JPH08161191A - インサーキットエミュレータ - Google Patents

インサーキットエミュレータ

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Publication number
JPH08161191A
JPH08161191A JP6303705A JP30370594A JPH08161191A JP H08161191 A JPH08161191 A JP H08161191A JP 6303705 A JP6303705 A JP 6303705A JP 30370594 A JP30370594 A JP 30370594A JP H08161191 A JPH08161191 A JP H08161191A
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JP
Japan
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chip
mpu
memory
function
target
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6303705A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamada
敏行 山田
Takeshi Sato
剛 佐藤
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DTS Insight Corp
Original Assignee
Yokogawa Digital Computer Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインサーキットエミュレータに関
し、高速のMPUがターゲットである場合でも十分なデ
バッグを行なうことができるインサーキットエミュレー
タを提供することを目的としている。 【構成】 ターゲット装置内にある組み込みチップ内
に、ステート解析用のトレース機能,リアルタイムなオ
ンチップデバッグリソースをターゲットMPUの走行を
止めることなく全ステートで行なうノンブレークデバッ
グ機能及びオフチップのモニタメモリアクセスインタフ
ェース機能を持つデバッグユニットを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインサーキットエミュレ
ータに関し、更に詳しくは高速のデバッグを可能にした
インサーキットエミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】ターゲット(被試験装置)内のMPUに
アクセスしてターゲットMPUのデバッグを行なう装置
にインサーキットエミュレータ(以下ICEと略す)が
ある。一般的なICEの機能としては、以下のものがあ
る。
【0003】 ターゲットメモリのエミュレーション
機能 ターゲットにICEを接続し、ターゲット内のメモリの
一部を変更する場合、ターゲット内のメモリをICE内
のメモリで代行せさる。通常、ターゲットのメモリはR
OMでできているので、プログラムの一部の変更等は困
難である。そこで、ターゲット内のメモリをICE内の
メモリで代行させれば、ICE内のメモリとしてはRA
Mを用いることができるので、プログラムの変更等が自
由にできる。また、所定のメモリがターゲット内に存在
しない時にも、ICE内のメモリにプログラムを組み込
んでターゲットのエミュレーションができる。
【0004】 ヒストリトレース機能 従来のロジックアナライザの機能と同様のものであり、
トリガ時点から前方及び後方の複数段階のバス上のデー
タを記録する機能である。装置に障害が発生した時の、
前後のパス上のデータを解析することにより、障害の原
因を診断することができる。
【0005】 ターゲット実行ブレーク機能 ターゲットのMPUの動作を停止(ブレーク)し、その
停止時点のMPU内の各種レジスタ等の内容を読み出す
機能である。ターゲットの障害の原因を診断することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記3つの機能は、い
ずれもMPUの出力する信号を基にICE側で判断し、
各機能を実現している。しかしながら、バスサイクルが
30MHz以上になると、ICE側で各機能を行なう条
件判断が困難になる。
【0007】具体的に述べると、ブレークするアドレス
か否かを判断するのに要する時間は、アドレス有効時点
から30〜40nSである。従って、MPUのセットア
ップ,ホールド時間を考慮すると、バスサイクル30M
Hzを越えるとブレーク命令をICE側から供給するこ
とが不可能になってしまう。また、MPUがシングルチ
ップの場合には、ICE支援のために別途評価用チップ
を製作する必要があり、コスト,開発日程等、チップメ
