JPH08162334A - ノーマルモードノイズ防止チョークコイル - Google Patents
ノーマルモードノイズ防止チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH08162334A JPH08162334A JP32374894A JP32374894A JPH08162334A JP H08162334 A JPH08162334 A JP H08162334A JP 32374894 A JP32374894 A JP 32374894A JP 32374894 A JP32374894 A JP 32374894A JP H08162334 A JPH08162334 A JP H08162334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- choke coil
- normal mode
- magnetic core
- mode noise
- shaped magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電磁力により日の字形磁性コアの外側脚の空
隙に発生するうなりを低減するノーマルモードノイズ防
止チョークコイルを提供する。 【構成】 日の字形磁性コア1の空隙に、超弾性を示す
温度がチョークコイルの使用温度範囲と同等か、少なく
ともそれ以下である超弾性合金プレート4を挿入し、ノ
ーマルモードノイズ防止チョークコイルとする。
隙に発生するうなりを低減するノーマルモードノイズ防
止チョークコイルを提供する。 【構成】 日の字形磁性コア1の空隙に、超弾性を示す
温度がチョークコイルの使用温度範囲と同等か、少なく
ともそれ以下である超弾性合金プレート4を挿入し、ノ
ーマルモードノイズ防止チョークコイルとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノーマルモードノイズ防
止チョークコイルに関し、特に、スイッチング電源やイ
ンバータ回路等のコンデンサーインプット方式の電源回
路から発生する高調波電流を抑制するチョークコイルに
関するものである。
止チョークコイルに関し、特に、スイッチング電源やイ
ンバータ回路等のコンデンサーインプット方式の電源回
路から発生する高調波電流を抑制するチョークコイルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電源回路から発生する高調波電流
(ノーマルモードノイズ)によって変圧器の力率改善用
コンデンサが焼失するなどの事故が増加し、社会問題と
なっている。
(ノーマルモードノイズ)によって変圧器の力率改善用
コンデンサが焼失するなどの事故が増加し、社会問題と
なっている。
【0003】高調波電流を抑制するためには従来整流器
の直前にチョークコイルを挿入する方法、アクティブフ
ィルタを挿入する方法、ワンコンバータ回路で抑制する
方法などが提案されている。
の直前にチョークコイルを挿入する方法、アクティブフ
ィルタを挿入する方法、ワンコンバータ回路で抑制する
方法などが提案されている。
【0004】これらのうちチョークコイルを用いる方法
はコストが安く、比較的定格の小さな電源には極めて有
効な方法である。
はコストが安く、比較的定格の小さな電源には極めて有
効な方法である。
【0005】チョークコイルを用いて高調波電流による
ノーマルモードノイズを抑制する場合、チョークコイル
に電源電流がそのまま流れるため、電源電流によってチ
ョークコイルの磁芯が磁気飽和を起こさないようにその
材料には飽和磁束密度が高い珪素鋼板などの軟磁性材料
を用いているのが一般的である。
ノーマルモードノイズを抑制する場合、チョークコイル
に電源電流がそのまま流れるため、電源電流によってチ
ョークコイルの磁芯が磁気飽和を起こさないようにその
材料には飽和磁束密度が高い珪素鋼板などの軟磁性材料
を用いているのが一般的である。
【0006】本発明者等は、以前に、日の字形磁性コア
の2つの外側脚に空隙をそれぞれ1箇所設け、外側脚に
外周部の磁束の方向がノーマルモードとなるようにコイ
ルを巻くことで、前記磁性コアの外周部でノーマルモー
ドノイズを抑制する構造を実開平4−133415に提
案した。
の2つの外側脚に空隙をそれぞれ1箇所設け、外側脚に
外周部の磁束の方向がノーマルモードとなるようにコイ
ルを巻くことで、前記磁性コアの外周部でノーマルモー
ドノイズを抑制する構造を実開平4−133415に提
案した。
【0007】従来のノーマルモードノイズ防止チョーク
コイルは、図2に示すような2つの外側脚3、中央脚8
