JPH08163896A - 自動車用電動コンプレッサー駆動装置 - Google Patents

自動車用電動コンプレッサー駆動装置

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JPH08163896A
JPH08163896A JP6302037A JP30203794A JPH08163896A JP H08163896 A JPH08163896 A JP H08163896A JP 6302037 A JP6302037 A JP 6302037A JP 30203794 A JP30203794 A JP 30203794A JP H08163896 A JPH08163896 A JP H08163896A
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尚美 後藤
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3222Cooling devices using compression characterised by the compressor driving arrangements, e.g. clutches, transmissions or multiple drives

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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 電圧検出手段は、第一の直流電圧1を分圧し
た分圧電圧と、調節可能な比較電圧とを、電気絶縁され
た演算回路14にて演算することにより、第一の直流電
圧1を検出可能とし、当該比較電圧はホトカプラ11で
絶縁した状態で、所定の基準電圧を増幅する電圧増幅回
路のゲインを調節することで調節可能とし、当該比較結
果はホトカプラ13で絶縁した状態で検出可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動コンプレッサーを
駆動するための直流電源の電圧を検出する電圧検出手段
を備えた自動車用電動コンプレッサー駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気自動車において、空調用の電動コン
プレッサーを駆動する電動コンプレッサー駆動装置は、
例えば電動コンプレッサーのモータが三相誘導モータ
で、電動コンプレッサー駆動装置がインバーターである
場合、図7従来の電動コンプレッサー駆動装置回路図に
示すごとく、電動コンプレッサー駆動装置19には、走
行モータ駆動電力用で、高い電圧の走行モータ用バッテ
リー1と、電動コンプレッサー20と従来の自動車内で
用いられている低い電圧12V(もしくは24V)の電
装品用バッテリー16と、電動コンプレッサー駆動装置
19をコントロールするコントローラ21が接続されて
いる。電動コンプレッサー20は大きい電力を必要とす
るので、走行モータ用バッテリー1の電力で駆動され
る。
【0003】また、安全のために走行モータ用バッテリ
ー1に接続される回路と、電装品用バッテリー16に接
続される回路とは電気的に絶縁されている。
【0004】電動コンプレッサー駆動装置19の内部に
は、高電圧検出回路22、低電圧検出回路23などの電
圧検出回路が設けられている。そして、高電圧検出回路
22により走行モータ用バッテリー1の電圧が、通常よ
り高い高電圧を検出した場合、低電圧検出回路23によ
り走行モータ用バッテリー1の電圧が、通常より低い低
電圧を検出した場合には、電装品用バッテリー16の電
源で作動する制御回路25に、絶縁手段26、29を介
して信号を送る。もって、制御回路25は絶縁手段27
を介してモータ駆動回路24を作動させている信号を止
めて、モータ駆動回路24を停止させ異常加熱等からモ
ータ駆動回路24を保護している。また、走行モータ用
バッテリー1の電圧をおおまかに大、中、小と判定し、
絶縁手段30を介して制御回路25に信号を送り、モー
タ駆動回路24の作動を調節するための電圧領域検出回
路28も設けられている。これにより、図9モータ駆動
電圧波形図に示すように、走行モータ用バッテリー1の
電圧に応じて波形を変更して、過励磁、不足励磁に原因
する電流増加によってモータ駆動回路24が損傷しない
ようにしている。
【0005】そして、これらの回路は例えば図8従来の
電圧検出回路に示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記電圧検出回路は、
走行モータ駆動電力用の高い電圧を検出するために、電
圧を分圧するための抵抗の消費電力が大きく、抵抗の形
状、発熱が大きい。
【0007】さらに、高電圧検出回路、低電圧検出回
路、電圧領域検出回路など多くの回路が必要なため、そ
のための回路スペース、部品数、発熱も大きくなる。
【0008】また、電圧領域検出回路においては、比較
回路を用いてのおおまかな電圧の検出であるので、走行
モータ用バッテリーの電圧に応じて波形を変更して、過
励磁、不足励磁に原因する電流増加を防止するには、精
度が不足し、対応できる電圧範囲も大きくしがたい。
【0009】従って、本発明は、回路スペース、部品
数、発熱を抑え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応
できる自動車用電動コンプレッサー駆動装置の提供を目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の手段と
