JPH0815985A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0815985A
JPH0815985A JP7052548A JP5254895A JPH0815985A JP H0815985 A JPH0815985 A JP H0815985A JP 7052548 A JP7052548 A JP 7052548A JP 5254895 A JP5254895 A JP 5254895A JP H0815985 A JPH0815985 A JP H0815985A
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developing
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rotation
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Kenji Asakura
建治 朝倉
Toshiharu Etsuno
俊治 越野
Kazumasa Hayashi
一雅 林
Hiroshi Komagine
弘志 駒木根
Katsutoshi Ogawa
勝敏 小川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高品質の画像を形成できる電子写真方式を用
いた画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 回転する感光体ドラム1と一定の現像ギャッ
プを保持して対向して回転する現像電極部材10と、こ
の現像電極部材10を感光体ドラム1へ押圧する押圧部
材42と、現像ギャップに介在し一定の大きさに規制す
るギャップ規制手段22と、現像電極部材10の回転中
心と同軸で固定磁石13を有する回転しない中心軸12
と、中心軸12を現像電極部材10とともに並進移動可
能に案内する案内手段43と、現像電源15と、磁性ト
ナー7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やファクシミ
リ、プリンタ等の電子写真方式で画像を形成する画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は第1の従来例の画像形成装置の
概略断面図である。
【0003】図20において、1は中空円筒状の導電性
基材上に光導電層を有し回転する感光体ドラム、2は感
光体ドラム1の回転中心と同軸の固定軸、3はスコロト
ロン方式の帯電器、4はウレタンゴム等で形成され先端
を感光体ドラム1表面に圧接されたクリーニング部材、
5は感光体ドラム1、帯電器3、クリーニング部材4を
配設したドラム筐体である。6は画像パターンに応じた
レーザ光を照射する露光装置、7は磁性一成分トナー、
8はトナーホッパ、9は搬送羽根である。10は一端に
回転力を伝達されるギア駆動部を有し感光体ドラム1と
最近接部(以下現像ニップと記載)において一定の間隙
(以下現像ギャップと記載)を保持して回転可能に設置
された中空円筒状の導電体である現像電極部材、11は
現像電極部材10上に押圧された現像ブレード、12は
現像電極部材10の回転中心と同軸で回転しない中心
軸、13は複数の磁極を有し、中心軸12と一体に形成
された固定磁石、14は現像電極部材10、現像ブレー
ド11を配置する一体の現像筐体、15は現像電極部材
10に交流電圧に直流電圧を重畳した所定の交番電圧を
印加する現像電源である。ピーク間電圧が1.4kVの
交流電圧に−300Vの直流電圧を重畳している。16
は記録紙、17は被転写部材を介して感光体ドラム1に
圧接する転写ローラー、18は転写部材に電圧を印加す
る転写電源である。21はバネ部材で形成されたバネ、
22は現像ニップの両側端付近に設けられ一定の厚みを
有するギャップ規制部材である。
【0004】図21は、第1の従来例の画像形成装置の
側面図である。図21において、14は一体の現像筐
体、5はドラム筐体、30はヒンジ、21はバネであ
る。現像筐体14は、ドラム筐体5に対してヒンジ30
を中心にして回転運動可能で、バネ21は現像筐体14
をドラム筐体5へ引き寄せ、現像電極部材10と感光体
ドラム1をギャップ規制部材22を介して圧接させてい
る。
【0005】この構成により、感光体ドラム1および現
像電極部材10の偏心や振れを、ヒンジ30を中心とす
る現像筐体14の回転移動で逃げ、現像ギャップをギャ
ップ規制部材22の厚さで200μmに一定としてい
る。
【0006】図3は、磁極配置の説明図である。図4
は、固定軸2と中心軸12の端部(以下、軸端部と記
載)の斜視図である。
【0007】図3、図4において、12は固定磁石13
と一体的に構成された中心軸12、23は現像電極部材
10と一体的に構成されかつ現像電極部材10の回転中
心と中心軸12とを同軸に位置決めするフランジであ
る。現像電極部材10はフランジ23と中心軸12とが
摺動することによって中心軸12に対して回転する。
【0008】Lは固定軸2と中心軸12との中心を結ん
だ軸間基準線、a、bは現像電極部材10の表面にそれ
ぞれN極、S極の磁束を発生させる磁極、Mは磁極aに
よって現像電極部材10表面に最大密度の磁束を発生さ
せる方向を示す磁極中心線である。
【0009】12は固定磁石13と一体的に構成された
中心軸、23は現像電極部材10と一体的に構成されか
つ現像電極部材10の回転中心と中心軸12とを同軸に
位置決めするフランジである。現像電極部材10はフラ
ンジ23と中心軸12とが摺動することによって中心軸
12に対して回転する。
【0010】24は感光体ドラム1と一体的に構成され
かつ感光体ドラム1の回転中心と固定軸2を同軸に位置
決めするフランジであり、感光体ドラム1はフランジ2
4と固定軸2とが摺動することによって回転する。固定
軸2はドラム筐体5に設けられた丸穴に嵌合させること
によって固定されている。
【0011】中心軸12は側端付近の外周の一部に平面
部を形成したDカット形状の回転規制部12dを設け、
回転規制部12dと磁極中心線Mとで形成する角度を所
定の大きさに設定している。回転規制部のDカット断面
と同形状の現像筐体14に設けらた規制穴に、中心軸1
2の回転規制部12dの平面部を嵌合させることによっ
て、磁極中心線Mの軸間基準線Lに対する設定角度が設
定されている。
【0012】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0013】まず、感光体ドラム1の表面は帯電器3に
よって−500Vに均一に帯電され、次に露光装置6の
レーザ光により静電潜像が形成される。
【0014】一方、現像ブレード11により所定のトナ
ー量、帯電量とされたトナー層が現像電極部材10上に
形成される。このトナーが、現像電源15により現像ギ
ャップに生じる電界力で、感光体ドラム1上の画像部に
付着しトナー像を形成する。
【0015】一方、記録紙16は不図示の搬送手段によ
って感光体ドラム1と転写ローラー17との圧接部(以
下転写ニップと記載)に搬送される。そして転写電源1
8が転写ニップに形成する電界力により、感光体ドラム
1上のトナー像が記録紙16上に転写される。
【0016】トナー像を表面に担持した記録紙16は、
不図示の定着手段まで搬送され、熱、圧力等の定着手段
によってトナー像が表面に固定されて最終画像が形成さ
れる。
【0017】一方、転写ニップにおいて記録紙16に転
写されずに感光体ドラム1上に残留したトナーは感光体
ドラム1の回転にともなってクリーニング部材4との圧
接部まで到達して除去される。その後、帯電以下の上記
の工程が繰り返される。
【0018】現像ニップ内では、現像電源15によって
交番電界が形成されおり、トナーはこの交番電界力によ
り、現像ニップ中で往復運動を繰り返す。静電潜像の画
像部で形成される電界が、非画像部に対して形成される
電界と逆方向になるように電圧が印加されている。現像
の終了時には、トナーが、非画像部では現像電極方向
へ、画像部では感光体ドラム1方向へ付着するように電
