JPH08162948A - Pll回路 - Google Patents
Pll回路Info
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- JPH08162948A JPH08162948A JP6323665A JP32366594A JPH08162948A JP H08162948 A JPH08162948 A JP H08162948A JP 6323665 A JP6323665 A JP 6323665A JP 32366594 A JP32366594 A JP 32366594A JP H08162948 A JPH08162948 A JP H08162948A
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Links
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 10
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 5
- 230000005526 G1 to G0 transition Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストとループゲインを大きくすることな
く、定常位相誤差の変動を小さく抑えることができるP
LL回路を提供する。 【構成】 基準クロックパルスS1の周波数fsの変化
点から分周クロックパルスS3の周波数f0の変化点の
間において、周波数N・f0の出力クロックパルスS2
をカウントし、そのカウント結果S4を基準電圧制御回
路11に出力するカウンタ回路10と、カウンタ回路1
0からのカウント結果S4が示すカウント数をPLLル
ープの時定数よりも十分長い時間で積分して、その積分
結果と通常状態におけるカウント数pとを比較し、これ
らのカウント数の差の方向と大きさに応じて増幅器6の
基準電圧発生回路9の基準電圧を制御する基準電圧制御
回路11とを備えている。
く、定常位相誤差の変動を小さく抑えることができるP
LL回路を提供する。 【構成】 基準クロックパルスS1の周波数fsの変化
点から分周クロックパルスS3の周波数f0の変化点の
間において、周波数N・f0の出力クロックパルスS2
をカウントし、そのカウント結果S4を基準電圧制御回
路11に出力するカウンタ回路10と、カウンタ回路1
0からのカウント結果S4が示すカウント数をPLLル
ープの時定数よりも十分長い時間で積分して、その積分
結果と通常状態におけるカウント数pとを比較し、これ
らのカウント数の差の方向と大きさに応じて増幅器6の
基準電圧発生回路9の基準電圧を制御する基準電圧制御
回路11とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL(Phase−
Locked Loop)回路に関し、特に、PLLル
ープの制御に特徴を有するPLL回路に関する。
Locked Loop)回路に関し、特に、PLLル
ープの制御に特徴を有するPLL回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のPLL回路を示すブロッ
ク図である。このPLL回路は、電圧制御発振器(VC
O)100において、入力端子101から入力された基
準クロックパルスの周波数fsのN倍の周波数を中心周
波数とする出力クロックパルスを発振する。この出力ク
ロックパルスは出力端子102から出力されると共に、
N分周回路103に入力される。N分周回路103に入
力された出力クロックパルスは、その周波数が1/Nに
分周され、基準クロックパルスの周波数fsとほぼ同じ
周波数f0を持つ分周クロックパルスとなって、位相比
較器(PC)104に入力される。したがって、基準ク
ロックパルスの周波数fsが位相比較器104に入力さ
れると、周波数f0の分周クロックパルスと位相比較さ
れ、これら2つの周波数fs,f0の差に対応した誤差
電圧Veが、位相比較器104から出力される。この誤
差電圧Veは、リミッタ回路105,低域フィルタ10
6を介して、増幅器107に入力され、増幅器107に
より、基準電圧発生回路108に基づいて増幅される。
ク図である。このPLL回路は、電圧制御発振器(VC
O)100において、入力端子101から入力された基
準クロックパルスの周波数fsのN倍の周波数を中心周
波数とする出力クロックパルスを発振する。この出力ク
ロックパルスは出力端子102から出力されると共に、
N分周回路103に入力される。N分周回路103に入
力された出力クロックパルスは、その周波数が1/Nに
分周され、基準クロックパルスの周波数fsとほぼ同じ
周波数f0を持つ分周クロックパルスとなって、位相比