して上記課題を解決するために、電圧検出手段は、第一
の直流電圧を分圧した分圧電圧と、調節可能な比較電圧
とを、電気絶縁された演算回路にて演算することによ
り、第一の直流電圧を検出可能とし、当該比較電圧はホ
トカプラで絶縁した状態で、所定の基準電圧を増幅する
電圧増幅回路のゲインを調節することで調節可能とし、
当該比較結果はホトカプラで絶縁した状態で検出可能と
する。
【0011】本発明は、第2の手段として上記課題を解
決するために、第1の手段において、電圧増幅回路のゲ
イン調節は2ケの抵抗値の比率を変更することで調節
し、当該抵抗値の比率変更は一方の抵抗値で変更し、当
該抵抗値変更は2ケ以上の抵抗の選定及び並列接続にす
ることで変更し、当該2ケ以上の抵抗の抵抗値は2の乗
数で定まる値とする。
【0012】本発明は、第3の手段として上記課題を解
決するために、第2の手段において、2ケ以上の抵抗の
選定及び並列接続にすることによる抵抗値変更は、クロ
ック信号を入力することで順次、並列に桁を並べて2進
数を出力し、リセット信号を入力することで出力がクリ
アされるカウンターを用い、当該カウンターの出力で行
う。
【0013】本発明は、第4の手段として上記課題を解
決するために、第1の手段において、演算回路での比較
演算は、電圧増幅回路のゲインを調節する範囲を限定
し、電動コンプレッサー駆動装置内の回路保護、電動コ
ンプレッサー保護のために必要となる所定時間間隔で行
う。
【0014】本発明は、第5の手段として上記課題を解
決するために、電圧検出手段は、第一の直流電圧を分圧
した分圧電圧と、調節可能な比較電圧とを電気絶縁され
た演算回路にて比較演算することにより、第一の直流電
圧を検出可能とし、当該比較電圧は所定の基準電圧を増
幅する電圧増幅回路のゲインを調節することで調節可能
であって自動的に変化し、当該ゲイン及び比較結果はホ
トカプラで絶縁した状態で検出可能とする。
【0015】本発明は、第6の手段として上記課題を解
決するために、第1、5の手段において、電圧検出手段
の電源は、第二の直流電圧発生手段から電気絶縁された
状態で供給する。
【0016】本発明は、第7の手段として上記課題を解
決するために、第1、5の手段において、第一の直流電
圧発生手段の出力が低下し比較回路、電圧増幅回路の電
源が停止した場合において、第一の直流電圧の分圧電圧
と比較電圧との比較結果は、第一の直流電圧発生手段の
出力が0を示すように出力する。
【0017】本発明は、第8の手段として上記課題を解
決するために、第1、5の手段において、所定の基準電
圧及び比率変更のために変更する抵抗と反対側の抵抗値
を変更及び固定可能とし、電圧検出手段から演算回路を
除いた回路部分を、回路接続のための端子とともに、一
体の基板上に設ける。
【0018】
【作用】本発明の第1の手段によれば、第一の直流電圧
を分圧した分圧電圧と、比較電圧を調節しつつ、比較演
算することにより、第一の直流電圧を検出するようにし
た電圧検出手段を備えている。すなわち、比較電圧を変
更しつつ比較して、その比較結果が反転するところで、
分圧電圧と比較電圧がほぼ等しいので、その比較電圧を
分圧比で除する演算を演算回路にて行うことにより、第
一の直流電圧を知ることができる。
【0019】そして、所定の基準電圧を増幅する電圧増
幅回路のゲインを調節することで、比較電圧を変更す
る。
【0020】また、演算回路はホトカプラを介してゲイ
ン調節、比較結果の検出を行うので、第一の直流電圧側
の回路とは絶縁されている。
【0021】よって、上記電圧検出手段によれば、第一
の直流電圧の値そのものを読み取ることができるので、
高電圧検出回路、低電圧検出回路、電圧領域検出回路な
ど多くの回路は不要であり、回路スペース、部品数、発
熱を小さくできる。
【0022】また、第一の直流電圧の値そのものを読み
取ることができるので、精度良く、広い電圧範囲で、電
圧に応じて波形を変更し、過励磁、不足励磁に原因する
電流増加を防止できる。
【0023】また、分圧電圧、(比較回路、電圧増幅回
路の電源電圧を大きめにして)比較電圧を大きめに設定
することで、電圧検出手段の作動を電気ノイズに強くで
きる。もって、電気ノイズの多い電動コンプレッサー駆
動装置の電圧検出手段として適切である。
【0024】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0025】本発明の第2の手段によれば、第1の手段
において、電圧増幅回路のゲイン調節は2ケの抵抗値の
比率を変更することで調節するので、一方の抵抗値を変
更すれば、ゲインを調節できる。また、その一方の抵抗
値は、2ケ以上の、2の乗数で定まる抵抗値の抵抗を、
選定及び並列接続にすることで変更する。よって、2の
乗数で定まる抵抗値の抵抗を2ケ以上、多い程、2ケの
抵抗値の比率変更を細かくできる。そして、その細かさ
は、2の(抵抗の個数)乗で細かくなる。
【0026】よって、第一の直流電圧の値そのものの読
み取り精度を、抵抗の個数のみを増すことで、2の乗数
倍に上げることができるので、回路スペースを特に必要
とせず、精度良く測定できる。
【0027】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0028】本発明の第3の手段によれば、第2の手段
において、クロック信号を入力することで順次、並列に
桁を並べて2進数を出力するカウンターを用い、当該カ
ウンターの出力で抵抗値変更を行う。よって、カウンタ
ーへクロック信号を入力するのみで、抵抗値の比率がク
