JPH08162386A - レジスト露光装置、及び該装置の調整方法 - Google Patents
レジスト露光装置、及び該装置の調整方法Info
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- JPH08162386A JPH08162386A JP6298141A JP29814194A JPH08162386A JP H08162386 A JPH08162386 A JP H08162386A JP 6298141 A JP6298141 A JP 6298141A JP 29814194 A JP29814194 A JP 29814194A JP H08162386 A JPH08162386 A JP H08162386A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォトリソグラフィ工程で扱われる感光基板
を周縁露光する際の露光量を容易に決定できる方法を提
供する。 【構成】 周縁露光すべき感光基板の周縁を複数の分割
領域に分け、各分割領域が互いに異なる露光量で露光さ
れるように周縁露光装置を設定し、現像の後で各分割領
域毎のレジスト層の残膜状態をチェックする。
を周縁露光する際の露光量を容易に決定できる方法を提
供する。 【構成】 周縁露光すべき感光基板の周縁を複数の分割
領域に分け、各分割領域が互いに異なる露光量で露光さ
れるように周縁露光装置を設定し、現像の後で各分割領
域毎のレジスト層の残膜状態をチェックする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被露光基板の周縁領域
を所定幅で露光する装置、及びその露光装置の調整方法
に関するものである。
を所定幅で露光する装置、及びその露光装置の調整方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の露光装置の一例としてウェハ周
縁露光装置が知られている。ウェハ周縁露光は、ステッ
パーやアライナーで回路パターン等が露光された半導体
ウェハを現像したときに残存する周縁部のレジストが、
その後のプロセスのための搬送中等に剥離して異物にな
るのを防止する目的で行なわれる。すなわち、ウェハ周
縁部の全周を現像前に一定幅(数ミリ程度)で露光して
おくことによって、剥離する可能性のある周縁のレジス
トを全て除去するようにしたものである。
縁露光装置が知られている。ウェハ周縁露光は、ステッ
パーやアライナーで回路パターン等が露光された半導体
ウェハを現像したときに残存する周縁部のレジストが、
その後のプロセスのための搬送中等に剥離して異物にな
るのを防止する目的で行なわれる。すなわち、ウェハ周
縁部の全周を現像前に一定幅(数ミリ程度)で露光して
おくことによって、剥離する可能性のある周縁のレジス
トを全て除去するようにしたものである。
【0003】一般にウェハの外形は5インチ〜8インチ
程度の円形であることから、周縁露光装置ではターンテ
ーブル上にウェハを吸着して所定速度で回転させなが
ら、ウェハ外周エッジ部に径方向に数mm程度の寸法をも
つスリット状の露光光を照射している。また液晶表示素
子を製造する際は、矩形のガラス基板の全面にレジスト
層が塗布されたプレートを用いる。この場合、プレート
の周縁エッジは全て直線なのでスリット状(又は長方
形)の露光光とプレートとを相対的に直線移動させるこ
とで周縁露光を行なう。
程度の円形であることから、周縁露光装置ではターンテ
ーブル上にウェハを吸着して所定速度で回転させなが
ら、ウェハ外周エッジ部に径方向に数mm程度の寸法をも
つスリット状の露光光を照射している。また液晶表示素
子を製造する際は、矩形のガラス基板の全面にレジスト
層が塗布されたプレートを用いる。この場合、プレート
の周縁エッジは全て直線なのでスリット状(又は長方
形)の露光光とプレートとを相対的に直線移動させるこ
とで周縁露光を行なう。
【0004】さてこの種の周縁露光では、外周エッジ部
のレジスト層が現像時に確実に除去されることが重要で
あり、そのレジスト層に適した露光量、すなわちドーズ
量を適確に与える必要がある。この場合、露光量の制御
は、周縁露光用の光源の発光強度の調整、露光光の照射
光路中に配置された減光フィルターの透過率の調整、感
光基板に投射されたスリット状露光光の幅(基板の移動
方向の寸法)の調整、露光光を射出する光学素子(光フ
ァイバーやレンズ)と感光基板との間隔の調整、及び感
光基板と露光光との相対移動速度(ウェハの回転速度)
の調整のいずれか1つの調整、又は複数の調整の組み合
せによって達成される。
のレジスト層が現像時に確実に除去されることが重要で
あり、そのレジスト層に適した露光量、すなわちドーズ
量を適確に与える必要がある。この場合、露光量の制御
は、周縁露光用の光源の発光強度の調整、露光光の照射
光路中に配置された減光フィルターの透過率の調整、感
光基板に投射されたスリット状露光光の幅(基板の移動
方向の寸法)の調整、露光光を射出する光学素子(光フ
ァイバーやレンズ)と感光基板との間隔の調整、及び感
光基板と露光光との相対移動速度(ウェハの回転速度)
の調整のいずれか1つの調整、又は複数の調整の組み合
せによって達成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような周縁露光
を行なう場合、従来のウェハ周縁露光装置では、予め試
行錯誤的に何枚ものウェハを流して適正露光量の確認を
行なっていた。すなわち、レジストの適正ドーズ量Sr
から計算のみで求めた露光時間T(回転速度)を中心と
して、各ウェハ毎に一定量ずつ露光時間を変えた値を設
定して周縁露光し、それらウェハを現像してレジストの
残膜が認められなくなる最低の露光時間(最高の回転速
度)を特定していた。
を行なう場合、従来のウェハ周縁露光装置では、予め試
行錯誤的に何枚ものウェハを流して適正露光量の確認を
行なっていた。すなわち、レジストの適正ドーズ量Sr
から計算のみで求めた露光時間T(回転速度)を中心と
して、各ウェハ毎に一定量ずつ露光時間を変えた値を設
定して周縁露光し、それらウェハを現像してレジストの
残膜が認められなくなる最低の露光時間(最高の回転速
度)を特定していた。
【0006】しかしながら、レジストの種類、レジスト
の厚み等によって適正露光量は大きく変化するため、そ
のたび毎に何枚ものウェハを流してレジストの残膜率を
確認していくのは極めてわずらわしい作業であった。そ
こで本発明は、それらのわずらわしさを解消し、簡単、
かつ容易に適正露光量を特定できる露光装置、及び調整
方法を得ることを目的とする。
の厚み等によって適正露光量は大きく変化するため、そ
のたび毎に何枚ものウェハを流してレジストの残膜率を
確認していくのは極めてわずらわしい作業であった。そ
こで本発明は、それらのわずらわしさを解消し、簡単、
かつ容易に適正露光量を特定できる露光装置、及び調整
方法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】そこで本願の特定発明にお
いては、ウエハ等の被露光基板の全周縁領域のうち回転
角度位置が互いに異なる複数の分割領域(爪部とも呼
ぶ)APn を設定するとともに、その分割領域の夫々の
レジスト層を与えるべき目標露光量(又は露光時間)を
互いに異なる値に設定する設定手段(ミニコンピュータ
50、キーボード54、マウス56、ディスプレイ5
8)と、その設定手段に設定された複数の分割領域の夫
々が露光手段(光源7、シャッター8、光ファイバー9
等)からの露光光で順次投射されるように制御するとと
もに、各分割領域毎の目標露光量が得られるように光量
調整手段(モータ1、ドライブ回路3、ランプ駆動回路
108、サブシャッター90A、90B等)を制御する
制御手段(インターフェース回路30、MPU40等)
とを設けるようにした。
いては、ウエハ等の被露光基板の全周縁領域のうち回転
角度位置が互いに異なる複数の分割領域(爪部とも呼
ぶ)APn を設定するとともに、その分割領域の夫々の
レジスト層を与えるべき目標露光量(又は露光時間)を
互いに異なる値に設定する設定手段(ミニコンピュータ
50、キーボード54、マウス56、ディスプレイ5
8)と、その設定手段に設定された複数の分割領域の夫
々が露光手段(光源7、シャッター8、光ファイバー9
等)からの露光光で順次投射されるように制御するとと
もに、各分割領域毎の目標露光量が得られるように光量
調整手段(モータ1、ドライブ回路3、ランプ駆動回路
108、サブシャッター90A、90B等)を制御する
制御手段(インターフェース回路30、MPU40等)
とを設けるようにした。
【0008】さらにその特定発明では、上記構成の装置
を用いてウエハの周縁を露光し、ウエハ上のレジスト層
を現像した後、複数の分割領域の残膜状態を検査し、予
め設定されていた複数の目標露光量(露光時間)のう
ち、残膜厚をほぼ零にする最低の目標露光量(最高の回
転速度)を選び、その選ばれた目標露光量を所定倍した
値を適正露光量として光量調整手段に指定することによ
って、上述のレジスト露光装置による周縁露光時の露光
量管理を最適なものに調整するようにした。また本願の
別の特定発明では、矩形状の感光プレートの周縁直線エ
ッジ上の複数ヶ所に分割領域を設定し、それらの分割領
域に互いに異なる目標露光量を設定して試し焼きするこ
とで、ウエハの場合と同様に最適なドーズ量を決定でき
るようにした。
を用いてウエハの周縁を露光し、ウエハ上のレジスト層
を現像した後、複数の分割領域の残膜状態を検査し、予
め設定されていた複数の目標露光量(露光時間)のう
ち、残膜厚をほぼ零にする最低の目標露光量(最高の回
転速度)を選び、その選ばれた目標露光量を所定倍した
値を適正露光量として光量調整手段に指定することによ
って、上述のレジスト露光装置による周縁露光時の露光
量管理を最適なものに調整するようにした。また本願の
別の特定発明では、矩形状の感光プレートの周縁直線エ
ッジ上の複数ヶ所に分割領域を設定し、それらの分割領
域に互いに異なる目標露光量を設定して試し焼きするこ
とで、ウエハの場合と同様に最適なドーズ量を決定でき
るようにした。
【0009】
【作用】本発明によると、一枚の感光基板(ウェハ、プ
レート)上の互いに異なる周縁部分に与えられる露光量
を所定の割合で変化させておくので、その感光基板を現
像した後にレジストの残膜状態を確認する作業が極めて
容易になる。すなわち最適なドーズ量を見つけ出すの
に、一枚の感光基板のみを目視観察等で確認すればよい
から、従来のように何枚もの感光基板を比較するという
作業上のわずらわしさから解放される。
レート)上の互いに異なる周縁部分に与えられる露光量
を所定の割合で変化させておくので、その感光基板を現
像した後にレジストの残膜状態を確認する作業が極めて
容易になる。すなわち最適なドーズ量を見つけ出すの
に、一枚の感光基板のみを目視観察等で確認すればよい
から、従来のように何枚もの感光基板を比較するという
作業上のわずらわしさから解放される。
【0010】特に液晶表示素子製造用のプレートは大型
(例えば40cm角)のものが多く、本願発明のように1
枚のプレートのみで最適ドーズ量を確認できることの作
業性の向上は著しい。また、本願発明では1枚の感光基
板の周縁部上で互いに接近した局所領域同志のレジスト
の残膜状態を確認するので、誤認識が生じにくいといっ
た利点もある。
(例えば40cm角)のものが多く、本願発明のように1
枚のプレートのみで最適ドーズ量を確認できることの作
業性の向上は著しい。また、本願発明では1枚の感光基
板の周縁部上で互いに接近した局所領域同志のレジスト
の残膜状態を確認するので、誤認識が生じにくいといっ
た利点もある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例を説明するが、まず
初めに本発明をウェハ等の円形感光基板の周縁露光に適
用したものを第1の実施例として説明する。図1は、第
1の実施例で使用されるウェハ周縁露光装置の構成の一
例を示すブロック図である。
初めに本発明をウェハ等の円形感光基板の周縁露光に適
用したものを第1の実施例として説明する。図1は、第
1の実施例で使用されるウェハ周縁露光装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【0012】オリフラ(直線的な切り欠き)OFを有す
る円形のウェハWは、タコジェネレータ付のモータ1に
よって反時計方向に回転可能なターンテーブル上に保持
される。このときウェハWの中心はモータ1(ターンテ
ーブル)の回転軸CCと同軸に保持され、ウェハWはそ
の表面と平行な面内でほぼ偏心なく回転される。またモ
ータ1の軸CCには回転角度位置を、例えば0.5゜以下
の分解能で検出するロータリーエンコーダ2が結合され
る。モータ1の回転速度は、モータドライブ回路3にタ
コジェネレータからの速度信号をアンプ4、差動回路5
を介してフィードバックすることによって制御される。
制御すべき目標速度は、インターフェイスユニット(I
FU)30からの速度指令値Svによって設定される。
IFU30は主処理ユニット(MPU)40と各信号系
との間のデジタル−アナログのインターフェイス等を行
なう。また、エンコーダ2からのアップダウンパルスは
カウンタ6によって計数され、角度値となってIFU3
0へ送られる。このカウンタ6は、エンコーダ2からの
アップダウンパルスをウェハの1回転(360゜)分だ
け計数したら自動的にリセットされるような構成にす
る。
る円形のウェハWは、タコジェネレータ付のモータ1に
よって反時計方向に回転可能なターンテーブル上に保持
される。このときウェハWの中心はモータ1(ターンテ
ーブル)の回転軸CCと同軸に保持され、ウェハWはそ
の表面と平行な面内でほぼ偏心なく回転される。またモ
ータ1の軸CCには回転角度位置を、例えば0.5゜以下
の分解能で検出するロータリーエンコーダ2が結合され
る。モータ1の回転速度は、モータドライブ回路3にタ
コジェネレータからの速度信号をアンプ4、差動回路5
を介してフィードバックすることによって制御される。
制御すべき目標速度は、インターフェイスユニット(I
FU)30からの速度指令値Svによって設定される。
IFU30は主処理ユニット(MPU)40と各信号系
との間のデジタル−アナログのインターフェイス等を行
なう。また、エンコーダ2からのアップダウンパルスは
カウンタ6によって計数され、角度値となってIFU3
0へ送られる。このカウンタ6は、エンコーダ2からの
アップダウンパルスをウェハの1回転(360゜)分だ
け計数したら自動的にリセットされるような構成にす
る。
【0013】さて、周縁露光部には、露光光を発する光
源7からの光束を、シャッター8を介して光ファイバー
9の入射端に集光する光学系10が設けられる。シャッ
ター8の開閉はIFU30からの指令で駆動するモータ
11で行なわれる。光ファイバー9の射出端は断面が矩
形(スリット)状に形成され、可動アーム12に固設さ
れる。アーム12は光ファイバー9の射出端をウェハW
の周縁部表面に対向させた状態で、射出端を回転軸CC
を中心とする放射方向に一次元移動する。このアーム1
2は後で述べるが、光ファイバー9の射出端とウエハW
との間隔を調整できるような機構を備えている。またウ
ェハWの周縁部を挟んで光ファイバー9の射出端と対向
した位置には、周縁部でさえぎられることなく進んでき
た露光光の一部(又は全部)を受光する光電センサー1
3が配置され、この光電センサー13は可動アーム12
の一部に一体に固定される。その光電センサー13から
の光電信号は、アンプ14、差動回路15を介して可動
アーム12の駆動制御系16へフィードバック信号とし
て印加される。その差動回路15にはIFU30から周
縁部の露光幅に対応したレベルの指令信号が印加され、
駆動制御系16はその指令信号とアンプ14からの信号
とが等しくなるようにサーボ制御を行なう。
源7からの光束を、シャッター8を介して光ファイバー
9の入射端に集光する光学系10が設けられる。シャッ
ター8の開閉はIFU30からの指令で駆動するモータ
11で行なわれる。光ファイバー9の射出端は断面が矩
形(スリット)状に形成され、可動アーム12に固設さ
れる。アーム12は光ファイバー9の射出端をウェハW
の周縁部表面に対向させた状態で、射出端を回転軸CC
を中心とする放射方向に一次元移動する。このアーム1
2は後で述べるが、光ファイバー9の射出端とウエハW
との間隔を調整できるような機構を備えている。またウ
ェハWの周縁部を挟んで光ファイバー9の射出端と対向
した位置には、周縁部でさえぎられることなく進んでき
た露光光の一部(又は全部)を受光する光電センサー1
3が配置され、この光電センサー13は可動アーム12
の一部に一体に固定される。その光電センサー13から
の光電信号は、アンプ14、差動回路15を介して可動
アーム12の駆動制御系16へフィードバック信号とし
て印加される。その差動回路15にはIFU30から周
縁部の露光幅に対応したレベルの指令信号が印加され、
駆動制御系16はその指令信号とアンプ14からの信号
とが等しくなるようにサーボ制御を行なう。
【0014】またウェハWのオリフラOFを検出するた
めの発光ダイオード20と受光素子21とがウェハWの
周縁部を挟んで対向配置され、受光素子21からの信号
はオリフラ検出回路22で処理され、オリフラOFの中
点位置が発光ダイオード20のスポット光束に合致した