較器(PC)104に入力される。したがって、基準ク
ロックパルスの周波数fsが位相比較器104に入力さ
れると、周波数f0の分周クロックパルスと位相比較さ
れ、これら2つの周波数fs,f0の差に対応した誤差
電圧Veが、位相比較器104から出力される。この誤
差電圧Veは、リミッタ回路105,低域フィルタ10
6を介して、増幅器107に入力され、増幅器107に
より、基準電圧発生回路108に基づいて増幅される。
【0003】そして、この誤差電圧Veを用いて、電圧
制御発振器100を直流的に制御する。すなわち、位相
比較器104に入力される基準クロックパルスの周波数
fsと分周クロックパルスの周波数f0との差が縮まる
ように、電圧制御発振器100の出力クロックパルスの
周波数N・f0を制御する。したがって、周波数fs,
f0が十分近いときには、N分周回路103からの周波
数f0が基準クロックパルスの周波数fsにロックし、
位相比較器104に入力する基準クロックパルスとN分
周回路103からの分周クロックパルスとの周波数差及
び位相差がなくなり、基準クロックパルスの周波数fs
のN倍の周波数を有する出力クロックパルスが出力端子
102から安定して出力される。
制御発振器100を直流的に制御する。すなわち、位相
比較器104に入力される基準クロックパルスの周波数
fsと分周クロックパルスの周波数f0との差が縮まる
ように、電圧制御発振器100の出力クロックパルスの
周波数N・f0を制御する。したがって、周波数fs,
f0が十分近いときには、N分周回路103からの周波
数f0が基準クロックパルスの周波数fsにロックし、
位相比較器104に入力する基準クロックパルスとN分
周回路103からの分周クロックパルスとの周波数差及
び位相差がなくなり、基準クロックパルスの周波数fs
のN倍の周波数を有する出力クロックパルスが出力端子
102から安定して出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のPLL回路では、次のような問題がある。電圧制御発
振器100の発振中心周波数の変動等が原因して、位相
比較器104から出力される定常位相誤差に変動が生じ
た場合には、電圧制御発振器100の周波数精度を高く
して、定常位相誤差の変動を小さく抑える必要がある。
しかし、高い周波数精度の電圧制御発振器100を使用
すると、PLL回路のコストが高くなってしまう。した
がって、あまり周波数精度が高くない電圧制御発振器1
00を使用する場合には、回路のループゲインを大きく
する必要がある。しかし、電圧制御発振器100の周波
数精度が悪ければ悪いほど、ループゲインを大きくする
必要があるので、ループ系の応答速度がループゲインの
大きさに対応して速くなり、ループ動作が不安定になっ
てしまう。
のPLL回路では、次のような問題がある。電圧制御発
振器100の発振中心周波数の変動等が原因して、位相
比較器104から出力される定常位相誤差に変動が生じ
た場合には、電圧制御発振器100の周波数精度を高く
して、定常位相誤差の変動を小さく抑える必要がある。
しかし、高い周波数精度の電圧制御発振器100を使用
すると、PLL回路のコストが高くなってしまう。した
がって、あまり周波数精度が高くない電圧制御発振器1
00を使用する場合には、回路のループゲインを大きく
する必要がある。しかし、電圧制御発振器100の周波
数精度が悪ければ悪いほど、ループゲインを大きくする
必要があるので、ループ系の応答速度がループゲインの
大きさに対応して速くなり、ループ動作が不安定になっ
てしまう。
【0005】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、コストとループゲインを大きくすることなく、
定常位相誤差の変動を小さく抑えることができるPLL
回路を提供することを目的とする。
もので、コストとループゲインを大きくすることなく、
定常位相誤差の変動を小さく抑えることができるPLL
回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、基準クロックパルスとN分
周回路で分周された分周クロックパルスとの位相差を検
出して誤差電圧を発生する位相比較器と、基準電圧を用
いて上記誤差電圧を増幅する増幅器と、増幅された誤差
電圧に応答して出力クロックパルスの周波数を制御する
電圧制御発振器とを備えるPLL回路において、上記基
準クロックパルスの周波数の変化点をカウント開始のト
リガとし、上記分周クロックパルスの変化点をカウント
停止のトリガとして、上記出力クロックパルスのパルス
数をカウントするカウンタ回路と、上記カウンタ回路で
カウントされたパルス数をPLLの時定数よりも十分長
い時間で積分し、この積分結果と予め設定したパルス数
とを比較し、その差の大きさと方向に応じて、上記増幅
