JPH08160179A - 液体金属冷却式原子炉 - Google Patents
液体金属冷却式原子炉Info
- Publication number
- JPH08160179A JPH08160179A JP7146656A JP14665695A JPH08160179A JP H08160179 A JPH08160179 A JP H08160179A JP 7146656 A JP7146656 A JP 7146656A JP 14665695 A JP14665695 A JP 14665695A JP H08160179 A JPH08160179 A JP H08160179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inert gas
- heat
- air
- reactor
- containment vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C15/00—Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
- G21C15/18—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C1/00—Reactor types
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体金属冷却式原子炉における受動的な崩壊
熱除去を増強する方式を提供する。 【構成】 原子炉容器15と格納容器7との間の不活性
ガスで充填されるすき間空間16から熱を除去する。不
活性ガスで充填されたすき間空間と流れが連通する複数
の冷却ダクト(入口ダクト21、出口ダクト23、上昇
ダクト25、下降ダクト31)を含む多重流路を設け、
不活性ガスを熱交換器32に循環させる。この熱交換器
により不活性ガスから熱を除去し、こうして不活性ガス
に自然対流の流れを生じさせる。不活性ガスが自然対流
による熱伝達により、原子炉容器から直接的に熱を吸収
する。
熱除去を増強する方式を提供する。 【構成】 原子炉容器15と格納容器7との間の不活性
ガスで充填されるすき間空間16から熱を除去する。不
活性ガスで充填されたすき間空間と流れが連通する複数
の冷却ダクト(入口ダクト21、出口ダクト23、上昇
ダクト25、下降ダクト31)を含む多重流路を設け、
不活性ガスを熱交換器32に循環させる。この熱交換器
により不活性ガスから熱を除去し、こうして不活性ガス
に自然対流の流れを生じさせる。不活性ガスが自然対流
による熱伝達により、原子炉容器から直接的に熱を吸収
する。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は全般的に液体金属冷却式原子炉
並びにその空気冷却に関する。特に、本発明は、熱の伝
導及び放射の固有の過程と流体の自然対流とによって、
液体金属冷却式原子炉からの崩壊熱及び顕熱を受動的に
取り去って、その熱をヒートシンク(即ち大気中の空
気)へ輸送することに関する。
並びにその空気冷却に関する。特に、本発明は、熱の伝
導及び放射の固有の過程と流体の自然対流とによって、
液体金属冷却式原子炉からの崩壊熱及び顕熱を受動的に
取り去って、その熱をヒートシンク(即ち大気中の空
気)へ輸送することに関する。
【0002】
【発明の背景】改良型液体金属冷却式原子炉(ALM
R)では、核分裂可能な燃料の炉心が、原子炉容器内で
液体ナトリウムの様な高温液体金属内に配置されてい
る。液体金属は炉心を冷却する為に使われ、それが吸収
した熱を使って、周知のように発電が行われる。
R)では、核分裂可能な燃料の炉心が、原子炉容器内で
液体ナトリウムの様な高温液体金属内に配置されてい
る。液体金属は炉心を冷却する為に使われ、それが吸収
した熱を使って、周知のように発電が行われる。
【0003】公知の形式のALMRプラントは、環状又
は円形のコンクリート・サイロを有する。サイロは好ま
しくは地下に配置して、その中に同心に環状の格納容器
を収容し、格納容器の中には原子炉容器が同心に配置さ
れ、この原子炉容器は、液体ナトリウムの様な液体金属
冷却材中に埋没した原子炉炉心を収容する。原子炉容器
と格納容器との間の環状空間が、アルゴンの様な不活性
ガスで充填される。原子炉容器及び格納容器は、上側の
枠(即ちフレーム)から垂直方向下向きに支持され又は
懸架され、この枠が複数個の普通の耐震隔離装置によっ
てコンクリート・サイロの上に支持されていて、地震の
際、格納容器及び原子炉容器の構造的な完全さを保つと
共に、これらの容器とそれを取り囲むサイロとで別々の
動きが出来る様にしている。
は円形のコンクリート・サイロを有する。サイロは好ま
しくは地下に配置して、その中に同心に環状の格納容器
を収容し、格納容器の中には原子炉容器が同心に配置さ
れ、この原子炉容器は、液体ナトリウムの様な液体金属
冷却材中に埋没した原子炉炉心を収容する。原子炉容器
と格納容器との間の環状空間が、アルゴンの様な不活性
ガスで充填される。原子炉容器及び格納容器は、上側の
枠(即ちフレーム)から垂直方向下向きに支持され又は
懸架され、この枠が複数個の普通の耐震隔離装置によっ
てコンクリート・サイロの上に支持されていて、地震の
際、格納容器及び原子炉容器の構造的な完全さを保つと
共に、これらの容器とそれを取り囲むサイロとで別々の
動きが出来る様にしている。
【0004】原子炉の運転は、中性子を吸収する制御棒
を炉心に選択的に挿入したり或いはそこから引出すこと
によって制御される。原子炉の運転中、非常状態に応答
する為、又は日常の保守作業を行なう為に、燃料の核分
裂反応を停止することが必要になることがある。原子炉
の運転を停止する時は、制御棒を核分裂燃料の炉心の中
に挿入して、必要とされる核分裂を生成する中性子を燃
料から奪い去る。しかし、残留崩壊熱が、ある時間にわ
たって、炉心から発生され続ける。この熱を運転停止し
た原子炉から散逸しなければならない。
を炉心に選択的に挿入したり或いはそこから引出すこと
によって制御される。原子炉の運転中、非常状態に応答
する為、又は日常の保守作業を行なう為に、燃料の核分
裂反応を停止することが必要になることがある。原子炉
の運転を停止する時は、制御棒を核分裂燃料の炉心の中
に挿入して、必要とされる核分裂を生成する中性子を燃
料から奪い去る。しかし、残留崩壊熱が、ある時間にわ
たって、炉心から発生され続ける。この熱を運転停止し
た原子炉から散逸しなければならない。
【0005】液体金属冷却材及び隣接する原子炉構造の
熱容量が、この余熱を散逸することを助ける。例えば、
原子炉容器から格納容器へ熱放射によって熱が伝達され
る。その結果、格納容器に温度上昇が起こる。格納容器
からの熱は、その外側に隔たるコンクリート・サイロに
向かって外向きにも放射される。こう云う構造は、長期
間の高い温度に耐えることが出来ないことがある。例え
ば、典型的なサイロの壁を構成しているコンクリート
は、高温にさらされた時、反り返って割れることがあ
る。
熱容量が、この余熱を散逸することを助ける。例えば、
原子炉容器から格納容器へ熱放射によって熱が伝達され
る。その結果、格納容器に温度上昇が起こる。格納容器
からの熱は、その外側に隔たるコンクリート・サイロに
向かって外向きにも放射される。こう云う構造は、長期
間の高い温度に耐えることが出来ないことがある。例え
ば、典型的なサイロの壁を構成しているコンクリート
は、高温にさらされた時、反り返って割れることがあ
る。
【0006】こう云う構成部分の過熱を防止する為、熱
除去装置が設けられる。ALMRに用いられる1つの熱
除去装置は、完全に受動形であって、熱の伝導及び放射
と云う固有の過程と、流体の自然対流とによって、連続
的に作用する。この安全性に関係する装置は、原子炉容
器補助冷却装置(RVACS)と呼ばれ、図1に略図で
示されている。熱が炉心から原子炉容器15に液体ナト
リウムの自然対流によって輸送される。その後、熱が伝
導によって原子炉容器の壁を通る。原子炉容器の外面か
ら、アルゴンの様な不活性ガスで充填されたすき間空間
16(図2参照)を横切って一層低温の格納容器7への
熱伝達は、殆ど全部が熱放射によって行なわれる。集熱
円筒体4が格納容器7とサイロ5の間に同心に配置され
て、格納容器と集熱円筒体の内表面との間に高温空気上
昇部6を形成すると共に、サイロと集熱円筒体の外表面
との間に低温空気下降部3を形成する。熱が格納容器7
から高温空気上昇部6内の空気に伝達される。集熱円筒
体4の内表面は格納容器からの熱放射を受け、その熱が
自然対流によって上昇する空気に伝達され、この空気は
上向きに流れて、空気出口9から熱を運び出す。格納容
器の外表面からの熱伝達は、約50%が高温空気上昇部
6内の空気への自然対流によるものであり、50%が集
熱円筒体4への放射によるものである。
除去装置が設けられる。ALMRに用いられる1つの熱
除去装置は、完全に受動形であって、熱の伝導及び放射
と云う固有の過程と、流体の自然対流とによって、連続
的に作用する。この安全性に関係する装置は、原子炉容
器補助冷却装置(RVACS)と呼ばれ、図1に略図で
示されている。熱が炉心から原子炉容器15に液体ナト
リウムの自然対流によって輸送される。その後、熱が伝
導によって原子炉容器の壁を通る。原子炉容器の外面か
ら、アルゴンの様な不活性ガスで充填されたすき間空間
16(図2参照)を横切って一層低温の格納容器7への
熱伝達は、殆ど全部が熱放射によって行なわれる。集熱
円筒体4が格納容器7とサイロ5の間に同心に配置され
て、格納容器と集熱円筒体の内表面との間に高温空気上
昇部6を形成すると共に、サイロと集熱円筒体の外表面
との間に低温空気下降部3を形成する。熱が格納容器7