ロックごとに順次変化(上昇もしくは下降)するので、
抵抗の個数分だけの選定及び並列接続はする必要がなく
(カウンターが行う)、演算回路の出力端子は少なくて
良く、また作動プログラムも簡単になる。
【0029】そして、常時第一の直流電圧の値を読み取
るために、測定ごとにリセット信号をカウンターへ入力
することで出力がクリアされ、再度測定できる。
【0030】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0031】本発明の第4の手段によれば、第1の手段
において、演算回路での比較演算は、電圧増幅回路のゲ
インを調節する範囲を限定し、電動コンプレッサー駆動
装置内の回路保護、電動コンプレッサー保護のために必
要となる必要最大の所定時間間隔で行う。回路保護のた
めには、短い時間間隔の方が良いが、長い時間間隔で良
いものもある。よって、第一の直流電圧の測定範囲を必
要に応じて限定して測定を速くし、遅くて良い範囲は間
欠して行うことにより、測定速度と測定範囲を確保でき
る。
【0032】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0033】本発明の第5の手段によれば、第1の手段
と同様に、第一の直流電圧を分圧した分圧電圧と、比較
電圧を調節しつつ、比較演算することにより、第一の直
流電圧を検出するようにした電圧検出手段を備えてい
る。すなわち、比較電圧を変更しつつ比較して、その比
較結果が反転するところで、分圧電圧と比較電圧がほぼ
等しいので、その比較電圧を分圧比で除する演算を演算
回路にて行うことにより、第一の直流電圧を知ることが
できる。そして、所定の基準電圧を増幅する電圧増幅回
路のゲインを調節することで、比較電圧を変更する。
【0034】この第5の手段においては、ゲイン調節は
自動的に変化するようにしている。そして、演算回路
は、当該ゲイン及び比較結果をホトカプラで絶縁した状
態で検出可能としている。もって、演算回路は比較結果
の反転する時のゲインと、所定の基準電圧とにより比較
電圧を演算でき、更にこの比較電圧を分圧比で除する演
算を行うことにより、第一の直流電圧を知ることができ
る。
【0035】もって、第一の直流電圧の値そのものを読
み取ることができ、演算回路の出力端子は不要で、また
作動プログラムも簡単になる。
【0036】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0037】本発明の第6の手段によれば、第1、5の
手段において、比較回路、電圧増幅回路の電源は、第二
の直流電圧発生手段から電気絶縁された状態で供給す
る。よって、第二の直流電圧発生手段が作動すれば、電
圧検出手段は作動するので、第一の直流電圧を即座に測
定できる。
【0038】もって、第一の直流電圧は走行モータ用で
あるため変動が大きいが、回生制動などで異常な高電圧
であった場合においては、即座に回路保護手段などで対
応できる。また、加速時の過負荷などで異常な低電圧で
あった場合においては、第一の直流電圧発生手段から比
較回路、電圧増幅回路へ電源供給されていると、その電
源が不安定で比較回路、電圧増幅回路が、正常に作動し
ないことがありうるが、第二の直流電圧発生手段から供
給されておれば、正常に作動する。
【0039】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0040】本発明の第7の手段によれば、第1、5の
手段において、比較結果はホトカプラで伝達されるた
め、その極性は+、−いずれにも設定できるが、第一の
直流電圧発生手段の出力が低下し比較回路、電圧増幅回
路の電源が停止した場合において、第一の直流電圧発生
手段の出力が低いことを示すように出力する。
【0041】よって、第一の直流電圧発生手段の出力が
低下し比較回路、電圧増幅回路の電源が停止した場合に
おいて、比較結果が第一の直流電圧発生手段の出力が増
加を示すように出力することはなく、フェイルセーフと
なって、誤作動することなく安全である。
【0042】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0043】本発明の第8の手段によれば、第1、5の
手段において、所定の基準電圧及び比率変更のために変
更する抵抗とは反対側の抵抗値を変更及び固定可能と
し、電圧検出手段から演算回路を除いた回路部分を、回
路接続のための端子とともに、一体の基板上に設ける。
よって、比率変更のために変更する抵抗は決っていて
も、基準電圧及び反対側の抵抗値を変更することによ
り、第一の直流電圧の測定範囲を変更できるので、一体
の基板上に設けられた回路ブロックで各種の第一の直流
電圧発生手段、電動コンプレッサー駆動装置に対応で
き、共通化できる。また、回路接続のための端子にて回
路基板上に実装することにより、スペースを節約でき
る。
【0044】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0045】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0046】図1に本発明の第1の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置回路図を示す。図7従来の電動コ
ンプレッサー駆動装置回路図と比べ、図1本発明の第1
の実施例に係る電動コンプレッサー駆動装置回路図には
モータ駆動回路24、電動コンプレッサー20、コント
ローラ21、絶縁手段27、制御回路25は記載されて