ーカ,ユーザいずれにとっても負担になっている。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、高速のMPUがターゲットである場合で
も十分なデバッグを行なうことができるインサーキット
エミュレータを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、ターゲット装置のデバッグを行なうインサー
キットエミュレータであって、ターゲット装置内にある
組み込みチップ内に、ステート解析用のトレース機能,
リアルタイムなオンチップデバッグリソースをターゲッ
トMPUの走行を止めることなく全ステートで行なうノ
ンブレークデバッグ機能及びオフチップのモニタメモリ
アクセスインタフェース機能を持つデバッグユニットを
設けたことを特徴としている。
【0010】この場合において、前記デバッグユニット
にチップ外部と接続するための外部インターフェィスピ
ンを具備し、該外部インターフェィスピンはMPU及び
そのアプリケーションの用途によりピン数の変更を可能
にすることが、MPU及びそのアプリケーションの用途
に柔軟に対応する上で好ましい。
【0011】
【作用】ターゲット装置内のMPUを含む組み込みチッ
プ(エンベデッドチップ)内に、ICEの機能の一部を
実行するデバッグユニットを設けた。これにより、従来
ターゲット装置とICE間でデータのやりとりを行なう
際に用いていたバッファ等が不要となり、その分取り扱
えるデータ速度を速くすることができる。例えば、従来
バスサイクル30MHz程度までしか扱えなかったもの
が、100MHz程度まで扱えるようになる。
【0012】この場合において、前記デバッグユニット
にチップ外部と接続するための外部インターフェィスピ
ンを具備し、該外部インターフェィスピンはMPU及び
そのアプリケーションの用途によりピン数の変更を可能
にすることにより、MPU及びそのアプリケーションの
用途により柔軟に対応することができ都合がよい。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、10はターゲット装置内に取
り付けられる組み込みチップ(エンベデッドチップとも
いう)、20は該組み込みチップ内に設けられたデバッ
グ機能を持つデバッグユニット(IDBユニットともい
う)である。このデバッグユニット20は、組み込みチ
ップ10内にチップの形で取り付けられるものの一部分
である。
【0014】組み込みチップ10において、1はMPU
コアである。該MPUコア1において、NMI端子はI
CE機能の強制ブレーク(MPUコアを停止させるこ
と)及び実行後ブレークに使用するものである。この端
子がアサート(活性化)されると、次のバスサイクルか
ら例外処理に移るようになっている。INT端子は、割
り込み入力端子で、実行前ブレークとして使用するもの
である。この端子がアサートされた命令がMPUコアの
パイプラインの実行キューに入った時、この命令を実行
せずに例外処理に移行するようになっている。INT端
子アサート時の命令をSWI(ソフトウェアインタラプ
ト)にすりかえたものと仮定する。
【0015】2はMPUコア1と接続されるキャッシュ
メモリ、2aはキャッシュメモリ2に付属するブレーク
メモリである。該ブレークメモリ2aは、MPUコア1
がキャッシュメモリ2からフェッチするアドレスの命令
と一緒にMPUコアのINT端子に取り込まれるように
なっている。
【0016】3はキャッシュメモリ2と接続される外部
バスコントローラ、5はバス4と接続される入出力装置
(I/O)、6はバス4と接続されるRAM、7はバス
4と接続されるフラッシュROM(リード/ライト可能
なROM)である。該フラッシュROM7は、ターゲッ
ト装置内に内蔵されるマスクROMをサポートするため
のROMである。このフラッシュROMは、ブレーク中
のモニタメモリ(後述)のプログラムによりアクセスが
できるようになっている。
【0017】8はブレークメモリで、1ビット×nのサ
イズを持っている。ここで、nは次式で与えられる。 n=ROMのビット数÷最小命令ビット長 例えば、256ビットのROMで、MPUコアの最小命
令が8ビット長の時、n=256÷8=32となる。従
って、この時のブレークメモリ8の容量は32ビットに
なる。
【0018】また、ブレークメモリ8はフラッシュRO
M7と同じメモリマップ上に配置され、フラッシュRO
M7のデータのリードと同期してMPUコア1のINT
端子もしくはキャッシュメモリ2のブレークメモリ2a
にロードされるようになっている。ブレークメモリ8の
設定(0から1にすること)は、ブレーク中に、モニタ
メモリプログラムによりブレーク設定アドレスアクセス
と同時にブレークポイント端子9をアサートすることに
より設定するようになっている。
【0019】次に、デバッグユニット20の構成につい
て説明する。該デバッグユニット20はMPUコア1の
アドレスバス,データバス及びステータス信号と接続さ
