JPH08159167A - 軸継手 - Google Patents
軸継手Info
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- JPH08159167A JPH08159167A JP32396794A JP32396794A JPH08159167A JP H08159167 A JPH08159167 A JP H08159167A JP 32396794 A JP32396794 A JP 32396794A JP 32396794 A JP32396794 A JP 32396794A JP H08159167 A JPH08159167 A JP H08159167A
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- pivot
- shaft
- hubs
- axial direction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体自体の軸線方向の伸縮歪みや移動等を
吸収し、軸系へ悪影響を与えることがない良好な小型・
高速回転用の軸継手を提供する。 【構成】 駆動軸10及び従動軸11にそれぞれ設置固定さ
れる2個一組のハブ2a,2b と、これらハブ2a,2b に延設
された一対のピボットピン橋部3a,3b と、これらピボッ
トピン橋部3a,3b の各先端部に突設され、軸線に対して
半径方向外方に延びるピボットピン4a,4b と、各ピボッ
トピン4a,4b の先端と枢動可能に係合して一組の前記ハ
ブ2a,2b を連結する第1のピボット穴7,7 及び第2のピ
ボット穴8,8 を有するトルクリング6とからなる。前記
第2のピボット穴8,8 は、軸線方向に延びると共にその
ピボット穴中心軸に対して対称な長穴とされ、一対のピ
ボットピン4bをトルクリング6に対して軸線方向へ相対
運動可能とする。
吸収し、軸系へ悪影響を与えることがない良好な小型・
高速回転用の軸継手を提供する。 【構成】 駆動軸10及び従動軸11にそれぞれ設置固定さ
れる2個一組のハブ2a,2b と、これらハブ2a,2b に延設
された一対のピボットピン橋部3a,3b と、これらピボッ
トピン橋部3a,3b の各先端部に突設され、軸線に対して
半径方向外方に延びるピボットピン4a,4b と、各ピボッ
トピン4a,4b の先端と枢動可能に係合して一組の前記ハ
ブ2a,2b を連結する第1のピボット穴7,7 及び第2のピ
ボット穴8,8 を有するトルクリング6とからなる。前記
第2のピボット穴8,8 は、軸線方向に延びると共にその
ピボット穴中心軸に対して対称な長穴とされ、一対のピ
ボットピン4bをトルクリング6に対して軸線方向へ相対
運動可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型・高速回転用の軸
継手の改良に関するものである。
継手の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高速で回転する回転系の回転体に
ついて回転中の諸特性等を測定検出する際には、これら
の信号取り出しとその伝達用の手段として、水銀スリッ
プリング等の本体やその周辺等を保護するために、小型
・高速回転用の軸継手が用いられている。
ついて回転中の諸特性等を測定検出する際には、これら
の信号取り出しとその伝達用の手段として、水銀スリッ
プリング等の本体やその周辺等を保護するために、小型
・高速回転用の軸継手が用いられている。
【0003】これら小型・高速回転用の軸継手として
は、一般にスリット形の金属ばね軸継手であるヘリカル
・カップリングや、オルダム・カップリング及びラテラ
ル・カップリングなどが用いられている。図4に示した
ラテラル・カップリング21は、2個一組のハブ22
a,22bと、該ハブ22a,22bと一体構造の一対
のピボットピン橋部23a,23bと、該ピボットピン
橋部23a,23bの各先端部に突設されたピボットピ
ン24a,24bと、このピボットピン24a,24b
の先端がピボット穴27に嵌入されて枢動可能に連結さ
れたトルクリング25とからなる。そして、ハブ22
a,22bのハブ穴28a,28bには、それぞれ図示
しない駆動軸及び従動軸が挿入され、止めネジ29によ
