JPH08159587A - 多室型空気調和機 - Google Patents

多室型空気調和機

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Publication number
JPH08159587A
JPH08159587A JP6298229A JP29822994A JPH08159587A JP H08159587 A JPH08159587 A JP H08159587A JP 6298229 A JP6298229 A JP 6298229A JP 29822994 A JP29822994 A JP 29822994A JP H08159587 A JPH08159587 A JP H08159587A
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JP
Japan
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receiver
outdoor
valve
refrigerant
indoor
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Pending
Application number
JP6298229A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nakatani
和生 中谷
Shozo Funakura
正三 船倉
Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
Yuji Yoshida
雄二 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6298229A priority Critical patent/JPH08159587A/ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構成で冷、暖房運転時に最適な冷媒量
が確保でき、適正圧力状態を維持し成績係数を向上させ
得る多室型空調機。 【構成】 室外熱交換器24と室外膨脹弁25との間に
膨脹弁から室外熱交換器方向へのみ流向規制した第1逆
止弁34と、受液器35を設け、その下部を弁34と室
外熱交換器24の間につなぎ、その上部を第2逆止弁3
6を介して、弁34と膨脹弁25との間につなぎ、又受
液器35の上部を絞り装置41と開閉弁42を介して圧
縮機22の吸入側につなぎ、冷房時吐出温度が設定値よ
り高い場合、暖房時圧力センサ44が設定値より低い場
合いづれも弁42を開放し、室外膨脹弁25と室内膨脹
弁28a〜28dの間の配管を分岐し、一方は受液器3
5と間接的に熱交換した後に室内膨脹に流入する回路と
し、もう一方はこの回路をバイパスして弁25と弁28
a〜28d間をストレートにつなぐ回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多室型空気調和機、詳し
くは、冷凍サイクルの冷媒量を制御して冷暖房効率の向
上を計った多室型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多室型空気調和機を図5に基づい
て説明する。前記従来の多室型空気調和機は、圧縮機
2、四方弁3、室外熱交換器4、室外膨張弁5、室外フ
ァン6をもつ室外ユニット1と、室内膨張弁8a〜8
d、室内熱交換器9a〜9d、室内ファン10a〜10
dとをもつ複数の室内機7a〜7dとを管路11、12
で接続して冷媒回路13を構成されていて、冷房運転時
は、圧縮機2で圧縮された高温高圧ガスが四方弁3を介
して室外熱交換器4で凝縮し、高圧の液冷媒となって室
外膨張弁5を介し室内膨張弁8a〜8dで減圧され、室
内熱交換器9a〜9dにおいて室内ファン10a〜10
dの空気と熱交換して蒸発し低温低圧のガスとなって四
方弁3を介し再び圧縮機2に戻る。
【0003】この場合室内機のいずれかが停止状態にあ
るときは、その室内膨張弁は閉止されて停止する室内機
に冷媒が流れないように運転される。又暖房運転時に
は、圧縮機2で圧縮された高温高圧ガスは四方弁3を介
して室内熱交換器9a〜9dに至り、室内ファン10a
〜10dの空気と熱交換して凝縮し、高温高圧の液冷媒
となって室内膨張弁8a〜8d、及び室外膨張弁5で減
圧され室外熱交換器4で蒸発して低温低圧のガスとなり