れ、チップ外部とのインターフェィスピン11を持って
いる。この外部インターフェィスピン11は、ICEが
占有するようになっている。このピンの本数について
は、MPUコア1やアプリケーション用途により最適な
本数を設定することができるようになっている。なお、
nは1,3,5,7,15,31,63のケースが考え
られる。このように、外部インターフェィスピンを介し
てICEと接続する構成をとることにより、MPUコア
1やアプリケーション用途により最適な本数を設定する
ことができ、都合がよい。ここではDBG(n:0)の
n=15のケースで説明する((n:0)はバス幅を示
す。以下同じ)。
【0020】12はターゲットラン中の実行している命
令のアドレスを出力するトレース部、13はブレーク中
におけるMPUコア1とモニタメモリのアクセスインタ
ーフェィスを行なうシリアルモニタアクセス部、14は
チップ内ICEリソースの初期設定,特定ターゲットメ
モリのデータ変更及び特定ターゲットメモリのモニタ機
能の制御を行なうノンブレークデバッグ部で、ICE側
からターゲットランを止めることなく行なうことができ
るようになっている。そして、これらトレース部12,
シリアルモニタアクセス部13及びノンブレークデバッ
グ部14はMPUコア1と接続されている。15は、デ
バッグユニット20のインターフェィスセレクタで、モ
ードで決められた機能ブロック12〜14をセレクトす
るようになっている。このセレクタ15にはセレクト信
号として、DBGMODE(1:0)信号が入力され
る。
【0021】21は外部インターフェィスピン11を介
してデバッグユニット20と接続されるセレクタで、モ
ードで決められたICEリソースをセレクトするもので
ある。該セレクタ21には、セレクト信号としてDBG
MODE(1:0)信号が入力される。セレクタ15と
セレクタ21間でやりとりされる信号としては、DBG
(n:0),DBGCLK(クロック信号),DBG
S,DBGMODE(1:0)がある。
【0022】デバッグユニット20は、モード信号DB
GMODE(1:0)により、トレース,シリアルモニ
タアクセス,ノンブレークデバッグの3つの機能のいず
れが外部インターフェィスピン11と接続されているか
を認識できるようになっている。また、チップ外部にお
いても、セレクタ21は、DBGMODE(1:0)信
号により現行モードに該当するトレースメモリ22,モ
ニタメモリ23,ノンブレークデバッグコントローラ2
4のいずれかのブロックに外部インターフェィスピン1
1の信号ピンを接続する。そして、トレース部12の信
号は、トレースメモリ22に入り、モニタメモリ23の
出力はシリアルモニタアクセス部13を介してMPUコ
ア1に入り、ノンブレークデバッグコントローラ24の
出力はノンブレークデバッグ部14を介してMPUコア
1に入る。このように構成された回路の動作を説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0023】本発明は、ユーザのターゲット装置内にあ
る組み込みチップ10内にICE機能の一部を行なうデ
バッグユニット20を搭載した点に特徴がある。このデ
バッグユニット20は、ユーザの負担にならない程度の
ICE機能を具備するものとする。従来のICEでは、
ICE本体から組み込みチップにアクセスする構成をと
っていた。従って、その間にバッファゲート等の素子を
用いる必要があり、素子の入出力間の遅延,配線長間に
存在する漂遊容量等で動作クロックの速度が数10MH
z程度に制約されていた。そこで、本発明では、ICE
の機能をユーザの組み込みチップ10内に搭載すること
により、バッファゲート等を不要にし、この結果、使用
できる動作クロックを100MHz程度まで延ばすこと
ができるようにしたもものである。以下、図1の回路の
動作機能について説明する。
【0024】図1の外部インターフェィスピン11は、
表1のDBGMODE(1:0)の内容により各機能が
セレクトされる。つまり、DBGMODE=00の時ト
レースPCモード、DBGMODE=01の時NBD
(ノンブレークデバッグ)モード、DBGMODE=1
0の時モニタアクセスモード、DBGMODE=11の
時トランスステートモードである。なお、トレースPC
モード,NBDモードはターゲットモード、モニタアク
セスモード,トランスステートモードはモニタモードで
ある。NBDモードは、いずれでもアクセス可能であ
る。
【0025】
【表1】
【0026】DBGMODE(1:0)信号の遷移につ
いて説明する。 DBGMODE(0):チップ入力信号。MPUコア1
に対してNBD(ノンブレークデバッグ)MODEの要
求に使用する。1で要求中及びNBD動作中を示す。 DBGMODE(1):チップ出力信号。1はブレーク
中であることを示す(シリアルモニタアクセスモー
ド)。0はターゲットラン中であることを示す。この