り設置固定される。そこで、前記トルクリング25の各
ピボット穴27に対する各ピボットピン24a,24b
の回動と軸線に対する半径方向のすべりにより、二軸の
偏心及び偏角を吸収することができる。
は、一般にスリット形の金属ばね軸継手であるヘリカル
・カップリングや、オルダム・カップリング及びラテラ
ル・カップリングなどが用いられている。図4に示した
ラテラル・カップリング21は、2個一組のハブ22
a,22bと、該ハブ22a,22bと一体構造の一対
のピボットピン橋部23a,23bと、該ピボットピン
橋部23a,23bの各先端部に突設されたピボットピ
ン24a,24bと、このピボットピン24a,24b
の先端がピボット穴27に嵌入されて枢動可能に連結さ
れたトルクリング25とからなる。そして、ハブ22
a,22bのハブ穴28a,28bには、それぞれ図示
しない駆動軸及び従動軸が挿入され、止めネジ29によ
り設置固定される。そこで、前記トルクリング25の各
ピボット穴27に対する各ピボットピン24a,24b
の回動と軸線に対する半径方向のすべりにより、二軸の
偏心及び偏角を吸収することができる。
【0004】図5に示したオルダム・カップリング31
は、それぞれ図示しない駆動軸及び従動軸に固定される
2個一組のハブ32a,32bと、これらハブ32a,
32bの間に配置される1個のトルク・ディスク34と
からなる。そして、トルク・ディスク34の両面には角
形溝35,36が互いに90度をなすように設けられる
と共に、該トルク・ディスク34の両面に対向する各ハ
ブ32a,32bには前記角形溝35,36に嵌合する
角形突起33a,33bが突設される。そこで、前記ト
ルク・ディスク34の両面の角形溝35,36と各ハブ
32a,32bの角形突起33a,33bの滑りばめに
よる構成によって、二軸の偏心を吸収することができ
る。
は、それぞれ図示しない駆動軸及び従動軸に固定される
2個一組のハブ32a,32bと、これらハブ32a,
32bの間に配置される1個のトルク・ディスク34と
からなる。そして、トルク・ディスク34の両面には角
形溝35,36が互いに90度をなすように設けられる
と共に、該トルク・ディスク34の両面に対向する各ハ
ブ32a,32bには前記角形溝35,36に嵌合する
角形突起33a,33bが突設される。そこで、前記ト
ルク・ディスク34の両面の角形溝35,36と各ハブ
32a,32bの角形突起33a,33bの滑りばめに
よる構成によって、二軸の偏心を吸収することができ
る。
【0005】図6に示したヘリカル・カップリング41
は、金属製円筒材の中間部に螺旋状の切り込みを入れ、
二軸の配置誤差を吸収する為のたわみ部42を形成した
ものであり、両端の各ハブ部43,43のハブ穴44,
44に挿入された図示しない駆動軸及び従動軸は止めネ
ジ45により固定される。そこで、前記たわみ部42の
弾性変形により、二軸の偏心及び偏角を吸収することが
できる。
は、金属製円筒材の中間部に螺旋状の切り込みを入れ、
二軸の配置誤差を吸収する為のたわみ部42を形成した
ものであり、両端の各ハブ部43,43のハブ穴44,
44に挿入された図示しない駆動軸及び従動軸は止めネ
ジ45により固定される。そこで、前記たわみ部42の
弾性変形により、二軸の偏心及び偏角を吸収することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な回転系には、回転中の温度差によって生じる回転体自
体の軸線方向の伸縮歪みや若干の軸線方向の移動等が生
じる。しかしながら、前記ラテラル・カップリングは、
駆動軸及び従動軸の軸線方向の伸縮歪みや移動量を吸収
することができないので、駆動軸及び従動軸相互の伸縮
歪みが相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えるこ
ととなり、回転系相互の軸受に損傷を生じたり、小径長
軸においては軸そのものに曲がり等が発生して異常振動
を発生する原因となる。その結果、ひいては測定手段と
して欠くことのできない高価なスリップリング等の寿命
短縮や破損を招き、高速回転下における諸特性の測定等
が満足に行えないという問題がある。
な回転系には、回転中の温度差によって生じる回転体自
体の軸線方向の伸縮歪みや若干の軸線方向の移動等が生
じる。しかしながら、前記ラテラル・カップリングは、