四方弁を介して再び圧縮機2に戻る。
【0004】この場合、室内機のいずれかが停止状態に
あるときは、その室内機の膨張弁は微開となって停止室
内機にはほとんど冷媒が流れないように運転するように
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年この種
の多室型空気調和機は年間を通して冷房の要求が高まっ
て、例えば低外気温となる冬季においても冷房運転の可
能なことが望まれており、前記従来の多室型空気調和機
においては、複数の室内機のうち運転室内機が少容量運
転、即ち、1台運転となった場合には、圧縮機能力や室
外熱交換器能力と室内熱交換器能力との間にアンバラン
スが生じて冷媒過多や運転圧力状態が異常となるといっ
た問題があった。
【0006】又、運転する室内機容量が室外機容量より
多く接続される場合もあって、そのような場合は冷房、
暖房により熱交換器の凝縮、蒸発作用が逆になることや
温度圧力の異なることによって、冷暖にかかわらず前記
室内機の機能を満たすに必要な同量の冷媒を冷媒回路に
存在させるように成されており、暖房運転時の方が冷房
運転時より多く冷媒量を必要とするにもかかわらず、常
に同じ冷媒量で運転を行っていたため、やはり冷媒過多
や運転圧力状態に異常を生じるといった問題があった。
【0007】本発明は前記問題点に鑑みて提案するもの
で、その目的は、冷房又は暖房運転時において前記各運
転に最適の冷媒量を確保でき、適正な圧力状態を維持し
て成績係数を向上させ得ることができる多室型空気調和
機を簡単な構成で提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的達成の
ため、請求項1においては、圧縮機、四方弁、室外熱交
換器、室外ファン、室外膨張弁、レシーバ、第1、第2
逆止弁をもつ室外ユニットと、室内膨張弁、室内熱交換
器、室内ファンをもつ複数の室内ユニットから成り、前
記両ユニットを管路で接続して冷媒回路を構成すると共
に、前記第1逆止弁を前記室外熱交換器と室外膨張弁と
の間において室外膨張弁から室外熱交換器の方向へのみ
冷媒が流れるように配設し、前記第2逆止弁を前記レシ
ーバの上部と室外膨張弁との間においてレシーバの上部
から室外膨張弁の方向へのみ冷媒が流れるように配設し
たことを特徴とするものである。
【0009】又、請求項2は、前記請求項1のレシーバ
は前記室外熱交換器の熱源と熱交換可能な構成としたこ
とを特徴としている。又、請求項3は、前記請求項1に
おけるレシーバの上部側を絞り装置と開閉弁とを介して
前記圧縮機の吸入側に接続したことを特徴としている。
又、請求項4は、前記請求項1におけるレシーバを前記
室外膨張弁から室内膨張弁に至る間の管路と間接的に熱
交換可能な構成としたことを特徴としている。
【0010】又、請求項5は、前記請求項3における圧
縮機の吐出側に吐出温度を検知する温度センサを設け、
前記圧縮機の吸入側に吸入圧力を検知する圧力センサを
設けて、冷房運転時における吐出温度が設定値より高い
とき、前記開閉弁を開放し、暖房運転時において吸入圧
力が設定値より低いとき前記開閉弁を開放するように構
成したことを特徴としている。
【0011】又、請求項6は、圧縮機、四方弁、室外熱
交換器、室外ファン、室外膨張弁、レシーバをもつ室外
ユニットと、室内膨張弁、室内熱交換器、室内ファンを
もつ複数の室内ユニットから成り、前記両ユニットを管
路で接続して冷媒回路を構成すると共に、前記室外膨張
弁から前記室内膨張弁に至る間の管路を分岐して、一方
は前記レシーバと間接的に熱交換した後に室内膨張弁に
至る回路を形成すると共に、他方は開閉弁を介して前記
室外膨張弁と室内膨張弁とを直通的に接続する回路を形
成したことを特徴とするものである。
【0012】又、請求項7は、前記請求項6におけるレ
シーバに対して流入、流出する管路は該レシーバの下部
側より挿入していることを特徴としている。
【0013】
【作用】前記構成に依り請求項1、2において、冷媒量
をあまり必要としない冷房運転時には、液冷媒がレシー
バに流入して余分な冷媒が貯留され、冷凍サイクルを適
度な冷媒量で運転することができ、冷媒の過多による高
圧上昇などは起こらない。
【0014】また、冷媒量を多く必要とする暖房運転時
には、液冷媒がレシーバに貯留されないので、該レシー
バでの冷媒貯留量は最小限となり、冷凍サイクルを循環
する暖房運転に必要な冷媒量の確保が容易にできる。
