JPH0816030A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0816030A
JPH0816030A JP6147594A JP14759494A JPH0816030A JP H0816030 A JPH0816030 A JP H0816030A JP 6147594 A JP6147594 A JP 6147594A JP 14759494 A JP14759494 A JP 14759494A JP H0816030 A JPH0816030 A JP H0816030A
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JP
Japan
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roller
fixing
temperature
heater
fixing device
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Application number
JP6147594A
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English (en)
Inventor
Keizo Yasuda
恵三 安田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ロ−ラ内に複数のヒータを内蔵する定着
装置における、温度ヒューズの数を減らして部品コスト
及び生産コストを低減させた定着装置を提供する。 【構成】 定着ロ−ラ1内にはメインヒータ2及びサブ
ヒータ3が設けられている。各ヒータ2,3とヒータ用
電源8,9とを結ぶ共通回路10に温度ヒューズ4を介
入させる。温度ヒューズ4の設置位置は定着ロ−ラ1の
外周近傍とし、また、ローラ軸方向については、メイン
ヒータ2の発熱領域2aとサブヒータ3の発熱領域3a
との境界部分に配置する。これにより、何らかの原因で
メインヒータ2又はサブヒータ3が過熱した場合でも、
温度ヒューズ4が作動(溶断)して両ヒータ2,3への
通電がカットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置に装着され、記録紙上に
転写された未定着画像を定着させる定着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置に装着され、記録紙上に転写された未定着画
像(加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーにより形成され
た画像)を加熱して記録紙上に定着させる定着装置とし
て、ヒータを内蔵させた定着ロ−ラ(加熱ローラ)と加
圧ローラとを圧接させ、両ローラ間に記録紙を通過させ
て熱と圧力とにより記録紙上の未定着トナー像の定着を
行なう、ヒートローラ方式の定着装置は周知である。
【0003】ヒートローラ方式の定着装置において、ロ
ーラ幅よりも狭い用紙幅の記録紙を通紙した場合、記録
紙が通過しない部分のローラ温度は記録紙が通過する部
分よりも高くなる。これは、用紙が通過する部分は用紙
によりローラ表面の熱が奪われるが、用紙の無い部分は
熱損失がないためである。従って、幅の狭い用紙を連続
して定着した場合には、用紙の無い部分のローラ温度が
許容範囲を越えて上昇する恐れがある。そのため、定着
ロ−ラ内に発熱分布の異なる複数のヒータを配設し、各
ヒータの発熱領域を互いに隣接させたものが提案されて
いる。
【0004】図3は、その様な定着装置の一例を説明す
るためのもので、定着ロ−ラ及びそれに内蔵されたヒー
タ等を示している。この図に示す定着ロ−ラ1はA3縦
方向サイズの用紙を定着できるだけの幅(軸方向の長
さ)320mmを有しており、内部には二本の赤外線ハロ
ゲンヒータ2,3が内蔵されている。メインヒータ2の
発熱領域2aはローラ1の中央部に配置され、210mm
の長さを有している。一方、サブヒータ3は二つの発熱
領域3a,3bを有しており、各発熱領域は55mmの長
さを有しており、それぞれローラ端部側に配置される。
メインヒータ2の発熱領域2aとサブヒータ3の二つの
発熱領域3a,3bとは互いに隣接するように配置され
ている。
【0005】図4は、主な記録用紙のサイズ(通紙幅)
を示すもので、A4縦方向の用紙の通紙幅は210mmで
あり、A3縦方向の用紙の通紙幅は297mmである。
【0006】図3に示した定着装置にA4縦方向の用紙