から高温空気上昇部6内の空気に伝達される。集熱円筒
体4の内表面は格納容器からの熱放射を受け、その熱が
自然対流によって上昇する空気に伝達され、この空気は
上向きに流れて、空気出口9から熱を運び出す。格納容
器の外表面からの熱伝達は、約50%が高温空気上昇部
6内の空気への自然対流によるものであり、50%が集
熱円筒体4への放射によるものである。
【0007】上昇部6を取り巻く2つの高温の鋼の面に
よって上昇部6内の空気が加熱されることにより、装置
内に自然通風が誘起され、大気中の空気が地表より上方
の4つの空気入口1から入り込む。この空気が入口プレ
ナム2を介して低温空気下降部3に通され、その後コン
クリート・サイロ5の底に達するが、そこで向きを変え
て、高温空気上昇部6に入る。この高温空気が出口プレ
ナム8を介して地表より上方の4つの空気出口9に通さ
れる。集熱円筒体4の外表面は熱絶縁物(図に示してな
い)で覆われていて、集熱円筒体4からサイロ5への熱
伝達並びに低温空気下降部3内の下向きの流れの空気へ
の熱伝達を低減する。下降部内の比較的低温の空気と上
昇部内の比較的高温の空気との間の温度差が大きければ
大きい程、受動的に、例えば、モータ駆動のポンプを使
わずに、空冷の駆動力となる自然循環の度合いが一層大
きくなる。
よって上昇部6内の空気が加熱されることにより、装置
内に自然通風が誘起され、大気中の空気が地表より上方
の4つの空気入口1から入り込む。この空気が入口プレ
ナム2を介して低温空気下降部3に通され、その後コン
クリート・サイロ5の底に達するが、そこで向きを変え
て、高温空気上昇部6に入る。この高温空気が出口プレ
ナム8を介して地表より上方の4つの空気出口9に通さ
れる。集熱円筒体4の外表面は熱絶縁物(図に示してな
い)で覆われていて、集熱円筒体4からサイロ5への熱
伝達並びに低温空気下降部3内の下向きの流れの空気へ
の熱伝達を低減する。下降部内の比較的低温の空気と上
昇部内の比較的高温の空気との間の温度差が大きければ
大きい程、受動的に、例えば、モータ駆動のポンプを使
わずに、空冷の駆動力となる自然循環の度合いが一層大
きくなる。
【0008】RVACSの全体的な熱除去率は、温度と
共に増加し、且つ空気上昇部内における周囲の表面から
の対流による熱伝達により大きく左右される。従って、
これらの表面に於ける対流による熱伝達を増加するか、
或いは露出表面積を増加することが可能であれば、原子
炉集成体の任意の所定の温度でRVACSによって排除
される崩壊熱負荷は一層大きくなる。
共に増加し、且つ空気上昇部内における周囲の表面から
の対流による熱伝達により大きく左右される。従って、
これらの表面に於ける対流による熱伝達を増加するか、
或いは露出表面積を増加することが可能であれば、原子
炉集成体の任意の所定の温度でRVACSによって排除
される崩壊熱負荷は一層大きくなる。
【0009】こう云う手段によってRVACSの性能を
高めるための2つの方法が、米国特許第5,043,1
35号、発明の名称「液体金属冷却式原子炉の受動的冷
却方法とその装置」、及び米国特許第5,339,34
0号、発明の名称「改良された原子炉空冷装置の性能を
達成する為の空気側熱伝達を高める方法」に記載されて
いる。
高めるための2つの方法が、米国特許第5,043,1
35号、発明の名称「液体金属冷却式原子炉の受動的冷
却方法とその装置」、及び米国特許第5,339,34
0号、発明の名称「改良された原子炉空冷装置の性能を
達成する為の空気側熱伝達を高める方法」に記載されて
いる。
【0010】米国特許第5,043,135号には、空
気側の対流による熱伝達率が一層高くなる様な空気側熱
伝達表面調整方法が記載されている。これは、高温の鋼
壁の近くの熱境界層を乱す突起10(図2参照)を配置
することによって、表面の粗さを作り出すものである。
米国特許第5,339,340号に記載された別の増強
方法は、米国特許第5,043,135号の空気側増強
方法と組合せて、空気流の中に別の孔あき集熱円筒体1
1(図2参照)を配置するものである。孔あき鋼円筒体
を使うことは、最適の空気側熱伝達が達成される様に、
孔の程度及び形を調節して選ぶことが出来る点で、独特
である。
気側の対流による熱伝達率が一層高くなる様な空気側熱
伝達表面調整方法が記載されている。これは、高温の鋼
壁の近くの熱境界層を乱す突起10(図2参照)を配置
することによって、表面の粗さを作り出すものである。
米国特許第5,339,340号に記載された別の増強
方法は、米国特許第5,043,135号の空気側増強
方法と組合せて、空気流の中に別の孔あき集熱円筒体1
1(図2参照)を配置するものである。孔あき鋼円筒体
を使うことは、最適の空気側熱伝達が達成される様に、
孔の程度及び形を調節して選ぶことが出来る点で、独特
である。
【0011】
【発明の目的】単独で使うことが出来るが、米国特許第
5,043,135号及び同第5,339,340号の
増強手段と組み合わせて使う時に一層効果的である様な
補助崩壊熱除去方式を提供することである。
5,043,135号及び同第5,339,340号の
増強手段と組み合わせて使う時に一層効果的である様な
補助崩壊熱除去方式を提供することである。
【0012】
【発明の要約】本発明は、上に述べた従来の受動的空冷
装置の性能を高める改良方式である。本発明による崩壊
熱除去方式では、原子炉容器の外表面と格納容器の内表
面との間の不活性ガスで充填された環状空間領域から熱
を除去する。この熱除去方式は、RVACSによる熱除
去とは別の方式である。本発明による方式は、不活性ガ
スで充填された空間と流体連通関係にある多数の冷却ダ
クトを追加して、不活性ガスを熱交換器に循環させる多
数の流路を作ることを特徴とする。不活性ガスの熱がこ
れらの熱交換器で取り去られ、これにより不活性ガスに
自然対流の流れが生じる。この自然対流の流れが、従来
の崩壊熱除去方式と共に作用して、自然対流による熱伝
達により原子炉容器から直接的に熱を吸収する。こうし
て得られる二重崩壊熱除去方式の全体的な受動的対流熱
伝達は増大する。これは、熱が自然対流によって原子炉
容器及び格納容器の両方の表面から直接的に除去される
からである。
装置の性能を高める改良方式である。本発明による崩壊
熱除去方式では、原子炉容器の外表面と格納容器の内表
面との間の不活性ガスで充填された環状空間領域から熱
を除去する。この熱除去方式は、RVACSによる熱除
去とは別の方式である。本発明による方式は、不活性ガ
スで充填された空間と流体連通関係にある多数の冷却ダ
クトを追加して、不活性ガスを熱交換器に循環させる多
数の流路を作ることを特徴とする。不活性ガスの熱がこ
れらの熱交換器で取り去られ、これにより不活性ガスに
自然対流の流れが生じる。この自然対流の流れが、従来
の崩壊熱除去方式と共に作用して、自然対流による熱伝
達により原子炉容器から直接的に熱を吸収する。こうし
て得られる二重崩壊熱除去方式の全体的な受動的対流熱
伝達は増大する。これは、熱が自然対流によって原子炉
容器及び格納容器の両方の表面から直接的に除去される
からである。
【0013】本発明の熱除去手段と共に、上に述べた従
来の方式を使うことにより、原子炉の設計での温度余裕
が改善される。この代わりに、他の設計の制約の範囲内
で、特定の容器の寸法に対して、炉心の寸法を大きくす
ることが出来る。これは、将来のLMR装置に対する一
層まとまりがよくて経済的な原子炉の設計に繋がる。更
に、この受動的冷却方式の考えは、将来の大寸法の原子
炉向けに改造することが出来よう。こう云う形式の受動
的熱除去方式は、これまで、達成し得る熱流が比較的低
かった為に、こう云う大寸法の原子炉用には十分とは云
えなかった。
来の方式を使うことにより、原子炉の設計での温度余裕
が改善される。この代わりに、他の設計の制約の範囲内
で、特定の容器の寸法に対して、炉心の寸法を大きくす
ることが出来る。これは、将来のLMR装置に対する一
層まとまりがよくて経済的な原子炉の設計に繋がる。更
に、この受動的冷却方式の考えは、将来の大寸法の原子
炉向けに改造することが出来よう。こう云う形式の受動
的熱除去方式は、これまで、達成し得る熱流が比較的低
かった為に、こう云う大寸法の原子炉用には十分とは云
えなかった。
【0014】
【好ましい実施例の詳しい説明】米国特許第5,04
3,135号及び同第5,339,340号に記載され
た増強法の焦点は、図2に詳しく示す様に、格納容器7
の外表面と集熱円筒体4の内表面との間にある空気上昇
部6の環状空間にあった。通常は、熱が対流によってこ
れらの表面から空気流へ伝達される。従来のALMRの
設計では、こう云う滑らかな表面は、原子炉用に商業的
に利用し得るステンレス鋼に特有な粗さを持っている。
米国特許第5,043,135号の教示する所では、空
気の流れの方向に対して略垂直な方向に、例えば、格納
容器7の円筒体表面に沿って円周方向の向きに、表面突
起又は境界層トリップ10を作ることにより、表面の粗
さを大きくしていた。
3,135号及び同第5,339,340号に記載され
た増強法の焦点は、図2に詳しく示す様に、格納容器7
の外表面と集熱円筒体4の内表面との間にある空気上昇
部6の環状空間にあった。通常は、熱が対流によってこ
れらの表面から空気流へ伝達される。従来のALMRの
設計では、こう云う滑らかな表面は、原子炉用に商業的
に利用し得るステンレス鋼に特有な粗さを持っている。
米国特許第5,043,135号の教示する所では、空
気の流れの方向に対して略垂直な方向に、例えば、格納
容器7の円筒体表面に沿って円周方向の向きに、表面突
起又は境界層トリップ10を作ることにより、表面の粗
さを大きくしていた。
【0015】米国特許第5,339,340号の増強法
は、高温空気上昇部6内に、図2に示す様な多数の開口
又は孔12を持つ孔あき集熱円筒体11を配置するもの