からなり、外側脚3に空隙4aを施した日の字形磁性コ
ア1を使用し、この磁性コアの両外側脚3に巻線を施し
たものである。前述したように一定間隔の空隙を設ける
ことによって、定格電流まで一定のインダクタンス値を
確保するようにしている。
コイルは、図2に示すような2つの外側脚3、中央脚8
からなり、外側脚3に空隙4aを施した日の字形磁性コ
ア1を使用し、この磁性コアの両外側脚3に巻線を施し
たものである。前述したように一定間隔の空隙を設ける
ことによって、定格電流まで一定のインダクタンス値を
確保するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記日
の字形磁性コアの外側脚の空隙に、電磁力によるうなり
が発生する問題があった。
の字形磁性コアの外側脚の空隙に、電磁力によるうなり
が発生する問題があった。
【0009】即ち、従来のチョークコイルのように上述
した空隙に何もつめずに電流を通電すると、発生した磁
束によって、磁性コアが伸縮することによりうなりが発
生するという問題があった。
した空隙に何もつめずに電流を通電すると、発生した磁
束によって、磁性コアが伸縮することによりうなりが発
生するという問題があった。
【0010】本発明の目的は、前記日の字形磁性コアの
外側脚の空隙に電磁力により発生するうなりを低減する
ノーマルモードノイズ防止チョークコイルを提供するこ
とである。
外側脚の空隙に電磁力により発生するうなりを低減する
ノーマルモードノイズ防止チョークコイルを提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記日の字形磁性コアの空隙に超弾性を示す温度が
上記チョークコイルの使用温度範囲と同等か、少なくと
もそれ以下である超弾性合金プレートを挿入することに
よりうなりを大幅に低減したノーマルモードノイズ防止
チョークコイルが得られた。
に、上記日の字形磁性コアの空隙に超弾性を示す温度が
上記チョークコイルの使用温度範囲と同等か、少なくと
もそれ以下である超弾性合金プレートを挿入することに
よりうなりを大幅に低減したノーマルモードノイズ防止
チョークコイルが得られた。
【0012】すなわち、本発明は、日の字形磁性コアの
2つの外側脚に空隙をそれぞれ1箇所設け、外側脚に外
周部の磁束の方向がノーマルモードとなるようにコイル
を巻くことで構成されるノーマルモードノイズ防止チョ
ークコイルにおいて、前記日の字形磁性コアの空隙に超
弾性合金プレートを挿入したことを特徴とするノーマル
モードノイズ防止チョークコイルである。
2つの外側脚に空隙をそれぞれ1箇所設け、外側脚に外
周部の磁束の方向がノーマルモードとなるようにコイル
を巻くことで構成されるノーマルモードノイズ防止チョ
ークコイルにおいて、前記日の字形磁性コアの空隙に超
弾性合金プレートを挿入したことを特徴とするノーマル
モードノイズ防止チョークコイルである。
【0013】
【作用】ノーマルモードノイズ防止チョークコイルにお
いて、小型化・低価格化のために珪素鋼板を用いた場合
には透磁率との関係で磁芯に空隙を設ける必要がある。
しかし、従来のノーマルモードノイズ防止チョークコイ
ルに電源電流が流れると空隙に電磁力によって磁性コア
全体が大きく伸縮することによってうなりが発生し人間
の耳でも感じるものとなる。
いて、小型化・低価格化のために珪素鋼板を用いた場合
には透磁率との関係で磁芯に空隙を設ける必要がある。
しかし、従来のノーマルモードノイズ防止チョークコイ
ルに電源電流が流れると空隙に電磁力によって磁性コア
全体が大きく伸縮することによってうなりが発生し人間
の耳でも感じるものとなる。
【0014】そこで前記空隙に超弾性合金プレートを挿
入することにより、珪素鋼板の伸縮に応じて、超弾性合
金プレートも同じように、磁性コアが伸びる時には縮
み、前記磁性コアが縮むときにはその逆に伸長するた
め、空隙のない状態を再現でき、大幅にうなりを低減さ
せることができる。
入することにより、珪素鋼板の伸縮に応じて、超弾性合
金プレートも同じように、磁性コアが伸びる時には縮
み、前記磁性コアが縮むときにはその逆に伸長するた
め、空隙のない状態を再現でき、大幅にうなりを低減さ
せることができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例におけるノーマルモードノイ
ズ防止チョークコイル及びそれに使用される日の字形磁
性コアの斜視図である。
る。図1は本発明の実施例におけるノーマルモードノイ
ズ防止チョークコイル及びそれに使用される日の字形磁
性コアの斜視図である。
【0016】図1(a)に本発明のノーマルモードノイ