時、MPUコア1はターゲットメモリアクセス中。デバ
ッグユニット20はPCトレースかNBDモード。
【0027】表2はDBGMODE(1:0)とデバッ
グユニット(IDB)機能及び外部インターフェィスピ
ン11の定義を示すものである。
【0028】
【表2】
【0029】(1)PCトレース機能 PCトレース機能は、ターゲットラン中(DBGMOD
E=00)に、トレース部12からMPUコア1の実行
中の命令のアドレスを時分割してセレクタ15を介して
外部インターフェィスピン11に出力する。チップ外部
では、外部インターフェィスピン11の信号は、セレク
タ21によりトレースメモリ22に接続され、PCHク
ロック,PCHSEQの制御の下にトレースメモリ22
にサンプリングされる。
【0030】PCトレースの出力内容は、アドレス上位
から時分割で出力する。以下に出力例を説明する。 MPUコア1のアドレス幅≦DBG(n:0)の信
号線数の場合 MPUのバスサイクルと同期して全アドレスを同時に出
力する。
【0031】 MPUコア1のアドレス幅>DBG
(n:0)の信号線数の場合 プログラムの分岐等でMPUコア1のアドレスがシーケ
ンシャルでない時は、上位アドレスを出力し、シーケン
シャルの場合は下位アドレスを出力する。図2,図3は
トレースPCモードの出力タイミングを示す図である。
図2はMPUコア1のアドレス幅が32ビット、DBG
(15:0)の場合を、図3はMPUコア1のアドレス
幅が16ビット、DBG(7:0)の場合をそれぞれ示
している。
【0032】図2において、A(31:0)はMPUコ
ア1の出力アドレスを、PCH(15:0)はIDBよ
り出力される内容を、SUB(31:0)はトレースメ
モリ22に書き込まれる内容を、N−SEQはMPUコ
ア1の出力するアドレスがノンシーケンシャル(プログ
ラム分岐がある場合等)の場合を、SEQはMPUの出
力するアドレスがシーケンシャルの場合をそれぞれ示し
ている。nOPCは“0”レベルでMPUコア1がプロ
グラムをリードする信号をそれぞれ示している。図3に
おいて、A(15:0)はMPUコア1の出力アドレス
を、PCH(7:0)はデバッグユニット20より出力
される内容を、SUB(15:0)はトレースメモリ2
2に書き込まれる内容を、N−SEQはMPUコア1の
出力するアドレスがノンシーケンシャルの場合を、SE
QはMPUコア1の出力するアドレスがシーケンシャル
の場合をそれぞれ示している。図3の場合には、アドレ
スの全てがメモリに記憶される。
【0033】 DBG(n:0)の信号線数がMPU
コア1のアドレス出力を行なうのに必要な数に定義でき
ない場合 この場合には、MPUコア1のプログラム分岐が発生し
たアドレスのみ出力する。分岐アドレス出力中に次の分
岐アドレスが発生した場合、PCHSEQ信号をネゲー
ト(非活性化)して、新しい分岐アドレス出力を行なう
ことでチップ外部で識別できるようにする。図4,図5
はこの時のトレースPCモードの動作タイミングを示す
図である。図4は、MPUコア1のアドレス幅が16ビ
ット、DBG(3:0)の場合を、図5はMPUコア1
のアドレス幅が16ビット、DBG(3:0)の場合を
それぞれ示している。図4の場合には、図3の場合と異
なり、分岐によりアドレスがノンシーケンシャルになっ
た場合、分岐アドレスのみメモリに記憶される。
【0034】(3)シリアルモニタアクセス機能 シリアルモニタアクセス機能は、ターゲットMPUがブ
レーク中(DBGMODE(1:0)=10の時)に、
オフチップのモニタメモリのプログラムをDBG(n:
0)等の信号線を介してアクセスするために使用され
る。アクセスは、ステート,アドレス,データの順で時
分割で入出力される。アドレス,データは上位ビットか
ら転送する。ステートの内容は、リード,ライト,プロ
グラムフェッチ,有効バイトである。有効バイトとは、
32ビットデータバス(D31〜D0)の場合で、バイ
トアクセスの時有効なバイト(D7〜D0)をチップ外
部に知らせるものである。
【0035】DBG(n:0)の本数により、シリアル
モニタアクセス用のバスのSDI(n−1/2:0),
SDO(n−1/2:0)のビット幅が決まるので、ス
テート,アドレス,データは時分割して転送する必要が
ある。その分割個数の設定はノンブレークデバッグの機
能により設定する。
【0036】図6はシリアルモニタアクセスにおけるラ
イトサイクルの動作タイミングを示す図である。図はD
BG(15:0)の場合を示す。MPUコア1自身の1
バスサイクルはSDCLK1〜SDCLK13まであ
る。BUSCLK2の立ち下がりでモニタメモリ23に
データライトされる。
【0037】シリアルモニタバスは、BUSCLK1で
MPUコア1より既に出力されているアドレス,デー
タ,ステートを時分割し、図中シリアルモニタアクセス
部13→セレクタ15→セレクタ21→モニタメモリ2
3の経路でモニタメモリ23に出力する。モニタメモリ
アクセス時、DBG(n:0)はセレクタ21を介して