瞬間を表わす信号をIFU30に出力する。その発光ダ
イオード20からの光は、レジストに対して非感光性の
赤色、又は赤外線に設定される。また、発光ダイオード
20のスポット光束が投射される位置と光ファイバー9
の射出端の位置とのウェハ回転方向に関する間隔は、装
置上で固定されたものであるので、ウェハWの回転角度
量として予めMPU40内のメモリに記憶されている。
めの発光ダイオード20と受光素子21とがウェハWの
周縁部を挟んで対向配置され、受光素子21からの信号
はオリフラ検出回路22で処理され、オリフラOFの中
点位置が発光ダイオード20のスポット光束に合致した
瞬間を表わす信号をIFU30に出力する。その発光ダ
イオード20からの光は、レジストに対して非感光性の
赤色、又は赤外線に設定される。また、発光ダイオード
20のスポット光束が投射される位置と光ファイバー9
の射出端の位置とのウェハ回転方向に関する間隔は、装
置上で固定されたものであるので、ウェハWの回転角度
量として予めMPU40内のメモリに記憶されている。
【0015】以上の構成で、シャッター8の開閉タイミ
ング、ウェハ周縁部の露光幅の指定、ウェハWの回転速
度等は、IFU30を介してMPU40から制御され
る。周縁露光にあたっては、ウェハWがない状態で光フ
ァイバー9からの露光光の強度Iを光電センサー13で
計測し、その値をIFU30を介してMPU40に記憶
する。ウェハW上のレジスト層の適正なドーズ量(S
r)が予めわかっているとすると、MPU40は光ファ
イバー9からの露光光の断面形状のうちウェハWの周方
向の寸法(D)から、露光時間(ΔT)を算出する。た
だし、計測した強度Iはジュール単位に変換されている
ものとする。
ング、ウェハ周縁部の露光幅の指定、ウェハWの回転速
度等は、IFU30を介してMPU40から制御され
る。周縁露光にあたっては、ウェハWがない状態で光フ
ァイバー9からの露光光の強度Iを光電センサー13で
計測し、その値をIFU30を介してMPU40に記憶
する。ウェハW上のレジスト層の適正なドーズ量(S
r)が予めわかっているとすると、MPU40は光ファ
イバー9からの露光光の断面形状のうちウェハWの周方
向の寸法(D)から、露光時間(ΔT)を算出する。た
だし、計測した強度Iはジュール単位に変換されている
ものとする。
【0016】まず、適正ドーズ量Sr(mJ)と強度I
(mJ)とから、ウェハ周縁が周方向に寸法Dだけ進む
間に必要な露光時間ΔT(mSec)は、Sr/Iとな
る。従って、これ以上早い速度でウェハWを回転させる
と、ウェハWの1回転だけでは露光量不足となる。さ
て、ウェハWの直径Lは規格として定められているの
で、外形円の一周の長さはπL(mm)である。従って、
寸法D(mm)を露光時間ΔT(mSec)に対応させる
ためには、ウェハWの1回転に要する時間Tが次式の関
係であればよい。
(mJ)とから、ウェハ周縁が周方向に寸法Dだけ進む
間に必要な露光時間ΔT(mSec)は、Sr/Iとな
る。従って、これ以上早い速度でウェハWを回転させる
と、ウェハWの1回転だけでは露光量不足となる。さ
て、ウェハWの直径Lは規格として定められているの
で、外形円の一周の長さはπL(mm)である。従って、
寸法D(mm)を露光時間ΔT(mSec)に対応させる
ためには、ウェハWの1回転に要する時間Tが次式の関
係であればよい。
【0017】 T=(πL/D)・ΔT=(πL/D)・(Sr/I) 以上により、ウェハWの回転速度(1/Tr.p.m)が求ま
ったことになり、MPU40はその速度に対応した指令
値SvをIFU30を介して差動回路5へ出力する。こ
れによりウェハWは指令速度で回転する。一方、MPU
40はIFU30を介してカウンタ6の角度値を読み取
り、任意の角度位置(スタート位置)でシャッター8の
開放指令をモータ11に出力し、そのスタート位置から
ウェハが丁度360゜回転した位置でシャッター8の閉
成指令をモータ11に出力する。この間、可動アーム1
2、光電センサー13、アンプ14、差動回路15、駆
動制御系16から成るサーボ系は、光電センサー13か
らの信号レベルが設定値、すなわち一定の周縁露光幅
(ウェハの径方向の寸法)になるようにトラッキング制
御を行なう。このトラッキング制御の詳細な動作は、一
例として特開平2−56924号公報に述べられている
ので、ここではそれ以上の説明を省略する。
ったことになり、MPU40はその速度に対応した指令
値SvをIFU30を介して差動回路5へ出力する。こ
れによりウェハWは指令速度で回転する。一方、MPU
40はIFU30を介してカウンタ6の角度値を読み取
り、任意の角度位置(スタート位置)でシャッター8の
開放指令をモータ11に出力し、そのスタート位置から
ウェハが丁度360゜回転した位置でシャッター8の閉
成指令をモータ11に出力する。この間、可動アーム1
2、光電センサー13、アンプ14、差動回路15、駆
動制御系16から成るサーボ系は、光電センサー13か
らの信号レベルが設定値、すなわち一定の周縁露光幅
(ウェハの径方向の寸法)になるようにトラッキング制
御を行なう。このトラッキング制御の詳細な動作は、一
例として特開平2−56924号公報に述べられている
ので、ここではそれ以上の説明を省略する。
【0018】尚、トラッキング制御の方法は図1に示さ
れたもの以外に、例えば特開平4−72614号公報に
開示されたダミートラッキング方式にしてもよい。その
ダミートラッキング方式とは、図1の光ファイバー9か
ら非感光性の波長域の光をウェハWのエッジに向けて照
射した状態で可動アーム12のトラッキングサーボを行
ない、ウェハWの微小回転角度毎の可動アーム12のト
ラッキング位置を、アーム12に取り付けられたリニア
エンコーダ等で逐次検出して記憶する。その後、光ファ
イバー9から露光光を照射し、記憶されたトラッキング
位置のデータとウェハWの回転角度位置に応答してアー
ム12をサーボ制御することで本露光を行なう方式であ
る。この方式の利点は、光電センサー13が露光光を受
光しながらトラッキング制御する必要がないので、シャ
ッター8の開閉が自由にできる点、すなわちウエハWの
周縁の任意の位置を自由に設定し、そこを高精度な制御
のもとに露光できる点にある。
れたもの以外に、例えば特開平4−72614号公報に
開示されたダミートラッキング方式にしてもよい。その
ダミートラッキング方式とは、図1の光ファイバー9か
ら非感光性の波長域の光をウェハWのエッジに向けて照
射した状態で可動アーム12のトラッキングサーボを行
ない、ウェハWの微小回転角度毎の可動アーム12のト
ラッキング位置を、アーム12に取り付けられたリニア
エンコーダ等で逐次検出して記憶する。その後、光ファ
イバー9から露光光を照射し、記憶されたトラッキング
位置のデータとウェハWの回転角度位置に応答してアー
ム12をサーボ制御することで本露光を行なう方式であ
る。この方式の利点は、光電センサー13が露光光を受
光しながらトラッキング制御する必要がないので、シャ
ッター8の開閉が自由にできる点、すなわちウエハWの
周縁の任意の位置を自由に設定し、そこを高精度な制御
のもとに露光できる点にある。
【0019】また、図1に示されたアーム12のトラッ
キング制御はウェハWのオリフラOFの部分においても
同様に行なわれる。図2は図1に示された周縁露光装置
を統括的に制御するシステムのブロック図を示し、図1
の周縁露光装置が半導体露光装置(ウェハステッパー)
内のウェハ搬送部に設けられている場合を想定したシス
テム構成を例として示す。
キング制御はウェハWのオリフラOFの部分においても
同様に行なわれる。図2は図1に示された周縁露光装置
を統括的に制御するシステムのブロック図を示し、図1
の周縁露光装置が半導体露光装置(ウェハステッパー)
内のウェハ搬送部に設けられている場合を想定したシス
テム構成を例として示す。
【0020】半導体露光装置は、ミニコンピュータ(例
えばDEC社のVAX対応モデル)50によって統括制
御され、その動作手順や各種パラメータはハードディス
クメモリ装置52内にプログラム型式、又はテーブル型
式で記憶されている。このミニコンピュータ50の入力
装置はキーボード54、マウス56等であり、端末表示
装置はCRT又は液晶ディスプレー58である。このデ
ィスプレー58はカラー表示可能なものが望ましい。
尚、マウス56は操作時に発塵するおそれがあるので、
マウス内の気圧をわずかだけ減圧するような排気チュー
ブが設けられている。
えばDEC社のVAX対応モデル)50によって統括制
御され、その動作手順や各種パラメータはハードディス
クメモリ装置52内にプログラム型式、又はテーブル型
式で記憶されている。このミニコンピュータ50の入力
装置はキーボード54、マウス56等であり、端末表示
装置はCRT又は液晶ディスプレー58である。このデ
ィスプレー58はカラー表示可能なものが望ましい。
尚、マウス56は操作時に発塵するおそれがあるので、
マウス内の気圧をわずかだけ減圧するような排気チュー
ブが設けられている。
【0021】さて、ウェハステッパー内の各種ユニット
はバス60を介してミニコンピュータ50と接続される
が、図2では代表的にレチクル搬送システム70、ウェ
ハ搬送システム72、及び露光システム74の3つの主
ユニットを例示した。これら3つの主ユニットのシステ
ムには、それぞれMPU(例えば16ビットクラス)が
設けられ、これらMPUがさらに下位のサブユニット
(具体的な制御系)を制御するように構成される。
はバス60を介してミニコンピュータ50と接続される
が、図2では代表的にレチクル搬送システム70、ウェ
ハ搬送システム72、及び露光システム74の3つの主
ユニットを例示した。これら3つの主ユニットのシステ
ムには、それぞれMPU(例えば16ビットクラス)が
設けられ、これらMPUがさらに下位のサブユニット
(具体的な制御系)を制御するように構成される。
【0022】レチクル搬送システム70の下位のサブユ
ニットには、投影露光に使われるレチクル(マスク原
版)を所定の保管場合から露光位置まで自動的に搬送す
るレチクルオードローダと、レチクル上の微粒子(1μ
m以下の大きさ)の存在を光学的に検査する異物検査ユ
ニット(MPU)とが設けられる。ウェハ搬送システム
72のサブユニットとしては、図1に示した周縁露光ユ
ニット(MPU)40とウェハローダ、プリアライメン
トユニット(MPU)42とが設けられ、そして露光シ
ステム74のサブユニットには、ステップアンドリピー
ト露光時に作動するシャッターコントロール(MPU)
とフォーカスコントロール(MPU)とが設けられてい
る。
ニットには、投影露光に使われるレチクル(マスク原
版)を所定の保管場合から露光位置まで自動的に搬送す
るレチクルオードローダと、レチクル上の微粒子(1μ
m以下の大きさ)の存在を光学的に検査する異物検査ユ
ニット(MPU)とが設けられる。ウェハ搬送システム
72のサブユニットとしては、図1に示した周縁露光ユ
ニット(MPU)40とウェハローダ、プリアライメン
トユニット(MPU)42とが設けられ、そして露光シ
ステム74のサブユニットには、ステップアンドリピー
ト露光時に作動するシャッターコントロール(MPU)
とフォーカスコントロール(MPU)とが設けられてい
る。
【0023】このようなシステム構成において、周縁露
光すべきウェハをステッパーで処理する際、オペレータ
はキーボード54から周縁露光用のデータベース(又は
コマンドファイル)をディスクメモリ装置52からミニ
コンピュータ50へ呼び出す。それによってミニコンピ
ュータ50はその条件に従った照射露光が行なわれるよ
うな1次的なコマンドとパラメータとをバス60を介し
てウェハ搬送システム72へ送る。さらにシステム72
は、受信した1次的なコマンドとパラメータを周縁露光
ユニットのMPU40が実行できるような型式の2次的
(具体的)なコマンドとパラメータとに展開するととも
に、ウェハローダ、プリアライメントユニット42と協
調して、それら2次的なコマンドの実行やパラメータの
設定が所定のタイミングで行なわれるようにシーケンス
制御する。
光すべきウェハをステッパーで処理する際、オペレータ
はキーボード54から周縁露光用のデータベース(又は
コマンドファイル)をディスクメモリ装置52からミニ
コンピュータ50へ呼び出す。それによってミニコンピ
ュータ50はその条件に従った照射露光が行なわれるよ
うな1次的なコマンドとパラメータとをバス60を介し
てウェハ搬送システム72へ送る。さらにシステム72
は、受信した1次的なコマンドとパラメータを周縁露光
ユニットのMPU40が実行できるような型式の2次的
(具体的)なコマンドとパラメータとに展開するととも
に、ウェハローダ、プリアライメントユニット42と協
調して、それら2次的なコマンドの実行やパラメータの
設定が所定のタイミングで行なわれるようにシーケンス
制御する。
【0024】1次的なコマンドやパラメータの一部は、
ミニコンピュータ50内のメモリに一時的に保存され、
それらはディスプレー58上に表示される。従ってオペ
レータは、1次的なコマンドやパラメータの一部を適宜
修正、追加することによって周縁露光を所望の条件で実
施することができる。以上の通常モードの周縁露光プロ
グラムの他に、ディスクメモリ装置52内にはユーティ
リティ・ソフトウェアとして周縁露光時の最適条件を決
定するためのテスト露光用プログラムが予め記憶されて
いる。このテスト露光用プログラムは本発明の第1実施
例の動作上での主要部を成すものであるから、以下に詳
しく述べる。
ミニコンピュータ50内のメモリに一時的に保存され、
それらはディスプレー58上に表示される。従ってオペ
レータは、1次的なコマンドやパラメータの一部を適宜
修正、追加することによって周縁露光を所望の条件で実
施することができる。以上の通常モードの周縁露光プロ
グラムの他に、ディスクメモリ装置52内にはユーティ
リティ・ソフトウェアとして周縁露光時の最適条件を決
定するためのテスト露光用プログラムが予め記憶されて
いる。このテスト露光用プログラムは本発明の第1実施
例の動作上での主要部を成すものであるから、以下に詳
しく述べる。
【0025】通常の周縁露光モードの場合、予め設定さ
れた各種パラメータ(特にウェハの回転速度、露光光の
強度等)は1枚のウェハを処理する間は全く変更するこ
とがないが、テスト露光モードの場合は、それらパラメ
ータを1枚のウェハの処理中に自動的に様々な値に変更
するようにプログラムされている。具体的には、例えば
図3に示したように、ウェハWの外周を適当な角度で分
割し、各分割領域AP1 〜AP6 に対して互いに異なる
目標露光量が与えられるように、例えばウェハWの回転
速度を変化させて周縁露光を行なう。
れた各種パラメータ(特にウェハの回転速度、露光光の
強度等)は1枚のウェハを処理する間は全く変更するこ
とがないが、テスト露光モードの場合は、それらパラメ
ータを1枚のウェハの処理中に自動的に様々な値に変更
するようにプログラムされている。具体的には、例えば
図3に示したように、ウェハWの外周を適当な角度で分
割し、各分割領域AP1 〜AP6 に対して互いに異なる
目標露光量が与えられるように、例えばウェハWの回転
速度を変化させて周縁露光を行なう。
【0026】図3において、ウェハWのほぼ中央を中心
(回転軸CCとほぼ一致)Owとして外周を8等分し、
その8等分された各周縁領域内の適当な周方向範囲に渡
って分割領域AP1 〜AP6 を設定する。図3中の破線
で示した周縁領域は、通常モードのときに光ファイバー
9の射出端からの幅Dの矩形状光束ILmによって露光
される部分を表わす。
(回転軸CCとほぼ一致)Owとして外周を8等分し、
その8等分された各周縁領域内の適当な周方向範囲に渡
って分割領域AP1 〜AP6 を設定する。図3中の破線
で示した周縁領域は、通常モードのときに光ファイバー
9の射出端からの幅Dの矩形状光束ILmによって露光
される部分を表わす。
【0027】図3に示した光束ILmは、ウェハWが図
1のように反時計回りに回転したとき、相対的には図3
中の矢印AAのように時計回りに回転する。またウェハ
Wの外周の分割は、ここではオリフラOFの中心位置C
fを基準とし、分割領域としてオリフラOFが含まれる
部分はテスト露光として使わないものとする。もちろ
ん、オリフラOF部でもテスト露光が行なわれるような
設定にすることも十分に可能である。さらにテスト露光
時の各分割領域(斜線部)AP 1 〜AP6 の露光幅Sc
は例えば2〜10mm程度の間の任意の値に設定し得る
が、図1中の受光素子13による光電検出が安定に行な
われる範囲内、すなわち矩形状光束ILmのウェハ径方
向の長さよりも小さい範囲に定められることは言うまで
もない。
1のように反時計回りに回転したとき、相対的には図3
中の矢印AAのように時計回りに回転する。またウェハ
Wの外周の分割は、ここではオリフラOFの中心位置C
fを基準とし、分割領域としてオリフラOFが含まれる
部分はテスト露光として使わないものとする。もちろ
ん、オリフラOF部でもテスト露光が行なわれるような
設定にすることも十分に可能である。さらにテスト露光
時の各分割領域(斜線部)AP 1 〜AP6 の露光幅Sc
は例えば2〜10mm程度の間の任意の値に設定し得る
が、図1中の受光素子13による光電検出が安定に行な
われる範囲内、すなわち矩形状光束ILmのウェハ径方
向の長さよりも小さい範囲に定められることは言うまで
もない。
【0028】さて、オペレータがミニコンピュータ50