を通紙する場合、用紙搬送基準が中央基準であるので、
定着ロ−ラ1の中央部に発熱領域を持つメインヒータ2
だけに通電して発熱させてやればよく、サブヒータ3は
発熱させる必要がない。そのため、用紙が通過しないロ
ーラ両端部が加熱する心配はない。もし、ローラ全幅の
長さを有する一本のヒータだけで定着ロ−ラ1を加熱し
た場合には、用紙が通過しないローラ両端部の熱が用紙
により奪われないため、過熱する恐れが有る。また、ロ
ーラ全幅の長さを有するヒータを発熱させるものに比
べ、電力消費が少なくて済むというメリットもある。
【0007】定着装置においては、何らかの異常が発生
してヒータに連続的に通電が行なわれて発熱した場合、
ヒータ及び定着ロ−ラの過熱による発火等の危険を防ぐ
ために、定着ロ−ラの温度が所定の温度に達するとヒー
タへの通電を遮断する温度過昇時安全機構を設けること
が義務付けられている。一般的には、ヒータとその電源
との間に温度ヒューズを介入させ、その温度ヒューズを
定着ロ−ラの外周近傍又は外周に接触させて配置するこ
とにより、温度過昇時安全機構としているものが多い。
そして、ヒータを複数有している定着装置の場合には、
各ヒータの発熱領域の中心(ローラ軸方向)近傍に温度
ヒューズを設置するようにしている。
【0008】図3に示した定着装置においては、二本の
ヒータ2,3と図示しないヒータ電源との間には、二つ
の温度ヒューズ14a,14bが挿入されている。ヒュ
ーズ14aはサブヒータ3の発熱領域3aに対応した温
度ヒューズであり、ヒューズ14bはメインヒータ2の
発熱領域2aに対応した温度ヒューズである。もし、ど
ちらかのヒータが過熱した場合には、温度ヒューズ14
a又は14bが溶断して両ヒータへの通電がカットされ
る。なお、サブヒータ3の発熱領域3bの発熱量は発熱
領域3aと同じであるので、両方の発熱領域に温度ヒュ
ーズを設ける必要はない。
【0009】図5は、二本のヒータ2,3の発光分布を
示すもので、赤外線ハロゲンヒータの場合には、温度分
布も発光分布とほぼ同一の特性を有している。つまり、
この図にも示すように、ヒータはその全長に渡って均一
な温度分布を持つ分けではなく、ヒータの端部付近では
温度が低くなっている。そのため、定着ロ−ラ表面温度
は、特にローラ両端部で低くなっている。
【0010】ところで、一般的な定着装置においては、
定着ロ−ラ表面に接して又は近傍にサーミスタ等の温度
センサを配して定着ロ−ラの温度を検出し、種々の制御
を行なっている。例えば、装置の動作開始時に、定着ロ
−ラが所定の温度に達したことを検出して装置が動作可
能となったことをユーザに知らせたりしている。あるい
は、待機時に、定着ロ−ラの温度が設定温度に達すると
ヒータへの通電を遮断し、また、温度が下がるとヒータ
への通電を再開して定着ロ−ラの温度を一定に保つよう
な制御を行なっている。定着ロ−ラ軸方向の温度センサ
配置位置としては、温度ヒューズ同様、従来は各ヒータ
の発熱領域の中心付近に配置していた。
【0011】定着ロ−ラ内に複数のヒータを内蔵する場
合には、通常、各ヒータにより過熱される定着ロ−ラの
領域に対応して、温度センサも複数配置される。そし
て、各温度センサの検知信号に基づいて各ヒータを別個
に制御している。各温度センサの定着ロ−ラ軸方向の配
置位置としては、やはり各ヒータの発熱領域の中心付近
に配置される。
【0012】図3に示した定着装置においては、サブヒ
ータ3の発熱領域3bの中央部に対応して温度センサで
あるサーミスタ16が配置されている。また、メインヒ
ータ2の発熱領域2aの中央部に対応してサーミスタ1
5が配置されている。各サーミスタは図示しない制御手
段に接続され、サーミスタ16の検出温度に基づいてサ
ブヒータ3への通電が制御され、サーミスタ15の検出
温度に基づいてメインヒータ2への通電が制御される。
なお、サブヒータ3のもう一方の発熱領域に対しては、
温度ヒューズ同様、サーミスタを設ける必要がない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定着ロ
−ラ内に複数のヒータを内蔵する場合には、従来、各ヒ
ータに対応して温度ヒューズも複数個設けているが、各
ヒータの発熱量が異なる場合には、定着ロ−ラ表面の温
度分布が不均一なため、複数の温度ヒューズに定格の異
なるものを使用しなければならず、コストが上昇すると
いう問題があった。もちろん、温度ヒューズが一つのも
のに比べれば、部品コストだけでなく、組立てコスト等
も上昇することになる。
【0014】また、複数のヒータに対応して温度センサ