器の基準電圧を制御する基準電圧制御回路とを設けた構
成としてある。
め、請求項1に係る発明は、基準クロックパルスとN分
周回路で分周された分周クロックパルスとの位相差を検
出して誤差電圧を発生する位相比較器と、基準電圧を用
いて上記誤差電圧を増幅する増幅器と、増幅された誤差
電圧に応答して出力クロックパルスの周波数を制御する
電圧制御発振器とを備えるPLL回路において、上記基
準クロックパルスの周波数の変化点をカウント開始のト
リガとし、上記分周クロックパルスの変化点をカウント
停止のトリガとして、上記出力クロックパルスのパルス
数をカウントするカウンタ回路と、上記カウンタ回路で
カウントされたパルス数をPLLの時定数よりも十分長
い時間で積分し、この積分結果と予め設定したパルス数
とを比較し、その差の大きさと方向に応じて、上記増幅
器の基準電圧を制御する基準電圧制御回路とを設けた構
成としてある。
【0007】請求項2記載のPLL回路は、請求項1に
おいて、上記予め設定したパルス数は、ロック時に、上
記基準クロックパルスの周波数の変化点をカウント開始
のトリガとし、上記分周クロックパルスの変化点をカウ
ント停止のトリガとしてカウントされる出力クロックパ
ルスのパルス数である構成とした。
おいて、上記予め設定したパルス数は、ロック時に、上
記基準クロックパルスの周波数の変化点をカウント開始
のトリガとし、上記分周クロックパルスの変化点をカウ
ント停止のトリガとしてカウントされる出力クロックパ
ルスのパルス数である構成とした。
【0008】また、請求項3に係る発明は、基準クロッ
クパルスとN分周回路で分周された分周クロックパルス
との位相差を検出して誤差電圧を発生する位相比較器
と、基準電圧を用いて上記誤差電圧を増幅する増幅器
と、増幅された誤差電圧に応答して出力クロックパルス
の周波数を制御する電圧制御発振器とを備えるPLL回
路において、上記位相比較器からの誤差電圧のレベルが
Hレベル及びLレベルのいずれか一方になっている間だ
け、上記出力クロックパルスのパルス数をカウントする
カウンタ回路と、上記カウンタ回路でカウントされたパ
ルス数をPLLの時定数よりも十分長い時間で積分し、
この積分結果と予め設定したパルス数とを比較し、その
差の大きさと方向に応じて、上記増幅器の基準電圧を制
御する基準電圧制御回路とを設けた構成としてある。
クパルスとN分周回路で分周された分周クロックパルス
との位相差を検出して誤差電圧を発生する位相比較器
と、基準電圧を用いて上記誤差電圧を増幅する増幅器
と、増幅された誤差電圧に応答して出力クロックパルス
の周波数を制御する電圧制御発振器とを備えるPLL回
路において、上記位相比較器からの誤差電圧のレベルが
Hレベル及びLレベルのいずれか一方になっている間だ
け、上記出力クロックパルスのパルス数をカウントする
カウンタ回路と、上記カウンタ回路でカウントされたパ
ルス数をPLLの時定数よりも十分長い時間で積分し、
この積分結果と予め設定したパルス数とを比較し、その
差の大きさと方向に応じて、上記増幅器の基準電圧を制
御する基準電圧制御回路とを設けた構成としてある。
【0009】請求項4記載のPLL回路は、請求項3に
おいて、上記予め設定したパルス数は、ロック時に、上
記位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル及びL
レベルのいずれか一方になっている間だけカウントされ
る出力クロックパルスのパルス数である構成とした。
おいて、上記予め設定したパルス数は、ロック時に、上
記位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル及びL
レベルのいずれか一方になっている間だけカウントされ
る出力クロックパルスのパルス数である構成とした。
【0010】
【作用】請求項1の発明に係るPLL回路によれば、位
相比較器によって、基準クロックパルスと分周クロック
パルスとの位相差が検出され、その誤差電圧が増幅器に
出力される。そして、増幅器によって、誤差電圧が増幅
され、電圧制御発振器によって、増幅された誤差電圧に
応答して、出力クロックパルスの周波数が制御される。
この作用と平行して、カウンタ回路によって、基準クロ
ックパルスの周波数の変化点をカウント開始のトリガと
し、分周クロックパルスの変化点をカウント停止のトリ
ガとして、出力クロックパルスのパルス数がカウントさ
れる。そして、基準電圧制御回路によって、カウントさ
れたパルス数がPLLの時定数よりも十分長い時間で積
分され、その積分結果と予め設定したパルス数とが比較
される。そして、基準電圧制御回路は、その差の大きさ
と方向に応じて、増幅器の基準電圧を制御する。
相比較器によって、基準クロックパルスと分周クロック
パルスとの位相差が検出され、その誤差電圧が増幅器に