に対してテスト露光のためのプログラム実行を入力する
と、ミニコンピュータ50はテスト露光のための条件
(パラメータ)設定入力をオペレータに問い合せてく
る。このときディスプレー58には各種パラメータの名
称と、そのデフォルト値(予め決められた初期値、又は
前回使用した値)とが表示され、オペレータは必要に応
じて各パラメータの値の変更、確認を行なう。テスト露
光時に必要な代表的なパラメータは、中心となる目標露
光量CXv(単位mJ)、露光量の振り幅ΔVx(単位
mJ)、ステップ数N等である。
に対してテスト露光のためのプログラム実行を入力する
と、ミニコンピュータ50はテスト露光のための条件
(パラメータ)設定入力をオペレータに問い合せてく
る。このときディスプレー58には各種パラメータの名
称と、そのデフォルト値(予め決められた初期値、又は
前回使用した値)とが表示され、オペレータは必要に応
じて各パラメータの値の変更、確認を行なう。テスト露
光時に必要な代表的なパラメータは、中心となる目標露
光量CXv(単位mJ)、露光量の振り幅ΔVx(単位
mJ)、ステップ数N等である。
【0029】ここでステップ数Nは図3の例では分割領
域AP1 〜AP6 の6個に対応したものであり、N=0
に設定されるとテスト露光自体がキャンセルされ、N=
1に設定されると、設定された振り幅ΔVxは無視して
目標露光量CXvによる通常の露光モードに移行する。
さて、代表的なパラメータの設定が終り、オペレータが
キーボード54、又はマウス56によってEXCUTE
(実行)を指令すると、ミニコンピュータ50は設定さ
れたパラメータのうちいくつかのものについて正当性の
判定を行なう。その一例を図4のフローチャートで説明
する。
域AP1 〜AP6 の6個に対応したものであり、N=0
に設定されるとテスト露光自体がキャンセルされ、N=
1に設定されると、設定された振り幅ΔVxは無視して
目標露光量CXvによる通常の露光モードに移行する。
さて、代表的なパラメータの設定が終り、オペレータが
キーボード54、又はマウス56によってEXCUTE
(実行)を指令すると、ミニコンピュータ50は設定さ
れたパラメータのうちいくつかのものについて正当性の
判定を行なう。その一例を図4のフローチャートで説明
する。
【0030】図4は正当性判定の概略的なフローチャー
トであり、まずステップ200、201においてステッ
プ数Nが0、又は1であるか否かを判定する。N=0の
場合はステップ203でテスト露光がキャンセルされる
旨の表示をディスプレー58に行ない、ステップ204
でオペレータの確認入力を待つ。N=1の場合はステッ
プ205で通常露光に切り替わる旨の表示をディスプレ
ー58に行ない、ステップ206でオペレータの確認入
力を待つ。このステップ206でオペレータが修正する
旨を入力すると、ミニコンピュータ50はステップ20
7でディスプレー58上に修正画面を表示してオペレー
タの確認、変更入力を待つ。この修正画面は実質的には
最初のパラメータ設定時の画面と同じ内容のものであ
る。
トであり、まずステップ200、201においてステッ
プ数Nが0、又は1であるか否かを判定する。N=0の
場合はステップ203でテスト露光がキャンセルされる
旨の表示をディスプレー58に行ない、ステップ204
でオペレータの確認入力を待つ。N=1の場合はステッ
プ205で通常露光に切り替わる旨の表示をディスプレ
ー58に行ない、ステップ206でオペレータの確認入
力を待つ。このステップ206でオペレータが修正する
旨を入力すると、ミニコンピュータ50はステップ20
7でディスプレー58上に修正画面を表示してオペレー
タの確認、変更入力を待つ。この修正画面は実質的には
最初のパラメータ設定時の画面と同じ内容のものであ
る。
【0031】一方、ステップ206でオペレータが通常
露光でよい旨を入力すると、ミニコンピュータ50はス
テップ208で露光量の正当性を判定するための演算を
行なう。ここでは設定された中心目標露光量CXvに対
応したウェハWの回転速度が制御不能か否かを判断す
る。これは先に述べた、ウェハ1回転に要する時間Tの
演算式と同様の計算によって判断され、ウェハWがない
状態で予め検出された光電センサー13の信号の強度
(すなわち露光光強度)I、矩形状光束ILmの幅D、
ウェハWの直径L、及び目標露光量CXvを使って、T
=(πL/D)・(CVx/I)の値を算出する。そし
て算出された時間T(ウェハ1回転に要する時間)がタ
ーンテーブルの回転制御上の最高速以上に対応した値で
あるとき、ミニコンピュータ50はステップ209でN
Gに進み、ステップ210で目標露光量CXvがオーバ
ーレンジになっていることやどの程度(何%)オーバー
しているかを表示し、オペレータのアシスト入力を待
つ。
露光でよい旨を入力すると、ミニコンピュータ50はス
テップ208で露光量の正当性を判定するための演算を
行なう。ここでは設定された中心目標露光量CXvに対
応したウェハWの回転速度が制御不能か否かを判断す
る。これは先に述べた、ウェハ1回転に要する時間Tの
演算式と同様の計算によって判断され、ウェハWがない
状態で予め検出された光電センサー13の信号の強度
(すなわち露光光強度)I、矩形状光束ILmの幅D、
ウェハWの直径L、及び目標露光量CXvを使って、T
=(πL/D)・(CVx/I)の値を算出する。そし
て算出された時間T(ウェハ1回転に要する時間)がタ
ーンテーブルの回転制御上の最高速以上に対応した値で
あるとき、ミニコンピュータ50はステップ209でN
Gに進み、ステップ210で目標露光量CXvがオーバ
ーレンジになっていることやどの程度(何%)オーバー
しているかを表示し、オペレータのアシスト入力を待
つ。
【0032】この場合、設定された目標露光量CXvは
ウェハWを最高速で回転させても十分に得られるため、
レジストの種類や厚みに応じて予想される最適ドーズ量
Srに対して目標露光量CXvが十分に大きければ、周
縁露光による周縁レジスト除去は取り合えず達成し得
る。ただし、オーバー露光による他の問題(径方向の露
光幅の安定性等)が顕著になることが予想されるとき
は、先のステップ207と同様にしてパラメータ(露光
量CXv)の修正を行なう。
ウェハWを最高速で回転させても十分に得られるため、
レジストの種類や厚みに応じて予想される最適ドーズ量
Srに対して目標露光量CXvが十分に大きければ、周
縁露光による周縁レジスト除去は取り合えず達成し得
る。ただし、オーバー露光による他の問題(径方向の露
光幅の安定性等)が顕著になることが予想されるとき
は、先のステップ207と同様にしてパラメータ(露光
量CXv)の修正を行なう。
【0033】一方、ステップ209で正当性がOKのと
きはそのまま通常の周縁露光モードに進む。また先のス
テップ201でN>1と判断されると、ミニコンピュー
タ50はステップ212で、数Nに対応した各分割領域
の角度範囲において安定な周縁露光が可能か否かを判定
するための演算を行なう。図1に示した装置で図3のよ
うに周縁露光を行なう場合、図1中のエンコーダ2とカ
ウンタ回路6とで検出されるウェハWの角度位置とシャ
ッター8の開閉タイミングとを同期させる必要がある。
シャッター8の1回の開閉動作時間には、機械的、電気
的な要素で決まる最小値が存在し、それよりも短い時間
でシャッター8を開閉することはできない。またシャッ
ター8の全開時間が存在しないと、光ファイバー9から
の光束ILmの強度が適正なのもではなくなり、各分割
領域AP1 〜AP2 の目標露光量で露光された部分の周
方向の長さが確保できない。
きはそのまま通常の周縁露光モードに進む。また先のス
テップ201でN>1と判断されると、ミニコンピュー
タ50はステップ212で、数Nに対応した各分割領域
の角度範囲において安定な周縁露光が可能か否かを判定
するための演算を行なう。図1に示した装置で図3のよ
うに周縁露光を行なう場合、図1中のエンコーダ2とカ
ウンタ回路6とで検出されるウェハWの角度位置とシャ
ッター8の開閉タイミングとを同期させる必要がある。
シャッター8の1回の開閉動作時間には、機械的、電気
的な要素で決まる最小値が存在し、それよりも短い時間
でシャッター8を開閉することはできない。またシャッ
ター8の全開時間が存在しないと、光ファイバー9から
の光束ILmの強度が適正なのもではなくなり、各分割
領域AP1 〜AP2 の目標露光量で露光された部分の周
方向の長さが確保できない。
【0034】このため、シャッター8の全開時間をある
程度確保した上で、シャッター8の開放開始から閉成完
了までの最小時間Tmin が自ずと決まってくる。従って
ウェハ回転速度の最高値に対応したウェハ1回転の時間
Tcを、シャッター8の開閉の最小時間Tmin で割った
値が最大分割数となり、設定されたステップ数Nがその
最大分割数と等しいか、又はそれ以上のときはテスト露
光が不能となる。その最大分割数(上限)は、装置性能
から予めわかっているので、ミニコンピュータ50のメ
モリ内(又はプログラム内)に定数として設定されてい
る。
程度確保した上で、シャッター8の開放開始から閉成完
了までの最小時間Tmin が自ずと決まってくる。従って
ウェハ回転速度の最高値に対応したウェハ1回転の時間
Tcを、シャッター8の開閉の最小時間Tmin で割った
値が最大分割数となり、設定されたステップ数Nがその
最大分割数と等しいか、又はそれ以上のときはテスト露
光が不能となる。その最大分割数(上限)は、装置性能
から予めわかっているので、ミニコンピュータ50のメ
モリ内(又はプログラム内)に定数として設定されてい
る。
【0035】従ってコンピュータ50はステップ212
でステップ数Nが上限を越えているときはステップ21
4でエラーメッセージをディスプレー58に表示すると
ともに、オペレータによる確認、変更の入力待ちとな
る。そして、ここで変更入力が指示されると、ミニコン
ピュータ50はステップ207でパラメータの修正を受
け付ける。
でステップ数Nが上限を越えているときはステップ21
4でエラーメッセージをディスプレー58に表示すると
ともに、オペレータによる確認、変更の入力待ちとな
る。そして、ここで変更入力が指示されると、ミニコン
ピュータ50はステップ207でパラメータの修正を受
け付ける。
【0036】ステップ212でステップ数Nが正当であ
ると判断されると、ミニコンピュータ50はステップ2
16で最小目標露光量と最大目標露光量とに対応したウ
ェハの回転速度を算出し、それが制御上の限界を越るか
否かをステップ217で判定する。そのステップ216
では、中心目標露光量CXvと振り幅ΔVxとステップ
数Nとを使って、最大目標露光量CXmax =CXv+
(N/2)ΔVxと最小目標露光量CXmin =CXv−
(N/2)ΔVxとを算出する。
ると判断されると、ミニコンピュータ50はステップ2
16で最小目標露光量と最大目標露光量とに対応したウ
ェハの回転速度を算出し、それが制御上の限界を越るか
否かをステップ217で判定する。そのステップ216
では、中心目標露光量CXvと振り幅ΔVxとステップ
数Nとを使って、最大目標露光量CXmax =CXv+
(N/2)ΔVxと最小目標露光量CXmin =CXv−
(N/2)ΔVxとを算出する。
【0037】最大露光量CXmax は、ターンテーブルの
回転速度をある値まで低下させることで得られ、最小露
光量CXmin はターンテーブルの回転速度をある値まで
上昇させることで得られるものである。そこでコンピュ
ータ50は、それらターンテーブルの回転速度が物理的
な速度可変範囲内にあるか否かをステップ217で判定
し、範囲内であるときはテスト露光の具体的な動作に入
る。またステップ217で範囲外にあるとされたとき
は、先のステップ214、207に戻ってミニコンピュ
ータ50はパラメータの修正等を受け付ける。
回転速度をある値まで低下させることで得られ、最小露
光量CXmin はターンテーブルの回転速度をある値まで
上昇させることで得られるものである。そこでコンピュ
ータ50は、それらターンテーブルの回転速度が物理的
な速度可変範囲内にあるか否かをステップ217で判定
し、範囲内であるときはテスト露光の具体的な動作に入
る。またステップ217で範囲外にあるとされたとき
は、先のステップ214、207に戻ってミニコンピュ
ータ50はパラメータの修正等を受け付ける。
【0038】尚、テスト露光時に設定すべきパラメータ
は、中心目標露光量CXv、振り幅ΔVx、及びステッ
プ数Nとしたが、その他に各分割領域AP1 〜AP2 の
周方向の長さ(又は角度範囲)、テスト露光すべきウェ
ハの枚数(各ウェハ毎に設定すべきパラメータの値の範
囲が変えられる)等を加えるようにしてもよい。以上の
ようにしてミニコンピュータ50で設定された各種パラ
メータやコマンド(ウェハ処理枚数の指定、ロット先頭
での枚数指定、ウェハの搬送方式等)は、1次的なコマ
ンド、パラメータとして図2中のバス60を介してウェ
ハ搬送システム72のMPUへ送られる。搬送システム
72のMPUはそれら1次的なコマンドやパラメータを
周縁露光ユニットのMPU40とウェハローダ・プリア
ライメントユニットのMPU42へ適宜振り分けて出力
する。
は、中心目標露光量CXv、振り幅ΔVx、及びステッ
プ数Nとしたが、その他に各分割領域AP1 〜AP2 の
周方向の長さ(又は角度範囲)、テスト露光すべきウェ
ハの枚数(各ウェハ毎に設定すべきパラメータの値の範
囲が変えられる)等を加えるようにしてもよい。以上の
ようにしてミニコンピュータ50で設定された各種パラ
メータやコマンド(ウェハ処理枚数の指定、ロット先頭
での枚数指定、ウェハの搬送方式等)は、1次的なコマ
ンド、パラメータとして図2中のバス60を介してウェ
ハ搬送システム72のMPUへ送られる。搬送システム
72のMPUはそれら1次的なコマンドやパラメータを
周縁露光ユニットのMPU40とウェハローダ・プリア
ライメントユニットのMPU42へ適宜振り分けて出力
する。
【0039】次に、MPU40の制御によるテスト露光
のシーケンスを図5を参照して説明する。図5のステッ
プ250において、MPU40は送られてきた1次的な
コマンドやパラメータを2次的なコマンドやパラメータ
に展開するための各種演算を行なう。2次的なコマンド
としては、図1中のターンテーブル用モータ1の回転開
始、速度指令信号Svの出力、シャッター8のモータ1
1の駆動指令の出力、露光幅Sc(図3参照)を設定す
るための信号の差動回路15への出力等がある。また2
次的なパラメータとしては、ウェハ外周の各分割領域A
P1 、AP2 …の角度位置、各分割領域AP1 、AP2
…の夫々に対応したターンテーブル(モータ1)の回転
速度の値、各分割領域の露光時のシャッター8の開き時
間(回転速度が各分割領域毎に異なるため、その開き時
間も微妙に変えるのが望しい)、等が算出される。
のシーケンスを図5を参照して説明する。図5のステッ
プ250において、MPU40は送られてきた1次的な
コマンドやパラメータを2次的なコマンドやパラメータ
に展開するための各種演算を行なう。2次的なコマンド
としては、図1中のターンテーブル用モータ1の回転開
始、速度指令信号Svの出力、シャッター8のモータ1
1の駆動指令の出力、露光幅Sc(図3参照)を設定す
るための信号の差動回路15への出力等がある。また2
次的なパラメータとしては、ウェハ外周の各分割領域A
P1 、AP2 …の角度位置、各分割領域AP1 、AP2
…の夫々に対応したターンテーブル(モータ1)の回転
速度の値、各分割領域の露光時のシャッター8の開き時
間(回転速度が各分割領域毎に異なるため、その開き時
間も微妙に変えるのが望しい)、等が算出される。
【0040】ただし、これら2次的なパラメータは光フ
ァイバー9から照射される光束ILmの強度Iに依存す
るので、ステップ250の中でウェハWがない状態で受
光素子13から出力される信号のレベルをIFU30内
のA−D変換器を介して読み込んでから算出した方がよ
い。次にステップ252において、ウェハWがターンテ
ーブル上にローディングされ、ウェハの中心点と回転軸
CCとが所定の偏心許容範囲(例えば±数mm)内に入る
ように、ウェハWがターンテーブル上に吸着される。た
だしこのステップ252は、図2の構成からも明らかな
ように、ウェハローダ・プリアライメントユニットMP
U42が実行する。
ァイバー9から照射される光束ILmの強度Iに依存す
るので、ステップ250の中でウェハWがない状態で受
光素子13から出力される信号のレベルをIFU30内
のA−D変換器を介して読み込んでから算出した方がよ
い。次にステップ252において、ウェハWがターンテ
ーブル上にローディングされ、ウェハの中心点と回転軸
CCとが所定の偏心許容範囲(例えば±数mm)内に入る
ように、ウェハWがターンテーブル上に吸着される。た
だしこのステップ252は、図2の構成からも明らかな
ように、ウェハローダ・プリアライメントユニットMP
U42が実行する。
【0041】次にステップ254において、MPU40
はモータ1を所定速度で回転させ、図1中の受光素子2
1とオリフラ検出回路22を用いて、オリフラOFの中
心位置Cf(図3参照)を検出する。このときオリフラ
検出回路22は、発光ダイオード20からの光スポット
がオリフラOFの中心位置Cfと合致した時点でパルス
信号を出力するので、そのパルス信号をカウンタ回路6
へのリセットパルスとして出力する。このリセット操作
はオリフラOFの検出時に一度だけ行なわれ、その後は
カウンタ回路6自体がウェハ1回転分のカウント値を計