又、請求項3乃至5において、レシーバの上部を絞り装
置と開閉弁を介して圧縮機の吸入側と接続して冷房運転
時に吐出温度が設定値より高い場合に開閉弁を開放する
ことにより、レシーバに貯留した余分な冷媒を圧縮機の
冷却に利用でき、より安全な運転を継続して行うことが
できながら、室内熱交換器で十分に室内の過熱度をとる
ことができるので、冷房の成績係数が向上する。
【0015】また、暖房運転時、圧縮機の吸入圧力が設
定値より低い場合に前記開閉弁を開放することにより、
レシーバ内の低圧のガスが室外熱交換器を通らずに直
接、圧縮機に吸入されるので吸入圧力が上昇し、吸入圧
力の低下により生じる着霜を未然に防ぐことができると
共に、圧縮機としては負荷となる高圧縮比運転を避ける
ことができて、冷房運転時同様に安全な運転を継続する
ことができる。
【0016】更に、室外熱交換器にガス成分が流入する
のが減少するため、該室外熱交換器での圧力損失が低下
し暖房時における成績係数が向上する。又請求項6、7
において、冷房運転時、たとえば室内熱交換器1台のみ
が運転状態の場合は、余剰冷媒が多く室外熱交換器24
の出口は液冷媒となるが、レシーバ35に至るまでの圧
力損失などによりガスを含んだ二相冷媒となって、レシ
ーバ35内の冷媒貯留量が少なくなるが、開閉弁52を
閉止することにより、レシーバ35を出て室外膨張弁2
5で低圧に減圧した低温低圧の冷媒が熱交換器51に流
入し、ここでレシーバ35内の二相冷媒と間接的に熱交
換してガス冷媒を凝縮させるため、レシーバ35内の冷
媒液が徐々に増加し、余剰冷媒を確実に貯留することが
できる。
【0017】また、室内熱交換器の全てを運転している
状態などにおいては、余剰冷媒は、さほど多くなくな
り、その場合には開閉弁52を開放とすることにより、
レシーバ35内は二相状態に戻り、冷媒貯留量は少なく
り、適度な余剰冷媒の貯留を行うことができる。また、
暖房運転時、レシーバ35は低温低圧の二相冷媒となる
が、停止している室内機に冷媒が滞留し、その分循環す
る冷媒を多く必要とする場合は、開閉弁52を閉止する
ことにより、レシーバ5上部が加熱されて二相冷媒は下
部より流入してそのまま下部より流出するようになり、
レシーバ内部にはほとんど冷媒が貯留されず、確実にす
べての冷媒を利用でき、最適な冷凍サイクルで運転する
ことが可能となる。
【0018】また、室内熱交全室運動時など、循環する
冷媒をあまり多く必要としない場合などにおいては、開
閉弁52を開放することにより、レシーバ5上部は加熱
されることなく、したがって二相冷媒は下部より流入し
て、レシーバに二相状態で貯留されながら下部より流出
するようになり、レシーバ内部に余剰冷媒が貯留され、
最適な冷凍サイクルで運転することが可能となる。
【0019】
【実施例】本発明に係る多室型空気調和機を図面の実施
例に基づいて説明する。図1は前記請求項1、2に記載
した多室型空気調和機の一実施例であって主として冷凍
サイクルの概略を示している。21は多室型空気調和機
の室外ユニットであり、圧縮機22、四方弁23、室外
熱交換器24、室外膨張弁25、室外ファン26から成
っている。
【0020】27a,27b,27c,27dは室内機
であり、それぞれ室内膨張弁28a,28b,28c,
28d、室内熱交換器29a,29b,29c,29
d、室内ファン30a,30b,30c,30dから成
っている。そして、室外ユニット21と室内機27a,
27b,27c,27dとを液管31とガス管32によ
り環状に接続して、冷媒回路33を構成している。
【0021】34は第1逆止弁で室外熱交換器24と室
外膨張弁25の間に設けられ、室外膨張弁25から室外
熱交換器24への方向のみに冷媒が流れるように成され
ている。35は冷媒を貯留するレシーバで、その上部は
第2逆止弁36を介して室外膨張弁25と第1逆止弁3
4との間に接続され、その下部は第1逆止弁と室外熱交
換器24との間に接続されている。
【0022】又、レシーバ35は室外ファン26によっ
て送られる外気と熱交換可能な位置に配設されている。
次に、前記多室型空気調和機の作用について説明する。
冷房運転時は、圧縮機22で圧縮された高温高圧ガスが
四方弁23を介して室外熱交換器24に流入し、室外フ
ァン26による外気と熱交換して凝縮して高圧の液冷媒
となる。この場合、冷媒は第1逆止弁34によりほとん
ど流れず、そのすべての冷媒がレシーバ35へ流入す
る。ここにおいては、配管構成上、高圧の液冷媒であ