出力用バスSDO(n−1/2:0)と入力用バスSD
I(n−1/2:0)に2等分されている。モニタメモ
リ23へのライトデータ,ステート,アドレスは、SD
O(n−1/2:0)のバス幅に分割されてセレクタ2
1のSDO(n−1/2:0)より出力される。
【0038】図6において、ライトデータがSDCLK
12の時点でチップ外部において全ビット揃うので、S
DCLK13の立ち下がり、つまりBUSCLKの立ち
下がりでモニタメモリ23にライト(書き込み)され
る。
【0039】図7はシリアルモニタアクセスにおけるリ
ードサイクルの動作タイミングを示す図である。図はD
BG(15:0)の場合を示す。リードサイクルにおい
ては、ステート,アドレスの出力はライトと同様に行な
う。ステートの中のリード,ライトビットの転送により
ICEはチップ外部でリードサイクルと認識する。モニ
タメモリ23側は、SDCLK6までに出力されたアド
レスに該当するデータをSDCLK7までセットアップ
する。シリアルモニタアクセス部13は、チップ外部の
D31〜D0を、SDCLK8からSDI(n−1/
2:0)を介して時分割で取り込む。そしてSDCLK
12でチップ内部で全ビット(D31〜D0)揃うと、
MPUコア1はSDCLK13の立ち下がり、つまりB
USCLK2の立ち下がりでD31〜D0をリードす
る。
【0040】(3)ノンブレークデバッグ(NBD) ノンブレークデバッグ(NBD)は、オンチップデバッ
グリソースをノンブレークデバッグ部14→セレクタ1
5→セレクタ21→ノンブレークデバッグコントローラ
24の経路でターゲットラン中のMPUコア1をブレー
クすることなく、全ステートでチップ外部からアクセス
できるインターフェィスである。NBDのオンチップリ
ソースは、MPUコア1のメモリマップから独立したメ
モリを持っている。NBDには以下に示す4つの機能が
ある。
【0041】 初期設定機能:オンチップデバッグリ
セットの設定 RAMモニタ機能:特定アドレスの最新アクセスデ
ータのリードアウト ダイナミックチューニング機能:特定アドレスのデ
ータ変更 予備:今後のMPU,アプリケーションの拡張用 (NBDのアクセスフロー)図8はNBDのメモリマッ
プを示す図である。NBDマップの初期設定領域に初期
設定を行ない、RAMモニタ領域にRAMモニタの設定
を行ない、ダイナミックチューニング領域にダイナミッ
クチューナの設定を行なう。このように構成されたメモ
リマップのNBDリソースのアクセスを図9のブロック
図と図10のアクセスフローで説明する。図9におい
て、10は組み込みチップ(図1参照)、1はMPUコ
ア、14はノンブレークデバッグ部である。30はNB
Dコントロールブロックで、シリ/パラ変換器31,レ
ジスタ群32及びデコーダ33より構成されている。レ
ジスタ群32は、P0レジスタ,P1レジスタ及びP2
レジスタより構成される。40はICEコントロールユ
ニットで、内部にICEのCPU41を含んでいる。
【0042】図8において、E00番地のラッチアドレ
スA(31:24)にデータ“AAH ”(H は16進を
示す)をライトする場合、以下のように行なう。 POレジスタにRAMモニタ機能へのライトを意味
する“8EH ”をライトする。
【0043】 P1レジスタにRAMモニタメモリマ
ップ中のアドレスA(31:24)について変更すると
いう“00H ”をライトする。 P2レジスタにRAMモニタメモリマップ中のアド
レスA(31:24)の中身を“AAH ”に変更するた
めに、“AAH ”をライトする。
【0044】リードの場合、POレジスタに“0EH ”
をライトし、P2レジスタをリードすることによりRA
Mモニタメモリマップ中のA(31:24)の内容がリ
ードできる。
【0045】本発明によれば、以下のような効果が得ら
れる。 外部アクセスインターフェィスのない組み込みチッ
プ(シングルチップ)においても、デバッグ用のヒスト
リトレースを可能にしたので、MPUコアのプログラム
実行,追跡等のデバッグができる。
【0046】 ノンブレークデバッグ機能を設けたこ
とにより、MPUコアのターゲットラン動作をブレーク
することなく、チップ内のデバッグリソースをアクセス
できるようになる。これにより、MPUコアに影響を与
えずにリアルタイムにデバッグの機能が使用できるよう
になる。
【0047】 モニタシリアルアクセスインターフェ
ィスを設けたので、ブレーク中はICE側のペースで制
御できるようになる。また、外部バスのないシングルチ
ップにおいても本機能によりモニタプログラムの実行が
可能になる。
【0048】 オンチップブレークメモリを設けたの
で、高速MPU又はシングルチップ時でも確実にブレー
クできるようになる。 上記〜の機能を実チップ上に定義しても、IC
E未使用時はIDBをディスエーブルにできるので、そ
のままターゲットオンチップMPUの初期流動期として
使用できる。また、シングルチップ等で外部アクセスイ