数する毎にリセットをかける。
はモータ1を所定速度で回転させ、図1中の受光素子2
1とオリフラ検出回路22を用いて、オリフラOFの中
心位置Cf(図3参照)を検出する。このときオリフラ
検出回路22は、発光ダイオード20からの光スポット
がオリフラOFの中心位置Cfと合致した時点でパルス
信号を出力するので、そのパルス信号をカウンタ回路6
へのリセットパルスとして出力する。このリセット操作
はオリフラOFの検出時に一度だけ行なわれ、その後は
カウンタ回路6自体がウェハ1回転分のカウント値を計
数する毎にリセットをかける。
【0042】従ってステップ254の実行によって、ウ
ェハのオリフラOFの中心位置Cfを基準とした光ファ
イバー9からの光束ILmの位置とウェハ外周位置との
相対関係(回転角度関係)が対応付けられたことにな
る。次のステップ256において、MPU40は指定さ
れた分割領域APn (n=1、2…N)の1つに対して
設定された目標露光量に応じた回転速度でモータ1を駆
動するための指令信号Svを差動回路5を介してドライ
ブ回路3へ出力する。この段階で、MPU40内のメモ
リには先のステップ250の実行によって、例えば図6
のような2次的なパラメータ群のテーブルが作成されて
いる。本実施例では図6のテーブルに基づいて周縁露光
の具体的(物理的)な制御を行なうが、必ずしもテーブ
ルにしておく必要はなく、各分割領域APn の露光毎に
逐一演算を行なって各パラメータの値を決定し、その値
に基づいて逐次制御を行なうようにしてもよい。
ェハのオリフラOFの中心位置Cfを基準とした光ファ
イバー9からの光束ILmの位置とウェハ外周位置との
相対関係(回転角度関係)が対応付けられたことにな
る。次のステップ256において、MPU40は指定さ
れた分割領域APn (n=1、2…N)の1つに対して
設定された目標露光量に応じた回転速度でモータ1を駆
動するための指令信号Svを差動回路5を介してドライ
ブ回路3へ出力する。この段階で、MPU40内のメモ
リには先のステップ250の実行によって、例えば図6
のような2次的なパラメータ群のテーブルが作成されて
いる。本実施例では図6のテーブルに基づいて周縁露光
の具体的(物理的)な制御を行なうが、必ずしもテーブ
ルにしておく必要はなく、各分割領域APn の露光毎に
逐一演算を行なって各パラメータの値を決定し、その値
に基づいて逐次制御を行なうようにしてもよい。
【0043】さて、図6のテーブルでは一例として中心
目標露光量CXvを200mJとし、振り幅ΔVxを1
0mJとしてステップ数Nを6とした場合を示す。この
場合、分割領域AP1 に対して最小の目標露光量170
mJを設定し、領域AP2 、AP3 、…AP6 の順に目
標露光量を180mJ、190mJ、…220mJに設
定する。
目標露光量CXvを200mJとし、振り幅ΔVxを1
0mJとしてステップ数Nを6とした場合を示す。この
場合、分割領域AP1 に対して最小の目標露光量170
mJを設定し、領域AP2 、AP3 、…AP6 の順に目
標露光量を180mJ、190mJ、…220mJに設
定する。
【0044】また図6のテーブル中の角度位置は、N=
6とした場合に先の図3のような分割となるので、約4
5゜ずつ増大した値を取る。この際、テーブル中の角度
位置の欄の第1項には、各分割領域APn の光束ILm
による露光開始角度θ1 、θ 2 …θN の値が先のステッ
プ250の演算によって記憶されている。さらにテーブ
ル中の角度位置の欄の第2項には、各分割領域APn の
周方向の長さに対応した角度範囲ΔθP が設定される
が、ここでは各分割領域APn 毎の周方向の長さを同じ
にする。もちろん、その角度範囲ΔθP は各領域APn
毎に変えてもよい。
6とした場合に先の図3のような分割となるので、約4
5゜ずつ増大した値を取る。この際、テーブル中の角度
位置の欄の第1項には、各分割領域APn の光束ILm
による露光開始角度θ1 、θ 2 …θN の値が先のステッ
プ250の演算によって記憶されている。さらにテーブ
ル中の角度位置の欄の第2項には、各分割領域APn の
周方向の長さに対応した角度範囲ΔθP が設定される
が、ここでは各分割領域APn 毎の周方向の長さを同じ
にする。もちろん、その角度範囲ΔθP は各領域APn
毎に変えてもよい。
【0045】また図6のテーブル中の速度V1 、V2 …
VN は光束ILmの周方向の幅D、各領域APn 毎の目
標露光量、及び光束ILmの光強度Iに基づいてそれぞ
れ算出されたものであるが、実際には図1中のモータ1
のドライブ回路3に指令される信号Svの値に変換して
記憶されている。図6のテーブル中のシャッター時間T
S1、TS2、…TSNは、各領域APn 毎の速度V1 、V2
…VN と角度範囲ΔθP に基づいて算出され記憶された
ものである。このシャッター時間TS1、TS2、…T
SNは、シャッター8の制御方式がタイマーモード(シャ
ッター開時間をクロックタイマーで制御)の場合は必要
であるが、ウェハWの回転角度位置、すなわちカウンタ
回路6の計数値が所定値(θn、θn +ΔθP ) になっ
たことを検知してシャッター開放、閉成を行なう位置同
期モードの場合は必要ない。
VN は光束ILmの周方向の幅D、各領域APn 毎の目
標露光量、及び光束ILmの光強度Iに基づいてそれぞ
れ算出されたものであるが、実際には図1中のモータ1
のドライブ回路3に指令される信号Svの値に変換して
記憶されている。図6のテーブル中のシャッター時間T
S1、TS2、…TSNは、各領域APn 毎の速度V1 、V2
…VN と角度範囲ΔθP に基づいて算出され記憶された
ものである。このシャッター時間TS1、TS2、…T
SNは、シャッター8の制御方式がタイマーモード(シャ
ッター開時間をクロックタイマーで制御)の場合は必要
であるが、ウェハWの回転角度位置、すなわちカウンタ
回路6の計数値が所定値(θn、θn +ΔθP ) になっ
たことを検知してシャッター開放、閉成を行なう位置同
期モードの場合は必要ない。
【0046】さて、先の図5のステップ256におい
て、MPU40は図6中の領域AP1に対応したターン
テーブル回転速度の値V1 を、図1中の指令信号Svと
してドライブ回路3へ出力する。そしてウェハWの回転
が速度V1 に達したことを、アンプ4のタコジェネレー
タ出力を読み取って確認すると、MPU40は図5のス
テップ258でカウンタ回路6の計数値を読み込みつ
つ、テーブル内の領域AP 1 の露光開始角度位置θ1 と
の比較を行なう。
て、MPU40は図6中の領域AP1に対応したターン
テーブル回転速度の値V1 を、図1中の指令信号Svと
してドライブ回路3へ出力する。そしてウェハWの回転
が速度V1 に達したことを、アンプ4のタコジェネレー
タ出力を読み取って確認すると、MPU40は図5のス
テップ258でカウンタ回路6の計数値を読み込みつ
つ、テーブル内の領域AP 1 の露光開始角度位置θ1 と
の比較を行なう。
【0047】ステップ258でウェハWの回転角度位置
が領域AP1 の露光開始位置θ1 に一致したと判断され
ると、MPU40は次のステップ260でシャッター8
を開くための駆動指令をモータ11へ出力する。その後
MPU40は、シャッター制御方式がタイマーモードの
ときは図6のテーブル中のシャッター時間TS1の値を参
照してシャッター8の閉成動作をモータ11へ指令す
る。
が領域AP1 の露光開始位置θ1 に一致したと判断され
ると、MPU40は次のステップ260でシャッター8
を開くための駆動指令をモータ11へ出力する。その後
MPU40は、シャッター制御方式がタイマーモードの
ときは図6のテーブル中のシャッター時間TS1の値を参
照してシャッター8の閉成動作をモータ11へ指令す
る。
【0048】またシャッター制御方式が位置同期モード
のとき、MPU40はカウンタ回路6の計数値を読み取
って、その値が角度位置(θ1 +ΔθP )になった時点
でシャッター8の閉成動作をモータ11へ指令する。以
上のステップ260の動作によって、領域AP1 は目標
露光量170mJで露光されたことになる。次にMPU
40は図5のステップ262において、指定されたN個
の領域AP 1 、…APN の全てにテスト露光が行なわれ
たか否かを判断し、N個に達していないときは先のステ
ップ256からの動作を繰り返す。このとき、2番目の
領域AP2 の露光が指定されたとすると、当然のことな
がら図6のテーブル内から領域AP2 に関するパラメー
タ値(V2 、TS2、θ2 )が設定されることは言うまで
もない。
のとき、MPU40はカウンタ回路6の計数値を読み取
って、その値が角度位置(θ1 +ΔθP )になった時点
でシャッター8の閉成動作をモータ11へ指令する。以
上のステップ260の動作によって、領域AP1 は目標
露光量170mJで露光されたことになる。次にMPU
40は図5のステップ262において、指定されたN個
の領域AP 1 、…APN の全てにテスト露光が行なわれ
たか否かを判断し、N個に達していないときは先のステ
ップ256からの動作を繰り返す。このとき、2番目の
領域AP2 の露光が指定されたとすると、当然のことな
がら図6のテーブル内から領域AP2 に関するパラメー
タ値(V2 、TS2、θ2 )が設定されることは言うまで
もない。
【0049】またステップ262で露光すべきN個の領
域APN の露光が終了したと判断されると、次のステッ
プ264でそのウェハWをアンローディングし、次のウ
ェハのテスト露光を行なうか否かがステップ266で判
断される。次のウェハを処理する場合は、先のステップ
252〜264が同様に繰り返される。本実施例では1
枚のウェハのみで周縁露光時の最適露光条件を見つける
ことを主眼としているが、テスト露光時の目標露光量の
変化段数(ステップ数N)が多くて1枚のウェハでは足
りない場合、あるいは複数枚のウェハの夫々に同じ条件
でテスト露光を行なって再現性を確認する場合には2枚
以上のウェハを使うこともできる。
域APN の露光が終了したと判断されると、次のステッ
プ264でそのウェハWをアンローディングし、次のウ
ェハのテスト露光を行なうか否かがステップ266で判
断される。次のウェハを処理する場合は、先のステップ
252〜264が同様に繰り返される。本実施例では1
枚のウェハのみで周縁露光時の最適露光条件を見つける
ことを主眼としているが、テスト露光時の目標露光量の
変化段数(ステップ数N)が多くて1枚のウェハでは足
りない場合、あるいは複数枚のウェハの夫々に同じ条件
でテスト露光を行なって再現性を確認する場合には2枚
以上のウェハを使うこともできる。
【0050】以上のステップ250〜266によって必
要枚数のウェハに対するテスト露光が完了すると、その
ウェハを現像工程へ送り、実際のウェハプロセスで使わ
れているのと同一の条件で各分割領域AP1 、AP2 …
APN のレジストを除去する。このとき、ウェハ外周部
のレジストの厚みやレジストの種類に応じて適正な露光
量が与えられている領域ではレジストが完全に除去さ
れ、露光不足になっている領域ではレジストの厚みが減
るのみで完全には除去されない。
要枚数のウェハに対するテスト露光が完了すると、その
ウェハを現像工程へ送り、実際のウェハプロセスで使わ
れているのと同一の条件で各分割領域AP1 、AP2 …
APN のレジストを除去する。このとき、ウェハ外周部
のレジストの厚みやレジストの種類に応じて適正な露光
量が与えられている領域ではレジストが完全に除去さ
れ、露光不足になっている領域ではレジストの厚みが減
るのみで完全には除去されない。
【0051】そこでオペレータは、現像されたウェハを
目視にて観察してレジストが完全に除去され始める領域
APn を確認する。そしてこの確認作業のとき、オペレ
ータは最適露光条件の入力画面がディスプレー58に表
示されるようにミニコンピュータ50に指令を与える。
図7はその入力画面の一例を示し、ミニコンピュータ5
0は画面FP内の上方部にタイトル表示領域SAを設定
し、この中に処理したプロセスのプログラム名PPを表
示する。また画面FPの下方部にはインストラクション
領域SBが設定され、この中にいくつかの実行用スイッ
チ(マウス56によってクリックされる)K1 、K2 、
K3 が表示される。スイッチK1 は、この画面をぬけ出
して前の画面に戻るものであり、ここで設定された最適
露光条件は全てキャンセルされる。スイッチK2 は、こ
の入力画面で設定された各種パラメータ(最適露光条
件)をデータベースとしてのディスクメモリ装置52へ
登録するものである。スイッチK3 は各種パラメータの
編集開始を指定するものである。これらスイッチK1 、
K2 、K3 は、マウス56と連動したカーソルKSをそ
の上に移動させ、マウス56をクリックすることで投入
される。
目視にて観察してレジストが完全に除去され始める領域
APn を確認する。そしてこの確認作業のとき、オペレ
ータは最適露光条件の入力画面がディスプレー58に表
示されるようにミニコンピュータ50に指令を与える。
図7はその入力画面の一例を示し、ミニコンピュータ5
0は画面FP内の上方部にタイトル表示領域SAを設定
し、この中に処理したプロセスのプログラム名PPを表
示する。また画面FPの下方部にはインストラクション
領域SBが設定され、この中にいくつかの実行用スイッ
チ(マウス56によってクリックされる)K1 、K2 、
K3 が表示される。スイッチK1 は、この画面をぬけ出
して前の画面に戻るものであり、ここで設定された最適
露光条件は全てキャンセルされる。スイッチK2 は、こ
の入力画面で設定された各種パラメータ(最適露光条
件)をデータベースとしてのディスクメモリ装置52へ
登録するものである。スイッチK3 は各種パラメータの
編集開始を指定するものである。これらスイッチK1 、
K2 、K3 は、マウス56と連動したカーソルKSをそ
の上に移動させ、マウス56をクリックすることで投入
される。
【0052】さて画面FPの中央の右側には、設定され
た各分割領域AP1 、AP2 …AP N 毎のテスト露光時
の各種パラメータを表にして表示する領域TAと、1次
的なコマンドやパラメータをまとめて表示する領域TB
とを含むウィンドウWD1が設定される。このウィンド
ウWD1は1次的なコマンドやパラメータを設定する際
にも設定され、領域TB内でステップ数N、中心目標露
光量CXv、振り幅ΔVx、ウェハ枚数等の数値を入力
する。また領域TB内には、先の図5のステップ250
で計測された光束ILmの光強度Iの値を表示するエリ
アも設定されている。
た各分割領域AP1 、AP2 …AP N 毎のテスト露光時
の各種パラメータを表にして表示する領域TAと、1次
的なコマンドやパラメータをまとめて表示する領域TB
とを含むウィンドウWD1が設定される。このウィンド
ウWD1は1次的なコマンドやパラメータを設定する際
にも設定され、領域TB内でステップ数N、中心目標露
光量CXv、振り幅ΔVx、ウェハ枚数等の数値を入力
する。また領域TB内には、先の図5のステップ250
で計測された光束ILmの光強度Iの値を表示するエリ
アも設定されている。
【0053】さて、図7の画面FPの左側には、ウェハ
上の各分割領域APn の位置を模式的に表わしたウェハ
外形のグラフィック表示GPがウィンドウWD2内に表
示される。このグラフィック表示GP内の斜線部が各分
割領域APn の概略的な位置を表わし、それぞれ領域の
番号が付されている。グラフィック表示GPは、テスト
露光シーケンスに入る前の段階、すなわち図4のフロー
チャート中のステップ217で正当性が確認された時点
で表示される。従ってオペレータは図7のグラフィック
表示GPで、これから実行されるテスト露光でウェハの
周縁がどのように露光されるのかを視覚的に把握するこ
とができる。
上の各分割領域APn の位置を模式的に表わしたウェハ
外形のグラフィック表示GPがウィンドウWD2内に表
示される。このグラフィック表示GP内の斜線部が各分
割領域APn の概略的な位置を表わし、それぞれ領域の
番号が付されている。グラフィック表示GPは、テスト
露光シーケンスに入る前の段階、すなわち図4のフロー
チャート中のステップ217で正当性が確認された時点
で表示される。従ってオペレータは図7のグラフィック
表示GPで、これから実行されるテスト露光でウェハの
周縁がどのように露光されるのかを視覚的に把握するこ
とができる。
【0054】さて最適露光条件を設定するには、図7の
ウィンドウWD2が表示されている状態で、オペレータ
は現像されたウェハWを確認し、最適露光条件が達成さ
れた分割領域APn が例えば領域AP5 である場合、ま
ずカーソルKSをグラフィック表示GPのNo.5の斜線
部上に移動させてマウス56をクリックした後、設定ス
イッチK4上にカーソルKSを移動してマウス56をク
リックする。
ウィンドウWD2が表示されている状態で、オペレータ
は現像されたウェハWを確認し、最適露光条件が達成さ
れた分割領域APn が例えば領域AP5 である場合、ま
ずカーソルKSをグラフィック表示GPのNo.5の斜線
部上に移動させてマウス56をクリックした後、設定ス
イッチK4上にカーソルKSを移動してマウス56をク
リックする。
【0055】これによってミニコンピュータ50には、
分割領域AP5 のテスト露光時に使われた各種パラメー
タが最適露光条件として一時的に登録される。これと連
動して、ウィンドウWD1内の領域TAに表示された表
のうち、分割領域AP5 の欄の表示色が変化し、それが