界力と固定磁石13の磁気力のバランスが取られてい
る。電界力は現像電源15の電圧と現像ギャップの大き
さにより決定され、磁気力は磁極の強度とともに磁極と
現像電極部材10外周面との距離(同軸度)、磁極の設
定角度により決定される。
【0019】以上の構成によって、現像ニップ内でトナ
ーに電界力と磁気力の合力が作用し、選択的に静電潜像
の画像部のみに付着して画像パターンに応じたトナー像
が形成される。
【0020】また、画像形成装置としては、本願発明人
が特願平4−241590に提案したものがある。図2
2は、そのような第2の従来例の画像形成装置の概略断
面図である。
【0021】図22において、1は中空円筒状の導電性
基材上に光導電層を有し回転する感光体ドラム、2は感
光体ドラム1の回転中心と同軸の固定軸、25は固定軸
2と一体で形成された固定磁石、3はスコロトロン方式
の帯電器、4はウレタンゴム等で形成され先端を感光体
ドラム1表面に圧接されたクリーニング部材である。6
は画像パターンに応じたレーザ光を照射する露光装置、
7は磁性一成分トナー、8はトナーホッパ、9は搬送羽
根である。10は一端に回転力を伝達されるギア駆動部
を有し感光体ドラム1と最近接部(以下現像ニップと記
載)において一定の間隙(以下現像ギャップと記載)を
保持して、感光体ドラム1と逆方向に回転する中空円筒
状の導電体である現像電極部材、12は現像電極部材1
0の回転中心と同軸で回転しない中心軸、13は複数の
磁極を有し、中心軸12と一体に形成された固定磁石1
3、26はトナー溜め、27は燐青銅等の板状部材で形
成されかつ先端を現像電極部材10に圧接されたスクレ
ーパ、である。14は現像電極部材10およびスクレー
パ27、トナー溜め26、トナーホッパ8を配設する現
像筐体、15は現像電極部材10に交流電圧に直流電圧
を重畳した所定の交番電圧を印加する現像電源である。
ピーク間電圧が1.4kVの交流電圧に−300Vの直
流電圧を重畳している。16は記録紙、17は被転写部
材を介して感光体ドラム1に圧接する転写ローラー、1
8は転写部材に電圧を印加する転写電源である。21は
バネ部材で形成されたバネ、22は現像ニップの両側端
付近に設けられ一定の厚みを有するギャップ規制部材で
ある。
【0022】図23は、従来の第2の画像形成装置の側
面図である。図23において14は現像筐体、5はドラ
ム筐体、30はヒンジ、21はバネである。現像筐体1
4は、ドラム筐体5に対してヒンジ30を中心にして回
転運動可能で、バネ21は現像筐体14をドラム筐体5
へ引き寄せ、現像電極部材10と感光体ドラム1をギャ
ップ規制部材22を介して圧接させている。
【0023】この構成により、感光体ドラム1および現
像電極部材10の偏心や振れを、ヒンジ30を中心とす
る現像筐体14の回転移動で逃げ、現像ギャップをギャ
ップ規制部材22の厚さで200μmに一定としてい
る。
【0024】次に、磁界を形成する構成について説明す
る。図7に感光体ドラム1、現像電極部材10、固定磁
石13、固定磁石25の設定位置を示す。感光体ドラム
1内の固定磁石25において、、磁極cはS極、磁極d
はN極である。現像電極部材10内の固定磁石13にお
いては、磁極aはN極、磁極bはS極である。磁極c
は、軸間基準線Lから感光体ドラム1の回転方向の上流
側に最大磁束密度が620〜700Gで設定角B=35
゜、磁極dは440〜530GでB’=5°に設定し
た。磁極aは550〜630Gで設定角A=20゜、磁
極bは380〜470GでA’=20゜である。ここで
示す磁束密度は感光体ドラム1、現像電極部材10のそ
れぞれの表面で単独に測定したものである。
【0025】また、固定磁石13は中心軸12と一体に
形成されている。中心軸12はフランジ23を介して現
像電極部材10と同軸に設定されている。さらに現像電
極部材10はフランジ23と中心軸12とが摺動するこ
とによって中心軸12に対して回転する。
【0026】中心軸12は側端付近の外周の一部に平面
部を形成したDカット形状の回転規制部12dを設け、
回転規制部12dと磁極中心線Mとで形成する角度を所
定の大きさに設定している。そして現像筐体14に設け
られた回転規制部のDカット形状の取付穴に、回転規制
部12dのDカット部を挿入することによって、磁極中
心線Mの軸間基準線Lに対する設定角度(以下設定角A
と記載)が設定されている。
【0027】一方、固定磁石25は固定軸2と一体に形
成されている。固定軸2はフランジ24を介して感光体
ドラム1と同軸に設定されている。さらに感光体ドラム
1はフランジ24と固定軸2とが摺動することによって
固定軸2に対して回転する。
【0028】固定軸2は側端付近の外周の一部に平面部
を形成したDカット形状の回転規制部2dを設け、回転
規制部2dと磁極中心線Nとで形成する角度を所定の大
きさに設定している。そして現像筐体14に設けられた
回転規制部2dのDカット断面と同形状の固定軸規制穴
に、回転規制部2dのDカット部を挿入することによっ
て、磁極中心線Nの軸間基準線Lに対する設定角度(以
下設定角Bと記載)が設定されている。この構成により
感光体ドラム1の現像ニップ部に磁界が形成される。
【0029】以上の様な構成により、現像電極部材10
と感光体ドラム1の対向する現像ニップ部に磁界が形成
される。この磁界は、二つの磁界を近距離に対向させて
いるので、磁界の形態は多くのパラメーターのバランス
で決定される。このため、一つ一つのパラメーターの影
響が単独で存在している場合に比べて、非常に大きい。
【0030】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0031】まず、感光体ドラム1の表面は帯電器3に
よって−450Vに均一に帯電され、次に露光装置6に
より静電潜像が形成される。その後、現像ニップでトナ
ーによる現像が行われ感光体ドラム1表面にトナー像が
形成される。
【0032】トナー像を表面に担持した記録紙16は、
不図示の定着手段まで搬送され、熱、圧力等の定着手段
によってトナー像が表面に固定されて最終画像が形成さ
れる。
【0033】一方、転写ニップにおいて記録紙16に転
写されずに感光体ドラム1上に残留した現像剤は感光体
ドラム1の回転にともなってクリーニング部材4との圧
接部まで到達して除去される。その後、帯電以下の上記
の工程が繰り返される。
【0034】次に、トナーによって行なわれる静電潜像
の現像工程を説明する。まず、トナーホッパ8内のトナ
ーは搬送羽根9の回転にともなってトナー溜め26内に
供給される。
【0035】トナー溜め26内に供給されたトナーは、
固定磁石25による磁気力を受けて静電潜像と無関係に
感光体ドラム1表面全面に付着する。次に感光体ドラム
1の回転とともにトナーは感光体ドラム1表面に対する
磁気力を受けながら現像ニップ付近まで搬送される。
【0036】現像ニップ内に搬送されるトナー量は、固
定磁石13と固定磁石25の磁気力の釣合で決定され
る。現像ニップ内では、現像電源15によって交番電界
が形成されおり、トナーはこの交番電界力により、現像
ニップ中で往復運動を繰り返す。交流電圧に重畳された
直流電圧は、静電潜像の画像部で形成される電界が、非
画像部に対して形成される電界と逆方向になるように電
圧が印加されている。現像の終了時には、トナーが、非
画像部では現像電極方向へ、画像部では感光体ドラム1
方向へ付着するように電界力と固定磁石13及び固定磁
石25の磁気力のバランスが取られている。
【0037】電界力は現像電源15の電圧と現像ギャッ
プの大きさにより決定され、磁気力は磁極の強度ととも
に、固定磁石13と現像電極部材10外周面との同軸
度、固定磁石25と感光体ドラム1外周面との同軸度、
固定磁石13と固定磁石25の距離、固定磁石13,B
の全ての磁極の設定位置により決定される。特に、2個
の固定磁石、計4極を対向させているので、一つのパラ
メーターの変化が全体の磁場に大きな影響を与える。
【0038】以上の構成によって、トナーには往復運動
中に電界力と磁気力の合力が作用し、選択的に静電潜像
の画像部のみに付着して画像パターンに応じたトナー像
が形成される。
