JPH08159328A - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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Publication number
JPH08159328A
JPH08159328A JP33161394A JP33161394A JPH08159328A JP H08159328 A JPH08159328 A JP H08159328A JP 33161394 A JP33161394 A JP 33161394A JP 33161394 A JP33161394 A JP 33161394A JP H08159328 A JPH08159328 A JP H08159328A
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JP
Japan
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ball valve
inflow
valve body
hole
pressure control
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Pending
Application number
JP33161394A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Muraoka
敬一郎 村岡
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Nidec Powertrain Systems Corp
Original Assignee
Tosok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボール弁体を付勢する為に使用するスペース
を押え、小型化に適した圧力制御弁を提供する。 【構成】 ボール弁1のハウジング2に流入路3と流出
路4,4とを連通する連通孔5を設け、連通孔5内に流
入路3の中心軸6側に突出した段部7を形成する。段部
7に、板状のワッシャースプリング8とシート部材10
とを順に配設する。シート部材10に、通流孔11をテ
ーパー状に開設し、ボール弁体12を収容する弁室13
を形成する。ワッシャースプリング8をリング状の基部
と、中央へ向けた可撓性を有する3枚の突片15,・・
・とにより形成し、これによりボール弁体12を付勢す
る。突片15の先端部を、中心軸6を中心とする仮想円
の円弧状に形成する。ボール弁体12は、ハウジング2
に設けられたプランジャー17により、突片15による
付勢方向と逆の方向に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート部材に設けられ
た通流孔における流体の通流量を、ボール弁体によって
変化させ、伝達される圧力の制御を行う圧力制御弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧の制御を行う際に、圧力制御
弁が使用されることがある。図5は、一般的な圧力制御
弁51を示すものであり、圧力制御弁51のハウジング
52には、流入路53と流出路53aとを連通する連通
孔54が設けられている。該連通孔54には、リターン
スプリング55が収容されたスプリング室56、及びボ
ール弁体57が収容された弁室58が設けられており、
弁室58には、通流孔59を有するシート部材60が固
定されている。
【0003】また、前記ハウジング52には、図示しな
いソレノイドの電磁吸引力により作動するプランジャー
61が設けられており、該プランジャー61の先端部は
前記ボール弁体57に当接している。このプランジャー
61は、前記リターンスプリング55の付勢力より強い
付勢力を有する図示しないメインスプリングによって付
勢されており、前記ボール弁体57を前記流入路53側
へ付勢するように構成されている。
【0004】すなわち、前記プランジャー61が非作動
状態の際には、該プランジャー61がボール弁体57を
付勢し、流入路53から供給される油圧が前記通流孔5
9を介して前記流出路53a,53a側へ伝達され、ま
た前記プランジャー61が作動状態となった際には、該
プランジャー61が吸引されると同時に、ボール弁体5
7が前記リターンスプリング55によって付勢され、前
記流出路53a,53aへの油圧の伝達が断たれるよう
に構成されている。
【0005】一方、図6は、供給される油圧を2つの経
路に伝達する三方式圧力制御弁71を示すもので、三方
