しつつ、難燃性を有
し、しかも耐光性に優れた布帛を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、モダクリ
ル重合体に対し0.1〜2.0重量%のベンゾトリアゾ
ール化合物及び1〜50重量%のアンチモン化合物を含
有するモダクリル繊維と、セルロース系繊維とから構成
される布帛であって、布帛総重量に対し30〜80重量
%のセルロース系繊維を含有する難燃性布帛によって達
成される。
ル重合体に対し0.1〜2.0重量%のベンゾトリアゾ
ール化合物及び1〜50重量%のアンチモン化合物を含
有するモダクリル繊維と、セルロース系繊維とから構成
される布帛であって、布帛総重量に対し30〜80重量
%のセルロース系繊維を含有する難燃性布帛によって達
成される。
【0006】このモダクリル繊維とセルロース系繊維と
からなる難燃性布帛は、(1)前記モダクリル繊維とセ
ルロース系繊維を混紡した複合紡績糸から構成する方
法、(2)前記モダクリル繊維から得られるモダクリル
繊維紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、から構成す
る方法、(3)前記モダクリル繊維から得られるモダク
リル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース系
繊維を混紡した複合紡績糸と、から構成する方法、
(4)前記モダクリル繊維とセルロース系繊維を混紡し
た複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、から構成
する方法、(5)前記モダクリル繊維から得られるモダ
クリル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース
系繊維を混紡した複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績
糸と、から構成する方法、等により得ることができる。
からなる難燃性布帛は、(1)前記モダクリル繊維とセ
ルロース系繊維を混紡した複合紡績糸から構成する方
法、(2)前記モダクリル繊維から得られるモダクリル
繊維紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、から構成す
る方法、(3)前記モダクリル繊維から得られるモダク
リル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース系
繊維を混紡した複合紡績糸と、から構成する方法、
(4)前記モダクリル繊維とセルロース系繊維を混紡し
た複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、から構成
する方法、(5)前記モダクリル繊維から得られるモダ
クリル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース
系繊維を混紡した複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績
糸と、から構成する方法、等により得ることができる。
【0007】本発明に用いる前記モダクリル繊維の重合
体組成は特に限定されるものではないが、好ましくはア
クリロニトリル40重量%以上と、塩化ビニル及び/又
は塩化ビニルデン30〜60重量%と、スルホン酸基含
有モノマー5重量%以下から成る重合体である。そし
て、前記重合体に対し、更に0.1〜2.0重量%のベ
ンゾトリアゾール化合物及び1重量%〜50重量%のア
ンチモン化合物を混合した後、紡糸することで本発明に
用いるモダクリル繊維が得られる。
体組成は特に限定されるものではないが、好ましくはア
クリロニトリル40重量%以上と、塩化ビニル及び/又
は塩化ビニルデン30〜60重量%と、スルホン酸基含
有モノマー5重量%以下から成る重合体である。そし
て、前記重合体に対し、更に0.1〜2.0重量%のベ
ンゾトリアゾール化合物及び1重量%〜50重量%のア
ンチモン化合物を混合した後、紡糸することで本発明に
用いるモダクリル繊維が得られる。
【0008】前記ベンゾトリアゾール化合物としては、
具体的には2−(2'−ヒドロキシ−3'−ターシャリーブ
チル−5'−メチルフニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジターシャリー
ブチルフエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2'−ヒドロキシ−3'−ターシャリーブチル−5'−メ
チルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロ
キシ−3',5'−ジターシャリーアミルフエニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'
−メトキシフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2',
4'−ジヒドロキシフエニル)ベンゾトリアゾール等が挙
げられる。勿論これら具体例に限定されるものではな
い。又、その使用量は、モダクリル重合体に対し、0.