駆動軸及び従動軸の軸線方向の伸縮歪みや移動量を吸収
することができないので、駆動軸及び従動軸相互の伸縮
歪みが相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えるこ
ととなり、回転系相互の軸受に損傷を生じたり、小径長
軸においては軸そのものに曲がり等が発生して異常振動
を発生する原因となる。その結果、ひいては測定手段と
して欠くことのできない高価なスリップリング等の寿命
短縮や破損を招き、高速回転下における諸特性の測定等
が満足に行えないという問題がある。
【0007】又、前記オルダム・カップリングにおいて
は、駆動軸及び従動軸における軸線方向の伸縮歪みや移
動量が一見吸収可能なようであるが、トルク・ディスク
は回転中に楕円軌道を描いて運動するので、ハブとトル
ク・ディスクの間に軸線方向の隙間を開けすぎると該ト
ルク・ディスクが両ハブの間で暴れ、異常振動の原因と
なるばかりでなく、組合せ状態によっては飛び出す可能
性もあるという問題がある。
は、駆動軸及び従動軸における軸線方向の伸縮歪みや移
動量が一見吸収可能なようであるが、トルク・ディスク
は回転中に楕円軌道を描いて運動するので、ハブとトル
ク・ディスクの間に軸線方向の隙間を開けすぎると該ト
ルク・ディスクが両ハブの間で暴れ、異常振動の原因と
なるばかりでなく、組合せ状態によっては飛び出す可能
性もあるという問題がある。
【0008】また、前記ヘリカル・カップリング等の金
属ばね軸継手は、たわみ部分を有しており、その変形に
よってばね性を付与する構造のものであるので、たわみ
部分より剛性の弱い軸系では該たわみ部分の固有振動の
影響を受け易く、小径長尺の場合においては異常振動の
原因となるという問題がある。従って、本発明の目的は
上記課題を解消することに係り、回転体自体の軸線方向
の伸縮歪みや移動等を吸収し、軸系へ悪影響を与えるこ
とがない良好な小型・高速回転用の軸継手を提供するも
のである。
属ばね軸継手は、たわみ部分を有しており、その変形に
よってばね性を付与する構造のものであるので、たわみ
部分より剛性の弱い軸系では該たわみ部分の固有振動の
影響を受け易く、小径長尺の場合においては異常振動の
原因となるという問題がある。従って、本発明の目的は
上記課題を解消することに係り、回転体自体の軸線方向
の伸縮歪みや移動等を吸収し、軸系へ悪影響を与えるこ
とがない良好な小型・高速回転用の軸継手を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、駆
動軸及び従動軸にそれぞれ設置固定される2個一組のハ
ブと、各ハブに一体形成された一対のピボットピン橋部
の各先端部に突設され、軸線に対して半径方向に延びる
ピボットピンと、各ピボットピンの先端と枢動可能に係
合して一組の前記ハブを連結するトルクリングとを備え
た軸継手であって、少なくとも一方の前記ハブが、前記
トルクリングに対して軸線方向へ相対運動可能な係合手
段を介して枢動可能に係合させられていることを特徴と
する軸継手により達成される。
動軸及び従動軸にそれぞれ設置固定される2個一組のハ
ブと、各ハブに一体形成された一対のピボットピン橋部
の各先端部に突設され、軸線に対して半径方向に延びる
ピボットピンと、各ピボットピンの先端と枢動可能に係
合して一組の前記ハブを連結するトルクリングとを備え
た軸継手であって、少なくとも一方の前記ハブが、前記
トルクリングに対して軸線方向へ相対運動可能な係合手
段を介して枢動可能に係合させられていることを特徴と
する軸継手により達成される。
【0010】尚、好ましくは、前記各ピボットピンがピ
ボット穴を介してトルクリングに枢動可能に嵌合させら
れると共に、前記係合手段がこのピボット穴中心軸に対
して軸方向に対称な長穴により構成される。
ボット穴を介してトルクリングに枢動可能に嵌合させら
れると共に、前記係合手段がこのピボット穴中心軸に対
して軸方向に対称な長穴により構成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、回転力を伝達中の軸継手
は、駆動軸及び従動軸の若干の偏心及び偏角を吸収する
ことができると共に、一方のハブのトルクリングに対す
る枢軸部が軸線方向へ相対運動可能なので、回転中の温
度差によって生じる回転系の回転体自体の軸線方向の伸
縮歪量及び軸線方向の移動量を吸収することができる。