ズ防止チョークコイルに用いる日の字形磁性コアの一実
施例を示す。図1(a)に示すように日の字形磁性コア
1は、外側脚3、超弾性合金プレート4、及び中央脚8
からなる。前記日の字形磁性コア1は珪素鋼板SPS材
の板を打ち抜いて製作した。板厚は0.35mmであ
る。積層数は30枚である。
ズ防止チョークコイルに用いる日の字形磁性コアの一実
施例を示す。図1(a)に示すように日の字形磁性コア
1は、外側脚3、超弾性合金プレート4、及び中央脚8
からなる。前記日の字形磁性コア1は珪素鋼板SPS材
の板を打ち抜いて製作した。板厚は0.35mmであ
る。積層数は30枚である。
【0017】日の字形磁性コアの幅をwとすると、wは
40mmである。前記外側脚3の幅をyとすると、yは
10mmである。前記中央脚8の幅をxとすると、xは
5mmである。前記外側脚3の長軸に直交するように空
隙を設けて、前記空隙にこの空隙と同寸法の超弾性合金
プレート4を挿入し、接着剤で接着した。前記超弾性合
金プレート4を接着した空隙の長さをtとすると、tは
0.5mmである。前記日の字形磁性コアの厚さをvと
すると、vは約10.5mmである。前記日の字形磁性
コアの外側脚3と中央脚8を連結している支持部の厚さ
をzとすると、zは10mmである。
40mmである。前記外側脚3の幅をyとすると、yは
10mmである。前記中央脚8の幅をxとすると、xは
5mmである。前記外側脚3の長軸に直交するように空
隙を設けて、前記空隙にこの空隙と同寸法の超弾性合金
プレート4を挿入し、接着剤で接着した。前記超弾性合
金プレート4を接着した空隙の長さをtとすると、tは
0.5mmである。前記日の字形磁性コアの厚さをvと
すると、vは約10.5mmである。前記日の字形磁性
コアの外側脚3と中央脚8を連結している支持部の厚さ
をzとすると、zは10mmである。
【0018】図1(b)に示すように、前記日の字形磁
性コア1の外側脚3に外径φ1.0mmの絶縁銅線を1
30ターン巻き回し、巻線7を形成した後、電流2.5
Aを流した。
性コア1の外側脚3に外径φ1.0mmの絶縁銅線を1
30ターン巻き回し、巻線7を形成した後、電流2.5
Aを流した。
【0019】従って、ライン電流例えばノーマルモード
ノイズ電流INはコイルL1においては端子Aから流入
し、端子Bに流出する。又コイルL2においては端子D
から流入し、端子Cへ流出する。
ノイズ電流INはコイルL1においては端子Aから流入
し、端子Bに流出する。又コイルL2においては端子D
から流入し、端子Cへ流出する。
【0020】ライン電流またはノーマルモードノイズ電
流により発生する磁束φ1は、磁性コアの両外側脚3に
コイルL1及びL2により互いに磁束を重畳する向きに発
生する。すなわち、ノーマルモードインダクタンスを生
ずる。
流により発生する磁束φ1は、磁性コアの両外側脚3に
コイルL1及びL2により互いに磁束を重畳する向きに発
生する。すなわち、ノーマルモードインダクタンスを生
ずる。
【0021】破線で示すコモンモードノイズ電流ICに
より発生する磁束φ2は、磁性コアの両外側脚では互い
に逆方向、即ち互いに打ち消す方向で、一方、中央脚8
においては同じ向きとなり、中央脚8を通る磁束により
コモンモードインダクタンスが生ずる。
より発生する磁束φ2は、磁性コアの両外側脚では互い
に逆方向、即ち互いに打ち消す方向で、一方、中央脚8
においては同じ向きとなり、中央脚8を通る磁束により
コモンモードインダクタンスが生ずる。
【0022】上述したノーマルモードノイズ防止チョー
クコイルは20℃の条件で使用する。従って、この条件
下で、30℃では完全に母相状態であり、また空隙と同
じ寸法であり、超弾性を示す母相への変態終了温度が1
0℃であるTiNi系合金の超弾性合金プレートを、長
さtの空隙に挿入した。
クコイルは20℃の条件で使用する。従って、この条件
下で、30℃では完全に母相状態であり、また空隙と同
じ寸法であり、超弾性を示す母相への変態終了温度が1
0℃であるTiNi系合金の超弾性合金プレートを、長
さtの空隙に挿入した。
【0023】その結果、うなりに関して音の強さは、空
隙が存在する従来のチョークコイルを使用した場合に
は、60dBであったが、本発明のチョークコイルを使
用した場合には27dBに低減した。この程度であれば
うなりとしては問題のないレベルであり、充分使用に供
するものである。
隙が存在する従来のチョークコイルを使用した場合に
は、60dBであったが、本発明のチョークコイルを使
用した場合には27dBに低減した。この程度であれば
うなりとしては問題のないレベルであり、充分使用に供
するものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。日の字