り、しかも室外ファン26の送風によりレシーバ35内
の冷媒温度よりも低い温度の外気と熱交換し、液冷媒は
液のままで貯留されながらその上部より第2逆止弁36
を介して流出する。
【0023】さらに、液冷媒は室外膨張弁25と室内膨
張弁28a,28b,28c,28dとで減圧され、室
内熱交換器29a,29b,29c,29dにおいて室
内ファン30a、30b、30c、30dからの空気と
熱交換して蒸発し、低温低圧のガスとなり、四方弁23
を介して再び圧縮機22に戻る。この時室内機のいずれ
かが停止状態にある場合(例えば室内機27a)、その
室内側膨張弁は閉止され(たとえば室内膨張弁28aは
閉)、停止室内機に冷媒が流れないように成される。
【0024】したがって、例えば複数の室内熱交換器の
内、1台のみが運転状態にあるときは、余剰冷媒が多く
発生し高圧高温となるため、室外熱交換器の凝縮温度と
外気温との温度差が大きくなって過冷却液になりやすい
が、それらの余剰冷媒はすべてレシーバ35に貯留され
るので高圧が適度に低下し、適正な圧力条件で運転でき
るので成績係数の高い運転が維持できる。
【0025】又、暖房運転時は、圧縮機22で圧縮され
た高温高圧ガスが四方弁23を介して室内熱交換器29
a,29b,29c,29dに流入し、室内ファン30
a,30b,30c,30dの空気と熱交換して凝縮
し、高温高圧の液冷媒となり、室内膨張弁28a,28
b,28c,28dと、室外膨張弁25とで減圧され、
ここで、第2逆止弁36で阻止されてほとんどすべての
冷媒は第1逆止弁34を通って室外熱交換器34へ流入
する。この場合、レシーバ35の下部と第1逆止弁34
の出口は接続されているが、配管構成上、ここでは低圧
の二相冷媒となるため、レシーバ35には二相冷媒が一
部流入するものの、室外ファン26による冷媒温度より
も高い温度の外気と熱交換しているため、二相冷媒はガ
ス化し、前記レシーバ35にはほとんど貯留されない状
態となる。
【0026】そして室外熱交換器24に流入した冷媒は
蒸発して低温低圧のガスとなり、四方弁23を介して再
び圧縮機22に戻る。この時、室内機のいずれかが停止
状態にある場合(例えば室内機7a)、その室内側膨張
弁は微開となり(たとえば室内膨張弁8aは微開)、停
止室内機にはほとんど冷媒が流れることなく運転される
ように成されている。
【0027】従って、例えば複数の室内熱交換器の内、
1台のみが運転状態にあるとき、停止室内機に冷媒が溜
滞し、その分冷凍サイクル全体としては冷房時の1台運
転時などと比較して多くの冷媒が必要となるが、前述の
ように、冷媒を貯留するレシーバ35内は、そのほとん
どが低圧のガスのみとなっているため、サイクルを循環
する冷媒量が不足することもなく適正な圧力条件で運転
できるので、成績係数の高い運転が維持できる。
【0028】以降において本発明に係る他の実施例につ
いて説明する。図2は請求項4に記載した請求項1にお
ける多室型空気調和機の別の実施例であり、図1と同様
の構成、機能を有するものについては同一の番号を記し
てあり、説明は省略する。この実施例は、室外膨張弁2
5と室内膨張弁28a,28b,28c,28dとを接
続する液管31をレシーバ35の内に挿入し、該レシー
バ35内の冷媒と液管31内の冷媒とを間接的に熱交換
するように成されている。
【0029】従って、冷房運転時には、レシーバ35を
出た液冷媒は第2逆止弁36を介して流出し、室外膨張
弁25で低温低圧の二相冷媒となって、レシーバ35内
の冷媒と間接的に熱交換するため、より確実にレシーバ
35で余剰冷媒を貯留することができる。又逆に、暖房
運転時には、室内熱交換器29a,29b,29c,2
9dで熱交換して凝縮した高温高圧の液冷媒がレシーバ
35内の冷媒と間接的に熱交換することで、レシーバ3
5内の冷媒をより確実に蒸発させ、レシーバ35内をほ
ぼガス冷媒の状態とすることができ、暖房運転時に必要
な冷媒を前記レシーバ35内に貯留することなく必要な
循環冷媒量を確保できるので、適正な冷媒量で冷凍サイ
クル運転をすることができる。
【0030】図3は請求項3、5に記載した請求項1に
おける多室型空気調和機と他の実施例であり、図1と同
様の構成、機能を有するものについては同一の番号を記
してあり、説明は省略する。この実施例は、レシーバ3
5の上部を絞り装置41、および開閉弁42を介して圧
縮機22の吸入側に接続し、更に圧縮機22の吐出側に
その吐出温度を検知する温度センサー43を、又圧縮機