は、駆動軸及び従動軸の若干の偏心及び偏角を吸収する
ことができると共に、一方のハブのトルクリングに対す
る枢軸部が軸線方向へ相対運動可能なので、回転中の温
度差によって生じる回転系の回転体自体の軸線方向の伸
縮歪量及び軸線方向の移動量を吸収することができる。
【0012】そこで、駆動軸及び従動軸相互の伸縮歪み
が相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えることが
ない。
が相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えることが
ない。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の一実
施例に基づく軸継手を詳細に説明する。図1及び図2に
示したように、小型・高速回転用の軸継手であるラテラ
ル・カップリング1は、駆動軸10及び従動軸11にそ
れぞれ設置固定される2個一組のハブ2a,2bと、こ
れらハブ2a,2bに延設された一対のピボットピン橋
部3a,3bと、これらピボットピン橋部3a,3bの
各先端部に突設され、軸線に対して半径方向外方に延び
るピボットピン4a,4bと、各ピボットピン4a,4
bの先端と枢動可能に係合して一組の前記ハブ2a,2
bを連結するトルクリング6とを備えている。
施例に基づく軸継手を詳細に説明する。図1及び図2に
示したように、小型・高速回転用の軸継手であるラテラ
ル・カップリング1は、駆動軸10及び従動軸11にそ
れぞれ設置固定される2個一組のハブ2a,2bと、こ
れらハブ2a,2bに延設された一対のピボットピン橋
部3a,3bと、これらピボットピン橋部3a,3bの
各先端部に突設され、軸線に対して半径方向外方に延び
るピボットピン4a,4bと、各ピボットピン4a,4
bの先端と枢動可能に係合して一組の前記ハブ2a,2
bを連結するトルクリング6とを備えている。
【0014】前記ハブ2a,2bは、それぞれ対向する
駆動軸10及び従動軸11の端部が挿入されるハブ穴5
a,5bを有する略円筒状の基部と、該円筒状基部の一
端面から軸線に沿って互いに平行に延設された一対のピ
ボットピン橋部3a,3bと、これらピボットピン橋部
3a,3bの各先端部に突設され、軸線に対して半径方
向外方に延びるピボットピン4a,4bとが一体形成さ
れており、一対のピボットピン4a及びピボットピン4
bはそれぞれ互いに一体構造となっている。尚、各々一
対のピボットピン4a及びピボットピン4bは、ハブ2
a,2bの軸心に対してそれぞれ正確にセンタリングさ
れている。又、駆動軸10及び従動軸11の端部にそれ
ぞれ挿入された前記ハブ2a,2bは、止めネジ9によ
り設置固定される。
駆動軸10及び従動軸11の端部が挿入されるハブ穴5
a,5bを有する略円筒状の基部と、該円筒状基部の一
端面から軸線に沿って互いに平行に延設された一対のピ
ボットピン橋部3a,3bと、これらピボットピン橋部
3a,3bの各先端部に突設され、軸線に対して半径方
向外方に延びるピボットピン4a,4bとが一体形成さ
れており、一対のピボットピン4a及びピボットピン4
bはそれぞれ互いに一体構造となっている。尚、各々一
対のピボットピン4a及びピボットピン4bは、ハブ2
a,2bの軸心に対してそれぞれ正確にセンタリングさ
れている。又、駆動軸10及び従動軸11の端部にそれ
ぞれ挿入された前記ハブ2a,2bは、止めネジ9によ
り設置固定される。
【0015】前記トルクリング6は、周方向に沿って分
割可能な二つの構成部品6a,6bよりなる略円環状の
樹脂製部材であり、スナップ・フィットにより互いに組
み合い結合されている。更に、このトルクリング6は、
それぞれ一対のピボットピン4a及びピボットピン4b
が該トルクリング6に枢動可能に係合させられる第1の
ピボット穴7,7及び第2のピボット穴8,8を備えて
おり、これら第1のピボット穴7,7及び第2のピボッ
ト穴8,8はそれぞれ互いに90度をなすハブ2aの直
径方向に沿って開口している。
割可能な二つの構成部品6a,6bよりなる略円環状の
樹脂製部材であり、スナップ・フィットにより互いに組
み合い結合されている。更に、このトルクリング6は、
それぞれ一対のピボットピン4a及びピボットピン4b
が該トルクリング6に枢動可能に係合させられる第1の