を複数個配置する場合、従来、上述したように各ヒータ
の発熱領域の中心付近(軸方向)に配置されるが、定着
ロ−ラはその端部からの熱放出が大きいため、加熱の立
上げ時に端部側に配置した温度センサが検出する温度は
中央部に配置された温度センサの検出温度よりも低くな
る。そのため、端部側の温度センサの検出温度に基づい
て制御されるヒータ(図3ではサブヒータ3に相当す
る)に対する電力供給量が、中央部のヒータ(図3では
メインヒータ2に相当する)に対する電力供給量よりも
大きくされ、実際の定着には必要のない電力が供給され
ることもある。このように消費電力が大きくなることに
より、電源にかかる負担を増大させたり定着ロ−ラ温度
のオーバーシュート幅が拡大するなどの問題があった。
【0015】さらに、温度センサからの信号に基づいて
定着ロ−ラ中央部の温度を定着に適する温度に制御した
場合でも、定着ロ−ラ端部の温度が中央部よりも低いた
め、最大通紙幅の用紙に対して定着を行なう場合には、
端部付近で定着不良を起こす恐れが有るという問題があ
った。
【0016】本発明は、従来の定着ロ−ラ内に複数のヒ
ータを内蔵する定着装置における上述の問題を解決し、
コストを上昇させることなく安定した定着性能を発揮す
ることのできる定着装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を隣接させ
た複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定着ロ−ラ
に圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間に未定着
画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を用紙上に
定着させる定着装置において、前記複数の発熱源への共
通通電回路内に温度過昇時安全手段を介入させるととも
に、該温度過昇時安全手段を、前記定着ロ−ラ外周近傍
又は外周に接触させて前記隣接する発熱領域の境界部分
に対応した位置に単数配置したことにより解決される。
【0018】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を隣接させ
た複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定着ロ−ラ
に圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間に未定着
画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を用紙上に
定着させる定着装置であって、前記複数の発熱源に対応
する部分の定着ロ−ラ温度を検知する複数の温度検知手
段を備え、該複数の温度検知手段の検知信号に基づいて
前記複数の発熱源をそれぞれ独立して制御する定着装置
において、前記複数の温度検知手段のうち、前記定着ロ
−ラの端部側を過熱する発熱源に対応した温度検知手段
を、該発熱源の発熱領域のローラ軸方向中央部とローラ
中央側端部との間に配置することを提案する。
【0019】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を隣接さ
せた複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定着ロ−
ラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間に未定
着画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を用紙上
に定着させる定着装置であって、前記複数の発熱源に対
応する部分の定着ロ−ラ温度を検知する複数の温度検知
手段を備え、該複数の温度検知手段の検知信号に基づい
て前記複数の発熱源をそれぞれ独立して制御する定着装
置において、前記複数の温度検知手段のうち、前記定着
ロ−ラの端部側を過熱する発熱源に対応した温度検知手
段を、該発熱源の発熱領域のローラ軸方向中央部よりも
ローラ端部側の通紙領域内に配置することを提案する。
【0020】
【作用】複数の発熱源に電力を供給するための共通通電
回路内に温度過昇時安全手段を介入させる。このとき、
その温度過昇時安全手段は定着ロ−ラ外周近傍又は外周
に接触させて配置する。また、温度過昇時安全手段のロ
ーラ軸方向の配置は、複数の発熱源の隣接する発熱領域
の境界部分に対応した位置とする。これにより、隣接し