出力される。そして、増幅器によって、誤差電圧が増幅
され、電圧制御発振器によって、増幅された誤差電圧に
応答して、出力クロックパルスの周波数が制御される。
この作用と平行して、カウンタ回路によって、基準クロ
ックパルスの周波数の変化点をカウント開始のトリガと
し、分周クロックパルスの変化点をカウント停止のトリ
ガとして、出力クロックパルスのパルス数がカウントさ
れる。そして、基準電圧制御回路によって、カウントさ
れたパルス数がPLLの時定数よりも十分長い時間で積
分され、その積分結果と予め設定したパルス数とが比較
される。そして、基準電圧制御回路は、その差の大きさ
と方向に応じて、増幅器の基準電圧を制御する。
【0011】請求項2記載のPLL回路によれば、ロッ
ク時に、基準クロックパルスの周波数の変化点をカウン
ト開始のトリガとし、分周クロックパルスの変化点をカ
ウント停止のトリガとしてカウントされる出力クロック
パルスのパルス数と上記積分結果とが、基準電圧制御回
路において比較される。
ク時に、基準クロックパルスの周波数の変化点をカウン
ト開始のトリガとし、分周クロックパルスの変化点をカ
ウント停止のトリガとしてカウントされる出力クロック
パルスのパルス数と上記積分結果とが、基準電圧制御回
路において比較される。
【0012】請求項3の発明に係るPLL回路によれ
ば、位相比較器によって、基準クロックパルスと分周ク
ロックパルスとの位相差が検出され、その誤差電圧が増
幅器に出力される。そして、増幅器によって、誤差電圧
が増幅され、電圧制御発振器によって、増幅された誤差
電圧に応答して、出力クロックパルスの周波数が制御さ
れる。この作用と平行して、カウンタ回路によって、位
相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル及びLレベ
ルのいずれか一方になっている間だけ、出力クロックパ
ルスのパルス数がカウントされる。そして、基準電圧制
御回路によって、このパルス数がPLLの時定数よりも
十分長い時間で積分され、その積分結果と予め設定した
パルス数とが比較される。そして、基準電圧制御回路
は、その差の大きさと方向に応じて、増幅器の基準電圧
を制御する。
ば、位相比較器によって、基準クロックパルスと分周ク
ロックパルスとの位相差が検出され、その誤差電圧が増
幅器に出力される。そして、増幅器によって、誤差電圧
が増幅され、電圧制御発振器によって、増幅された誤差
電圧に応答して、出力クロックパルスの周波数が制御さ
れる。この作用と平行して、カウンタ回路によって、位
相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル及びLレベ
ルのいずれか一方になっている間だけ、出力クロックパ
ルスのパルス数がカウントされる。そして、基準電圧制
御回路によって、このパルス数がPLLの時定数よりも
十分長い時間で積分され、その積分結果と予め設定した
パルス数とが比較される。そして、基準電圧制御回路
は、その差の大きさと方向に応じて、増幅器の基準電圧
を制御する。
【0013】請求項4記載のPLL回路によれば、ロッ
ク時に、位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル
及びLレベルのいずれか一方になっている間だけカウン
トされる出力クロックパルスのパルス数と上記積分結果
とが、基準電圧制御回路において比較される。
ク時に、位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル
及びLレベルのいずれか一方になっている間だけカウン
トされる出力クロックパルスのパルス数と上記積分結果
とが、基準電圧制御回路において比較される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係るPLL回
路を示すブロック図である。図1において、符号1は、
周波数fsの基準クロックパルスS1を入力する入力端
子であり、符号2は、基準クロックパルスS1の周波数
fsのN倍の周波数の出力クロックパルスS2を出力す
るための出力端子である。これら入力端子1と出力端子
2との間には、位相比較器3とリミッタ回路4と低域フ
ィルタ5と増幅器6と電圧制御発振器7とが直列に接続
されており、電圧制御発振器7から位相比較器3へのル
ープ経路上には、N分周回路8が接続されている。
て説明する。図1は、本発明の一実施例に係るPLL回
路を示すブロック図である。図1において、符号1は、
周波数fsの基準クロックパルスS1を入力する入力端
子であり、符号2は、基準クロックパルスS1の周波数
fsのN倍の周波数の出力クロックパルスS2を出力す
るための出力端子である。これら入力端子1と出力端子
2との間には、位相比較器3とリミッタ回路4と低域フ