【0039】一方、非画像部のトナーは、固定磁石13
の磁気力と電界力を受けて現像電極部材10上に付着
し、現像電極部材10の回転にともなってトナー溜め2
6内に回収される。回収されたトナーは、スクレーパ2
7によって現像電極部材10表面から掻き取られ、再び
磁気力の作用を受けて感光体ドラム1表面に付着して次
の画像形成に供される。
【0040】この種の現像方法は、感光体ドラム1上の
全ての電荷パターンを画像部/非画像部のS/N比が最
大の感光体ドラム1直上で可視化するとともに、非画像
部の現像剤を効果的に除去できるもので、高解像の画像
を得ることができる。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、感光体ドラム1、現像電極部材10の偏
心や振れを、現像筐体14のヒンジ30を中心とした回
転運動で逃げているために、固定磁石13および固定磁
石25の磁極が現像電極部材10と感光体ドラム1の軸
中心を結ぶ線(以後軸間基準線Lとする)となす設定角
度が変化してしまう。
【0042】図19に、現像筐体14の回転運動が固定
磁石の設定角度を変化させる状況を模式的に示す。図1
9において、まず実線のように、感光体中心0、現像電
極部材10中心Q、軸間基準線L、磁極中心線Mが配置
されている。この状態で感光体ドラム1と現像電極部材
10の偏心や振れにより、感光体ドラム1軸と現像電極
部材10軸の間隔が変化する。この時、ヒンジPを中心
として現像筐体14が回転運動により、図中の破線に示
すように、中心QがQ’へ、軸間基準線LがL’へと変
位する。そして、磁極中心線MがM’へ変位する。
【0043】このとき、LがMと形成していた角度θは
L’とM’がなす角度θ’となる。この角度の間には
θ’−θ=δ1+δ2の関係が成り立つ。つまり、軸間
基準線に対する磁極の設定角度が(δ1+δ2)だけ変
化するのである。これは、現像電極部材10及び固定磁
石13が、軸間基準線Lに対して並進運動でなく、回転
運動により変位することが原因である。
【0044】この様に、磁極位置が設定位置からずれて
しまうために、感光体ドラム1や現像電極部材10の回
転周期に対応して、画像濃度の変化や非画像部へのトナ
ーのかぶりが生じるという問題点を有していた。
【0045】特に、図22に示すように、感光体ドラム
1、現像電極部材10の双方に固定磁石を内包させた場
合には、両固定磁石のバランスとともに磁極の相対位置
がさらに重要である。固定磁石25及び固定磁石13が
所定の位置及び設定方向に対して移動或いは回転した場
合には、現像ニップに発生する磁界が大きく変化し、画
像品質に大きな影響を与える。
【0046】従って、偏心や振れを有する感光体ドラム
1や現像電極部材10の回転にともなう現像筐体14の
ヒンジを中心とする回転移動により、軸間基準線に対す
る磁極の相対角度が変化し、感光体ドラム1や現像電極
部材10の回転周期に対応した画像濃度の変化や非画像
部へのかぶりといった画像品質の大きな低下を招くとい
う問題点を有していた。
【0047】また、現像電極部材10及び固定磁石13
を現像筐体14に、感光体ドラム1及び固定磁石25を
ドラム筐体5にと、それぞれ別個に配設しているため
に、感光体ドラム1及び固定磁石25に対する現像電極
部材及び固定磁石Aの位置精度が保証できず、画像品質
が大きく低下するという問題点も有していた。
【0048】本発明は上記の問題点に鑑み、現像ニップ
に所定の磁界を精度良くかつ安定して発生させることに
よって高品位の画像を形成することができる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、磁性現
像剤と、表面に電荷パターンを担持して回転可能な像保
持体と、像保持体に間隙を保持して対向し、回転可能か
つ移動可能に設けられた現像電極部材と、少なくとも現
像電極部材を像保持体へ押圧する押圧手段と、間隙に介
在し一定の大きさに規制する間隙規制手段と、現像電極
部材の回転中心に対して同軸に配設された中心軸と、中
心軸と一体的に形成され、現像電極部材の表面に磁束を
発生させる第一の磁束発生手段と、像保持体、及び現像
電極部材を配設する一体の配設部材と、配設部材に設け
られ、現像電極部材の中心軸の回転を規制しながら第一
の磁束発生手段を現像電極部材とともに一方向へ並進移
動可能に案内する中心軸案内手段と、像保持体と現像電
極の対向部に電界を形成する電界発生手段とを具備した
ものである。
【0050】
【作用】本発明の上記した構成によって、像形成部材と
現像電極部材の間隙、さらに磁束発生手段と現像電極部
材及び像保持体のそれぞれの同軸度を一定に保持しなが
ら、磁束発生手段を回転移動でなく所定の角度を保持し
たまま並進移動させることができる。よって、像担持対
体や現像電極部材が偏心、振れを持って回転し、両部材
の軸間距離が変化しても、磁束発生手段の軸間基準線に
対する磁極の設定角度が変化しない。このため、現像ニ
ップに所定の磁界を安定して形成できる。したがって、
現像ニップに搬送された現像剤に確実に所定の磁気力を
作用させられ、画像濃度の変化や非画像部へのかぶりと
いった画像品位の低下を防止することができる。
【0051】また、一体の配設部材に像保持体とその内
部の固定軸・磁束発生手段、及び現像電極部材とその内
部の中心軸・磁束発生手段を配設するので、これらの相
対位置及び設定角度を容易に精度良く配設することがで
きる。
【0052】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0053】図1は本発明の第1の実施例における画像
形成装置の断面図、図2はその現像部の側面図である。
ここで現像部とは感光体ドラムと現像電極部材が配設さ
れる付近を呼ぶものである。
【0054】図1、2において、1は中空円筒状の導電
性基材上に光導電層を有し回転する感光体ドラム、2は
感光体ドラム1の回転中心と同軸の固定軸、3はスコロ
トロン方式の帯電器、4はウレタンゴム等で形成され先
端を感光体ドラム1表面に圧接されたクリーニング部材
である。6は画像パターンに応じたレーザ光を照射する
露光装置、7は磁性一成分トナー、8はトナーホッパ、
9は搬送羽根である。10は一端に回転力を伝達される
ギア駆動部を有し感光体ドラム1と最近接部(以下現像
ニップと記載)において一定の間隙(以下現像ギャップ
と記載)を保持して回転可能に設置された中空円筒状の
導電体である現像電極部材、11は現像電極部材10上
に押圧された現像ブレード、12は現像電極部材10の
回転中心と同軸で回転しない中心軸、13は複数の磁極
を有し、中心軸12と一体に形成された固定磁石、15
は現像電極部材10に交流電圧に直流電圧を重畳した所
定の交番電圧を印加する現像電源である。ピーク間電圧
が1.4kVの交流電圧に−300Vの直流電圧を重畳
している。16は記録紙、17は被転写部材を介して感
光体ドラム1に圧接する転写ローラー、18は転写部材
に電圧を印加する転写電源である。41は感光体ドラム
1、現像電極部材10、現像ブレード11を配置する一
体の現像筐体、42はバネ部材で形成された押圧部材、
43は現像筐体41に設けられた長穴形状の中心軸規制
穴である。22は現像ニップの両側端付近に設けられ一
定の厚みを有するギャップ規制部材である。押圧部材4
2は中心軸12を押圧し、現像電極部材10と感光体ド
ラム1をギャップ規制部材22を介して圧接させてい
る。
【0055】図3は本実施例における磁極配置の説明図
である。図4は本実施例における固定軸2と中心軸12
の端部の斜視図である。
【0056】図3、図4において、12は固定磁石13
と一体的に構成された中心軸12、23は現像電極部材
10と一体的に構成されかつ現像電極部材10の回転中
心と中心軸12とを同軸に位置決めするフランジであ
る。現像電極部材10はフランジ23と中心軸12とが
摺動することによって中心軸12に対して回転する。
【0057】Lは固定軸2と中心軸12との中心を結ん
だ軸間基準線、a、bは現像電極部材10の表面にそれ
ぞれN極、S極の磁束を発生させる磁極、Mは磁極aに
よって現像電極部材10表面に最大密度の磁束を発生さ