た発熱領域のうちどちらの発熱領域が過熱した場合で
も、その境界部分に対応した位置に単数配置された温度
過昇時安全手段が作動して、複数の発熱源への通電を遮
断する。
【0021】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図3により説明した従来例と同一の部分に
は同一の符号を付して説明する。
【0023】図1は、本発明定着装置の一実施例を説明
するための定着ロ−ラ付近を示すものである。この図に
示すように、定着ロ−ラ1はA3縦方向サイズの用紙を
定着できるだけの幅(軸方向の長さ)320mmを有して
おり、内部には二本の赤外線ハロゲンヒータ2,3が内
蔵されている。メインヒータ2の発熱領域2aはローラ
1の中央部に配置され、210mmの長さを有している。
一方、サブヒータ3は二つの発熱領域3a,3bを有し
ており、各発熱領域は55mmの長さでそれぞれローラ端
部側に配置される。
【0024】二本のヒータ2,3は、それぞれヒータ電
源8,9に接続され、各ヒータとその電源とを結ぶ共通
回路10には温度ヒューズ4が挿入されている。そし
て、ヒータ電源8,9はコントローラ7に接続され、コ
ントローラ7からの制御信号によりヒータ電源8,9が
各ヒータ2,3に電力を供給する。温度ヒューズ4は定
着ロ−ラ1の外周近傍に配置されているが、この図にお
いては、温度ヒューズ4及び後述するサーミスタ5,6
の配置位置はローラ軸方向だけを表しており、定着ロ−
ラ1に対する距離を表すものではない。
【0025】温度ヒューズ4のローラ軸方向の位置は、
メインヒータ2の発熱領域2aとサブヒータ3の発熱領
域3aとの境界部に配置される。温度ヒューズ4は、設
定温度以上になった場合に溶断して二本のヒータ2,3
への通電をカットし、定着ロ−ラ1の過熱による発火等
の危険を防止する。
【0026】また、二つのサーミスタ5,6が定着ロ−
ラ1の外周近傍に配置されている。サーミスタ5,6は
コントローラ7に接続され、検出信号はコントローラ7
に送られる。そして、コントローラ7はサーミスタ5又
は6からの情報に基づいてヒータ電源8,9を別個に制
御し、定着ロ−ラ1の温度をコントロールする。サーミ
スタ5は定着ロ−ラ1の軸方向の中央部、すなわちメイ
ンヒータ2の発熱領域2aの中央部に配置されている。
そして、サーミスタ6はサブヒータ3の発熱領域3bの
中央部とローラ中央側の端部(発熱領域3bの端部)と
の中間点に配置されている。
【0027】本実施例においては、何らかの原因により
ヒータ2,3のいずれか一方に連続して電力が供給さ
れ、どちらかのヒータが連続点灯して過熱した場合に
は、温度ヒューズ4が溶断して二本のヒータ2,3への
通電がカットされる。もちろん、ヒータ2,3が二本と
も過熱した場合にも温度ヒューズ4が作動することはい
うまでもない。
【0028】従来、複数のヒータを内蔵する定着ロ−ラ
の場合には、図3に示した例のように、各ヒータの発熱
領域の中心部にそれぞれ温度ヒューズを配置していた
が、定着ロ−ラ1がアルミ製で、その肉厚tが1mm程度
の場合には、ヒータの発熱領域の中心部におけるローラ
表面温度と隣の発熱領域との境界部におけるローラ表面
温度の差は10℃以下に収まり、ローラの肉厚が厚くな
ればその温度差はさらに小さくなる。よって、本実施例
のように、隣接する発熱領域の境界部に一つの温度ヒュ
ーズ4を配置した場合でも、発熱領域の中心部と境界部
との温度差以内でヒューズが作動する。従って、実用上
問題はなく、温度ヒューズの数を減らして部品コスト及
び組立てコスト等を低減させることが可能となる。
【0029】例えば、図3に示した例において、定着ロ
−ラ1の温度が300℃程度になる場合、温度ヒューズ
14aとしては定格160℃程度のものが、また、温度
ヒューズ14bとしては定格170℃程度のものが使用
される。そして、メインヒータ2が連続発光して定着ロ
−ラ1が過熱した場合、温度ヒューズ14bは170℃
で溶断する。このとき、発熱領域2aと発熱領域3aと
の境界部の温度は160℃に相当する。そこで、本実施
例に従って、発熱領域2aと発熱領域3aとの境界部に
定格160℃の温度ヒューズを一つ配置してやれば、メ
インヒータ2については従来例と同じ温度で安全装置が
働くことになる。また、サブヒータ3が過熱した場合、
従来例では温度ヒューズ14aが160℃で溶断してい
た。このとき、発熱領域2aと発熱領域3aとの境界部
の温度は150℃である。しかし、本実施例に従って発
熱領域2aと発熱領域3aとの境界部に定格160℃の