22の吸入側にその吸入圧力を検知する圧力センサー4
4を設け、それらの信号を入力して、設定値との値を比
較すると共に、その比較結果に応じて、開閉弁42の開
閉を制御する制御装置45を設置するように成されてい
る。
【0031】そして冷房運転時、検知された吐出温度が
制御装置45に記憶されている設定温度よりも低いと判
断した場合には前記制御装置45により開閉弁42は閉
止されて、室外熱交換器24において凝縮した高圧の液
冷媒が、レシーバ35内に流入し、液冷媒のままで貯留
されながらその上部より第2逆止弁36を介して流出
し、系内管路を循環する通常のサイクルとなる。
【0032】一方、検知された吐出温度が制御装置45
に記憶されている設定温度よりも高いと判断した場合は
制御装置45により開閉弁42は開放される。従って室
外熱交換器24において凝縮した高圧の液冷媒がレシー
バ35へ流入し、液冷媒はレシーバ35に貯留されなが
ら、その一部が絞り装置41で減圧され開閉弁42を介
して圧縮機22の吸入側へ流れる。このことにより圧縮
機22の吸入過熱度を減少させることができるので、設
定値よりも上昇した吐出温度を低減させて、圧縮機22
を安全に運転すると共に、冷房時の最適な冷媒量を確保
でき、適正な圧力状態を維持しながら、室内熱交換器2
7a〜dにおいて十分に室内の過熱度をとっても圧縮機
22での過熱度を減少させることができ、成績係数を向
上させながら、圧縮機の信頼性を確保することができ
る。
【0033】この場合、レシーバ35の残りの冷媒は、
その上部より第2逆止弁36を介して流出し、系内管路
を循環するサイクルとなる。又、暖房運転時には、圧力
センサ44で検知されたの吸入圧力が制御装置45に記
憶されている圧力よりも高いと判断した場合、制御装置
45により開閉弁42は閉止され、冷凍サイクルは室内
熱交換器29a,29b,29c,29dで熱交換して
凝縮した高温高圧の液冷媒が、室内膨張弁28a,28
b,28c,28dと室外膨張弁25とで減圧され、第
1逆止弁34を通って室外熱交換器34へ流入する。こ
の場合、レシーバ35の下部と第1逆止弁34出口は接
続されているが、配管構成上ここでは低圧の二相冷媒と
なるためレシーバ35には二相の冷媒が一部流入するだ
けで冷媒はそのほとんどが貯留されない状態となる。
【0034】更に室外熱交換器24に流入した冷媒は蒸
発して低温低圧のガスとなり、四方弁23を介して再び
圧縮機22に戻るサイクルとなる。また、検知された吸
入圧力が制御装置45に記憶されている圧力よりも低い
と判断した場合、制御装置45により開閉弁42が開放
された状態となる。この場合、レシーバ35内には冷媒
はほとんど貯留されないが、この内の一部のガス冷媒は
絞り装置41で減圧され開閉弁42を介して圧縮機22
の吸入側へ流入する。このことにより一部の冷媒ガスが
室外熱交換器24をバイパスするのでその分圧縮機22
の吸入圧力を上昇させることができ、吸入圧力の低下に
より起こる着霜を未然に防止することができ、又、圧縮
機としては負荷となる高圧縮比運転を避けることができ
て、安全な運転を継続することができる。しかも、暖房
運転時に室外熱交換器にガス成分の流入する量が減少す
るため、そこでの圧力損失が低下し、暖房時の成績係数
が向上するなど、暖房時に必要な最適の冷媒量を確保で
き、適正な圧力状態を維持しながら、圧縮機の信頼性を
確保することができる。
【0035】図4は請求項6、7に記載した多室型空気
調和機の他の実施例であり、図1と同様の構成、機能を
有するものについては同一の番号を記してあり、説明は
省略する。この実施例は、室外熱交換器24と室外膨張
弁25の間に、冷媒の流入口、流出口を下部に設けたレ
シーバ35を設けると共に、室外膨張弁25と室内膨張
弁28a,28b,28c,28dとの間の管路を分岐
して、一方はレシーバ35の内に挿入してレシーバ35
内の冷媒と熱交換可能な熱交換器51を構成し、他方は
開閉弁52を介して前記熱交換器51をバイパスするよ
うに、室外膨張弁と室内膨張弁28a,28b,28
c,28dとを直通的に接続するように成されている。
【0036】次に、前記請求項6、7に記載した多室型
空気調和機の作用について説明する。まず、冷房運転時
は、圧縮機22で圧縮された高温高圧ガスは四方弁23
を介して室外熱交換器24に流入し室外ファン26によ
る外気と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となってりレ