ピボット穴7,7及び第2のピボット穴8,8を備えて
おり、これら第1のピボット穴7,7及び第2のピボッ
ト穴8,8はそれぞれ互いに90度をなすハブ2aの直
径方向に沿って開口している。
【0016】前記第1のピボット穴7,7は、断面円形
の開口であり、一対のピボットピン4aがそれぞれ嵌入
されている。前記第2のピボット穴8,8は、軸線方向
に延びると共にそのピボット穴中心軸に対して対称な長
穴であり、一対のピボットピン4bをトルクリング6に
対して軸線方向へ相対運動可能とする係合手段を構成し
ている。但し、これら第2のピボット穴8,8の短径寸
法は、前記第1のピボット穴7,7の直径寸法と同じと
する。
の開口であり、一対のピボットピン4aがそれぞれ嵌入
されている。前記第2のピボット穴8,8は、軸線方向
に延びると共にそのピボット穴中心軸に対して対称な長
穴であり、一対のピボットピン4bをトルクリング6に
対して軸線方向へ相対運動可能とする係合手段を構成し
ている。但し、これら第2のピボット穴8,8の短径寸
法は、前記第1のピボット穴7,7の直径寸法と同じと
する。
【0017】即ち、一方のハブ2bのトルクリング6に
対する枢軸部である一対のピボットピン4bは、該第2
のピボット穴8,8を介して該トルクリング6に枢動可
能に係合させられており、これら一対のピボットピン4
bには、図3に示すように、第2のピボット穴8,8の
長径寸法(L)からピボットピン4bの直径寸法(d)
を差し引いた距離分(s1 +s2 )の自由度が軸線方向
に与えられることになる。尚、第2のピボット穴8,8
の長径寸法(L)は、小形継手(適用軸径最大12mm程
度の軸継手)であるから、ピボットピン4bの直径寸法
(d)+1〜2mmが限度である。
対する枢軸部である一対のピボットピン4bは、該第2
のピボット穴8,8を介して該トルクリング6に枢動可
能に係合させられており、これら一対のピボットピン4
bには、図3に示すように、第2のピボット穴8,8の
長径寸法(L)からピボットピン4bの直径寸法(d)
を差し引いた距離分(s1 +s2 )の自由度が軸線方向
に与えられることになる。尚、第2のピボット穴8,8
の長径寸法(L)は、小形継手(適用軸径最大12mm程
度の軸継手)であるから、ピボットピン4bの直径寸法
(d)+1〜2mmが限度である。
【0018】そこで、上記ラテラル・カップリング1
は、トルクリング6における第1のピボット穴7,7及
び第2のピボット穴8,8に対する各ピボットピン4
a,4bの回動と軸線に対する半径方向のすべりによ
り、駆動軸10及び従動軸11の偏心及び偏角を吸収す
ることができる。更に、前記第2のピボット穴8,8に
よって与えられる軸線方向の自由度により、該第2のピ
ボット穴8,8に係合された一対のピボットピン4bは
トルクリング6に対して自由度(s1 +s2 )の範囲内
で軸線方向に移動可能となるので、これら一対のピボッ
トピン4bと一体構造であるハブ2bも相対的に同量の
範囲内で移動可能となる。ここで、回転条件により軸の
伸縮の方向が明らかな場合には、軸の伸びる方向又は縮
む方向を特定して前記ラテラル・カップリング1を駆動
軸10及び従動軸11にセットすることによって、該ラ
テラル・カップリング1による軸線方向変位歪みの吸収
量を、前記第2のピボット穴8,8によって与えられる
軸線方向の自由度による移動可能範囲の中で最大とする
ことができる。
は、トルクリング6における第1のピボット穴7,7及
び第2のピボット穴8,8に対する各ピボットピン4
a,4bの回動と軸線に対する半径方向のすべりによ
り、駆動軸10及び従動軸11の偏心及び偏角を吸収す
ることができる。更に、前記第2のピボット穴8,8に
よって与えられる軸線方向の自由度により、該第2のピ
ボット穴8,8に係合された一対のピボットピン4bは
トルクリング6に対して自由度(s1 +s2 )の範囲内
で軸線方向に移動可能となるので、これら一対のピボッ
トピン4bと一体構造であるハブ2bも相対的に同量の
範囲内で移動可能となる。ここで、回転条件により軸の
伸縮の方向が明らかな場合には、軸の伸びる方向又は縮
む方向を特定して前記ラテラル・カップリング1を駆動
軸10及び従動軸11にセットすることによって、該ラ
テラル・カップリング1による軸線方向変位歪みの吸収
量を、前記第2のピボット穴8,8によって与えられる