温度ヒューズを配置した場合には、その温度ヒューズが
160℃で溶断したときには、サブヒータ3の発熱領域
3aの中央部では170℃となり、従来例より10℃高
い温度に上昇しているだけである。従って、隣接する発
熱領域の境界部分に配置した一つの温度ヒューズで発火
等の危険を充分防止することができ、コストを削減する
ことができる。
【0030】ところで、上述したように、二つのサーミ
スタ5,6が定着ロ−ラ1の外周近傍に配置されてい
る。サーミスタ6はサブヒータ3の発熱領域3bの中央
部と端部(発熱領域3bのローラ中央側端部)との中間
点に配置されている。この構成によれば、二本のヒータ
2,3を発光させた場合、サーミスタ6に対してもメイ
ンヒータ2の発熱が与えられるため、特に加熱の立上り
時に、従来の発熱領域3bの中央部にサーミスタ6を配
置したものに比べてサーミスタ6の温度上昇が早くな
る。そのため、サーミスタ5,6の検出温度に基づく定
着ロ−ラの温度制御等を行なうときに、オーバーシュー
トの低減、立上り時間の短縮及び消費電力の減少を図る
ことができる。
【0031】なお、二つのヒータの隣接する発熱領域の
境界部分に一つの温度ヒューズを配置する構成と、定着
ロ−ラ端部側を過熱するヒータに対応したサーミスタを
そのヒータの発熱領域の中央部と端部(ローラ中央側の
端部)の中間点に配置する構成とを組み合わせず、それ
ぞれ別個の構成とした場合にも、それぞれ効果を発揮す
るものであることを明示しておく。
【0032】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0033】図2に示す定着装置の定着ロ−ラ付近にお
いて、定着ロ−ラ1の端部側を過熱するサブヒータ3に
対応するサーミスタ6aは、ローラ軸方向において、サ
ブヒータ3の発熱領域3bの中央部よりもローラ端部側
に配置されている。ただし、その配置位置は、この定着
装置で使用可能な最大サイズの用紙の通紙領域内であ
る。これ以外の構成は、図1により説明した前記実施例
と同様であるので、重複する説明は省略する。
【0034】定着ロ−ラは、ローラ端部からの熱放出が
ローラ中央部に比べて大きいので、中央部の温度よりも
端部の温度が低くなり、最大サイズの用紙を通紙した場
合、用紙端部で定着不良を起こしやすい。
【0035】しかし本実施例においては、サーミスタ6
aを発熱領域3bの中央部よりもローラ端部側に配置し
ているので、ローラ端部付近の温度低下をすみやかに検
知し、その情報に基づいてサブヒータ3の発光を制御し
てやれば、用紙端部での定着不良を効果的に防止するこ
とができる。ところで、上記したように、サーミスタ6
aの配置位置は、この定着装置で使用可能な最大サイズ
の用紙の通紙領域内としている。通紙領域と非通紙領域
とでは、定着ロ−ラの表面温度に10℃以上の差があり
(非通紙領域の方が用紙による熱損失がないため温度低
下が少ない)、サーミスタ6aを非通紙領域に配置した
場合には定着不良を起こす可能性がある。
【0036】なお、二つのヒータの隣接する発熱領域の
境界部分に一つの温度ヒューズを配置する構成と、定着
ロ−ラ端部側を過熱するヒータに対応したサーミスタを
そのヒータの発熱領域の中央部よりもローラ端部側(通
紙領域内)に配置した構成とを組み合わせず、それぞれ
別個の構成とした場合にも、それぞれ効果を発揮するも
のであることを明示しておく。
【0037】ところで、本実施例におけるサーミスタ6
aを発熱領域3bの中央部よりもローラ端部側に配置し
た構成と、前記実施例のサーミスタ6をヒータの発熱領
域の中央部と端部(ローラ中央側の端部)の中間点に配
置する構成とは、丁度反対の構成となっているが、定着
装置の性格に応じて実施してやれば良い。すなわち、用
紙端部での定着不良の防止を重視する定着装置であれば
本実施例のサーミスタ6aを発熱領域3bの中央部より
もローラ端部側に配置する構成を、また、オーバーシュ
ートの低減、立上り時間の短縮等を重視する場合は前記
実施例のサーミスタ6をヒータの発熱領域の中央部と端
部(ローラ中央側の端部)の中間点に配置する構成を取
ればよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定着装置
によれば、複数のヒータ(発熱源)への共通通電回路内
に温度ヒューズ(温度過昇時安全手段)を介入させ、そ
の温度ヒューズを、隣接する発熱領域の境界部分に対応
した位置に単数配置しているので、温度ヒューズの数を
減らして部品コスト及び組立てコストを低減させた場合
でも、実用上充分な安全機構としての働きを得ることが