である。孔12は任意の形であってよいが、製造上の観
点からすれば、円形が最も経済的であろう。穿孔の程
度、即ち、孔あき集熱円筒体の全表面積に対する開口の
合計面積は変数であって、最適の熱的な性能が得られる
様に選ぶことが出来る。孔12の目的は、格納容器7か
ら出て来る熱放射による熱流の一部分が、集熱円筒体4
に達して、それによって吸収される様にすることであ
る。放射熱流の残りが、孔あき集熱円筒体11によって
吸収される。この為、集熱円筒体4及び孔あき集熱円筒
体11の両方の表面が、放射による熱伝達により熱を受
取る。夫々が受取る割合は、孔あき集熱円筒体11に対
して選ばれる穿孔の程度によって制御することが出来
る。この穿孔の程度は、高温空気上昇部6に於ける全て
の熱伝達表面からの最大の全体的な対流による熱伝達を
達成する様な最適化の研究に基づいて定められる。空気
(ヒートシンク)に対する対流による伝熱率は、鋼表面
と空気との間の温度差並びに対流伝熱係数に関係し、孔
あき集熱円筒体11によって作られた個々の流路、即ち
内側流路13及び外側流路14に於ける空気の流速に関
係する。全体的な最適化過程は、内側及び外側の流路の
間で所望の空気流の分配を達成する様に、格納容器7及
び集熱円筒体4の隣接する壁に対して、孔あき集熱円筒
体11を適正に位置ぎめすることを考慮に入れなければ
ならない。孔あき集熱円筒体11の相対的な位置ぎめ
は、境界層トリップ10(熱伝達装置に設けられている
場合)の形にも関係する。
は、高温空気上昇部6内に、図2に示す様な多数の開口
又は孔12を持つ孔あき集熱円筒体11を配置するもの
である。孔12は任意の形であってよいが、製造上の観
点からすれば、円形が最も経済的であろう。穿孔の程
度、即ち、孔あき集熱円筒体の全表面積に対する開口の
合計面積は変数であって、最適の熱的な性能が得られる
様に選ぶことが出来る。孔12の目的は、格納容器7か
ら出て来る熱放射による熱流の一部分が、集熱円筒体4
に達して、それによって吸収される様にすることであ
る。放射熱流の残りが、孔あき集熱円筒体11によって
吸収される。この為、集熱円筒体4及び孔あき集熱円筒
体11の両方の表面が、放射による熱伝達により熱を受
取る。夫々が受取る割合は、孔あき集熱円筒体11に対
して選ばれる穿孔の程度によって制御することが出来
る。この穿孔の程度は、高温空気上昇部6に於ける全て
の熱伝達表面からの最大の全体的な対流による熱伝達を
達成する様な最適化の研究に基づいて定められる。空気
(ヒートシンク)に対する対流による伝熱率は、鋼表面
と空気との間の温度差並びに対流伝熱係数に関係し、孔
あき集熱円筒体11によって作られた個々の流路、即ち
内側流路13及び外側流路14に於ける空気の流速に関
係する。全体的な最適化過程は、内側及び外側の流路の
間で所望の空気流の分配を達成する様に、格納容器7及
び集熱円筒体4の隣接する壁に対して、孔あき集熱円筒
体11を適正に位置ぎめすることを考慮に入れなければ
ならない。孔あき集熱円筒体11の相対的な位置ぎめ
は、境界層トリップ10(熱伝達装置に設けられている
場合)の形にも関係する。
【0016】米国特許第5,043,135号及び同第
5,339,340号の空気側のRVACS増強法の特
徴を現在の設計に含める場合、原子炉容器15と格納容
器7の間の不活性ガスを充填したすき間空間16に於け
る伝熱抵抗が決め手になる。このすき間空間に於ける殆
ど全ての熱伝達は熱放射によるものであるから、RVA
CSの全体的な熱排除能力が幾らかでも改善されるとす
れば、それは容器の表面の熱放射率を改善することによ
って達成されよう。しかし、これらの表面は既に注意深
く調製された酸化物層を適用することによって熱放射率
を高める様にしてあるので、これらの表面の熱放射率を
これ以上目立って増加することは出来ない。従って、受
動的熱除去能力を更に改善するには、他の手段を採用し
なければならない。
5,339,340号の空気側のRVACS増強法の特
徴を現在の設計に含める場合、原子炉容器15と格納容
器7の間の不活性ガスを充填したすき間空間16に於け
る伝熱抵抗が決め手になる。このすき間空間に於ける殆
ど全ての熱伝達は熱放射によるものであるから、RVA
CSの全体的な熱排除能力が幾らかでも改善されるとす
れば、それは容器の表面の熱放射率を改善することによ
って達成されよう。しかし、これらの表面は既に注意深
く調製された酸化物層を適用することによって熱放射率
を高める様にしてあるので、これらの表面の熱放射率を
これ以上目立って増加することは出来ない。従って、受
動的熱除去能力を更に改善するには、他の手段を採用し
なければならない。
【0017】本発明では、すき間空間16内の不活性ガ
スから直接的に熱を除去して、すき間空間に有意の自然
対流の流れを誘起する手段を導入することによって、A
LMRに於ける受動的熱除去能力の増強を図る。すき間
空間16の流速が増加することにより、原子炉容器15
と格納容器7との間の対流による熱伝達が一層高くな
る。更に、後で説明する様に、この結果として通風ヘッ
ド(draft head)が一層大きくなると共にそ
れに関連してRVACSの空気流が増加するので、RV
ACSの性能が間接的に高まる。この為、本発明の複合
又は二重RVACSの全体的な性能が高まる。高まる程
度は、不活性ガス−RVACS空気間熱交換器に対する
投資の程度に大いに左右される。
スから直接的に熱を除去して、すき間空間に有意の自然
対流の流れを誘起する手段を導入することによって、A
LMRに於ける受動的熱除去能力の増強を図る。すき間
空間16の流速が増加することにより、原子炉容器15
と格納容器7との間の対流による熱伝達が一層高くな
る。更に、後で説明する様に、この結果として通風ヘッ
ド(draft head)が一層大きくなると共にそ
れに関連してRVACSの空気流が増加するので、RV
ACSの性能が間接的に高まる。この為、本発明の複合
又は二重RVACSの全体的な性能が高まる。高まる程
度は、不活性ガス−RVACS空気間熱交換器に対する
投資の程度に大いに左右される。
【0018】本発明の好ましい実施例による熱除去手段
の構成と動作を図3乃至6を参照して説明する。本発明
では、図3及び5に示す様に、4つの不活性ガス入口ダ
クト21が出口プレナムの中に水平に伸びていて、格納
容器7の壁に取付けられている。入口ダクト21は、4
つの入口開口22(図5参照)を介して、不活性ガスで
充填されたすき間空間16(図2参照)と流れが連通し
ている。同様に、4つの不活性ガス出口ダクト23も、
入口ダクト21と略同じ高さの所で、格納容器に取付け
られていて、4つの出口開口24を介して不活性ガスで
充填されたすき間空間16と連通している。図5に一番
よく示されている様に、各々の出口開口は、対応する入
口開口22から略90°の角度位置に配置されている。
原子炉集成体の各象限には1つの入口開口22及び1つ
の出口開口24がある。更に、燃料補給用外被28内に
配置された4つのRVACS煙突又は立て管27の全長
に沿ってそれらに隣接する様に配置した4つの垂直な不
活性ガス上昇ダクト25が設けられている。各々の不活
性ガス上昇ダクト25はその下端で、図3に示す様に、
4つの不活性ガス出口ダクト23の内の対応する1つと
流れが連通しており、図4に示す様に、熱絶縁物26に
よって覆われている。更に、各々の上昇ダクト25がそ
の上端では、水平方向に関連するRVACS立て管27
の壁を通抜けて、RVACSの入口ダクト29に入り込
み、図3及び5に示す様に、長方形のRVACS出口ダ
クト30の一方の長辺と合体する。
の構成と動作を図3乃至6を参照して説明する。本発明
では、図3及び5に示す様に、4つの不活性ガス入口ダ
クト21が出口プレナムの中に水平に伸びていて、格納
容器7の壁に取付けられている。入口ダクト21は、4
つの入口開口22(図5参照)を介して、不活性ガスで
充填されたすき間空間16(図2参照)と流れが連通し
ている。同様に、4つの不活性ガス出口ダクト23も、
入口ダクト21と略同じ高さの所で、格納容器に取付け
られていて、4つの出口開口24を介して不活性ガスで
充填されたすき間空間16と連通している。図5に一番
よく示されている様に、各々の出口開口は、対応する入
口開口22から略90°の角度位置に配置されている。
原子炉集成体の各象限には1つの入口開口22及び1つ
の出口開口24がある。更に、燃料補給用外被28内に
配置された4つのRVACS煙突又は立て管27の全長
に沿ってそれらに隣接する様に配置した4つの垂直な不
活性ガス上昇ダクト25が設けられている。各々の不活
性ガス上昇ダクト25はその下端で、図3に示す様に、
4つの不活性ガス出口ダクト23の内の対応する1つと
流れが連通しており、図4に示す様に、熱絶縁物26に
よって覆われている。更に、各々の上昇ダクト25がそ
の上端では、水平方向に関連するRVACS立て管27
の壁を通抜けて、RVACSの入口ダクト29に入り込
み、図3及び5に示す様に、長方形のRVACS出口ダ
クト30の一方の長辺と合体する。
【0019】不活性ガス下降ダクト31が、図4に示す
様に、RVACS出口ダクト30の1つの長辺(これは
この時、不活性ガス−RVACS空気間熱交換器32と
して作用する)と、RVACS入口ダクト29の内の、
熱交換器32に隣接していてそれと向かい合った長辺の
壁部分と、RVACS出口ダクトの2つの短辺の壁から
それぞれ伸びてRVACS入口ダクト29の壁と合体す
る側壁33とによって形成される。各々の下降ダクト3
1は、関連するRVACS立て管27の全長に沿って伸
びる。各々の下降ダクト31の下端は、図3に示す様
に、関連する不活性ガス入口ダクト21と流れが連通す
る。こゝで説明した好ましい実施例の不活性ガス−RV
ACS空気間熱交換器32は、構造的な観点から受入れ