ィルタ5と増幅器6と電圧制御発振器7とが直列に接続
されており、電圧制御発振器7から位相比較器3へのル
ープ経路上には、N分周回路8が接続されている。
【0015】位相比較器3は、基準クロックパルスS1
の周波数fsと、N分周回路8からの周波数f0の分周
クロックパルスS3との位相を比較し、これら2つの周
波数fs,f0の差に対応した誤差電圧Veをリミッタ回
路4に出力する機器である。リミッタ回路4及び低域フ
ィルタ5は、誤差電圧Ve内の雑音等を取り除いて、増
幅器6に出力する回路である。増幅器6は、低域フィル
タ5からの誤差電圧Veを、基準電圧発生回路9の基準
電圧に基づいて増幅し、電圧制御発振器7に出力する機
器である。電圧制御発振器7は、増幅器6からの誤差電
圧Veによって、直流的に制御される機器である。すな
わち、位相比較器3に入力される基準クロックパルスS
1の周波数fsと分周クロックパルスS3の周波数f0
との差が縮まるように、電圧制御発振器7の出力クロッ
クパルスS2の周波数N・f0が制御される。したがっ
て、周波数fs,f0が十分近いときには、分周クロッ
クパルスS3の周波数f0が基準クロックパルスS1の
周波数fsにロックし、基準クロックパルスS1と分周
クロックパルスS3との周波数差及び位相差がなくなっ
て、基準クロックパルスS1の周波数fsのN倍の周波
数を有する出力クロックパルスS2(周波数N・fs)
が出力端子2から安定して出力されることとなる。N分
周回路8は、電圧制御発振器7からフィードバックされ
た出力クロックパルスS2の周波数N・f0を1/Nに
し、周波数f0を持つ分周クロックパルスS3を出力す
る回路である。
の周波数fsと、N分周回路8からの周波数f0の分周
クロックパルスS3との位相を比較し、これら2つの周
波数fs,f0の差に対応した誤差電圧Veをリミッタ回
路4に出力する機器である。リミッタ回路4及び低域フ
ィルタ5は、誤差電圧Ve内の雑音等を取り除いて、増
幅器6に出力する回路である。増幅器6は、低域フィル
タ5からの誤差電圧Veを、基準電圧発生回路9の基準
電圧に基づいて増幅し、電圧制御発振器7に出力する機
器である。電圧制御発振器7は、増幅器6からの誤差電
圧Veによって、直流的に制御される機器である。すな
わち、位相比較器3に入力される基準クロックパルスS
1の周波数fsと分周クロックパルスS3の周波数f0
との差が縮まるように、電圧制御発振器7の出力クロッ
クパルスS2の周波数N・f0が制御される。したがっ
て、周波数fs,f0が十分近いときには、分周クロッ
クパルスS3の周波数f0が基準クロックパルスS1の
周波数fsにロックし、基準クロックパルスS1と分周
クロックパルスS3との周波数差及び位相差がなくなっ
て、基準クロックパルスS1の周波数fsのN倍の周波
数を有する出力クロックパルスS2(周波数N・fs)
が出力端子2から安定して出力されることとなる。N分
周回路8は、電圧制御発振器7からフィードバックされ
た出力クロックパルスS2の周波数N・f0を1/Nに
し、周波数f0を持つ分周クロックパルスS3を出力す
る回路である。
【0016】本実施例のPLL回路は、上記回路の他
に、カウンタ回路(COUNTER)10と、基準電圧
制御回路(COUNT)11とを備えている。カウンタ
回路10は、入力端子1とN分周回路8と電圧制御発振
器7とに接続されており、入力端子1,N分周回路8,
電圧制御発振器7から基準クロックパルスS1,分周ク
ロックパルスS3,出力クロックパルスS2がそれぞれ
入力される。そして、このカウンタ回路10は、基準ク
ロックパルスS1の周波数fsの変化点から分周クロッ
クパルスS3の周波数f0の変化点の間において、周波
数N・f0の出力クロックパルスS2をカウントし、そ
のカウント結果S4を基準電圧制御回路11に出力する
機能を有している。基準電圧制御回路11は、カウンタ
回路10と増幅器6の基準電圧発生回路9との間に接続
されている。この基準電圧制御回路11には、通常状態
(ロック状態、周波数N・fs)における出力クロック
パルスS2のカウント数pが予め設定されている。そし
て、基準電圧制御回路11は、カウント結果S4が示す
カウント数をPLLループの時定数よりも十分長い時間
で積分して、その積分結果と通常状態における上記カウ
ント数pとを比較し、これらのカウント数の差の方向と
大きさ、即ち誤差電圧Veのずれ量と方向に応じて基準
電圧発生回路9の基準電圧を制御する機能を有してい
る。
に、カウンタ回路(COUNTER)10と、基準電圧
制御回路(COUNT)11とを備えている。カウンタ
回路10は、入力端子1とN分周回路8と電圧制御発振
器7とに接続されており、入力端子1,N分周回路8,
電圧制御発振器7から基準クロックパルスS1,分周ク
ロックパルスS3,出力クロックパルスS2がそれぞれ