1〜2.0重量%が好ましい。0.1重量%より少ない
場合は、布帛とした場合の耐光性への効果が少なく、
又、2.0重量%より多く使用しても耐光性への効果が
飽和するので無駄になる。
具体的には2−(2'−ヒドロキシ−3'−ターシャリーブ
チル−5'−メチルフニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジターシャリー
ブチルフエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2'−ヒドロキシ−3'−ターシャリーブチル−5'−メ
チルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロ
キシ−3',5'−ジターシャリーアミルフエニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'
−メトキシフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2',
4'−ジヒドロキシフエニル)ベンゾトリアゾール等が挙
げられる。勿論これら具体例に限定されるものではな
い。又、その使用量は、モダクリル重合体に対し、0.
1〜2.0重量%が好ましい。0.1重量%より少ない
場合は、布帛とした場合の耐光性への効果が少なく、
又、2.0重量%より多く使用しても耐光性への効果が
飽和するので無駄になる。
【0009】又、本発明において用いるアンチモン化合
物としては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモンなど
の酸化アンチモンが挙げられる。その使用量は、モダク
リル重合体に対し、1.0〜50重量%が好ましい。
1.0重量%より少ないと布帛とした場合の難燃性の向
上効果が少なく、又、50重量%より多くなると、モダ
クリル繊維の製造工程での問題が生じ、実質的に製造が
極めて困難となるので好ましくない。
物としては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモンなど
の酸化アンチモンが挙げられる。その使用量は、モダク
リル重合体に対し、1.0〜50重量%が好ましい。
1.0重量%より少ないと布帛とした場合の難燃性の向
上効果が少なく、又、50重量%より多くなると、モダ
クリル繊維の製造工程での問題が生じ、実質的に製造が
極めて困難となるので好ましくない。
【0010】本発明で用いるモダクリル繊維は、上記の
ようなモダクリル重合体、ベンゾトリアゾール化合物、
及びアンチモン化合物を混合し、これを湿式紡糸等の公
知の方法で紡糸することで得られる。このモダクリル繊
維の繊度は、特に限定されるものではないが、通常1〜
15デニールのものが使用される。そしてこのモダクリ
ル繊維は、公知の方法でカットした後、紡績用原綿とし
て供される。
ようなモダクリル重合体、ベンゾトリアゾール化合物、
及びアンチモン化合物を混合し、これを湿式紡糸等の公
知の方法で紡糸することで得られる。このモダクリル繊
維の繊度は、特に限定されるものではないが、通常1〜
15デニールのものが使用される。そしてこのモダクリ
ル繊維は、公知の方法でカットした後、紡績用原綿とし
て供される。
【0011】紡績は公知の方法で、本発明で使用される
モダクリル繊維を単独で、又は綿やレーヨン等のセルロ
ース系繊維と混紡して、紡績糸となす。続いて、この紡
績糸を、セルロース繊維を含む紡績糸の場合には複合単
独で、又はセルローズ系繊維紡績糸と併用し、又、セル
ロース系繊維を含まないモダクリル繊維のみからなる紡
績糸の場合には、セルロース系繊維を含む複合紡績糸若
しくはセルロース系繊維のみからなる紡績糸と併用し
て、公知の方法で織成して布帛とする。布帛の組織は、
平織、朱子織、綾織等いずれでも良く、特に限定される
ものではないが、布帛中に占めるセルロース系繊維の割
合が重量%で30〜80%、あるいは前記モダクリル繊
維の割合が重量%で70%〜20%であることが好まし
い。セルロース系繊維の割合が30%より少なくなる
と、セルロース系繊維が本来有している特徴が失われ、
又、80%より多くなると難燃性が不十分となる。
モダクリル繊維を単独で、又は綿やレーヨン等のセルロ
ース系繊維と混紡して、紡績糸となす。続いて、この紡
績糸を、セルロース繊維を含む紡績糸の場合には複合単
独で、又はセルローズ系繊維紡績糸と併用し、又、セル
ロース系繊維を含まないモダクリル繊維のみからなる紡
績糸の場合には、セルロース系繊維を含む複合紡績糸若
しくはセルロース系繊維のみからなる紡績糸と併用し
て、公知の方法で織成して布帛とする。布帛の組織は、
平織、朱子織、綾織等いずれでも良く、特に限定される
ものではないが、布帛中に占めるセルロース系繊維の割
合が重量%で30〜80%、あるいは前記モダクリル繊
維の割合が重量%で70%〜20%であることが好まし
い。セルロース系繊維の割合が30%より少なくなる
と、セルロース系繊維が本来有している特徴が失われ、
又、80%より多くなると難燃性が不十分となる。
【0012】本発明の布帛の例としては、経糸にセルロ