られるものであれば、この他にも考えられる非常に多数
の種々の設計の内の1つに過ぎないものである。しか
し、こゝに示した好ましい実施例は、本発明の不活性ガ
ス−RVACS空気間熱交換器を普通のプラントに導入
するのに必要とする変更を最小限にする点で、最善の形
式であると考えられる。
様に、RVACS出口ダクト30の1つの長辺(これは
この時、不活性ガス−RVACS空気間熱交換器32と
して作用する)と、RVACS入口ダクト29の内の、
熱交換器32に隣接していてそれと向かい合った長辺の
壁部分と、RVACS出口ダクトの2つの短辺の壁から
それぞれ伸びてRVACS入口ダクト29の壁と合体す
る側壁33とによって形成される。各々の下降ダクト3
1は、関連するRVACS立て管27の全長に沿って伸
びる。各々の下降ダクト31の下端は、図3に示す様
に、関連する不活性ガス入口ダクト21と流れが連通す
る。こゝで説明した好ましい実施例の不活性ガス−RV
ACS空気間熱交換器32は、構造的な観点から受入れ
られるものであれば、この他にも考えられる非常に多数
の種々の設計の内の1つに過ぎないものである。しか
し、こゝに示した好ましい実施例は、本発明の不活性ガ
ス−RVACS空気間熱交換器を普通のプラントに導入
するのに必要とする変更を最小限にする点で、最善の形
式であると考えられる。
【0020】本発明では、図5及び6に示す様に、従来
の原子炉集成体の設計に対して変更を施す。4つの流れ
じゃま板34を、円周に沿って90°の間隔で、不活性
ガスで充填されたすき間空間16内に配置する。これら
のじゃま板は、原子炉容器15及び格納容器7の頂部の
近くから、これらの容器の円筒体部分の底近くまで伸び
る。この為、これらの流れじゃま板は4つの象限を限定
し、その内の2つが下向き流れ区域35、そして他の2
つが上向き流れ区域36と呼ばれる。下向き流れ区域3
5は、入口開口22に対応する円周方向の位置に配置さ
れており、上向き流れ区域36は、出口開口24に対応
する円周方向の位置に配置される。図5で、下向き流れ
区域35が、2組の電磁ポンプ37の半径方向外側に配
置されているのに対し、上向き流れ区域36は、中間熱
交換器38の半径方向外側に配置されていることに注意
されたい(ポンプ37及び熱交換器38は、例えば米国
特許第4,882,514号に記載された様な普通の部
品である)。この様な配置にする理由は、中間熱交換器
38の外側にある原子炉容器25の領域が通常は電磁ポ
ンプ37の外側の領域よりも一層高温であり、このた
め、図6に示す様に、各々のじゃま板の底の周りでの不
活性ガスの流れパターンを促進する傾向を持つからであ
る。
の原子炉集成体の設計に対して変更を施す。4つの流れ
じゃま板34を、円周に沿って90°の間隔で、不活性
ガスで充填されたすき間空間16内に配置する。これら
のじゃま板は、原子炉容器15及び格納容器7の頂部の
近くから、これらの容器の円筒体部分の底近くまで伸び
る。この為、これらの流れじゃま板は4つの象限を限定
し、その内の2つが下向き流れ区域35、そして他の2
つが上向き流れ区域36と呼ばれる。下向き流れ区域3
5は、入口開口22に対応する円周方向の位置に配置さ
れており、上向き流れ区域36は、出口開口24に対応
する円周方向の位置に配置される。図5で、下向き流れ
区域35が、2組の電磁ポンプ37の半径方向外側に配
置されているのに対し、上向き流れ区域36は、中間熱
交換器38の半径方向外側に配置されていることに注意
されたい(ポンプ37及び熱交換器38は、例えば米国
特許第4,882,514号に記載された様な普通の部
品である)。この様な配置にする理由は、中間熱交換器
38の外側にある原子炉容器25の領域が通常は電磁ポ
ンプ37の外側の領域よりも一層高温であり、このた
め、図6に示す様に、各々のじゃま板の底の周りでの不
活性ガスの流れパターンを促進する傾向を持つからであ
る。
【0021】本発明の熱除去手段の動作の際、2つの上
向き流れ区域36にある不活性ガスは、これらの区域で
は容器の表面温度が一層高いことにより上昇する。その
後、不活性ガスは4つの出口開口24を通って、4つの
不活性ガス出口ダクト23に入り、その後4つの不活性
ガス上昇ダクト25に入る。各々の不活性ガス上昇ダク
トが、図3及び4に示す様に、4つのRVACS立て管
27の対応する1つに隣接して配置されている。そこか
ら、高温の不活性ガスが4つの不活性ガス下降ダクト3
1に通されて、そこで不活性ガス−RVACS空気間熱
交換器32によって冷却される。冷却された不活性ガス
は、この後、4つの不活性ガス入口ダクト21、4つの
入口開口22及び2つの下向き流れ区域35を順に通
る。冷却された不活性ガスは、それが下向きに進むにつ
れて加熱されるが、その為に発生する上向きの浮力は、
高い所にある不活性ガス−RVACS空気間熱交換器3
2内で発生されたずっと大きな正の圧力ヘッドによって
抑えられる。不活性ガスが、図6に示す様に、流れじゃ
ま板34の末端より下方の開放空間内で、原子炉集成体
の底の近くで横方向に流れ、その後2つの上向き流れ区
域36に入る。不活性ガスは、上向き流れ区域の中を上
向きに流れるにつれて更に加熱され、この後、不活性ガ
スの流路全体を再び流れて、これを繰り返す。
向き流れ区域36にある不活性ガスは、これらの区域で
は容器の表面温度が一層高いことにより上昇する。その
後、不活性ガスは4つの出口開口24を通って、4つの
不活性ガス出口ダクト23に入り、その後4つの不活性
ガス上昇ダクト25に入る。各々の不活性ガス上昇ダク
トが、図3及び4に示す様に、4つのRVACS立て管
27の対応する1つに隣接して配置されている。そこか
ら、高温の不活性ガスが4つの不活性ガス下降ダクト3
1に通されて、そこで不活性ガス−RVACS空気間熱
交換器32によって冷却される。冷却された不活性ガス
は、この後、4つの不活性ガス入口ダクト21、4つの
入口開口22及び2つの下向き流れ区域35を順に通
る。冷却された不活性ガスは、それが下向きに進むにつ
れて加熱されるが、その為に発生する上向きの浮力は、
高い所にある不活性ガス−RVACS空気間熱交換器3
2内で発生されたずっと大きな正の圧力ヘッドによって
抑えられる。不活性ガスが、図6に示す様に、流れじゃ
ま板34の末端より下方の開放空間内で、原子炉集成体
の底の近くで横方向に流れ、その後2つの上向き流れ区
域36に入る。不活性ガスは、上向き流れ区域の中を上
向きに流れるにつれて更に加熱され、この後、不活性ガ
スの流路全体を再び流れて、これを繰り返す。
【0022】二重RVACSの動作は、相異なる3通り
に、崩壊熱除去能力を高める。第1に、熱が原子炉容器
の外表面から循環する不活性ガスによって直接的に除去
されて、各々の不活性ガス−RVACS空気間熱交換器
32でRVACSの出口空気39に伝達される。RVA
CSの性能の改善に対するこれの寄与は、これまでの所
最大であって、熱交換器の表面積(A)が大きい時、全
体の90%にもなると思われる。第2に、熱が不活性ガ
スで充填されたすき間空間16内に生じた強力な自然対
流の流れによって格納容器7に伝達され、この熱が次に
普通のRVACS空気流に伝達される。最後に、熱が不
活性ガス−RVACS空気間熱交換器32でRVACS
の出口空気39に加わり、それが自然循環の圧力ヘッド
並びにRVACSの流量を高め、こうして空気側の伝熱
係数並びに表面と空気の温度差を増加するので、RVA
CSの空気流量並びにその性能が高まる。
に、崩壊熱除去能力を高める。第1に、熱が原子炉容器
の外表面から循環する不活性ガスによって直接的に除去
されて、各々の不活性ガス−RVACS空気間熱交換器
32でRVACSの出口空気39に伝達される。RVA
CSの性能の改善に対するこれの寄与は、これまでの所
最大であって、熱交換器の表面積(A)が大きい時、全
体の90%にもなると思われる。第2に、熱が不活性ガ
スで充填されたすき間空間16内に生じた強力な自然対
流の流れによって格納容器7に伝達され、この熱が次に
普通のRVACS空気流に伝達される。最後に、熱が不
活性ガス−RVACS空気間熱交換器32でRVACS
の出口空気39に加わり、それが自然循環の圧力ヘッド
並びにRVACSの流量を高め、こうして空気側の伝熱
係数並びに表面と空気の温度差を増加するので、RVA
CSの空気流量並びにその性能が高まる。
【0023】米国特許第5,043,135号及び同第
5,339,340号に記載された増強法を利用した二
重RVACSの場合について特定の予備的な分析を行っ
たところ、UA積パラメータ値(UAは、熱交換器の全
体的な伝熱係数Uと熱交換器の表面積Aの積である)
に、図3及び5に示す様な不活性ガス−RVACS空気
間熱交換器としてRVACS空気出口ダクト30の1つ
の長辺を利用することに対応する3320Btu/時・
°Fの値を使うと、二重RVACSの全体的な性能が約
13%増加した。RVACSの温度余裕を下げずに可能
である対応する原子炉炉心出力は、約950MWt であ
り、これは4ミル/kWhの母線コストの正味減少値に
対応すると推定される。熱交換器の表面積を単に一層大
きくすることにより、更に増加することも可能である。
本発明者の検討したこの他の分析では、RVACS空気
出口ダクトの全部を不活性ガス−RVACS空気間熱交
換器の面積として使うと、本発明の二重RVACSによ
り、炉心出力は840から985MWt へ増加する(即
ち、17.5%の増加)ことが出来、この結果母線コス
トの推定減少値は5ミル/kWhになる。この様な出力
の増加は、現在のALMRに存在し得るこの他の設計の
制約に見合っていなければならない。しかし、この様な
出力増加を実現することが出来れば、発電コストのかな
りの正味の減少を実現することが出来る。
5,339,340号に記載された増強法を利用した二