せる方向を示す磁極中心線である。
【0058】中心軸12は側端付近の外周の一部に平面
部を形成したDカット形状の回転規制部12dを有し、
回転規制部12dと磁極中心線Mとで形成する角度を所
定の大きさに設定している。回転規制部のDカット断面
と同形状の現像筐体41に設けらた中心軸規制穴43
に、中心軸12の回転規制部12dの平面部を嵌合させ
ることによって、磁極中心線Mの軸間基準線Lに対する
設定角度(以下設定角Aと記載)の誤差を±3゜の範囲
に設定している。設定角Aが決定されるとA’は自動的
に決まる。
【0059】2はドラム筐体に固定された固定軸、24
は感光体ドラム1と一体的に構成されかつ感光体ドラム
1の回転中心と固定軸2を同軸に位置決めするフランジ
であり、感光体ドラム1はフランジ24と固定軸2とが
摺動することによって回転する。固定軸2はドラム筐体
に設けられた穴に嵌合させることによって固定されてい
る。
【0060】これらの構成により現像電極部材10の現
像ニップ部に磁界が形成される。以上のように構成され
た画像形成装置について、以下その動作について説明す
る。この動作は全体的な画像形成工程と静電潜像を可視
化する現像工程に分けられる。
【0061】まず、画像形成工程を説明する。感光体ド
ラム1の表面は帯電器3によって−500Vに均一に帯
電され、次に露光装置6のレーザ光により静電潜像が形
成される。そして、現像電源15により現像ギャップに
生じる電界力で、感光体ドラム1上の静電潜像に付着し
トナー像を形成する。
【0062】一方、記録紙16は不図示の搬送手段によ
って感光体ドラム1と転写ローラー17との圧接部(以
下転写ニップと記載)に搬送される。そして転写電源1
8が転写ニップに形成する電界力により、感光体ドラム
1上のトナー像が記録紙16上に転写される。
【0063】トナー像を表面に担持した記録紙16は、
不図示の定着手段まで搬送され、熱、圧力等の定着手段
によってトナー像が表面に固定されて最終画像が形成さ
れる。
【0064】一方、転写ニップにおいて記録紙16に転
写されずに感光体ドラム1上に残留したトナーは感光体
ドラム1の回転にともなってクリーニング部材4との圧
接部まで到達して除去される。その後、帯電以下の上記
の工程が繰り返される。
【0065】次に、現像工程を説明する。まず、現像ブ
レード11により所定のトナー量、帯電量とされたトナ
ー層が現像電極部材10上に形成される。現像ニップ内
では、現像電源15によって交番電界が形成されおり、
トナーはこの交番電界力により、現像ニップ中で往復運
動を繰り返す。静電潜像の画像部で形成される電界が、
非画像部に対して形成される電界と逆方向になるように
電圧が印加されている。現像の終了時には、トナーが、
非画像部では現像電極方向へ、画像部では感光体ドラム
1方向へ付着するように電界力と固定磁石13の磁気力
のバランスが取られている。電界力は現像電源15の電
圧と現像ギャップの大きさにより決定され、磁気力は磁
極の強度とともに磁極と現像電極部材10外周面との距
離(同軸度)、磁極の設定角度により決定される。
【0066】以上の構成によって、現像ニップ内でトナ
ーに電界力と磁気力の合力が作用し、選択的に静電潜像
の画像部のみに付着して画像パターンに応じたトナー像
が形成される。
【0067】本実施例においては、感光体ドラム1と現
像電極部材10を一体の現像筐体41に配設することに
より、現像電極部材10と感光体ドラム1を精度良く配
設できる。その上、中心軸12に設けたDカット形状の
回転規制部12dを、回転規制部12dのDカットと同
幅の長穴である現像筐体41に設けた中心軸規制穴43
に挿入している。この構成によって、現像電極部材10
がギャップ規制部材22を介して感光体ドラム1に圧接
して現像ギャップの大きさを一定に保持し、且つ現像電
極部材10と固定磁石13と一体の中心軸12の同軸度
を保持しながら、感光体ドラム1、現像電極部材10に
偏心や振れがあっても、軸間基準線に対して中心軸12
と固定磁石13が並進移動するので設定角Aが変化しな
い。したがって、現像ニップに確実に安定した磁界を形
成し、高品位の画像を得ることができる。
【0068】本実施例に用いた現像工程では、現像ギャ
ップの大きさが変化すると、現像ギャップでの電界強度
が変化する。従って、中心軸12とともに現像電極部材
10を現像筐体41に固定し、固定軸2との軸間距離に
よって現像ギャップを規定すると、感光体ドラム1、現
像電極部材10の振れ、偏心により現像ギャップが変動
し、電界強度が変化して画像品位の低下を招くこととな
る。
【0069】また、固定磁石13と現像電極部材10の
距離(同軸度)が変化すると、現像電極部材10表面の
磁界の強度が変化する。このため、固定磁石13と現像
電極部材10の同軸度が重要である。従って、中心軸1
2を現像電極部材10と独立に現像筐体41に固定して
現像電極部材10のみを移動可能にすると、感光体ドラ
ム1、現像電極部材10の振れ、偏心により現像電極部
材10と固定磁石13の同軸度が変動し、現像ニップの
磁気力が変化して画像品位の低下を招くこととなる。
【0070】なお、本実施例においては固定軸2を感光
体ドラム1の長手方向の全幅にわたるものとしたが、固
定軸2は感光体ドラム1の両端部のみを支持する構成と
しても良い。
【0071】また、本実施例では中心軸12端部に回転
規制面を一箇所設けたDカット形状としたが、2箇所以
上の回転規制面を設けてもよい。
【0072】また、現像電極部材10内の固定磁石13
の磁極数は2極以上の複数極で構成することもできる。
【0073】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する図5は本発明の第2の
実施例における画像形成装置の断面図、図6はその現像
部の側面図である。
【0074】本実施例において、第1の実施例と異なる
点を図5、図6を用いて説明する。2は感光体ドラム1
の回転中心と同軸の回転しない固定軸、25は固定軸2
と一体で形成された固定磁石である。10は一端に回転
力を伝達されるギア駆動部を有し、感光体ドラム1と最
近接部(以下現像ニップと記載)において一定の間隙
(以下現像ギャップと記載)を保持して、感光体ドラム
1と逆方向に回転する中空円筒状の導電体である現像電
極部材、22は現像ニップの両側端付近に設けられ一定
の厚みを有するギャップ規制部材、12は現像電極部材
10の回転中心と同軸で回転しない中心軸、13は中心
軸12と一体に形成された固定磁石、26はトナー溜
め、27は燐青銅等の板状部材で形成されかつ先端を現
像電極部材10に圧接されたスクレーパである。41は
感光体ドラム1、現像電極部材10およびスクレーパ2
7、トナー溜め26、トナーホッパ8を配設する現像筐
体である。4はウレタンゴム等で形成され先端を感光体
ドラム1表面に圧接されたクリーニング部材、15は現
像電極部材10に交流電圧に直流電圧を重畳した所定の
交番電圧を印加する現像電源である。ピーク間電圧が
1.4kVの交流電圧に−250Vの直流電圧を重畳し
ている。感光体ドラム1と現像電極部材10はギャップ
規制部材22を介して圧接することにより、現像ギャッ
プを200μmで一定に保持している。
【0075】その他の構成、及び全体的な画像形成工程
は第1の実施例と同様である。次に、本実施例における
磁界を形成する構成について説明する。図7に感光体ド
ラム1、現像電極部材10、固定磁石13、固定磁石2
5の設定位置を示す。感光体ドラム1内の固定磁石25
において、、磁極cはS極、磁極dはN極である。現像
電極部材10内の固定磁石13においては、磁極aはN
極、磁極bはS極である。磁極cは、軸間基準線Lから
感光体ドラム1の回転方向の上流側に最大磁束密度が6
20〜700Gで設定角B=35゜、磁極dは440〜
530GでB’=5°に設定した。磁極aは550〜6
30Gで設定角A=20゜、磁極bは380〜470G
でA’=20゜である。ここで示す磁束密度は感光体ド
ラム1、現像電極部材10のそれぞれの表面で単独に測
定したものである。
【0076】以上の様な構成により、現像電極部材10