入力される。そして、このカウンタ回路10は、基準ク
ロックパルスS1の周波数fsの変化点から分周クロッ
クパルスS3の周波数f0の変化点の間において、周波
数N・f0の出力クロックパルスS2をカウントし、そ
のカウント結果S4を基準電圧制御回路11に出力する
機能を有している。基準電圧制御回路11は、カウンタ
回路10と増幅器6の基準電圧発生回路9との間に接続
されている。この基準電圧制御回路11には、通常状態
(ロック状態、周波数N・fs)における出力クロック
パルスS2のカウント数pが予め設定されている。そし
て、基準電圧制御回路11は、カウント結果S4が示す
カウント数をPLLループの時定数よりも十分長い時間
で積分して、その積分結果と通常状態における上記カウ
ント数pとを比較し、これらのカウント数の差の方向と
大きさ、即ち誤差電圧Veのずれ量と方向に応じて基準
電圧発生回路9の基準電圧を制御する機能を有してい
る。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
位相比較器3は、周波数fsの基準クロックパルスS1
とN分周回路8からの周波数f0の分周クロックパルス
S3とが位相比較器3に入力されると、位相比較器3で
これらの位相が比較され、これら2つの周波数fs,f
0の差に対応した誤差電圧Veがリミッタ回路4,低域フ
ィルタ5を介して増幅器6に出力される。そして、増幅
器6において、低域フィルタ5からの誤差電圧Veが、
基準電圧発生回路9の基準電圧に基づいて増幅され、電
圧制御発振器7に出力される。すると、電圧制御発振器
7において、基準クロックパルスS1の周波数fsと分
周クロックパルスS3の周波数f0との差が縮まるよう
に、出力クロックパルスS2の周波数N・f0が制御さ
れる。したがって、周波数fs,f0が十分近いときに
は、分周クロックパルスS3の周波数f0が基準クロッ
クパルスS1の周波数fsにロックされる。
位相比較器3は、周波数fsの基準クロックパルスS1
とN分周回路8からの周波数f0の分周クロックパルス
S3とが位相比較器3に入力されると、位相比較器3で
これらの位相が比較され、これら2つの周波数fs,f
0の差に対応した誤差電圧Veがリミッタ回路4,低域フ
ィルタ5を介して増幅器6に出力される。そして、増幅
器6において、低域フィルタ5からの誤差電圧Veが、
基準電圧発生回路9の基準電圧に基づいて増幅され、電
圧制御発振器7に出力される。すると、電圧制御発振器
7において、基準クロックパルスS1の周波数fsと分
周クロックパルスS3の周波数f0との差が縮まるよう
に、出力クロックパルスS2の周波数N・f0が制御さ
れる。したがって、周波数fs,f0が十分近いときに
は、分周クロックパルスS3の周波数f0が基準クロッ
クパルスS1の周波数fsにロックされる。
【0018】このロック状態即ち通常状態では、位相比
較器3の誤差電圧Veの波形は図2の(a)に示すHレ
ベルの波形となる。この状態では、図2の(b)に示す
ように、カウンタ回路10から基準電圧制御回路11に
出力されるカウント結果S4はカウント数pであり、基
準電圧制御回路11による基準電圧発生回路9への制御
は行われない。したがって、基準クロックパルスS1の
周波数fsのN倍の周波数を有する出力クロックパルス
S2(周波数N・fs)が出力端子2から安定して出力
され続けることとなる。
較器3の誤差電圧Veの波形は図2の(a)に示すHレ
ベルの波形となる。この状態では、図2の(b)に示す
ように、カウンタ回路10から基準電圧制御回路11に
出力されるカウント結果S4はカウント数pであり、基
準電圧制御回路11による基準電圧発生回路9への制御
は行われない。したがって、基準クロックパルスS1の
周波数fsのN倍の周波数を有する出力クロックパルス
S2(周波数N・fs)が出力端子2から安定して出力
され続けることとなる。
【0019】しかし、電圧制御発振器7から出力される
出力クロックパルスS2の発振中心周波数N・fsが変
動する等して、定常位相誤差が変動した場合には、誤差
電圧Veが図3の(a)に示す波形となり、出力クロッ
クパルスS2が図3の(b)に示す状態になる。この結
果、カウンタ回路10は、基準クロックパルスS1の周
波数fsの変化点から分周クロックパルスS3の周波数
f0の変化点の間において、周波数N・f0の出力クロッ
クパルスS2をカウントする。即ち、図3の(a)に示
す誤差電圧Veの立上りから立下りの区間において、図
3の(b)に示す出力クロックパルスS2をカウント
し、そのカウント数qを示すカウント結果S4を基準電
圧制御回路11に出力する。すると、基準電圧制御回路
11が、カウント結果S4が示すカウント数をPLLル
ープの時定数よりも十分長い時間で積分し、その積分結
果と通常状態におけるカウント数pとを比較して、これ