重RVACSの場合について特定の予備的な分析を行っ
たところ、UA積パラメータ値(UAは、熱交換器の全
体的な伝熱係数Uと熱交換器の表面積Aの積である)
に、図3及び5に示す様な不活性ガス−RVACS空気
間熱交換器としてRVACS空気出口ダクト30の1つ
の長辺を利用することに対応する3320Btu/時・
°Fの値を使うと、二重RVACSの全体的な性能が約
13%増加した。RVACSの温度余裕を下げずに可能
である対応する原子炉炉心出力は、約950MWt であ
り、これは4ミル/kWhの母線コストの正味減少値に
対応すると推定される。熱交換器の表面積を単に一層大
きくすることにより、更に増加することも可能である。
本発明者の検討したこの他の分析では、RVACS空気
出口ダクトの全部を不活性ガス−RVACS空気間熱交
換器の面積として使うと、本発明の二重RVACSによ
り、炉心出力は840から985MWt へ増加する(即
ち、17.5%の増加)ことが出来、この結果母線コス
トの推定減少値は5ミル/kWhになる。この様な出力
の増加は、現在のALMRに存在し得るこの他の設計の
制約に見合っていなければならない。しかし、この様な
出力増加を実現することが出来れば、発電コストのかな
りの正味の減少を実現することが出来る。
【0024】従って、本発明の基本的な考えは、循環す
る不活性ガスにより、原子炉容器の外表面から熱を直接
的に除去することである。加熱された不活性ガスは、熱
交換器を通る多重流路を循環し、これらの熱交換器によ
り不活性ガスからの熱を取り去る。こうして冷却された
不活性ガスは、自然循環によって、原子炉容器と格納容
器との間の環状の空間へ戻る。この考えは、以上説明し
た好ましい実施例によって示されている。しかし、この
新規な考えは、本発明の範囲を逸脱せずに、兼ね合い並
びに熱的な性能の詳細な評価に従って、変更することが
出来る。更に、ALMRに於ける受動的空冷技術の分野
の当業者であれば、こゝに説明した方法及び装置の日常
的な色々な変更が容易に考えられよう。例えば、熱交換
器は、RVACS空冷装置の一部分ではない大気中の空
気に熱を直接的に排除する様に構成してもよい。この様
な全ての変更は、特許請求の範囲に含まれることを承知
されたい。
る不活性ガスにより、原子炉容器の外表面から熱を直接
的に除去することである。加熱された不活性ガスは、熱
交換器を通る多重流路を循環し、これらの熱交換器によ
り不活性ガスからの熱を取り去る。こうして冷却された
不活性ガスは、自然循環によって、原子炉容器と格納容
器との間の環状の空間へ戻る。この考えは、以上説明し
た好ましい実施例によって示されている。しかし、この
新規な考えは、本発明の範囲を逸脱せずに、兼ね合い並
びに熱的な性能の詳細な評価に従って、変更することが
出来る。更に、ALMRに於ける受動的空冷技術の分野
の当業者であれば、こゝに説明した方法及び装置の日常
的な色々な変更が容易に考えられよう。例えば、熱交換
器は、RVACS空冷装置の一部分ではない大気中の空
気に熱を直接的に排除する様に構成してもよい。この様
な全ての変更は、特許請求の範囲に含まれることを承知
されたい。
【図1】従来の液体金属冷却式原子炉の断面図で、原子
炉容器補助冷却装置を示す。
炉容器補助冷却装置を示す。
【図2】図1に示した原子炉の一部分を詳しく示す部分
的な方位方向の断面図。
的な方位方向の断面図。
【図3】本発明の好ましい実施例による液体金属冷却式
原子炉の断面図。
原子炉の断面図。
【図4】不活性ガス−RVACS空気間熱交換器を含む
様に本発明によって変更された1つのRVACS立て管
を示す横断面図。
様に本発明によって変更された1つのRVACS立て管
を示す横断面図。
【図5】RVACS出口プレナム又はその近くでの横断
面図で、原子炉集成体の断面を示すと共に、図3に示し
た原子炉の格納容器に取付けられるダクトを示す。
面図で、原子炉集成体の断面を示すと共に、図3に示し
た原子炉の格納容器に取付けられるダクトを示す。
【図6】原子炉容器と格納容器との間の不活性ガスで充
填された環状のすき間空間に配置された複数個の流れじ
ゃま板の内の1つの周りに於ける不活性ガスの流れを示
す断面図。
填された環状のすき間空間に配置された複数個の流れじ
ゃま板の内の1つの周りに於ける不活性ガスの流れを示
す断面図。
1 空気入口 3 低温空気下降部 4 集熱円筒体 5 サイロ 6 高温空気上昇部 7 格納容器 9 空気出口 11 孔つき集熱円筒体 15 原子炉容器 16 すき間空間 21 不活性ガス入口ダクト 23 不活性ガス出口ダクト 25 不活性ガス上昇ダクト 27 立て管 29 RVACS(原子炉容器補助冷却装置)入口ダク
ト 30 RVACS出口ダクト 31 不活性ガス下降ダクト 32 不活性ガス−RVACS空気間熱交換器 34 流れじゃま板
ト 30 RVACS出口ダクト 31 不活性ガス下降ダクト 32 不活性ガス−RVACS空気間熱交換器 34 流れじゃま板
Claims (10)
- 【請求項1】 格納容器と、前記格納容器によって囲ま
れて前記格納容器との間に不活性ガスで充填されたすき
間空間を形成する原子炉容器と、前記原子炉容器の内側
に配置された核燃料炉心と、前記格納容器との間に空間
をおいて前記格納容器を取り囲んでいる集熱円筒体と、
前記集熱円筒体を取り囲むサイロと、前記原子炉の外部
の大気中の空気と流れが連通する空気入口手段及び空気
出口手段と、前記空気入口手段及び空気出口手段と流れ
が連通する第1のガス循環流路手段を持つ第1の原子炉
容器補助冷却装置とを有し、前記第1のガス循環流路手
が受動的な空気冷却によって熱を除去するために前記格
納容器と前記サイロとの間を下向きに伸びいる液体金属
冷却式原子炉であって、 更に、不活性ガスで充填された前記すき間空間と流れが
連通する不活性ガス入口手段及び不活性ガス出口手段
と、該不活性ガス入口手段及び不活性ガス出口手段と流
れが連通すると共に前記格納容器の外側に伸びる第2の
ガス循環流路手段とを持つ第2の原子炉容器補助冷却装
置を有し、前記第2のガス循環流路手段が前記第1のガ
ス循環流路手段の第1の部分と熱交換関係にある第1の
部分を含み、前記不活性ガスから前記大気中の空気との
熱交換によって熱を取り去ることを特徴とする液体金属
冷却式原子炉。 - 【請求項2】 前記第2のガス循環流路手段の前記第1
の部分は第1の垂直ダクトを持ち、前記第1のガス循環
流路手段の前記第1の部分は第2の垂直ダクトを持ち、
前記第1及び第2の垂直ダクトが共通の熱伝導壁を有す
る請求項1記載の液体金属冷却式原子炉。 - 【請求項3】 更に、不活性ガスで充填された前記すき
間空間内にじゃま板手段を有し、該じゃま板手段は前記
すき間空間の最高の高さから前記すき間空間の最低の高
さより上方の終端まで伸びており、不活性ガスが前記じ
ゃま板手段の前記終端の下方を通って、前記不活性ガス
入口手段から不活性ガス出口手段へ流れる請求項1記載
の液体金属冷却式原子炉。 - 【請求項4】 格納容器と、前記格納容器との間に不活
性ガスで充填されたすき間空間を形成するように前記格
納容器によって囲まれた原子炉容器と、前記原子炉容器
の内側に配置された核燃料炉心と、原子炉の外部の大気
中の空気と流れが連通する空気循環流路手段と、不活性
ガスで充填された前記すき間空間と流れが連通する不活
性ガス入口手段及び不活性ガス出口手段と、前記格納容
器の外側にあって、前記不活性ガス入口手段及び不活性
ガス出口手段と流れが連通している不活性ガス循環流路
手段とを有し、該不活性ガス循環流路手段が前記空気循
環流路手段の第1の部分と熱交換関係にある第1の部分
を含み、前記不活性ガスから大気中の空気との熱交換に
よって熱を除去することを特徴とする液体金属冷却式原
子炉。 - 【請求項5】 前記空気循環流路手段が、前記格納容器
の外面と熱交換関係にある第2の部分を含む請求項4記
載の液体金属冷却式原子炉。 - 【請求項6】 前記不活性ガス循環流路手段の前記第1
の部分及び前記空気循環流路手段の前記第1の部分が共
通の熱伝導壁によって隔てられている請求項4記載の液
体金属冷却式原子炉。 - 【請求項7】 原子炉容器が格納容器によって囲まれて
両者間に流体で充填されたすき間空間が形成されている
液体金属冷却式原子炉で、該原子炉から熱を除去する装
置に於て、 前記流体で充填されたすき間空間と流れが連通する流体
出口手段と、 前記流体で充填されたすき間空間と流れが連通する流体
入口手段と、 前記格納容器の外部にあって、1端が前記流体出口手段
と流れが連通すると共に別の端が前記流体入口手段と流
れが連通している流体循環流路手段と、 原子炉の外部の大気中の空気と流れが連通する空気循環
流路手段であって、前記格納容器と熱交換関係にある第
1の部分、及び前記流体循環流路手段と熱交換関係にあ
る第2の部分を持ち、この該空気循環流路手段における
大気中の空気との熱交換によって、熱が前記流体循環流
路手段内の流体から並びに前記格納容器から除去される
ようにした空気循環流路手段とを有することを特徴とす
る熱除去装置。 - 【請求項8】 前記流体循環流路手段及び空気循環流路
手段が熱伝導材料で作られた共通の境界を有する請求項
7記載の熱除去装置。 - 【請求項9】 前記流体循環流路手段が、前記流体出口
手段と流れが連通する第1の垂直ダクト、前記流体入口
手段と流れが連通する第2の垂直ダクト、及び1端が前
記第1の垂直ダクトと流れが連通し、別の端が前記第2
の垂直ダクトと流れが連通する流れ反転ダクトを持ち、
前記空気循環流路手段が第3の垂直ダクトを持ち、前記
第2及び第3の垂直ダクトが共通の熱伝導壁を有する請
求項7記載の熱除去装置。 - 【請求項10】 原子炉容器と格納容器との間に環状の
空間を有する原子炉を冷却する方法に於て、 前記環状の空間を不活性ガスで充填し、 前記環状の空間と熱交換器との間で不活性ガスを循環さ