いないが、電圧検出装置の作動には直接関わらないので
省略している。また、図1本発明の第1の実施例に係る
電動コンプレッサー駆動装置回路図のマイコン14は制
御回路25の構成要素の一つと位置付けている。
【0047】図7従来の電動コンプレッサー駆動装置回
路図において、走行モータ用バッテリー1の電圧を検出
する電圧検出手段は、高電圧検出回路22、低電圧検出
回路23、電圧領域検出回路28、絶縁手段26、絶縁
手段29、絶縁手段30から構成され、電圧領域検出回
路28はスイッチング電源2から電源を供給されてい
る。一方、図1本発明の第1の実施例に係る電動コンプ
レッサー駆動装置回路図において、電圧検出手段は走行
モータ用バッテリー1の電圧そのものを読み取る回路と
して、走行モータ用バッテリー1の電圧を分圧する抵抗
3、抵抗4、基準電圧回路の抵抗8、ツェナーダイオー
ド9、比較回路の比較器5、電圧増幅回路の演算増幅器
7、抵抗6、抵抗10、絶縁してゲイン調節するための
ホトカプラ11、絶縁して比較結果を検出するためのホ
トカプラ13、演算回路としてのマイコン14を備えて
いる。そして、比較回路、電圧増幅回路はスイッチング
電源2から電源を供給されている。マイコン14へは、
5Vレギュレータ15より5Vを供給されている。5V
レギュレータ15へは電装品用バッテリー16から12
Vを供給されている。
【0048】[請求項1]ここで、回路の作動について
説明する。
【0049】走行モータ用バッテリー1の電圧は290
Vとする。スイッチング電源2は走行モータ用バッテリ
ー1の電圧から安定化した50Vをつくり、比較器5、
演算増幅器7、抵抗8へ供給している。抵抗3、抵抗4
は90KΩ、10KΩで1/10に分圧された分圧電圧
29Vは比較器5の+へ入力されている。抵抗8は10
KΩで、ツェナーダイオード9のツェナー電圧は10V
であり、安定化された基準電圧10Vが演算増幅器7の
+へ入力されている。抵抗6は2KΩで、抵抗10は1
0個の10KΩで構成されている。
【0050】まず、マイコン14が何も出力していない
時、ホトカプラ11のLEDはどれも点灯しないので、
出力のホトトランジスタはどれもONせず、抵抗10の
どの抵抗もアースされない。よって、演算増幅器7は比
較電圧10Vを出力し、比較器5の−へ入力される。よ
って、比較器5へは+へ29V、−へ10Vが入力され
るので、その出力はHIレベルになり、抵抗36を介し
てホトカプラ13のLEDを点灯させ、出力のホトトラ
ンジスタはONして5Vをマイコン14へ出力する。も
って、マイコン14は(データとして基準電圧10V、
抵抗6の2KΩ、抵抗10の10KΩがインプットされ
ているので、演算して)分圧電圧は10Vより高いと判
定する。
【0051】次に、マイコン14が一つ出力している
時、ホトカプラ11のLEDが一つ点灯し、出力のホト
トランジスタは一つONして、抵抗10の一つの抵抗が
アースされる。よって、演算増幅器7は(10V×〔2
KΩ+10KΩ〕/10KΩにより)比較電圧12Vを
出力し、比較器5の−へ入力される。よって、比較器5
へは+へ29V、−へ12Vが入力されるので、その出
力は依然HIレベルになり、抵抗36を介してホトカプ
ラ13のLEDを点灯させ、出力のホトトランジスタは
ONして5Vをマイコン14へ出力する。もって、マイ
コン14は(データとして基準電圧10V、抵抗6の2
KΩ、抵抗10の10KΩがインプットされているの
で、演算して)分圧電圧は12Vより高いと判定する。
【0052】次に、マイコン14が二つ出力している
時、ホトカプラ11のLEDが二つ点灯し、出力のホト
トランジスタは二つONして、抵抗10の二つの抵抗が
アースされる。よって、演算増幅器7は(10V×〔2
KΩ+5KΩ〕/5KΩにより)比較電圧14Vを出力
し、比較器5の−へ入力される。よって、比較器5へは
+へ29V、−へ14Vが入力されるので、その出力は
依然HIレベルになり、抵抗36を介してホトカプラ1
3のLEDを点灯させ、出力のホトトランジスタはON
して5Vをマイコン14へ出力する。もって、マイコン
14は分圧電圧は14Vより高いと判定する。
【0053】同様にして、比較電圧は2Vずつ上昇す
る。そして、マイコン14が9個出力している時も、2
8Vでありホトカプラ13のLEDは点灯する。しか
し、マイコン14が10個出力した時は30Vとなる。
もって、演算増幅器7は比較電圧30Vを出力し、比較
器5の−へ入力される。よって、比較器5へは+へ29
V、−へ30Vが入力されるので、その出力はLOレベ
ルに変わり、ホトカプラ13のLEDは点灯せず、出力
のホトトランジスタはOFFして5Vはマイコン14へ
出力されない。もって、マイコン14は分圧電圧は30
Vより低いと判定する。
【0054】以上によりマイコン14は、分圧電圧は2
8Vより高く30Vより低いと判定し、よって(データ
として分圧比1/10がインプットされているので)走
行モータ用バッテリー1の電圧は280Vより高く30
0Vより低いと判定できる。マイコン14の演算プログ
ラムを中央値を採用するようにしておけば、290Vを
電圧検出値とする。よって、±10Vの精度で検出でき
ることになる。
【0055】また、比較電圧は比較的大きい2Vを単位
としているので、電気ノイズの多い電動コンプレッサー
駆動装置の中においても、誤作動なく作動できる。
【0056】[請求項2]上記の実施例において、抵抗
10が8個の(2の乗数で決まる:2、4、8、16、
32、64、128、256)抵抗値(KΩ)で構成さ
れている回路の作動について説明する。
【0057】まず、マイコン14が何も出力していない