設定されたことを表わす。尚、ウィンドウWD2内の左
上にはウェハ枚数が複数のときにページめくりを指示す
るスイッチK5 が表示される。マウス56によってスイ
ッチK5 が押されると、グラフィック表示GPが次のウ
ェハ外形を表わすように変更される。
分割領域AP5 のテスト露光時に使われた各種パラメー
タが最適露光条件として一時的に登録される。これと連
動して、ウィンドウWD1内の領域TAに表示された表
のうち、分割領域AP5 の欄の表示色が変化し、それが
設定されたことを表わす。尚、ウィンドウWD2内の左
上にはウェハ枚数が複数のときにページめくりを指示す
るスイッチK5 が表示される。マウス56によってスイ
ッチK5 が押されると、グラフィック表示GPが次のウ
ェハ外形を表わすように変更される。
【0056】こうして最適露光条件が決定されると、オ
ペレータはスイッチK2 を押してテスト露光コマンドの
全ての作業を終了する。また現像されたウェハの状態か
ら最適な条件が十分に見い出せないときはスイッチK3
を押してパラメータの編集作業に入る。その編集作業は
ウィンドウWD1内の各パラメータ値(中心目標露光量
CXv、振り幅ΔVx等)を前回の値を参照しながら適
当に変更することで完了する。そして編集作業が終了し
たらスイッチK1 を押して、ウィンドウWD2をテスト
露光実行用のウィンドウに切り替え、新たなウェハに対
して同様のテスト露光を行ない、現像されたウェハの評
価を繰り返し行なう。
ペレータはスイッチK2 を押してテスト露光コマンドの
全ての作業を終了する。また現像されたウェハの状態か
ら最適な条件が十分に見い出せないときはスイッチK3
を押してパラメータの編集作業に入る。その編集作業は
ウィンドウWD1内の各パラメータ値(中心目標露光量
CXv、振り幅ΔVx等)を前回の値を参照しながら適
当に変更することで完了する。そして編集作業が終了し
たらスイッチK1 を押して、ウィンドウWD2をテスト
露光実行用のウィンドウに切り替え、新たなウェハに対
して同様のテスト露光を行ない、現像されたウェハの評
価を繰り返し行なう。
【0057】以上のようにして設定された最適露光条件
のうち、最も重要なパラメータが目標露光量の値であ
り、ミニコンピュータはその目標露光量を最終的な目標
露光量CXTとして登録している。ただし、ここで設定
された露光量CXTは、テスト(パイロット)露光時の
露光量の振り幅ΔVx分の誤差を含んで決定されたもの
であり、またウェハの周縁部のレジストの厚みはウェハ
毎に微妙に異なることも考えられるので、実際の周縁露
光時には目標露光量CXTを所定した値、例えば10〜
50%程度だけ多目に修正した露光量が得られるように
制御される。
のうち、最も重要なパラメータが目標露光量の値であ
り、ミニコンピュータはその目標露光量を最終的な目標
露光量CXTとして登録している。ただし、ここで設定
された露光量CXTは、テスト(パイロット)露光時の
露光量の振り幅ΔVx分の誤差を含んで決定されたもの
であり、またウェハの周縁部のレジストの厚みはウェハ
毎に微妙に異なることも考えられるので、実際の周縁露
光時には目標露光量CXTを所定した値、例えば10〜
50%程度だけ多目に修正した露光量が得られるように
制御される。
【0058】その目標露光量の数値上の修正はミニコン
ピュータ50側で行なってもよいし、MPU40側で行
なってもよいが、いずれにしろ本実施例の場合は、ウェ
ハの回転速度を、テスト露光時に見い出された最適条件
のときの速度の1/1.1〜1/1.5(約90〜67
%)程度に低下させることになる。以上、第1の実施例
によれば最適な露光条件の決定作業が、図7のようなグ
ラフィック表示GPを使って視覚的に確認しながら進め
られるので、まちがいが起りにくいといった利点があ
る。また第1の実施例ではテスト露光開始前にオペレー
タが設定した1次的なパラメータの正当性を判断するの
で、単純な入力ミスや勘ちがいによる設定値のミスによ
って、意味のないテスト露光が行なわれるのを事前に防
ぐこともできる。
ピュータ50側で行なってもよいし、MPU40側で行
なってもよいが、いずれにしろ本実施例の場合は、ウェ
ハの回転速度を、テスト露光時に見い出された最適条件
のときの速度の1/1.1〜1/1.5(約90〜67
%)程度に低下させることになる。以上、第1の実施例
によれば最適な露光条件の決定作業が、図7のようなグ
ラフィック表示GPを使って視覚的に確認しながら進め
られるので、まちがいが起りにくいといった利点があ
る。また第1の実施例ではテスト露光開始前にオペレー
タが設定した1次的なパラメータの正当性を判断するの
で、単純な入力ミスや勘ちがいによる設定値のミスによ
って、意味のないテスト露光が行なわれるのを事前に防
ぐこともできる。
【0059】ところで、テスト露光の間、図1に示した
光ファイバー9はシャッター8の開閉により光束ILm
をウェハエッジに照射したり、遮断したりする。このた
め、光電センサー13、アンプ14、差動回路15、及
び制御回路16による可動アーム12のトラッキング・
サーボ系は、事実上制御不能になる。そこでウェハWの
中心点がターンテーブルの回転中心CCから大きくずれ
ていない場合、例えば±2mm程度の偏心範囲内であると
きは、トラッキング・サーボを禁止し、ウェハ周縁の露
光幅Scをその偏心範囲よりも十分大きな固定値、例え
ば10mm程度になるように可動アーム12の位置を固定
してしまえばよい。
光ファイバー9はシャッター8の開閉により光束ILm
をウェハエッジに照射したり、遮断したりする。このた
め、光電センサー13、アンプ14、差動回路15、及
び制御回路16による可動アーム12のトラッキング・
サーボ系は、事実上制御不能になる。そこでウェハWの
中心点がターンテーブルの回転中心CCから大きくずれ
ていない場合、例えば±2mm程度の偏心範囲内であると
きは、トラッキング・サーボを禁止し、ウェハ周縁の露
光幅Scをその偏心範囲よりも十分大きな固定値、例え
ば10mm程度になるように可動アーム12の位置を固定
してしまえばよい。
【0060】この場合、テスト露光されたウェハの各分
割領域APn は偏心の影響で周方向の位置に応じて露光
幅Scが異なるが、最適露光量の決定を主目的とする限
りにおいては実用上の問題はない。また別のトラッキン
グ・システムにした場合は、テスト露光中でも良好なト
ラッキング・サーボが可能である。そのシステムの1つ
は特開平4−72614号公報に開示されたダミートラ
ッキング方式であり、もう1つは特開平1−13212
4号公報に開示されたように、ウェハ外周エッジの位置
を検出する受光素子を、光束ILmの照明範囲からウェ
ハ上で一定角度分だけずらした位置に配置し、その受光
素子に対して別の光源から非感光性の照明光を投射する
方式である。
割領域APn は偏心の影響で周方向の位置に応じて露光
幅Scが異なるが、最適露光量の決定を主目的とする限
りにおいては実用上の問題はない。また別のトラッキン
グ・システムにした場合は、テスト露光中でも良好なト
ラッキング・サーボが可能である。そのシステムの1つ
は特開平4−72614号公報に開示されたダミートラ
ッキング方式であり、もう1つは特開平1−13212
4号公報に開示されたように、ウェハ外周エッジの位置
を検出する受光素子を、光束ILmの照明範囲からウェ
ハ上で一定角度分だけずらした位置に配置し、その受光
素子に対して別の光源から非感光性の照明光を投射する
方式である。
【0061】これら2つのトラッキング方式は、いずれ
も光ファイバーからの露光用照明光束でウェハエッジを
露光している間、その露光用照明光束の一部を光電検出
してトラッキング・サーボに利用しないため、テスト露
光時のように照明光束ILmが断続的に照射されるよう
な場合でも正確な露光幅Sc(図3参照)を維持でき
る。このことは、ウェハの中心とターンテーブルの回転
中心CCとが比較的大きく偏心(±5mm程度)しても良
好なテスト露光が可能であることを意味するとともに、
テスト露光されたウェハから露光幅Scの精度、すなわ
ちトラッキング精度を確認する作業も可能であることを
意味する。
も光ファイバーからの露光用照明光束でウェハエッジを
露光している間、その露光用照明光束の一部を光電検出
してトラッキング・サーボに利用しないため、テスト露
光時のように照明光束ILmが断続的に照射されるよう
な場合でも正確な露光幅Sc(図3参照)を維持でき
る。このことは、ウェハの中心とターンテーブルの回転
中心CCとが比較的大きく偏心(±5mm程度)しても良
好なテスト露光が可能であることを意味するとともに、
テスト露光されたウェハから露光幅Scの精度、すなわ
ちトラッキング精度を確認する作業も可能であることを
意味する。
【0062】そのトラッキング精度の確認作業を行なう
ために、ミニコンピュータ50は各分割領域APn 毎に
露光幅Scをパラメータとして任意の値に指定できるよ
うにプログラムされる。この機能を用いると、例えば隣
接した2つの分割領域に対する目標露光量は同一とした
上で、その2つの分割領域の目標露光幅Scを例えば3
mmと6mmというように変えておくことができる。トラッ
キング精度の確認時には現像されたウェハの対応する分
割領域の露光幅Scを実測し、それと目標値とを比較す
ればよい。
ために、ミニコンピュータ50は各分割領域APn 毎に
露光幅Scをパラメータとして任意の値に指定できるよ
うにプログラムされる。この機能を用いると、例えば隣
接した2つの分割領域に対する目標露光量は同一とした
上で、その2つの分割領域の目標露光幅Scを例えば3
mmと6mmというように変えておくことができる。トラッ
キング精度の確認時には現像されたウェハの対応する分
割領域の露光幅Scを実測し、それと目標値とを比較す
ればよい。
【0063】次に第1の実施例のテスト露光動作の変形
例を第2の実施例として説明する。第2の実施例では、
ウェハ周縁部に設定される分割領域APn の露光の順番
を、ターンテーブルの回転速度の変更時の応答性に応じ
て変えることにより、ウェハのムダな回転を少なくす
る。例えば図8に示したように、ウェハ周縁の分割領域
APn の総数(図8では16個)が多くなると、必然的
に隣り合った分割領域間のスペースも狭くなる。このた
め、ある分割領域の周縁露光が完了(シャッター8の閉
成完了)してからウェハWの回転速度を所定量だけ上
昇、又は降下させて目標速度になったことが確認される
までの間に、隣りの分割領域がすでに光ファイバー9の
射出端の下に到達してしまうことが起り得る。
例を第2の実施例として説明する。第2の実施例では、
ウェハ周縁部に設定される分割領域APn の露光の順番
を、ターンテーブルの回転速度の変更時の応答性に応じ
て変えることにより、ウェハのムダな回転を少なくす
る。例えば図8に示したように、ウェハ周縁の分割領域
APn の総数(図8では16個)が多くなると、必然的
に隣り合った分割領域間のスペースも狭くなる。このた
め、ある分割領域の周縁露光が完了(シャッター8の閉
成完了)してからウェハWの回転速度を所定量だけ上
昇、又は降下させて目標速度になったことが確認される
までの間に、隣りの分割領域がすでに光ファイバー9の
射出端の下に到達してしまうことが起り得る。
【0064】そこで図8のような場合、露光の順番を飛
び飛びにするように分割領域を指定するのである。これ
はミニコンピュータ50が正当性の判断をした後に、ど
のような順番で露光するのかを、分割領域APn の総数
(ステップ数N)、各分割領域APn の周方向の長さ等
に基づいて決定する。一例として、図8では16個の分
割領域AP1 〜AP16が存在するが、以下のような順番
で露光を行なう。
び飛びにするように分割領域を指定するのである。これ
はミニコンピュータ50が正当性の判断をした後に、ど
のような順番で露光するのかを、分割領域APn の総数
(ステップ数N)、各分割領域APn の周方向の長さ等
に基づいて決定する。一例として、図8では16個の分
割領域AP1 〜AP16が存在するが、以下のような順番
で露光を行なう。
【0065】AP1 →AP3 →AP5 →AP7 →AP9
→AP11→AP13→AP15→AP2→AP4 →AP6 →
AP8 →AP10→AP12→AP14→AP16 このようにすると、ウェハを最低2回転させる間に全て
の分割領域APn が露光される。しかもテスト露光時に
設定されるウェハの回転速度がターンテーブルやモータ
1、あるいはトラッキングサーボの応答性以下のところ
で制限されることがなくなるから、広いレンジに渡って
目標露光量を設定することが可能となる。
→AP11→AP13→AP15→AP2→AP4 →AP6 →
AP8 →AP10→AP12→AP14→AP16 このようにすると、ウェハを最低2回転させる間に全て
の分割領域APn が露光される。しかもテスト露光時に
設定されるウェハの回転速度がターンテーブルやモータ
1、あるいはトラッキングサーボの応答性以下のところ
で制限されることがなくなるから、広いレンジに渡って
目標露光量を設定することが可能となる。
【0066】次に第3の実施例を図9を参照して説明す
る。第3の実施例では、液晶表示素子(LCD)の製造
に使われる矩形のガラス板(プレート)PLTに対して
周縁露光を行なう装置に本発明が適用される。一般にそ
の種のプレートPLTは、大きいもので50cm程度の一
辺を有している。このため、ウェハの場合とは異なり、
プレートPLTと露光用照明光束IL1 、IL2 とを図
9中の矢印のように相対的に直線移動させることで周縁
露光を行なう。
る。第3の実施例では、液晶表示素子(LCD)の製造
に使われる矩形のガラス板(プレート)PLTに対して
周縁露光を行なう装置に本発明が適用される。一般にそ
の種のプレートPLTは、大きいもので50cm程度の一
辺を有している。このため、ウェハの場合とは異なり、
プレートPLTと露光用照明光束IL1 、IL2 とを図
9中の矢印のように相対的に直線移動させることで周縁
露光を行なう。
【0067】プレートPLTのエッジ部上には図9のよ
うに、複数の分割領域APn が直線的に離散的に設定さ
れ、各分割領域に対する目標露光量が第1の実施例と同
様にして設定される。この場合の露光量の調整もプレー
トPLTと光束IL1 、IL 2 との相対速度を変えても
行なうものとする。また2ケ所に投射される光束I
L 1 、IL2 は、理想的には同一光強度に調整されてい
るのが望ましい。しかしながら強度差が許容量(例えば
3%)以下に調整できないときは、光束IL1 による周
縁露光と光束IL2 による周縁露光とを分けて実行すれ
ばよい。ただし、実際の周縁露光のときは、スループッ
トの点からみて、2ケ所のIL1 、IL2 を同時に使
い、プレートPLTの2辺のエッジ部を同時に露光した
方がよい。従って2つの光束IL1 、IL2 の光強度
は、適当な光量調整部材(減光フィルター、可変絞り、
光分割器等)を用いて許容差内に揃えておくのが理想的
である。
うに、複数の分割領域APn が直線的に離散的に設定さ
れ、各分割領域に対する目標露光量が第1の実施例と同
様にして設定される。この場合の露光量の調整もプレー
トPLTと光束IL1 、IL 2 との相対速度を変えても
行なうものとする。また2ケ所に投射される光束I
L 1 、IL2 は、理想的には同一光強度に調整されてい
るのが望ましい。しかしながら強度差が許容量(例えば
3%)以下に調整できないときは、光束IL1 による周
縁露光と光束IL2 による周縁露光とを分けて実行すれ
ばよい。ただし、実際の周縁露光のときは、スループッ
トの点からみて、2ケ所のIL1 、IL2 を同時に使
い、プレートPLTの2辺のエッジ部を同時に露光した
方がよい。従って2つの光束IL1 、IL2 の光強度
は、適当な光量調整部材(減光フィルター、可変絞り、
光分割器等)を用いて許容差内に揃えておくのが理想的
である。
【0068】さて、図9のプレートPLTの外形は、先
の図7のようなグラフィック表示GPとして表示され、
テスト露光と最適露光条件の評価とが行なわれる。図9
に示した例では、光束IL2 によって露光される1辺上
の分割領域がAP1 〜AP6の6個、光束IL1 によっ
て露光される1辺上の分割領域がAP7 〜AP12の6個
である。
の図7のようなグラフィック表示GPとして表示され、
テスト露光と最適露光条件の評価とが行なわれる。図9
に示した例では、光束IL2 によって露光される1辺上
の分割領域がAP1 〜AP6の6個、光束IL1 によっ
て露光される1辺上の分割領域がAP7 〜AP12の6個
である。
【0069】ところで矩形プレートの場合、図9のよう
に2つの辺の夫々の同じ位置に分割領域を設定してしま
うと、現像後の評価の際に上下方向(Y方向)が反転し
てしまうことが起り得る。すなわち領域AP1 を領域A
P7 と誤認し、領域AP6 を領域AP12と誤認してしま
うことがある。そこで上下方向の誤認を防止するため
に、上辺と下辺とに設定される各分割領域の位置を識別
できるように変えておく、上辺と下辺とに設定される各
分割領域の個数を変えておく、上辺と下辺の分割領域で
露光幅を変えておく、あるいはどこか1ケ所の分割領域
のみの露光幅を変えておく等によってテスト露光された
プレートPLTの方向性を視認できるようにする。
に2つの辺の夫々の同じ位置に分割領域を設定してしま
うと、現像後の評価の際に上下方向(Y方向)が反転し
てしまうことが起り得る。すなわち領域AP1 を領域A
P7 と誤認し、領域AP6 を領域AP12と誤認してしま