と感光体ドラム1の対向する現像ニップ部に磁界が形成
される。この磁界は、二つの磁界を近距離に対向させて
いるので、磁界の形態は多くのパラメーターのバランス
で決定される。このため、一つ一つのパラメーターの影
響が単独で存在している場合に比べて非常に大きい。
【0077】図8は軸端部の斜視図である。図7、図8
において、固定磁石13は中心軸12と一体に形成され
ている。中心軸12はフランジ23を介して現像電極部
材10と同軸に設定されている。さらに現像電極部材1
0はフランジ23と中心軸12とが摺動することによっ
て中心軸12に対して回転する。
【0078】中心軸12は側端付近の外周の一部に平面
部を形成したDカット形状の回転規制部12dを設け、
回転規制部12dと磁極中心線M1とで形成する角度を
所定の大きさに設定している。そして現像筐体41に設
けられた回転規制部のDカット幅とほぼ同寸法の中心軸
規制穴43に、回転規制部12dのDカット部を挿入す
ることによって、磁極aの中心線M1の軸間基準線Lに
対する設定角Aの誤差を±3゜の範囲に設定している。
この構成により現像電極部材10表面に磁界が形成され
る。
【0079】一方、固定磁石25は固定軸2と一体に形
成されている。固定軸2はフランジ24を介して感光体
ドラム1と同軸に設定されている。さらに感光体ドラム
1はフランジ24と固定軸2とが摺動することによって
固定軸2に対して回転する。
【0080】固定軸2は側端付近の外周の一部に平面部
を形成したDカット形状の回転規制部2dを設け、回転
規制部2dと磁極中心線M2とで形成する角度を所定の
大きさに設定している。そして現像筐体41に設けられ
た回転規制部BのDカット断面と同形状の固定軸規制穴
44に、回転規制部2dのDカット部を挿入することに
よって、磁極cの中心線Nの軸間基準線Lに対する設定
角Bの誤差を±3゜の範囲に設定している。この構成に
より感光体ドラム1の現像ニップ部に磁界が形成され
る。
【0081】次に、トナーによって行なわれる静電潜像
の現像工程を説明する。まず、トナーホッパ8内のトナ
ーは搬送羽根9の回転にともなってトナー溜め26内に
供給される。
【0082】トナー溜め内26に供給されたトナーは、
固定磁石25による磁気力を受けて静電潜像と無関係に
感光体ドラム1表面全面に付着する。次に感光体ドラム
1の回転とともにトナーは感光体ドラム1表面に対する
磁気力を受けながら現像ニップ付近まで搬送される。
【0083】現像ニップ内に搬送されるトナー量は、固
定磁石13と固定磁石25の磁気力の釣合で決定され
る。現像ニップ内では、現像電源15によって交番電界
が形成されおり、トナーはこの交番電界力により、現像
ニップ中で往復運動を繰り返す。交流電圧に重畳された
直流電圧は、静電潜像の画像部で形成される電界が、非
画像部に対して形成される電界と逆方向になるように電
圧が印加されている。現像の終了時には、トナーが、非
画像部では現像電極方向へ、画像部では感光体ドラム1
方向へ付着するように電界力と固定磁石13及び固定磁
石25の磁気力のバランスが取られている。
【0084】電界力は現像電源15の電圧と現像ギャッ
プの大きさにより決定され、磁気力は磁極の強度ととも
に、固定磁石13と現像電極部材10との同軸度、固定
磁石25と感光体ドラム1との同軸度、固定磁石13と
固定磁石25の距離、磁極aからdの設定位置により決
定される。特に、2個の固定磁石、計4極を対向させて
いるので、一つのパラメーターの変化が全体の磁場に大
きな影響を与える。
【0085】以上の構成によって、トナーには往復運動
中に電界力と磁気力の合力が作用し、選択的に静電潜像
の画像部のみに付着して画像パターンに応じたトナー像
が形成される。
【0086】一方、非画像部のトナーは、固定磁石13
の磁気力と電界力を受けて現像電極部材10上に付着
し、現像電極部材10の回転にともなってトナー溜め内
26に回収される。回収されたトナーは、スクレーパ2
7によって現像電極部材10表面から掻き取られ、再び
磁気力の作用を受けて感光体ドラム1表面に付着して次
の画像形成に供される。
【0087】この種の現像方法は、感光体ドラム1上の
全ての電荷パターンを画像部/非画像部のS/N比が最
大の感光体ドラム1直上で可視化するとともに、非画像
部のトナーを効果的に除去できるもので、高解像の画像
を得ることができる。
【0088】本実施例の構成では、感光体ドラム1と現
像電極部材10はギャップ規制部材22を介して圧接す
ることにより、現像ギャップを一定に保持している。こ
のため、振れや偏心を有する感光体ドラム1、現像電極
部材10が回転すると、固定軸2と中心軸12の軸間隔
が変化しなければならない。この時に、中心軸12は中
心軸規制穴43の内面を摺擦しながら並進移動する。中
心軸12のDカット形状の回転規制部が、同幅の長穴形
状の中心軸規制穴43に挿入されているので、中心軸1
2および固定磁石13の移動は並進運動に限られる。
【0089】図9は、本実施例の現像工程で現像ギャッ
プを変化させ、固定磁石13を現像電極部材10の回転
中心から独立に変位(同軸度を変化)させ、さらに固定
磁石25の設定角B及び固定磁石13の設定角Aを変位
させた場合に発生する画像品質の変化を示した図であ
る。横軸は固定磁石25の変位角度、縦軸は固定磁石1
3の変位角度である。設定中心度原点とし、変位角度の
符号は、感光体ドラム1或いは現像電極部材10の回転
方向の上流側を正符号とした。実線は現像ギャップが2
00μmで、固定磁石13が現像電極部材10の回転中
心と同軸で配設されている場合である。破線は現像ギャ
ップが250μmの場合、一点鎖線は固定磁石13が現
像電極部材10の回転中心から0.25mm感光体ドラ
ム1方向へ変位した場合である。
【0090】図中の曲線は画像濃度またはかぶりの等高
線を表す。画像濃度は1.35以下を低濃度とした。右
下の方向は画像濃度が1.35以下である。また、左上
の破線よりも左上方の領域では非画像部への現像剤の付
着、いわゆる”かぶり”が発生する。破線はかぶりの発
生境界のみ、一点鎖線は画像濃度が1.35となる境界
のみを示した。
【0091】図9の結果から、固定磁石13と現像電極
部材10の同軸度が重要であることが分かる。これは磁
極位置と現像電極部材10及び固定磁石25との距離が
変化したことにより、現像ニップの磁界が変化するため
と考えられる。従って、中心軸12を現像電極部材10
と独立に現像フレームに固定して現像電極部材10のみ
を移動可能にすると、感光体ドラム1、現像電極部材1
0の振れ、偏心により現像電極部材10と固定磁石13
の相対位置が変動し現像ニップの磁気力と電界力のバラ
ンスが崩れて、画像品位の低下を招くこととなる。
【0092】また、図9の結果から、現像ギャップの大
きさが重要であることが分かる。これは電極間距離の変
化による電界強度の変化とが主な原因であると考えられ
る。従って、中心軸12とともに現像電極部材10を現
像フレームに固定し、固定軸2との軸間距離によって現
像ギャップを規定すると、感光体ドラム1、現像電極部
材10の振れ、偏心により現像ギャップが変動し、電界
力と磁気力のバランスが崩れ、画像品位の低下を招くこ
ととなる。
【0093】本実施例の上記の構成によれば、固定軸2
の位置、配設角度を規定する固定軸規制穴44が、現像
電極部材10を配設する一体の現像筐体41に設けられ
ることによって、固定軸2の中心位置と固定磁石25の
設定角度を確実に設定することができる。
【0094】その上、中心軸12に設けたDカット形状
の回転規制部を、回転規制部のDカット部と同幅の現像
筐体41に設けた長穴である中心軸規制穴43に挿入し
ている。この構成によって、現像電極部材10がギャッ
プ規制部材22を介して感光体ドラム1に圧接して現像
ギャップの大きさを一定に保持し、且つ現像電極部材1
0と固定磁石13に一体の中心軸12の同軸度を保持し
ながら、感光体ドラム1、現像電極部材10に偏心や振
れがあっても、軸間基準線に対して中心軸12と固定磁
石13が並進移動するので設定角が変化しない。したが
って、現像ニップに確実に安定した磁界を形成し、高品
位の画像を得ることができる。