ース系繊維紡績糸を、緯糸に前記モダクリル繊維紡績糸
を用いた布帛、経糸、緯糸共に前記モダクリル繊維とセ
ルロース系繊維を複合して紡績した紡績糸を用いた布
帛、更に、前述の布帛例の経糸と緯糸の構成を変えた布
帛等が挙げられる。
ース系繊維紡績糸を、緯糸に前記モダクリル繊維紡績糸
を用いた布帛、経糸、緯糸共に前記モダクリル繊維とセ
ルロース系繊維を複合して紡績した紡績糸を用いた布
帛、更に、前述の布帛例の経糸と緯糸の構成を変えた布
帛等が挙げられる。
【0013】いずれの布帛の場合でも布帛中に占めるセ
ルロース系繊維の割合が重量%で30〜80%の範囲に
あり、かつ本発明で使用されるモダクリル繊維の割合が
重量%で70〜20%の範囲の範囲であればモダクリル
およびセルロース系繊維以外の繊維が少量含まれていて
も良い。
ルロース系繊維の割合が重量%で30〜80%の範囲に
あり、かつ本発明で使用されるモダクリル繊維の割合が
重量%で70〜20%の範囲の範囲であればモダクリル
およびセルロース系繊維以外の繊維が少量含まれていて
も良い。
【0014】
【実施例】先ず、実施例の記載に先立ち、本明細書にお
ける特性値の測定法を記述する。
ける特性値の測定法を記述する。
【0015】(A)耐光性 紫外線強度の強力な、スーパーUVテスター(型式SU
V−F1:大日本プラスチック(株)社製)を使用し、
50℃条件下での促進テストを実施した。サンプル(繊
維、又は紡績糸、又は布帛)をスーパーUVテスターで
照射後、サンプルの色相を色差計(型式ND−300
A:日本電色工業(株)社製)で測色した。又、未照射
のサンプルについても色相を測色し、その色相の差(Δ
E)から耐光性を判定した。 ΔE=√〔(ΔL)2 +(Δa)2 +(Δb)2 〕 但し、 ΔL: 照射前後のL値の差 Δa: 照射前後のa値の差 Δb: 照射前後のb値の差 ΔEは小さい程、変化が少ないと判断出来る。
V−F1:大日本プラスチック(株)社製)を使用し、
50℃条件下での促進テストを実施した。サンプル(繊
維、又は紡績糸、又は布帛)をスーパーUVテスターで
照射後、サンプルの色相を色差計(型式ND−300
A:日本電色工業(株)社製)で測色した。又、未照射
のサンプルについても色相を測色し、その色相の差(Δ
E)から耐光性を判定した。 ΔE=√〔(ΔL)2 +(Δa)2 +(Δb)2 〕 但し、 ΔL: 照射前後のL値の差 Δa: 照射前後のa値の差 Δb: 照射前後のb値の差 ΔEは小さい程、変化が少ないと判断出来る。
【0016】(B)風合 風合については官能試験を行ない、主として吸湿性を有
するか否かで判定した。○は良好、△はやや不良、×は
不良との基準で判断した。
するか否かで判定した。○は良好、△はやや不良、×は
不良との基準で判断した。
【0017】(C)難燃性 JIS−K7201−1972に基づき限界酸素指数
(LOI)を測定した。即ち、長さ15cm、幅6cm
に布帛を切り取り、U字形保持具に取り付けて、酸素指
数試験器の試験片支持具にU字形保持具を固定し、前記
布帛が5cm燃え続けるのに必要な最小酸素濃度を測定
し、この酸素濃度をLOI値とした。
(LOI)を測定した。即ち、長さ15cm、幅6cm
に布帛を切り取り、U字形保持具に取り付けて、酸素指
数試験器の試験片支持具にU字形保持具を固定し、前記
布帛が5cm燃え続けるのに必要な最小酸素濃度を測定
し、この酸素濃度をLOI値とした。
【0018】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】(モダクリル繊維の製造)アクリロニトリ
ル(AN)、塩化ビニル(VC)、塩化ビニリデン(V
D)、スチレンスルホン酸ソーダ(SSS)を用い重合
を行ない、表1に示す樹脂組成物を得た。この樹脂組成
物を、アセトン(Ac)、又はジメチルホルムアミド
(DMF)に溶解し、三酸化アンチモン(Sb)及び2
−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジターシャリーブチルフ
エニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(BT)を表
1に示す量で添加したものを原液とし、孔数15000
H、孔径0.09mmφの口金から常法により湿式紡糸
して、単繊維繊度2.0dの繊維束を得た。続いて、こ
の繊維束を38mmにカットした。
ル(AN)、塩化ビニル(VC)、塩化ビニリデン(V
D)、スチレンスルホン酸ソーダ(SSS)を用い重合
を行ない、表1に示す樹脂組成物を得た。この樹脂組成
物を、アセトン(Ac)、又はジメチルホルムアミド
(DMF)に溶解し、三酸化アンチモン(Sb)及び2
−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジターシャリーブチルフ
エニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(BT)を表
1に示す量で添加したものを原液とし、孔数15000
H、孔径0.09mmφの口金から常法により湿式紡糸
して、単繊維繊度2.0dの繊維束を得た。続いて、こ
の繊維束を38mmにカットした。