うことがある。そこで上下方向の誤認を防止するため
に、上辺と下辺とに設定される各分割領域の位置を識別
できるように変えておく、上辺と下辺とに設定される各
分割領域の個数を変えておく、上辺と下辺の分割領域で
露光幅を変えておく、あるいはどこか1ケ所の分割領域
のみの露光幅を変えておく等によってテスト露光された
プレートPLTの方向性を視認できるようにする。
【0070】これによってオペレータは、図7の画面F
P内に表示されたプレートPLTのグラフィック表示と
現像されたプレートPLTとの方向性を誤りなく対応さ
せることができる。尚、図9ではプレート上の2辺の夫
々に分割領域APn を設定したが、いずれか一方の辺の
みに分割領域を設定してもよい。
P内に表示されたプレートPLTのグラフィック表示と
現像されたプレートPLTとの方向性を誤りなく対応さ
せることができる。尚、図9ではプレート上の2辺の夫
々に分割領域APn を設定したが、いずれか一方の辺の
みに分割領域を設定してもよい。
【0071】以上、第1〜第3の実施例の夫々では、テ
スト露光のあたって1次的なパラメータ(CXv、ΔV
x、N等)を入力するだけで、ミニコンピュータ50が
最適な分割領域APn の位置や長さ等を自動的に割り出
していたが、これらの設定をオペレータが独自に判断し
ながらマニュアルで実行するようにしてもよい。そのた
めには、図7に示したウィンドウWD2内のグラフィッ
ク表示GPをパラメータ設定時にも入力画面とするよう
にミニコンピュータ50をプログラムし、マウス56に
よってカーソルKSをグラフィック表示GP上で移動さ
せて、画面上のウェハエッジ部分でクリックすること
で、そこを分割領域の中央位置、又は露光開始位置(図
6の角度θn )として設定できるようにする。
スト露光のあたって1次的なパラメータ(CXv、ΔV
x、N等)を入力するだけで、ミニコンピュータ50が
最適な分割領域APn の位置や長さ等を自動的に割り出
していたが、これらの設定をオペレータが独自に判断し
ながらマニュアルで実行するようにしてもよい。そのた
めには、図7に示したウィンドウWD2内のグラフィッ
ク表示GPをパラメータ設定時にも入力画面とするよう
にミニコンピュータ50をプログラムし、マウス56に
よってカーソルKSをグラフィック表示GP上で移動さ
せて、画面上のウェハエッジ部分でクリックすること
で、そこを分割領域の中央位置、又は露光開始位置(図
6の角度θn )として設定できるようにする。
【0072】さらに、その設定された分割領域に対する
目標露光量や露光幅Sc、及び分割領域の周方向の長さ
等はキーボード54を介してミニコンピュータ50へ入
力する。この場合、カーソルKSによる分割領域の位置
指定はそれ程正確なものではないが、オペレータが視覚
上で簡単に指定できるので作業性が向上する。
目標露光量や露光幅Sc、及び分割領域の周方向の長さ
等はキーボード54を介してミニコンピュータ50へ入
力する。この場合、カーソルKSによる分割領域の位置
指定はそれ程正確なものではないが、オペレータが視覚
上で簡単に指定できるので作業性が向上する。
【0073】そこで、そのようなマニュアル設定動作の
一例を図10を参照して第4の実施例として説明する。
図10(A)、(B)、(C)は図7のウィンドウWD
2内の一部分を拡大して示したものであり、まず図10
(A)のグラフィック表示GP上には1番目の分割領域
AP1 を指定したことを表わすスリット状のマーカーが
色を変えて表示される。同時に分割領域AP1 に関する
各種パラメータを入力するための入力領域PS1 が開か
れる。
一例を図10を参照して第4の実施例として説明する。
図10(A)、(B)、(C)は図7のウィンドウWD
2内の一部分を拡大して示したものであり、まず図10
(A)のグラフィック表示GP上には1番目の分割領域
AP1 を指定したことを表わすスリット状のマーカーが
色を変えて表示される。同時に分割領域AP1 に関する
各種パラメータを入力するための入力領域PS1 が開か
れる。
【0074】さて、カーソルKSを図10(A)のよう
に他のウェハエッジ部へ移動させてクリックすると、画
面は図10(B)のように変化し、2番目の分割領域A
P2を指定したことを表わすマーカーが色を変えて表示
され、分割領域AP2 に関するパラメータの入力領域P
S2 が開かれる。次にカーソルKSを入力領域PS1 に
移動してクリックすると、各種パラメータがキーボード
54から入力可能となる。そこでオペレータは分割領域
AP1 に関する各種パラメータ(目標露光量、露光幅S
c、露光長さ等)の値を設定する。オペレータが入力し
た値を再確認してキーボード54のリターンキーを押す
と、ミニコンピュータ50は入力されたパラメータ値か
ら図6のようなテーブルを内部演算し、分割領域AP1
の露光開始角度位置θ1 、長さに対応した角度範囲Δθ
P 等を求める。
に他のウェハエッジ部へ移動させてクリックすると、画
面は図10(B)のように変化し、2番目の分割領域A
P2を指定したことを表わすマーカーが色を変えて表示
され、分割領域AP2 に関するパラメータの入力領域P
S2 が開かれる。次にカーソルKSを入力領域PS1 に
移動してクリックすると、各種パラメータがキーボード
54から入力可能となる。そこでオペレータは分割領域
AP1 に関する各種パラメータ(目標露光量、露光幅S
c、露光長さ等)の値を設定する。オペレータが入力し
た値を再確認してキーボード54のリターンキーを押す
と、ミニコンピュータ50は入力されたパラメータ値か
ら図6のようなテーブルを内部演算し、分割領域AP1
の露光開始角度位置θ1 、長さに対応した角度範囲Δθ
P 等を求める。
【0075】それら算出された位置θ1 、範囲ΔθP に
基づいて、ミニコンピュータ50は、図10(C)のよ
うにグラフィック表示GP上の領域AP1 の表示マーカ
ーを対応した周方向の長さまで拡大する。以上の操作を
各領域APn 毎に実行し、所望の数の分割領域とそのパ
ラメータを設定する。このように第3の実施例では、テ
スト露光すべきウェハ上の複数の分割領域を、オペレー
タの独自の判断で任意の位置に設定することができる。
もちろん、全体のバランスを考えて、一度設定した分割
領域の位置や長さは自由に修正、削除することができ
る。
基づいて、ミニコンピュータ50は、図10(C)のよ
うにグラフィック表示GP上の領域AP1 の表示マーカ
ーを対応した周方向の長さまで拡大する。以上の操作を
各領域APn 毎に実行し、所望の数の分割領域とそのパ
ラメータを設定する。このように第3の実施例では、テ
スト露光すべきウェハ上の複数の分割領域を、オペレー
タの独自の判断で任意の位置に設定することができる。
もちろん、全体のバランスを考えて、一度設定した分割
領域の位置や長さは自由に修正、削除することができ
る。
【0076】尚、図10のようにカーソルKSで分割領
域の位置が指定されたときに表示されるマーカーの周方
向の長さは、分割領域として設定し得る最小の値に対応
しており、ミニコンピュータ50はマーカーとして表示
された分割領域に関する角度範囲ΔθP の最小デフォル
ト値を図6のテーブル上に自動設定する。次に第5の実
施例として露光量の調整方法の変形例を説明する。今ま
での各実施例では、いずれも露光光束とウェハ(又はプ
レート)との相対的な走査速度を変えることで露光量を
調整した。
域の位置が指定されたときに表示されるマーカーの周方
向の長さは、分割領域として設定し得る最小の値に対応
しており、ミニコンピュータ50はマーカーとして表示
された分割領域に関する角度範囲ΔθP の最小デフォル
ト値を図6のテーブル上に自動設定する。次に第5の実
施例として露光量の調整方法の変形例を説明する。今ま
での各実施例では、いずれも露光光束とウェハ(又はプ
レート)との相対的な走査速度を変えることで露光量を
調整した。
【0077】しかしながら露光量の調整は、それ以外に
(1)照明光束ILm(IL1 、IL2 )の基板上での
強度を変えること、又は(2)照明光束ILmの走査露
光方向の実効的な幅Dを変えることでも可能である。照
明光束ILmの強度は、図1中の光源7が水銀放電灯の
場合、それに供給する電力を定格値から定格値の2倍速
度までの範囲で可変にすることで調整できる。この場
合、光束ILmの強度は定格時の約2倍程度まで高めら
れる。
(1)照明光束ILm(IL1 、IL2 )の基板上での
強度を変えること、又は(2)照明光束ILmの走査露
光方向の実効的な幅Dを変えることでも可能である。照
明光束ILmの強度は、図1中の光源7が水銀放電灯の
場合、それに供給する電力を定格値から定格値の2倍速
度までの範囲で可変にすることで調整できる。この場
合、光束ILmの強度は定格時の約2倍程度まで高めら
れる。
【0078】図11は、水銀ランプ7の点灯電源回路ブ
ロックを示し、光ファイバー9は露光用光束ILmを導
くものである。別の光ファイバー100はシャッター8
の開閉とは無関係にランプ7からの露光光(波長域は光
束ILmと同じ)を常時入射して、別の受光素子102
まで導びく。この受光素子102からの光電信号は露光
光の強度に対応し、アンプ104で増幅されて指令回路
部106にフィードバック信号Sfbとして入力される。
ロックを示し、光ファイバー9は露光用光束ILmを導
くものである。別の光ファイバー100はシャッター8
の開閉とは無関係にランプ7からの露光光(波長域は光
束ILmと同じ)を常時入射して、別の受光素子102
まで導びく。この受光素子102からの光電信号は露光
光の強度に対応し、アンプ104で増幅されて指令回路
部106にフィードバック信号Sfbとして入力される。
【0079】指令回路部106は、図1のインターフェ
ースユニット30を介してMPU40から出力される指
令信号Sgとフィードバック信号Sfbとを比較し、両者
を所定のレベル関係にするような駆動指令Sdをランプ
駆動回路部108へ出力する。これに応答して駆動回路
部108はランプ7への供給電力(駆動電圧と駆動電流
の積)を調整し、指令信号Sgに応じた強度の光束IL
mが得られる。
ースユニット30を介してMPU40から出力される指
令信号Sgとフィードバック信号Sfbとを比較し、両者
を所定のレベル関係にするような駆動指令Sdをランプ
駆動回路部108へ出力する。これに応答して駆動回路
部108はランプ7への供給電力(駆動電圧と駆動電流
の積)を調整し、指令信号Sgに応じた強度の光束IL
mが得られる。
【0080】従ってテスト露光時に各分割領域APn 毎
に設定された目標露光量を得るためには、ウェハの回転
速度を一定にした状態で指令信号Sg(強度I)を変え
るか、又は回転速度と指令信号Sgとの両方を適宜変え
るような2次的なパラメータに展開すればよい。また図
11のような定照度化電源を用いると、ランプ7の発光
強度を長期間一定値に保つことができるので、ウェハエ
ッジ検出用の光電センサー13によってたびたび光束I
Lmの強度Iを計測する必要がなくなり、より安定した
周縁露光が達成される。さらに光電センサー13の光電
信号はアンプ14を介してMPU40に読み取られるの
で、ウェハがない状態で光束ILmの強度を所定値にキ
ャリブレーションする際、アンプ14の出力信号レベル
が所定値と一致するまで指令信号Sgを順次変化させて
いき、一致した時点の指令信号Sgを以後基準値として
ホールドしておけばよい。このようにすると、次回のキ
ャリブレーションまでの間、光束ILmの強度はランプ
7の経時変化にかかわらず一定値に保たれる。
に設定された目標露光量を得るためには、ウェハの回転
速度を一定にした状態で指令信号Sg(強度I)を変え
るか、又は回転速度と指令信号Sgとの両方を適宜変え
るような2次的なパラメータに展開すればよい。また図
11のような定照度化電源を用いると、ランプ7の発光
強度を長期間一定値に保つことができるので、ウェハエ
ッジ検出用の光電センサー13によってたびたび光束I
Lmの強度Iを計測する必要がなくなり、より安定した
周縁露光が達成される。さらに光電センサー13の光電
信号はアンプ14を介してMPU40に読み取られるの
で、ウェハがない状態で光束ILmの強度を所定値にキ
ャリブレーションする際、アンプ14の出力信号レベル
が所定値と一致するまで指令信号Sgを順次変化させて
いき、一致した時点の指令信号Sgを以後基準値として
ホールドしておけばよい。このようにすると、次回のキ
ャリブレーションまでの間、光束ILmの強度はランプ
7の経時変化にかかわらず一定値に保たれる。
【0081】照明光束ILmの強度を調整する他の手法
は、光ファイバー9の入射端側に透過率が連続的、又は
離散的に変化する減光フィルターを配置することであ
る。この場合、2次的なパラメータは、減光フィルター
の透過率に関連した値となる。また減光フィルターを用
いる場合でも、ウェハ回転速度の調整、あるいは光源の
発光強度の調整を併用すると、周縁露光時の目標露光量
をより広い範囲で、微細に変えることができる。
は、光ファイバー9の入射端側に透過率が連続的、又は
離散的に変化する減光フィルターを配置することであ
る。この場合、2次的なパラメータは、減光フィルター
の透過率に関連した値となる。また減光フィルターを用
いる場合でも、ウェハ回転速度の調整、あるいは光源の
発光強度の調整を併用すると、周縁露光時の目標露光量
をより広い範囲で、微細に変えることができる。
【0082】一方、照明光束ILmの実効的な幅Dを変
える手法は、例えば特開平2−56924号公報に開示
されているように、可変絞りを設けることで実現でき
る。これと類似した考え方で、可変絞りを図1中の光フ
ァイバー9の入射端側に設けることも可能である。この
場合、光ファイバー9として図12のような特種なもの
を用いる。
える手法は、例えば特開平2−56924号公報に開示
されているように、可変絞りを設けることで実現でき
る。これと類似した考え方で、可変絞りを図1中の光フ
ァイバー9の入射端側に設けることも可能である。この
場合、光ファイバー9として図12のような特種なもの
を用いる。
【0083】図12において、光ファイバー9の射出端
は細いスリット状にグループ化された2つの射出面9
a、9bを有し、各グループの間は走査露光の方向と垂
直に延びた極めて細い遮光バンド9cで区切られてい
る。また光ファイバー9の入射端は射出面9aに対応し
た入射部9dと、射出面9bに対応した入射部9eとに
分割され、光源からの均一な強度分布の照明光ILsに
よって照射される。
は細いスリット状にグループ化された2つの射出面9
a、9bを有し、各グループの間は走査露光の方向と垂
直に延びた極めて細い遮光バンド9cで区切られてい
る。また光ファイバー9の入射端は射出面9aに対応し
た入射部9dと、射出面9bに対応した入射部9eとに
分割され、光源からの均一な強度分布の照明光ILsに
よって照射される。
【0084】そして入射部9d、9eの夫々には切り替
え絞り(サブシャッター)90A、90Bが配置され
る。図1中のシャッター8はこのサブシャッター90
A、90Bと光源7との間に設けられる。サブシャッタ
ー90Aは入射部90dへの照明光ILsの入射を遮
断、解放し、サブシャッター90Bは入射部90eへの
照明光ILsの入射を遮断、解放する。これにより、光
ファイバー9の射出面9a、9bのいずれか一方、又は
両方が照明光束ILmをウェハへ投射する。
え絞り(サブシャッター)90A、90Bが配置され
る。図1中のシャッター8はこのサブシャッター90
A、90Bと光源7との間に設けられる。サブシャッタ
ー90Aは入射部90dへの照明光ILsの入射を遮
断、解放し、サブシャッター90Bは入射部90eへの
照明光ILsの入射を遮断、解放する。これにより、光
ファイバー9の射出面9a、9bのいずれか一方、又は
両方が照明光束ILmをウェハへ投射する。
【0085】図12に示したように、射出面9a、9b
の走査露光方向の幅d1 、d2 は互いに異なるように設
定される。もし、2d1 =d2 に設定すると、サブシャ
ッター90A、90Bの開閉の組み合せによって、周縁
露光用の照明光束ILmの実効的な幅Dは等差的に3段
階に変えることができる。すなわち、サブシャッター9
0Aのみを開くとD=d1 となり、サブシャッター90
Bのみを開くとD=d 2 =2d1 となり、サブシャッタ
ー90A、90Bの両方を開くと、D=d1 +d2 =3
d1 となる。
の走査露光方向の幅d1 、d2 は互いに異なるように設
定される。もし、2d1 =d2 に設定すると、サブシャ
ッター90A、90Bの開閉の組み合せによって、周縁
露光用の照明光束ILmの実効的な幅Dは等差的に3段
階に変えることができる。すなわち、サブシャッター9
0Aのみを開くとD=d1 となり、サブシャッター90
Bのみを開くとD=d 2 =2d1 となり、サブシャッタ
ー90A、90Bの両方を開くと、D=d1 +d2 =3
d1 となる。
【0086】従って2d1 =d2 の場合、ウェハの回転
速度が同じであるなら、ウェハエッジのレジストに与え
られる露光量は、D=d2 を100%としたとき、50
%、200%のいずれかに切り替えることができる。こ
のためテスト露光時の1次的なパラメータの入力時に、
照明光束の実効的な幅Dを指定する項を設ければ、回転
速度の調整、光源の発光強度の調整、又は減光フィルタ
ーの透過率調整との併用によって目標露光量の設定レン
ジを極めて大きくすることができる。
速度が同じであるなら、ウェハエッジのレジストに与え