【0095】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0096】図10は、本発明の第3の実施例における
画像形成装置の構成図である。他の構成、及び現像工程
は第2の実施例と同様である。
【0097】本実施例が第2の実施例と異なるのは、第
一に現像筐体41に設けられた長穴形状の中心軸規制穴
43の長手方向の中心線を、感光体ドラム1の回転中心
と現像電極部材10の回転中心を含む平面と平行に設け
た点、第二にクリーニング部材4の圧接位置を軸間基準
線L上に設けた点である。この構成によって、クリーニ
ング部材4による圧接力と押圧部材42による押圧力と
の合力の作用方向が軸間基準線Lと同一方向になる。
【0098】本発明の第2の実施例には以下に示すよう
な問題点があった。第一に、軸間基準線Lの変位であ
る。図6において固定磁石13は並進移動する時に、軸
間基準線Lに対する設定角度は一定である。しかし、中
心軸規制穴43の中心軸12が本来の軸間基準線Lの位
置に対して傾き同一直線上にないため、中心軸12の移
動にともない基準となるべき軸間基準線L自身が変位し
てしまう。したがって、固定磁石13の並進移動によ
り、現像ニップと磁極の設定位置がズレてしまう。この
ため、現像ニップに生じる磁界が変化して、画像品位の
低下をもたらす。
【0099】第二に、固定軸2のたわみの問題である。
押圧部材42が現像電極部材10とギャップ規制部材2
2を介して感光体ドラム1を両端で押圧し、別方向から
クリーニング部材4が感光体ドラム1を押圧している。
この合力により、図11に示すように固定軸2が両端と
感光体ドラム1のフランジ24の4点で曲げモーメント
を受けることとなる。このため、固定軸2及び固定磁石
25が図11の破線で示すように変形し、固定磁石25
と感光体ドラム1表面との距離(同軸度)がドラムの長
手方向に変化することとなる。
【0100】本実施例の構成によれば、中心軸12が回
転規制部12dを中心軸規制穴43の内壁と摺動しなが
ら、中心軸12及び固定磁石13が設定角度を保って軸
間基準線L上を並進移動できる。これにより、現像電極
部材10がギャップ規制部材22を介して感光体ドラム
1に圧接して現像ギャップの大きさを一定に保持し、且
つ現像電極部材10と固定磁石13と一体の中心軸12
の同軸度を保持しながら、感光体ドラム1、現像電極部
材10に偏心や振れがあっても、軸間基準線L上を中心
軸12と固定磁石13が並進移動するので、軸間基準線
Lに対する設定角が全く変化しない。
【0101】また、クリーニング部材4を感光体ドラム
1を軸間基準線L上に配置するという構成により、クリ
ーニング部材4による圧接力と押圧部材42による押圧
力との合力の作用方向が軸間基準線Lと同一方向にな
る。これにより、感光体ドラム1のフランジ24が固定
軸2を押圧する力が相殺される。したがって、上述の固
定軸2及び固定磁石25のたわみを抑制し、固定磁石2
5と感光体ドラム1の間隔を一定に保持することができ
る。
【0102】以上の構成によって、現像ニップに常に所
定の磁界を形成し、高品位の画像を得ることができる。
【0103】なお、本実施例においては感光体ドラム1
に働く力として現像電極部材10とクリーニング部材4
を考えた。その他、転写ローラーや帯電ローラー等の圧
接力が大きい場合には、これら全ての合力を最小とすれ
ば良い。
【0104】(実施例4)図12は、本発明の第4の実
施例における画像形成装置の現像部の側面図であり、図
13は、本発明の第4の実施例における軸端部の斜視図
である。
【0105】図12、図13において、本発明の第3の
実施例と異なる点を説明する。51は中心軸12に突出
して固定された円筒状のピン、52は固定軸2に突出し
て固定された円筒状のピンである。53、54は現像筐
体41に設けられた中心軸規制穴43で、53を案内
部、54を角度規制部と呼ぶ。55、56は現像筐体4
1に設けられた固定軸規制穴44で、55を位置決め
部、56を角度規制部と呼ぶ。角度規制部54及び56
は、軸間基準線と平行に形成されている。
【0106】固定軸2は位置決め部55に挿入され、ピ
ン52は角度規制部56に挿入され、ピン52の外周表
面が角度規制部56の内壁に当接し、現像筐体41に固
定される。また、ピン51は角度規制部54に挿入され
る。中心軸12及びピン51は一体となって案内部53
及び角度規制部54の内壁面と摺動しながら移動する。
案内部53及び角度規制部54の内壁面は軸間基準線L
と平行に形成されているので、固定磁石13は設定角A
の大きさを所定の角度に保った状態で移動する。
【0107】その他の構成部材および現像工程は本発明
の第3の実施例と同様である。第3の実施例には以下に
述べるような問題点があった。
【0108】第一に、磁極の設定角度の誤差である。図
8、図10において固定軸2または中心軸12は現像筐
体41とDカット面2d,12dで角度を固定してい
る。このため角度の規制面が小さく、角度を設定する部
分の長さが短い。したがって、僅かな誤差でも、大きな
磁極の設定角度の誤差となって現れる。中心軸12は固
定軸2よりも外径が小さいため、この設定角度の誤差は
更に大きくなる。
【0109】特に、中心軸12は中心軸規制穴43内面
を摺動して並進移動する。この摩擦抵抗を抑制するため
に、中心軸12と中心軸規制穴43内面の間には一定の
クリアランスが必要である。このクリアランスがあるた
めに、Dカット面の角度が完全に規制できず、大きな設
定角度の誤差を生じる。
【0110】また、この種の画像形成装置においては、
通常感光体ドラム1が現像電極部材10よりも直径が大
きいために固定磁石25が固定磁石13よりも大きく設
定される。したがって、設定角Bの大きさが1゜変化し
た場合には、設定角Aの大きさが1゜変化した場合より
も現像ニップに形成される磁束の変化量が大きく、設定
角Bの大きさをピン52によって精度良く設定する必要
がある。
【0111】第二に、角度の規制面の摩耗の問題であ
る。中心軸12のDカット面12dは中心軸12の回転
を規制しながら、中心軸規制穴43内面を摺動する。こ
のため、回転駆動力の様な大きな外力が働くと、角度を
規制する面に摩耗が生じる。この摩耗は、中心軸12及
び固定磁石13の設定角度の変化をもたらす。
【0112】本実施例の構成によれば、感光体ドラム1
の回転中心に対する固定磁石25の回転を固定軸2の外
周よりも突出したピン52によって規制しているので、
角度を設定する部分の長さを大きくできる。このため、
誤差が生じても設定角度の変化を抑制でき、設定角Bの
大きさを精度良く設定することができる。同様に、現像
電極部材10の回転中心に対する固定磁石13の回転を
中心軸12の外周よりも突出したピン51によって規制
しているので、設定角Aの大きさを精度良く設定するこ
とができる。特に、中心軸規制穴43の角度規制部54
とピン51の間に一定のクリアランスを有しても、設定
角Aを精度良く設定することができる。
【0113】また、中心軸12の角度を規制する面と並
進移動の案内面が別であるので、中心軸12に働く外力
を角度規制部54でない案内部53で受け、角度規制部
54に働く力は中心軸12の回転を規制する力のみとな
り、低負荷で摺動させられるので、摩耗による固定磁石
13の設定角度の変化を防止することができる。
【0114】以上の構成によって、設定角B及び設定角
Aの大きさを精度良く設定でき、現像ニップに確実に所
定の磁界を形成することができる。
【0115】(実施例5)図14は、本発明の第5の実
施例における画像形成装置の現像部の側面図である。
【0116】本実施例が第3、第4の実施例と異なる点
を述べる。まず、固定軸規制穴を中心軸12の方向に延
長して、中心軸規制穴43の案内部53と一体とした二
軸規制穴61を設け、固定軸2の回転規制面と中心軸1
2の案内面を同一平面としている。さらに、固定軸2の
中心とDカット面までの距離が中心軸12の半径に等し
く設定されている。
【0117】固定軸2は第3の実施例と同様に現像筐体
41に固定されている。さらに、中心軸12を押圧部材
42によって押圧することにより、現像電極部材10を