軸線方向の自由度による移動可能範囲の中で最大とする
ことができる。
【0019】従って、前記ラテラル・カップリング1
は、高速回転下の回転系の回転体において、停止時との
温度差が100℃以上に達した場合でも、温度差によっ
て生じる回転系の回転体自体の軸線方向の伸縮歪量及び
軸線方向の移動量を吸収することができ、駆動軸10及
び従動軸11相互の伸縮歪みが相互軸系に直接引張り・
圧縮等の影響を与えることがない。そこで、軸の伸縮歪
みの影響による回転系相互の軸受の損傷や、軸の突っ張
り合いによる撓み及び曲がり等の発生を防ぐことがで
き、回転系の異常振動を防止することができる。
は、高速回転下の回転系の回転体において、停止時との
温度差が100℃以上に達した場合でも、温度差によっ
て生じる回転系の回転体自体の軸線方向の伸縮歪量及び
軸線方向の移動量を吸収することができ、駆動軸10及
び従動軸11相互の伸縮歪みが相互軸系に直接引張り・
圧縮等の影響を与えることがない。そこで、軸の伸縮歪
みの影響による回転系相互の軸受の損傷や、軸の突っ張
り合いによる撓み及び曲がり等の発生を防ぐことがで
き、回転系の異常振動を防止することができる。
【0020】即ち、高速で回転する回転系の回転体につ
いて回転中の諸特性等を測定検出する際の信号取り出し
とその伝達用の手段として、前記ラテラル・カップリン
グ1を用いた場合には、高価なスリップリング等の周辺
測定器の保護効果が向上し、これら周辺測定器の寿命短
縮や破損を防止することができるので、高速回転下にお
ける諸特性の測定等が良好に行える。
いて回転中の諸特性等を測定検出する際の信号取り出し
とその伝達用の手段として、前記ラテラル・カップリン
グ1を用いた場合には、高価なスリップリング等の周辺
測定器の保護効果が向上し、これら周辺測定器の寿命短
縮や破損を防止することができるので、高速回転下にお
ける諸特性の測定等が良好に行える。
【0021】尚、本発明の軸継手の構成は上記実施例に
限定されるものではなく、本発明の主旨に基づいて種々
の形態を採り得ることは勿論であり、例えば、ハブ、ピ
ボットピン橋部及びトルクリング等の形状や構成は適宜
変更可能である。又、少なくとも一方のハブをトルクリ
ングに対して軸線方向へ相対運動可能とする係合手段で
ある第2のピボット穴8,8は、上記実施例においては
従動軸11に設置固定されるハブ2bの一対のピボット
ピン4bをトルクリング6に対して軸線方向へ相対運動
可能としているが、駆動軸10に設置固定されるハブ2
aの一対のピボットピン4aをトルクリング6に対して
軸線方向へ相対運動可能とする形に置き換えても良い。
限定されるものではなく、本発明の主旨に基づいて種々
の形態を採り得ることは勿論であり、例えば、ハブ、ピ
ボットピン橋部及びトルクリング等の形状や構成は適宜
変更可能である。又、少なくとも一方のハブをトルクリ
ングに対して軸線方向へ相対運動可能とする係合手段で
ある第2のピボット穴8,8は、上記実施例においては
従動軸11に設置固定されるハブ2bの一対のピボット
ピン4bをトルクリング6に対して軸線方向へ相対運動
可能としているが、駆動軸10に設置固定されるハブ2
aの一対のピボットピン4aをトルクリング6に対して
軸線方向へ相対運動可能とする形に置き換えても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明の軸継手によれば、回転力を伝達
中の軸継手は、駆動軸及び従動軸の若干の偏心及び偏角
を吸収することができると共に、一方のハブのトルクリ
ングに対する枢軸部が軸線方向へ相対運動可能なので、
回転中の温度差によって生じる回転系の回転体自体の軸
線方向の伸縮歪量及び軸線方向の移動量を吸収すること
ができる。
中の軸継手は、駆動軸及び従動軸の若干の偏心及び偏角
を吸収することができると共に、一方のハブのトルクリ
ングに対する枢軸部が軸線方向へ相対運動可能なので、
回転中の温度差によって生じる回転系の回転体自体の軸
線方向の伸縮歪量及び軸線方向の移動量を吸収すること
ができる。
【0023】そこで、駆動軸及び従動軸相互の伸縮歪み
が相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えることが
ない。従って、回転体自体の軸線方向の伸縮歪みや移動
等を吸収し、軸系へ悪影響を与えることがない良好な小