式圧力制御弁71のハウジング72には、前記油圧の伝
達を制御する制御室73が設けられている。この制御室
73内には、シート部材74が固定されており、該シー
ト部材74には、通流孔75によって連通された流入口
76と排出口77が設けられている。また、シート部材
74の側面には、前記通流孔75に連通する出力口7
8,78が設けられている。
【0006】前記シート部材74の流入口76側には、
リターンスプリング79及び流入側ボール弁体80が収
容されたスプリングケース81が取り付けられており、
前記流入側ボール弁体80は、リターンスプリング79
によって前記流入口76の方向へ向けて付勢されてい
る。そして、この流入側ボール弁体80は、前記通流孔
75に挿入された三角柱状のロッド82を介して、前記
排出口77側に取り付けられたボールケース83内の排
出側ボール弁体84を付勢しており、該排出側ボール弁
体84には、ハウジング72に設けられたソレノイド8
5の電磁吸引力により作動するプランジャー86の先端
部が当接している。
【0007】該プランジャー86は、前記リターンスプ
リング79より付勢力が強いソレノイド85内に設けら
れたメインスプリング87により付勢されており、前記
プランジャー86が非作動状態の際、前記ロッド82を
介して連動する流入側ボール弁体80と排出側ボール弁
体84とが、リターンスプリング79による付勢方向と
逆の方向に付勢され、油圧が流入口76より通流孔75
内に伝達させるとともに、この油圧が出力口78,78
へ伝達させるように構成されている。また、前記プラン
ジャー86が作動状態となった際には、該プランジャー
86が吸引され、前記流入口76側からの油圧の伝達を
断つとともに、出力口78,78の油圧を排出口77へ
排出するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の圧力制御弁51及び三方式圧力制御弁71にあっ
ては、プランジャー61,86の作動状態に応じて、ボ
ール弁体57、流入側ボール弁体80をプランジャー6
1,86に追従させる為に、各ボール弁体57,80を
付勢するリターンスプリング55,79が使用されてい
る。このため、両圧力制御弁51,71のハウジング5
2,72内に、リターンスプリング55,79の伸縮長
A,B分のスペースを確保しなければならず、圧力制御
弁の小型化に際して問題となる。
【0009】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ボール弁体を付勢する為に使用す
るスペースを押え、小型化に適した圧力制御弁を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、通流孔が設けられたシー
ト部材と、付勢部材によって前記通流孔へ向けて付勢さ
れるボール弁体と、該ボール弁体を前記付勢部材による
付勢方向と逆の方向に付勢するプランジャーとからな
り、該プランジャーを作動させ、前記通流孔における流
体の通流量を変化させて圧力を制御する圧力制御弁にお
いて、前記付勢部材は、板状であって可撓性を有した突
片を有し、前記シート部材に固定された状態で、前記突
片が前記ボール弁体を付勢する構成とした。
【0011】また、請求項2発明においては、前記付勢
部材に、前記通流孔の中心軸に向けて前記突片を複数設
け、前記ボール弁体におよぶ各突片による合成力が前記
中心軸の方向へ働くように構成する一方、各突片の先端
を、前記中心軸を中心とした仮想円の円弧形状にした。
【0012】さらに、請求項3発明にあっては、通流孔
の両端部を形成する流入口及び排出口と前記通流孔に連
通する出力口とが開口するシート部材と、付勢部材によ
って前記流入口側にて前記通流孔へ向けて付勢される流
入側ボール弁体と、該流入側ボール弁体を介して付勢さ
れる前記排出口側に設けられた排出側ボール弁体と、該
排出側ボール弁体及び前記流入側ボール弁体を前記付勢
部材による付勢方向と逆の方向に付勢するプランジャー
とからなり、該プランジャーを作動させ、前記流入口に
おける流体の通流量と、前記出力口及び前記排出口にお
ける流体の通流量とを変化させて圧力を制御する圧力制
御弁において、前記シート部材の流入口側に、前記流入
側ボール弁体を収容する流入側弁室を形成するととも
に、前記シート部材の排出口側に、前記排出側ボール弁
体を収容する排出側弁室を形成し、前記通流孔内にて両
ボール弁体同士を当接させる一方、前記付勢部材を板状
に形成するとともに、該付勢部材に、前記流入側ボール
弁体を付勢する可撓性を有した板状の突片を前記通流孔
の中心軸に向けて複数設け、前記流入側ボール弁体にお