【0020】
【表1】
【0021】(実施例1〜4及び比較例1)表1に示す
(1−1)〜(1−5)のモダクリル繊維を、公知の方
法で紡績し、20番手(綿番手)の紡績糸を紡出した。
そして、これらのモダクリル繊維紡績糸を緯糸とし、天
然繊維の綿紡績糸30番手を経糸として、目付300g
/m 2 の朱子織物を織成した。これら織物のLOI値は
いずれも31〜32と極めて高度の難燃性を示した。し
かし表2に示すように、BTを含むモダクリル繊維紡績
糸を用いた実施例1〜4に比較して、BTを含まないモ
ダクリル紡績糸を用いた比較例1は、ΔEの数値が大き
く、耐光性が劣ることがわかる。
(1−1)〜(1−5)のモダクリル繊維を、公知の方
法で紡績し、20番手(綿番手)の紡績糸を紡出した。
そして、これらのモダクリル繊維紡績糸を緯糸とし、天
然繊維の綿紡績糸30番手を経糸として、目付300g
/m 2 の朱子織物を織成した。これら織物のLOI値は
いずれも31〜32と極めて高度の難燃性を示した。し
かし表2に示すように、BTを含むモダクリル繊維紡績
糸を用いた実施例1〜4に比較して、BTを含まないモ
ダクリル紡績糸を用いた比較例1は、ΔEの数値が大き
く、耐光性が劣ることがわかる。
【0022】
【表2】
【0023】(実施例5〜8及び比較例2、3)(1−
4)のモダクリル繊維と、綿繊維を表3に示す各種割合
で混綿した後、公知の方法で紡績し、20番手の紡績糸
を紡出した。次に、得られた紡績糸から目付300g/
m2 の平織物を織成した。結果を表3に示す。
4)のモダクリル繊維と、綿繊維を表3に示す各種割合
で混綿した後、公知の方法で紡績し、20番手の紡績糸
を紡出した。次に、得られた紡績糸から目付300g/
m2 の平織物を織成した。結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】表3から、セルロース系繊維である綿の布
帛中に占める割合が、難燃性と風合いの点から重要であ
ることがわかる。
帛中に占める割合が、難燃性と風合いの点から重要であ
ることがわかる。
【0026】(実施例9〜11及び比較例4−6)(2
−1)〜(2−6)のモダクリル繊維を、実施例1〜4
と同様に紡績し、織成して朱子織物を得た。得られた織
物の結果を表4に示す。
−1)〜(2−6)のモダクリル繊維を、実施例1〜4
と同様に紡績し、織成して朱子織物を得た。得られた織
物の結果を表4に示す。
【0027】
【表4】
【0028】表4から、難燃性、耐光性の両方を同時に
満足するためには、モダクリル繊維に、三酸化アンチモ
ンとベンゾトリアゾールを含む事が必須であることがわ
かる。
満足するためには、モダクリル繊維に、三酸化アンチモ
ンとベンゾトリアゾールを含む事が必須であることがわ
かる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る布帛は、セ
ルロース系繊維の風合を維持しつつ、難燃性と耐光性に
優れており、インテリア及び寝具用及び作業服等の衣料
用などの繊維製品に好適なものである。
ルロース系繊維の風合を維持しつつ、難燃性と耐光性に
優れており、インテリア及び寝具用及び作業服等の衣料
用などの繊維製品に好適なものである。
Claims (6)
- 【請求項1】 モダクリル重合体に対し0.1〜2.0
重量%のベンゾトリアゾール化合物及び1〜50重量%
のアンチモン化合物を含有するモダクリル繊維と、セル
ロース系繊維とから構成される布帛であって、布帛総重
量に対し30〜80重量%のセルロース系繊維を含有す
る難燃性布帛。 - 【請求項2】 前記モダクリル繊維とセルロース系繊維
を混紡した複合紡績糸から構成される請求項1記載の難
燃性布帛。 - 【請求項3】 前記モダクリル繊維から得られるモダク
リル繊維紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、から構
成される請求項1記載の難燃性布帛。 - 【請求項4】 前記モダクリル繊維から得られるモダク
リル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース系
繊維を混紡した複合紡績糸と、から構成される請求項1
記載の難燃性布帛。 - 【請求項5】 前記モダクリル繊維とセルロース系繊維
を混紡した複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸と、
から構成される請求項1記載の難燃性布帛。 - 【請求項6】 前記モダクリル繊維から得られるモダク
リル繊維紡績糸と、前記モダクリル繊維とセルロース系
繊維を混紡した複合紡績糸と、セルロース系繊維紡績糸