できる。
【0039】請求項2の構成により、定着ロ−ラ端部側
を過熱するヒータに対応したサーミスタ(温度センサ)
を、そのヒータの発熱領域の中央部と端部(発熱領域の
ローラ中央側端部)の中間点に配置したので、オーバー
シュートの低減、立上り時間の短縮及び消費電力の低減
を図ることができる。
【0040】請求項3の構成により、定着ロ−ラ端部側
を過熱するヒータに対応したサーミスタを、そのヒータ
の発熱領域の中央部よりもローラ端部側(通紙領域内)
に配置したので、用紙端部での定着不良を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を説明するための定
着装置の定着ロ−ラ付近を示す構成図である。
【図2】図2は、本発明の他の実施例を説明するための
定着装置の定着ロ−ラ付近を示す構成図である。
【図3】図3は、従来の定着装置の一例を説明するため
の定着ロ−ラ付近を示す構成図である。
【図4】図4は、主な記録用紙のサイズ(通紙幅)を示
す部分平面図である。
【図5】図5は、図3に示した定着ロ−ラに内蔵された
ヒータの発光分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1 定着ロ−ラ 2,3 ヒータ 2a,3a,3b 発熱領域 4,14a,14b 温度ヒューズ 5,6,6a サーミスタ 7 コントローラ 8,9 ヒータ電源 10 共通通電回路 15,16 サーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を
    隣接させた複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定
    着ロ−ラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間
    に未定着画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を
    用紙上に定着させる定着装置において、 前記複数の発熱源への共通通電回路内に温度過昇時安全
    手段を介入させるとともに、該温度過昇時安全手段を、
    前記定着ロ−ラ外周近傍又は外周に接触させて前記隣接
    する発熱領域の境界部分に対応した位置に単数配置した
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を
    隣接させた複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定
    着ロ−ラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間
    に未定着画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を
    用紙上に定着させる定着装置であって、前記複数の発熱
    源に対応する部分の定着ロ−ラ温度を検知する複数の温
    度検知手段を備え、該複数の温度検知手段の検知信号に
    基づいて前記複数の発熱源をそれぞれ独立して制御する
    定着装置において、 前記複数の温度検知手段のうち、前記定着ロ−ラの端部
    側を過熱する発熱源に対応した温度検知手段を、該発熱
    源の発熱領域のローラ軸方向中央部とローラ中央側端部
    との間に配置したことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 ローラ軸方向の位置が異なる発熱領域を
    隣接させた複数の発熱源を内蔵した定着ロ−ラと、該定
    着ロ−ラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間
    に未定着画像を担持する用紙を通過させて未定着画像を
    用紙上に定着させる定着装置であって、前記複数の発熱
    源に対応する部分の定着ロ−ラ温度を検知する複数の温
    度検知手段を備え、該複数の温度検知手段の検知信号に
    基づいて前記複数の発熱源をそれぞれ独立して制御する
    定着装置において、 前記複数の温度検知手段のうち、前記定着ロ−ラの端部
    側を過熱する発熱源に対応した温度検知手段を、該発熱
    源の発熱領域のローラ軸方向中央部よりもローラ端部側
    の通紙領域内に配置したことを特徴とする定着装置。
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