ンターフェィスのない場合でも、評価用のエバチップや
ポートエミュレータ等を別途製作する必要がないため、
ユーザ及びチップメーカにとってコスト,開発日程とも
メリットが出る。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ターゲット装置内のMPUを含む組み込みチッ
プ(エンベデッドチップ)内に、ICEの機能の一部を
実行するデバッグユニットを設けた。これにより、従来
ターゲット装置とICE間でデータのやりとりを行なう
際に用いていたバッファ等が不要となり、その分取り扱
えるデータ速度を速くすることができる。例えば、従来
バスサイクル30MHz程度までしか扱えなかったもの
が、100MHz程度まで扱えるようになる。
【0050】この場合において、前記デバッグユニット
にチップ外部と接続するための外部インターフェィスピ
ンを具備し、該外部インターフェィスピンはMPU及び
そのアプリケーションの用途によりピン数の変更を可能
にすることにより、MPU及びそのアプリケーションの
用途により柔軟に対応することができ都合がよい。
【0051】このように、本発明によれば、高速のMP
Uがターゲットである場合でも十分なデバッグを行なう
ことができるインサーキットエミュレータを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】トレースPCモードの出力タイミングを示す図
である。
【図3】トレースPCモードの出力タイミングを示す図
である。
【図4】トレースPCモードの出力タイミングを示す図
である。
【図5】トレースPCモードの出力タイミングを示す図
である。
【図6】シリアルモニタアクセスにおけるライトサイク
ルの動作タイミングを示す図である。
【図7】シリアルモニタアクセスにおけるリードサイク
ルの動作タイミングを示す図である。
【図8】NBDのメモリマップを示す図である。
【図9】NBDアクセスフローの説明ブロック図であ
る。
【図10】NBDアクセスフローを示す図である。
【符号の説明】
1 MPUコア 2 キャッシュ 2a ブレークメモリ 3 外部バスコントローラ 4 バス 5 入出力装置 6 RAM 7 キャッシュROM 8 ブレークメモリ 9 ブレークポイント端子 10 組み込みチップ 11 外部インターフェィスピン 12 トレース部 13 シリアルモニタアクセス部 14 ノンブレークデバッグ部 15 セレクタ 21 セレクタ 22 トレースメモリ 23 モニタメモリ 24 ノンブレークデバッグコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲット装置のデバッグを行なうイン
    サーキットエミュレータであって、 ターゲット装置内にある組み込みチップ内に、ステート
    解析用のトレース機能,リアルタイムなオンチップデバ
    ッグリソースをターゲットMPUの走行を止めることな
    く全ステートで行なうノンブレークデバッグ機能及びオ
    フチップのモニタメモリアクセスインタフェース機能を
    持つデバッグユニットを設けたことを特徴とするインサ
    ーキットエミュレータ。
  2. 【請求項2】 前記デバッグユニットにチップ外部と接
    続するための外部インターフェィスピンを具備し、該外
    部インターフェィスピンはMPU及びそのアプリケーシ
    ョンの用途によりピン数の変更を可能にすることを特徴
    とする請求項1記載のインサーキットエミュレータ。
JP6303705A 1994-12-07 1994-12-07 インサーキットエミュレータ Withdrawn JPH08161191A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463551B1 (en) 1998-11-18 2002-10-08 International Business Machines Corporation Debug circuit and microcomputer incorporating debug circuit
US6954878B2 (en) 2000-12-28 2005-10-11 Seiko Epson Corporation Break board debugging device
JP2005284557A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Fujitsu Ltd 内部メモリをモニタ可能なマイクロコンピュータ
US11360713B2 (en) 2019-02-27 2022-06-14 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device and debug system

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