時は、上記の実施例と同様でマイコン14は分圧電圧は
10Vより高いと判定する。
【0058】次に、マイコン14が2進数の1を出力し
ている時、ホトカプラ11のLEDは2進数の1に相当
する箇所が点灯し、出力のホトトランジスタも2進数の
1に相当する箇所がONして、抵抗10の256KΩ
(2の乗数で決まる最大値)がアースされる。よって、
演算増幅器7は(10V×〔2KΩ+256KΩ〕/2
56KΩにより)比較電圧10.039Vを出力し、比
較器5の−へ入力される。よって、比較器5へは+へ2
9V、−へ10.039Vが入力されるので、その出力
は依然HIレベルになり、抵抗36を介してホトカプラ
13のLEDを点灯させ、出力のホトトランジスタはO
Nして5Vをマイコン14へ出力する。もって、マイコ
ン14は(データとして基準電圧10V、抵抗6の2K
Ω、抵抗10の8個の抵抗値がインプットされているの
で、演算して)分圧電圧は10.039Vより高いと判
定する。
【0059】次に、マイコン14が2進数の2を出力し
ている時、ホトカプラ11のLEDは2進数の2に相当
する箇所が点灯し、出力のホトトランジスタも2進数の
2に相当する箇所がONして、抵抗10の128KΩが
アースされる。よって、演算増幅器7は(10V×〔2
KΩ+128KΩ〕/128KΩにより)比較電圧1
0.156Vを出力し、比較器5の−へ入力される。よ
って、比較器5へは+へ29V、−へ10.156Vが
入力されるので、その出力は依然HIレベルになり、抵
抗36を介してホトカプラ13のLEDを点灯させ、出
力のホトトランジスタはONして5Vをマイコン14へ
出力する。もって、マイコン14は分圧電圧は10.1
56Vより高いと判定する。
【0060】次に、マイコン14が2進数の3を出力し
ている時、ホトカプラ11のLEDは2進数の3に相当
する箇所が点灯し、出力のホトトランジスタも2進数の
3に相当する箇所がONして、抵抗10の256KΩと
128KΩがアースされる。よって、演算増幅器7は
(10V×〔2KΩ+85.33KΩ〕/85.33K
Ωにより)比較電圧10.234Vを出力し、比較器5
の−へ入力される。よって、比較器5へは+へ29V、
−へ10.234Vが入力されるので、その出力は依然
HIレベルになり、抵抗36を介してホトカプラ13の
LEDを点灯させ、出力のホトトランジスタはONして
5Vをマイコン14へ出力する。もって、マイコン14
は分圧電圧は10.234Vより高いと判定する。
【0061】同様にして、比較電圧は上昇しマイコン1
4が2進数の255(全出力)を出力している時、ホト
カプラ11のLEDは全箇所が点灯し、出力のホトトラ
ンジスタも全箇所がONして、抵抗10の全抵抗がアー
スされる。よって、演算増幅器7は(10V×〔2KΩ
+1KΩ〕/1KΩにより)比較電圧30Vを出力す
る。よって、比較電圧は平均して0.0784V(〔3
0V−10V〕/255)ずつ上昇する。
【0062】電圧検出は、マイコン14が2進数の24
2(11110010)を出力している時、ホトカプラ
11のLEDは2進数の242の箇所が点灯し、出力の
ホトトランジスタも2進数の242の箇所がONして、
抵抗10の2進数の242に相当する抵抗がアースされ
る。よって、演算増幅器7は(10V+0.0784V
×242により)比較電圧28.973Vを出力し、比
較器5の−へ入力される。よって、比較器5へは+へ2
9V、−へ28.973Vが入力されるので、その出力
は依然HIレベルになり、抵抗36を介してホトカプラ
13のLEDを点灯させ、出力のホトトランジスタはO
Nして5Vをマイコン14へ出力する。もって、マイコ
ン14は分圧電圧は28.973Vより高いと判定す
る。
【0063】次いで、マイコン14が2進数の243
(11110011)を出力している時、ホトカプラ1
1のLEDは2進数の243の箇所が点灯し、出力のホ
トトランジスタも2進数の243の箇所がONして、抵
抗10の2進数の243に相当する抵抗がアースされ
る。よって、演算増幅器7は(10V+0.0784V
×243により)比較電圧29.05Vを出力し、比較
器5の−へ入力される。よって、比較器5へは+へ29
V、−へ29.05Vが入力されるので、その出力はL
Oレベルに変わり、ホトカプラ13のLEDは点灯せ
ず、出力のホトトランジスタはOFFして5Vはマイコ
ン14へ出力されない。もって、マイコン14は分圧電
圧は29.05Vより低いと判定する。
【0064】以上によりマイコン14は、分圧電圧は2
8.973Vより高く29.05Vより低いと判定し、
よって(データとして分圧比1/10がインプットされ
ているので)走行モータ用バッテリー1の電圧は28
9.73Vより高く290.5Vより低いと判定でき
る。
【0065】マイコン14の演算プログラムを中央値を
採用するようにしておけば、290.11Vを電圧検出
値とする。よって、±0.392V(0.0784V×
10/2)の高い精度で検出できることになる。
【0066】但し、電気ノイズの懸念のある場合には、
適宜抵抗10の抵抗数を減らし(例:2、4、8、1
6、32、64)比較電圧の単位を大きくして耐ノイズ
性を向上させ、逆に電気ノイズの懸念のない場合には、
適宜抵抗10の抵抗数を増やし(例:2、4、8、1
6、32、64、128、256、512)比較電圧の
単位を小さくして更に精度を向上させても良い。
【0067】[請求項3]図2に本発明の第2の実施例
に係る電動コンプレッサー駆動装置回路図を示す。図1
本発明の第1の実施例に係る電動コンプレッサー駆動装