られる露光量は、D=d2 を100%としたとき、50
%、200%のいずれかに切り替えることができる。こ
のためテスト露光時の1次的なパラメータの入力時に、
照明光束の実効的な幅Dを指定する項を設ければ、回転
速度の調整、光源の発光強度の調整、又は減光フィルタ
ーの透過率調整との併用によって目標露光量の設定レン
ジを極めて大きくすることができる。
【0087】ところで先にも述べたように、露光量の調
整方法としては光ファイバー9の射出端と感光基板表面
との間隔を変更する方式も考えられる。図13はその間
隔変更を可能とした装置構成の変形例を示す図であり、
図1中に示した部材と同一のものには同じ符号または記
号を付けてある。光ファイバー9の射出端側は図1では
可動アーム12に固定されていたが、ここではアーム1
2の先端部で上下方向に数mm程度に可動の保持ブラケ
ット130に固定される。ブラケット130はアリ溝1
31に沿って上下方向に可動とされ、その移動は調整ネ
ジ132によって行われる。通常の使用条件では、光フ
ァイバー9の射出端9EとウエハWの表面との間隔GP
は2〜3mm程度に設定されるが、この間隔GP は調整
ネジ132を回すことによって任意に変更でき、間隔G
P を大きくしていくと、ウエハW上での単位面積当たり
の照明光強度(照度)が低下し、間隔GP を小さくして
いくと逆に照度が増大する。間隔GP の値は調整ネジ1
32の回転角度位置に対応するので、ネジ132の回転
位置から間隔GP の値を直読できる目盛り板を設けてお
くとよい。
整方法としては光ファイバー9の射出端と感光基板表面
との間隔を変更する方式も考えられる。図13はその間
隔変更を可能とした装置構成の変形例を示す図であり、
図1中に示した部材と同一のものには同じ符号または記
号を付けてある。光ファイバー9の射出端側は図1では
可動アーム12に固定されていたが、ここではアーム1
2の先端部で上下方向に数mm程度に可動の保持ブラケ
ット130に固定される。ブラケット130はアリ溝1
31に沿って上下方向に可動とされ、その移動は調整ネ
ジ132によって行われる。通常の使用条件では、光フ
ァイバー9の射出端9EとウエハWの表面との間隔GP
は2〜3mm程度に設定されるが、この間隔GP は調整
ネジ132を回すことによって任意に変更でき、間隔G
P を大きくしていくと、ウエハW上での単位面積当たり
の照明光強度(照度)が低下し、間隔GP を小さくして
いくと逆に照度が増大する。間隔GP の値は調整ネジ1
32の回転角度位置に対応するので、ネジ132の回転
位置から間隔GP の値を直読できる目盛り板を設けてお
くとよい。
【0088】もちろん、可動アーム12の全体をウエハ
Wに対して上下方向に微動できるようにしてもよく、そ
の場合は図13のように光ファイバー9の射出端9Eと
光電センサー13の受光面との間隔を変えることなくウ
エハW上での照度調整ができる。また、光ファイバー9
の射出端9Eに対してウエハWの方を上下動させてもよ
い。この場合は図13に示すように、ウエハWを保持す
るターンテーブル120の軸121とモータ1の回転軸
とをカップリング122を介して結合する。このカップ
リング122はモータ1の回転を軸121へ伝達すると
ともに、軸121(ターンテーブル120)の上下方向
の移動を許容する構造を有する。そして軸121はベア
リングを介して円板状の軸受け板123に回転自在に軸
支される。この軸受け板123は軸121の回転は許容
し、軸121の上下方向の移動は許容しないように取り
付けられる。また軸受け板123の下面は、ボールやロ
ーラを介してカム円板124の上面3ヶ所のテーパ部と
係合し、カム円板124はモータ1等を固定する固定金
物125の上面部に回動可能に設けられている。
Wに対して上下方向に微動できるようにしてもよく、そ
の場合は図13のように光ファイバー9の射出端9Eと
光電センサー13の受光面との間隔を変えることなくウ
エハW上での照度調整ができる。また、光ファイバー9
の射出端9Eに対してウエハWの方を上下動させてもよ
い。この場合は図13に示すように、ウエハWを保持す
るターンテーブル120の軸121とモータ1の回転軸
とをカップリング122を介して結合する。このカップ
リング122はモータ1の回転を軸121へ伝達すると
ともに、軸121(ターンテーブル120)の上下方向
の移動を許容する構造を有する。そして軸121はベア
リングを介して円板状の軸受け板123に回転自在に軸
支される。この軸受け板123は軸121の回転は許容
し、軸121の上下方向の移動は許容しないように取り
付けられる。また軸受け板123の下面は、ボールやロ
ーラを介してカム円板124の上面3ヶ所のテーパ部と
係合し、カム円板124はモータ1等を固定する固定金
物125の上面部に回動可能に設けられている。
【0089】従ってカム円板124を回動させると、そ
の上面の3ヶ所のテーパ部の夫々がボールやローラを上
下方向に変位させ、その運動が軸受け板123へ伝達さ
れて軸121、ターンテーブル120を上下動させる。
カム円板124はギヤ等の減速機構126を介してモー
タ127によって回動される。このモータ127は、自
動的にウエハWの上下方向の位置を調整する際には必要
であるが、手動でターンテーブル120の上下位置を設
定する場合は、モータの代わりに調整ネジ132のよう
なダイヤルゲージを設けるようにしてもよく、あるいは
2〜3ヶ所に上下位置を切り替え設定する方式にしても
よい。
の上面の3ヶ所のテーパ部の夫々がボールやローラを上
下方向に変位させ、その運動が軸受け板123へ伝達さ
れて軸121、ターンテーブル120を上下動させる。
カム円板124はギヤ等の減速機構126を介してモー
タ127によって回動される。このモータ127は、自
動的にウエハWの上下方向の位置を調整する際には必要
であるが、手動でターンテーブル120の上下位置を設
定する場合は、モータの代わりに調整ネジ132のよう
なダイヤルゲージを設けるようにしてもよく、あるいは
2〜3ヶ所に上下位置を切り替え設定する方式にしても
よい。
【0090】以上のようにして、間隔GP はある範囲内
で任意に調整することができるが、間隔GP の変更はウ
エハW上での露光光の照度を変化させること以外に、露
光光の矩形状光束ILm (図3参照)の大きさをわずか
に変えることも意味する。一般に光ファイバー9の射出
端側の開口数(N.A.)はかなり大きいため、射出端
9Eからの露光光は大きな広がりをもつ。そこで間隔G
P の変更に伴う矩形状光束ILm の照度変化と大きさ変
化(特に幅D)に関する情報を予め求めておき、それら
の情報に基づいてテスト露光時の露光量調整の他に、幅
Dに関連したパラメータ(定数)の修正を行う必要もあ
る。
で任意に調整することができるが、間隔GP の変更はウ
エハW上での露光光の照度を変化させること以外に、露
光光の矩形状光束ILm (図3参照)の大きさをわずか
に変えることも意味する。一般に光ファイバー9の射出
端側の開口数(N.A.)はかなり大きいため、射出端
9Eからの露光光は大きな広がりをもつ。そこで間隔G
P の変更に伴う矩形状光束ILm の照度変化と大きさ変
化(特に幅D)に関する情報を予め求めておき、それら
の情報に基づいてテスト露光時の露光量調整の他に、幅
Dに関連したパラメータ(定数)の修正を行う必要もあ
る。
【0091】尚、露光光として指向性のよい紫外レーザ
光が利用できるときは、光ファイバーを用いても射出さ
れる光束のN.A.をある程度小さくおさえること、す
なわち平行光束に近づけることも可能である。特にAr
F、KrF等のエキシマレーザ光源の場合、放射される
レーザビームの断面が長方形であるため、それを光ファ
イバーの代わりに複数のミラー等を介してそのまま、ま
たはレンズ等でビーム整形して感光基板へ導くようにし
てもよい。
光が利用できるときは、光ファイバーを用いても射出さ
れる光束のN.A.をある程度小さくおさえること、す
なわち平行光束に近づけることも可能である。特にAr
F、KrF等のエキシマレーザ光源の場合、放射される
レーザビームの断面が長方形であるため、それを光ファ
イバーの代わりに複数のミラー等を介してそのまま、ま
たはレンズ等でビーム整形して感光基板へ導くようにし
てもよい。
【0092】また、光ファイバー9を用いて間隔GP を
変更する場合でも、射出端9Eの近傍の構造を工夫する
と、矩形状光束ILm の大きさをほとんど変えることな
く、光束ILm の照度を調整できる。その場合に好適な
構成の一例を図14を参照して説明する。光ファイバー
9の先端部は、可動アーム12の先端に形成された円形
開口12A内を上下に摺動する内筒140に固定され
る。内筒140の上方部外周にはヘリコイド(ネジ)が
形成され、このヘリコイドは外筒142の内周に形成さ
れたヘリコイドとかみ合っている。外筒142は可動ア
ーム12に対して回動可能に取り付けられ、外筒142
を回動すると円筒140が上下方向に移動する。
変更する場合でも、射出端9Eの近傍の構造を工夫する
と、矩形状光束ILm の大きさをほとんど変えることな
く、光束ILm の照度を調整できる。その場合に好適な
構成の一例を図14を参照して説明する。光ファイバー
9の先端部は、可動アーム12の先端に形成された円形
開口12A内を上下に摺動する内筒140に固定され
る。内筒140の上方部外周にはヘリコイド(ネジ)が
形成され、このヘリコイドは外筒142の内周に形成さ
れたヘリコイドとかみ合っている。外筒142は可動ア
ーム12に対して回動可能に取り付けられ、外筒142
を回動すると円筒140が上下方向に移動する。
【0093】一方、光ファイバー9の射出端9Eとウエ
ハWとの間には、矩形状光束ILmを正確に規定するた
めの照明視野絞り板144がアーム12の開口12Aの
下端に固定される。この絞り板144は細長い矩形状開
口を有し、ウエハWとの間隔GP1がほぼ一定(1〜3m
m程度)となるように配置される。従って外筒142を
回動させると、光ファイバー9の射出端9Eと絞り板1
44との間隔GP2が変化し、絞り板144を矩形開口面
上での露光光の照度が変化する。ところが絞り板144
とウエハWとの間隔GP1は変化していないので、ウエハ
W上に照射される矩形状光束ILm (絞り板144の矩
形開口と相似形)の大きさはほとんど変化しない。
ハWとの間には、矩形状光束ILmを正確に規定するた
めの照明視野絞り板144がアーム12の開口12Aの
下端に固定される。この絞り板144は細長い矩形状開
口を有し、ウエハWとの間隔GP1がほぼ一定(1〜3m
m程度)となるように配置される。従って外筒142を
回動させると、光ファイバー9の射出端9Eと絞り板1
44との間隔GP2が変化し、絞り板144を矩形開口面
上での露光光の照度が変化する。ところが絞り板144
とウエハWとの間隔GP1は変化していないので、ウエハ
W上に照射される矩形状光束ILm (絞り板144の矩
形開口と相似形)の大きさはほとんど変化しない。
【0094】ここで図14中の間隔GP1、GP2の和は、
図13中の間隔GP に等しく、射出端9EとウエハWの
間隔の変更によりウエハW上での矩形状光束ILm の照
度のみを有効に調整することができる。尚、外筒142
の外周に目盛りを刻設しておき、外筒142の回動に伴
って間隔GP2の値またはGP1とGP2の和の値が直読でき
るようにしておくとよい。
図13中の間隔GP に等しく、射出端9EとウエハWの
間隔の変更によりウエハW上での矩形状光束ILm の照
度のみを有効に調整することができる。尚、外筒142
の外周に目盛りを刻設しておき、外筒142の回動に伴
って間隔GP2の値またはGP1とGP2の和の値が直読でき
るようにしておくとよい。
【0095】以上本発明の各実施例を説明したが、半導
体素子製造用のウェハ・ステッパーでは、周縁露光装置
がかならずしもウェハ搬送部に付設されているとは限ら
ず、単体機として製品化されているものをクリーンルー
ム内に設置し、複数台のステッパーで露光すべきウェ
ハ、又は露光済みのウェハをバッチ処理する方式もあ
る。このような単体機(スタンドアローンタイプ)とし
て周縁露光装置を製品化するときは、先の図2に示した
ブロック図中のレチクル搬送システム70、露光システ
ム74等のユニットは当然のことながら省略される。
体素子製造用のウェハ・ステッパーでは、周縁露光装置
がかならずしもウェハ搬送部に付設されているとは限ら
ず、単体機として製品化されているものをクリーンルー
ム内に設置し、複数台のステッパーで露光すべきウェ
ハ、又は露光済みのウェハをバッチ処理する方式もあ
る。このような単体機(スタンドアローンタイプ)とし
て周縁露光装置を製品化するときは、先の図2に示した
ブロック図中のレチクル搬送システム70、露光システ
ム74等のユニットは当然のことながら省略される。
【0096】またウェハ・ステッパーでは、発塵による
不良品発生を防止するために、今後増々周縁露光の使用
が高まってくるものと考えられる。その場合、ステッパ
ーのウェハ搬送部内のオリエンテーションフラットOF
を一方向に合わせるプリアライメント部(ターンテーブ
ル、OF検出器を含む)に後から周縁露光装置を追加で
きるようにオプション設定されたステッパーを使うオペ
レータは、スペックの異なるいくつかの周縁露光装置の
中から要求に見あったものを選び、それをステッパーに
追加工事することがある。
不良品発生を防止するために、今後増々周縁露光の使用
が高まってくるものと考えられる。その場合、ステッパ
ーのウェハ搬送部内のオリエンテーションフラットOF
を一方向に合わせるプリアライメント部(ターンテーブ
ル、OF検出器を含む)に後から周縁露光装置を追加で
きるようにオプション設定されたステッパーを使うオペ
レータは、スペックの異なるいくつかの周縁露光装置の
中から要求に見あったものを選び、それをステッパーに
追加工事することがある。
【0097】その場合、オプション設定された周縁露光
装置の基本キットは、概ね図1中の光源7、シャッター
8、……駆動制御回路15、及びインターフェース回路
30、MPU40までのハードウェア部と、ウェハ搬送
システム72内のソフトウェア部とで構成される。図1
中のオリフラ検出回路22、カウンタ回路6、モータド
ライブ回路3等は、ウェハローダ・プリアライメントユ
ニット42側のハードウェアとして常備されたものが兼
用される。
装置の基本キットは、概ね図1中の光源7、シャッター
8、……駆動制御回路15、及びインターフェース回路
30、MPU40までのハードウェア部と、ウェハ搬送
システム72内のソフトウェア部とで構成される。図1
中のオリフラ検出回路22、カウンタ回路6、モータド
ライブ回路3等は、ウェハローダ・プリアライメントユ
ニット42側のハードウェアとして常備されたものが兼
用される。
【0098】ところでその基本キットのハードウェア部
は、カタログスペック上で同一ものでも装置定数は個々
に微妙に異なる。例えばシャッター8の動特性(解放、
閉成の動作時間等)、トラッキングサーボ系の応答性、
露光幅Sc(図3参照)の制御精度、ウェハ上に照射さ
れる光束ILmの実効的な幅D等はそれぞれ個体誤差を
持っている。そこでこれら装置定数は基本キットをステ
ッパーに装着する前、又は装着直後にMPU40の書き
替え可能なROM(NV−RAM)内に装置定数データ
として記憶させておく。そしてMPU40がウェハ搬送
システム72のMPUのバスに接続された後、それら装
置定数データのうちミニコンピュータ50が周縁露光の
ためのプログラムを実行する際に必要となるデータは、
ウェハ搬送システム72、周縁露光ユニット(MPU4
0)のイニシャライズ動作のときにバス60を介してミ
ニコンピュータ50へ送られるように構成される。
は、カタログスペック上で同一ものでも装置定数は個々
に微妙に異なる。例えばシャッター8の動特性(解放、
閉成の動作時間等)、トラッキングサーボ系の応答性、
露光幅Sc(図3参照)の制御精度、ウェハ上に照射さ
れる光束ILmの実効的な幅D等はそれぞれ個体誤差を
持っている。そこでこれら装置定数は基本キットをステ
ッパーに装着する前、又は装着直後にMPU40の書き
替え可能なROM(NV−RAM)内に装置定数データ
として記憶させておく。そしてMPU40がウェハ搬送
システム72のMPUのバスに接続された後、それら装
置定数データのうちミニコンピュータ50が周縁露光の
ためのプログラムを実行する際に必要となるデータは、
ウェハ搬送システム72、周縁露光ユニット(MPU4
0)のイニシャライズ動作のときにバス60を介してミ
ニコンピュータ50へ送られるように構成される。
【0099】尚、図1に示したその他のサブシステム7
0、74やユニットについても同様の構成にしておく
と、ステッパーの電源投入後にミニコンピュータ50が
全てのサブシステムやユニットに対してイニシャライズ
動作を指令したとき、全てのサブシステムやユニットの
バージョン、装置定数、状態あるいはオプション設定の
ユニットの有無等がミニコンピュータ50にフィードバ
ックされる。
0、74やユニットについても同様の構成にしておく
と、ステッパーの電源投入後にミニコンピュータ50が
全てのサブシステムやユニットに対してイニシャライズ
動作を指令したとき、全てのサブシステムやユニットの
バージョン、装置定数、状態あるいはオプション設定の
ユニットの有無等がミニコンピュータ50にフィードバ
ックされる。
【0100】それによってミニコンピュータ50は、そ
のステッパーで使用可能なものとして予め設定されてい
るコマンド群の中から、使用不能なものや使用できても