せて、該熱交換器により不活性ガスから大気中の空気へ
熱を伝導する段階を含む冷却方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/293,868 US5499277A (en) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | Method and apparatus for enhancing reactor air-cooling system performance |
| US293868 | 1994-08-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08160179A true JPH08160179A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=23130924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7146656A Pending JPH08160179A (ja) | 1994-08-19 | 1995-06-14 | 液体金属冷却式原子炉 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5499277A (ja) |
| JP (1) | JPH08160179A (ja) |
| KR (1) | KR100380128B1 (ja) |
| CN (1) | CN1117646A (ja) |
| DE (1) | DE19521074A1 (ja) |
| FR (1) | FR2723798B1 (ja) |
| GB (1) | GB2292476A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001033577A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-09 | General Electric Co <Ge> | 受動崩壊熱除去システムを具備した液体金属原子炉用の腐食軽減システム |
| KR100458035B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-11-18 | 한국수력원자력 주식회사 | 냉각재순환펌프의 가스제거장치 |
| JP2010243291A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Toshiba Corp | 高速炉 |
| WO2011058817A1 (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | 三菱重工業株式会社 | 非常用炉心冷却装置及び原子炉設備 |
| KR20170128593A (ko) * | 2015-03-19 | 2017-11-22 | 하이드로마인 뉴클리어 에너지 에스.에이.알.엘. | 원자로, 특히, 액체 금속냉각식 콤팩트 원자로 |
| RU2711404C1 (ru) * | 2018-12-18 | 2020-01-17 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Устройство для пассивного отвода избыточной тепловой энергии от объекта |
| JP2021513052A (ja) * | 2017-12-04 | 2021-05-20 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーGe−Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | 地熱炉の受動的冷却のためのシステム及び方法 |
| JP2024501440A (ja) * | 2020-12-28 | 2024-01-12 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | 堆積物構造体を備えた、原子炉用の自然循環式除熱システム |
| JP2024514313A (ja) * | 2021-04-13 | 2024-04-01 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | 受動空気冷却システムと一体化された原子炉施設 |
Families Citing this family (39)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7391698B2 (en) * | 1997-12-30 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Adaptive writing method for high-density optical recording apparatus and circuit thereof |
| JP3076033B1 (ja) | 1998-09-14 | 2000-08-14 | 松下電器産業株式会社 | 光学情報の記録再生装置および情報記録媒体 |
| KR100597722B1 (ko) * | 2004-01-02 | 2006-07-10 | 한국원자력연구소 | 액체금속로의 안정적인 피동 잔열제거 계통 |
| JP2009198400A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 制御棒駆動装置の冷却構造及び方法並びに原子炉 |
| US20110075787A1 (en) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware | Heat exchanger, methods therefor and a nuclear fission reactor system |
| US9275760B2 (en) * | 2009-09-25 | 2016-03-01 | Terrapower, Llc | Heat exchanger, methods therefor and a nuclear fission reactor system |
| US20110075786A1 (en) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware | Heat exchanger, methods therefor and a nuclear fission reactor system |
| KR20120083433A (ko) * | 2009-09-25 | 2012-07-25 | 시리트 엘엘씨 | 열교환기, 이 열교환기를 위한 방법 및 핵분열로 시스템 |
| JP5624355B2 (ja) * | 2010-04-21 | 2014-11-12 | 株式会社東芝 | 液体金属冷却型原子炉及びその除熱方法 |
| CN102467982B (zh) * | 2010-11-11 | 2015-05-06 | 中国广东核电集团有限公司 | 用于百万千瓦级核反应堆的安全壳风冷系统 |
| US11504814B2 (en) | 2011-04-25 | 2022-11-22 | Holtec International | Air cooled condenser and related methods |
| WO2012149057A1 (en) * | 2011-04-25 | 2012-11-01 | Holtec International, Inc. | Air-cooled heat exchanger and system and method of using the same to remove waste thermal energy from radioactive materials |
| FR2987487B1 (fr) | 2012-02-24 | 2014-03-28 | Commissariat Energie Atomique | Systeme d'evacuation de la puissance residuelle d'un reacteur nucleaire a neutrons rapides, utilisant une convection forcee dans l'espace intercuve |
| CN102623072A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-01 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种复合型的加速器驱动次临界堆事故余热排出系统 |
| US20130272474A1 (en) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | Westinghouse Electric Company Llc | Passive containment air cooling for nuclear power plants |
| US9728281B2 (en) | 2012-04-17 | 2017-08-08 | Bwxt Mpower, Inc. | Auxiliary condenser system for decay heat removal in a nuclear reactor |
| US9589685B2 (en) | 2012-05-21 | 2017-03-07 | Smr Inventec, Llc | Passive reactor cooling system |