置回路図と比べ、図2本発明の第2の実施例に係る電動
コンプレッサー駆動装置回路図では、ホトカプラ11と
マイコン14の間にカウンタ12が設けられている。各
回路部品の値は上記後者の例と同じである。
【0068】カウンタ12へはマイコン14からクロッ
ク信号が入力され、そのクロック数に対応した2進数で
ホトカプラ11のLEDが点灯する。そして、そのLE
Dに対応したホトトランジスタがONする。
【0069】よって、2進数をマイコン14に代わりカ
ウンタ12が作成しており、マイコン14のプログラム
負担が軽く、且つ出力ポートも少なくできる。
【0070】そして、リセット信号をカウンターへ入力
することで出力がクリアされ、再スタートできるので、
測定範囲を限定して、測定を繰り返すことができる。
【0071】[請求項4]走行モータ用バッテリー1の
電圧が異常高電圧であることは、保護のために速く検出
する必要があり、低電圧、電圧領域の検出は速くなくて
良いとした場合、図1本発明の第1の実施例に係る電動
コンプレッサー駆動装置回路図において、300V以上
かどうかの判定は100μSごとに行い、電圧値の測定
は10mSごとに行うようにマイコン14のプログラム
を設定すれば良い。
【0072】[請求項5]図3に本発明の第3の実施例
に係る電動コンプレッサー駆動装置回路図を示す。図1
本発明の第1の実施例に係る電動コンプレッサー駆動装
置回路図と比べ、図3本発明の第3の実施例に係る電動
コンプレッサー駆動装置回路図では、抵抗10及び(抵
抗17を介して)ホトカプラ11のLEDに、カウンタ
12の出力が接続され、カウンタ12にはクロック発振
器18からクロックが入力されている。ホトカプラ11
のホトトランジスタはマイコン14の入力ポートに接続
されている。各回路部品の値は上記の例と同じである。
【0073】よって、カウンタ12へはクロック発振器
18からクロック信号が入力され、そのクロック数に対
応した2進数で抵抗10が順次アースされる。そして、
その2進数はホトカプラ11を介してマイコン14へも
入力される。もって、マイコン14はホトカプラ13か
らの5Vが0Vに下がった時点の2進数より、上述同様
にして電圧を検出できる。
【0074】但し、ホトカプラ11からの2進数情報
は、D/A変換して、マイコン14の一本のアナログポ
ートへ入力し、ポート数を節約しても良い。
【0075】[請求項6]図4に本発明の第4の実施例
に係る電動コンプレッサー駆動装置回路図を示す。図1
本発明の第1の実施例に係る電動コンプレッサー駆動装
置回路図と比べ、比較器5、演算増幅器7、抵抗8への
電源はスイッチング電源2ではなく、絶縁式スイッチン
グ電源31から供給されている。そして、絶縁式スイッ
チング電源31は電装品用バッテリー16から電源供給
されている。
【0076】よって、比較器5、演算増幅器7、抵抗8
への電源電圧は、回生制動などによる異常な高電圧、加
速時の過負荷などによる異常な低電圧の影響は無く、安
定している。
【0077】[請求項7]図1本発明の第1の実施例に
係る電動コンプレッサー駆動装置回路図において、走行
モータ用バッテリー1の電圧出力が低下し比較器5、演
増幅器7のスイッチング電源2の出力が停止した場合に
おいて、比較器5の出力は停止し、マイコン14に5V
は入力されない。よってマイコン14は、分圧電圧は1
0Vより低いと判定する。よって、フェイルセーフとな
って、誤作動を防止できる。
【0078】[請求項8]図5に本発明の第5の実施例
に係る電圧検出回路ブロック図を示す。
【0079】図1本発明の第1の実施例に係る電動コン
プレッサー駆動装置回路図の電圧検出手段からマイコン
14を除いた回路部分を示している。
【0080】また、基準電圧はツェナーダイオード9の
電圧10Vを抵抗34と変更及び固定可能の抵抗35で
分圧して演算増幅器7の+に入力している。また、比率
変更のために変更する抵抗とは反対側の抵抗6を変更及
び固定可能としている。
【0081】そして、図6回路基板ブロック図に示すよ
うに、回路接続のための端子(a、b、c、d、e、
f)とともに、一体の基板上に設ける。よって、比率変
更のために変更する抵抗10は決っていても、基準電圧
を抵抗35で及び比率を抵抗6で変更することにより、
走行モータ用バッテリー1の測定範囲を変更できるの
で、一体の基板上に設けられた回路基板ブロック33で
各種の走行モータ用バッテリー1、電動コンプレッサー
駆動装置19に対応でき、共通化できる。また、回路接
続のための端子にて回路基板上に実装することにより、
スペースを節約できる。回路接続のための端子(a、
b、c、d、e、f)は絶縁のため、a、b、cとd、
e、fは離して配置している。
【0082】尚、上記実施例に限らず本発明の主旨を満
たす範囲で種々の方法が可能である。また、第一の直流
電圧発生手段として、電気自動車の走行モータ用バッテ
リー1としたが、ガソリンエンジンの自動車に搭載され
た、高電圧を発生させる発電機としても同様である。
【0083】
【発明の効果】請求項1においては、第一の直流電圧を
分圧した分圧電圧と、比較電圧を調節しつつ、比較演算
することにより、第一の直流電圧の値そのものを読み取
ることができるので、高電圧検出回路、低電圧検出回
路、電圧領域検出回路など多くの回路は不要であり、回
路スペース、部品数、発熱を小さくできる。
【0084】また、精度良く、広い電圧範囲で、電圧に
応じて波形を変更し、過励磁、不足励磁に原因する電流
増加を防止できる。
【0085】一方、第一の直流電圧の値そのものを読み
取ることができるので、第一の直流電圧の電源からの電