シーバ35に流入する。この場合、たとえば室内熱交換
器の内1台のみが運転状態にあるときは、余剰冷媒が多
く発生するので室外熱交換器24の出口は液冷媒となる
が、レシーバ35に至るまでの圧力損失などによりガス
を含んだ二相冷媒となり、そのためレシーバ35内も二
相状態となって、冷媒貯留量は少なくなる。このような
場合には開閉弁52を閉止することにより、レシーバ3
5を出て室外膨張弁25で低圧に減圧した低温低圧の冷
媒が熱交換器51に流入し、ここでレシーバ35内の二
相冷媒と間接的に熱交換してガス冷媒を凝縮させるた
め、レシーバ35内の冷媒液が徐々に増加し、室内熱交
換器1台のみが運転状態であっても、余剰冷媒を確実に
貯留することができる。
【0037】また、室内熱交換器の全てを運転している
状態などにおいては、余剰冷媒は、さほど多くなくな
り、その場合には開閉弁52を開とすることにより、レ
シーバ35内は二相状態に戻り、冷媒貯留量は少なくな
るので、適度な余剰冷媒の貯留を行うことができる。
又、暖房運転時は、レシーバ35は低温低圧の二相冷媒
となるものの、室内熱交換器1台のみが運転状態にある
時など停止室内機に冷媒が滞溜されて、その分循環する
冷媒の補給を多く必要とする場合は、前記開閉弁52を
閉止することにより、熱交換器51の作用によりレシー
バ5の上部が加熱されて前記二相冷媒は下部より流入し
てそのまま下部より流出することとなり、レシーバ内に
はほとんど冷媒が貯留されることなく、確実にすべての
冷媒を循環サイクルの補給に利用でき、最適な冷凍サイ
クルで運転することが可能となる。
【0038】又、室内熱交換器の全室運転時など、循環
する冷媒をあまり多く必要としない場合は、開閉弁52
を開放することにより、レシーバ35の上部は加熱され
ないので、二相冷媒は下部より流入して、レシーバ35
内に二相状態で貯留されながら下部より流出するように
なり、レシーバ内部には冷媒が貯留されることになり、
余剰冷媒が貯留できるので、過剰冷媒となることなく常
に最適な冷凍サイクルで運転することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多室型空気
調和機は、請求項1、2により、冷媒量をあまり必要と
しない冷媒運転時には、余分な冷媒がレシーバに貯留さ
れて過冷媒となることなく、冷房運転に最適な冷媒量が
確保できると共に、冷媒量を多く必要とする暖房運転時
には、液冷媒がレシーバに貯留されないので冷媒不足と
なることなく暖房運転に必要な最適の冷媒量の確保が容
易となり、前記量運転時のいづれにおいても無理のない
安全運転状態を維持できながら、その成績係数を向上さ
せることができる。
【0040】又、請求項3乃至5においては、レシーバ
に貯留した余分な冷媒を圧縮機の冷却に利用でき、該圧
縮機の過負荷を軽減させられ機器の保護が行えるので、
故障の発生を解消でき、より安全な運転状態を継続する
ことができると共に、室内熱交換器において十分に室内
過熱度をとることができて冷房運転時における成績係数
が向上する一方、暖房運転時には圧縮機への吸入圧力が
低下することに起因する着霜を未然に防止でき、しかも
室外熱交換器にガス成分の流入するのが減少するために
熱交換器の圧力損失が低下し、暖房時における成績係数
が向上する。
【0041】更に、請求項6、7においては、冷凍サイ
クルに存在する冷媒量の必要度に適した冷媒貯留量を変
更することができ、冷暖房時のサイクル変化や、室内機
の運転台数に適量の余剰冷媒を貯留することができるの
で、無駄のない効率的な運転により、成績係数の高い冷
凍サイクル運転が行える等、顕著な効果を簡単な構成で
達成させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における請求項1、2による多室型空気
調和機の一実施例である。
【図2】本発明における請求項4による多室型空気調和
機の他の実施例である。
【図3】本発明における請求項3、5による多室型空気
調和機の他の実施例である。
【図4】本発明における請求項6、7による多室型空気
調和機の他の実施例である。
【図5】従来の多室型空気調和機の一実施例である。
【符号の説明】