ギャップ規制部材22を介して感光体ドラム1に押圧し
ている。また、固定軸2にはDカット形状の回転規制部
2dが設けられ、二軸規制穴61の内壁に当接すること
によって固定軸2の回転が規制されている。また中心軸
12は、ピン51が角度規制部54の内壁に当接するこ
とによって回転が規制されている。さらに、中心軸12
は固定軸2の角度を指定する平面を移動時の摺動面とし
ている。その他の構成および現像工程は第3、第4の実
施例と同様である。
【0118】本実施例では、二軸規制穴61を設け、固
定軸2の回転規制面と中心軸規制面を同一平面としてい
るので、中心軸12の移動方向を確実に軸間基準線上に
規制できる。したがって、固定磁石25及び固定磁石1
3によって一定の磁束を確実に現像ニップに形成でき
る。
【0119】(実施例6)図15は、本発明の第6の実
施例における画像形成装置のフランジ23部の断面図で
ある。
【0120】本実施例が第4の実施例と異なるのは、現
像電極部材10のフランジ23の外側の突出部の外径と
ほぼ同幅の摺動溝を有する電極規制部材62を設けた
点、この電極規制部材62にフランジ23の突出部を挿
入した点、そして、フランジ23の突出部に押圧部材4
2を押圧させて現像電極部材10をギャップ規制部材2
2を介して感光体ドラム1に押圧した点、中心軸12と
中心軸規制穴43とのクリアランスを大きく取り、中心
軸12位置は現像電極部材10で決定される点である。
その他の構成部材及び現像工程は本発明の第4の実施例
と同様である。
【0121】本発明の第5の実施例では、中心軸12の
たわみの問題を有していた。中心軸12は両端の押圧部
材42の押圧とギャップ規制部材22を押圧する現像電
極部材10のフランジ23の4点から曲げモーメントを
受ける。また、現像電極部材10のギア駆動部からの噛
み合い力やスクレーパ27の押圧力等の回転軸と垂直方
向の合力が現像電極部材10に働く。この外力により、
中心軸12は両端のフランジ23と中心軸規制穴43の
4点からも曲げモーメントをうける。このため、中心軸
12及び固定磁石13が図11の破線で示すように変形
し、固定磁石13と現像電極部材10表面との距離(同
軸度)が現像電極部材10の長手方向に変化し、現像ニ
ップでの磁界が変化することとなる。
【0122】しかしながら、本実施例においては、押圧
部材42を現像電極部材10と一体のフランジ23に押
圧することにより、押圧部材42とフランジ23の4点
からの曲げモーメントを解消することができる。また、
フランジ23が電極規制部材62の摺動溝に摺動するよ
うに挿入されているので、このフランジ23と摺動部が
外力を支えることができる。したがって、中心軸12お
よび固定磁石13に曲げモーメントが働くことを防止で
き、中心軸12および固定磁石13のたわみを防止でき
る。
【0123】以上の構成によって、現像電極部材10と
固定磁石13の間隔を一定に保持でき、現像ニップに常
に所定の磁界を安定して形成し、高品位の画像を得るこ
とができる。
【0124】(実施例7)図16は、本発明の第7の実
施例における画像形成装置の現像筐体41の内面図であ
り、図17は中心軸12を通り、軸間基準線Lに垂直な
面での断面図である。
【0125】本実施例が第6の実施例と異なるのは、現
像電極部材10のフランジ23の外側の突出部にリング
63を挿入し、フランジ23及び現像電極部材10をリ
ング63の内面と摺動させて回転させた点、このリング
63と外径とほぼ同幅の摺動溝64を現像筐体41に設
けた点、この摺動溝64にリング63を挿入した点、そ
して、リング63に押圧部材42を押圧させて現像電極
部材10をギャップ規制部材22を介して感光体ドラム
1に押圧した点である。
【0126】その他の構成部材及び現像工程は本発明の
第6の実施例と同様である。本発明の第6の実施例では
以下に述べる様な問題点があった。
【0127】第一に、押圧の確実性であった。押圧部材
42を現像電極部材10と一体のフランジ23に押圧す
ることにより、回転部分にバネである押圧部材42が押
圧している。このため、押圧部材42のバネ材がフラン
ジ23の回転に巻き込まれる。したがって、現像電極部
材10をギャップ規制部材22を介して感光体ドラム1
に押圧できなくなり、現像ギャップが開いてしまうので
ある。
【0128】第二に、フランジ23の回転により現像電
極部材10が移動する点である。回転するフランジ23
が摺動溝に挿入されているために、摺動溝とフランジ2
3の摩擦力が押圧部材42の押圧に打ち勝つ場合には、
摺動溝内をフランジ23が転がることとなる。そのため
に、現像電極が移動して感光体ドラム1との間の現像ギ
ャップが開き、さらに固定磁石13の位置もずれてしま
うのである。
【0129】第三に、現像電極を案内する摺動溝を、中
心軸12の回転軸規制穴を配設する現像筐体41と別部
材である電極規制部材62に設けたため、この摺動溝と
回転軸規制穴の設定位置が誤差を有しやすい。このた
め、現像電極が移動したときに、中心軸12および固定
磁石13の設定角度が変化してしまう。
【0130】しかしながら本実施例の構成では、リング
63をフランジ23に挿入し、フランジ23及び現像電
極をリング63内面と摺擦させて回転させ、回転しない
リング63に押圧部材42を押圧しているので、押圧部
材42のバネ材を巻き込むことを防止できる。さらに、
回転しないリング63を摺動溝64に挿入しているの
で、摺動溝64との摩擦で現像電極部材10及び固定磁
石13が移動することを防止できる。さらに、現像電極
を案内する摺動溝64を一体の現像筐体41に配設した
ので、中心軸規制穴43と摺動溝64の位置関係を精度
良く設定することができる。これらの構成によって、現
像ニップに常に所定の磁界を形成し、高品位の画像を得
ることができる。
【0131】(実施例8)図18は、本発明の第8の実
施例における画像形成装置の現像部の側面図である。
【0132】本実施例が第4の実施例と異なるのは、中
心軸12に突出して固定されたピン51が、固定軸2の
回転防止穴72に摺動可能に挿入されている点である。
その他の構成部材及び現像工程は本発明の第4の実施例
と同様である。
【0133】本実施例の構成により、固定磁石13と固
定磁石25の磁極の設定角度を同一部材であるピン51
で設定できるので、現像ニップの磁界をより精度良く安
定して得ることができる。
【0134】以上の本発明の実施例においては、感光体
ドラム1及び現像電極部材10を中空円筒状の部材で構
成したが、ベルト状の弾性体等でも構成でき、本実施例
の構成に限定されるものではない。
【0135】また、本実施例においては、固定軸2を感
光体ドラム1の回転中心と同軸に配設したが、感光体ド
ラム1をフランジ24を摺動させる等の構成で、感光体
ドラム1の回転中心を設定し、固定磁石25による感光
体ドラム1表面の磁界が同様に形成すれば、固定磁石2
5の配設位置は感光体ドラム1の内部であれば何処でも
良く、本実施例のような固定軸2を用いた構成に限定さ
れるものではない。
【0136】また現像方法は、感光体ドラムまたは現像
電極部材に同軸の固定磁石を有し、感光体ドラムと現像
電極部材をギャップ規制部材22を介して押圧して現像
ギャップを保持するもの全てを用いることができる。本
実施例に述べた現像方法に限定されるものではない。
【0137】
【発明の効果】以上のように本発明では、像形成部材と
現像電極部材の間隙、さらに磁束発生手段と現像電極部
材及び像保持体のそれぞれの同軸度を一定に保持しなが
ら、磁束発生手段を回転移動でなく所定の角度を保持し
たまま並進移動させることができる。このため現像ニッ
プに所定の磁界を精度良くかつ安定して形成でき、現像
剤に確実に所定の磁気力を作用させるので、画像濃度の
小さな高品位の画像を安定して形成することができる。
【0138】この効果によって、さらに感光体ドラム1
及び現像電極部材等の構成部材の寸法精度に対する許容
幅が広く設定できるので部品コストを低減できかつ製造
行程の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像形成装置の
断面図