流を測定して、消費電力を正確に算出することができ
る。第一の直流電圧の値を制御回路を介し、コントロー
ラへ出力するなどして活用することも可能である。
【0086】また、分圧電圧、(比較回路、電圧増幅回
路の電源電圧を大きめにして)比較電圧を大きめに設定
することで、電圧検出手段の作動を電気ノイズに強くで
き、電気ノイズの多い電動コンプレッサー駆動装置の電
圧検出手段として適切である。
【0087】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0088】請求項2においては、請求項1の手段にお
いて、電圧増幅回路のゲイン調節は2ケの抵抗値の比率
を変更することで調節するので、一方の抵抗値を変更す
れば、ゲインを調節できる。また、その一方の抵抗値
は、2ケ以上の、2の乗数で定まる抵抗値の抵抗を、選
定及び並列接続にすることで変更する。よって、2の乗
数で定まる抵抗値の抵抗を2ケ以上、多い程、2ケの抵
抗値の比率変更を細かくできる。そして、その細かさ
は、2の(抵抗の個数)乗で細かくなる。
【0089】よって、第一の直流電圧の値そのものの読
み取り精度を、抵抗の個数のみを増すことで、2の乗数
倍に上げることができるので、回路スペースを特に必要
とせず、精度良く測定できる。
【0090】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0091】請求項3においては、請求項2の手段にお
いて、クロック信号を入力することで順次、並列に桁を
並べて2進数を出力するカウンターを用い、当該カウン
ターの出力を前記各抵抗に接続して、抵抗値変更を行
う。よって、カウンターへクロック信号を入力するのみ
で、抵抗値の比率がクロックごとに順次変化(上昇もし
くは下降)するので、抵抗の個数分だけの選定及び並列
接続はする必要がなく(カウンターが行う)、演算回路
の出力端子は少なくて良く、また作動プログラムも簡単
になる。
【0092】そして、常時第一の直流電圧の値を読み取
るために、測定ごとにリセット信号をカウンターへ入力
することで出力がクリアされ、再度測定できる。
【0093】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0094】請求項4においては、請求項1の手段にお
いて、演算回路での比較演算は、電圧増幅回路のゲイン
を調節する範囲を限定し、電動コンプレッサー駆動装置
内の回路保護、電動コンプレッサー保護のために必要と
なる必要最大の所定時間間隔で行う。回路保護のために
は、短い時間間隔の方が良いが、長い時間間隔で良いも
のもある。よって、第一の直流電圧の測定範囲を必要に
応じて限定して測定を速くし、遅くて良い範囲は間欠し
て行うことにより、測定速度と測定範囲を確保できる。
【0095】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0096】請求項5においては、請求項1の手段と同
様に、第一の直流電圧を分圧した分圧電圧と、比較電圧
を調節しつつ、比較演算することにより、第一の直流電
圧の値そのものを読み取ることができる。
【0097】更には、ゲイン調節は自動的に変化するよ
うにして、演算回路は当該ゲイン及び比較結果をホトカ
プラで絶縁した状態で検出可能としているので、演算回
路は比較結果の反転する時のゲインと、所定の基準電圧
とにより比較電圧を演算でき、更にこの比較電圧を分圧
比で除する演算を行うことにより、第一の直流電圧を知
ることができる。もって、演算回路の出力端子は不要
で、作動プログラムも簡単になる。
【0098】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0099】請求項6においては、請求項1、5の手段
において、比較回路、電圧増幅回路の電源は、第二の直
流電圧発生手段から電気絶縁された状態で供給するの
で、第一の直流電圧は走行モータ用、もしくは発電機出
力であるため変動が大きいが、異常な高電圧であった場
合においては、即座に(第一の直流電圧遮断等の)回路
保護手段などで対応できる。また、異常な低電圧であっ
た場合においては、(第一の直流電圧発生手段から比較
回路、電圧増幅回路へ電源供給されていると、その電源
が不安定で比較回路、電圧増幅回路が、正常に作動しな
いことがありうるが)第二の直流電圧発生手段から供給
されておれば、正常に作動する。
【0100】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0101】請求項7においては、請求項1、5の手段
において、比較結果はホトカプラで伝達されるため、そ
の極性は+、−いずれにも設定できるが、第一の直流電
圧発生手段の出力が低下し比較回路、電圧増幅回路の電
源が停止した場合においては、第一の直流電圧発生手段
の出力が低いことを示すように出力するので、フェイル
セーフとなって、誤作動することなく安全である。
【0102】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【0103】請求項8においては、請求項1、5の手段
において、所定の基準電圧及び比率変更のために変更す
る抵抗とは反対側の抵抗値を変更及び固定可能とし、電
圧検出手段から演算回路を除いた回路部分を、回路接続
のための端子とともに、一体の基板上に設ける。よっ
て、基準電圧及び反対側の抵抗値を変更することによ
り、第一の直流電圧の測定範囲を変更できるので、一体
の基板上に設けられた回路ブロックで各種の第一の直流
電圧発生手段、電動コンプレッサー駆動装置に対応で