型・高速回転用の軸継手を提供できる。
が相互軸系に直接引張り・圧縮等の影響を与えることが
ない。従って、回転体自体の軸線方向の伸縮歪みや移動
等を吸収し、軸系へ悪影響を与えることがない良好な小
型・高速回転用の軸継手を提供できる。
【図1】本発明の一実施例に基づく軸継手の一部破断全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1に示した軸継手の組立状態を示す縦断面図
である。
である。
【図3】図2における III−III 断面矢視図である。
【図4】従来のラテラル・カップリングの縦断面図であ
る。
る。
【図5】従来のオルダム・カップリングの分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】従来のヘリカル・カップリングの一部破断正面
図である。
図である。
1 ラテラル・カップリング 2a ハブ 2b ハブ 3a ピボットピン橋部 3b ピボットピン橋部 4a ピボットピン 4b ピボットピン 5a ハブ穴 5b ハブ穴 6 トルクリング 7 ピボット穴 8 ピボット穴 9 止めネジ 10 駆動軸 11 従動軸
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸及び従動軸にそれぞれ設置固定さ
れる2個一組のハブと、各ハブに一体形成された一対の
ピボットピン橋部の各先端部に突設され、軸線に対して
半径方向に延びるピボットピンと、各ピボットピンの先
端と枢動可能に係合して一組の前記ハブを連結するトル
クリングとを備えた軸継手であって、 少なくとも一方の前記ハブが、前記トルクリングに対し
て軸線方向へ相対運動可能な係合手段を介して枢動可能
に係合させられていることを特徴とする軸継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32396794A JPH08159167A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32396794A JPH08159167A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 軸継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159167A true JPH08159167A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18160637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32396794A Pending JPH08159167A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 軸継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159167A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007286575A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-11-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置のプロセスカートリッジ支持装置、画像形成装置、および画像形成装置のプロセスカートリッジ支持方法 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP32396794A patent/JPH08159167A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007286575A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-11-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置のプロセスカートリッジ支持装置、画像形成装置、および画像形成装置のプロセスカートリッジ支持方法 |
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