よぶ各突片による合成力が前記中心軸の方向へ働くよう
に構成し、かつ各突片の先端を、前記中心軸を中心とす
る仮想円の円弧形状とした。
【0013】
【作用】前記請求項1の圧力制御弁において、ボール弁
体は、板状の付勢部材に設けられた可撓性を有する突片
により付勢されるので、ボール弁体を付勢する為に使用
される取り付けスペースは、前記付勢部材の板厚分とな
る。
【0014】また、請求項2の圧力制御弁にあっては、
前述の作用に加えて、ボール弁体は、付勢部材に設けら
れた複数の前記突片により、通流孔の中心部に向かって
付勢されるとともに、ボール弁体の周面には、円弧形状
の各突片の先端が線接触する。このため、ボール弁体
は、該ボール弁体の中心が、常に通流孔の中心軸と一致
する位置に位置規制される。
【0015】さらに、請求項3の圧力制御弁において
は、請求項1の場合と同様に、流入側及び排出側ボール
弁体を付勢する為に使用される取り付けスペースは、前
記付勢部材の板厚分となる。また、流入側弁室及び排出
側弁体室に収容された流入側ボール弁体と排出側ボール
弁体とは、通流孔内にて当接するので、両ボール弁体同
士とは中間部材を介在することなく連動する。加えて、
請求項2の場合と同様に、流入側ボール弁体は、付勢部
材に設けられた複数の突片により、通流孔の中心部に向
かって付勢されるとともに、流入側ボール弁体の周面に
は、円弧状に形成された各突片の先端が線接触するた
め、流入側ボール弁体は、該流入側ボール弁体の中心
が、常に通流孔の中心軸と一致する位置に位置規制され
る。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を図面にした
がって説明する。図1に示すように、本発明にかかる圧
力制御弁としてのデューティー制御弁1は、後述するソ
レノイドをデューティー駆動して油圧の制御を行うもの
で、デューティー制御弁1のハウジング2には、先端側
に設けられた流入路3と側面に設けられた流出路4,4
とを連通する連通孔5が設けられており、該連通孔5の
前記流入路3側には、流入路3の中心軸6側に突出した
段部7が形成されている。
【0017】該段部7には、付勢部材としての板状のワ
ッシャースプリング8が前記中心軸6を中心として設け
られており、該ワッシャースプリング8は、固定用リン
グ9によって流入路3側へ押圧されたシート部材10に
固定されている。該シート部材10には、前記中心軸6
を中心とし、テーパー状の通流孔11が開設されてお
り、通流孔11の壁面と前記ワッシャースプリング8に
より囲まれた弁室13が形成されている。そして、この
弁室13内には、前記ワッシャースプリング8によって
保持されたボール弁体12が収容されている。
【0018】前記ワッシャースプリング8は、図2にも
示すように、リング状の基部14と、ワッシャースプリ
ング8の中央へ向けて等間隔に設けられた可撓性を有す
る3枚の突片15,・・・とからなり、各突片15,・
・・が、前記ボール弁体12を付勢するように構成され
ている。また、各突片15,・・・の先端部は、円弧状
に形成されており、各突片15,・・・の先端が、ワッ
シャースプリング8の中央、つまり前記中心軸6を中心
とした仮想円16の円周の一部を形成するように構成さ
れている。
【0019】一方、前記ボール弁体12には、デューテ
ィー制御弁1のハウジング2に設けられたソレノイド
(図示せず)の電磁吸引力により作動するプランジャー
17の先端部が当接している。このプランジャー17
は、前記ワッシャースプリング8の付勢力より強い付勢
力を有する図示しないメインスプリングによって付勢さ
れており、前記ボール弁体12を前記流入路3側へ付勢
するように構成されている。
【0020】すなわち、前記プランジャー17が非作動
状態の際には、該プランジャー17がボール弁体12を
付勢し、流入路3から供給される油圧が前記通流孔11
を介して前記流出路4,4へ伝達されるように構成され
ている。また、前記プランジャー17が作動状態となっ
た際には、該プランジャー17が前記ソレノイド側へ吸
引されると同時に、ワッシャースプリング8の3枚の突
片15,・・・により付勢された前記ボール弁体12
が、前記中心軸6の方向へ向けて付勢されるとともに前
記プランジャー17の移動に追従して移動し、前記流出
路4,4への油圧の伝達が断たれるように構成されてい
る。
【0021】以上の構成にかかる本実施例において、ボ
ール弁体12は、板状のワッシャースプリング8に設け
られた可撓性を有する突片15,・・・により付勢され
るので、前記デューティー制御弁1において、ボール弁
体12を付勢する為に使用するワッシャースプリング8