21 室外ユニット 22 圧縮機 23 四方弁 24 室外熱交換器 25 室外膨張弁 26 室外ファン 27a,27b,27c,27d 室内機 28a,28b,28c,28d 室内膨張弁 29a,29b,29c,29d 室内熱交換器 30a,30b,30c,30d 室内ファン 31 液管 32 ガス管 33 冷媒回路 34 第1逆止弁 35 レシーバ 36 第2逆止弁 41 絞り装置 42 開閉弁 43 温度センサ 44 圧力センサ 45 制御装置 51 熱交換器 52 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 1/00 331 D 385 (72)発明者 吉田 雄二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外フ
    ァン、室外膨張弁、レシーバ、第1、第2逆止弁をもつ
    室外ユニットと、室内膨張弁、室内熱交換器、室内ファ
    ンをもつ複数の室内ユニットから成り、前記両ユニット
    を管路で接続して冷媒回路を構成すると共に、前記第1
    逆止弁を前記室外熱交換器と室外膨張弁との間において
    室外膨張弁から室外熱交換器の方向へのみ冷媒が流れる
    ように配設し、前記第2逆止弁を前記レシーバの上部と
    室外膨張弁との間においてレシーバの上部から室外膨張
    弁の方向へのみ冷媒が流れるように配設したことを特徴
    とする多室型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記レシーバは前記室外熱交換器の熱源
    と熱交換可能な構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の多室型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記レシーバの上部側を絞り装置と開閉
    弁とを介して前記圧縮機の吸入側に接続したことを特徴
    とする請求項1記載の多室型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記レシーバを前記室外膨張弁から室内
    膨張弁に至る間の管路と間接的に熱交換可能な構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の多室型空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記圧縮機の吐出側に吐出温度を検知す
    る温度センサを設け、前記圧縮機の吸入側に吸入圧力を
    検知する圧力センサを設けて、冷房運転時における吐出
    温度が設定値より高いとき、前記開閉弁を開放し、暖房
    運転時において吸入圧力が設定値より低いとき前記開閉
    弁を開放するように構成したことを特徴とする請求項3
    記載の多室型空気調和機。
  6. 【請求項6】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外フ
    ァン、室外膨張弁、レシーバをもつ室外ユニットと、室
    内膨張弁、室内熱交換器、室内ファンをもつ複数の室内
    ユニットから成り、前記両ユニットを管路で接続して冷
    媒回路を構成すると共に、前記室外膨張弁から前記室内
    膨張弁に至る間の管路を分岐して、一方は前記レシーバ
    と間接的に熱交換した後に室内膨張弁に至る回路を形成
    すると共に、他方は開閉弁を介して前記室外膨張弁と室
    内膨張弁とを直通的に接続する回路を形成したことを特
    徴とする多室型空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記レシーバに対して流入、流出する管
    路は該レシーバの下部側より挿入していることを特徴と
    する請求項6記載の多室型空気調和機。
JP6298229A 1994-12-01 1994-12-01 多室型空気調和機 Pending JPH08159587A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054238A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
WO2025047142A1 (ja) 2023-09-01 2025-03-06 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和機

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