らのカウント数の差の方向と大きさ、即ち誤差電圧Ve
のずれ量と方向に応じて基準電圧発生回路9の基準電圧
を制御する。この結果、増幅器6から増幅されて出力さ
れる誤差電圧Veの変動、即ち、定常位相誤差の変動が
小さく抑えられ、周波数N・fsにほぼ等しい周波数の
出力クロックパルスS2が電圧制御発振器7から出力さ
れる。
出力クロックパルスS2の発振中心周波数N・fsが変
動する等して、定常位相誤差が変動した場合には、誤差
電圧Veが図3の(a)に示す波形となり、出力クロッ
クパルスS2が図3の(b)に示す状態になる。この結
果、カウンタ回路10は、基準クロックパルスS1の周
波数fsの変化点から分周クロックパルスS3の周波数
f0の変化点の間において、周波数N・f0の出力クロッ
クパルスS2をカウントする。即ち、図3の(a)に示
す誤差電圧Veの立上りから立下りの区間において、図
3の(b)に示す出力クロックパルスS2をカウント
し、そのカウント数qを示すカウント結果S4を基準電
圧制御回路11に出力する。すると、基準電圧制御回路
11が、カウント結果S4が示すカウント数をPLLル
ープの時定数よりも十分長い時間で積分し、その積分結
果と通常状態におけるカウント数pとを比較して、これ
らのカウント数の差の方向と大きさ、即ち誤差電圧Ve
のずれ量と方向に応じて基準電圧発生回路9の基準電圧
を制御する。この結果、増幅器6から増幅されて出力さ
れる誤差電圧Veの変動、即ち、定常位相誤差の変動が
小さく抑えられ、周波数N・fsにほぼ等しい周波数の
出力クロックパルスS2が電圧制御発振器7から出力さ
れる。
【0020】このように、本実施例によれば、カウンタ
回路10と基準電圧制御回路11の機能によって、基準
電圧発生回路9の基準電圧を制御するようになっている
ので、出力クロックパルスS2の発振中心周波数の変動
等が生じても、PLL回路のコストとループゲインを大
きくすることなく、定常位相誤差の変動を小さく抑える
ことができ、基準クロックパルスS1と出力クロックパ
ルスS2との間のワンダを抑圧することができる。
回路10と基準電圧制御回路11の機能によって、基準
電圧発生回路9の基準電圧を制御するようになっている
ので、出力クロックパルスS2の発振中心周波数の変動
等が生じても、PLL回路のコストとループゲインを大
きくすることなく、定常位相誤差の変動を小さく抑える
ことができ、基準クロックパルスS1と出力クロックパ
ルスS2との間のワンダを抑圧することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項4
記載の本発明のPLL回路によれば、カウンタ回路と基
準電圧制御回路とによって、増幅器の基準電圧を制御す
るようになっているので、出力クロックパルスの発振中
心周波数の変動等が生じても、PLL回路のコストとル
ープゲインを大きくすることなく、定常位相誤差の変動
を小さく抑えることができ、基準クロックパルスと出力
クロックパルスとの間のワンダを抑圧することができる
という効果がある。
記載の本発明のPLL回路によれば、カウンタ回路と基
準電圧制御回路とによって、増幅器の基準電圧を制御す
るようになっているので、出力クロックパルスの発振中
心周波数の変動等が生じても、PLL回路のコストとル
ープゲインを大きくすることなく、定常位相誤差の変動
を小さく抑えることができ、基準クロックパルスと出力
クロックパルスとの間のワンダを抑圧することができる
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係るPLL回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】ロック状態を示し、図2の(a)はそのときの
誤差電圧波形を示し、図2の(b)は出力クロックパル
スを示す。
誤差電圧波形を示し、図2の(b)は出力クロックパル
スを示す。
【図3】変動状態を示し、図3の(a)はそのときの誤
差電圧波形を示し、図3の(b)は出力クロックパルス
を示す。
差電圧波形を示し、図3の(b)は出力クロックパルス
を示す。
【図4】従来例に係るPLL回路を示すブロック図であ
る。
る。
1 入力端子 2 出力端子 3 位相比較器 6 増幅器 7 電圧制御発振器 8 N分周回路 9 基準電圧発生回路 10 カウンタ回路 11 基準電圧制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 基準クロックパルスとN分周回路で分周
された分周クロックパルスとの位相差を検出して誤差電
圧を発生する位相比較器と、基準電圧を用いて上記誤差
電圧を増幅する増幅器と、増幅された誤差電圧に応答し
て出力クロックパルスの周波数を制御する電圧制御発振
器とを備えるPLL回路において、 上記基準クロックパルスの周波数の変化点をカウント開