精度や処理時間等のスペックが保証されないものに対し
て予めフラグを設定しておくことができる。これによっ
て、オペレータが、例えば周縁露光ユニット、又は異物
検査ユニット等が装着されていないにもかかわらず、周
縁露光する旨のコマンドや異物検査する旨のコマンドを
入力したとき、ミニコンピュータ50はそのコマンドが
不当であることをコマンド実行前にただちにオペレータ
に知らせることができる。
のステッパーで使用可能なものとして予め設定されてい
るコマンド群の中から、使用不能なものや使用できても
精度や処理時間等のスペックが保証されないものに対し
て予めフラグを設定しておくことができる。これによっ
て、オペレータが、例えば周縁露光ユニット、又は異物
検査ユニット等が装着されていないにもかかわらず、周
縁露光する旨のコマンドや異物検査する旨のコマンドを
入力したとき、ミニコンピュータ50はそのコマンドが
不当であることをコマンド実行前にただちにオペレータ
に知らせることができる。
【0101】以上のように、ステッパー内の各サブシス
テムやユニットのうち、後日ソフトウェアのバージョ
ン、装置定数等が変わり得るものについては、そのサブ
システムやユニット側のMPU(又はROM)等にその
旨のデータを記憶させておき、ミニコンピュータ50が
必要に応じてそれらサブシステムやユニットのバージョ
ンや装置定数を読み出して利用する方式を採用すると、
ミニコンピュータ50の膨大なプログラム中の改良部分
を極めて少なくすることができる。
テムやユニットのうち、後日ソフトウェアのバージョ
ン、装置定数等が変わり得るものについては、そのサブ
システムやユニット側のMPU(又はROM)等にその
旨のデータを記憶させておき、ミニコンピュータ50が
必要に応じてそれらサブシステムやユニットのバージョ
ンや装置定数を読み出して利用する方式を採用すると、
ミニコンピュータ50の膨大なプログラム中の改良部分
を極めて少なくすることができる。
【0102】また本発明の各実施例ではウェハ(又はプ
レート)と露光用照明光束ILm(IL1 、IL2 )と
を相対走査して周縁露光のためのテスト露光を行なうと
したが、照明光束ILmの走査露光方向の幅Dを正確に
求める必要がある場合は、いわゆるスポット焼きを行な
うことになる。スポット焼きとはウェハやプレートの相
対走査を止めて静止した状態で光束ILmを照射する露
光法であり、その場合露光量の制御はシャッター8の開
時間の調整と光束ILmの光強度の調整のいずれか一
方、又は併用で行なわれる。
レート)と露光用照明光束ILm(IL1 、IL2 )と
を相対走査して周縁露光のためのテスト露光を行なうと
したが、照明光束ILmの走査露光方向の幅Dを正確に
求める必要がある場合は、いわゆるスポット焼きを行な
うことになる。スポット焼きとはウェハやプレートの相
対走査を止めて静止した状態で光束ILmを照射する露
光法であり、その場合露光量の制御はシャッター8の開
時間の調整と光束ILmの光強度の調整のいずれか一
方、又は併用で行なわれる。
【0103】さらに各実施例では、実際に半導体デバイ
スや液晶表示デバイスを作るためのレジスト付き基板を
使って周縁露光によるレジストの残膜状態を評価するこ
とを主眼としてきたが、周縁露光時のトラッキング・サ
ーボ系の精度評価のみを行なうときは、デバイス製造用
の基板と同形の基板の表面に、フォトクロミック層、又
は光磁気媒体の層を形成したダミー基板を使ってもよ
い。
スや液晶表示デバイスを作るためのレジスト付き基板を
使って周縁露光によるレジストの残膜状態を評価するこ
とを主眼としてきたが、周縁露光時のトラッキング・サ
ーボ系の精度評価のみを行なうときは、デバイス製造用
の基板と同形の基板の表面に、フォトクロミック層、又
は光磁気媒体の層を形成したダミー基板を使ってもよ
い。
【0104】この場合、ダミー基板の周縁部の層は露光
光束の照射を受けて変色したり、屈折率が変化したりす
るので、未露光部との境界線が検出できる。これによっ
て基板のエッジとその境界線との間隔を測定して露光幅
Scを求めれば、トラッキング精度が評価できる。その
結果、目標とした露光幅と実際の露光幅Scとの間にオ
フセットが生じている場合は、トラッキングサーボ系の
動作時にそのオフセットが修正されるような補正を加え
ればよい。この補正は、レジスト付きの基板を用いたテ
スト露光の評価結果を利用しても可能であることは言う
までもない。
光束の照射を受けて変色したり、屈折率が変化したりす
るので、未露光部との境界線が検出できる。これによっ
て基板のエッジとその境界線との間隔を測定して露光幅
Scを求めれば、トラッキング精度が評価できる。その
結果、目標とした露光幅と実際の露光幅Scとの間にオ
フセットが生じている場合は、トラッキングサーボ系の
動作時にそのオフセットが修正されるような補正を加え
ればよい。この補正は、レジスト付きの基板を用いたテ
スト露光の評価結果を利用しても可能であることは言う
までもない。
【0105】
【発明の効果】以上、本発明によれば周縁露光のための
最適な露光条件を見い出すためのテスト露光の作業が簡
素化され、テスト露光に使われる感光基板の枚数を極め
て少なくできる。また同一感光基板内に異なる条件設定
で露光された複数の周縁露光部が存在するので、現像後
のレジストの残膜状態や周縁露光幅の精度を確認する作
業が容易になるといった効果も得られる。
最適な露光条件を見い出すためのテスト露光の作業が簡
素化され、テスト露光に使われる感光基板の枚数を極め
て少なくできる。また同一感光基板内に異なる条件設定
で露光された複数の周縁露光部が存在するので、現像後
のレジストの残膜状態や周縁露光幅の精度を確認する作
業が容易になるといった効果も得られる。
【0106】さらに、テスト露光を行なって最適露光条
件を設定するためのソフトウェアとして、感光基板の外
形を模式的に表わしたディスプレー画面中のグラフィッ
ク表示上でテスト露光すべき領域、テスト露光された領
域を視覚的に確認できるようにしたので、設定ミスが低
減されるといった効果もある。
件を設定するためのソフトウェアとして、感光基板の外
形を模式的に表わしたディスプレー画面中のグラフィッ
ク表示上でテスト露光すべき領域、テスト露光された領
域を視覚的に確認できるようにしたので、設定ミスが低
減されるといった効果もある。
【図1】本発明の各実施例に好適な周縁露光装置の概略
的な構成を示すブロック図である。
的な構成を示すブロック図である。
【図2】周縁露光装置がウェハステッパー内に装着され
ている場合のステッパー内での制御システム体系を示す
ブロック図である。
ている場合のステッパー内での制御システム体系を示す
ブロック図である。
【図3】周縁露光装置によるテスト露光によって処理さ
れるウェハの状態を示す図である。
れるウェハの状態を示す図である。
【図4】周縁露光時、テスト露光時に入力された各種パ
ラメータの正当性を判断するためのプログラムのフロー
チャート図である。
ラメータの正当性を判断するためのプログラムのフロー
チャート図である。
【図5】テスト露光時の露光動作の概略的なシーケンス
を示すフローチャート図である。
を示すフローチャート図である。
【図6】テスト露光時に周縁露光装置内に生成された内
部的なパラメータ群の一例を示すテーブル図である。
部的なパラメータ群の一例を示すテーブル図である。
【図7】テスト露光時に端末ディスプレイーに表示され
る画面の一例を示す図である。
る画面の一例を示す図である。
【図8】テスト露光時に別の条件で露光されたウェハの
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図9】矩形の感光基板に対してテスト露光を行うとき
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
【図10】テスト露光の際、マニュアル操作によって周
縁露光位置を設定する場合の端末ディスプレー画面の様
子を示す図である。
縁露光位置を設定する場合の端末ディスプレー画面の様
子を示す図である。
【図11】露光量制御のために光源の発光強度をフィー
ドバック制御する定照度化電源の構成を示すブロック図
である。
ドバック制御する定照度化電源の構成を示すブロック図
である。
【図12】露光量制御のために、周縁露光用照明光束の
実効的な幅を可変とした光ファイバーの構成を示す斜視
図である。
実効的な幅を可変とした光ファイバーの構成を示す斜視
図である。
【図13】本発明の各実施例に適用される周縁露光装置
の部分的な変形例を示す図である。
の部分的な変形例を示す図である。
【図14】本発明の各実施例に適用される周縁露光装置
の光ファイバーの射出端近傍の変形例を示す断面図であ
る。
の光ファイバーの射出端近傍の変形例を示す断面図であ
る。
【主要部の符号】 W 半導体ウェハ 1 ターンテーブル用モータ 2 ターンテーブル用エンコーダ 7 光源 8 シャッター 9 光ファイバー 12 トラッキング用可動アーム 13 受光素子 16 アーム駆動制御回路 30 インターフェース回路 40 MPU(メインプロセスユニット) 50 ミニコンピュータ 54 キーボード 56 マウス 58 端末ディスプレイ APn 分割周縁露光領域
Claims (7)
- 【請求項1】円形の被露光基板の表面とほぼ平行な面内
で該被露光基板を回転させる回転手段と、前記被露光基
板の周縁領域に露光光を投射して該周縁領域のレジスト
層を感応させる露光手段と、前記回転手段の回転速度、
もしくは前記露光手段から前記被露光基板へ与えられる
露光光の強度を制御することによって、前記周縁領域の
レジスト層に与えられる露光量を調整する光量調整手段
とを備えたレジスト露光装置において、 前記被露光基板の全周縁領域のうち回転角度位置が互い
に異なる複数の部分に分割領域を設定するとともに、該
複数の分割領域の夫々のレジスト層に対して与えるべき
目標露光量を互いに異なる値に設定する設定手段と;該
設定手段に設定された複数の分割領域の夫々が前記露光
手段からの露光光で順次投射されるように制御するとと
もに、前記設定手段に設定された各分割領域毎の目標露
光量が得られるように前記光量調整手段を制御する制御
手段とを備えることを特徴とするレジスト露光装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の装置を使用して露光され
た被露光基板のレジスト層を現像した後、前記複数の分
割領域のレジスト層の残膜状態を検査し、前記設定手段
に設定された複数の目標露光量の値のうち、残膜厚をほ
ぼ零にする最低の目標露光量の値を所定倍した値を、適
正露光量として前記光量調整手段に指定することを特徴
とするレジスト露光装置の調整方法。 - 【請求項3】前記光量調整手段は、前記露光手段から投
射される露光光の強度を計測して記憶する手段と、前記
設定された目標露光量と前記記憶された露光光強度とに
基づいて前記回転手段の回転速度を制御する手段とを備
えることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】前記露光手段は、光源からの露光光を前記
被露光基板の周縁領域に導く光ファイバーと、該光ファ
イバーの射出端と前記被露光基板の表面との間隔を所定
の値に維持するファイバー保持部とを備え、前記光量調
整手段は、前記設定された目標露光量に応じて、前記露
光手段の光源の発光強度、前記回転手段の回転速度、及
び前記光ファイバーの射出端との前記被露光基板の表面
との間隔のうち少なくとも1つを制御する手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】前記設定手段は、概ね適正露光が行われる
目標露光量を含み所定量ずつ値を増減させた計N個の目
標露光量を設定するとともに、前記被露光基板の全周縁
領域をN等分した角度量以下の値で決まる回転角度範囲
を前記分割領域として設定することを特徴とする請求項
1に記載の装置。 - 【請求項6】感光性のレジスト層が全面に形成された感
光基板を保持する保持部材と、前記感光基板の周縁領域
の一部分に所定形状の露光光を投射する投射手段と、前
記周縁領域に沿って前記露光光を照射するために、前記
感光基板と前記露光光とを前記周縁領域に沿って所定の
速度で相対移動させる移動手段と、前記露光光の感光基
板上での強度、前記露光光の形状寸法、及び前記相対移
動の速度の少なくとも1つを調整することによって前記
周縁領域のレジスト層に与えられる露光量を制御する光
量調整手段とを備えたレジスト露光装置において、 前記感光基板の全周縁領域のうち互いに異なる複数の分
割領域の各位置を表す第1のパラメータを設定するとと
もに、該複数の分割領域の夫々のレジスト層に与えるべ
き目標露光量を互いに異ならせるための第2のパラメー
タを設定する設定手段と;該設定手段に設定された前記
第1のパラメータに基づいて前記露光手段による露光光
の投射と前記移動手段による相対移動とを関連付けるよ
うに制御するとともに、前記第2のパラメータに基づい
て前記光量調整手段による露光量の調整を前記複数の分
割領域毎に制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
るレジスト露光装置。 - 【請求項7】前記設定手段は、各種コマンドやパラメー
タを入力する入力機器、設定された各種パラメータや装
置の状態を表示するディスプレイ機器、及び各種演算や
プログラムを実行するコンピュータを含み、該コンピュ
ータは前記設定された複数の分割領域の前記感光基板上
での配置を前記第1のパラメータに基づいて模式的なグ
ラフィック表示にして前記ディスプレイ機器に出力させ
るプログラムを内蔵したことを特徴とする請求項第6項
の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6298141A JPH08162386A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | レジスト露光装置、及び該装置の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6298141A JPH08162386A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | レジスト露光装置、及び該装置の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162386A true JPH08162386A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17855729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6298141A Pending JPH08162386A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | レジスト露光装置、及び該装置の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08162386A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100341009B1 (ko) * | 1996-04-09 | 2002-11-29 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 기판의레지스트처리장치및레지스트처리방법 |
| WO2015129341A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 株式会社Screenホールディングス | 直接描画装置用のgui装置、直接描画システム、描画領域設定方法およびプログラム |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP6298141A patent/JPH08162386A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100341009B1 (ko) * | 1996-04-09 | 2002-11-29 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 기판의레지스트처리장치및레지스트처리방법 |
| WO2015129341A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 株式会社Screenホールディングス | 直接描画装置用のgui装置、直接描画システム、描画領域設定方法およびプログラム |
| JP2015162059A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社Screenホールディングス | 直接描画装置用のgui装置、直接描画システム、描画領域設定方法およびプログラム |
| KR20160090902A (ko) * | 2014-02-27 | 2016-08-01 | 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 | 직접 묘화 장치용의 gui 장치, 직접 묘화 시스템, 묘화 영역 설정 방법 및 프로그램 |
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