| US12512230B2 (en) | 2012-05-04 | 2025-12-30 | Smr Inventec, Llc | Passively-cooled spent nuclear fuel pool system |
| US11901088B2 (en) | 2012-05-04 | 2024-02-13 | Smr Inventec, Llc | Method of heating primary coolant outside of primary coolant loop during a reactor startup operation |
| US11935663B2 (en) | 2012-05-21 | 2024-03-19 | Smr Inventec, Llc | Control rod drive system for nuclear reactor |
| US10096389B2 (en) | 2012-05-21 | 2018-10-09 | Smr Inventec, Llc | Loss-of-coolant accident reactor cooling system |
| CA2892392C (en) * | 2012-11-26 | 2019-01-08 | Joint Stock Company "Akme-Engineering" | Nuclear reactor with liquid metal coolant |
| US10512990B2 (en) | 2012-12-03 | 2019-12-24 | Holtec International, Inc. | Brazing compositions and uses thereof |
| JP6454692B2 (ja) * | 2013-05-28 | 2019-01-16 | エスエムアール・インベンテック・エルエルシー | 冷却材喪失事故の反応炉冷却システム |
| PL3005373T3 (pl) | 2013-05-28 | 2020-11-16 | Smr Inventec, Llc | Pasywny układ chłodzenia realitora |
| CN103472323B (zh) * | 2013-07-18 | 2016-02-24 | 大连理工大学 | 一种流体介质缝隙流动快速换热装置 |
| CN104269194B (zh) * | 2014-10-13 | 2016-09-07 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种温度触发的池式反应堆非能动事故余热排出系统 |
| CN104409115B (zh) * | 2014-12-17 | 2016-11-30 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于池式液态重金属冷却反应堆的辅助加热与余热排出复合型装置 |
| GB2545032A (en) * | 2015-12-06 | 2017-06-07 | Richard Scott Ian | Passive cooling of a molten salt reactor by radiation onto fins |
| WO2017205706A1 (en) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | Elysium Industries Ltd. | Heat removal system for a molten salt reactor system |
| CN106847348B (zh) * | 2017-01-19 | 2018-11-13 | 清华大学天津高端装备研究院 | 一种ads安全壳系统 |
| US10460844B2 (en) * | 2017-05-09 | 2019-10-29 | Westinghouse Electric Company Llc | Small nuclear reactor containment system |
| KR102295616B1 (ko) * | 2018-12-28 | 2021-08-31 | 한국전력기술 주식회사 | 매립형 냉각배관을 통한 공냉식 콘크리트 냉각장치 |
| US12163626B2 (en) * | 2019-02-07 | 2024-12-10 | Universitat Zurich | Cryostat for operation with liquid helium and method of operating the same |
| US10870954B2 (en) * | 2019-02-25 | 2020-12-22 | Astec, Inc. | Asphalt paving mixtures storage silo thermal barrier system |
| US11342085B2 (en) * | 2019-12-24 | 2022-05-24 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Integrated passive cooling containment structure for a nuclear reactor |
| CN113432439B (zh) * | 2021-07-29 | 2022-09-06 | 东北大学 | 一种铝电解槽停止运作后的冷却方法 |
| FR3131060B1 (fr) * | 2021-12-16 | 2023-12-08 | Commissariat Energie Atomique | Réacteur nucléaire refroidi au métal liquide intégrant un système passif d’évacuation de la puissance résiduelle (EPUR) à source froide avec réservoir thermique à matériau à changement de phase (MCP) et couche isolante thermique amovible autour du réservoir à MCP. |
| WO2026010615A1 (en) * | 2024-07-02 | 2026-01-08 | Nuclearis Corp. | Small integrated modular nuclear reactor without refueling operating as vertical dry storage for irradiated fuel at the reactor end of life |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3155595A (en) * | 1959-12-04 | 1964-11-03 | Babcock & Wilcox Co | Preheating and cooling a nuclear reactor system |
| US3121046A (en) * | 1961-11-16 | 1964-02-11 | Kenneth A Trickett | Pressure vessels |
| DE1684936C3 (de) * | 1967-12-29 | 1974-05-09 | Siemens Ag, 1000 Berlin U. 8000 Muenchen | Kernreaktordruckkessel |
| GB1258763A (ja) * | 1968-02-23 | 1971-12-30 | ||
| US3548931A (en) * | 1968-10-30 | 1970-12-22 | Atomic Energy Commission | Vessel for a sodium-cooled reactor |
| GB2143670B (en) * | 1983-07-15 | 1987-06-03 | Westinghouse Electric Corp | Passive emergency core cooling system for a liquid metal fast breeder reactor |
| US4959193A (en) * | 1989-05-11 | 1990-09-25 | General Electric Company | Indirect passive cooling system for liquid metal cooled nuclear reactors |
| US5043135A (en) * | 1989-05-18 | 1991-08-27 | General Electric Company | Method for passive cooling liquid metal cooled nuclear reactors, and system thereof |
| US5043136A (en) * | 1990-06-21 | 1991-08-27 | General Electric Company | Passive cooling safety system for liquid metal cooled nuclear reactors |
| US5223210A (en) * | 1991-08-16 | 1993-06-29 | General Electric Company | Passive cooling system for liquid metal cooled nuclear reactors with backup coolant flow path |