き、共通化できる。また、回路接続のための端子にて回
路基板上に実装することにより、スペースを節約でき
る。
【0104】従って、回路スペース、部品数、発熱を抑
え、モータ駆動用電源電圧に広範囲に対応できる自動車
用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置回路図
【図2】本発明の第2の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置回路図
【図3】本発明の第3の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置回路図
【図4】本発明の第4の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置回路図
【図5】本発明の第5の実施例に係る電圧検出回路ブロ
ック図
【図6】回路基板斜視図
【図7】従来の電動コンプレッサー駆動装置ブロック図
【図8】従来の電圧検出回路図
【図9】モータ駆動電圧波形図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の直流電圧発生手段と、第一の直流電
    圧発生手段とは電気絶縁された第二の直流電圧発生手段
    とを備えた自動車に搭載され、第一の直流電圧を第一の
    直流電圧から電気絶縁された状態で検出する電圧検出手
    段を備え、第一の直流電圧発生手段から電力を供給さ
    れ、空調用の電動コンプレッサーを駆動する自動車用電
    動コンプレッサー駆動装置において、電圧検出手段は、
    第一の直流電圧を分圧した分圧電圧と調節可能な比較電
    圧とを比較回路で比較し、当該比較電圧と比較結果から
    電気絶縁された演算回路にて演算することにより、第一
    の直流電圧を検出可能であり、当該比較電圧はホトカプ
    ラで絶縁した状態で、所定の基準電圧を増幅する電圧増
    幅回路のゲインを調節することで調節可能とし、当該比
    較結果はホトカプラで絶縁した状態で検出可能としたこ
    とを特徴とする自動車用電動コンプレッサー駆動装置。
  2. 【請求項2】電圧増幅回路のゲイン調節は2ケの抵抗値
    の比率を変更することで調節し、当該抵抗値の比率変更
    は一方の抵抗値で変更し、当該抵抗値変更は2ケ以上の
    抵抗の選定及び並列接続にすることで変更し、当該2ケ
    以上の抵抗の抵抗値は2の乗数で定まる値であることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用電動コンプレッサー
    駆動装置。
  3. 【請求項3】2ケ以上の抵抗の選定及び並列接続にする
    ことによる抵抗値変更は、クロック信号を入力すること
    で順次、並列に桁を並べて2進数を出力し、リセット信
    号を入力することで出力がクリアされるカウンターを用
    い、当該カウンターの出力で行うことを特徴とする請求
    項2記載の自動車用電動コンプレッサー駆動装置。
  4. 【請求項4】演算回路での比較演算は、電圧増幅回路の
    ゲインを調節する範囲を限定し、電動コンプレッサー駆
    動装置内の回路保護、電動コンプレッサー保護のために
    必要となる所定時間間隔で行うことを特徴とする請求項
    1記載の自動車用電動コンプレッサー駆動装置。
  5. 【請求項5】第一の直流電圧発生手段と、第一の直流電
    圧発生手段とは電気絶縁された第二の直流電圧発生手段
    とを備えた自動車に搭載され、第一の直流電圧を第一の
    直流電圧から電気絶縁された状態で検出する電圧検出手
    段を備え、第一の直流電圧発生手段から電力を供給さ
    れ、空調用の電動コンプレッサーを駆動する自動車用電
    動コンプレッサー駆動装置において、電圧検出手段は、
    第一の直流電圧を分圧した分圧電圧と、調節可能な比較
    電圧とを電気絶縁された演算回路にて比較演算すること
    により、第一の直流電圧を検出可能とし、当該比較電圧
    は所定の基準電圧を増幅する電圧増幅回路のゲインを調
    節することで調節可能であって自動的に変化し、当該ゲ
    イン及び比較結果はホトカプラで絶縁した状態で検出可
    能であることを特徴とする自動車用電動コンプレッサー
    駆動装置。
  6. 【請求項6】比較回路、電圧増幅回路の電源は、第二の
    直流電圧発生手段から電気絶縁された状態で、供給され
    ることを特徴とする請求項1または請求項5記載の自動
    車用電動コンプレッサー駆動装置。
  7. 【請求項7】第一の直流電圧発生手段の出力が低下し比
    較回路、電圧増幅回路の電源が停止した場合において、
    第一の直流電圧の分圧電圧と比較電圧との比較結果は、
    第一の直流電圧発生手段の出力が0を示すように出力さ
    れることを特徴とする請求項1または請求項5記載の自
    動車用電動コンプレッサー駆動装置。
  8. 【請求項8】所定の基準電圧及び比率変更のために変更
    する抵抗と反対側の抵抗値を変更及び固定可能とし、電
    圧検出手段から演算回路を除いた回路部分を、回路接続
    のための端子とともに、一体の基板上に設けたことを特
    徴とする請求項1、請求項2及び請求項5のいずれかに
    記載の自動車用電動コンプレッサー駆動装置。
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