の取り付けスペースは、該ワッシャースプリング8の板
厚分となる。したがって、リターンスプリングによって
ボール体を付勢する従来の圧力制御弁のように、リター
ンスプリングの伸縮長分のスペースを確保する必要は無
く、小型化に適したデューティー制御弁1(圧力制御
弁)となる。
【0022】また、ボール弁体12は、中心軸6に向け
て突出した3枚の突片15,・・・、及びテーパー状に
形成された流通孔11によって前記中心軸6に案内され
るとともに、ボール弁体12の周面には、円弧状に形成
された各突片15,・・・の先端が線接触するので、ボ
ール弁体12は、前記中心軸6上にて安定的な運動を行
うことができる。したがって、従来のようにリターンス
プリングによってボール弁体を付勢する場合と比較し
て、ボール弁体12が前記中心軸6に対して横方向へ揺
動することは無く、この揺動による制御特性の悪化を防
止することができる。
【0023】なお、本実施例においては、ワッシャース
プリング8に、3枚の突片15,・・・を設け、さらに
各突片15,・・・の先端を円弧状に形成したものを示
したが、本発明は、これらの枚数や形状に限定されるも
のではない。
【0024】(第2実施例)図3及び図4は、本発明の
第2実施例を示すもので、供給される油圧を2つの経路
に伝達する圧力制御弁としての三方式デューティー制御
弁21を示している。該三方式デューティー制御弁21
のハウジング22には、先端部に設けられた流入路23
と、側面に設けられた排出路24,24及び出力路2
5,25とを連通する連通孔26が設けられており、該
連通孔26と前記流入路23との境には、流入路23の
中心軸27側に突出した段部28が形成されている。前
記連通孔26には、前記流入路23側より順に、付勢部
材としての第1のワッシャースプリング29、シート部
材30、第2のワッシャースプリング31が内嵌されて
おり、各部材29,30,31は固定用リング32によ
って前記段部28に押圧され固定されている。
【0025】前記シート部材30には、通流孔35によ
って連通された前記第1のワッシャースプリング29側
の流入口36と、前記第2のワッシャースプリング31
側の排出口37とが設けられており、シート部材30の
側面には、前記通流孔35と前記出力路25,25とを
連通する出力口38,38が設けられている。前記流入
口36は、前記中心軸27を中心とし、前記通流孔35
側へ向かうに従って内径寸法が小さくなるテーパー状に
形成されており、この流入口36と前記第1のワッシャ
ースプリング29により流入側弁室40が形成されてい
る。また、前記排出口37は、前記中心軸27を中心と
し、前記通流孔35側へ向かうに従って内径寸法が小さ
くなるテーパー状に形成されており、この排出口37と
前記第2のワッシャースプリング31により排出側弁室
42が形成されている。さらに、流入側弁室40には、
前記第1のワッシャースプリング29により保持された
流入側ボール弁体39が、また排出側弁室42には、前
記第2のワッシャースプリング31により保持された排
出側ボール弁体41が収容されている。そして、前記両
ボール弁体39,41は、互いに前記通流孔35内の前
記中心軸27上にて当接するように構成されている。
【0026】また、前記各ワッシャースプリング29,
31は、板状の部材により形成されており、前述した第
1実施例の図2に示したものと同様に、リング状の基部
と、両ワッシャースプリング29,31の中央へ向けて
等間隔に設けられた可撓性を有する突片45,・・・、
46,・・・とからなり、3枚の突片45,・・・が前
記流入側ボール弁体39を、また3枚の突片46,・・
・が前記排出側ボール弁体41を、夫々前記通流孔35
側に付勢するように構成されている。また、各突片4
5,・・・、46,・・・の先端部は、円弧状に形成さ
れており、各突片45,・・・、46,・・・が、各ワ
ッシャースプリング29,31の中央、つまり前記中心
軸27を中心とした仮想円の円周の一部を形成するよう
に構成されている。なお、第1のワッシャースプリング
29による付勢力は、第2のワッシャースプリング31
の付勢力より強くなるように設定されている。
【0027】一方、前記排出側ボール弁体41には、従
来例で示したものと同様に前記ハウジング22に設けら
れたソレノイド(図示せず)の電磁吸引力により作動す
るプランジャー48の先端部が当接している。このプラ
ンジャー48は、前記第1のワッシャースプリング29
の付勢力より強い付勢力を有するメインスプリング50
によって付勢されており、両ボール弁体39,41を前
記流入路23側へ付勢するように構成されている。すな
わち、前記プランジャー48が非作動状態の際には、該