形磁性コアの空隙に超弾性合金プレートを挿入すること
により従来のチョークコイルと比べ著しくうなりを低減
することができた。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。日の字
形磁性コアの空隙に超弾性合金プレートを挿入すること
により従来のチョークコイルと比べ著しくうなりを低減
することができた。
【図1】本発明のノーマルモードノイズ防止チョークコ
イルの構成図である。図1(a)は本発明チョークコイ
ルに使用される日の字形磁性コアの斜視図。図1(b)
は本発明チョークコイルを説明する構成図。
イルの構成図である。図1(a)は本発明チョークコイ
ルに使用される日の字形磁性コアの斜視図。図1(b)
は本発明チョークコイルを説明する構成図。
【図2】従来のノーマルモードノイズ防止用チョークコ
イルに用いられる日の字形磁性コアの斜視図。
イルに用いられる日の字形磁性コアの斜視図。
1 (日の字形)磁性コア 3 外側脚 4 超弾性合金プレート 4a 空隙 7 巻線 8 中央脚 A,B,C,D 端子 IC コモンモードノイズ電流 IN ノーマルモードノイズ電流 L1,L2 コイル t (空隙の)長さ v 磁性コアの厚さ w 磁性コアの幅 x 中央脚の幅 y 外側脚の幅 z 支持部の厚さ φ1,φ2 磁束
Claims (1)
- 【請求項1】 日の字形磁性コアの2つの外側脚に空隙
をそれぞれ1箇所設け、外側脚に外周部の磁束の方向が
ノーマルモードとなるようにコイルを巻くことで構成さ
れるノーマルモードノイズ防止チョークコイルにおい
て、前記日の字形磁性コアの空隙に超弾性合金プレート
を挿入したことを特徴とするノーマルモードノイズ防止
チョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32374894A JPH08162334A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ノーマルモードノイズ防止チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32374894A JPH08162334A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ノーマルモードノイズ防止チョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162334A true JPH08162334A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18158186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32374894A Pending JPH08162334A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ノーマルモードノイズ防止チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08162334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104979081A (zh) * | 2014-04-03 | 2015-10-14 | 胜美达集团有限公司 | 扼流器和扼流器铁芯 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32374894A patent/JPH08162334A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104979081A (zh) * | 2014-04-03 | 2015-10-14 | 胜美达集团有限公司 | 扼流器和扼流器铁芯 |
| JP2015201642A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-12 | スミダ・コンポーネンツ・アンド・モジュールズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | チョーク |
| US10170231B2 (en) | 2014-04-03 | 2019-01-01 | SUMIDA Components & Modules GmbH | Choke and choke core |
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