と、から構成される請求項1記載の難燃性布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302562A JPH08158201A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 耐光性に優れた難燃性布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6302562A JPH08158201A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 耐光性に優れた難燃性布帛 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158201A true JPH08158201A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17910474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6302562A Pending JPH08158201A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 耐光性に優れた難燃性布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08158201A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008027454A1 (en) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics and garments made from same |
| JP2008208509A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-09-11 | Japan Wool Textile Co Ltd | 耐熱難燃作業服及びこれに使用する織物 |
| JP2010537074A (ja) * | 2007-08-22 | 2010-12-02 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ジアミノジフェニルスルホンから誘導された繊維とモダクリル繊維とのブレンドから製造された難燃性紡績スフ糸、それから製造された布及び衣類並びにそれらの製造方法 |
| EP4053318A4 (en) * | 2019-11-01 | 2023-01-04 | Asahi Kasei Advance Corporation | FLAME RETARDANT STRETCH FIBER STRUCTURE, FLAME RETARDANT STRETCH FABRIC/KNIT, FLAME RETARDANT STRETCH CORE YARN AND PROTECTIVE CLOTHING USING THEM |
| US11873587B2 (en) | 2019-03-28 | 2024-01-16 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics |
| US11891731B2 (en) | 2021-08-10 | 2024-02-06 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP6302562A patent/JPH08158201A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008027454A1 (en) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics and garments made from same |
| US9765454B2 (en) | 2006-08-31 | 2017-09-19 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics and garments made from same |
| JP2008208509A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-09-11 | Japan Wool Textile Co Ltd | 耐熱難燃作業服及びこれに使用する織物 |
| JP2010537074A (ja) * | 2007-08-22 | 2010-12-02 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ジアミノジフェニルスルホンから誘導された繊維とモダクリル繊維とのブレンドから製造された難燃性紡績スフ糸、それから製造された布及び衣類並びにそれらの製造方法 |
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| US11891731B2 (en) | 2021-08-10 | 2024-02-06 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics |
| US12385171B2 (en) | 2021-08-10 | 2025-08-12 | Southern Mills, Inc. | Flame resistant fabrics |
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