プランジャー48が両ボール弁体39,41を付勢し、
流入路23から供給される油圧が前記通流孔35を介し
て前記出力路25,25側へ伝達するように構成されて
いる。
【0028】また、前記プランジャー48が、作動状態
となった際には、図4(プランジャーが作動した状態を
示す断面図)に示すように、該プランジャー48が前記
ソレノイド側へ吸引されると同時に、第1のワッシャー
スプリング29の3枚の突片45,・・・により付勢さ
れた両ボール弁体39,41が、前記中心軸27の方向
へ向けて付勢されるとともに前記プランジャー48の移
動に追従して移動し、前記流入路23から前記出力路2
5,25への油圧の伝達が断たれるとともに、出力路2
5,25における油圧を、通流孔35を介して排出路2
4,24から排出し、出力路25,25の圧力を低下さ
せるように構成されている。
【0029】以上の構成にかかる本実施例において、両
ボール弁体39,41は、板状の第1のワッシャースプ
リング29に設けられた可撓性を有する突片45,・・
・によりプランッジャー48側に付勢されるので、両ボ
ール弁体39,41を付勢する為に使用する第1のワッ
シャースプリング29の取り付けスペースは、第1のワ
ッシャースプリング29の板厚分となる。また、流入側
弁室40及び排出側弁室42に収容された流入側ボール
弁体39と排出側ボール弁体41とは、互いに当接する
ので、両ボール弁体39,41は中間部材を介在するこ
となく連動可能である。したがって、従来のような流入
側ボール弁体と排出側ボール弁体との間に中間部材を介
在させ、これらのボール弁体をリターンスプリングによ
って付勢する三方式圧力制御弁のように、リターンスプ
リングの伸縮長分のスペースを確保する必要が無く、さ
らには、前記中間部材のスペースを確保する必要も無い
ので、小型化に適した三方式デューティー制御弁21
(圧力制御弁)となる。また、中間部材を必要としない
構造のため、部材コストの低減化を図ることもできる。
【0030】さらに、流入側ボール弁体39は、中心軸
27に向けて突出した3枚の突片45,・・・、及び、
テーパー状に形成された流入側弁室40によって前記中
心軸27側に案内されるとともに、流入側ボール弁体3
9の周面には、円弧状に形成された前記各突片45,・
・・の先端が線接触するので、流入側ボール弁体39
は、中心軸27上にて安定的な移動を行うことができ
る。このため、従来のようにリターンスプリングによっ
てボール弁体を付勢する場合と比較して、流入側ボール
弁体39が前記中心軸27に対して横方向へ揺動するこ
とは無く、この揺動による制御特性の悪化を防止するこ
とができる。
【0031】なお、本実施例においては、シート部材3
0の排出口37側に、第2のワッシャースプリング31
を設けて排出側弁室42を形成するとともに、この排出
側弁室42内に排出側ボール弁体41を収容する構成と
したが、第2のワッシャースプリング31を設けずにプ
ランジャー48の先端部をすり鉢状に形成し、この先端
部によって排出側ボール弁体41を安定的に保持しても
良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
構成によれば、付勢部材の板厚分の取り付けスペースを
確保することによりボール弁体を付勢することができる
ので、リターンスプリングによってボール弁体を付勢す
る従来の圧力制御弁のように、リターンスプリングの伸
縮長分のスペースを確保する必要は無い。したがって、
小型化に適した圧力制御弁となる。
【0033】また、請求項2の構成にあっては、前述の
効果に加えて、ボール弁体は、常に通流孔の中心軸と一
致する位置に位置規制されているので、従来のようにリ
ターンスプリングによってボール弁体を付勢する場合と
比較して、ボール弁体が中心軸に対して横方向へ揺動す
ることが無い。これにより、横方向への揺動による制御
特性の悪化を防止することができる。
【0034】さらに、請求項3の圧力制御弁において
は、請求項1の効果と同様に、突片の板厚分の占有スペ
ースを確保することにより、流入側及び排出側ボール弁
体を付勢することができるので、リターンスプリングに
よって流入側ボール弁体を付勢する従来の圧力制御弁の
ように、リターンスプリングの伸縮長分のスペースを確
保する必要が無く、また流入側ボール弁体と排出側ボー
ル弁体との間に中間部材を介在させないので、該中間部
材のスペースを確保する必要も無い。したがって、前記
中間部材を削減することにより、部材コストの低減化が
図れるとともに、より小型化に適した圧力制御弁とな
る。また、請求項2の場合と同様に、流入側ボール弁体
は、常に通流孔の中心軸と一致する位置に位置規制され