【図2】本発明の第1の実施例における画像形成装置の
側面図
【図3】本発明の第1の実施例における磁極配置の説明
【図4】本発明の第1の実施例における軸端部の斜視図
【図5】本発明の第2の実施例における画像形成装置の
断面図
【図6】本発明の第2の実施例における画像形成装置の
側面図
【図7】本発明の第2の実施例における磁極配置の説明
【図8】本発明の第2の実施例における軸端部の斜視図
【図9】磁束発生手段の変位角度と画質との相関図
【図10】本発明の第3の実施例における画像形成装置
の側面図
【図11】4点曲げによるたわみの説明図
【図12】本発明の第4の実施例における画像形成装置
の側面図
【図13】本発明の第4の実施例における軸端部の斜視
【図14】本発明の第5の実施例における画像形成装置
の側面図
【図15】本発明の第6の実施例におけるフランジ部の
断面図
【図16】本発明の第7の実施例におけるフランジ部の
内面図
【図17】本発明の第7の実施例におけるフランジ部の
断面図
【図18】本発明の第8の実施例における画像形成装置
の側面図
【図19】従来の問題点の説明図
【図20】第一の従来例の画像形成装置の断面図
【図21】第一の従来例の画像形成装置の側面図
【図22】第二の従来例の画像形成装置の断面図
【図23】第二の従来例の画像形成装置の側面図
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 固定軸 4 クリーニング部材 10 現像電極部材 12 中心軸 13 固定磁石 15 現像電源 41 現像筐体 42 押圧部材 43 中心軸規制穴 22 ギャップ規制部材 12d 回転規制部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒木根 弘志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 勝敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性現像剤と、 表面に電荷パターンを担持し、回転可能な像保持体と、 前記像保持体に間隙を保持して対向し、回転可能かつ移
    動可能に設けられた現像電極部材と、 少なくとも前記現像電極部材を前記像保持体へ押圧する
    押圧手段と、 前記間隙に介在し一定の大きさに規制する間隙規制手段
    と、 前記現像電極部材の回転中心に対して同軸に配設された
    中心軸と、 前記中心軸と一体的に形成され、前記現像電極部材の表
    面に磁束を発生させる第一の磁束発生手段と、 前記像保持体、及び前記現像電極部材を配設する一体の
    配設部材と、 前記配設部材に設けられ、前記現像電極部材の中心軸の
    回転を規制しながら第一の磁束発生手段を前記現像電極
    部材とともに一方向へ並進移動可能に案内する中心軸案
    内手段と、 前記像保持体と前記現像電極の対向部に電界を形成する
    電界発生手段とを具備した画像形成装置。
  2. 【請求項2】像保持体の外周面に接して配置された現像
    剤貯留手段と、 前記像保持体の回転中心と同軸に配設された固定軸と、 前記固定軸と一体的に形成され、且つ前記像保持体表面
    に磁束を発生させる第二の磁束発生手段と、 配設部材に設けられ、前記固定軸の回転を防止する回転
    防止手段とを備え、 磁性現像剤が前記現像剤貯留手段から前記像保持体表面
    に供給され、 現像電極部材が、前記像保持体と対向部で逆方向に回転
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】現像電極部材を中心軸の移動方向へ案内す
    る現像電極案内手段を有することを特徴とする請求項1
    または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】現像電極案内手段が一体の配設部材に設け
    られたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】現像電極部材の中心軸の移動方向が、像保
    持体が回転する回転中心と前記中心軸を含む平面上であ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】像保持体の固定軸の回転を防止する回転防
    止手段が、現像電極部材の中心軸案内手段と同一平面を
    共有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】磁性現像剤と、 表面に電荷パターンを担持し、回転可能かつ移動可能な
    像保持体と、 前記像保持体に間隙を保持して対向し、回転可能かつ移
    動可能に設けられた現像電極部材と、 少なくとも前記現像電極部材を前記像保持体へ押圧する
    押圧手段と、 前記間隙に介在し一定の大きさに規制する間隙規制手段
    と、 前記現像電極部材の回転中心に対して同軸に配設された
    中心軸と、 前記中心軸と一体的に形成され、前記現像電極部材の表
    面に磁束を発生させる第一の磁束発生手段と、 前記中心軸の外周より突出し前記中心軸に固定され前記
    中心軸の回転を防止する第一の回転防止手段と、 前記像保持体と前記現像電極の対向部に電界を形成する
    電界発生手段とを具備した画像形成装置。
  8. 【請求項8】像保持体の固定軸が第一の回転防止部材の
    外形と同形状の回転規制穴を備え、前記第一の回転防止
    部材が前記回転規制穴に摺動可能に挿入して設けられた
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】磁性現像剤と、 表面に電荷パターンを担持し、回転可能な像保持体と、 前記像保持体に対向し、前記像保持体との対向部で逆方
    向に回転する現像電極部材と、 少なくとも前記現像電極部材を前記像保持体へ押圧する
    押圧手段と、 前記間隙に介在し一定の大きさに規制する間隙規制手段
    と、 前記磁性現像剤を貯留し、前記像保持体の外周面に接し
    て配置された現像剤貯留手段と、 前記現像電極部材の回転中心に対して同軸に配設された
    中心軸と、 前記中心軸と一体的に形成され、前記現像電極部材の表
    面に磁束を発生させる第一の磁束発生手段と、 前記像保持体の回転中心に対して同軸に固定された固定
    軸と、 前記固定軸と一体的に形成され且つ前記像保持体表面に
    磁束を発生させる第二の磁束発生手段と、 前記固定軸の外周より突出し前記固定軸に固定され、前
    記固定軸の回転を防止する第二の回転防止手段と、 前記像保持体と前記現像電極の対向部に電界を形成する
    電界発生手段とを具備した画像形成装置。
  10. 【請求項10】磁性現像剤と、 表面に電荷パターンを担持し、回転可能な像保持体と、 前記磁性現像剤を貯留し、像保持体の外周面に接して配
    置された現像剤貯留手段と、 前記像保持体と間隙を保持して対向し、前記像保持体と
    の対向部で逆方向に回転する現像電極部材と、 少なくとも前記現像電極部材を前記像保持体へ押圧する
    押圧手段と、 前記間隙に介在し一定の大きさに規制する間隙規制手段
    と、 前記現像電極部材の回転中心に対して同軸に配設された
    中心軸と、 前記中心軸と一体的に形成され、前記現像電極部材の表
    面に磁束を発生させる第一の磁束発生手段と、 前記像保持体の回転中心に対して同軸に固定された固定
    軸と、 前記固定軸と一体的に形成され且つ前記像保持体表面に
    磁束を発生させる第二の磁束発生手段と、 前記像保持体と前記現像電極の対向部に電界を形成する
    電界発生手段と前記像保持体表面に形成されたトナー像
    を記録紙に転写する転写部材と、 前記中心軸と前記固定軸を含む平面上に配設され、かつ
    前記像保持体に圧接し、 前記像保持体上の転写残りの現像剤をクリーニングする
    クリーニング部材とを具備した画像形成装置。
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