始のトリガとし、上記分周クロックパルスの変化点をカ
ウント停止のトリガとして、上記出力クロックパルスの
パルス数をカウントするカウンタ回路と、 上記カウンタ回路でカウントされたパルス数をPLLの
時定数よりも十分長い時間で積分し、この積分結果と予
め設定したパルス数とを比較し、その差の大きさと方向
に応じて、上記増幅器の基準電圧を制御する基準電圧制
御回路と、 を設けたことを特徴とするPLL回路。 - 【請求項2】 上記予め設定したパルス数は、ロック時
に、上記基準クロックパルスの周波数の変化点をカウン
ト開始のトリガとし、上記分周クロックパルスの変化点
をカウント停止のトリガとしてカウントされる出力クロ
ックパルスのパルス数である請求項1記載のPLL回
路。 - 【請求項3】 基準クロックパルスとN分周回路で分周
された分周クロックパルスとの位相差を検出して誤差電
圧を発生する位相比較器と、基準電圧を用いて上記誤差
電圧を増幅する増幅器と、増幅された誤差電圧に応答し
て出力クロックパルスの周波数を制御する電圧制御発振
器とを備えるPLL回路において、 上記位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル及び
Lレベルのいずれか一方になっている間だけ、上記出力
クロックパルスのパルス数をカウントするカウンタ回路
と、 上記カウンタ回路でカウントされたパルス数をPLLの
時定数よりも十分長い時間で積分し、この積分結果と予
め設定したパルス数とを比較し、その差の大きさと方向
に応じて、上記増幅器の基準電圧を制御する基準電圧制
御回路と、 を設けたことを特徴とするPLL回路。 - 【請求項4】 上記予め設定したパルス数は、ロック時
に、上記位相比較器からの誤差電圧のレベルがHレベル
及びLレベルのいずれか一方になっている間だけカウン
トされる出力クロックパルスのパルス数である請求項3
記載のPLL回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323665A JPH08162948A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6323665A JPH08162948A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Pll回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162948A true JPH08162948A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18157248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6323665A Pending JPH08162948A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Pll回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08162948A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8686797B2 (en) | 2009-12-24 | 2014-04-01 | Fujitsu Limited | Phase locked loop circuit and communication device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05145784A (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相同期ループ装置 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6323665A patent/JPH08162948A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05145784A (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相同期ループ装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8686797B2 (en) | 2009-12-24 | 2014-04-01 | Fujitsu Limited | Phase locked loop circuit and communication device |
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