ているので、従来のようにリターンスプリングによって
流入側ボール弁体を付勢する場合と比較して、流入側ボ
ール弁体が中心軸に対して横方向へ揺動することが無
く、この揺動による制御特性の悪化を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す圧力制御弁の部分断
面図である。
【図2】第1及び第2実施例のワッシャースプリングを
示す平面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す三方式圧力制御弁の
部分断面図である。
【図4】同実施例のプランジャーが作動した状態を示す
断面図である。
【図5】従来の圧力制御弁を示す断面図である。
【図6】従来の三方式圧力制御弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1 圧力制御弁 6 中心軸 8 ワッシャースプリング(付勢部材) 10 シート部材 11 通流孔 12 ボール弁体 13 弁室 16 仮想円 17 プランジャー 21 三方式デューティー制御弁(圧力制御弁) 27 中心軸 29 第1のワッシャースプリング(付勢部材) 30 シート部材 31 第2のワッシャースプリング(付勢部材) 35 通流孔 36 流入口 37 排出口 38 出力口 39 流入側ボール弁体 40 流入側弁室 41 排出側ボール弁体 42 排出側弁室 45 突片 46 突片 48 プランジャー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通流孔が設けられたシート部材と、付勢
    部材によって前記通流孔へ向けて付勢されるボール弁体
    と、該ボール弁体を前記付勢部材による付勢方向と逆の
    方向に付勢するプランジャーとからなり、該プランジャ
    ーを作動させ、前記通流孔における流体の通流量を変化
    させて圧力を制御する圧力制御弁において、 前記付勢部材は、板状であって可撓性を有した突片を有
    し、前記シート部材に固定された状態で、前記突片が前
    記ボール弁体を付勢することを特徴とする圧力制御弁。
  2. 【請求項2】 前記付勢部材に、前記通流孔の中心軸に
    向けて前記突片を複数設け、前記ボール弁体におよぶ各
    突片による合成力が前記中心軸の方向へ働くように構成
    する一方、各突片の先端を、前記中心軸を中心とした仮
    想円の円弧形状にしたことを特徴とする請求項1記載の
    圧力制御弁。
  3. 【請求項3】 通流孔の両端部を形成する流入口及び排
    出口と前記通流孔に連通する出力口とが開口するシート
    部材と、付勢部材によって前記流入口側にて前記通流孔
    へ向けて付勢される流入側ボール弁体と、該流入側ボー
    ル弁体を介して付勢される前記排出口側に設けられた排
    出側ボール弁体と、該排出側ボール弁体及び前記流入側
    ボール弁体を前記付勢部材による付勢方向と逆の方向に
    付勢するプランジャーとからなり、該プランジャーを作
    動させ、前記流入口における流体の通流量と、前記出力
    口及び前記排出口における流体の通流量とを変化させて
    圧力を制御する圧力制御弁において、 前記シート部材の流入口側に、前記流入側ボール弁体を
    収容する流入側弁室を形成するとともに、前記シート部
    材の排出口側に、前記排出側ボール弁体を収容する排出
    側弁室を形成し、前記通流孔内にて両ボール弁体同士を
    当接させる一方、前記付勢部材を板状に形成するととも
    に、該付勢部材に、前記流入側ボール弁体を付勢する可
    撓性を有した板状の突片を前記通流孔の中心軸に向けて
    複数設け、前記流入側ボール弁体におよぶ各突片による
    合成力が前記中心軸の方向へ働くように構成し、かつ各
    突片の先端を、前記中心軸を中心とする仮想円の円弧形
    状としたことを特徴とする圧力制御弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257023A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Fuji Koki Corp 膨張弁
JP2017078453A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 株式会社鷺宮製作所 通電閉型電磁弁の製造方法及び通電閉型電磁弁

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