| FR2693309B1 (fr) * | 1992-07-01 | 1994-09-23 | Framatome Sa | Procédé et dispositif d'évacuation de la puissance résiduelle d'un réacteur nucléaire à neurton rapides à l'arrêt. |
| US5339340A (en) * | 1993-07-16 | 1994-08-16 | General Electric Company | Liquid metal reactor air cooling baffle |
| US5406602A (en) * | 1994-04-15 | 1995-04-11 | General Electric Company | Passive air cooling of liquid metal-cooled reactor with double vessel leak accommodation capability |
-
1994
- 1994-08-19 US US08/293,868 patent/US5499277A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-23 GB GB9510379A patent/GB2292476A/en not_active Withdrawn
- 1995-06-08 FR FR9506750A patent/FR2723798B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-09 DE DE19521074A patent/DE19521074A1/de not_active Withdrawn
- 1995-06-14 JP JP7146656A patent/JPH08160179A/ja active Pending
- 1995-06-16 CN CN95107017A patent/CN1117646A/zh active Pending
- 1995-06-17 KR KR1019950016195A patent/KR100380128B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001033577A (ja) * | 1999-06-11 | 2001-02-09 | General Electric Co <Ge> | 受動崩壊熱除去システムを具備した液体金属原子炉用の腐食軽減システム |
| KR100458035B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-11-18 | 한국수력원자력 주식회사 | 냉각재순환펌프의 가스제거장치 |
| JP2010243291A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Toshiba Corp | 高速炉 |
| WO2011058817A1 (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | 三菱重工業株式会社 | 非常用炉心冷却装置及び原子炉設備 |
| KR20170128593A (ko) * | 2015-03-19 | 2017-11-22 | 하이드로마인 뉴클리어 에너지 에스.에이.알.엘. | 원자로, 특히, 액체 금속냉각식 콤팩트 원자로 |
| JP2021513052A (ja) * | 2017-12-04 | 2021-05-20 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーGe−Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | 地熱炉の受動的冷却のためのシステム及び方法 |
| RU2711404C1 (ru) * | 2018-12-18 | 2020-01-17 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Уральский федеральный университет имени первого Президента России Б.Н. Ельцина" | Устройство для пассивного отвода избыточной тепловой энергии от объекта |
| JP2024501440A (ja) * | 2020-12-28 | 2024-01-12 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | 堆積物構造体を備えた、原子炉用の自然循環式除熱システム |
| JP2024514313A (ja) * | 2021-04-13 | 2024-04-01 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | 受動空気冷却システムと一体化された原子炉施設 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1117646A (zh) | 1996-02-28 |
| KR100380128B1 (ko) | 2003-06-28 |
| FR2723798B1 (fr) | 1997-04-11 |
| DE19521074A1 (de) | 1996-02-22 |
| FR2723798A1 (fr) | 1996-02-23 |
| GB2292476A (en) | 1996-02-21 |
| US5499277A (en) | 1996-03-12 |
| KR960008859A (ko) | 1996-03-22 |
| GB9510379D0 (en) | 1995-07-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08160179A (ja) | 液体金属冷却式原子炉 | |
| US7522693B2 (en) | Passive safety-grade decay-heat removal method and decay-heat removal system for LMR with pool direct heat cooling process | |
| US5043135A (en) | Method for passive cooling liquid metal cooled nuclear reactors, and system thereof | |
| KR101129735B1 (ko) | 원자로 | |
| US4959193A (en) | Indirect passive cooling system for liquid metal cooled nuclear reactors | |
| US20100226471A1 (en) | System for evacuating the residual heat from a liquid metal or molten salts cooled nuclear reactor | |
| KR101436497B1 (ko) | 나선형 소듐대-소듐 열교환기를 이용하여 자연순환 냉각 성능을 강화한 소듐냉각 원자로의 완전 피동형 잔열제거 시스템 | |
| US5021211A (en) | Liquid metal cooled nuclear reactors with passive cooling system | |
| WO2013176883A1 (en) | Pressurizer surge-line separator for integral pressurized water reactors | |
| CN114334192A (zh) | 一种微小型卧式反应堆的非能动余热排出装置 | |
| US5339340A (en) | Liquid metal reactor air cooling baffle | |
| US4101377A (en) | Fast neutron reactor | |
| CN114220571A (zh) | 一种自然循环余热排出系统及快中子反应堆 | |
| JPH0531750B2 (ja) | ||
| JPH04310894A (ja) | 制御棒駆動機構コイル冷却装置及び方法 | |
| US4676947A (en) | Device for thermal protection of a component of a fast-neutron nuclear reactor | |
| US5047204A (en) | Nuclear fuel element for a particle bed reactor | |
| JPS6053787A (ja) | 熱交換器 | |
| JP3110901B2 (ja) | 高速増殖炉 | |
| JPH0666991A (ja) | 高速増殖炉用中間熱交換器 | |
| JPS61268994A (ja) | 中間熱交換器 | |
| JPS58216985A (ja) | 沸騰水型原子炉 | |
| Hundal et al. | Passive shut-down heat removal system | |
| JPH0462037B2 (ja) | ||
| JPS61180190A (ja) | 高速増殖炉の熱遮蔽装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040525 |